【CP・SS・閲覧注意】ウタがルフィを襲う話

[1 1 23/01/21(土) 20:54:51]

最近、私はおかしい。

同じ船に乗っている幼馴染の、見慣れた顔を見るだけで。
なんてことない会話をするだけで。
触れ合っているだけで。

どうしようもなく、ドキドキしてしまうのだ。

…

[2 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 20:55:20]

期待

[3 1 23/01/21(土) 20:57:54]

ルフィ相手にこんな気持ちになるなんて…おかしいよ！
ひょっとしたら、エレジアでのアレコレが原因かも…

この感情は、なんとか忘れてしまおう。
こんなこと…誰にも言えないし。

そう決意を固める。

[4 1 23/01/21(土) 20:59:10]

「ルフィ！今日の勝負はチキンレースだよ！」

「おう！負けねェぞ！」

「私が勝つに決まってるでしょ！」

「何だと！」

「あっはっは！よ～い、「３，２，１！」」

むしゃむしゃ！もぐもぐ！

[5 1 23/01/21(土) 21:05:37]

「はい、ジュースあげる♪」

「うわ！ありがとう！」

バカめルフィ！毎度、同じ手に引っかかっちゃって！かわいい！
これで私の勝…

ドクン。

あれ？ルフィって、こんなに。
向けられた笑顔に見惚れ、手の動きが止まる。

[6 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:07:27]

[7 1 23/01/21(土) 21:08:54]

「んぐっ、んぐっ…ぷはーっ！もぐっ、もぐっ！もっきゅもっきゅ…
　ごちそうさまー！おれの勝ちだ！」

「あ」

ぼーっと見つめているうちにルフィが食べ終わってしまう。
私の負けだ。

「ウタ、どうかしたか？手ェ止まってたぞ？」

「ぐぎぎ…！何でもない！」ﾌﾟｲｯ

「んー？」

「フンッ！」ｽﾀｽﾀ

「？」

[8 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:12:41]

>>6

相変わらず早いなこの幼馴染気ぶりマリモ…

[9 1 23/01/21(土) 21:15:31]

「あ～！う～！」

船首にどっかり腰を下ろし、一人呻き声を上げる。
（この向日葵の船首は良いセンスだと思う）

ダメだ。ルフィと勝負の最中だったのに…！
例の気持ちが昂って、逃げ出すように距離をとってしまった。
「変な奴」って思われてるかなぁ…

身体全体が熱を帯びていて、自分の頬が赤くなっているのが分かる。

…
少し前から、どんどん抑えが利かなくなっている気がする。
まるで自分の感情じゃないみたいに、コントロールできない。

何？この気持ちって、いったい何なの！

[10 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:20:10]

!

[11 1 23/01/21(土) 21:20:12]

「ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染
ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染
ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染…」

ブツブツ繰り返して、心の鎮静化を図る。
傍から見ると、（そして自分から見ても）完全にアブナイ人だ。

「ふーっ…」

ようやく気分が落ち着いてきた。
心を整理しよう。

[12 1 23/01/21(土) 21:26:02]

「ルフィは…」

「おーいウター」ﾄﾝﾄﾝ

「ッ！？」ﾋﾞｸｯ

振り返ると、目の前にルフィ。
ちょっと待って。もう少し冷静になる時間がほしい…！

「そこ、おれの特等席だぞ！」

「あ、あー、そっか、どくよ」

「いや、別にいいぞ」ﾖｯｺｲｼｮ

「えっ」

狭い船首のスペースに、ルフィが座る。
肩が触れ合う距離だ。今の私には、とてもじゃないが近すぎる。

[13 1 23/01/21(土) 21:30:42]

「…」

収まったはずの熱が、再び鎌首をもたげる。
離れないとマズい…けれど、今更逃げるのも気が引ける。仕方ない。

「…何、ルフィ。」

「お前、大丈夫か。最近、なんかあったか？」

「…何でもないよ」

「顔逸らすなよ～」ｸﾞｲ

「近い！近いってルフィ！今触らないで！」

心臓がバクバク叫んで、思考が急加速している。
ダメ。これは良くない！

[14 1 23/01/21(土) 21:35:41]

「なんつーかよ…お前、変じゃねェか？」

変。そう。そうなんだよ、ルフィ。アンタのことでね！
肯定したくなるが、隠したいという思いがそれを上回る。

「うーん、そう？」

平気な風を装い、すっとぼける。
我ながら下手な演技だ。

「しょっちゅうボーっとしてるし、
　その、ハグとかもしたがらねェし…」

…ハグなんてしたら我慢できなくなっちゃうからだよ。

「へー、ルフィは、私のこと変な奴だと思うんだ」

「いや、そうじゃねェけど…」

[15 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:38:27]

アカンこんなの気ぶっちゃうよ〜

[16 1 23/01/21(土) 21:42:56]

「…アンタは、私に正直でいてほしい？」

つい気になって、尋ねてしまう。

「お前が、誰かに噓つかなきゃいけねェのは、いやだ！」

「…」

「なんか抱え込んでるなら、教えろ！
　おれ、ウタのことなら、何でも受け止めるからよ！」

ルフィが眩しい笑顔をこちらに向ける。

[17 1 23/01/21(土) 21:46:24]

「…生意気」

「ししし！」

人の気も知らないくせに…
じわり。
ルフィの言葉に、私の奥にある何かが安心感を覚えてしまう。

良いんだろうか。
この気持ちに正直になってしまっても。
熱に浮かされたまま、「好き」に流されてしまっても…

[18 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:48:02]

>>17

いいぞ！いけ！

[19 1 23/01/21(土) 21:49:54]

そっと、ルフィの身体に腕を回す。
ほしい。今すぐにでも、ルフィが。

「ね、ルフィ」

波の音が響く。
全身の血液が沸騰しているかのような高揚。
脳が興奮のあまりバカになっちゃってるのかな。

「私、アンタのこと、が…」

「ウタ？」

このまま…

[20 1 23/01/21(土) 21:51:04]

「おーい、ルフィ！ウタ！」

「「！」」ﾋﾞｸｯ

私達を呼ぶウソップの声で、正気に還る。

「サンジがメシできたってよ！」

「おーう！すぐ行く！」

「…」

[21 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:53:03]

ウソップお前船降りろ

[22 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:55:14]

>>21

さすがに船降りろは可哀想だから…せめて鼻を折るぐらいで許してあげて

[23 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 21:55:29]

腹も切れ

[24 1 23/01/21(土) 21:57:44]

「よし、じゃ、行こっか！」

「話はいいのか？」

「う、ん。やっぱり、もうちょっと自分で考えてみるよ！」

「そうか！まァ、お前がそう決めたなら、何も言わねェ。
またなんかあったら話してくれ！」

「ありがと、ルフィ！
　心の整理がついたら、私の方から話すよ！」

笑顔をルフィに向けながらも、
頭の中では色んな考えがグルグル渦巻いていた。

[25 1 23/01/21(土) 21:58:37]

彼女に聞こえないように、ルフィは呟く。

「いや。ウタがおれのこと、そんな目で見るわけねェ…」

[26 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:01:36]

両想いを諦めるなと…何度言ったら分かるんだ！

[27 1 23/01/21(土) 22:02:46]

それからしばらく、私は一人で考え続けた。

ご飯を食べている時も。
歌を書いている時も。
見張りをしている時も。
お風呂に入っている時も。
ストレッチをしている時も。
ボイストレーニングの時も。
夜食をつまみ食いする時も。
寝床の中でも。

どうすればいいのか、考え続けた。

[28 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:03:34]

夜食をつまみ食いする時も。


なにやってんだおまえェ！

[29 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:04:31]

>>27

不要な工程が入ってますね…

[30 1 23/01/21(土) 22:05:39]

ルフィに近づくと思考回路がショートしてしまうから、
寂しいけれど、極力ルフィとは離れながらだ。

考えに考えて。この衝動を抑えようとして。

なのに。
じわりじわりと。この想いは強く、離れがたくなっていって…

[31 1 23/01/21(土) 22:08:10]

「…」

「どうしたルフィ」

「なあゾロ…おれ、ウタに嫌われるようなことしたか…？」

「何言ってやがる」

「もしかしたら、ウタはおれのこと嫌いになったのかもしれねェ」

「んな訳ねェだろ…」

「でもよ」

「はぁ…向こうから話すって言われたんなら、
お前はドンと構えてりゃ良いだろうが。しっかりしろ！」

「…！そうだよな」

[32 1 23/01/21(土) 22:09:03]

食堂のテーブルにて。

「ウタ、アンタねぇ…この話も何回目？」

「私は、どうしてこんな気持ちになってるの？」

「それは、アンタがルフィのことが好きだからでしょ」

「ルフィのことは好きだけど、それは、こういう形じゃないよ」

「それは今まで、そういう気持ちにならなかったってだけでしょ？」

「ルフィは大事な幼馴染なの。そんなこと、するのは…」

「好きで好きでたまらないくせに～」ｸｽｸｽ

「それは、そうだけどっ…！」

[33 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:10:37]

ナミさんいつも恋愛相談されてるな

[34 1 23/01/21(土) 22:11:25]

「ルフィも、“ウタに噓は吐いてほしくない”ってさ」

「う…」

「好きなら、好きでいいでしょ。今抱いてる気持ちがホンモノじゃないの？」

「そう…なのかな」

「伝えればいいじゃない。好きだって。愛してるって」

「分からない。私、自分がどう思ってるのか、分からないの」

「アンタはどうしたいの？」

「…」

「焦れったい」

[35 1 23/01/21(土) 22:14:49]

「ルフィと…一緒にいたい。恋人…に、なりたい」

「じゃあ、正直になるの」

「…」

―

「…分かった。ルフィに告白する」

ルフィと、幸せになりたいから。

[36 1 23/01/21(土) 22:15:15]

一人ぼっちには、飽き飽きなの。繋がっていたいの。
純真無垢なまま、loud out…

[37 1 23/01/21(土) 22:17:48]

そして、いよいよ決行の日。

「ごめんね、ルフィ。急に呼び出したりして」

「おう。別にいいけどよ。なんでここなんだ？」

「他のみんなには聞かれたくないこともあるの！」

”二人っきりになりたい”ということで…クルーのみんなには、席を外してもらった。
場所は、私達の部屋だ。

「前にさ、しばらく自分で考えてみるっていったじゃん。
　アレ、伝える決心がついたからさ」

「…そうか」

[38 1 23/01/21(土) 22:20:05]

「え、えーっと、」

ルフィと二人きりという状況も相まって、ドキドキしてきた。
落ち着け、私。数を数えて落ち着くんだ…

「笑わないでね？」

「お前が真剣なのに笑う訳ねェだろ」

胸の前でぎゅっと手を握り締める。
だいじょうぶ。

「私」

きっと、いける。

「アンタのことが…好き」

[39 1 23/01/21(土) 22:21:00]

「友だちとか…そういうのじゃなくて。
アンタを、女の子として好き。特別な関係になりたい」

ルフィがポカンと口を開ける。

「最近、アンタのことしか考えられなくって、
　変な目で見ちゃってて…」

受け入れてくれるだろうか。

「恋人として、ずっと一緒にいたいの」

こんな、私だけど。

「ルフィは、どうかな…」

[40 1 23/01/21(土) 22:22:19]

「ウタ」

「うん」

「すっげー驚いた。そういう方向の話だと思わなくてよ」

「そっか」

「でも、それ以上に、すっげー嬉しい！」

「…！」

心が強く弾み、身体から力が抜ける。

[41 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:24:30]

久々のルウタSSが身体に染みる…ﾎﾟﾛｯ

[42 1 23/01/21(土) 22:25:07]

「お前がそう言ってくれるんなら、おれは応えてェ！」

そう言ってくれることが嬉しくて。

「ウタ！」

彼のことしか頭になくて。

「おれと、一緒にいてくれ！」

「～！ルフィ！」

我慢できず、彼に抱き着いた。

[43 1 23/01/21(土) 22:25:52]

「あはっ！あはは！」

「ししし！」

ルフィが私を抱き止めてくれる。

「好き！好きだよルフィ！」

「おれもだ！」

夢じゃないかなってくらい幸せで。
死んじゃうくらい好きで好きでたまらなくって。
私達は強く、強く、抱き合っていた。

「ねえルフィ」

「なんだ？」

とびっきりの笑顔で、伝える。

「ずっと一緒だよ！」

END

[44 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:29:19]

うおおおおおおお　

[45 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:33:35]

あ～脳が回復する～

[46 1 23/01/21(土) 22:34:01]

「思ってたのと違う！」ってなった方すみません
色々考えた結果こういうものになりました…本当にごめんなさい

[47 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:35:09]

確かに襲う要素は？ってなっあが良い純愛だったのでおっけーです

[48 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:36:43]

こまけーこたあいいんだよ！
幸せになりなウタァ

[49 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:40:21]

いいのだ！
純愛ルウタが幸せならこれでいいのだ！

[50 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:41:46]

この後襲えば良いんだしな！

[51 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:45:13]

やはりルウタは純粋な恋愛が一番ですよ

[52 1 23/01/21(土) 22:55:12]

本当にごめんなさい…










本編始まります

[53 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:56:05]

え？

[54 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:56:10]

パンツぬいだ

[55 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:57:02]

は？

[56 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:57:15]

！！

[57 1 23/01/21(土) 22:57:37]

最近、私はオカシイ。

同じ船に乗っている幼馴染の、見慣れた顔を見るだけで。
なんてことない会話をするだけで。
触れ合っているだけで。

どうしようもなく、ドキドキしてしまうのだ。

…”ルフィを殺したい”って。

[58 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:58:15]

え？

[59 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:58:28]

>>52何だよ！！最高にワクワクさせてくれるじゃないの！！！このおませさん！！！

[60 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:59:08]

わお

[61 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 22:59:39]

ほう…ここから本番k

"殺したい"

えっ

[62 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:00:00]

パンツはいたが良さそうだな

[63 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:00:07]

とりあえずパンツ履くわ

[64 1 23/01/21(土) 23:00:11]

ぐちゃぐちゃにしたい。
切り刻みたい。
溺れさせたい。

殺して、愛して、私のものにしてしまいたい。

なんで？どうして？
ルフィ相手にこんな気持ちになるなんて…オカシイよ！
ひょっとしたら、エレジアでのアレコレが原因かも…

この感情は、なんとか忘れてしまおう。
こんなこと…誰にも言えないし。

そう決意を固める。

[65 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:00:53]

むしろ脱いだ

[66 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:01:47]

あーでもなんかわかる
俺も身近な人達にそういう感情湧くわ

[67 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:02:54]

>>66

ネタだろうけど病院行った方がいい　というかいけ

[68 1 23/01/21(土) 23:03:14]

ということで、

トットムジカと融合していた後遺症で、
愛情表現が「相手を殺すこと」になってしまったウタがルフィを襲うSS、始まります。

ていうか、上で見て頂いたものがそうです。

[69 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:04:52]

「死んじゃうくらい好きで好きでたまんなくって」
あ……

[70 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:04:53]

殺したいほど愛してるってことですね

素晴らしい

[71 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:05:05]

ハッピーエンドから地獄に叩き落とすとはやりおる…

[72 1 23/01/21(土) 23:05:17]

忘れないと。忘れないと。忘れないと。
いつも通りに！いつも通り！

「ルフィ！今日の勝負はチキンレースだよ！」

「おう！負けねェぞ！」

「私が勝つに決まってるでしょ！」

「何だと！」

「あっはっは！よ～い、「３，２，１！」」

むしゃむしゃ！もぐもぐ！

[73 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:07:59]

大丈夫だ
きっとルフィならその愛情表現も生きたまま受け止めてくれるから
ハッピーエンドじゃなかったらおれは天竜人になる

[74 1 23/01/21(土) 23:08:00]

「はい、ジュースあげる♪」

「うわ！ありがとう！」

バカめルフィ！毎度、同じ手に引っかかっちゃって！かわいい！
これで私の勝…

ドクン。

あれ？ルフィって、こんなに。



こんなに…簡単に、騙せちゃうんだ。
向けられた笑顔に見惚れ、手の動きが止まる

[75 1 23/01/21(土) 23:10:48]

「んぐっ、んぐっ…ぷはーっ！もぐっ、もぐっ！もっきゅもっきゅ…
　ごちそうさまー！おれの勝ちだ！」

「あ」

ぼーっと見つめているうちにルフィが食べ終わってしまう。
私の負けだ。

でも、今はそんなこと、どうでもいい。
何？私は今、何を考えた？

「ウタ、どうかしたか？手ェ止まってたぞ？」

「ぐぎぎ…！何でもない！」

「んー？」

「フンッ！」

「？」

[76 1 23/01/21(土) 23:13:48]

「あ～！う～！」

船首にどっかり腰を下ろし、一人呻き声を上げる。

ダメだ。ルフィと勝負の最中だったのに…！
“殺したい”気持ちが昂って、逃げ出すように距離をとってしまった。
「変な奴」って思われてるかなぁ…

身体全体が熱を帯びていて、自分の頬が赤くなっているのが分かる。
こんなことで！こんなことで！
ダメなのに。
自分が興奮してしまっている事実から眼を逸らすことはできない。

少し前から、どんどん抑えが利かなくなっている気がする。
まるで自分の感情じゃないみたいに、コントロールできない。

何？この気持ちって、いったい何なの！

[77 1 23/01/21(土) 23:19:14]

「ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染
ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染
ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染ルフィは大事な幼馴染…」

ブツブツ繰り返して、心の鎮静化を図る。
他の誰にとっても、私自身にとっても、今の私は…
危険な存在だ。

「ふーっ…」

ようやく気分が落ち着いてきた。
心を整理しよう。

私は今、ルフィへの殺人衝動に襲われている。原因は不明。
相談は…できない。話せるわけ、ない。
私の中で、ナニカが。私に、喋らせまいと。身を任せろ、と。囁いている。

[78 1 23/01/21(土) 23:19:40]

「ルフィは…」

気づいていないだろう。何か察したとしても…

「おーいウター」ﾄﾝﾄﾝ

「ッ！？」ﾋﾞｸｯ

振り返ると、目の前にルフィ。
ちょっと待って。もう少し冷静になる時間がほしい…！

「そこ、おれの特等席だぞ！」

「あ、あー、そっか、どくよ」

ルフィの傍にいるのは、良くない。

「いや、別にいいぞ」ﾖｯｺｲｼｮ

「えっ」

狭い船首のスペースに、ルフィが座る。
肩が触れ合う距離だ。今の私には、とてもじゃないが近すぎる。

[79 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:22:12]

いや最初のやつとの落差ァ！？

[80 1 23/01/21(土) 23:23:38]

「…」

収まったはずの熱が、再び鎌首をもたげる。
離れないとマズい…けれど、今更逃げるのも気が引ける。仕方ない。

「…何、ルフィ。」

「お前、大丈夫か。最近、なんかあったか？」

「…何でもないよ」

「顔逸らすなよ～」ｸﾞｲ

「近い！近いってルフィ！今触らないで！」

心臓がバクバク叫んで、思考が急加速している。
殺せ。殺せ。殺せ。
いーじゃん。気持ち良くなっちゃえば。

ダメ。これは良くない！

[81 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:26:21]

なんか、こう、凄い性癖に刺さるものがある

[82 1 23/01/21(土) 23:27:40]

「なんつーかよ…お前、変じゃねェか？」

変。そう。そうなんだよ、ルフィ。アンタのことで。
打ち明けたい、話したい…そんな必死の願いが、
ドロドロの感情に塗り潰される。
騙しちゃおう。この感情のまま、どこまでもいこ？

「うーん、そう？」

平気な風を装い、すっとぼける。
我ながら下手な演技だ。
でも、それでいい。だって、ルフィは…アハハ。

「しょっちゅうボーっとしてるし、
　その、ハグとかもしたがらねェし…」

…ハグなんてしたら我慢できなくなっちゃうからだよ。
でも、傷つくなぁ。

「へー、ルフィは、私のこと変な奴だと思うんだ」

「いや、そうじゃねェけど…」

ルフィには、この気持ちが分からないかな。

[83 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:29:31]

まさかこんなことになるとは･･･

[84 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:31:03]

前半の甘いのがこちらの布石だったなんて…
おれは船に帰って寝るよ…(嘘)

[85 1 23/01/21(土) 23:31:06]

「…アンタは、私に正直でいてほしい？」

この気持ちに。私自身の感情に…
つい気になって、尋ねてしまう。

「お前が、誰かに噓つかなきゃいけねェのは、いやだ！」

「…」

あは。やっぱり。
そうだよね？アンタは、自由が大好きだから―

「なんか抱え込んでるなら、教えろ！
　おれ、ウタのことなら、何でも受け止めるからよ！」

ルフィが眩しい笑顔をこちらに向ける。

[86 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:34:58]

ナミに相談する時どうなるんや

[87 1 23/01/21(土) 23:35:33]

「…生意気」

「ししし！」

人の気も知らないくせに…
今、アンタのせいでどうしようもなくドキドキしちゃってるのに。
そんな、無防備な姿で。誘ってるの？ルフィ。

じわり。
ルフィの言葉に、私の奥にあるナニカが安心感を覚えてしまう。

気づいてしまった。
ルフィは、私を疑えない。

心が読めようが。怪しい、と思おうが。
私が「気づいてほしくない」と示せば。
―踏み入ってこない。

かすかな理性すら、薄れてゆく。
良いんだろうか。
この気持ちに正直になってしまっても。
熱に浮かされたまま、「好き」に流されてしまっても…

[88 1 23/01/21(土) 23:39:04]

そっと、ルフィの身体に腕を回す。
ほしい。今すぐにでも、ルフィが。
そのためには、どうすればいいか、知っている。

殺して。混ざり合って。支配して。グズグズに溶けて…ああ。

「ね、ルフィ」

波の音が響く。少し、体重を偏らせるだけだ。
それだけで、二人共、海の底へいける。

全身の血液が沸騰しているかのような高揚。
脳が興奮のあまりバカになっちゃってるのかな。

「私、アンタのこと、が…」

「ウタ？」

このまま…

一緒に

いこう？

[89 1 23/01/21(土) 23:39:34]

「おーい、ルフィ！ウタ！」

[91 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:46:09]

は、ハッピーエンド(心中)になるれすよね？

[92 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:46:29]

>>90

名前に1ついたままにしてただけの別人です！(すみません)

ウソップの鼻は折らなくて良いのかもしれないって書いてたのですが自分の鼻折っておきます

続き楽しみに待ってます

[93 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:47:28]

えーと…これは上と同じ話で実はこうでしたってやつで合ってます？

[94 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:48:44]

>>93

まだ早い

[95 二次元好きの匿名さん 23/01/21(土) 23:49:21]

そんな意味が解ると怖い話みたいな……みたいな…

[96 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 06:43:13]

保守

[97 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 10:20:53]

さあどうなる

[98 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 10:37:03]

どこまでウタを蝕むつもりだクソ楽譜ゥ！！！

[99 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 19:46:30]

は、ハッピーエンドで終わりますよね…？

[100 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 19:59:52]

無理してハッピーエンドじゃなくても良いぞ
スレ主の書きたいように書くのが一番なんで

[101 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 20:01:38]

上の文と見比べるとうわ…ってなる

[102 1 23/01/22(日) 20:52:28]

「「！」」ﾋﾞｸｯ

私達を呼ぶウソップの声で、正気に還る。
頭にまとわりついていた異常な熱は冷や水を被せられたように引いていく。

「サンジがメシできたってよ！」

「おーう！すぐ行く！」

「…」

呆然。
私。今…今…

[103 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 21:00:36]

一つで2度美味しいスレだな

[104 1 23/01/22(日) 21:02:04]

「よし、じゃ、行こっか！」

平静を取り繕うが、喉からは乾いた音が出る。

「話はいいのか？」

「う、ん。やっぱり、もうちょっと自分で考えてみるよ！」

「そうか！まァ、お前がそう決めたなら、何も言わねェ。
またなんかあったら話してくれ！」

「ありがと、ルフィ！
　心の整理がついたら、私の方から話すよ！」

じわり。

[105 1 23/01/22(日) 21:07:45]

なんで？どうして私、ルフィを殺そうとしたの？

身体がガタガタ震える。
我慢できると、思っていた。でも、たった今。
ルフィのことを大事に思う気持ちも、おぞましい感情にすり替わって…

「へぇ？知らんぷり？」

聴き馴染んだ自分の声で、ナニカが囁く。

「あーあ、惜しかったなあ。もうちょっとだったのに」

「な…何言ってるの。今、ウソップが来なかったら…」

「うまくいったのに。やっぱりルフィ、簡単に騙せたね」

「嫌！なんで？なんで私…笑ってるの！？」

「分かってるくせに。楽しいでしょ？幸せでしょ？」

「噓。知らない…知らない！誰？アンタ、誰？」

「アハハ、アハハ」


じわり。じわり。

[106 1 23/01/22(日) 21:10:35]

自分の見聞色が信じられない。
ウタが、自分へ害意を向けた？あのウタが？

その上、先ほど感じた気配は、殺意に近いもので―

彼女に聞こえないように、ルフィは呟く。

「いや。ウタがおれのこと、そんな目で見るわけねェ…」

[107 1 23/01/22(日) 21:19:02]

それからしばらく、私は一人で考え続けた。

「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」
「殺したい」「ダメ」

どうすればいいのか、考え続けた。

[108 1 23/01/22(日) 21:22:38]

ルフィに近づくと頭がオカシクなって、まともに考えられなくなるから。
寂しいけれど、極力ルフィとは離れながらだ。

考えに考えて。この衝動を抑えようとして。

「殺したい」

なのに。
じわりじわりと。この想いは強く、離れがたくなっていって…

[109 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 21:23:18]

>>106

そういう意味だったのか…

[110 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 21:24:51]

戦犯ウソップかと思ったらゴッドウソップだったでござる

[111 1 23/01/22(日) 21:35:06]

「…」

「どうしたルフィ」

「なあゾロ…おれ、ウタに嫌われるようなことしたか…？」

「何言ってやがる」

「もしかしたら、ウタはおれのこと嫌いになったのかもしれねェ」

「んな訳ねェだろ…」

「でもよ」

「はぁ…向こうから話すって言われたんなら、
お前はドンと構えてりゃ良いだろうが。しっかりしろ！」

「…！そうだよな」

[112 1 23/01/22(日) 21:40:05]

食堂のテーブルで一人、今日も考える。


「ウタ、アンタねぇ…この話も何回目？」

私の心に蠢くナニカは、うんざりしたようにそう呟いた。

「私は、どうしてこんな気持ちになってるの？」

「それは、アンタがルフィのことが好きだからでしょ」

「ルフィのことは好きだけど、それは、こういう形じゃないよ」

「それは今まで、そういう気持ちにならなかったってだけでしょ？」

「ルフィは大事な幼馴染なの。そんなこと、するのは…」

「好きで好きでたまらないくせに～」ｸｽｸｽ

「それは、そうだけどっ…！」

[113 1 23/01/22(日) 21:45:16]

「ルフィも、“ウタに噓は吐いてほしくない”ってさ」

「う…」

「好きなら、好きでいいでしょ。今抱いてる気持ちがホンモノじゃないの？」

「そう…なのかな」

「伝えればいいじゃない。好きだって。愛してるって」

「分からない。私、自分がどう思ってるのか、分からないの」

「アンタはどうしたいの？」

「…」

「焦れったい」

[114 1 23/01/22(日) 21:47:27]

「ルフィと…一緒にいたい。恋人…に、なりたい」

「じゃあ、正直になるの」

「…」

「お利口さん。やっと観念した？」

「…ダメ」

「はぁ？」

「ルフィ、は…体も大事、って思ってるから…！」

「…」

「それは…！」

「…」

「絶対…！ダメなのぉっ…！」

[115 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 21:50:27]

そうか、このシーン話し相手がナミさんだとは一言も書いてねえ！！！

[116 1 23/01/22(日) 21:51:08]

「…ルフィだって、受け入れてくれるよ」

「そんな訳ない！」

「心は生き続けるんだよ？それでいいじゃない」

「ダメ…！」

「そっか。アンタは、嫌なんだね。どうしても」

「…」

「…分かった。ルフィに告白する」

私が。

[117 1 23/01/22(日) 21:54:19]

「…え？」

「そんなに嫌なら、私がやってあげる」

「何…言ってるの…」

「とーっくに、アンタよりも私の方が強いんだよ」

「噓。噓…！」

「理性で、正気で、そんなに苦しむくらいなら」

「嫌…」

「私が“ウタ”でいい」

[118 1 23/01/22(日) 21:57:04]

「アンタは、もういらない」

「待って…待って！」

「待たない。だって、私は」

ルフィと、幸せになりたいから。

[119 1 23/01/22(日) 22:04:28]

「…よし！」

晴れ晴れとした気分で食堂を出る。
こんなに体が軽いのは、いつぶりだろう。

ウキウキしながら、計画を練る。
しくじりたくないから、慎重に、慎重に。
焦っちゃダメだぞ、私！

ここしばらく私を悩ませていた迷いが噓のように消えて、
スキップしたいほど幸福だ。

[120 1 23/01/22(日) 22:08:37]

ルフィ。
ああルフィ。
頭の中が、アンタのことでいっーぱい！

あの眩しいほどに綺麗な夢を、私一人だけのものにしてしまいたい。
徹底的に骨抜きにして、グズグズになるまで夢中にさせたい。
溶けて一つの存在になるまで熱く激しく絡み合いたい。

ちゃんとルフィに伝えよう。
「好きだ」「愛してる」って。
私のやり方で。

一方的でも構わないけれど…
ああ、もし受け入れてくれたら。
それは、きっと…とっても素敵…

[121 1 23/01/22(日) 22:20:03]

何の変哲もないある日。

サニー号に突然、美しい歌声が響き渡る。
―誰一人逃さない、魔性の歌声が。







「それではお聴きください！
なんてね―“ウタカタララバイ”」

“一人ぼっちには、飽き飽きなの。繋がっていたいの。
純真無垢なまま、loud out…

[122 1 23/01/22(日) 22:24:25]

「ごめんね、ルフィ。急に呼び出したりして」

ウタワールドで、陽気に声を掛ける。

「おう。別にいいけどよ。なんでここなんだ？」

「他のみんなには聞かれたくないこともあるの！」

”二人っきりになりたい”ということで…クルーのみんなには、席を外してもらった。
みぃんな、今はコッチでぬいぐるみになっている。

場所は、私達の部屋だ。
いつもの船には、そんなものないけれど…
ほしかったんだ。私とルフィだけの場所が。
これから、ずうっと暮らす、私達の。

「前にさ、しばらく自分で考えてみるっていったじゃん。
　アレ、伝える決心がついたからさ」

「…そうか」

会話をしつつ、現実世界の方でも“準備”を進める。
色々悩んだけど、この殺し方を選ぶことにしたんだ。
…殺され方でもあるけど、ね。

[123 1 23/01/22(日) 22:25:27]

「え、えーっと、」

ルフィと二人きりという状況も相まって、ドキドキしてきた。

落ち着け、私。
ウタワールドに引きずり込んだ人数は…10人。

ルフィ。
ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、
ロビン、フランキー、ブルック、ジンベエ。

全員、コッチにいる。邪魔は、入らない。

ゆっくり、ルフィの肉体を操る。

[124 1 23/01/22(日) 22:27:09]

ルフィの身体が私に馬乗りになったまま、腕を伸ばしてくる。

「笑わないでね？」

もうちょっとで、一つになれる。

「お前が真剣なのに笑う訳ねェだろ」

いざこうなると、何の価値もない肉体とは言え、ちょっと怖いな。
胸の前でぎゅっと手を握り締める。
だいじょうぶ。

「私」

きっと、いける。

「アンタのことが…好き」

私の首を、ルフィの二本の腕が絞め始めた。

[125 1 23/01/22(日) 22:30:04]

ギリギリ。ギリギリギリ。

「友だちとか…そういうのじゃなくて。
アンタを、女の子として好き。特別な関係になりたい」

酸素を求めて、口が勝手にパクパク開いたり閉じたりする。

「最近、アンタのことしか考えられなくって、
　変な目で見ちゃってて…」

ギリギリ。ギリギリギリ。

「恋人として、ずっと一緒にいたいの」

手足がバタバタ動くけれど、ルフィの力は強くって、ピクリとも動かない。

「ルフィは、どうかな…」

ギリギリ。ギリギリギリ。

[126 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:30:18]

ひっ……
さらっと一味全員ぬいぐるみ化ハメできるのやっぱ怖いよ

[127 1 23/01/22(日) 22:32:34]

あのルフィが、私の命を握り締めて、犯して、踏みにじっている
―その感覚にクラクラするほどの興奮を覚える。

「ウタ」

ギリギリ。ギリギリギリ。

「うん」

私が死んだら、ルフィも死んでしまう。コッチからは二度と出られない…
二人の命が繋がっているなんて、ロマンチックでしょ？

「すっげー驚いた。そういう方向の話だと思わなくてよ」

ギリギリ。ギリギリギリ。

「そっか」

身体の動きが、弱々しくなり、視界がぼやけ。

「でも、それ以上に、すっげー嬉しい！」

ギリギリ。ギリギリギリ。

「…！」

ウタワールドにいる“私”の心が強く弾み、
今まで現実、なんて呼んでいた身体から力が抜ける。

やった。

[128 1 23/01/22(日) 22:36:37]

アッチ側の意識が完全に消え、今、この場所だけが本物になる。

[130 1 23/01/22(日) 22:37:25]

「お前がそう言ってくれるんなら、おれは応えてェ！」

そう言ってくれることが嬉しくて。

「ウタ！」

彼のことしか頭になくて。

「おれと、一緒にいてくれ！」

「～！ルフィ！」

我慢できず、彼に抱き着いた。

[131 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:37:46]

＞そういう方向の話だと思わなくてよ

そうだよな　ギンギンに殺意向けられてるはずなのに……

[132 1 23/01/22(日) 22:38:20]

「あはっ！あはは！」

「ししし！」

ルフィが私を抱き止めてくれる。

「好き！好きだよルフィ！」

「おれもだ！」

現実なんて存在しなかったとしても構わないくらい幸せで。
死んじゃうくらい好きで好きでたまらなくって。
私達は強く、強く、抱き合っていた。

「ねえルフィ」

「なんだ？」

とびっきりの笑顔で、伝える。

「ずっと一緒だよ！」

END

[133 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:38:44]

大丈夫だ
ウタがルフィの夢を奪うわけがない

[134 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:39:19]

>>133

ウタなのかなこれ…

[135 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:40:06]

>>134

ウタだけどウタじゃないのかな

[136 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:47:08]

これルフィ気付くのかな

[137 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:48:20]

なんかEとNとDが見えるけど気のせいだよな

[139 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:52:42]

本編が始まってからやばい結末になると察したけど引き込まれて最後まで読んでしまった…
面白かった…

[140 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:53:18]

もうドキドキできないねェ

[143 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:57:19]

ええぞ！！本編入る時のドンデン返しが最高だった！！！！

[144 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:57:43]

周到な曇らせだったな…
いやまあ面白かったけど晴れから曇りってのが何とも…

[146 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 22:59:40]

多分そう遠くない未来で真実発覚して破綻するんだろうなって

[147 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:00:05]

胸糞はREDで十分だっつってんだろ！？
それはそれとして良SSだった…

[150 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:01:36]

ハピエン厨多過ぎてうるせえ…

[152 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:03:43]

スレ主お疲れ様なのだ
まさかの展開でびっくりしたけどよかった

[153 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:06:02]

乙でした
あれこれ注文付けてるのいるけど、スレ主の書きたいように書いて問題ないんであんま気にしなくて良いと思う

[154 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:08:58]

１つの作品を別方向からそれぞれみることで真実がわかって完成する構成がすごかった
人格分裂しちゃうウタちゃんは好物だから…………

[155 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:12:16]

結局ウタを乗っ取った？ウタはトットムジカってことでいいのか？

[156 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:14:23]

素晴らしい！可愛らしいスレ画から繰り広げられるどんでん返し！読んでいてゾクゾクしました　
お疲れ様でございます！

[157 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:15:04]

>>155

トットムジカの影響で生まれた別人格のウタで、ムジカでは無いと思う

[158 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:15:57]

>>151

流石にそこまで要求するのはどうなのよ

[159 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:18:02]

融合していた後遺症のせいでって書いてあるから
負の感情の集合体に長時間触れ過ぎて二重人格？になってしまったって感じじゃないか

[160 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:18:47]

>>158

一々突っ掛かるのも>>151と同じようなもんだぞ

やめとけ

[164 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:23:31]

喧嘩はやめれ

[167 1 23/01/22(日) 23:28:59]

トットムジカが人を襲うのは”寂しい”というのが理由で、
「相手を殺せば、怨念として自分の一部にできる」
という理屈ではないかと考察して書きました

[169 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:30:58]

>>167

なるほどその考えはなかったかもしれん

邪悪な存在っていうイメージしかなかったけどラストのウタのセリフ的にも納得

[170 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:32:05]

>>167

あー、なるほど

負の念の集合体なら殺された人の念も集まってくる→一つになる→一緒になれるもんな

「お前の罪」も取り込んだ念の声なのかもなあ

[171 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:33:36]

>>170

それめっちゃしっくりくるな

殺されたエレジア国民が取り込まれてる…ってコト！？

[173 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:35:08]

>>167

タチの悪いヤンデレみたいになってるが面白い発想やね

ただ闇雲にトットムジカが邪悪扱いされることが多いのにモヤモヤしてたからそういうのもありだと思う

どっちにしろタチが悪いのは変わらんけど

[174 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:35:13]

>>73聖…いいやつだったよ

[176 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:36:37]

>>173

REDでウタが理解を示した存在なのも忘れちゃだめよね

それはそれとして迷惑！

[178 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:38:52]

前置きしてたら味が落ちてたから俺はこれでよかった

[179 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:39:37]

まあ>>68ではっきり説明している以上ハピエン好きならブラバすべきだったに尽きるな

自分的にはめちゃくちゃ好みだった

[180 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:41:05]

>>178

ンマー…不意打ちでやるからこそのネタだよな

[182 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:43:56]

>>46

>>141

も同じ文章なのか！掌の上で転がされた感がすごい。

[185 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:48:40]

CPも閲注もついてるからな…

[186 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:52:00]

>>153でも言われてるけどスレ主のやりたい展開を書いて良いんだし、文句言われる筋合いは一切無いからね

未だにあれこれ言ってるのは通報だけしとけばええ

[187 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:52:56]

ウソップの妨害が実はファインプレーだったり
ウタが実はナミと話してるわけじゃなかったり
ルフィの発言の真意が変わったり
そういう工夫について語った方がいいと思うんすがね…

[189 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:54:36]

>>187

画像違うだけで全く同じ文のとこもあるのよな（特に最後）

印象全然違う

[190 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:54:50]

叙述トリックとはな…

[191 二次元好きの匿名さん 23/01/22(日) 23:56:24]

ルフィの発言の部分がよくある鈍感系かと思ってたら普通に「そっちかぁ……」って感心しちゃったよ

[196 二次元好きの匿名さん 23/01/23(月) 00:00:56]

殺して一緒になりたい
でも自分はトットムジカではない
殺したら終わり。それは嫌だ
そうだ、自分を殺してもらって一緒になろう

[197 二次元好きの匿名さん 23/01/23(月) 00:01:03]

>>187

上のやつ見返したら伏線がギッチギチでダメだった

いやマジですげえな…

文才をこんな事に使うな！（賞賛）