- 1二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:28:28
- 2二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:29:28
dice1d89=66 (66)
- 3二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:30:43
- 4二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:31:10
dice1d89=46 (46)
知ってる子じゃなきゃ出来ねぇ……頼むよ
- 5二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 13:38:48
- 6二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 15:06:54
- 7二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 15:08:16
出してぇぇぇ!
- 8二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 15:58:29
- 9二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 15:59:01
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:00:46
dice1d89=46 (46)
- 11二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:00:47
ゾロ目出したらゾロ目パワーで逃げていいですか?
dice1d89=85 (85)
- 12二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:01:51
とりあえず引いとくか
dice1d89=62 (62)
- 13二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:02:33
- 14二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:11:54
エミュ難度が易しい子がいい…
dice1d89=86 (86)
- 15二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:12:53
とりあえず回すか
dice1d89=77 (77)
- 16二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:13:14
久しぶりにSS描きたいし
やるか!!
dice1d89=58 (58)
- 17二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:14:11
dice1d89=3 (3)
覇王やパリピは嫌だ…覇王やパリピは嫌だ…
- 18二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:14:23
- 19二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:17:30
気が向いたら…
dice1d89=75 (75)
- 20二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:20:47
自分もちゃんと書くスレ主は好感が持てる
dice1d89=5 (5)
- 21二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:22:56
- 22823/01/22(日) 16:31:20
だーかーらー!!>>8
今日のG1レースのパドックは、雰囲気がいつもと違っていた。
G1レースともなれば、出走者はみなそれぞれに輝きをまとっている。自分こそが強いのだと言わんばかりに、顔を上げ、胸を張る。しかし、今日は少し覇気がないように感じる。
それもそのはずだろう。なぜなら今日は、あの二人が出走するのだから。
『世紀末覇王』テイエムオペラオー。そして、そのライバルであるメイショウドトウ。
「今日もこの二人で決まりだろうか?」というのが、大方の予想だった。
◇◇◇
「今日もよろしく、ドトウ。ともにシンフォニーを奏でようではないか」
「よ、よろしくお願いしますぅ~」
「ボクたちの覇道を邪魔する者はいない!高らかに響く福音のラッパも、これから始まるボクたちの聖戦に相応しい。群衆はみな、王の凱旋を待っていることだろう!」
高らかに告げる勝利宣言に、周囲のウマ娘たちが一斉に二人に視線を向ける。
「ひぃ…」
「どうしたんだい?ドトウ」
「いえ、あのぉ~…他のみなさんもお強いので…」
「気にすることはない。観客が主演に目を向けるのは当然のこと!あぁ、ボクたちの輝きはなんと罪深いのか」
並みいる競争相手を脇役どころか観客扱い。周囲のウマ娘たちもの雰囲気も、一層剣呑なものへと変化する。
「群衆たちよ!君たちが望むなら、ハーメルンの笛吹役はボクが努めよう!ともに覇道を歩もうじゃないか!」
自分たちを睨むライバルたちの視線を気にする風もなく、『君たちを引き連れてゴールしてあげよう』と挑発を重ねる。
「だが!」
そこで一度言葉を区切り、周囲を見渡す。楽しそうに、それでいて挑発するように。
「『英雄』とは、えてして群衆の中から生まれるものだ。もし君たちが『英雄』たらんとするのであれば、ボクは王として迎え撃とう。人々の想いを背負った『英雄』の刃を、我が喉元に突きつけるといい。それは新たな物語の幕開けとなるだろう!」
そう言ってオペラオーは不敵に笑うと、マントを翻してゲートに入った。
途端に、雰囲気が変わった。
競争相手のウマ娘たちは、覇気がなかったパドックとうって変わって、闘志をむき出しにしてオペラオーとドトウを睨んでいる。恐らく様々な思いがめぐるであろう彼女たちの、たった一つ共通となった目的意識。
「テイエムオペラオーを、倒す!!」
今、レースが始まる。
- 23二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:32:29
dice1d89=52 (52)
- 24823/01/22(日) 16:38:07
- 25二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:49:38
- 26二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:50:29
ほい!!!
dice1d89=32 (32)
- 27二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 16:52:42
えいえいむん
dice1d89=63 (63)
- 2812 23/01/22(日) 17:04:05
休日、商店街に来たところ、買い物を終えて店から出てくるマチカネタンホイザを見かけた。
「むむ!これはこれは、トレーナーではありませんか!奇遇ですね〜」
Ω 今日はどうしたの?
「私はですね〜、買い出しです!今度、フクちゃん先輩とお菓子作りっこするんですよ!トレーナーはどうしたんです?」
本屋に注文していた本を取りに来た、と彼女に伝えると──
「おお〜 お仕事熱心ですねぇ〜!そんなトレーナーにご褒美をあげまする!」
Ω ご褒美?
「んふふ…… 詳しくは、着いてからのお楽しみですぞ〜」
彼女に手を引かれ、連れてこられたのは──
「ばばーん!ここの定食屋さん、とってもおいしいんですよ!」
商店街の端に店を構える、一軒の定食屋だった。
「ささ!早く入っちゃいましょう、トレーナー!」
店内に入ると、昼食時より少し遅い時間帯だというのに、多くのお客さんで繁盛している様子だった。
案内されて、席に着くと、マチカネタンホイザが話し掛けてきた。
「ここのお店、なんでもおいしいんですけど、私のおすすめは──」
どうやら、彼女はここの常連らしく、一つ一つのメニューを紹介していく。
彼女の食レポを参考に、俺が注文したのは
Ω 鯖の味噌煮定食をお願いします
豚の生姜焼き定食をお願いします
「おお〜 トレーナーもなかなか良いセンスしてますな〜 じゃあ、私は豚の生姜焼き定食をお願いします!」
彼女の言うように、運ばれてきた料理はとても美味しかった!
「また来ましょうね、トレーナー!」
Ω そうだな
マチカネタンホイザのおかげで、有意義な休日を過ごすことができたのだった! - 29二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:04:21
- 30二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:08:05
- 31二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:08:53
dice1d89=21 (21)
- 32二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:11:16
あの時見てたけど草
- 33二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:12:59
- 34二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:13:53
難しいキャラじゃないといいな
dice1d89=66 (66)
- 35二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:16:40
- 36二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:28:57
ひとの寝息というものはどうしてこうも無防備なのかしら。西陽に染め上げられたトレーナー室、設置されたソファに座り、私はため息をつきたくなる気持ちを抑えたわ。肩口にはいまやオレンジ色にも見まごうカワカミさんの髪が垂れていて、むにゃむにゃもにゃもにゃと可愛らしい寝言をこぼす。
トレーナー室に存在する寝息はひとつだけじゃない。もうひとつは、揃えた私の膝の上。肩だけでは飽き足らず、膝の上も拝借されているなんて、まったく、キングを何だと思っているのかしら! なんて言いたくなるけど、ウララさんの寝顔があまりにも幸せそうだから、ついつい口をとざしてしまう。
本当なら今日は、トレーナー室でミーティングをするはずだったのよ。けれどトレーナーが急用で出かけてしまって、すぐ終わるからという話だったから待つことに決めて──そしたらこう。いつのまにかこうなってる。私に用があったというカワカミさんとウララさんが訪れて、……どういうことか、キングは一流の枕になってしまっているじゃない。
すうすう、すやすや。むにゃむにゃ。まったく、ふたりとも子どもみたい。たしかに、私たちはまだ子どもといっても差し支えない年齢ではあるけれど。
「キングごめん、遅くなった──」
「……静かにして、トレーナー」
開かれたトレーナー室の扉から姿を現した部屋の主に向かって、私は人差し指を立ててみせる。これをきっかけにさっさと起こしてしまえばいいのにね。
まぁ、私は甘やかすことに対しても一流だから、……なによトレーナー、笑ってないで、もっと声を潜めなさいったら!
- 37二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:32:28
- 38二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:36:59
「ごめんなさい!遅れてしまって!」
最悪。せっかく誘って貰ったっていうのに今日に限ってスマホをサイレントにしててアラームに気づかないだなんて。
「いいえ、私も今来た所ですから…ふふ、なんて少し言ってみたかったんです」
嘘。時間に関してこの人はとても厳しい事は有名だもの。…でもなんだか本当に怒っていないようにも…
とにかく謝らないと。
「せっかく誘ってもらったのにいきなりこんな…」
「スカーレットさん…余程慌てて出て来たんですね?寝癖、ついてますよ?」
「え!?嘘!?さっき鏡見た時は…」
「ふふ、冗談です。しっかり整えられていて今日も美しい髪ですよ?」
「も、もう!フラッシュさん!」
あぁもう取り乱して恥ずかしい…でも気遣ってくれてるんだ。嬉しい。
「よかった、漸く笑ってくれましたね?ふふ…その笑顔に免じてお寝坊の事は私の心の中に留めて置きましょう♪」
「わ、忘れてください…いえ…うぅ…」
絶対顔赤くなってる。意識するなって言う方が無理よ…こんな風に接してくれるんだ。
「本当に気にしないでくださいね?私が今日たてたスケジュールは”スカーレットさんをデートでエスコート”する
これだけなのですから……さあ、お手をどうぞ。今日は楽しいデートにしましょうね?」
「…よ…よろしくお願い…します」
あぁもう!!こ、こんなの絶対心臓もたない~~~~!!
(終劇)
- 39二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:41:29
dice1d89=85 (85)
- 40二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:46:11
- 41二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:47:07
さぁ、いきますわよーっ!!
dice1d89=77 (77)
- 42やるだけやってみるか23/01/22(日) 17:49:21
dice1d89=1 (1)
- 43やるだけやってみるか23/01/22(日) 17:51:35
スペちゃん以外のウマ娘も出していい?
- 44二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:55:41
- 45二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:02:08
やれるかわからんから引き逃げしてこ
dice1d89=15 (15)
- 46二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:02:38
エアプ娘が出たらキツすぎませんか?
dice1d89=37 (37)
- 4730マヤ23/01/22(日) 18:04:38
「〜♪」
パチン、パチン。プラモデルのパーツを切り離していく姿は、どうやら作りなれているらしく、とても軽やかだ。
「器用だね、マヤノは」
パチ。切り出していた手は急に止まって、代わりに
「ホントっ!?……えへへ〜トレーナーちゃん頭撫でてもいいよ〜!」
大きく丸い瞳がこちらに向いていた。
撫でながらふと、思いついたことを聞いてみた。
「マヤノは将来、お父さんと同じパイロットを目指すのか?」
この子は父親の影響もあって、飛行機が好きだ。なら、それを仕事にするのも良いだろうと。だが、先程まで上機嫌だった顔が徐々に顰めていく。
「パイロット?うーんどーだろー?マヤ、考えたことなかったかも」
確かに影響があっても、同じ職業につくとは限らない。それに、まだこの子にとっては遠い未来だ。
「でも」
「でも?」
顰めていた顔が、また変わっていく。
「マヤがパイロットになったら、一番最初のお客さんはトレーナーちゃんだね!」
- 48二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:34:09
- 49二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:36:50
dice1d89=31 (31)
- 50二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:37:12
dice1d89=55 (55)
- 5140 アヤベさん23/01/22(日) 18:37:37
「…はあ」
アドマイヤベガは憂鬱な表情でため息をついていた。
「どうかしたのか?」
「いえ、寮の布団乾燥機が動かなくなってしまってね…。」
なるほど。ふわふわの布団で寝るのが楽しみだったのに、それができなくなってしまったのか。
「よし、それなら一緒に買いに行くか?この前のレース一着のご褒美ってことで。」
「それで通販で…えっ?」
やや驚いた表情で彼女はこちらを見る。何かおかしなことを言っただろうか?
「ああ、通販で買う予定だったのか。それなら…」
「行くわ。駅前の電気屋さんに行きましょう。あそこならお気に入りの機種があるの。」
食い気味で彼女は言った。尻尾をはち切れんばかりにぶんぶん振っている。
「そ、そうか。それならいつ行く?」
「今日行きましょう。早いほうがいいわ。ついでに駅前のスイーツを食べて、プラネタリウムにも行きましょう。」
また急にいっぱい要求が出てきたな…まあ一日オフの予定だったしいいか。
「わかった、車を出すから門で待っててくれ。」
こうして、俺とアドマイヤベガは布団乾燥機を買い、スイーツを食べ、プラネタリウムを見て帰った。
一緒にいる間は上機嫌そうでよかった。
これで明日からのトレーニングも問題ないな!
──────────────────────────
後日、彼女の部屋には同じ乾燥機が2台置かれていた。
「…アヤベさん?この前壊れたのは知ってますけど、どうして2台も同じのがあるんですか?」
同室のカレンチャンが、部屋が狭くなったことを抗議するような口調で言う。
「…予備よ。」
「でも、通販で最初頼んだのは1台だけでしたよね?どうして電気屋さんに行って追加で頼んだんですか?」
「…そういう気分だったのよ。」
…一緒にお出かけしたくてつい、なんて言えるわけないじゃない。
そう思いながら、彼と一緒に買った布団乾燥機のスイッチを入れた。
アヤベさんエアプだから布団乾燥機とふわふわ以外分かんねえ…
- 52二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:41:33
- 53二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:41:55
ピンポイントで持ってない子割り振られるのほんま
- 54二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:42:57
dice1d89=53 (53)
- 55二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:44:02
あにまん掲示板にはそれなりに長くいるがダイス振ったことなかったな…
dice1d89=31 (31)
こうか…?
- 56二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:45:17
もう何年も書いてないけど、持ってる子だったらやるか
dice1d89=49 (49)
- 57二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 18:57:45
- 58二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:24:53
dice1d89=48 (48)
どれ
- 59二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:58:12
頼むエミュ出来る子来てくれ
dice1d89=54 (54)
- 60◆os6UVi1GVMOT23/01/22(日) 19:59:13
dice1d89=16 (16)
- 61二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:01:09
(前回までのあらすじ:オオニゲが得意なウマ娘、ツインターボは『ツインターボは負けてこそ実際輝く』という旨の三流ゴシップ記事を目にしてしまう。勝利を求められてないことにショックを受け、練習をサボって河原で座り込んでいた。そこへ駆けつけたのはトレンチコートの男……)
「ドーモ、ツインターボ=サン。トレーナーです。サボりとは感心せんな」アイサツはされれば返さねばならない。ツインターボは予想外の来訪に困惑しながらも、トレーナーの教育方針に従ってアイサツを返した。
「ドーモ、トレーナー=サン。ツインターボです……なんでここが……」「状況判断だ」
トレーナーは担当ウマ娘の質問を切って捨てると、彼女の隣で同じように体育座りをした。ふたりは夕日が照らす中、暫く黙ってそうしていたが…やがてツインターボの方が、根負けしたように口を開いた。
「ターボ、勝たないほうがいいの?」「何故そう思う」
その後、促されて、拙い言葉で吐き出された苦悶は、概ねトレーナーの想定どおりであった。破滅的オオニゲは敗北するまでが様式美。勝てはせずともレースを盛り上げる名脇役でよい。そう書いてあったと。
……彼女の清々しいまでの負けっぷりから、そういった評価を下すものが一定数存在するのも、確かに事実だ。だが。そんなことはどうでもよい。
「出走するオヌシ自身はどうだ。欲しいのは盛り上げ役のレッテルか?それとも勝ちたいのか?オヌシ自身は、レースで何を望む」
不意の投げかけに、ツインターボは言葉も涙も詰まらせる。ツインターボは…何も言えなかった。
いや、答えは決まっている。だが、それを口にしていいのか、迷っているようだった。トレーナーは、その迷いを見抜くと、もう一歩だけ歩み寄り、その背を押す。
「……私と、オヌシ以外に、その答えを聞くものはない。ただ、オヌシの心に従え」
その言葉にハッと目を見開くと、ツインターボはもう暫く逡巡し、目を閉じると……やがて、トレーナーの目を決断的に睨み返す!
ツインターボは宣言した!高らかに!
「ターボ、勝ちたい……レースに、勝ちたい!」
「よかろう。ならばカラテだ」
それに応えるトレーナーの一言は、過酷なトレーニングの再開を意味していた!
(『ツインターボ・ネヴァー・エスケープ』、続かない)
- 62二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:24:23
- 63二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:25:22
ふむ?dice1d89=22 (22)
- 645923/01/22(日) 20:44:24
何の変哲も無い休日。
あの子と一緒に適当に街をぶらついて…
そんないつも通りのオフの日を俺達は過ごす。
……筈だった。
「トレーナー!?しっかりしろ!アタシが付いてるから寝ちゃだめだ!!」
微かに聞こえてくるのは愛バのビコーペガサスの悲痛な声。
そして周囲で鳴り止まないサイレンの音や悲鳴。
気付いた時には手遅れだった。
ここ数日でニュースにもなっている正体不明の生物兵器によるテロ。
『自分にはもう関係無い』と目を逸らし続けた結果が今の状況なのだから我ながら本当に救えない。
「やめろ…!トレーナーには酷い事させないぞ…!」
小さな身体を微かに震えさせながら、俺と“そいつ”の間に遮るように立ちはだかるビコー。 - 655923/01/22(日) 20:44:37
こんな良い子が俺みたいな奴の担当だなんて今でも信じられない。
だからこそ……
「……大丈夫、だよ…ビコー」
「トレーナー!?気が付いたのか!?」
「俺は、大丈夫だから…あのお爺さん達を安全な所まで連れてってあげてくれ」
「何言ってるんだ!?トレーナーもアタシ達と一緒に…」
「ごめんなビコー、ずっと言えなかったんだ」
目の前の“同類”がこちらを睨み付けたまま突進してくるのを視界に捉える。
「俺はヒトじゃなくて……バケモノなんだ」
「さ、さっきから何言ってるんだよトレーナー…」
目の前まで迫ってきていたバケモノ仲間を睨む様に見据えた俺は…
「………変身」
ビコーの目の前で、“怪物”である正体を現した。 - 66二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:45:27
ごめんビコー単体で書けなかった上に2レス使った挙句めちゃくちゃカテ違いなトーンに…
- 67二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:46:14
SS書いたことないけどいい機会だしチャレンジしてみようかな
dice1d89=9 (9)
- 68二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:46:37
dice1d89=80 (80)
- 69二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:30:55
- 70二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:31:11
シリウス「おや、元トレーナー殿じゃないか」
- 71二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:33:18
「久しいじゃないか。噂は予々聞いてるぜ。うだつの上がらないウマ娘を誑かしては、そこそこのレースを勝たせる才気溢れるトレーナーがいるってな」
「落ちこぼれを拾い集めて磨き上げる。クズ石を高価なアクセサリーに仕上げる手腕は比類がないってよ。流石だなぁ、おい」
「それで?そのお眼鏡にも敵わなかった私らに何か用か?」
「……チッ、用がねぇなら失せな。私の群れに近づくんじゃねぇ」
「それともなんだ?群れに入れて欲しいのか?担当に愛想でも尽かされたか?」
「残念だったなぁ。トレーナーなんて異物、私の群れには不要なんだ。レースに出るならフリーの奴に短期契約を結べば十分さ」
「……あ?『逆だった』?」
「『元気にやれてそうでよかった』?……なに上からクチ聞いてんだ?テメェ」
「消えろ。さっさと戻って磨いた石たちの世話でもしてろ。私の視界に入るんじゃねぇ」 - 72二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:33:46
「………クソッ、気分が悪い。お前ら、後は適当にしろ。後始末は任せる、ただし私にケツ拭かせんじゃねぇぞ」
「…………」
「未練なんか無ぇ。私には私の相応しい場所がある」
「そこにアイツが相応しくない。それだけだ」
「………何が『君のおかげだ』ってんだ。『君のやり方を真似してるだけだ』ってんだよ」
「石ころなんか磨く必要ない。原石を磨けばもっと高みに行けるじゃねえか」
「クソ、畜生」
「何の為に、私は———」
. - 73二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:36:07
まぁルドルフぶっ倒そうとしてるくらいだからこんなシリウスはあり得ないんだけどね
それはそうとして燻ってるシリウス概念はもっと増えろ - 74二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:39:36
うまゆる最新話見たあとだし、ファイン来ないかな
dice1d89=34 (34)
- 75二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:41:41
- 76二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:42:03
しゃあ、やってやんよ!
dice1d89=22 (22)
- 77二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:55:31
- 78二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:56:42
そう?俺みたいな奴にしか読まれないって思うと気が楽だし、本気で書こうと思ってるやつしか集まらないようゾーニングしたいならアリだと思うよ?
- 7920 フジキセキ書きます23/01/22(日) 22:05:14
白鳥は優雅に泳いでいるようでその水面下では水を必死にかいている―
自分を白鳥だなんて言うつもりはないけれど、手品の練習をしているたびにどこかで読んだこのフレーズをふと思い出す。
学業にトレーニング。それに加えて騒がしくも充実した寮長の役割の合間を縫って
珍しく何も起きていない静かな夜には、私は大抵手品の練習をしている。
まるで魔法のような手品も、タネが分かってしまえば実はあまりにもしょうも無かったりするもので
見る人を笑顔にする魔法が途中で途切れない様に、今日も私は自分の虚像との不思議なダンスを繰り広げるのだ。
今日披露した時のポニーちゃん達の反応は上々だった。さてトレーナーさん、君はどんな素敵な顔を見せてくれるのかな?
寒い夜なのに顔を思い出すだけで胸がじんわりと暖かく感覚を抱きながら、練習を終えた私は冷たい布団に潜り
明日起きることに思いを馳せ、瞼を閉じた―
<了>
- 807423/01/22(日) 22:09:02
「かーっ! 美味いなぁダンナ!」
「美味しいなー、やっぱ暖まるわ〜」
二人で初詣を済ませたものの、やはり夜は冷える。甘酒を一口飲むごとに、体の内側からじんわり温かくなるのがわかる。
「あ…」
途中、ある屋台が目に入った。正確には、そこで売ってる『お面』だ。
「ダンナ、どうかしたか?」
「ああいや、あそこの屋台が気になってさ。」
「ん? …へぇ~、ありゃひょっとこにおかめじゃねえか! 今どき珍しいねぇ!」
「せっかくだし、買っちゃおうか?」
「いいねぇ! タマ公やオグリにも買って帰るか!」
そうして二人でお面を購入した。なんだか子供の頃を思い出すなぁ。
「…なあ、ダンナ?」
「ん?」
「おめぇさんよ、なんでそれ選んだんだ? あいや、なに選ぼうがアンタの勝手だけどもさぁ…」
やや視線を逸らせつつ、イナリはぼやいた。それもそうだろうなあ、とはおもった。
なぜなら自分が買ったのは、狐面。それも白地に紫と、パッと見はイナリの髪飾りのそれとよく似ているものだからだ。
「はぁ〜…ま、いっか。ダンナ、帰りは外すんじゃねえぞ?」
「え、付けたままでいるのか!?」
「あたぼうよ! ほれ、行くぞ!!」
「ああちょっ、イナリぃ〜…」
それから手を引っ張られ、宣言通り帰路に着くまでずっとお面を頭に引っ掛けたままにされた。時折見える彼女の頬が紅く見えたのは、甘酒のせい、ということにした。 - 8120 フジキセキ書きます23/01/22(日) 22:14:27
まぁ、この場合SS書けって事が入るまでわからないから寧ろ【閲覧注意】は誘蛾灯の意味を持っているまであるかも
でも少し書こうと思った人はこれをきっかけにSS書いてくれるし
そうじゃない人はそのままスルーしちゃうでしょ
書いても見てもらえないって懸念なら、応援スレにこのスレ紹介すればSS好きな人には読んでもらえるから大丈夫なんじゃないかな?
- 826923/01/22(日) 22:33:52
- 83二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:19:59
- 84二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:23:24
- 858223/01/22(日) 23:38:24
- 86二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 02:22:26
ランチタイムが終わってすぐの昼下りは、図書室が閑散とする時間だ。
昼食を終えて最も活動的になるこの時間、トレーナーがついているウマ娘はトレーニングに出ているし、そうでないウマ娘も大抵は教官主導のトレーニングを行っている。休養日だったり怪我などでトレーニングができないウマ娘たちももちろんいるが、図書室を使ってくれる子はそう多くはない。もっとも目の前のウマ娘のように、完全に机に突っ伏してしまってすやすやと夢の中にいる子もいたりするけれども。
受付の席に座るゼンノロブロイはそのウマ娘の様子をちらりと覗って、読んでいた本に涎を垂らしたりしていないことを確認するとすぐに手元の本に目を戻した。レース明けの休養日、ゼンノロブロイは図書委員として昼から受付の仕事を担当していた。
読んでいたのはアイルランドからの留学生であり王室の一員でもあるファインモーションからおすすめされたアイルランドの英雄譚だ。物語は中盤の主人公が騎士団長の座を賭けた決闘に挑む場面へと差し掛かっており、ゼンノロブロイは夢中でページを捲っていたが視界の端の図書室の入口に人影を認めて顔を上げた。磨りガラスの向こうに浮かぶシルエットにはどこか見覚えがあった。
「えっ……! か、会長さん……?」
ほとんど音も立てず扉を開けて入ってきたのは生徒会長のシンボリルドルフだった。ゼンノロブロイはぽかんとしたまま、机で居眠りしているウマ娘の後ろをそっと通り抜けてシンボリルドルフが受付へと近付いてくる様子を見ていた。
「やあ、突然すまない。驚かせただろうか?」
いえ、とゼンノロブロイは首を振ったが驚いているのは確かだった。委員会や図書の購入申請の確認で生徒会のメンバーが図書室に来ることはよくあるが、生徒会長本人が来るのは珍しい。しかも一人で。
「えっと……何か御用でしょうか……? 本をお探しですか?」
「いや、少し業務の空き時間ができてしまってね。ふと手元を見ると、ゼンノロブロイ……そう、君からの本の購入の申請書があって、図書室を見に行こうと思ったんだ。思い返すと、恥ずかしながら、あまり利用したことがないものだから」
「案内、いたしましょうか……?」
「そうしてもらえると、ありがたい」
ゼンノロブロイは図書準備室にいた別の図書委員に受付を代わってもらうと、シンボリルドルフと一緒に書架に向かった。
- 87二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 02:24:24
「今はあまり利用者がいないのかな?」
周囲に気を遣ってか、シンボリルドルフの声はとても小さい。
ゼンノロブロイも声を潜めて、
「そうですね、この時間は皆トレーニングに行っちゃいますから……」
「ふむ、確かにその通りだ――」
少しの空き時間、と言っていた割にはシンボリルドルフはじっくりと図書室を見て回った。レースを控えたウマ娘たちがしばしば広げている特大の中央・地方の各レース場のコース図や書架一面に納められたトゥインクル・シリーズのデータバイブルなど、レース関連のものに興味を示すことも多かったが、最も惹かれていたのは『爆笑必至! ダジャレ百選』という本だった。
「ありがとう、君が持つ図書室、そして本に対する愛はとてもよく伝わった。願わくばもう少し利用する生徒が増えてほしいものだが……そういえば、シリウスやクリスエスはここを利用しているのかな?」
「あ、はい。お二人とも、何度か本を借りられています」
シリウスシンボリもシンボリクリスエスも、ちょうどゼンノロブロイが貸出受付をしている時に本を借りていったことがあった。ゼンノロブロイの言葉にシンボリルドルフは興味を持ったようだった。
- 88二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 02:25:21
「どんな本を――」
シンボリルドルフが言い終えないうちに、ゼンノロブロイは「ごめんなさい」と言った。強い意志の籠もった声にシンボリルドルフは目を丸くした。
「それは、言えません」
そう言ってゼンノロブロイは図書室の柱に貼られたポスターを指した。「図書館の自由に関する宣言」と題して掲げられた項目の中には「図書館は利用者の秘密を守る」と書かれていた。
シンボリルドルフは苦笑して、
「成程、これはまったく寡廉鮮恥だった……失礼した、君の図書委員としての素晴らしい自覚に敬意を表したい」
「えっと、その、私からはお教えすることはできません。でも、ご本人……クリスエスさんやシリウスさんから直接お聞きになる分には、構いませんから……是非お二人と……本の話をしてください」
ゼンノロブロイの言葉に、意外そうな、少し虚を突かれたような表情をしてからシンボリルドルフは「そうしてみるよ」と笑った。
それからシンボリルドルフは話の種にする、と『爆笑必至! ダジャレ百選』を借りて、未だにすやすや眠り続けているウマ娘の後ろを通って図書室を出ていった。
ゼンノロブロイは再び受付の椅子に戻って本の続きを読み進めつつ、あの三人が本の話をする様子を頭に浮かべた。自然と、微笑みが浮かんだ。
END
ロブロイもカイチョーもほぼ書いたことないから難しかった、じゃあ俺は出るね!アディオス!
- 89二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 02:25:49
- 90二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 04:05:30
- 91駄文&キャラ崩壊注意23/01/23(月) 04:09:23
「フクキタルに『今日のスズカさんの運勢は大凶と出ました!今日は一歩も出ずに自宅で待機しててください』と言われたのよ、こんな快晴の日に。そんなお預けだなんて…酷いと思わない?そう思って私、フクキタルに『じゃあ何かラッキーアイテムは無いの?』と尋ねたの。そしたら、『スズカさんのラッキーアイテムは掃除機!後は親しい友人と共に過ごすのが吉です!』って言われたのよ」
「それで今掃除機を手に持ってると?」
「ええ、ラッキーアイテム持ってたら大丈夫よねって。でもフクキタルは『持っててもダメです!せめて誰かと過ごしててください!』って言ったのよ」
「だからフクキタルと一緒にいたのか」
「ええ、それで私、『フクキタルもラッキーアイテムを持っていたら大凶も覆せるんじゃないの』って」
「で…私も成程と思いまして…」
「それでフクキタルは学生机を担いでいるのか」
「ハァ…ハァ…つ、机が重たかったです…」
「そういう事よ」
「何がそういう事だ!どこの世界に掃除機と学生机を持って街中をランニングするウマ娘がいるんだ!」
「だってそうでもしないとフクキタルを説得できなかったのよ」
「もっと他に方法はあるだろう!学園に通報が入ったぞ、掃除機と学生机を持って走ってるウマ娘がいるって!」
「でもトレーニングには丁度いいわよ」
「私はもう無理です…重すぎます…」
「何も良くない!全くお前達は…今すぐその手荷物を戻してこい!」
「残念だけどフクキタル、もうランニングはおしまいね」
「そ、そうですね…」
「でもフクキタルの占いは当たるわね」
「何故です?」
「だって外に出たらエアグルーヴの説教が待ってたわよ」
「確かに…!」
「そうか、説教以外も欲しかったか」
- 92二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 04:12:37
- 93二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 04:39:21
俺はメジロマックイーンのトレーナー、紅茶をしばきながらマックイーンと話をしている
「トレーナーさん、少しよろしいですか?」
「どうかしたか?、マックイーン。」
「日頃からトレーナーさんにお世話になっておりますのでお礼がしたいんですの。
よろしければ少し、耳かきをしてもいいですか?」
「?お礼は嬉しいけど、なんで耳かき?」
「メジロ家には、先祖代々伝わる秘伝の耳かき術があるのですわ、
だからその秘術で気持ちよくして差し上げようということですわ。」
「ふむ?そんな秘術があるのか、じゃあ、よろしく頼むよ。」
「はい!それではトレーナーさん、私の膝の上で横になってください。」
「うん、、、あ、いい匂いする。」
「うふふ、トレーナーさんったら、、、では、始めますね、、、」スッ、クチュクチュ
「んっ…やっぱ少しくすぐったひっ!」かりっ
突如、トレーナーをとてつもない快感が襲う
「にゃ、にゃにいまの…」
「あら、もうお薬の効果が出たんですの?早いですわね。」かりかり
「お、おくしゅりいひっ!」
「ええ、あの紅茶に仕込んだお薬ですわ、お耳の感度をあげるお薬ですの。」かりかり
「にゃ、にゃんでしょんにゃこほおっ!」
「?決まっているでしょう?トレーナーさんを逃がさないためですわ。」「ふぇ?…」
「私はまだ学生の身ですから、そういうことはできませんし、
トレーナーさんは教え子として私を見るから、そういうことはまだしたくないでしょう?
けれど、私はあなたを逃がしたくないんですの。だからトレーナーさん、
私の耳かきで、私、、、メジロマックイーンに堕ちてください。」かりかりくちゅくちゅ
こんなもんでいいですかね?それでは、俺は脱出させてもらう
- 94二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 05:15:42
「マヤわかっちゃった」
珍しくだんまりな担当を気にしつつ、明日は槍でも降るかな?などとキーボードを叩いていたところ。
なるほど、なにか考えごとでもしていたのか。
「どうかした?」
「トレーナーちゃん、トレーナーちゃん」
そうそうこの通り、こちらを呼びながら駆け寄ってくる姿の方がいつもの『マヤノトップガン』らしい。
が、どうやら目の前にいるのはいつものマヤではないようだ。
「マヤね、ずっと考えてたんだ」
こちらを真剣な表情で見つめてくる。その眼差しはまるでレースを控えたウマ娘──URAを終えてしばらく出走を控えていたため、久しくそのギラついた姿を見ていなかった。
「マヤ……?」
「でもこればかりは考えるだけじゃ答えは出なかったの。うん、だから本当はまだわかってないんだけどね」
「トレーナーちゃん。マヤのこと……好き?」
「えっ……あ、ああ。もちろん好きだぞ」
「じゃあ、愛してる?」
「えっ」
急に、この娘は、なにを?
「マヤはね、トレーナーちゃんのこと好きだよ。それだけじゃない、異性として見てる。愛してる」
「でもマヤはまだ学生で、もし、トレーナーちゃんが良くても……お付き合いはできないの」
「──だからマヤが大人になるまで、待っててほしいんだ。マヤから聞いておいてズルいんだけどね……その時がきたら、トレーナーちゃんの返事を聞かせてほしい、な」
なんと答えたら良いか、途中からマヤの顔を見ることができなかったが、そうやって視線を下に向けてようやく、彼女の体が震えていることに気付いたのだった。
顔を上げ、マヤに向き直る。いつの間にかマヤも俯いていた。
「──いま返事を求められたら、断っていた」
マヤは、この告白にどれだけの決心を要しただろうか。気持ちを抱えたまま、相手の返答を待ち続けることは辛いだろうに。それでも待つことを選んだのなら。
「わかった。マヤが待つなら、俺もマヤを待つよ」
「っ、えへへ」
顔を上げたマヤは目元を腫らして、しかしいつもの笑顔を見せてくれた。
きっと時間はあっという間に過ぎるだろう。
- 95二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 05:18:05
すまねえマヤ一回しか育成してないからフィーリングで書いた、出まァす!
- 96二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 05:19:52
レポート終わったら書きます
dice1d89=13 (13)
- 97二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 09:30:23
仕事終わったら書くかな…
dice1d89=82 (82)
- 98二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 16:18:34
保守
- 99二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 17:59:04
保守感謝
dice1d89=56 (56)
- 100二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 18:04:31
dice1d89=79 (79)
- 101二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 18:07:54
- 1029923/01/23(月) 18:09:24
「にゃーさんや〜、今日の運勢は如何に〜?」
いつも背負ってる招き猫に、フクキタルは話し掛ける。
『おめでとうございます、本日は大安吉日にございます!』
そして一回り癖の増した声でにゃーさんの吹き替えをする。
「おぉ~素晴らしいっ! これもシラオキ様のご加護なのかいにゃーさんや〜?」
『その通りッ! キミの信仰する心が、今日の運勢を決めたのだよフクさんや!』
「おおありがたや~、それじゃあ改めてお参りと行きまし―――」
「…おーい。」
まっっったく気づいてないようなので、声を掛けてみた。
「……へ?」
「……何やってんだ、さっきから。」
「えーと、トレーナーさん? いったいいつからそこに…」
「えっとな、『にゃーさんや〜、今日の―――」
直後放たれたフクキタル渾身のシャウトによって、全部言い切ることはなかった。 - 1039923/01/23(月) 18:11:07
- 104二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:44:10
ゴルシ「釣れてるか〜?」
スカイ「いや〜今日は全くですにゃ〜…そちらさんは?」
ゴルシ「おう、今日こそエビで鯛を釣りに来たぜ!」
〜〜〜〜〜〜
スカイ「最近思うわけですよ。我々ウマ娘はなんでゲートに閉じ込められなきゃならないのかと」
ゴルシ「アレに入るとイケスに放り込まれたサカナの気持ちが分かるんだよなぁ…」
スカイ「そうそう、開いて抜け出したと思ってもちょっと広めの水槽をぐるぐるすることしかできない」
ゴルシ「サカナが回ろうが、経済が回ろうが、ウマ娘が回ろうが地球の回り方は変わらね〜私達のやることに意味なんてあるのか〜?」
スカイ「そもそも意味のあることなんてどれだけあるのか…私達の浮き沈みなんてそれこそちーっぽけな…!おや?おやおやおや!?来た!来ました!」
ゴルシ「マジで!?」
スカイ「コレは…!大物の…予感!?」
ゴルシ「助太刀ならいつでもできるぜ!頑張れ同志!」
〜〜〜〜〜〜
スカイ「…結局、今日の釣果はゼロ」
ゴルシ「あんだけ用意したエビも底を付き」
スカイ「得られたものと言えば…」
ゴルシ「肩の疲れと、丸々とした」
スペ「…えへへ」
スカイ「スペちゃんさん、アナタいつからウオ娘になったのさ」
スペ「いや〜最近ちょっっと体重が増えちゃって…それを戻すために水泳を〜」
ゴルシ「人参色のルアーに引っかかり、私のエビをにらんでいるようじゃ先は長いな…」
スペ「えへへへへへへ」
スカイ「もー!何をやっても上手くいかない!セイちゃん今日はウシ娘になります!」
ゴルシ「おう!こうなりゃヤケだぜ!スシ食いに行くぞ!」
スペ「おスシ!行きましょうそうしましょう!」
スカイ「スペちゃん、勘定は別にしますからね?」
ゴルシ「もし少しでも食べ過ぎたら『ダービーウマ娘への逆恨みフルコース』で絞り上げるからな?」
スペ「うええぇ…」
- 105二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:13:30
dice1d89=77 (77)
- 106二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:14:16
実装されてねぇ……
- 107二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 01:09:44
- 108二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 01:20:12
- 109二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 03:26:25
トレセン学園、その中庭で。
私──シーキングザパールはベンチに座り、道行くウマ娘たちの姿を見ていたの。
『──でさ、こないだ妹が──』『えー、ホント!? それって──』
楽しそうに、家族のことを話す子もいる。その瞳はきらめく宝石のよう!
家族とのつながり、それは掛け替えのないものよ。世界中探したって、その輝きを見つけるのは簡単じゃないわ!
『──はぁ……どうしてこんな──』
かと思えば、思いつめたような表情で呟く子もいる。その溜息は北風のよう。
勿論、思い悩むことも人生には必要。暗く冷たい海の底に潜らなくちゃ、見つけられない宝物だってあるもの。
でも。
「勿体ないわ! 原石の磨き方は一つじゃない、宝物の見つけ方だって一つじゃないのよ!」
「同意ッ! 宝石の輝きは石の種類だけによるものではない、それはウマ娘も同じことだ!」
「エクセレント! 可能性に満ちた世界で、最高の輝きをどう見つけるか……それに悩んでしまう子も多いわ」
「ああ、その通り。ウマ娘たちの未来は前途洋々、しかしそれが却ってプレッシャーになってしまう生徒もいるのは確かだ」
「──そこで! 私は考えたわ。ともに磨きあい、進むべき道を示しあう為の舞台──それは!」
- 110二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 03:26:42
──数日後。トレセン学園、体育館にて。
ざわめく生徒たち──皆一様に私服姿よ──を、ステージの袖から見つめる。
それぞれに違った思いが込められた衣装。それは勝負服も、普段着も同じよ。
派手な色合い子もいれば、落ち着いたメイクの子もいる。それはまさしく、可能性に満ちた宝箱のようね!
足取り軽く、ステージの中央へ。彼女たちの視線を感じながら、マイクを取る。
「皆、今日は集まってくれてありがとう! 私が主催のシーキングザパールよ!」
「このダンスパーティーは、可能性を探すためのもの。各々が持つ輝きを、引き出しあうためのもの!」
「学年も、走る距離も、芝とダートの垣根も越えて! 可能性を、一緒に見つけましょう!」
私の宣言と同時に、音楽が鳴り始める。私はステージの上で、誰よりも早く踊り始める。
戸惑ってる子も、少しずつ、その身に秘めるパッションを解放し始める!
「グレイト! 一人でパッションを独占するのも、誰かと一緒に共有するのもいいわね!」
──怖がらなくていいの。だって、今この瞬間は──
「それぞれの輝きを、それぞれの磨き方で! 示しましょ! 可能性に満ちたこの場所こそ──『世界』なのっ!」
----
喋り方とか考え方とか全然わからん、まさしくエアプザパ姐になってしまった
未所持だからなんて言い訳は野暮か、そして書いてると育ててみたくなる不思議
- 111二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 06:05:55
えあぷだっていいじゃない、みしょじだもの
保守 - 112二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 11:25:12
このレスは削除されています
- 113二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 11:26:32
dice1d89=20 (20)
- 114◆os6UVi1GVMOT23/01/24(火) 11:55:47
…おやおや、ブライアンは屋上でお昼寝中のようだね。
彼女に用事があったのだけれども、ちょっと彼女が起きるまで観察してみようかな?
「…」
あれ、ブライアンの指先がちょっと動いたね。
どんな夢を見ているのかな?姉の夢かな?
そうだね…ここで芝の匂いを嗅がせたらどうなるだろうか?
「…」
おっ、目つきが変わったね。悪い夢ではなさそうだから、レース場を駆けている夢を見ているのかもしれない。
それじゃあ次は、携帯扇風機で風を当てて…
「…っ」
一段と表情が険しくなったような気がするね。
夢の中で誰と走ってるのか気になるね、寝言で誰と走ってるか呟いたりしてくれないかな?
さて、次はどうすればいいか…
「…おいフジ、さっきから人の昼寝を邪魔して何が楽しい」
『ふふっ、おはよう』
- 115伊香保に行ったことは1度もない23/01/24(火) 18:51:41
トレーナーと一緒に温泉旅行に行くセイウンスカイ
福引で引いた温泉旅行に行って以降、旅行にハマったセイウンスカイのために...
「やった〜!伊香保だ〜っ♪」
府中から北に向かい、群馬の伊香保温泉街に旅行に来た
「運転お疲れ様でした〜!」
自分は運転を...というか準備から資金まで全て自分持ちだ
「うわぁ〜✨紅葉も鮮やかですね〜」
まぁ担当ウマ娘のためならこれくらい朝飯前だが...
『じゃあ石段の方まで行ってみるか』
「ですねですね〜!」
結構階段が多そうだ...疲れきった体にはしんどい...
「あれれ〜?もしかしてトレーナーさん、階段きつい感じですか〜?」『正直...キツい。』
「トレーナーさんが包み隠さず言うなんて...!じゃあ乗ってくださいよ〜」『あぁ、頼んだ。』
「よしきた!じゃあ行きますよ〜、そいっ!」
『悪いなスカイ』
「まぁまぁ〜何かしら買ってくれたらいいですよ〜」
また言いくるめられてしまった...
そう言いつつ、セイウンスカイはゆっくり階段を登っていく
セイウンスカイの小豆知識!
どうやら伊香保温泉の広ーい石段は365段あるんだって〜
しかもそれには理由があって〜、 "この伊香保温泉街が365日賑わい続けますように!"
という思いも込められているのだー!
は〜私も365日ずっと寝転がって居たいな〜...
そうそう!ここの玉こんにゃくはすっごい美味しくてさ〜!4本くらいささっと食べられちゃうんだよね〜
これ以上書けないのだ...
SSかける人すごいのだ...
- 116二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 18:53:18
dice1d89=34 (34)
- 117二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 09:21:37
保守
- 118二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 11:48:19
- 119二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 11:48:47
1d89=
- 120二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 11:49:18
dice1d89=48 (48)
- 121二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 20:31:55
閲覧注意に釣られたんだが?
dice1d89=38 (38)
- 122二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 20:53:49
このレスは削除されています
- 123121(画像ミス)23/01/25(水) 20:55:50
「#今日の・#冬コーデ・最強寒波・#寒さに・#負けない・#カワイイ…よし、これでOK!」
寒さに悴む手を震えさせながらスマホを操作する担当ウマ娘──カレンチャン。投稿が終わったようなので、彼女が操作のために外していた手袋を改めて着けさせてあげた。
「うぅ〜っ。凍えちゃいそう…。」
「だからタッチパネルの操作が可能な手袋にしようって言ったのに…。」
「カワイくないから嫌なんだもん。」
カワイイを追求する彼女は、どんな小物であろうとも妥協しない。事実、薄ピンクの手袋は彼女の芦毛の髪に良く似合っていた。
「…?どしたの?見蕩れちゃった?」
「……ううん、なんでもないよ。」
少し無理があったのか、寒さに凍えながらからかってくるその姿はいじらしい。でも、どこか格好良くて。
つまるところ───。
「今日もカワイイね、カレン。」
「知ってる!」
イルミネーションや雪よりも輝かしい笑顔のお陰で、少しだけ寒さを忘れられたのだった。 - 124二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:02:48
- 125二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:06:05
- 126二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:23:16
- 127二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:43:54
事務作業を進めていたら、いつの間にか時刻は6時を迎えようとしていた。作業開始は2時過ぎ時頃、およそ4時間過ぎたとは思えない程集中していたようだ。昨日までの私とは違い、今日は湧き上がるやる気に満ちていた。ここまで私のコンディションを上げたのは他でもない私の担当、『マーベラスサンデー』だ。
「ねぇトレーナー、今日の調子はどうだった?」
「ああ、昨日と違ってすこぶる良いよ」
「うんうん、とってもマーベラスだね☆」
彼女の唱えるマーベラスな世界が何たるかは未だに分からない。しかし彼女と話していると自然とやる気が湧いてくるのだ。
恐らく彼女には人を焚きつける何かがあるのだろう。その証拠として、持ち前のマーベラス(?)はレースでも自他問わず能力を引き出させていた。
「なあ、マーベラスって一体何なんだ?」
「ん? マーベラスはマーベラスだよ☆」
「……そうか」
そうこうする内に、私は作成中の資料を完成させた。マーベラスの影響か、予定では明日終える仕事もさらに済ませてしまった。ますますマーベラスというものが分からない。
「よし、終わりだ。今日はありがとう、助かったよ」
「それは良かったよトレーナー。明日もマーベラスに頑張ろう☆」
やはりマーベラスについてさっぱり分からない。しかし、一つだけ分かったことがある。マーベラスというものはいつか世界を救うかもしれない。
「さあ、あなたも一緒にマーベラス☆」
マベサンエミュは難しい……
- 128二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:46:20
dice1d89=49 (49)
- 129二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:47:52
dice1d89=62 (62)
- 130二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:01:58
- 131二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:07:39
dice1d89=26 (26)
- 132二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:14:46
…間違って入っちゃった☆
dice1d89=16 (16)
- 133二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:17:35
dice1d89=41 (41)
- 134二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 05:26:26
保守