- 1◆HGZUinXLKI21/08/23(月) 18:07:44
あるところのメスガキは博学才頴、平成の末年、若くして露出趣味に目覚め、ついで警察に補導されたが
性、生意気、自らを過信することすこぶるウザく、大人をからかうことを生きがいとしていた。
いくばくもなく男性を挑発するようになってからは、下着、地肌を露出し、人を馬鹿にし、ひたすら悪戯にふけった。
しかし、男性達は容易に襲わず、年齢は日を追うて重ねられていく、メスガキはようやく焦燥に駆られてきた。
このころからその容貌は完全に露出狂となり、肉出し胸秀で、眼光のみ徒らに炯炯としてかつての清楚系気取りの面影はどこにもない。
数年の後、貧窮に堪えず、衣食のためについに節を屈して、風俗に赴き、水商売を奉ずることとなった。
一方、これは、己の年齢に半ば絶望したためでもある。多くの同級生は既にまっとうな道に進み稼いでいる
彼女が昔、おじさんとして挑発しつづけてきたその連中と大して変わらない年齢になってしまったことが
往年のメスガキにして変態露出狂ババアとなった彼女の自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くない。
彼女は接客態度も悪く、変態の性はいよいよ抑えがたくなった。
一年の後、自分探しとか言って旅に出、ネカフェに泊まった時、ついに発狂した。
ある夜、急に顔色を変えて寝床から起き上がると、何かわけのわからぬこと叫びつつ外に飛び出して
夜の街へと駆け出した、彼女は二度と戻ってこなかった。その後ババアがどうなったかを知るものは誰もいなかった。 - 2二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:08:49
すき
- 3二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:09:10
メスガキから露出狂ババアへの進化は笑うけど納得できる
- 4二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:10:16
面白かった
- 5二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:11:50
可哀想で抜けない…
- 6二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:12:18
野生の中島敦来たな…
- 7二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:12:59
ここからが本題だろ!
- 8二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:14:10
「その声は、我が友メスガキ、ではないか?」が露出狂ババア見てドン引きした後に(あれ…?こいつもしかして知り合いじゃね)みたいに戸惑いながら聞いてる感じにしかならないのやめろ
- 9二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:15:22
これあれだ袁傪枠の方が不憫になるやつ
- 10二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:18:11
一体どんな魑魅魍魎に成り果てるんだ!?
このメスガキは - 11二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:19:20
嫌にリアルな境遇でつらい
- 12二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:20:35
- 13◆HGZUinXLKI21/08/23(月) 18:41:40
翌年、サラリーマン、わからせおじさんと呼ばれる者
辞令を受けて都会に引っ越す際、移動途中の宿泊先で街に繰り出した。
次の店、二軒目を求めて路地裏に出発しようとしたところ、店主が言うことに
これから先の道に男を襲っては搾り取る化け物が出る故、二軒目は表通りの店にするべきと。
しかしわからせおじさんは幼女ならラッキーだと感じ、店主の言葉を退けて出発した。
残月の光を頼りに路地裏のを通っていった時、果たして一人の女が物陰から躍り出た。
女はあわやおじさんに襲い掛かるかと見えたが、忽ち身を翻して元の物陰に隠れた
物陰からは女の裏声で「あぶないところだった」と繰り返し呟くのが聞こえた
その声におじさんは聞き覚えがあった、驚きの中にも、彼は咄嗟に思い当って、叫んだ。
「その声は、数年前に私を挑発したメスガキではないか?」
おじさんはメスガキに挑発されて襲えなかったことを後悔し
幼女を襲うことだけに人生を捧げてしまった、メスガキの最大の被害者であった。
元々子供好きなおじさんの性格が、メスガキによって歪まされてしまったのだろう。 - 14二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 18:43:40
今露出狂ババアなら少なくとも数年前はロリではないのでは……?
中学生はババアとかいう宗派の人かもしれんが - 15二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 19:06:31
数十年経ってなお、露出ババアを見てかつてのメスガキちゃんと認識できるわからせおじさんに純愛を感じた。
- 16二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 19:45:42
「あぶないところだった……あぶないところだった……」
「その声は……わが友、メスガキではないか?」
「……如何にも自分は梅田のメスガキである」
旧友は恐怖を忘れ、叢に近づき、なつかしげに久闊を叙した。そして、なぜ叢から出て来ないのかと問うた。
「……こんなあさましい姿をどうして友にみせられようか。あなたに嫌われたくないの……」
「そんなこと……」
「己がすっかり人間でなくなってしまう前に……」
メスガキは旧友との懐かしい思い出の日々を語った。夕方、二人の帰り道に、いつも男を手玉に取る講釈をたれていたこと。それに頷きながら、嬉しそうに返事をする私のともだち。本当は誰よりも大切に思っていた。
「……さようなら」
忽ち、一匹の山姥が草の茂みから道の上に躍り出たのを彼女らは見た。山姥は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。 - 17二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:01:48
この良スレが埋もれるのはもったいないからあげ
- 18二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:04:18
最大の被害者…被害者…?
- 19二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:05:08
虎メスケモビキニロリババアは!?
虎メスケモビキニロリババアはどこですか!? - 20二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:05:46
世が世なら明治の文豪たちと名を連ねたであろう文才
- 21二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:11:49
- 22二次元好きの匿名さん21/08/23(月) 22:24:41