12世代の会話の断片

  • 1二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:22:51

    スピルバーグはカフェテリアのテーブル席をジャスタウェイ、ゴールドシップ、ジェンティルドンナと囲んでいた。スピルバーグの前には、自作映画の台本の原稿のデータが入ったノートPCがあった。
    🚢……ゴールドシップ
    💣……ジャスタウェイ
    👒……ジェンティルドンナ
    🎬……スピルバーグ

  • 2二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:28:22

     🎬は頭を抱えていた。どうにもこうにもいいアイデアやストーリーが浮かんでこないのである。
    🎬「シップ、ジャス、頼む。お前らが、合宿のとき解いた事件、あれ教えてくんない? 」
    🚢「あれ、言っていいのか? 」
     🚢は💣に目を向けた。💣は市松模様のベレー帽を直しながら言った。
    💣「駄目ですね、お父さんが今度それやるって言っていましたから」
     💣の父親は脚本家である。その事件に関しては既に手が回っていた。

  • 3二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:48:10

    👒「先月の研究所のあれは? 」
     👒が💣に尋ねたが、これも💣の父親が根回ししていて駄目であった。

  • 4二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:45:29

    🎬「あぁ゛~どうしよう」
     🎬は耳を絞った。
    🚢「どうせ締め切りねぇんだしさ、気楽にいこうや。ヤクビョーガミがアタシにチャンスくれっかもしれねぇしさ」
    💣「大凶ですもんね」
    👒「だからですか。全くあなたは運がいいんだか悪いんだか」
    🚢「まぁ、不謹慎だけど『面白い』しな。ルービックキューブよりも」
    🎬「今事件が起きたらなぁ、早速私が原稿にするわ」
    👒「フラグじゃありませんか? それ」

  • 5二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:48:09

     カフェテリアから突然ウマ娘たちが抜け出していく、雪崩のように。周囲の会話を拾ってみると北館裏の旧焼却炉のなかより一体の白骨死体が発見されたようである。

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:54:54

    👒「トレセンの名探偵様、出動ですわよ」
    🚢「しゃぁねぇなぁ。フラグメーカー発揮か」
    💣「早く行きましょ」
    🎬「私も行きたい」
    🚢「どうせあれだろ、お前ら外たぞ」

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