- 1二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:47:42
- 2二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:50:05
- 3二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:50:29
…棒人間だろ?
- 4二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:51:08
お前はエロ漫画に脳を破壊されちまったんだ
- 5二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:51:30
少し掛かり気味のようですね
- 6二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:55:03
- 7二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:08:23
羽根つきでアルトレにとんでもない落書きをされるアルダンが見られるって聞いたんですが
- 8二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:17:45
永遠…っと
- 9二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:29:38
イタズラ好きのアルダン書きはいずこにおわす!
トレーナーの顔に婿殿って書くアルダンのSSを書き候え! - 10二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:31:42
トレーナーさん、やっぱり時々子供っぽいところがありますよね?
ええ、だって全然手加減してくださらないんですもの。
手加減しても納得してくれないだろ、ですか?
……ええ、もし手加減されたら、一週間は口を聞いてあげなかったかもしれないです。
一度もトレーナーさんの顔に墨を塗る事が出来なかったのは残念ですが。
どんな落書きをするか、色々と考えていたものですから。
さてと。そろそろ片づけをしなくてはなりませんね。トレーナーさんに塗られてしまった墨も落としてこなくては。
けれど頬にするだけで良かったのですか? 羽付きの落書きは顔中にするものでしょう?
きっと驚くよ、ですか。ふふっ、では、落とす時に確認しますね。
あら、何故みんなして顔を紅くされるのですか?
顔の落書きですか? 先程トレーナーさんと羽根つきをしていたもので。
そうではなく文字、ですか? いえ、まだ鏡を見る事が出来ていませんので、どのような落書きをされたかは確認していないですよ?
今から墨を落としに行きますので、その時に確認しようかと。
みなが驚くような落書き……トレーナーさんったらどんな落書きをしたのかしら。
『あいしてる』
────。
どんな顔をしてあの子たちのところに戻ればよいのでしょう……。 - 11二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:31:46
正直アルダンに羽子板で勝ったら額に「肉」って描きたいし両さんみたいな眉毛描きたい
- 12二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:32:40
- 13二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:35:56
- 14二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:38:05
腹に書かれてるわけじゃないから大丈夫
- 15二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:43:29
- 16二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:48:02
別人です……
- 17二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 01:10:45
越後屋なのか悪代官なのかはっきりしろ
- 181/323/01/23(月) 01:16:40
「アルダンっ、どこで覚えたんだ?」
「ふふふっ♪ さぁ、どこででしょう?」
アルダンとの羽根つき勝負。控えめに言って、アルダンは強かった。
俺に関しては体育の授業の時にバドミントンなどの経験はあるし、クラスの試合でもそこそこ強かった部類だ。
こちらが優勢だと踏んでいたのだが……。
「まさかっ! ラリーがこんなに続くとはねっ!」
「そろそろ、降参してもいいのですよ?」
「すると思う?」
「そう来なくては♪」
息が上がりつつある俺に対し、アルダンはまだまだ余裕の笑みを絶やさない。
ウマ娘と成人男性とでは体力にかなり差がある。このまま勝負が拮抗し続ければ、いずれ俺が負けるのは自明の理。
ならば。
「ふっ!」
跳んできた羽根を、アルダンの頭上を通り抜ける勢いで羽子板を振り抜く。
手応えは十分。バドミントンのシャトルのように、羽根の滞空時間は長くない。
勝負あった。そう思った瞬間。
「させません!」
「なっ!」
力強く地を蹴り、羽根に狙いを定め、身体を捻る勢いそのままにアルダンが羽子板を振り抜く。
着物姿でなんて無茶な! と驚愕に思考を支配されたのが不味かった。
羽根はそのままぽとり、と。俺の背後に落ちた。 - 192/323/01/23(月) 01:16:51
「私の勝ち、ですね?」
「はぁっ……はぁっ……っふぅー……ああ、俺の負けだよ……」
息を切らせ、地面に座り込む俺とは違い、アルダンは涼しい顔のままだ。完敗という他ない。
「まだされますか?」
「ごめん、限界だ。あ~もう……好きに塗ってくれ」
「まあ! それでは、遠慮なく♪」
羽子板と言えば負けた方の顔に墨で落書きをするのがお約束。
当然俺とアルダンも対戦前にその約束をしていたが……。
まさか一戦だけでこんなにも長引くとは思っていなかった。
筆のくすぐったい感触を頬に感じるが、やけに画数が多い。
これはなにやら凝った落書きをしているような気がする。
「アルダン、一体何を書いてるんだ?」
「それは鏡を見るまでのヒミツ、ですよ」
まあ、そこまで変な事は書いていないだろう。
「はい、出来ました♪ 午前中はそちらで過ごしてくださいね?」
「後一時間くらいか。誰にも見られなきゃいいけど。……あっ」 - 203/323/01/23(月) 01:17:05
そう言った途端、同じくメジロのお屋敷で過ごしていたメジロライアン、ドーベル、ブライトの3人が庭に通りがかった。
庭で遊んでいた俺とアルダンを一瞥するとライアンとドーベルは顔を真っ赤に。ブライトはなにやらクスクスとおかしそうに笑っている。
俺の顔に書かれた落書きに対する反応だとすると、ブライトはともかくライアンとドーベルの反応はどうにも気になる。
「何を書いたんだ? アルダン」
「手鏡ならこちらに」
そう言って渡された手鏡で自分にされた落書きを確認する。
『婿殿』
へぇ、なるほど。
「あ、あのっ。トレーナーさん?」
「なに?」
「どうして、抱きかかえるのですかっ?」
顔にされた落書きを見た途端、アルダンに対しての悪戯心が沸々と湧いてしまった。
その衝動のままに、アルダンを抱きかかえたのだが……。
それでも身体に手を回したらしっかり首に手を回して来る君も、まんざらでもない気がするんだけど。
「アルダンが俺の事をそう思ってるんだったら、俺にとってはアルダンはお姫様だからかな?」
「────」
悪戯のお返しにそのままアルダンの私室へと連行している途中、他のメジロの子達の視線が、若干痛かった。 - 21二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 01:17:25
しょうがないにゃぁ
- 22俺は彼女の中に光を見出した。23/01/23(月) 01:40:14
年末の午後。アルダンから美術館への誘いが来た。見ていく中で彼女はある絵の前で立ち止まった。
「『オフィーリア』…確か画家の名前はルドンでしたね…」
「有名なのかい?」
「ええ、この絵はシェークスピアの戯曲ハムレットのヒロイン、オフィーリアの死の場面の主題に度々選ばれています。どのオフィーリア作品も横顔で描かれ、この作品も淡い色に包まれた、優しい横顔が、死の場面を幻想的に表現しています。」
「ルドンは最初は黒の画家と呼ばれていました。ですが途中から輝く色彩の画家として大きく作風が変化します。」
「それはまたどうして?」「フランスに転機となった作品があるのですが、どこかで見にいきましょう?その時まで答えはお預けです。」
「わかったよ。しかし最初は漆黒の画家で途中から色彩を使った画家になるなんて、何か素敵な出会いでもあったのかな。」
「——どうしてそう思うのですか?」
「君に出会った時に感じたんだ。君に未来を色付かせてあげられたらなって。」
「————」「ずるい人。私が願う事を……」
「何?」「ふふ、何でもありません。さあ行きましょう?」
そこから、年が明けて…
「羽子板でアルダンと対決とは…」「手加減は致しませんよ。」
案の定、中々勝てない。その中で一度だけアルダンが顔に文字を書いた。
「何か文字を書いたみたいだけど、何を書いたの?」
「秘密です。」「……勝ったら教えてくれる?」
「分かりました。でも負けませんよ?」「動きは段々見えてきた。そろそろ一つ勝つさ。」
「……勝った!」「…流石ですね、私の動きを見抜きましたか。」「さて、じゃあ約束通り…」
「ルドンです。」「この前美術館で見た画家の名前じゃないか。何故それを?」「……理由は約束していませんよ?」「むう、確かにそうだ。じゃあ君に一つ書いて終わりにしよう。」 - 23俺は彼女の中に光を見出した。23/01/23(月) 01:50:27
「これでよし。」「何を書いたんです?」「秘密。」
「もう……後で確認しますから。」
ごめんよ、アルダン。実は美術館のチケットを取ろうと思って色々調べたんだ。転機となった作品とその経緯も。…君がルドンを書いた理由もなんとなく。
君のカミーユに俺は成れたかな。でもその光をまだ消す訳にはいかないから。今は……約束だけね。
その後鏡を見た彼女に「知っていたんですか…!!」
と赤面しながら詰め寄られることになる。 - 2422.2323/01/23(月) 01:53:56
この二人だと直接書かずにこういう文学を絡めたやり取りがあるんじゃないかと思った。解釈違いなら墨で塗り潰してくれ。
- 25二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 01:56:45
お正月もとっくに過ぎた今日この頃、なぜかアルダンと羽つきをすることになった。
アルダン曰く、お正月はメジロ家の行事で忙しかったのでやれなかったことを今やりたくなったらしい。
「トレーナーさん、行きますよ〜♪」という声とともに、アルダンが羽子板で羽根を打つ。
だが当然、ウマ娘の身体能力に勝てるはずもなく
何回かラリーをするもののあっさり負けてしまった。
するとほっぺに、墨で「婿殿」と書かれてしまった。アルダンは楽しそうに笑っている。
…..ほう。アルダンがその気ならこっちにも考えがある。
アルダンに近づき、お姫様抱っこで抱え「あ、あの…?」と困惑するアルダンの首筋に、キスマークをつける。永遠に消えないように。
「あ、あのとれーなーさ」とアルダンがじたばたするので、その口をキスで無理やり閉じる。するとアルダンは真っ赤になって顔から湯気を出し始めてしまった。アルダン、大丈夫?と聞くと「もっと、あと、つけてほしいです」ととんでもないことを言い出した。
…どうやらアルダンのいたずら好きが、再発してしまったようだ。お姫様抱っこをしたまま、真っ赤な顔のアルダンを寝室に連れて行く。急いで治療しなければ。アルダンのいたずら好きは絶対に許してはならない。
Fin.
深夜だからこのクオリティで勘弁してクレメンス - 26二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 09:46:49
本当に来てくれたんだ…
- 27二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 10:26:28
なんだぁここは 天国のバーゲンセールか?
- 28二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 10:28:50
メジロ小判とは
- 29二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 11:48:44
怒涛のSSラッシュでびっくりした、ありがたやありがたや・・・
- 30二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 14:08:11
助かる
- 31二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 14:19:15
- 32二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 14:55:56
- 33二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 17:26:46
知らなかったそんなの…