- 1二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 18:41:12
切っ掛けは些細な事だった。学校生活をマイペースで過ごしていた所で友人のキングヘイローに注意され、仕返しにいたずらしてやろうと思った。そんな、子供っぽい動機。仕返しの方法はくすぐり。水泳のトレーニング中に自然に近づいて実行する計画だ。私はキングとよく二人組を組んでいたのでなんら不自然ではなかった。その日、しれっとキングと二人になった私は、いたずらのタイミングを窺う。念入りに柔軟を進めている彼女の背後に接近。丁度両手を頭上に伸ばしたタイミングで、素早く手を差し入れ、腋から差し入れた。
(よし)
両の手が脇腹を掴む。まだ水に浸かっていないからほんのりとした温かさがあった。やや表側まで到達した指先に柔らかいモノが触れる。筋肉が付きつつも女性特有の柔らかさは損なわれていない。肋骨は多少の圧迫ではびくともせず、弾力のある薄皮の下におあって頑強だった。骨の隙間に柔らかい部分に指は沈み込んていく。
「は………え……?」
突然の凶行に身体がフリーズするキングを尻目に、私は食指を止めることはない。ゆっくりと手を下げていく。急な段差を越えると柔らかなエリアが待ち受けていた。肋骨が無い腹部はは美しく縊れており、腹筋の筋繊維の硬さと脂肪の柔らかさが心地よく、私は手を上下させながらキングの腹部をくすぐり揉みしだく。どう考えてもセクハラだが、この肉体の感触が癖になり、よりエスカレートしていった。ビクリと震える肢体の反応を楽しむかのように。今思えば、何らかの興奮状態にあったのだろう。そんな半酩酊状態の私の意識を引き戻したのはキングの声だった。
「ひゃあン……!!!!??」
普段の彼女からは聞くことのない、艶やかで喘ぐような声。思わず手を離すと、解放されたキングは身体を抱え込むようにしゃがんだ。その顔は強い糾弾の表情だったが、顔全体が紅潮している。
「―――――――――――」
ゾクッと逆立つ産毛。私の中で何かが噛み合った感触があった。私を睨みつけるその顔が愛おしく、嗜虐心をくすぐって仕方がない。
「アハ…」
この日を境に、何ら懸念することのない健全な関係は一変した。ジワジワと堕ちてゆく性根を理解しつつも、私の歩みは止まらない。それがどんな退廃的であったとしても。 - 2二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 18:42:05
以上。些か責めすぎたと思うので、指摘があれば消します
- 3二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 18:43:09
いいね
じゃあもっとやろうか? - 4二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:25:15
ちょっと続きを見ないと判断できないですね
- 5二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:26:42
まだ一変してないからセーフ
一変してもセーフ
というわけで一変してくれ - 6二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:27:53
これ以上は危険や
SSはここで止めるぞ - 7二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 21:24:13
もうちょっと続き見ないとわからないですね…
- 8二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 21:33:38
既に多くの人が去った黄昏の校舎。その一角にある教室から、微かな衣擦れの音が響いていた。そこには身体を密着させた私とキングの姿があった。私の手は既に彼女の着崩れた制服の隙間に侵入し、柔らかな肌を撫でている。
「やめて……」
キングの声。口では拒絶しているが、逃げ出すようなそぶりは無い。本気で逃げる気があるなら私の拘束などとっくに抜け出しているはずである。本来の力を考えれば。でもそうはなっていないということは、一つの事実を示している。
「にゃはは。そんなこと言って…本当はシて欲しいんでしょ?」
「ちが……そうじゃな……っあ…」
キングはさっきから目線を私から逸らしている。自身の痴態を認識したくないのであろうか。事態はとっくにその段階を過ぎているというのに。私は笑みを浮かべながら彼女の弱点である腹部を撫でる。一連の行為で、彼女がどうすれば悦ぶのかは把握していた。まさぐる手で感じる汗と湿気が心地よい。
「やぁ………っ」
なすがままに触られ、ビクビクと肢体を震わせるキング。そこには、普段の一流を目指すウマ娘の面影は無い。ただ身体を震わせる少女の姿があるだけだ。キングのこんな姿を知っているのは私だけ。それが、私の歪んだ征服欲を満たしていく。堕ちていく。堕ちていく。ドロドロとした闇の奥に堕ちていく。引き返す道など当の昔に失った。
「心配しないでね。手は緩めないよ。キングが満足するまで…ね」
その煽情的で退廃的な行為がいつまで続くのかは、だれも知らない。 - 9二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 21:41:57
- 10二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 21:55:38
おまけは以上です
- 11二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 23:53:32
この2人のインモラルな関係すき。
- 12123/01/24(火) 07:49:23
ありがとうございます
- 13二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 17:48:54
放課後帰りの準備をしていると、スカイさんがやってきた。すれ違いざまに他の人には聞こえない声量で私への言葉をかける。
「今日、いつもの場所でね」
「――――――ッ」
そのくすぐる様な声にビクッとなる身体。これが合図。私とスカイさんとの、秘密の逢瀬の予約である。
どうしてこんなことになったのだろう。スカイさんが私に対して手を出してきたのは最近だった。初めは断った。私はスカイさんを只の友人としてしか見ていなかったから。でも、話をする中で分かってしまった。以前くすぐりによって艶やかな声を出したことが彼女を歪めてしまったのだと。それに対する負い目から、私はソレを受け入れた。
最初こそは贖罪のつもりだった。でも、スカイさんとの逢瀬を続けていくうちにそれは変わってしまった。今では触られる前の段階で冷たい手の感触を思い出して胸が高鳴ってしまう。柔肌を撫でられる行為に期待してしまっている。そんな自分への嫌悪感も薄れていっている。なんと愚かで卑しいのだろう。
「お、来たね」
指定の場所に行くと、既にスカイさんが待ち構えていた。その目には淫猥な感情が見て取れる。私は無言で彼女の隣に腰かけ、言葉を紡ぐ。
「触って…」
既に肉体の方は準備万端だ。今か今かと侵入してくる手を待ち構えている。高ぶる肢体を落ち着かせながらその時を待つ。間をおいて腰に回してくるスカイさんの手。今日もまた、淫らな時間が始まる。 - 14123/01/24(火) 18:11:57
キング視点書いてみました
- 15二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 09:41:25
セイちゃん攻めは新鮮 良かった!
- 16123/01/25(水) 17:16:22
ありがとうございます