- 1二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 08:21:17
- 2二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 09:06:44
第二話『また明日』
やる夫、やらない夫「お邪魔しますお(だろ)」
星歌「おー、お前らちゃんと書類とかは持ってきたか?」
やる夫「はい、この通り一式持ってきましたお。ちゃんと親からの許可も得ましたお。」
星歌「よしよし。で?週に何回シフトに入れる?」
やらない夫「俺たちは帰宅部だから、ほぼ毎日入れると思ってもらって結構ですだろ。」
星歌「ん、分かった。じゃあ週5で頼むよ。」
やる夫「わかりましたお。所で一体どんな仕事をするんですかお?」
星歌「お客の受付けとカウンターでのドリンクの受け渡しだ。おーい、虹夏。新入りに仕事を教えてやれ。」
虹夏「はーいっ…。あー!昨日ライブに来てた人!」
やる夫「入速出やる夫と申しますお。昨日のライブは楽しかったですお!」
やらない夫「美筆やらない夫です。これからお世話になりますだろ。」
虹夏「私は伊知地虹夏!結束バンドのドラム担当でーす!ところで二人ともこっちも今日から新しく入る子がいるんだけど一緒でいいかな?」
やる夫「やる夫達は一向に構わんですお!」
虹夏「分かった!じゃあ、こっち来て。」
ーロッカールームー
やる夫「失礼しますお。」
やらない夫「失礼するだろ。」
山田「バイトに必要だから、これにサインして。」
やる夫「分かりましたお!」(サラサラ)
やらない夫「おい、やる夫。いかにも怪しそうな契約書にサインするのはだめだろ。」
山田「これでオプーナを買う権利は君のものだよ。5万円お願い。」
やる夫「んな大金払えませんお!」
虹夏「リョウ〜?何やってるのかな?」
山田「すみませんでした。」
やらない夫「所で伊地知さん。この人は一体…。」
虹夏「私の友達でベースの山田リョウだよ。ほらリョウ。自己紹介する!」
山田「オプーナ売りの山田リョウです。よろしく。」
やる・やら「えらく個性的な人だお(だろ)」 - 3二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 09:59:50
やる夫「ところでもう一人のバイトは一体どこにいるんですかお?」
虹夏「その子はね、あの箱の中にいるよ。おーい、ぼっちちゃん。箱から出てきてー。」
やらない夫(中々惨い仇名だろ…。)
ぼっち「あっ、はい。こんにちは、後藤…(カチーン)。」
やる夫「同じクラスの後藤さんが出てきたと思ったら固まったお…。」
虹夏「えっ、ぼっちちゃんと同じクラスなの?」
やらない夫「そうです。クラスでは普段目立たない子だから、俺も少し驚いているだろ。」
ぼっち「どうも、ぼっちです…」
やる夫「あっ、はい。やる夫ですお。」
やらない夫「やらない夫だろ。」
虹夏「ところで二人とも、何か趣味とかはある?」
やる夫「今は特には無いですお。」
やらない夫「筋トレだろ。」
虹夏「ふーん、そうなんだ。じゃ、これから仕事の説明するから3人ともこっち来て!」
ー説明終了ー
やる夫「それじゃ、やる夫はカウンターに行くお!」
やらない夫「俺は受付だろ。門司で培ったバナナの叩き売りの才能を見せるだろ。」
ーカウンターー
客「コーラ一本ください」
やる夫「毎度!こちらコーラになりますお」
ぼっち「あっ…、こちらジンジャエールになります…ンへへ」
虹夏「ぼっちちゃん。顔が怖いよ…。」
ー受付ー
やらない夫「さぁさぁ買った買った!こちらモナーバンドのライブだ!チケットを買えば開運招福間違いなし!さあさあ、これを買わなきゃ損だよ。…」
山田(私よりアクが強い…。) - 4二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 10:00:10
閉店後ー
やる夫「はぁー。疲れたお。後藤さんもお疲れ様でしたお。」
ぼっち「あっ…。はい。お疲れ様です…。」
虹夏「みんな、お疲れ様!また次もよろしくね!」
やらない夫「次もよろしくお願いしますだろ。それじゃ、俺たちは帰るとしますか。」
山田「あばよダチ公。」
虹夏「それじゃ、みんなまた明日!」
ー帰路ー
テクテク
ぼっち「あっ。私はここで帰るんで…。また明日…。」
やる夫「そうですかお。それじゃまた明日」
やらない夫「また明日だろ。」
やる夫(また明日。いい言葉だお。やる夫も明日も頑張るお!)
第二話「また明日」終 - 5二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 10:11:02
- 6二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 10:12:37
- 7二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 10:15:06
- 8二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 11:07:49
- 9二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 11:30:40