【CP・現パロ注意】「ウタ、夏休みの宿題は終わったか?」 part4

  • 1123/01/25(水) 17:43:57

    もう少し続きます。本当はもっと早く完結できる予定だったのですが……
    もうしばしお付き合いください

  • 2123/01/25(水) 17:44:10
  • 3二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 17:46:42

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 17:46:56

    たておつ!

  • 5123/01/25(水) 17:50:31

    はっ!そうだ!私としたことが!

    確認しておかなければ、これだけは。


    「ねェルフィ」

    「ハァ……くるじがったァ…なんだ?」

    「再会にあたってルフィに色々聞いておきたいことがあるんだ」

    「聞いておきたいこと?」

    「ルフィって今彼女はいるの?いないよね?告白は何回された?ちゃんと全部断ったよね?初ちゅー誰にもあげてないよね?まさか私のルフィがそんなことしないよね?」

    「ま、待てウタ!一気に聞きすぎだ!」

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 17:50:40

    たておつです!再開できて良かったよホント…
    とりあえず首領たちはお兄ちゃんズにしばかれててください

  • 7123/01/25(水) 17:55:59

    「えーっとまず、とりあえずかのじょはいねェぞ」

    「うん」

    「告白ってのはよくわかんねェけど『好きだ』って言われたことは何回かあったぞ」

    「……ふーん、そっか。まァルフィかっこいいもんね。告白されちゃうのもしょうがないか。でも彼女いないってことはちゃんと断ってくれたんだよね。そっかそっか」

    「あとちゅーは誰にもしてねェぞ。ウタと約束したしな」

    「ふーんそっか!そうなんだ!!!」

    「なんか嬉しそうだなウタ」

    「いやー流石私のルフィだなって!今まで辛い思いさせてごめんね!これからはずっと一緒だよ!」

  • 8123/01/25(水) 18:03:10

    「それよりウタはこの後どうするんだ?」

    「うーん何も決めてないや」

    「じゃあマキノのとこ行くか?」

    「あ!行く行く!マキノさんも元気?」

    「あァ!」

    「そっか!楽しみだな!久しぶりにマキノさんの手料理も食べたいなァ!早く行こルフィ!」ダキツキギュー

    「……なァウタ」

    「なに?」

    「離れてくんねェか?」

    「なんで?」

    「お前にくっつかれてると歩き辛ェ」

    「えー?じゃあ抱っこしてよ」

    「なんでだ?」

    「……ルフィと密着してたいです」

    「じゃあ背中乗れよ。おぶってやるから」

    「ありがと。優しいねルフィ」

  • 9123/01/25(水) 18:43:18

    「なんか懐かしいね」

    「何がだ?」

    「昔はさ、私がルフィをおんぶして走り回ったりしてたじゃん?」

    「だな。あの時はウタの方が背が高かったからな」

    「力も強かったしね~」

    「力はおれの方が上だったぞ!」

    「出た!負け惜しみィ~!でもさ、今は力も背もルフィが上なんだよね。もうルフィのことおんぶしてあげられないな」

    「あの時のウタはおれの宿題手伝ってくれたり一緒に遊んでくれて姉ちゃんみたいな存在だった」

    「ルフィ?」

    「だから今度はおれがウタを支えてやるんだ!行くぞ!」

    「わっ!速い速い!あははは!あはは!ルフィ凄い凄い!いけいけー!」

  • 10二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 19:02:25

    続き来た。とりあえず10

  • 11二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:10:28

    おれはこのスレ主を王にする

  • 12二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:13:55

    自然にウタがルフィに甘えれてる
    これは進展も早いな

  • 13二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 02:08:46

    続き来てた!ありがてェ・・・ありがてェ・・・!

  • 14二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:44:29

    このレスは削除されています

  • 15二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 13:58:50

    久しぶりの再会にはしゃぐウタちゃんかわいい

  • 16二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:34:46

    いいね

  • 17二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 06:17:29

    捕手

  • 18二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 16:55:08

  • 1923/01/27(金) 21:12:29

    「ついたァ…」

    「わぁ!マキノさんのお店!懐かしい!変わってないんだ!」

    「ハァ~……あぢィ~」

    「真夏の中お疲れ様ルフィ!おんぶありがとね!かっこよかったよ!(汗だくのルフィもいいなァ)」

    「水飲みてェ…」

    「マキノさんからお水貰おう。会うの楽しみだなァ」

    「昔こんな暑かったか?なんかどんどん暑くなってねェか…?」

    「そうだね。私はルフィにずっとお熱だよ♡」

    「あァ…?おう……」

  • 2023/01/27(金) 21:22:03

    「マキ”ノ”~み”ずゥ~」

    「いらっしゃいルフィ。そんなに汗だくでどうしたの?」

    「マキノさん!」

    「あら!ウタちゃん!来たのね、久しぶり!」

    「うん!久しぶり!」

    「うふふ!こんなに大きくなっちゃって!」

    「えへへ!あ!私のライブのポスター飾ってくれてるんだ!」

    「もちろん!ライブとかの映像見てるわよ、すごいじゃない!ニュースで見るたびに私もう嬉しくって!あ、ルフィのお水ね」

  • 21二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 21:29:28

    現パロでもウタちゃんとマキノさんの再会はうるっとくるな…

  • 22二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 21:43:23

    ウタにとっては唯一の親しい年上女性だからな、実質おかあ、もとい、お姉ちゃんみたいなもんだ
    これも家族の再会

  • 23二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:59:03

    感動の再開だ

  • 24二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 08:51:16

    12年ぶりで積もる話でいろいろ会話が盛り上がるな

  • 25二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 15:18:46

    マキノさんと再会できたの嬉しい

  • 26二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 19:11:10

    久しぶりの再会でさっそく距離感近いな

  • 27二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 22:17:14

    これルフィから恋愛の矢印向いてるか?
    ウタは結婚とかお熱みたいな感じの妄想とか発言してるけどルフィからあまり感じられない気がする

  • 2823/01/28(土) 23:36:16

    「んぐっ……ごくっ……ぷはァ!生き返ったァ!」

    「その帽子が似合ういい男になったな」

    「ん?」

    「よう、久しぶりだなルフィ」

    「シャンクス!」

    「あれ?なんでシャンクスがここにいるの?」

    「お前と別れた後まっすぐここに来たからな」

    「そうなんだ」

    「そういやマキノ。なんでウタが今日この町に来てるって分かったんだ?」

    「そいつはおれが教えたからな」

    「もうすぐウタちゃんが来るって色々教えてくれたのよ。ネットの投稿と違って今もうこっちにいるってことも。ルフィにずっと会いたがってて、ルフィのために頑張ってきたこともね」

    「ししし!そっか!」

    「も、もう!ルフィの前であんまりべらべら言わないでよ!恥ずかしい…」

  • 2923/01/28(土) 23:44:14

    「そういえば一緒に出て行ったエースとサボは?」

    「あァ、あの二人なら大丈夫だ」

    「私が怖い人たちに絡まれちゃってたんだけど……」

    「何ィ!?大丈夫だったのかウタ!何もされてないだろうな!?」

    「お、落ち着いてシャンクス。そこをルフィとお義兄さんたちが助けてくれたんだ」

    「そうか、ありがとなルフィ」

    「おう!」

    「ウタちゃんの身に何も起きなくてよかったわ。二人とも無事だといいけど」

    「大丈夫だあの二人なら……ん?サボから写真とメッセージだ」

    「見せて見せて……えっうわぁ…」

  • 3023/01/28(土) 23:47:42

    ルフィに送られてきた写真にはさっきの男の人たちが地べたに伸びていて、その上で楽しそうに自撮りしたエースとサボが写っていた。

    メッセージの内容は

    『いっちょうあがり、これから爺に引き渡してくる。ウタちゃんによろしくな!いっぱい楽しんで来い!』


    「あの子達ったらまた無茶して…」

    「だっはっは!あいつらも変わらずやんちゃしてんな!」

    「ししし!な?大丈夫だったろ?」

    「う、うん……無事で元気なのは分かったけど、わざわざ写真まで撮らなくてもいいんじゃ…」


    熊でも倒せないってのは比喩でも何でもないんだ。

    あんな大きい人たち倒して汗一つかいてない。

    心強いお義兄さんだけど、万が一にも怒らせちゃダメだな

  • 3123/01/28(土) 23:48:48

    超がつくほどリアルが忙しいせいで遅筆で申し訳ないです

  • 32二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 08:36:23

    忙しいのはしょうがない
    年度末近いし多分みんな忙しいから、遅筆だなんて気にしないでくれ
    気長に待つよ!

  • 33二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 16:56:00

    作者の都合が合うときに出してくれればええんやで
    それまでは保守や感想を書き込むよ

  • 34二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:59:54

    素晴らしい現パロだ

  • 35二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 06:07:36

    ほし

  • 36二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 13:27:24

    のげ

  • 37二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:46:13

    あとは幸せになるだけだね

  • 3823/01/30(月) 23:06:01

    「そいつで思い出したがウタ、さっきゴードンが呼んでたぞ」

    「げっ……」


    ルフィの事ばっかで浮かれすぎててすっかり忘れてた。

    でもゴードンが今いるところってちょっと遠いんだよね……

    勝手にどっか行っちゃったのは悪いけどさ。


    「誰だ?」

    「エレジアの社長で私に音楽を教えてくれた人。まァ私の音楽の師匠ってとこかな?」

    「ウタの師匠!?すっげェ!」

    「そういやルフィに会いたがってたな。そうだ、ルフィも一緒に来る?」

    「いいのか?」

    「うん。私から話つけとくから」


    ほったらかしにしちゃった分立派な手土産を持っていってあげよう。

    それにルフィと1秒でも長く一緒にいたいしね。

  • 39二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 06:54:22

    ほし

  • 40二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 16:52:04

  • 41二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 19:56:29

    12年振りだもんね

  • 42二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 20:05:59

    さっきみたいなこともあるからね
    一緒にいた方がいいよ

  • 43二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 21:33:47

    片時も離れたくないんだな
    かわいい

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 06:51:29

    手土産ってもしかして結婚報告?

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 18:03:59

    もう既に幸せそうでとても良い
    そしてこれからもっと幸せになれるんだって思うと胸が熱くなるよ

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 18:12:46

    本当にルフィの事大好きだな

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 21:42:55

    「どこまで行くんだ?」

    「都心の方まで行くよ」

    「結構遠いな」

    「まァね。のんびり行こ」

    「おう」

    「……ルフィの手大きいね」

    「昔は一緒ぐらいだったな」

    「うん。すっかり大人になっちゃったね」

    「おれまだハタチじゃねェぞ」

    「ふふっそうだね」


    手を繋いでゆっくり歩みを進める私たち。

    懐かしい蝉の鳴き声が私の体に心地良く響く。

    隣にはルフィがいて、この町にはみんながいて、それでも景色は少し違ってて、思い返せば12年の歳月なんてあっという間で。

    まるでタイムスリップでもしちゃったみたい。

    帰ってきたという実感と隣にあるルフィの横顔に私は心の中でつぶやいた。


    ただいま

  • 4823/02/01(水) 21:48:00

    「シャンクスは連れて来なくて良かったのか?」

    「いいのいいの。お酒飲んでたしマキノさんとお話してるんでしょ」

    「シャンクスはよく酒飲んでるけどウタも飲んでんのか?」

    「んー私はあんまり飲まないな。二十歳になった時にシャンクスと一緒に飲んだんだけど、なぜかあまりよく覚えてないんだよね~」

    「そうなのか?」

    「うん。気付いたら寝ちゃっててシャンクスが『お前はあまり飲まない方が良いかもしれんな』って言ってたけどなんでだろね」

    「ふーん。おれもあんま興味ねェしな」

    「その方が良いかもね。シャンクスみたいに酔っ払うルフィ見たくないかも」

    「お前昔っからシャンクスが酔う度に怒ってたよな」

    「だってひどいんだよ。私のある事ない事とか秘密にしてた事とか色々話しちゃうし。この前なんかね──」

  • 4923/02/01(水) 21:53:55

    「ウタの師匠ってどんな人なんだ?」

    「うーん、普段は静かだけど音楽に対する情熱は人一倍で会ったばかりの私にも色々親切にしてくれて。背が高くて顔がちょっと強面だからよく誤解されるけど」

    「そっか、いい奴だな」

    「ゴードンには本当にお世話になったよ。私がここまで歌手として成長できたのも彼のおかげ。素人だった昔の私を育ててくれた恩人」

    「しろうと?ウタの歌は最初からスゲェ上手かったぞ」

    「ううん。エレジアに来てすぐは毎日が驚きだったよ。演奏も歌唱もみんなお金貰えるくらい上手かったし、私なんてまだまだだって思い知らされちゃった」

    「ふーん。でもまだ超えた奴いねェんだよなァ」

    「ん?何が?」

    「ウタは覚えてるか?昔お前が祭りで歌ったやつ」

    「あー、のど自慢大会だっけ?それがどうかしたの?」

    「あの時のウタの点数、まだ誰も超えた奴いねェんだよ」

    「え?そうなの?」

  • 5023/02/01(水) 22:08:13

    「あァ!だからおれはウタがシロウトなんて一回も思ったことねェぞ」
    「そっか……そうなんだ」
    「にしてもあの祭り楽しかったなァ」
    「うん。よく覚えてるよ」

    そう。私は今でも覚えてる。あの夏祭りの事を
    あの時私はルフィに告白しようとして
    でも上手くいかなくて
    私は確か、マキノさんのアドバイスを受けて告白が成功するようにルフィに私のかっこいい所や良い所を見せようと歌ってたんだっけ
    ルフィのため、ルフィに私を見てもらうため
    もしあの時告白してたら何か変わってたのかな
    ううん、もう12年前の事を気にしてたってしょうがない
    それに今の私の隣にはルフィがいる
    歌を本気で勉強しようと思ったのも、ルフィが私の歌を好きって言ってくれたから
    私の原点は最初からルフィなんだ
    ルフィがいれば、あなたとなら私は最強になれるんだ

  • 5123/02/01(水) 22:10:39

    「そういやもうすぐ祭りやるってマキノが言ってたな」
    「え?お祭りやるの?!」
    「あァ、一緒に行こうぜ!」
    「行く行く!ルフィとお祭り!」

    これは運命なのだろうか
    まるで私が帰ってきてルフィと再会するのを待っていたかのようなタイミング
    なんにせよまたルフィと地元でデートができる
    12年前のリベンジだ!
    一通り屋台を巡ってルフィに告白して…

    告白…

    …………

    そういえばルフィって今でも私のこと好きなのかな
    12年経って私の事どう思ってくれてるんだろう

  • 52二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 23:04:33

    一途だなぁ

  • 53二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 23:10:24

    うわぁ
    好き!

  • 54二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 23:27:22

    イイっすねこの距離感…

  • 55二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 06:55:23

    好き!

  • 56二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:56:14

    デデデデ!!

  • 57二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:58:31

    12年越しの告白せんでええのんか~♡

  • 58二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 21:52:41

    今更かい

  • 59二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:03:37

    ウタちゃん乙女でかわいいな
    ルフィならきっと変わらずに、もしかしたら昔よりもっと好きだと思うぞ

  • 6023/02/03(金) 06:30:56

    彼女はいないみたいだし、少なくとも今のルフィが恋心を抱いてる人は今のところいないみたい。

    問題は私も含めてなのかどうかだ。

    思えば今日まで私の一方通行だったかもしれない。

    幼馴染として好きなだけかもしれない。

    女の子として好きかどうか確かめなければ。


    「ねぇルフィ、私のこと好き?」

    「ん?好きだぞ」

    「そっか……それは女の子として?それとも幼馴染として?」

    「んー?何か違いあんのか?おれはウタのことはどっちでも好きだぞ」

    「じゃ、じゃあさ!ルフィはその…将来結婚とか考えてる?」

    「ずっと一緒にいられるってことだろ?あんま考えたことねェな」

    「それはまァ、そうだけど…そっか……」


    なんか思ってたのと違う返事が返ってきた…

    女の子として好きって意味があまりわかってないのかもしれないけど…

    ま、まァ流石に結婚はまだ早いよね。

    うん。ルフィもまだ未成年だし、別におかしくはない。

    私きっと再会が嬉しくてはしゃいじゃってたんだ。焦らずゆっくり行こう。


    「けどなんでそんなこと聞くんだ?」

    「え?な、なんでってそれは……」

  • 61二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 12:58:40

    行け!行くんだ!ウタちゃん!

  • 62二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 13:10:48

    焦る必要はないかもしれんが、押せるときには押しとくもんだ
    ウタちゃんがんばれー

  • 6323/02/03(金) 18:06:19

    「こ、怖くなったの…」

    「ん?」

    「わ、私が一方的にルフィの事…その……す、好きなだけなんじゃないかって。私の一方通行でルフィはそんなこと全然想ってないんじゃないかって……」

    「……ウタ」

    「……なに?」


    どうしよう。全部包み隠さず言っちゃった

    失礼なこと言っちゃったかな……

    でもルフィには好きって気持ちは絶対隠したくなかったし……

    怒らせちゃったかな

    何言われるんだろ

    怖い、嫌われちゃってたら…私……私……

  • 6423/02/03(金) 18:06:43

    「な~に言ってんだお前ェ」

    「……え?」

  • 6523/02/03(金) 18:08:03

    「おれがウタのこと嫌いになるわけねェだろ!ウタは昔も今もおれの大事な……友達だ!」
    「ルフィ……」

    そっか
    よかった
    私ルフィにとって大事な存在でいられたんだ
    でも”友達”か…
    まァそうだよね。私たち一緒に居ない時間の方が長かったから

    「ありがとルフィ。私の事そんな風に思ってくれてて嬉しかった。でも私ルフィの事想って今日まで頑張って来れたからさ、私わがままだからさ……友達じゃなくてその、ちょっとだけでもいいから結婚とか意識してほしいなァって…」
    「でもおれはもし結婚するならウタがいいな」
    「……え」

  • 66二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 18:57:37

    !!

  • 67二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 19:00:23

    !!

  • 68二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 19:09:49

    友達という回答に落ち込んだところに特大の一撃よ!

  • 69二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 19:53:44

    なるほど
    獲物を確実に仕留めるには一度油断させたところに最大の一撃を放つということか
    このルフィは知略派ですね

  • 70二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 19:56:34

    気ぶり勢気ぶってんな

  • 71二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:59:00

    !!!!!!!!!!

  • 72二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:04:27

    >>71

    お前は帰れ

  • 73二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 03:17:50

    ほし

  • 74二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 09:09:43

    下げて上げる

  • 7523/02/04(土) 18:09:12

    「もしおれもいつか結婚とかするなら、その相手はウタだと思ってる」

    「ふぇぇ!?な、な、なんで急にそんなこと……//」

    「付き合うとか結婚とかおれまだよくわかんねェけど、毎日一緒に飯食って風呂入って、一緒に色んな場所に行って、一緒に寝て一緒に起きて、一緒に生活するなら、おれはウタがいい」

    「ルフィ…!」

    「それにマキノが言ってたんだ。ウタがおれのこと大好きだって。あれだけおれの事想ってくれてるなら、軽い気持ちで蔑ろにしちゃダメだって」

    「マ、マキノさんが…」

    「ウタもその気持ちは今でも同じだろ?」

    「あ、当たり前だよそんなの…!ルフィの事ずっとずっと大好きだったし、私ルフィの事1秒たりとも忘れなかったもん!ルフィと結婚したいってずっと思ってたから縁談とかお見合いの話とか全部断ってきた!ルフィとじゃなきゃ嫌だったから!」

    「…ししし!そっか!」

    「うん…!だから!だからね…?そう思ってるのは私だけでルフィはそういうの嫌で……断られちゃったら私…どうしようかと!」

  • 7623/02/04(土) 18:13:09

    「ル、ルフィは……!私とその…恋仲でもいいの?嫌じゃないの?」
    「あァ、ウタとなら大丈夫だ」
    「デートとかキスとか…あと……こ、子作りとか……将来してくれるの?えっちなこととか」
    「……ウタ、あの時の約束覚えてるか?」
    「約束…?」
    「お前がおれと公園でした最後の会話」
    「うん……もちろん…」

    あの時確か、引っ越しの準備とかでもう会えなくなるから最後に私がルフィに告白したんだよね
    告白して、その後…

  • 7723/02/04(土) 18:14:34

    『私の初ちゅーあんたにあげる』


    『だからいつか、あんたの初ちゅー私に寄越しなさいよね』







  • 78二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 18:22:32

    うおおおおぉ!

  • 7923/02/04(土) 18:58:11

    「…………ふぇ?」

    「る、るふぃ?」


    ルフィの行動を確かめるためにそっと自分の唇を撫でる


    「約束のちゅー、ちゃんと返したぞ」

    「え…あ……//な、なんで…覚えててくれた…」

    「あの時言っただろ」


    『だっておれたち


    相思相愛だって」

  • 80二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:06:03

    あにまんが重いのかおれの端末が悪いのか画像が表示されない…(ポロッ)

  • 81二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:07:26

    フォォオオォォォオオオ!!!!!!

  • 82二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 21:01:37

    やはりルウタ
    ルウタは世界を救う……!

  • 83二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 04:49:12

    最高かな?

  • 84二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 07:01:37

    >>80

    あにまんに問題があるっぽいですね。他のスレでも表示されないのがちらほら。障害というか不具合らしいですが

  • 8523/02/05(日) 16:19:38

    「んふふふ♡んふふ~♡」ギュウ∼

    「……なァウタ」

    「ん~?な~にダーリン♡」ギュウギュウ

    「ダ、ダー…?気が早ェぞ」

    「いいのいいの♪もうすぐ結婚するんだし♡」ギュ∼

    「く、くっつきすぎだ…!もう少し離れて…」

    「やーだ!ずっとこのままでいるの!」ムギュウ∼

    「頼む…離れてくんねェとおれ…その……あたってて」

    「んー?ダーリン顔赤いよ?」

    「いや……そんなことねェよ…」

    「……もしかして」




    「熱中症!?大変!私のダーリンが暑さにやられちゃった!?」

  • 8623/02/05(日) 16:20:36

    「ち、違うぞウタ……これは…」

    「もしかしておんぶで走らせちゃったのが原因…?それともさっきからずっと我慢してて……」

    「いや、大丈夫だぞウタ」

    「でもこまめな水分補給が大事だし…ダーリンに何かあったら私…!」

    「こんくらいの暑さなら平気だって。だから…」

    「あ!コンビニ!私あそこで飲み物買ってくるね!」

    「あ、おいウタ……行っちまった」

    「…………」


    「ウタのやつデかくなったな……」

  • 8723/02/05(日) 16:23:42

    「おまたせダーリン!飲み物とか色々買ってきたよ!はい!」
    「おう、ありがとう」
    「ついでにアイスも買ってきたから一緒に食べよ!」
    「ごくっ…ごくっ……ぷはぁ!悪ィなウタ、お金出すよ」
    「いいのいいの!私が買いたくて買ったんだから」
    「そっか。優しいなウタは。他には何が入ってるんだ?」
    「あー、あーちょっと待って!……はい!ルフィのアイス!」
    「ん?おうありがと」
    「うん!溶けちゃう前に食べよ!」

  • 8823/02/05(日) 16:25:19

    「ん~!アイスおいひいね~」

    「あァ…」

    「ちゅぱちゅぱっ……んむっ」

    「…………」

    「れろっれろっ……ちゅっ」

    「…………」

    「はむっ……んー?ちゅぽっ……どうしたのダーリン?」

    「え、あ、いや…」

    「私の顔に何かついてた?」

    「いや…その……なんでもねェ」

    「……ルフィ顔赤い」

    「気のせいだろ…」

    「……そう」


    もしかしてルフィ、私の横顔に見惚れちゃってた……とか?

    ま、まさか…あのルフィがそんなこと

    ……そんなことってあるのかな?


    まさか…ね

  • 89二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:26:33

    もうダーリン呼びしてる…

  • 90二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:27:18

  • 9123/02/05(日) 17:14:47

    それから私とダーリンは炎天下の中でもくっつきながら(主に私の方から)駅まで歩き、冷房の効いた電車に揺られながら目的地まで向かった。
    思い出話などをしながら小一時間程電車で移動し、駅を降りて再び真夏の都心を歩く。
    コンビニで買った飲み物やアイスは既に二人で消化してしまい、併せて買った他の物をこっそり仕舞って残りはゴミ箱へポイ。
    傍から見ればお熱いカップルに見られてると思った私は、どこか誇らしい気分になった。
    こんな所ファンのみんなにはまだ見せられないな。
    やがてビル群に混じって聳え立つ建物の前に到着した。

    「ここだよダーリン」
    「やっと着いたか~結構遠かったなァ」
    「この建物の上にゴードンがいるよ」
    「はぁ~結構高ェとこにいんだな」
    「じゃあ行こっか、ダーリン♡」
    「おう…」

  • 9223/02/05(日) 17:16:39

    「なァウタ」

    「なにダーリン?」

    「その、だーりんって呼ぶのやめてくんねェか?普通にルフィって呼んでくれよ」

    「えー?ルフィはもう私のダーリンなんだしいいでしょ?」

    「でもおれたちまだ結婚はしてねェぞ」

    「そのうちするんだし、もうキスしちゃったんだから時間の問題じゃない?」

    「……じゃあせめて二人っきりの時にしてくれよ」

    「むー、わかった。ダーリンがそこまで言うなら…」

    「頼んだぞ」

  • 93二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 17:17:26

    今までチャージしてた分凄まじいロケットスタートしてますね

  • 94二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 17:18:05

    心の中だけに留めていた分、反動が大きい

  • 9523/02/05(日) 17:19:00

    「UTA様、おかえりなさいませ。上で社長がお待ちです」
    「ただいまー。ごめんね待たせちゃって」
    「あら?そちらの方は?」
    「そう!この人は私のダー」
    「おれはルフィ!ウタの幼馴染だ!」
    「そうでしたか、UTA様からお話は伺っております。どうぞ」
    「違う!確かにルフィは私の幼馴染だけど、今はもう私のダーリ」
    「よしよし!行こうぜウタ!お前の師匠に会いに!」
    「むぐっ!?」
    「楽しみだなー!ウタの師匠ってどんなやつかなー!」
    「むぐー!むぐぐぐむーぐ!」
    「……大丈夫かしら」

  • 9623/02/05(日) 17:21:36

    「……もういいか」
    「ぷはぁッ!ひどいよダーリン!いきなり口塞ぐなんて!」
    「ひでェのはお前だろ!二人っきりの時って約束したじゃねェか!」
    「いいじゃん!さっきのスタッフさん付き合い長いんだし!身内くらいなら別にいいでしょ!」
    「よくねェ!お前はよく知っててもおれからしたら赤の他人だ!」
    「だいたい呼び方くらいでそんなに怒んないでよ!」
    「おれは約束破ったことに怒ってんだ!それにだーりんって呼ばれると恥ずかしいし調子狂うんだよ!」
    「ひどい!私がどれだけ愛をこめて呼んでるか知らないくせに!」
    「……あーもう仕方ねェ!」

  • 9723/02/05(日) 17:21:47

    「何よ!ダーリンのわからず――」

  • 9823/02/05(日) 17:33:50

    「ん!んん~~~!?ん!ん!んん~~~♡♡」

    「……ぷはぁ」

    「あ…あ……」

    「落ち着いたか?」

    「あ……ダーリン…いま…//」

    「ライブはいつからあるんだ?」

    「へ…?えーっと…1週間後…くらい?」

    「その後引っ越しとかは?」

    「か、考えて…ます…」

    「いつからこっちで暮らせるんだ?」

    「ら、来月からは……落ち着いて生活できると…おもい…ます」

    「……じゃあ来月から一緒に住むぞ」

    「へ…?いいの……?」

    「あァ。その代わりもう人前でダーリン言うのやめろよ?」

    「同棲……ダーリンと一つ屋根の下……//」

    「わかったか?」

    「わ、わかりました……//」

    「よし」


    「えへへ…//今日だけで二回もダーリンにキスされちゃった♡」

    「……またウタにちゅーしちまった…この先大丈夫かなおれ」

  • 99二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 21:20:19

    主導権を握れているのか振り回されてるのか判らんね

  • 100二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:28:16

    まあお互い幸せそうだし、特に問題はねえな!

  • 101二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 02:24:48

    新時代が近いな

  • 102二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 07:02:13

    期待

  • 103二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 13:30:54

    ここが俺の新時代だ

  • 104二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:43:16

    待ち

  • 105二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 05:19:22

  • 106二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 07:27:53

    仲良くていいな

  • 10723/02/07(火) 16:43:28

    「ようこそ。よく来たね」
    「もしかしておっさんがウタの?」
    「いかにも。私がエレジアの代表取締役のゴードンだ。君がルフィ君だね。ウタから噂はかねがね聞いている。どうぞこちらに座ってくれ」
    「おっさん背でけェな~」
    「来月から同棲……毎日キス生活……♡」
    「飲み物は何がいい?」
    「水でいいよ」
    「わかった。他に何か欲しいものは?」
    「食い物」
    「夢のマイホーム♡」

  • 10823/02/07(火) 16:44:18

    「ウタから連絡が返ってこなくて心配だったが、ルフィ君に会っていたというわけか」
    「あァ。久しぶりに会えて嬉しかった!」
    「ウタはずっと君に会いたがっていたからね。彼女もさぞ嬉しかったろう。実を言うと私も君に一度会ってみたかった」
    「そうなのか?ん!この菓子うめェな!」
    「寝る時も起きる時もルフィがいるんだ…♡」
    「ウタのこれまでの活動の原点はいつもルフィ君だった。彼女をここまで奮い立たせる君は一体どういう存在なのかをこの目で見ておきたかった」
    「そっか。ウタのやつずっと頑張ってたんだな」
    「子作りも頑張らなきゃ♡」

  • 10923/02/07(火) 16:46:38

    「ウタとはどういう経緯で友達に?」
    「おれが住んでた近所にシャンクス達が引っ越して来てよ、気付いたら一緒に遊んでたなー」
    「ハネムーンはどこにしようかな♡」
    「エレジアに来た時から、今も昔もウタはよく君の話を楽しそうにしてくれた。思い出話をあうる彼女の顔はとても活き活きしていた」
    「そっか!向こうでも元気そうで良かった!」
    「ふへへ…しんじだいだー♡」
    「ルフィ君に家族は?」
    「じいちゃんがいて兄ちゃんが二人……あと父ちゃんがいるけどほとんど会ったことねェ」
    「そうか。兄弟がいるのは良い事だな」
    「子供は3人……最初が男の子で…あと二人が女の子の姉妹……」

  • 110二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 16:56:21

    あかん脳が夢の世界に行ってしまってダメになっておる
    ちゃんとライブの日までに帰ってこれます???

  • 111二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 17:08:49

    ウタちゃんが壊れてしまった…
    ま!いっか!

  • 112二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 17:13:52

    ルフィがキスしたら戻ってくるんじゃないかなぁ!?(クソデカ大声)

  • 113二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 17:16:59

    会話が嚙み合ってるようで噛み合っていない……?

  • 11423/02/07(火) 20:50:17

    「向こうでウタに友達はいんのか?寂しくしてなかったか?」
    「エレジアで親しくなった子は複数いたから孤独というわけではなかった。何より彼女には世界中に多くのファンがいるから。それでもやはり、君がいなくてどこか寂しかったのだろう。一人になると時々アルバムで君との思い出を振り返っていた」
    「そっか。じゃあこれから一緒に居てやらねェとな」
    「あァ、きっとそれがいい」
    「子供の名前何にしよう…」
    「ルフィ君は日記を書いたりは?」
    「んー?昔学校の宿題でやったのはなんとなーく覚えてるけど、書いたことあんのはそんぐらいだな」
    「私の提案ではあるが、彼女は幼い頃から自分の生活を日記を記していた。そして時折君への想いも綴っていたようだ」
    「へー、ウタのやつ真面目だな」
    「ルフィ君はウタがいなくなってからはどのように過ごしてたんだ?」
    「あァ、それはだな…」
    「子供の成長記録もつけなきゃ♡」

  • 11523/02/07(火) 20:53:47

    「そうか、ウタがあそこまで惚れ込む理由が分かった気がする。君はとても……とても良い人だと私は思う」

    「ししし!なんかおっさんみたいな偉いやつに言われると照れるな!」

    「自慢のダーリン…♡私だけのルフィ…♡」

    「……ところで先程からウタの様子が変だが、何かあったのかい?」

    「あーあれだ、暑さでやられちまっただけだ」

    「それは……大丈夫なのか?」

    「気にすんな!ウタは強ェからな!」

    「そ、そうか…」

    「えへへ♡おれたちは相思相愛……♡うふふふふ♡」

  • 116二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:57:27

    ここまで堕ちちまってまともな社会生活続けられるのか心配になってくるけど、ウタが幸せそうなのでOKです

  • 117二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 21:31:58

    「失礼します。社長、そろそろお時間です」

    「おや、もうこんな時間か。もう日も暮れる頃だ。ルフィ君も一度帰るといい」

    「おう!ありがとなおっさん!お菓子美味かった!」

    「こちらこそ!君に会えてよかった!さてとウタ……ウタ?」

    「ご飯にする?お風呂にする?それとも……えへへへへ♡」

    「おーいウタ」

    「…………ふぇ?」

    「大丈夫か?」

    「あ、ダー……ルフィ!ゴードンとのお話はどうしたの?」

    「今終わったぞ」

    「え?そうなの?」

    「私とルフィ君が話している間、君はずーっと上の空だったが…」

    「あれーそうだっけ?覚えてないや。何話してたの?」

    「色々」

    「充実した時間を過ごせた。君と話せてよかった」

    「おう!おれもだ!」

    (ほんの少しだけルフィとの生活を想像してる間にすごい仲良くなってる…)

  • 11823/02/07(火) 21:34:33

    「ダ……ルフィはこれからどうするの?」

    「おれは家に帰る。そろそろ飯の時間だしな!」

    「そっか!じゃあ帰りながらお話聞かせてね!またねゴードン!」

    「……ウタ、君はこれから私たちと一緒に千秋楽に向けての打ち合わせだ」

    「え?じゃあダー……ルフィは?」

    「家に帰る」

    「……やだ……嫌だよ…!ルフィとここで…またお別れなんて…!」

    「泣くなよウタ……明日もまた会えるぞ?」

  • 11923/02/07(火) 21:38:51

    「ぐすッ……もっと一緒に居たいよ…!ねェゴードン!ルフィも一緒じゃダメ?」

    「流石にそれは……」

    「いくら…UTA様のご友人と言えど、関係者以外の参加は認められません」

    「そんなァ……!」

    「ウタ、おっさん達の言うとおりだ。明日まで会えないってのはおれも寂しいけどよ」

    「じゃ、じゃあさ!耳栓と目隠しすれば!何も見えないし何も聞こえない状態なら!それならいいでしょ?」

    「ウタ……」

    「おれ、そんな人形みたいな窮屈な思いするの嫌だぞ……」

    「が、我慢してよ…すぐ終わらせるから…」

    「ウタ、別にまたしばらく会えないってわけじゃないんだ。ルフィ君に迷惑をかけるわけにはいかない」

    「でも……やっと会えたのに…また……今日からずっとずっと一緒に居られると思ってたのに……!」

    「まいったなーウタが泣きべそかいちまった…」

  • 120二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:16:47

    完全にルフィに対する感情の堰が決壊している
    一旦「もう我慢しなくていいんだ!」ってなっちゃったからなあ、仕方ないっちゃあ仕方ない

  • 121二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:19:31

    かっこいいUTAがみたいな~~!!!みんな楽しみに待ってるんだけどな~~!!

  • 12223/02/07(火) 22:20:05

    「うーん……悪ィおっさん達。ちょっとウタと二人きりにさせてくれ」

    「あァ、構わないぞ」

    「ウタ、向こう行くぞ」

    「え♡ルフィと二人きりなんてそんな…//」


    バタンッ


    「……大丈夫ですかね?あんなUTA様見るの初めてですが」

    「恐らく念願のルフィ君との再会で、彼女の中で募りに募った想いが爆発してリミッターや理性が狂ってしまったのかもしれない」

    「もしライブ当日までその……駄々をこねるようでしたら大きな問題ですよ…」

    「そこはルフィ君を信じよう。ウタを矯正できるのはルフィ君だけだ」

    「いくら溺愛しているとはいえ、あの少年一人に任せて大丈夫ですか?」

    「心配ない。直接話して、彼ならきっとやってくれると確信した。私の目にはそう映った」

    「社長がそこまで仰るのでしたら……」

  • 12323/02/07(火) 22:21:39

    「ルフィ!このまま二人で一緒にいよ!」

    「ウタ、あのおっさんすっげェいいやつだな」

    「うん!ゴードンは良い人だよ!」

    「おれ、あのおっさん気に入った。だからウタもおっさんを困らせる真似しないでくれ」

    「……うん」

    「一緒に居てェのはわかるけど、明日も会えるしいいだろ?」

    「……ほんとに?明日も会える?」

    「あァ約束だ!ほら!」

    「わっ!えへへ♡ダーリンあったかいね♡」

    「仕事頑張れるか?UTA」

    「ルフィ…!うん!元気貰えたから、私頑張る!でももうちょっとだけこうさせて。いっぱいになるまで充電させて」

    「わかった」

  • 12423/02/07(火) 22:51:52

    「……ウタそろそろいいか?」

    「……あと10秒だけ」

    「じゃああと10秒な」

    「…………うん。ありがとルフィ。もう大丈夫」

    「よし!そんじゃおっさん達のとこ戻るか!」

    「あ、ルフィ!その前に連絡先交換しよ!」

    「そういえばしてなかった……これでいいか?」

    「……わ!ルフィが…!私の連絡先にルフィがいる!」

    「これで寂しくなくなるか?」

    「うん!毎日電話するね!」

  • 12523/02/07(火) 22:54:26

    「待たせてごめんねゴードン!打ち合わせしよ!」

    「ほ、本当に…」

    「流石と言ったところか……」

    「じゃあおれ帰るよ。ウタをよろしく」

    「ありがとうルフィ君」

    「では私はこれからル……ご友人殿をご自宅まで送迎して参ります」

    「ん?」

    「そうか、打ち合わせは私とウタだけでもどうにかなるから君はそのままあがって構わないよ」

    「いえ、完了次第私も後から参加いたしますので。では」

    「またねルフィ!夜電話するからちゃんと起きててよ!メッセージもちゃんと返してね!」

    「おう!じゃあなウタ!おっさんも!」

    「こちらこそ!わざわざ来てくれてありがとう!気を付けて帰ってくれ」

  • 12623/02/07(火) 22:59:51

    「ここでよかったですか?」
    「あァ!ありがとな!」
    「いえ、これからもUTA様をどうかお願いします。では私はこれで──」
    「あ!そういやよ、お前なんでおれの名前知ってたんだ?」
    「……え?」
    「さっきあのおっさんのとこでおれの名前言いかけた気がしたんだけどよ」
    「……気のせいかと」
    「んーそっか!悪ィ!送ってくれてありがと!ウタのことよろしくな!」
    「えェ、こちらこそ。失礼します」

    「もしもし?うん、これから打ち合わせ。……うん会ったよ、ルフィに。元気で明るくて、それでいてどこか勘が鋭くて優しくて、すごい子だな彼は。……うん、言った通りだ。ライブが終われば私も少し羽を伸ばせそうだ。

    …………休憩終わりだ。……うん。それじゃ、今度ゆっくり話そう。エース」

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:01:24

    イスカさん!?

  • 12823/02/07(火) 23:17:23

    「…………」

    『……ウタか?』

    「あ!ルフィ!?うん!ウタだよ!」

    『おう、仕事終わったのか?』

    「うん!あっという間に終わらせちゃった!すっごく疲れたけど!」

    『そっか!ウタはすげェな!』

    「ううん、ルフィが励ましてくれたからだよ」

    『眠たくねェのか?』

    「眠たいよ。でもルフィとお話ししてたいから起きる」

    『あんま無理すんなよ』

    「うん」

  • 12923/02/07(火) 23:23:58

    「~♪~~~♬」

    『ウタ?今何してんだ?』

    「んー?今日のことを日記に書いてるの。ルフィと会えたこととかね」

    『そっか。ウタは真面目だな』

    「あとキスしたこととかルフィと結婚することとか」

    『それは別に書かなくてもいいぞ…?』

    「ダメ!大事なことだもん!」

    「……ねェルフィ」

    『ん?』

    「私さ、最近寝る前はずっとルフィの子供の時の写真見てたんだ。ルフィ今何してるかなーとか、元気かなーとか」

    『……うん』

    「だからね?今日会えたことが本当に嬉しいんだ。夢なんじゃないかって思えるくらい。寝て起きたらルフィと再会する前の私に戻ってるんじゃないかって」

    『…………』

    「夢じゃないって実感するまで、これからも一緒にいてくれるかな?」

  • 13023/02/07(火) 23:25:07

    『…………』

    「ルフィ?」

    『…………』

    「おーいダーリン!ダーリン?」

    『ぐー……ぐー……』

    「寝ちゃった……まったく」

    『ん~……うた~……』

    「……うふふ♡かわいいなァ」

    『あたり……まえ…だぁ~……』

    「……ありがと。そろそろ私も寝ようかな」

    『ぐー……ぐー……』

    「……じゃあ切るね。おやすみルフィ」

  • 13123/02/07(火) 23:28:53

    日記を書き終えた私は歯磨きを終え、携帯を枕元の充電器に繋いでゴロンと仰向けになる。

    ふと真横に座っているくまのぬいぐるみルーシーに目をやる。

    本当の名前はルフィだが、本人に会ったことをきっかけにルーシーに改名した。

    いつも寝る時にしていたようにルーシーを抱きかかえる。

    昔の幼い頃の思い出が今日の出来事に塗り替えられていく。

    今日一日で本当にいろんなことがあった。

    携帯の画面を触り通話履歴に残された新しい名前を見つめる


    「……もう一人じゃないんだ」


    離れ離れじゃないんだ。

    明日もまた会えるんだ。

    いつかこうしてルフィを抱きしめて、ルフィに抱きしめられながら眠れる日が来るんだ。

    そう安心した私は、部屋の電気を消して深く深く目を閉じた。

    ルーシーをぎゅっと抱きしめる私は意識が薄くなっていくのを感じた。


    「おやすみルフィ」

  • 13223/02/07(火) 23:32:02

    8月6日 晴れ

    今日は私の人生で一生忘れられない日になった
    色々ありすぎて何から書けばいいかわかんないけどとりあえず

    ルフィに会えた!!!

    嬉しい!本当に嬉しい!やっと会えた!
    久しぶりに会ったルフィは昔と変わらずかっこよくて優しくて私より背がちょっと高かった
    怖い人たちに絡まれた時にお義兄さんたちと一緒に助けてくれた
    12年ぶりの再会で惚れ直しちゃった

    久しぶりにマキノさんとも会えたの嬉しかった!私の事ずっと応援してくれてたみたい!
    お店の場所が変わってなかったのがとても嬉しくてなんだか安心した

    あと、再会したその日にルフィとキスしちゃった!
    それも2回!
    しかも両方ルフィの方からしてくれた!嬉しい!ルフィ大好き!
    早く結婚したい!

    本当に今日は色々あった
    正直まだ実感がない
    現実味がない
    でもこれからルフィが隣に居る生活を”当たり前”にしていくんだ!
    今日を私の”日常”にしていくんだ!

    明日も頑張るぞ!

  • 133二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:33:55

    久々の日記だ!!! ほんと可愛い

  • 134二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:36:13

    この歌姫可愛すぎる…

  • 135二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:49:11

    大好き可愛いかよ

  • 136二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 04:57:18

    よかったねウタちゃん、頑張った甲斐があった
    幸せな世界っていいよねー

  • 137二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 06:55:50

    幸せそうでなにより

  • 138二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 16:36:18

    ほしゅ

  • 139二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 20:50:43

    翌朝、ルフィにモーニングコールをかけた私は朝食も程々に済ませ普段しない化粧を軽くして愛しのルフィに会いに──
    行きたいところだったが、その前に雑誌のお仕事が入ってしまった。
    撮影やインタビューをきっちりこなしている間も、私の頭の中はルフィでいっぱい。
    全部終わる頃には午後になっていた。
    ようやく自由行動が許された私は昼食もとらず一目散にルフィの自宅へと向かう。
    元々すっぴんで過ごすことが多い私は、せっかくの化粧が汗で崩れるとか気にしない。
    そんなことよりもルフィに会いたい。
    少しでも綺麗な私を見せたいって気持ちはあるけど、それはライブの時や一緒に暮らし始めてから、結婚してからいっぱい見せよう。
    ルフィにメッセージで教えてもらった住所に着いた私は、胸を高鳴らせながらインターホンを押した。

  • 14023/02/08(水) 21:20:51

    「ルフィー!お待たせー!来たよー!」

    ガチャッ

    「おう、ウタか。よく来たな」
    「ようウタちゃん!」
    「あ、お義兄さんたち!あのルフィは?」
    「生憎あいつなら出かけたばっかだ」
    「タイミング悪かったなァ」
    「そ、そんな~……」
    「まァここで話すのもなんだ。家上がってくれ、お茶くらい出すよ」
    「あいつならすぐ帰ってくるしな。こないだは邪魔が入ってゆっくり話せなかったからよ、色々聞かせてくれ」
    「じゃあお言葉に甘えて!お邪魔しまーす!」

    エースとサボ。近い将来私の義理のお兄さんになる人達。
    ルフィの面倒を見てきたこの二人ともいつか家族になる日が来るんだ。
    ルフィとすれ違ってしまったみたいなのは残念だが、ここで待ってれば帰ってくるはずだしくよくよなんてしてられない!
    将来のためにも、私はこの機会にお義兄さんたちと親睦を深めることにした。

  • 141二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:39:51

    この三人だと、ルフィの話題だけで永遠に話せそう

  • 142二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:44:43

    ルフィ大好き根幹3人からしか得られない栄養素がある

  • 143二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 05:30:31

    ルフィが帰って来たら嬉し過ぎてサボとエースの前でダーリン呼びしそうだな

  • 144二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 07:02:48

    確かにルフィ談義盛り上がりそう

  • 145二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 16:44:51

  • 14623/02/09(木) 23:09:59

    下書き消えてしまったので明日になります……(ポロッ)

  • 147二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 23:25:37

    うわあ心が折れるやつ……
    気落ちしないでくだされや
    お待ちしておりますので

  • 148二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 06:58:20

    待機

  • 149二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 08:56:44

    >>146

    そりゃ辛いな...

    待っとるで

  • 150二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 19:32:10

    >>146

    ドンマイ!

  • 151二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 21:19:50

    >>146

    いつまでも待ちます!

  • 15223/02/10(金) 22:41:46

    「あの、こないだはありがとうございました!」

    「いいってことよ!ルフィの大事な幼馴染に何もなくて良かった!」

    「堅苦しいのもよせ。その方がおれ達も話しやすい」

    「久しぶりのルフィはどうだった?あいつちゃんといい子にしてるか?」

    「えと……うん!久しぶりに会った私に昔みたいに明るく接してくれて、優しくてかっこよくて、12年間の壁なんて全然感じなかった」

    「ルフィはいい奴だろ?」

    「うん!大好き!」

    「へへっ大好きか!あいつにずいぶん惚れ込んじまったみてェだな」

    「ずっと一緒にいたもんな!二人の再会はおれ達も嬉しいよ!」

  • 15323/02/10(金) 22:53:04

    「向こうにいる間もずっとルフィの事を?」

    「うん!一日たりとも忘れたことないよ。私の中でルフィは心の支えだった。辛いときや落ち込んだ時も、ルフィの写真を見てあの時の思い出を思い返して元気を貰ってた。だから私は今日まで厳しいレッスンも業界の人たちからの嫌がらせも耐えることができたんだよ」

    「そっか。たくましくなったな」

    「ううん、ルフィと、応援してくれるファンのみんなのおかげだよ。じゃないと私とっくに潰れてた」

    「出る杭は打たれるってやつか。どこの馬の骨とも知らない女の子一人が歌で世界を取っちゃあ、うるさい連中は色々湧いてくるだろうな」

    「うん……会社の社長と寝てるとかマフィアと繋がりがあるとか、マスコミや他の音楽会社にあらぬ事色々書かれたりもしたよ」

    「ひでェな、個人どころか会社総出で叩きに来んのか」

    「セクハラとかも……やっぱりひどいのか?」

    「あ、それは大丈夫。私にそういうことしてきた人達はもれなくシャンクス達にボコられてたから」

    「そ、そうか……まァお前に何もなけりゃそれでいいか……」

    「あの人もおっかねェな……流石ウタちゃんの親父さんだ…」

  • 154二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:58:38

    パパたち頼りになりすぎる

  • 15523/02/10(金) 23:27:08

    「でもそういえば最近はそういうのピタリと止んだな……なんでだろ」

    「そりゃあ紛れもねェウタの実力だろ」

    「こんだけ活躍すれば、みんなウタちゃんの活躍を認めざるを得なくなったわけだ。ウタちゃんの日々の頑張りが実を結んだんだよ」

    「そうかな…えへへ!ちょっと照れるな」

    「んーでも何か会社ごと跡形も無く消えてる所もあるらしいんだよね……なんなんだろ」

    「会社が跡形も無く消える…?あの赤髪の親父さんそこまでするか…」

    「違うよ、シャンクスも流石にそんなことはしないよ。それに私たちの知らない所で突然そうなったみたいだし」

    「なんだそりゃ、神隠しにでもあったのか?」

    「わかんない。近くの人は空襲だーとか、神の裁きだーとか言ってるらしいけど」

    「フェイクニュースとか出回るような所なんだし、気にしない方がよさそうだな」

    「だな。元はと言えば先に仕掛けてきたのは向こうだ。ウタに何もなけりゃそれでいいだろ。それより他に話聞かせてくれ」

    「うーん……そうだね!じゃあ他には……」

  • 156二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 00:31:16

    この三人が仲良しなの、なんかいいな

  • 157二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 03:44:31

    デマ書いたマスコミや音楽会社もシャンクスに圧掛けられてそうだな

  • 158二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 11:27:31

    >>155

    その神隠しスゲー気になるな…

  • 159二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 16:41:48

    >>155

    誰もその存在を知らないような立場のファンがいたりする?

  • 160二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 16:56:25

    UTAファンのイム砲かもしれぬ…

  • 16123/02/11(土) 20:31:41

    「それで見事私が金賞取ったら大泣きしちゃって」

    「ははは!いい社長さんじゃないか!」

    「そうなんだけど、あの時は目立ちすぎて流石に恥ずかしかったよ」

    「いい話じゃねェか。他人のために本気で泣いてくれる大人はいい奴だぜ」

    「うん……そうだね。ゴードンには本当にお世話になったよ。ルフィも気に入ってくれたみたいだし」

    「あいつは人を見る目に長けてるからな」

    「それはつまり!お嫁さんに相応しいのは私しかいないってことだよね!今まで誰とも付き合わなかったわけだし!」

    「いやまァ……そういうことになる…のか……?」

  • 16223/02/11(土) 21:42:55

    「ま、それに関してはお前ら二人が決めることだ。おれ達がどうこう口出しする権利はねェ」

    「まァ、それもそうだな」

    「えへへ、ありがと!」

    「それよりルフィがお前に手紙書いてたはずだが、読んだか?」

    「もちろん!すっごく嬉しくて私泣いちゃったよ!でもルフィが手紙かー今思えばちょっと意外かも」

    「会うのが難しいなら手紙なら届けれるんじゃないかって。初めて書くもんだからしょっちゅう頭抱えてたぞ」

    「おかげで余計な事書いてやがったな」

    「そうそう!ていうかあの時私ビックリしたよ!ルフィに彼女出来たと思って一瞬目の前真っ暗になっちゃったんだから!」

    「あーあやっぱりか。あの書き方ウタちゃん誤解するだろうなって思ったんだよな」

  • 16323/02/11(土) 21:55:09

    「手紙は嬉しかったけどSNSとかでもよかったのに。それなら二人きりでいっぱいお話できたのに」

    「あいつそういうのやってねェからな。スマホなんておれ達と電話する以外使わねェぞ」

    「そーなんだ。今度教えてあげようかな」

    「世界の歌姫ともなると、そっちもすげェのか?」

    「まーね。はい、私のイムスタのアカウント」

    「……なんだこのフォロワーの桁数」

    「この町の人口の何倍だこれ……」

    「まーその分投稿する内容も気を付けないといけないんだけどね。下手な事言っちゃうとすぐ炎上だし」

    「人気者も中々めんどくせェんだな」

    「でも私の歌を聴いてくれてる人がこんなにいるってのが目に見えてわかるのは嬉しいよ。応援メッセージも励みになるし」

  • 16423/02/11(土) 21:57:29

    「まーそんなこんなあって、無事ここまで帰ってきましたとさ」

    「濃い12年だったな、ルフィもウタも」

    「色々変わったよなァ。人も時代も街並みも」

    「帰って来た時ビックリしたんじゃないか?」

    「うん。でもルフィは変わらないね」

    「そういやあいつから昔話とか聞いたのか?」

    「あ、そういえば聞いてないや。(結婚とか新居とか)先の事ばかり考えてたせいで聞きそびれてた」

    「聞きてェか?中学時代のルフィの話とか」

    「え!聞きたい!すっごく聞きたい!私に教えて!ルフィの学生時代の話!」

  • 16523/02/11(土) 23:06:06

    「それで一限目が体育って分かった途端急にデケェ声出しやがるんだよあいつ」

    「おかげで朝飯喉に詰まらせるとこだったな」

    「あはは!変わんないな~」

    「のくせにアイツ体操服忘れていくんだもんな」

    「わざわざ追いかけて届けに行ったから大変だったぜ」

    「全くだ。教室除いたら一人で騒いでたなアイツ」

    「あははは!かわいいな~そういうところ!」

  • 166二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 23:11:42

    この3人が仲良く話してるのは健康にいい

  • 167二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 08:04:52

    いいね!!

  • 168二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 09:09:36

    イムスタ……神の裁き……神隠し……
    これは……

  • 169二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 14:21:59

    >>168

    繋がったな

  • 170二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:01:42

    恐らく世界で最もルフィトークがしたい人物に数えられる三人
    マジでほとんどルフィの話しかしてないの草

  • 17123/02/13(月) 00:49:41

    「そんでその子助けるために一人で不良の集団に突っ込んで行ってよ」

    「そんなことが……大丈夫だったの?」

    「おれ達が駆けつけた時にはほとんど終わってたな。あいつの友達も協力してくれたみたいだし」

    「そっか。ルフィお友達がたくさんいるんだね」

    「あいつはなんつーか、人を惹きつける力があるからな。関わった奴等をみんな自分の仲間にしちまうのさ」

    「個性的で癖のあるやつもいるけどみんないい奴だよ。ルフィと仲良くしてくれてんだ」

    「ルフィのやつは鼻血とか出まくってたから即病院行きだったけどな」

    「うーん、カッコいいんだけどあんまり怪我とか無茶はしないでほしいな……」

    「けどあいつ、その子が無事って知ったら笑ってた。『ならよかった!』ってな」

    「あはは!流石はルフィだね!私のダーリンなだけはあるよ!」

    「「……ダーリン?」」

  • 172二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 00:51:27

    あっ

  • 17323/02/13(月) 00:51:35

    「あっヤバ……ルフィに人前で言うのダメだって言われてたんだ……」

    「ダーリンって、お前らまさかもう…」

    「ち、違う違う!私が勝手に呼んでるだけ!ルフィとはまだ結婚はしてないよ!」

    「まだ、か。まァあいつと夫婦になるのはウタちゃんしかいないと思ってるが」

    「ま、まァ……私もルフィ以外に旦那さんは考えてないけど……」

    「で、どこまでいってんだ?あの鈍感唐変木とは」

    「ど、どこまでって……?」

    「再会してどれくらいの距離感にいるんだ?手は繋いだりしたのか?」

    「その……じつは……」

    「じつは?」

  • 17423/02/13(月) 00:54:56

    「キ…キキ……キスしてもらっちゃった!」

    「「…………ハァ!??」」

    「まじかァ!?」

    「ルフィがキスだと!?」

    「うん…!昨日に2回…」

    「「2回!!?」」

    「えへへ……改めて言うと恥ずかしいね」

    「嘘じゃねェよな……?」

    「ホントホント!嘘でこんなこと言わないよ、虚しくなるだけだし……ルフィが帰ってきたらその、直接聞いてみてよ。恥ずかしいけど……」

    「エース、明日は雷が降るかもしれないぞ」

    「だな、大地震とかに備えて非常食とか懐中電灯とか準備しとくか」

    「ちょっちょっと!ルフィがちゅーしただけで大げさだよ!」

  • 175二次元大好き匿名さん23/02/13(月) 06:40:14

    ルウタは本当に健康に良い…!

  • 176二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 09:05:47

    祝福されたルウタは健康寿命を延ばす

  • 177二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 19:20:54

    かわいい

  • 17823/02/13(月) 19:51:10

    「だってルフィだぞ?あのルフィだぞ!?これまで数多の女子からのアプローチも悉く興味を示さなかったルフィがだぞ!」

    「う、うん……」

    「おいおい、ルフィのやつおれらの知らねェ所でやることやってんだな」

    「あいつも隅に置けねェな」

    「ルフィだってもう19歳でしょ?そういう時期が来たんだよ」

    「なんか信じられねェな。あのルフィがかー」

    「私もビックリしたけど、初めの一歩って言うかどんどんこの調子で……」


    グゥ~


    「あ……//」

    「なんだお前昼飯食ってねェのか?」

    「あはは……うん、早くルフィに会いたくて食べずに来たから…」

    「ちょうどよかった。腹減ってるならいいもんがある」

    「ん?何か食べさせてくれるの?」

    「ウタちゃんには是非食ってほしいと思ってな。これ食べてみてくれないか?作り置きだが」

    「え?ハンバーグ?おいしそー、けど誰が作ったの?」

    「いいから食ってみてくれ!話しはそれからだ!」

  • 17923/02/13(月) 19:52:13

    「んーまいっか!いただきまーす!」

    「……どうだ?」

    「ん?んんッ!おいひい!」

    「だろ?」

    「うん!うんっ!すっごく美味しいよこれ!」

    「歌姫の舌を唸らせるとは流石だな」

    「ねぇねぇ!これ誰が作ったの?サボ?もぐもぐ」

    「いや、おれじゃねェよ」

    「ほーはんは。んぐっ……じゃあマキノさんとか?」

    「聞いて驚け、ルフィだ!」

  • 18023/02/13(月) 19:52:43

    「そっかー!これルフィが作ったんだ!すごいなー!」

    「んーーー!おいしい!」

    …………???

    ……………………

    「えええええええええ!?ルフィが作ったーーーーー!??」

  • 18123/02/13(月) 20:32:28

    「え!?ルフィが!?嘘ー!?」

    「あァ。あいつ中々すげェぞ」

    「ほ、ほんとにルフィが!?」

    「ははッ!いいねェ、100点のリアクションだ」

    「まァ驚くよな。あいつがこんな上手い飯作れるようになるなんてさ」

    「そうだよ!だって昔お料理対決で目玉焼き作ろうとして、溶岩の塊みたいなの作ってたやつだよ!?」

    「練習したんだよ。マキノの所とかあと料理がめちゃくちゃ得意な学校の友達からも色々教わってたようだ」

    「そうなんだ。でもなんで?」

    「3人で飯食ってる時に向こうじゃ寿司とかすき焼きとか食えねェよなって話したら『じゃあウタはこういうの食えてねェんだな』って言って、そっからだな」

    「え?」

    「ウタが帰ってきたら美味い飯腹いっぱい食わせてやるんだっつって意気込んでたな」

    「…………」

    「最初は失敗ばっかだったけど、毎日練習して今じゃおれよりずっと美味い飯作るようになったぞ」

    「…………うぅ」

    「ん?どうしたウタ」

    「ぐすっ……うぅおいしい…!おいしいよぉルフィ!」

    「……ふっ」

    「すげェだろ?ルフィは」

    「うん…!すごいよルフィ…!ずびっ……ルフィが…ルフィは私のために…!うぅ……!」

  • 182二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 20:53:10

    現パロでASULが仲良くしてると涙が溢れてくる

  • 18323/02/13(月) 21:23:26

    「こんなことなら……ルフィの手作りって知ってたら……もっと味わって食べればよかった…」

    「まだあるけど食うか?」

    「うん”!」


    ガチャッ


    「お、お待ちかねのご本人登場だ」

    「え……?」

    「ただいまー」

    「おう」

    「おかえりルフィ。お客さんが来てるぞ」

    「ん?だれかきて──」

    「ルフィィィィーーーー!!!」

    「うわっ!ウタ!?お前来てたのか」

    「もう!お仕事終わったらすぐに行くってモーニングコールした時言ったじゃん!私の事ほったらかしでどこ行ってたの!?」

    「いや…飯の買い出しに行っててだな……」

    「そうなんだ!あんなに美味しいご飯いつも一人で作ってるの!?」

    「お、おう……てかなんでおれが飯作ってること知ってんだ?」

  • 18423/02/13(月) 21:24:56

    「食べたの!これ!ルフィが作ったハンバーグ!私こんなに美味しいハンバーグ初めてだよ!」

    「そ、そうなのか……ウタの口に合って良かった」

    「あーーールフィの手料理って分かったらもっと味わって食べたのにー!もったいないことしたな~」

    「また作ってやるから……それよりそろそろ離れ──」

    「ほんと!?私毎日ルフィの手料理食べたい!ルフィすごいよ!もっともっと好きになっちゃう!」

    「そ、そうか……」

    「ルフィ最高!大好き!んちゅっ♡」

    「ッ!?」

  • 18523/02/13(月) 21:30:35

    「ヒュー」

    「お熱いねェ」

    「ん~~~っちゅ♡ぷはァ!あ、そうだ!これシャンクスにも食べてもらお!きっとビックリするよ!じゃあ!すぐ戻ってくるね!」

    「あ……あぁ……」

    「あっという間に行っちまったな。相変わらず元気だな~」

    「にしてもウタのやつ随分大胆になったな」

    「向こうじゃキスとか当たり前らしいからな。12年も暮らせば文化も染みつくだろ」

    「その癖ルフィ以外には誰にもしてねェって話だが……おいルフィ?」

    「え……?」

    「顔赤くしてぼーっと突っ立って、どうした?」

    「いや……ちょっとびっくりしちまった…」

    「そうか…」

    「………?」

  • 18623/02/13(月) 21:31:36

    好きだよ、ルフィ


    ちゅーしちゃったね私達。シャンクス達には絶対内緒だからね


    ルフィ!手繋ご!


    んふふ~♡ルフィ~♡ギュウ∼


    えへへ~♡ダーリンの体あったかいね♡


    ルフィ大好き♡

  • 18723/02/13(月) 21:33:23

    「…………なァ二人とも。ちょっといいか?」

    「ん?どうしたルフィ」

    「いや、あのさ……」


    「ウタってあんなに可愛かったか?」

    「「…………………………は?」」

  • 18823/02/13(月) 21:35:52

    「いや、なんかよ……久しぶりに会ってからその…ウタにくっ付かれたりちゅーされる度に心臓がドキドキして痛ェんだ……」

    「…………」

    「昔はちっとも考えたことなかったのに…ウタに会ってから昔のウタも可愛く思えてきてよ……おれなんか変なんだ…」

    「…………」

    「今だってその…大好きって言われて……ちゅーされてから……顔が熱くてしょうがねェんだ…!」

    「…………」

    「なァおれ一体どうしちまったんだ?」

  • 18923/02/13(月) 21:38:00

    「なァエース、ルフィのあの反応…」

    「あァ間違いねェなありゃ。完っ全骨抜きにされちまってる…」

    「今まで多くの子たちがアプローチを仕掛けても悉く不動だったルフィがあんなことになるとは……ウタちゃん一体何者だ…?」

    「あいつにとっても特別な存在なんだろ。昔はずっと一緒だったんだ、特別な感情を抱いててもおかしくねェ…」

    「初恋の相手ってことか?でもおれたちの前でそんな素振り一切見せなかったしなァ…」

    「大人になって再会して、色々自覚し始めてたのかもしんねェな…」

    「あいつにもとうとう春が来たのか……」

    「まァただ…」

    「なんにせよ…」

  • 19023/02/13(月) 21:40:31

    「「上手くいってそうで良かった!!」」

  • 191二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 21:43:41

    凄い笑顔だなこの兄貴達!

    >>190

  • 19223/02/13(月) 21:43:44

    「二人とも何話してんだ?」
    「ルフィ!そんなとこで突っ立ってないでさっさとウタのこと追いかけてこい」
    「え…?」
    「ウタちゃんの好物は知ってるんだろうな?」
    「あァ、あいつ昔っからパンケーキはめちゃめちゃ好きだったぞ」
    「スイーツか、なるほど。ならウタにとびきり美味いパンケーキ作ってやれ」
    「それとウタちゃんのお父さんにもな!親御さんへのアピールも大事だぞ!」
    「え?でも……」
    「いいから行け。せっかくウタがいるってのにおれ達と一緒に居てどうする」
    「ウタと赤髪の親父さんの胃袋掴んじまえば結婚なんて秒読みだぜ!ほら行ってこい!」
    「う、うん……?じゃあおれちょっと行ってくるよ」
    「おう!気を付けてな!」
    「……ジジイの曾孫の顔を見るって夢、案外早く実現するかもしんねェな」
    「だな!ひょっとすりゃお前のとこのイスカちゃんより早いかったりしてな」
    「よせやい」

  • 193二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 22:48:09

    尊い!

  • 194二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:01:42

    エースの「よせやい」に、なんかマルコっぽさを感じてちょっとニヤッとした
    それにしても、このルウタはマジで結婚秒読みな感じで良い

  • 195123/02/13(月) 23:23:34

    このスレで完結できると思ったのにねェ〜

  • 19623/02/13(月) 23:27:18
  • 197二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:29:27
  • 198二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:31:41

    おい~完走せんでもええのんか~?

  • 199二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 01:21:24

    フィーバータイムは続くよどこまでも!!

  • 200二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 01:25:31

    200ならルフィとウタは大切な人とずっと幸せに暮らす

オススメ

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