- 1二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:47:32
あらすじ
やりたいことリストのひとつに「同人誌を出す」があった世界のスレッタの話。
ノリと勢いで大規模同人誌即売会「コズミティア」に申し込んでしまったスレッタ。紆余曲折を経ながらも「泣けるお色気ラブコメ漫画」を仲間達と発行することになり、日々原稿に勤しむのだった。
いよいよ締め切りが迫る中、果たしてスレッタの初同人誌は無事発行なるか?…という話です。
part1
ここだけこの5人が同人誌を出す|あにまん掲示板やりたいことリストに「同人誌を出したい」があるスレッタが開催される大きな即売会に憧れと勢いで申し込んでしまった100に近いほど画力があるスレッタ dice1d100=@5 (5)@ミオリネ dice1…bbs.animanch.compart2
https://bbs.animanch.com/board/1506391/?res=196
- 2二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:52:17
とにかく同人誌が描きたいスレッタと何気に画力が高いミオリネ、元・神作家のグエル、いつの間にかマネージャー的な立ち位置のエラン4号、元・字書きのシャディクでお送りしています(それぞれのステータスはpart1をご参照ください)
学園日常系ときどきラブコメくらいのゆるいノリでお楽しみいただければと思います
※スレ主より - 3二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:58:05
青春劇としてマジ良すぎ 落ちないよう保守させてもらう
- 4二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:02:31
とりあえず保守がてらに分岐の話
前スレ27でシャディクが「水星ちゃんのためにも〜」といわゆる「踏み出せない」選択肢をとった場合、前スレ142での病院でのシーンでダイス選択がなくシャディクがまじで出直してくる予定でした
ので、142はどちらが出ても割とミオリネがデレる感じに - 5二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:05:42
保守がてらの話
前スレ162でエランの見舞い品が安価でゼリーになりました
ので、これに合わせてグエルの見舞い品がスープというふうに決めました
冷たくて甘いゼリーと温かくて塩気のあるスープ、と対照的でありながらどちらも病身には嬉しい品物、ということで二人の対比になったと思います
安価ありがとうございました - 6二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:11:53
乙です!
スレ主天才すぎ……応援してます! - 7二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 03:12:03
ついに3スレ目
物語もついに佳境
楽しみで仕方ない - 8二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:47:16
続きが楽しみで仕方ないぜ
- 9二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:54:46
……カリカリカリ…
(…新米教師のイチカは一年後に廃校が決まった地球の小さな古い学校に着任する)
(機械いじりが得意なイチカは機械の修理や便利なガジェットの開発を通じて生徒たちと交流を持つ)
(…そしてヒロインのリーシャとの出会い。荒れ果てた学校の庭に祀られていた神様の女の子)
(楽しく平和な日々を過ごすうち二人は惹かれあっていく)
(だけど事件が起こる)
(イチカが学校を守るためにしたことがきっかけで、彼が過去に…スパイとして犯罪に手を染めていたことがみんなにバレてしまう)
(そしてリーシャの消滅の危機)
(お庭が復活しつつあることで神様として本来の姿に戻ろうとしていることが原因。だけどイチカの昔の上司なら、それを食い止めることができる)
(…イチカは悩んだ末に…疎んでいたスパイの仕事をリーシャのために請けおって…)
(リーシャを現世に引き留めることに成功)
(二人は結ばれて…幸せなキスをしてお話はハッピーエンド)
(言ってしまえば進めば二つを得る物語です)
(…ハッピーエンドにはしたい。今更この二人を消滅させたり行方不明に…なんて思わない)
(だけど、私が本当に伝えたいことって…)
カリカリカリ…
(…うん)
(こういうときは皆さんに相談しよう!) - 10二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:58:03
スレッタが話の展開を相談するのは?
(ミオリネは先程話しかけたので選択肢から除外)
1.グエル
2.エラン
3.シャディク
dice1d3=3 (3)
- 11二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 13:37:53
おお意外な人選
- 12二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 13:49:52
ストーリ作りの能力はグエルに迫るうえに何かしらの特別な感情も持ってないフラットな相手だからこういう時は案外話しかけやすいのかも
- 13二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 18:08:45
幼馴染だよ水星ちゃん
幼馴染を捩じ込むンだ - 14二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:41:25
自分の願望を垂れ流すなーっ
- 15二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:05:50
(ストーリーのことだったらやっぱり、シャディクさんに聞くのがいいよね)
「(チョイチョイ チョイチョイ)あの、シャディクさん、話しかけても大丈夫ですか?相談したいことがあって…」
「もちろん。可愛い女の子に貸す耳と知恵はいつでも持ってるよ」
「えっと、ですね…あの、ストーリーの…なんといったらいいのか…ええっと……うう、すみません…」
「ははは、あるあるだね。『なんか違うなーって思うんだけど具体的になんなのかわからない』ってヤツ。よし、じゃあ一個ずつ整理していくか。本編の展開で気になることがある、ってことでよかった?」
「そ、そう、そうなんです。あの…後半の展開の…」
(うまく説明できたか自信がありませんでしたが)
(シャディクさんはちゃんとわかってくれました) - 16二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:07:32
「……うん。最終的にイチカはリーシャのためにもう一度スパイに戻り、その結果彼女を救って結ばれる──でもその展開に懐疑的になってきたと」
「…前は、これでいいと思ったんです。だって、『進めば二つ』だから。
でも…最近少し、考えてみる機会があったというか…と、時と場合ってありますよね?その、無理して進むことがいつでも正しいのかな、みたいな……いえあの、お母さんの言葉を疑ってるわけではないんです!ただ、あの…うーん…ごめんなさい、シャディクさんも忙しいのに…」
「大丈夫大丈夫。続けて」
「…私、この間『進めば二つ』で失敗しちゃったばっかり、だから…みなさんに迷惑かけて、ミオリネさんに悲しい顔、させて……」
「…なるほど。──なあ水星ちゃん、後半の展開について俺の個人的な解釈を言ってもいいかな?」
「は、はい」
「進めば二つ、逃げれば一つ。なるほど含蓄のある言葉だと思う。──でもさ、それってつまり、逃げても一つは手に入るんだろう?」
「……え」
「逃げてもいいんじゃないかな、って。スパイの仕事がやりたくないならやらない。逃げよう逃げよう。逃げてリーシャへの愛だけに生きてもいい。…お話の中でくらいさ、そういうのがあってもいいだろう」 - 17二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:09:04
「……」
「…話の中盤で、イチカがリーシャとすれ違う展開があるだろ。汚れた自分はリーシャにふさわしくないって、イチカが一人でどんどんこじれてっちゃうやつ。
相手を心から想うからこそ、自分に近づいてほしくない。
相手の想いに応えたい、隣に立ちたくても自分の汚れた手ばかりが目について踏み出せない。…ああ、こういうのはよくわかる。
さて、リーシャはその時何て言ったんだっけ?」
「…イチカ先生が汚れてるのが嫌なんじゃなくて…悲しい顔をする方がずっとずっと嫌で辛いって。二度とそんな顔をしてほしくないって」
「うん。で、ここからだ。
イチカは苦しみながらも自分のやるべきことから逃げずに進んだ。なるほど確かに。だけどこうも考えられる。もう悲しい顔をしないでほしい、無理して嫌なことをしないでほしいというリーシャの気持ちからは、逃げたんだって」
「……!」
「イチカに必要なのはいついかなる時も進む覚悟ではなくて、逃げてもいいもの、決して逃げてはならないものとの優先順位を明確にすることだ。俺はそう思ってる。水星ちゃんの違和感の元もそこにあるんじゃないかな。…この物語において、本当に逃げてはいけないものはなんなんだろう、って」
「……わたし」
「うん」
「……甘いかも、しれませんけど…ご都合主義かも、しれませんけど…やっぱり、イチカには…元スパイじゃなくて…優しいみんなのイチカ先生として、笑ってリーシャと結ばれてほしいです」 - 18二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:10:09
(自分が何を言っているのかはわかっています)
(わたしはつまり、後半の展開を変えたいと言っているのです)
(二人が結ばれる結末は変わりません。ですが見え方が以前とは異なったものになるでしょう。終わりを変えればそこに至るまでの道筋が変わります。そのためにシーンを新しく描き加えなくてはならないかも)
(何が起こるか?はい、全体の構成に響きます)
(ネームの切り直し、なんてことになるかもしれません。わあ)
(……でも、どうしてもこうしたい。だって、この方が面白い。この方が素敵)
(何より、私がこうしたい!)
(だから──)
「あの、みなさん……!」
(今から私、みなさんにすごく迷惑をかけます) - 19二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:14:27
商業じゃないからこそ、書きたいものを書けばええんやで
- 20二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:23:42
締め切りまであと7日
進捗──言うまでもなくやばい
今日の一言
『一筆入魂──グエル』
(……結論から言うと、私のお話変更の提案は受け入れてもらえました)
『なーんかそんな予感がしてたのよね。あんたちょっと腑に落ちてなさそうな顔してたから。ま、率直に言って今から変更とかふざけんなって感じだけど…それでももちろん手伝うわよ。ここまで巻き込まれてるんだから』
『…となると、ここのコマとこっちはもう少し手直しがいるな…』
『…リーシャのこのセリフはオリノに対して言えば話の流れが自然になるよね。絵の訂正も最小限で済む』
『……!あ、あの、みなさん。ありがとうございます…!』
『お前が届けたい話なんだ。…納得するまでやってみろ。協力は惜しまん』
『グエルさん…』
『……そ、そもそもこの俺がここまでやってやってるんだ、そのくらいの本気は見せてもらわねえと困る!くそ、全盛期の五割も力が出せてねえ!今この瞬間も自分の劣化ぶりに腹が立って仕方ない!』
『(こ、この絵で五割以下…?嘘でしょ…?)』
(… 後半の展開の変更を提案したあとたくさんたくさん話し合って)
(どうすればイチカがスパイの仕事をせずにリーシャを救えるか)
(そのためにはどういうシーンが必要でどこを描きかえるか必死で考えて)
(…なんとかまとまって今に至るわけです)
(みんな、めが、こわい)
(わたしも、たぶん、めが、こわい)
(それだけ必死なのです。懸命なのです) - 21二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:24:08
締め切りまであと6日
進捗──やってみせろよマーキュリー
今日の一言
『青山剛昌──シャディク』
「…よし、ここの下書き終わりました!このままペン入れ入りますっ!」
「…こちらのページは効果まで終了してる。何か手伝えることはある?」
「エラン、あんたこっち手伝って!もうあったまおかしくなりそうなのこの背景!」
「スレッタ、回想シーンの戦場はこんなもんでいいか?」
「確認しますね、うわ──ええ…?あの、本当にこの短時間でこれ描いたんですか…?」
「本当はもう少し描き込みたかったんだがな」
「うわ出た、変態の絵」
「変態言うな!」
「(ミオリネに変態って言ってもらえるのいいな…)」
カリカリカリカリ… - 22二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 10:59:55
ブルマン先生…
- 23二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 17:18:00
締め切りまであと5日
進捗──止まるんじゃねえぞ
「だから絶対ここの乳首はこのくらいぷっくりしてたほうがいいの!私がそう判断したの!」
「ふざけんな今から描き直せるか!」
「スレッタ!あんただってここの乳首はこのくらいいやらしい方がいいでしょ!ねえスレッタ!乳首!」
「お前スレッタになんてこと聞いてんだ!」
「ん〜乳首より私はパンツが気になりますね…ここはあえてバックプリントの子供っぽいたぬきさんパンツの方が成熟した体とのギャップが…(グルグル…グルグル…)」
「スレッタ…?」 - 24二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 17:18:28
締め切りまであと4日
「もうだめむり吐く描いても描いても終わんない」
「トイレはあっちだよ」
「ちょっとは心配しろマネキン王子!あといい加減私のブロック解除しろ!」
「(こいつエランにブロックされてんのか…)」
「なんなのこれ…終わりが見えない…」
「…君がここまで追い詰められるとはね」
「修羅場ってのはこんなもんだ。魔物が棲むとも言われてる。おまえも気をつけろエラン」
「了解した。…気遣いに感謝するよ、グエル」
「……ま、終わったらまたキャンプにでも連れてってやる」
「今度はマシュマロを焼いてみたい」
「あ〜〜〜も〜〜スレッタもシャディクもいない〜〜!(ダダコネレンブラン…)なんでいないの〜〜〜!早く帰ってこいっつーの〜〜(ゴロンゴロンバタバタ)」
(ガーッ)
「お待たせしました、買い出し班ただいま戻りました!」
「やー、水星ちゃんがくじ運すごくてさー、お菓子こんなに当たっちゃって」
「(ガバ シュバッ)…あら、遅かったわねあんたら。(キリッ)こっちは順調だから、まあ任せなさい(ファサ…)」
「……」
「面倒臭いよ君は」 - 25二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 17:30:18
乳首に一家言ありそうなミオリネ
どっかのたわし原か - 26二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 17:57:41
エランがグエルをフルネームじゃなく名前だけで呼んでるのなんかいいな
死線を潜り抜けることが絆が深まったのか - 27二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 21:38:49
ミオリネのブロックはまだ解除してないのかw
- 28二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 21:48:51
このスレのミオリネは可愛い
とにかく可愛い - 29二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:01:02
そんなミオリネに常に乳首を晒しているシャディク。精一杯のアピールだったんだな
- 30二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:34:19
締め切りまで3日
「うう…ここのコマ描き直そうかなあ…もう少し時間かけようかなあ…」
「おい、止まれ。経験上それは錯覚だ。いたずらに時間を浪費するだけぞ」
「うっ、うう…でもほんとはもっとちゃんと描けばこれより全然上手に描けるんですよ…?」
「全部のコマにそうできたら理想だろうが…そんな時間はねえ。自分の限界を把握しておくのは大切だぞ」
カリカリカリカリ…
「…………」
「……思ったんだけどさー、スレッタ」カリカリカリカリ…
「……はーいー?」カリカリカリカリ…
「リーシャがさあ…ここで乳首摘まれてあんあん言うところあるじゃない…?これさ、こんな『ひゃうん♡』みたいな声出るようなもんなのかな…」
「ああ〜…でもラブコメはとにかく感度100倍がデフォルトみたいなところあるので…ロマンですよロマン…」
「…乳首ってそんなに気持ちいいのかしらねーと風呂で体洗っててもいちいちこんな声出ないわよ…こんなさあ…あんっ♡みたいな…」
「どうなんでしょう…自分で触るからなのかな…好きな人に触られると気持ちいいのかもですよー…(グルグル…)」
「…… あー…そういう…(グルグル…)」
「……(ミカエリスッ…)」
「……(ダリルバルデッ…)」
「……(ファラクトッ…)」 - 31二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:43:01
おい男子
- 32二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:52:10
男子の前でそれはまずいよ!
- 33二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:54:56
男の子の身体って正直ね
- 34二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 00:20:07
お硬いブレードアンテナね
- 35二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 07:18:41
御三家筆頭ブレードアンテナ♂が並ぶとそれは壮観だろうな…
- 36二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:08:21
締め切りまであと2日
「…俺はさ…そうはいっても最後は…ひょっとしたらひょっとして小野寺なんじゃないかと思ってたわけで…まあ、幼馴染が勝たなかった時点で…その世界は俺の中では終わったようなもんだから…」
「おう……そうかよ…」
「……(カリカリカリカリ…)」
「………(カリカリカリカリ…)」
「……フフッ……そうだね……頑張らなくちゃ…大丈夫…みんなありがとう…えっ?こっちに作画ミス…あっ本当だ…ありがとぉ…(ボソボソ ブツブツ)」
「(スレッタあんたさっきから誰と話してんの…?)」 - 37二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:09:21
締め切りまであと1日
進捗──君よ気高く描け
カリカリカリカリ…
カリカリカリカリ…
『…………』
(ここまできたらもうあとはやれるだけやるしかありません)
(端的にいってお部屋はひどい状況です)
(漫画という名の嵐にもみくちゃにされてみんなぼろぼろです)
(だけど……)
「……っし、こっちのページは仕上がった。エラン、14Pの効果まだだろ、回してくれ」
「協力感謝する。…印刷所に提出する事務的な書類データは完成した。フォルダに入ってるよ。誰かダブルチェックを…」
「ああ、じゃあそれは俺が。完成ページのセリフの確認、今終わったからさ。誤字脱字も誤用もストーリーの矛盾もなし。終わったらベタの手伝い入るよ」
(…きっと大丈夫です)
「(トントン)ほら、スレッタ」
「はい?」
「飲み物。あとお菓子。あんたさっきから何にも飲み食いしてないじゃない。また倒れるよ」
「わ、ありがとうございますミオリネさん」
「ほら、あーんして」
「あーん…(パク!ゴク!ウマイ!)うん!元気出ました!残りのページがんばれますっ!」
(…きっと終わります。無事に本は出ます)
(そう確信しています)
(ああ、でも。この時間が終わるのは少しだけ────) - 38二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:10:14
……すみません、すみません。
────はっ!?す、すみません!?あの、えっと…
…この本を一冊ください。
…!!(う、売れた…!)は、は、はい!よろこんで!じゃなくて、ありがとうございます!
(…男の子?ううん、女の子かな?なんだかどこかで会ったことあるような…)
……今日はこの本を買うために来たんです。
!!!そ、それは嬉しい、です…!あの、みんなですごく頑張ったので…ぜひ…。
…よかったね、スレッタ。
…え?
…あの日、幼い君がゆりかごの中で思いえがいていたたくさんの小さな夢。そのひとつがこうやって、形になって…。嬉しいよ。
……あ……。
それじゃ、またね。大切に読むよ。
…待っ……! - 39二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:10:49
「──待って、エア……!(ガバリ)……あ、え、夢……?」
締め切り当日
「(ポヤ…)朝……そっか、寝ちゃってたんだ…」
「……(スヤ…)」
「……」
「……」
「……」
(みんな寝てる……)
(……!)
「原稿……!(ガバ!)
…………あ」
【入稿を完了しました】
「………はは。えへへへ………えへ…ぐすっ…ひっく…えへへへ…うっ…ううっ…(ポロポロ)」
進捗──新刊出ます - 40二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:12:53
おめでとう…おめでとう…
- 41二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:20:17
ついにここまで来たか
- 42二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:18:35
脱稿だー!!
- 43二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:50:25
やったー!!
- 44二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 13:55:32
脱稿おめでとうございます!!
だがまだお品書きや宣伝、設営準備があるぞ!!もうひとふんばりだ!! - 45二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:03:18
……
……
「……えっと、お釣りよし、敷布よし、ポスターよし…グエルさんがポスタースタンドは持ってきてくれるって言ってたから大丈夫…」
「それから差し入れも…えっと、こっちが『ハートフル・フロンタル』さんへのお手紙と差し入れ…こっちは『ぷるぷるシリーズ本舗』さんへの差し入れ…こっちは…」
「…あ!サクチケ(※サークルチケット)、サクチケ…!うん、大丈夫」
「スレッター!あんたいつまでやってんの!そろそろ出ないとやばいよ!」
「あわわわわ!ごめんなさいミオリネさん、今行きますー!」
──大規模同人即売会『コズミティア』当日
(駅でエランさんとグエルさん、シャディクさんと合流して)
(今日はいよいよ…即売会です!) - 46二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:03:45
モノレール車内
「うう……」
「……どうかしたの、スレッタ」
「あ、エランさん…な、なんかいよいよ緊張してきて…わ、わたしたちの本、ちゃんと会場に届いてるでしょうか…?届いてたとしてもなんらかのトラブルで全部のページが真っ黒とか、わ、わたしのミスで実はサークル受付がされてなくてスペースがないとか…!」
「…印刷所から不備を知らせる連絡は来ていないし、会場には間違いなく届いてると通知も来た。君のところにサークルチケットが届いている以上スペースもちゃんと用意されてるよ」
「……は、はい…ですよね…あはは、情けないなあ…なんか心配ばっかりで……」
「……(じっ)」
「……て、手に、とって、もらえるのかなって…」
「……スレッタ」
「あの、エランさん…!」
1.…手を握ってくれませんか…?
2「大丈夫」って言ってください…
dice1d2=2 (2)
- 47二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:38:27
手!!! 手をつないでくれ!!!!!!!
- 48二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:25:04
明日の昼くらいまで来れないので保守しておきます
※スレ主 - 49二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:46:14
乙です
楽しみにしてます - 50二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 03:38:44
いよいよ会場入りか…
- 51二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 07:52:46
あーコミケ入りする早朝のドキドキするこの感じ…懐かしい…
- 52二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 16:29:05
保守
- 53二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 16:43:12
「…大丈夫、って言ってください…」
「……僕はあまり…漫画に対する正確な批評眼を持っているとはいえないよ。それでも?」
「は、はい…!あの、漫画の良し悪しを判断して欲しいとか、そういうのじゃなくて…エランさんが大丈夫って言ってくれたら、エランさんの言葉なら…私、ちゃんと信じられそうな気がするんです…!」
「……やっぱり変わってるね、君は。…うん。大丈夫。──大丈夫だよ、スレッタ。君の世界は、必ず誰かに届く」
「………!はい!」
(…もしまた物語を描くことがあったら)
(素敵な魔法使いの話にしたいと思いました) - 54二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 16:44:00
「…………」
「いいのか?」
「はあ?何が」
「水星ちゃんたちずいぶんいい雰囲気だけど。いつもみたいに割って入って、ロミジュリー!ってしないのか?」
「…あのねえ、私がまるっきり狭量な女みたいな言い方やめろってのよ。…ま、頑張った花婿へのご褒美ってやつよ。私は飴と鞭をちゃんと使い分けられる花嫁なんだから…まったく、でろーんとした顔しちゃって。イベントはこれからなのに」
「…と言いつつミオリネの口元には穏やかな笑みがたたえられているのだった、と」
「勝手に締めんな(ゲシッ)」
「ははは、ごめん」 - 55二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:06:32
コズミティア会場
東4ホールく29a──サークル『水星の魔女』
「……はわ……あわわわわ……み、み、ミオリネさん!机ですっ!」
「そうね机ね」
「椅子!椅子もありますっ!」
「立ったままだと辛いしね」
「ああ〜!この机私たちのサークルの名前が書いてありますーっ!」
「はいはい」
「そ、そ、そしてこの…印刷所さんのマークが入ったダンボールは…!(ワナワナ…ポンポコ…)」
「…なに震えてんのよ。開けてみたらいいでしょ」
「(ゴクリ)………で、では。スレッタ・マーキュリー、失礼しますっ!(ベリリッ)」
(…ダンボール箱の中には、私たちの本がちゃんと詰まっていました)
(言葉にすればそれだけのことです)
(でも…この時の感情は、どう頑張っても言葉できません) - 56二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:07:04
「……ある。あります、みなさん。私たちの本…形に、なってます。本に、なってます。…さわれます(ギュッ)」
「…あったりまえでしょ。なきゃ困るっつーの」
「綺麗な製本だね。評判通りだ」
「表紙のカラーも綺麗に出ているな。中身も…よし、完璧だ。…新刊の紙の匂い、いつ嗅いでもいいもんだよな…」
「わかるわかる。新刊の入った箱開けた瞬間の喜びってあるよな。この背幅のかっちりしてる感じとか、無性に嬉しい」
「………(…ナデ…サスリ…)」
「……ほーら、スレッタ(腕を広げる)」
「み、ミオリネさん…」
「今日は特別よ。ほら、来るならさっさと来なさい」
「……!(抱き付く)」 - 57二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:07:32
「設営も終わったね。あとは一般入場を待つだけだ」
「人、きてくれるかな…」
「大丈夫だよ水星ちゃん。SNSでの宣伝も上手くいってるし、注目度はずいぶん高いはずだから」
「こいつがこう言ってるんだから全く売れないってことはないわよ。そういうせこせこした根回しはこいつの得意技なんだから」
「は、はい…!」
「さて、どうする?椅子は二脚だけだし、五人ともサークルスペースにいるわけにはいかねえ。シフトを決めるか。サークル主のスレッタにはまず残ってもらうとして…」
「あっ、でも私、お買い物とか差し入れが…!」
「もちろん後で時間を取るさ。…だが、本を一番最初に買ってくれたやつには、お前自ら礼を言いたいだろうし手渡したいだろ?」
「グエルさん……!はい、もちろんです!」
最初の一時間、スレッタとサークルスペースに残るのは?
1.ミオリネ
2.グエル
3.エラン
4.シャディク
dice1d4=3 (3)
- 58二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:11:29
ダイス神エラン選びがちだな
- 59二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:32:46
自分の本が形になった瞬間って本当に感動するんだよな⋯
- 60二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 01:51:56
ほ
- 61二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 04:16:28
初めてコンビでお留守番かわいいな…
- 62二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 04:18:01
2人とも駆け出しの創作者として、本を一番最初に買ってくれた人に出会えるの良かったね…
- 63二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 08:04:49
「じゃ、私たちは買い物とか敵情視察ね」
「ミオリネ、他のサークルは敵じゃないから喧嘩とか売るなよー」
「うるさい、わかってるわよ!気分よ気分!」
「スレッタを頼むぞ、エラン」
「了解」
「み、みなさん!イベント楽しみましょうね!」
………
「…よかったのか、グエル」
「あん?なんの話だ」
「わかってるくせに。水星ちゃんとエラン、二人きりだぜ」
「…スレッタはエランを信頼してる。初めてのサークル参加で不安や緊張もあるだろうさ、あいつは適任だろ」
「そうやって物分かりのいいふりしてるとあとで後悔するぞ」
「経験者様からのアドバイスか?」
「そうだけど?」
「ち、嫌味も通じねえ…」
「こちとらもう悟りの境地なんでね」
「…ちょっとあんたら!どんどん先行くな!自分の歩幅分かってんの!?(スタスタスタゼエハァ)」
「…と、ごめん、ミオリネ」
「グエルはともかくシャディクあんたまでもう…!あんたらただでさえでっかくてかさばるんだから気を遣いなさいよね…!」 - 64二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 08:08:18
サークル 「水星の魔女」
『コズミティア、開場です!』
パチパチパチ……
「へあっ!?な、なんですか!?拍手!?拍手なんで!?」
「…変わった風習だね。郷に入っては郷に従え、と言うし、僕らもやっておこうか(ぱちぱち)」
「は、は、はい!わ、わーい!ハッピーバースデー!(ぱちぱちぱち!)」
「…ハッピーバースデー(ぱちぱちぱち)」
「…わ、わ、わ、え、エランさん!人!人がいっぱい入ってきました!」
「落ち着いて、スレッタ。一般入場者だよ」
「イッパンニュウジョウシャ……??(グルグル…ポンポコ…)」
「僕らの本を手に取ってくれるかもしれない人たちだよ」
「!!(セスジピーン)」
「……(クスッ)」
「…え?あの、エランさん、いま…」
「ああ、ごめん。…なんだろう、これは。楽しいね」
「……!あ、あの、エランさん、わたしも…!」
『あのー、すみません』
「…!(…想定していたより早い)」
「…(こ、この人…)」
1.全然知らない人だ…!
2.どこかで見たことある…?
dice1d2=2 (2)
- 65二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 10:16:27
(橋オタクさんですか?)
- 66二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 10:55:54
誰だ誰だ
- 67二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 15:47:58
開場一番に凸してくれた人がいるの良かったね…!
- 68二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:34:30
「…(この男の人、どこかで…)」
「…あなたもいたんだ」
「えっ!?あ、えっ!?俺のこと覚えて…」
「……(あ!)」
(そうだ、この人)
(この間のイベントで、エランさんが初めて買った本の…)
「橋の人!(スレッタオモイダシタ!)」
「はは、そうでーす。橋の人でーす」
(※part2参照 橋写真集サークル主催)
「…イベントに参加するのは知ってたけど。ここにくると思ってなかった」
「いやいや、来ますよ。だって『4号』さんも本を出すなんて聞いたら!そりゃもう!」
「(4号…あ、エランさんのHNか)」
「正確に言うとこれは僕の本では…」
「!エランさ…4号さんの本でもありますよ!」
「ははは、そうそう。カノジョさんの言う通り。五人で本作ってるんでしょ」
「!!!!か、か、か、かのっ…」
「なんかいいなーって思ったんですよね、そういうの。あ、ちょっと中見てもいいです?」
「もちろん」
「カノジョ…カノジョ…はっ!は、はい!どうぞご笑覧あれ!です!」 - 69二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:35:22
ペラ…ペラ…
「…おお、すげえ…絵上手いなあ…うひゃー、このコマ攻めてますね…!?」
(ペラ…ペラ…)
「…うーんサービスシーン特盛!これぞ古き良きラブコメ…ん、あれ…?ほうほう、そういう流れかあ…」
(ペラ…ペラ…)
「…………おお………」
(だ、黙っちゃった…!?)
(ひょっとして面白くないのかな…!?)
(パタム)
「4号さん、これ、あれですね。パラ読みしていいやつじゃなかった。真剣に、腰据えて、読むタイプのやつですよ。俺にはわかります」
「…よくわからないけどじっくり読んでくれるのなら嬉しいよ」
「もちろん!4号さんに負けないくらいの長文感想あとで送りつけるんで!というわけで新刊のセットください!副読本付きのやつを!」
「!!は、は、はい!1500円になりましゅ!じゃない、なります!」
「ありがとうございます!うわー楽しみ…!大事に読むんで!」
「……はい!こちらこそありがとうございました…!」 - 70二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:36:39
嬉しいねぇ嬉しいねぇ…
- 71二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:38:31
4号、長文感想送り付けてたのか…
- 72二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:58:04
「……(ボンヤリ)」
「…スレッタ?大丈夫?」
「……う、売れた…売れましたよエランさん…!私たちの本!届きました!(エランの手を掴む)」
「…ん。そうだね。(キュッ)よかったね、スレッタ」
「はい…!はい…!…へへ、ダメですね、こういうとき、もっと漫画みたいに気の利いたこと、言いたいのに…嬉しい!しか出てこなくて…!」
「……僕も、嬉しいよ。嬉しい。すごく…嬉しい。それに…嬉しい」
「…ふふ。エランさんも嬉しいしか言えなくなってます!私もすごく、すごーく嬉しいです!とにかく嬉しい!とっても嬉しい!きわめつけに、嬉しい!」
「うん…うん。嬉しいね」
隣のサークルの人「(初参加か〜…いいよね、ああいうの。僕にもあったなあ)」 - 73二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:58:45
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 17:59:47
美少年にビビってた?橋の人がすっかり4号と打ち解けてる…
- 75二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:00:52
〜一方そのころ〜
「おい聞いたか!?会場にボブ先生とプリンス先生来てるって!」
「はあ!?まじか!いよいよ壁サー四天王復活か!?」
「いやいや嘘だろオフどころかアカウントだって動いてないから引退したはずだろ!?」
「まじだって!ここ掘れのり弁さん(※HN)が見たって!」
「やべー!合同誌とかやんのかな!ううう、ボブ先生の超絶硬派SFまた見て〜!」
「俺プリンス先生純愛幼馴染本の新婚編永遠に待てるわ…」
「(サッ)」
「(サッ カチャッ)」
「……なにあんたら急に帽子なんか被って…メガネまで…」
「『お忍びで来日した大物映画スター』のコスだよ」
「コズミティアといえばコスプレも名物のひとつだ…シャディク、コスプレスペースでも見に行くか?『やつ嫁』のレイヤーさん達見かけたぞ」
「名案だなあ!え、四女のレイヤーさんいた?俺四女が一番好きなんだよ四女が」
「ちょっと!置いてくな!てかあんたらだけずるい!私もコスプレしたい!」 - 76二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:30:22
Tips
ボブ先生:考証を重ねた設定と緻密なストーリーライン、そして超絶画力で描き出される重厚なSFが大人気を博した壁サー四天王の一人。
代表作は腕利きのパイロットである兄弟二人が「便利屋」として活躍しながら政治の暗部を暴いていく漫画『コード:5477』全6巻で完結しシーズン2の1巻が発行されたところでボブ先生は同人誌界隈から姿を消した。
プリンス先生:細部まで計算されつくしたシナリオと感情を揺さぶる美しく情緒的な筆致で恋愛小説界に革命をもたらした壁サー四天王の一人。
代表作は養子から成り上がった少年が幼馴染のツンデレ銀髪令嬢に恋をしつつもなかなか踏み出せない様を描いた小説『青いトマトはかじれない』。全十巻で完結。新婚スピンオフが待たれている。 - 77二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:53:14
お二人ともご自分のこと題材にしてるんですね。
- 78二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:56:18
ボブ先生、それどこかでまだ読めます?
- 79二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:32:58
新婚編!?
- 80二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:38:43
シャディクあまりにもモデルがそのまま過ぎてミオリネに見られたら一発で諸々がバレる
- 81二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:40:11
新婚編が書けなくて筆を折ったのならおつらいな…
- 82二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:41:02
「ミオリネは裸エプロンで出迎えなんかしない!!解釈違いだ!」
- 83二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:43:21
なんで5477なんだろ
- 84二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:05:54
今回の本でも明らかにミオリネモデルの男の相手役に自分がモデルの幼馴染を生やそうとしていた男だ
面構えが違う - 85二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:07:59
嬉しいしか言葉が出てこないエラスレがひたすらにかわいい…
- 86二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:29:04
むしろプリンス先生の同人誌をミオリネに渡してしまえば強制的に踏み出せるのでは?
- 87二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:49:11
コード:5477読みてえよ…
でももしかしたら一番待っている読者は弟なんじゃ - 88二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:51:15
小説で全10巻もすごくない?
愛が重いよプリンス先生 - 89二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 04:01:47
コード:5477シーズン2、1巻発行後引退の生殺し感
今回の出来事でボブ先生がまた創作への情熱を取り戻してくれることを願ってる
そしてコスプレしたいミオリネ可愛い - 90二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 08:17:26
「新刊一冊くださーい」
「!!はい!」
「…1500円です」
「はい、あ、これよかったら…クッキーですけど」
「!?あ、ありがとうございます!た、たいせつに食べます…!」
「…ありがとう」
「……まだ開場してから一時間も経っていないけれど、予想外に人が来てくれているね。宣伝のおかげかな」
「びっくりです…。い、今きてくれた人なんて、リストみたいなの持ってて、それを見ながらこっちに一直線でしたよね…!?わ、私たちのサークルがあのリストに入ってたんですよね…!」
「そうだろうね」
「ほわぁ…」
「……スレッタ。よかったら…一緒に僕らの新刊を読んでみない?」
「え?」
「散々見た内容だけど。…製本されて、本の形で読むのは初めてだから」
「…はい!ぜひ!」 - 91二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 08:18:30
(ペラリ)
「…あ〜、ここ大変でした…普段メカなんてたくさん見てるのに、細部を描こうとするとうろ覚えだったりして…」
「…ここのセリフは議論を重ねたね。周囲に、打ち解けられない生徒とイチカの会話…押し付けがましくなく、彼の誠実さが出たいいセリフになった」
「あ、ここ!このページのリーシャって実はパンツだけは履いてるんですよ」
「そうなんだ。全裸かと思ってた」
「ふふっ、ですよねえ…」
「スレッタお待たせー。交代にきたよ」
「あ、ミオリネさんお帰りなさ…え?サングラス?帽子?」
「お忍び女優のコスプレ」
「はあ…?」
「さて水星ちゃん、どうする?もう少しサークルに残る?それとも買い物行く?」
「ええっと…」
dice1d2=1 (1)
1.もう少し残って、買い物は午後にしますね
2.お買い物行きたいです!
- 92二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 08:20:29
スレッタとスペースに残るのは?
1.ミオリネ
2.グエル
3.シャディク
dice1d3=2 (2)
- 93二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 14:26:08
グエル!!!
- 94二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 15:00:48
どうなるか気になるわね
- 95二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 17:58:45
がんばれグエル!
- 96二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 19:08:17
ボブ先生のこと知ってる人が来そう
- 97二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:16:07
(今更だけど小説サークルで壁って割と凄くない…?)
- 98二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:25:03
小説壁サーはそこそこある印象だったからスルーしてたわ…ここら辺ジャンル遍歴で認識に差があるのかもしれん
- 99二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 07:12:26
わくわく
- 100二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 08:27:59
「グエルさん、よろしくお願いします!」
「ああ、任せろ」
「頑張れよーグエル」
「お前はその含みありげなニヤニヤをやめろ…」
「…それじゃあスレッタ。また、あとで」
「(ワクワク ソワソワ ポンポコ)……」
「…ったく物言いたげにそわそわと…あー、この一時間で結構出たらしいな?」
「(スレッタマッテマシタ!)はい!ほら見てください、これ、売り上げメモ…!」
「…!予想以上の売れ行きだな」
「よかったです…私たちの本、いろんな人に手に取ってもらえて…」
(…私が倒れたとき、グエルさんが作画班に入ってくれていなければ、この本は多分今ここにない)
(はじめ、漫画は描かない、と言っていた。なのにびっくりするくらい上手い絵、時々辛そうに歪む顔)
(…いくら鈍い私でもわかる。多くのことに悩んで、苦しんで…グエルさんが漫画を描くことから離れたことくらいは)
(…お礼はいっぱいしたけど…)
(なにをしても返しきれない気がします) - 101二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 08:28:35
「…はあ。つまらんことを気にしてるだろ、お前」
「どええっ!?あ、あれ?私、口に出てました!?」
「いや出てないが…自覚がないのか…?とにかく、だ。お前が気に病むようなことは何ひとつない。この本を手伝ったのは俺の意思だ。この本が無事に発行された時点で…お前が嬉しそうにしている時点で、もう十分な報酬なんだ」
「…あ、ありがとうございます…!」
(…あれ?なんかさりげなくすごいこと言われたような。…気のせいかな)
(…?さりげなくすごいことを言っちまった気がするが…気のせいか)
「…だがまあ、もし、それでも何か礼がしたいなら…」
「!な、な、なんでしょう!私にできることならなんでも!あ!でもだめです、ミオリネさん返せとかそういうのはいくらグエルさんでも…!」
「馬鹿か、頼まれたって要らん」
「あ、よかった…」
「…礼がしたいのなら…あー、お前さえいいなら、という前提だが…こ、これからも、お前が何かを作りたくなったら手伝わせて欲しい…お前の力にならせてほしい」
「……」
(同人誌を作ってよかった、と思うことは数えきれませんが)
(グエルさんのこんなやさしい一面を知れたことは間違いなくそのうちの一つに入ります)
「あの、グエルさん私…!」
「…!お、おい、ほら!誰か来たみたいだぞ!背筋伸ばせ背筋!そのくしゃくしゃ頭もちったぁ整えろ!」
「こ、これは元からこういう髪ですっ!…あ、こんにちは…ん?」
スペースに来たのは…
1.ニカさん!
2.(ぜ、全然知らない人…!)
dice1d2=2 (2)
- 102二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 08:51:57
グエルが進んだ!!
いつかボブ先生が復帰することになったらお礼って事で今度はスレッタがヘルプに入ったりするのかな - 103二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 16:38:19
あらぁ~~~こういう感じの好き……
- 104二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 20:52:59
漫画に向き合える道が髪の毛の細さ分くらいの広さでも見つかってよかったね、ボブ先生。
- 105二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:06:45
「……(じーっ)」
(お、男の人だ…表紙すごい見てる…)
(あからさまな品定めの目…!)
「……ふーむ、いかにもなラブコメっぽいけど…(ボソ)」
「(なんか言ってるー!ど、ど、どうしよう…)」
「どうぞ、よかったら中も見ていってください」
「!(グ、グエルさん…!さすが頼りになる…!)」
「うん、じゃあ失礼します。いや、表紙の絵が可愛いからつい気になったんだけどさー(ペラペラ)」
「あ、ありがとうございます…!ヒロインの可愛さがやっぱりラブコメの醍醐味で…」
「まあ僕、安易なラブコメ嫌いなんだけど」
「!!」
「…(まずいな。若干面倒そうな奴だ。俺が上手く対応しないとスレッタが…)」
「──あのっ」 - 106二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:07:09
「…?」
「た、たしかにこの本はラブコメですが…あ、安易ではないです!みんなでたくさんたくさんストーリーのこととか、話し合って、考えて…キャラの一人一人に向き合って…!だから『王道』であっても『安易』じゃない、です…じ、自分で言うのもなんですけど、きっと、楽しんでいただけるって、思い、ます…!」
「……!」
「…へえ。そこまで言えるの、すごいじゃん。(ペラリ)うん、でも、確かに……(ペラリ)…ああ、この主人公ってスパイなんだ…じゃあここからは多分…(ペラリ)なるほど…ああ、ここで生徒たちとの交流が…………お、そうくるか………うん、うん………」
「(…なんだ?読むのが異様に早い。かと言って読み飛ばしているわけでもない…むしろ少ない時間で的確に情報を拾っている…)」
「…(ドキドキドキ)」
「──うん。続きは自分のとこで読もう。これ一冊。えーと、その小説が付いてくるセットで」
「!!は、は、はい!ありがとうございます!1500円です!」
「はいぴったり。じゃあねー(スタスタスタ)」
「……」
「グ、グエルさん!…ひ、ひとめぼれ買いっていうの、ですよね、今の。嬉しいなあ、えへへ…」 - 107二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:14:02
良かったなぁ〜
- 108二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:31:48
屋外 コスプレスペース
カシャ カシャ
「…ありがとうございました」
「ハ、ハイ…コ、コチラコソ…」
「お待たせ」
「お、どうだった?」
「人間の被写体は風景を撮るのとは全く異なるから、勉強になる。カメラを持ってきてよかった。僕が慣れていないせいか、少し緊張させてしまったようだけど」
「いやー、慣れていないっていうか。とくに女の子だったらエランに撮られるのは緊張するんじゃないか?」
「…どういう意味?(コオリノキミ…)」
「それにしてもこっちもすごいのね。あの衣装とか手作りの人もいるんでしょ?武器まで作ってるし…」
「漫画、小説、写真、グッズ制作、そして仮装。表現方法って本当に多彩だからな。衣装の素材やシルエットにこだわったり、好きな作品の世界観を現実世界で表現したいと試みてみたり…コスプレにも漫画同様いろんな試行錯誤があるから見てると結構面白いんだ」
「とか言ってあんたは女子が見たいだけなんじゃないの」
「ははは、それも大いにあるけどな」 - 109二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:32:13
「あのー、すみませんそこの三人はレイヤーさんとかだったり…?今から更衣室とか…?着替え終わったらぜひ写真を…」
「…?僕たちは違うけど」
「ええっ!?す、すみません…!(違うのか!?)」
(え、あの美形三人組レイヤーじゃないんだ…!?)
(『ヴァルキリーファンタジア』のガーディアンズのコスとか絶対やって欲しいのに…!)
(『月面電脳戦線』のあのキャラとあのキャラとあのキャラ絶対似合うのに…!?)
(むしろあれがなんらかのコスプレかと思ってた…あれ普通の人なんだ…)
「そこのマネキン王子、見てくれはまあそこそこだからね。口を開けば台無しだけど」
「君には言われたくない」
「はあ!?」
「あははは、エランも意外と言うよなあ。ミオリネも次参加する時はコスプレに挑戦してみたらいいんじゃないか?きっと似合うよ」
「…そう?でもまあ、一人じゃああいうの恥ずかしいから…スレッタか…あんたが一緒にやってくれるなら考えとくけど…(チラリネ…)」
(ティロン)(ティロン)(ティロン)(ティロン)(ティロン)
「…シャディク、君の端末?さっきから凄まじく通知が鳴っているけど」
「あれ、本当だ」
「…何、こんな時に。女?(ムッ)」
「いやいやそんなんじゃないよ」 - 110二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 23:03:21
もう全員かわいい
- 111二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 07:37:12
チラリネ…は草
- 112二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 14:02:22
まさか漫画編集者…!?
- 113二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:41:25
(ティロン)(ティロン)(ティロン)
「ううん?フォロー通知…うん?……ん〜〜〜?…あー、そういう…?」
「ちょっとどうしたのよ、何があったわけ?」
「初めの頃にサークルのアカウント作ったろ?進捗上げたり、漫画の導入部載せたりするやつ」
「宣伝用のだよね、たしか君が管理しているはずだろう?」
「まあ見て」
「(覗き込む)…ちょっと、え、何このフォロワー数!えっ、待ってまた増えた…!いつの間に!?」
「誰かにメンションされてるなーと思ったんだけど…ほら、この人」
「…編集者?そういえば今日は出張編集部というのが来てるとグエルから聞いたような…」
「なにこれ、『超辛口で知られるTさん。しかし買ってきた同人誌を読んで涙ぐんでいた、一体どんな本なのか…!?』ちょっと待って、この画像の人が手に持ってるのって…!」
「…僕たちの本だね」
「この画像の表紙から特定されて、俺たちのサークルが判明して…うれしい誤算だが…これ、スペースが大変なことになってるんじゃないか…?」
「!!私、戻る!」 - 114二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:41:49
「新刊一冊ください」
「あ、ここじゃない?紹介されてたサークル」
「五人で作ってるんだって」
「表紙はかわいいね」
「水星の魔女…?聞いたことないサークルだけどあのTさんが絶賛するくらいだし」
「アワワワワ…」
「スレッタ、ぼんやりするな!」
「はっ、はいいっ!」
(お母さん、エアリアル)
(大変なことになりました)
(色んな人に手に取って欲しいとは思いましたけれども)
(流石にこれは心の準備ができてません〜!)
「(…まずいな、島中でこの混雑か。くそ、島での対処はどうすればいいんだ?急いで列形成を…)」
「スレッタ!大丈夫!?」
「…待たせてごめん。僕たちも手伝う」
「とりあえずスタッフの人に話してきたから…俺は隣のサークルさんに事情話してくるよ」
「み、み、みなさんんん……」 - 115二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 17:44:35
これ、刷った冊数足りなくないか?
初参加ならそんなに部数刷ってないよな多分 - 116二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:06:18
最近は少なくなったけど、昔は複数人での活動が多かったよね、だからサークルっていうんだし
懐かしい…年がばれる… - 117二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:15:19
島中で血栓なっちゃってるのか…
本も釣り銭も足りなくなりそう - 118二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:18:13
- 119二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:19:59
(…まさか午前中で全部売り切れてしまうとは思いませんでした)
(シャディクさんとグエルさんが買えなかった方には通販があること、再販の予定もある旨をちゃんと説明してくれて)
(なんとか無事、売り切ることができました)
(それにしてもグエルさんとシャディクさんは本当にすごいです、何者なんでしょう…?)
「……」
(そうです)
(完売です)
(空っぽの段ボール箱を見つめていると、なんだか今までのこと全部が夢のように思えてきて)
「……うっ」
「……(受け止め準備)」
「うえええええん!!ミオリネさあああん!!」
「あ〜も〜(ダキトメッ)ほんとあんたって私がいないとダメだね!(デレミオ〜〜)」
「ううっ…ぐすっ…とどきばじたぁ…わたしたちのほん…みなざんに(ズズッ)てにとってもらえばしたぁ…」
「うん。──よかった。よかったね、スレッタ。やったじゃん。あんたの本気が、みんなに届いたんだよ」 - 120二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:20:54
「うう…(ヨロヨロ)……ぐ」
「…ぐ?」
「グエルさあああん!(ダキシメ!)」
「─────!?!?あ、あ、お…オマエノ本…セイトウなヒョウカ…オレモハナガタカイ…ヤワラカイ…」
「エランさあああん!(ダキシメ!)」
「……うん。おめでとう。…心から、そう思う(ぎゅっ)」
「シャディクさあああん!(ダキシメ!)」
「あはは、よーしよし。うんうん、嬉しいね水星ちゃん」
──新刊完売しました サークル【水星の魔女】── - 121二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:00:12
良かったなグエル!!
- 122二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:28:35
新刊完売しましたって一度言ってみてえな〜〜〜
- 123二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:52:55
完売おめでとう!
- 124二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 20:08:25
終わっちゃうの寂しい、、、
- 125二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:00:24
- 126二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:06:06
「あ、あの!みなさん!撤収前に私からひとつご提案が!わたし、あのっ、き、記念撮影がしたいですっ!」
「…なんだ、そんなことか。んなかしこまって頼むことでもないだろうに」
「こいつの言うとおり。ほら、早く撮るよ」
「いいね、こういうの。いかにも青春じゃないか?」
「年寄りくさいのよあんた」
「……!ありがとうございます!(えへへ、やりたいことリストまた埋まっちゃった)」
「じゃあみんな並んで。撮影は僕が。……どうしたの?全員その表情でいいの?」
「…いやいやいや、何言ってんのあんた」
「…?」
「え、エランさんも入らなきゃダメです!」
「…僕?」
「水星ちゃんを悲しませるのはダメだぞー、エラン」
「…お、ちょうどいいところに撮影を頼めそうなのがいる。すみません──」
「はいはいー…あ!4号さんのお友達!(ハシズキィ…)」
「ほらエラン、早く入んなさいよ」
「エランさん、エランさん!(チョイチョイ)」
(…僕から見て左からシャディク、ミオリネ、スレッタ、グエル)
(…さて、僕は…)
1.スレッタの隣に立つ
2.グエルの右隣(端)に立つ
dice1d2=1 (1)
- 127二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:11:59
青春だなあ
- 128二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:37:56
「……(スタスタスタ)」
「……」
「何?」
「いや…まあ…立つよな、そこに…」
「言いたいことは本当にそれだけかい?」
「……」
「……」
「…負けるつもりはないぞ、俺は」
「…気が合うね。僕もだよ」
「……」
「……」
「……」
「…それはそれとして。次のキャンプはどこにいく?」
「…へっ。そうだな、釣りでもやってみるか?」
「それじゃ、撮りまーす!」 - 129二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:40:06
……
……
「さ、イベントの後といえば焼肉アフターだよ水星ちゃん!」
「え!?そうなんですか!?」
「なぜか知らんがそういう風習はあるな…」
「グエルもこう言ってるし、実はもう店も予約してある。神絵師の(金で高い)肉を食べようじゃないか!」
「お、おにく……!実は私イベントの緊張でお腹ものすごくすいてて…」
「じゃあなおのことたくさん食べないと!大丈夫、グエルの奢りだから好きなだけ食べな」
「へえ、あんたもいいとこあるね」
「おい、誰が奢るって言った!?…はあ、まあいいか。今日は…めでたい日だからな」
ワイワイガヤガヤニクニク…
(…素敵な一日でした)
(嬉しくて、楽しくて、幸せで)
(きっと一生忘れない)
(…だけど)
(困りました。私はどうやら、自分で思っていたよりずっと欲張りみたいで)
「……(立ち止まる)」
「……スレッタ?どうしたの?…またなんか考えごと?」
「あ、いえ…」
「…何か不安なことがあるなら話して欲しい」
「エランさん……あの…えっと…実は、ですね…(ガサゴソ)こ、こ、こ、こ、これ、なんですが…!」
「…あ!」
「…?」
「────む」
「…なるほどね?」 - 130二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:45:01
【第◯回 コズミティア サークル参加申込書】
(ああ、ごめんなさいみなさん!)
(でも、私どうしても──)
「ま、まだまだ描きたいの、たくさんあって…これで燃え尽きたって思ったのに全然そんなことなくて…!こ、今回の本だってあそことかあのへんとかもっともっといいものにできたはずで…!だからその、ごめんなさい──またご迷惑、おかけします!巻き込まれてください!」
〜完〜 - 131二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:47:00
完結です。
読んでくださった方、感想や保守をくださった方、いままで本当にありがとうございました。最初は軽い気持ちで立てたスレでしたが、皆さんのおかげで最後まで走り切ることができました。 - 132二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:51:04
分岐についての話
>>101でニカがくる分岐になった場合は売れ行きも緩やか、完売は午後になる予定でした。
ので、話全体がもう少しだけ長くなる予定でしたが編集の人がきたのでバズり&即完売。スレッタ、持っている。
- 133二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:52:44
乙
地味に良モブの橋好きさん好き - 134二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:34:57
乙でした
各キャラの掛け合いも楽しくて良かった - 135二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:37:47
乙でした
…ところでコード:5477って数字の元ネタあるんです?いや、特にないならそれはそれで
他にもなんかそういう裏話的な - 136二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:44:02
乙でした〜とても楽しませてもらいました!ありがとう!
- 137二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 00:17:01
乙でした!みんなで爽やかなハッピーエンドですごく好きです
素敵な物語をありがとう!楽しかった! - 138二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 00:46:16
大作をありがとう!
ここで終わるのが花だとは思うけど次のコズミティアに向けて頑張るスレッタたちを見たくて仕方ない、そう思わせるほどキャラが生き生きとして素晴らしい作品だった - 139二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 07:05:29
楽しかった〜!!完結おめでとう
- 140二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 08:31:38
乙ありがとうございました、長くお付き合いいただき本当に感謝です。
特に同人誌の内容(主人公とヒロイン)についての安価が大助かりで、ニカの男性版とイリーシャモデルのヒロインでだいぶ話の方針が固まった気がします。
お話は終わりましたが今後4号が写真集を出したりミオリネが初めて個人誌を出したりプリンス先生が踏み出したり突然復活したりなんか各個人でいろいろあるのだと思われます。創作活動は楽しい!
元ネタは特にありませんが、作中で便利屋の兄弟に連絡をつける時に使うコードが5477…的な設定なのだと思われます。
ボブ先生の中では何かしら意味のある数字…なのかもしれない。
※スレ主
- 141二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 16:18:24
乙!!キャラ同士のやりとりの塩梅が最高でつるつる読めた!!楽しい時間をありがとう!!
- 142二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 16:32:01
エランシャディクミオリネでコスプレするのかな~(顔面偏差値がやばい)
誰が衣装作り上手なんだろうね - 143二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 18:35:17
- 144二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:00:08
三人とも致命的に苦手ではないけど…熱意が人を動かすからね、数こなせばうまくなりそう
- 145二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:11:43
グエルの裁縫スキルも知りたい
- 146二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 03:50:32
- 147二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 07:52:51
ボブ先生万能かよ
- 148二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 13:27:48
ボブ先生もう同人活動のために生まれてきた存在じゃん
- 149二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 13:32:57
ボブ先生ハイスペックすぎて隙がない
- 150二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:27:29
スレッタ、水星時代は服とか自分で直してたのかも
- 151二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:39:50
ボブ先生監修の元3人でコスプレデビューを目指すエラシャディミオ…?
- 152二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:40:33
- 153二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:48:48
完結おめでとうございます!
このボブ先生なら自作のSF作品に出てくるロボットのコスプレとか作って売り子してそう… - 154二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:50:29
この5人のレイヤー活動編見たいなって考えてたんだけど
実質2.5次元の誘惑なのでは - 155二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 16:15:15
三人とも二次元からやってきましたな容姿だし、シャディクみたいな190cm超え男性レイヤーさんにやってもらいたいキャラたくさんあるんだよなぁ
- 156二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 17:31:16
スレッタってちょっとリリサみたいなとこあるよね
- 157二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 17:51:07
「……(チラチラ)(スイスイ…)」
【コスプレ衣装 作り方 初心者】
「…うわ、やっぱり型紙から作らなきゃかあ…ミシンとかいまどき持ってるやついるの…?だ、だーつ?みごろ?何?なんで急にダーツとか花の話が始まってるの?」
(……あ、この作品…)
(懐かしい、好きだったんだよね…衣装も可愛くて…この女の子もちゃんと強くて、しっかり戦えて、何より自分の意見をしっかり持ってるのが最高)
(…あいつもこの子が好きだって言ってたっけ)
(……着てみたいな)
「ミオリネサン…(ポンポコォ……)」
「うひゃああああ!?あ、あ、あんた急に、」
「えへ、えへへ…見ちゃいました…ひょっとして…『コスプレ』に興味がおありですか…?(スレッタセマルッタ…)」
「はあ!?ち、ち、違うわよ!ただその、こういう楽しみ方もあるんだなって…」
「…ミオリネさん。私、花婿だからわかりますよ。それ、本心ではないですよね…?」
「……あ、う…」
「なんだ、コスプレがしたいのか?衣装は自作か?ほう(ジェタークッ…)」
「ちょっと!別に私…」
「じゃあ作ってみるか?衣装。俺も昔フェルシーとペトラに作ってやったきりだが…」
※一発ネタです、続きません
盛り上がってたのでつい…。コスプレ編も楽しそうですね。 - 158二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:19:54
半角擬音が毎回かわいくて好き
コスプレ編も見たかった~
わくわくしながらよってくる裁縫得意組かわいい - 159二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 21:14:25
分かりますミオリネさん
コスプレ衣装作るのって大変そうですよね
難しそうですよね
でもね(祝福ピアノver) - 160二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 05:19:57
もしもしコスパさん?
- 161二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 09:23:59
ミオリネのコスプレ見たらまたシャディクがフリーズしちゃう
- 162二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 12:08:21
露出度の少ないやつならセーフかな…?と思ったけどかわいい系のキャラとかでもそれはそれで効きそう
- 163二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 19:14:45
今は肌色に厳しいからな…それよりローアングラーから守護れ
- 164二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 19:45:47
ミオリネにつきまとうカメラマンに圧を加えるおそらく190cm超えの男、迫力ありそう
エランは女装もいけそうだけどやらないだろうなー - 165二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 07:42:56
みんな可愛いな……
ちょっと出遅れましたが完結お疲れ様ですー! - 166二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:33:11
コスプレ編あるとしたらスレッタは撮影係になるんか?