- 1二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:37:17
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VIP・ざ・ろっく!|あにまん掲示板登場人物主人公:入速出 やる夫 今作の主人公。クラスメートのひとりに一目惚れしたのを機にロックへの道を進んでゆく。 美筆 やらない夫 やる夫の親友。博覧強記であり、大抵のことなら何でも答えてくれる。ス…bbs.animanch.comVIP・ざ・ろっく!第二話|あにまん掲示板前回の話はこちらから!https://bbs.animanch.com/board/1504276/bbs.animanch.comVIP・ざ・ろっく!第三話|あにまん掲示板一話と二話はこちらから!https://bbs.animanch.com/board/1504276/https://bbs.animanch.com/board/1519481/bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:38:14
やらない夫「よう、やる夫最近の噂を知っているか?」
やる夫「あぁ、昼休みになると一階の階段下からギターの音がポロンポロン
と流れてくるとかという噂かお」
やらない夫「実はその怪異の正体は後藤さんだと俺は踏んでるんだが・・・」
やる夫「確かにそうかもしれないお。現に後藤さんが昼休みになるとギターを抱えて
教室から出ていくのを何度か見たお。」
やらない夫「どうする、確かめに行くか?」
やる夫「一応見に行ってみるかお。公共の福祉のためだからやむを得ないお。」
~一階の階段下~
〽私は日本で一番ぼっちと呼ばれた女~♪
やる夫「えらい古い歌の替え歌を歌っているお・・・」
やらない夫「それだと分かる俺たちもそれはそれでどうだろうな・・・。」
喜多「あれ?やる夫君とやらない夫君じゃない。そこで何してるの?」
やる夫「喜多さんじゃないですかお。ギターを抱えてどうしたんですかお?」
喜多「私、昼休みと放課後にここでギターを後藤さんに教えてもらっているの」
やらない夫「そうだったのか。練習もしなかったやる夫とは大違いだな。」
やる夫「その話は止めてくれお。。」
やらない夫「オットすまん、口が滑っただろ。」
喜多「やる夫君もギターをやっていたの?」
やる夫「若気の至りというものですお。買ったはいいものの続かなかったんですお。」
やらない夫「まぁそういうことだろ。じゃ、俺たちはここで退散するだろ。」
喜多「マアマア、折角なんだし、私達の練習見ていかない?後藤さんも嫌とはいわないはずよ。
ねっ、大丈夫よね、後藤さん。」
ぼっち「あ・・・はい。OKです・・・。」
やるやら(多分絶対違う・・・)
やる夫「まぁそれはそれとして見ておくお!」 - 3二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:38:59
レスポンスないのにようやるわ
- 4二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:39:58
ベベベンベンベン・・・バチッ!
喜多「あ痛っ!」
やる夫「大丈夫ですかお!?」
喜多「ヘーキヘーキよ。こんな傷何度もできるわよ。」
やる夫(二人ともやる夫と比べてすごい練習してるお。しかも・・・)
ぼっち「あっ。そこのコードはCじゃなくてFです。もう一回・・」
やらない夫(後藤さん、教えるのだいぶうまいだろ。素人目線で見ても。)
やる夫(この二人を見てると、やる夫もまたギターを始めたくなったお。
一回初歩的なことで挫折しただけで諦めるというのはやる夫の浅い言い訳だったお。)
やらない夫(やる夫・・・?)
やる夫(言え!言うんだお!やる夫もギターを始めたいと!教えてほしいと!一時夢見た
ギターヒーローになってやると!)
やらない夫(やる夫、大分真剣に練習を見てるだろ。ということは・・。そうか!)
キーンコーンカーンコーン
ぼっち「あっ。予鈴です。もう練習は終わらないと・・。」
やる夫「ちょっと待ってほしいお。後藤さん。」
喜多「やる夫君・・・?」
やらない夫「俺からも頼むだろ。親友的に考えて。」
やる夫「(やらない夫..。)後藤さん頼みがあるんですお!」
ぼっち「あっ・・はい。な、何でしょうか。」
やる夫「この通りですお(土下座)。是非ともやる夫にギターを教えてほしいんですお!」
ぼっち「えっえええっえ!」
やる夫「やる夫は嘗てはギターをあっさり諦めた身ですお。それでもやる夫はギターをまた弾いて
みたくなったんですお。今度は本気ですお。誰にも嘘とは言わせませんお。だから・・・」 - 5二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:42:59
ぼっち「・・・」
やらない夫「なぁ、後藤さん。確かにやる夫は飽きやすい質だ。だが、俺はやる夫は飽きることは
あっても、一度固く決めたことはずっとやり通す奴なんだ。あいつを信じてやってく
れ。この通りだろ。(土下座)」
やる夫「や、やらない夫まで何やってんだお。これはやる夫自身の問題だお!」
やらない夫「お前は俺の大親友だろ。その大親友が土下座をしてまで一大決心を示しているのに、
ただ突っ立って見ているのは俺の性に合わないだろ。親友的に考えて。」
喜多「後藤さん。やる夫君がスターリーで真面目に働いていたのは見てきたでしょう?
だったらお願い!やる夫君も練習に入れてあげて!」
ぼっち「・・・。あ、頭を上げてください。やる夫さん。わ、分かりました。これからお願いします。」
やる夫「!!」
やらない夫「やる夫・・!!」
喜多「良かったわね!おめでとう!」
やる夫「う、嬉しいお‥。決めてよかったお。後藤さん、これからよろしくお願いしますお!」
ぼっち「こ・・こちらこそ。」
やらない夫(良かったなやる夫...。道は険しいと思うが頑張れよ!お前には頼れる仲間がいるんだ!)
第四話 やる夫とぼっち(終) - 6二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:43:30
- 7二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:45:58
やった!見てくれる人がいた!ありがとうございます。
- 8二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:11:58
結構楽しんでるから応援してるで
- 9二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:59:32
ありがとうございます!
- 10二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 01:08:37
ここまで書いてみた感想なんですが、やっぱり話を作るのは楽しいですね。1話あたり約2000字位になるんですが、書いてみると思ったよりあっという間に感じました。実際この過程を何年も続けている作家さんはすごいと思います。
- 11二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 05:55:06
後難しいのは、話をどうやって締めるかですね。展開がギャグならギャグの余韻を残し、シリアスならシリアスの余韻を残して話を締めなきゃならぬ。実は、4話の本来の締めは、やる夫が一大決心をぼっちちゃんに発するところを実は預かり知らぬ間に集まってきた生徒たちに見られていて、それに気付いたぼっちちゃんが爆発する…!にするつもりでした。ところが、この展開だとやる夫の決心がぼっちちゃんのインパクトの前に薄れてしまうのではないか?そう思ったため、ここはやる夫の親友であるやらない夫の心境を記すことで話を終えることにしました。シリアスな展開でギャグが冗長になるのはあまり好ましくないと個人的には話を立てる上で思っています。続く
- 12二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 06:28:09
後は、どうやって話に合う挿絵となるAAを見つけるかです。ぼざろはAAの数が最近の作品にしては豊富な方なんですが、いかんせんいわゆるやる夫スレ御三家と比べるといささか種類に劣る。まだ星歌さんとPAさんのAAが確認する限りないわけでして、だとするなら1から作るか既存のキャラから引っ張ってこなきゃなりません。一枚でもあれば戦車が塹壕を突破するが如き戦力になるんですが、作るとすると思ったより手間が掛かる。誰か自動トレスAA生成ai開発してくれねぇかな。まぁ愚痴はこれまで。おしまい。
- 13二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:32:12
やる夫スレ作者あるあるな悩みやね
- 14二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:57:44
Starryです…一応…
- 15二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:07:20
- 16二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:09:02
- 17二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:17:10
- 18二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:26:43
- 19二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 11:42:17
何か質問とか感想、要望があったらお願いします。ひょっとしたら話の展開に関わるかもしれません。