【オリキャラ】皆とダイスでなんか作る。破面編4

  • 1二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:35:31

    取り敢えず完結か死亡する系の敗北までは頑張るぞい。

  • 2二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:38:42

    ・名前 レン・オランジェット
    ・種族 破面
    ・帰刃 手繰れ 千里糸(クエルダ)→機織鶴(クエルダ)
    ・始解 手繰れ 千里糸(せんりいと) 卍解 繭籠月蛾 千里糸編物語(まゆかごげつが せんりいとあみものがたり)
    ・能力 指定した対象に起きた毒や麻痺、魅了や恐怖や幻覚や混乱など、霊圧攻撃による「異常」状態を解除した上で耐性を与える。応用として負傷の回復もできる
    ・卍解の能力 自身の想像、もしくは相手の記憶で作ったものを霊圧の糸で編んで作る。霊子で出来た無機物を更に改造できる。
    ・身長 171センチ
    ・来歴 黒崎一護の産まれてこなかった双子の姉。家族愛に溢れており黒崎一家が第一。類い稀な才能で自力で破面になった。
    ・武器は降妖宝杖によく似た長物。西遊記の沙悟浄の持ってるアレ。
    ・武器は背中に背負ったカバンに収納している。鞄は四次元ポケットのようになっている。詳細は不明。
    ・現在は浦原商店に下宿?中
    ・卍解の姿は巨大な手に編み棒と糸巻が宙に浮いた姿。

  • 3二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:39:26

    ステータス

    斬dice1d100=135(85)

    拳dice1d100=63 (13)

    走dice1d100=102 (52)

    鬼(虚閃)dice1d100=117 (67)

    霊圧dice1d100=84 (34)

    ()内はダイスの出目。才能アリとのことですべてに+50済み

  • 4二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:51:13

    取り敢えずこの後は現世に行った際の安価かな。
    現世でのレンの対応安価。
    以下3レスで。

  • 5二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:51:57

    保守とか安価外のコメントは抜くからよろしく。

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 17:55:38

    みんなが藍染に見せかけられた雛森を攻撃してるんで、目を覚まさせるために帰刃してクエルダ

  • 7二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:11:03

    アヨンによって負傷した副隊長たちを治す

  • 8二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:15:08

    時系列はどのへんなんだろう

  • 9二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:27:10

    >>8

    特に決めてないから大体でいいよ。安価に合わせて対応する。

    想定だと取り敢えずバラガンの配下組との戦闘後辺りかな。

  • 10二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:32:22

    アヨンと交戦

  • 11二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:50:17

    >>6

    >>7

    >>10

    治しつつアヨンと戦闘して、鏡花水月の解除かな。了解。

    アヨンはダイス振ったほうがいいかな?

  • 12二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 19:07:23

    スレ主的にはアヨンはレンより格上想定?

  • 13二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 19:13:03

    >>12

    解放ウルキオラとやりあえてアヨン相手は手こずることは有っても負けはないかなって。

  • 14二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 19:17:30

    なら勝利でいいと思う

  • 15二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 22:47:03

    保守

  • 16二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 07:34:24

  • 17二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:00:56

    アヨン好きだけど仮に活躍させると蹂躙にしかならないのは難点よな。

  • 18二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:06:54

    対峙した相手の頑丈さバロメータにはなってくれるアヨン君……

  • 19二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:08:22

    >>18

    キルゲをぼこせる辺りマジで強いんだよなアヨン君。

  • 20二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:24:41

    「うわっとと……」
     虚腔を越えて出てきたその場所は戦場だった。
    巨大な虚が副隊長たちをが鎧袖一触にしていく。
    「レン・オランジェットか。」
    「えっと……あ、山本総隊長!」
     横にいた老人が刀に手をかけた状態で話しかけてくる。レンは少し考え名前を思い出した。
    「向こうはどうなった。」
    「ほとんど片が付いたので一足先に私がこっちに。一護くん達は涅隊長?の装置で遅れてきます。」
     手短に説明。戦況は今のところ膠着といったところだろうか。
    「とりあえず、援護しまーす。」
     軽やかに巨大虚の傍へ。
    「手繰れ 千里糸(せんりいと)」
     移動中に始解をして糸を張り巡らせる。倒れている副隊長たちの治療、それと――――
    催眠の解除もできそうかな、他に糸割けないのはちょっと厳しいけど。
    首をぐるりと傾げた虚が腕を振るう。ひらりと躱して背後へ。
    「怖いなあ、おとなしくしててね。」
     口から虚閃を放つ。巨体を飲み込むほどの一撃がアヨンを包み込んだ。
    「乱菊副隊長がひどいな……無くなった脇腹は埋めきれないか、応急処置だけにして回道の治療に任せた方が――――」
     煙の中から腕が振るわれ顔に直撃する。拳ではなく腕に当たったのは幸いだろう。吹き飛ばされるのを相手に糸を絡めて引き留める。
    「痛ったいなあ!! 女の子の顔殴るのはダメだよ!!」
     腕甲にレンは手を沿える。
    「機織鶴(クエルダ)!!」

  • 21二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:36:53

    「それじゃあ、お仕置き。」
     糸でアヨンをグルグル巻きにする。感情があるんだか無いんだか、リアクションの無さにレンはため息を一つ。
    アヨンは自身の状態に気づくと力を込めて糸を引きちぎった。
    「わぁお、すごい力。まあでも……」
     直後アヨンの腕が切り飛ばされた。
    「隙だらけだよね。」
     アヨンは無くなった腕を見やるともう一方の手で無くなったことを確かめるように空を握る。
    ガアアアアア!!!!
     目を見開き口を開けアヨンは吠えた。それは怒りか悲しみか。化け物のごとき形相を浮かべレンへと襲い掛かる。
    「そこ顔じゃなかったんだ……」
     レンは軽く手に握られた霊子の剣を振るった。一瞬の停止、アヨンはゆっくりと縦に二つに分かれた。それ以上動くこともなく、体は霊子に還っていく。
    直後、三人娘が動いた。一斉に攻撃を仕掛けようと虚閃を溜め始める。すると、三人の体が引っ張られおしくらまんじゅうのように引っ付いた。
    「戦ってるうちに援護するべきだったね?」
     レンの翼から出た糸が三人娘をギチギチに縛り上げていた。それでもと三人娘は虚閃を放った。
    「黒虚閃」
     レンの掌から放たれた黒い霊圧が虚閃光毎三人を飲み込み、その意識をたやすく刈り取った。
    「まあ、死んではいないかな? ゆっくりお休み~」
     落下していく三人を尻目にレンは副隊長たちの治療に戻った。

  • 22二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:41:16

    次のレンの行動安価
    以下3レスで。

  • 23二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:53:17

    このあと何があったっけ
    確か123の十刃はまだ健在で平子たちも来てないはずだったけど

  • 24二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:54:18

    バラガンに雀蜂雷公鞭を当てるためにソイフォンのサポートをする

  • 25二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 00:53:49

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 08:14:08

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:49:45

    このレスは削除されています

  • 28二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 14:09:45

    バラガンかあ……一番来てほしくないのが来たな……頑張って考えるけど期待に沿えなかったらごめんね。

  • 29二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 14:15:14

    もしやりにくいなら再安価でも

  • 30二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 14:22:12

    >>29

    来ることは想定してたからいいのだ。

    ただバラガンに対して何ができるかなあって考えてて答えがまだ見つからないのだ。アイツ強すぎる。

  • 31二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 22:27:33

    バラガンの老いフィールドはどうすれば突破できるかな?

  • 32二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 22:31:40

    トドメは差し切れないけど雀蜂雷公鞭当てるサポートはするってこととか

  • 33二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 01:57:50

    念の為保守

  • 34二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 07:40:32

  • 35二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 16:44:26

    しゅ

  • 36二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 18:06:25

    バラガンのレスピラは何かにぶつかると対象を朽ちさせるけどレスピラ自体は発動したら消えるのかな?それとも直進し続けるのかな?

  • 37二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 19:40:32

    分からん…

  • 38二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:05:50

    消えないと流れ弾で被害甚大だけど…

  • 39二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 00:47:33

    よし、消えるという事にして書こう! それならスタークの方が上なことへの辻褄にもなるし何とかなる!

  • 40二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 07:52:51

  • 41二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 15:54:33

    そういうことにしよう

  • 42二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 20:26:04

    「さてと……私の相手はお爺ちゃんか……」
     立ちはだかる巨体の老人を前に独り言ちる。あっちの女の人が良かったが日番谷隊長の攻撃は巻き添えを食らう可能性があるのでこちらに回ってきたというわけだ。
    「小娘二人が相手か。フン、面白くもない。」
    「気を付けろレン・オランジェット、あいつに近づくと老いさせられるぞ!」
     折れた足を庇いながら砕蜂隊長が言う。その足を千里糸でちまちまと治す。回復までの時間稼ぐ旨を糸の震度で伝えた。
    「お爺ちゃんの番号は? こっち複数だし1番だと嬉しいんだけど……?」
    「笑わせるな。番号などワシには関係ない。ワシこそ虚圏の神だ!」
     大きく出たものだから思わず吹き出してしまった。老人は不機嫌な顔をする。
    「何がおかしい!!」
    「藍染の下について神とか言い放つものだからつい。ごめんね?」
     老人の眉間に皺が寄る。怒り心頭といった様相だ。
    「貴様には本当の恐怖というものを教えてやらねばならん様だ。」
     斧を前に持ち出し掲げる。レンは回復が終わった旨を砕蜂に伝える。
    「朽ちろ 髑髏大帝(アロガンテ)」
     闇が噴出し、老人を包み込んだ。

    「わぁお……」
     思わず口をついた。なるほど、神を自称するだけのことはある、そんな容姿だった。
    「我が名はバラガン・ルイゼンバーン、万物の老いを司る神だ!!」
     宣言する髑髏に向かってレンは虚閃を放った。バラガンは避けようともせず閃光に包まれる。
    「!?」
     命中したはずだが爆発すら起きず、バラガンは無傷どころか汚れてすらいなかった。
    「小癪なり、死の息吹(レスピラ)」
     複数の黒い吐息の様なものが砕蜂とレンに襲い掛かる。レンは虚閃で迎撃を図る。一方砕蜂は回避を試みた。
    「ぐわああああああ!?」
     悲鳴、そちらを見ると砕蜂の腕がどんどん朽ちていくではないか。あの息には触れたものを朽ちさせる老いの極致の力があるらしい。
    「これはヤバいわ……」
     冷や汗をかきながら呟いた。

  • 43二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 21:15:54

    「レン・オランジェット」
     砕蜂と繋がった糸から声が響く。
    「何でしょう? 結構ヤバ目ですねコイツ。」
    「少し囮になれ。」
    「私ごとドカンとかやめてくださいね」
    「私を何だと思ってる。」
    「暗殺部隊の隊長。」
     一瞬の沈黙、そして息を漏らすような笑い。
    「分かってるじゃないか、大前田が居なければ副官に据えているところだ。」
    「あの人以下って言われてるみたいであんまり嬉しくないですね。まあ囮の件、了解!」
     返事を打ち切り、糸を切り離す。ここから先は集中しなければ一瞬でやられてしまうだろう。

     取り敢えず確かめるべきことがある。レンは拳へと霊圧を集めバラガンへと放った。当然届くはずもなく、黒いオーラのような物に触れると消えてしまった。
     この程度じゃ無理か……
     バラガンは余裕の表れだろう、攻撃をしてくる様子もなく、じわりじわりと距離を詰めていた。
    レンは大きく息と霊子を吸い込み口の中で練り合わせる。
    「ガアッ!!」
     勢いよく口から放たれた虚閃は先ほどのよりも細く、バラガンの腹部へと吸い込まれるように進み、消えていった。
     思った通りかな。でも厳しいか……
     見えた隙、だがその隙をつくのは厳しい。
    「ねえ、神様。」
    「なんだ小娘、命乞いか?」
    「ううん、これからプライドを傷つけることをするから謝っておこうと思って。」
    「ほう! それは面白い。やってみるがいい。」
     レンは翼を前に向け霊圧を込め始める。その霊圧は圧縮され、黒く、重くなっていった。
    「黒虚閃か! だがそれもワシには届かん! 万策尽きたな小娘よ!」
    「これだけだと届かないのは分かってる。でも、貴方の力は万能でも無敵でもないってこと、教えてあげる。」
     漆黒の虚閃が縛り付ける力を振り払い、虚圏の神へとその身を放った。

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:03:35

    「……何をした小娘?」
     バラガンは胸に受けた衝撃を手で撫でながら問う。
    レンは大きく肩で息をしながら汗をぬぐう。
    「さあね? 何をしたんでしょうか。もう一回受けてみればわかるかもね?」
    「調子に乗るなよ小娘……!!」
     気を損ねたらしいバラガンが口から黒い息を漏らしながら声を出す。
    「消えろ!!」
     口から吐かれる死の吐息をレンは手から放つ虚弾で迎撃する。一発で消えないが二発三発と数を重ね、それでも消えない物へは口から吐く虚閃と背から編み出す糸の束で侵攻を遅らせつつ消滅させた。
    「ワシが攻勢にでればこの通り、手も足も出ないではないか。所詮矮小なる命、ワシの気紛れで生きているに過ぎん!!」
    「気まぐれで活かされる方は堪ったもんじゃないですけどね。」
     追いすがる死の息吹を建造物などで躱しながら会話を続ける。

    「良くやった、レン・オランジェット。」
     体に銀の帯を巻き付けた砕蜂が空中でバラガンを狙っていた。

     轟音、爆風、レンは辛うじて体に巻き付けた糸で吹き飛ばされるのを防いだ。
    それでも糸は幾本も千切れたし、体のあちこちに食い込んで切り傷になった。
    「本当にドカンするとは思いませんでしたけど。」
    「気に入らぬ卍解故な。見透かされたかと思って驚いたぞ。」
     消耗が激しいのだろう、砕蜂は肩で息をしていた。
    レンはそれを見てお揃いと笑って見せた。
    「全く……何がお揃い……だ――――!?」
     驚愕する砕蜂の視線の先には無傷のバラガンが宙に浮いていた。

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:17:45

    疲れた!今日はここまで!

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:19:47


    いや本当に

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 06:48:05

  • 48二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 10:55:51

    ほんとにお疲れ様です
    バラガンとの戦いを無茶振りしてすいません

  • 49二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 13:23:03

    >>48

    無茶ぶりでも何でもないから大丈夫だよ~。相性悪いからどうすっかなあってなった程度だから。これからも安価よろしくね。

  • 50二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:40:49

    「滑稽なり!!」
     バラガンは呵呵大笑というのだろう、関節が鳴らんばかりの大笑いをして見せた。
    「よもやその程度の攻撃で我をやろうとは。いや、矮小なるものにしてはよくやったというべきか。」
     手を顔に当てやれやれという様には哀れみさえも見て取れた。
    即座にレンは対応に移る。威力でダメなら手数で押すしかない。虚弾を連打して注意を引くように動く。
    「くく、切り札を失ってなお抗う様は滑稽よな。さて、他に手があるのか見定めてやろう。」
     バラガンはその手に乗り、レンへと目標を定めた。

    「どうした? 貴様の虚閃であればワシの力を越えられるやもしれんぞ?」
    「冗談を。先ほどので思い知ったよ。生半可な威力では越えられないと。」
     半笑いでそう告げるレンにバラガンは大笑いで返す。
    「であるのに何故抗う。今なら我が傘下に下れば許してやらんでもないぞ。死神とは違い貴様は破面だ。」
    「それこそ冗談ポイですね。私に無くてもそれを考えるのが彼らの仕事。」
    「軍相八寸 退くに能わず・青き閂 白き閂 黒き閂 赤き閂・相贖いて大海に沈む 竜尾の城門 虎咬の城門 亀鎧の城門 鳳翼の城門」
     直後バラガンを四つの結界が包む。
    『四獣塞門!!』
    「ほう? この程度の結界でワシを相手に時間稼ぎができると? いや、老い相手に時間稼ぎなど滑稽と言わざるを得んな。」
    「これは貴様を閉じ込めるものではない。覚悟しろ。雀蜂雷公鞭。」
     それに伴い反対側の門も開く。
    「さすがにこの二つを受けきるのは不可能でしょう? 黒虚閃・双連。」
    「おのれ!! おのれおのれおのれおのれ――――――!!」
     レンの翼、そして手の間から二つの黒い虚閃が放たれる。
    砕蜂の卍解とともに放たれたそれはバラガンの先尾声を飲み込む様に結界を破壊しうるほどの爆発を内部で引き起こした。

  • 51二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:43:50

    「日に二発もこれを撃たせるとは、有昭田鉢玄、約束を忘れたとは言わせんぞ……」
    「ずるいよ砕蜂ちゃん、私には何もなし?」
    「貴様には大前田から美味い菓子でもおごらせてやる、それで我慢しろ。」
    「やったー、美味しいお菓子じゃなかったら怒るかんね!」
     塵となって消えた虚圏の神を忘れたかのように二人の女子は小さいながらも姦しく会話をしていた。

    「え? 俺が払うんすか!?」
     大前田の呟きは誰とも知らず風の中に消えていった。

    「残りもお姉ちゃんが頑張らないと……あらら――――?」
     グラリとバランスを崩しレンは地面に向かって落下していく。少し休まなければ、一護くんが来るまでにもっと活躍するために……
    それだけを考えレンはその意識をゆるりと手放した。

  • 52二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:45:44

    バラガン戦は終わり!
    とりあえず次の行動安価。
    破面戦は終わりでそれ以降の安価かな。藍染戦、ギン戦、東仙戦、それ以降でも可。
    以下3レスで。

  • 53二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:53:36

    千里糸で雛森が刺されるのを防ぐ

  • 54二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 20:56:19

    藍染を追って空座町に行く

  • 55二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 21:12:06

    最後の月牙天衝を会得した一護が来るまで、成り行きで市丸と共闘して藍染相手に時間稼ぎをする

  • 56二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 01:00:00

    >>53

    >>54

    >>55

    了解~

  • 57二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 08:15:50

  • 58二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 12:35:08

    保守

  • 59二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 16:41:28

  • 60二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:17:42

    喧噪で目が覚めた。
    どうやら誰かに拾ってもらえたらしくビルの上で寝かされていた。
    上ではまだ戦闘が続いているらしい。見上げると――――
    「!?」
     女の子の死神が必死になって隊長たちの攻撃を捌いている。何か言っているが周囲には聞こえていない様子だ。
    「いける? 千里糸。」
     重い体を持ち上げ地面を蹴って宙へと上がる。
    「直せ、千里糸!!」
     腕甲から糸が飛び出しそれぞれの隊長へと糸が繋がる。後はそこから幻覚を引っ張り出すイメージで糸を引っ張った。
    「雛森!?」
     今まさに後ろから突き刺そうとした刀を辛うじて日番谷隊長が止める。
    「幻覚なんていつの間に……だって解放なんて――――」
    「私がいつ、鏡花水月を使っていないと錯覚していた?」
     戦慄が走る。使ったことを催眠で隠すことで使ってないかのように見せかける。初見殺しも良いところだ。
    「とは言え、君にそんな力があるとは知らなかったよ。レン・オランジェット。」
     見下ろすように藍染が言った。レンは肩を回して動きを確認する。体が重い。流石に全力の虚閃連発は負担が大きかったかと大きく息を吐く。
    「これでは計画に遅れが出そうだ。少し急ぐとしよう。」
     些細な差だがねと呟くと藍染が片手を空に掲げた。
    「総員!! 距離を取れい!!」
     天にも響くような総隊長の号令に死神たちが距離を取る。
    「破道の九十 黒棺」
     一瞬、重力の奔流が辺り一帯を包み込んだ。

  • 61二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:21:49

    ここで刺したことが原因なのか、これ以降日番谷から雛森に話しかけるシーンが漫画に出てこない

  • 62二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:27:42

    >>61

    ならこの先は話が出来そうだね! 描写するかは安価次第だけど!

  • 63二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:32:58

    鏡花水月の完全催眠無効化しても、今度は鬼道で潰しに来るのクソ ゲー極まるよね

  • 64二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:07:43

     潰れたカエルの気分だ。いや、押し花か?
    まあ、どっちでも良いやとレンは笑う膝を手で押さえながら立ち上がろうとするがバランスを崩して倒れてしまう。
    少し休まないと駄目か……千里糸、お願い。
     千里糸から出た糸が周囲の建物から霊子を分解して体内へと取り込んでいく。少しこのまま横になっていれば戦えるまでは回復できるだろう。戦いは任せてしまうが人数が多いのだ、多少は許してほしい。
    小細工を止めた途端にこれだ。ふざけたスペックでのごり押し、何とかしなければと思いを巡らせる。
     結局一護くんに頼るしかないかなあ……
    無い頭で思いつくのはその程度の事。考えてもしょうがなしと目をつむって休むことに専念することにした。

    「おい、レン起きろ!」
     聞き覚えのある声、それに揺さぶられて目を覚ます。
    「なんだお父さんか……あとちょっと寝かせてよ……」
    「ったく、この非常事態に寝てんじゃねえよバカ娘! 起きろ!!」
     大声にビクッと跳び起きる。目の前には死覇装を着た黒崎一心が立っていた。
    「お父さんも来たんだ。」
    「おう。」
    「一護くんにやらせるの?」
    「……おう。」
     一瞬の逡巡、それしか方法がないのだろう、レンはそれ以上問えなかった。
    「分かった。じゃあ、出来る限り私も頑張るね。」

  • 65二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 22:51:30

    キリがいいところまでと思ったけどこの辺長いな。ちょっと疲れたから今日はここまで。
    明日はギンと共闘から無月まで行きたいなあ。

  • 66二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 23:01:31

    乙でした

  • 67二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 07:02:42

    おつ

  • 68二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 12:22:57

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 17:39:59

    念のため

  • 70二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:44:39

     本当の空座町に向かった藍染たちを追うために断界を進む。途中で立ち止まった父とは目くばせをして先を急ぐ。
    私の役目はあの怪物藍染相手に時間稼ぎをすること。一足飛びで断界を飛び出す。
    あまりの力の差に霊圧が分からない。探すしかないが目立って先手を打たれては元も子もない。力を抑え地面を走り探すことにした。
     突如、光の柱が近くで天に立ち上ったのが見えた。そんなに遠くない。
    「あそこか。」
     生きて帰れるなどと思えないほどの力の差に身震いしながらレンは足に力を込めた。

     たどり着いたレンが見たのは進化した藍染と、腹部を貫かれているギンの姿だった。
    仲間割れ……?
     乱菊さんと何やら話していたのを思い出す。もしかしたら市丸ギンは――――
    「卍解 繭籠月蛾 千里糸編物語(まゆかごげつが せんりいとあみものがたり)」
     咄嗟の発動、興味無さ気に藍染はこちらに目を向けギンから刀を引き抜いた。
    即座に糸がギンを手繰り寄せ繭のように包み込む。
    「治療する気か? レン・オランジェット。ギンは君の味方ではないだろう?」
    「でもあなたの敵だよね。敵の敵は味方ってね。それに――――」
     レンの翼から伸びた糸が藍染の周囲を囲う。
    「女の子を泣かせちゃダメだって記憶が一護くんの中にあるんでね!!」
     翼から放たれた黒虚閃は藍染に難なく弾かれた。流石に通じないか。
    「私に適わないことは分かっているはずだレン・オランジェット。」
    「まだまだ――――!!」
     卍解の手が新たな存在を編み始める。レンの中にある恐怖の存在、それを糧に編みこんでいく。
    「いけ、ウルキオラ・シファー!!」
     ウルキオラを模した人形が藍染へと猛進していった。

  • 71二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:57:41

    「驚いたな、まさかここまで精巧なものを産み出せるとは。」
     とはいえ藍染は刀で払うようにウルキオラを両断すると歩を進めた。周囲を囲う糸がまるで溶けるように消えていく。
    「雷霆の槍」
     上半身だけになりながらもウルキオラの放った霊力の槍が炸裂し爆発を引き起こす。
    「畳みかけろ……バラガン・ルイゼンバーン!!!」
     手が即座に次を編み出す。髑髏の大帝が仇敵を塵に返さんとその口から死を吐き出した。
    「消えよ! 藍染!! 死の息吹!!」
    「黒棺。」
     重力の奔流がバラガンを一瞬で押し潰した。吐き出した死すらも闇にのみ込まれ事象の彼方へと消え去った。
    「手品は終わりか? レン・オランジェット。わかっていたはずだ、融合する前の私にさえ十刃は及びもしなかった。今や私にとって彼らは虫以下ですらある。」
     レンは悩んでいた。切り札じみた二つは無残にも消し去られた。後は何が使えるだろうかと考える。時間、そう、ほんの少し時間が稼げれば使える手もあるのだが――――
     歩を進める音で我に返る。そんな時間はない、ならばこの身でぶつかるのみと糸で剣を編み出した瞬間、
    伸びた刃が藍染を押しとどめた。
    「助けてくれてありがとうなお嬢ちゃん。」
     繭から伸びた刃、その部分から繭は千切れ、死覇装を纏った市丸ギンが姿を現した。
    「手伝わせてもらうわ。」
    「今更君に出来ることはないよギン。おとなしく寝ているといい。」
     その言葉に対してギンは再度の刺突で答えた。その目は薄く開かれており、強い意志が宿っていた。

  • 72二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:11:44

     レンは力を込める。小さく、小さく、自分の形へと。自分の技を放つ。
    それは小さな蝶。ひらひらと飛ぶそれは戦場には似つかわしくないほど美しく優雅だった。
    それはギンの横を通り過ぎ、藍染の元へとゆっくりと飛んで行った。
     藍染は興味深そうにそれを眺め――――天へと届かんばかりの光の柱に飲まれた。
    「月蛾天翔(げつがてんしょう)」
     柔らかく包んだ両の手から多くの蝶が放たれる。それは光の柱へと向かっていき、次から次へと光の柱へと変わっていく。
    「えっぐい技やなあ。」
    「少しでも効果があればいいんですけどね。」
     期待は出来ないと言外に滲ませながらレンは大きく息を吐いた。
    自身の霊圧を削り圧縮して蝶の形にする技。周辺に漂う霊子すらかき集め放ったそれは自身の虚閃を軽く凌駕する。
     だが、事も無げにその柱が蝶の群れになって消えた時、平然としている藍染に対して、驚きすらわかなかった。
    「化け物め。」
    「理解の埒外の物を化け物と言うのだとしたらまさしくその通りだよレン・オランジェット。私と君では存在のステージが違うのだから。」
     口を開くことなく、放たれた重力の奔流でギンもろともレンは地に伏せた。起き上がるどころか声すら出せない威力に気を失いそうになる。
    「そこで寝てると良い。歯向かわなければ命までは取らない。もはや君らに興味などない。」
     そう言うと藍染は二人を無視して行ってしまった。

    「間に合ったか……ごめんね……一護くん……」
     もはや霊圧すら感じられない弟を感じ取り、レンは呟き気を失った。

  • 73二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:12:44

    こんな感じで終わり!!
    ギンは生き残ったで良いや。奴は苦労すべき。

  • 74二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:19:18

    投獄されるだろうけど、京楽総隊長なら滅却師との戦いで仮釈放しそう

  • 75二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:26:01

    次はフルブリンガー編か、飛ばして千年血戦編か。安価次第。
    取り敢えずこの後の処理について安価。
    レンの扱いとか、今後どうするのかとか。
    以下3レスで。

  • 76二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 21:00:39

    なあなあで流してたけど破面が近くにいるのはまずいので、一護が霊力をなくしてからは虚圏で縁のあるネルたちに世話になることにする

  • 77二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 21:19:30

    市丸は無間ではなく他の監獄に投獄という形になった
    レンは市丸から乱菊に伝言を頼まれたが自分で伝えろと断った

  • 78二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:47:14

    今後も黒崎家には寄るが、生活の拠点は虚圏に移すことにした

  • 79二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 23:07:48

    >>76

    >>77

    >>78

    了解。

    完現術編はどうするか安価

    いるかいないか、以下1レスで早い者勝ち。

  • 80二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 00:55:28

    浦原さんに一護の力を取り戻す協力を要請されたのでいる

  • 81二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 04:59:24

    なら出てくるのは最後の方かな。

  • 82二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 13:34:24

    現世にいる想定でレンの行動安価
    以下3レスで。

  • 83二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 13:53:03

    月島が死んでも挟みこまれた人が元に戻る保証がないので、挟まれた人たちに千里糸を使う

  • 84二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 14:31:33

    卍解でウルキオラと市丸を再現して銀城たちに差し向ける

  • 85二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 15:19:07

    一護がルキアに刀を刺されるまで、月島と銀城相手に戦う

  • 86二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:43:11

    保守

  • 87二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 07:46:01

  • 88二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 14:35:43

  • 89二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:09:51

    今日はモチベ上がらないのでお休み。

  • 90二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:22:55

    りょうかい

  • 91二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 02:29:29

    一応ほしゅ

  • 92二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 07:17:40

    かしこま

  • 93二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 17:22:16

    どこから書くか決まらないなり。
    いきなり最後の戦闘シーンにするか、その前から書くか。

  • 94二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 17:35:11

    とりあえず浦原さんに協力要請されるシーンとかで

  • 95二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:08:40

    あげきたい

  • 96二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 01:45:57

    「浦原さん、何の用? ケイヤクコーシンはされてないからもう仕事は手伝わないよ?」
    「いやあ、そう言わないで手伝ってほしいんですけどね~? まあ、そっちじゃなくて、一護さんの事っす。」
     浦原の言葉にレンは身を固くする。最愛の弟は既に力を失い、日常へと戻っていったはずだ。
    「彼は力を取り戻したがってる、分かりますよね?」
     レンは無言で口を結んだ。そういう人間であることは分かっているし、当然だが……
     巻き込みたくない、彼には普通に生きて、普通に生活して、普通に死んでほしい。
    「彼の力を治す算段が付きました。なのでその手伝いをお願いしたいんすよ。」
    「…………私に何ができるの?」
     浦原の口から算段を聞く。隊長たちが込めた霊圧の刀を一護くんに刺すことで力を取り戻す。
    「私要らないじゃん。」
    「いえいえ、ここからが大事っす。彼を守ってあげてください。」
     何から守れというのだ、だって彼は既に――――
    「今、彼は力を取り戻そうと危機に向かっています。それは彼には必要なことですが……」
    「命の危険がある……」
     その通りと扇子を浦原が開く。快活な声にイラっとするがこういう奴なのだと堪える。
    「まあ、影ながらこっそりとにしてあげてください。じゃ、アタシはやることがあるので失礼しますよ。」
     出ていく浦原を見送りもせずレンは一人部屋の中に残った。

  • 97二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 02:05:36

     銀城との戦いは見守るだけにした。
    一護くんのあの力が分からなかったから。虚の力? 違う。死神の力? 違う。彼から引き出されたあの力が分からなかったからこそ手出しをしなかった。
    結局、浦原さんとお父さんが来るまで何もできなかった。

    「間に合ってよかったっす。レンさんが出る幕は無かったっすかね?」
    「冗談でしょ浦原さん。こんな事した落とし前、家族の私がつけさせるから。」
     レンは武器をクルリと回すと月島へと突きつけた。
    「アンタは私がブチのめす。覚悟しろよ月島。」
     直後、黒い壁がレンと月島を包み込んだ。

    「君が僕の相手になるとは思わなかったよ。朽木白哉辺りが相手だと思ってた。」
    「アンタがしたことを考えれば分かると思うけど、人の気持ちが分かんないんだねアンタ。」
     月島は気分を害したように栞を刀に変える。
    「私はアンタを徹底的に叩きのめす。二度とその力を使いたくならない程に。」
     レンは武器を胸の前で横向きに構え目を閉じる。
    「卍解、繭籠月蛾 千里糸編物語(まゆかごげつが せんりいとあみものがたり)」
     宙に浮く手と糸車が月島へ敵意を編み始めた……

  • 98二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 08:21:57

    支援

  • 99二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 16:05:13

    ほす

  • 100二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 20:57:21

    「ウルキオラ・シファー」
     純白の肌を持つ黒い翼を翼を持った破面が姿を現す。
    「市丸ギン」
     糸目の隊長羽織を着た死神が現れる。
    「やれ。」
     レンの淡々とした命令に二人は何も言わずに従い月島へと迫る。
    「それが君の卍解か。織姫に聞いていたよりも派手だね。」
    「あの子たちにした仕打ち、絶対に許さないから。」
     レンはさらに糸を伸ばして月島を捉えにかかる。
    スルリと月島はウルキオラとギンの二人を横切った。二人の人形は胴から二つに分かれハラハラと糸になって消えた。
    「ブック・オブ・ジ・エンド、切れ味”も”すごいだろ?」
     レンは糸をつかむとそれを振り回し月島へと振り下ろした。
    月島はひらりと開始する。足場にしていたコンクリートがまるで豆腐を斬るかの如く賽の目状に切断される。
    「非道いじゃないか。僕らは一緒にルキアを助けに行った仲間だろ?」
    「ほざけ!!」
     糸を操り月島を取り囲み引き切る。
    月島は刀を軽く振ると糸は当然のように切れた。
    埒が明かないとレンは糸で剣を編み月島へと接近する。
    それに対し月島はニヤリと口角を釣り上げた。
    「それを待ってたよ。」
     突如月島の足元がせり上がりレンの動きを止める。一体いつの間に罠を仕掛けて――――
    サクッ――――
    壁の隙間から伸ばされた刃がレンの胸を貫いた。

  • 101二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 21:13:37

    「これで君は僕の――――」
     レンは武器を振るい月島を払いのける。
    「おいおい、僕はずっと君と一緒だったじゃないか。忘れたのかい?」
    「ええ、貴方は黒崎家の親戚で遊子ちゃんと夏梨ちゃんとも仲が良くて――――」
     レンは毅然とした態度で言葉を紡ぐ。
    「一護くんの敵。手繰れ 機織鶴(クエルダ)!!」
     帰刃をしたレンは即座に月島との距離を詰めるように飛び蹴りを放つ。最速の死神に匹敵する速度から放たれるけりを流石の月島も避け切ることは出来ずにまともに受けた。
    「ぐぅ!?」
    「何でも自分の思い通りになると思うなよ!! 月島!!」
     腹部に片足をめり込ませた状態で体を捻り側頭部に蹴り、捻りの勢いをそのままに両足で頭を挟んで地面へと叩きつけた。
    「ボクは君の恩人で――――」
    「親友で恋人。だから? 私の記憶にも体験にも確かにアンタとの記憶があるよ。だけどね――――」
     レンはダンと地面を強く踏み月島を威嚇する。
    「アンタはあの子の敵。その記憶が一護くんの中にあるだけで十分よ。アンタが何なのかは二の次三の次なの。私は自分よりもあの子の記憶を信じる。」
     レンは手に霊圧を込めて虚弾を放つ。月島は知っていたと言わんばかりに回避する。
    「ならしょうがない、君を倒すことになるね。とても残念だよレン。」
    「思ってもいないくせに。覚悟しなよつ・き・し・ま・君。」
     レンは翼を広げ霊圧を開放した。

  • 102二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 21:31:44

     最初の一撃以降、月島への決定打を与えられずにいた。まるで全てを知っているかのように回避されてしまうのだ。
    「わかるだろ? すべて君と一緒に修行したんだから。」
    「覚えていますとも。アンタの事だから奥の手も全部知ってるでしょうね。」
     お互いがお互いのことをすべてわかってる。そんな状態での戦闘。いくら頭で敵だと理解していたとしても感情が、経験が彼との敵対を拒もうとするのを感じる。
    「でもそんなこと考えてる暇はないのよね!!」
     一護くんが苦しんでいるんだからと心を奮い立たせる。
    グンと距離を詰め月島の目の前へと迫る。面食らった月島は咄嗟に剣を突き出した。
    さくりと抵抗なく剣はレンの掌を貫いた。
    「これは予想外でしょ? 特攻なんて私らしくないもんね!!」
     がしりと刀毎手を握りしめ動かないように上から糸で固定する。
    「これで僕を封じたつもりかい? だとしたら――――」
    「さあ、我慢比べと行きましょうか。得意だったでしょ? 月島君。」
     まるで愛しい人に言うかのように柔らかく言うと顔面に向かって黒虚閃を放った。

    「クソッ……ふざけ――――」
    「もう一発。何発耐えれるかな?」
     月島の言葉を消し去るように上から虚閃を重ねて放つ。引き離そうと手を動かすが糸できつく縛られた手はピクリとも動かせずレンと距離を放せない。
    「待――――」
    「ダメだよ。諦めて解除するか……死、んで?」
     再びの虚閃。月島の体が力を失くし跪く。
    「――――」
     声も出ないようだがまだ生きているようだ。
    「まだ、生きてるね。良い根性。好きになっただけのことはあるわ。」
     グイっとレンは持ち上げてニッコリと笑いながら月島を見る。
    そして追撃を加えるべく口をカパリと開けて再びの虚閃を放った。

  • 103二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 00:42:32

    覚悟キマリすぎぃ!

  • 104二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 11:21:44

    とりあえず月島戦は終わりかな。
    千年血戦編の動向安価 以下3レスで。

  • 105二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 11:58:18

    ネリエルたちを逃がすために狩猟部隊に立ち向かう

  • 106二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 17:05:55

    アパッチたちと組んでキルゲと交戦

  • 107二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 19:30:49

    思いの外頑丈で生き残ってたのでソウルソサエティまで同行する

  • 108二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 22:57:39

    >>105

    >>106

    >>107

    了解。

    >>107は一護と同行して向かうでいいのかな?

  • 109二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 23:02:04

    はい、そうです

  • 110二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 08:22:57

    ほす

  • 111二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 14:30:43

  • 112二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:21:10

    へし

  • 113二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 07:55:58

  • 114二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 12:29:45

  • 115二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 21:19:18

    しゆ

  • 116二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 00:23:49

  • 117二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 10:41:13

    保守が伸びると焦るが気力が出ない。

  • 118二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 19:11:06

    虚圏組からの好感度

    ハリベルdice1d100=28 (28)

    ミラdice1d100=63 (63)

    アパッチdice1d100=19 (19)

    スンスンdice1d100=68 (68)

  • 119二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 19:16:17

    絶妙に高くないのはなんだ……
    アパッチは誰にでも噛みつきそうだし気に入らなかったのかな。
    ハリベルは虚圏の統治押し付けられでもしたのか。

  • 120二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:08:59

    あるいはアホだから?

  • 121二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 00:13:59

    まあ以前にアヨンぶっ倒してはいるが

  • 122二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 07:23:41

    ほしゆ

  • 123二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 14:53:27

    ほす

  • 124二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 22:34:32

    レンはキルゲよりは上かな。アヨン圧倒できるくらいには強いし。
    相性も悪くなさそうだしダイスなしで進める予定です。

  • 125二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 05:45:56

    キルゲよりも上にすると大体の滅却師よりも上という事になるのではとふと思った。

  • 126二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 16:38:06

    キルゲは聖文字が直接攻撃に向かない分、基本的な技術を鍛えてるイメージ

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 23:30:31

    ほっしゅ

  • 128二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 06:57:28

  • 129二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 10:35:11

    キルゲ再評価は連載後しばらくしてからだったな

  • 130二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 10:50:47

    レベル高い基本性能と堅実なスタイルは崩しにくいよねぇ
    キルゲは勝負に負けても試合で勝った感

  • 131二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 16:27:01

    忠誠心も非常に高い

  • 132二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 22:18:17

    このレスは削除されています

  • 133二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 08:00:05

  • 134二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 17:00:33

  • 135二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 22:11:09

  • 136二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 04:55:23

  • 137二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 08:02:02

  • 138二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 12:13:27

  • 139二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:53:37

    鯖落ちしてたな、一瞬

  • 140二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 06:33:21

  • 141二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 11:57:48

    と金

  • 142二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 22:32:36

    王将

  • 143二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 07:49:28

    桂馬

  • 144二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 14:54:44

    飛車

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています