- 1123/01/29(日) 13:03:20
ゾロ『・・・・・・・・・・』
ウソップ『・・・・・・・・』
サンジ『・・・・・・・・・』
ロー『・・・・・・・・・・』
サニー号の男子部屋。そこで物々しい雰囲気と共におれを出迎えたのは、ゾロ、ウソップ、サンジ、そしてトラ男。
おれは部屋に入り、軽い座布団を一枚敷いたのちに胡座をかいた。
ルフィ『よし・・・・・・じゃあ・・・・・・始めるぞ・・・』
そう言うと4人の目つきが鋭く変わる。
まぁコイツらも男だしな・・・・・・そのうちそう言う事に向き合わないと行けない時期がやってくる。おれの話を参考にしたいんだろ・・・
そう思い至りおれは深く息を吸い込み吐き捨てた。
そして・・・・・・今日集まって貰った訳を説明すると!!!
ルフィ『今から!!どうやったらウタが振り向いてくれるかの・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ・ロー『『『帰る!!!』』』
コイツらは口を揃えてそう言った。
ナレーション変わりまして、なぜこの様な事態に陥って居るのか、それを知るには少しだけ時を遡らなければならない・・・・・・ - 2二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:05:19
遅かったじゃないか…(早すぎる)
- 3二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:16:36
この5人ってことはあなたか
- 4二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:18:23
前作も完結したばかりなのに、ありがとう
- 5123/01/29(日) 13:32:57
それは半年程前の出来事である。
様々な死闘を勝ち抜き、無事海賊王となった少年モンキーDルフィ。
新たな時代を作ったその若き解放者は、一つの窮地に直面していた。それは・・・・・・
ルフィ『だからよッ!!!風呂だったらおれ1人で充分だって言ってんだろ!!ウタ!!!』
幼馴染による距離バグである。
ウタ『でもアンタ能力者でしょ!それに!ちゃんと体や頭洗えてるかわかんないし!』
現在赤髪海賊団所属の彼女は、ルフィが新時代を作ってからと言うもの時折り・・・・・・と言うか頻繁にサニー号へと遊びに来ていた。その頻度と言えば、「え?この人麦わらの一味じゃないの?」と周囲に言わしめる程である。
ウタ『ほら!ごねてないでさっさと行くよ!ルフィ!』
ルフィ『なっ!?お、おいおい!引っ張んなって!!?』
そんな彼女は、新時代を作ると言う夢でルフィに先を越されてからと言うもの、彼にべったりくっついて離れなくなってしまった。これは何も、負けた悔しさや下心などではなく、彼女の中で重圧の様なものが吹っ切れたが故の行動である。
因みにどのくらいべったりなのかと言うと
ルフィと一緒でない時には「え!?け、喧嘩でもした!?」と周囲に言わしめる程である。 - 6二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:33:28
もう4人でルフィのケツ蹴ってやれ
- 7二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:47:10
新作来てた!ありがてぇ!!
- 8二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:26:51
チェリーボーイズカルテット、ヘタレ王の尻蹴り飛ばせ
お前らならできる - 9二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:28:57
神スレ展開の予感しかせん
- 10二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:30:20
新作きた!新作きた!これで勝つる!
- 11二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:31:39
来たか...見聞色!(ドン)
- 12二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 17:48:55
風呂で動けなくなったスレと何か関係が?
- 13二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:26:06
『』の人や
ありがたや - 14二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:34:43
ああ、その距離感だよ
もっとくれ - 15二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:36:38
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 23:31:52
ほう、今日からはここで気ぶればいいんだな? 助かる
- 17123/01/30(月) 01:35:15
少しばかり話がそれてしまったが、要するにルフィの悩みとは正に現状の事である。
ウタ『ふん♪ふ♪ふっふ〜ん♪』
ルフィ『・・・・・・・・・・・』
ウタ『ふ〜ん♪ん?どうしたの?ルフィ?』
ルフィ『い、いや・・・・・・ッ・・・』
鼻歌交じりにスルスルと衣服を脱ぎ去っていくウタ。豊満に育ちきったその体を露わにしても尚、彼女は平静を保っており、それどころか体を硬直させ上の空になって居るルフィの事を心配し始めるレベルだ。もはや彼女のにとっては、ルフィと言う1人の男に裸を見せる事など当然の事、となっている。
が!しかし!ルフィはそうではなかった・・・・・・
ルフィ(く、クソッ・・・・・・・・・こ、これなら・・・ナミとサンジの説教くらってた方がまだマシだ!!!)
この男・・・・・・モンキーDルフィは・・・若干20と言う歳にして初めての・・・・・・
恋に目覚めていた
ウタ『それじゃ!頭洗ってあげるからこっち向いて!』
またしても軽く距離をバグらせてくるウタ。鼻歌交じりに頭を洗って居る彼女とは裏腹に、目を開けるとすぐそこにはウタの豊満に育ちきった果実が・・・・・・そしてそれが揺れに揺れまくっている事を間近で確認できてしまうルフィ。ハッキリ言おう。彼は気が気ではなかった。
ルフィ『・・・・・・ッ・・・///』
いつからだろう・・・一体いつから・・・・・・
気がつけば彼女の横顔を目で追っており、気がつけば彼女のその豊満なボディに色気を感じる様になっていた・・・・・・本当にいつからだろう・・・・・・いつから・・・・・・
ウタ『ルフィ!次は体洗いっこしよ!』
ルフィ『・・・あぁ・・・わかった・・・・・・・』
結局、ルフィが考えに考えぬき辿り付いた結論は・・・『いやコイツ無防備すぎんだろ・・・』と言う事だけだった。 - 18二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 01:36:22
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 01:43:18
この男⁉︎
か
わ
い
い
! - 20123/01/30(月) 02:12:44
○
ルフィ『と!!言う訳で!!お前らには、今からウタの事を振り向かせる為の作戦を考えて・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ・ロー『『『知るか!!?』』』
サニー号の男子部屋。わざわざルフィが折り合って話があると言うものだから来てみれば、『またそれかよ!?』と、イツメンの4人は一蹴する。
ルフィ『はっ!?なんでだよッ!!??ちゃんとおれの話聞いてたのか!?お前らッ!!!』
ゾロ『聞いてたのか?じゃねぇッ!!!おれはその話5回目だぞッ!!!??』
ウソップ『おれは7回目・・・』
サンジ『おれは6回目・・・』
ロー『おれは惚気話込みで13回目だ・・・』
ルフィ『いや流石にそこまでは・・・・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ・ロー『『してんだよッ!!?』』
ルフィは同様を隠しきれない
コイツら何言ってんだ?と思ったからだ・・・
そう・・・この男!ここに居るイツメンに対し幾度となく相談と言う名の惚気話をしてきた癖して、その全てがほぼ無自覚。つまりは本能的に話してしまっていた為、彼自身どんな内容を喋っていたのかは、よく覚えていないのだ。
ハッキリ言ってしまって、これは4人から充分に剣幕を向けられても文句を言える立場ではない。 - 21二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 02:27:12
回数を覚えてる辺り相当根に持ってるなぁ
- 22二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 02:35:56
なんでトラ男が1番多いんだよ笑
- 23二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 02:37:29
友だちだからでしょ
- 24二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 10:23:02
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 10:36:12
え!ウタランドって麦わらの一味じゃないんれすか!?
え!ローランドって麦わらの一味じゃないんれすか!? - 26123/01/30(月) 12:11:35
ゾロ『つう訳だから、ウタへのアプローチはテメェ1人で勝手にやってくれ!それじゃ・・・』
ルフィ『待てーーー!!!待て待て待て待てッ!!!』
そそくさと部屋を後にしようとする4人にしがみつき待ったをかけるルフィ。その風貌からは、とても彼がこの海の王であるとは思えない。
ゾロ『い"っ"!?おいしつけぇぞッ!?ルフィ!!』
ルフィ『だって・・・だってよ!!!アイツ最近色っぽさが増したっつうか・・・・・・大人っぽくなったって言うか・・・・・・ッ・・・それなのに子供の頃みたいに抱きついてくるわ!!食いもん口に運んでくるわ!!一緒に寝ようとするわ!!風呂に入ろうとするわで・・・・・・あっ!!そうだ聞いてくれよお前ら!!この前ウタに髪の洗い方上手くなったって褒められて・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ・ロー『『だから惚気るなッ!!!!???』』
今日も男たちは至って健康である
○
取り敢えず真面目に話を聞かなければ解放されないだろうと考えた4人は、サンジの作ったスコーンをおやつにルフィの相談に乗る事にした。
サンジ『で?振り向かせるつったって・・・具体的にどうしたいんだ?お前?』
ルフィ『どうしたいって・・・そんなのウタに振り向いて貰える様に・・・・・・てかアイツ大人っぽくなった癖に笑った顔と横顔だけは昔のま・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ・ロー『だから惚気るなッ!!!??』
4人はこの時点で、ルフィの相談に乗ってしまった事を若干後悔していた。 - 27二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:17:52
この手の話はブルックの方が良さそう
既に相談してて辟易されてるかもしれないが - 28123/01/30(月) 12:50:04
ウソップ『だいたいよ!振り向かせるって言ってけど、たぶん普通に告白するのが1番だぞ?お前とウタの場合!』
ルフィ『は?な、なんでだよ!?まだウタがおれの事好きかどうかもわかんねえなに・・・・・・振られたらどうすんだ!!!??』
4人は天井を見上げ思った。
なぜコイツはウタが絡むと途端に見聞色の覇気は愚か、いつもの怖いもの知らずまで何処かに消え失せてしまうのかと。
もはや若干嫌気がさして来たのだが、ここで引いてしまえば次の日もそのまた次の日も同じ事を繰り返されかねないと思った4人は渋々作戦を建てる事に。
ロー『まず、初めに聞いておくが・・・・・・お前は普段ウタ屋とどんな事をしてる?』
ルフィ『勝負!』
ウソップ『それ以外では?』
ルフィ『歌、買い物、冒険、風呂、飯、寝るとか、あとは・・・』
ゾロ『いや、そこまでいってんなら後は告るだけだろうが!』
ルフィ『はっ!?お前何言ってんだッ!!?さっき言っただろ!?ウタがおれに惚れてるかわかんねぇって!!!!!人の話はちゃんと聞いとけッ!!この三刀流ッ!!!!!!』
ゾロ『よし、わかった。こっからは取り敢えずこのバカ抜きで話し合おう・・・』
殴り飛ばしたい気持ちを一心に抑えて、4人はルフィ抜きで作戦を建てる事に。もはやこうなってしまっては「あれ?なんかそれ違くね?」とツッコミを入れたくなってしまうレベルだ。 - 29123/01/30(月) 18:00:54
ウソップ『と言っても、ホントにどうすんだよ?正直な所おれは普通に告るのが1番だと思ってるんだが?』
サンジ『まぁ・・・そりゃ誰がどう見てもそうだろうな・・・』
ゾロ『当の本人を除いたらな・・・』
考えれば考える程、今すぐ告白するのがベストなのだが、そんな事が出来る人物であれば今こんな場所に相談をしには来ないだろうと現実を見る事に。
そして、ゾロ、ウソップ、サンジがあまりにも深刻なその状況に「あれ?もしかして詰んだ?」と頭を悩ませている中、ローが打開策を見つけ出す。
ロー『おい・・・麦わら屋はよくウタ屋と勝負をしてるつってたよな・・・だったらそれを利用すればいいだろ・・・』
ウソップ『ん?利用って・・・・・・例えばどんな?』
ロー『それはな…………………………て感じでだ・・・』
ゾロ・ウソップ・サンジ『・・・・・・・・・・』
ローの申し出を聞き固まる3人。これはあくまでも、ローが間抜けな提案をしたなどと言う事ではなく。
むしろその逆で。
ゾロ・ウソップ・サンジ『よし・・・それで行こう・・・・・・』
3人は不敵な笑みと共にローの作戦を受け入れ、何枚かの""スケッチブック""を取り出した。 - 30二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:01:53
一体何を立案したんだ…?
- 31二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:02:22
なんだ?
- 32123/01/30(月) 18:36:32
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウタの奴・・・・・・なんであんなモチモチしてんだろう・・・・・・・・・』
作戦会議の邪魔だからと男子部屋から弾き出されたルフィは、明らかに他の者に聞かれれば尊厳が破壊されるレベルの独り言を言い放ち、彼は水平線のその先を見下ろす。
すると
ウソップ『お〜い!ルフィ〜!もう入っていいぞ〜!』
ウソップから部屋への入室を許可され、ルフィは男子部屋の中へと急ぎ入って行く。
ルフィ『うしッ!!で?なんかいい方法思いついたのか!?』
ゾロ『あぁ・・・・・・ルフィ、お前にはウタととある勝負をして貰う・・・』
ルフィ『は?勝負?』
怪訝な顔を浮かべるルフィとは裏腹に、ゾロ達はいかにも海賊らしい不敵な笑みを浮かべていた。
○
ルフィ『よ、よう!ウタ!』
ルフィはゾロから作戦を教えて貰うと、若干なりの冷や汗を垂らしながら、ウタの居る甲板へとその身を下ろす。
すると
ウタ『ん?あ!ルフィ〜!』
ルフィ『い"っ"!?お、おい!だから急に飛びたくなって!!?』
ウタ『ふふふ♪ごめんごめん!ついね!』
ウタはすぐさまルフィに抱き付き、それに対しルフィは凄まじい程の動揺を見せる。
正直、誰がどう見ても相思相愛な2人なのだが、そこはクソボケ海賊王。恋愛のれの字すら解らぬ彼にそれを察しろと言うのは不可能に近かかいのだ。 - 33二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:38:42
仕事をしないルフィの見聞色…
だが、それでいい!!もっとやれ!!! - 34123/01/30(月) 18:52:23
ウタ『それで?どうしたのルフィ!ゾロたちと話があるって言ってたのに?』
ルフィ『あ、あぁ!それはもう終わったからいいんだ!それよりよ!ウタ!』
ウタ『ん?』
ルフィ『お、おれと・・・・・・あの・・・・・・カッコよさ対決しよう!!』
ウタ『え?カッコよさ対決?』
時は遡り数分前・・・・・・
ルフィは期待に胸を膨らませゾロ達から作戦を聞きだすと、思いの外やんわりとした答えが返って来た。
カッコよさ対決
コレはローが提案した勝負であり、ルールは至ってシンプル。ただ単に相手に自分が「カッコいい!!」「イケメン!!」と思わせればいいだけ。
だがしかし!ウタに対しルフィが1人でそれをやり切るのは流石に無理があるだろう・・・・・・と、半ば強引に理由ををこじつけゾロ達はとある秘策を用意する事に。
それは
ウタ『うん!いいよ!やろう!』
ルフィ『お、おし!じゃあ!先行はおれからな!え、え〜っと〜・・・・・・は?』
カンペを用意するからその指示通りに動け!!
と言うものである。 - 35二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:54:52
日頃の惚気聞かされた鬱憤ばらしにとんでもないことやらせそう
- 36二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:57:35
お前ら鬱憤ばらしに適当なお題出したらチャルロスの命は無いと思え
- 37123/01/30(月) 19:17:07
ルフィ『あ・・・・・・あ・・・・・・』
ウタ『ん?ルフィ?どうしたの!ほらほら!早く!』
ルフィ『あ、あぁ・・・わかった・・・・・・ッ・・・』
物陰からカンペを出すゾロ達にルフィは「覚えてろよアイツら!!」と内心思ったのだが・・・
誰がどう見ても自業自得の為同情の余地はない。
ルフィ『じゃ、じゃあ!行くぞ!!!』
ウタ『うん!』
1番バッターはゾロ。この中で最もこの企画に乗り気なのが彼であり、もはやその表情は「お前何にそんなきぶってんだ?」と、言いたくなる程ニヤケていた。
因みにゾロの出したお題とは・・・爽やかスマイルからの・・・・・・
ルフィ『う、ウタ!あ、あの、その・・・・・・ッ・・・ふぅ・・・・・・・・・・・・""おれと一緒に・・・ターザンの綱渡りしてみねぇか?""』
【空島でウタとしてみたい事をイケボで言う】
である。
さて、この意味を理解する方が難しいセリフを吐いたルフィに対し、ウタの反応や如何に!!!
ウタ『・・・・・・・・・は?』
この瞬間ルフィのメンタルゲージは20%削れた。 - 38二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 19:18:16
ダメやん…
あかんやん! - 39二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 19:20:08
そりゃそうだろ
- 40123/01/30(月) 19:44:13
終わったと内心思っているルフィ。本当に意味がわかっていないウタ。そして物陰で笑い転げるゾロ。
静寂しきった数秒が地獄の様にも感じる中、ウタが口を開いた。
ウタ『あ、あぁ!うん!か、カッコよかった!カッコよかった!!』
誰がどう聞いても気休めの言葉であり、それは当然ルフィにもわかっていた。惚れた女から気を使われる男の惨めさは、計り知れない程のダメージをおう。
だからこそ、若き海賊王はめげなかった!!
ルフィ『あ、あぁ!悪ィ悪ィ!!今のは間違いだ!だからもう一回いいか?いいよな!!うしッ!!』
ウタ『え?い、いやでも・・・』
ルフィ『間違いだッ!!!!!!!!だからもう一回いいよなッ!!!!!』
ウタ『う、うん・・・・・・そうだね・・・・・・』
流石のウタも涙目で訴えてくるルフィを無碍には出来なかった。その為、再度ルフィの番が継続される。
ルフィ『え、え〜っと、じゃ、じゃあ・・・・・・は?』
ルフィは再び物陰から指示を出してくる4人に目を向けた。
正直一度失敗したのだからもう無視すれば良いのでは?と思うかも知れないが「もし指示通りに動かなかったら金輪際相談には乗らん!!」と脅し?をかけられている為ルフィは渋々指示通り動く事に・・・・・・
したのだが・・・・・・ - 41二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 19:58:19
次はどいつの指示だ?ルフィの反応を見る限りまた碌でもなさそうだが…
- 42二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 19:58:34
もしかして:チェリーボーイカルテットだからイケメンムーブを理解してない説
- 43123/01/30(月) 20:12:29
ウタ『ん?ルフィ?どうしたの?』
ルフィ『え・・・あ、あぁ!なんでもねぇ!そ、それじゃあ行くぞ!!』
ウタ『うん!!』
ゾロに代わって2番バッターとなるはウソップ。この手のお題に関しては意外とハズレを引かなそうな彼だが果たして・・・・・・
因みにウソップのお題とは・・・爽やかウィンクからの・・・・・・
ルフィ『う、ウタ・・・あの・・・えっと・・・・・・ッ・・・ふぅ・・・・・・""おれと一緒に・・・みずみず肉・・・くってみねぇか?""』
【ウォーターセブンでウタとしてみたい事をイケボで言う】
である。
さて、またしても意味を理解する方が難しいセリフを吐いたルフィに対してウタの反応や如何に!!!
ウタ『・・・・・・・・・・は?なにそれ?』
この瞬間ルフィのメンタルゲージがまたしても20%削れた。 - 44二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:36:35
残り60%じゃん 大丈夫か?
- 45123/01/30(月) 20:42:04
再度終わったと思うルフィ。マジでなんの話?と思うウタ。そして物陰で笑い転けるウソップ。
またしても静寂しきった数秒が地獄の様にも感じる中、ウタが笑いながら口を開く。
ウタ『あ、あぁ!うんうん!あれね!アレ!美味しいよね〜♪アレ!!今度一緒に食べに行こっか!!』
誰がどう聞いても、恥をかかせない為に知ったかぶりを発動させているウタ。謙虚すぎるそんな彼女の行動がより一層ルフィを惨めにする。
だがしかし!彼はまだめげない!!ここで引いてしまえば男として何か大事な物を失いかねないからである。
ルフィ『し、しししっ!!悪りぃウタ!!今のも間違いだ!!だからもう一回いいか?いいよな!よし!』
ウタ『え?いやさっきもそう言って・・・』
ルフィ『いいだろ!!!ウタッ!!!!!』
ウタ『う、うん・・・わかった・・・・・・』
またしても涙目で訴えかけてくるルフィに情けをかけるウタ。コレによりルフィの番が継続される。
ルフィ『え、え〜っと!!!・・・・・・・・・なっ!?』
ルフィは若干キレ気味に再度4人の居る方に目を向けた。
のだが・・・・・・ - 46二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:42:15
終わってる...
- 47二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 20:49:11
あと2人だからマイナス40%で残存20%か…なんとか耐えるな……耐えたとしてもメンタルズタボロじゃねぇか!!
- 48二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 22:35:36
ダメだこのチェリーボーイたち
ルフィの無自覚惚気に対しての仕返しをしてやがる - 49123/01/30(月) 23:37:33
ルフィ『あ・・・・・・あ・・・・・・』
信じてたのに・・・・・・
ルフィは心の中で叫んだ。まさかサンジがこんな指示を出して来るなんて。最低だ。最悪だ。コレで嫌われたら無理矢理にでもトットランドに突き返してやる。
とは言うものの、実際こう言う事をウタにしたらどんな反応をするのだろうか、と言う好奇心が少なからずあった為ルフィは思いの外簡単にその指示を受け入れた。
ウタ『ん?ルフィ?』
ルフィ『・・・・・・ッ・・・・・・ウタ・・・』
ウタの紫色の瞳を見つめ、ルフィはジリジリとウタに近づいて行き、ウタはルフィと体がぶつからない様少しずつ後退りをする。
そして気づけば船の壁まで迫っていて、ウタの背中がその壁へと接触した瞬間・・・・・・
ウタ『きゃっ!?え・・・・・・る、ルフィ?』
バン!!!
と言う大きな音と共にルフィはウタの右肩よりも少し上辺りから、壁を思い切り叩き顔を近づけた。
そう・・・・・・コレは壁ドンである。 - 50123/01/30(月) 23:47:29
ウタ(な、なにコレ・・・ッ・・・ち・・・ゴクッ・・・近いよ・・・ルフィ・・・・・・それにそんなに目で見つめて・・・いつもは子供みたいにヘラヘラ笑ってる癖に・・・・・・・・・ッ・・・・・・こんな・・・・・・カッコいい顔で・・・・・・・・・・・ず・・・ズルい・・・・・・こんなの・・・ッ・・・こんなの・・・)
幼馴染であり、ライバルであり、友達であり、自分を救ってくれた大事な人・・・・・・そんな様々な檄重感情を寄せる相手からの壁ドンにウタが堕ちない理由はなかった・・・・・・
がしかし・・・・・・
ルフィ『・・・ッ・・・・・・ウタ・・・・・・おれと・・・・・・』
ウタ『ひゃ・・・・・・ひゃい・・・///』
ルフィ『今日・・・・・・夜・・・おれと・・・・・・』
ウタ『・・・ッ・・・・・・ゴクリ・・・・・・』
ルフィ『""タコ焼きパーティーしよう・・・・・・""』
セリフがいけなかった・・・・・・
サンジからのお題はこうだ・・・・・・
【壁ドンした後にウタちゃんと今日夜したい事をイケボで囁く】
明らかに1人だけきちんと船長をサポートしてあげたのにも関わらず、その意図を全く持って汲み取れないクソボケ海賊王。
流石のサンジもコレには頭を抱える他なかった。
そしてそんなムードぶっ壊し野郎なルフィに対するウタの反応や如何に!!
ウタ『・・・・・・・・・・・・・・・次私の番ね・・・・・・ルフィ・・・・・・』
クソボケ海賊王のメンタルゲージは20%削れた。
ついでにSAN値も大きく削れた。 - 51二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 23:50:54
サンジのナイスアシストを無碍にしやがったこのクソゴムゥ!!!
- 52二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 23:56:48
クソボケがー!
- 53二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 23:57:45
そこはいつもの笑顔で大好きだぞ!って言えば勝利してただろ
- 54二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:05:07
ヘタレ王さぁ...
- 55二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:15:32
ウタさんキレてますけど...
- 56二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:30:42
ヘタレたというかルフィのことだからマジでしたいことがたこ焼きパーティーだった可能性
- 57二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:39:21
自分を異性として好きか分からない相手にそんなこと言うなんて良くないし...
- 58二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 08:40:42
これはクソボケな海の王ですよ
惜しかったのになー - 59二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 17:00:10
ヘニャゴム…
- 60二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 18:00:51
サンジは真面目にチャンスを作ったのに…このクソボケヘタレ王め!!!!!
- 61123/01/31(火) 23:36:19
ウタ『ルフィ・・・・・・』
ウタはルフィの首に腕を回す
先程の異様な雰囲気とは打って変わって、側から見ればただバカップルがイチャコラしてるだけである。
ルフィ『い"っ"!?お、おい!?待て!!ウタ!!』
体が密着した事により、ウタの豊満な果実がルフィの精神を惑わす。
あまりにも心地よいその感触に何処かイケナイ場所が反応仕掛けてしまう。
そしてそんなタイミングでウタはニコリと笑いアタックを仕掛けて来た。
ウタ『ぼ、ぼぼ、ボウヤに怪我をさしぇる訳には行かねぇ///そ、それに!!君にしか出来ない事がありゅんだ///』
なぜこうなってしまったのか・・・・・・それは簡単である。ウタがルフィに恋をしてしまったからだ。先程の一連の流れはあくまでもセリフ選びを失敗しただけ・・・・・・
つまり
その前の壁ドン効果は直でウタの心に届いていると言う事であり、そんな壁ドン効果一つでウタは完璧にルフィの虜となってしまった。
そして
赤面、噛み噛み、胸の感触と可愛いらしい声。コレら全てを一身に受けたルフィの反応や如何に!!!
ルフィ『・・・・・・・・・・・ッ・・・・・///』
ルフィのメンタルゲージは60%回復した。 - 62二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:45:18
結果オーライ&メンタル全回復!!
- 63二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:57:04
フィナーレ大宴のネタをタイムリーに取り込んでくるな…
- 64二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 05:31:35
行けルフィ!カウンターだ!
- 65二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 15:23:43
ヘニャヘニャ壁ドン対決
- 66二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 15:55:00
え?魚人空手をするルフィと、ウタの真似をするゾロだって!?
- 67二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 21:24:55
やっぱ君らお似合いだよ
そのままくっついてイチャイチャしてなさい - 68二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 06:55:01
保しゅ
- 69二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:30:33
保守
- 70二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:30:47
ほほ
- 71二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 04:41:21
☆
- 72二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 06:43:28
ほほ
- 73123/02/03(金) 14:06:42
それは突然の出来事だ。
ルフィ『あ・・・・・・ッ・・・・・・』
ただでさえ先程のエセ王子様キャラに半分理性を持っていかれそうになったルフィ・・・・・・
ウタ『ッ・・・///ど、どう・・・だった・・・・・・るふぃ♡』
そこへ追い打ちと言わんが如く発せられた、甘く蕩ける様なウタの声。
此処まで来ればとっくにアウトゾーンには突入しており、その結果。
ルフィ『え・・・・・・あ、あぁ・・・・・・よかっ・・・・・・ッ!!!!!!????』
1人でに拡張して行く""ソレ""を隠す為、ルフィはその場に身を下ろし前屈みになっていた。
当然、その様子を物陰から見ていた4人はすぐさま事の重大さを理解し、「アイツにもそう言う事起きるんだ・・・」と、内心思った。
がしかし、問題はそこではない。
ウタ『ん?ルフィ?どうしたの?』
この中で唯一、ウタだけはルフィの行動の意味を理解出来ていなかった。
その為、いつもの様子でルフィの事を心配し
ウタ『ルフィ?もしかして体調悪いの?』
いつもの様子で彼の顔に胸を押し付け
ウタ『大丈夫!ねぇ・・・・・・ルフィ・・・・・・』
いつもの様子で座り込みスカートの中身をルフィに見せてくるウタ。
この瞬間ルフィのメンタルゲージは60%削れたが、それと同時に60%の幸福感にも満たされた。 - 74123/02/03(金) 17:39:31
どうすれば・・・・・・一体どうすればいい・・・・・・
ルフィはこの窮地を脱する為必死に頭を回すも、出て来る案は全てウタに関わる物ばかり。もはや此処まで・・・・・・と、思った瞬間・・・・・・チェリーボウイ達は動いた。
ウソップ『お〜い!ルフィ〜!ウタ〜!』
ルフィ『えっ・・・・・・!?』
ウタ『あ!ウソップ!それにゾロとトラ男くんも!!どうしたの?』
ゾロ『いや、うちのコックがパンケーキ作ったから2人を呼んで来いって言っててな・・・・・・』
ルフィ『は?』
ルフィは思った。
「いや・・・・・・そこはウタだけを呼んだ事にすればいいだろ!!」
と・・・・・・・・・そして何処か違和感のあるその言い回しに恐る恐るウソップ達の顔を確認すると・・・・・・
コレでもかと言う程不敵な笑みを浮かべていた
そうこの4人・・・・・・この後に及んでまだルフィにちょっかいを掛けるつもりなのである・・・・・・
流石の海賊王もコレにはニッコリ・・・・・・する訳はなく。
ルフィ『ウタ・・・・・先行っててくれるか?おれは少し・・・・・・コイツらと話があるからよ・・・・・・』
怒れるルフィを見てチェリーボウイ達は思った。
「あっ・・・・・・これやべぇ・・・・・・」と。 - 75二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 19:18:30
一応助け船ではあったわけだし、程々に……いや直前の行動考えたら遠慮はいらねえか
- 76二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:01:24
ルフィ半分お前が悪いからな?一応
それはそうと前世の恨みを晴らしてやれ - 77二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:06:59
キレちゃった!
- 78二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 03:18:39
ほ
- 79二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 09:39:48
ほ
- 80二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 18:49:56
このレスは削除されています
- 81123/02/04(土) 18:53:03
ウタがキッチンに向かってから数分が経った。
甲板には息を切らしたルフィのみが鎮座しており、他の3人はと言うと・・・・・・
ゾロ・ウソップ・ロー『『『・・・・・・・・・・・・・・・』』』
ボコボコにされた挙げ句ボロ雑巾の如く海に投げ捨てられた。
ルフィ『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・よし・・・そろそろ・・・・・・』
ウタ『ルフィ〜!サンジからパンケーキ貰って来・・・・・・うわっ!?』
ルフィが息を整えキッチンに向かおうとすると、ウタが2人分のパンケーキを持って走って来た・・・・・・のだが、偶然足元に置いてあったローの""鬼哭""に足を躓かせ勢いよく転けてしまい、持っていたパンケーキを頭から被ってしまう。
ウタ『あ・・・・・・あぁぁぁぁ!!!!!???さ、サンジが作ってくれたパンケーキ・・・・・・』
ルフィ『おい!?ウタ!?大丈夫か!?怪我とか・・・・・・なっ!!??』
ルフィは見てしまった。生クリームがウタの鼻先や頬っぺ、胸や足、股部分にまで癒着している様を。
ウタ『い、いやいや!!!大丈夫!大丈夫!サニー号は毎日掃除してるから綺麗だし!私の体についたのはこうやって・・・・・・んっ・・・あむっ・・・ん!?ん〜♡おいひぃ〜♡』
そしてそれら全てを舌で舐め上げたり、頬張ったりして口へ運んで行くウタ。体を動かしているからか生クリームがゆっくりと・・・・・・そしてゆったりと体からドロッと落ちて行き一貫して見ると、その姿はイケナイビデオに出ている女性と見比べてもなんら遜色はない。
ルフィ『あ・・・・・・あ・・・・・・ッ・・・!!!!!!』
ルフィはまたしても拡張されてしまった""ソレ""を隠す為に前屈みになる。
ウタ『ん?ルフィも舐めなよ!!サンジの生クリーム美味しいよ!!』
そしてそんなルフィの気も知らずにウタは自分の顔についた生クリームを指でなぞりルフィの口の中へ無理矢理押し込んだ。
ルフィ『むぐっ!!??ッ・・・・・・ッ・・・・・・ん"ぅ"ぅ"ーーーー!!!!!!!!!!!』
この日を境に、ルフィは夜な夜なトイレに篭る様になりウタの事を純粋な目で見れなくなってしまいましたとさ・・・・・・因みに落としたパンケーキはウタさんが美味しく頂きました。
お・し・ま・い!! - 82二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 18:54:05
おつ
- 83二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 18:54:33
これは邪な目で見るようになってしまっても仕方ねえ...
- 84二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:06:16
これはしょうがないな…
- 85二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 06:53:04
ほ
- 86二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:48:53
保守
- 87二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 01:46:32
お疲れ様
ネタがあるならまた書いて欲しい
個人的に4人がルフィで遊ぶ所が好きだから
2人のデートとかでカンペ持って遊ぶシーンとか見てみたい - 88二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 13:18:26
保守
- 89二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:27:08
まぁそうなるわな!
- 90二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 10:53:34
ほ
- 91二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 21:05:08
保守