- 1二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 00:25:29
そういえばあったな、そんなもの。豆を散らかす日だったかな?片付けが面倒だと思うのは私だけかい。それに、同じ行事でもひな祭り辺りと比べると陰が薄くて忘れてしまう。
…お菓子?そうだね、クリスマスやひな祭りは甘いものを食べれるから覚えている。そりゃそうだろ、行事なんて甘いものを食べる日でもなければ祝う気にもなれないさ。ま、そんな迷信に新たな発見が埋まっている、なんてカフェの話を聞けばなきにしもあらずだが、私にとっては研究の方が大事…おや、誰か来たようだ。私が出よう。誰だーい?
トレーナー君!少し外出してくる。なーに、ちょっと用事ができてね!…なんだよ、節分だし鬼の仮面くらい持っていても不思議なことではないだろう?夕食はラボにでも運んでおいてくれたまえ!
やあやあ!わざわざ待っていてくれたのか、今日も主人に従順なモルモットだね。…お、太巻きじゃないか!しかも手作りとは、なかなか凝っているな。実はその話を聞いて少々食べたくなっていたところだったんだ。さて、最後の準備ができるまで飲み物でも用意して待つ…えっ?いや、このまま食べろって言われても…切り分けてはくれないのかい?確かに箸を使わなくて済むし、一本を一気に食べるのが正しい食べ方とは聞いたんだがね。私がそこまで大きく口を開けて食べれると思っているのかい…?それに細かく分けて、都度醤油をつけた方が美味しく食べれるというものだろう。ほら、早くその海苔巻きを持ってキッチンか君の部屋に向かうとしよう。校内中を動き回ったせいかお腹がすいた…。
南南東を向きながら無言で海苔巻きを完食する…?まず誰が決めているんだ、その方角。それに変な感じだな、切り分けた海苔巻きを、わざわざ君の頭部を見つめながら口に入れるなんて。やっぱり話しながら食べないか?一人で食べているわけでもないのに無言なんて退屈だ。…クク、そうこなくちゃね!