ゼファーに

  • 1二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:01:26

    トレーナー×風の薄い本を見せて脳破壊したい

  • 2二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:11:16

    オレも入れてよw

  • 3二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:12:13

    ただの痛風の話じゃない?

  • 4二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:12:58
  • 5二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:13:41

    >>2

    馬鹿ねウオッカ

  • 6二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:13:46

    北風と太陽

  • 7二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:14:15

    風は受けなのか…
    どういうこったよ???

  • 8二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:15:33

    また風とは何かから決めるか
    私はガチの風だと思う

  • 9二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:18:39

    >>8

    風って名前の人間とかでは脳破壊にならないからな。

    やはり言葉通り風なのだろう。

  • 10二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:20:21

    ゼファー→風も相当クソデカ感情だからゼファーも混じって3Pになるだけじゃね?

  • 11二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:21:34

    問題はどういう風になるかだ。
    NTR向きな風はあるのか?風博士頼む。

  • 12二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:22:46

    トレーナーが虚空に向かって腰をふると凪だったのに海陸風が吹き始め辺りが淫風になるのか

  • 13二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:22:53

    トレーナーVS風邪?

  • 14二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:32:28

    ゼファーが夜風にあたろうかといい感じの場所にいったら既にトレーナーがいて風といちゃついてたみたいな感じ?

  • 15二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:43:57

    >>14

    そうかな…

    そうかも…

    そもそも風となにかするってのが全くわからないから何が正解かわからん

  • 16二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:57:46

    >>11

    あからしま風?

  • 17二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:11:57

    北風×太陽×トレーナーの3P定期

  • 18二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:16:13

    >>17

    風だけでも何すればいいかわからないのに太陽入れた3pなんてどうするんだ

    HOT LIMITでもすればいいのか?

  • 19二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:23:24

     その日――――私は生まれて初めて風を憎らしいと思いました。
     
     雲一つない青空、今日はさぞ良い東風を浴びられるだろうと思い、お気に入りの場所に行きました。
     夕風の時刻、トレセン学園の屋上。
     このところ雨続きだったので、心は疾く疾くと踊ります。
     昨日も浴びた雨風も良いものですが、やはり私としては晴嵐が格別です。
     流石に雨だと満足に風を浴びられず、頭もどこかぼんやりしてました。
     今日も授業が終わった後、ここに来たくて、頭の中も小春風のよう。
     階段を一歩一歩と昇っていきますが、今日は普段の饗の風が全く感じられません。
     珍しいこともあるものです……そう思って踊り場に、たどり着き、屋上へと出ます。

     ――――そこに、一人の影がありました。

     見た瞬間、心の中に緑風が流れました。
     一目見ただけでもわかります、あの後ろ姿は私のトレーナーさんのものです。
     なんとなく、悪戯の風を吹かせたくなり、静かに、ゆっくりと近づいていきます。

    「ゼファーに倣って、一人で風を浴びてみるのも悪くないもんだね」

     彼も風待ちの風流を理解してくれたようです。
     ですが何故でしょう、それを少し悪風と感じている自分がいます。
     ……ゼファーと浴びる風が一番だ、そう言って欲しかった。
     自分の内なる風声に気づいて、私は頬が熱くなります。
     私はいつの間にか、風と同じくらいにトレーナーさんのことを想っていたのでしょうか?
     もしかしたら、それ以上に。
     頭の中に吹き荒れる花風混じりの砂嵐を、今は首を振って、浚いの風に乗せました。
     もう声をかけてしまいましょう、そう思って、私は息を吸い込みます。

     ――――刹那、とてつもない一陣の風が通り抜けました。

  • 20二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:23:38

     ……しらない。わたしはこんなかぜをしらない。
     吸い込んだ息吹はあふれ、歩みはいつの間にか無風で、頭はとても朔風で。
     私が風招きをしても、来てくれなかった良い風が、今吹いたことをわからせられます。

    「おおっ、今のすごい風だったな……!」

     嬉しそうに笑うトレーナーさんの姿。
     あの場所に何故私はいないのか、あの隣に何故私はいないのか。
     つむじのようになる思考、煽風を起こしそうなほど震える足。

    「これがゼファーの言う凱風ってやつなのかな」

     その言葉に、私はあからしまを叩きつけられたような衝撃を覚えました。
     違います、違うんです、トレーナーさん。
     それは私が貴方に感じた、私だけの風で、私だけのトレーナーさんで。
     渦巻く狂風は、私を支える力を奪っていきます。
     そして、彼の口から発せられる更なる追風が、烈風の如く。
      
    「ははっ、こんな風、ゼファーには教えられないな」

     トレーナーさんと、風だけの、秘密の逢引。
     こんなの、もう、たえられません。
     膝から崩れ落ちて、地面にへたり込んでしまいます。
     頬に伝う水、天つ風の恵みでしょうか?
     それは海風で運ばれたかのように塩味で、自分の目尻から溢れたのだと痛感します。
     流石の物音にトレーナーさんも気づいて、こちらに振り向きます。

  • 21二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:23:51

    「んっ、ああ、ゼファー来てたんだ――――ってなんで泣いてるの!?」
    「かぜを、とれーなーさんを、とらないでください……!」
    「何の話!?」
    「わたしのなんです……! わたしのがいふうで、わたしのとれーなーさんで……!」
    「ちょっ、落ち着いてゼファー、ってすごい熱!?」

     ――――風邪でした。
     連日雨なのに傘も差さずに雨風を浴びていたのが原因のようです。
     道理で、思考も正風とはいえない、おかしなことになってると思いました。
     トレーナーさんは気にしないで、でも気を付けてねと、笑って許してくれました
     ですが、私としては笑い事ではありません。
     ねえ――――トレーナーさん。
     風と貴方、二つの存在をこんなに好きになってしまった女の子の苦しみが、貴方にはわかりますか?

  • 22二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:29:17

    いいssですね
    欲を言うならトレーナー×風の薄い本を見せて脳破壊のシチュでも見てみたいですね

  • 23二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:31:01

    このSSを印刷してコピー本にして涙の跡みたいに水滴垂らしたらそれっぽいグッズになる

  • 24二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:32:48

    若干脳破壊されかけたけど正気に戻った

  • 25二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:29:22

    『ははっ! 上風は小生意気でも下風はしゆたらべじゃないか!』
    『ひゅる♡ ひゅる♡』
    『どうした!? いつもはそんな至軽風みたいな風音じゃないだろう!?』
    『ひゅー♡ ひゅー♡』
    『なんだその軟風は!? もっと風力階級の高い声で鳴いてみろ!』
    『びゅう♡ びゅう♡ ごう♡ ごう♡』
    『普段は静穏を気取ってみせても、やっぱり疾風じゃないか! このド淫風め!』

    「……なんなんですかこれは」

     それはトレーナー室の片隅にありました。
     処分用と書かれたダンボールの中。
     私はいくつかのG1で勝利し、色んな人達から帆風を送っていただいています。
     そしてそんなファンの方々から、様々な便風を頂くことがあります。
     ――――そして、それは良い風ばかりではありません。
     そのためトレーナーさんが一度チェックをして、緑風と判断したもののみ、私に渡されます。
     普段であれば、私の目につくことなく処分されるのでしょう。
     ですが今は、色んな偶然が重なり、私の目の前にありました。
     ゴミの回収がしばらくないこと。
     トレーナーさんが急用で席を外したこと。
     なんとなく私がトレーナー室を掃除したくなって、これを見つけてしまったこと。
     魔風に吹かれてしまい、この箱を開けてしまったこと。
     一番上に、裸のトレーナーさんが描かれた、妙に厚みのない本を見つけてしまったこと。
     
    「ですが、トレーナーさんはこんなあからしまな言葉遣いではありません……!」

  • 26二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:29:38

     これを描いた人は、トレーナーさんのことも、風のこともわかっていません。
     夏に木枯らしを吹かせる如くの作品。
     ですが、そのトレーナーさんの顔だけはとっても似ていて、目が離せませんでした。
     心優しくて、頼りになって、凱風のようなトレーナーさん。
     あのトレーナーさんからこんな大嵐を送られたら……私は、どうなってしまうのでしょう。
     ページをめくるそよ風が凪ぐことはなく、やがて暴風域に突入します。
     ついに、トレーナーさんのトレーナーさんが、姿を現したのです。

    『ぶわ♡ ぶわ♡ ばた♡ ばた♡』
    『見ただけで木の枝が折れそうな勢いじゃないか……!』
    『ぴい♡ ぷう♡』
    『今更北風気取りか!? 今からこいつでお前の風速を測ってやるからな!』

     まるで、強風の日の、吹き流し。
     トレーナーさんのそれを想像してしまい、私は頭に色風が吹き荒れてしまいます。

    「……ずるい、ずるいです」

     気づけば、そんなことを呟いていました。
     私だって、彼からたま風を浴びたりしてみたいです。
     私だって、彼から激しく求められたいです。
     私だって、彼の風の塔を――――。

    「あれ、ゼファー何してるの?」

  • 27二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:29:58

     心臓が跳ねあがります。。
     私は、反射的に本を服の内側に隠して、ダンボールを隅へと蹴飛ばしました。
     深呼吸一つ、私は常風を取り戻り、戻ってきたトレーナーさんに向き合います。

    「至って凪ですよ、トレーナーさん」
    「いや、部屋の隅にうずくまって、尻尾ブンブン振り回してたから」
    「至って、凪です」
    「あっはい……ごめん、用事長引きそうでさ、ミーティングは後日にしようね」
    「わかりました、私は少しばかり浚いの風を吹かせてから帰りますね」
    「掃除なんていいけど……わかった、じゃあ任せるよ」

     そう言ってトレーナーさんは立ち去りました。
     ため息一つ。
     改めて、私は薄い本を取り出します。
     この本は危険です。
     内容の過激さもさることながら、まるで本物のトレーナーさんを奪われてしまうような陰風。
     これ以上は読まずに、処分用のダンボール戻すのが、正風でしょう。
     それは、間違いありません。

    「…………」

     でもなぜでしょう。
     強い逆風が吹いているかのように、ダンボールに近づくことができません。
     これではまるで、私が自ら刃風に襲われたいと、望んでいるかのよう。
     わからない、これは未知の風です。

    「私は、それを知りたいです」

     ごくりと息を飲み、私は新たなる1ページを開きました。

  • 28二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:31:07

    劇中劇の内容が狂ってるせいでわけがわからない

  • 29二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:25:47

    あまりの意味わからなさにブクマしたわ

  • 30二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:58:45

    >>21

    風で脳破壊されるをここまで丁寧にお出しされるとは…

  • 31二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:00:14

    時速60㎞で走る自動車の窓から手を出した時の風の感触が云々…

  • 32二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:24:45

    さすが風語録を十分に使える作者だ
    意味わかんねぇ

  • 33二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:28:05

    ゼファーエミュ度の高いSSは読者が置いてけぼりになる罠

  • 34二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:33:39

    良SSと良怪SSの落差で風邪ひくわ

  • 35二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:37:12

    これもう少しメジャー(解読容易)な内容ならchin亭に匹敵しそうな語録になると思うんですけど

  • 36二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 02:36:54

    これは人類にはまだ早すぎる風だ…

  • 37二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 02:43:36

    深夜に見るんじゃ無かった

  • 38二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 08:43:48

    吹き流しってなんだろって思って調べてダメだった

  • 39二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 08:47:39

    今からこいつでお前の風速を測ってやるからなで何故か無限に笑ってる

  • 40二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:06:40

    風速計や吹流しなんてアブノーマルな道具使っての激しいプレイ…! プレイ…?

  • 41二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:24:03

    いいSS、トレーナーが風を弄ぶのかはたまた風がトレーナーを弄んでいるのか実に詩的。

    あとはNTRの定番だけど2人で潮風にあたろうとかで海に行って砂浜とかでゼファーは楽しんでるんだけど、トレーナーは風に誘われて岩場に行ってしまい暴風にもみくちゃにされるみたいな。でもこれだと風×トレーナーか

  • 42二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:30:28

    なんだこの気圧差キメてるスレは

  • 43二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:34:26

    なんでしっかりスレの趣旨に沿ったSS書けるんだよ…

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:45:05

    ゼファトレってマートレレベルでやべーやつなん…?

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 09:45:51

    >>44

    これは風評被害

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 10:30:42

    でもゼファーって結構中身は年相応の女の子なんで、性への好奇心が湧いたら、自分の好きな風とトレーナーで訳のわからない妄想をしそうな感じがする。

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 12:05:42

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 12:08:27

    >>45

    風だけに?

  • 49二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 12:10:57

    >>38

    10mm/秒以上だったんだろうなあ

  • 50二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 14:22:29

    GANTZのキャラじゃないのか

  • 51二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 14:24:01

    >>49

    ほぼ無風じゃん

  • 52二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 14:34:41

    このゼファーには風に吹かれるトレーナーがエッチなものに見えている…?

  • 53二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 15:01:41

    風使いに脳が侵食されたせいで
    ゼファーちゃん見てる〜!?
    君の大切な凱風、朔風にしちゃいました〜!
    とか最悪な煽り文句が湧き出てしまった

  • 54二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 19:14:38

    >>1 を見た時「?????うん?????」

    >>19 からのSSを見た時「うん…」

    >>25 からのSSを見た時「うん?」

  • 55二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 19:18:35

    過去の淫風スレ置いとくね

    こっちは風×ゼファー

    こんにちは、ドーベルさん。|あにまん掲示板bbs.animanch.com
  • 56二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 19:20:08

    >>54が全てを言ってくれた

  • 57二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:51:47

     その日、私の下に一枚の封筒が、風に乗せられたように静かに届きました
     明らかに正規の風道で届けられていない封筒、そこには私の名前とトレーナーさんの名前。
     本来であれば開けずにたづなさんに届けるか、処分するべきでしょう。
     ですがこの二日間、私用で学園の外に行き、風の便りもないトレーナーさんのことを考え、心に嵐が吹き荒れました。
     まさか、彼があからしまに遭ったのではないでしょうか。
     そう考えると、東風や南風やと足は彷徨ってしまい、私はついに決心しました。
     トレーナー室で封筒を開けると、そこには一枚のDVDと、一枚のハンカチ。

    「これは……!」

     思わず、黒南風な呟きが漏れてしまいました。
     何故ならば、そのハンカチはトレーナーさんが気に入って、良く持ち歩いていたからです。
     腥風めいた予兆に、耳が、尻尾が逆立つのを感じます。
     ですが、この段階では全てが凪。
     まずは一呼吸入れて、この共に送られてきたDVDを確認しなければなりません。
     トレーナーさんが普段使っているPCを起動します。
     使い方は難風でしたが、DVDの中身を確認することくらいは、私にもできました。
     そこには、一つの動画ファイル。
     疾く疾くと高鳴る心臓、これが恵風であることを祈りながら、私は動画を再生しました。

    『ゼファーちゃん見てる~!? これからキミの凱風とぉ山颪になっちゃいま~~すっ!!』

    「!?」

     その映像には悪風に染まった男性と、気まずそうな表情で目を逸らすトレーナーさんの姿がありました。
     背景は自然豊かで、行ったことはありませんが、見覚えのある山。
     ……これは、今度のオフシーズンに、トレーナーさんと行こうと約束した、あの山?

  • 58二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:52:09

    『ホラホラ、トレーナーくんもゼファーちゃんに挨拶しなよ』
    『……やっ、やめてくれ』
    『こうは言ってるけど、上の口は正直なんだろ?』

     そう言って、男性はぺろりとトレーナーさんの服の裾をめくり上げます。
     そこには普段よりも少しだけ、ぽっこりと膨れた彼のお腹がありました。

    『……っ! ゼファー、見ないでくれ!』
    『トレーナーくんはさ、ゼファーちゃんと一緒に食べるはずだった名物の海鮮丼……』
    『くっ……』
    『大盛でぺろりだったもんなあ! この食いしん坊が!』
    『すまない、ゼファー……!』

     私は、何を見せられてるのでしょうか。
     トレーナーさんの口元に微かに残った刻み海苔が、それを事実だと証明していました。
     ――――絶対に、一緒に食べましょうねって、約束したのに。
     彼から、仇の風を送られた気持ちでした。
     いいえ、トレーナーさんが私を裏切るなんて、ありえません。
     この隣にいる男性のせいなんです、そうに違いありません。
     私はディスプレイに暴風をぶつけたくなる衝動を必死に抑えて、その続きをみます。

    『じゃあお次は、トレーナーくんの初めてを、奪っちゃいま~す』
    『ううっ……』
    『じっくりノーカットでお送りするんで~、ゼファーちゃんも楽しんでねえ~!』

     男性とトレーナーさんは二人でロープウェーに乗り込みました。
     ……私も、トレーナーさんも乗ったことがないロープウェー。
     行きは山道を歩きで自然を楽しみ、帰りはロープウェーで山風を楽しもうって、言ったのに。
     ずるい、ずるいです、その初めては私のものだったはずなのに……!

  • 59二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:52:30

    『気分はどうよぉ、トレーナーくん? 初・体・験・は?』
    『くっ、思ったより高いし、揺れるな……』
    『季節毎に違った風景が楽しめる、風光明媚な場所なんだぜ、そして天気の良い日は、ほらよ』
    『あっ、富士山じゃんっ!』

     なんで、どうしてなんですか、トレーナーさん。
     なんでそんなに楽しそうなんですか?
     私は、こんなに玉風に吹かれたように寂しいのに。
     私は、こんなに炎風のように悔しい想いをしているのに。
     画面の中の貴方は、何故そんなに、楽しそうにしているんですか……!
     ロープウェーでの移動時間はたったの4分でしたが、台風の夜のように長く感じられました。

    『とうちゃ~くっ! この山頂駅はぁ、見どころたっぷりなんでぇ、じっくり楽しんじゃいま~す』
    『ごめん、本当は、キミと行きたかったんだ……!』
    「やめてください……! そんなこと言うなら、すぐ帰ってきてくださいっ……!」

     届くはずないと知りながら、私は居吹きを吐き出してしまいます。
     それから彼は、山頂を味わい尽くすように、名所を巡っていきました。
     縦に大きく切り出された石造りの洞窟、30メートルもある観音様、日本最大級の大仏。
     それは、私たちが刻むはずだった思い出。
     そして、たった今、奪われている思い出。

    「かえしてください、トレーナーさんを、おもいでを……!」

     目尻は熱く、手元にポタポタと雫が落ちていきます。
     そして映像は私が一番行きたかった場所、そして今一番見たくない場所に辿り着きました。
     それは地獄を覗き込むような角度で存在している、崖のような場所。
     二人で、一緒に見たかった、景色。

  • 60二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:52:48

    『ここは最前列で見なきゃ嘘っしょ! ほらほらっ!』
    『くっ、やめろ……! やーめーろーよー!』
    『おっ、良い風吹いてんじゃーんっ!』

     男性は光風を浴びながら、トレーナーさんも連れて行きます。
     そのまま、彼が返ってこない気がして、どこかへと連れ去られてしまいそうな気がして。
     小さな子どもの泣きじゃくりながら、私は届かない景色に手を伸ばすのでした。

      ◇

    「……あの、ゼファー、そんな引っ付かれると動きづらいんだけど」
    「…………」
    「なんか怖い夢を見たって聞いたけど、どこにも行かないって」
    「ダメです、約束を果たすまでは、ずっと同じ風を浴び続けますから」
    「ええっ……」
    「貴方は風来坊のように、浮気者ですから、絶対に離れません」
    「なんかえらい風評被害受けてるんだけど」

     その後、たづなさんに介入されるまでは、私はトレーナーさんに離れませんでした。
     ……トレーナーさんは、私だけの、凱風なんですからね。

  • 61二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:53:48

    風があまり関係なくてスマン

  • 62二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:54:45

    どういうことなの…良かったんだけど…
    どういうことなの……

  • 63二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:56:19

    最悪な煽り文句が風使いによってよりパワーアップしてるじゃん!こりゃつまり風の擬人化ってこったな!!

  • 64二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 22:58:19

    なんだかよくわからないけど、すごいものを見せられてるのはわかる

  • 65二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 06:48:15

  • 66二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 07:49:51

    でもこの風…少し、泣いてます(風評被害で)

  • 67二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 08:48:11

    クッソ笑う

  • 68二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 10:15:46

    風からトレーナーを取り返すためにトレーナーの部屋に侵入して空調を切るゼファーか…

  • 69二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 10:23:29

    >>68

    風は常にトレーナーと一緒に寝てるからな…

    つまり初めての女


    この事実に気づいたゼファーの脳は破壊された

  • 70二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 10:29:21

    なんだかすげぇスレを開いてしまった…

  • 71二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 15:51:26

    >>68

    でもそれだとクーラーが切れて蒸し暑さを感じたトレーナーが窓を開けて自分から夜風を寝室に招き入れちゃう・・・

  • 72二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 15:55:53

    >>68

    >>71

    そんなこと言ったら窓も空調もなく風通しが悪い部屋に凱風を監禁するしかないやん

    気が狂いそう

  • 73二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:01:51

     ある日のこと。
     俺は担当ウマ娘のヤマニンゼファーに連れられて、とある部屋に案内された。
     それは地下に存在し、窓もなく、目立った家具はベットだけ。
     簡素な宿泊施設のような、それどころか収容施設のような、殺風景な部屋であった。
     彼女のことだから森や山など、自然豊かなところへ連れていかれると思っていたのだが。

    「なんか意外な場所だな……ゼファー?」

     振り向くと、珍しく俯いて、表情が伺えないゼファーの姿があった。
     彼女は後ろ手に、部屋の鍵を閉めた。
     ガチャリ。
     金属音が、妙に部屋に大きく響く。

    「トレーナーさん、そちらのベットで、恵風しませんか?」
    「……それは構わないけど、ここには何をしに」
    「恵風、しませんか?」

     声色はいつもと変わらない、ゼファーのもの。
     しかし、その雰囲気はまるで嵐の前の曇り空のように、湿っぽい重さを感じさせた。
     何か深刻な相談があるのかもしれない、そう考えて、俺は備え付けられているベットに腰かけた。
     彼女は、俺の目の前に無言で立ち、そのまま俺の肩に軽く手をかけて――――。

     視界がぐるりと、つむじ風のように回転する。

     そして、俺はそのまま背中をベットに叩きつけられた。
     ベットの素材が良いのか、手心を加えられたのか、痛みは全くない。
     目の前には、覆いかぶさるように俺に跨り、腕を押さえつけるゼファーの姿があった。

  • 74二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:02:05

    「……ゼファー?」
    「私は、風が好きです」
    「それは、知ってるけど」
    「そして、私と一緒にまことの風になってくれた、トレーナーさんも好きです」
    「それは、その」
    「この海風に、陸風は必要ありません」

     朝に海から陸に吹いた風は、夜に陸から海に戻る。
     つまり返答は必要ないということだが、ではこの状況はどういうことなのだろう。
     ゼファーを顔を見る。
     彼女は、辛そうな顔をしていた。
     
    「ようず、なんです」
    「……」
    「風が私の知らない貴方を知っていると考えると、どうしようもなくようずなんです」
    「……えっ」
    「晨風は寝起きの貴方を知っています、朝戸風は家を出る貴方を知っています、夕風は帰路の貴方を知っています、小夜風は寝室の貴方を知っています」
    「ゼ、ゼファー?」
    「狂風、ですよね。私、風に嫉妬しているんです、私よりもずっと傍にいられる、風に」

     ゼファーは自嘲しながら、泣きそうな表情を浮かべていた。
     彼女のその気ままで達観したような振る舞いに関して、内面は年相応に幼い。
     初めて得た激しい感情に、情緒が抑えられなくなっているのだろう。
     俺は黙って、彼女の言葉を待った。

    「でも風がずっと凪ぐことなんてありえません。それこそ、風を捕らえるようなものでしょう」
    「……そうだね、風は、いずれ必ず吹くものだから」
    「はい、だから、今だけは、今この時だけは、風が吹かないこの場所で」

  • 75二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:02:28

     そう言いながら、ゼファーは腕を支える力を抜いて、俺に身体を押し付けた。
     顔は俺の隣になって呼吸すら肌に感じるほど近い。
     その身体は柔らかくて、暖かくて、それでいて風のような軽やかさを感じさせる。
     草原のように爽やかな香り、緊張のせいか、かすかな汗の匂いも混ざっていた。
     ――――これはいけない。
     俺が反応するよりも先に、彼女は耳元で、微風のように呟いた。

    「ヤマニンゼファーという風だけを、貴方に感じて欲しいんです」
    「ゼ、ゼファー! これは……!」
    「私の香風を覚えてください、私の息吹を吸い込んでください、私の熱風を感じてください、私の軟風を堪能してください」
    「くっ、落ち着いて、一旦……!」

     ゼファーの尻尾が激しく揺れ動くのが見える。
     呼吸は先ほどよりも荒く激しく、こちらを見つめる瞳もどこか怪しく光っている。
     抑え付けられている腕はピクリとも動かず、全てが手遅れなのだと俺は悟った。
     ゼファーは、笑みを浮かべ、とどめを刺すように告げる。

    「今日は、共に風になってくださいね……記念ですよ?」

  • 76二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 07:55:01

  • 77二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 11:57:04

    何だこのスレ… >>1の時点で訳わかんないし、風使いが巧妙なエミュでSS書いてったと思ってたらネタSSとえっちなSSが追加された…情緒が揺すぶられている…何だこのスレ…

  • 78二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 11:59:34

    >>72

    その部屋に入ったゼファーのほうが耐えられなくなりそう

    トレーナーを動かせてその風を浴びれば問題ないか

  • 79二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 12:26:38

    >>77

    脳破壊されたのは俺達だったというオチだ

    いや最適化と言うべきか

  • 80二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 13:36:44

    >>78

    トレーナーという凱風を堪能できるからセーフなんだ

  • 81二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 13:56:20

    春一番並に唐突で強烈な>>1もさることながら

    風語を使いこなしつつ風向きの異なる見事なSSが投下されててヤバめの乱気流に突っ込んだ気分になる

  • 82二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 15:12:29

    畦走らせたあの子は 多分、風
    焦らせたあの仕草は 多分、風

  • 83二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 15:13:55

    銭湯で風呂上がり扇風機に当たるのもNTRなのか
    扇風機NTRはブルボンなのか

  • 84二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 01:21:44

    わけわかんなくて好きだよ

  • 85二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 02:26:07

    >>84

    ここだけ切り取ると本当に唯のNTRにしか見えないのトラップすぎるだろ

  • 86二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 02:30:56

    このスタートからこうなるなんて誰が予想したでしょう
    珍風亭も笑ったがこっちはこっちで意味わからないわ

  • 87二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 02:31:51

    ゼファーの苦手なものはエアコンらしいね

  • 885723/02/10(金) 02:31:53

    >>84

    素晴らしい絵をありがとう……

    >>85

    あの映像はNTR(鋸山旅行報告)映像だから合ってるというクソしょうもないネタがある

  • 89二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 09:01:07

    トレーナーが風に寝取られるなら風が吹かないところに連れて行って愛を刻むって発想に至ってそれを表現できる者まで現れるとか色々カオスすぎる

  • 90二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 12:12:16

    二人揃って風に弄ばれるとか、風と共にトレーナー弄ぶみたいな変則プレイまで発展しそう

  • 91二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 12:13:13

    トレーナーでフォレスト・ガンプの最初のシーン撮ろう

  • 92二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:11:10

    Nokogiriyama Travelling Report………

  • 93二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:31:20

    風(なんか…えらいことになってるな…)

  • 94二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:32:54

    >>93

    お前が吹いているのが悪いんだぞ

  • 95二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:49:29

    なんかずっと残ってるから開いてみたけど、何この…何?

  • 96二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 23:00:17

    >>95

    誰にもそれはわからない……

  • 97二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:02:44

    >>75

    何気に最後珍風亭で草

  • 98二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 11:09:10

  • 99二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 11:20:16

    もしかしてそのトレーナー西川貴教じゃない?

  • 100二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 12:03:34

    ボーボボ並みに分からん
    風ー風風だよ

  • 101二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:16:18

    「今日の小夜風も涼しくてとってもひよりです」
    「夜の公園って静かすぎて少し不気味だけど、良いものだね」
    「私一人でしたら闇に圧されていたかもしれませんが、トレーナーさんとなら宵闇です」
    「……言ってくれれば付き合うから一人で出るのはやめてね」
    「ふふっ、わかってますよ」

     今夜はトレーナーさんと二人で夜風に浴びに来ています。
     夜のお散歩は憧れでしたが、実家にいた時は両親から禁止されていました。
     入学してからもそれは常風となっていましたが、私としてはどうしても陸風になりたかったのです。
     そこでトレーナーさんに聞いてみたところ、とても難風なお顔をして、自分と同伴ならばと言ってくれました。
     願ってもない提案です。私は是非にとその帆風に乗らせていただくことにしました。
     この心地良さは、この場に吹いている風だけのせいではないでしょう。
     隣にいてくれるトレーナーさんからの息吹もまた、私にとって祥風となってるのです。
     ああ、こんな風がずっと吹いてくれれば良いのに――――そう思ってしまうくらいには。
     ですが風が吹けば、凪ぐ時も当然あるもので。

    「ごめんゼファー、ちょっとお手洗い行ってきてもいいかな?」
    「あら、私もついていきましょうか?」
    「いや、子どもじゃないんだから……すぐ戻ってくるから、少し待っててくれる?」

     そう言ってトレーナーさんは、小走りでお手洗いへと向かいました。
     訪れるは静穏。
     静かな風を求めていたはずなのに、隣に彼がいないだけて空風な気分。
     ……気づけば、トレーナーさんが隣にいるのが当たり前になっていたのですね。
     でも悪風には感じません、むしろ彼もそうであって欲しいと、風待ちしてしまいます。
     心の中にひかたは吹いた心地になりながら、私は周囲を見回しました。
     ここからお手洗いは、視認できない程度には距離があります。
     そのため、彼が戻ってくるまでの間、しばしの夜凪を余儀なくされるということ。
     普段のように飛絮になっても良いですが、それでは彼が困ってしまうでしょう。
     ふと、金属の擦れる音が聞こえました。私は風音の根源に、目を向けました。

  • 102二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:16:34

    「……ブランコ、ですか」

     公園に設置されている、なんの変哲もない遊具の一つ。
     小さい頃は気軽に上風を感じられて、良く遊んでいました。
     ふと、その頃の古風を感じて見たくなって、私はブランコへと乗ります。

    「ふふっ、流石に小さいですね」

     私が大風となった、というべきなのでしょう。
     十年近く乗った覚えのないブランコでしたが、その動かし方は身体が覚えていました。
     振り子のように、前後に揺れ動く私の身体。
     当時は強風だと思っていましたが、今浴びればまるで小風です。
     私が求めてる風とは全くの別物ですが、これもまた風情をいえるでしょう。
     トレーナーさんと一緒に揺られれば、もっと緑風を得られるのでしょうか?
     
    「あの! トレーナー……さん…………」

     隣を見れば、そこには当然誰もいません。
     心の中にまた空風が吹いて、気づけばブランコの動きは無風となっていました。
     周囲を静寂が包みます、夜とは、こんなにも寂しいものだったのでしょうか。
     ――――刹那、遠くの風声を、私の耳が拾いました。
     聞き覚えのある足音、この凱風は、トレーナーさんに違いありません。
     後ろからばさりばさりと煽風、気づかない内に尻尾が大きく揺れ動いていました。
     それをなんとか落ち着かせて、私は耳を澄ませます。
     そして、あまり聞きなれない息吹を感じるのでした。

    「この荒風は……? トレーナーさんのものではありますが……?」

  • 103二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:16:50

     遠くで、トレーナーさんの荒い呼吸が聞こえます。
     普段は落ち着いて、優しい風を感じさせる彼からは、想像できない激しい息吹。
     見たこともない彼の姿の想像して、私の心臓の音は疾く疾くと早くなっていきました。
     しかし、不思議です。
     足音は聞こえてくるのに、なかなか近づいてこないのです。
     まるでダンスでも踊っているかのように、同じところをぐるぐるとつむじ風となっていました。

    「どうしたのでしょうか……」

     そして、私は気づきました。いえ、気づいてしまいました。
     いつの間にか周囲の風がしゆたらべのように湿っぽく、色風めいた狂風になっていると。
     トレーナーさんの扇情的な獣のような呼吸と、艶めかしく官能的な風。
     この二つの息吹が意味することとは――――。

    「風と、トレーナーさんが……!?」

     思わず、立ち上がりました。
     私を支えてくださった凱風が、夜嵐の薔薇になろうとしている……!
     そんな倒錯した交錯を、晦朔も知らぬ朔風に許してしまうとは失策でした。
     すぐにトレーナーさんを探して、彼の風守とならなくてはいけません、そう思った時。

    『すぐ戻ってくるから、少し待っててくれる?』
    「……っ!」

     それは、彼との約束。
     それは、彼の信頼の言葉です。
     私がそれを破ってしまうことは、彼の信頼を裏切ることと同義です。
     そのことに気づいて、私はブランコに腰を落としました。
     まるで台風の目の中に閉じ込められたかのように、私は身動きがとれなくなってしまいます。
     こうしてる間にも、あからしまに彼は襲われ、乱され、侵されているというのに……!

  • 104二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:17:08

    「トレーナーさん……!」

     ブランコを吊り下げる金具が激しく軋みます。
     それは、私が握る力を強くしているからだと気づくのに、少しだけ時間がかかりました。
     彼の呼吸は更なる暴風となって私の鼓膜を揺らします。
     勢いを増す夜半の風は私を嘲笑うかのように私の心を揺らします。
     求めて止まなかった風が、今はとても憎たらしく感じてしまうのでした。

     ――――花盗人は風流のうち、といっても限度というものがあるでしょう?

     そして数分後、トレーナーさんは戻ってきました。
     肩で息をする姿、汗ばんだ体躯、赤くなった顔、乱れた衣服。
     現れたトレーナーさんの姿は、まるで答え合わせをしているかの如くの風貌でした。

    「はぁはぁ、ごめん、帰りに迷って走り回って……ってゼファー、呼吸が荒いよ?」

     激しい怒りと興奮のあまり、私の息吹も激しくなってしまっていたようです。
     大きく深呼吸をして、なんとか常風を繕って言葉を返しました。

    「乱気流に巻き込まれてしまったようで、災難でしたね」
    「ああ、それにどうも、もうすぐ雨が降るみたいで……そろそろ帰ろうか」
    「……ええ」

     至って恒風、そう言わんばかりの態度を取るトレーナーさん。
     ですが私は知っています。
     この魔風に、彼が何をされたのかを、どのように弄ばれたのかを。
     私のトレーナーさんを、私の凱風を、私のまことの風を、どれだけ汚したのかと。
     その時、びゅうと一陣の風が、私たちの間を吹き抜けました。

  • 105二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:17:24

    『キミのトレーナーは、研究熱心だね』

     風が、そう語り掛けた気がしました。
     私の頭が炎風のように燃え盛り、思わず拳を痛いほどに強く握りしめてしまいます。
     トレーナーさんは、突風に驚きながら声をかけてきました。

    「今の凄い風だったね、これは今日の散歩の甲斐があったかな?」
    「………………この淫風が」
    「えっ?」
    「いえ、凪ですよ。そうですね、そろそろ家風となりましょうか?」
    「あっ、ああ、そうだな」

     トレーナーさんは何か見間違えたかと目を瞬かせます。
     私はそんな彼を柳に風と流して、学園へ向けて歩みを進めました。
     近いうちに、彼に、しなとを吹かせなければいけません。
     出来れば、今日みたいな陰風や黒南風の混ざらない、そんな場所で。
     
     ――――ヤマニンゼファー、という風だけを浴びてもらわないと。

  • 106二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:48:01

    風は悪戯好きってことか…
    ゼファーがキレるとはよっぽどのことよ…

  • 107二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 06:12:25

    また増えてる……

  • 108二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 06:37:12

    よく分からないが何故か引き込まれている自分がいる
    この感情こそが……風?

  • 109二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 07:33:25

    一応フォレスト・ガンプパロなのか

  • 110二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 07:45:42

    啓蒙が増えた気がする
    (ゼファーが妄想して勝手に脳破壊してるだけなのでは?)

  • 111二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 12:15:15

    >>110

    基本全部そうだよ

    ◇この薄い本は……?

  • 112二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 15:04:56

    ぴう♥️ぴう♥️

  • 113二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 15:12:04

    >>111

    薄い本のせいで今まで意識していなかった風xトレーナーの可能性に気づいて脳破壊が止まらなくなってしまったんやな

  • 114二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 15:18:00

    >>112

    オラッもっと風速等級の高い音で鳴くんだよ!

    強風警報!解除!強風警報!解除!

  • 115二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 23:30:29

    >>114

    なんだその「有馬記念(L)」みたいなの

  • 116二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 07:35:19

    変なのに出来がいいSSが多くて無限に笑ってる

  • 117二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 18:13:52

    俺もこのスレみたいに解像度の高い風語録を使えるようになりたい…

  • 118二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 18:17:53

    >>117

    普通の文を風に翻訳したりその逆をしたりとか珍風亭みたいに間に何かを挟むとか練習方法はあるだろうけど…

    直接文を出力できる人は何考えてるんだろうね

  • 119二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 18:38:43

    >>57

    これ相手の男は北風小僧の寒太郞なん?

  • 120二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 01:14:20

    >>119

    何年前の歌だよ…

    NHKみんなの歌とか、今でもやってんのか?

  • 121二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:12:31

    「ようやく見つけましたよ」
    「ひいぃ!?」

     ルビーさんがヘリオスさんの勁風を受け流すいつもの光景――――の物陰。
     私が探し求めていた方は、そこにいました。
     濃いピンク色のツーサイドアップ、私よりも一回り小柄な体躯。
     しかし、その走りは戦場を選ばず、雄風の如く。
     芝とダートの両方を一線級以上の走りを見せるウマ娘、アグネスデジタルさんです。
     異風な声をあげるデジタルさんは、こちらを振り向くと同時に尻餅をついてしまいます。

    「ファ!? ヤ、ヤヤヤヤヤ、ヤマニンゼファーしゃんっ!?」
    「はい、デジタルさん、貴女を探していたんです」

     色々と有名な方なので、名前は知っていましたし、何度も見かけたこともあります。
     ただし、実際に探して声をかけようとすれば、その姿は神出鬼没な通り風の如く。
     視線は感じても姿が見えないことが多く、彼女を探すのは風を捉えるような心地でした。
     やがて視線を感じる時の法則性を理解し、その風を読んで、今回声をかけられたのです。

    「あっ、あたしを……!? おっ、推しから認識されるとは、一生の不覚……!」
    「少し、聞きたいことがありまして」
    「質問、ですか? ウマ娘ちゃんのためならっ! この不肖アグネスデジタル、なんなりと!」
    「あら、爽籟。それでは遠慮なく恵風に甘えさせていただきますね?」

     そう言って、私は一冊の本を取り出しました。
     世間一般的には、本と呼ぶには薄すぎる一冊。
     それを見た瞬間、デジタルさんはまるで凍り付いたかのように全身を硬直させて、顔を青くします。
     私の手元にある本はトレーナー室で見つけた、風とトレーナーさんの濃厚な絡みが描かれたものでした。

  • 122二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:12:52

    「この『そよ風とイクには激しすぎる♡』と似たような本にデジタルさんがお詳しいと風の噂で」
    「………………………………」
    「『そよ風とイクには激しすぎる♡』を見て私はかつてない野分に包まれた気分でした……私の知らない未知の風、いえ大風がこの『そよ風とイクには激しすぎる♡』には含まれていたのです。一度『そよ風とイクには激しすぎる♡』に暁風を感じてしまえば凪ぐことはできません、ですが『そよ風とイクには激しすぎる♡』一冊では情報量があまりにも少なく……」
    「すいませんっ! 後生ですから、後生ですからタイトル連呼はやめて差し上げてください……ッ!!」

     深々と土下座するデジタルさん。
     きっと、それほど悪風な行為だったのでしょう。私は謝罪しつつ頷きました。
     しばらくすると落ち着いたのか、彼女は顔を上げて、困惑の表情を浮かべながら言葉を紡ぎます。

    「えっと、その、まず、それは同人誌と呼ばれるもの個人製作の本でして……」
    「なるほど、常風ではないと思ってましたが、個人で作られたものなのですね」
    「というか、その描かれてるキャラクターって何のキャラでしょうか?」
    「私のトレーナーさんです」
    「『ワタシ』の『トレーナーさん』、聞いたことない作品ですねぇ……って、ゼファーさんのトレーナーさん!?」
    「はいっ、私にとって凱風のような、素敵な人なんです」
    「うお、急に凄い尊み……ちなみにどのような経緯で入手されたんですか?」
    「ファンの方から便風として送られてきました」
    「このナマモノをですかぁ!? 怒り通り越して恐怖しかないんですけどっ!?」

     あからしまを目の当たりにしたような恐怖の表情を浮かべるデジタルさん。
     なるほど、あのような便風は非常識な行為だったようです。
     それからしばらく、デジタルさんは『同人誌』についてお話をしてくれました。
     まず、私が求める風とトレーナーさんの本はかなり数が少ないであろうこと。
     次に、数が少ない同人誌の入手手段はかなり制限されるということ。
     そして――――。

    「近々イベントがありまして、そこでしたらワンチャンある……かも?」
    「そうなんですか……しかし、その分野では初風の私が見つけられるようなものでしょうか?」
    「……正直難しいですね、そもそもゼロでもおかしくないですから」

  • 123二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:13:24

     曰く、ここまで小風のジャンルだとカタログにも載っていない可能性があるそうです。
     また、会場そのものも広く、人も多いため、私単独で探し回るのは不可能に近いとのこと。
     ……仕方ありません、これは諦めるしかなさそうですね、あなじですが。
     相談に乗ってくださったデジタルさんにお礼を告げようとした刹那、彼女は言葉を発しました。

    「『――――子、曰く己に克ち礼に復る』」
    「……えっ?」
    「あの、ゼファーさん、こんなこと聞くのも恐れ多いのですが……っ!」

      ◇ ◇ ◇

    「『私のこと、ぎゅーって優しく、抱きしめてくれるよねぇ?』……どうでしょうか?」
    「…………」
    「デジタルさん?」
    「はっ!? 推しのコスプレ姿という極大尊さ呪文で消滅するところでした、素晴らしいですっ!」
    「ふふっ、炎風のように熱いお言葉、ありがとうございます」
    「ところで、良くゲームのキャラコスチュームなんて持ってましたね?」
    「ファンの方から便風です、声の雰囲気が似てるそうですよ」
    「ゼファーさんのファンってやべーやつ多くないですかっ!?」

     私とデジタルさんは今、同人誌の売買を行うイベント会場に来ていました。
     彼女は元々売る側としてこの大風に乗る予定だったらしく、探すのを手伝ってくださるとのこと。
     定期的に参加している彼女はともかく、私は目立ってしまうそうなので、変装ついでに以前頂いた衣装を着てみました。
     青い袴のない着物と白を基調とした羽織、着流しとも呼べる風流な衣装です。

    「私は時候の風には疎いもので、台詞も先ほどのものくらいしか知らないのですけどね」
    「あたしもこのゲームはCM見たくらいで……序盤から共に戦ってくれそうな立ち位置でしたね」
    「ふふっ、では私とトレーナーさんみたいな関係なんですね」
    「ひえぇ、油断してると尊みの嵐に意識を持っていかれそうになる……っ!」

  • 124二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:13:48

     私とデジタルさんは、準備をしながらお互いに軽風を流し合います。
     その最中、彼女は申し訳なさそうに私の顔を伺ってきました。

    「……本当に良かったんですか? わざわざあたしのことを手伝っていただいて」
    「ええ、陸風から海風が返ってくるのは物事の道理ですから」
    「ハァァ~~女神にして太陽……いえ疾風ですね! 感謝しますっ! ゼファーさんっ!」

     深々と頭を下げるデジタルさん。
     本来であればこのイベントには彼女のトレーナーさんと参加する予定だったそうです。
     ですがトレーナーさんの俄風により、急遽デジタルさん単独での参加となりました。
     そんな最中での私の話……まさに渡りに風といったところでしょうか。
     しかしながら、すごい饗の風の賑わいです。
     これでまだ買う側の人は誰も入ってきていないのですから、驚くしかありません。
     確かにこの人の嵐の中では、私などそよ風当然、生まれたばかりのひな鳥でしょう。
     そして、時計の短針が指定の時間を差した刹那。
     アナウンスとともに、雪崩のように人が流れ込んでくるのでした。

     それから、数時間後。

     金銭のやり取りにも慣れてきた頃合い、デジタルさんは席を一旦外しました。
     お知り合いの方への挨拶に伺ってくる、とのことです。
     こちらに挨拶に来る方もいらっしゃったので、そういう風習なのでしょう。
     人の波も少しは落ち着いてきて、これならば私一人でも至軽風です。

    「あっ、すいません、少しだけ中を読ませてもらっても良いですか?」
    「はい、どうぞ」

     一人のウマ娘が立ち寄ります。
     雰囲気からして大人、少なくともトレセン学園に籍を置く年齢ではないでしょう。
     ですが、感じました。嗅いだことのある香風――――そしてさりげない淫風を。

  • 125二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:14:07

     デジタルさんが戻ってきた後、私は風凪の時間を頂きました。
     その時間で、私は先ほどの香風の風道を探っていきます。
     人の多さから考えれば、本来それは風を捉えるようなもの。
     ですが不思議とこの時は歩みは軽く、風に誘われるように先ほどの女性を見つけることができました。
     そして、幸運なことに、彼女も売る側として参加しているようです。

    「あの、すいません、見せていただいて良いでしょうか?」
    「あっさっきの……はい、どうぞ」

     許可をいただいて、私は一冊の同人誌を手に取ります。
     表紙にはあの『そよ風とイクには激しすぎる♡』と同じ絵柄で、同じ人物が描かれていました。
     私は息を飲み、その未知の風へと踏み出します。

    『ぴう♡ ぴう♡』
    『北風のくせして情けない風声しやがってッ! 電信柱も泣いてるぞっ!』
    『ひゅるるん♡ るん♡ るん♡ るん♡』
    『ははっ! らしい風勢になってきたじゃないかっ! 寒うござんすってかっ!?』
    『ひゅるるるるるんっ♡』
    『お前の今の姿、あの男の子にもよろしく伝えといてやるよぉっ!』

     ――――この、あからしま。
     まさしくあの時みた暴風、やはり間違いありません。
     私は煽風を吹かせそうなほど震える衝動を抑えて、目の前の女性に声をかけました。

    「この男性のモデルは、その、ヤマニンゼファーさんのトレーナーさんですか?」
    「……わかるんですか?」
    「えっと、なんとなく」
    「……同志っ! このジャンル人そんなに多くなくて、嬉しいですっ!」

     そう言うと、彼女は立ち上がり、満面の笑みを浮かべました。

  • 126二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:14:33

    「あのトレーナーさん素敵ですよねっ! 優しそうで、それでいてドSっぽくてっ!」
    「えす……? ですが、はい、とっても優しい……優しそうな人ですね」
    「ゼファーさんの背中を優しく押してくれそうな祥風、そして彼女には見せないであろう風巻っ!」
    「……っ!」

     きっと、それは彼女の想像する風。
     ですが、もしもそんな一面があるのならば、と考えると心臓が疾く疾くと走ります。
     優しく、軟風のように私を撫でてくれるトレーナーさん。
     激しく、烈風のように風を責め立てるトレーナーさん。
     それを想像すると、私の胸に熱風が駆け、背筋にはぞくぞくと朔風を感じるのでした。

    「ああ、実際にお会いして、もっと解像度を高めてみたい……ッ!」
    「そうですね、きっと、ゼファーさんと共に風になってくれる、凱風のような方」
    「はっ? 祥風でしょ? あんたまさか……!」

     ――――風向きの違いで口論になりかけましたが、無事購入出来ました。
     さらに彼女からは同じジャンルを扱っている別の人の便風を頂きます。
     きっと、このような場では財布の木枯らしの心配などは、無粋でしょう。
     風の赴くまま、気のままに、求める新風を手に入れるべきです。
     さあ、行きましょう、ここから嵐なのです。

     時の流れは春疾風の如く。
     桜が綺麗に咲き誇る期間のように、あっという間にイベントは終了の時刻になりました。
     私とデジタルさんが撤収の準備をしていると、突然彼女が声を上げます。

    「あああああっっ!! 忘れてましたぁぁぁぁぁ!!」
    「……どうかしましたか?」
    「ゼファーさんの案内のことを、あたしのことで夢中でっ! しゅ、しゅみません! 腹を切りますッ!!」
    「いえ、そのことなら心配は凪ですよ、どうぞ」

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:14:54

     涙目で頭を抱えた後、お腹を風に晒そうするデジタルさんを抑えて、私は購入した本を広げます。
     結局あの後出会えた画風は、片手で数える程度でした。
     ですがそれらはどれも、熱い情熱の血風を感じるものばかり。
     私は今日出会った方々や参加している方々の風伝された知識で説明をします。

    「思ったより多いんですねぇ!? この界隈大丈夫なんでしょうかぁ!?」
    「トレーナーさん×風に、風×トレーナーさん、そしてトレーナーさん風逆転、色んな異風に会えました」
    「あっ、逆カプリバOKなんですね、懐が深い……」
    「トレーナーさんの煽風の文句、北風の嬌声、倒錯的な交錯、全て素晴らしい物語でした」

     多少の解釈の違いはあれど、この吹きすさぶ風達に対して、あなたにとってはそうなんですねと言い捨てることはできません。
     いずれもまことの風、いずれも嵐。
     様々な風を飲み込んでなお、私の結論は、揺るぐことはありません。

    「――――ですが私は、本物が良い」
    「ふはぁ!? 猛烈な尊み……いや尊い……尊いのかな? これウマ娘ちゃんの尊さかな……?」
    「戻りましょう、デジタルさん」
    「ふえ?」
    「ここも良き場ですが、私たちが風を、魂を伝える舞台は、ここだけではありません」
    「わっ、わかりみが深いような浅いような……!? ああ、ゼファーしゃん!!」

     片付けを終えて、颯爽と立ち去ろうとする私に、デジタルさんは追いついて横から顔を出します。
     それでは自分の気が済まない、そんな強い意志を感じられます。

    「今日のお礼に、あたしに出来ることなんで言ってくださいッ! なんなら絵や漫画のリクエストも受けますッ!!」

     とん、と胸を叩いてデジタルさんは言いました。
     私の目的は問題なく達成できたので良いのですが、断るのも風情がない、というものでしょう。
     それでは私から、小風のような簡単なお願いをしましょう。

  • 128二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 10:15:22

    「――――では東風私南風北風のトレーナーさん総受け本を一つ」

  • 129二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 13:15:36

    風攻めトレーナー受けになるのは何故なのか?
    そしておいてけぼりにされたゼファーは風にトレーナーをNTRされてしまうのは何故なのか?
    私達はその答えを探すために、嵐の大地パタゴニアの奥地へと向かった。

  • 130二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 13:25:00

    凱風×風を通じたゼファーの良SSなのに肝心のトレーナー本人が蚊帳の外なの面白すぎるだろ

  • 131二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:12:41

    寒太郎ネタ拾われてて草

  • 132二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:13:49

    つまり実質ゼファトレx寒太郎ってコト!?

  • 133二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 20:31:22
  • 134二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 20:57:42

    >>126

    跡部様ゲーム始めてて草

  • 135二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:59:05

    吠える40度!!(興奮)
    狂う50度!!!(混乱)
    絶叫する60度!!!!(錯乱)

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