【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】15

  • 1スレ主23/02/07(火) 23:10:28

    陛下が初期から一護たちの元にスパイを送り込んでいた世界の番外編

    番外編では本編でダイスした物語を加筆していく


    志島カワキ(♀)
    チョコラテ度は3割、人の心は半分ほど得たスパイの滅却師。作中屈指の正直者
    ※ただし敵やその他大勢には人の心-11になる

    物静かで善良度がやや低いスーパードライな合理性の鬼。敵地に瀕死のチャドを置き去りにすることに定評がある
    陛下からは情操教育も目的として現世に送られた

    己の強さ以外を信じておらず、陛下に仕えるのは聖文字という更なる力が目的
    強さにこだわるが、生きていれば報復のチャンスはくるので撤退も視野に入れて行動する

    純血滅却師だが虚の毒を4割ほど緩和、軽減できる。理由は陛下にもわからない。現世組あるあるのバグ枠。霊王由来でもない。

  • 2スレ主23/02/07(火) 23:11:04

    初代

    【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】|あにまん掲示板陛下が初期から一護たちの元にスパイを送り込んでいた世界の番外編番外編では本編でダイスした物語を加筆していく志島カワキ(♀)チョコラテ度は3割、人の心は半分ほど得たスパイの滅却師。作中屈指の正直者※ただ…bbs.animanch.com

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    本編スレ一覧

    スレ一覧死神代行篇 67スレ目

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    尸魂界篇 1スレ目

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    破面篇

    2スレ目の途中から

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    3スレ目

    https://bbs.animanch.…
    telegra.ph
  • 3スレ主23/02/07(火) 23:11:50

    【加筆まとめ】

    スレ全部読まなくてもこれで今までの流れは多分わかる。スレ全部は追えない!文章のみを読みたい!という方はこちら↓


    【尸魂界篇】

    SSまとめ【尸魂界篇】あらすじ

    序章

    ルキアを捕縛する為に、恋次と白哉が現世にやって来る! 現世組からの印象という圧倒的な打算から真っ先にルキアを助けに駆け付けるカワキ。戦いの行方や如何に!


    第一章

    修行を終えた一行は、ルキア救出の為に、遂に尸魂界へ向かう。カワキから出発直前に連絡が入った見えざる帝国の様子は? 一行は上手く瀞霊廷に侵入できるのか…?


    第二章

    空鶴さんの助けで瀞霊廷に侵入した一行。ちょっとした事故で全員バラバラな方向に飛ばされた。チャドと一緒に行動する事になったカワキ。ルキア救出はどうなる…?


    第三章

    チャドを見捨て、一人で懺罪宮に到着したカワキ。しかしルキアの様子が…? 途中で目的を同じくする花太郎達と合流して、現れた強敵 朽木白哉に立ち向かう――!


    第四章

    地下救護牢に投獄されてしまったカワキ。剣八の手引きで脱獄し、一人で双殛の丘を目指す。雑兵を蹴散らし、砕蜂と対峙する事になったカワキの運命や如何に……。


    第五章

    撹乱の為に四十六室を襲撃する事に決めたカワキ。何者かに先を越されてしまう! 地下議事堂に潜んでいる吉良の安否は? 迷探偵カワキは犯人を見付けられるのか?


    第六章

    無事にルキア達と合流する…
    telegra.ph

    【破面篇】 現在リメイク中

    加筆まとめ①

    加筆まとめ①夏休み明けの教室にて

    転入生、平子真子

    幕間・石田親子の会話

    一護の隠し事を探れ

    放課後の教室 井上達の誘い
    telegra.ph

    加筆まとめ②

    加筆まとめ②破面との接触

    ヤミーとの戦い

    ウルキオラとの戦い①

    ウルキオラとの戦い②
    telegra.ph

    加筆まとめ③

    加筆まとめ③死神の現世赴任 カワキの報告

    グリムジョーと愉快な仲間達、襲来

    情報収集チャンス! 日番谷vsシャウロン
    telegra.ph

    加筆まとめ④

    加筆まとめ④一護vsグリムジョー① 虚の力の謎に迫る

    一護vsグリムジョー② 東仙登場

    一護vsグリムジョー③ カワキと東仙のレスバ

    一護vsグリムジョー④ 破面の撤退

    日常回
    telegra.ph
  • 4スレ主23/02/07(火) 23:12:29
  • 5スレ主23/02/07(火) 23:12:44

    能力値

    能力値潜入前(強さ76)

    霊子操作82

    動血装52

    静血装86

    飛廉脚50


    死神代行篇(陛下に預けた分の力)

    霊子操作18(64)

    動血装40(12)

    静血装48(38)

    飛廉脚16(34)


    尸魂界篇

    霊子操作52

    動血装40

    静血装48

    飛廉脚63


    破面篇

    霊子操作92

    動血装40

    静血装48

    飛廉脚91


    死神代行消失篇

    霊子操作116

    動血装40

    静血装48

    飛廉脚137


    千年血戦篇(最新版)

    霊子操作180

    動血装52

    静血装86

    飛廉脚171
    telegra.ph

    カワキのプロフィール

    志島カワキtelegra.ph

    好感度まとめ

    好感度まとめ◀︎カワキからの好感度

    カワキへの好感度


    現世組+α

    黒崎一護 281

    井上織姫 173

    石田雨竜 201

    茶渡泰虎 222

    朽木ルキア 256

    阿散井恋次 276


    有沢竜貴 99

    浅野啓吾 49

    小島水色 37

    遊子 111

    夏梨 24

    一心 79

    竜弦 76

    一勇 94

    苺花 81


    星十字騎士団

    陛下132

    アスキン94

    ハッシュ92

    キルゲ81

    バンビ73

    ミニーニャ71

    ジジ69

    リルトット68

    ぺぺ様66

    Lロイド58

    ニャンゾル49

    リジェ44

    ナナナ30

    エスノト29

    Rロイド26

    ロバート24

    グレミィ20

    ペルニダ10

    ジェラルド10

    バズビー3

    キャンディス1


    護廷十三隊

    山爺65 雀部98 沖牙73

    砕蜂61 大前田125

    ローズ16 吉良85 (ギン91)

    卯ノ花111 勇音86 伊江村102

    平子14 雛森100 (藍染22)

    白哉88 恋次276

    狛村79 射場72

    京楽42 七緒73

    六車22 檜佐木74 (東仙6)

    日番谷91 乱菊59

    剣八8 やちる115 一角32 弓親83

    マユリ様81 ネム126 阿近74

    浮竹125 ルキア256 清音106 小椿107

    八々原熊如69…
    telegra.ph
  • 6スレ主23/02/07(火) 23:13:50

    【アナウンス】

    番外編では、本編でダイスした物語を加筆投稿していく。書いている内に出てきた疑問は追加ダイスするぞ。

    不定期で載せていくので、それ以外の時間、このスレは雑談・感想・疑問などに使ってくれ。展開を考えたり、追加ダイスしたり、色々と参考にする。

  • 7二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:14:58

    立て乙です

  • 8スレ主23/02/07(火) 23:31:15

    じゃあ新スレ最初の投稿。
    山爺から情報が伝えられた時の話。

  • 9スレ主23/02/07(火) 23:31:31

     バタバタと廊下を駆けて部屋に入る。扉を開けた先、部屋の中央に大きなモニターのようなものが設置されていた。

    『――成程。確かに“ヘンなモノ”だね』
    「…うわあ…かっこい……じゃないよ! 何これ冬獅郎くん!?」
    「…ちっ、間の悪い時に帰ってきやがったな…」

     日番谷がばつが悪そうに額を抑えた。 
     モニターは肉で包まれ、煙を吐いたり、脈動したり、ザーザーと音がして喧しい。

    「十番隊隊長 日番谷冬獅郎だ」
    《はい。お繋ぎ致します》
    「そ…総隊長さん…?」
    《…流石に仕事が早いのう日番谷隊長…》

     モニターに総隊長が映し出された。組織の長が直々に出てくる程の案件があった、と考えて間違いないだろう。ちょうど良いタイミングで居合わせることができたのは喜ばしい。

    《…今回緊急に回線を用意してもろうたのは他でもない。藍染惣右介の真の目的が判明した》
    「…藍染の…真の目的…!?」

     一同が驚愕に目を瞠った。
     これは予想外の収穫だ。まさか、ここでそんな情報を聞くことができるだなんて、思いもしなかった。

  • 10スレ主23/02/07(火) 23:31:48

     如何にも、と肯定を返した総隊長に井上がハッとした顔をした。

    「…あ…な…なんか重要そうなお話だから…あたし席外しとくね!」
    『私はこのまま聞かせてもらいたい。重要な情報なら尚更だ。私も無関係じゃない』

     扉に向かっていた井上はカワキの発言にぎょっと目を丸くした。ドアノブに伸ばされた手が触れる直前、総隊長からも待ったがかかる。

    《…待ちなさい。志島カワキの言う通り、おぬしら人間にも関係の有る話じゃ……。聞いていきなさい》
    「――――……。…はい…」

     緊張に強張った顔で、井上がおずおずと答えた。総隊長による話はこうだ。
     藍染が閲覧した大霊書回廊の書物。その既読記録に崩玉と無関係な書物が一つだけあった。
     日番谷が険しい表情で訊ねる。

    「――――………それは…?」
    《“王鍵”》

     その一単語で充分だった。日番谷と松本が瞠目する。カワキも、表情にこそ表れなかったものの、思わぬ単語に一瞬 思考が止まった。

    ――藍染の目的は霊王宮か?

  • 11スレ主23/02/07(火) 23:32:10

    ――いや待て……そもそも、王鍵に関する書物? あれは零番隊の骨――…在り処の情報なんて意味を成さない。
    ――書物には何が書かれていた……?

     カワキが黙り込んでいる間に、総隊長と松本が王鍵とは何か、王家とは何かという説明を付け加える。

    「それじゃあ…藍染…さんは、その王様を…」
    《殺す。それが奴の目的じゃろう…じゃが問題は其処では無い》
    「…………。…藍染が見たのは“王鍵”の在り処を記した本じゃない…」

     日番谷の言葉を総隊長が肯定した。
     事と次第によっては、見えざる帝国にも大いに関係がある話だ。カワキも真剣な顔で続く言葉を待つ。

    《奴が見たのは“王鍵”が創られた当時の様子を記した文献――奴が知ったのは“王鍵の創生法”じゃ》

     創生法。王鍵は霊王の力がなくとも創生できるものなのか? そんな方法があればとっくの昔に陛下がやっている筈だ。だがそれらしい話すら聞いたこともない。
     眉唾物の情報に、カワキは眉を寄せた。松本が総隊長に訊ねる。

    「つまり…その創生法に問題があるということですか?」

  • 12スレ主23/02/07(火) 23:32:27

    《否。創生法ではない。問題なのはその“材料”じゃ。王鍵の創生に必要なのは十万の魂魄と半径一霊里に及ぶ重霊地》

     ますます疑問だ。部下の命すら己の糧とする陛下が、材料を理由に創生を躊躇するとは思えなかった。必要な魂魄が十万でも、百万でも……陛下は目的を達成する為であれば犠牲にする。そういう人だ。
     つまり、この方法じゃ王鍵は創れない。或いは、別のリスクがあるのか――…何にせよ、碌な結果にならないのだろう。

    「十万の…魂魄…」
    《そうじゃ。じゃがおぬしらに関わりがあるのは魂魄だけではない》

     呆然と復唱する井上とは対照的に、冷徹な表情でカワキが口を開いた。ここまで話をされれば、結論は見えている。

    『――藍染の狙う重霊地は“空座町”。そうですね?』
    「!」

     カワキの言葉に井上の表情が凍りつく。日番谷と松本は大方の予想がついていたのだろう。険しい表情でモニターを見る。

    《流石に理解が早いのう…その通りじゃ》
    『――想定される被害規模は?』

  • 13スレ主23/02/07(火) 23:32:53

     感心した声を上げて、総隊長が頷いた。
     崩玉の力は大したものだが、それで王鍵が創生できるとは思えない。しかし、材料が材料だ。藍染が何をするかわからない。カワキは具体的な被害予想を訊ねた。

    《……藍染がもし文献通りのやり方で“王鍵”を完成させた場合――空座町とそれに接する大地と人が全て世界から削り奪られて消え失せる》

     王鍵の創生。そんな勝算の定かではない賭けの為に巻き込まれるだなんて迷惑な話だ。心の中でぼやいてカワキは長い溜め息を吐き出した。
     その隣で、震える手をぎゅっと握りしめて井上が俯く。

    「…そ……そんな…、…止める…それを止める手だては……あるんですか…?」
    《――無くとも止める。その為の護廷十三隊じゃ》

     ぱっと顔を上げた井上に、松本が力強い笑みを返した。不安に揺れていた井上の顔が安堵の表情に変わる。
     こうして引き留めてまで話を聞かせたという事は、現世の人間も巻き込むつもりでいるのだろう。

    ――“敵を討つに利するものは全て利用し、人はもとより部下の命にすら灰ほどの重みも感じぬ男”、か……。
    ――現世の人間まで利用するとは……陛下の言っていた通りの人物のようだ。

  • 14スレ主23/02/07(火) 23:33:23

    『それで、貴方は私達に何を期待してこの話を? まさか……ただ情報を伝えて終わり、なんてことはないでしょう』
    《――…本当に…察しの良い子じゃ……》

     絞り出すような声でどこか物憂げな顔をした総隊長が呟いた。

    《おぬしの言う通り、藍染の狙うのは現世じゃ。我々だけでは対処できぬ場合もあろう…現世側の力添えも必要じゃ》

     だが、と総隊長が言葉を区切った。
     涅マユリからの報告によれば、魄内封印から解かれた崩玉は強い睡眠状態にあり、完全覚醒まで四ヶ月はかかる。藍染が動くのはそれからだと総隊長は言った。
     それは、つまり――。

    《決戦は冬! それまでに力を磨き、各々戦の仕度を整えよ!》

     総隊長の指示に、十番隊の二人が了解を返す。

    《――そして志島カワキ、井上織姫。先程も言うたように……我々が対処できぬ場合、現世側の力添えも必要じゃ……そう、黒崎一護に伝えてくれるかの》
    「はい!」

  • 15スレ主23/02/07(火) 23:33:43

     元気良く了承の返事をした井上。平坦な表情のままモニターを見据えるカワキは、何も言わない。
     これにて情報共有を終え、カワキは井上と共に部屋を後にした。

  • 16スレ主23/02/07(火) 23:34:05

    以上

    王鍵の創生法?眉唾物だなと思っているカワキ
    なんかやたらに冷静で肝が据わってるなぁ〜!(白目)

    後から読み返したら怪しさしかないシーンだよ。なんで碌な説明もされずに重霊地のこと知ってるんだ、お前は…

  • 17二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:18:23

    陛下がそれでやれるならやってる、その見立ては多分正しい カワキアイによる分析だし
    ただ重霊地は時代によって移り変わる上に当の陛下、900年動けず90年理知の取り戻しに集中してたとはいえ、そこを超えても今現在は影の領域外だと活動限界があるんだが……活動限界が来る前に王鍵を創れる算段がなかっただけじゃないか?ってのはない?
    なお千年前ならもっと王鍵創生RTAは厳しい、まず間違いなく材料にされる前に山本重国が現世の当時の重霊地をそこに生きてる人ごと灰にして、発生した大量の魂魄も死んだそばから魂葬リレーすれば目論見を容易に潰せて終わりなので

  • 18二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:28:00

    ぶっちゃけ原作の陛下も手段の一つとしては狙ってた可能性はあると思う
    結局死神と戦いになるなら奇襲したほうが勝ち目あると判断しただけで

  • 19二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:29:22

    (やはり現世の人間とはいえ志島の子冷静で賢いのぉ…)

  • 20二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:40:21

    ここ言及はしないけど何か知ってるような、懐かしいものを見るような目でカワキ見てそうな山爺

  • 21二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:49:35

    カワキが死神の事情に詳しい素振りを見せても滅却師に詳しい死神からは2度の戦争を生き延びた古い現世滅却師の家系だしおかしく無いから困る

  • 22二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:53:17

    カワキも「こいつこれでよくスパイやってたな」って言われそうなくらいボロ出しまくりで大概ガバだけど死神はもっとガバガバだからな…

  • 23二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 01:04:09

    私スパイ下手だな…って開き直ってるせいで逆に堂々としてるからな…

  • 24二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 01:08:29

    カワキは疑念の竜弦パパと腹の探り合いしても問題無いぐらいには頭の回転が早くて面の皮が厚いからな……
    ガバくても自力で修正可能なガバさなのもタチが悪い

  • 25二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 04:18:41

    情報をどこまで出して良いか考えて喋ってるせいで基本的に嘘付いてないのがどうしようもない
    隠し事が下手だと思ってるからか帝国に問題ないと思われる部分はギリギリまで喋るし

  • 26二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 04:36:00

    織姫とカワキはどっちも回復出来るのとどっちも肝心なときは頑固くらいで基本的に全然性格違うんだけど奇跡的に互いに足りないものを補えてる

  • 27二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 10:07:31

    カワキは聞いたら答えてくれるけどチャンイチって自分の出生秘話すら、言いたくなったら教えてくれたらいいからよ…するくらいだから相性がね

  • 28二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 13:37:09

    カワキの口調って七緒ちゃんと喋ってる時のハッシュそっくりなんだよな やっぱりそこの影響受けてるのかな
    陛下に似た喋り方、ハッシュに似た口調の帝国欲張りセット

  • 29スレ主23/02/08(水) 17:51:39

    今日の投稿。
    カワキが見えざる帝国に報告する話。

    カワキの「ほんまコイツ……」って部分がめっちゃ出てる。通信室のモブに敬礼

  • 30スレ主23/02/08(水) 17:51:51

     カワキは総隊長の話を聞いた後、井上と別れて行動していた。浦原商店へ向かった井上を見送って、先程の話を反芻する。

    『……どこからどこまでを話すべきか』

     藍染の目的。王鍵の創生法。今の崩玉の状態。決戦時期。総隊長の協力要請……。
     困った。どれも報告すべき重要事項だ。省ける部分がほとんどない。これはもう、腹を括って一連の流れを報告するしかないだろう。しかし――…。

    『どうしようかな……説教は嫌だ……』

     こういう重要事項はハッシュヴァルトに直接伝えるべきなのだろう。しかし説教は嫌だ。それはもう、ものすごく嫌だ。書類は論外である。やりたくない。
     自宅へ歩みを進めながら、カワキはうんうんと頭を悩ませる。憂いを帯びた横顔は儚げで、とても仕事から逃がれようと苦心している風には見えない。

    『――…仕方ない』

     自宅に着く頃には、カワキも報告からは逃げられないと悟っていた。限られた中で最もマシな選択肢を選ぶしかない。
     今度の報告は長くなる。喉を潤すための酒を用意して、ソファに沈み込むように背を預けた。ため息をついて端末を鳴らす。

  • 31スレ主23/02/08(水) 17:52:18

    《……こちら通信室》
    『志島カワキから見えざる帝国へ、いくつか報告がある』

    ◇◇◇

     男は、見えざる帝国で通信担当に任ぜられた滅却師である。
     今日もいつもと変わらず、機器と向かい合って仕事にあたっていた。室内には、男と同じように仕事をする者が並んでいて、無機質な機械音だけが響いている。
     いつも通り、呼び出し音に返答した。

    「こちら通信室」

     平凡な男の平凡な一日は、唐突に終わりを告げた。

    《志島カワキから見えざる帝国へ、いくつか報告がある》

    ――殿下からの入電だ。

     現世で護衛及び諜報任務に当たっている殿下は滅多に連絡してこない。だが、その稀な連絡こそ我々にとっては鬼門だった。
     ただでさえ、殿下はユーハバッハ陛下によく似て、思考の読めない方だ。その上、こちらの事情などお構い無しで情報を投げ込んでくる。正直、不気味で恐ろしい。

  • 32スレ主23/02/08(水) 17:52:47

     以前も、殿下からの緊急連絡後に同僚が一人減った。よりにもよって今日。それを引き当ててしまったのが、この男だった。

    《まず――…藍染惣右介の目的について》
    「はっ……!?」

     いきなり飛び込んできた特大の爆弾に声が上擦った。何故そんな重大な報告をここへ寄越す!? 件の同僚が消えた後、殿下にはハッシュヴァルト様に直接繋がる回線が用意されていた筈だ。
     だというのに、何を考えていらっしゃるのか。本当に理解が及ばない。

    《藍染の目的は……》
    「…おっ…お待ち下さい、殿下! そのように重大な事案であれば、こちらではなくハッシュヴァルト様へお繋ぎ…」
    《しなくていい》

     いいわけがない。そんな話を聞かされるこちらの身になっていただきたい。冷や汗が止まらない。

    「…そういうわけには…」
    《いいから。ハッシュヴァルトにはそっちから伝えて。陛下にもね。報告を続ける》
    「……了解」

     いいわけがないが、殿下に強く言われて逆らえる筈もなく……明日の朝日は拝めないかもしれない。胃がキリキリする。

  • 33スレ主23/02/08(水) 17:54:08

    《藍染の狙いは王鍵の創生。必要な材料は十万の魂魄と半径一霊里の重霊地――そのために空座町が狙われる可能性が高い》
    「…おっ…お、お…王鍵……!? 殿下、やはりお待ちくださ…」

     話についていけない。王鍵? 空座町が狙われる? そんな話、端末で報告されても困る。陛下に直接申し上げるべき内容だとしか思えない。
     だが、殿下は待ってくれない。

    《大霊書回廊に残された藍染の既読記録に王鍵の創生法があった。これは護廷十三隊総隊長からの情報だ》

     殿下の報告は続く。あまりの内容に、雷に打たれたように通信室が騒めくが、殿下は気にした様子もない。

    《涅マユリの調査によると、魄内封印から解かれた崩玉は強い睡眠状態にあって完全覚醒まで四ヶ月はかかる……とのことだ》

     声にもならない呻きを上げるこちらの事などお構い無しで、殿下はつらつらと言葉を紡いだ。澄んだ声は狼狽えたこの耳にもよく通る。

    《尸魂界側の想定する決戦時期は冬。黒崎一護を含めた現世の人間に、山本重國から「力添えを」との協力要請があった》

  • 34スレ主23/02/08(水) 17:54:50

     報告は以上、という短い言葉を最後に、通信は一方的に切断された。
     一体どうしたらいい……もはや、途方に暮れる以外にどうしようもない。

    「ど…どうするんだ……!?」
    「殿下のご報告だぞ……!? ご命令通りにお伝えする以外にあるか!」
    「殿下は何故こちらの回線に……」
    「言うな! 殿下の事だ。なにかお考えがあっての行動だろう……」

     機械音が聞こえなくなる程に室内が騒然とする。殿下との会話という緊張から解放され、男は脱力感に包まれていた。呆然として椅子から立ち上がれない。騒いでいた同僚達から気の毒そうな視線が向いた。

    ――あぁ…なんてことだ……。

     男は今聞かされた内容を、陛下にお伝えせねばならないのだ。殿下と言葉を交わすだけでもすり切れた神経が、陛下への報告という大役に悲鳴をあげている。
     そして陛下の隣にはハッシュヴァルト様が控えている。あの方が、弟子である殿下のことを大層気にかけているのは知られたことだ。あの美貌に凍てつく視線で詰問されると思うと今から吐きそうだった。

    ――どうか明日を迎えられますように…!

  • 35スレ主23/02/08(水) 17:55:21

     男は沈痛な面持ちの同僚達に見送られ、死地に向かうような重い足取りで玉座へと向かう。強烈な胃の痛みだけが、男の意識を現実に繋ぎ止めていた。

  • 36スレ主23/02/08(水) 17:56:08

    以上

    ポテト説教をブッチしてしまったので、こっちの回線に連絡を入れたカワキ
    殿下には「やりたくない事はやりたくない」という考えしかないぞ、しっかりしろ

    通信担当のモブ
    「なんでこっちに連絡してくるの???」
    「やめて!そんなの聞きたくない!」

    ポテトに「何故こちらに連絡を回さなかった?」と激詰めされる〜!と思って吐きそうになってるモブ。頑張れ

  • 37二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 18:03:04

    > 憂いを帯びた横顔は儚げ

    山爺に協力要請された後にこれだから事の重大さが想像を超えていた為に弱い部分が見えて実際は山爺の前では気丈に振る舞っていただけの少女にみえるだろうな

    覚悟を決めて故郷に連絡する姿はあるだろうけど通話内容や本音は描写されないだろうし光の滅却師

  • 38二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 18:17:51

    > 『どうしようかな……説教は嫌だ……』

    これもカワキの親父さんは金持ちの親バカ滅却師が定説のこの時期ならおかしくないもんな…

    側近が口煩い話も出てるし、故郷の大人達に「危険なことに関わって!」って怒られるのを嫌がってる風にも見える

    カワキはあったかい環境で育ったんだなあ……(遠い目)

  • 39二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 18:24:36

    湿度たっぷりの殺伐とした熱帯な環境で育ってるんだよなぁ…

  • 40二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 18:55:17

    いくらでも替えはきくとか上の方は思ってるかもだけど、もうかわいそうだから通信室勤務全員で誰か直訴した方がよくない?
    いや別に今回もまた一人同僚が減るとは決まってはないけどさ、決まってなくてもストレス性胃炎で休職するかもしれないし、それって今この状況が続く限り次は誰がそうなるかマジでわからん●シアンルーレットじゃん
    ――ということで案の一つとしては聖文字持ちのお方をお一人、通信室に常駐して頂くとかどうですかハッシュヴァルト様?
    今回殿下はハッシュヴァルト様との直通回線を使わず、我々ごときが知っていいものでもないような機密情報を『わざわざ』『ここに』連絡されてこられたのですし、殿下に置かれましてはこちらへの通信の方を選択する深い理由がおありになられるのかもしれません
    一刻も早く、正確に、陛下やハッシュヴァルト様へ伝えるべき情報を、タイムラグの発生などご承知の上で殿下は『こんな所』に回そうとなさるのですから

    ……ほんとカワキお前さんね、どんだけハッシュヴァルトに説教されるの嫌なの?
    物心ついた頃から虚無虚無だっただろうに、その虚無の中にすら響くほどハッシュヴァルトの説教聞きすぎて、すっかり口調がジェネリックハッシュヴァルトになったとしかもう思えないよ???

  • 41二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:00:35

    >憂いを帯びた横顔は儚げで、とても仕事から逃がれようと苦心している風には見えない。

    …………ん?

    >仕事から逃がれようと

    >仕事から

    …………。

    ついに地の文すらだましに来やがったぞこのカワキ

    正確には剣の師でもある上司の 説 教 か ら 逃れようとしてるんだよ仕事から逃げようとして見えるのはその副産物ぅ!

  • 42二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:13:47

    護衛任務抜きにして帝国的にも重要情報すぎてあまりにも酷い
    総隊長と会話してるという衝撃の情報もあるし

  • 43二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:14:20

    説教されすぎて口調がハッシュに寄ったのはせめてもの救いか
    陛下に寄ったらすごいことになる 女体化した天鎖斬月みたいになるところだったな

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:16:42

    喋り方や話術は陛下だからポテト口調でも結局…女体化した斬月のおっさんなんだ

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:27:41

    通信室勤務のモブが胃痛に悩んでる時にカワキは酒片手に報告してると思うと殿下ェ……
    モブ…強く生きろ…

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 19:58:02

    強く生きたいけど生きられるかどうかを決めるのはモブ本人じゃねえのが帝国なんだわ
    生きられるかどうかを決めるのは一から十まで全部陛下だから……

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 21:45:12

    殿下と陛下に神経衰弱(ガチ)を強いられる騎士団員達……

  • 48二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:23:40

    殿下周りに地雷が多すぎてぶっちゃけ騎士団員でも嫌な仕事だからな殿下の通信報告係…

  • 49二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 22:37:25

    殿下とパーフェクトコミニケーションが出来るキルゲさんが偉大すぎる
    一番カワキの連絡を受けちゃダメなのはバンビちゃん…報告を受けても適当にやるし馬鹿だから聞いた内容も性格に覚えてなさそうだし2人してポテトに怒られそう

  • 50二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 01:51:05

    >>49

    「ポテトに怒られそう」、これさ、これを陛下までもっていってあまつさえ奏上したら一応帝国の上澄みたる聖文字持ちが減るの確定するから、「自分で止まるように必死に頑張ってる管理職ポテトの優しさ」の間違いじゃねえかな……?

  • 51二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 11:19:04

    保守

  • 52スレ主23/02/09(木) 15:58:04

    陛下とカワキの両方とコミュニケーションとって神経がすり減らない奴じゃないと元気に通信担当はできないんだなぁ……


    じゃあ本日の加筆。報告への反応
    まずはあり得ないくらいびっくりしてる陛下視点から

    夜にポテト視点も投稿するぞ

  • 53スレ主23/02/09(木) 15:58:28

    side ユーハバッハ

     ここ最近、現世に送った可愛い娘からの近況報告は物騒極まるものとなっていた。今日もまた、例に漏れず、取り戻した鼓動が止まってしまうかと思う報告が届いた。

    「殿下から藍染惣右介の目的を掴んだとのご報告が入りました! 情報の出処は護廷十三隊総隊長 山本元柳斎重…」
    「――何だと?」

     カワキがあの男と話したのか――?
     千年前、この身と部下達を焼き尽くした炎の熱を思い出す。身を焼く熱とは裏腹に頭は冷静に冷えていった。

    ――山本重國と話した……ということは、奴とも顔を合わせて言葉を交わしたのか?

     雀部長次郎。山本重國の腹心。私を背後から貫いた男。……カサネを手にかけた、憎き仇敵。奴とカワキが関わったと考えるだけで背筋がゾッとした。
     奴らはカワキの生家の事を知っている。カサネの顔も――覚えているかはわからんが――目にした事がある筈だ。

    「カワキが奴らと直接話したというのか? まさか……カワキの出自や我らとの関係に気付かれたわけではあるまいな?」

  • 54スレ主23/02/09(木) 15:58:56

     山本重國――奴は鬼だ。いくら老いたとは言え、真実を知られれば、カワキが死神共にどのような目に遭わされるか……。
     カサネの最期が瞼の裏によみがえり、眉根が寄った。

    「…い、いえ! 殿下からは、そのようなご報告は入っておりませんっ!」
    「そうか……ならば良い。報告を続けよ」
    「はっ!」

     ひとまず安堵に息を吐いた。部下に報告の続きを促す。
     王鍵の創生法。藍染の狙い。現在の崩玉の状態……。どれも重要事項ばかり。この短期間でこれほどまでに情報を集めるとは流石は我が娘だ。

    「藍染惣右介は空座町を狙うか……」

     カワキには黒崎一護の護衛を命じて現世に送り出したが、あの子は賢く、引き際を判断できる子だ。どうにもならない場合、命を落とす事になる前に見えざる帝国へと帰って来るだろう。
     そう考えていると、傍に控えていた半身――ハッシュヴァルトが鋭い声を上げた。

    「何故すぐに私を呼ばなかった――…!」
    「は…はっ! ハッシュヴァルト様に繋ぐなと、殿下からのご命令でしたので……」

  • 55スレ主23/02/09(木) 15:59:14

    「――――……。……次に同じようなことがあれば、すぐに私に知らせろ。カワキが言うなと命じたとしても、だ」

     念押しをするその顔は苦々しい。無理もない。ハッシュヴァルトはカワキが幼い頃から、甲斐甲斐しく世話を焼いていた。父である私と同様、カワキの身を案じているのだろう。
     離れていても我が子達の仲は良好なようで何よりだ。自然と口角が上がった。
     ハッシュヴァルトの叱責に怯んだ部下が気を取り直して報告を続行する。信じ難い内容が耳に飛び込んできた。

    「黒崎一護を含めた人間に山本元柳斎重國から「力添えを」との協力要請があったとの事です! い…以上が殿下からのご報告となります!」
    「馬鹿な、あの山本重國が――」

    ――「力添えを」? あの男が。人間に。本当にそのような言葉をかけたのか?
    ――そのような事があるものか!

     そう叫び出しそうになる衝動を、ぐっと堪える。奴は敵を討つに利するものは全て利用する男だ。現世の人間を巻き込むことに疑問はない。だが……だが!

    「あの山本重國が――…人はもとより部下の命にすら灰ほどの重みも感じぬ男が……人間に、助力を請うような言葉を――」

  • 56スレ主23/02/09(木) 15:59:29

     私の知る山本重國であれば、人間だろうと問答無用で参戦させた。いや、かつてのあの男ならば敵が動くのを待たずに動いたに違いない。

    ――虚圏か、空座町か……或いはその両方を、燃やし尽くしていた筈だ!

     ましてや、滅却師であるカワキにまで、助力を請うなどと……。考えられぬ――

    「へ…陛下……」

     戸惑いを乗せた部下の声に、ハッと我に返った。驚きのあまり、報告を終えた後に退室の許可を出していなかったな……。

    「ご苦労。下がって良い」
    「はっ! 失礼いたしました!」

     部下が退出した事にも気付かぬ様子で、ハッシュヴァルトは何やら考え込んでいるようだった。やはり、お前も驚くか。
     とても信じられないような話ではあるが真実なのだろう。カワキが、我が最愛の娘が、私に嘘をつく筈がないからだ。

    ――近いうちに、カワキに里帰りするように連絡をとるか……。
    ――久しぶりに親子の会話を楽しみたい。

  • 57スレ主23/02/09(木) 15:59:41

     離れて暮らす娘の顔を思い浮かべた。
     驚くばかりの報告ではあったが、カワキを呼び戻す良い口実になる。ここしばらく会っていない娘を想って、ユーハバッハは目を閉じた。

  • 58スレ主23/02/09(木) 16:00:01

    以上

    山爺のチョコラテ化にめちゃくちゃ驚いている陛下
    カワキは賢い子だからヤバイなら血装も使うし、一護を見捨てて帰って来る筈だと思っている親バカ。親子揃って言葉足らず!

  • 59スレ主23/02/09(木) 16:01:14

    なんとか生き残ったモブには胃薬を差し入れしてやって欲しい
    生存おめでとうパーティとかやってやれ

  • 60二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 17:34:51

    言葉にしてる部分だけだとスパイバレしてないだろうな?って気にしてるとしか伝わらない陛下クオリティ…
    娘の身を案じて言ってるなんて思えない たすけてキルゲさん!!

  • 61二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:13:15

    モブ無事でよかったな…

  • 62二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:23:41

    必要なことだけを言い余計なことを言わないモブの鑑
    しかしポテトに報告するなと言われたことを報告するのは凄い度胸である

  • 63二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 19:17:07

    >>62

    そら「何故」って詰問されたら正直に言うしか自分の生存の目がないじゃん

    緊張と胃痛をねじ伏せてでも乾いた舌を引きはがして「理由」を伝える、これ一択じゃん

    殿下に言われたからですぅ!自分みたいな木っ端のいち通信士が殿下のお言葉に逆らうの無理ですぅ!ってちゃんとそこは明示しとかなければ

    殿下が!ハッシュヴァルト様に繋ぐなって!言ったんです!!!(必死)(正直)(お疑いなら通信のログ見て!!!)

  • 64スレ主23/02/09(木) 19:38:53

    モブ…頑張ったな!

    そして陛下には翻訳機が必要、それはそう



    ここらで追加ダイス

    この後は井上が戦力外通知されて凹みルキアに慰められる。一緒に修行に行く予定のカワキは何してるのか


    井上との合流はいつ頃になるのか

    dice1d6=1 (1)

    1 浦原商店で戦力外通知されてる時

    2 ルキアとの合流時

    3 屋上で話し始める前

    4 話してる途中

    5 廃工場から出てきた時

    6 この日は合流しない

  • 65スレ主23/02/09(木) 19:42:04

    は…早い!早いぞカワキ!!

    そんなに井上が好きになったのか?


    浦原が井上に戦力外通知したことには…

    dice1d100=35 (35)

    高いほど何か理由があると勘付いている

    低いほど普通に困ると思っている

  • 66スレ主23/02/09(木) 19:44:48

    何か妙だと思わなくも無いが、それよりも「普通に困るんだが?」と思ってる

    かなり井上を評価してる感じだな


    じゃあ、落ち込む井上にカワキは…

    dice1d100=37 (37)

    高いほど頑張って励ましたり、慰めたりしてみる

    低いほど本人が納得してるならしょうがないしてる

  • 67スレ主23/02/09(木) 19:47:27

    励ましが……足りない!

    ちょっと励ましたり慰めたり、何とか戦線に加わってくれないかな〜ってしたけど本人が「足手まといだししょうがないよね…」し始めたら速攻で「ほーん、じゃあ仕方ないな」して諦めてそうな数値

  • 68二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 19:59:48

    ぶっちゃけ困るけど織姫は滅却師とか死神とかじゃなくてただの女子高生(完現術師だけど)なんだから本人が納得してるなら仕方ないねといういつものカワキちゃん

  • 69スレ主23/02/09(木) 20:40:54

    じゃあ報告への反応、ポテト視点を投稿

    驚きもあるけど心配してるポテト
    この辺からポテト説がチラ見えし始めるやつ

  • 70スレ主23/02/09(木) 20:41:04

    side ハッシュヴァルト

     その日、玉座の間に激震が走った。
     次々と述べられる衝撃的な報告の数々に瞠目する。開いた口が塞がらないとはまさにこのことだ。ハッシュヴァルトは眩暈がしそうだった。

    ――藍染惣右介が王鍵の創生を狙っているだと……?
    ――その為に、空座町を狙う……。

     王鍵についての話は、もちろん衝撃ではあった。しかし今のハッシュヴァルトの頭の中心を占めるのはカワキのことだ。

    「何故すぐに私を呼ばなかった――…!」
    「は…はっ! ハッシュヴァルト様に繋ぐなと、殿下からのご命令でしたので……」
    「――――……。……次に同じようなことがあれば、すぐに私に知らせろ。カワキが言うなと命じたとしても、だ」
    「はっ!」

     迂闊だった。カワキの性格を考えれば、通信室に事前に手を回しておく必要があることくらいは予想できた筈だ。予め、連絡があれば知らせよ、と命じておかなかった己への苛立ちで奥歯が軋む。
     叱責に怯えた顔で部下が報告を続ける。

  • 71スレ主23/02/09(木) 20:41:42

    「黒崎一護を含めた人間に山本元柳斎重國から「力添えを」との協力要請があったとの事です! い…以上が殿下からのご報告となります!」
    「馬鹿な、あの山本重國が――」

     瞠目した陛下が唸るような声で言った。低く響く陛下の声すら、ハッシュヴァルトの耳を通り過ぎていく。
     ハッシュヴァルトの意識のほとんどは、カワキへの心配で満たされていた。

    ――……山本元柳斎重國から、黒崎一護への協力要請――…。

     藍染惣右介は破面を従えていると言う。その藍染が空座町を狙い、黒崎一護が戦場に出れば、当然、カワキは護衛任務を完遂する為に応戦するだろう。

    ――力の大半を奪われ、血装を封じられ、そんな状態で……天敵である虚と……?

     ハッシュヴァルトの脳裏を掠めたのは、かつて見えざる帝国に居たカワキの兄弟達の姿。カワキが成人する頃に、揃って姿を消した彼ら……。

    ――彼らも、虚に……。

     あり得ない話だ。本来なら、そのようなことが起こる筈はない。彼らは皆、充分な能力を持ち、尸魂界にある見えざる帝国で暮らす純血統滅却師だった。

  • 72スレ主23/02/09(木) 20:42:01

     それが無断で現世に出奔した挙句、ただの虚に、兄弟が全滅するまで追い込まれた――そんな事態、起きるわけがない。
     であるならば、この事件は誰が仕組んだものだったのか……言うまでもない事だ。
     今、カワキが置かれた状況が、あの時のものと重なって見えた。

    ――まさか…陛下はカワキにまで――…。

     ザッと血の気が引いた。手足が末端から冷えていくのが自分でもわかった。心臓が早鐘を打つ。
     陛下がカワキを手元に置いて養育したのは特異な体質――虚への耐性を持つことが理由だった。とは言え、耐性は完璧なものではない。

    ――もしも……。
    ――もしも陛下が、この期に及んでカワキに血装の使用を許可しないまま、任務続行を命じられたのなら。それはつまり――

     金糸の睫毛に覆われた新緑の瞳が、不安に揺れた。そんなものはただの妄想だ、と自分に言い聞かせようにも、過去の出来事が邪魔をする。
     無事を確認したい。そうして、この暗雲のような気持ちは杞憂だったのだと。悪夢を見ただけだと。そう、思いたかった。

  • 73スレ主23/02/09(木) 20:42:24

     最後にカワキの声を聴いたのは、死神が現世へ派遣されたあの日――破面の襲撃があった日だ。実際に会って顔を見たのは、その一ヶ月以上も前になる。

    ――どうして私に何も言わない。
    ――なぜ見えざる帝国に戻って来ない。
    ――カワキ……。

     訊きたいことは山ほどあるというのに。
     ハッシュヴァルトは、その白皙の美貌を憂わしげな色に染め、ひたすらにカワキの身を案じていた。

  • 74スレ主23/02/09(木) 20:42:39

    以上

    陛下がカワキの兄弟を、虚耐性を見る為の実験に使って全滅させたと思っているポテト

    さらに「カワキにも耐性チェック目的で無茶な戦いをさせるつもりなのでは?」と名推理した
    全部、陛下の血装縛りが悪いよ

  • 75二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 21:31:50

    ポテト説は有力説定期
    ポテト視点だとかなり筋が通って見えるの罠だろ

  • 76二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 22:49:53

    ポテト説はカワキ周りでこんなダセェ女じゃないので解釈違いです!!!って層が一部いるけど陛下周りは下手したら陛下本人とキルゲさん以外全員信じそうなレベルなのが笑う
    強いて言うならチャン一とか石田がユーハバッハにも多少は親心があったのかもなぁ…って思ってるくらい

  • 77二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 23:06:02

    滅却師「「「「「殿下周りはともかく陛下は間違いなくそういうことする」」」」」
    死神破面完現術師「「「「「「最低だよユーハバッハ…」」」」」」
    現世組「「「「カワキ周りはともかく最低だよユーハバッハ…でもあのユーハバッハにも多少は親心があったのかもしれない…」」」」
    有識者「ハァイ!そんな訳ありませんねぇ!」

  • 78二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 23:14:47

    陛下から見たハッシュが実態とかけ離れてて笑った
    「カワキの心配してるんだなあ、ウチの子たちが仲良しで嬉しい」→そうだけどそうじゃない
    「やっぱお前も驚くよな!?あの殺伐とした(以下略」→かすりもしてない

  • 79二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 23:48:30

    こんだけ登場人物いて有識者一人なのおかしいよ陛下…

  • 80二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 00:01:31

    『有識者』が飛び交う感想を耳にするたびに内心で「ハァイ!そんな訳ありませんねぇ!」してても、その『そんな訳』の具体的な解説してくれないから答え合わせがいつまでたってもできないんだよ
    しかも各々揃って、実は別に答え合わせしたいとも思ってないからな
    カ ワ キ 本 人 を 筆 頭 に 自分の視点で整合性があればいいので、多角的視点を持って云々とかそういう感覚すらまずない、恐ろしいことに誰もない

  • 81二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 00:12:04

    陛下が普通のボスだったらいや現世に送ってから色々巻き込まれてるのはどう考えても首突っ込んでるチャン一のせいだろ…
    ってなる
    だが陛下は未来が視えるボスな分ぶっちゃけうちらもどこまで力戻ってたのかわからんしそこまで視えてたのかも…と滅却師すら思ってしまう

  • 82二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 04:03:38

    未来が視えるって残酷ね
    意味合いは全く違うのだが

  • 83二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 04:09:44

    >>68

    今ちょっと流石にこれは観察分析力一級品のカワキに失礼だったかなと思ったけど浮かんじゃったから書くね

    あの帝国内で、滅却師って種族の中で人生ほとんど生きてきてて、これが適用されんのは現世の生きてる人間限定かもしれないが、

    「非戦闘員」

    って概念がカワキの中にちゃんとあって、織姫が本来はちゃんとそこに区分されるべき存在だという認識アリだとは……

  • 84スレ主23/02/10(金) 12:08:16

    未来視持ちなせいで「さすが陛下!特記戦力が力を持つ前から殿下を間諜として送り込んでおくとは…!」されるし「大怪我するのも視えてたんですよね?」って思われる陛下


    本日の加筆投稿
    井上が戦力外通知を受けた話

    カワキは何か浦原さんの様子おかしいな…と思いながらも「井上に戦意があるんだから出してやりゃいいだろ、私が困るんだよ」してる
    自分に正直に生き過ぎだぞ!

  • 85スレ主23/02/10(金) 12:08:32

     一護への連絡を井上に任せたカワキは、見えざる帝国への報告を終え、井上の霊圧を辿っていた。そして、浦原商店の地下にある修練場――通称・地下勉強部屋に到着したカワキの耳に浦原の声が届いた。

    「総力戦だ、恐らく今まで以上の血が流れるでしょう。そしてアタシ達も尸魂界も、今迄以上の戦力が必要になる」

     はい、と決意に眉をきゅっと寄せて井上が返事をした。修行の話でもしているのだろうか? カワキの姿に浦原が気付いた。

    「あたしも…強くなりたいです…!」
    『うん、強くなるのは良いことだ。私も、強くなるのは好きだよ』
    「え!? カワキちゃん!?」

     背後から声をかけたカワキに井上が肩を弾ませて振り返る。接近に気付かなかったらしい。

    「おや、カワキサン。どうしてここに?」
    『井上さんを探してたんだ。……私がここに来てはいけなかった?』

     今日の浦原はどこか様子がおかしいような気がする。言葉に含みを感じてカワキが訊き返した。
    ――私の正体に気付かれたか? この男は油断ならない。

  • 86スレ主23/02/10(金) 12:08:49

    「いやいや! まさかァ! いやァ、ここんとこムサ苦しい男ばっか見てたんで、職場に女性が居ると華やぐっスねえ」

     カワキは小首を傾げた。
     気付かれたわけではなさそうだ。じゃあ様子がおかしいのは別の理由か? まあ、今はいい。修行の話が優先だ。

    『――そうか……話を遮って悪かったね。修行の話だろう? 続きをどうぞ』
    「――…お気遣いどうもっス。井上サンも強くなりたいって話でしたね……そうっスね。それじゃ申し上げましょ、井上サン」

     帽子を目深に被り直して、浦原が井上に向き直る。そして静かに告げた。

    「貴女には今回戦線から外れて貰います」

     思わぬ発言にカワキが目を丸くする。奥で修行していた恋次と茶渡も、驚愕に目を瞠って動きを止めた。
     なんてことを言うんだ。井上の回復能力は欠けた手足すら治すほどのもの……抜けられては困る。
     井上は大きな目を丸くして、茫然としていた。浦原に言われた言葉を飲み込めないでいるようだった。

    「……………え………」
    「…ま…待ってくれ、浦原さん…!」

  • 87スレ主23/02/10(金) 12:09:05

     顔色を変えた茶渡が浦原に食い下がる。

    「井上は俺達の仲間だ…。尸魂界でも必死に戦ってくれた…。本人が強くなりたいと言っているのに…そんな簡単に置いていくことはできない…!」

     そうだ。カワキは今後も、井上に一護の治療を丸投げするつもりでいたのだ。勝手に戦線から外されてはたまらない。

    『茶渡くんの言う通りだ、浦原さん。勝手な事ばかり言わないでくれないか? 私も井上さんを戦線から外す事には反対する』
    「…茶渡くん…カワキちゃん…」
    「感情論じゃないスか。キミらは井上サンを死なせたいんスか?」

     突然何を言い出すんだ、と眉を顰める。
     藍染の目的を知らない訳ではあるまい。死ぬ、死なないの話なら、藍染が空座町を狙う以上、安全な場所など無いのだ。それなら、戦意があって使える者を戦場に出すのは当然のことだろう。

    『私は貴方の目に感情論で動く人間として映っているの? …それなら利を示そう。彼女の回復能力は代替が利かない。欠けた部分まで治せる者なんてそうは居ないよ』

     茶渡も語気を強めてカワキに続く。

  • 88スレ主23/02/10(金) 12:09:23

    「そうだ! 井上には戦闘よりも重要な…防御と回復の能力がある!」
    「三天結盾の防御力は知れてる。今回の戦いでは役に立たないでしょう。回復にしたって四番隊が居ます」

     浦原は取り付く島もなく言った。

    「今回は恐らく卯ノ花隊長や虎徹副隊長クラスが前線に出てくるでしょう。井上サンの抜けた穴を、倍ほども補って余り有る」

     だからなんだと言うのだ。四番隊が優先するものは“護廷”であって一護じゃない。卯ノ花達ともなれば尚更だ。いくら回復力に優れていようとも、一護と護廷を天秤にかけて、後者を選ぶ者では、井上の代わりになどならない。

    『井上さんはいつだって一護の為に戦って来た。単純な性能だけの話じゃないんだ。井上さんの代わりなんて居ない』
    「その通りだ…! 浦原さん、考え直してくれ!」
    「しつこいな。力の足りない戦士なんて足手纏いだと言ってるんスよ」
    「浦原さん!!」
    「…いいの」

     黙って話を聞いていた井上が口論に口を挟んだ。

    「? …井上…」

  • 89スレ主23/02/10(金) 12:09:40

    「…いいの…。…ありがとう、茶渡くん…カワキちゃん…。ありがとうございます、浦原さん…。はっきり言ってくれて……、よかった…」

     井上は無理に笑顔を作って顔を上げた。

    「失礼します…!」
    『あ……』
    「井上!!」

     そう言って駆け出した井上の背中を茶渡が追いかけようとする。しかし、その肩を恋次が掴んで止めた。

    「やめとけ。浦原さんが正しいぜ」
    「…阿散井…!」
    「四番隊は治療専門とはいえ、曲がりなりにも戦闘訓練を積んだ護廷十三隊。ひきかえ井上は能力が有るとはいえ、元はただの人間、加えてあの性分だ」

     元来戦い向きじゃねえ、と続けた恋次にカワキがむっと端正な顔を曇らせた。
     藍染の打倒を目的とするなら、たしかに浦原や恋次が正しい。井上の性分が戦いに向いていないのもわかっている。

  • 90スレ主23/02/10(金) 12:10:22

     だが、カワキの任務は一護の護衛、及び諜報活動である。カワキは一護に死なれては困るのだ。常に一護を最優先してくれる井上にこそ戦場に居てほしい。

    「ここらが潮時なのかも知れねえ…」
    『――それでも。井上さん自身に戦う意志があるうちは……そんな勝手な決定、納得できない。追いかけてくる』
    「…カワキ……井上……」

     井上を追いかけたカワキの背を、茶渡が物悲しそうに肩を落として見送った。

  • 91スレ主23/02/10(金) 12:10:49

    以上

    護廷十三隊は殺伐集団だから一護の命より敵の殲滅を優先すると思ってるカワキ
    陛下がめっちゃ言い聞かせてたのかもしれん、そんな寝物語は嫌だ……

    また徹頭徹尾、私欲しかないのに出力が光属性になる不思議な現象が起こってる

    光の滅却師(蜃気楼)

  • 92スレ主23/02/10(金) 12:11:10

    この後はルキアと合流して夜の女子会。カワキと女子会って言葉、似合わなすぎる…
    飲み会とかのが似合う…いや、飲み会も微妙に似合わんな……集団向いてないわ

  • 93二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 13:25:27

    > 『井上さんの代わりなんて居ない』

    私欲まみれなのにめちゃくちゃカッコイイこと言ってくるの卑怯だろ…惚れちまうよ…

  • 94二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 13:41:54

    「護廷十三隊は護廷とは名ばかりの殺伐とした殺し屋集団」から始まるクソ長台詞を寝物語に聞かせる陛下嫌すぎるな…

  • 95二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 15:52:32

    カワキ視点の井上が業務委託先みたいになってるの笑う

  • 96二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 16:00:21

    浦原さんは井上さんがいなかったら一護が何回死んでると思ってるんだ😡

  • 97二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 16:04:12

    井上いなくてもお前滅茶苦茶回復出来るじゃんと言われないあたりが手を抜いた甲斐があったな

  • 98二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 16:43:14

    セリフだけ見たらものすごく仲間思いで人の気持ちを大事にしてくれる光の滅却師なの面白すぎる
    内心は「私が困るんだが?」「死神の目的なんて知ったことか」なのに…

  • 99二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 16:54:10

    カワキちゃんがチャドより圧が強いの笑う
    そりゃまぁチャン一の安否に自分の命がかかってる(と思ってる)から必死になるのは当たり前なんだが…

  • 100二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 17:15:04

    勝手なこと言うなって言ってるカワキが一番勝手なこと言ってるのギャグだよ

  • 101二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 17:26:58

    勝手にそういうことされると私が困るとかいう自由人理論

  • 102二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 18:54:10

    いやーここのシーン、原作読んでた時にも思ったけどよくこんな無理筋通そうと思ったね浦原さん
    四番隊隊長&副隊長で穴埋めできるわけないじゃん回復要員としての方向性が全然違うんだから、そこ自分が一番よくわかってるよね?
    焚きつけるとか奮起とかそういう目論見だったとしても達成できるとほんとに思ったん?

  • 103二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 18:58:34

    >>100

    でも現世組は皆私情で戦いに身を投じているので、カワキのこの私が困るんだムーブも別に普通なのである

    裏事情さえ知らなきゃ現世組とベクトル一致してるからね

    戦線を外れてもらいますぅ?いや今回確実に空座町全域が戦線なんですけど、まさか何、貴方が現世の生活全保証して別の都市にでも非難させてくれるので???

  • 104二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 19:49:48

    読者視点だと終始仲間思い(チャドに対しては元から喧嘩仲間?だからかちょっと雑)の光の滅却師なの笑う

  • 105二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 20:00:16

    普通に考えたら四番隊の隊長・副隊長を現世組の側に置いとけるわけないから井上に居て貰わないと困るんだよね

  • 106スレ主23/02/10(金) 21:09:46

    ゴーイングマイウェイなのにいい感じに受け止めてもらえるのがカワキの強み。言葉って大事だなぁ……



    追加ダイス


    この後の夜の女子会、途中でひよ里が井上を連れて行っちゃう筈。カワキは……

    dice1d100=13 (13)

    〜30 接近に気付かなかった

    〜60 何か来てるなと気付いてた

    〜80 誰が来てるかも気付いてた

    81〜 銃を抜いていた

  • 107スレ主23/02/10(金) 21:11:24

    カワキ、ひよ里の接近には気づかなかった!

    最近、気が抜けてる?井上もルキアも護衛対象じゃないからそこまで意識してなかった感じか?

  • 108二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 21:26:45

    戦力外通告受け入れた織姫が拐われるの想定しろはまぁ難しいよな任務じゃないし…

  • 109二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 21:27:39

    基本的にプライベートはダメ人間要素が加速していく

  • 110スレ主23/02/10(金) 22:54:22

    じゃあ、夜の女子会だ!
    とりあえず、井上が連れて行かれるところまで加筆

  • 111スレ主23/02/10(金) 22:54:36

    「え!? お、おい! どうした井上!? 井上っ!!」

     カワキが駆け出した井上に追いつくと、浦原商店の店舗部分、その扉付近に立って涙を流す井上の姿が見えた。近くには狼狽するルキアも居る。

    『井上さん、泣いているの?』
    「カ…カワキ! いいところに……一体、何があったのだ!? 井上が……」
    『……とりあえず場所を移そう。話はそれからだ』

     戦線から外されることが泣くほど悔しいのなら、井上の戦意は折れていない筈だ。何とか井上を立ち直らせるべく、カワキは移動を提案した。

    ◇◇◇

     ビルの屋上に並んで座る。月明かりの下で、井上が先ほどの出来事を話した。

    「何だと!? 浦原の奴め、そんな事を…許せんな…」

     事情を聞いたルキアが浦原に憤慨する。カワキもルキアの言葉に頷いた。
     カワキは一護のお守りで手一杯なのだ。井上が治療をしてくれれば、それだけ仕事がしやすくなる。浦原の口出しで、井上が居なくなったら仕事が増えてしまう。

  • 112スレ主23/02/10(金) 22:55:31

     しかし井上は苦笑いで口を開いた。

    「…ううん。いいの…なんか…こうして話したらちょっと落ち着いちゃった…」

     何もよくない。カワキが困る。
     常に一護を優先順位の上位に置いている井上は、護衛任務において、とても都合が良い。カワキには考えられないことだが、井上はきっと、自分の命よりも一護の命を優先する。回復能力があっても四番隊じゃこうはいかないだろう。

    『――私は……いつも一護の為に一生懸命な井上さんが好きだよ。次の戦いでも一緒に居てほしい――…君が居ないと困る』

     他人を励ました経験なんてないから、何て言えばいいのかわからない。正直に今の気持ちを伝えた。
     海のような瞳が、月光にキラキラ輝いて真っ直ぐに井上を見据える。井上の大きな瞳が薄く涙で潤んで、何かを堪えるように唇をきゅっと結んだ。

    「…カワキちゃん…あたし……」

     井上の脳裏を浦原の言葉が掠めた。言いかけた言葉が喉元で止まる。

    ――「力の足りない戦士なんて足手纏いだと言ってるんスよ」

  • 113スレ主23/02/10(金) 22:55:49

     ルキアが怒ってくれたのが嬉しかった。カワキのかけてくれた言葉が嬉しかった。……みんなと一緒に戦うと、胸を張って言いたかった。けれど――

    ――あたしは…二人みたいに戦えない……みんなの足手まといになるのは嫌だ……。

     井上はカワキの視線から逃れるように目を逸らして俯いた。ゆっくりと首を振って言葉を紡ぐ。

    「これで…良かったんだよ、きっと…だってあたしに力が足りないのはほんとの…」
    「よくない!!」

     立ち上がったルキアが、井上の胸ぐらを掴んで迫った。カワキがルキアの豹変した態度に軽く目を見開く。井上も驚いて言葉を止めた。

    「お前は今迄ずっと戦ってきたではないか!! 尸魂界まで乗り込んで戦ってきたではないか!! それをそんな簡単に切り捨てられて悔しくはないのか!!」
    「く…くやしくないよ…」

     困惑した態度で答えた井上に、ルキアが大声で怒鳴る。カワキは黙ってその様子を眺めていた。

    「嘘をつくな!!」
    「う…嘘じゃないもん!! くやしくなんかないもん!! ただ…ただみんなと一緒に戦えなくて…淋しいだけだもん…!」

  • 114スレ主23/02/10(金) 22:56:33

     淋しい……。カワキには、井上の言葉の意味は理解できなかった。けれど、一つ理解できたことがある。

    ――一緒に戦えなくて淋しい、か……戦えないことに納得してしまっている……。
    ――彼女の戦意は、既に折れてる。

    『井上さんは、それでいいんだね……?』
    「うん…淋しいのよりいやなの…足手まといになるのはもっといや…黒崎くんやみんなの…足手まといになるくらいなら……」

     井上が涙目で不器用な笑顔を見せた。

    「淋しいほうがずっといいよ」
    『――…そうか、よく解った』

     井上の力は有用だ。しかし、その精神は戦士ではなかった。戦意のない者を無理に連れて行っても荷物が増えるだけだ。
     惜しいとは思うけれど、仕方がない。

    『井上さんの不在は痛いけど戦えないならそれでも良いよ……君の選択を尊重する』

     へたり込む井上にカワキはそう告げた。その肩をルキアがぽんと叩く。

    「待て、カワキ」
    『?』

  • 115スレ主23/02/10(金) 22:56:56

    「…聞け、井上」

     ルキアが井上と視線を合わせるように、ゆっくりとしゃがみ込んだ。俯いた井上の顔を覗き込む。

    「戦いに於いて足手纏いなのは力の無い者ではない、覚悟の無い者だ。…尸魂界での戦いで、足手纏いになった者など一人として居はしない」

     カワキは黙ってルキアの言葉を聞いて、尸魂界での戦いを思い出す。
    ――そうかな……。

    ⦅ガンジュくんとか、土壇場ですごく喧嘩してたような……あと一護の霊力調整がド下手で墜落したり……まあ…いいか…⦆

     もう過ぎたことだ。カワキは気にしないことにして話の行く末を見守る。

    「一護も、カワキも、茶渡も、石田も…そして井上、お前も。誰か一人でも欠けていたら…今の私は此処には居ない」

     ルキアの手が井上の頬に触れた。優しい月明かりに照らされて、ルキアが親しげな微笑みを浮かべる。

    「…決戦に向けてできることは必ず有る筈だ。一緒に探そう……井上」
    「…朽木さん…」

  • 116スレ主23/02/10(金) 22:57:10

     何だかわからないが井上がやる気を取り戻したようだ。やはり、カワキには誰かを励ますのは向いていないのかもしれない。
     そう思っていると、井上達の真横に何者かが降り立った。

    「な…!?」
    「…ひ…ひよ里ちゃん…!?」

     着地した部分のタイルが割れる。
     敵意を感じなかったからか、接近されていることに気付かなかった。だが、その姿は最近読んだダーテンに記載があった特徴を持っている。確か――

    『君は――』

     猿柿ひよ里。平子の仲間。かつて浦原が隊長を務めていた頃の副官。おそらくは、彼女も現世に潜伏していたのだろう。
     カワキがうっかりその名を口にするより先に、ひよ里が井上を掴んで言った。

    「連れてくで! ハッチが用事あんねんて!」
    「え? ハッチさんて…うわあ!!」
    『あ』

     井上が拐われてしまった。護衛対象ではないので見捨てても構わないのだが、もし本当に井上が立ち直っているのなら、ここで失うのは惜しい。

  • 117スレ主23/02/10(金) 22:57:31

    「…………! …な…何者だ一体…!?」
    『知り合いみたいだったね』

     呆気に取られるルキアに、カワキが声をかける。

    『何にせよ、井上さんに戦う意志が戻ったのなら、次も一緒に戦場に来てほしい……追いかけよう』
    「……そうだな!」

     カワキの言葉に、嬉しそうな顔でルキアが頷く。滅却師と死神、相容れない関係の二人は肩を並べて夜の街を駆けて行った。

  • 118スレ主23/02/10(金) 22:58:13

    以上

    井上には一護の救護係として一緒に来て欲しいカワキ
    頑張って励ますけど諦めがめっちゃ早い

    井上はルキアとカワキの二人ともめっちゃ戦えるせいで余計に引け目を感じてそう

    カワキがヤミーをハチの巣にしたので椿鬼は元気だけど、能力が近いってことでハッチに呼ばれたってことで

  • 119二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 23:13:47

    「君が居ないと困る」のカワキ、「私にはお前が必要だ」の陛下……

  • 120二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 00:15:32

    メンタルがやられてて使えなそうなら速攻で割り切りやがった………
    別に織姫が居なくても欠損が直せなくなるぐらいで負担が増えるだけだからな。チャンイチが欠損や瀕死で動けないなら護衛は楽だし

  • 121二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:07:10

    矛と盾だった井上とはまた違って静と動でカワキちゃんとルキアも良いコンビだな
    静が最終的に重火器ぶっ放して動が最終的に雪女ってズラしがまたオサレ

  • 122二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:14:53

    カワキちゃんにじっと見つめられて「一緒に居てほしい」「君が居ないと困る」って言われたらンンッ!しょうがないなあ!!になるわ、ズルいぞ
    しかも副音声ついてるとはいえ100%本音なわけだろ?嘘つかないから ズルい…

  • 123二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:17:30

    死神と滅却師と完現術師の歴史的女子会

  • 124二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:27:47

    霊王もびっくり

  • 125二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:36:50

    織姫に対するルキアとカワキの説得ずるすぎる…
    北風と太陽が波状攻撃してるみたいだ…

  • 126二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 01:51:51

    ポテトもカワキにこういうこと言われてハートキャッチされたのかな…
    「君が居ないと(剣術を学べなくて)困る」「(鍛錬したいから)一緒に居て欲しい」って?
    親子揃ってポテト特攻かよ バズが曇る

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 07:14:27

    >>1

    他のメンバーが自分のことで手一杯の中、終始仲間を気遣う光の滅却師(笑)。


    そらこんなん血戦編で前触れもなく急に敵になってたら「嘘……だろ……!?」ってなるわな。

  • 128二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 10:21:11

    事実と現にできることと今までやってきたことを並べる冷徹な戦術思考のほうがあったかみがあるとはどういうことだ???

  • 129二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 14:47:01

    基本的に味方を駒扱いしてるけど単純に駒が減ると全体が不利になるし自分の仕事が増えて困るので出力されると仲間思いになっちまうんだ

  • 130二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 14:51:23

    >>129

    戦う人間が減れば一人頭の負担が重くなるのは当たり前、自分だって負担増に例外はない

    まして唯一無二の超級ヒーラーを下げたのでは損耗率がシャレにならないことになる

    ……その本音を言ってるだけなのに聞く方に自動的に善性フィルターを装備させる魔性の女・カワキ……ってこと?

  • 131スレ主23/02/11(土) 15:27:30

    カワキの戦術思考から繰り出される説得が奇跡的に光に見えてるの、日頃の行い(現世組にとって)が大事なんだなぁ……ってなるな


    じゃあ追加ダイス

    一護が仮面の軍勢と修行してることはどう思ってるのか

    dice1d100=76 (76)

    高いほど気になってる

    低いほど元気ならヨシ!してる

  • 132スレ主23/02/11(土) 15:30:48

    井上を追って辿り着いた廃工場で「一護、平子達と修行してね?」ってなって結構気になってるらしい

    何が気になってるのか

    dice1d100=58 (58)

    高いほど虚の力

    低いほど平子達が敵か味方か

  • 133スレ主23/02/11(土) 15:32:52

    どっちもだな

    でも若干、虚の力についての方が気になってる。納得感がすごい


    あとはこれだ

    尸魂界に修行行きますって話、カワキは報告するのか
dice1d100=65 (65)

    
〜40 しない


    41〜 高いほどちゃんと報告する

  • 134スレ主23/02/11(土) 15:34:20

    まあまあ報告してるな!

    ポテトから「報告しろ」「どうしてこっち使わないんだ」の鬼電があったのかもしれん


    じゃあ報告方法

    dice1d100=79 (79)

    〜30 書類で報告

    〜60 端末で報告

    〜80 連絡役に報告

    81〜 一旦、日帰りで弾丸里帰り

  • 135スレ主23/02/11(土) 15:37:04

    ここで連絡役!誰が担当だ?

    dice1d100=17 (17)

    〜20 モブ騎士団員

    〜50 聖文字持ちの誰か(ランダム)

    〜70 聖文字持ちの仲良しさん

    71〜 ポテト

  • 136二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 15:38:29

    モブ3の胃が死んだ……

  • 137スレ主23/02/11(土) 15:39:14

    モ…モブ!!ここでもモブ!!
    今回は死神も現世に居るし、重役は来れなかったらしい。モブの胃が死んだ!この人でなし!!

  • 138二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 15:41:55

    …………。
    だ、大丈夫今度は即ハッシュヴァルトへ回せばいいので!
    最初に受ける人は内臓わしづかみにされたような心地だろうけど!回すまでの辛抱だから!

  • 139二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 15:43:52

    その場で端末ピッポッパッってしてハッシュヴァルトも端末の向こうで報告聞いてる感じにできるよ!きっと!たぶん!

  • 140スレ主23/02/11(土) 15:47:25

    モブの頭と胃と心臓がアレしてしまう危機


    じゃあ聞いた時の反応

    ポテト dice1d100=39 (39)

    陛下 dice1d100=14 (14)

    高いほどまあ、修行くらいなら…

    低いほど心配している

  • 141二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 15:49:05

    お約束の空気を読んだ様なダイス……

  • 142スレ主23/02/11(土) 15:50:04

    陛下めちゃくちゃ心配してるじゃん
    逆にポテトは心配しつつも「友達と修行か…(しみじみ)」って気持ちもある

    いつもとは逆だな。陛下の方が心配でヤバくなってる
    まあ、それはそう。鬼の巣窟だもんな、陛下視点

  • 143二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 16:25:37

    内偵としてはあまりにも優秀すぎるだろ

  • 144二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:32:30

    陛下の胃に穴が開きそう

  • 145二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:51:53

    またこのパターンか……

  • 146二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:58:33

    カワキも立場が殿下で素で聖文字持ちの中堅騎士団に匹敵する重役なんだよなぁ
    モブが手に入る情報じゃ超ヤバい殿下としか情報が入らないしストレスで死にそう

  • 147二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:43:22

    殿下専用連絡役とかもう観察力や洞察力の訓練させて作れば?
    純粋にかわいそうでしょこんな地獄の伝言ゲームさせられるの

  • 148二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 00:52:59

    いつも説教するポテトが悪い
    いややっぱりカワキが悪い

  • 149二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 09:08:00

    説教を回避することは考えるのに、何故そもそもの話として説教が発生するようなことを回避しようとはしないのか

  • 150スレ主23/02/12(日) 14:46:11

    殿下専用連絡係は福利厚生的に必要、モブが血反吐を吐いちゃうよ……
    カワキが説教回避に全力出し過ぎるせいで……
    20%を当ててくるとかダイス解析で操ってない?


    じゃあ、本日の投稿
    夜の女子会Part2

  • 151スレ主23/02/12(日) 14:46:28

     拐われた井上を追って廃工場に着いた。

    『素晴らしい術だ。これは鬼道だね』
    「…ああ、恐らくは……しかし、一体誰がこれほどの結界を……」

     結界を前に足を止める。強引に破ることも出来なくはないが得策ではないだろう。カワキの目から見ても賞賛に値する術だ。状況証拠からして術者は鬼道衆副鬼道長・有昭田鉢玄――件の失踪事件で消えた死神の一人だと予想できた。中には同時に失踪した死神達も居る可能性が高い。

    『仕方ない。井上さんと誘拐犯はどうやら面識があったようだし、ここで待とう』
    「…うむ…そうだな」

     カワキとルキアは、どちらともなく中の霊圧を探り始めた。井上の他に一護の霊圧も感じる。平子も居るようだ。

    ――成程、彼らから虚の力の使い方を学ぶつもりか。

     平子達が一護にとって安全な修行相手かという懸念はもちろん、虚化による魂魄の限界突破にも興味がある。一人で居たなら徐々に広げている“影”を介して、中の様子を伺うところだが……。
     カワキの目がちらりとルキアに向いた。ちょうど、ルキアもカワキに視線を向けたところだったようだ。視線が交わった。

  • 152スレ主23/02/12(日) 14:46:43

    「一護はここに居たようだな。まったく、あ奴め……心配をかけおって……」
    『……そうだね。井上さんも、随分と心配していたよ』

     ルキアも一護の霊圧を感じて、カワキに話しかけたらしい。バレたかと思った。

    『朽木さん。質問をいいかな』
    「? なんだ?」
    『君は井上さんが決戦に向けてできることを一緒に探す、と言っていたけど、具体的なプランは?』
    「…ああ、その話か! 無論だ! …まだ許可が降りるかはわからんが……十三番隊の隊舎裏修行場を開けて頂けるよう、浮竹隊長に頼んでみる」

     隊舎裏修行場……瀞霊廷か。どこで鍛錬するか決めかねていたが、霊子濃度の濃い尸魂界なら鍛錬にちょうどいい。カワキも同行を願い出ることにした。

    『それ……私も一緒に行ってもいいかな? 私も力が欲しい。強くなりたいんだ』

     カワキの申し出に、ルキアがきょとんと目を丸くした。驚いたように口を開ける。

    「当然ではないか! 何を言い出すのだ! 私は最初から、カワキも共に修行するものだとばかり……」
    『? そうだったのか。ありがとう』

  • 153スレ主23/02/12(日) 14:46:59

     ルキアが不満げに唇を尖らせる。ルキアはカワキも誘ったつもりだったのに、当の本人からそのような申し出をされたことが不服だった。

    「もっと私を信用しろ! ……その……私たちは……友人、だろう……?」

     耳が熱い。目が泳いで後半の言葉は小声になってしまった。目が合わせられない。
     ルキアは赤面しながらカワキに言った。カワキは一度、二度と瞬きをして、ふっと微笑んだ。

    『……そうか、嬉しい』

     そこまでルキアの信頼を得られているだなんて思わなかった。隠し事が苦手な己がこんなに上手く懐に入り込めるだなんて。滅却師であるカワキを瀞霊廷に招き入れる程の信頼は、予想外で本当に嬉しかった。

    「う…うむ! わかればいいのだ! 明日にでも、浮竹隊長にお願いしてみよう」
    『ああ、楽しみにしてる』
    「…ああ」

     瀞霊廷内を堂々と見て回る機会は以前の滞在時にもあったが、今回はあの時よりも信頼を得られた分、動き易いだろう。前回には見られなかった場所も見ておきたい。本当に楽しみだ。

  • 154スレ主23/02/12(日) 14:47:28

     カワキとルキアが二人で話している間に井上の用事が済んだらしい。廃工場の結界から井上が出て来た。

    「…カワキちゃん…! 朽木さん…!」

     驚いたように目を見開いたのは束の間、すぐに何かを隠すように言い募った。

    「あ…あのね、二人とも! この中は実は…」
    「…構わん。何も言うな。ここに来て一護の霊圧をわずかに感じた。奴が何も言わぬなら考えあってのことだろう。充分だ。無事ならそれでな…」

     ルキアは腕を組んで笑った。内部のことは気になったが、カワキもおおむね同意見だったので、隣で頷いておく。

    『用事は済んだんだろう?』
    「行こう、井上」
    「…うん、行こう…!」

     三人は廃工場に背を向けて立ち去った。

  • 155スレ主23/02/12(日) 14:49:15

    以上

    カワキ、隠し事が下手な自覚があるので、度々「もうバレてんじゃね?」と思うことがある。まだ友情は任務中だけのもの

    ルキアはこの段階で既にカワキへの好感度147なので、もはやズッ友状態
    完全にカワキを光の滅却師だと信じ切っている

  • 156二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 15:44:51

    バレる前にちゃんと友情に目覚める(相変わらずスーパードライだけど)のずるすぎる…

  • 157二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 16:08:47

    ここを超えて友情(偽)が友情(真)になると思うと感慨深い
    ハッシュも後方保護者面で頷いてる

  • 158二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 16:52:50

    織カワとルキカワがキテル…

  • 159二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 16:54:50

    霊王もニッコリの女子会

  • 160二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:45:15

    ハッチ結界に「素晴らしい術だ」するの七緒の結界に阻まれたハッシュと反応一緒だ…
    似たような構図で描かれてそう

  • 161二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:03:43

    ルキアは何個か援護されてる件知ってるかもしれないが織姫は死神代行編でチャン一の他にカワキちゃんにも助けられてるの知らないんだよね…

  • 162スレ主23/02/12(日) 23:11:48

    カワキの報告、その2

    前の衝撃報告がこの日の午後の筈なので、なんと半日くらいのうちにとんでもねえ報告を2回もしていることになる

    陛下もポテトもモブも、カワキの報告の前に等しく胃が爆発する事になりそう

  • 163スレ主23/02/12(日) 23:12:00

     井上を家まで送ってルキアと別れた後、カワキは空座町を出た。
     カワキが店の個室に入ると、先に着いていた男がすぐに立ち上がる。

    「――お疲れ様です、殿下」

     男が滅却十字を手に敬礼した。畏まった態度の男のことをカワキはよく知らない。
     以前の連絡時はハッシュヴァルトが現世に来ていたが、現在の空座町は死神による厳戒態勢が敷かれている。陛下の側近であるハッシュヴァルトや星十字騎士団を現世に寄越すわけにはいかなかったのだろう。

    『それで、今回の用件は?』

     カワキが椅子に腰掛け、取り出した煙草に火を点ける。酒がメニューに無いことが些か残念ではあるがどうせすぐに用事は済む。長居するつもりはないので特に何も頼まなかった。

    「はっ、陛下からのご伝言をお預かりしております」

     新しい命令だろうか。ここ最近は状況が劇的に変化している。追加の命令があってもおかしくはない。

    『陛下は何と?』

     細い煙と共に、テーブルを挟んだ向かいにいる男に続きを促した。緊張した面持ちの男が口を開く。

  • 164スレ主23/02/12(日) 23:12:16

    ――“近いうちに見えざる帝国に帰還せよ。お前の口から直接 話が聞きたい。”

    「――と、仰せです」

     直接、任務の進捗を報告せよ……というわけか。

    『……わかった。“近いうち”という話なら時期が決まり次第、こちらから連絡する』
    「かしこまりました、殿下。陛下にもそのようにお伝えしておきます」

     カワキはこれまで、補給以外で帰還していなかった。陛下への報告は端末か書類で上げていたが、正直、書類仕事は苦手だ。報告書だけでは伝えきれていない部分も、多々あるだろう。

    ⦅そろそろ、キチンとした報告をしないとまずいか。何から話そう……⦆

     紫煙をくゆらせて、陛下に伝える内容を考える。

    『――…あぁ、そうだ』
    「? 殿下、何かご不明な点でもございましたか?」
    『いや……』

     ふと先程の出来事を思い出した。これは今、伝えておくべきだろう。煙草を灰皿に押し付けて、カワキが口を開く。

  • 165スレ主23/02/12(日) 23:12:29

    『一つ、新しい報告があるんだ』
    「! ……あ…新しい報告、ですか?」
    『ああ』

     カワキの言葉に、男は何やら顔色を悪くした。恐る恐る、カワキの言葉を復唱して続きを待っている。
     二本目の煙草を取り出しながら、カワキは先程のルキアとの話を伝えた。

    『今度、尸魂界に行くから、その旨を陛下にお伝えしてくれ。朽木ルキア、井上織姫と十三番隊の隊舎裏修行場で鍛錬する』
    「で…殿下が、死神と共に瀞霊廷内で鍛錬ですか!? いっ、一体どういう……」
    『朽木さんに誘われてね。都合が良かったから受けた』

     ぎょっと目を剥いた男が聞き返す。
     滅却師が瀞霊廷で鍛錬をしようと言うのだから、驚くのも無理はない。経緯は……まあ、省略していいだろう。井上の悩みは見えざる帝国には何ら関わりがない事だ。
     何てことのない態度で「尸魂界に行く」と言ったカワキに男は言葉を失っていた。あまりにも驚いた様子で、口を開けたまま固まる男に、カワキが首を捻る。

    『……あぁ、勿論血装は使わない。ただの基礎訓練だけだ』

  • 166スレ主23/02/12(日) 23:12:49

     滅却師の鍛錬と言えば、まず真っ先に頭に浮かぶのは血装の強化だろう。だが今のカワキは陛下から血装の使用を禁じられている。それで驚いているのだと思った。

    『陛下の命は絶対だ。鍛錬だろうと、実戦だろうと、背く気はないよ』

     得られるものがあるうちは。最後の言葉だけは胸の内に留めて、カワキがトンと灰を灰皿に落とした。
     何故か男の顔色が余計に悪化している気がする。

    (殿下が血装を封じたままで隊長格と交戦したという話は本当だったのか……)

     正気とは思えない所業が真実であることを悟って、男は戦慄した。得体の知れないものを見る目でカワキを見る。
     カワキは己に向けられた目を気にした様子もなく、ふぅと煙を吹かした。三本目を取り出しながら言う。

    『他に訊きたいことは?』
    「…え…あ…は、はい! あの、殿下……日程はいつ頃のご予定でしょうか?」
    『明日だ』

     新しい煙草を咥えて、いけしゃあしゃあと言い放ったカワキ。男が目を白黒させて聞き返した。

    「はっ……!? あ、明日ですか!?」

  • 167スレ主23/02/12(日) 23:13:04

     狼狽える男を視界の端に入れ、カワキは煙草に火を点けながら、しみじみと思う。

    ⦅やっぱり今日来たのがハッシュヴァルトじゃなくて良かった。危うくまた、「連絡が遅い」だとか説教されるところだった⦆

     今回ばかりは仕方がない、という言い訳もハッシュヴァルトには通用しない可能性が高い。カワキにはわかる。

    『ああ。急遽そういう話になったんだ』

     決まったのは今さっきだ。多少、伝えるのが遅くなっても仕方がない。煙草を指に挟んでカワキは開き直った。

    (聞き間違いではなかった――!)

     男は額に汗をかいて二の句を継げないでいる。
     カワキには、目の前で真っ青になった男の尋常ならざる様子も知った事ではない。用件は済んだ。四本目を取り出す事になる前に、店を立ち去るとしよう。

    『私からの報告は以上だ』

     一人残される男の苦悶など知らず、カワキは店を後にした。

  • 168スレ主23/02/12(日) 23:14:30

    以上

    ギリギリで大事な予定を報告してくることに定評があるヘビースモーカー、カワキ
    お説教されるのはそういうところが原因なのでは?
    スレ主は訝しんだ

    陛下からの伝言を伝えるだけだと己を奮い立たせて殿下に立ち向かうも、地獄の伝言ゲーム・第二ラウンドが開始したモブ

    「マジで血装縛りしてるの!?」と殿下にドン引きしているが、これに関しては騎士団内の半分はこいつと同意見なので問題ナシ!(ある)

  • 169二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 23:31:27

    >「…え…あ…は、はい! あの、殿下……日程はいつ頃のご予定でしょうか?」

    >『明日だ』

    「明日遠足ある」って寝る前に言ってくる小学生

  • 170二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 01:05:17

    連絡役サイドの心情、顔色とか垣間見える反応だけでも語彙が少なくて申し訳ないが「かわいそう」以外出てこない

  • 171二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 01:15:10

    死神達とご近所だから丁度里帰りできるね()

  • 172二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 04:02:27

    スパイ任務的にも情操教育的にも友達と何かするのは喜ばしいことなんだがなぁ…(修行なのはともかく)
    護廷十三隊だからなぁ…

  • 173二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 09:38:57

    千年前のインパクトがすごすぎたのが悪いね
    帝国の当時の生き残りからすると、たとえその時戦場に出てなくっても、瀞霊廷のそれも護廷十三隊隊舎とか悪鬼羅刹のホームグラウンドの中枢でしかない

  • 174二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 12:56:21

    連絡係かわいそうだから聖文字持ちを行かせてモブを解放してやれよ…
    そう考えると暇か?って言われてたけどハッシュ連絡係にしてたの大正解だったんだな…

  • 175二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 15:00:09

    もうジジ辺りに連絡役やってもらおうよほら聖文字Zで騎士団の序列的に一番下だしさ

  • 176二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 18:13:12

    このタイミングで里帰りしたら帰省→報告→戻るで見えざる帝国滞在への時間30分くらいになりそう
    効率厨の里帰りじゃん

  • 177二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 22:41:46

    カワキちゃんマジカワキ

  • 178二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:06:42

    高校の知り合いに見られても家庭環境がお嬢様だとバレてそうだし人を顎で使ってても違和感無さそうなのが強い
    実際、父の部下に無茶振りしてただけだし

  • 179二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:17:47

    酒ガブ飲みしてるの知ってたら煙草吸いまくってるの見ても納得感しかないだろうしな
    父の部下にガッチガチにビビられてるカワキ、実家がマフィア説とか囁かれてそう

  • 180二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:32:07

    保守

  • 181二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 01:31:00

    カワキの家の灰皿、ドラマでよくあるちょっとした諍いで手に取って殴ったら殺ってしまった灰皿を置いてそう あのゴツくて鈍器みたいなアレ(語彙力)

  • 182二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:04:45

    >>181

    問題は犯人が灰皿なんて使わずに素手で絞殺するか容赦無く消音器付きの拳銃を使ってくるし現場の偽装も手慣れてる事だ

  • 183二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:21:15

    拳銃も口径とか銃痕の角度から撃った人間のおおよその身長算出されそうだし、素手とかも皮膚片がどこから検出されるかわかったもんじゃないし、体格の推定されそうなので選択肢からは外れるのでは?(物騒)

  • 184二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:24:36

    カワキはホームなら影にポイ捨てした後で遺体は滅却できるから殺しの手段はあまり意味が無いんだ
    殺害時にバレなきゃどうとでもなるタイプ

  • 185二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:32:03

    ヒロインでもおかしくない立ち位置なのに犯人適性が高すぎる
    「カワキちゃんはそんな酷いことしない!」って感想が出てこないの草生える やるならもっと効率的に消すと思われている

  • 186二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:35:35

    >>184

    それはそれで失踪に関与してるんじゃとか思われて(大正解)周囲ウロチョロされて酒もタバコもできなくなって「めんどくさいなあ」となるカワキの姿が見える

  • 187二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 02:49:09

    そうなんだよな……
    カワキ本人は器用じゃ無いし自分の手でやる時点で追い詰められてるし誰かに任せるほど他人を信頼しないから自分でやるしか無い
    そして、思考回路は脳筋だから最終的に力こそ全てでサスペンスでは無くてハリウッド映画になりそう

  • 188二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 03:01:42

    消失編で竜弦と腹の探り合いしてる時はサスペンスだったけどあれも最終的には力こそパワーで解決に持ち込んだしな…暴力で疑いを晴らしていくスタイル
    途中で迷探偵カワキの事件簿(コメディ)挟まるし…
    サスペンスに向いてるようで向いてない絶妙なバランス

  • 189スレ主23/02/14(火) 05:33:19

    このスレに投稿した加筆SSのまとめはこちら

    文章のみ読みたい人はこちらをどうぞ↓


    加筆まとめ⑤

    加筆まとめ⑤総隊長からの情報

    見えざる帝国への報告

    報告への反応

    井上への戦力外通告

    夜の女子会1

    夜の女子会2

    連絡役への報告
    telegra.ph


    次スレは昼にでも建てるので最後のレスだけ誘導用に開けておいてもらえたら残りのレスは使って大丈夫

  • 190二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 12:09:28

    陛下としては虚圏か瀞霊廷どっちに行く方が心配なんだろうな

  • 191スレ主23/02/14(火) 14:54:35
  • 192スレ主23/02/14(火) 14:58:46

    カワキに血溜まりが似合いすぎるあまり、犯人やってる図が容易に想像できちゃうな。少なくとも絶対に被害者ではないだろ感ある

    陛下が瀞霊廷と虚圏、どっち行く方を心配するかは難しいな
    この調子じゃ、そもそも「虚圏行きます!」って連絡が届かないまま「虚圏行ってきました!腕捥がれてヤバかったです!」って報告が後からくることもあり得るから……

  • 193二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 15:08:34

    >>192

    ハッシュが卒倒しそう

  • 194二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 16:22:19

    カワキと連んでストレスフリーなバンビーズ(キャンディスは除く)は凄いな

  • 195二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 17:51:55

    これでカワキが連絡無しの虚圏突撃したら陛下が自分で虚圏制圧に出撃したりキルゲさんを責任者にしたことに私怨を感じて笑う

  • 196二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:06:08

    勢力として死に体な虚圏に直々に攻め入ってるからな……
    ポテトか親衛隊に任せても余裕そうなのに

  • 197二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:54:34

    カワキ本当に台風みたいな女だ…

  • 198二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:56:37

    あんな奴だけど生き残った有力な破面からは高評価なんだ……

  • 199二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 19:04:09

    小説とかアニオリとかスレ民の知らないところで交流があったのかもしれない…

  • 200二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 19:09:39

    アニオリは光に惑わさせて製作されるだろうし現世組から見た太陽と光の滅却師志島カワキなんだろうなぁ………

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