- 1GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 18:03:54
本スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第3130層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1576615/設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/1550238/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。
書き込みの方針は以下を踏襲します。
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写
■あらすじ
その手に武器を握りしめ、邪悪な神の欠片を削り滅ぼせ!
- 2GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 18:04:14
[依頼名]「邪神討伐」
[依頼主]HN《鋼鉄人》
[難易度]D~SS(依頼を受ける当人によって変動)
[場 所]異世界
[報 酬](何か良い感じに見合った金額)
[内 容]
「ここから幾つか離れた平行世界」に封印中であるという邪神の討伐に力を貸して欲しい、というのが依頼内容です。
本来であれば様々な対策を行った上で実力ある者達に任せるべき依頼ではありますが、討伐対象の性質と依頼主の協力により我こそはと名を上げる覚悟のある冒険者であれば誰であっても参加は可能との事。
本依頼は、冒険者側が任意の人数でパーティを組み、或いはソロで挑むレイドクエストになります。
依頼主が持つインテリジェンス・ウェポンに分割封印中である邪神を少しづつ開放し、冒険者ごとに合わせ幾つもに分けた"場"に分けて流入。担当する場に流れ込んだ1フェーズ分の討伐を終えた後、余力があればそのまま次回分の討伐に参加して貰い、余力が無ければ後退して補給を受け、可能であれば再度討伐に参加して頂きます。参加する冒険者が多い程それぞれが担当する邪神の総量が変化すると予測が為されています。これを最小分割開放数である18フェーズ分行って頂き、邪神を討伐するのが本依頼の概要です。
パーティは、邪神の性質である「相対する相手の情報を読み取って実際に戦った敵の内、その生涯において最も厄介であったと感じる存在を情報にて再現する」という部分を考慮し、基本的には実際に"場"の中で戦闘を行う者は1人であることが望ましいと予測されています。"場"は基本世界に重なるよう形成された極小の異界群ですが、「気持ちが籠った奴なら外からでも補助とか行ける」とのことです。
本依頼は異世界にて行われる依頼であり、ギルドからの支援が行えないわけではありませんが、十分に気を付けて依頼に望まれるよう願います。
皆様の道行きに、蒼き導きの星があらんことを。
-ギルド受付嬢-
(※2/8日の夜21:00からイベント開始。2/9日の夜23:00までの間に個々人が思う「今までに厄介だと思った敵」との戦いを好きなように好きなだけ描写してOKです)
(※敵が何かしらドロップするのか、しないのかは個々人で決めてOK。設定的には「情報を実体化させているので討伐しても実体が残る場合がある」みたいな感じ)
(※イベントの終了は24:00) - 3メガキシ23/02/09(木) 18:14:31
立て乙です
敵の名前が決まってないだけで、製品版ではちゃーんと名前が表示されますよ(製品版って何) - 4重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 18:16:16
立て乙です!
というわけで初の生きたまま身体欠損です - 5二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 18:17:49
- 6白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 18:18:35
※立て乙です!
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛───ガっ」
【左腕を断たれた驚愕、遅いくる強烈な痛み、噴き出す生暖かい血がベスの命と正気を奪っていく。焦燥し叫喚する少年を、〈雷霆姫〉ティアの姿を取った邪神は「もはや攻撃する必要もないが、耳障りなもの遠ざよう」とでも言うかのように蹴り付け吹き飛ばした。】
「【──太陽をも防ぐ盾となれ】!!
《ヨル・ス =ヴァリン》……!!」
【〈妖精才女〉リリーシャは防護の付与から一帯を守る盾の魔法へと詠唱を切り替え、吹き飛ばされたベスごと円蓋型の防護結界で覆い、左腕を断たれたベスへと駆け寄る。】
「しっかり……しっかりなさい、ヴェスタ・スノウホワイト!! 《前衛 -あなた- 》が機能しなければ何の意味の無いんですよ!?」
【そう言いつつも、断たれた左腕から戦闘衣の長袖と手甲を引き抜き、長袖で断面より少し上を強く縛り血を止めている。
更に断たれた左腕を繋ぎ合わせる……には時間が足りないので凍結魔法の詠唱をし、氷漬けにして保存を試みた。
強烈な痛みに焦燥し、叫喚していた少年は見るうちに正気を取り戻す。否……ギリ、と強く歯噛みし無理矢理叫びそうになる自分を抑え込んでいるのだ。
それが分かっているのか、リリーシャは立ち上がるベスを見て安心するのも束の間、撤退を促す。】 - 7報恩の両手剣使い23/02/09(木) 18:19:03
たて乙です
昨夜から外界神に襲われてたぜ…おのれ外界神 - 8白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 18:19:10
「撤退しますよ、このままでは絶対───」
「いえ、まだ続けます……」「……は?」
「ありがとうございます、リリーシャさん。もうさっきみたいなヘマはしません」
【ベスはウエストポーチに右手を突っ込み、《回復の水薬 -ヒールポーション- 》を取り出し呷る。スッと痛みが引き、流れ出ようとする血が止まった。
左腕から引き抜かれた手甲の留め具を無理矢理左肩に取り付け一時的な肩当てにし、左の腰から《"ヴァージンホワイト"ルルの短剣》を引き抜く。
ベスが立ち上がったのを見て、対抗の意思が潰えていないのを確認したティアの姿を取る邪神は長剣を何度も振るい、防護結界の破壊を試みた。
右手に二振りの短刀を持つ少年は歩き出す……その目に強い意志を宿して。
それに呼応するように、リリーシャは立ち上がり詠唱を紡ぐ……元より自分がいなければ勝て無いのは同じだから。】
「勝負だ……」「勝負です……」
【ふたりの小さな呟きが《共鳴 -シンクロ- 》した。
紅緋の短刀の柄を口に咥え、純白の短剣を右手に構えた少年は疾走する───程なくして防護結界を破壊した《邪神 -ティア- 》とのぶつかり合いが始まった。】
- 9騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 18:20:20
【とりあえずバフ効果のせて太鼓叩く神】
- 10撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 18:23:10
立て乙です
途中参加ありなら他キャラを放り込むのもアリ…?(唐突な思いつき)
「──十三!」
【『リミットブレイク』の一撃により、"師匠"のガードごと斬り伏せる】
【既にいくつもの手札とそれらの組み合わせを切っており、形振りを構っていられないが故の手段だ】
【当然、そこまでの疲労にさらにリミットブレイクの反動が上乗せされることとなり──】
「クソ、限界か……いったん離脱する!」 - 11重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 18:25:07
- 12魔法少女Nemesis23/02/09(木) 18:26:15
変化亜竜、本当に強い
- 13二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 18:26:36
【サブマシンガンを連射して地を高速で這う鼠達を駆除してゆく。厄介という条件であるので殲滅し難い敵として選ばれたのだ】
「一つ一つ踏み潰すよりは早い、ですがそれでも消費が激しいですね。消費を抑えて速く駆除するならば毒ですね…………というか毒ならそもそも銃を使う必要は無さそうですね。私ならば種族特性としてある程度なら毒を弾けますし問題ありませんですね」
【超速で戦法を切り替え、サブマシンガンを火力不足の他の冒険者に渡してスピノサウルスは次の行動に移った】 - 14白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 18:26:37
『遅いくる』なよ『襲いくる』のだ!!
- 15二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 18:31:45
「 難 攻 不 落 ! ! 」
【重機の如きクソデカバリカタゴーレムを前に人狼が唸る。とにかく硬くて、更に大きい。攻撃は通じてはいるのだがダメージ量が少な過ぎる】
「 撤 退 決 断 ! ! 」
【これはダメだと判断する。必要時間に対して成果が少な過ぎる。ならば他の者の補助に回った方が全体に貢献出来るだろうと考えて人狼は撤退を選んだ】 - 16騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 18:32:53
「……バフ以外でもなんかサポートできないかな……?」
- 17二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:37:59
- 18報恩の両手剣使い23/02/09(木) 18:39:32
【プラチナブロンドに碧眼の少女の姿が変貌していく】
【人の姿から獣の姿へと】
【体長は7m程だろうか、胴から伸びる太く強靭な四肢が地面を踏みしめその巨躯を支える】
【全身を白銀に美しく輝く体毛が覆い長く太く鞭の様にしなる尾は曇り一つ無い鏡面の様な鱗がびっしりと生え先端は刃の様に鋭い】
【口から覗く鋭い牙の残忍さと獲物を見定める無情な朱い瞳がその獣の美しさをより引き立てている】
「やはりそう来たか」
【報恩の前に座す美しき獣は幻想的な雰囲気を放っている】
【だがそれも束の間の事、場を満たしていた幻想的な雰囲気は一瞬にして強烈な威圧感に塗り替えられ場の空気が張り詰める】
【威圧感の主はもちろん眼前の獣】
【報恩を見据えると咆哮し戦闘態勢に入る】
「さて…どう戦ったものか…」
【報恩も剣を抜き構え戦闘態勢に入る】
【獣の名は『鏡写しの獣』】
【かつての《硝子雨の谷》の主であり冒険者報恩の両手剣使いにより討伐された幻獣である】 - 19テンド6023/02/09(木) 18:40:13
- 20報恩の両手剣使い23/02/09(木) 18:41:07
最も厄介だった敵が思いつかなかったので素材としてしか名前の出てない鏡写しの獣さんに来てもらったよ
- 21騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 18:41:38
- 22二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:42:56
- 23甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 18:44:53
立て乙です!描写力をもっとつけなければ……!
「喰らエ《超蜜柑砲》!ヘッドショッt」
【邪神がトンチキメラに変化した瞬間に水瓶を籠めた《超蜜柑砲》で頭部を狙撃、振り回される腕や足に吹き飛ばされ床に派手に激突するも】
「が…ハァ…まだダ…この身を吹き飛ばせ…『ジェット・エンジン』ッ!」
【ジェットで無理やり姿勢を立て直しあっという間にキメラに接近】
「そ こ だぁぁぁ!!!」
"BIOLOGY, STUDY FINISH!!!"
【胴体のポストがジェットを噴き出し動く瞬間を見極め、その勢いも利用しつつ進行方向に置いた『植物の大剣』で真正面から真っ二つにする】
「回復カヒュ…私も頼めるカ…?ケホッあと料理モ…クシュッ…」
【流石に超高速の金属を斬るには負担が掛かりすぎたのか骨が飛び出した両腕を下げつつ、大爆発した一味ゴーレムの粉塵をもろに吸い込んだので酷く咳き込みながら帰ってきた】 - 24二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:46:01
「気持ちがこもったものなら外からでも補助いけるそうだというのだが…」
※ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第3129層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1575565/設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/1550238/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.comの27参照
- 25二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:49:06
>>24なので外からの補助もガンガンいっていいと思うんだなぁ俺は!
- 26二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:49:06
- 27二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 18:50:56
必ずしも取り入れて反映しなきゃならんわけではないからそこはご安心です
- 28メガキシ23/02/09(木) 18:52:09
【怪物がふたりへ向け、精神に語りかける】
眼鏡「!またこの声!」
【聞けば聞くほど、実にむか腹の立つ声だ】
【神経をナイフの側面で撫でられるかのような嫌な声だが、内容自体はその者の心の奥底、痛いところ──つまりは弱点を突いてくる……陰湿な精神攻撃の一種である】
【耳を塞いだとて精神に直接語りかける為、効果がないという厄介な性質を誇る】
【寄り添うような口調で、惑わしの言葉が耳に入る……】
『……子供を戦わす上に疑問は抱かないか?』
【無視する】
【どうせ答えた所で得にはならない】
『…………願う事はないか?「普通の学生生活を送りたかった」と……』
眼鏡「……ん?」
『フィジカルで得た偽りの成績評価に意味などあると思うか?』
騎士「……んん?」
【違和感!】
『魔法学校を卒業した後の将来に不安があるのではないか?』
眼鏡「んんん〜??いぃ〜や!コレっ!!学生時代の悩み事だァァ〜!!!」
【目の前の怪物は記憶から成り立つ存在であるが故に、この精神攻撃も現在のふたりではなく、学生時代のふたりに向けた物となっている】
【当然そんな的外れもいい所な言葉に効果はなく】
【ガン無視して討伐に集中するのであった】 - 29二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 18:52:51
- 30ひりゅー23/02/09(木) 18:56:23
- 31甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 18:56:47
- 32ひりゅー23/02/09(木) 18:58:23
- 33ひりゅー23/02/09(木) 18:58:34
「ひりゅー ひりゅひりゅひりゅ ひりゅー!」
【その間ひりゅーはおじさんを必死で説得する】
【ポーチからリボン、バッジ、ふきもどしなどなど、みんなから貰ったものを出し】
【ギルドと生態研究所の名が刻まれた足環を見せる】
「ひりゅりゅー ひりゅひりゅー!」
【たべものじゃないのー!】
【ドラゴン料理店のシェフのおじさんは「困った人」だったけれど「敵」では無かった】
【あの時は冒険者さんが助けてくれた】
【とってもうれしかった】
【こんどはひとりでがんばる】
【おじさんの表情が変わる】
【ポンとひりゅーの頭を撫でると、持っていた包丁でイーヴィルキャットを脅しつけた】
「ひりゅー!」
【やがて蜘蛛とヒュージワスプは相打ちで力尽きる】
【イーヴィルキャットはすっかり戦意を失って服従のポーズをとった】
【おじさんにももはや殺気は無い】
『ひりゅー!!」
【ひりゅーはたからかになく】
【いちどまばたきをした】
【すると】
【めのまえが まっしろに なった】
- 34魔法少女Nemesis23/02/09(木) 19:02:14
ひりゅーくん……!
- 35騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 19:05:49
頑張ったねぇ……
- 36白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 19:07:23
素晴らしい『冒険』を見た……。
- 37二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 19:07:58
👍👍👍👍👍
頭脳プレイだあ - 38内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 19:08:04
【ガギギィン】
(…ナマクラ状態の赤熊の大刀でも…斬り合いが成立するほど強くなってきた)
【確実にこちらの赤熊の大刀による万物切断によって、邪神が変化した弱い自分を、神力によって力を発揮せずナマクラになった赤熊の大刀の刀身ごと斬り刻んでいるが…やはり強くなっている。そんな状態で今やこちらに食い下がれる程度には】
『これからも誰かを傷つけない保障なんてどこにある?』
「…」
【袈裟斬りで斬って落とした。斬る。斬る。斬って、捨てる。斬り、棄てる。未だ胸の内に渦巻く思いを言葉に出す自分を、屍に変えていく】
『そもそも自分は誰かの傍に居ていいのか?』
【邪神が変化した弱い彼の武器が変わった。邪神の太刀、光亡。そして、千篇挽歌と共に斃した邪神から出来た触手刀。それらの再現による二刀流。邪神が更にこちらを解析しているのだろう。ただ攻撃力が高い赤熊の大刀よりも邪神との力の相性が良いそれらが良いとしたのだろう。だが】
【ザグッ】
【彼はそれを赤熊の大刀で頭から両断し真っ二つにした。万物切断が神性特効と神力無視により更に破滅的に鋭さを、殺傷力を増していた。邪神としての力を引き出した事により尚更である。…そもそも邪神で、神性である以上「″神斬無視″赤熊の大刀」を持つ彼とは頗る相性が悪い。更には神性である以上、先程までのように赤熊の大刀は真似てもナマクラも同然。そのくせリソースも万物切断分削られるだけときている。だが】
「…………………。」
【彼も疲弊し始めていた。相手が弱く、自分自身であるが故に出方も解るとは言え、昨日の夜から戦い続けでかつ、自分自身の姿をしたものを屠り続けるという状況は、確実に彼の心を削っていた】 - 39重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 19:09:16
「ひりゅーくん…強い!」
【治療中】 - 40報恩の両手剣使い23/02/09(木) 19:09:53
【鏡写しの獣、その特徴といえばなんと言ってもやはり『相手から受けた傷をそのまま相手に反射する能力』だろう、剣で胸を斬り裂けば自身の胸も斬り裂かれ矢で肩を射抜けば自身の肩も射抜かれる、まさに厄介極まりない敵だ】
「確か前戦った時はお互い傷を負った状態でなんとか粘り勝ちしたのだったな…」
【獣の攻撃を剣で受け流しながら考える】
(コイツを倒して終わりなら前回と同じ方法でも良いだろうが…今回は連戦だ、出来る限り消耗は抑えないとだ…どうしたものか)
【報恩に向けて絶えず攻撃をしていた獣だがやがて報恩の防御を崩せないと見ると一度距離を取る】
「距離を取ったか、という事は…」
【獣は尾をグルンと振り回し周囲に鏡の様な鱗をばら撒く】
【そして再び報恩目掛け真っ向から襲いかかろうとした次の瞬間】
【報恩の視界から獣の姿が消える】
「!?」
【咄嗟に身体硬化の魔法を使うよりも速く報恩の背中を強烈な一撃が襲う】
「がはっ…!」
【背後を振り返ればそこには獣がいた】
【おそらく背中を切り裂かれたのだろう、その前脚からは血が滴っている】
【思わず衝撃で倒れそうになるも踏み留まり後ろの獣に向けて剣を振るう】
【振るわれた剣は確かに獣の頭を真っ二つにするがまるで手応えが無く攻撃を受けると瞬く間に消えてしまう】
「やはりそうしてくるか…面倒だな」
【回復ポーションを使用し改めて周囲を見渡す】
【すると目に入るのは獣、それも一匹ではなく八匹の獣だ】
「まずは本物を探す所からだな…」
- 41甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 19:13:35
(ひりゅーくん…頑張ったナ…!スゴいゼ…!)
【ポーションをかけられ治療魔法を当てられつつ料理を食べている緑ローブ】 - 42騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 19:14:15
- 43〈疾風〉23/02/09(木) 19:16:43
【最後に現れたのは年端も行かぬ子供の姿。筆の置かれぬキャンバスのような白と、七色の虹を思わせる光沢。存在を明かさぬために名を持たぬ蛋白石の髪が示す異能は際限のない『成長』】
「時間をかけすぎるのは不味いわね!」
【詠唱車による魔法が肌を焼けば、火を通さぬ肌を得る。最初は自身が掴んだ巨斧に潰されていたのに、既に片手で振り回して。走る速度は次第に彼女に追いつきつつさえあった】
「『加速解除』」
【勝負の一瞬にかけて、〈疾風〉は異能を解除した。神速の世界から追放されて、土煙をあげながら自身の体が急減速し、追手がそれを認識するよりも前に、二人の距離が0になり、相手の体に指先が触れ――】
『――っ、加速>>>>対象:一部!』
【指を一本吹き飛ばされながらも、相手の『首から下だけ』を加速させた。
生まれる速度差と、成長し続けた自らの力で引きちぎられ、地に転がった頭の目に、遥か遠くで倒れ伏せる自身の体が虚ろに映っていた】
「悪いわね、前途有望な若者で」
【消えていく過去の恐怖の幻影に、〈疾風〉は笑って肩をすくめた】
- 44絆竜アパタイト23/02/09(木) 19:17:02
【子竜は、聞いていた。思い返していた。学習していた。】
【自分が戦った中で、最も厄介な敵が出て来る。能力は現物と限りなく同等。だから、戦闘経験が少ない子竜は何が出るか分かっていた。】
【スノウポピドラゴラの変異種、一度はボコボコにさ苦渋を味合わされた相手。】
【半透明な扉を前に、子竜がゆっくりと近付いて行った】 - 45絆竜アパタイト23/02/09(木) 19:22:48
【──ただし、顎に何か凄まじい出力のエネルギーを蓄え込みながら。】
【異空間突入!スノウポピドラゴラ変異種出現!最大出力火属性ドラゴンブレス(割と最近使えるようになった)どーん!!!!】
【悪足掻きとして放たれた、属性もそこまで育ってなかった当時の属性反発噛みつきでも致命傷が入っていたのだから、当然スノウポピドラゴラが弱点属性のドラゴンブレスなんぞ耐えれる筈も無く……】
【アパタイトは スノウポピドラゴラ変異種に 勝利した!】
【ドロップアイテム?何も無かったよ。あっても多分消し飛んでるよ。】 - 46水使い23/02/09(木) 19:28:39
【一回】
【十回】
【百回】
【千回】
【万回】
【一万九千六十五回】
「疲れましたわです………………リソース削れているの良いのだけれどです」
【昼休憩の後に先行奪取一撃討伐エンドレス周回を更に繰り返したので肉体は疲弊していたが、精神的には特に疲労してなかったのでポーションや栄養食で回復するともう一度門を潜った】 - 47内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 19:35:12
『誰かに許されたからと言って、誰かに求められたからと言って、それに甘えて寄り添いリスクを押し付ける。そんな事があって良いのか?』
【更に、現し身の彼の武器が変わる。右手には先程と同じように光亡。左手には…格上の剣士に対し更に攻撃力が爆増する昏天喰星】
(…まだ、対応出来る)
【『風疵』で体制を崩させて胴を斬り抜く】
『そもそも何故あの時諦めかけていた?そのままでは、また何時何処で誰を傷つけるか解らないくせに』
【更に、現し身が強くなる】
「……!」
【彼は『混竜絆刀「珱」』を出した。『神解き』で纏っている神力を斬り解いて、珱で浸食、吸収して喰らい、斬って捨てる。…自分自身が思っている言葉が彼の心を削る。臓腑を焼く】
『…僕は、幸せに出来るのか?』
「………………………………………………………………………………………………。」
(…それは、誰を…?)
【その思考の空白が、心身の疲労が、隙を生み】
【ズグッ】
【刃が、彼の身に食い込んだ】
「っ!」
【声が、届いた。その声が、彼女の声が彼を正気に戻す】
「……っ…ぐっ…!」
【すぐさま斬り返して、赤熊の大刀による『砕断』で斬り砕いた】
- 48報恩の両手剣使い23/02/09(木) 19:35:54
(さて…まず本物を探す事自体は簡単だ、魔法で全員攻撃すれば良い)
【空中に無数の岩槍を生成するとそれらを獣達へ向けて飛ばす】
【すると八匹の内七匹は岩槍を喰らうと共に消え去り残った一匹に岩槍が突き刺さろうとした事で岩槍は進行方向を180度変え明後日の方向へと飛んでいく】
(魔法は反射されてしまうのだよなぁ…)
「だが本物がどれか分かれば十分だな、後はアレにさえ気を付けていれば」
【獣へと距離を詰めその前脚を思い切り蹴りつける】
【その瞬間自分の腕の骨にヒビが入る感覚がする】
「ふむ…やはりな、衝撃などは無く突然ヒビだけが入った、あくまで反射するのは傷と魔法だけで物理的な攻撃そのものを反射しているわけではないようだ、ならば」
【前脚に傷を負い怯んだ獣の隙をついて首に手を回し思いっきり締め上げる】
【獣は激しく抵抗するが身体硬化魔法のおかげもあって力は一切緩めない】
【次第に獣の動きは止まっていきやがて完全に動かなくなった】
「要は傷つけずに殺せば良い訳だな、窒息死でも毒殺でもなんでも良い」
【絞め殺された獣の亡骸を持ち上げ背後に投げる】
【すると背後から迫って来ていた岩槍が獣の亡骸を貫き停止した】
「反射した魔法はばら撒いた鏡鱗で何度も反射され忘れた頃に死角から襲いかかる、これも厄介だな」
「さて…取り敢えず一匹、怪我もそこまでではない、上出来だな」
- 49〈疾風〉23/02/09(木) 19:39:34
22は若者で大丈夫かとどうでもいいことが気になった
- 50◆iVScjwwG3s23/02/09(木) 19:39:52
【冒険者達が待機する広場に1人の冒険者が現れる】
【顔には白磁の仮面。目に当たる部分に穴はあるものの、その奥は窺えない】
【その他の服装は、一見して何の変哲もない軽装。しかしその上に纏うマントには『レイヴン』の紋章が刻まれている】
「……この扉か」
【若い男の声で呟いたその人物は、門をくぐり消えていった】 - 51報恩の両手剣使い23/02/09(木) 19:40:14
鏡写しの獣…ダメージ反射&魔法反射&鏡ばら撒き&鏡を使った転移や分身、魔法反射効果をも利用して時間差で死角から魔法を飛ばしてくる
クソモンス! - 52水使い23/02/09(木) 19:41:43
強い………それはそれとして普通に倒せる辺り報恩さんっぱつえーわという感想になる
- 53贄の娘23/02/09(木) 19:47:27
【エイラの前に現れたのは3メートル近い獅子の獣人、レオソック。
あの日「生け捕り」「他のレオソックに見つかってはいけない」という条件下で取り押さえなければならなかったので、なるほど『厄介だった相手』だ】
【獅子が咆哮する。本来は理知的で聡明なレオソックだがあの時は竜の血の呪いで目につく者を襲う狂戦士と化していた。最大の武器である知性が無いとはいえ3メートル近い巨体のパワーは脅威だ】
【だがこちらもあの時より進んでいる。エイラは飛びかかってくるレオソックの膝の位置に、力を編み上げた細い『障壁』を作り出す。
レオソックは真っ直ぐにエイラに向かって突進し―――ハードルのように設置された『障壁』に引っかかって盛大に転倒した。
エイラは勢いに耐えきれず砕けた『障壁』に構わず、転がって大きな隙を晒したレオソックに飛びつき、背中から胸部を短剣で一突きにした】
……次
【自分でも驚くほど冷静に立ち回れている。戦いの中で身のこなしと、魔法の扱いを叩き込みながら、エイラは再現された獅子の獣人を倒し続けていた】
なにかのダイス
dice1d100=68 (68)
- 54騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 19:49:27
「よっし!!」
- 55水使い23/02/09(木) 19:53:55
【『インビシブル・シャドウ』が現れる】
「《海は狂喜し、地は唸り、天は叫ぶ》──簡易発現:〈波浪〉」
【魔力を浸透させた水弾で殺す】
【『インビシブル・シャドウ』が現れる】
「《海は狂喜し、地は唸り、天は叫ぶ》──簡易発現:〈波浪〉」
【魔力を浸透させた水弾で殺す】
【『インビシブル・シャドウ』が現れる】
「《海は狂喜し、地は唸り、天は叫ぶ》──簡易発現:〈波浪〉」
【魔力を浸透させた水弾で殺す】
【『インビシブル・シャドウ』が現れる】
「《海は狂喜し、地は唸り、天は叫ぶ》──簡易発現:〈波浪〉」
【魔力を浸透させた水弾で殺す】
【只管に作業を繰り返す。最適化され、最速化した殺害/殺傷/殺戮を微塵も衰えない凍てついた思考回路で行い続ける】
【魔力はまだまだ尽きないが、それでも肉体は疲労する。詠唱を紡ぎ続ける喉が枯れそうになる、絶えず進み続ける二本の脚が折れそうになる】
それでも止まらない、止まる事はない。「己が苦しいから」等という理由では水使いが進撃を終わらせる理由にはならないのだから】 - 56黒檀の魔女23/02/09(木) 19:55:40
《放てよ灼熱、猛き奔流 遮る全てを焼き尽くせ》!
【吹雪の吹き荒れる中、上空から放たれる冬灯竜の炎を迎え撃つべく、竜首の幻影から〈灼熱の息吹〉が放たれる】
【真贋の竜息はぶつかり合い、激しい熱気が辺りを満たしていく】
(流石に……容易く勝てる相手じゃないわね)
【上級魔術でなければ相殺できない灼熱のブレスですら、この獣の力の一端でしかない。冷気を発し、操る力。猛禽類もかくやという空戦能力。岩山を砕く膂力に鉄鉱の如き鱗】
【これこそが、数々の伝説、叙事詩に語られる古の怪物──ドラゴンの力だった】
(あまり長引けば、こちらの身が保たない──)
【この吹雪の中では、先に倒れるのは只人である自分の方だろう。雪の吹き荒ぶこの場は既に、かの竜の掌の上に等しいのだ】
(───けれど、こちらも無策ではない)
【そう、この竜が現れることは黒檀の魔女にも予想できていた。ならば当然、その対策も用意してあった】
【敵は古の怪物。遥かな古来より生態系の上位に君臨してきた、超常の生物。しかしヒトとて、長きに渡りそれと戦ってきたのだ。対するための智慧もまた、積み重ねられてきた】
【炎と炎が拮抗する中、〈士魂の祈り〉によって強化された腕力を用い、魔女は何かを冬灯竜の鼻先に投げつけた】 - 57◆iVScjwwG3s23/02/09(木) 19:58:01
【仮面の男の眼前に立つ邪神が姿を変える】
【それは流動し、形を変え──やがてカタチを失い】
【名状し難き気配を放つ、不定形の暗闇として目に映る】
「ああ。やはりお前たちか──」
【──その世界には、四つの"死"があった】
【ひとつは、『希釈』。命は世界の濃さに耐えきれず、やがてカタチを失い溶け出した】
【ひとつは、『停止』。命を成す全てが止まり、石塊の如く路傍に転がった】
【ひとつは、『置換』。命は誰も知らぬ間に、知らぬものへと変わっていた】
【ひとつは、『忘却』。命は全てから忘れ去られ、認識されず、ならばそれは命と呼ぶに相応しくない】
【それらは形なきカタチを成し、かつてこの世界へと漏れ出した】
【否──"漏れ出そうとした"】
【四つの"死"による侵攻は、一人の冒険者の手で未然に阻止された】
【ともすれば、理を根底より捻じ曲げかねない"衝合"の場に偶然居合わせ】
【当然の如くただ一人立ち向かい】
【そして見事に"死を殺して"見せた冒険者は──】
【その功績を以て、『四死殺し』の名を戴いた】 - 58ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 19:59:11
【少女にとって、鋼鉄人さんとはクリスマスプレゼントをくれた恩人である】
【死んでほしくないと、そう思う】
【だから、】 - 59ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 19:59:28
「……ン…」
【少女は異界に入り、変身した】
【可愛い少女の上半身があって強い竜の身体があってその角に優しい花が生えてて尾の先にデカい鯨の身体があってついでに可愛い猫の身体があるキメラの子の姿へと】
「……っ」
【竜の口を大きく開けて、息を吸い込み胸を膨らませる】
【即効必殺。相手が出てきたその瞬間に、ドラゴンブレスを放ち仕留める構え。例えどんな力を持つ敵が相手でも、その真価を発揮する前にやられてしまえば意味がないのだから】
リリース
『《解放》』
【魔法少女の声と共に、空に孔が開き──】
【──劫火が孔に傾れ込んだ】
「……チ…」
【少女が顔を歪める。チャージはそこまで出来なかったが、それは確かな竜の吐息。並大抵の敵なら灰すら残さぬ炎】
【つまり、この炎で仕留められなかった“この敵”は並々ならぬ大物で】
【二つの月光に照らされ、変じた邪神は姿を現した】
【その肉はイシルディン。星月夜の光の下でしか姿を見せない特殊なミスリルだ。その形はドラゴン。二枚一対の大きな翼を持つ巨大蜥蜴である。その大きさは規格外。68メートルある鯨の身体さえ遥かに凌駕する100メートル級のモンスター】
【思わず、少女が息を呑む】
【その銀の古龍は完成された美であった。古龍を忌み嫌うごちゃ混ぜキマイラでさえ、心を奪われてしまう魔力がそこにはあった】
【月が蒼き星の周りを走り続けるように、蒼き星が太陽の周りを走り続けるように、この古龍惹き寄せられてしまう。絶対的なルールとして、古龍の美は此処にあって──】
「ッ…… ████████████████!!!!!!」
【──その美を、竜が否定した】
【響き渡る咆哮。轟音を真正面から浴びてさえ、銀の古龍は不動。巨体が大都市を押し潰し降臨する】
【VS『銀忌龍アイガイテン』】 - 60甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 20:03:48
- 61メガキシ23/02/09(木) 20:05:27
【本物たたかった当時では耳の痛い指摘だったのだが、おとなになった今では、他人に向けられた者に等しい──】
【ぶっちゃけて言ってしまえば、どうでもよかった】
【という訳で箒に乗り、怪物の核(コア)を破壊しにかかる】
【墓石に係る、と簡単に言ってはいるがその難易度は鬼高い】
【何せ劇的に長い間溜められた負のエネルギーの集合体である、数年前にたたかった時はガチで手も足も出なかった】
【というかデカ過ぎる!下手な街よりデカい!!質量は正義なのに】
【じゃあどうやって倒したのか?】
【負に反する正のエネルギー、つまりは魔女隠れの住民達の希望を一点に集め、さらに(とある事情)により一時的に覚醒した眼鏡が超ガンバる事で漸く倒せたのである】
【しかしそんな事は再現データ戦の今回は不可能である……詰みかな??】
【否、そんな事はない】
【普段冷静な魔物学者でもドン引きするぐらい激減されるが、普通の攻撃でもいちおうダメージは与えられるのである】
【そこがキモなのだ】
【ふたりも、当時と比べれば本当に意味不明な程強くなっているので、その一点に賭けたのである】
【劇場ぐらい大きい核の前に着く】
【本番開始!!】
ひかりのたま無しでゾーマ倒すみたいなものです
- 62贄の娘23/02/09(木) 20:05:45
【『障壁』の次は『発火』。魔力を力そのままではなく炎という別の形態に変える。
放たれた炎の礫は精度も密度も低かったが、レオソックの鬣に引火し致命的な隙を作る。背後に回り膝の裏側へ鉈の背で打撃を加え、体勢を崩させたところへ追撃する。】
「もう、少し……いける」
【息が上がっていた。まだ経験の浅い身で、それでも誰かのために動くことができるこの機会、可能な限り出来ることをしたい。そんな考えがエイラに無理をさせている】
【だから彼女は気づかなかった。少しずつ強くなっていく頭痛が、疲労によるものではなかったことに】 - 63メガキシ23/02/09(木) 20:07:38
- 64ひりゅー23/02/09(木) 20:09:49
- 65重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 20:11:30
【くっついた右手をにぎにぎして握力を確かめ、直った右足を動かして以上がないことを確認】
「…ありがとうございます!私はまだ戦える!」 - 66ひりゅー23/02/09(木) 20:13:13
【ひりゅーはもう一度扉をくぐる】
【先ほどとは別の場所に移っていた】
【そこは】
【黒いもので床が埋め尽くされた部屋】
【「侵略するよ」するよ」るよ」よ」という声が無数に聞こえる】
【「ぷちち」「ぷちち」「ぷちち」という音も】
【ひりゅーの強さは悪しきりゅうよりちょっとだけ強いくらいであり】
【戦うとなるととても困ることになる】
【何よりひりゅーはともだちとけんかはしても】
【本気で殺し合う気などさらさらない】
【戦うとなるととても困る】
【とても困る】
「ひりゅー……」
【無数にいる悪しきりゅう】
【一番困ったシチュエーションが攻略された以上】
【別の困った、現在進行形で困らせられる相手を出すという】
【邪神の狙いは悪くはなかった】
- 67ひりゅー23/02/09(木) 20:13:36
【しかし】
【邪神は悪しきりゅうのかよわさを舐めていた】
【邪神がひりゅーの記憶から再現する無数の悪しきりゅう】
【不死性までは再現しきれず次々と生まれては潰れ消えて行く】
【つまりは悪しきりゅう分身体と同じではあるのだが】
【動けないひりゅーの目の前で】
【邪神はいたずらに自身のリソースを削っていくだけである】
【それでもひりゅーが困っていることに変わりはないので】
【邪神は——情報(デジタル)で構成された存在はその方針を変えられない】
【ひりゅー は こんわく した】
「ひりゅー……」
【ひりゅー は げんじつとうひ した】
- 68ひりゅー23/02/09(木) 20:15:20
「ひりゅ!」
- 69黒檀の魔女23/02/09(木) 20:20:15
「『フラッシュ』!」
【黒檀の魔女の声と共に、投げつけられた"それ"は瞬時に激しい閃光を発した。突如として視界を真っ白に塗り潰された冬灯竜は、ブレスを途切れさせ呻き声を上げながら墜落する】
【それは上級冒険者〈火薬庫〉の手による、閃光魔宝石《フラッシュ・ジェム》】
【高速で飛行しながら標的を捕捉し、遥かな下方の獲物を発見できる視力を持つ。それ故、激しい閃光によって視界を潰されれば、怯まざるをえない】
【それは優れた能力であると共に、空を飛ぶ竜種の多くに共通する弱点だった】
【しかし、それだけでは冬灯竜は崩れない。なんとか体勢を立て直して着地し、無防備に地面に叩きつけられることは避けた】
【──だが、黒檀の魔女は既に次の手を打っていた。その場の地面には、『紡式水銀』により魔法陣が描かれている】
【そこから飛び出したのは、枝分かれした幾本もの鋼の刃。『長錫杖のアリアバート』により編み出された上級魔術、〈剣樹の血海〉】
【瞬時に伸びたそれらは、冬灯竜の腹部を貫き、内側の臓腑までもを引き裂いていく】
【腹部。それは古の竜殺しも狙ったとされる、ドラゴンの身体における弱点部位の中で最大のものの一つ】
【ある種のドラゴンが巣穴に財宝を貯め込み、その上に陣取るのは、腹部にそれらを食い込ませることで腹部を守る装甲とするためである。そんな学説もあるほど】
【既に、致命傷。だが、腹部に刺さった剣樹の森を折り、冬灯竜はなおも動こうとする。"獣の王"たる種族に恥じぬ、生き抜く力だ】
《標的穿つは尖石の破鎚 貫き砕き、打ち倒す》
【しかし、そこに駄目押しとばかりに飛来したのは、人の背丈程もある尖った岩だった。それは冬灯竜の頭部に命中し、その場に打ち倒す】
【そうして終に、雪のドラゴンは動かなくなった】
- 70贄の娘23/02/09(木) 20:21:44
- 71《四死殺し》◆iVScjwwG3s23/02/09(木) 20:25:37
【カタチ無き"死"に対し、通常の手段で干渉することは出来ず】
【理そのものたるそれに触れることは、即ち"死"をその身に受けることに他ならない】
【故に当時の《四死殺し》──そう名乗る前の冒険者であった彼──は、その命を捧げることで対処した】
【それまでの一切の信仰を投げ打ち、命を捧げ理外の力を得た──尤も、その命は特有の時間魔術により取り戻したのだが】
【しかし、そこまでしても「戦いの土俵に立った」のみ。理そのものたる相手を"殺す"のは尋常の行いではない。幾度も死に、その度に蘇り、粘りに粘ってようやく勝利を手にした】
「……そう。だからこそ、お前たちが俺の生涯において最も厄介な相手……"だった"」
「しかしまあ、それも過去のもの。俺はお前たちを既に"知っている"。ならば今更、その程度のものが敵になれるはずもないだろう?」
【《四死殺し》が愛剣『ファンタズマ』を構える。その刃は担い手の他には認識できず、余人の目にはただ剣の柄のみを握っているように見えるだろう】
【不可視にして不定形。それは担い手の意思に応じ自在に在り方を変え、故に──】
【担い手が"斬れ"と命ずるならば】
【カタチ無きものすら断ち切ってみせよう】
「『斬結界』とでも言おうか。さあ、満ちろ──ファンタズマ」
【《四死殺し》の命ずるまま、『ファンタズマ』がそのカタチを変える。微塵の如き細刃が周囲を満たし、絶えず全てを"斬り"続ける結界を成す】
「ああ、やはり既知の敵は面白くない。これで容易く"討伐完了"だ──」
【"四つの死"たる理が断ち切られ、霧散する。すかさず邪神が新たな端末を形成するが──それもまた、同様に】
【やがて絶え果てるまで、止むこともなく"殺し続ける"】 - 72二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 20:25:41
邪神も悪しきりゅうに困惑してそうだ
- 73黒檀の魔女23/02/09(木) 20:26:37
- 74重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 20:27:02
- 75《四死殺し》◆iVScjwwG3s23/02/09(木) 20:27:42
Q.なんで急に仮面とかマントとか身につけてるの?
A.そういう「正装」があった方がかっこいいじゃろ? - 76黒檀の魔女23/02/09(木) 20:28:53
ふっ……
乏しいファンタジー知識を総動員してドラゴン戦を書いたら匿名さん達とネタが被ったでござる - 77報恩の両手剣使い23/02/09(木) 20:29:08
【その後何度か鏡写しの獣と戦闘する】
「一旦休憩だな、極力ダメージを受けない様にしているとはいえそろそろ回復せねば」
【ボロッボロの状態で戻って来た】 - 78贄の娘23/02/09(木) 20:29:58
- 79クッキードラゴン23/02/09(木) 20:29:58
【砂糖の香りを漂わせるレッドチョコレート色の鱗をした古龍が身体を頑張って縮めて何とか異世界へと渡る。人化の術とか覚えてないので本気で頑張った、多分古龍生の中でベスト100にランクインする位には頑張った】
【クッキードラゴンと鋼鉄人の関係は異界を破壊する際に共闘した程度である】
【助けようとするには充分な関係だ】 - 80悪しきりゅう◆i4TtoKESdA23/02/09(木) 20:30:19
「むむむ」
「むむむ」
【冒険者たちの死闘の横で、なんか迷い込んだ黒いのが同じ顔と睨み合っていた】
【悪しきりゅうにとって叶わない相手はこの世界に星を10倍してもまだ足らないし、ぶっちゃけじゃあ何にも勝てないかというといたずらにコオロギ捕まえるくらいのことはできるのでそういうものでもないわけだが】
「やるな」
「きょうてき」
【悪しきりゅうにとって世界で一番強いのは自分である。だって自分はすごくてえらい悪しきりゅうなのだ(なお根拠はない)】
【他の誰にあえなく\ぷちち/されようが猫の子みたいに取っ捕まろうがそれはなんか運が悪かったか調子が悪かっただけで、本当なら苦戦などするはずがないのだから厄介な相手にはなり得ないのである(それについて確かめる思考力もない)】
【だから悪しきりゅうにとっての最も厄介な相手、自分に並び立てるのもまた悪しきりゅうだけなのだ(悪しきりゅうの認識では)】
「降伏かんこく」
「いまなら許すよ」
【ってわけで両者へっぽこパンチでポコポコやり合っていた。勝敗はつくのかつかないのか…】 - 81重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 20:31:38
了解しました!ありがとうございます!
- 82黒檀の魔女23/02/09(木) 20:32:55
救援に入るのアリかー……
行かせれば良かった……
レス番からして異変には気づいてそうなのに…… - 83悪しきりゅう◆i4TtoKESdA23/02/09(木) 20:33:36
一緒に行けば良くないかな!
- 84重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 20:34:36
- 85撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 20:36:27
「……よし、体力は戻った。行ってくるか……!」
【ポーションや食事により心身共に回復し、また戦いに戻った】
こいつは知れば助けにいきそうだけど、あまり救援ロールが多すぎても渋滞しそうなので - 86贄の娘23/02/09(木) 20:38:43
【エイラの出身地において〈天恵(そしつ)〉とは魂に備わった力の回路だ。そして、それが目覚める場合往々にして――大なり小なり問題を起こす】
【新たに開かれた剥きだしの回路に力が流れ込み、エイラ自身を傷つけながらその痛みをレオソックに『思念投射』の形で投げつけている。結果としてレオソックも同じように痛みを味わい、両者は呻きながら地面に倒れていた】
【ここに良かったことと悪かったことが一つづつ存在する。
良かったことは、ここが隔離された空間であるがために〈天恵〉の暴走に巻き込まれたのは邪神のかけらが変じたレオソックだけだったこと。
悪かったことは……この場にはエイラ一人しかいなかったため、自力で暴走にある程度ケリをつける必要があったことだ】
(『遮蔽』を……いつもと同じように、今度は魂に!)
【脂汗を浮かべて呻きながら、自分自身を世界から『遮蔽』する。何度も失敗しながら、少しずつ――完全にではないが大幅に、『思念投射』による影響が収まっていく】
※救助どうぞ! - 87騒々神(分身)◆yWIILKg62E23/02/09(木) 20:39:19
【これ入ったら別の出てこない……?みたいな顔してる】
- 88ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 20:39:57
【古龍の“美”が、キマイラの精神を蝕む】
「……フゥー…」
【単独で挑む戦いで良かったと、そう思う。この美に侵された心は肉体さえも変えてしまい、銀忌龍の味方になってしまう。下手な数は敵の利となるだけだから】
【銀忌龍は不動。目の前のごちゃ混ぜキマイラを見ずに、ただただ荘厳な像かの様に君臨していた】
【この古龍にとっては、劫火を叩き込んだごちゃ混ぜキマイラでさえどうでもいい事柄なのか?】
「……チガウ…ッ!」
シー・アトラス
【『鯨鯢乱打』。鯨の巨体を振り回し、銀の身体へと叩きつけられる。流星の如き強撃が、何度も何度も】
「コッチ、ヲ……ミロ…ォ!」
ドラゴンクロー
【『竜の鉤爪』。竜の腕が銀の身体へと振り抜かれる。神話に語られる聖剣魔剣にも劣らない鋭さの刃が加速し続ける】
【──鉄槌の連撃と、神域の斬撃が銀忌龍に激突する】
【轟くのは竜の魔力。銀忌龍が発する美の魔力を引き裂きながら、古龍の肉体を四散させていく】
「█████████████!!!!」
【銀忌龍の肉はイシルディン。星月夜の光の下でしか姿を現さず、姿を見せていない時には一切の干渉を受け付けない。そして姿を現した後でも、神話に語られるミスリルの硬さを誇る無敵のボディだ】
【だが、ごちゃ混ぜキマイラの力はそれを凌駕する】
【ごちゃ混ぜキマイラは人智未踏の天空を生きてきた。無数の古龍と遭遇し、生き延びてきた】
【ミスリルの硬度なら容易く打ち破るだけの威力を、ごちゃ混ぜキマイラは有している──!】 - 89メガキシ23/02/09(木) 20:39:59
【核は幾つもあるが、怪物が全力で破壊を阻止しにかかった】
【数があるから破壊して大丈夫というのなら、人間の骨なんて折り放題になる訳で当然の反応である】
【呪怨光線が真っ直ぐに放たれる】
【どう対応するべきか?ふたりがとった行動は──】
眼鏡「カウンター行くわよ!!」
騎士「ようし!!!」
【もろちん、カウンターである】
眼鏡「《リフレクト……」
騎士「……バスター》っ!!!」
【眼鏡が氷と光を応用した鏡を魔法で作り、騎士へ向け反射】
【威力の上がったビームを騎士が蹴り、更に威力を増加】
【その先で眼鏡が鏡で反射、騎士が蹴り……の繰り返し】
【そんなこんなで威力の上がったビームが怪物にお返しされ、核がぜんぶ爆発した】
【跳弾が上手いこと入ったのであった】
【さて、肝心の本体であるが】
【最早説明不要のあの技でとどめを刺す事にしたふたり】
【覚えてる皆さんもメガキシといっしょにどうぞ】
「「《エターナルセッション》》ッ!!!」」
【手を繋ぎ掲げふたりの魔力と闘気が混じり合い幻影の大剣となり繋がりの力で現実のものとして顕現させ四方八方から斬り刻みまくり最終的にやっつけた】
【さて、負のエネルギーの集合体である怪物はまた死後も厄介な特性がある】
【鯨の死体がガス爆発を起こすように、こちらも負けじと溜め込んでいた負のエネルギーを大爆発させて敵をコッパミジンコにしようとしてきやがるのだ】
【……しかし、そんな悪あがきでさえ今のふたりには軽い物で】
【普通にバリアと盾で防がれて、ついでに衝撃で界から吹っ飛ばされて終了した】
- 90贄の娘23/02/09(木) 20:40:37
たぶん痛みで反応遅れるだろうからその隙に首落とせば多分セーフ
- 91黒檀の魔女23/02/09(木) 20:41:29
「《流るる儘に揺蕩う魚群(なむら) 忘我の夢路の先立ちとなれ》」
【開幕と同時に詠唱と水銀の魔法陣の二つで〈幻魚の群〉を展開、現れた冬灯竜に殺到させる】
【所謂、リスポーン狩り。一群でも吾を失った状態の竜種をトリップさせる効力を持つ極彩色の魚群を、冬灯竜は二重に浴びてしまった】
【空に接吻するが如き感覚。冬灯竜は正しく、意識がトリップ(旅)した状態となる】
「《襲い来るは爆ぜるが如く 過ぎ去りゆくは嵐の如く 雷の雨よ、此処に在れ》!」
【そこに降り注ぐのは破壊の驟雨。冬灯竜は構えることも叶わずそれをまともに喰らう。そこにニ度、三度と黄雷の驟雨は降り注ぎ──】
【──やがて、冬灯竜は物言わぬ骸となった】
「申し訳ないけれど、ただならぬことが起こっているようだから」
【黒檀の魔女は急ぎ、門から外に出た】
【実戦魔術師の心得を説いてきた父、ひいてはかつての自分が見れば、どんな顔をするかわからないような勝ち方である】
ありがとうございます
- 92クッキードラゴン23/02/09(木) 20:41:48
【中に色々と頑張ってストレッチとかヨガみたいな感じで門の中に入り、そしてクッキードラゴンは己が最も厄介と感じた敵にして最も信頼していた戦友と遭遇した】
【大いなる黒き龍翼は碧天の全てを覆い隠す星亡き夜の暗闇である】
【闇に染まりし龍鱗は神鉄であろうとも弾き返す龍にのみ許された暴威である】
【細められた龍瞳は脆弱な生命を死へと導く】
【強靭極まりない四肢は同じ古龍であろうとも引き裂く膂力を発揮する】
【其は邪龍ではなく】
【其は狂龍にあらず】
【其は────】
『ふははははは!!!!!』
・・
『貴様か!!!!』
【神話に語られる事すらあった、『死』という法則を覆し塗り替えは不死なる大邪龍の写し鏡なり】 - 93二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 20:42:40
やっぱり空間を攻撃で埋め尽くすリスキルが強いぜ
- 94撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 20:42:46
救援に向かった人の「厄介な相手」がその場に出現する可能性?
- 95メガキシ23/02/09(木) 20:44:05
眼鏡「戻りました」
騎士「回復したらまた出発だ」
【という訳で17回同じようにやっつけた】
【余談だが、1回目で討伐した邪神もまた厄介な敵判定をされたらしく、(厄介さは同じなので)倒して入り直すたびに怪物の数が増えて面倒だったという】
【でも結局一体倒したらその爆発で残りの怪物全部倒せるので関係なかったが】
- 96二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 20:45:58
実体化する前に撤退しちゃえばいいのだ、多分
- 97重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 20:47:30
- 98黒檀の魔女23/02/09(木) 20:51:43
- 99贄の娘23/02/09(木) 20:57:31
- 100クッキードラゴン23/02/09(木) 20:59:52
【大邪龍。『不死・再生』という負けない事だけに超絶特化した権能を保有する古き龍の一柱である。その権能出力はクッキードラゴンの旧知の仲である冥龍トルプグラドすらも凌駕し、彼女の空間すらも殺す『死亡・即死』で以ってしても殺せない域に君臨する】
『クッキーレギオン────万龍殿』
【創造する無尽の自分を模したクッキー。その全てに無尽に湧き出る己の魂を詰め込んで、文字通り龍の軍勢となす】
【クッキードラゴンは古龍でも比較的弱い部類である。とは言え古龍である事は疑いようもなく、それが大挙して押し寄せるというのならば正しく悪魔であるだろう】
【だが、】
『流石であるな!』
【大邪龍が当たり前の様に全てを鏖殺してゆく。クッキーソードによって斬られ刺され叩かれようともコンマ数秒も掛からず再生される。クッキードラゴンもそれを何とかしようと更に化身を増やすが、増加速度よりも僅かに速くクッキーレギオンを微塵も残さず大邪龍のブレスが灼いてゆくので拮抗状態に陥る】
【其処で邪神によって再現された大邪龍、未だクッキードラゴンにすらも隠されていた隠し札にして切り札であり鬼札である技巧/カードを切った】
「『権能逆流』」
・・・
【極められた権能が裏返る】
【水を極める事によって渇きを自在に操るように。熱を極める事で冷気を統べるように。権能が反転する】
「『不死・再生』より『絶死・崩壊』へと」
【空間内の全ての物質が崩壊し消滅した。大邪龍の権能出力が全て攻撃に割り振られた結果としては、至極当然であった】
『危なかったな!!』
【肉体全てを崩壊させられる直前、魂だけとなって僅かな肉片だけを抱えたクッキードラゴンが撤退して広場に戻った】 - 101重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 21:00:43
- 102黒檀の魔女23/02/09(木) 21:01:36
- 103クッキードラゴン23/02/09(木) 21:03:07
『大変そうだな!!!』
【肉片を保管して、魂をクッキー製の義体に入れて疑似的に蘇生・復活する。そのまま緊急自体になってるのを理解して体力回復作用のあるクッキーを事前に用意した】 - 104ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 21:04:16
【そうして、銀忌龍の巨体に孔を開ける程の強撃を浴びせ続けて──】
「███████────────……。」
【──ごちゃ混ぜキマイラは、“静止”した】
【銀忌龍の身体がまるで砂でも掘るかの様に貫かれ、裂かれ、そのイシルディンを飛散させられた】
【そして、その銀の中から“黄金”が姿を見せたのだ】
【龍の美に、世界が止まる】
【月が蒼き星の周りを走り続けるように、蒼き星が太陽の周りを走り続けるように。銀のボディは、黄金に惹き寄せられたモノであっただけ】
(き、れ、い。)
【銀の外殻から解き放たれた黄金龍は、見るもの全ての魂を焼き尽くす】
【それは正しく太陽の化身。荒々しくも静謐に魅せる美は、そこにあるだけで心を奪い尽くした】
(きれ、い。きれい。きれい。きれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれいきれい)
【ごちゃ混ぜキマイラの身体が変化する】
【魅せられた心に、身体が呼応するが如く。静止した混沌の身体が銀色に変色し始め、イシルディンに置き換わり、古龍に引かれていく】
【VS『天忌龍アイガイテン』】
- 105贄の娘23/02/09(木) 21:05:24
- 106二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 21:08:48
【頑張って色々とやっている。具体的には厄介な敵を倒せない、倒すのに時間が掛かる者は戦闘を放棄してサポートに回って回復などをしたりより良い武器で時間短縮出来るように大量生産している】
- 107メガキシ23/02/09(木) 21:10:27
- 108クッキードラゴン23/02/09(木) 21:12:17
- 109黒檀の魔女23/02/09(木) 21:13:53
- 110モブA23/02/09(木) 21:14:09
- 111報恩の両手剣使い23/02/09(木) 21:15:51
「よし!休憩終了だ!」
【再び扉の中へと入っていった】 - 112テンド6023/02/09(木) 21:16:48
「気さくな人だから忘れがちだけどクッキードラゴンさんってガチ古龍なんだよな」
【プレッツェルをチョコレートでコーティングしたお菓子(自作持参)を齧りながら】 - 113撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 21:18:29
【"師匠"との戦いは、二十七を数えた】
【手札はとうに出し尽くし、苦し紛れの「応用」にてどうにか対抗するばかり】
【次第に"討伐"のスピードも落ち始めた。さらには、事ここに至り明らかな劣勢に陥っている】
「くっ……!」
【長く続いた戦いの疲弊。そして彼の思う「厄介さ」。その前に、撃剣使いはとうとう致命的な隙を晒すこととなる】
【振り下ろしたガンブレードの軌道を見切られた挙句、逆にその力を利用され──手から武器を弾き落とされた】
【体勢を崩した撃剣使いに、追撃の刃が振り下ろされる──】
「ぐ……おおっ!!!」
【咄嗟に左腕に魔術の鎖を纏わせ、ガンブレードの軌道に割り込ませる。振り下ろされた刃は爆発を受けて振動し、鎖と鎧を砕き……次いで前腕の筋肉、そして骨までも断ち切った】
【──そこで、ようやく刃が止まる。すかさず再展開した魔術の鎖でガンブレードを絡め、固定。"師匠"の動きを封じる】
「この距離なら……!」
【そして、"師匠"が行動を起こす隙を与えずにその首へとナイフを突き立てた】
【絶命し、倒れ伏す邪神から即座に距離を取る。ただでさえ劣勢を強いられる相手に片腕では敵うべくもない】
「ハァ、ハァ……クソ……俺ではここらが限界か……!」
【悪態を吐きながら戦場を脱出する】
【辛うじて繋がっている左腕をどうにか抑えながら、広場に戻った】 - 114クッキードラゴン23/02/09(木) 21:18:36
- 115甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 21:22:11
(※「」を忘れていた……)
「ッ……!『トマトレント』も混ざっていたのカ!」
【何回目かの戦い】
【キメラの頭部を撃ち飛ばし振るわれる腕や足、悪あがきの光線等を大きく飛んで回避、後はポストを仕留めるだけとジェットで突撃しようとしたところ】
【ポストが左右にパカッと割れ10mもあろうかという赤い水球…トマト果汁が撃ち出されてきた】
「くはははハハハ!絶好の……あ、いや一応止めておくカ…」
【咄嗟に緑ローブをパージした反動で真上に飛び回避する】
【一瞬吸収しようとするも、活動状態の邪神製のトマトだということを思い出し用心してやめておいた】
【不規則な軌道で突っ込んでくるポストを今度は必要最低限の動きで衝撃を受け流し一刀両断】
「うぷっ……酔ったナ……」
【急激に飛行方向を変えたことによる酔いと体力の消耗以外はほぼ無傷で帰ってきた】
【ちなみに今回出たドロップアイテムは『トマトレント』の腐らない特大トマトだったらしい】 - 116メガキシ23/02/09(木) 21:22:35
- 117白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 21:23:08
「【来たる野蛮なるもの、迎え撃つ誇り高き戦士達。
森の射手隊よ、弓の名手達よ───同胞たる我が声に応え、矢を番えよ】!!」
【白髪の少年・ベスが〈雷霆姫〉ティアの姿を取った邪神とぶつかり合い斬り結ぶ最中、〈妖精才女〉リリーシャは『自身が保有する』最大の魔法……その詠唱を紡ぐ。
斬り合いではベスの完全に上をいく少女剣士を、右手と顎に構える変則二刀流で予測させない立ち回りで抑え込み『差』を少しでも埋める。
だが、それではどうにでも出来ない力の差を《切り札 -まほう- 》で埋める。】
「【是なるは領域を侵す 蛮族 -もの- への御礼である。
撃ち放て、妖精の火矢───雨の如く降り注げ】
《フラギルマ・フェルグランデ》!!!」
【詠唱が完成し、一条一条が攻城砲並の威力を持つ火矢の雨が降り注ぐ。そして、それを巧みな魔力操作でティアにのみ降り注ぐよう調整するのだ。
しかしそこは〈雷霆姫 -ティア- 〉……次々と降り注ぐ火矢の雨を回避し、駆ける。彼女が通った後に火矢が降り注ぎ、轟音をあげて広場を覆う《黒い混凝土 -アスファルト- 》が吹き飛ばされ、その欠片が凶弾の如く撒き散らされる。並走するように彼女を追うベスも、防護付与が無ければ無事では済まされなかっただろう。】
「ぜぇえあっ!!!!」
【火矢が途切れれば《白兎 -ベス- 》が疾く駆け、奇襲を掛ける。少しでも攻撃が途切れればすぐさま先程のような致命的な一撃が飛んでくるのだ、一瞬だって気を抜けない。】 - 118二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 21:23:25
- 119白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 21:23:46
「ぐっ……!?」
【少年が体勢を崩す。
慣れてきているとはいえ左腕を断たれた以上、左側はどうにも防備が薄く、バランスが崩れやすくなるのだ。】
「【聖樹よ、弓となりて我が手に来たれ。
矢を番えよ、其は一条の光。
狙い定めよ、汝は妖精の射手。
解き放て───必中の矢】
《アルクス・ルミナ》!!!」
【その隙をつこうとする《雷霆姫 -邪神- 》には、リリーシャが単射魔法を放ち牽制を行う。光属性の《アルクス・ルミナ》は詠唱が短い割には彼女の練度により高威力を誇り、そしてその性質として《自動追尾》を有する。故に牽制としては非常に大きな役割を持つのだ。
しかし───】
「なっ!?」
【何度も繰り返しているが故に、ティアの姿を取る邪神も対処には慣れてきている。当たることを前提に避けるのではなく、手早く切り捨てることを学習した。
加えて、この長続きする戦闘でリリーシャの魔力は底をつき始めている。威力が落ちていく単射魔法など大した牽制にはなり得ないのだ。
バランスを取り戻したベスがそのフォローに入るため、背後から奇襲をかける、が……。】
「ガ、ぁあ……!?」
【「振り返るまでも無い」とでも言うかのように後ろ蹴りが炸裂し、少年を吹き飛ばした。】
- 120重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 21:24:17
- 121〈疾風〉23/02/09(木) 21:24:49
- 122内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 21:25:19
【斬る。斬る。斬る。斬り斃す。斬り捨てる。斬って棄てる。自分を、斬り殺す】
『足りない…何処まで行こうと、足りない…』
(何が、足りないのだろう。何もかもだ。だが、今の僕に足りていないのは何だろう)
【再び現れる自分の姿を前にそんな事をぼんやりと彼は考える。考えて、考えながら斬りかかってきた自分自身の刀と両腕を斬り落として】
『………』
「…………」
【抱き締めた】
「…きっと、僕は僕が嫌いなんだと思う。だから、自分の形をしているものをあっさりと壊して、殺せた。今のこれも形だけで僕はやっぱり自分を信じる事が出来ない。…それがきっとダメなんだと思う。…自分を信じずに、肯定せずにどうしてやっていける?……だから。…………。」
『…………』
【彼も彼の現し身も押し黙り。少しして、現し身は崩れるように消えていった。そして】
『うん。それが解ったのは、良い。確かに君は前に進んだよ?』
「まぁ…そうだよね。出て来ない筈が無い。そうだよね?」
『まぁね。僕にとって、僕たちにとって最大の敵とは…どんな形であれ自分自身だ。そうだろう?』
【其処には、彼の後ろには、『理想』がいた】 - 123贄の娘23/02/09(木) 21:26:00
- 124テンド6023/02/09(木) 21:26:45
〈幻魚の群〉が黒檀さんの代名詞みたいになりつつある
- 125撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 21:27:54
- 126二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 21:28:53
いいだろオリジナル言表魔術だぜ?
- 127ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 21:29:29
『醜いな。混じり物』
【ごちゃ混ぜキマイラが銀の鎧となる経過を見て、天忌龍はそう言葉を零した】
『継ぎ接ぎの、穢れた竜よ。
──お前は、我が鎧になるな』
【魅せられたごちゃ混ぜキマイラには言葉の意味が理解できない。役に立ちたい、自分もこの美の一つになりたい。その一心であり、鎧の一つとなるべく天忌龍に近づいていた】
【龍が尾を持ち上げた】
【この一撃でごちゃ混ぜキマイラの身体を打ち砕き、天忌龍の愛の鎧となる前に消し飛ばす。そう、古龍は尾を振り抜こうとして──】
『……?』
【目を瞑り、耳を焼かれた状態で前に出てきた、猫の体を見た】
【確かに古龍の存在を知覚しなければ“美”で魂を焼かれる事はない。だが、コレは前に出てきた。逃げるでもなく、だ】
【目を瞑っているから逃げる先すらわからないのか。それとも、この猫に何か策があるのか?】
『……些事』
【古龍が─姿変じている邪神が─関係ないと、尾を振り抜く】
【どんな策があろうと、纏めて消し飛ばせるだけのパワーがこの古龍にはある。そう判断して、邪神は敵を粉砕する1秒先の光景を幻視した】
【尾が迫る。それに対して、猫の体は跳躍。ぴょんと、小さくジャンプした猫が本体よりも少しだけ早く尾と衝突して──】
【──大爆発】
【竜の魔力を詰め込まれた小さな体は衝撃と共に起爆し、ごちゃ混ぜキマイラを吹っ飛ばし天忌龍の尾に衝撃を奔らせた】
- 128水使い23/02/09(木) 21:31:48
【『インビシブル・シャドウ』討伐RTA】
【第一位:水使い 記録0.945秒】
【第二位:水使い 記録0.951秒】
【第三位:水使い 記録0.953秒】
【第四位:水使い 記録0.956秒】
【第五位:水使い 記録0.957秒】
【第六位:水使い 記録0.959秒】
【第七位:水使い 記録0.960秒】
【第八位:水使い 記録0.963秒】
【第九位:水使い 記録0.966秒】
【第十位:水使い 記録0.971秒】
【第十一位:水使い 記録0.973秒】
【第十二位:水使い 記録0.974秒】
【第十五位:水使い 記録0.975秒】
【第十九位:水使い 記録0.976秒】
【第三十位:水使い 記録0.977秒】
【総討伐数dice1d9999=9110 (9110) ×dice1d10=9 (9) 】
- 129重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 21:32:01
「行ってきます!」【👍しながら異空間へ完全に入った】
- 130贄の娘23/02/09(木) 21:32:04
- 131メガキシ23/02/09(木) 21:32:13
- 132黒檀の魔女23/02/09(木) 21:32:40
- 133メガキシ23/02/09(木) 21:32:50
- 134重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 21:32:53
- 135報恩の両手剣使い23/02/09(木) 21:33:07
【腹を抉られた状態で戻って来る】
「まさか魔法を鏡で反射する度に加速させてくるとはな…ここに来て新しい力を見せてきたな」
【自分で手当てをし回復ポーションを使用する】
「さて…ではもう一度」
【再び扉の中へと入っていった】 - 136方言お兄さん23/02/09(木) 21:35:04
立て乙です!!
送信せずに出かけてしまったのでなんにも進んでない感じになってしまったorz
「はぁ……はぁ……」
【彼は疲弊をしていた。】【いくら斬りつけても、動きが少々鈍くなるだけで攻撃を続けてくる邪神に、体力は減っていく一方だ。】【だが、体力が減っているのはあちらも同じようで、最初と比べてもやっぱり動きが遅い。】
「スキありやッ!!」
【方言お兄さんは、ガラ空きだった邪神の腹部に向けて蹴りを入れた】【邪神は、確かによろめいた】 - 137水使い23/02/09(木) 21:35:24
- 138〈疾風〉23/02/09(木) 21:36:11
- 139撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 21:36:16
- 140白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 21:37:54
- 141メガキシ23/02/09(木) 21:38:10
【討伐300回目を迎えた所で、ふたりがキレながら帰ってきた】
騎士「つまんねェな!!!繰り返しなァァ!!!」
眼鏡「しかも結界の中に100体ぐらいあの鬼でかい怪物が!!!蒸し焼きになりますって!!!ぎゅう詰めですって!!満員箒ですって!!!!!!!!」
【全ギレ】
【氷水を被ってクールダウン】
【また討伐に向かった】
【また帰ってきた】
眼鏡「しかし、削れているという事実は変わりませんよ」
騎士「今回の件は参加する事自体が激偉いとおれは思うんだ、だっていちばん厄介な敵だぞ」
【また行った】
- 142撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 21:38:13
- 143騒々神◆yWIILKg62E23/02/09(木) 21:38:26
「……頑張れ」
- 144水使い23/02/09(木) 21:38:50
- 145二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 21:40:47
- 146魔法少女Nemesis23/02/09(木) 21:41:32
【際限なく強化された復讐の刃が"界"全体を埋め尽くしている】
【もはや刃を振り抜く必要すらなく、ただ蒼い光に包まれて出待ちするのみ】
【……いや、正確には。復讐の刃を維持する為に怒りを抱き続ける必要があるのだが】
【別に復讐の刃の維持とか関係なくオールウェイズ常に怒っているのが彼女なので問題なかった】
人滅蛇竜はせいぜい一般上級討伐依頼程度のエネミーだから消耗は……どうなんでしょうね…… - 147黒檀の魔女23/02/09(木) 21:43:04
「《流るる儘に揺蕩う魚群(なむら) 忘我の夢路の先立ちとなれ》!」
【先程と同じく、開幕と同時に詠唱と水銀の魔法陣の二つで〈幻魚の群〉を展開、現れた冬灯竜に殺到させる】
【所謂、リスポーン狩り。一群でも吾を失った状態の竜種をトリップさせる効力を持つ極彩色の魚群、二重に浴びれば上級ドラゴンとてただでは済まない】
【対する冬灯竜は、それはもう見たと言わんばかりに翼をはためかせ、氷結晶の混じった突風を吹かせる】
【氷の礫を内包した烈風は、二重に連なる極彩色の魚群を跡形もなく消し飛ばした】
「………あ」
【そう。〈幻魚の群〉は決して、撃てば必ず相手を幻術に落とせる、という類いの魔術ではない】
【弾速はそこまで速くはないし、魚影一つ一つを操作せねばならないため、大雑把ならともかく自在に動かすとなると難しい】
【何より、魚群自体は実体のある影である。連射できる、あるいは広範囲にばら撒ける飛び道具を持つ者であれば、正面から放たれたものを撃ち落とすのはそう難しくはない】
【冬灯竜は、今度はこちらの番だとでも言わんばかりに自身の周囲に何本もの氷柱を生成し、それらを一気に撃ち出してきた】 - 148〈疾風〉23/02/09(木) 21:43:48
繰り返しを書くのもあれなので三人書いたあと作業を省略したランカーがここに
数を気にすると他の人に被弾するので気にしないでおくのだ - 149悪しきりゅう◆i4TtoKESdA23/02/09(木) 21:44:50
「むむむむむむむむむむむ」
【向かい合ってポコポコパンチを繰り出し合う2匹】 - 150水使い23/02/09(木) 21:46:31
【肉体を過労死の一歩手前。大体5nm位までのギリギリのラインまでチキンレースしながら限界を攻めて、本当の本当に死にそうになった所でポーション類やらを用いて魔力や肉体を全回復している】
【自分の命で反復横跳びをするな】 - 151メガキシ23/02/09(木) 21:47:02
- 152白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 21:47:20
- 153報恩の両手剣使い23/02/09(木) 21:47:37
【ダメージと魔法を反射してくる上に転移と分身を自在に扱うフィジカルの強いモンスター相手に近接戦闘を、それもトドメは素手で絞め殺すのを何十回と繰り返しているのでかなり神経を擦り減らしている】
「皆頑張っているようだな!私ももっと頑張らねば!」
【まあそんな事はおくびにも出さないのだが】
【また一体鏡写しの獣を仕留める】 - 154重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 21:48:01
「さて…何体目だったか…たしか…5体mっていきなり訳の分からない不意の突き方やめr」【開幕大の字ボディプレスに意表を突かれて押し潰されゼリー腹に直接取り込まれた】
【更に】
「がぼぼごぼがぼ!!?」【ゼリー腹に突っ込まれた菓子亜龍の手に握られゼリー腹の中でめちゃくちゃにかき混ぜられている】
【邪神兼ゼリーという悍ましい物に溺れて飲まされながらムルフの金砕棒を格納部から引きずり出してムルフさんの腕の召喚を試みている】 - 155〈ツッコミ担当〉森導師◆4RtBX/LaMY23/02/09(木) 21:50:30
- 156黒檀の魔女23/02/09(木) 21:50:32
〈幻魚の群〉の魚影は相手に当たって初めて効力を発揮できる代物で、なおかつ物理干渉も普通に受けます
なので飛び道具以外にもそもそもバリアやら土壁やらで普通に防がれるという
近接攻撃でも撃ち落とすことはできますが、弾けると極彩色の煙になってばら撒かれ、それを吸い込んでしまうと幻術の影響を受けてしまうので距離を取っての対処を推奨 - 157メガキシ23/02/09(木) 21:51:13
【何百回もの討伐の一回を紹介!】
【information ────をやっつけろ!】
騎士「だッしゃおらァァァァァーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!」
眼鏡「いらっしゃいませェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」
【加速した騎士がドロップキックをして核を全部破壊】
【そして眼鏡に飛んできたところを超熱爆炎波動砲で焼き尽くして終了】
【その繰り返しである】 - 158二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 21:53:05
- 159〈ツッコミ担当〉森導師◆4RtBX/LaMY23/02/09(木) 21:55:04
- 160ひりゅー23/02/09(木) 21:55:52
- 161GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 21:56:39
なんかいい感じに進んでるっぽいので、昨日の時間の取り方からちょっと後イベントに取る時間を増やして23:00じゃなくて22:00くらいにフラグイベントを開始しても宜しいです?
- 162〈疾風〉23/02/09(木) 21:58:51
GMの仰せのままに!
- 163〈ツッコミ担当〉森導師◆4RtBX/LaMY23/02/09(木) 22:00:04
無論オッケーです
- 164二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 22:01:09
へへっ………マジで相性最悪もいいとこなんで最も厄介な敵カウントされました
「俺が二次関数と二次方程式!」
「僕か三角比と三角関数!」
「オレが指数関数を担当!」
「「「俺達三人が『ガリ勉オーガ』を相手にする。ある意味"最強"だ…………うわーっ『上三角行列と下三角行列の性質』だぁっ!!!」
- 165報恩の両手剣使い23/02/09(木) 22:01:10
大丈夫です!
- 166二次元好きの匿名23/02/09(木) 22:01:34
👍
- 167水使い23/02/09(木) 22:01:45
大丈夫です!
- 168重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/02/09(木) 22:02:16
オッケーです!
【呼び出されたムルフさんの腕が一撃で菓子亜龍の喉を殴り潰し続く左右へと連続手刀で首をへし折って仕留めた後に重鎧をゼリー腹から引きずり出した】
「ゔ……お゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ…ごぽ…お゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛…」【蹲って飲まされ続けたゼリーを吐いている重鎧】
- 169雷精竜◆xSpc7yy5XY23/02/09(木) 22:02:18
- 170魔法少女Nemesis23/02/09(木) 22:04:17
大丈夫です!
- 171ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 22:04:45
『貴様、よくも!』
【大爆発は天忌龍の尾にわずかな火傷を残した。ただ、それだけだ。致命傷など程遠い】
「カッ……ハァー……!!」
【だが、それだけでごちゃ混ぜキマイラは心を取り戻せる】
【天忌龍の完全なる美は崩れ去った。泥水一滴含む水が浄水足り得ない様に、黄金の身体に付いた小さな傷はその価値を大きく下げた】
「ワタシ、ノ……カチ…ダ!」
【少女が勝ち誇る。美に傷がついたとはいえ、未だ思考が掻き乱され続けている。猫の爆弾で己自身も焼き焦げている】
【それでも、この古龍相手には十分だと】
『……ハ。
所詮は混じり物だな。我が纏う美など、格が違う故に生じた現象に過ぎない。我はまだ力の一割さえ出していないというのに──「──ダカラ……ダヨ」……何?』
「ワタシハ……マエ、サッキノデ…マケタ。
……ダカラ…アナタ、ハ……ソコマデ、シカナイ。……オマエ…ノ……マケ、ダ。──マジリモノ…ッ!」
【ごちゃ混ぜキマイラは言う。己は天忌龍に対し、先ほどの美で魂を焼かれて負けた。そして、それっきり戦っていないのだ】
【だから、ここから先の天忌龍の力は無い。記憶から再現している以上、ごちゃ混ぜキマイラが知らないモノは邪神にも再現できない】
『ッ! 黙れ、黙れ黙れ黙れェー!!!』
【天忌龍が吼え、空を裂き飛び出した】
【特殊能力が無いとはいえ、古龍に相応しいだけのパワーがこの姿にはある。相対するごちゃ混ぜキマイラが恐れ忌み嫌うだけのパワーがある。神格級存在としての力がある】
【それだけで奴を仕留めるには足りると、そう示すべく、天忌龍は黄金の腕を振り上げて】
「█████████████!!!!」
【それより速く、竜の身体が動いた】
【竜の拳が黄金の美を殴り抜く。この邪神は古龍の戦闘技法を知らない】【竜の拳が黄金に亀裂を作り出す。この邪神には中身がない】【竜の拳が黄金の硬度を上回る。この邪神は天忌龍ではない】【竜の拳が黄金を圧倒する。この邪神では、私を止められない──!】
【殴る、殴る、殴り抜く】
【殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り殴り、黄金の龍を殴り飛ばした──ッ!!!】
- 172GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 22:05:41
- 173ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 22:05:47
- 174黒檀の魔女23/02/09(木) 22:07:01
「──《踵を鳴らすは七里の長靴》!」
【冬灯竜の放ってきた巨大な氷柱を空間座標を歪めての擬似瞬間移動で躱し、その死角に回り込む】
【一方の冬灯竜はそれを見越していたようで、影の現れた背後に向かって霜の積もった樹木の如き尾を振るい、外袖一触に薙ぎ払った】
【……しかし、確かに影を捉えた筈の尾は、風を切る音ばかりを響かせて振り抜かれた。獲物を打ち据えたという感触は、全くない】
「《標的穿つは尖石の破鎚 貫き砕き、打ち倒す》」
【声のする方へ振り向いた冬灯竜の頭部を、石の破城槌が撃ち抜く】
【冬灯竜の脳が震え、視界が点滅する。如何に竜といえども脳がある生き物である以上、そこを揺さぶられれば身体も意識も揺らぐ。冬灯竜はたたらを踏みながら仰け反った】
【ふらふらと足を踏み入れたそこには、水銀の魔法陣。鋼刃の森〈剣樹の血海〉が展開され、その腹部がずたずたに貫かれた】
「ふう……〈虚の姿見〉を回り込ませておいて良かった」
【ポーションを飲みながら、安堵のため息をつく魔女。自身の幻影を後ろからけしかけ、そこに転移したと錯覚させたのだ】
御意
- 175甘味狩り◆UwIgwzgB6.23/02/09(木) 22:07:22
大丈夫です!
「がッ……──」
【何十回も繰り返しほぼ最適化された動きでポストを一刀両断……しようとした瞬間、白骨の腕に剣を掴まれる】
【その瞬間、大剣が灰色の粒子になり、少女の瞳の光が一瞬消失した】
「──っト…まさかあの『死の騎士』まで再現するとハ!エナジードレインと概念上『生物』とは相性が最悪……!」
【被りを振って後ろへ跳躍、胸の紋章に手を当て構える】
【掴んだのが剣ということもあり干渉は収まったが、どこか調子が戻らないようで瞳の光が明滅している】
【ダンジョンで森導師さん達とパーティーを助けに行ったときに敵の魔術師が召喚した『四騎士』が内の1体、骨の鎧を纏った『死』を司る騎士が割れたポストから姿を現した】
「まさか…これをまた使う時が来るとはナァ!『クライシスファクター……起動』!」
""少女暴走!CRIMSON CRISIS ! DANGER!!!""
〈 〉
【本物とは違い無言で疾走し首めがけて手を伸ばす騎士を前に、緑ローブの少女は全身に赤黒く禍々しい混沌のオーラを纏う】
「■■■■■!!!」
【そのまま人体の可動範囲を無視した最短距離で瞬時に接近、獣の如き咆哮を轟かせ『死の騎士』の首の骨をへし折った】
「ありがとうございまス!!!」
【治療や回復、美味しい果物等を受け取り礼を言うと、再び門に飛び込んでいった】
- 176撃剣使い◆gt1ganT7To23/02/09(木) 22:09:53
了解です
- 177メガキシ23/02/09(木) 22:10:16
了解デス
- 178白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 22:13:33
「きゃあ!?」
【吹き飛ばされたベスは、リリーシャを巻き込んで倒れる。
右手に構える純白の短剣も、顎に構える紅緋の短刀も、少女が持つ魔法の杖《シルヴァ・ラクリマ》も、今は遠い場所に吹き飛び、取りに行くにはあまりに無理がある。】
「すみ、ません……」
【力無く謝罪するベスに「気にしている暇はありません、ヴェスタ・スノウホワイト!」
リリーシャがそう返そうとするが、ゾクリ……と背筋に悪寒が走った。
ティアの姿を取る邪神(※以降は邪神ティアと表記)が長剣《エルガー・ブリッツ》を構え直していた。「トドメだ」と言わんばかりの視線に目の奥が熱くなる。
ふと、鈴のような音が耳に入った。
リン、リン……と鳴るそれはベスの右腕から発せられているようだ。よく見れば白色の光と青い燐光が右腕に纏わりついて収縮を繰り返している。
これはリリーシャも見たことがある。能動的行動へのチャージスキル《英雄の一撃》、数秒の蓄積でもかなりの増幅率を誇るそれを一体何に使う気なのか。
そう彼女が考えていると、ベスから「リリーシャさんは自分の身を守ってください」と囁かれた。
意図は分かりかねるが、身を守っていた方がいい何かをすることは分かったので防護魔法を掛け直し、ゆらりと立ち上がった少年を見守る。
間も無く、雷霆を纏った邪神ティアが吶喊───《ミクロス・アステリア》を放った。】
- 179水使い&匿名達23/02/09(木) 22:13:40
- 180白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 22:13:51
【ベスの目には、邪神ティアの動きが何故だかゆっくりに見えた。そして、本物の〈雷霆姫〉ティアに教わったことを思い出す。
「トドメの一撃は、もっとも油断に近い」
ゆらりと立ち上がり、邪神ティアが放つ突貫攻撃《ミクロス・アステリア》をじっくりと観察し、後ろに倒れた。
左腕が無い以上、受け身は取れない。
倒れたとして、蹴り砕かれるだけ。
だが、ベスの右手には可能性の灯火が、反抗の狼煙があるのだ───】
「【炎雷 -ファイアボルト- 】」
【轟───ッッッ!!!!
ベスの右手から放たれた雷の如き火矢は大きく増幅され、下に向かい地面を撃つ。
その反動が少年の身体を強引に持ち上げるのだ。無理矢理に倒立の姿勢を取った少年は膝を大きく曲げ、邪神ティアの顎に向けて思い切り伸ばす───《白兎の脚 -ラビット・フット- 》が炸裂した。
トドメの一撃には至らない……だが、武器を取り落としたのはあちらも同じこと。そしてその強力な武器はベスの足元に突き刺さっていた。】
(……重い)
【《オリハルコン》と《ミスリル》、《天を穿つ角》で作られた《不壊の長剣 -デュランダル- 》───エルガー・ブリッツは、長剣と言うには随分と重い。
だが、振るうことは出来る。
徒手となった邪神ティアと、強力な武器を手に入れたベス……ある程度は戦力差が均された、かもしれない。】
- 181白髪少年◆LXse3il6fw23/02/09(木) 22:14:17
※速く書き上げないと……!!
- 182内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 22:15:08
【自分自身の屍を積み上げて、彼は理想と対峙した。失敗しなかった自分。守り切った自分。へこたれなかった自分。自分以上のペースで強くなり続けた、積み上げ続けた自分。…星に、既に手を掛けた自分】
『こんなに早くまた向かい合うとは思ってなかったけれども…男子三日会わざれば刮目して見よ、とも言う。成長の程、見せてくれるね?』
「っ!」
【そう言って理想の彼の姿が、いや、殺気も闘気も剣気も気配も消え去った】
(これは…!狙うとしたら首や心臓といった急所…いや…!)
【ギィンッ!】
「…ぐっ!」
『正解。良い判断だよ』
【『幽玄』。前回の決着となった技。それを今度は理想の彼が使った。…縮地を目にも止まらぬどころか目にも映らぬ速さ、まさしく雷、雲耀の如くに迅く、音も無い】
「やっぱり…前回も今回も全力出してないだろう…!?」
『うん、まぁ…そうだね。ごめんね。…理想と言っても前回も今回もまやかしだ。運命を断てる以上解る。僕の欲しいものも帰りたい場所も人も無い。せめて証を残したい…そう思ってね。だから…君に、僕に刻む、僕に託す』
「……解った。受け止める。…受け止めて…先に進む糧にする…!」
『あぁ…そうして欲しい。命を懸けて、ね?』 - 183魔法少女Nemesis23/02/09(木) 22:18:30
了解です!
- 184黒檀の魔女23/02/09(木) 22:24:32
【それから、魔女は何体かの冬灯竜を倒した。決定打となりやすいのはやはり、腹部を穿つことのできる〈剣樹の血海〉。実父の"推し魔術"の一つであった】
「今は、この魔術を推してきたお父さんに感謝しなきゃね……
それと、『長錫杖のアリアバート』先生にも」
【ポーションを飲んで魔力と体力を回復し、魔女は次なる戦いに備える】
【その時、ぐにゃりと空間が歪んだ。次の冬灯竜が現れたのだ】
(さて、先に布石を……)
【冬灯竜の足元に〈剣樹の血海〉の魔法陣を配置しようとする黒檀の魔女】
【──しかし、続いて現れた冬灯竜は今までのものとは違っていた】
【具体的には、3体いた】
「っ……! 3体……!?」
【顔を蒼くし、身構える魔女。流石に3体同時に相手をするのは無理だ。撤退しようかと考えたその時】
【3体の冬灯竜が、渦を形成するようにかき混ぜられ、溶け合い──融合した】
【渦の解けたそこにいたのは、二足で立ち、三本の首を持った、『冬灯の究極竜』だった】
「………えええ………」 - 185〈ツッコミ担当〉森導師◆4RtBX/LaMY23/02/09(木) 22:25:10
「………はい?」
- 186〈疾風〉23/02/09(木) 22:26:19
あっこれブルーアイズなんちゃらだ
- 187贄の娘23/02/09(木) 22:26:54
- 188魔法少女Nemesis23/02/09(木) 22:26:58
攻撃力4500くらいありそう
- 189GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 22:27:21
青眼の究極龍!
- 190雷精竜◆xSpc7yy5XY23/02/09(木) 22:30:40
『!?』
【強烈なテレパシーの気配に驚く】
【鮮烈な痛みに共鳴しかけるが、遮蔽と二人が助けに行った気配を感じ取って堪える】
「お出ましか……」
【だから直ぐには気づけなかった】
【自身と同様、強力なテレパシー能力の気配を裡から発する機械人形の出現に】
【大口径の実弾砲が掠める】
【慌てて巨大な竜体に変化し、雷を放つ】
【弾かれる】
(やりにくい……)
【本来苛烈な意志の発露たる現象が、それ抜きにして存在している】
【何故なら裡の存在に働きかけようとしても手応えが無い】
【邪神が再現できたのはどうやらガワだけらしい】
【しかし逆にそれが攻略の糸口を隠している】
【当たれば勝てる筈なのだ、当たれば】
- 191二次元好きの匿名"達"23/02/09(木) 22:30:48
「ふぅ………強敵だったな『ガリ勉オーガ』」
「『上三角行列と下三角行列の性質』卍固めに『正規方程式の導出』地獄突きに『次元定理の証明』エルボー・スマッシュのコンボは死ぬかと思ったぜ」
「いやー途中で覚醒しなければ勝てなかったっスね」
「えっ」
「な、なんだぁっ」
「凄まじい力を感じますね【メグネクイッ】」
- 192内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 22:31:02
【相も変わらず圧倒的だった。ただの無銘の打刀と小太刀での、必殺技ですらないただの剣閃が万物切断に匹敵するばかりか、それ以外の形無い魔力や恐らくまともに受ければ意識や魂まで断ち斬られるであろう鋭さだった。更にまさしく雷速の如き迅さかつ無音の縮地により、速度でも追い付けず、気配の暈かしかた、ずらし方も絶妙。彼の遠距離斬撃や設置斬撃、吸収は運命を断つ剣技『宿命切』によって彼方に届かず霧散する】
(強い…遠い…!あちらがその気になったらあっさり自分は負ける…。…改めて、勝ち目は絶無だ。届くのか…?本当にこれは、理想の『自分』なのか…?本当に…僕は…此処に手が…届くのか…?)
『『支配領域剣術───斬鎖剣界』』
「っ!……ぐ…ぁ…」
【世界で世界を斬り裂く斬撃が、ギリギリのところを掠めた。直撃こそ避けられた…いや、避けさせてくれたのだろうが…余波だけで吹き飛ばされる】
『…今、負けかけたね?』
「…………っ」
『ダメだよ。届かなくても挑むんだろう?…信じられなくても目を背けるな。前を見据えろ。…いつか、超えて征くそのために』
- 193GM◆rXUHEibmO223/02/09(木) 22:32:12
- 194ごちゃ混ぜキマイラ23/02/09(木) 22:32:47
立て乙です!
『グガバァァァァァァギャァァァーーーーッッッ!!!!!』
【天忌龍アイガイテンの姿を模した邪神が、その体を大きく損傷して吹き飛ばされる】
【思考は止めない。古龍に相応しい力はある、だが使用法がない。美は損なわれ、もう太陽の如き輝きなど何処にもない】
【ならば、ならば、ならば】
『……ならば我は、龍に恋焦がれようッ!』
【黄金の龍が銀に変色する。飛散する血も含めて、新たなイシルディンとなる】
【異界と平行世界を超えた先の天空に、本物の天忌龍アイガイテンはいる。その存在に邪神は己が魂を焼き焦がした】
【飛散する血肉も含めて己を天忌龍に引かれ愛の鎧となる魂の一つとして再設定。負った致命傷も全てリセットし、邪神は新たな銀の輝きを手に入れた】
【VS『銀忌邪竜アイガイニビル』「シツコイ!!!」
ドラゴンブレス
─『竜の殺息』ッ!】
【間隙開けずに放たれた劫火が、新生した竜を焼き尽くす。銀の邪竜は避けられない、防げない】
【何故なら、此れもまた太陽の化身と言える竜の炎なのだから。太陽の化身とされる古龍の美に惹かれたモノには、決して防げない──!!】 - 195〈ツッコミ担当〉森導師◆4RtBX/LaMY23/02/09(木) 22:32:52
立て乙です
- 196魔法少女Nemesis23/02/09(木) 22:33:03
立て乙です!
- 197騒々神◆yWIILKg62E23/02/09(木) 22:33:15
- 198内気な極東以下略改め〈自在剣〉23/02/09(木) 22:33:33
立て乙です!
- 199雷精竜◆xSpc7yy5XY23/02/09(木) 22:33:40
>>193乙です
- 200黒檀の魔女23/02/09(木) 22:33:43
立て乙です