- 1123/02/11(土) 18:48:49
サンジは"黒色のナニカ"を体内に取り込んだ瞬間、口、鼻、しまいには目と言った、通常ならあり得ない場所から血を体外へと放出して行く。
ルフィ『おいサンジ!!!しっかりしろ!!!死ぬな!!!』
ゾロ『もういいだろルフィ・・・・・・グル眉は此処までだ・・・・・・』
ルフィ『ぞ、ゾロ!!でも・・・・・・・』
ウソップ『ルフィ・・・・・・人の心配・・・・・・してる場合じゃねェだろ?』
ルフィ『ッ・・・・・・・・・・お、おう・・・そうだな・・・・・・』
ウソップの言う通りだ。次はおれの番・・・・・・もし・・・・・・もしコレを乗り越えられたら・・・・・・・・・後で上手い肉をたらふく食べよう・・・・・・そう心の中で思い・・・・・・おれは目の前に置かれている平皿・・・・・・その上に乗せられている黒色の"ナニカ"を体内に取り込んだ。
すると、おれの後ろに居る紅白柄の頭をした幼馴染が後ろから飛びついてくる。
ウタ『る、ルフィ!!!どう?どうどう?美味しい?私の""手作りチョコ""!!!』
おれは掠れゆく意識を必死に留め満面の笑みで答える。
ルフィ『お、おう・・・・・・う、うま、美味かっ・・・・・・う"っ"!!!!??ハァ・・・ハァ・・・美味かった!!!!』
ウタ『ホント!!!??じゃあ〜♡はい!』
ルフィ『・・・・・・・・・・・・え?なんだ?これ?』
ウタ『何って・・・・・・おかわり!ルフィの為にたっくさんチョコ作って来たから全部食べてね!今此処で・・・・・・』
あ・・・・・・この顔・・・・・・嘘ついたのバレてる・・・・・・
なぜこの様な惨劇に陥っているのか、それを知るには少しばかり時を遡らなければならない。 - 2二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 18:50:20
どんだけまずいもの作ったんだよ...
- 3二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 18:50:46
料理下手ウタちゃんだ!!!
- 4二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 18:52:50
概念としては見たことあるけど実際に料理下手ウタを見るのは初めてだから新鮮!
- 5二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 18:56:12
目や鼻からの血は絵面だけならヤバい感染者の症状だよね
- 6二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:00:03
く、食ったそばからローにシャンブルズで取り出してもらえば..,
なにっバレてる... - 7二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:01:57
頭っから仲間が1人死んでるんすがね…
- 8二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:04:13
今時流行らんぞ
料理下手くそヒロインなど - 9二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:23:56
ラブコメの本質は変わらん!
- 10123/02/11(土) 19:26:01
時は二月!!学校に通う若者たちにとっては夢の時間である。それはなぜか・・・・・・
ウソップ『もうそろそろバレンタインかぁ〜!チョコ!貰えるといいな!』
サンジ『世のレディ達がおれの為に手作りチョコ作るって事か・・・・・・ふっ・・・早くこのェかなァ〜バレンタイン〜♡』
ゾロ『くっだらねェ!』
サンジ『んだと!?マリモ!?テメェもどうせ内心じゃ、くいなちゃんからの甘〜いチョコ期待してんだろッ!?』
ゾロ『するかッ!!??』
そうバレンタインがあるからである。
女子が好意を寄せる男子へとチョコを配るこの行事は正しく、男たちにとって楽園とも呼べる季節なのだ・・・・・・
がしかし、此処にその日を来るな来るなと必死に願っている若者が1人・・・・・・彼の名前はモンキーDルフィ。
ルフィ『そ、そう言や・・・・・・そ、そろそろ・・・・・・ばば、ば、バレンタインだっけ?』
ガクガクと体を震わせながら牛乳を飲み干して行く彼を見て、イツメンの男子達は不思議に思う。
ロー『どうした麦わら屋?なににそんな怯えてる?』
ルフィ『お、おび!!おびおび!!!怯えてねェし!!!おれはただ・・・・・・・』
ウタ『ルフィ〜?居る〜?』
ルフィ『ぎゃあぁぁぁぁーーーー!!!!!!!???居ない!!!居ない居ない居ない居ない居ない!!!
ルフィは縮こまり、まるで産まれたての子鹿が如く震え始めました。 - 11二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:27:26
なぜ恋する乙女同士のプリンちゃんと一緒に作らなかったんだ…!
- 12二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:37:03
『』といつものチェリーボーイ組が出てくると、あっ君かぁ!ってなる
- 13二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:37:43
現パロにすることでルフィの毒耐性を消し去る見事な手腕だ…
- 14二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:38:52
待て、サンジがルフィより先にウタのチョコを食べるか分からないから、プリンちゃんもクソ下手な可能性が...
- 15123/02/11(土) 19:43:57
怯えるルフィを見て仲間たちは驚愕した。
一体何ビビってっんだ?
何故ウタが来た途端に震え出す?
このクソ野郎!!そう言えばウタちゃんからチョコ貰えるんじゃねェか!!!
麦わら屋の弁当美味そうだな・・・・・・
各人が様々な思考を巡らせる中、堂々ウタはルフィの姿を捉えます。
ウタ『あ!ルフィ・・・・・・って、何やってんの?』
ルフィ『い、いや、その、コレは・・・・・・ですね・・・じ、爺ちゃんが来た時のおれの真似!!!』
ウタ『あっ!確かに似てる!』
ルフィ『し、ししし!だ、だろ?じゃ、じゃあおれちょっとトイレに・・・』
どうにか彼女から逃げ延びようとしたルフィだったが、時既に遅し。ウタの右手は彼の学ランの袖を掴んで離さない。
そしてウタはニッコリと微笑みながら口を開く。
ウタ『ねぇ!ルフィ!今年はどんなチョコが・・・』
ルフィ『あ"ーーーーー!!!!あ"!!あ"ーーーー!!!!聞こえねェ!!!おれにはなんも聞こえねェぞ!!!!!??』
その時ゾロとウソップは察した。
ゾロ・ウソップ((あ・・・・・・ウタって料理下手くそなんだ・・・・・・)) - 16二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:45:20
なんか1人だけ弁当の事考えてる奴いなかった?
- 17123/02/11(土) 20:01:53
ウタ『ねぇルフィ・・・・・・もしかして私のチョコが食えないっての?』
チョコの話を持ち出した途端に逃げようとするルフィを見て、ウタは問いただす・・・・・・と言うか脅しをかけます。彼女の表情からは破壊の限りを尽くす魔王と同レベルの狂気を感じ取る事ができ、ルフィは恐怖のあまり再度体をガクガクと震えあがらせています。
ルフィ『い、いや・・・あの・・・なんか最近腹の調子が悪くて・・・・・・』
苦し紛れの言い訳をするルフィ。ハッキリ言って悪手・・・
ウタ『え?そうなの!?わかったよ!ルフィ!』
ルフィ『え?お、おう!悪りィなウタ!そう言う訳だから今年は・・・』
ウタ『じゃあチョコの中にビタミンBとかカロナールとか!あとは〜・・・あっ!そうだ!風邪には梅干しがいいって保険の先生が・・・』
ルフィ『あ"ーーーーーー!!!!!!!治った!!!!!い、今治った!!!!!!だからせめて普通のチョコくれ!!!!!普通の!!!!!』
極めて苦肉の策だったが、ルフィは甘んじてウタの手作りチョコを受け取る事にしたのだ。
ウタ『え!?う、うん!わかった!!!ルフィの為に私頑張るからね!!!』
ルフィ『お、おう・・・・・・』
体の色が灰色へと染まり行くルフィを見て、ゾロとウソップはご愁傷様と心の中で囁いた。
がしかし、それで終わりでは無く・・・・・・先程から大声で叫び散らかしていたルフィの声は、呼んではイケナイ3人をこの場へ導いてしまった・・・・・・ - 18123/02/11(土) 20:32:01
- 19123/02/11(土) 20:33:05
ウタ『ねぇ!3人もバレンタインチョコ作るよね!!!』
くいな『え、えっと・・・』
カヤ『ソレは・・・まぁ・・・』
プリン『は、はい!!!』
3人の返事を聞くとウタは目を輝かせ、悪魔の提案をします。
ウタ『じゃあさ!!!4人で一緒に作ろうよ!!!どうせ相手は分かってるんだし!!!』
くいな『え!?いいの!?』
カヤ『喜んで!!!!!』
プリン『わ、私も一緒に作りたい!!!』
ウタ『はい!決まり!!!と言う事で明日5人は調理室に来てね!それじゃあ!!!』
ルフィ・ゾロ・ウソップ『『『ちょっと待てェー!!!!!!!!』』』
ロー『おい!!!おれを巻き込むなッ!!!!』
こうしてウタ、くいな、カヤ、そしてプリンの4人は共にチョコを作る事となったのです。 - 20二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 20:36:04
チェリーボーイ組の相手登場って地味に初めてじゃねえか?
- 21二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 20:38:06
初めてだと思う
- 22二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 20:40:02
- 23二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:24:09
手順が99%完璧でも残り1%でマズくなる可能性があるのが料理だから…
- 24二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:25:17
流石にプリンは大丈夫だと思うが
- 25123/02/11(土) 22:28:25
翌日
誰も居ない調理室。そこに鎮座するはルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、そしてトラ男の5人。
ルフィ『ししし!』
ゾロ『ふっ!』
ウソップ『はは!』
意外にも涼しげな表情を浮かべるルフィ、ゾロ、ウソップ。そんな3人を見てサンジは嘆く。
サンジ『ふっ!テメェらはいいよなぁ・・・毎年の如くあんっな可愛らしいレディ達からチョコ貰えるんだから・・・』
ルフィ・ゾロ・ウソップ『『『いい訳あるかぁーーーーーー!!!!!!!!!!』』』
サンジ『えっ!?あ、あの?』
それに対しルフィ、ゾロ、ウソップは心の底から叫び散らかします。
ルフィ『お前あんのか!!!!チョコだと思って食ったもんから薬と納豆が混ざった様な味がした事!!!??』
ゾロ『テメェ!!!!!こちとら毎年毎年死にかけてんだぞ!!!!??』
ウソップ『今すぐおれらに謝罪しろぉーーー!!!??このメルヘン眉毛ッ!!!!!』
サンジ『え・・・あ・・・・・・は、はい・・・な、なんか・・・すんません・・・・・・』 - 26二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:31:40
果たして現実で毒の耐性をつける必要はありましたか?
- 27二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:32:35
冒頭でサンジが死んだあたり、プリンも飯下手か、ウタが変なアレンジ加えたんだろうな...
- 28二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:33:38
相手がわかってないのに巻き込まれるトラ男が可哀想だとは思わんのか!相手いないのも可哀想だけど!
- 29二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:35:43
しょうがねえだろローだけいい感じになれそうな女の子いないんだから
ロッキーポート事件で何かフラグある女の子生えてくるといいな - 30二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:42:32
せやな
- 31123/02/11(土) 22:53:03
どうやら3人は毎年の如くバレンタインチョコを貰っては三途の川を渡りかけていたらしい。
ともなれば先程の涼しげな顔も、チョコを貰える嬉しさから来るものでは無く、もう逃げ場など無いから覚悟を決めた!!と言う諦めから来る顔だったのだろう。
そんな事をトラ男とサンジが理解し始めたその時・・・・・・
ガラッ!!!と言う大きな音と共に調理室の扉は開かれた。
ウタ『お待たせ〜!待った?』
ルフィ『い、いや!全然待ってないですけども!?』
明らかに声が震えているルフィは、その恐怖心からか口調その物が変化してしまった。
ウタ『ふふふ!!!そっか!!!!!!』
ウタは、ルフィにしては珍しく気の利いた言葉を言うものだと少し感心していた。
がしかし、それとは別に自分のチョコに対し恐怖心を抱いている事も理解していた為、目に物を見せてやると気合いを入れ直した。
ウタ『よし!それじゃあ、それぞれ自分がチョコを渡したい人の前に立ってね!!!あっ!トラ男くんの分はちゃんと用意してあるから大丈夫だよ!』
ロー『ふっ・・・・・そうか・・・』
トラ男は、来てよかった!と内心思った。
そしてそんなトラ男を見てルフィ、ゾロ、ウソップは・・・
ルフィ・ゾロ・ウソップ(((あ、アイツ死んだな・・・・・・)))
と思った。 - 32二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 23:10:04
どうして最大被害を喰らってるんだロンリーロー!!!
- 33二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 00:35:12
劇物×3つ貰うことになるのかトラ男は…墓は作っておくぞ
- 34123/02/12(日) 01:39:45
完璧に役者が揃い、女子は男子へとチョコを手渡す。
ウタ『はい!ルフィ!今年は力作だからね!』
ルフィ『お、おう!(エース・・・サボ・・・爺ちゃん・・・・・・元気でな・・・)』
くいな『ん!』
ゾロ『あ、ありがとう・・・(なんか・・・このチョコ重くねェか?)』
カヤ『ウソップさん!どうぞ!』
ウソップ『おう!毎年悪りィな!カヤ!(ふっ・・・おいおい・・・このウソップ様も堂々年貢の納め時ってか?)』
プリン『ほ、ほら!!喜べサンジ!!!い、言っとくけどギリだからな!!!ホント正真正銘のギリだか・・・』
サンジ『ギリでも凄く嬉しいよ!ありがとう!プリンちゃん!』
プリン『は、はぁ〜!?ぎ、ギリで喜ぶとか!!!相変わらずしょっぺェ野郎だな!!!サンジ!!!さん♡』
ロー『・・・・・(確かユースタス屋も幼馴染からチョコ貰ってるとか言ってたな・・・・・・ん?もしかしておれだけか?イツメンで本命チョコ貰ってねェの・・・・・・・・・・・・・・・)』
こうして各人の手元にチョコは受け渡され、そのまま平和的に1日を締め括れると思ったその瞬間・・・・・・またしてもウタから悪魔の提案が持ち出されてしまう。
ウタ『よし!みんなチョコは貰ったよね!!!じゃ〜あ〜・・・・・・早速実食コーナー行ってみよう!!!』
ルフィ・ゾロ・ウソップ『『『ちょっと待てェーーーーーーーー!!!!!!!!???』』』 - 35123/02/12(日) 02:05:54
3人の男子が叫ぶとウタはわざとらしく落ち込んで見せる。
ウタ『え・・・・・・ま、まさか・・・食べて・・・くれないの?るふぃ・・・・・・』
ルフィ『い"っ"!!?いや!!ちゃんと食うって!!!』
瞳をうるうるとさせ訴え掛けて来るウタ。こうなってはルフィに逃げ場は無い。
ウタ『そっか!じゃあお皿出すね!!待ってて!!』
ルフィ『は、はは、ははは・・・楽しみだなぁ・・・・・・』
ルフィの体は再び灰色へと染まって行く。
そしてそんな中ゾロとウソップの方はと言うと・・・・・・
くいな『ゾロ?食べるわよね?勿論・・・今・・・ここで・・・・・・』
カヤ『ウソップさん・・・私・・・・・・ウソップさんを失いたく無いんです!!!だから・・・・・・だからどうか返答には気をつけて下さい♪』
ゾロ・ウソップ『『あ・・・・・・はい食べます・・・・・・』』
一方は鞘から刀を抜刀仕掛けており、更に一方では目のハイライトを完璧に消しさりながら聞いて来る始末・・・ハッキリ言って脅しである。逃げたらお前の見る月は今日限りだぞ?と言った脅しなのである。流石のゾロとウソップもコレには従う他なかった。
そして3人が覚悟を決めチョコを食べよう決心する中・・・・・・1人だけ空気にハートマークを出している者が・・・・・・
そう
サンジ『プリンちゃん!おれも今食べていいかい?』
プリン『は、はぁ!?一々そんな事聞いてくんじゃねェ!!!好きにしやがれ!!!サンジ!!!さん♡』
プリンのその言葉を聞き、チョコを口の中へと運ぶサンジ。その瞬間ルフィ、ゾロ、ウソップは思った・・・・・・と言うか気になった・・・・・・一体プリンの作ったチョコはどんな激物なのだろうと・・・・・・ - 36二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 02:22:13
ビッグマムの家でお菓子作ると毒になるとか下手したら殺されそう
- 37二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 09:20:02
自分の作ったチョコが劇物である事に気づいてるのに何故作り直さない...!
愛を試してるのかな? - 38二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 14:01:02
なんでウタってこんなに料理できない概念が似合うんだろう
- 39二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 14:14:03
それで>>1に繋がるのか…
- 40二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 17:56:42
おかしいだろ質量の都合上・・・
- 41二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 17:58:57
プリンちゃんはね...流石にね...?
- 42123/02/12(日) 20:14:53
- 43123/02/12(日) 20:15:34
ウタ『よかったね!プリンちゃん!』
プリン『・・・・・・・・・・』
ウタ『ん?プリンちゃん?』
プリン『!!!!!!』
ボッ!!!と言う火の音と共にプリンは前方へと倒れてしまう。恐らくは真正面からサンジの褒め言葉を受け取ってしまいキャパが崩壊したのだろう。
そして・・・・・・
ウタ『あ!サンジ!!プリンちゃん受け止めて!!』
サンジ『え?』
チョコを食べていた事により気づくのが遅れてしまったサンジの胸へとプリンはダイブしてしまった。
その瞬間・・・・・・
サンジ『ぶはっ!!!??』
唐突に美女の体と接触してしまったサンジ。前方から勢いよく倒れてきた事により、プリンの豊満な果実がサンジの胸元に直撃する。当然そんな状況化にサンジが耐えられる訳は無く、目、口、鼻、至る所から血液を体外へと放出していった。
ウタ『あ・・・・・掃除・・・どうしよ・・・』 - 44二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:22:52
別の要因でサンジが死にそうになってる...!
- 45二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:25:14
良かった
料理下手なシャーロット家はいなかったんだね... - 46二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:28:42
プリンちゃんがちゃんとチョコ作り上手くて安心したよ
- 47123/02/12(日) 20:55:14
両者共々目をハートにして倒れ込んでしまった為、プリンとサンジはコレにて脱落である。
因みにプリンとサンジはトラ男によって保健室まで運ばれました。
ウタ『よ、よし!それじゃあ気を取り直して!!!ルフィ!!!はい!!!私の手作りチョコ!!食べて!!!』
ルフィ『えっ!?』
ルフィは思った。
ルフィ(いや!!さっきのアレ見せられた後で食えるかっ!!!??)
がしかし、どれだけ泣き言を垂れようとも神は救ってはくれない。通常通りの見た目をしたウサギ型のチョコレートを見続けて数秒後・・・・・・ウタの瞳に涙が溢れて行く。
ウタ『やっぱり辞めとく?ルフィ・・・・・・』
ハッキリ言ってコレはただの嘘泣きなのだが、追い詰められたルフィにそれを見抜く事はできなかった。 - 48123/02/12(日) 21:00:57
ルフィ『い"っ!!?いやっ!!!く、食うよ!!食う食う!!!』
愛する彼女を悲しませたく無いが一心で、ルフィはそのチョコレートを体内へと取り込む。
すると・・・・・・
ルフィ『むっ!!!??むぐっ!!!??』
体の底からドクン!!!と言う危険信号が鳴り響く。
ウタ『る、ルフィ!!どう?どうどう?美味しい?私の手作りチョコ!!!』
目を輝かせて感想を聞いて来るウタ。だが、今のルフィはそれどころでは無い。昨年食べたチョコは、薬やら納豆やらの味、風味、食感がしただけで、まだ不味いで済む物だったのだが、先程ルフィが口にしたチョコからはそれとは全く違う、まるで溶けた鉄・・・・・・もっと言えば血と生クリームをミックスしたかの様な味がして、それは口内強いては体中へと一瞬にして駆け巡りルフィの意識を三途の川の麓へと誘った。
ルフィ『あ・・・・・・ガッ・・・・・・』
ウタ『ん?ルフィ?』
ルフィ『ッ!!!!!お、おう!!う、美味かっ・・・・・・う"っ"・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・美味かった!!!』
がしかし、此処で倒れてしまえば昨年までの努力が無駄となり、ウタに何をされるか分からない。それを本能で察知し、ルフィはその抜けかけた魂を現世へと呼び戻した。
がしかし
彼の苦渋な表情、そして声を聞き取りウタは気づいたのだ。
ウタ(あ・・・・・コイツ嘘ついてるな・・・・・・)
何もそれに対し怒りを覚えた訳ではない。がしかし不味いと思われたのにそれを隠し通されたとあっては毎年の事ながら負けた気がするのも事実。
だからこそ彼女は更なる爆弾を繰り出し始めたのだ。 - 49二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:04:50
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- 50二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:10:59
- 51123/02/12(日) 21:21:54
ウタ『ホント!!!??じゃあ〜♡はい♡』
ウタはコトン!とルフィの前に置かれた平皿の上にチョコレートを乗せた。
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?なんだ?コレ?』
唖然とするルフィ
ウタ『何って・・・・・・・おかわり!!ルフィの為にたっくさんチョコ作って来たから残さず食べてね!!今此処で・・・・・・』
魔王の御尊顔へと変わるウタ。
そもそもなぜそんな大量に?
てか一体どんな味なんだ?
ウタ屋のチョコ楽しみだな・・・
外野がどれだけ思考を巡らせようと、今のルフィにそれが届く事は無く、どうにかして逃げなければと考えた少年は椅子から立ち上がりトイレをへと向かおうとした・・・・・・のだが・・・・・・
ルフィ『もごっ!!!!??』
すんでの所でウタに押さえつけられ、そのブラックマターとも言えるチョコレートを無理矢理に口の中へと押し込まれた。
ウタ『ほら!!ルフィ!!どうしたの!!?昨日の肉じゃがみたいにもっとバクバク食べてもいいんだよ!!!!!』
ルフィ『ムゴっ!!?もごっ!!!??もごもごもごっ!!!!??むぅーーーー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
ウタ『ふぅ〜・・・・・・よし!!!』
幾つもの激物を一気に口内へと押し込まれ気絶したルフィを横目に、ウタは額に流れる汗を右手で拭き取りガッツポーズを示した。 - 52二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:35:36
鬼かよお……
良い子の皆はお菓子を作るときには分量と手順を遵守するんだぞ - 53二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 22:31:34
トラ男だけ非リアで可哀想
尾田っちトラ男にも相手用意して上げて♡
え?ベポ? - 54二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 22:46:59
昨日の肉じゃがみたいにって事はサラッと晩御飯一緒に食べてるし、あとバクバク食ってたって事は普通の料理なら上手く作れるのかな?
- 55二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 23:14:33
可哀想なルフィ…
ひとえにお前が………頑張れよ…… - 56二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 00:41:01
ハピバ!
- 57二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 09:35:17
救急車ーーー!!!
- 58二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 15:24:41
医者ーーー!!!!
- 59123/02/13(月) 22:54:04
ルフィ(・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?此処は・・・・・・何処だ?)
ルフィ(おれは一体・・・・・・・・・・・)
???『・・・・・・きて・・・フィ』
ルフィ(ん?誰かが・・・・・・呼んでる?)
???『ルフィ!!!起きて!!!』
ルフィ『ウタ!?・・・・・・・・・・・え?』
ウタの声により暗闇の世界から舞い戻ったルフィ。彼がまず最初目にしたものはウタの顔。いつも通りな顔立ちの彼女を見てルフィは安堵する。
そして次に目に入った物は、口から血をボタボタと垂らし机に突っ伏しているゾロと、同じく口から黄色の糸の様な物を吐き出しているウソップ。
ルフィ『なっ!?と、トラ男!!!??』
そして最後にその全てを口から吐き出しているトラ男。
正しく地獄絵図と言う言葉がお似合いなこの状況。何故こうなったのか?一体何が?おれはどのくらい意識を失っていた?あまりにも状況が理解できなくてルフィは柄にも無く思考を巡らせていた。
ウタ『ルフィ・・・教えてあげる・・・・・・一体何があったのか・・・・・・』
とそんな時・・・・・・・何があってこの様な状況になったのか、その経緯をウタが話し始める。 - 60二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:23:45
確かに
- 61二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:25:53
歌姫、美味しくなるよう努力することを教える
- 62123/02/13(月) 23:47:44
ウタ『コレ・・・・・・』
ウタはそう言うと、手裏剣型のチョコと、ハート型のホワイトチョコを差し出した。
ルフィ『な!?なんだよ!?さっきチョコは全部食べだろ!?』
ルフィはそのチョコをウタが作った手作りチョコだと思い顔を青ざめる。
ウタ『いや・・・ルフィ?このチョコ私のじゃない・・・・・・』
ルフィ『え?じゃ、じゃあ一体誰の・・・』
ウタ『くいなちゃんとカヤちゃんの・・・・・』
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・・』
その瞬間ルフィはゾロとウソップ、そしてその2人の目の前で小首を傾げているくいなとカヤを見て全てを理解した。
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何が入ってたんだ?そのチョコ?』
ウタ『・・・・・・・・・・・手裏剣と髪の毛・・・・・・』
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
ウタ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
それは数分前・・・・・・ルフィがまだ気絶している最中の話である・・・ - 63二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:53:01
髪の毛は分からなくもないけど手裏剣てw
- 64二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:54:51
手裏剣が入ってるって…銀○かよ
- 65二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:58:46
ローの口の中が大惨事…
- 66123/02/14(火) 00:13:13
ゾロ『・・・・・・・・・』
ウソップ『・・・・・・・』
差し出されたチョコを凝視するゾロとウソップ。額からは汗がダラダラと流れており、2人の精神が如何に削られているのかを物語っている。
くいな『ゾロ?食べないの?』
ゾロ『えっ!?い、いや・・・・・・なんつうか・・・・・・』
くいな『安心して?ちゃんと甘さ控えめのブラックチョコだから・・・・・・』
ゾロ『そ、そうか・・・・・・』
ゾロは思った。
ゾロ(いや待てェ!!!甘さ控えめとか以前に・・・・・・なんか重てェぞ!!!?このチョコ!!!一体どうなってんだ!!??)
ゾロは今まで生きて来た人生の中で1位2位を争うレベルの恐怖心を感じていた。それは本能が、このチョコは普通じゃないと訴えかけて来るからだ。
がしかし、そんなゾロの心情などくいなに伝わる訳も無く、無情にもそのチョコの製作者である彼女は、いつまでたってもチョコレートを口に運ばないゾロに刀を向けニコリと微笑む。
ゾロ『い"っ"!?わ、わかった・・・・・・ふぅ・・・・・・あー!!ん!!』
覚悟・・・・・・と言うか切られるならまだ食った方が生き残る可能性が高いと言う賭けに出たゾロは目の前に置かれている手裏剣型のチョコを頬張った。するとその瞬間・・・・・・
ゾロ『んっ!!!!!???』
バリッ!!!!と言う音が脳内に響き渡った。 - 67二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:14:20
- 68二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:15:24
髪の毛はまだしも手裏剣は脳に刺さらないか?
- 69二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:15:48
勝手に殺すな
- 70二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:45:17
このレスは削除されています
- 71123/02/14(火) 01:02:58
初めに口の中に広がったのはブラックチョコの味。プリンと共に作ったと言うこともあり、味加減は申し分無いレベルだ。
そして次に口を覆い尽くすのは鉄の味。どうやらくいなが作ったのは手裏剣型のチョコでは無く、本物の手裏剣をコーティングした殺人チョコだったらしい。
ゾロは次の瞬間、1.2.3のリズムに合わせて口から手裏剣と血をドバッと吐き出し、顔面を机の上に叩きつけた。
くいな『ん?ゾロ?』
それを見たくいなは不思議に思う。味はプリンと共に作ったこともあり不味い訳がない。なんなら、昔ゾロが持っていた刀の鞘に付いていた手裏剣を入れたから喜ばない筈もない。その為、血を吐き出しピクリとも動かないゾロの背中をくいなはバシッ!!!!と叩き、彼を起こそうとする。
そしてその様子を横から見ていたウソップとトラ男は驚愕していた。
ウソップ(ちょっと待てェーーーーーーー!!!!!!??あのチョコ真心ってより殺意が篭もったんだろォーーーーー!!!!!???)
ロー『あ?え??は???へ????ん?????』
ゾロ『・・・・・・・・・・・・』シ~ン!!!
コレによりゾロ脱落・・・・・・ - 72二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 05:08:20
ローガチ困惑
- 73二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 05:52:09
迫真の表情w
- 74二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 06:39:21
目の前で札人(死んでない)が起こったらそらそんな顔にもなる
- 75二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 09:38:14
せめて自分が食えるもの出そうよ……もしかしてくいなは手裏剣もいける口なのか?
- 76二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 13:29:37
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- 77二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 13:31:05
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- 78二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 13:32:13
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- 79二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 14:34:02
ウソップ!!!ロー!!!逃げろ!!!!!
- 80123/02/14(火) 21:38:49
カヤ『さぁ!ウソップさん!どうぞ!!!』
ウソップ『え!?あ、あぁ!!!』
ゾロの実食に気を取られて居たが次はウソップの番である。因みに、カヤの瞳にハイライトが灯っていない所を見るに、彼に食べる以外の選択肢はない。
ウソップ(あ、慌てるなぁ!キャプテンウソップ!!去年だってなんだかんだでタタババスコ程度ですんだんだ!!!今年が死場所とは限らねェぞ!!!)
そう無理矢理己に言い聞かせ、ウソップはカヤの手作りチョコを口内へと放り込んだ。
ウソップ『ん!!!!!??』
パリッと言う音と共にハート型のチョコを噛み砕くいたウソップ。去年とは違いしっかりとしたチョコの風味が口いっぱいに広がりウソップは安堵する。やはり今年は共同で作った事もあり特に妙なものを入れる事は出来ない・・・・・・・・・・・
かに思われたが・・・・・・・・・・・
カヤ『んふふ・・・・・・』
ウソップ『ん"!!!!!!!???』
カヤが不敵に微笑んだ瞬間、ジャリッと言う音が脳内に響き渡たった。 - 81二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 21:45:26
あぁ、黄色い糸のようなものってそういう…
- 82123/02/14(火) 22:05:23
口の中でチョコがドロッと溶け始めあとは飲み込むのみ・・・・・・・の筈がどうしてか喉を通らない。それはチョコに入った糸状の物が噛みきれない為である。
ウソップ『な、なんだ!?コレ!!?』
カヤ『あっ!ダメですよ?ウソップ!!ちゃんと全部食べてください!!』
ウソップ『むごっ!?』
ウソップがチョコに混入した異物を取り除こうとするも、それをカヤは不適な笑みと共に阻止して来る。剰え皿に残ったチョコを無理矢理口の中に押し込んでくる始末だ。
何がなんだかわからないと言った顔を浮かべるウソップに対しカヤは囁く。
カヤ『ねぇウソップさん?』
カヤ『この間・・・・・・クラスの女の子とプールに行ったって・・・・・・本当ですか?いや、本当ですよね?』
ウソップは恐怖のあまり体をガクガクと震わせながら、顔から汗をダラダラと流している。もはや彼の意識の鎖は引きちぎれる寸前である。
そしてそんなウソップに追い打ちをかける様にしてカヤは囁いた・・・・・・
カヤ『イケナイ人・・・・・・ダメじゃないですかぁ・・・・・・』
ウソップ『ふぅ!!!!??ふぅ!!!!!??』
カヤ『私以外を見ちゃぁ・・・・・・』
ウソップ『こひゅーー!!!??こひゅーー!!!??』
カヤ『ねぇ・・・・・・ウソップ・・・・・・さん・・・・・・』
ウソップ『・・・・・・・・・・・・・』シ~ン!!
ロー『あ・・・・・・あ・・・・・・あぁ・・・・・・・・・くそっ!!』
トラ男はそのあまりに異質な光景を目の当たりにして、調理室から直ちに撤退しようとするも、くいなとカヤに両肩をガシッ!!!と掴まれ次の瞬間には視界が暗転してしまった。
コレによりウソップ、トラ男共に脱落 - 83二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:11:34
トラ男がなにしたってんだ!
- 84二次元好き匿名さん23/02/14(火) 22:15:52
可哀想なトラ男…ひとえに…何がいけなかったんだ…
- 85二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:16:22
ウター!くいなー!カヤー!何やってんだお前ーー!!!
- 86二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:42:13
- 87123/02/14(火) 22:49:21
ウタ『て言う事があってね・・・・・・はぁ・・・・・・くいなもカヤちゃんも何もアソコまでやらなくても・・・・・・』
目の前に広がる惨劇の経緯を話し終えると、ウタは額に手を当てため息を溢す。
ルフィ『って!!!いやいやいやいや!!!!トラ男の口ん中お前のチョコも入ってじゃねェかッ!!!!??すっとぼけんな!!!!!』
ウタ『あ"?』
ルフィ『い"っ"!!!!??』
ウタの顔が魔王のソレへと変貌を遂げる。その瞬間ルフィは後悔した。口走りすぎたと・・・・・・
ウタ『そもそもさぁ〜・・・・・・』
ウタはルフィの背中へと周り両腕を彼の肩へと通した。
がしかし問題はそこではない。
ルフィ『う、ウタ?こ、コレは一体・・・・・・』
ウタ『は?何ってそんなん・・・・・・アンタが残したチョコレートだけど?』
回された手には、先程自分が食べていたチョコレートが握られており、ウタはそれを早く食べろと言わんがばかしに口へと押し当てて来る。
ルフィ『あ・・・・・・あ・・・・・・ッ!!!!!!』 - 88123/02/14(火) 23:07:37
このままでは本当に命が危ういと思ったルフィは、恥を捨てこの調理室からの脱出を試みる・・・・・・
がしかし、すんでの所でウタに取り押さえられてしまい、ルフィはあっという間に絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
ウタ『ほらルフィ!!!食べて!!!私のチョコ!!!美味しいよね!!!ちゃんと食べて!!!!!』
迫り来るウタ。手には殺人チョコレート。逃げ場もなく助けも来ない。その事実にルフィはただ己の死を待ちながら叫ぶ事しかできなかった。
ルフィ『あ・・・・・・あぁ・・・・・・あぁ!!!あーーーーーーーー!!!!!!!!!』
ルフィ『うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!?????って・・・・・・あれ?』
目を覚ますとルフィはサニー号の寝室に居た。どうやら先程までの光景は全て、悪い夢だったらしい。
ルフィ『・・・・・・・・・・・・・ん!!!??ま、待てよ!!!!??』
がしかし、先程の出来事が夢であったとしても確実に起こりえないとは限らない。そして此処で最も重要なのは、その夢の中で出てきた当事者が近日この船へと来てしまう事・・・・・・
そんな夢の中に出てきた人物とは・・・・・・
ルフィ『そ、そう言や昨日・・・・・・ウタの奴・・・・・・サニー号に遊びに来るとか・・・・・・言ってなかったか・・・・・・』
そう。ウタである。別段彼女は遊び来ると言っただけであり、決してチョコを渡したいなどとは言っていないのだが、今の若き海賊王にそんな事はどうでもよかったのだ。
因みにこの後、ルフィは全力の見聞殺しと共に皆の前から一時的に姿を眩ませる事となるのだが、それはまた別のお話・・・・・・
お・し・ま・い!! - 89二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 23:10:11
あぁ...あっちの冒頭はそういう...
- 90二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 23:21:29
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- 91二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 02:04:51
乙でした!
実際ウタは料理上手いのか下手なのか