- 1121/11/13(土) 11:00:43もし200までいったら管理人ちゃんとの恋愛ss書くよ|あにまん掲示板いかないけどねbbs.animanch.com
こちらのスレで200までいったので管理人ちゃんのss書きました
お手柔らかにお願いします
- 2二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:01:59
待ってた
- 3121/11/13(土) 11:02:41
最後に誤字脱字の確認だけさせてくださいね
- 4二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:02:47
しゃあっ
- 5二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:03:12
楽しみ‼︎
- 6二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:05:15
期待
- 7121/11/13(土) 11:06:31
貼ります
- 8121/11/13(土) 11:09:18
- 9二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:09:53
「」の文末に。を入れるな!
- 10121/11/13(土) 11:10:12
ごめんなさい…
- 11121/11/13(土) 11:13:41
管理人『……!』
私「これって…?」
管理人『あっ…いや…その…』
私「あにまん掲示板…私も漫画好きだから知ってるよ。たまに見てる。」
管理人『え…?いや、あんなの見たらダメ…』
私「…ていうかもう夜なのに寝ないの?」
管理人『ッ…!』
管理人『…れないんですよ…!』
私「…?」
管理人『私が、ずっと監視しておかないと喧嘩だらけで眠れないんです!』 - 12121/11/13(土) 11:14:23
どうやら私は逆鱗に触れてしまったらしい。管理人ちゃんはいつもより何倍も大きな声を出した。
管理人『あ…大きな声出してごめんなさい…』
私「ねぇ…何か辛い事があるの?大丈夫?」
私「こんな時間にも一人で監視しなきゃいけないなんて、おかしい!それじゃあ管理人ちゃんの体がもたないよ!」
管理人『……。』
私「何があったか教えて」
管理人『少し長くなりますけど聞いてくれますか』
管理人ちゃんの真剣な表情に私は少しだけ狼狽えてしまった。 - 13121/11/13(土) 11:14:47
管理人『私は、漫画が好きです。アニメが好きです。そしてそれをみんなで語るのが好きです』
管理人『だからこそ、あにまん掲示板を作った』
管理人『みんなが好きな漫画やアニメについて平和に話す。それが私の理想でした』
管理人『なのに…』
管理人『利用者が変態ばっかりなんです!』
私「ええ…?」 - 14二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:15:21
>>13正直残当
- 15121/11/13(土) 11:15:36
まさかの予想外の言葉に思わず間抜けな声を出してしまった。
管理人『漫画やアニメを語るはずが、性癖だの曇らせだの変態ばっかりなんです!』
管理人『ホラーも苦手なのに怖い画像とか貼るし、二次元関係ない話の方が盛り上がるし!漫画とアニメの話をしてください!』
私「…でもそれって初期の話じゃ…?」
最近のあにまん掲示板は初期とは少しだけ雰囲気が違う。少なくとも私はそう思う。
管理人『そう…今思えばむしろあれはまだ良かった』 - 16121/11/13(土) 11:16:15
管理人『最近、あにまん掲示板は荒れるようになりましたよね』
管理人『当然、荒れたスレを放置したりしてはいけません。それは管理人としてあるまじき行為です』
管理人『ただ、毎日…毎日荒れたスレの暴言を見る度に私の心は廃れていきました…』
管理人『私が理想としていた漫画やアニメを語る場所は、もはやここにはありませんでした』
管理人『皆が喧嘩してる姿を毎日見るのは辛いんです…。暴言が飛び交う場所になるぐらいなら…こんな掲示板作らなきゃ良かった!』
私「……。」
あまりの悲痛な叫びに私は上手い返しが思いつかなかった。
管理人『私は…ただ漫画やアニメをみんなで語りたかっただけなのに…!』
私なんかにそんな大きな問題の解決は出来ないが、それでも涙を流す管理人ちゃんを放っておけるほど私は薄情では無かった。
私「ほんとに…ほんとにそうかな?」 - 17121/11/13(土) 11:16:49
管理人『……?』
私「確かに荒れたスレが無いわけじゃない。それを抑える為に寝ずに頑張ってる管理人ちゃんは凄いと思う」
私「でも、私はそれが正しいとは思わない」
管理人『……。』
私「管理人ちゃんがもし、頑張りすぎて倒れたら本末転倒だよね。管理人ちゃんには言ってなかったけど私、管理人ちゃんが最近体調悪そうで心配だったから今回お泊まりの企画したんだ」
管理人『そうだったんですか…。』
私「それにさ、今の管理人ちゃんは少し悪い所ばかり見過ぎてるんじゃないのかな?」
管理人『え…?』 - 18121/11/13(土) 11:17:15
二次元好きの匿名さん21/11/13 02:02:10
色々言われてるけど俺はヒロアカが語れるだけでここに来て良かったと思うよ
二次元好きの匿名さん21/11/13 03:00:43
他のまとめじゃワンピは叩かれるんだけどここはされないから居心地が良い
私「ほら、感謝してる人もいるじゃん。」
管理人『……』 - 19121/11/13(土) 11:17:47
私「私と管理人ちゃんが仲良くなったのって何でか覚えてる?」
管理人『え…?』
私「管理人ちゃん、私が漫画読んでる時声掛けてくれたよね」
私「あの時、私ビックリしたんだ。話してるうちにこんなに漫画やアニメに詳しい人いるんだって」
管理人『それは…。』
私「その後、色んな漫画やアニメの話して私達仲良くなったよね」
私「私、あの時好きな漫画やアニメの話出来て楽しかった。管理人ちゃんはきっとそんな気持ちをみんなにも分け合いたくて掲示板を作ったんじゃないかな?」
管理人『でも今のあにまんは…』
私「さっきも言ったけど、今の管理人ちゃんは悪い所ばかり見えてる」
私「だからさ、良い所にも目も向けようよ。どちらかの面しか見ないのは良くないよ」
私「ほら、今日は何曜日か分かる?」
管理人『ん…?今は月曜の夜、あ…!』
私「そう!少年ジャンプの発売日だよ!」 - 20121/11/13(土) 11:18:22
今週のワンピやばくね?
二次元好きの匿名さん21/11/15 01:51:03
サンジ…
ヒロアカ感想スレ
二次元好きの匿名さん21/11/15 01:52:29
ヒロアカは相変わらず画力がやべぇな
今週の若がエッチすぎる
二次元好きの匿名さん21/11/15 01:55:13
いつもでは? - 21121/11/13(土) 11:20:09
私「これは…管理人ちゃんの理想とした場所じゃないの?」
管理人『……』
私「気持ちがしんどい時って悪い所ばかり見ちゃうよね。でも、今ならちゃんと良い所も見えるでしょ?」
管理人『そうだ…、私はこうやって好きに語れる場所を私は目指してたんだ…』
私「掲示板だからさ、自分の予想外の事が起こる事はあるよね。」
私「色んな楽しみ方があっても良いと思うよ私は。一つだけじゃつまらないよ!」
管理人『…そうですね』
管理人『私…そんな事にすら気付かないなんて馬鹿ですね…』
私「ちょっと…!泣かないでよ…私そんなつもりで言ったわけじゃ…」
管理人『でも、ありがとう。貴方のおかげで大事な事に気付けた気がします』
そう…その泣いてる顔よりも私は笑顔が見たかったんだ。管理人ちゃん、私はその笑顔が大好きだよ…その為なら何だって…。
私(…って私は何を考えてるんだ…?)
管理人『よーし、そう思ったら張り切って来ました!まとめ作業に入ります!』
私「あ、ちょっと休まなきゃだめー!」
まだ管理人ちゃんが頑張りすぎるのは何とか出来そうにはない…。
終わり - 22二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:21:01
感動した
- 23二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:21:30
良いね……
- 24121/11/13(土) 11:22:25
数時間で書いたので短めでごめんなさい
細かいSSのルールとかは間違ってるかもしれませんが優しい目で見てもらえるとありがたいです - 25121/11/13(土) 11:24:48
「」の文末に。は駄目なのは知りませんでした
おかげで気付く事が出来たので感謝です
ご指摘されてからはしっかり消しました - 26二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:24:54
カンシコ警察だ!👮🏻🚓🚨
面白かったので失礼する🚓💨 - 27二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:32:52
凄く良いよ!
二人の関係性がいいね👍 - 28二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:35:59
休みの日にいいもの読めたわ
スレ主さんはお疲れ様! - 29二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:38:19
たぶん三点リーダーを指摘する人がいる……
それはそれでお疲れ! - 30二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:41:14
おつおつ!素晴らしいSSだったよ!
おかわり!! - 31二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:46:10
お疲れ様!
お疲れのところゴメンだけど新作期待してる!
ありがとね! - 32二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:47:02
面白かったです
- 33二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:52:13
泊まりに来て夜遅くまで作業している
管理人ちゃんに気付く導入はいいですねー
好きな展開です
スレ主さんはお疲れ様です
面白かったです ありがとう‼︎ - 34二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 11:57:49
世界滅ぼそうと思ったけど良いものが見れたので失礼する
- 35二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 13:50:26
管理人ちゃんカウンセリングSSで草
- 36二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 14:00:08
若は毎週エッチだもんね、仕方ないね
- 37二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 15:03:59
恋愛SSと聞いて下劣な想像をしながらスレを開いたら普通に良い話で自分の心の汚れ具合に泣いた
- 38121/11/13(土) 16:58:00
ちょっとだけ続き書きました
- 39二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 17:07:04
楽しみ
- 40121/11/13(土) 17:09:01
あれ以来管理人ちゃんの顔色が前より良くなった気がする。
もし私が少しでも役に立てたのなら嬉しい。
私「おはよう、管理人ちゃん」
管理人『おはようございます! え? 髪を切ったんですか……?』
私「まあ、ちょっとした気まぐれだよ」
管理人『前の肩にかかるくらいの長さも良かったですけど今ぐらいの長さも似合ってますよ!』
管理人『私は年中変わらないのでそういうバッサリとしたイメチェンも羨ましいです』
私「うーん……」
理由は分からないけど最近管理人ちゃんをいつもより可愛いと思うようになった。
私「私からしたら管理人ちゃんの方が最近変わったと思うんだけどなぁ……」
私「ねぇ、ほんとにメイクとか一切変えてないの?」
管理人『私は全くいつも通りですよ?』
そんなはずは……あのお泊まり以降管理人ちゃんは明るくなった。
でも変わったのは内面だけじゃない気がする。でも本人は何も変えてないって言う。
まさか…ね。
私「ねえ……今日この後時間ある?一緒にご飯を食べに行きたいんだけど」 - 41121/11/13(土) 17:09:39
管理人『あ、ごめんなさい。今日は予定があって……』
え?
こんな事初めてだった。今まで管理人ちゃんは私の誘いに断った事なんて無かった。
管理人ちゃんは所謂オタク的な人間だから友達は多くない。当然彼氏だっていなかった。
だから毎回誘いに了承してくれた。
お泊まりだって本当はそこまで管理人ちゃんは積極的じゃなかったはずなのに。
お人好しだから断れない所を利用して私が心配だから無理に企画した。
私(私……まさか嫌がられてる?) - 42121/11/13(土) 17:10:29
真偽がどうであれ一度悪い事を考えたら止まらなくなるのが人間だ。
いやでも私そんなつもりじゃ
だって本気で心配で
でも管理人ちゃんは嫌がってて
それなら私離れたほうがいいのかな
でも私管理人ちゃんに嫌われたら生きてられない
ほんとにこんなはずじゃごめんなさい
それならいっそ……
管理人『大丈夫ですか?』
私「……!? あっ、ごめん……」
管理人『じゃあ、私少し用事があるので行きますね?』
私「ああ、うん。いってらっしゃい」
私、ほんとに嫌われちゃったのかな……
でも相談できる相手なんていないし……
うーん……頼りにならなさそうだけど
ダメ元で相談してみるか……
唯一の友人に嫌われたかもしれない|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/159084/このスレはこちらのスレの内容とリンクしています詳しくは事前に上のスレに目を通して貰えると助かりますメタ的な発言は出来るだけや…bbs.animanch.com - 43121/11/13(土) 17:12:07
という訳で女の子が管理人ちゃんに嫌われかもしれないと思って相談のスレを立てたみたいです
皆さんのレスの内容で話を考えていこうと思います
女の子を助けてあげてください - 44二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 17:35:07
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 17:40:15
思ってたより重い子だった…
- 46二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 22:12:07
色々な気持ちが交錯した
- 47121/11/13(土) 22:31:01
うーん…真剣な話を聞いてくれるのは嬉しいけど、今の所解決するほどの案はないなぁ……
ん…あれ?
私「ス……スレが消えた!?」
私「なんで……私は消してないのに?」
私「ん? そうか……」
私「あにまん掲示板でスレを消す権限を持っている人は一人しかいない……」
私「つまり……」
管理人『た、たいへんな事になっちゃいました……』 - 48二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 22:35:30
バレちゃった…
- 49二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:22:17
(メタ発言だけどなるほど面白い事を考えるな…)
- 50121/11/13(土) 23:36:27
管理人『遠出して買い物から帰って来たら大変な事になってます……』
管理人『だ……駄目です! 掲示板に個人情報をポンポン載せちゃ駄目です! 消させて貰います!』
管理人『にしても、友人関係は大変そうですね』
管理人『まあ、わたしにはそういうトラブルは関係無い話ですけどね!』
管理人『私達の友情はちょっとやそっとじゃ揺らぎません!』
私「終わった……」 - 51二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:37:51
管理人ちゃん有能だけど鈍感だった
- 52二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:44:22
ウワーッ!鈍感!!
- 53二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:47:45
このすれ違い草
- 54二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:52:13
なるほどー
- 55121/11/13(土) 23:52:22
私「終わった……まさかスレの内容を見られるなんて……」
私「でも、どうして消されたんだろう?」
私「まあちょっとプライベートな話はしたけど消される程では無かったのに」
私「もしかして私に対する警告……!?」
私「私のプライベートを話したら消すって」
私「ああ……また嫌われちゃったかも……」
私「もう……だめだぁ……」
管理人『あにまんで貯めたお金でプレゼントを買ってきました!』
管理人『早く驚く顔が見たいです!』
管理人『早く会いたいなぁ……!』
私「会いたくないよぉ……」
管理人『今日は最高の日ですね!』
私「今日は最悪な日だ…」
管理人『明日はまだでしょうか……!』
私「戻して……昨日に戻して……」 - 56二次元好きの匿名さん21/11/13(土) 23:54:03
(消されたそのスレ見返したかった…)
- 57二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 00:07:43
こういうすれ違い好き!!ハッピーエンドになってくれ!
- 58121/11/14(日) 00:16:33
管理人『おはようございます!』
私「おはよう……」
何だその笑顔は管理人ちゃん。
勝ち誇ったつもりか?
いつもは大好きな笑顔も今日だけは裏にどんな感情が隠されているのかとても恐ろしく感じる。
管理人『あれ……今日あんまり元気ありませんね……もしかして体調悪いですか?』
誰のせいだと思ってるんだ。
昨日スレが消されたせいでこちとら一睡もできなかったんだぞ。
私「あはは……そんなことないよ?」
管理人『そうですか……じゃあ、まあ後にしましょうか。しんどいなら早く寝て休んでくださいね』
待て、何を後にするんだ。
何故今じゃ駄目なんだ。
そしてどこに行くんだ。
せめて昨日の事を何か言ってくれないか。
何も言われない方が恐ろしいなんてまさか想像も付かなかった。
管理人『うふふ……元気になったらまた……ね?』
私「え……?」
その時いきなり頭に過去の記憶が蘇った。 - 59121/11/14(日) 00:17:03
数年前
私「管理人ちゃんはどういう漫画のジャンルが好きなの?」
管理人『ジャンルですか? そうですね……ジャンルというより好きなシチュエーション?みたいなのはあります……』
私「え……なになに? 教えてよ!」
管理人『……私は■■■が好きです』
現在
まさか……管理人ちゃんは……。
う、嘘でしょ……
とんでもない事実に気付いてしまった、大変だ!
管理人ちゃん……あなたは……。
『私は曇らせが好きです』
私を曇らせて楽しんでる!? - 60二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 01:08:28
私(管理人ちゃんは私をライナーとかと同じような目で見ているの!?)
これじゃ駄目だ!これ以上曇らさせられたらいけない……無理やりにでも元気出さないと!
私「待って管理人ちゃん! 元気になった! 元気になったよ!」
管理人『そんな急に……』
私「もー! 管理人ちゃんに会えたら元気出てきちゃった! ほんとだよ……! ほんとに元気でできたから私は大丈夫」
管理人『そうなんですか?なら渡したいものがあるので受け取ってくれますか?』
私「渡したいもの……?良いけど」
管理人『これ……どうぞ!』
私「これは……Kindle!」
管理人『前に電子書籍用のタブレットが欲しいって言ってましたよね。 これなら良いんじゃ無いかなって思ったんですけど……』
私「ありがとう!もしかして昨日も……」
管理人『はい……Kindleを直接見に行ったんです!高い買い物なのでじっくり実物を見たいなって』
私「そっか……私あんなに慌てて馬鹿みたいだなぁて…」
私「でも、何で急に? 別に私誕生日とかじゃないけど」
管理人『それは……』 - 61121/11/14(日) 01:19:09
管理人『秘密です……』
私「ええ……理由が無いとこんな高い物貰えないよ……?」
管理人『そう言わないでください……私は本当に色んなものをあなたから貰ってますから』
私「それでも、私が申し訳ないよ……」
管理人『じゃあ、プレゼントのお礼と言っては何ですがに一つだけお願いを聞いてくれませんか?』
管理人『私がいつか気持ちを話す日が来た時に』
管理人『その時は……私の思い受け止めてくれますか?』
私「……?」
管理人『……冗談ですよ』
管理人『せっかく高価なものをあげたんですからご飯ぐらい奢ってください!』
私「わ、分かったよ! せめてそれぐらいはする!」
管理人『やったぁ!ありがとうございます!』
管理人(いつか……ね)
管理人(そのいつかは本当に来るんでしょうか……)
結局あれ以来何回もご飯を奢ったので最終的には貰った分よりお金を使った気がする……
終わり - 62二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 01:56:12
乙、尊いな...
- 63二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 02:14:17
尊い2人だった.....
そして有言実行したスレ主に感謝と敬意を - 64121/11/14(日) 02:26:50
実はこの先の結末まで脳内に浮かんでて書こうかどうか悩んでます
- 65二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 04:11:50
結末!!!
書いて欲しい!!! - 66二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 04:12:40
ひょええ〜まだ供給あるのか!
- 67二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 07:45:53
待ってる
- 68二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 08:39:00
すごいですね
掲示板ならではの仕掛けもあったし
過去エピ入れてストーリーに厚み出ているし
2人の関係が尊いし……
とても面白いです!
ぜひ結末を読みたいですし、
できれば今後新作も期待したい - 69121/11/14(日) 18:36:30
「僕と結婚してください……」
「はい……喜んで……!」
二人は末長く幸せに暮らしました……
END
私「……終わっちゃったか」
貰ったタブレットで漫画を読むのは良いがポンポン新しいのを買ってしまうのは問題だ。
最近色々な恋愛漫画を買っては読んでを繰り返している。
私は愛に飢えているんだろうか?
いや、それは無い。恋愛話は好きだが彼氏が決して欲しいわけではない。
可愛い服やメイクするのは好きだけど自己満足で異性ウケなんて気にした事も無い。
今の生活が既に充実しているからこそそれを乱されたくはないのだ。
たまに実家に帰ると親にも彼氏を作れとしつこく言われる。
「あんた……せっかく可愛く産んであげたんだから彼氏のひとりぐらいうちに連れてきなさいよ」
だから余計なお世話だって。
私は私の好きに生きるの。
どうでもいい現実よりも大事な漫画の新刊を読み始める。 - 70121/11/14(日) 18:47:30
「それは……息をするのも忘れるぐらい綺麗な人で、俺は人生で初めて恋をした」
恋……ねぇ?
息をするのも忘れるぐらい綺麗な人か……
なぜか脳内に管理人ちゃんが浮かぶ。
あの日以来管理人ちゃんの事がとても可愛いと思うようになった。
理由は未だ不明だ。
「俺はこの子の笑顔を守る為なら世界の全てを敵に回しても良いと思った」
私も近い事を少し前に感じた。
(そう……その泣いてる顔よりも私は笑顔が見たかったんだ。管理人ちゃん、私はその笑顔が大好きだよ……その為なら何だって……。)
きっと管理人ちゃんに会わないとそんな事、絶対に共感出来なかっただろうな。
漫画の独特なセリフはまだまだ続くようだ。 - 71二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 19:03:11
おお、続きが出ている!
- 72121/11/14(日) 19:04:31
「君の仕草一つで気が狂いそうになる。一日中君の事考えて何かあったら嫌われたんじゃないかって心配になる。」
これも……ある。
(真偽がどうであれ一度悪い事を考えたら止まらなくなるのが人間だ。
いやでも私そんなつもりじゃ
だって本気で心配で
でも管理人ちゃんは嫌がってて
それなら私離れたほうがいいのかな
でも私管理人ちゃんに嫌われたら生きてられない
ほんとにこんなはずじゃごめんなさい
それならいっそ……)
やけに今の状況とリンクしてて嫌になる。
その先もページを開けば開くほど私の心情と同じで気が狂いそうだ。
まるでこの男が私と同じ、むしろこの男に私が引き寄せられてる気さえして来る。
もし、この男と私が同じような人間ならどんな結末を迎えるのだろう。
あまり良くないが好奇心が止まらず最終巻の漫画ページを開く。
「俺にとって君は空に浮かぶ雲。決してこの思いもこの手も君に届く事はないだろう。思いが届かない事より辛い事は無い。最初はただ隣に居るだけで良かったのにな……」
「だから、ごめん。サヨナラ」
……もう寝よう。
こんな事になるなら見なければ良かった。 - 73121/11/14(日) 19:58:04
あ、新刊って書いてるのに最終巻出てるって矛盾してますねごめんなさい
完結済みの漫画読んでるって事でお願いします - 74121/11/14(日) 21:31:33
管理人『おはようございます!』
私「おはよう、管理人ちゃん……眠い」
管理人『眠れなかったんですか?』
私「管理人ちゃんに貰ったタブレットでずっと漫画読んでたからね」
そう……眠れなかった。
あの漫画の男の末路を見てしまったから。
私とは全く関係ないのに。
そもそも性別も違うのに。
あの男の末路と私の末路が同じはずが無いのに。
どうして重ねてしまうんだろうか。
管理人『もう……夜更かしするためにあげたわけじゃありません!』
私「ああ、ごめんね……」
駄目だ、話が頭が入ってこない。
まず好きな人すらいないのに。
いない……。
私に好きな人なんていない。
なら関係ないのに気にしてどうするんだ?
管理人『あの……お願いがあるんですが』
私「うん。何?」
管理人『その……』 - 75121/11/14(日) 22:10:41
管理人『服を買いにいきませんか?』
ショッピングモール
管理人『私、服の事詳しくなくて……』
私「管理人ちゃんなら何でも似合うと思うよ」
私「これとかどうかな?着替えてみてよ」
管理人『……』
私「……?」
管理人『一回、これを着てみても良いですか?』
管理人ちゃんが手を取ったのは私が選んだ服とか違う物だった。
何度も服を買いに行ってそんな事初めての事だった。
管理人『似合ってるかどうか見てください』
私「良いけど……」
管理人『じゃあ、着替えてきますね』 - 76121/11/14(日) 22:13:25
私は今の一瞬で気が狂い、叫びそうになった。
いや、もう私は駄目だろう。
全身に疑心暗鬼と言う毒が回っている。
管理人ちゃんはやたら機嫌が良い。
鼻歌が聞こえてくる。
ねえ、今まで服に興味なかったじゃん。
どうして?
髪を切った時褒めてくれたじゃん。
どうして?
最近私が何か変わった?って聞くたびに目を逸らすよね。
目を逸らす癖、嘘ついてる時のだよね。
恋をする女の子は可愛くなるんだってね。
つまりそう言う事じゃん。
管理人『どうですか?』
試着室から出た管理人ちゃんの姿は綺麗だ。
どんな宝石よりも輝いている。
だからこそ誰よりも本音の言葉で
私「私好きだよ」
そしてどんな詐欺師よりも嘘をついて
私「管理人ちゃんの服、良く似合ってるよ」 - 77121/11/14(日) 22:32:28
買い物が終わり、家に帰ってずっと一人で泣いていた。
だが、そのうち涙すらも出なくなり枯れた。
管理人ちゃんは、私の事友達としか思ってないんだろう。
最初はそれで良かったんだけどな。
そんな事を考えていると管理人ちゃんがくれたタブレットに視線がいった。
結局これはなんだったんだろうか。
何でこれをくれたんだろうか。
分からない。そう思うと私、管理人ちゃんの事意外と何も知らないんだな。
そんな事を考えていたら何となく前に読んでた漫画の事を思い出した。
私、この男の事最初と結末しか知らない。
途中でこの男はどんな事を考えていたんだろうか。
最初から最後までちゃんと全部読んでみる事にした。 - 78121/11/14(日) 22:51:58
「君の隣にいるだけで幸せだ。他に何もいらない」
「君が何か苦しんでいるなら助けてあげたい。その笑顔を守りたい」
「これは……プレゼント? ありがとう、これ以上幸せを貰っていいのだろうか」
「最近……なんか綺麗になったね、いや良く似合ってるよ」
「髪型、変えたんだ。うん、良いと思うよ」
「自分はバカな男だ。勝手に隣に居ると思い込んで……自分が愛してるからもしかしたら向こうも自分の事を愛しているんだと勘違いしてた」
「俺にとって君は空に浮かぶ雲。決してこの思いもこの手も君に届く事はないだろう。思いが届かない事より辛い事は無い。最初はただ隣に居るだけで良かったのにな……」
「だから、ごめん。サヨナラ」
何度読んでも結末が変わる事は無かった - 79121/11/14(日) 23:47:15
その後の夜は何度も悪夢にうなされた。
この漫画を読まなければ、こんな事にはならなかったんだろうか。
それなら読まなければ、いやそもそもタブレットを貰わなければよかった。
いや、そもそも管理人ちゃんに出会わなかったら良かったのか?
でも、今更そんな事言っても仕方ないじゃないか
じゃあどうしろって言うの?
辛い……この現実から逃げたい……
自ずと頭に思い浮かぶのは一つの選択肢しか無かった。
……。あの男と最後まで同じ道を辿る事になるとは。
死の恐怖よりも現実から逃げたいという思いの方が強くなってしまった。ただそれだけだ。
さよなら。こんなのが友達で、ごめんね?
???『……漫画は最後まで後書きを読まなきゃ駄目ですよ?』 - 80121/11/14(日) 23:49:44
私「何でここにいるって分かったの?」
私「管理人ちゃん」
管理人『……どうしてそんな所に登っているんですか?』
管理人『危ないですよ』
私「それより、漫画の後書きって何?」
管理人『……本当に最後まで読んでないんですか?後でお説教ですね』
管理人『見てください、貴方が読んだ漫画の作者の後書きを』 - 81二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 23:52:38
また続きが出ている!
なんだか雲行きが…… - 82121/11/14(日) 23:57:15
あとがき
最後までこの漫画を読んでくれてありがとうございます。
この漫画は、私の体験を漫画に落とし込んだ作品です。
結論から言うと、この主人公の子の男の子は私の大好きな人でした。
私は男の子が服を褒めてくれて嬉しかった。
髪型を褒めてくれて嬉しかった。
頑張ってバイトしてプレゼントもあげたりした。
可愛いって言ってくれて嬉しかった。
それは全部、貴方のためにやってたのに。
それなのに勝手に勘違いして一人で死んじゃって……残された気持ちなんて知らずに。
未だに彼の事は忘れられません。
私から伝えたい事はどうか、皆さん気持ちは言葉にして伝えないと伝わらないものです。
あの人も私も結局最後まで気持ちは伝わらなかった。どうか、同じ失敗をしないで欲しいな。 - 83121/11/15(月) 00:00:22
「だから、ごめん。サヨナラ」
『……何よ、それ。勝手に好きになって、勘違いして、勝手に死んで馬鹿じゃないの……』
『髪型を変えたのもプレゼントをあげたのも好きだからに決まってるじゃない……』
『何で、そんな事にすら分かってくれないの……?気付いてくれないの……?』
『何で、お互い気持ちをちゃんと話さなかったのよ……!』 - 84121/11/15(月) 00:13:34
私「そんな過去が……」
私「……でもそれがどうしたの?」
管理人『……貴方もこの男の子と同じくらい、いやそれ以上に鈍いですね』
管理人『私が服に興味を持ったのも、プレゼントをしたのも全部貴方の事が好きだからなんですよ』
私「……」
私「いや、そんなはずは……」
管理人『嫌なら別に断ってくれて良いんですよ?』
精一杯の強がり。
もし断られたら今度は私が飛び降りるかもしれない。
足が震えている。声が裏返りそうになる。
でも、やっと言えた。
胸を張って返事を待つ。
貴方は最近恋心に気付いたのかもしれないけれど、私は初めて会った日からずっと…… - 85121/11/15(月) 00:30:22
今でもあの日の事を覚えている。
忘れるはずもない。
私『ふふっ……』
貴方「ん? それって……あにまんch?」
私『え? ひぇぇぇぇぇぇえ! 何ですか!?』
貴方「あ、いやそんな驚かなくても……ごめんね?」
初めて話しかけてきてくれた貴方は長い髪が良く似合う綺麗な人でした。でもどこか一匹狼のような雰囲気があって怖かったけど。
貴方「ごめん……どっか行くから許して……」
私『ち、ちょっと……待って、くだ、さい』
ロボットみたいに喋り方がカタコトになっている。
でも、どれだけ恥をかいても聞きたかった。
私『あにまんchを知ってるんですか?』
貴方「ふふふ…面白いよね、私あそこでみんなとコメントで最新話の話するの好きなんだ」
それは私が求めた理想郷。
みんなが漫画やアニメを語る場所。
まだコメントも殆ど0近かったのに……
この人は私が作ったあにまんを楽しんでるんだ……
それ以来私は貴方がどんな人か興味を持ちました。 - 86121/11/15(月) 00:37:50
貴方と話してから私はまとめをもっと頑張るようになりました。
もっと沢山の人に来てもらえるように。
もっと沢山の人が楽しめるように。
もっと沢山の人が貴方と話せるように。
いつの間にか私の原動力は全部貴方の為になっていました。
私『ライン交換してもらったけど……』
私『遊びに誘ったら嫌われないかな……』
私から伝えたい事はどうか、皆さん気持ちは言葉にして伝えないと伝わらないものです。
あの人も私も結局最後まで気持ちは伝わらなかった。どうか、同じ失敗をしないで欲しいな。
私『……気持ちは伝えないと後悔します!』
私『コラボカフェ行きませんか?』
貴方「いいね。私はいつでもOKだよ」
私『……!やったぁ!』
あの日私に声をかけてくれてありがとう。愛する貴方。私は貴方の事が大好きです。
だから、貴方の返事を聞かせて欲しいな - 87121/11/15(月) 00:55:27
私「……」
管理人『……』
私「わ、わたしは……」
体が震える。
管理人『……』
管理人ちゃんは優しい目で、でもきっと内心は怖いはずなのにそれを頑張って隠している。
私「私は管理人ちゃんの事が好き」
管理人『私も貴方の事が好きです』
私「そっか……言葉にすればこんなにすぐに終わった話なのに、私ずっと悩んで馬鹿だなぁ……」
管理人『ふふふ……ほんとですね』
私「ねえ……せっかく屋上に来たんだからさ」
私「星を見ようよ」
管理人
『良いですね』 - 88121/11/15(月) 00:55:40
そう言って上を向くと綺麗な夜空だった。
ずっと下を見ていたからこんな綺麗な景色に気付かなかった。
もし、あのまま管理人ちゃんが止めてくれなかったらこの空を見る事は無かっただろう。
この綺麗な星が私達の迷いや苦しみを全部掃除してくれるようだった。
この景色さえあれば、私達はきっと大丈夫。
ねえ……一つ良いかな?
何ですか……?
屋上だと手が冷えちゃってさ、手繋いでいい?
……特別ですよ?
ありがと。
この温もりを一生感じていたい、そう思えた。
終わり - 89二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 01:01:04
お疲れ様です、素晴らしいSSでした……
- 90二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 01:01:57
ありがとう
尊い百合だった。ありがとう - 91二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 01:07:09
なんでおれは管理人ちゃんで涙を流してんだ…
よかった、ありがとう - 92121/11/15(月) 01:13:18
今度こそ完全に終わりです。
最後まで見て頂いてありがとうございました。
実は今までの話最初の話以降は感覚で先を考えずに勝手に手が動いてしまいました。
それ故に曇らせで文が進みすぎたのは些か反省しております。
後、しっかり見返していないので脱字が割とあるのも反省点ですね。
ssのルールもちゃんと調べたので途中から読みやすい文章になったのではないでしょうか?
ちなみに豆知識ですが
管理人ちゃんがKindleのタブレットをあげた理由はその日に私が管理人ちゃんに初めて話しかけてくれた記念日だかららしいですよ?
私は覚えていないようでしたが、管理人ちゃんはしっかり覚えてました。
後、私が髪を切った時、管理人ちゃんは出会いの日と変わったのが寂しかったらしいので管理人ちゃんのリクエストでまた伸ばし中らしいです。
他に二人の質問あればお答えします。 - 93121/11/15(月) 02:50:07
余談ですが、本当は私が飛び降りちゃった後に管理人ちゃんが来て
後書きを読まなきゃだめですよ……って泣きながら言って、最後に後書きを貼るって言う曇らせエンドにするかどうか迷いました - 94二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 07:58:27
お疲れ様でした‼︎
凄く面白かったです!
最後の選択はこれで良かったと
自分は思います
また機会がありましたら
新作を上げてください!
ありがとうございました - 95二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 08:11:48
泣けたわ……
ありがとね、お疲れ様