- 1二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 19:59:23
- 2二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:02:16
というか年を取ってから見ると「まぁこのお母さんだって大変だよな。我が子養わなあかんのに…」っていう視点で見ることができるからな。子供の頃は正直クソババアやと思ってた。
まあそれにしても清太の態度も悪いとも思った。 - 3二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:02:24
この話題って度々戦争が悪いんやって話に行くけど
妹が死にそうになっても尚、穴蔵での生活に執着した清太さんの気持ちはよくわからんわ… - 4二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:04:02
ボンボン育ちで父母死んで生きるモチベが無くなったからしょうがない
- 5二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:05:08
「他人のお情けで生きなきゃいけないこと」が耐えられなかったのかと思ってた。元は海軍大尉の子だからめちゃくちゃプライド高いし
原作小説では近親相姦みたいな匂わせさえある。唯一愛する妹と生きることしか考えてなかったのかな
- 6二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:06:07
でも夜泣いてる子供への言動とか母親の死を兄にも確認せず言うってどうなのっていうか⋯⋯仕方ないけどデリカシーというかもうちょっとこう
- 7二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:06:36
おばさんの言い分はめっちゃ真っ当だしわかるんだけど、清太の自己責任っていう風潮がまかり通る世の中も良くないって言う意見もまぁわかる
- 8二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:07:35
働こうともせずに妹のためだけに色々買ってたのはまぁ控え目に言っても嫌味な奴だろうなって…
- 9二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:07:37
そもそも学徒動員で学生でも工場や駅員などで働いてる
親が摩耶の艦長クラスってことは佐官のはずだから遺族年金や親から機密情報を漏らされてないか監視を兼ねた互助会のようなものもある
だから路頭に迷わないはずなんだよなと - 10二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:09:26
どこまでも妹と2人きりの世界しか考えてない清太の視点の物語だから、周りの大人も世界も本来以上に醜悪に映っているってのもあるのかな、と今だと思う。
- 11二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:11:05
はっきり言うなら節子の存在が枷になり過ぎている
節子さえいなければってシーンも多々ある - 12二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:13:29
- 13二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:16:21
- 14二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:18:06
- 15二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:18:36
- 16二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:23:26
- 17二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:25:50
時代じゃなくて年齢じゃね
当時の大人も割と同じ事思ってたよ - 18二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:40:21
- 19二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:45:21
- 20二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:50:39
ちなみに高畑監督はこんなことを言ってる
恐ろしいくらいの予言
『あの時代、未亡人のいうことぐらい特に冷酷でもなんでもなかった。清太はそれを我慢しない。
徹底して社会生活を拒否するわけです。社会生活ぬきの家庭を築きたかった。無心に”純粋の家庭”を築こうとする。そんなことが可能か、可能でないから清太は節子を死なせてしまう。しかし私たちにそれを批判できるでしょうか。おとなもみんな清太になりたがり、自分の子どもが清太的になることを理解し認めているんじゃないんですか。
社会生活はわずらわしいことばかり、出来るなら気を許せない人づきあいは避けたい、自分だけの世界に閉じこもりたい、それが現代です。清太の心情は痛いほどわかるはずだと思います。
現代の青少年が、私たちおとなが、心情的に清太をわかりやすいのは時代の方が逆転したせいなんです。
もし再び時代が逆転したとしたら、果して私たちは、いま清太に持てるような心情を保ち続けられるでしょうか。全体主義に押し流されないで済むのでしょうか。
清太になるどころか、未亡人以上に清太を糾弾することにはならないでしょうか、ぼくはおそろしい気がします。』 - 21二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:56:46
- 22二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 20:58:27
それができないから死んだっつー話だろ
- 23二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 21:40:10
- 24二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 21:47:11
おばさんが間違ってないのは分かる
でも現代の自分達がみて「清太が悪い!はい終了ー!」みたいなのもそれはそれでモヤる - 25二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 21:49:40
時代が苦しくなってくると「自己責任」「清太が悪い」ってなりがちだけど「いや清太も助けてやれよ」って言えるような時代になって欲しい、みたいな論評読んではえーたしかにって思った(小並)
- 26二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 22:14:27
そもそも高畑監督が「誰が悪いって話じゃない。あと清太を叩くような時代になったらそれはその時代が病んでるから」みたいな発言をしている
- 27二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 22:17:34
ぶっちゃけ原作は原作者がかつて身勝手に振る舞って妹を死なせた(ご飯をぶん取る等、半分自分が殺したようなもの)事への贖罪に書いたものなので色々と設定とかおかしいので
- 28二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 22:30:04
清太は子供だから、嫌なものは仕方ないっていうと清太以上に子供で物事が分からない節子を連れ出したのは?ってところにいっちゃうのが色々意見が分かれる理由だと思う
- 29二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 22:54:41
家内を切り盛りする人として働いてエネルギー使ってる方が優先で食事出すのはわりと自然だよなあ
清太はお客様気分で居すぎたというかプライド高くてあの家族の一員になるのに腹くくれなかった - 30二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 23:19:09
引きこもりになりたい人生だった
不登校気味で親に学校に引きずるように連れて行かれたの思い出す
的外れなこと言っちゃているかもしれないけど
祖母は当時学校では兵器作ってて勉強したかったと言ってたわ人には義務と権利があるんだろけど小さな子には生きる義務と権利しかないと思うんで妹はかわいそう - 31二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 23:47:23
主人公視点のアニメを、大人になると主人公以外の視点を想像して見られるようになる
その新感覚に浮かれて主人公を叩きたくなるのが成長の第一段階で、
それぞれに一理あるよなと極端な一方だけの擁護をしなくなるのが次の段階だと思ってる
それでもどっちが悪いとか良いとか断言する人は個人的に何かしらの思い入れでもあるんだろう - 32二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 00:03:54
それはそれとして子供の面倒頼まれてる癖に勝手に服売って働けと言うのはどうかと思う
- 33二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 01:21:52
さっきまで元気だった母親の血塗れ包帯姿見た時点で精神的に不安定になってると思うの
親が健在な状態で疎開したとかなら家の恥にならないよう真面目に手伝いしたりしてそうだとは思うんだよな - 34二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 08:09:02
震災等で似たような事が起きた人を考えると社会保障とカウンセリングがないと破滅して当然と思ってるから家も親も亡くした兄を悪くは言えない
- 35二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 08:37:22
何が悪かったと言われたら時代が悪かったって話だと思う
あと清太は実のところ生きる意味や気力を失ってたんじゃないかなぁ
死への恐怖はあっただろうけど何が何でも生き残ってやる、妹だけでも救ってみせると思ってたらまた違った行動してただろうし、緩やかに破滅の道を歩んでるあたり遠回りな自殺に思えてならない
つまり清太は「死に至る病」になってたんじゃないかなぁ - 36二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 08:56:26
- 37二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 09:36:04
被爆直後に広島で路面電車を走らせた運転士の少女の話を見た時に思ったんだけど
同じように突然身内も家も亡くしても自分に任される目先の仕事があるとそれだけでも違うのかもしれない
清太はなんかすべてにおいて緩やかな自殺をしていたような - 38二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 18:11:43
でも実際、ある日突然将来のレールみたいなものがまるっと瓦解して、「これからはこうやって生きていこうね」って思えるかと言われると自信ない
「これまでと全く関係のない仕事をして、家族ももういなくて、日々の娯楽もなく、将来の保証もなく命だけ抱えて生きていくんですか?じゃあ死んでもいいや」って感じになる気もする
これは節子がいない前提の話だけどね - 39二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:21:04
正味、キャラがはだしのゲンと比較・混同されて余計に評価が低くなってるような気もする
ピカドンの直撃だろうが黒い雨のドブ漬けだろうが放射能ハゲだろうが生き残り、ヤクザにアメ公戦争帰り右翼クソ森クソ教師だろうが真っ向から立ち向かう超ヒロシマ人と比べるのは酷と思われるが… - 40二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:27:11
そもそもガチで当時の海軍のことをじい様から聞いてる研究者とか曰く、将校クラスの遺族があのルートはまずあり得ないらしいからなぁ
- 41二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:29:59
おばさん悪く書きすぎて実在するおばさんが叩かれたのは可哀想
やはり野坂はクソ(殴り合いながら) - 42二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:39:12
原作が作者の実体験をめっちゃ美化して書いたって点で舞姫を語るのに近い
- 43二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:12:46
軍は上にいくほど横の繋がりが強いって言うよね
- 44二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:23:25
父ちゃんが将校、体弱いけど優しいお母さんという恵まれた温かい家庭で育つ
平均的な軍国少年として国に貢献していることへの喜びを感じていたであろう学徒動員先(神戸製鋼だったか)が燃える
後に残ったのはボロボロのお母さん(すぐ死んじゃう)と幼い妹だけ
自分はこの時点で清太は色々と諦めちゃったんじゃないだろうかと思ってる。戦後ようやくバルチック艦隊が沈んだと聞いてショックを受けていたけど、本当は薄々気づいていたんじゃないだろうか。丸焼けになった神戸を見て、自分の無力さに打ちひしがれているうちに上手くいかなくなったのでは - 45二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:25:11
おばさんが悪かったのは言い方だけ
- 46二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:25:27
とりあえず節子だけでもいいから頼み込んでおばさんの家に預けておけとか、動員先が燃えたにしてもどっか手伝いに行けとか、せめて家の手伝いぐらいしろとか色々言われるのはわかるんだよ
だけど冷静に考えたらお母さんの死から間もないのに可哀想じゃないかと思うわ
冷静でいられる場合じゃなかったんだけどな - 47二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:28:11
火垂るの墓を見ると昔うちの先祖がおばさんの側に近かったらしい話を思い出す
よく戦後になって都会の人が着物とかを農家に持って行って芋に変えてもらったとかの話あるじゃん?ダイヤの指輪とか良い振袖とかを持ってったのにこれっぽっちしか貰えなかった、みたいな
うちの先祖は農家の側で、「こんなもん貰ったかてどうせえっちゅうんじゃ」って断ることもあったんだと。助け合いとかいうけど、うまくはいかないもんなんよね… - 48二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:30:33
生まれる前に亡くなったから会うことなかったし詳しく知らないけど、爺さんの弟?がフィリピンから帰ったあと5、6年いわゆるニートだったと聞いたことがある
そのあとタクシーだかバスだかの運転手になったみたいだが、あれも今で言えば鬱だったんだろうな - 49二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:39:39
思い返すほどどうしようもない世界観
金曜ロードショーとかでやってたら昔は観てたけど
今はもう能動的に見返そうとも思わなくなってしまった - 50二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:44:49
- 51二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:55:34
真っ当な事言ってるけど母親絡みの配慮が雑すぎて清太がおばさん嫌になる気持ちもわかるわ
- 52二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 00:14:50
戦争が悪いのはそうなんだけど、
なんとなく令和の日本でも餓死ルートに行ってしまいそうな雰囲気もあるよな清太って - 53二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 00:22:27
- 54二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 00:24:31
社会や個人、コミュニティのあらゆる不幸への対応能力を割り振る中で1人の不幸のために力を割きすぎてはいけないでしょう?
それでも自分の幸福や生活を捨ててでも他人を生かせってそれこそ自己犠牲の強制であり80年前の日本、ドイツ、ソ連、が理想とした共同体の英雄ではないの?爆弾三勇士みたいな - 55二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 01:42:52
バルチック→連合艦隊だわ、めっちゃ間違えてる
- 56二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 02:53:57
小学生の時に金ローで初めて見ておじやを自分の娘に沢山盛るおばさんを「ひどいね」って言ったら、母親が「でもこういう時代だったのよ。自分たちのことで精一杯だったの。私がもしこのおばさんの立場なら、よその子よりあんたらに沢山食べさせるわ」と言われて衝撃を受けた