恋愛クソボケトレーナーではない

1二次元好きの匿名さん21/08/24(火) 16:11:04

最近、『クソボケトレーナー』と揶揄される、担当ウマ娘に勘違いさせるような言動をするトレーナーが増えているらしい。
中高生である、彼女達にとって血縁者以外の異性とは意識してしまうのはしょうがないと言えなくもない。が、そこは大人であるトレーナー側がしっかりしなくては。「一生面倒見る」だの「君の走りに惚れた」だの「世界一かわいいカレンちゃん」だの、口でそう簡単に告げていけない。

オレも同じだ。言動は常に気を付けているし、過度な接触といったものをしない。担当する彼女の信頼を「指導者と競技者」の関係として、決して「恋仲」などいう無責任な思いに転じさせない！

だが、それでも！　一年、二年、三年と、年月が経つと思いというものが重なっていくものだ。……いや、嘘はよそう。本当は最初から、初めて出会った頃からずっとオレ自身が思っていたこの思いはどうしようもなく、止められない。
オレだけの一方通行な考えではなくて、本当のことだと、真実だと、確信にさせるためにオレは彼女と向き合う。
パートナーである、彼女にハッキリとそれを口にすることにする。

「マルゼンスキーさん、あなた、本当はオレの親父と同い年ですよね？」