- 1二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:51:27
「アマさん、いつもすまないな」
そう答えるブライアンの腕にはマヤノが絡みついていた。
「え~!ブライアンさんいいなー!マヤもヒシアマさんのお弁当食べたーい!」
「ふん……別に頼んだわけじゃない」
「じゃあマヤにちょうだい!」
「……やるとも言ってない」
随分と仲睦まじい様子だ。
ちくり。
どうしてか胸の奥が痛む。
痛みを紛らわすようにブライアンに弁当を手渡す。
にこりと微笑むブライアンの顔を見て、また胸がちくちくと痛む。
上機嫌で弁当を持っていく背中を見送る間もまだ痛みはひどくなるばかりだった。
気が付くとマヤノがこちらを見上げていた。
心配させないようにと笑みを浮かべる。
「なんだい、マヤノ」
「……ヒシアマさん“も”ブライアンさんのこと好きなの?」 - 2二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:51:37
「なっ……!」
マヤノの目はまっすぐこちらを見据えていた。
「マヤはね、大抵のことはわかっちゃうんだ。特におんなじ気持ちを抱えてる人ならなおさらね」
すいとマヤノが距離を詰めてくる。
「タイマン、だね」
そう宣戦してマヤノはブライアンの後を追い、彼女の腕に抱きついた。
胸の痛みに耐えきれず、アタシもマヤノと反対の腕に抱きつく。
「……上等だよ、負けないからね」
ぽつりとつぶやくと、マヤノは嬉しそうににやりと笑った。
ブライアンがため息をつく。
「歩きづらいんだが。しかもなんでアマさんまで」
「…………ダメ、かい?」
ブライアンは黙ってアタシの手を握ってくれた。
ぶっきらぼうで、やさしい手だった。 - 3二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:52:53
すき
- 4二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:53:03
こう、さわやかな感じの恋のライバル関係を書きたいなと思って
お目汚し失礼しました
こちらは前に書いたアマブラSSになります
ヒシアマゾン「ん?ブライアンどっか行くのかい?」【SS】|あにまん掲示板アタシが話しかけてもブライアンはさみしそうに微笑むだけだった。不思議に思いながらもアタシは彼女についていった。かなり日も傾いていて、周囲は茜色に染まっている。しばらく二人でロードワークをこなす。沈黙に…bbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:53:16
ブーちゃんもてもて…
- 6二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 20:56:09
おかしいな…SSなんて書いたことないのにまるで自分の頭から出てきたと思えるくらい解釈一致だわ…
- 7二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 21:16:54
つよつよマヤノ
- 8二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:12:14
なんて甘酸っぱい青春ドラマなんだ……!!
爽やかすぎて鼻詰まりが一瞬で治ったぜ