- 1二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:28:14
やばいやばいやばいやばい!!
時刻は19時30分。普段ならもう家に帰って晩御飯を作ってブライアンと一緒に食べている時間だ。
しかし今いる場所は自分のトレーナー室で帰りの準備を大急ぎでやっている。1年前、ブライアンとの担当契約が終わり、最近では事務作業をしてトレーナーがついていない子に軽く指導してあげることしかしていないため早く帰れる生活を送っていたのだが、会議が1時間以上延びてしまった。
ブライアンお腹すいてるだろうな、怒ってるかなぁ、怒ってたら嫌だなぁ、お腹すいて泣いてるかも…あれ、ていうかなんで俺ブライアンと一緒に暮らしてるんだっけ?確か卒業してからいきなり、お前の家に今日から住むことにした、って言われて…そんなこと考えている場合じゃない。とにかく早く帰らないと!!
ブライアンに「今から帰って急いで晩御飯作るから待ってて!」とメールを送る。
するとすぐに「晩御飯なら私が作った」と返信が返ってきた。
は?ブライアンが晩御飯を作った?????
あのブライアンが???包丁の持ち方も知らないブライアンが???私は食べる専門だから料理のやり方は知らなくていいって言ってたブライアンが?????
訳が分からないのでとにかくブライアンが待つ家に急いで帰ることにした - 2二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:29:55
- 3二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:52:28
全力疾走で家に帰るとエプロンを着たブライアンがいた。
「おかえり、遅かったな。どうする飯にするか?」
「う、うん。お腹すいちゃったからご飯食べたいな」
はっきり言って怖い。あのブライアンが作ったご飯だ。恐怖という感情しか出てこない。まず、食材にしっかり火が通っているのか、下処理はしてあるのか、そして食べ物がちゃんと食べ物なのか。不安9割、楽しみ1割の気持ちでブライアンが作ったご飯が待っているであろうリビングへ向かう。
リビングのドアを開けるとそこには……
とても美味しそうなカレーライスがあった。
「え?これブライアンが作ったの??」
「そうだが何か問題でもあるか?とりあえず食ってみろ。」
いただきますをしてから、カレーライスを1口食べる。
その味は、とんでもなく美味かった。人参やじゃがいもの形はバラバラで大きさに差があるが味は問題ないというか、とにかく美味い。自分が作ったカレーライスより美味い。
「すごく美味しい!!え?これほんとにブライアンが作ったの??嘘ついてるでしょ???」
「こないだ姉貴に会ってな。その時教えて貰った。」と少し笑顔を浮かべながら答えた。
そっか、ビワハヤヒデさんに教えてもらったなら納得だ。ビワハヤヒデさんのカレーライスは美味いって噂になっていたしな。でもなんでブライアンが作ってくれたんだろう?
「普段はお前ばっかりに料理させているからな。これからは私も料理を作る。」
そっか、ブライアンは俺の知らないところで成長しているんだなぁと嬉しいような寂しいような気持ちだ。
その後も美味しい美味しいと食べ続け、食器が空になり、おかわり!と言うと嬉しそうに、少し待っていろって言うブライアン概念ください。 - 4二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:59:04
初めて書いたから読みにくいかもだけど許してください
- 5二次元好きの匿名さん21/11/14(日) 22:59:32
あで
つづきは