- 1二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:17:31
一度投稿して恥ずかしくなって消しちゃったけど、問題点修正欲しいので再度投稿します。
「…キング。明日、午後から時間ある…かな?」
ある夏の日の夕暮れのことだった。私の担当、いや今では元担当トレーナー。キングとともに三年間、共に一流を求め走り抜けた男からの質問だった。
「ええ、明日なら大丈夫よ。午後、空けておくわね。」
少しの期待と共にOKを出す。彼はそれを聞くと嬉しそうに笑った。
「そうか!じゃあまた連絡するよ!」
そして次の日。
私は約束通り午後の授業をサボり、彼の指定した場所へ向かった。そこは学園近くの喫茶店で、奥まった席に座っていた彼をすぐ見つけることができた。
「実は大切な話があるんだが…」
彼はいつになく真剣な様子だ。きっと私も似たような顔をしているだろう。 - 2二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:18:07
「俺さ……結婚することにしたんだよ」
「…っ!そう」
いけない。このキングとしたことが。思わず息を呑んでしまった。
「大事な人なんだ」
「一目惚れだった」
「どんな困難の前でも首を下げない、ど根性の持ち主さ」
それを知ってが知らずか。トレーナーは話を続ける。思考が揺れ動く、心臓の鼓動が大きくなっていく… - 3二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:18:49
「このキングの…いえ、一流の貴方が選んだ女性なのでしょう?なら、一流の女性ね。」
「貴方にとても。そう、とてもお似合いだと思うわ」
まとまらない思考で生み出した月並みの感想だった。数年間のパートナー、共にURAを駆け抜けた、この人のことをわかっていた、はずだった。なのに - 4二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:19:16
「このキングの…いえ、一流の貴方が選んだ女性なのでしょう?なら、一流の女性ね。」
「貴方にとても。そう、とてもお似合いだと思うわ」
まとまらない思考で生み出した月並みの感想だった。数年間のパートナー、共にURAを駆け抜けた、この人のことをわかっていた、はずだった。なのに - 5二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:19:55
「このキングの…いえ、一流の貴方が選んだ女性なのでしょう?なら、一流の女性ね。」
「貴方にとても。そう、とてもお似合いだと思うわ」
まとまらない思考で生み出した月並みの感想だった。数年間のパートナー、共にURAを駆け抜けた、この人のことをわかっていた、はずだった。なのに - 6二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:20:47
ミス
「私、貴方のこと何も知らなかったのね…」
思わずそう口に出していた。
トレーナーは少し困惑した顔でいたが、やがて目を丸くすると
「そうだな、案外君は僕のことをよく知らないみたいだ」
ズキリ…と来た。
もう耐えられないかもしれない。
目線を下げたまま。
トレーナーの顔をみれない。
「ごめんなさい、少し気分が」
そうぶっきらぼうに言って席を立ち、そのまま店を出ようした。そのときだった。 - 7二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:21:25
「出会った時からずっと、君のことが好きだ。……好意って意外に気づかないもんなんだな」
トレーナーは───この人はいつもより少し赤くした顔でぽつりと言った。
「えっ?」
柄にもなく、そんな素っ頓狂な声が漏れた。
「君と出会った時、俺は新人だった。君もそうだった。」
「選抜レースでは結果に恵まれず、それでも一流への矜持を捨てない君。」
「君を大舞台で勝たせたい。そう思った。」
「そして迎えた高松宮記念───ついに君はG1の冠を被った。」
彼は私との思い出を振り返り、話し続ける。 - 8二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:21:51
「どんな困難の前でも諦めないど根性。敗れても敗れても前に進み続け、やがて追い求め続けた一流のウマ娘になった。」
「君のその姿は、俺の人生で一番美しいものにみえたんだよ。」
困った。これじゃあまるで───
「君が好きだ、この世界で一番。結婚しよう、キングヘイロー。」
口説き文句みたいじゃない。 - 9二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:22:20
「……ええ。」
先ほどまでとは違い、顔がニヤける。その顔色はいつにもなく真っ赤だ。驚き、嘆き、困惑、そして。今日は感情がずっと揺れ動きっぱなしだ。さっきから、頭は茹蛸のようで気の利いた言葉も紡げそうにない。
だから、私はいつも通りの調子で
「この!キングの!一流の伴侶になる権利をあげるわ!」
彼に向かって、高々と宣言をした。 - 10二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:23:55
良かったよ
こういうストレートな純愛SS好き - 11二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:27:05
- 12二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:27:09
終わりです。
実は
>彼はそれを聞くと嬉しそうに笑った。
「そうか!じゃあまた連絡するよ!」
そして次の日。
私は約束通り午後の授業をサボり、彼の指定した場所へ向かった。そこは学園近くの喫茶店で、奥まった席に座っていた彼をすぐ見つけることができた。
という部分と
>彼はいつになく真剣な様子だ。きっと私も似たような顔をしているだろう。
「俺さ……結婚することにしたんだよ」
という、部分はAIのべりすとに書いてもらったんですけど、なんでこいつ急にキング以外に求婚してんの?許せねぇ…てなったので後は軌道修正のたびに書き足しました。
でもssを書く動機にはなったんで感謝してますAIのべりすと
いまは完全オリジナルで書いてるからな…もう脳破壊されてたまるか…
- 13二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:28:02
いいじゃあないか......
- 14二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:28:44
- 15二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:29:13
またAIが脳を破壊してる…
SS界の滅亡迅雷.netじゃんこんなの… - 16二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:37:27
すごくよかった……
ただ問題点を挙げるなら、AIが書いた部分かなぁ
午後の授業サボったってことはキングはまだ学生じゃん?学生結婚を一流が持ち掛けるかなぁ、と
そもそもキングは授業サボるかなぁ?
あと地の文はキングの独白的な感じだと思ったんだけど、それだと冒頭近くでの
「私の担当、いや今では元担当トレーナー。キングとともに三年間、共に一流を求め走り抜けた男からの質問だった。」
この短い間で一人称がブレてるのが気になったかなぁ
中盤の「このキングとしたことが。」は動揺もあって自然に入ってきたんだけども
国語の教師でもプロの物書きでもないのに長々とごめんなさい、気になったら消してくださいまし - 17二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:40:24
ああ…未成年じゃん…とは思ったんですよね…
のべりすと君に書いてもらったのに変えるのも…と思ってそのままにしてたんですが、たとえば午後の授業をサボって、じゃなくて卒業式後とかにすればよかったですかね?
一人称は確かにブレっブレですね…気をつけます
- 18二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:49:16
のべりすとは便利だが文のアイデアだけ貰ったら自分で一から書き直した方がいいと思うぞ。それはそれとしてドストレートな恋愛で好きだ。
- 19二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 00:56:50
授業サボるほどウキウキングならありか?と思ったけど一流はそんなことしないよな、確かに…
あとで修正してみて1人ニヤニヤしておきます - 20二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 01:54:18
セリフと地の文の間は一行間隔開けると見やすいかも
「…キング。明日、午後から時間ある…かな?」
ある夏の日の夕暮れのことだった。私の担当、いや今では元担当トレーナー。キングとともに三年間、共に一流を求め走り抜けた男からの質問だった。
「ええ、明日なら大丈夫よ。午後、空けておくわね。」
こんな感じに。それ以外?全部素晴らしいですっ! - 21二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 10:39:38
キングが授業サボるのはなんか違うと思うけど
それ以外で帳消しになるレベルで好きです。100部ください。