ニーゴメインストーリー完走してきたので感想述べるスレ

[1 二次元好きの匿名さん 21/11/15(月) 08:33:01]

※他のストーリーはLeo/needのオープニングだけ読みました

最初にみるメインストーリーにニーゴを選んだのは暁山瑞希の見た目からです。グループ全体に抱いた第一印象では他のグループよりも暗く儚げな印象を受けました
完走した感想ですが印象以上に重かったですね。一人一人の悩みが余りにも深刻で思った以上に危うげで、しかし支え合える繋がりには美しさを感じます
共依存と言う言い方が正しいのかは分かりませんが大きな傷を抱えた娘達の居場所でありながら危険な状態とも言える様子で、メタ的な事情を抜きに今回の一件を超えてもまた多くの壁が残ってそうに映ります

[2 1 21/11/15(月) 08:33:24]

宵崎奏
最初は内気小柄白髪っ子の印象だった、冒頭から呪い背負ってる…父子家庭で父が入院中と言う辛すぎる家庭環境で良く人を救う曲を作ろうってなったよ。本人は呪いやエゴと表するもの人の幸せを願える善性は紛れも無く事実であり、尊いものであると言えるでしょう。自分を一人家に残した両親を恨まないどころか父親の挫折に責任を感じる純粋な優しさは食事も忘れる危うさにもなっているので美味しい物を食べたり睡眠を充分に取ったりもっと元来の優しさを自分自身にも向けてあげて欲しい
そしてまふゆとの対話、父親との約束に加えまふゆの事も背負う覚悟を見せた場面は最高に格好良かったです。例え始まりが呪いで動機がエゴだとしてもあの姿は私には本物のヒーローに見えました。
まふゆを見つけたあの時に「救わないと行けない」から「救いたい」への大きな一歩を踏み出したのだと信じたいものです
愛らしい姿に秘めた強さに惚れ込みます。撫でて欲しいし抱いて欲しいと下心抜きで思います

[3 1 21/11/15(月) 08:33:47]

暁山瑞希
可愛い！ニーゴを読むきっかけになった子ですね
今回のストーリーで私がこの子に注目したのはニーゴに起きた不和や言ってしまえば怪奇現象の様な状況、そしてまふゆの失踪と言った問題にずっと理性的に振る舞い続けた所です。異常の中で冷静を保ち、明るく振る舞おうとさえして、まふゆの視点から消えたい気持ちに共感する事が出来てしまう視野の広さは瑞希の特徴と言えるでしょう
異常事態でも一歩引いた視点や相手の立場になって考えられ、僅かな兆候からまふゆの気持ちを察し、あえて明るく振る舞い場を良い方向へ持っていく事を意識した理性的な思慮深さが今回の話で瑞希に惹かれた理由です
瑞希が理知的な視点を得ているのは、瑞希自身が「価値観の押し付け」によって苦しめられた経験から、理解せざるを得なかったからでは無いでしょうか
そして今回一見まふゆへの共感で心の傷を共有出来たようでいて、その実瑞希だけは他人の苦しみは理解しつつも自身の苦しみは打ち明けて居ません。もちろん全て明らかにすることだけが解決法では無いと思いますが「価値観の押し付け」の理解者の立場は取っても被害者の立場である事は伏せている様に見えました
「みんな悩み」があるからと周りの悩みには寄り添うのに自分の悩みは抱え込もうとする傾向はいずれ自身の負担に押し潰されるのでは無いかと危惧してしまいます、これは恐らく後のストーリーでの課題となるのでは無いでしょうか
私としては瑞希も救われるべき人の一人だと瑞希自身に知ってほしいと思います。それだけ苦しみ、その経験を人への優しさに代えてきたのですから

[4 1 21/11/15(月) 08:34:10]

東雲絵名
私が最も共感出来た人です。私に取って創作に携わる人は余りにも尊く、雲の上の存在として認識して居るため、創作関連での悩みには共感出来ない所があります。しかし「才能がある人に創作を辞めてほしくない」と言う私に取って最も身近な思いを叫ぶ場面では思わず感情移入してしまいました
まふゆの本音に自身の本音をぶつけて孤独から引き戻す姿は己のエゴを承知で人を救うと言うニーゴの象徴とも言えるのでは無いでしょうか
そして自分の求める絵が書けない苦しみを相手を見返す努力に昇華する姿勢に深く尊敬します

[5 1 21/11/15(月) 08:34:30]

朝比奈まふゆ
本当のまふゆは良い子では無かったのでは無く。むしろ良い子過ぎたのだと思います。ニーゴ共通でもあるのですが、自身の持つ不満を消えて欲しい、消してやりたいと言う他者への攻撃でなく消えたいと自身に向ける者は紛れも無く善良でありまふゆは特にその傾向が強いと言うのが私の考えです。
瑞希の指摘したとおり他者から価値観を押し付けられて居ると言うのがまふゆの現実です。しかし今まで不満を吐き出す事すら出来なかったのでしょう。まふゆの周囲は偏見で見る瑞希のクラスメイトや呪いを残した宵崎父ほど負の感情を持っている訳ではなく、むしろまふゆに対して尊敬すらしている様子でした。そんな周囲を見てまふゆは自身を縛ってまで尊敬に潔癖過ぎる誠意で答えてしまった結果周囲の尊敬とまふゆの誠意のすれ違いが悪循環を起こしパンク寸前まで追い込んでしまったのです。
まふゆは自身のエゴを許してあげられ無かったのでは無いでしょうか。人間誰もがエゴを持ち、不満を覚えるのが当然ですがまふゆはそれを当然と思えず周囲の期待に答える事を当然としてしまった結果摩擦が起きて自身の本音を磨り潰してしまいました。そしてまふゆが救われたのは救おうとするニーゴの気持ちがエゴであると受け入れた事により自身のエゴを許してあげられたのだと思います。

[6 二次元好きの匿名さん 21/11/15(月) 09:44:49]

めっちゃ分析してる...すげぇ

[8 二次元好きの匿名さん 21/11/15(月) 11:02:09]

>>3

瑞希のことは、神高文化祭のイベストも読んでもらえれば解像度が上がると思う