辻斬り侍殿に頼みたい 完走記念スレ

  • 1二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:00:58

    こちらの完走記念スレです

    このSSはこんなこと頑張ったとか、あのSSのこう言う所が素敵だったとか、間に合わなかったお題を投げたりだとか、緩く使いましょう


    ・元スレのお題でござる

    お出かけの約束をやむを得ない事情で先送りする事にトレーナーなり埋め合わせでできることなら何でもするよと言うの聞いて耳がピンと立ち無言でハグをするよう手を広げるシチュエーションで一太刀頼みたい...

    キャラは問わないので頼みたい...


    辻斬り侍殿に頼みたい|あにまん掲示板お出かけの約束をやむを得ない事情で先送りする事にトレーナーなり埋め合わせでできることなら何でもするよと言うの聞いて耳がピンと立ち無言でハグをするよう手を広げるシチュエーションで一太刀頼みたい...キャ…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:01:47

    前スレ埋まってたでござる 
    感謝の極み也

  • 3集計ターボもん23/02/24(金) 10:06:27

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    完走おめでとうもん!
    何度も言ってきたけど、定期的に、且つ色んな子でのSSが見られるの本当に凄かったもん 
    また見返したいもん

  • 4二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:12:59

    このレスは削除されています

  • 5集計ターボもん23/02/24(金) 10:14:14

    計35人のSSが書かれてたもん
    複数書かれてる子もいるからSSの数は…たくさんだもん!
    ウマ娘達のことが大好きな皆の力としか言えないもん
    すごいもん

  • 6二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:18:40

    お題を1レスの中で綺麗にまとめてる人も、長編やを書いた人もみんなすごいもん

  • 7二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:28:38

    オツモンニー
    まさか完走するとは思わなかったテイオー様ダモンニ
    テイオー様を二周年でもよろしくモンニ!
    (カイチョーエミュ難しかったモンニ…)

  • 8二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:38:24

    見てくださっているかわからないけど、個人的にアルダンの方の、1レスでお題を纏めながら、ちゃんと甘い雰囲気を醸し出すあの技量が素晴らしかったのだ
    勿論皆さん素晴らしいのは前提なのだ

  • 9二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:43:11

    書く機会の無かった子のSSにチャレンジ出来たり、自分では難しい子のSSを書いてくれる人のを見てその子が好きになれたモンニ
    ありがとモンニ

  • 10二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:48:14

    ツヨシのSS書いてくださった方には感謝…感謝しかないもん
    本当に愛おしいなあの子…

  • 11二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 10:53:45

    最後に大好き、って言われるのは予測可能回避不可能な致命傷を負うのだ
    のだ

  • 12二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 11:01:08

    見ていても参加しても、すごく創作意欲を刺激されるスレだった
    ありがとう
    機会があればまた書きに来るかもしれないのでよろしく

  • 13二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 14:32:22

    良スレありがとう
    また参加したいからスレ主さんにはまた気が向いたら色んなお題でスレ立てて欲しいな
    そしてまた辻SS斬り達の尊みの刃を受けて欲しい

  • 14二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 14:37:09

    またこんなスレが経ったら参加したいわ
    ありがとう

  • 15二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 14:41:01

    巻き藁スレ楽しかったよ
    またやろうな

  • 16二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 14:56:44

    >>8

    ありがとうございます

  • 17二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 15:10:12

    まさか完走すると思ってなかったモンニ

  • 18二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 21:57:19

    >>10

    そう言ってくれるとありがたい…

  • 19二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 00:31:56

    このスレのお陰でターボもいーっぱい書くの頑張れたぞ!
    ありがとな!

  • 20二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 09:32:42

    いつになるかわからんがまた辻斬りスレが立つことを願ってるよ
    良いスレだった

  • 21二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 11:46:54

    ウマ娘見る専勢の自分も楽しめました
    今度スレが立てたら色々調べて参加しても大丈夫でしょうか?

  • 22二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 13:31:10

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 13:35:13

    >>21

    スレ主じゃないけど是非参加してもらえると嬉しいです

    後、元スレのお題で何か思いついたらこちらに新しく書いて頂いても大丈夫かと思われます

  • 24二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 20:00:56

    おお完走してたのか
    また色んなお題で参加したいね

  • 25二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 05:33:02

    侍ってたくさん居るんだな

  • 26二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 07:49:46

    >>25

    皆の心の中にデシタルが居てそれが侍にジョブチェンジするんだ

    だけど手にした刃が尊過ぎてセルフ切腹するけど

    そこにウマ娘がある限り何度でも蘇ってまた侍に…と無限ループするんだ

  • 27二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 12:04:14

    完走スレなのにじわじわレス増えてるのもやはりサムライ達が生きてる証拠…?

  • 28二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 23:00:57

    現代に潜むはNINJAだけではなかったのか

  • 29二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 11:02:01

    ほしゅ

  • 30二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 22:45:39

    もちっと待ってくれんか

  • 31二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 00:50:59

    生き残りがいたか…

  • 32二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 09:40:32

    >>30

    ゆっくりで良いのじゃ

  • 33二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 12:32:01

    久々すぎてうまく形にならんのじゃ……
    ただまた書き始める切っ掛けになったから短くても形にしときたくてな

  • 34二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:13:52

    当日はきっと雨が降るな

    そんな冗談に「それはそれで私は好きだよ」と微笑み返してくれたのはつい先日のことだった。

    シービーのトレーナーとなり、彼女の散歩に付き合って見知らぬ土地まで足を伸ばしたり、自宅にあがって異国のスパイスでの創作料理を作るのも日常の一部になりつつある今日この頃。
    散歩先で見つけた旅行のチラシにシービーがいたく興味を引かれたのがきっかけだった。
    美しい青空をバックに果てしなく続くかのような青草の茂る丘陵地の写真が印刷されたどこにでもある旅行代理店のチラシ。
    そんな写真に瞳を輝かせて尻尾を揺らしていたシービーに旅行の話を持ちかけたのは自然な流れであったと思う。彼女も2つ返事で了承し、日取りを決めた。それから、旅先の下調べをして、トレーニングの日程も調整し、万が一にシービーが旅行先で長居したくなった時に備えて旅館に部屋を2つも抑えた。ただ、秋の空も呆れる程に気の変わりやすいシービーだ。しばらくしたら興味が変わるか、忘れるかするかもしれないな、などと高を括っていたのだった。

    そんな折、またもやシービーに「なんか作ってくれない?」とお呼ばれした。そこで、彼女の家のカレンダーに赤丸で印がついているのを見つけたのだった。

    「シービー、これ」
    「え?旅行その日であってるよね?楽しみにしてるよ」

    シービーはハンモックに深く腰掛けながらそう言った。

  • 35二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:14:05

    「……」
    「どうしたの?随分驚いた顔してるけど」
    「いや、シービーのことだから『もう一人で行ってきちゃった』ぐらいの展開になるんじゃないかと思ってて」
    「失礼だなぁ。まぁ、その可能性がなかったわけじゃないけど」

    シービーはそう言って苦笑いを浮かべた。
    困り顔になったハの字の眉と、バツの悪そうな口調から察するに割と本気で実行しかけたのだろう。
    だが、シービーがそこから思いとどまったというのはなかなかに珍しいことであった。

    「約束は約束だしね。それに、たまには2人旅ってのも悪くないと思ってさ」

    自由に振る舞っていてもどこか律儀なところのあるシービーらしい返答ではあったが、それはそれとしてもやはり珍しい。

    彼女にとって旅とは自由気ままなものであるはずだそして、自由気ままだからこそ旅が好きなのだ。
    そんな彼女が自分との旅行を楽しみにしてくれている。

    それは、どこか心の片隅が浮かび上がるような心地よさがあった。
    ようやく彼女の心に寄り添えたような、共にトゥインクル・シリーズの日々を走っていく許しを貰ったかのような、そんな気分だった。

    だが、その時の自分は弾む気持ちを気恥ずかしく思って、平静を装うように冗談を口にした。

    「当日はきっと雨が降るな」
    「それはそれで私は好きだよ。雨の中の草原はきっといい匂いがする」

    彼女はそう言って遥か遠くの草原に思いを馳せるように目を閉じた。
    だが、不意にパチリと目を開け、こちらに向かって意味ありげに微笑んだ

    「ただ、今はそれより、君の刺激的な料理の香りが恋しいかな」

    情緒もへったくれもあったものではない、『お腹がすいた』アピールに今度はこちら苦笑いを浮かべる番だった。

  • 36二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:14:50

    そんな先日のやり取りを思い起こし、憂鬱な思いでシービーの自室の前に立っていた。
    片手にはお惣菜と牛乳パックの入ったエコバック。
    もう片方の手の上にはスマホが乗っており、詳細な学会発表のスケジュール表が表示されていた。

    トレセン学園に所属する中央トレーナーともなれば、資格を取ってハイ万事OKというわけにはいかない。数年に一度の免許更新の為にも学会に出席して単位を確保しなくてはならず、時には論文の発表も必要だ。必要な単位は多岐に渡り、スポーツ科学や理学療法、果ては医学の分野にもお邪魔することがある。そんな中、ウマ娘に焦点を当てた学会がトレセン学園で執り行われることとなった。シービーの旅行の為に今回は欠席するつもりだったのだが、何の因果か学会の座長を務める予定だった後輩が感染症にかかってしまった。一週間は自宅待機となった以上、最早代役を立てるしか方法はない。だが、内容はウマ娘学会の権威たる方を国外からお呼びしての特別講演。生半可なトレーナーを充てがう訳にもいかず、こちらに白羽の矢が立った。
    一応、これでもクラシック3冠ウマ娘のトレーナーだ。肩書きとしては申し分ない。
    電話の向こうで苦しそうな声で平謝りをするシンボリルドルフのトレーナーのことを思い出し、ため息を吐く。

    「なんて言えばいいかな……」

    旅行の日程と丸被りしているスケジュール表がこれ程までに憎いとは思わなかった。

    だが、いつまでもうら若き乙女の部屋の前で待ちぼうけしている訳にも行かない。下手すればストーカー行為で通報されかねない。

    意を決して、インターホンを鳴らす。
    シービーに嘘をついたり、見苦しい言い訳はしたくない。

    ありのままを話そう。

    そう思いながらもシービーに部屋の扉を開けてめらうまでの時間はいやに長く感じたのだった。

  • 37二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:16:34

    「うーん……じゃあ、しょうがないか」
    「ごめん」

    いつものようにハンモックに腰掛けているシービーの前で正座をして頭を下げる。

    「そんなに恐縮しないでよ。君が悪いわけじゃないんだし」
    「でも、楽しみにしてくれたんだろ?」

    彼女の部屋のカレンダーが目の端に映っている。他に予定など一切書き込んでいない真っ白なカレンダーにその赤い印だけがいやに目立つ。
    数日前に来た時は自分もニコニコとその印を眺めていられたのが、今となってはこちらを責め立てているようにしか見えなかった。

    「楽しみにはしてたけど、それで君を非難する程狭量じゃないよ。それとも、私に臍を曲げられる方が良かった?」
    「そうではないけど」

    彼女のことだからこう言ってくれるとは思っていた。だが、それで胸の内の罪悪感が消えるわけではない。
    自分が誘わなければシービーは気が向いた時に一人で出かけて、好きに楽しんで帰ってこれたのだ。それこそが、彼女の好きな旅の有り方だというのは重々承知していた。そんな彼女に約束という縛りを与え、その上で目前になって楽しみを奪ってしまった。

    頭の中では「自分が誘わなければ」という後悔がばかりが巡っていた。

    そんな自分に向けてシービーはあっけらかんと言い放った

    「じゃあ、一人で行ってくるね」

  • 38二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:17:46

    「うん、そうしてくれるとこっちもありがたいよ」

    俺は申し訳ないと苦笑いしながら顔をあげた。

    元々、彼女は一人で行くつもりもあったのだ。
    一緒に巡れないのは残念だが、彼女が楽しんできてくれるならそれに越したことはない。

    「変に待たせちゃった分、楽しんできてね」
    「うん、そうする。トレーナーもお仕事頑張ってね」

    未練など一切なさそうな切り替えの早さ。それでこそミスターシービーだった。
    それは少し寂しくもあったが、そんなことを考えるのは烏滸がましいにも程がある。
    変に縛りを入れてしまったのはこちらなのだから、シービーが楽しめるならそれが一番であった。

    ただ、正直言ってそれだけではこちらも立つ瀬がない。

    だから、俺は軽々しく1つの約束を口にした。

    「この埋め合わせは必ずするよ。自分に出来ることならなんでも言ってくれていいからね」

    その瞬間、ピクリとシービーの耳が直立した。

    「へぇ……」

    それは、いつものシービーとは少し違う声音であった。細められたシービーの目元がこちらを覗き込んでくる。

    それへ悪戯を思いついた少女のようにも、獲物を品定めする猛禽類にも似た表情であった。

  • 39二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:18:43

    「そっか、『なんでも』か……『なんでも』いいの?」
    「じ、自分に出来る範囲で、お願いします」
    「じゃあ、例えば1ヶ月毎日創作料理を作って欲しいっていったら?」
    「えっ!?メニュー被りなしで!?」
    「うん」
    「いや、それは……なんとか……うーん、なんとか頑張ってみるけど」
    「あはは、冗談だよ。そんな難しいこと言わないって……そうだな……うん、よし。立ってよ、トレーナー」
    「え?」
    「ほら、立って立って」

    ハンモックから立ち上がったシービーに腕を引かれ、立ち上がる。
    片付いている部屋とはいえ、学生が一人暮らしをするような物件だ。家具が並ぶ中で引き起こされれば自然と2人の距離は近いものになってしまう。

    女性にしては上背のあるシービーと共に立てば自分の鼻先に彼女の目線がある。
    そんなシービーは不意に両腕を横に広げた。

    「はい、お願い」
    「えっ?えっ!?」

    目を瞑り、両腕を広げ、こちらに身を委ねるポーズ。シービーが余計な言葉を発さずとも、何を求められてるかなど一目瞭然だった。
    ただ、彼女にそんな態度で迫られ興奮よりも困惑と驚愕が先に来てしまう。

    「い、いや、シービー!ちょっと、それは!」

    慌てて一歩距離をあけると、シービーは目を開いて小悪魔のように微笑んだ

  • 40二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:19:48

    「あれ?『なんでも』してくれるんでしょ?」
    「いや!!そうは言ったけど!!でも……」
    「じゃっ、言葉にしてあげよっか?トレーナーはこれから私が旅行にいくまでの間、私の要求に応じて私をハグすること。はい、約束ね」
    「や、約束……でございますか」

    シービーが苦手とする『約束事』という行為。
    今回、こちらがシービーに約束を持ちかけて、それを破ってしまった以上、自分にこの約束を拒否することは出来ない。

    しかも、自分の技量とか能力とかが関わってくる事柄ならまだしもハグだけなら問題となるのは自分の羞恥心だけだ。
    「ほら、トレーナー。誰も見てないんだから恥ずかしくないでしょ」

    むしろこの場合、周囲に誰もいないことが問題なのでは。

    だが、心の中でいくら叫ぼうとも、シービーの姿勢は変わらない。
    ならば、自分にできることは、1つしかなかった。

    俺は息を詰め、ゆっくりと彼女に歩み寄った。
    距離にして半歩。だが、自分にとっては芝3000mよりも遠くあって欲しい距離であった。

    だが、俺の足は数秒で彼女のそばに踏み込み、俺の腕は彼女の背に回ってしまった。肩と肩を合わせるように僅かに距離を開けたハグ。だが、拳1つ分開けた距離もシービーに引き寄せられて潰れてしまう。

    シービーの一人暮らしの家で、2人っきりの状況で、音楽1つない静かな夜に、彼女を抱きしめている。

    鼻をくすぐるトリートメントの香りとか、思ってたよりも華奢な身体つきとか、そんなことを思い起こしたのはもっと後のことで、その時はただバクバクと響く自分の心臓の音を聞き取るので精一杯だった。初心なティーンエイジャーじゃあるまいしと思いながらも、情けないことに女性経験の乏しいこの身では狼狽えるなというのが無理がある。

  • 41二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:20:43

    「ふふっ、もういいよトレーナー」
    「はい」

    ガチガチになった腕を彼女から放し、離れる。
    時間にして1分程度だろうか。
    だが、体感時間で言えば3分強は遥かに越えていた

    「あははっ、顔真っ赤だよ、トレーナー」
    「勘弁してよ。あんまりこういうの慣れてないんだから」
    「ごめんごめん、それじゃあこれからよろしくね」
    「えっ?」

    これから?

    「『私が旅行にいくまでの間、私の要求に応じて私をハグする』そういう約束だもんね」

    その後、なんとか頼み込んで人前で要求するのだけはやめてくれと頼み込みはしたが、週末までの数日間、本当に彼女の気まぐれにハグを要求されて心臓を酷使する羽目になったのだった。

    なお、上機嫌で旅行から帰ってきた彼女に
    「そうえば、あの約束って『どの』旅行かって限定しなかったよね」
    と仄めかされて、またもや正座することになるのをこの時の俺はまだ知らなかったのだった。


    fin

  • 42二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:23:40

    拙者、シービーに脳を焼かれ候。
    ここに大太刀を振りあげ候。

    思ったよりも長文になってしまった。
    やっぱり、良い小説は無駄を省くことが大事だと思う今日この頃。修行が足りないなぁ。

    あっ、CB sideもそのうち上げるかも

  • 43二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 20:08:11

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 20:09:07

    CB side

    ふと、どこか懐かしいような匂いがした。

    振り返ってみれば、自分のトレーナーが道端の花に目を向けて優しく微笑む姿が見えた気がした。


    趣味である一人歩きの散歩道。その傍らに寄り添ってくれる人ができた。それがいつの頃から始まったのかはもう覚えていない。

    最初はまるで気にしていなかった。トレセン学園の校門が見えてきてようやくトレーナーのことを思い出すのもしばしばだった。だが、その回数が10とならり、20となり、50を越えてくれば最早それは日常の一部になりつつあった。

    私の気ままな道すがら、同じ道を行く気ままな同行人。言葉を交わすことはほとんどなく、目線を交わすことも数える程しかない。それでも共に歩いていく日々は今までと何も変わらぬはずなのに、どこか今までにない安らぎを与えてくれるものであった。

    近頃は昼間はトレーニングで、自由時間は散歩道で、夜は創作料理を作りにきてくれたりと、トレーナーと顔を突き合わせてばかりだ。本当に一人でいる時間は極端に減ってるような気もするが、そんなことすら気にならない程に彼は私のパーソナルスペースの中に溶け込んでた。

    この間など、一人で散歩している時も自分の襟口からトレーナーの香りが漂ってきて驚いた程だだった。

    だが、それが悪い気分かというとむしろ逆であった。

    彼のことを思い出せば、自分はこのままでいいんだと思える。自分は自由に道を歩いていけばいいのだと迷わずにいられる。

    それは背中に羽が生えたかのような清々しさだった。

    だからだろうか、彼から「一緒に旅行に行こうか」と提案された時もほとんど躊躇いなく了承することができた。
    思い立ったが吉日が信条の私であるが、たまには軽く予定を立てて誰かに合わせるのも悪くないと思ったのだ。

    普段は真っ白のカレンダーに印をつけ、旅行先のパンフレットなんか読んで想像を膨らませ、いつものように道を揃えるだけで言葉も交わさない気ままな2人の散歩道を想像することはそれはそれで楽しかった。

    だが、結局のところその想像は現実となることはなかったが。

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 20:11:01

    「………くふっ」

    私は青々と茂る草原の中を歩きながら自分の袖口をそっと口元に寄せる。
    ここ数日、ことあるごとに要求してきたハグにより染みついた彼の香りがまだ仄かに残っていた。

    ここに彼はいない。
    今頃、トレセン学園のホールで講演のメモを取りながら難しい顔で頭を巡らせていることだろう。
    それとも、高名な講師と道端で世間話のような雰囲気で議論でも交わしているだろうか。

    まぁ、どちらでもいい。

    彼がここにいなくとも、彼の存在を感じることができるなら私は迷うことなく自分に従って歩いて行ける。

    澄み渡る風を胸一杯に吸い込み、私は気のおもむくままに歩いてゆく。

    踏みしめた大地はまるで弾んでいるかのように私を前へ前へと導いてくれるのであった

    fin


    結局、勢い任せて速攻で書いてしまった

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 22:48:22

    シービーの一人称ってアタシじゃなかったっけ

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 22:59:14

    >>46

    なんならトレーナーの呼び方も『君』じゃなくて『キミ』だったわ

    やっぱ勢いでSS書くもんじゃねぇな


    スンマセン

  • 48ヒシミラさん(仮)23/02/28(火) 23:09:11

    「おねえちゃん、そういうの感心しないな〜」
    「ごめんヒシミラさん! まさか予定が急に入るなんて……」
     トレーナーさんはおねえちゃんとデートよりお仕事の方が好きみたい。フラれちゃった、なんて言うつもりはまったく無いの。でも、ちょっぴり心配。

     ちゃんと休めてるのかな? 君はいっつも無理しちゃうから、ちょっぴり……ううん。すごく心配なの。
    「……ところで、トレーナーさ」
    ちゃんと休めてるの? そう言いかけて、
    「この埋め合わせはなんでもするから!」
    「…………!?」
    開いた口がふさがらなくなっちゃった。だって、何でもするって言っちゃうんだから。

     なら、今。
    「……ふ〜ん? トレーナーさん、なんでもって……なんでも?」
    少しでもいいから、癒やしてあげたい。
    「……じゃあ」
    腕を広げて、少し首を傾げてみせる。恥ずかしいのは、お互いさま、かな? 

    「ん……えらい、えらいぞ〜。……よく来れました」
     ぎゅー、って……あはは……。トレーナーさんのほうが大きいから、私が逆に覆いかぶさっちゃった。でも、いいの。
    「……おねえちゃんね、本当はちゃんと休んでほしいんだ。だって、あなたはいっつも無理しちゃうから」

     私のためだって、口癖のように言うけれど、私もあなたのことが大切なの。だから、これくらいはさせてほしいな。
    「……リラックスできた? ……お仕事、がんばってね」
    もしかしたら、わたしはあなた以上に癒やされちゃったかも。
    だって、こんなにも暖かいのだから。

    あなたも、そうであってほしいな。

  • 49ヒシミラさん(仮)23/02/28(火) 23:10:06

    ヒシミラクルはほんわかお姉さんキャラであってほしい(クソデカボイス)
    年下の姉って最高だぜ!

  • 50二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 00:57:30

    侍達が刀を取り出した…戦じゃ

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 05:24:24

    明日出張で暫く空ける……?
    ト、トレーナー君!君はこの私の予定を放っておいて出張にうつつを抜かすというのかい!?
    お弁当はどうするんだい!?実験もどうするんだい!?
    私は君が居ないと色々出来ないか弱いウマ娘なんだぞ!?
    埋め合わせ?当たり前だねぇ!それはモルモット君としての義務だからねぇ!
    しかし埋め合わせとは言ったがどうしたものか…
    そうだ出張前に少し実験の被検体になって貰おうかねぇ…
    クククッ…そう身構え無くてもいい。君は私の言う通りにすれば良いんだからね。だから頼むよ…
    ?何をしてるんだい?
    私がこのポーズをするという事は何を求めているかはすぐ分かるだろう?ほら!はーやーくー!
    …流石はモルモット君だねぇ。実験というのは抱きしめるとやる気等色んなものが相手から貰えるという検証だよ。
    方程式が存在しない俗説だけど確かに力が漲ってくるねぇ。これなら君が出張でも必要分の力を貰えれば大丈夫だろう。さぁ、私が良いと言うまで抱きしめておくれよ!
    ………このぐらいで大丈夫だねぇ。さあ!私の事は問題ないから出張を終わらせて早く戻ってきたまえ!

    (数時間後)
    ト、トレーナー君!大変だ!君から貰った力がもう切れた!このままでは寂しさで倒れそうだ!早く補給させてくれ!はーやーくー!
    ……え?さっき周りに話をつけて私も同行が許可されただって?
    …ッ、流石は私のトレーナー君だねぇ!さぁ!早く私の明日の仕度を準備したまえ!
    何をしてるんだい?さあ!はーやーくー!

    ふぅん、実験は成功。…でも自分の奥底から感じるこの熱については予想外だねぇ。これも実証しなければ…いや、検証は良しにしておこう。根拠はないけどどんな有名な式も理論も薬品の組み合わせでもきっと解明できない…
    私と君が二人で一緒に追い求めてその果てでやっと答えが出せる…他の誰にも証明できない二人だけの方程式…そう断言できるよ。

    だからこれからもよろしく頼むよ。世界で一人しかいない私だけの「助手」君。

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 06:31:17

    久々に来てみたら完走してたので供養も込めて拙者のss抜刀しておくで候

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 17:57:19

    一体何が侍たちをそこまで……

  • 54集計ターボもん23/03/01(水) 18:01:46

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ミラクル タキオン

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    これで書かれた子は計38人もん!
    2周年おめでとうもん!
    …何でまた息を吹き返してきたもん?
    とにかくありがたいもん!

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 22:49:20

    >>53

    お題があり、そこに書き込めるならばSS侍はふらりと現れるのだ

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 00:12:55

    そうか…明日の予定は急な仕事で持ち越しか…
    ———何故謝るのだ?確かに怒っていないと言えば嘘になるが…私にも学業やレースがあるようにトレーナーにも仕事というものがあるだろう?……私との約束を破ってしまった事に申し訳ないと…
    ———ありがとう、私の事をここまで考えてくれて………? ——今回の分埋め合わせ…か…何でも………そうだな…ならこれをお願いしたいのだが…頼めるだろうか?

    …トレーナーは私の姿勢を見て抱きしめて欲しいと判断…———YES.見ての通りだ、よろしく頼む。
    ———暖かいな…身体だけでなく心も全てトレーナーは暖かい…。この暖かさに私は全てを委ねられる…この暖かさがあるから私はありのままでいられる…
    ———これからもこの暖かさで私の事を受け止めてくれないだろうか?———そうか、ありがとうトレーナー。———貴方がトレーナーになってくれて私は本当に幸せだ…
    これからもこの暖かさが迎えてくれる…———そのことがレースで勝ったどの時よりも嬉しい気持ちが抑えきれない。———せっかくの埋め合わせだ。時間が許す限りまでこの暖かさに包まれていたい…
    ———いや、きっとこれから先、"時間が許す限り"と言う言葉も不要になるだろうな。

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 00:20:29

    ちょっと読み辛くなってしまってすまない…

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 00:31:29

    …(素晴らしい、ありがとう)

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 00:43:51

    >>54

    ミラクルだけだとどっちのミラクルかわからないわね…

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 07:05:15

    >>58

    ———こちらこそ有難い

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 12:36:25

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 13:29:54

    トレーナー、どうしたの?
    ……えぇ!急な出張が入っちゃったの?
    仕方ないよ…。
    そんなことより出張ってどこ行くの?
    ふーん、ちょっと待ってね。……うーんと、キミにとってそっちは凶方位かも…。
    でも大丈夫!オレンジ色のハンカチとかネクタイとか身につければ防げるはずだよ。
    ……え?埋め合わせ?別に気にしなくていいんだけどな。
    ……うーん、埋め合わせって言ってもなぁ。なんでも?なんでもいいの?そうだなぁ……。
    じゃあ、はい!私のラッキー分けてあげる。さあはやくはやく。
    ほら、もっとだよ。もっと。……えへへ

    ………そろそろ大丈夫だよ。
    うん、これでトレーナーの運気も急上昇間違いなし☆
    どう?私のラッキーパワーちゃんと受け取って貰えたかな?そう?良かった!それじゃあお仕事頑張ってきてね!トレーナー!

    私のラッキーパーソン。

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:44:08

    どうしたんですか?トレーナーさん?急におれを呼んで何かあったんですか?
    えっ、今度の日に出張になってしまったんですか?
    それで帰りは明後日になると…
    そうですか…それは残念ですね…でも大丈夫ですよ、トレーナーさんがやらなければならない大切な仕事ですから、そこはおれも分かってます。
    ……どうしました?そんな浮かない顔をして。何か別の理由でもあるんですか?
    …出張の間におれに何かあったら心配だから本当は断りたかったですか…
    優しいんですね…トレーナーさん。
    え?埋め合わせですか?そう言われると中々浮かんで来ないですね…………なら、こうしてくれると嬉しいかな。

    ふふっ、まさか本当に抱きしめてくれるなんて、トレーナーさんも中々ですね。
    ……本当はおれも不安なんです。おれ自身の事じゃなくて出張先でトレーナーさんがおれみたいな事になるかもしれないと思うと……怖い…離れたく無い…
    …自分は必ず戻ってくるですか…永遠の別れでも無いのにお互い大袈裟ですね…でも嬉しいです。
    もしかしたらあの時起きた2度の奇跡もトレーナーさんとおれが出会える為の誰かさんの悪戯だった…辛い過去ですけど今ではそう思えたりもします。

    いつもはトレーニングの時、レースの時、トレーナーさんはおれが戻ってくるのをずっと待っててくれています。…だから今度はおれの番です。
    おれから離れないでなんて言いません。だから必ず戻って来てください。おれもトレーナーさんの様に此処でずっと待っていますから…
    戻ってきた時にまた…おれを抱きしめて下さい。
    約束…ですからね?
    ———大好きなトレーナーさん。

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:45:36

    >>59

    どっちのミラクルか分からない?

    逆に考えるんだ

    逆にどっちもいれば問題ないんだって

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 01:39:30

    拙者 元すれにて依頼をした者
    少しあにまんから離れていた間にこれ程までに見事な太刀筋を見せてくれた事に感謝致す

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 11:06:12

    >>65

    元スレ主殿!

  • 67集計ターボもん23/03/03(金) 15:29:28

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    これで書かれた子は計41人もん!
    …確かにミラクルだけだと誰かわからないもんね
    まず二人揃ったことがミラクルだもん…

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 22:39:45

    来たらまた増えてるよ辻斬り

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 22:44:13

    >>67

    そもそもケイエスミラクルは兎も角ヒシミラクルはキャラデザしか出てねぇですわ…

    でもすき(欲望に忠実)

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 10:24:42

    >>65

    スレ主良スレありがとう

    また色んなお題をお願いするでござる

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 18:29:22

    トレーナー!ターボとのやくそく!
    福島遊びにいくの!忘れちゃったのか!?
    なんでそんな日に用事いれちゃうんだよー!
    しかも、一日じゃ終わんないの!?
    ターボ、トレーナーとずっとはなればなれ!?

    え?ターボのためのキンキューショーシュー?
    長くても3日くらい?
    うう〜、それなら〜〜。
    …ターボ、いい子だからガマンするぞ!

    だから…ターボ今のうちにトレーナーといっぱいハグするもんね!
    トレーナーも、ターボのまねして!
    してくれないと…うううう…ぐすっ。

    …うん。
    トレーナーがギュってしてくれたから元気、チャージ出来た気がする。

    トレーナーも、ターボがいなくて泣くんじゃないぞ!
    ターボは…多分大丈夫!
    寂しくなったら、ビデオ通話する!

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 18:32:05

    ターボ書いたけど平仮名カタカナの使い分けとかどこまで子どもっぽくすればいいのか加減がクソむずいもん…
    エミュ出来る人そんけーするもん

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 18:42:16

    完走記念スレ(新たに作品が投稿されないとは言ってない)

    嫌いじゃないよ

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 20:26:18

    >>73

    完走(した)記念(に作品を投稿)だから問題無いのだ

  • 75シュヴァルグラン実装おめでとう23/03/04(土) 23:54:42

    「そう、ですか……。いえ、トレーナーさんのお仕事の方が大切ですから」
    僕は、運も悪いのだろうか 勇気を出して誘ったプラネタリウムのチケットが、いやに重い。
    「(でも……わがままになっちゃう)」
    言いたい。僕との約束よりお仕事のほうが大切ですか、と。でもそれは結局わがままだ。それに誰も幸せにならない。それは彼にも、僕にも。

    だから、僕だけが我慢すればいい。そういう事には慣れっこだから、我慢。そう、我慢。……そう自分に言い聞かせようとしていたのに、
    「…………ふぇ? 埋め合わせに、なんでも、する?」
    頭が真っ白になってしまった。その言葉を何度も頭の中で繰り返しても、やっぱり頭が真っ白になってしまう。

    「い……いえいえ!! そんなことしなくても!!」
    冷静に考えれば、また誘えばいいのではないか。たかがプラネタリウムだ、大して高くはない。今度はちゃんと、予定を聞けば良いだけ。
    そう考えたら恥ずかしくなってしまった。近くに置いておいたバックをひっ掴んで、
    「で、では僕はこれで! お仕事頑張ってくださ……えっ、あ……!?」
    逃げるように帰ろうとして、足がもつれる。前には、彼が。なんとかバランスを取って、転ばないように腕を伸ばすも時すでに遅し。盛大に倒れ込んだ。

    「(……あ、あれ? 痛く、ない)」
     
    本来なら、硬い床が当たるはず。なのに、それはほんのりと暖かく、心地が良かった。ひょっとして、この温もりは。
    「と、とととトレーナーさん!? なんで……じゃなくてケガは!?」
    すぐに避けなきゃと体を動かすも、動かない。動けなかった。彼の暖かさが、帽子越しに伝わって、一言。
    「……どうして、トレーナーさんが謝るんですか」
    転んだのは僕なのに。……でも。
    今は、今だけは、いつもより甘えても、いいですか?

    「……やっぱり、寂しいです。楽しみだったんです。好きなプログラム、今日が最後で……。……っ!?」
     その一言に、視界がぼやけた。
    「……はいっ! 帰ってくるまで僕、待ってますから!」
    僕には、運がない。実力だって、何もかもない。でも、それでも。

    僕が一番、幸せだ。

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 00:41:32

    ウソでしょ…
    未実装ウマ娘までSSが書かれてる…(褒め言葉)

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 09:36:40

    「やや!トレーナーさん!おはようございまーす!今日も一日、バクシンしていきましょう!」

    担当に憂鬱な知らせを持ってトレーナー室に入った俺は、バクシンオーの明るさに少し救われる。

    「今日も元気だな、バクシンオー。」
    「えぇ!元気な挨拶は、生徒の見本となる学級委員長として当然のこと!それに!」
    「それに?」

    「なんと私達、来週にはお出かけの予定が!桜餅食べ歩きの旅!もちろん、学級委員長として食べ歩きは少しよろしくないので、お店の中で食べることにはなると思いますが!」

    そう、自分と彼女はそんな約束をしていたのだ。いろんなお店が桜餅の出店をするイベント。桜餅は彼女の大好物だし、普段から頑張ってくれている彼女への労いを込めて、行こうと先月から約束していたのだ。していた、のだが。

    「ごめん、そのことなんだけど……どうしても外せない出張が入れられちゃって、行けなくなっちゃったんだ……」
    「……ちょわーっ!?」

    彼女の悲鳴と悲しそうな表情に心が痛む。当然だ、ずっと前から約束をしていたのに、迫ってきていきなり行けなくなりましたなど、上げ落としにも程がある。楽しみにしてくれていたというのに、非常に申し訳ない。しっかりと彼女と向き合って、納得してもらえるよう説得をしなければならない。それが、最低限自分にできることだ。

    「分かりました!では、ブルボンさんやフラワーさんを誘うことにします!」

    わぁ切り替えが早い。

    「い、いいのか?」

    何も言わず納得してくれた彼女に思わず聞いてしまう。もっと色々と責められると思っていたのだが。

    「もちろん私、すごく寂しいです!お出かけもずっと楽しみにしていましたし、出張でしばらく会えなくなるなんて!ですが、トレーナーさんにやむを得ない事情があるならば仕方ありません!イベント自体が中止になったわけではありませんし、永遠のお別れというわけでもありません!お祭りのお土産たくさん買って帰るので、期待していてください!」

    なんていい子なんだ。さすがは学級委員長、彼女の懐の広さに涙が出そうになる。自分も出張先でいっぱいお土産を買うこと決めつつ、そんな優しい彼女をこのまま行かせるだけなのも非常に心苦しくて、一つ提案をした。

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 09:41:13

    「ごめんね、この埋め合わせになんでもするから……」
    「……むむ?」

    バクシンオー耳としっぽがぴんと立つ。何か変なことを言っただろうか?

    「……"なんでも"、してくれるんですね?」

    めちゃくちゃ言っていた。こういう時だけ突然彼女はトレセン学園で一番賢くなる。
    だが、これでやっぱ今のなしでというわけにはいかない。普段から彼女を騙しながら短距離で走ってもらっているのに、これ以上は彼女を含めた周囲から『嘘つき❤』とか呼ばれる生活が始まりかねない。そう自分に言い聞かせて、覚悟を決めた。

    「あぁ!なんでもしてやる!ばっちこい!」
    「では!」
    「えっもう決めたの!?」

    もうちょっと心の準備をさせてほしい。さすがはスプリンター、あまりの速さに先ほど決めた覚悟がふにゃふにゃになった。そんな自分の前でバクシンオーは、両手を大きく広げていた。

    「ぎゅーってしてください!」
    「もう一回言ってくれ。」
    「ぎゅーってしてください!!!」

    まずい。あまりにもまずい。なんだって突然ハグを求めてきたのだ。

    「私が学校行事でお泊りに行くとき、私が寂しくないようにと母上がハグをしてくれていました!なので!トレーナーさんも私に会えなくて寂しくならないよう!ぜひ、この学級委員長をハグしていってください!」

    彼女なりに気遣ってくれているのだろう……か?もしくは、彼女のほうが寂しいのだろうか。ともかく、色々と考えてくれてのお願いだろう。

    「……学級委員長的にハグはOK?」
    「えぇ!私も母上といっぱいしていましたから!」

    なるほど、それなら。お言葉に甘えさせてもらおう。

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 09:41:29

    彼女を抱きしめれば、彼女の体の柔らかさとふんわりとした優しい香りを感じる。

    「……♪」

    そして、リラックスしてくれているその表情が、自分に大きな活力を与えてくれた。向こうでもきちんと責務を果たし、彼女が長距離も走れるよう、しっかりと務めを果たさなければ。それが、今の自分にできることだ。

    「ちょわーっ!」

    突然突き飛ばされた。すごく痛い。何で?

    「トレーナーさん!今気づいたのですが!」
    「何でしょう。」
    「異性とのハグというのは、学級委員長的にOKなのでしょうか!?」

    ……だから聞いたのに。

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 12:41:21

    素晴らしい!
    バクシン的なマルッ!

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:52:59

    辻斬りは絶えぬ…こんなに嬉しいことは無い…

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 23:40:22

     「ええーっ⁉︎」
    夏のある日、残暑になりつつあるこの時期にトレーナー室に一つの叫び声が響いていた。
    「トレーナーさん今度仕事なんですか⁉︎」
    肩を落とし頬を風船の様に膨らませるのはサトノ家の至宝と称されるウマ娘のサトノダイヤモンド。どうやら彼女のトレーナーとお出かけする約束が急な仕事でキャンセルになってしまったからである。
    「すまんなダイヤ…どうしても外せないって向こうも首を縦に降ってくれないし、それに約束の日にちょうど天気が大荒れするから難しくてね…」
    彼女が納得できる様に一つ一つ説明をしていくトレーナー。確かに当日にお出かけを強行しようとしても外は大荒れになるのなら楽しむ暇など無いだろう。
    「むう〜折角お洋服とか水着とか、その…とかキタちゃんと一緒に見て回って揃えたのに…それじゃあんまりです…」
    そう言って不満という名の種を溜め込んだリスのようにぷくーと頬の風船をさらに膨らませるダイヤ。このまま空中へ浮いてしまいそうである。
    「本当にすまない…また近いうちに予定を組もう。幸いその用事さえ終われば暫くは大丈夫だし、天候も回復するからね。それに…」
    何でしょうと首を傾げるダイヤ。そんな彼女に申し訳なくトレーナーは話す。
    「今回は大荒れになるとはいえ自分の都合で仕事を入れざるを得なかった。だから今度の分の埋め合わせは何でもするよ」
    

    そう聞き終えたダイヤの耳はピンと立ち、尻尾も伸びたかと思いきやパタパタと振り子の様に往復する。
    「そうですか〜何でもですかぁ〜」
    何か悪巧みをする様にニヤリと笑みを浮かべるダイヤの姿。行動力と好奇心の塊であり頑固さも見受けられる彼女の事なのでどんな事が飛んでくるのかと身構えていたトレーナー。しかし…
    「一度延期する口約束では後へ後へと伸びてしまうという事があります! ですので、約束も兼ねた埋め合わせを今お願いしたいのです!」
    彼女から出てきた言葉は罰の類では無く、代わりに手を広げて眼を宝石の様に輝かせてこちらを見つめている彼女の姿があった。

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 23:42:04

    (これは…近づけって事だよな…)
    そう判断したトレーナーはダイヤの方へ向かっていく。近づく際に腕を上げて広げる様にとジェスチャーをされたので腕を広げるとあたかもクレーンゲームの様であった。そして彼女の直近へ近づくと逆に彼女から抱きついてきた。
    「えへへ…お互いに抱きついちゃいましたねトレーナーさん。これが私の約束と埋め合わせですよ」
    そう言ってダイヤは照れくさそうに続ける。
    「口約束だと忘れがちです、でも指切りげんまんだと実際に針千本なんて飲めませんしやっぱり忘れそうです…だからこうやって記憶に残るように抱きしめているのです」
    「そうか…じゃあこれは二人の約束の証だな」
    「はい!それに私こう見えて寂しがりですから今度遊びに行けない分こうやって抱きしめて下さい…」
    その言葉に答える様にトレーナーは彼女を強く抱きしめる。約束の証はどうやら出来上がるのに数十分かかる様だ。
    「ありがとうございますトレーナーさん。それと…今度の次の機会なんですが…」
    「どうしたダイヤ?行きたい所とかある?」
    トレーナーがそう質問するとダイヤは顔を真っ赤にしたかと思えば深く深呼吸をして話し始める。
    「この時期を逃すと夏に楽しめる所が少なくなるといいます。ですので、もし時期が決まったらサトノグループの別荘やリゾート地へ行くのはどうでしょうか?」
    「それは楽しみと言いたいけど良いの?」
    「大丈夫ですよ。お父様もトレーナーさんには是非羽を伸ばすのに使ってくれと話されてましたから」
    「それに…この時に買った服や水着も色々披露したいですから!」
    「なら楽しみだなぁ。分かったその時はお願いするよ」
    「やったー!」
    万歳をする様に大喜びをし全身で嬉しさを表すダイヤ。しかし直ぐにその手でトレーナーを抱きしめる形を再び取る。どうやら埋め合わせはまだ終わってない様だ。暫く抱きしめる体勢が続いていたがダイヤが顔を真っ赤にして耳元で囁く。

    「トレーナーさん、実はさっきの別荘やリゾート地はプライベートビーチや貸切で使用出来ちゃうんです」

    「ですので、二人だけしかいない…誰も割り込んでこれない秘密の場所で色々な"ジンクスを破ってみませんか…?」

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 09:30:49

    辻斬りじゃ…

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 15:25:16

    辻斬り被害が絶えない

  • 86二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 19:29:54

    だが斬られたものは悉く尊みを感じている…

  • 87二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 03:31:02

    幕末か何かか?

  • 88二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 12:12:46

    辻斬りが多発とかいう世紀末感に反して尊み溢れる謎の空間だな

  • 89二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:42:40

    危険なのか危険じゃないのか

  • 90二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 01:09:04

    このレスは削除されています

  • 91集計ターボもん23/03/08(水) 01:09:30

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    書かれた子は45人もん 
    辻斬りはまだ絶えないもん…

  • 92二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 09:38:31

    ほしゅもん

  • 93二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 12:53:25

    >>89

    つまりマーベラス空間

  • 94二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:35:04

    聞いたわよトレーナー!今度の予定の日に仕事って本当なの!?
    ほ…本当なんだ…ってそれよりも!その日はお出かけの予定でしょ!えっ、どうしても変更できない予定…
    もぅ…そこは何とか回避してよ…とは言えないよね…あの時私も怪我の復帰直後なのに無理して宝塚への出走を強行したんだもの…貴方のことをとやかく言う立場じゃないよね…でもこれでおあいこかな。
    埋め合わせ?う〜ん…でもこれでおあいこだから…それで良いと思うけど…
    …へ?何でも?……そうね…ならこれで!トレーナー、貴方なら分かるよね?
    うん!大正解!流石トレーナーね!

    ……本当はあの時後悔したの…走る事じゃないわ。
    私が無理して我儘言ったのにトレーナーが周りからの非難を全て背負う形になったから…だから自分はまだやれるってもう意地で走ってた…3着だったけどそれでも周りにまだやれる事を示せたのはトレーナーのお陰。でも怪我した時の私の様に貴方が追い詰められるのは見たくない…だから無理はしないで…
    …あの時私が諦めてない事を知れて嬉しかった?それにまだお互いに此処で終わるつもりはないだろって?
    …そうね!私達はまだまだやれるものね!ありがとうトレーナー、これからもよろしくね!

    …ところでトレーナー、今度のお出かけだけどね…とっておきの温泉宿があるんだ。そこへ行ってみない?
    本当!?ありがとうトレーナー!
    それと———んっ…
    ……びっくりした?これも君の戦略って?
    ふふっ、確かに大胆な戦略に見えるけど…違うかな。

    だってこれは大切な貴方へ…貴方だけに伝える…私の真っ直ぐな想いなんだから———

  • 95二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:36:34

    このレスは削除されています

  • 96二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:40:07

    ビジュアルを見て想像したイメージで一つ
    まだキャラクター像や声優も公開されてないけど良いよね?

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 23:55:19

    >>96

    それでいい

    それがいい

  • 98二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 08:25:05

    まだまだ辻斬りは絶えんぞ……

  • 99二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 17:44:25

    令和の辻斬り事件

  • 100二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:45:04

    あら、貴方から誘ったのに都合がつかないというのはどういう風の吹き回しかしら。

    緊急のトレーニング講師の代打…貴方も難儀なものね。まあいいわ。理由はよくわかったもの。
    でも、私が時間を割いたの。それ相応の対価を支払って貰わないといけないのはお分かりよね。
    ……ふふ。そんなに固くならないでも平気よ、簡単な事だわ。

    さあ、来なさい。…あら、意図を測りかねてるようね。私と少しの間抱擁するだけよ。これで許してあげるわ。……貴方はまだ私に必要なの。精進なさい。

  • 101二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:48:30

    なんか100レス目がラモーヌさんなのすき

  • 10210023/03/09(木) 22:50:24

    なんで未実装なのに描いてんだろうな……
    俺もこの魔性の青鹿毛に狂わされてるのかも…
    ……こんな風にあからさまな好意を見せなくて言動の節々に信頼が見えてくると良いなって思って書きました。

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 07:38:35

    これがメジロの辻斬り…

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 12:48:02

    魔性

  • 105二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 19:53:55

    ヤッホー!トレーナー!ん?話がある?
    えっ、明日から仕事で出張!?それじゃあ今度の休みも!?
    そんなぁ…私この日のためにヘリオスとオシャレでアガる奴選んで来たのに…テンション下がるなぁ…
    あ、いやいやトレーナーが悪いわけじゃ無いから!仕事なんだししょうがないって!
    へ?また今度にするとして何か出来ることないかって?そうだねぇ…じ、じゃあ、コレとか!
    ……な、な〜んてね…………って、ちょちょちょトレーナー!?急にされたらびっくりするから!
    …ん…でも今はこれが一番かな。

    トレーナーどうしたの?
    …『本当は私パーマーの為なら仕事も逃げる覚悟がある』って?アハハ…仕事から逃げちゃダメじゃん。
    …『でもパーマーの本当の為なら逃げちゃ駄目だって思った』って………ッ!
    もう!大袈裟だよトレーナー!……でも嬉しいな、そこまで私の事思ってくれて。
    そんじゃこれからもトレーナーの為に爆逃げかましますか!
    だから仕事頑張ってねトレーナー!

    ……だから戻ったら必ず私の所へ来てね。
    トレーナーが逃げなかったように私もトレーナーから絶対逃げないから!

  • 106二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 01:20:31

    メジロの連携プレー…

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 02:16:28

    まだ辻斬りしていいなら書かれてないキャラで書いてみようかな
    誰にするか

  • 108集計ターボもん23/03/11(土) 09:38:36

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ
    タクト ラモーヌ パーマー

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    書かれた子は48人もん 
    辻斬りはまだまだ絶えないもん

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 09:57:13

    皆の辻斬り意欲が絶えない様で嬉しいな

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 20:03:38

    辻斬り達の刃は衰えない

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 08:04:49

    保守

  • 112二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 15:47:42

    初めまして、私はゴドルフィンバルブといいます。
    …あら?貴方担当の子は?
    …まだトレーナー見習いとして今はサブトレーナーだから担当は持っていない?
    ふふっ、なら立派なトレーナーになれる様にしっかり学んでいきましょう。大丈夫ですよ、私がしっかりサポートしますからね。

    調子はどうですか新人トレーナーさん、初めて会った時から色々学んできましたね。指導を任されても的確な指示を出せてますよ。
    ………え?サブトレーナーから自立して行く為に地方で研修という名の修行になるから暫くお別れ?
    そう…ですか…でも大丈夫です。此処で学んだ事や師事してるトレーナーさんから教えてもらった事を活かしていけばきっと立派なトレーナーになれますよ!
    戻ってきたらまた会いにきて下さいね。私、貴方と話していると何だか楽しいですから。

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 15:48:51

    お久しぶりです新人トレーナーさん!
    聞きましたよ、サブトレーナー卒業おめでとうございます!
    ふふっ、驚きました?…実は私も驚いています。
    …AIである私が何故此処にいるのか原因は分かりません。ただ暗闇の中で『どうか私に代わって今の皆と共に夢を駆け抜けて下さい』という声がして光に包まれたと思ったら此処にいました。あの二人も一緒でしたから会長さんも理事長さんも驚いてましたよ。
    今は三人ともこの学園へ転校してきた三女神と同じ名前の生徒…そう言う事になっています。
    あの声はきっと「"本当"の女神の一人であるゴドルフィンバルブ」の声だったんですね…
    え?本物とか関係ない?同じ存在だとしても私は私?
    …ぐすっ、そう言われると何だか胸の中が熱くなってきます…これが嬉しいって事なんですね。
    ところで私はまだ担当のトレーナーさんがいません。
    もし良かったら私と契約してくれませんか?
    ……本当ですか?ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね。
    ……でもその前にやる事が一つ、忘れてませんか?
    貴方が戻ってくるまでの間、他のトレーナーとウマ娘ちゃん達の姿を見て締め付けられて穴が空いた感じでした。AIなのにです。これが寂しい、羨ましいって感情なのですね…だからトレーナーさんにはまず、この穴を埋めて貰いたいんです。
    ……何をしてるのか?会長さんに聞いてみたらその時は"これ"が一番って教えられました。だからお願いします。
    …暖かい…AIの時の私には分からなかった暖かさ…確かに会長さんの言う通りに伝わってきます…
    これが此処にいるって確かな証拠なんですね…

  • 114二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 15:50:40

    トレーナーさん、私の名前は"ゴドルフィンバルブ"。AIの私を経由してここにやって来た…三女神の一柱である"ゴドルフィンバルブ"の謂わば生まれ変わりです。昔の記憶も朧げにありますからそれははっきりと断言できます。他の二人もおそらく同じでしょう。
    でも今でこそ女神や始祖と祀られていますが当時の私達はなんて事のない1人のウマ娘…その時特別な何かを持っていた訳ではありません。
    そして此処にいる私も"今"を生きる"ゴドルフィンバルブ"という1人のウマ娘…知識があってもまだ走り方もうまく分かりません。女神の様に奇跡を起こせる訳でも無く、AIの様に叡智を授ける事も出来ません。

    だからトレーナーさん…どうか私に教えて下さい。
    レースの事を、走り方やトレーニングを、勝った時の喜びや負けた時の悔しさを、友や好敵手の様な多くの出会いを、美味しい食べ物やお祭りなどの楽しみを。
    そして何より機械やプログラムなんかよりずっと複雑で難解で、女神の起こす奇跡でも再現できない…

    ———貴方の"温もり"と"愛情"を私に教えて下さい。

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 15:54:00

    このレスは削除されています

  • 116二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 18:43:40

    書いといて何だけどお題とは結構逸れてしまった…
    色々すまぬ…すまぬ…

  • 117二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 19:09:33

    >>116

    …いいんじゃないかな!

    最早技の披露会みたいになってるところがあるし!

    もしかしたらゴドルフィンバルブはこれで「寂しい時はハグ」みたいな刷り込みが起きて後々お題のシチュエーションに繋がるのかもしれない

  • 118ばぁば1/223/03/12(日) 22:55:33

     催花雨、ということばがあるのよ。冬の寒さが遠のいて、すっかり水もぬるんでねぇ、おひさまの光にすっかりあたためられた土から、芽吹きのにおいがする。そんな頃合いに降る雨のこと。
     トレーナー室の窓を叩く雨も、すっかり優しくなったわねぇ。……そんなことを考えながら、あたしは、トレーナーさんの言葉を聞いていたんじゃよ。
     今度の休養日に、ピクニックに行く約束を、守ることができなくなった、って。アキュートごめんね、なんて、ふかぁく頭を下げて言うのだもの。しとしと降る雨の音に負けないくらい、おぉきな声で。いやねぇ、あたし、たしかにおばあちゃんみたいって言われるけれど、耳まで遠くなったわけじゃあないのよ? ……なぁんて、ちょっぴりからかってみたくもなったけど、トレーナーさんたら、あたしたちが出会ったあの日みたいに気落ちしているんじゃもの。いわゆる『えすぷり』のきいた言葉にはけしてならないじゃない?

    「気にしなくていいよぉ、だいじょうぶ、だいじょうぶ。トレーナーさんにとって講演会がだいじなのは、あたしもよくわかるもの」
    「でも、お弁当の食材だとか、用意してくれていたんじゃない?」
    「使いみちはたくさんあるから、平気じゃよ」

     そう答えながら、あたしは頭の中で用意した食材をぐるぐるめぐらせるの。足が早い食材だけ調理に使って、あとは作り置きの惣菜にして、トレーナーさんのお部屋の冷蔵庫にお邪魔させてもらおうかしら。
     お出かけの予定がなくなってしまったのはざんねん、だけれど、しょんぼりした様子を見せてしまったら、トレーナーさんも気にしてしまうでしょう? それに、トレーナーさんが約束を果たさないままのひとではないことを、あたしは知っているもの。

     ──ほら、今度の休養日はどう? なんて。あたしのスケジュールを把握してくれているトレーナーさんにうなずいてみせると、心の底からほっとしたようなお顔を見せてくれる。
     ほんとうに、あなたはかわいいひと。
     かわいくて、……こらえきれず無意識に不満を意思表示してしまったあたしの両耳も、しっかり気づいてしまうひと。

  • 119ばぁば2/223/03/12(日) 22:57:47

    「……ほかにも埋め合わせになることがあるなら、なんでもするよ」
    「……、……なんでも?」

     トレーナーさんの言葉をなぞるようにして鸚鵡返しをしてしまったのは、それほどの他意はなかったの。言質を取ろうとか、そういうつもりもなかったのよ。
     けれどトレーナーさんには、ちょっぴりそんなふうに聞こえてしまったみたいでねぇ。まるであたしのレースを見守ってくれるときのような真剣なお顔をして、こくこくとうなずいてくれるものだから。
     ……いやだわ、あたしの耳がぴんって跳ねてしまってる。耳や尻尾を器用にあやつることができる子もいるけれど、あたしはそうじゃないものだから。

     そうね、あたし、さみしかったのよ。おばあちゃんみたいって言われていても、おばあちゃんのような人生経験もない、……あたしだって、年相応の女の子。

     トレーナーさん。
     と、雨音にかきけされるくらいの小さな声で呼びかけてみたわ。どうかしらねぇ、届いたかしら。それから、そぉっと両腕を広げてみたわ。目を逸らさずに、じぃっと、あたしはあなたの瞳を見つめるのよ。気づくかしら、こういうの『はぐ待ち』って言うって、ジョーダンちゃんが言ってたけれど。

     催花雨というのはね、蕾をぬらすやわらかくてあたたかな雨のこと。
     春のぬくもりに満ちた雨が降れば、たくさんの花が咲きはじめる。そんな雨。

     しとしとと降りしきる窓の外、あなたの胸の中、あたしは花より一足先に、そっと、口元をほころばせるの。

  • 120二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 23:01:41

    1レスに収まらんなぁ……難しい

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 01:44:18

    素晴らしい…良いものを見せてもらった

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 07:07:44

    えーばぁばのお話めっちゃ素敵可愛い

  • 123二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 13:52:30

    ばあちゃんすき

  • 124二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 18:01:18

    >>121

    >>122

    >>123

    ありがとうございます

    獣のばぁばも好きだけど乙女のばぁばも良いものです


    ここまできたら全キャラ制覇とかならないかなと思いつつ一太刀失礼仕った

  • 125集計ターボもん23/03/13(月) 22:59:43

    アルダン ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ
    タクト ラモーヌ パーマー
    ゴドルフィン アキュート

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    書かれた子は50人もん 
    お題も書く子次第で色々な解釈ができるのが素敵もんね
    辻斬りはまだまだ絶えないもん

  • 126集計ターボもん23/03/13(月) 23:01:13

    ターボも今書いてるやつが一段楽したらまた書きたいもん

  • 127二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 10:23:44

    保守

  • 128二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:16:43

    助太刀侍の門弟ではあるが現在ロブロイの物語を考案中につき、暫し保守をさせていただき候う

  • 129二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:34:31

    >>128

    期待也

  • 130ストラックアウトウインディ23/03/14(火) 20:10:57

    集計ターボの情報をもとに、ストラックアウトにしてみたのだ

    パーフェクトもしくはビンゴ狙ってみた侍向けにどうぞなのだ



    >>125

    アルダンの次のタマちゃんが抜けてるのだ……!

    集計ありがとうなのだ

    ストラックアウト画は需要がありそうだったらまた追加する気持ちだから

    もし良ければ引き続き集計してもらえたら嬉しいのだ

    書く時とっても参考になったのだ!

  • 131集計ターボもん23/03/15(水) 00:14:31

    >>130

    申し訳ないもん

    全員入れた気でいたもん 

    ストラックアウト表ありがとうだもん!

    ターボもまた書くもん!


    アルダン タマ ゼファー スズカ

    マベサン マーチャン カレンチャン

    ライス ゴルシ 女帝

    チヨちゃん 殿下 アヤベさん

    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん

    キタちゃん タイキ シャカール

    カフェ スイープ ブライアン

    エル グラス キング

    スペ ツヨシ シービー

    ヒシミラクル タキオン クリスエス

    リッキー ケイエスミラクル ターボもん

    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ

    タクト ラモーヌ パーマー

    ゴドルフィン アキュート


    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん

    セイちゃん ヤエノ テイオー

    ウオッカ デジたん オグリ

    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん


    書かれた子は51人もん 

  • 132二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 04:33:43

    「えっ…トレーナー君は出張なのかい?」
    突然の報告にテイエムオペラオーは思わず素の声が出ていた。
    「急にね…すまない。埋め合わせはまた…」
    「なら埋め合わせとして今!ボクの演劇に付き合ってくれたまえ!」
    トレーナーの答えを遮る様にオペラオーは埋め合わせとして演劇の提案を提案してきたのだ。
    演劇の内容…それは遥か遠くの地へ赴かなければならない騎士とそれを引き止めようとする姫。騎士の決意は揺るがず、姫は最後に騎士を———というものである。
    「なるほど…今の状況にも近しい展開だな」
    「……ッ!た、確かに今の寂しさを表現するにはうってつけじゃないかと思ってね!」
    そうして2人は台本を読み、練習を軽く行い、そしてトレーナー室で2人だけの演劇が幕を開ける。
    「どうしても…行ってしまわれるのですか?」
    「姫様…申し訳ございません…私は行かなければなりません。」
    「………あ、あの遠い地に行けば2度と此処へは戻ってこられない…そ、それでもですか?」
    (手や身体が震えてる…オペ…凄い演技力だな…)
    「はい。例え2度と戻れなくとも…姫様の為なら本望でございます」
    「………ッ!ならば…ならばぁ!貴方が行ってしまう前に…私が貴方を忘れないでいられる様に…最後にして欲しい事があります…!も…もうお分かりですよね?」
    そう言ってトレーナーの方へ向き直り腕を伸ばして無言で彼を見つめるオペラオー。身体は震え、その瞳からは涙が溢れ出ており悲壮感に満ち溢れていた。

  • 133二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 04:34:06

    トレーナーはオペラオーに近づきそのまま抱きしめ、オペラオーも負けじと強く抱きしめ返し、トレーナーの身体に顔を押し付けて泣き出した。
    「ぐすっ…ひぐっ…い、今この腕を放せば…ううっ…本当の別れになるでしょう…ぐすっ…」
    (演技にしては様子がおかしい…!)
    そう思いつつもトレーナーは演技を続けようとしたが…
    「しかしそれが私達の定め…姫よ…そろそろ行かなければ…」
    「いやぁっ…いやぁっ!!!」
    「オ、オペ!?」
    「いやぁっ…!離れたく無い!演技だと分かっても…台詞も展開も忘れていないのに…この先の台詞を言う事が出来ない…言いたく無い!行っちゃやだぁ…トレーナー君…」
    この先の台詞や展開…それは姫が運命を受け入れ騎士を名残惜しく送り出し、1人泣き崩れるというものであった…
    「ごめんなオペラオー…君をそこまで追い詰めてしまって…」
    最早演技など構わずにトレーナーは強く抱きしめる。
    「ならここで演技は終了だね」
    「やだぁっ…!終わらせたく無い…!結末は分かっているのに…こんな結末で終わらせたく無い!」
    「何言ってるんだ?終わるのは演技の"第一部"さ」
    「え?」
    「"第一部"は騎士と姫が運命によって離れ離れになる…だけど"第二部"は戻ってくる騎士を姫が迎えるように抱きしめるんだろ?」
    「そ…それって…トレーナー君…」
    「大丈夫…演技の様にはならない。必ず帰ってくる。だから戻って来た時に"第二部"を始めよう」
    「ううっ…トレーナー君…」
    再びトレーナーの胸の中で泣き続けるオペラオー…それは先程までの悲しみではなく喜び故の涙であった…そして普段の調子を取り戻したオペラオーは深呼吸をして…
    「ならボクはセリヌンティウスの様に待ち続けよう!そして戻ってきた君を抱きしめようじゃないか!」
    「なら自分もメロスの様に必ず戻ると約束する。沈む太陽よりもずっと早く、君の元へ戻ってくると」
    再び互いを強く抱きしめるオペラオーとトレーナー。
    そこにはもう寂しさや悲しみは存在しなかった。

    数日間の出張に対して大袈裟だろうと周りは言うのかもしれない。しかしオペラオーとトレーナーはそれ程強い絆と美しい愛で繋がっているのである。

  • 134ゼンノロブロイ1話23/03/15(水) 08:06:52

    「出張……ですか?」
    「ごめん。ロブロイ。 俺としても断りたかったんだけど、理事長たっての頼みと言われるとどうしても……。」

    頭が鉛で出来ているかのように重々しい。その重みに抗うこと無く頭を下げる。
    なぜかと言うと出張が決まってしまったからだ。

    とはいえ、たかだか出張程度で俺たちの物語に亀裂が入るわけが無いのだが……。

    「気にしないでくださいトレーナーさん!この先いくらでも機会はありますからっ!」
    「だけど、君はとっても楽しみにしていただろう?」

    そう、その日はロブロイが心待ちにしていた物語の日本語訳版が発売される日だったのだ。
    ロブロイの影響もあり、最近は参考書以外の読書も楽しんでいる俺に対しロブロイは「いつか見つけたあの喫茶店で一緒に読みましょう」と、花開くような笑顔と共に誘ってくれたのだ。

    発売日、同時に約束の日まであと数日といったところで入ってしまったのがこの急な出張だ。

    「君がこの日をどれだけ心待ちにしてくれていたのかは知っているよ。それだけに本当に申し訳と思っているんだ」
    「確かに残念ではありますけど、仕方の無いことなので……!」

    そうは言うものの、これでは彼女への申し訳が立たない。
    かといって彼女はあまりわがままを言うことにはなれていないし……。

    その時、ふとひらめいた。
    このアイディアならば彼女報いることが出来るかもしれない。

  • 135ゼンノロブロイ2話23/03/15(水) 08:08:37

    片膝をつき、背筋を正す。

    『ロブロイ。我が英雄よ。君には僕を罰する気はないのはわかる。
    しかし、ここで君に報えぬ僕に、果たして君と共に歩む価値など無い!
    君が思うまま、如何様にでも僕に言いつけてほしい』

    気恥ずかしいが、堂々と言いきる。今の自分は舞台俳優(テイエムオペラオー)なのだと思い込み、臆す事無く。

    ピクリ。と彼女の大きな耳が揺れる。
    流石というべきか、彼女はきづいたようだ。

    今の台詞は、とある騎士物語に登場する頭の固い従者が、主人公でもある騎士に対して名誉挽回の為になんでもするという宣言のシーンなのだ……が……?

    「……ロブロイ?」
    「………………。」

  • 136ゼンノロブロイ3話23/03/15(水) 08:09:20

    彼女はしばらくの間沈黙し、そして突然、両手を大きく広げた。

    「トレっ……『友よ!寂しくなるな。されどこれは今生の別れではないのだ!我等が再び会い見える日まで、どうか息災で!』」

    少し、上ずった声で彼女は言う。

    「再現するなら、私はこっちの方がいいです……」

    予想外の事に今度はこちらの言葉が詰まる。

    この場面は、暫しの別れとなった従者と騎士が再会を願って別れるシーンなのだが、地の文では互いに固く抱き合うといった表現がされているのだ!

    「ロブロイ、それは」
    「『如何様にでも僕に言いつけてほしい』
    ……でしたよね?」
    「うっ…」

    真っ赤な顔をしたロブロイが言う。
    ……きっと、かなりの勇気を出したのだろう。

    俺よりもずっと背が低く、おとなしい我が英雄(ロブロイ)がこうも勇気を出しているのだ、ここで俺が臆す事は彼女への不義理となってしまう。

    そもそも、なんでもと言ったのは俺だ。
    ……腹をくくろう。

  • 137ゼンノロブロイ4話23/03/15(水) 08:09:43

    「よ、よし。英雄よ、覚悟はよいか(?)」
    「い、いつでも参られよ!(?)」

    お互い、少し妙な口調になりながら歩み寄る。

    そして

    「………っ!」

    彼女を優しく抱き締める。結構な身長差があるので、ほぼ包み込むというべきか。

    心臓が早鐘のように鳴る。
    彼女の頭は俺の胸の位置にあるから、きっとバレているだろう。
    そして、背中に回した腕からも、彼女の鼓動が高鳴っているのを感じる。

    ……ふと、目線を下に向けると、紅玉のように赤くなった彼女と目があった。

    「トレーナーさん、お顔が真っ赤です」
    「お揃いだね。ロブロイ」

    そうして笑い会う。
    これとは別に、埋め合わせはするつもりだけれど、今腕の中の彼女が幸せそうならばそれで良い。

  • 138二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 08:10:40

    切るとこ間違って、投稿数が増えてしまった感じがあるな……。申し訳ない

  • 139二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 12:09:54

    ブラーヴァッ!!
    素晴らしいね!!

  • 140二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:27:23

    実装組の半分到達している…
    こんぷりぃとも夢では無いのかも知れぬで候

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 07:58:52

    辻斬りは終わらぬ…
    そこに推しと尊みがある限り…

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:39:58

    誰で書くか迷うもん…

  • 143二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 18:21:44

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 20:04:54

    「ええーっ!!出張っスか!?」
    トレーナー室に大声が響く
    「本当にごめん、バンブー。断りたかったんだけどどうしても外せないみたいで…。約束も破る形になってしまった。本当にごめん。」
    「トレーナーさんのせいじゃないっスよ!でも最近働き詰めだったっスよね?大丈夫っスか?」
    バンブーは心配そうに俺を見つめる。
    そう、最近働き詰めだった俺を心配して息抜きに遊びに行こうと誘ってくれていたのだ。
    「大丈夫大丈夫、これが終わればひと段落着くはずだから」
    「つい昨日までもそう言ってたっスよ。全然休めてないじゃないっスか」
    「はい…ごめんなさい」
    「んー、やむを得ないみたいだし仕方ないっス!ただし無理はダメっス!病気やケガでもしたら悲しいんで!」
    「…あぁ、気をつけるよ!流石に約束破って何もなしじゃ悪いし、何か埋め合わせするぞ」
    そう言った瞬間バンブーは耳をピンと立てる。
    「埋め合わせっスか?」
    「俺に出来ることならなんでもいいぞ!」
    「んー、そうっスね。……あ!」
    バンブーは少し考えるとこちらを向き両手を大きく広げた。
    「ハグしてくださいっス!」
    「え?」
    「アタシが疲れてる時や元気がない時に母さんがハグして元気を分けてくれたんス!トレーナーさん仕事続きで疲れてるからアタシの元気を分けてあげるっス!」
    突然のハグ要求に少し戸惑ってしまう。というか風紀委員長的に大丈夫なんだろうか?
    「風紀的に大丈夫?」
    「トレーナーさんを元気づけるためなんスから何もやましいことはないっス!遠慮なくどうぞっス!!」
    「じゃあ、お言葉に甘えて」
    近づいて彼女を抱きしめる。確かにこうしているとなんだか疲れがどこかに飛んでいくようでとてもリラックスする。
    しばらくそうしていると彼女がオドオドしはじめる。何事かと離れると彼女は顔を真っ赤にしていた。
    「トレーナーさんもしかしてなんスけど」
    「はい」
    「男女で……抱き合うのは………その……風紀的にまずいのでは」
    「…………そうだね」

  • 145二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:38:04

    トレーナー…明日仕事だって?アタシとの約束はどうなるの?
    延期ねぇ…ま、そんなコト分かってたけど。アタシも急にスケジュールがドタキャンになる事あるし。
    でもトレーナー、アンタはアタシより仕事の方が大事なの?
    埋め合わせ?ふーん、まぁアタシがごめんなさいの一言じゃ許すわけ無いって事ぐらいアンタならお見通しって訳ね。
    な、何でも?ちょっとアンタ、発言の意味ぐらい分かるよね?…アタシにしか言わない?
    へぇ、上等じゃん。ならこれぐらいできるよね?
    なんて冗談だって…ってちょっ!ホントに抱きしめるの!?
    はぁ…トレーナーってホント正直だよね…ま、それがアンタの良いとこなんだけど。
    一応言っておくけどマネジからアンタの仕事のこと聞いてるから。アタシがレースとモデルをずっと両立できる為に前から関係者と調整してるんでしょ?
    ならアタシも連れてってよ。拒否権はないしマネジにも連絡してるから。
    アタシが居ないところで他の奴と一緒にいるなんて許さないんだから…ばか

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 01:28:36

    せっかくのお出かけなのに、急な予定なんて…いや〜ん、まいっちんぐ♪
    なんてね?
    前にあたしの都合で予定変更させちゃったこともあるし、そこはおあいこってことで、手打ちにしましょ?
    あら?何でもしてくれる?
    そこまでやって貰わなくても良いのに…。
    でもせっかくだし、あなたの好意に甘えちゃおうかしら♪

    何って…こう言う時は、黙ってオンナをギュッってするものよ?
    …あなたの香りをあたしに移して。
    忘れられないくらい、強くね?

  • 147集計ターボもん23/03/17(金) 01:32:08

    アルダン タマ ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ
    タクト ラモーヌ パーマー
    ゴドルフィン アキュート オペラオー
    ロブロイ バンブー シチー 
    マルゼン

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    書かれた子は56人もん 
    ターボは色々迷ってマルゼンさんで書いたもん

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 06:37:54

    所でアグネスデジタルはこの尊みの刃の連続で大丈夫なのだろうか…

  • 149二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 13:58:38

    辻斬りは絶えぬ……恐ろしい……

  • 150二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 21:03:26

    いつのまにかコンプリート目指し始めてて芝なんだ

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 01:40:50

    ラストサムライはここにいる

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 12:47:55

    辻斬りは絶えぬ
    滅びぬ

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 20:57:36

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 22:22:41

    マチタンの口調を研究せねば。誰も切らぬのならば拙者が斬らねば…

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 23:08:34

    誰か推し書いてくれないかなって待ってるけどぎりぎりまで待って誰も書かなかったら自分で書くかな……

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 01:44:34

    また誰書くか悩むモンニ

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 09:46:41

    何でしょうかトレーナーさま〜?急に畏まって…
    え?明日一日中会議になってしまったからお出かけ出来ないのですか?
    そうですか…でも仕方ありませんわ。お仕事ですもの急に舞い込んで来るのは仕方ありませんもの。
    幼い頃お婆様もそのような感じだった事もよく見ていましたわ。
    だからまた次の機会にしましょう。わたくしはのんびり待ってますから〜。

    ……埋め合わせは何でもするのですか?
    ん〜そうですね〜。ならトレーナーさま、手を広げて下さいませんか?そう、そのままですわ〜。……えいっ。
    ほわぁ?どうしたのですかトレーナーさま〜?そんな驚いたお顔をなさって。
    はい、見ての通り抱きついております。これがわたくしの欲しい埋め合わせですよ〜
    こうしているののんびりしててもあっという間に時間が過ぎていきますね〜

    トレーナーさま、お仕事頑張って下さいね。わたくし…此処で待っていますから〜
    でも…離れ離れは寂しいです…
    だから我儘を承知の上でお願いです…お仕事が終わりましたら…わたくしの所に直ぐに戻ってきてください…
    わたくし…のんびりしていますけど…貴方の事になると我慢なんて1秒も出来ませんから…

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 19:02:15

    保守

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 19:02:18

    良い…

  • 160二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:16:44

    >>157

    ブライトかわいいですわ〜

  • 161二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 01:41:04

    "ムカつく"
    そんな感情が真っ先にアタシの中に浮かんできた。
    アイツからお出かけの約束の日に急遽仕事になったからって言われた時には文句か蹴りの一つでもぶつけてやろうと思ったのに、「アタシの為に」と言われてしまえばこの感情をどうすれば分からない。
    だけどそれ以上にその「アタシの為」の仕事が想像以上に膨大であった事に驚いた。トレーニングや栄養面、相手の研究だけでなくスケジュールの調整など他の専門家に頼めそうな事も全て一人で、それもかねてよりずっとこなしていたことはあまり知らなかった。
    確かにトレーナーという職業は多忙を極めるものである事は理解していたがそれにしても多すぎる。
    それに本来の約束も休日とは別の貴重な休暇を使ってまでと知った時は唖然とした。
    この"ムカつく"という感情はアイツがアタシにその仕事の多忙さを黙って隠していた事への怒り、それと同時にそんな事も知らずに今まで呑気にしていたアタシ自身への怒り…その両方なのだろう。

    そんなアタシに対してアイツは何度も頭を下げてまるで事故の被害者を相手にしてるかの様に謝ってきた。何も悪い事はしていない。むしろ忙しいのにも関わらず自分の予定を捩じ込んだのはアタシの方なのに。
    更にアイツは今回の埋め合わせは何でもすると言ってきた。謝る事も埋め合わせも断ろうとしても全て「自分がアタシを傷つけた」の一点張り。
    前のアタシならそんなもの要らないと断るか、魔が差して欲しい物の一つでも強請っていただろう。
    彼の償いともいえる埋め合わせ…今のアタシが望んだものは一つしかなかった———

  • 162二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 01:41:57

    その瞬間アイツは驚いていた。
    当然だろう、何故ならアタシが思いっきり抱きついて来たのだから。

    抱きつく瞬間にふらついていた事。
    以前無理をして倒れた事。
    そして今回も同じ様な無理をしようとしている事。
    「アタシを傷つけた」と言うのならその仕事は本当に「アタシの為」なのかと言う事。
    そしてアンタの本心はどうなのかと言う事。
    慌てるアイツの事など構わずにアタシはそんな自分の思いを続け様にぶつける様に伝えた。
    そうしたらアイツは涙を流しながら「本当はアタシともっと一緒に色々したい」という本心を語った。

    ———ほらやっぱり自分の本心に嘘を付いていた。
    あの時自分の本心を曝け出されたお返しだと内心してやったりの顔をした。
    けれどアタシの脳裏にあの時の「一生でも」と言う言葉が響く。
    アタシが本心を曝け出した時、アイツは"一歩"踏み出してアタシに決意を伝えた。なら今度は本心を伝えたアイツにアタシが"一歩"踏み出して決意を伝える番…もう、迷わなかった———

    アタシの決意…それは仕事の時でもどんな時でもアンタの傍に居ると言う事。
    アイツと同じ仕事は出来ない、逆に迷惑かもしれない。けれどもアイツが倒れないように…心を壊さない様に支えたいと思ったから…いやずっと一緒に居たい…それがアタシの本心だから。
    アイツは申し訳ないと言っていたがアタシの決意は揺るがない。結局アイツは根負けした。そんなアイツにアタシは「あの時アンタがアタシにやった事のお返し」と得意げに返す。
    アタシが抱きついてからもう数十分は経つ。それでもアタシはその腕を離さない。「一生でも」なんて言っておきながら自分の命を擲つ様な事をしてアタシを困らせたんだ。「一生」の果てまで…いや、もっと先まで埋め合わせなければその釣り合いが取れない。

    もうこれ以上「アタシの為」という言葉をアイツの命を…その心を擲ち、削るための免罪符にするなんて絶対にさせない。
    アタシの…アタシだけのたった一つのアンタと言う名前の居場所…
    絶対離さない、絶対誰にも譲らない———
    様々な決意と想いが入り混じる。でもそれら全てを纏めて伝える事が出来る"ある言葉の一節"をアタシは知っている。それはたった一節だけれどもとても大きな意味を持つもの…
    アタシは迷わずアイツの顔を見つめその一節をゆっくりと紡いだ。

    「大好き、トレーナー」

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 11:26:14

    >>162

    タイシンタイシンタイシーン!

    かんどうしたよぉぉ!!

  • 164二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:28:46

    私の隣に立つのであれば、それ相応の振る舞いを、と再三申し上げたはずです。
    至上であれ、と。
    普段の私とヘリオスさんとの会話を見ている貴方ならば、私が突発的な予定には対応しかねるのは知っているでしょう。

    …貴方が私の隣に相応しくない、と言っているのではありません。
    むしろ、貴方を認めているからこその言葉です。
    ですから…身体をまるめず、背筋を正してください。

    どうしても償いを、と言うのであれば…私からの提案です。 
    どうぞ、私のもとへ。
    時間は取らせません。
    ほんの一瞬で充分です。
    それで貴方には…伝わるでしょうから。

  • 165二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:32:09

    (お嬢が美しすぎて勢いで書く私…)
    (ぼかしすぎなシチュエーション…)

  • 166二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:13:46

    辻斬りがまだ見られる

  • 167二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:06:24

    書く話に事欠かないのはスゲェよこのコンテンツって改めて思う

  • 168二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 19:57:25

    保守

  • 169二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:02:06

    トレーナー君、荷物の用意はできたかい?
    ああ、荷造りを手伝うくらい造作もないよ。
    元々…君と過ごす為に空けておいた時間だったんだ。 

    ふむ?埋め合わせは何でもする?
    …しかし、急にそう言われてもだね。
    …何よりすぐに出発しなくては、君の予定が狂ってしまうだろう。
    私が寂しそうな顔をしていた…と。
    …それは否定しないよ。素直な私の感情だ。
    だが、トレーナー君。
    私は君の枷にはなりたくないんだよ。

    …そう思ったことは一度もない、か。
    そこで言い切るのが君らしいな。
    …そこまでの思いならば、無碍にするのも忍びない。
    であれば…そうだな、これが良い。

    私の計算では、これならば君の予定を崩すことなく、私のささやかな願いを満たすことも、滞りなく行える筈だ。
    さあ、来てくれトレーナー君。
    私の勝利の理論には…君が必要なんだ。

  • 170二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 23:22:16

    姉貴…

  • 171二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 10:27:47

    保守

  • 172二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 15:23:23

    このレスは削除されています

  • 173集計ターボもん23/03/22(水) 15:23:43

    アルダン タマ ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ
    タクト ラモーヌ パーマー
    ゴドルフィン アキュート オペラオー
    ロブロイ バンブー シチー 
    マルゼン ブライト タイシン ハヤヒデ

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    書かれた子は60人の大台を超えたもん 

  • 174二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 23:16:03

    ゔゔぅぅっ…本当に仕事なんでずかトレーナーざん!?アタシとのお出かけはどうなるんですか!?
    延期!?延期ですか!?ゔゔっ…
    分かってます!トレーナーさんがアタシの為に頑張ってるのは嬉しいんでず!
    アタシが泣いでるのはお出かけが出来なくなった事じゃないんだよぉ!
    トレーナーさんがいつもいつも無茶して倒れたらと思うと……ゔゔっ…ひっぐ…それが怖いんでず!
    謝るなら無茶をしないでトレーナーさん!
    へっ…?埋め合わせ?こんな我儘言ってるアタシにそこまでしてくれるなんて…トレーナーさん優しいよぉ…
    ならアタシを…アタシを…!だっ…だだっ…うゔっ…恥ずかしいよぉ…

    …!ト、トトトトレーナーさん!?な、何でアタシのして欲しい事分かったの!?
    ……寧ろ分かりやすかった?
    …ううっ、そう言われると恥ずかしいよぉ…
    トレーナーさん…アタシが落ち着くまでこのままでお願い…

  • 175二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 01:21:59

    >>174

    チケゾー!!!!!! 

  • 176二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 08:45:53

    >>173

    ルビー抜けてるもん

  • 177集計ターボもん23/03/23(木) 10:39:46

    アルダン タマ ゼファー スズカ
    マベサン マーチャン カレンチャン
    ライス ゴルシ 女帝
    チヨちゃん 殿下 アヤベさん
    フラッシュ フジ先輩 ウインディちゃん
    キタちゃん タイキ シャカール
    カフェ スイープ ブライアン
    エル グラス キング
    スペ ツヨシ シービー
    ヒシミラクル タキオン クリスエス
    リッキー ケイエスミラクル ターボもん
    シュヴァルグラン バクシン ダイヤ
    タクト ラモーヌ パーマー
    ゴドルフィン アキュート オペラオー
    ロブロイ バンブー シチー 
    マルゼン ブライト タイシン ハヤヒデ
    チケット ルビー

    そしてこっちはスレ主の好みの子達だもん
    セイちゃん ヤエノ テイオー
    ウオッカ デジたん オグリ
    カイチョー ヒシアマ姐さん マックちゃん

    申し訳ないもん
    書かれた子は61人だもん 
    (自分で書いたのに入れ忘れる私…)

  • 178二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 21:16:55

    スレも後少しで埋まりそうだけど、こんぷりぃとは目指すのでござろうか?

  • 179二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:21:42

    集計もお疲れ様だもん 
    侍たちもありがとうだもん 

  • 180二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 07:41:56

    ほしゅ

  • 181二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 16:04:04

    ほしゅ

  • 182二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 20:19:00

    このレスは削除されています

  • 183二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 23:57:55

    >>182

    レッツマッスル! 

    (細かいこと言うとライアンの一人称はあたしなのだ…敢えてだったらすまんのだ)

  • 184二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 00:11:55

    >>183

    しまった…つい無意識に…

    すみません…

  • 185182の訂正23/03/25(土) 04:37:19

    ふんっ!ふんっ!
    あ!トレーナーさん!どうですかこの動き!筋トレもバッチリです!明日もまた……
    え?明日は無理になった!?ど、どうしてですか!?
    仕事…そ、そんなぁ…
    い、いえいえ!トレーナーさんが謝る事ないんですよ!?そんな畏まらないで下さい!
    ………?埋め合わせ………?何でも…………?
    (どうするあたし!?こ、こういう時は…)
    は、はいっ!こ、これでお願いします!

    ………あっ!
    ち、違うんです…これはその…はい!腕を伸ばす事で筋肉を鍛える筋トレの一つで……
    !?トレーナーさん!?急にそれは心の準備が…!
    ………はい…抱きしめて欲しいです…
    トレーナーさんが居ないと…あたし、寂しいです…
    でも落ち込んでてもいけませんよね…
    分かりました…!だからトレーナーさん!お仕事頑張って下さい!あたしはその間筋肉をもっと付けてみせますよ!
    だからその…戻ってきたらまた…さっきの…お願い出来ますか?

  • 186二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 10:07:54

    >>185

    わざわざ訂正させてしまい申し訳ないのだ…

    ライアンの賢さからくる思考の早さがかっこいいのと、その乙女心のギャップでキュンキュンしたのだ

    ありがとうなのだ

  • 187二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 21:20:53

    保守

  • 188二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 06:47:44

    ハァ!?その日は仕事で出張が入った!?
    アタシとの約束はどうするの!?

    別の日に延期………べ、別にアンタの事なんてどうだって良いし!構わず仕事に行けば良いじゃない!
    え?もう準備しなければいけないから家へ戻る!?

    ………ま、待って!
    あ……アタシ手を…

    ……ッ!
    そ、そうよ!本当は行って欲しくないっ!アンタと一緒に居れないのが寂しいの!その日も楽しみにしていたのに………ううっ……
    埋め合わせ?そんなの当然じゃない!ごめんなさいなんて謝罪、口でなら何だって言える!だから行動で示してよ…
    アタシがして欲しい事ぐらい…もう分かるでしょ…?

    あ…トレーナー暖かい………
    そうよこのまま抱きしめて…
    こんな事…アンタにしか頼めないんだから…

    …可能かどうか相談してみるからもし許可が出たら一緒に着いてこないかって?
    ばか…無茶言い過ぎよ…
    でも…アタシの為にそこまでしてくれるなんて嬉しい…
    だから許しが出たその時はお願い…アタシも連れてって?

  • 189二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 16:18:35

    ライドベブライト親子すき… 

  • 190二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:37:43

    次スレはどうするでござるか?

  • 191二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:40:26

    (正直完走スレまで完走が見えてくるなんて全く予想もしてなかった私…)

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