メイド《同居人》を心配するボク!

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:30:25

    先日ファンレターが届いた時は嬉しそうにしていたのだけれどその後の様子が少しおかしい気がするね、主人としては心配だよ
    ブライアン先輩も気にしているみたいだし早く元気に…おや、何か落ちている
    これは例のファンレターじゃないか!中身を勝手に見るのは失礼だから戻しておいて…

    …………なるほど、そういうことだったんだね。彼女の寝巻きの袖が濡れていた理由がわかったよ

  • 2二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:33:08

    覇王助かる。姉貴は泣かせちゃいけねぇんだわ

  • 3二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:33:20

    オペハヤたすかる

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:37:36

    傍若無人と見せかけ姉貴が負い目を感じないよう細やかな気遣いをする
    オペが見える見える……

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:45:16

    状況が読めてないんだけど、脅迫状かファンレターという名の嫌がらせメールでもきてたん?

  • 6二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:47:09

    >>5

    多分後者

    実在の馬でもよくあるファンレターという名のアンチレター

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:48:41

    もう完全にメイドが先になっちゃってる!

  • 8二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:50:14

    あのスレ見て立てただろ

  • 9二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:53:16
  • 10二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 18:55:10

    夜中にひっそり声上げないようにちょっとだけ泣いてるんだろうな…

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 19:16:37

    露骨に気遣いしたら姉貴逆にストレスになっちゃいそうだからね…

  • 12二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 19:52:14

    姉貴はこういうのとストレスが溜まりに溜まってつい泣いちゃうイメージがある

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 20:24:33

    オペラオーエミュの精度低いかもだけど、SS風な感じの投げても良い?

  • 14121/11/15(月) 20:27:58

    構わないよ!あと引用忘れてたけどファンレターのスレも一応ボクが立てたものだよ!
    日刊のボクの人とは別人だけどね

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 21:10:11

    やあやあ我が親愛なるメイド《同居人》!と賑やかな後輩が帰ってきた。両手には…パンパンのエコバッグをいくつも下げている。
    「前に言っていたのを覚えてくれているだろうか!君に日頃の感謝の意を伝えたい、と話していたのを!」
    そう、何故か大長編オリジナルオペラをしたいなどと言い出したので丁重に断ったのだ。
    よいしょ、とエコバッグをこたつにのせると、座布団を恭しくひっくり返し、さあかけたまえ、と芝居がかった仕草で誘う。
    この愛すべき、しかし若干空気を読めないのか読んだ上で無視しているのか、つかみどころのない後輩にしばし付き合うことにした。こんな手紙が来たあとでさらに人前でオペラオー劇場になんて付き合わされても困る。
    彼女はどんどんこたつにバナナを積み上げていく。
    「君を歓待するべく準備したこの黄金の果実をぜひとも食して欲しい!」
    「え…?今?全部?これを私が?まさかそれ全部バナナか?」
    「もちろん!ボクもお相伴に預かるよ!思い立ったが吉日というではないか!ご覧よメイド《同居人》!バナナの金字塔(ピラミッド)だ!」
    腹をくくってこの突拍子もない後輩に付き合うことにした。
    1本、2本…美味しかったのは一房までで二房、三房となるとさすがに苦しさが前に出てくる。バナナの甘さと匂いで思考回路も鈍るような気がしてくる。よくよく見るとオペラオー君自身も辛そうな顔をしている。
    「ハヤヒデさん…手が止まっているようだが…」
    「いやいくらなんでも限度はある。君はバカか?バカなのか?」
    「おなかいっぱいということだな!じゃあうたおう!ここからが後半戦だ!」
    「は?!?!」

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 21:10:29

    >>15

    本当に彼女が何を考えているのかわからないが、ここまで来たからには、と腹をくくる。

    「…わかった。私は何を歌えばいい?」

    「合唱だ!曲は『フニクリ・フニクラ』!歌詞は出来たら元のイタリア語がいいな!でもダメなら鬼のパンツでも良しとしよう!」

    「高校にもなって鬼のパンツを熱唱させるのは止めて欲しい…歌詞を教えてくれないかオペラオー君」

    「よしきた!今日は一番だけ歌うから!まずAメロとBメロはボクが歌うけど、身振りでジェスチャーするからそこを一節だけボクの真似で繰り返し!サビのところは二人で歌おう!こんなの大体でいいんだ。ほらいくよ、ヤーンメ、ヤーンメ、ナッパヤンマヤー!はいリピート!」

    こんな調子でなしくずし的に歌のレッスンが始まり、半ばやけっぱちで私も歌い出した。これもバナナと同じく加減を知らないオペラオー君に、バナナのカロリーを消費するんだ!と付き合わされ、延々歌わされる。ただ、明るいメロディーのせいか確かに少し多めかも心は軽く、そして妙に神妙な顔で一生懸命歌う後輩におかしくなってきて、気がつくと私は思わず笑いだしてしまっていた。

    「ところでオペラオー君、これはどういう意味の歌なんだ?」

    「ん?知らないよ。だってオペラじゃないからね!でも明るくて楽しい曲だし、有名だから知ってるはずだって思ってね。案の定、ブライアン先輩に確認したら鬼のパンツを知ってたし昔良く歌って姉貴に注意された、とのことだったよ!」

    一体何をリサーチしているのか、この後輩は。

    さあバナナのおかわりをどうぞ、と恭しく次の一房差し出してくるのを断り、こたつでごろっと横になる。暖かくてこのまま寝てしまいそうだ。後輩の前で教育上良くないとは思うが…まあ今日くらいは良いだろう。

    微かに口ずさむように、柔らかくオペラオー君が歌い始める。これも知っている、オー・ソレ・ミオ。朗々と歌い上げる歌のはずだが、こうして聞くとまるで子守唄のようだ。

    身勝手で振り回しているようで、ひょっとして私は気を遣われていたんだろうか、薄く膜の張り始めた思考で私は思う。目を閉じてうっとりしながら口ずさむオペラオー君はきっと自分のためだと言い張るんだろうな。今日はありがたく君の心遣いにのるとしよう…私は微睡みに身を任せた。

  • 17二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 21:16:35

    >>16

    フニクリ・フニクラの歌詞(一番)


    昨日の夜 ねえ君

    僕は登ったんだ

    どこだかわかる?

    (どこだかわかる?)

    この恩知らずな心が

    僕を悲しませないところさ

    もうこれ以上!

    (もうこれ以上!)


    そこは火が燃えているけど

    もし逃げようとすれば

    そのまま逃がしてくれる

    (そのまま逃がしてくれる)

    君を追いかけたり

    悩ませたりしない

    空を見てればいいのさ!

    (空を見てればいいのさ!)


    行こう 行こう、頂上へ行こう

    行こう 行こう、頂上へ行こう


    フニクリ・フニクラ、フニクリ・フニクラ

    頂上へ行こう、フニクリ・フニクラで!


    もちろんオペラオーは意味をわかった上で、レースで一番をとってすべて吹き飛ばしてやろうじゃないか、という気持ちで歌っています、という推察。

    本人を問い詰めても驚いたふりをして「なんという偶然!」しか言いませんけどね。

  • 18二次元好きの匿名さん21/11/15(月) 23:32:46

    正直夜中迷惑かけないように毛布かぶって声押し殺してめっちゃ静かに袖濡らす姉貴は性合ですよ

  • 19二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 07:41:05

    ファンレター()見てると競馬ファン君はさあ…ってなるよね

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