走れメロスってめちゃくちゃ面白くない?

  • 1二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 00:11:09

    起承転結しっかりしてて挫折からの復活そこからは終盤まで熱い激走シーンからのハッピーエンドと読後感も良い

  • 2二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 00:13:32

    読みやすいお話だとは思うただ個人的にはあんま面白くはなかったかな

  • 3二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 00:15:05

    太宰の作品あんま知らないけどこれ結構異端では?ほかのはどれも仄暗いというか

  • 4二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 01:08:35

    遊び過ぎた借金のカタに友人を預けた実話から生まれた話らしいね
    ちなみに実際は太宰氏は約束の期限に間に合わなかったそうな

  • 5二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 01:10:28

    これの時だけ比較的精神安定してたんだっけ

  • 6二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 01:11:34

    こんだけしっかり丸く終わるのあんまないよね

  • 7二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 01:11:57

    >>4

    預けられたのは文豪の檀一雄で井伏鱒二のところに借金しに行ったけど切り出せず将棋して檀一雄が戻ってきた時に待つ方が辛いか、待たせる方が辛いかみたいなこと言った畜生エピソードほんま笑った

  • 8二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:11:34

    読みやすくて面白くて好き

  • 9二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:13:37

    >>7

    この咄嗟に出たけど自分でも何言ってるか分からんのだろうなという言い訳マジで笑える

  • 10二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:21:41

    初めて読んだ時メロス碌でもないなと思ってたのに作者がそれに輪をかけて碌でもないことしてたの知って笑った

  • 11二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:25:52

    勝手に命を賭けられるセリヌンティウス君には中学生の時教科書で初めて読んだ時は普通に同情したものよ

  • 12二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:27:44

    古典部シリーズで主人公が過去にメロスの読書感想文書いてたって話があるんだけど、
    その中の「そもそも人を信用していない王が、戻ってこなければ意味のない刺客を出すか?王を人間不信に陥れようとしている奴がいるんじゃないか?」って説が説得力あって印象に残ってる

  • 13二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:31:37
  • 14二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 04:31:53

    勝手に命を賭けられるセリヌンティウスという字面だけでおもしろい

  • 15二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 05:00:03

    天気や氾濫とか山賊とかの障害は戻りたくないメロスの心象を表してるだけじゃないかなと思ってる
    それはそれとして夜中に移動できるくらい道は整備されてるし川幅は10mもないだろうし大して時間がかからず戻れるだろメロス

  • 16二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 06:38:20

    ビプリア古書堂でも少し話題になってたような…なってなかった様な

  • 17二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 06:39:53

    王様に怒るのは分かるけどそっから何も考えずに突入して捕まったらそういや妹の結婚式あるから友達を置いていくわはかなりシュールだよな
    読んでるとなんか気にせず読めるんだけど

  • 18二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 07:46:55

    >>13

    これ好き

    他人が本を読んでいるのを読んでこんなにも楽しめるとはな


    本一冊でこんなにも楽しめるこの方の感受性が羨ましいと一瞬思ったけど、これだけ強いと日常の些細なことでメンタル揺さぶられそうで、やっぱりいいやってなる

  • 19二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 08:47:02

    >>7

    更に事情知ったものの井伏の方も金が足りなくて佐藤春夫に借りに行った筈

    で佐藤は「檀の分だけは出してやる」ってことで不足の太宰分は三好達治に借りたとか何とか

  • 20二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 08:55:27

    実体験を美談に変えて筆を走らせるのは楽しかっただろうな。


    トリビアの泉「走れメロスは作者の太宰治が借金を返すために走り回ったことから生まれた」


  • 21二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 09:17:23

    メロスってかなりゆっくり移動してるんじゃなかったっけ?

  • 22二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 09:19:02

    国語の教師が「太宰の作品には必ず彼自身が登場します。誰だと思いますか?」って問いかけてから授業始まったの鮮明に覚えてる

  • 23二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 11:16:19

    >>21

    確か小学生が自由研究してたかな?

    それとは別に描写から考慮してメロスは実際かなり速い筈だからギリギリになったのはちょくちょくサボってるみたいな感じのも見たな。

  • 24二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 11:52:27

    >>3

    太宰は意外と明るい話とか笑える話多いよ

    メロスみたいな分かりやすい道徳的な話は珍しいと思うけど、伝承を元にしたハッピーエンドものだと『竹青』とかがある


    笑える太宰作品はこの辺とか↓

    太宰治 畜犬談 ―伊馬鵜平君に与える―www.aozora.gr.jp
    太宰治 黄村先生言行録www.aozora.gr.jp
    太宰治 花吹雪www.aozora.gr.jp
  • 25二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:06:55

    しかし初手から王様の暗殺に行くのもロックだよな。そして当然ながら捕まって処刑されそうになって、友人を身代わりにするのもロックだ。

  • 26二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:14:25

    呆れた〇〇だ、生かしておけぬの使い勝手のよさすき

  • 27二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:22:27

    ほんのちょっとの水で復活するくだりが結構熱くて好き

  • 28二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:24:36

    その辺にいた人に話聞いただけで王様ぶっ殺そってなるのやばすぎるよなメロス
    その後のムーブも大概ヤバいし

  • 29二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 21:34:32

    >>13

    >荒れ狂う波の表現が豊かすぎる! どんだけボキャブラリーあるんだよ!


    これ好き

    実際、小説作るうえでこういうボキャブラリーの多さとかはすごく参考になる

  • 30二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 21:40:45

    メロスみたいな実直脳筋で衝動性の塊みたいなおもしれー男を短編の一発こっきりで使い捨てるのはさすが文豪って感じがする。俺だったら味がしなくなるまでメロスがトラブルを起こし続けセリヌンティウスが犠牲になり続ける連作短編集として使い倒す。

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