あの…グラス…?

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:15:40

    もう…許して…
    麦味噌と間違えて赤味噌買ってきた
    俺が悪かったから…

    ……

    …もう、ちゃんちゃん焼き食べよ…?
    冷めちゃうから…

    ……

    …分かった!前行ったお茶屋さんにあった
    玉露買うから!
    それでいいかな!?

    ……ハグ

    …?

    …寝てる間…ずっとハグして下さい…
    …それで許してあげます

    …はい、わかりました…

    こういうめんどくさい奥さんムーブが
    グラスは似合うと思うのだが
    どうだ?

  • 2二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:16:19

    ありよりのあり

  • 3二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:17:16

    いいじゃん最高!

    だから今すぐSS書け
    早く

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:17:29

    引退して籍入れたグラスちゃんは積極的だと私性合

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:19:04

    早く読ませてください
    私が 荒ぶるのを 抑えている内に

  • 6二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:23:44

    似合う似合う…

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:26:10
  • 8二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:37:26

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:38:37

    それはそれとして麦味噌と赤味噌を間違うな、刺すぞ

  • 10二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 00:55:19

    待って…明日載せるからまって…
    そして今書こうとした奴が消えた…

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 12:51:36

    >>10

    マジか…主の負担にならない程度にやってくれよ

    やる気が無くなっちまったらそれはそれでしょうがない話だが、

    もしまた書いてくれるというならどれだけかかっても俺は待ってるぞ…お前の作品を見るのを!!

  • 12二次元好きの匿名さん21/11/16(火) 12:53:54

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 00:02:47

    保守あげ

  • 14二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:56:59

    「あの…グラス?」

    食卓に呆れたような顔で座っている
    元教え子にトレーナーは切り出した。
    夜七時。
    いつもなら互いに仕事の話をしながら
    夫婦の時間を過ごしている所だが
    今日に限っては団らんとした雰囲気は
    どこにも無い。

    『…反応無し…か』

    二人を隔ているホットプレートの中の
    ちゃんちゃん焼きは
    グツグツと茶色いあぶくを立てている。
    奮発して買った鮭の顔がなんともなしに
    怯えているようだ。
    どうにも冷静に成り切れない。
    トレーナーは再び切り出す。

    「もう…許して…
     麦味噌と間違えて赤味噌買ってきた
     俺が悪かったから…」
    「………」

    夕方頃、グラスから電話があった。
    今日の夕ご飯に使う麦味噌を
    買ってきて欲しいとの事だった。

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:59:17

    『…あんなパッケージ似てたっけ?』

    買い物の任務を達成した気になっていた
    トレーナーを待っていたのは
    にっこりとしつつ、柳眉を逆立て
    レース前のような殺気を放つ
    妻のグラスだった。
    洗濯物を取り込みながら
    グラスに謝り倒したものの
    一向に雰囲気が和らぐことは無い。

    「…もう、ちゃんちゃん焼き食べよ…?
     冷めちゃうから…」

    無言のままだ。
    湯気のせいでグラスの顔が見えないのが余計に怖い。
    すでにこの調子が
    一時間近く続いているのだ。
    このまま何もしない訳にもいかないだろう。
    なんとかしなければならなかった。

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:01:01

    「…分かった!
    前行ったお茶屋さんにあった
    玉露買うから!
    それでいいかな!?」

    財布の中身は消し飛ぶが
    背に腹は変えられない。
    なんとか宥めて
    怒りを鎮めて貰わないとならなかった。
    先程から続く沈黙が
    いい加減キツくなってきている。
    ここでなんとかせねば
    夫婦の関係に亀裂が生じる可能性が高い状況。
    トレーナーはグラスの出方を
    しっかりと見つめていた。

  • 17二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:02:50

    「……ハグ」

    グラスの応答は不意に聞こえた。

    聞き間違いなのか、分からなかった。
    いつの間にかグラスの碧い目が
    こちらに向いていた。
    こころなしかグラスの顔が赤い。
    グラスは目を伏せながら言葉を続ける。

    「…寝てる間…ずっとハグして下さい…
     …それで許してあげます」

    「…はい、わかりました…」

    『…やっぱり、グラスは…』

    思ったことを腹の中に留める。
    言葉にしたら、夕御飯さえ
    食べられなくなる気がしたからだ。
    さらさらとした栗毛。
    柔らかそうな耳。
    寒空のような色の眼。
    優しく、それでいて芯の通った性根。
    自分には勿体ないとさえ思える程の魅力的な異性。
    自分は、そんな娘の夫なのだ。

    『…俺程幸せな男はいないんだろうな』

    確かな、暖かい感情が胸の中にはあった。

  • 18二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:03:55

    遅くなってしまい申し訳ねぇ
    寝落ちって怖いね…

  • 19二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:15:11

    いい……

  • 20二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:03:24

    良いッッッッッッッ!!!!

  • 21二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 11:20:51

    神に感謝
    ありがとう···ありがとう···!

  • 22二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 11:47:50

    ええやん…

オススメ

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