【ルートにより閲注】CoCシナリオ『祝福は愛する貴方のために』をやるよ

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:30:04

    「というわけでKPはグラスレー寮寮長、シャディク・ゼネリが務める」

    「「「SKPのエラン・ケレスです、よろしく」」」


    「やけくそですか?」

    「KPの人数とPLの人数が同じってどういうことよ」

    「生還する生還する生還する……なんだこのハンドアウトはぁ!?」

    「……よし、お祈りは済んだ。あとは突き進むだけだ」

    類似の別卓(話はつながっていないよ。ただの宣伝だよ!)

    【ルートにより閲注】CoCシナリオ「アスティカシアの夜明け」をやるぞ|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/1515484/1「というわけでKPのボブで~す、よろしくおねがいしま~~す」https://bbs.animanch.com/img/140…bbs.animanch.com
    【ルートにより閲注】CoCシナリオ「星の魔女SEED」をやりますよ|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/1612316/1「とっ、と、いうわけで、KPのスレッタ・マーキュリーです。よろしく、おねがいしまひゅ!」https://bbs.animan…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:32:12

    シャディク「このシナリオはPvPが起きる可能性がそこそこ高い。とはいっても、時としては協力しないと、共倒れになってしまうよ。分岐によっては拷問や暴力、猟奇的な展開が入るかもしれない。それとは別に、性的な描写が入ってくる可能性がある。その際どんなカプが展開されるかは全てダイス神の御心により決定するよ。まあそうならないように頑張ってお祈りしてね?」

    四号「難易度は普通。ただクリアするだけなら簡単だけど、全員生還のハッピーエンドを目指すならかなり難しくなる」

    五号「救済措置はいくつか用意してあるけどね?取りこぼさないように頑張ってほしいなあ」

    チャラン「推奨技能は探索技能とラテン語。あと高めのPOWだ。……待て、何だこの名前表記!?」


    〈キャラシート制作ルール〉

    あにまん用簡易版として、「STR&SIZ(HP)」「POW(MPとSAN値)」「INT(アイデア。謎解き用)」「職業」のみを決定します。キャラはその職業でとれる技能を「70」取得しているとします。それとは別に全員なんらかの戦闘技能を「70」取得しています。指定されている以外の技能は基本使えません。

    スレッタ

    STR:dice3d6=6 3 5 (14) SIZ:dice2d6=2 5 (7) +6 POW:dice3d6=3 5 4 (12) INT:dice2d6=6 2 (8) +6 職業:dice1d10=7 (7)

    +「こぶし」「組み付き」

    ミオリネ

    STR:dice3d6=2 1 3 (6) SIZ:dice2d6=2 2 (4) +6 POW:dice3d6=2 2 2 (6) INT:dice2d6=6 1 (7) +6 職業:dice1d10=2 (2)

    +「回避」

    グエル

    STR:dice3d6=5 5 1 (11) SIZ:dice2d6=3 6 (9) +6 POW:dice3d6=1 5 4 (10) INT:dice2d6=6 5 (11) +6 職業:dice1d10=1 (1)

    +「マーシャルアーツ」「槍」

    ラウダ

    STR:dice3d6=5 1 1 (7) SIZ:dice2d6=1 5 (6) +6 POW:dice3d6=2 6 3 (11) INT:dice2d6=5 3 (8) +6 職業:dice1d10=10 (10)

    +「斧」「組み付き」

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:34:18

    なんで毎回狂信が居るんだ?

  • 4二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:45:17

    やったー!新作だー!
    エランズも勢揃いで絶対収拾つかなもとい賑やかだ

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:47:50

    ※間違いです!STRじゃなくてCONですね 数値に変化はないよ

    シャディク「キャラシートはできたね。じゃあHO1、水星ちゃんから順にどうぞ」

    スレッタ「スレッタ・マーキュリーです!古書を翻訳でして、その、れっ、恋愛小説とか、そういうの……書いてます、よ~……!あんまり売れないですけど……」
    ラウダ「HPが高いね。SAN値もそこそこある。そしてこのラテン語は……推奨技能からして、その……」
    ミオリネ「……スレッタ。魔導書解読担当はあんたよ」

    ミオリネ「ミオリネ・レンブラン。深窓の令嬢。信じているのは……じゃあ、自分自身……にしておこうかしら。虚弱だからって閉じ込められてるから、外の世界にあこがれてる」
    スレッタ「おお……未だかつて狂儲設定をこうやって使った人、いました?」
    グエル「大丈夫か?そのSAN値でそのHPはすぐに死なないか??」

    グエル「俺はグエル・ジェターク。開業医をやっている。機転が利き、真面目で真っ直ぐだから患者からの信頼も厚い」
    ミオリネ「ヒーラー担当ってとこ?似合わないわね」
    ラウダ「探索も治療も戦闘もできてSAN値もそこそこある、さすが兄さんだね」

    ラウダ「ラウダ・ニールだよ。人が超常現象を信じる心理について研究している。虚弱で本をよく読んでいたから、生物学にも明るいよ」
    グエル「ステータスが全体的にスレッタ・マーキュリーと似ているな」
    スレッタ「はい!でも、私は目星、持っていないので、探索はラウダさんにお願いします~……!」

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:51:40

    シャディク「ふふ、舞台は森の中の不気味なお屋敷。君たちはこの洋館を、それぞれNPC……俺達とペアになって探索することになる。ようするにクローズドシナリオだよ。あ、ハンドアウトは、裏面の秘匿分が見えないように置いてね」

    四号「それと、今回君たちはじめましてからだから、自己紹介の文面を考えておいて」

    スレッタ「わ、わかり、ました~!」

    グエル「……スレッタ・マーキュリーとミオリネはわからないでもないが、俺とラウダは兄弟じゃないのか?」

    ミオリネ「まあ苗字違うし、現代シナリオだと考えたらむしろそっちの方が自然じゃない?」

    五号「そうだね~、ちょっと多様性がどうとかの方面に怒られそうな言い方だけど。HO3とHO4の間に血縁関係はないよ」

    チャラン「ああ。だから……おいラウダ、なんて顔してんだよ」

    ラウダ「兄さんは兄さんじゃないの?……絶望した……」

    ハンドアウトを一つ公開するよ

    dice1d4=1 (1)

    1:HO1「スレッタ・マーキュリー」&四号

    あなたは『傲慢』。真実を求める鷲獅子。

    あなたの傍にいるのは『怠惰』。あなたのために輝き続ける聖鳥。

    2:HO2「ミオリネ・レンブラン」&シャディク

    あなたは『色欲』。奇跡を願う少女。

    あなたの傍にいるのは『嫉妬』。あなたのために探し続ける悪魔。

    3:HO3「グエル・ジェターク」&五号

    あなたは『憤怒』。反逆を誓った一角獣。

    あなたの傍にいるのは『暴食』。あなたのために守り続ける番犬。

    4:HO4「ラウダ・ニール」&オリジナル

    あなたは『虚飾』。神々すら欺く二角獣。

    あなたの傍にいるのは『強欲』。あなたのために与え続ける妖精。

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 19:55:07

    HPとかSANとか技能とか、一覧にしてもらえたらありがたい…

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:00:31

    お!待ってました!
    全体的に職業が目新しいね

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:00:48

    ミオリネのペアを譲らないシャディク

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:01:29

    「~~~~~~ッ!!」
     スレッタは飛び起きる。
     背が冷や汗で濡れている。夢を、見た。あの時の夢だ。恐ろしい夢だ。熱狂する人々。叫ぶような呪文。近づいてくる刃。そうして、逮捕されたこと。犯人として、無実の罪で刑務所にいれられたこと。……『シュブ=ニグラス』という神。
     息を、整える。これは夢だ。今のスレッタは安全なのだ。そう思って、ゆっくりと部屋を見渡したところで。
    「おはよう」
    「わあぁあ!?」
     見知らぬ少年と目が合って飛び上がった。
     少年は無表情のまま、スレッタに封蝋で閉じられた便箋を握らせる。「あ、あなたは、だれ、ですか……!?」と震えるように聞けば、こてりと首を傾げる。
    「名前は必要?」
    「ひ、必要、です。というかどうしてここに!?ここは私の家です!」
    「なら、四号とでも呼んで。僕は君にこれを届けに来た。そして、君の助けになりにきた」
    「え……」
     スレッタはゆっくりと、便箋を開く。中には流麗な文字で、さらさらと何事かが書きつけられていた。それを読み解き、はっと、目を見開く。
    「これって……」
    「強制はしない。ただ、きみがどうしたいのかは、もうわかっているんじゃないかな」
     四号はスレッタを見つめる。
     生唾を飲む。
     ぱちぱちと数度瞬きをしたのち、スレッタは四号の手を取り……静かに、頷いた。

    『__あの日の真実を知りたいなら、彼について俺の屋敷においで』

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:01:42

    HO1「スレッタ・マーキュリー」&四号
    あなたはかつて、恐ろしい儀式に巻き込まれた。『シュブ=ニグラス』という神格を呼び覚ます、最悪の儀式に。拷問の末、次々と殺されていく人々。ああ、次は自分の番だ__そう思った矢先、世界は狂気にのまれた。あなたはなんとか逃げ延びることができた。そして、薄れゆく意識の中__我に帰ったら、独房の中だった。
    あなたは事件の首謀者として逮捕され、無実の罪で刑務所で過ごすことになった。なんとか出所してもなお、当時の夢を見る。
    あなたの目的は、『屋敷の事件を解き明かし、あの日の真相を知る』ことだ。
    備考:あなたは『クトゥルフ神話技能』を10持っている。
    備考2:あなたは夜ターンに宣言をすることで、四号に神話的なことを教えてもらい、クトゥルフ神話技能を1上げることができる。ただし眠らずに起き続けることになるため、二日続けて行うことはできない。
    四号(怠惰)
    ◎彼は一日に一度だけ『支配』の呪文を使うことができる。四号のPOW15と対抗し、成功すれば対象の意志を曲げて思い通りにできる。ただしその間、四号は動けない。
    〇彼には魔術に関する知識がある。神話的な物品を見せれば、無条件で適切な扱い方や効果を教えてくれる。ある意味クトゥルフ神話技能が100だといっても過言ではない。
    ×この屋敷を探索していると、悍ましい悪夢を思い出す。探索におけるファンブルが90からになり、ファンブルをすると手元が狂って何かを壊してしまう。

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:03:53

    >>7

    (そうですね!!今までもそうすればよかった 管理用につくっているメモがありますので、開示しておきます)


    スレッタ(翻訳家)

    SAN:60 HP:14 アイデア:70

    STR:14 SIZ:13 POW:12 INT:14

    ラテン語 歴史 図書館 説得 こぶし 組み付き

    備考:恋愛小説を書いている


    ミオリネ(狂儲)

    SAN:30 HP:8 アイデア:65

    STR:6 SIZ:10 POW:6 INT:13

    聞き耳 図書館 変装 言いくるめ 回避

    備考:信じるものは己のみ


    グエル(医者)

    SAN:50 HP:13 アイデア:85

    STR:11 SIZ:15 POW:10 INT:17

    目星 医学 応急手当 説得 マーシャルアーツ 槍

    備考:愛称はボブ先生


    ラウダ(超心理学者)

    SAN:55 HP:10 アイデア:70

    STR:7 SIZ:12 POW:11 INT:14

    目星 オカルト 生物学 説得 斧 組み付き

    備考:グエルの弟ではない

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:05:35

    >>12

    スレッタスペック高めだなー

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:05:51

    七つの大罪がベースになってるけどラウダだけ違うな

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:07:01

     ……辛うじて人が歩ける程度に舗装された道を進めば進むほど。夜に飲み込まれてしまうのではないかと錯覚してしまうほど、そこは暗い、暗い森だった。
    「よ、四号さん、ほんとにこっちであってるんです?」
    「大丈夫。僕を信じて」
     空から降り注ぐ木洩れ日は、さながら深夜の月明かりのよう。時間の感覚が乱れ始めたころ、それは突如として姿を現した。建てられてからかなり年月が経っているように見える、大きな洋館__というよりは、古城のようにすら見える。
     誘われるように中に進むと、ホールに薄らと埃が舞った。
     案内されたのは、食堂のような場所だった。近くの椅子が、ひとりでに動く。どうやらスレッタが最後の一人だったようだ。四号が座ると、八つの席のうち、少し豪華な椅子を除いて、すべて埋められる。
     かちり。
     時計の針が動く音。
     生温い、風が吹く。
    「きてくれてうれしいよ。歓迎する」
     気づいたらその席には、一人の男が座っていた。まるで最初からそこに座っていたかのように。彼はぞっとするほど美しい笑みを見せ、ゆっくりと席を見渡した。
    「色々聞きたいこともあるだろうけど、簡潔に言おう。皆には『ゲーム』をやってもらおうと思うんだ。勝者はどんな望みでも叶えてあげる。そこの従者は、きっと役に立ってくれるよ」
     よく似た顔をした少年たちが頷く。四号は無表情に。一人は微笑みながら。一人は読めない顔で。
    「これは勝負だよ。君たちの誰がこの屋敷の謎を解くことができるか」
     かちり。
     鐘の音が鳴った。

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:10:15

    待ってました!今回も楽しませていただきます!!

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:10:44

    虚飾があるならモチーフは枢要罪の方かな

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:13:49

    魔女つながりでシュブ=ニグラスなのかな

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:18:13

    「よ……よく、わかりません、けど。謎を解けばいいんですね?その謎って、なんです?」
    「それを考えるのもまた、謎のひとつ。じゃないかな」
     男は飄々と答えた。ぱん、と手を叩くと、どこからともなく食事が現れる。温かな湯気をあげるそれは、とても美味しそうに見えた。彼は「それより」と言って、頬杖をつく。
    「夕食にしよう。ああ、俺はシャディク・ゼネリ。この館の主だ」
    「ミオリネ・レンブラン」
     シャディクの隣にいた儚げな美少女が、見た目には似合わぬはきはきとした声で告げる。
    「何が謎解きよ。ゲームのつもり?私はさっさとこの辛気臭い屋敷から出たいんだけど」
    「だが、ここに来るまでの道はかなり荒れていたぞ。案内無しでは帰れそうにない」
     腕を組んでそう言ったのは、白衣を着た男だ。彼は表情を変えないまま、自分の隣に座る笑顔の少年を指さした。
    「俺はグエル・ジェターク。医師をしている。探索中に怪我をしたら教えてほしい。こっちは」
    「五号でーす、よろしくね!」
     ニコニコと愛想を振りまく五号は、この屋敷の中では異質と言っていいほど明るい。その様子を見ていたらしい青年が、「自己紹介の流れかな」と首を傾げてみせる。
    「ラウダ・ニールだ。人間の心理について研究してるよ。協力、しようね。スレッタ、ミオリネ、グエル」
    「エランオリジナル。……何故かチャランと呼ばれることが多いが、俺がオリジナルだ。よろしく」
     一通り自己紹介が終わると、また、ぽーん、と鐘の音が鳴る。どうやらいつの間にか夜になってしまっていたらしかった。

    ラウダ「……………」
    グエル「どうした」
    スレッタ「なんでラウダさんまだ何も始まってないのにダメージ受けてるんです?」
    ミオリネ「そっとしておいてあげた方がいいわよ」

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:23:16

    シャディク「じゃあ、一日の流れを説明するね。このシナリオにおける一日は、『朝』『昼』『夕』『夜』の四つのターンで構成されている。『朝』と『昼』は探索ターンだね、屋敷の中を自由に見て回れるよ。基本的に1ターンで調べられるのは1部屋が限界だ。技能に失敗してももう1ターン費やすことで振り直しができる。『夕』は晩ご飯食べつつ会議。このターンも探索はできるけど、基本は参加してほしいな。ここでその日の探索で得た情報を共有するからね。『夜』はそのままだね、眠る時間だよ」

    四号「今の時間進行は『夕』、これからは『夜』だ。とりあえず眠って、探索は明日から。それと、このシナリオでは特殊ルールとして、朝、昼、夕に死ぬと翌日の『朝』、夜に死ぬと翌日の『夜』にシャディクが蘇生してくれる」

    ラウダ「すごいハウスルール来たね」

    グエル「殺し合い推奨ってことか?」

    ミオリネ「わざわざこういうルール決めるなんて、時間制限があるって言ってるようなものじゃない。殺したらその分探索できる足が減ると考えると、一概にそうとも言えないわ」

    スレッタ「皆さんの従者も特殊能力持っていますよね? ここは、協力、しましょう!四号さんの特殊能力は『魔術やオカルト関連の知識』です」

    ラウダ「チャランのは『魔術以外の知識技能とあらゆる言語の読み書きに補正』だよ。四号とあわせれば、ほとんどの知識技能は成功できそうだ」

    ミオリネ「『死者蘇生』、あと『鍵開け自動成功』。開かない扉や箱があったら呼んで」

    グエル「五号は『目星と聞き耳に補正』だな。あと『本来気づけないにおいに気付くことが出来る』らしい」

    スレッタ「じゃあ、えっと……とりあえず、難しいことは明日から、ですね!おやすみなさい」dice1d2=2 (2) (1:四号に神話技能を教えてもらう 2:素直に寝る)

    ミオリネ「ええ。おやすみ」dice1d2=2 (2)

    グエル「ああ。……言っておくが、情報を握りつぶそうだなんて思うなよ」dice1d2=1 (1)

    ラウダ「もちろんだよ。おやすみなさい」dice1d2=1 (1)

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:33:27

    「……」

    「不安?」

     四号は椅子に腰かけて、話しかけてくる。スレッタは与えられた客間の花瓶、そこに飾られた真っ赤な花を撫でながら、目を伏せた。

    「ふあん、です。……また、悪夢を見てしまうかも……」

    「何かお話でもしておいてあげようか?」

    「いえ。だいじょうぶ、です。……ここの謎を解けば、開放されるんですよね?なら、大丈夫。……私は、勝ってみせます」

     銀青色の瞳には、真っ直ぐな光が宿っている。四号はそれを見て、無表情に「そう」と言った。スレッタははっとしたように目を見開き、ベッドに潜り込む。

    「えへ。明日から頑張るために、早く寝なきゃダメ、ですよね。おやすみなさい、四号さん」

    「……おやすみ、スレッタ」

    「四号さんは眠らないんですか?」

    「眠るにしても、このソファで眠るよ」

    「そうですか」

     しばらく、ぽつぽつと短い会話が続いたあと。それはいつしか、とろとろと途切れる。

     新月。星が空を満たしている。


    ????:dice1d100=68 (68) (??)

    ????:dice1d100=33 (33) (??)

    dice1d2=2 (2)

    dice1d100=73 (73) (??)

    成功の場合dice1d5=4 (4)

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:41:07

    ミオミオのダイス運ひでぇ ステータス低すぎ

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:44:51

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:46:06

    「お、おはよう、ございます~!」

    「おはよう。さて、今日から探索ね」

    「おはよう……」

    「……おはよう」

     グエルとラウダはどこか疲れたような様子だ。「どうしたんです?」とスレッタが尋ねると、二人はふるふると首を振った。なんでもない、らしい。

    「とにかく、早く手がかりを探さないと」

    「どうする?効率的なのは、四人でばらばらに探す方法だが」

    「でもそれだと、情報の共有に心配があるよね」

     ばらばらにあれこれ言う三人を見て、スレッタはぱちぱちと瞬きをした。しばらくくちびるをぱくぱくと動かしたあと、「よ、四号さん……」と伺う。四号は無表情に立ったままだ。スレッタはもじもじと手をあわせて、「な、なら……」と切り出した。

    dice1d3=1 (1)

    1:スレッタ「四人ばらばらに動きましょう」

    2:スレッタ「二人一組で動きましょう、私はdice1d3=1 (1) さんと行きます」

    3:スレッタ「四人で固まって動きましょう」


    スレッタ「何が……あったんです?初っ端から」

    ミオリネ「まだ何も始まっていないんだけど本当に」

    グエル「いや、なんでも……なんでもないぞ」

    ラウダ「うん。収穫はあった」

    スレッタ「わ、わかんない、です……そういえばこの屋敷ってどんな感じなんです?」

    シャディク「ああ。これが探索表だよ」

    ミオリネ「なにこれ」

    グエル「間取り図を引け」

    ラウダ「箇条書きじゃないか」

    四号「それができるなら最初からやってる」

    五号「挑戦はしたけど無理だったからこのスタイルなんだよね~」

    チャラン「とにかく、どこに行くかは考えておけよ」

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:49:54

    スレッタ「ばらばらにいきましょう!ここは効率優先で……その、さっきの謎ダイス、怖いですし……?」

    ミオリネ「そうね。じゃあ、どこにしようかしら」

    グエル「俺は……キッチンのどっちかに行く。お前らはどうする?」

    ラウダ「……うーん、それじゃあ……」


    【一日目 朝】

    スレッタ→dice1d4=2 (2) 階のdice1d8=1 (1)

    ミオリネ→dice1d4=2 (2) 階のdice1d8=5 (5)

    グエル→dice1d2=1 (1) (1:一階のキッチン 2:三階のミニキッチン)

    ラウダ→dice1d4=3 (3) 階のdice1d8=1 (1)

    ※4階=地下

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 20:59:54

    四号「じゃあまずは君の処理からね」

    スレッタ「が、がんばります、よ~!」

    四号「……そんなに気負う必要もないと思うけど」

    スレッタ「いえ、しんそうきゅうめいのために、なにが役に立つかわかりませんから!」


     スレッタは階段を上り、図書室に足を踏み入れる。

     古い本のにおいが、肺を満たす。安心するにおいだ。蔵書数はかなり多い。個人所有の屋敷だとは思えないほどだ。ついでに言うと、本の系統はてんでばらばらで、統一性は見られない。家庭料理のレシピ本も、なにやらよくわからない専門書もある。歩いて回ってみれば、見覚えのある辞書もいくつか置いてある。スレッタが勉強するときにつかったものだ。なんだか懐かしくなってふにゃふにゃと笑ってから、すっと表情を戻す。

    「な、何か……役に立ちそうな、本は、ない、でしょうか……?」

    「さあ。どれかが役に立つかもしれないし、どれも役に立たないかもしれない」

    「四号さんはどんな本が好きです?」

    「神さまの召喚の方法が書かれてる本とか」

    「オカルト本、ですか?」

    「かもね」

     四号はそう言って会話を切ると、目を伏せた。スレッタはあうあうと何かないか言葉を探すが、とにかく、何かを探さないと。んく、と息をのんで、大量の本棚に向き合った。

    dice1d3=1 (1)

    1:スレッタ「神話コーナーに目につく本がないか探します!」スレッタ図書館:dice1d100=53 (53) (70)

    2:スレッタ「オカルトコーナーに目につく本がないか探します!」スレッタ図書館:dice1d100=75 (75) (70)

    3:スレッタ「あ、……えっと、ラテン語の辞書、持ち出すことって、できますか……?」

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:02:34

    探索表ですでに化け物とかいる…

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:07:07

    気軽に死んでいくスタイルなんですか?
    グエルとラウダはゆうべパートナーと何かしたのかな

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:12:26

     スレッタは神話関連の本のコーナーを探ってみる。ギリシャ神話やメソポタミア神話など、やはり統一性は見られない。ただ、豊穣神に関する蔵書が多いらしい。あたまに、シュブ=ニグラスという文字が過る。おぞましい記憶を思い出し、うう、と低く呻いた。

    「どうしたの?」

    「ゆめのこと。思い出して」

    「そう。……こわかった、んだね?」

    「わ、わたし……いきてる。いきてるんですよね」

    「うん。生きてるよ」

     四号はそっと、スレッタの背を叩いてくれた。それでスレッタは息を整え、静かに目を閉じる。それからふと本棚の方に目を向けて、こてりと首を傾げた。

    「……あれ、ここ、一冊だけ本、抜けてます?」

    【スレッタ一日目 朝 終了】

    dice1d2=1 (1)

    1:スレッタ「昼も引き続いて図書室を探索しますよ!」

    2:スレッタ「同じ二階の……dice1d8=7 (7) を探索します!」

    3:スレッタ「dice1d4=4 (4) 階のdice1d8=2 (2) を探索します~」


    シャディク「次は君だよ、ミオリネ。ちなみに寝室Aには鍵がかかってるけど」

    ミオリネ「開けてちょうだい。あとついでに私目星持ってないから、あんたが代理で振って」

    シャディク「わかった。……じゃあ、中はどうやら、埃をかぶった部屋であるようだ」


    「うわ。……なにここ……シャディク、あんた掃除してないの?」

    「うん。君たちの部屋以外は必要ないと思ったから。悪かった?」

     ミオリネは閉口する。それから「とにかく」と言って、シャディクをぴしゃりと指さした。

    「なんか使えそうなものないか探して。いいわね?」

    「……ミオリネの望むままに」

     シャディクは恭しく礼をしてみせた。

    シャディク目星:dice1d100=86 (86) (50)

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:14:11

    またシャディクが失敗してる…

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:20:26

    ミオリネ「なにやってるのよ。気合い入れてダイス振って」

    シャディク「君が目星取らないのが悪いとおもうけどな……?」

    ミオリネ「あんなHO見せられて、取ると思う?」

    シャディク「……ああ、それもそうか。君はそういう性格だもんね?」

    ミオリネ「どういう性格かはわかんないけど。とにかく、どうしようかしら……」

    シャディク「この部屋の探索をやり直してもいいし、別の部屋に行ってもいいよ」

    ミオリネ「わかった。……じゃあ……」

    dice1d2=2 (2)

    1:ミオリネ「もう一回やって。何かあるはず」

    2:ミオリネ「さっさと次行きましょう。二階のdice1d8=1 (1) に行くわよ」

    【ミオリネ一日目 朝 終了】


    五号「ねえどうしてキッチンって指定したの?ねえ」

    グエル「お前のためだろうが!お前が!!てかなんだよこれ、なんだよこのデメリット!!『なんらかの甘いものを捧げないと夜ターンの間ずっとぺろぺろされて翌日の間ずっとPOW-2』って!」

    五号「あっははは!いやもうちょっと色々案はあったんだけど、そっちの方が面白いと思って!!」

    グエル「面白い じゃねえよ!……はあ、とにかく、POW-2はでかい。とにかく、何か甘いものを探すか。お前も目星振れ」

    五号「はあい。あ、調べられるのは、『1:机』『2:冷蔵庫』『3:引き出し』だよ。探索箇所が被って両方成功してる場合、僕が一つ大きい番号にずれるね」

    グエル「わかった」

    グエル目星:dice1d100=11 (11) (70) 探索箇所:dice1d3=3 (3)

    五号目星:dice1d100=31 (31) (90) 探索箇所:dice1d3=2 (2)

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:33:04

    甘いものがわりで気軽にペロペロするんじゃありません!

  • 33二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:36:03

    >>17

    そっちだと嫉妬じゃなくて憂鬱だから混ざってるのかな

  • 34二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:38:17

    「お」

     グエルは引き出しを開け、目を輝かせる。小麦粉、ベーキングパウダー、卵に砂糖にバター。一通りの製菓材料がそろっている。向こうにオーブンもあったし、簡単なお菓子であれば、この時間を使って作れそうだ。

    「おい五号、なんか食べたいものあるか?」

    「人間。強いて言うなら君」

    「だめだ」

    「え~……じゃあ、バターケーキ」

    「……わかった。少し待っていろ」

     鮮度は大丈夫だろうか、と思いながら、グエルは調理器具を取り出す。手際よく生地をつくり、型に流し込み……オーブンにいれたところで、不意に五号の方を向いた。

    「お前は何か見つけたか?」

    「あっ!えっとね、冷蔵庫に、こんなのが入ってたよ」

     五号はどこからか瓶を取り出す。中は真っ白な液体で満たされていた。グエルは近づいて、「牛乳か?」と首を傾げる。

    「違うと思う。何かね、不思議なにおいがするの」

    「……ふうん?」

     ややあって、ケーキの焼ける甘いにおいが漂ってきた。五号が目を輝かせる。グエルはじっと、瓶の中身を見つめていた。それから手に取り、割れないように丁寧に抱える。ちゃぷん、と微かな音がした。

    〈グエルは五号くんのお菓子dice1d6=4 (4) 日分を手に入れたよ!〉

    dice1d2=2 (2)

    1:グエル「このまま机も調べていくか」

    2:グエル「もうここに用はない。dice1d4=4 (4) 階のdice1d8=7 (7) に行くぞ」

    【グエル一日目 朝 終了】


    チャラン「最後は俺たちの処理だ」

    ラウダ「……使える場所があるといいけど……?」

    チャラン「さあな。展示室は九枚の絵と、八枚の額縁がある」


    「これは……」

     蛇の巻き付いた杖を持つ男の絵。空や海を産む王の絵。雷を落とす男の絵。角の生えた男の絵。貝殻から起き上がる少女の絵。槍を持って馬を駆る男の絵。自らの子を喰らう男の絵、星の煌めく空の絵__

     一番右の額縁には、羊飼いの少年が竪琴を奏でる絵が飾られている。それをいれて、八つ。一枚多い。どれかを抜いて飾ればいいのだろうか?それにしても、どういう順番で?

    「ねえ、オリジナル。これは何の絵かわかる?」

    「え?……ううん、そうだな……」

    チャラン芸術:dice1d100=28 (28) (90)

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:41:45

    グエルー!?

  • 36二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:46:16

    「……これはたぶん、ギリシャ神話をモチーフにした絵だな」

     エランは一枚ずつ指さして、説明する。

     羊飼いの絵はアポロ。蛇の巻き付いた杖を持つ男はヘルメス。空や海を産む王はガイア。雷を落とす男はゼウス。角の生えた男はハデス。貝殻から起き上がる少女はヴィーナス。槍を持って馬を駆る男はアレス。自らの子を喰らう男はクロノス、星の煌めく空はウラヌス。海をかける牛はポセイドン。

    「ギリシャ神話はそれだけでも多くの関係を孕む上、様々なものの象徴にもなる。一概にどれとは言えないが、そのうちのどれかに関係した『謎解き』であると考えるのが無難だな」

    「ふうん」

     謎解き。

     ……ラウダは、考えてみる。

     ならここに、あるのかもしれない。んく、と息をのみ、絵に触れた。

    dice1d3=1 (1)

    1:ラウダ「このまま謎解きに挑むよ」

    2:ラウダ「総当たりだ。思いつくやつ総当たりにする」

    3:ラウダ「……とりあえず、謎解きの手がかりを探そう。dice1d4=2 (2) 階のdice1d8=7 (7) かな」

    【ラウダ一日目 朝 終了】

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:52:11

    始まりがアポロ…で一つ仲間外れ…なら太陽のあれかな

  • 38二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:57:38

    今までの卓?はカプ展開の示唆はあっても性的描写の予告はなかったから疑問だったんだけどグエルぺろぺろねなるほど

  • 39二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 21:57:57

    「あれ、スレッタ」

     ミオリネが図書館に入ると、そこには既にスレッタがいた。

    「あ、ミオリネさん、シャディクさん!そっちではなにか、みつかりましたか?」

    「……なにも」

    「あはは」

    「じゃあ、ここで一緒に手がかりを探そう」

     四号は言いながらも、動く気はないようだ。なんならシャディクもそちら側にいって、静観する構えである。スレッタは「ほわあ」と気の抜けた声をあげながら、あちこちに視線を彷徨わせる。

    「え、えと、じゃあ、……そうですね。お、オカルト系の、棚……でも、さがしてみます?」

    「あら。あんた、そういうのに興味あったの?似合わないわね」

    「こわいの、あんまり、好きじゃないけど……四号さんはすき、らしいので」

     ミオリネは「へえ」と言って、視線をやや下に向けた。

    「じゃ、四号が喜びそうな本を探さないとね」

    「はい!えへ、普段、読まない本……たのしみです!」

    「あんたはどんな本読んでるの?」

    「えっと、古い詩とか、れんあいしょうせつ、とか……」

    「そう。時間があったら、何が面白いかおしえてね」

    「わかりました、ミオリネさん!」

     スレッタがにぱっと花が咲いたように笑う。ミオリネはそれを見ないようにして、本棚に向き合った。

    スレッタ図書館:dice1d100=95 (95) (70)

    ミオリネ図書館:dice1d100=58 (58) (70)


    五号「残念。地下への階段がある扉は、鍵がかかっているよ」

    グエル「お前なら壊せるだろ」

    五号「え~……?別にいいけど、それでターン一つ消費するよ?」

    グエル「つまり、壊したら昼の行動終了、ということか」

    五号「そうなるね」

    グエル「……そうか……」

    dice1d2=2 (2)

    1:グエル「構わん。やれ」

    2:グエル「……じゃあ、鍵を探すか。dice1d3=2 (2) dice1d8=8 (8) に移動だ」

  • 40二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:00:32

    グエルー!!早速襲われてるの凄く…グエルだなって…

  • 41二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:00:47

    どっちにしろ化け物に遭遇してない?

  • 42二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:13:42

    「あっ」

     ……どういう奇跡的な手の滑り方をしたのか。

     スレッタが手に取ろうとした本が、見事に床に落ちる。しかもどうやらそこそこ古い本だったようで、劣化した装丁からボロボロページが零れ落ちた。それだけならまだしも、一部のページに関しては衝撃で崩れてしまっている。これでは復元できそうにない。あわあわとしていると、ミオリネが近づいてくる。

    「なにやってんの」

    「ご、ごめんなさいい……」

    「……いいのよ。別に。んな古い本に手がかりなんてないでしょ」

    「で、でも、でも」

    「気にするなって言ってんの」

     ミオリネがぱしぱしとスレッタの背を叩く。スレッタがぐずぐずと泣き始める。と、同時に。

    「うああああああっ!?」

     どこからか悲鳴が聞こえてきた。

    dice1d2=2 (2)

    1:向かう

    2:やめておく


    「んだよあれ。んだよアレ!?」

    「さあ?わかんない」

    「わかんないじゃねえよ!ああもうどうでもいいっ、逃げるぞ!」

     グエルと五号は謎の動く死体に追いかけられていた。

     立ち向かおうにも、今は瓶を持っているからうまく動けないかもしれない。とにかく逃げるか、どこかでやり過ごさないと。……だが、どこで? いや、違う。疑ってはいけない。

     とにかく、この状況を切り抜けないと。

     グエルは今しがたその辺から『借りて』きた装飾用の槍を手に、古ぼけた洋館を走り抜けた。

    CON対抗:dice1d100=63 (63) (45)

    ※失敗で戦闘突入

    グエルSANc:dice1d100=78 (78) (49) 1/dice1d4=3 (3)

  • 43二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:26:26

    「……いき、どまり……」

     グエルは立ち尽くす。

     すぐ後ろには、死体が来ている。五号はくすくすと笑って、「どうする?」と尋ねた。

    「どうする、って……やるしかない、だろ。おいお前もやれ」

    「ええ?」

    「あとでお菓子やるから!!」

    「やったあ!わかった、約束だよ?」

     天使のような笑顔を浮かべて、化け物に向き直る。

     五号の姿が、一瞬、ゆらり、と揺れた。


    〈戦闘ルール〉

    あにまん用簡易版として、CONの値をDEXとして扱います。また、「最初に一括で攻撃判定を行い、その後順次RPで回避&ダメージ判定を行う」とします。また、今回のように参加人数が少ない場合、数ターン分まとめてやることもあるかも。見ていればわかると思います!大変な処理をやるのはKPだからね がんばるね


    『五号』

    攻撃対象:ゾンビ 攻撃方法:爪dice1d100=5 (5) (70)

    『ゾンビ』

    攻撃対象:グエル 攻撃方法:ひっかきdice1d100=49 (49) (60)

    『グエル』

    攻撃対象:ゾンビ 攻撃方法:槍dice1d100=22 (22) (70)


    『五号』

    攻撃対象:ゾンビ 攻撃方法:爪dice1d100=50 (50) (70)

    『ゾンビ』

    攻撃対象:グエル 攻撃方法:ひっかきdice1d100=76 (76) (60)

    『グエル』

    攻撃対象:ゾンビ 攻撃方法:槍dice1d100=4 (4) (70)

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:34:55

    「く、うう……」

     ゾンビが腕を振り上げ、グエルの腕をひっかく。どちらかというと、その状況の方におぞましさや恐ろしさを感じる。だがそんなことを言っていても、戦闘は終わらない。生き残ることは、できない。グエルは身を低くして、白衣の裾をはためかせ、槍を構える。

    「……俺は、負けるわけにはいかない」

    「ふうん、どうして?」

    「話しかけるな!」

     そうして、突き出した。

     激昂するグエルに「怖ぁ」と肩を竦めながら、五号もまた、うまく角を使い、飛び上がる。くるりとした身のこなしで、ゾンビの肩口にまず一撃。と、同時に、死体にある傷口に、血ではない、悪臭を放つなにががあらわれた。

    「それ、取り除かないと、痛いかもよ?……わかんないか」

     五号が微笑むのを見て、グエルは「おしゃべりが過ぎるぞ」と言いながら、再び勢いをつけて槍を放つ。

     それは低い音をたてて、確かにゾンビの腹を抉った。

    グエル回避:dice1d100=52 (52) (22)

    回避失敗の場合ダメージ:dice1d3=2 (2)

    (クリティカルのため回避不可)

    五号分:dice1d6=2 (2)

    グエル分:dice2d6=2 6 (8)

    ゾンビ回避:dice2d100=67 54 (121) (24)

    五号分:dice1d6=5 (5) +dice1d6=5 (5)

    グエル分:dice2d6=3 1 (4)

  • 45二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:40:22

    五号「あー、さすがにゾンビ一体じゃ無理だね。戦闘終了、お疲れ様」

    グエル「はあ、自分で自分の手当てだけしておくか……応急手当dice1d100=16 (16) (70)、医学dice1d100=14 (14) (70)。どちらか成功ならdice1d3=3 (3) 回復、どちらも成功なら全回復か」

    五号「君さあ、まじで『効率』だけを重視して技能取った? 戦闘も回復も、それどころか探索もひとりで出来ちゃううえに、材料さえそろえば一番謎解きに向いてる(高INT)なんて、もう全部君一人でいいんじゃないかな案件じゃん」

    グエル「人聞きの悪い。それに俺は知識技能関係が欠けているし、図書館がないから、そのあたりはスレッタやラウダに補ってもらわないと……そういえば、瓶は無事か?」

    五号「無事だよ」

    グエル「そうか。ならよかった。……五号、わかってるな?」

    五号「はいはい。じゃ、そうだね。どうやらスレッタとミオリネは来なかったみたいだし、処理としては……」

    【グエル一日目 昼 終了】

  • 46二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:49:12

    自分で回復できるの強いな技能二つあるし

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 22:53:18

    ミオリネ化け物に襲われたら終わりみたいなとこあるな…

  • 48二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 06:41:22

    ラウダ「じゃ、謎解きやるよ。一番右がアポロで固定ということはどうせ太陽からはじまって太陽系の惑星、ってことでしょ?いかにも謎解き考えるの苦手な人間が思いつきそうなことだね」

    チャラン「それはもう悪口だよ!!……はあ。じゃあ、歴史でアポロ=太陽以外の星の対応表がわかるか振れるぞ。お前はオカルト、俺は歴史で振る。どちらか成功でわかる」チャラン歴史:dice1d100=15 (15) (90) ラウダオカルト:dice1d100=6 (6) (70)

    ラウダ「ありがとう。一つ仲間外れってことはあれだと思うけど……『ラウダ』がそれを思いつくかどうかだよね。これはアイデアで振ろうかな」ラウダアイデア:dice1d100=66 (66) (70)

    チャラン「ああ。……ここで失敗しても、そこまでわかってんなら『夕』ターンの最後にはギリギリ間に合うように解けた、ということにしてやってもいい」

    ラウダ「わかった。……ところでオリジナル」

    チャラン「なんだ」

    ラウダ「もしかしてだけど、ここ知識技能に補正あるオリジナルが最初に来ちゃダメなところだった?」

    チャラン「……一応、謎解き難易度的には一番低いところではあるが、同時にメイン要素のひとつでもあるからな。これを解くためのヒントは屋敷中にばらまいてきたぞ」

    ラウダ「ごめん。止まる気はないけど」

    チャラン「おー怖」

  • 49二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 06:53:58

     太陽から順番に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星。アポロ、ヘルメス、ヴィーナス、ガイア、アレス、ゼウス、クロノス、ウラヌス、ポセイドン……になるように額縁に並べると、どこかでかちりと音がした。と、同時に、ラウダの背面の壁の一部が、切り取られたようにゆっくりと開く。
     そこには、真っ黒な装丁をした、見ているだけでぞっとする本が置かれていた。
     本、というよりは、薄さからしてノートのようにも見える。ラウダは手に取って、ぱらりと中身を見てみた。英語、ゲルマン系の言語としては異質な単語がいくつかある。アルファベットも混じっていることを考えると、ラテン系のどこかの国の言語、だろうか。語学には明るくないから、詳しくはわからないが。
    「ねえオリジナル。今日、寝てる間にこれ、読んでおいてくれる?」
    「というと?」
    「君、眠る必要がないみたいでしょう。明日の朝にでも内容を教えて」
    「いいのか。お前の『仲間』にはお誂え向きに翻訳家がいるぞ」
    「……」
     ラウダは微かに視線を落とした。それから、「いいでしょ、別に」と言う。その様子を見て、オリジナルはひゅうと口笛を吹いてから、ふと、ポンと手を叩いた。
    「そうだ!お前のお仲間くんと言えば……」
    「それは本当?」
    「ああ。……どうする?」
    「まだ様子を見る。確証がない」
    「わかった。じゃあ、そうだな。表題くらいは見てやるよ」
     オリジナルが、ラウダから黒い革のノートを受け取る。それから、なんてことない調子で、こう告げた。

    「『ネクロノミコン写本』」

  • 50二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 07:02:37

    【一日目 夕】


    スレッタ「ごはん、です~!」

    シャディク「うん。おいしいごはんを用意してくれるよ。山羊肉のステーキとかね」

    ミオリネ「どこから出てくるのよそれは……まあいいわ。じゃあ、今日の探索の成果の共有ね」

    スレッタ「はい!図書館には、色々な本が置かれていましたよ!ギリシャ神話に関する本とか~……?あ、でも、神話コーナーには、一冊、本が抜けていたんですよね!きっとどこかにあると思うんですけど」

    ミオリネ「あと、スレッタがファンブって一冊ダメにした。何がダメになったのかまではわからないけど、それも念頭にいれて行動した方がよさそうね」

    グエル「地下に続く道に鍵がかかっていたぞ。ミオリネにあけてもらうか、どこかで鍵を探すしかなさそうだ。それと探索表の『化物に遭遇』をやらかした。幸いにもダメージは回復分併せてゼロだったが、特に自衛能力の乏しいミオリネは気を付けた方がいい」

    ラウダ「三階の展示室の謎解きをしてきたよ。かちっていう音がしたから、多分どこかが開いて入れるようになった、みたいな感じだと思う。それがどこなのかまではわからないけど」

    スレッタ「……なんか私たちが足踏みしている間にラウダさんだけすごい勢いで突き進んでません?」

    ミオリネ「さすラウ 有能」

    グエル「その調子で謎全部解いてくれ。がんばれ~」

    ラウダ「もうちょっとみんな気合い出してほしいな……?」

    シャディク「……ふふ。じゃあ、これで情報共有はおしまいかな」

    スレッタ「はい!じゃあ、寝ます、ね。おやすみなさい~」dice1d2=2 (2) (1:四号に神話的なことを教えてもらう 2:普通に寝る)

    ミオリネ「ええ。また明日」dice1d2=1 (1)

    グエル「明日こそ襲われない」dice1d2=2 (2)

    ラウダ「……うん、おやすみ」dice1d2=1 (1)

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 07:22:37

    五号「さて。じゃあ特に何もなく寝るね?」

    グエル「ああ。……バターケーキやるから、今日は舐めるなよ。POW-2は痛い」

    五号「ふふふ、酷いなあ……あ、そうだ。ひとつ聞いておいていい?」

    グエル「なんだ?」

    五号「持ち出した牛乳瓶。……どこに、置く?」

    グエル「どこに、とはどういうことだ?強いて言うなら自室だが」

    五号「自室のどこに、ってことかな。引き出しの中、サイドテーブル、床……どこでもいいよ?」

    グエル「……わざわざそれを聞いてくる、ということは。やはりこれはただの牛乳瓶じゃなさそうだな。あるいは、誰かが『部屋に忍び込んでアイテムを持って行ける』みたいな技能でも持っているのか?なら……金庫のようなものはないか?」

    五号「ないよ。どうする?どうしたい?」

    グエル「……なら……」

    dice1d3=2 (2)

    1:グエル「引き出しに隠しておくぞ。気休めかもしれんが」

    2:グエル「サイドテーブルに置いておくぞ。多少は近づけておいた方がいい」

    3:グエル「こう……ぎゅっとして寝る。これでとられる心配はない」


    dice1d3=1 (1)

    dice1d100=43 (43) (??)

    成功の場合dice1d5=3 (3)

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 07:43:08

    若干処理に困るダイスなので

    dice1d3=3 (3)

    1:そのまま

    2:ひとつdice1d2=1 (1) (1:大きい2:小さい)番号にずれる

    3:振り直しdice1d5=3 (3) 。また被ったらボーナスモード

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 12:02:22

    エラン様チャランだけど教養あるんだな

  • 54二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 12:09:51

    よく分からんがもしかしてボーナスモード入った?

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 13:03:05

    五号「わあ。後悔しないね?」

    グエル「やめろよ含みのある言い方。何もないんだよ。……何もないはずだよな?」

    五号「えへへ。まさかこんな早くくるなんて。愛されてるね」

    グエル「何の話だ!?」


     グエルは気がついたら、職場である病院、診療室のベッドに腰かけていた。何をしていたか思い出せない。ぼんやりする頭を抱えると、電源の落とされた真っ黒なモニター、そこに憔悴しきったような顔の自分と、それから。

    「お疲れ様、『ボブ先生』」

     ラウダが映っている。

     グエルははっと顔を上げてそちらを見た。やはりラウダがいる。しばらくなにか強烈な違和感めいた感覚を覚えたあと__ゆっくりと、氷解する。グエルはふにゃりと微笑んだ。

    「ああ、お疲れ様。それとボブ先生はやめてくれ」

    「評判いいよね。瀕死の患者を救った神の腕、他の病院の医師からの信頼も厚い、親しみやすくて患者に慕われる、」

    「……へへ」

     指折り数える、ラウダの横顔。それにはにかんだグエルの顔が、

    「人殺し。本当に助けたかった人は助けられない。狂人。化物。人殺し」

     直後、歪む。

     ラウダの腕が、足が、顔が、全身が、血で真っ赤に染まっていく。咄嗟に逃げようと身を引いたところで、体勢を崩して床に倒れ込む。ラウダが覆いかぶさってくる。茶色い瞳が爛々と輝く。

    「なあ、どうして助けてくれなかった?」

     ……これは本当に、グエルの知る『ラウダ・ニール』か?

     恐怖からか、過呼吸になる。務めて冷静に息を吸って、吐く。睨み返せば、ラウダによく似た何かは血まみれの手で、グエルの服を紙かなにかのようにびりびりと破き始める。

    「な、んの、はなしだ。俺はしらな、ひっ、ごめんなさ、なにし、」

    「どれだけ痛かったか、どれだけ苦しかったか、どれだけ怖かったか。わかればいい」

    「わかった!わかったから、やめろ、やめ、い゛、あ、」

     無垢だった白衣に、血が落ちた。


    「あああああああっ!?」

     目を覚ます。飛び起きる。

     どうやら夢、だったらしい。呼吸を整える。気分が、悪い。吐き気がする。眠ったはずなのに疲労が取れない、倦怠感。

     ……とにかく探索して、早く屋敷の謎をとかないと。

    グエルSANc:dice1d100=56 (56) (46) dice1d3=1 (1) /dice1d6=6 (6)

    ラウダSANc:dice1d100=73 (73) (55) dice1d4=2 (2) / dice1d8=4 (4)

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 13:05:05

    グエルSAN値:46→40

    グエルアイデア:dice1d100=35 (35) (85)

    成功の場合一時的狂気:dice1d10=9 (9)

    ラウダSAN値:55→51

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 13:34:53

    -2どころか6も減りましたね…
    ラウダまで巻き込んでるしなんなら減り幅ダイスラウダの方がでかい

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 13:50:46

    グエル「ひとつ聞きたい」

    五号「なに?」

    グエル「今のどこがボーナスモードだったんだ?」

    五号「描写とSANチェックにブースト入ったよ!」

    グエル「爽やかな笑顔やめろ!要するにハズレ枠じゃねえか!!」

    五号「そうでもないんだけどなあ、ほら発狂できたし」

    グエル「クソッ、一時的狂気、奇妙なものを食べたがる……まて……」

    五号「ちょうど牛乳瓶あるよね?ほら一気、一気!」

    グエル「一気の強要はダメなんだぞ!でも、やるしかない、か……うう、死にたくない……」


     グエルの脳が、恐怖と困惑と混乱とで真っ白になる。ガタガタと勝手に震え出す腕は、半ば無意識に、そう、まるで、神の救いでも求めるように__サイドテーブルの牛乳瓶に伸ばされる。ほとんど一気に中身をごくりと飲み干せば、思ったより粘度があり、どろりとしていた。喉に引っかかる。今までのどの味覚にも該当しない、強いて言葉を当て嵌めるなら、根源的な味がする。それでなんだか、落ち着いた、気がする。

    「おはようグエル、いい朝だね」

    「五号」

    「そろそろ一旦集合の時間じゃない?スレッタもミオリネも、ラウダも待ってるよ」

    「……わかった」

     グエルは立ち上がり、扉を開けた。

     奇妙な倦怠感が、全身にあった。


    スレッタ「おはようございます!」

    ミオリネ「おはよう」

    グエル「おはよう……」

    ラウダ「……おはよう」

    スレッタ「だからなんでお二人は毎度疲れきった顔で起きてくるんですか?」

    ミオリネ「なんか向こうでカランカランやってたけどなんか関係あんの?」

    ラウダ「いや。なんでもないよ」

    シャディク「おはようみんな!今日はどうやって探索するのかな?あっ、ちなみにグエルは体調不良で行動技能-30ね」

    五号「五号くんは変化なしだよ~」

    スレッタ「もしかして大きめの置物できました?」

    ミオリネ「ちょうど医学持ってるんだし朝ターンは休んで様子見したら?」

    グエル「……dice1d2=1 (1) (1:分かった。そうする 2:いや、探索に行く)」

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 14:12:19

    もしかしてシュブ=ニグラスさんのアレでは??

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 14:34:38

    前回もだけどグエルダイス神の気まぐれで酷い目に遭いすぎてて笑う
    強く生きてくれ…なんかやべぇもの飲んだっぽいけど…

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 14:45:27

    カランカランで福引でもやってたのかと思った
    いやそんなわけあるか?

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 20:44:20

    ほしゅ

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:07:47

    結局また拗らせかけやないかいこの兄弟!!

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:19:05

    グエル「そうだな。どうなるかわからない以上、俺は一旦隔離されていたほうが安全かもしれない。食堂かどこかで休みつつ、自分に医学を振って様子をみておくぞ」

    ラウダ「わかった。あ、生物学あるから看病手伝うよ。オリジナルも医学持ってるし」

    グエル「えっ……あ、ああ、……ええと、探索にいってきたらどうだ?俺は大丈夫だから」

    ラウダ「……dice1d2=1 (1) (1:わかった、そうする。dice4= 階のdice1d8=1 (1) に行く 2:遠慮しなくてもいいよ)」

    ミオリネ「私はとりあえず、シャディクに言って地下への鍵をあけさせようかな。それから……そうね、dice1d2=1 (1) (1:地下のdice1d8=2 (2) へ行く 2:地下は危ないから、dice1d3=2 (2) のdice1d8=6 (6) にでも行こうかな)」

    スレッタ「わ、私は……そうですね、dice1d2=2 (2) (1:dice1d4=4 (4) のdice1d8=7 (7) にいきます! 2:ミオリネさんかラウダさんについていきます!)」

    ミオリネ「……ところで、グエルに何があったの?何やら貸したらそんなデバフ貰うのよ」

    スレッタ「さ、さあ……?わかんない、です……」

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:21:01

    ラウダ行先決め直しdice1d4=1 (1) dice1d8=8 (8)

    dice1d2=1 (1)

    スレッタはdice1d2=1 (1) (1:ミオリネについていく 2:ラウダについていく)

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:34:06

    スレッタ「ち、地下は、あぶなそう、ですから……私、ついてきます!」

    ミオリネ「ありがと。助かるわ」

    四号「わかった。じゃあ先にこっちの処理からしよう」

    シャディク「そうだね。……あ、五号、そっちの処理だけど……」


     シャディクがマスターキーらしきものをさしこむと、地下への扉が開く。階段を下っていくたびに、ぞっとするような気配が背筋を伝う。

    「だ、だいじょうぶ、でしょうか……」

    「大丈夫よ。私がついてる」

    「たのもしい、ですね。ミオリネさん」

    「ふふん。私は最強なのよ」

     二人はそうして、ワインセラーへの扉を開いた。

     ワインは熱や光、振動、温度の変化に晒されると、品質が変化する。一方で適切な状態で保存されれば、熟成されて風味などが向上することさえある。ここも、そういう場所なのだろう。ひんやりとしていて、冷たい。壁にはたくさんの瓶が貯蔵されている。中には年代物も散見され、それなりに価値があることはうかがえた。

     無論、飲んでも構わないだろうが、どうだろうか。シャディクの方を見ると、彼は「飲みたければどうぞ」と微笑んだ。

    「……ワインに興味はないわ。それよりシャディク、なにか使えそうなものや、手がかりはないの?」

    「さあ?」

    「いいから探してよ」

    「ふふ。わかったよ、君の役に立てるなら」

    「しゃ、シャディクさんとミオリネさん、仲良し、です?」

    「やめて」

    「さあね?」

    「スレッタ・マーキュリー。君も何か探したらどう?」

    「わ、わかり、ました……!」

    1:ワインセラー 2:机 3:壁

    スレッタ聞き耳:dice1d100=21 (21) (70) ワインセラー

    シャディク目星:dice1d100=88 (88) (50) dice1d3=1 (1)

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:46:53

    ※上はミオリネ聞き耳ですね!スレッタはここで使える技能がないのでおやすみです

    ミオリネ「シャディクあんたやる気あるの?」

    シャディク「確率は平等だよ」

    スレッタ「これで昨日のファンブルが取り返せるといいんですが……」

    四号「どうだろうね」


    「……?」

     ミオリネはふと、すん、と鼻を鳴らす。土の湿ったにおいに混じって、微かに甘いにおいがする。においを辿って、いくつか瓶を引っ張り出していると、ワイン瓶に紛れて一つ、なにやら牛乳瓶のようなものがあることに気づいた。手に取ってみると、スレッタと四号が近づいてくる。

    「なんでしょうか、これ?」

    「それは『女神の乳』だね」

     四号がすかさず答える。ミオリネから瓶を受け取り、すこしだけ揺らす。中身がゆれて、ちゃぷん、と音がした。

    「正確には、それを加工したものみたい。飲んでも人体に影響はないだろうけど、別の材料と組み合わせて加工すれば、様々な効果を持つ薬を作れるだろう」

    「そ、それは、どうやれば……?」

    「そこまではわからない。ただ、こんなところにあるということは、探せばどこかにレシピがあるんじゃないかな」

    「……」

     ミオリネはじっと牛乳瓶を見つめる。四号からそれを返してもらうと、首を傾げてスレッタを見つめた。

    「ねえ、これ、よければ私にくれない?」

    「え?な、んで、ですか?」

    「なんでも。……おねがい」

     ミオリネが上目で見つめてくる。整った顔が近づいてくる。スレッタの顔が、真っ赤になった。こくこくと頷けば、ミオリネは微笑んで「ありがとう」と言った。

    【スレッタ ミオリネ 二日目 昼 終了】

    dice1d3=2 (2)

    1:スレッタ「ちょっと心配なのでグエルさんの様子を見に行きます!」

    2:スレッタ「ミオリネさんについていきますよ~!」

    3:スレッタ「dice1d4=3 (3) 階のdice1d8=8 (8) にいきます!」

    dice1d3=2 (2)

    1:ミオリネ「グエルでも見に行ってあげようかな」

    2:ミオリネ「このまま地下を探索する。dice1d8=3 (3) で」

    3:ミオリネ「dice1d4=4 (4) 階のdice1d8=3 (3) に行こうかな」

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:52:46

    シャディク役に立てるならって今のとこ役に立っとらんやんけ
    ていうかそもそも他のパートナーズに比べて行動の期待値が低いな…
    なんか条件とかあるのかな?

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:59:13

    食事に関係する場所でゲットできるアイテムなのかな

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 21:59:39

    ※朝やん 全部間違い だれもお前を愛さない

    チャラン「次はお前の処理だぞ」

    ラウダ「わかった。とりあえずサンルームに行くかな」

    チャラン「サンルームは外に突き出していて、硝子張りになっている。ティーセットが乗ったテーブルや、たくさんの花が入った花籠があるぞ」

    ラウダ「花の種類は?」

    チャラン「ぱっと見ではわからないが、白が多いな。時点で赤、それからピンク。青もいくつか混じっている」

    ラウダ「……なるほど。ちなみに硝子は割れそう?」

    チャラン「ぶっこんできたな。まあ俺がやればロールは入るが成功すれば割れるぞ。ただし1ターン消費する」

    ラウダ「なるほど。テーブルを探すか、花籠を探すか、硝子をブチ割るか……ということか。なんでもいいけど」

    チャラン「お前昼の行動もう決まってるしな~。あ、一応言っておくが、……」

    ラウダ「……わかった。じゃあ安心できるね」

    チャラン「で、どうする?」

    ラウダ「うーん……」

    dice1d3=1 (1)

    1:ラウダ「机を探すよ」ラウダ目星:dice1d100=30 (30) (70)

    2:ラウダ「花籠の中を見てみる」ラウダ目星:dice1d100=55 (55) (70)

    3:ラウダ「オリジナル、『お願い』」チャランCONロール:dice1d100=93 (93) (65)

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 22:13:52

    「……これは、レポート?」

     ラウダは机の上の紙を手に取る。ぱらぱらと捲ってみると、どうやら相当古いものであるようで、損傷が激しい。それでも無事な部分を見ると、どうやら手書きのメモめいたものであるようだった。

    『かの書物は、結論から言えば我々が求めるものではなかった。だが、興味深い情報は記されていた。研究する価値は十分にあるため、■■を使った実験を指示すること』

     これ以上は、判読できない。古い文書の読み書きになれている……たとえばスレッタであれば、解読できるかもしれないが。夕方の時間にでも頼んでみようか、と思いながら、紙がこれ以上崩れてしまわないように、丁寧に持つ。

    「オリジナル」

    「なんだ」

    「武器はある?」

    「俺の武器は爪と牙だ。お前の分は、まあその辺の装飾品をかっぱらえばいいだろ」

    「わかった。……じゃあ」

     ラウダは立ち上がる。

    「向かおうか」

    【ラウダ 二日目 朝 終了】


    五号「じゃあグエル」

    グエル「もういやだ」

    五号「泣きごと言わないの!とりあえず、どんな結果になっても現状どんな感じかという情報は渡すよ。医学の半分とアイデアで成功すればその症状が何に近いかわかる、左記が成功したうえでさらに応急手当に成功すれば簡単な処置ができてデメリットが緩和されるよ」

    グエル「なんで医学半分になっているんだよ。……いや、わかった。やるしかない、か」

    グエル医学:dice1d100=48 (48) (70/2=35)

    グエルアイデア:dice1d100=26 (26) (85)

    +

    グエル応急手当:dice1d100=81 (81) (70-30=40)

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 22:33:12

     グエルは三人が出ていくのを見送ってから、ゆっくりと息を吐きだした。
     椅子に腰かけて、背もたれに全体重を預ける。一応朝食として供されたものは多少は食べたが、正直水分を摂ることすら難しい。酷い吐き気と、微熱。倦怠感。多少の眠気に苛立ち。強いて言うなら風邪に近い症状であるような気がしないでもないが、それだけでは説明がつかないものもある。そもそも、こういった症状は大抵の病気に見られるものだ。
     ……俺の身体はどうなってしまった?
    「う……」
    「グエル、だいじょうぶ~?」
    「五号」
     グエルはゆっくりと顔をあげる。それからじっと五号を見て、青ざめた顔で尋ねた。
    「今の俺は、どんな『におい』がする?」
    「え?うーん」
     五号は首を傾げてみた。それから、指をぴんと二本立てる。
    「あまいにおい。でも、ちょっとだけ血のにおいもする。ただ、おいしそうな血のにおいじゃない」
    「……おいしそうな血のにおいって、なんだ」
    「ん~っとね、なんだか、昨日のゾンビくんとはまた違うんだけど、穢れ……みたいな?むしろ逆、かもしれない」
    「もう少し論理的に説明できないのか」
    「あはは、怒らないでよお。それでどうする?」
    「下手に動いて悪化するのも怖いが、このままここにいても手がかりは見つからない。治る保証もないから、とりあえず落ち着くまで安静に……そう、昼になったら、探索に出るか」
    「わかった。僕はどうしてればいい?」
    「そのへんに、いてくれ。俺は少し仮眠をとる」
     グエルがそう言って、目を閉じる。と、同時に。

     がちゃり

     扉が開く音がする。はっとして、しかし身体がうまく動かせなくて。重たい瞼を持ち上げると、食堂の入り口に立っていたのは、
    「……ラウダ?」
    「グエル。聞きたいことがある。答えてくれるね?」
     大きな斧をこちらに向ける、今朝方夢に出てきた男、であった。
    【グエル 二日目 朝 終了】

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 23:22:01

    ひぇ

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 23:23:31

    この兄弟※兄弟じゃないは結局拗れる運命にあるのか…

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 01:15:02

    お祈りはダイスの女神に届かなかったか…

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 06:46:25

     ボイラー室は室温や水道、循環を管理するための施設だ。いわば自律神経のような役割を持っており、適切な環境を保つためには非常に重要な設備である。のだが、そこに、横たわっていたのは。

    「……これって、」

    「ひッ……」

     死体、であった。

     体つきからして女のものであろうが、スレッタとミオリネではそれ以上はわからない。スレッタは思わずミオリネの影に隠れた。思わず逃げ出したくなるが、そんなことをしても何も分からないのは承知している。ミオリネはぐっと踏ん張って、「シャディク!」と低く叫んだ。

    「あんた、死体を甦らせる力持ってるでしょ。こいつから話を聞きたい」

    「ええ? ……じゃあ、少しの間だけ。会話はできないようにするからね」

    「十分」

     シャディクは死体に近づくと、ふわりと手をかざす。と、同時に、死体がゆっくりと目を、くちびるを開いた。それは、震える声で言葉を紡ぐ。

    「あ、あ、あ……あ。どうして、どうしてからだ、こんなに……ごめんなさい。いやだ、いたいのいや、くるしいのいや、こわいのいや、たすけて……」

     震える声で辺りを見渡して、それから、悲痛な、壊れそうな悲鳴をあげた。

    「たすけて、グエル……!」

     それっきり、動かなくなる。

     二人は顔を見合わせた。

    「どうしてこの人、グエルさんの、なまえ、を……?」

    「……聞かなきゃいけないことができたわね」


    四号「これ以上の情報は目星か医学か生物学で」

    スレッタ「……どうします?」

    ミオリネ「グエルが屋敷の謎に関わってるのは確かね。あいつ医学も持ってるけど、どちらかというとラウダを誘導した方がいいかもしれない」

    スレッタ「で、でも、たすけて、と名前を呼んだってことは、首謀者側の人間ではないの、かも……?」

    ミオリネ「……そうね、じゃあ、dice1d3=1 (1) (1:グエルだけ誘導する 2:ラウダだけ誘導する 3:二人揃ってくるように誘導する)か」

    シャディク「一応俺が目星ふれるけどやっておく?」

    スレッタ「じゃあおねがいします~!」

    ミオリネ「次こそは当ててよ」

    シャディク目星:dice1d100=33 (33) (50)

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 07:08:32

     シャディクは目を細める。

    「……その死体、似てるね?」

     ミオリネは言われてまぶたを擦る。それから、その顔を、じっと、食い入るように見つめて……目を見開いた。スレッタもそれに気づいたのだろう、「この、女の人……」とくちびるを押さえる。

    「ラウダさんに、にて、る……?」


    スレッタ「ラウダさんのお母さんですか?」

    ミオリネ「かもしれない。もう一回どっちを誘導するか考え直す?」

    スレッタ「そう……ですね。仮に予想が正しいとしたら、ラウダさんにしか分からないことがあるかも。今回はグエルさんはラウダさんのお兄さんじゃないみたいですし」

    ミオリネ「……じゃあ、dice1d2=1 (1) (1:ラウダだけ来てもらう 2:二人で行ってもらう)わよ」

    四号「二人とも、忘れないうちにSANチェックをしておいてね」

    シャディク「せ、成功できて、よかった……」

    スレッタSANc:dice1d100=45 (45) (60) 1/dice1d3=3 (3)

    ミオリネSANc:dice1d100=7 (7) (30) 1/dice1d3=3 (3)

    【スレッタ ミオリネ 昼 終了】


    「……武器を下ろせ」

    「味方かどうかわからないのに、できるとでも?」

     ラウダはつかつかとグエルに近寄り、間合いをとる。グエルは動かない。動けない。夢の中の男と同じ顔で、ラウダがじっと、見下ろす。

    「昨日。瓶を持っていたよね、どうして情報を共有しなかった?」

    「何の話だ」

    「しらばっくれないでよ。こちらはわかっているんだから」

    「……もし本当にそうだとして、お前はどうやってそれを知った?」

    「それで手の内を明かすほど馬鹿じゃない」

     低く地を這う声で威嚇するように言ったあと、ラウダはふっと、表情を緩める。

    「教えてくれたら、あなたのその症状を調べる手伝いをしてあげる」

    「交渉のつもりならもう少し穏便にしたらどうだ」

    「交渉じゃないよ、脅迫しているんだ。……わかったら、手を、煩わせないでほしいな……?」

     斧がぎらりと輝く。グエルの頬に、冷や汗が伝った。

    ラウダ説得(?):dice1d100=13 (13) (70)

    グエル説得:dice1d100=34 (34) (70/2=35)

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 07:20:11

    スレッタSAN値:60→59

    ミオリネSAN値:30→29


    グエル「ほんとに突然なんだよ!?」

    ラウダ「えへ」

    グエル「かわいこぶるな!!……はあ、わかった。何故瓶を持ち出したか、だったか?」

    ラウダ「ああ。少し気になって。よければ教えてほしいな」

    グエル「『ラウダ』との落差で頭がおかしくなりそうだ……えっと、詳しくは言えないが、俺の目的が……という感じだから、……というわけだ」

    ラウダ「それならスレッタと一緒に行動した方がいいのかもしれないね……?あっ、えっと、なんでわかったのかだけど、……だよ」

    グエル「なるほど、それは便利だな。俺にも協力してくれないか?」

    ラウダ「ええ?やだ」

    グエル「やだって!やだって!!」

    五号「あっ、そうだ、ラウダも生物学の半分とアイデアでグエルの状態を診察できるよ」

    チャラン「俺も医学の半分で参加する」

    五号「あれれ?オリジナルのチャランくんはアイデア振らなくていいのかな~?」

    チャラン「設定的に気にならなくてもおかしくないだろ。そもそもNPCはINTが決まってない」

    グエル「俺は二回目振れるか?」

    五号「体調不良と恫喝された恐怖でそれどころじゃないね」

    ラウダ「ごめん」

    チャラン「お前のせいじゃないぞ」

    ラウダ生物学:dice1d100=89 (89) (70/2=35)

    ラウダアイデア:dice1d100=82 (82) (70)

    チャラン医学:dice1d100=88 (88) (70/2=35)

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 11:15:57

    これはひどい

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 12:31:21

    成功値半分になってるのもあるけどグエル関連はダイスが腐る呪いでもあるのか…?
    説得は成功しているのにな…

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 13:16:29

    グエル「気合い出せ」

    五号「勢いを感じないよね」

    ラウダ「ごめんなさい」

    チャラン「……あー、軽い触診くらいはしただろうし、その辺の情報くらいはやるよ」


     オリジナルがグエルの胸に、腹に、触れて。ふと、顔をしかめる。

    「胃。……腸、もっと下か? 詳しい場所までは分からないが、なにか硬い塊みたいなものがある」

    「えっ」

     ラウダが続いて利き手の指先で押した。確かに、何かがある。内臓に何か異常でもあるのだろうか、腫瘤の硬さではない。中になにか詰め込まれているような、そういった硬さだ。ただ、皮膚の上からでも、それがかすかに脈打っていること、じわりと熱を持っていることはわかる。

    「グエル。痛みはないの?」

    「……ない。ただ、気持ち悪い」

    「押されると悪化する?」

    「わからない。ぐるぐる、する」

    「うーん」

     五号が首を傾げた。それからすんと鼻を鳴らして、グエルに顔をちかづける。

    「におい、強くなってる? これなら人間でも感じ取れるくらいじゃない?」

    「……」

     ラウダはしばらく考えたあと、鼻先を近づけてみる。注意しないとわからないが、確かに、ほのかに甘いにおいがする。ただ甘いということはわかるが、それ以上はわからない。今までの記憶のどの『甘い』にも該当しない、しかし甘いにおいだ。

    「早く回復するといいんだけど」

    「う、……」

     不意にグエルがくちびるを押さえて蹲る。余程息苦しいのか、額には汗が浮いていた。ラウダは「ベッドに行った方がいいんじゃない?」と心配げな顔をする。

    「本音を言えば、そうしたいが。そろそろ集合の時間だろう」

    「説明ならしておくよ?」

    「……dice1d2=2 (2) (1:なら、部屋に帰って休む 2:いや、ここにいる)」

    「わかった」

     ぽーん。低く鐘が鳴った。

    【グエル ラウダ 昼 終了】

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 13:45:38

    倦怠感と腹部の…やばくないですかね??

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 13:54:41

    黒山羊ミルクの効果って、そういう……

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:02:42

    シャディク「はい、集合だね~。今日のご飯は山羊肉のソテーだよ」

    ミオリネ「だからどこから出てくんのよそれ」

    スレッタ「情報共有、です!地下のワインセラーに、『女神の乳』という物質がありましたよ~!薬の中間素材になるそうです」

    ミオリネ「今はとりあえず私が預かってる。あと、ボイラー室に死体があった。生物学が振れるみたいだから、ラウダが見に行ってほしい」

    ラウダ「分かった」

    グエル「俺は一日グロッキーだ。ことごとく技能をはずしたから何がなにやらわからない」

    ラウダ「サンルームで古いレポートを拾ったよ。スレッタなら解読できるかもしれないと思って持ってきた」

    スレッタ「わ、わかり、ました~!今読んでみても大丈夫ですか?」

    四号「うん。読みたいなら、図書館で成功する必要がある。失敗してももう1ターン費やせば問題なく読めそうだ」

    スレッタ「はい!読みます、よ~!」スレッタ図書館:dice1d100=58 (58) (70)

    ミオリネ「ええ。それで、問題はグエルの状態だけど。今の状況が続いたら困るし……」

    グエル「五号が言うには甘いにおいがするそうだが」

    ミオリネ「……『甘いにおい』?」

    グエル「どうした?ミオリネ」

    ミオリネ「いえ……その、描写として、気になる部分が、あって……」

    ラウダ「何が?」

    スレッタ「あ、そ、う、いえば……」

    シャディク「ふふ。じゃあ、そうだね。ミオリネはいち早くそれに気づくだろう。続いてラウダも、他のふたりの様子に違和感を覚えたスレッタも、順にグエルの方を向く」

    五号「……もう、説明しなくてもわかるよね?」


     グエルの様子がおかしくなりはじめる。

     真っ青な顔で床にうずくまり、痙攣する。その腹は、そう、まるで__

     妊婦のように、奇妙に膨れていた。

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:06:27

    ダイス神さあ!!!!

  • 86二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:11:03

    ああやっぱりぃ…
    グエルさん変なもんに寄生されすぎじゃないですかね???

  • 87二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:15:24

    まさかの特殊性癖…

  • 88二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:35:35

    性的描写すっ飛ばして特殊性癖きちゃった…

    ところでグエルの飲んだのとミオリネが持ってる女神の乳って別物なの?
    エランの見立てだと女神の乳は飲んでも身体に問題ないようだったけどグエル妊娠?したし

  • 89二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:41:31

    「無垢だった白衣に血が落ちた」ってそういう……

  • 90二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:42:26

     真っ先に駆け寄ったのはラウダだ。その様子をさっと確認すると、「桶持ってきて!早く!!」と叫ぶ。オリジナルも傍でかがみこみ、「砂糖と塩を混ぜた水も」と冷静に付け加えた。シャディクが薄らと笑みを浮かべて手を叩くと、二人が要求したものが即座に現れる。

     グエルの顔から、血の気が引く。ラウダがその背を軽く叩くと、唾液でべとべとになった右手を桶のふちにつき、左手の指を喉の奥に突っ込んだ。腹の筋肉が痙攣して、咽喉から口を伝い、舌を押し、歯茎を痺れさせて、粘度を保ったまま桶の中に落ちていく。息を整える間もなく、次の悪心がこみ上げてくる。グエルは吐く、胃の、腸の、あるいはそうではない何かの中身を空っぽにするために、吐き続ける。そのたびに、部屋の中を埋め尽くす、吐き気がするほど甘ったるいにおいがする。人より鼻がいいのだろう、五号がくらりと眩暈をおこして、机につっぷした。そうしてグエルが一瞬顔をあげた、桶、そこにたまっていたものは、

     乳白色の、遊色光沢をもった、甘いにおいのする液体__

     __それに、スレッタは、ミオリネは、見覚えがあった。

    「あ、あれ、って……」

    「……『女神の乳』?」

     グエルは最後に、歪な山羊の形をした結晶を吐き出す。

     それはグエルから離れてもなお、こんこんと乳白色の液体を吐き出し続けている。どうやらこれが腹の中にあったから、らしい。それにしても、何故? どうして? ……これは、なんだ?

    「だ、い、じょうぶ? グエル……」

     ラウダが真っ青な顔で尋ねた。

     グエルは顔をあげる。

     歯の根が、噛み合わない。半開きのままのくちびるから、今しがた吐き出した液体の残滓が、未だ溢れている。真っ青だった顔には微かに血の色が戻っているのに、その表情には隠し切れない恐怖が滲んでいた。

    スレッタSANc:dice1d100=45 (45) (59) dice1d3=2 (2) /dice1d6=4 (4)

    ミオリネSANc:dice1d100=16 (16) (29) dice1d3=3 (3) /dice1d6=1 (1)

    グエルSANc:dice1d100=71 (71) (40) dice1d6=5 (5) /dice1d10=10 (10)

    ラウダSANc:dice1d100=31 (31) (51) dice1d3=1 (1) /dice1d6=3 (3)

  • 91二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:46:19

    グエルのSAN値ゴリゴリ削られてる…

  • 92二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 18:46:25

    スレッタSAN値:59→57

    ミオリネSAN値:29→26

    ラウダSAN値:50→51

    グエルSAN値:40→30

    グエルアイデア:dice1d100=61 (61) (85)

    失敗の場合グエル一時的狂気:dice1d10=3 (3)

    グエル不定の狂気:dice1d10=9 (9)


    >>88

    シャディク「同じものだよ~!」

    四号「いってしまってよかったの?」

    シャディク「この程度ならいいと判断したよ」

    五号「それもそっか」

    オリジナル「……じゃあ一体、どこがひっかかったんだろうな?いやあ、ワカラナイナー」

  • 93二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:28:38

    シャディク「おめでとう!『女神の乳』が無限資源になったよ!」

    四号「おめでとう」

    五号「おめでとう」

    チャラン「御祝儀はSANチェックでいいか?」

    グエル「切実に助けてほしいし、女神は俺の事をおもちゃにするのやめてほしい。」

    スレッタ「句読点の打ち方がガチですね」

    ミオリネ「今回も被害者枠ことボブ先生じゃない、元気してた?」

    ラウダ「無限資源になった……といっても、使い道がまだわからないんだよね。レシピがどこかにあるだろうし、ここまでやって何もないってことはないだろうから、きっと役に立つものなんだろうけど」

    グエル「そうじゃなかったら本当に怒るぞ」

    シャディク「それでえっと、不定の狂気偏執病か。ほんとはそのままスライドの予定だったけど、せっかく引いたから活かしていこう」

    グエル「やめろ」

    シャディク「まだ何も言ってないよ?まずグエルは吐き出された結晶は自分の子供だという深刻な思い込みに陥る」

    グエル「やめろ」

    シャディク「とりあえず明日一日、父親だと思ってる人以外は疑わしくて一緒に探索できないよ!それ以降は特にペナルティはないけど、狂気が治ったわけではないからそういう感じのRPはしてね。ちなみに父親役は『1:神様』『2:夢の中の男』『3:HO4ラウダ』からの選択だよ」

    グエル「やめろ!!」

    ラウダ「ねえ巻き込まないでほしいんだけど!?」

    スレッタ「わあ。大変ですね、頑張ってください」

    ミオリネ「これ以上SAN値減らさないようにね~」

    グエル「こいつら自分は関係ないからって……!……嘆いていても、かわらないな。よし、dice1d3=3 (3) だ」

    五号「割り切り方が熟れてる」

    四号「慣れてるんでしょ」

    チャラン「悲しい事実だな」

  • 94二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:32:34

    ちょっと前の貰いSANチェックといいラウダは巻き込まれるのがうまいねぇ

  • 95二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:38:26

    あのさほんとダイス神はさあ…

  • 96二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 20:27:09

    死なば諸共の精神

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:14:03

     グエルはしばらく呆然と吐いたものとラウダを交互に眺めたあと、突然ふにゃりと笑顔を浮かべた。それは泣き笑いにも、心の底からの無垢な笑顔にも見える。

    「そうか。そうか、そうだったのか」

    「何が」

    「ようやくわかった。ああ、すみません、ごめんなさい、汚れてしまった。汚れてしまった。汚れたにおい。甘いにおい? 違う、違うこれは、ごめんなさい、俺は、俺は俺は俺は、ひ、は、」

    「グエル。どうしたの、様子がおかしいよ」

     ラウダは落ち着かせるためか、グエルの背を撫でる。グエルは桶の中に慎重に手をいれて、そうっと、山羊の結晶を手に取った。べとりと手が濡れる。甘いにおいが、部屋中に広がる。

    「ラウダ、見ろ。きれいだなあ」

    「何の話? それのこと?」

    「俺の子どもだ。俺たちの子どもだ」

    「『たち』?」

    「ああ。俺と、ラウダの子どもだ」

     青い瞳は、晴れ渡る空のように澄みきっていた。

    「……は?」

     茶色い瞳は、ドブ川もかくやという勢いで濁っていた。


    ラウダ「ねえ巻き込まないでほしいんだけど!?」

    グエル「一人で死んでたまるかよお前も道連れだラウダ」

    シャディク「(笑いすぎて過呼吸)」

    スレッタ「盛り上がってきましたね」

    ミオリネ「これがパラノイアTRPGってヤツ?」

    四号「これでやることは終わりだよ。ちなみにグエルの件で完全に皆忘れてるけど、スレッタの図書館でレポートから『アスクレピオス』という単語が拾えたよ。それで、山羊の結晶はどうする?」

    グエル「PC的には俺の所持になるんだろうが、PL的には持ちたくない」

    ミオリネ「私が預かってあげてもいいけど」

    グエル「……じゃあ、dice1d4=1 (1) (1:俺の部屋のサイドテーブルに置くぞ 2:俺の部屋のサイドテーブル以外の場所に置くぞ 3:ミオリネに預ける 4:食堂みたいな共用スペースに置いておく)」

    スレッタ「じゃあ、今日はこれで、おやすみです、ね~……?」dice1d2=1 (1) (1:四号に神話的なことを教えてもらう 2:疲れたので寝る)

    ミオリネ「ええ。おやすみ」dice1d2=1 (1)

    グエル「本当に無事に生還したい」dice1d2=2 (2)

    ラウダ「すでにだいぶ無事じゃないよ兄さん」dice1d2=2 (2)

    【二日目 夕 終了】

  • 98二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:17:25

    おっスレッタやっと四号に教えてもらうモードか
    ダイス神は完全にグエルで遊んでますね…

  • 99二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:20:08

    前々作も前作もそうだったけどここのダイス神はグエ虐に目覚めてる

  • 100二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:23:18

    いままでのグエルの道のり
    女体化→女装→出産(New!)
    有識者に聞きたいんだけどクトゥルフってこういうもんなんですか?

  • 101二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:24:30

    「四号さん」

    「どうしたの」

     スレッタはゆっくりと身を起き上がらせる。それから四号の方を見やって、少しだけ、目を伏せた。

    「眠れないんです」

    「あんな光景を見てしまったんだ。無理もない」

    「あの。グエルさんに何があったのか、教えてくれますか」

     おずおずと切り出せば、四号は無表情のまま、少しだけ首を傾げる。

    「いいの?あれは普通の人間として生きるなら、知る必要のないことだよ」

    「いえ。私は、知りたいんです」

     青い瞳には、確かな意志が浮かんでいる。

     四号は緑色の睫毛を、そうっとふせた。本当に、後悔はしない? はい。大丈夫です。だってスレッタは決めた。この屋敷の謎を解き明かすと。そうして、あの悪夢から、開放されるのだと。それと。

    「……あなたと、お話したいから。と言ったら、だめ、ですか?」

     緊張するように少しだけ身を強張らせながら言えば、四号は一瞬だけ驚いたような顔をした。

     それから、ふっと表情を緩めて、「いいよ」と頷く。何から話そうか。何からおしゃべりしようか。何から、教えようか。……何から、理解させようか。

     この世界に満ちる、狂気について。

    スレッタクトゥルフ神話技能:10→11


    五号「ねえほんとにいいの?」

    グエル「対照実験だ。これでもう一度同じ症状が出たら『女神の乳』とやらをサイドテーブルに置くことが条件であるとみて間違いない。以降他の皆にしないように言うことにするぞ」

    五号「身を挺してるね。ちなみにそんなことしても君の目的はほんとうに1ミリも進行しないよ?」

    グエル「…………………わかってる」

    五号「あっちょっとは期待してたんだ」

    dice1d100=36 (36) (??)

    成功の場合dice1d5=4 (4)

    ※3が出たらボーナスモード再び

  • 102二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 22:28:20

    女神の乳を部屋に持ち帰ったことが異変のきっかけならミオリネも心配だな

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:00:34

    >>100

    シャディク「女体化と女装に関してはお祭りというか、どうしてもホラー・重くなりがちな描写の(主に書いてる人の)箸休めとして、その場のノリやギャグで入れたところあるよ。いやまあ、ことごとく引くとは思わなかったけどさ……?」

    四号「出産(広義)であれば、『アイホート』の雛を埋められるシナリオはそこそこある。本家クトゥルフ神話でも、無理矢理『深きもの』の落とし子を産まされる小説があるし……?ただ、ここまで酷い目にあうのは、どちらかというと導入で死んでたり黒幕だったりするNPCの方が多いね。あくまで個人の感想だけど」


     グエルは目を覚ます。

     ここは……そうだ。自分は、森の中の屋敷で。……を、する、ために。わからない。どうやら食堂に腰かけているようだ。何をしたかったんだったか? 思い出せない。周囲を見渡せば、埃っぽい気配に混じって、かすかに甘いにおいがする。不思議に思って立ち上がろうとすると、どこからか、がちゃり、と扉が開く音がした。

    「グエル」

    「……ラウダ?」

     ぱちり、と瞬きをする。ラウダは斧を片手に近づいてくる。咄嗟に身構えるが、どうやら攻撃してくることはないようだ。むしろ「今日は大丈夫だった?」と気づかわしげな顔で聞いてくる。グエルは目を伏せて、頷いた。

    「何が起きるのも承知の上。最初からそのつもりで、あいつの……五号の手を取ったんだ」

    「そっか。嬉しいよ」

    「何故?」

    「ううん、なんでもない。おかげであなたと会えた」

     ラウダはグエルの手を取る。その皮膚がやけに冷たくて、グエルは一瞬、ぞっとする。血に濡れていない、きれいな頬。血のにおいがしない。それなのに、やけに、そう、あれと、似ている。

     そうだ。これは夢だ。昨日のことはまだ記憶に新しい。グエルは瞬時に理解する。ならば早く目覚めないと。……また。

    「……離してくれないか」

    「どうして?」

    「離せ!」

    「ねえ」

     ラウダが微笑む。その顔は、確かに昼間に見たものと同じであるはずなのに、違う。これは、なんだ?

    「昨日の夢の続きをしよう」

    グエルSANc:dice1d100=63 (63) (30) 1/dice1d3=3 (3)

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:08:09

    小学生の時に見た餓鬼魂って映画で、寄生した餓鬼が成長し、口から産み出される描写を見てからとても好きなので、グエル君の展開が凄く刺さりましたありがとうございます(感謝の土下座)

  • 105二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:08:51

    グエルSAN値:30→27


    五号「おはよう。いい朝だね」

    グエル「おはよう。ちなみに一応聞くが体調不良は?」

    五号「まあ慣れが入ったってことでー20で勘弁してあげる」

    グエル「……やはり『女神の乳』が原因か。ミオリネに忠告しておいた方がいいかもしれない」

    五号「慣れてるね~」

    グエル「慣れたくはなかった」


    スレッタ「おはようございます~!」

    ミオリネ「おはよう。探索しましょうか」

    ラウダ「おはよう。今日は元気だよ」

    グエル「覚悟は決まっている。俺も探索に出る、技能にマイナス補正がかかっているからあまり役に立てないかもしれないが」

    スレッタ「あ……えっと、その……」

    ミオリネ「おめでとう?」

    グエル「っはは、ありがとう!ありがとう!!」

    ラウダ「こわれちゃった……」

    スレッタ「えと、じゃあ、私は……dice1d4=3 (3) のdice1d8=1 (1) に向かいますよ~!」

    ミオリネ「私は……そうね、dice1d2=2 (2) (1:スレッタについていくわ 2:dice1d4=2 (2) のdice1d8=8 (8) に行くわ)」

    グエル「俺はdice1d2=1 (1) (1:ラウダについていくぞ 2:dice1d4=3 (3) のdice1d8=4 (4) に向かうぞ)」

    ラウダ「ボイラー室に死体を見に行く。じゃあ、三日目の探索、開始しようか」

  • 106二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:09:54

    (展示室の謎解きはすでにおわっているのでスレッタ行き先振り直し dice1d4=3 (3) dice1d8=4 (4)

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:11:12

    ミオリネー!ミオリネー!!

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:12:03

    グエルのSAN値がガンガン削れていく…

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:13:44

    グエルくん生存の前にsan0廃人ルート見えてきましたね……?
    そしてミオリネさんはhpの危機……

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:18:22

    スレッタと一緒のことが多かったのに一人行動の時に限って…

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:27:34

    HPは今回蘇生あるから…!
    SAN値は知らん!!

  • 112二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 06:39:11

    四号「実験室だね。最近は使われていないのか埃が漂っているけれど、他と比べて清潔な空間である。気がする」

    スレッタ「その、ちょうごう? に使えそうなもの、ない、ですか……?グエルさんの尊い犠牲があって『女神の乳』が使い放題になったので、薬をつくるなら、その道具がほしい、です……!」

    四号「彼はいい人だったね……そこまで指定するなら、フラスコや硝子棒、漏斗など、一通りの調剤器具をみつけることができる。それとは別に、棚の本棚に図書館を振ることができるよ」

    スレッタ「わかりました、振ります!……あ、えっと、『四号』さんに聞きたいんですけど」

    四号「なに?」


    「『女神の乳』は、シュブ=ニグラスの乳なんですか?」

     スレッタは小さな声で、確かめるように呟いた。

     四号はこくりと頷く。スレッタは薬研を手に取りながら、こてりと首を傾げてみた。

    「なら何故、グエルさんはそれを吐いたのですか? それに、ミオリネさんは、大丈夫なんですかね……?」

    「グエルは神の祝福を受けた。その腹に寵愛の証を宿した。ただ、神は何やら考えがあるらしいから、完全な形の落し子としては出てこない。そんなことをしたら、スレッタたち含めて狂って死んでしまうから」

    「なんか巧言令色してますけどようするに妊娠したってことです?」

    「……ミオリネなら、大丈夫だよ」

    「話をそらさないでください」

     四号は壁の戸棚に目をやったまま、再び呟く。

    「ミオリネは大丈夫だ」

    スレッタ図書館:dice1d100=93 (93) (70)

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 06:52:44

    「それ、どういう……きゃっ」

     スレッタはうっかり、手元のフラスコのひとつを落として、割ってしまう。硝子の破片が飛び散り、スレッタの指先に、じわり、と血が滲む。慌てて掃除用具を探そうとしたが、見つからない。そもそも派手に飛び散ったので、危ないからもう実験室には来ない方が無難だろう。

     四号が無表情にスレッタを見つめた。スレッタは上目で伺いながら「ご、ごめんなさいぃ」と泣きそうな声で言う。その手のひらに、四号の手が触れた。

    「……怪我は、大丈夫?」

    「こんなのちょっと切っただけです」

    「痛みはない?」

    「いたくない、です!」

    「そう。ならいいけど」

     そこで、少しだけしょんぼりとしたような顔をしてみせる。

    「手当してあげられなくて、ごめんね……?」


    「あっお勤めご苦労様」

    「ミギャス」

    「あっだめだよ、君は向こうだってば」

     シャディクは軽い調子でゾンビに挨拶をする。ゾンビは何も分かっていないとばかりにミオリネに襲いかかろうとしたが、その直後シャディクに蹴り飛ばされて動かなくなった。

     即落ち二コマもびっくりのスピード感に、ミオリネはしばし唖然とする。シャディクは微笑んで、「じゃあミオリネ」と微笑みかけた。

    「どこに行く?」

    「え、どこ……って」

    「とんだ邪魔が入っちゃったね。どこがいい?」

    「わ、わかんない、わよ。そんな……色々考えてたこと、今ので飛んじゃったし……」

    「そっか」

     シャディクは「なら」とピンと指を立てた。

    「『女神の乳』を使う薬のレシピを探しに行こうか。選択肢をあげよう。『グエルを助けられるかもしれない薬』『みんなの助けになるかもしれない薬』『怖いことを忘れられる薬』。他にもいくつかあるけど、君の役に立ちそうなのはこのあたりかな」

    「なんで知ってんの……? まあいいわ。じゃあ」

    dice1d3=3 (3)

    1:ミオリネ「『グエルを助けられるかもしれない薬』で」

    2:ミオリネ「『みんなの助けになるかもしれない薬』で」

    3:ミオリネ「『怖いことを忘れられる薬』で」

  • 114二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 07:13:10

    「わかった。ついてきて」

     シャディクは階段を上り、三階のミニキッチンにやってきた。そうしてしばらく鼻歌を歌いながらあちこち見て周り、やがて一枚の紙を見つける。ミオリネはそれを見て、少し顔を歪めた。

    『きもちいいくすり』

    飲むと幸福になり、その日一日あらゆるSANチェックを受けなくなる。副作用として、他のPCの命令になんでも従ってしまう。ただし、自殺・誰かの殺害など、重い命令は拒否するかもしれない。『女神の乳』をひとつ、ターンを一回分使い、クトゥルフ神話技能かオカルト1/2で成功することで、ひとつ作ることが出来る。

    「……これ、ヤバい薬じゃないの?」

    「さあ、どうだろうね?」

     シャディクは静かに微笑んだ。

    【ミオリネ 朝 終了】

    dice1d3=3 (3)

    1:スレッタ「ミオリネさんと集合しましょう!」

    2:スレッタ「このまま三階のdice1d8=2 (2) を探索しますよ~!」

    3:スレッタ「dice1d4=2 (2) のdice1d8=7 (7) に向かいます!」

    dice1d2=2 (2)

    1:ミオリネ「三階のdice1d8=8 (8) に向かう」

    2:ミオリネ「dice1d4=4 (4) dice1d8=5 (5) にでも行こうかな」


    「……これって……」

     地下、ボイラー室の死体を見て、ラウダは半ば膝をつくようにして駆け寄った。ぱちぱちとしきりに瞬きをして、その顔に、からだに、ふれる。

    「どうした?」

    「……ううん、なんでもない」

     グエルの問いかけに、ふるふると首を振る。それからゆっくりと立ち上がり、「ここには何もないみたいだよ」と踵を返した。

    「別のところに行こう」


    ラウダ「というわけでこのまま行ける、そうだね、ワインセラーか焼却炉のどちらかに行こう」

    グエル「その感じ、目的変更入ったか?」

    ラウダ「……」

    グエル「図星だな。なら情報持ち逃げされたくないが、PCとしてはラウダに着いて行った方が自然なのか……?」

    dice1d2=2 (2)

    1:グエル「……わかった。dice1d2=1 (1) (1:ワインセラー 2:焼却炉)に向かうぞ」

    2:グエル「いや、死体を調べよう」グエル医学:dice1d100=90 (90) (70)

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 12:12:34

    さすシャディ
    グエルは出目が腐ってますね…

  • 116二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 13:12:44

    グエル「まあ待て。ここは一旦調べるのを優先し……」

    五号「調べるのを……なんだっけ?」

    ラウダ「何しに振ったの??」

    チャラン「女神に愛されてるな。負の意味で」

    グエル「うるせーーー!ラウダ、吐け!!お前の目的を吐け!!!!」

    ラウダ「もうなんの理論も脈絡も無くなってる。……断言はできないけど、兄さんに敵対するものではないよ」

    五号「説得(パワープレイ)」

    チャラン「脅迫(勢い)」

    ラウダ「それで、このまま一緒に行動するの?」

    グエル「ああ、五号がいるとはいえ、今の俺は体調不良でマイナス補正がかかっているからな。できれば誰かと行動したいが……ラウダ以外との行動は縛られているんだよな……?」

    ラウダ「わかった、じゃあスレッタがいる2階倉庫と、ミオリネがいる焼却炉にはかちあわないようにいこうか」

    五号「体調不良(身重)」

    チャラン「改めて酷い文面である」

    【グエル ラウダ 朝 終了】

    dice1d2=2 (2)

    1:ラウダ「じゃあ、同じ地下の……ワインセラーに行く?」

    2:ラウダ「dice1d3=1 (1) 階のdice1d8=3 (3) に向かおうか」


    「ひ、……!」

     スレッタは倉庫に入った瞬間、草臥れた格好の死体をみつけ、悲鳴をあげる。昨日も死体を目撃したせいか、あるいは四号に神話的なことを教えてもらったからか、若干恐怖が薄れているのが、逆に怖くて仕方がない。

     ゆっくりと、近づく。それはまるで隠れるように、ひっそり佇んでいた。

    「死体だね」

    「は、はい、しゃ、しゃでぃくさん、なら。よみがえらせて、話を聞くこともできるでしょうが……」

    「とりあえずできる範囲で調査をする?」

    「はい! ……じゃあ、えっと……」

    dice1d2=1 (1)

    1:スレッタ「死体の様子を観察します!」スレッタアイデア:dice1d100=7 (7) (70)

    2:スレッタ「目星ないので図書館で代用できません?」四号「……まあ、マイナス補正つきなら許可するよ」スレッタ図書館:dice1d100=22 (22) (70-20=50)

  • 117二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 16:32:50

    「あれ?この人、何か紙をもっています?」

     スレッタはゆっくりと、死体が握っている紙を手に取る。そこには乱雑な文字で、『彼は2。カップは6-92-15。マグは1-92-2。鍵は硝子の石鹸と生を齎す猛毒で、『月』』と書かれている。何かの暗号だろうか?

    「四号さん、これ、わかりますか?」

    「……僕にはわからない。オリジナルなら、何かわかるかもしれないけど」

    「なるほど。……昨日、ラウダさんに古いレポートを見せてもらいましたし、今度は私がこれをラウダさんに見せる番、ですね~!」

    「そうだね」

     スレッタは立ち上がり、踵を返す。四号はすぐにそれに続いた。仮に暗号だとして、それが何を意味するのか、どこで使うものなのかもわからない。とにかく手掛かりはみつかった。ならそれを頼りに、進むだけだ。

     進まなくてはならないのだ。

     スレッタは、真実を知らなければならないのだから。

    【スレッタ 三日目 昼 終了】


    「あら。また死体?」

    「反応薄いね」

    「これだけ見てればね」

     ミオリネの視線の先には、明らかに街歩きにはふさわしくない、怪しげなローブを着た死体が落ちている。焼却炉をちらりと一瞥して、それから死体に視線を戻した。時間的に、調べられるのは、死体かこの部屋か、どちらか一方だろう。それに、今日は早めに集合して、『きもちいいくすり』とやらについても話し合いたい。

     ……ならば、どちらを優先するべきだろうか?

     少し考えた後、ミオリネはきっと顔を上げる。

    「シャディク」

    「なあに」

    dice1d3=3 (3)

    1:ミオリネ「焼却炉を調べて」シャディク目星:dice1d100=90 (90) (50)

    2:ミオリネ「死体は何かを持っていない?」シャディク目星:dice1d100=67 (67) (50)

    3:ミオリネ「死体を蘇らせて、話を聞きましょう」

  • 118二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 16:51:32

    「わかった。……そう。後悔しないね?」

    「何の話」

     ミオリネが無表情に見つめると、シャディクは死体の傍にかがみこみ、その頬に触れる。と同時に、死体のくちびるが動き出して、低く、壊れた声をあげた。

    「頼む。頼む。進まないでくれ。逃げてくれ。世界は偽りに満ちている。だから我々は神を呼び出した。ああ、あの神は、決して呼び起こしてはいけないものだった。そうだろう。我々は触れてはいけなかった。どうして、どうして。……違うのか、たすけてくれ、」

     死体はかっと目を見開いた。そうして何かを求めるように腕を伸ばしながら、叫ぶ。

    「スレッタ・マーキュリー……!」

     その指先がミオリネに触れそうになる間際、シャディクが死体の腕を切り落とした。

     ミオリネは目を見開いて、死体を見つめる。

     グエルだけでなく、ラウダだけでなく。……スレッタも、屋敷の謎にかかわっているというのか?

     呆然と立ち尽くしたままでいれば、遠くで鐘が鳴る音がした。

    【ミオリネ 三日目 昼 終了】


     大広間はかなり埃が溜まっており、移動した形跡すら見られない。調べられそうなものは、カーテンで半分覆われた巨大な肖像画らしきものと、玄関扉、くらいだろうか。

     扉に関しては鍵がかかっているが、かなり老朽化しているらしく、五号とオリジナルが本気で蹴飛ばせば難なく壊せそうだ。だが、そこそこ時間はかかってしまうだろう。さて、どうするべきだろうか。ラウダが腕を組んで考えていると、グエルがまた、顔を青くしてうずくまる。気づかわしげに隣にかがみこめば、彼は気丈な笑みを見せた。

    「辛いなら無理する必要はないよ」

    「いや大丈夫だ。ちゃんと元気な子供を産むからな」

    「……それはあなたの子じゃないし、産んでるわけでもないと思うけど……?」

    「ふふ。俺は、負けん」

     言いながら、グエルは再び立ち上がった。

    1:肖像画目星班 2:扉破壊CON対抗班

    グエル:dice1d2=2 (2) 目星班の場合dice1d100=94 (94) (70-20=50)

    ラウダ:dice1d2=1 (1) 目星班の場合dice1d100=94 (94) (70)

    五号:dice1d2=1 (1) 目星班の場合dice1d100=2 (2) (90)

    オリジナル:扉破壊班 代表ダイスdice1d100=42 (42) (扉のCON20と扉破壊班のCONの合計値で対抗ロール)

  • 119二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:10:22

    5号は優秀なのにPLはさあ…

  • 120二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:15:07

    グエル「俺達~?」

    ラウダ「出目最悪仲間で~す!」

    グエル・ラウダ「イエーイ(ハイタッチ)」

    チャラン「なんで出目揃ってんだよどうなってんだ」

    五号「ねえねえ僕クリティカルだよ!偉い?ねえほめて~」

    チャラン「お前はツッコミ役であれよ!!」

    五号「えへ。じゃあ、そうだね……」


    「いくぞ!」

    「お、らッ!」

     グエルとオリジナルが揃って蹴りつけると、鈍い音と同時に扉が破壊された。蝶番が割れ、光が差し込む。外は明るい。昼間の穏やかで優しい風が、文字通り開いた風穴から吹き込んでくる。

    「……これで、外に出られるようになったな」

    「ああ。屋敷の敷地の外に出るのは難しいだろうが、庭園くらいなら散策できるかもしれない」

     二人がそうやって話している背後で、ラウダと五号は肖像画を見て__少し、首を傾げた。

    「この裏、何か挟まってる?」

    「あ、……みたいだね。よいしょ、っと」

     五号は肖像画を外し、挟まれた紙を手に取る。幸いにも破損はないようだ。そこには、きれいな文字でレシピのメモが書かれている。

    『性転換薬』

    全ステータスそのまま、即座に性別を変更する。この薬の再服用以外では元に戻らない。『女神の乳』をひとつ、ターンを一回分使い、クトゥルフ神話技能かオカルト1/2で成功することで、ひとつ作ることが出来る。

    「……これ、は……」

     ラウダは、静かに息をのんだ。

    ラウダアイデア:dice1d100=78 (78) (70/2=35)

    【グエル ラウダ 昼 終了】

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:33:11

    この感じだとスレッタが見つけた死体もミオリネかラウダと関係する死者のかな
    でも最初の死体はグエルの関係者とラウダの縁者兼任してるようだから1人につき関係者の死体一体ってわけでもないのか…?

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:42:51

    スレッタ「合流です!謎解きメモをもった死体を見つけましたよ。メモは回収してきたのでラウダさんに丸投げします」

    ミオリネ「焼却炉の死体がスレッタの名前を呼んでいた。グエル、ラウダにつづいて、スレッタもなんかあんの?」

    スレッタ「ええ!?私のHOには何もないですよう、誤解です!」

    ミオリネ「……あと、『きもちいいくすり』なるレシピをみつけた。デメリットはあるけど、SANチェック無効化はそれに勝る利点よ。このターンでほぼ確実に大きめのSANチェックを喰らうことになるグエルは、のんでもいい、と思う」

    グエル「あー、どうするかな……こっちではラウダの目的が変更されてたぞ。具体的な内容まではわからないが」

    ラウダ「もう、ネタばらししないでよ、兄さん……大丈夫だよ、ちゃんと全員生還を狙ってるんだから」

    グエル「それと玄関扉を破壊してきたぞ。庭園が探索できるようになった」

    ラウダ「あ、ついでに性転換薬なんていうパーティーグッズも見つけたよ。どうせ『女神の乳』は兄さんの尊い犠牲のおかげで使い放題なんだから、一個くらい作ってみる?」

    シャディク「ふふ。あ、ちなみにこのターンを使えば、『四号分』で確定ひとつ、『スレッタ分』と『ラウダ分』でふたつつくることができるかもしれないよ」

    グエル「俺がSAN0になる前に助けてくれ」

    チャラン「自分の子ども(笑)を材料にした薬に助けを求めるなんて軟弱だな」

    五号「仮にきもちいいくすりがあったとしたら飲むんだ。生への執着がすごいね」

    スレッタ「じゃあ、チャランさんが謎解きの暗号の解読。私と四号さんとラウダさんで薬をつくりましょう、ね~!」

    チャラン化学:dice1d100=76 (76) (90)

    1:きもちいいくすり 2:性転換薬

    スレッタクトゥルフ神話技能:dice1d100=98 (98) (11) dice1d2=1 (1)

    四号クトゥルフ神話技能:dice1d100=78 (78) (99) dice1d2=2 (2)

    ラウダオカルト:dice1d100=10 (10) (70/2=35) dice1d2=1 (1)

  • 123二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:49:45

    両方成功したな
    スレッタはまあ期待値的にしょうがないね…

  • 124二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:53:41

    期待値的には仕方ないけどスレッタファンブルでものが壊れるんじゃなかったっけ…

  • 125二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:54:53

    探索じゃないから物は壊れないのでは
    ファンブルは読めない

  • 126二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 17:57:43

    「硝子の石鹸といえばマンガンだな。生を齎す猛毒が何かはわからないが……元素で合わせてるなら酸素ってところじゃないか」

     と。

     オリジナルがメモを見ながらいったところで。

     がしゃん、と大きな音がした。


    スレッタ「????????????」

    ミオリネ「出目どうなってんの????」

    グエル「何故お前がクトゥルフ神話技能を持っているのかは聞かないが、それにしたってファンブルはないだろ」

    ラウダ「もっと気合いを入れてダイスを振れよ、スレッタ・マーキュリー。こっちはそこそこ目標値低いけど成功してるのに」

    チャラン「あっ94出した兄と94出した弟だ」

    五号「さっきファンブル一歩手前だった兄弟がなんか偉そうにしてる」

    シャディク「えっえー……じゃあ、まあ、スレッタはうっかり器具を壊し、指の傷を開かせてしまう。HP-1ね」

    スレッタ「ずびばぜん゛……」

    グエル「あ、あー……泣くな。ほら、手当してやるから」グエル応急手当:dice1d100=8 (8) (70)

    四号「それで、『きもちいいくすり』がひとつ、『性転換薬』がひとつできたよ。どうする?ちなみにこの薬は人間以外に効果はないよ」

    ミオリネ「つまりNPCには飲ませられないってこと?あるいはNPCが人外かのリトマス紙にしろってことかしら。まあ前者はグエル用ね。余裕があれば私も飲んでおきたかったけど……後者はあれでしょ、ネタ用でしょ?」

    五号「ステータスそのままってことは、スレッタが飲めば高身長美青年になるし、ミオリネが飲めばショタになるってことだよ」

    チャラン「グエルならフィジカルが強い美女、ラウダなら儚げな美少女になる」

    スレッタ「その情報必要なんです?」

    ミオリネ「正直シナリオ進行にどう影響するのか全く分からない……というかステータスに変動内なら一切影響ない可能性もあるわね。ダイスで決めましょうか」

    グエル「俺はこれ以上被害者枠になりたくない」

    ラウダ「取っておく、ということもできるけど。取っておいてどうなるの?という話にもなるし……」

    『きもちいいくすり』

    dice1d2=2 (2)

    1:グエルが飲む 2:とっておく

    『性転換薬』

    dice1d6=1 (1)

    1:スレッタが飲む 2:ミオリネが飲む 3:グエルが飲む 4:ラウダが飲む 5:NPCdice1d4=1 (1) が飲む 6:とっておく

  • 127二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 18:05:45

    わースレッタが美青年に!!
    しかし女子率は著しく低下したな…

    周期表かあ
    どっかのナンバーかな?

  • 128二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 19:06:12

     スレッタは四号から受け取った薬をゆっくりと飲み干す。変化はすぐだった。瞬きの間に、痛みもなく、手足が伸びる。ほわりとした愛嬌のある顔立ちはそのまま、心做しかややきりりとした気がする。元々体格も体力もあったからか、今となってはラウダよりもやや身長が高いほどである。

    「おお……」

     感嘆の声は、低い。

     スレッタは瞬きをして、くるくる回ったり、ぴょんぴょん跳ねたりする。それから今しがた手当をしていたがために一番近くにいたグエルの手を取ってぶんぶん振りながら、「すごいです!」と目を輝かせた。

    「なんだか強くなった気が、します!」

    「そうだな」

    「ええ、かっこいい」

     ミオリネが頬杖をついてスレッタを見つめる。ちなみに一方その頃でラウダは若干の敗北感にうちひしがれていた。スレッタ「視点がたかいです!」「あっ、四号さんが私よりちっちゃいです」「みんなかわいいですね~」等と一頻り騒いだあと、思い出したようにこほんよ咳払いをした。

    「……昨日のことを鑑みると、そろそろグエルさん、その……」

    「そうね。桶用意して。あとシャディク、グエル用の夜ご飯は病人食で」

    「ないとは思うけど、感染する類のものだったらまずいから、ほかのみんなは離れてて」

    「慣れてるなお前ら。常ならば歓迎すべきことだが、この状況でこれが起きた結果そうなったなら、絶対に慣れてほしくな……ぅ゛、」

     グエルが蹲る。

     ラウダがその背を撫でた。腹は、やはりぼてっと膨らんでいる。腹筋が急激に引き伸ばされて、うっすらとひび割れたようなあとができる。吐いても吐いても、気分は、よくならない。それでも吐かなければ、腹が破けて死んでしまうような気がして、グエルは吐き続ける。生理的な涙が、目頭を伝って鼻の先から落ちる。

     気付けば、桶の中には、昨日吐いたものとよく似た__歪な山羊の結晶があった。

     グエルは顔を上げる。

     ……慣れるものではない。慣れていいものではない。なのに、昨日より恐怖や絶望感が薄れていることが、何より恐ろしかった。

    スレッタSANc:dice1d100=92 (92) (57) 0/dice1d3=3 (3)

    ミオリネSANc:dice1d100=98 (98) (26) 0/dice1d3=2 (2)

    グエルSANc:dice1d100=20 (20) (27) dice1d3=3 (3) /dice1d6=2 (2)

    ラウダSANc:dice1d100=24 (24) (50) 1/dice1d6=2 (2)

  • 129二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 19:21:49

    慣れてることに説得力のある出目

  • 130二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 19:41:03

    妊娠線はクリームとか塗った方がええでグエルくん

  • 131二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 19:42:34

    成功した方が減少量大きくて草

  • 132二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 19:44:08

    グエル判定成功してるのに失敗時より減少値ダイスデカいんですが…

  • 133二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 20:02:18

    楽しく読ませていただいてます~
    性転換薬をグエルが飲んでたらなんかもういろいろアウトになってしまうな…

  • 134二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 20:45:14

    スレッタSAN値:57→54

    ミオリネSAN値:26→24

    グエルSAN値:27→24

    ラウダSAN値:50→48


    スレッタ「ミオリネさんとグエルさんのSAN値が並びましたね」

    ミオリネ「最初はグエルの方が20くらい多かったのにね」

    グエル「どうしてこうなったんだ?」

    ラウダ「正直二個目の山羊の結晶ができたところで……って感じなんだけど」

    スレッタ「そういえばきもちいいくすりはどうするんです?」

    ミオリネ「効果が『一日』なら、朝に飲むのが一番いいのかもしれないわね。飲むとしたらSAN値がまずい私かグエルだと思うけど」

    グエル「そうだな。あっ、思い出したけど、多分これが起きる条件は『サイドテーブルに女神の乳』を置くことで間違いない、と思う。確証はないが」

    ラウダ「うん。できれば兄さんに服用してほしいな。女神にその……愛されているから……」

    スレッタ「じゃあ、今日はおやすみなさい、です~!」dice1d2=1 (1) (今日は起きていられないのでただのブラフです)

    ミオリネ「おやすみ」dice1d2=2 (2)

    グエル「今日こそは襲われないぞ」dice1d2=1 (1)

    ラウダ「フラグにならないといいけど」dice1d2=1 (1)

    【三日目 夕 終了】

  • 135二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 20:57:03

    「ふふん。どうです、四号さん。私……じゃなくて、えっと……おれ。おれ! かっこいいですか!?」

    「君がそう思うなら、そうなんじゃないかな」

    「ふふ……はっはっは。前に書いた恋愛小説に、こういう感じのヒーローがいたんです……まさか自分が、そうなっちゃうなんて……」

     スレッタは鏡の前で目を輝かせる。確かに顔のつくりは整っているものの、表情のせいで割と台無しである。四号はその様子を見つめて、「今日は眠った方がいいよ」と言った。

    「どうしてです? 今日は教えてくれない、んですか……?」

    「色々あったから。ゆっくりおやすみ」

    「わ、わかりました……四号さんは、眠らないんです?」

    「さあね」

     スレッタは首を傾げたあと、ベッドに横たわる。四号はソファに座って、その様子を見つめていた。それから少し目を伏せて、小さく呟く。

    「人間の美醜の概念は、よくわからないけれど」

    「……?」

    「君のことは、美しいと思うよ」

     微睡の中にあるスレッタは、それを理解するのに、僅かな時間を要する。

     しかし直後、ぼっと顔を赤く染めて、「お、おやすみなさい!」と叫んだ。


    ????:dice1d100=20 (20) (??)

    dice1d2=1 (1)

    dice1d100=50 (50)

    成功の場合dice1d5=1 (1)

  • 136二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:16:33

     __それが何なのか、正確にはわからない。

     ただ、酷く嫌な予感がして、目が覚める。カーテンからは朝の光が差し込んでいる。寝汗が、酷い。四号が「おはよう」と声をかけてくれて、ようやくスレッタははっとしてそちらを見やる。夢から、覚める。

    「お、おはようございます。四号さん」

    「どうしたの。顔、青いけれど」

    「い、……いえ、なんでも、ない、ですよ」

     そう、なんでもない。

     ……なんにも、ないはずだ。

     スレッタはそういうことにして、立ち上がった。

    スレッタSAN値:54→53


    シャディク「おはよう。今日から『庭園』が探索できるようになったよ。1,2なら『柵』、3,4なら『東屋』、5,6なら『温室』に行ける」

    スレッタ「7,8なら化け物と遭遇、ってことですか……?」

    ミオリネ「なんか前から思ってたけど物騒じゃない?この屋敷」

    ラウダ「……そうだね」

    グエル「どうした。顔色悪いぞ」

    ラウダ「大丈夫だよ。兄さんと違って、妊娠したわけじゃないから」

    ミオリネ「パワーワード過ぎる」

    グエル「改めてなんでその前提があるんだよ」

    スレッタ「とりあえず、今日の行動指針をきめましょう!まずは『きもちいいくすり』を飲むか、飲むにしても誰が飲むか、ですけど……」

    ミオリネ「それと、どうやって探索するか、ね。正直主にグエルが既に色々まずいことになってる以上、四人で固まるのは論外。少なくとも2・2に分かれて手分けして探索する、可能なら全員ばらばらになって行動する、という感じね」

    グエル「とりあえず、今の全体の目的としては、スレッタが見つけてきた謎解きを使う場所を探す、という感じか?」

    ラウダ「個人的には2・2でわかれるのがいいと思うけれど。情報を持ち逃げされたくない」

    スレッタ「そうですね、じゃあ……」

    dice1d2=2 (2)

    1:スレッタ「全員でばらばらに探索しましょう!」

    2:スレッタ「2・2に分かれましょう。私はdice1d3=1 (1) さんと一緒に生きます」

    きもちいいくすり

    dice1d4=2 (2)

    1:グエルに持たせる 2:グエルに飲ませる 3:dice1d4=4 (4) に持たせる 4:とっておく

    dice1d100=54 (54) (??)

  • 137二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:28:13

    まあ飲ませるならグエルだよな

  • 138二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:33:09

    スレッタ「とりあえずのませていきましょうか」

    ミオリネ「そうね。ほらイッキ」

    グエル「まて、飲むタイミングは選びたいからそのままくれると助かるんだが」

    ラウダ「そういって他のPCに飲ませて情報を聞き出すっていうこともできてしまうからね」

    スレッタ「せっかくだしとりあえずグエルさんの目的吐かせておきます?」

    ミオリネ「朝一回集合してるんだしそれぐらいの時間はあるでしょ」

    ラウダ「いいね。他のPCの目的は可能な限り知っておきたい」

    グエル「待て。待て、本当に待ってくれ」

    五号「あはは! これが即堕ちニコマってやつ? あるいは闇夜に目ありってやつかな。とにかくそういう宿命だ、飲んでよグエル」

    シャディク「せっかくだからきもちいいくすりを飲んだら句読点や記号がすべて♡になるっていう副作用でもつけておこうかな」

    グエル「ふざけるな♡♡」

    スレッタ「おお、PLにまで影響を及ぼしてますね」

    ミオリネ「面白いからいいと思う」

    ラウダ「うん。SANチェックもなくなるしね」

    グエル「交渉をしよう♡自殺や殺人なんかの重い命令は流石に聞かせられないんだよな♡目的開示もそれに含まれるだろう♡♡」

    スレッタ「内容が頭に入ってこないですね」

    ミオリネ「そんなに重くないとおもうけど……」

    シャディク「わかった。じゃあ、POW判定で成功したら拒否できるとするよ。失敗したらHO内容を洗いざらい開示してもらう」

    ラウダ「盛り上がって来たね」

    グエル「クソッ♡ぜったい、絶対成功してみせる……♡」

    スレッタ「内容が頭に入ってこないですね」

    ミオリネ「そんなにまずいHOもらってたの??」

    グエルPOW判定:dice1d100=74 (74) (50)

  • 139二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:34:23

    申し訳ないが草を禁じ得ない

  • 140二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:50:25

    グエル「終わりだ……♡詰んだ……♡」
    スレッタ「さあ。教えてください」
    ミオリネ「ちょっと気になる部分は多かったのよね」
    ラウダ「さて、何が出るか」

     『きもちいいくすり』を半ば無理矢理飲まされたグエルの青いひとみが、じわりと滲む。
    「あ、あ、あ、……♡」
     息が、荒くなる。血のめぐりがよくなり、頬や関節部が、真っ赤に上気する。口角が歪に上がり、立っていられないとばかりにふらついて、崩れ落ちそうになった。近くにいたラウダが咄嗟に支えて事なきを得るが、その皮膚の熱さに、一瞬、ぞっとする。
    「は、……♡あ、りが、とう……♡俺♡とってもしあわせだ♡」
    「これ効果強すぎない? 本当にメリットあるの?」
    「あるはずよ。シャディクはそう言ってた」
    「そもそもシャディクさんが信用できるかもわからないんですけど」
     グエルは子どものようにあどけない笑みを浮かべて、鼻歌を歌う。しあわせ、しあわせ、と、わらべ歌じみた旋律だ。だがふと、びくり、と痙攣するように震えはじめる。
    「しあわせ♡しあわせ、だけど、ちがう、ちがうちがうちがう」
    「……? どうしたんです、グエルさん……?」
     スレッタが屈みこんで、グエルの顔を見る。グエルはゆっくりと壁に手をついて立つと、「ちがう」と再び呟く。そうして、五号の方を見た。とろりと蕩けた眦は、しかし確かに意志を持っている。グエルは五号の手を取って、頬を真っ赤に上気させながら、きらきらと瞳を輝かせながら、……どこか、狂気を滲ませながら、首を傾げた。
    「なあ五号♡俺は、誰を殺せばいい……?♡」
     くちびるは、舌は、真っ赤に濡れている。
     微かに、牙のような犬歯が見えた、気がした。
    「誰を殺せば、俺を神様に会わせてくれるんだ?」

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:52:17

    HO3「グエル・ジェターク」&五号
    この世は偽りで満ちている! 何が神は死んだ、だ。あまりに愚か、この世は真実から目を背ける者ばかり! 彼が死んでしまうまで気づけなかった、あなたもまた、愚かしいのかもしれない。しかしそんなこと関係ない。あなたの成すべきことはひとつ__この偽りに、真実を齎すこと。この世界に、神を呼び起こことだ。
    だが現実問題、どうすればいいのかはわからない。そんな時に出会ったのがこの男、五号である。彼はグエルに招待状を渡しながら、神に会いたければ自分に協力するように微笑みかけた。
    あなたの目的は、『神を召喚する方法を理解し、必要な書物や物品を持ち帰る』こと。
    あるいは、『たとえどんな犠牲を払っても、あなた自身が壊れてしまったとしても、この世界に神を顕現させる』ことである。
    備考:あなたには故人となった親族がいたはずだが、その詳細は思い出せない。だがそれは、神に拝謁することより重要なことだろうか?
    備考2:あなたは夜ターンに宣言することで、その夜の間のみ自我が消え、他のPCを襲撃することができる。襲撃相手とPOW対抗し、成功した場合翌日襲撃したPCは死亡扱いとなる。失敗したら戦闘になる。
    五号(暴食)
    ◎彼は姿のない怪物に変身し、他のPCや従者を襲撃することができる。襲撃相手と五号のPOW15で対抗し、成功した場合は死亡扱いとなり、失敗した場合もそこそこのダメージは与えられる。ただし、この能力を使っている間、グエルは他の行動ができない。
    〇彼は鼻がいい。目星と聞き耳を成功率が90で振れる他、本来は察知できないにおいや音も感知することができる。
    ×彼とあなたは主従ではなく、協力関係だ。この屋敷のどこかにいるという『五号の獲物』を殺しているか、なんらかの甘いものを捧げないと、夜ターンにずっとべろべろされ、翌日の間ずっとPOW-2。この効果は重複しない。

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 21:54:10

    よし夜の前にきもちよくなるお薬飲ませ続けよう

  • 143二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:00:11

    このレスは削除されています

  • 144二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:01:30

    わー目的も能力もSAN値も全部やばいですね
    そんでまた親族のこと忘れてますね…

  • 145二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:03:42

    シャディク「って感じだよ」

    スレッタ「うわ」

    ミオリネ「ラスボスかしら」

    ラウダ「(絶句)」

    グエル「だから嫌だったんだ……クソッ……♡」

    スレッタ「またヴィムさんHO段階で殺されてるんですか?」

    ミオリネ「そのうえ忘れられてるなんて、いよいよかわいそうね」

    ラウダ「え、えっと……とにかく、探索に行こうよ。スレッタはミオリネと一緒に行動するんだよね? で、兄さんはその……というか野放しにするのは危険すぎるというか……」

    グエル「こんなことなら今まで慎重に誰が五号の獲物か伺ってないで消去法でさっさと襲ってくべきだったぁッ♡ここから俺が勝つ方法を教えてくれよぉ♡♡」

    五号「あはは!がんばれ、がんばれ~」

    スレッタ「そうですね。……じゃあ、えっと、ミオリネさんと私は、dice1d5=1 (1) のdice1d8=2 (2) に向かいましょう! えっと、さっきの光景はその……見なかったことにしましょうね……」

    ミオリネ「え、ええ、そうね。えっと、スレッタが見つけた謎解きが使える場所、見つかるといい……わね……」

    ラウダ「兄さんは一緒にdice1d5=4 (4) のdice1d8=5 (5) に向かおうね」

    グエル「もしかしてこれ、ここから監視が付き続けるパターンか……?♡」

    四号「残念だけど当然だね」

    チャラン「むしろ殺されないだけ温情だと思うぞ」

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:04:15

    各PLのお助けキャラかと思ってたけどエラン個別にも目的やターゲットがいるのかね
    あとこれ、グエルをいざというとき大人しくさせる為に追加で薬作っといた方がいいんじゃ

  • 147二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:05:01

    キッチンにはもう情報がないので、スレッタたちの行先再ダイスするよdice1d5=4 (4) dice1d8=8 (8)

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:05:56

    おおっと
    TSスレッタがんばれ

  • 149二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 22:21:10

    「……グエルさん、いったい……」

    「患者に慕われる医者。ってだけじゃないのは、確かでしょうね」

     ミオリネは階段を下りながらそういう。スレッタがおどおどとそれについていくと、また、ゾンビが現れた。

     スレッタは「ひゃあっ!?」と悲鳴を上げる。だがその腐敗した爪がスレッタに届くその前に、シャディクが蹴飛ばして踏み潰した。だからお前らがするべきことは、俺達を襲うことじゃないんだってば。低く、そうつぶやくのが、聞こえた、気がする。

     シャディクはぱっと笑みを浮かべると、二人の方を見やった。

    「とんだ邪魔が入っちゃったね。お詫びと言っては何だけど、どこかに連れて行ってあげよう。どこがいい?」

    「……い、いい、ん、ですか?どうしてシャディクさんはしってる、んです……?」

    「気にしない方がいいわよ。前にもこういうことがあった」

    「シャディクはこの屋敷の主だから」

     四号が無表情に付け加える。スレッタは首を傾げた。

     どこに行く、か。

     選択肢はいくつかある。まず、あの謎解きが使える場所。おおよそだが、答えの検討はついている。それから、グエルが言っていた『神様』について知ることができる場所。それはきっと、この屋敷の謎を解くうえで、重要になってくるだろうから。あとは、外、だろうか。グエルとオリジナルが扉を壊してくれたらしいから、久々に陽の光を浴びたい、気がする。

     悩んで、しまう。スレッタはミオリネの方を見て、ちょんと服の裾を引っ張った。

    「み、ミオリネさん、どうします……?」

    「……うーん、そうね……」

    dice1d3=1 (1)

    1:ミオリネ「謎解きが使える場所に行きましょう。いつまでも引き延ばすのもよくないわ」

    2:ミオリネ「『神様』について知りたいわ」

    3:ミオリネ「私を外に連れてって。場所は、そうね、dice1d6=3 (3) で」

  • 150二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 23:35:42

    マジでこの卓のグエル祝福されてるわ…(悪い方に

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 06:32:11

    シャディク「それならシャディクは三階の洋室Aに連れていってくれるよ。問題なく、小さな金庫を見つけられる。よくあるナンバーロックで、数字四桁を入力しなきゃいけないみたいだ」

    四号「備え付けられているわけじゃないから、持っていくこともできるし、この場で解くことも出来る。謎解きをするなら朝ターンのうちに、総当たりだったら昼ターンもかけて、開けられるよ」

    ミオリネ「ふうん。まあ周期表で、マンガンと酸素が関わってるのは間違いないと思うけど」

    スレッタ「そう、ですね~……マンガンは12で、酸素は8、でしたっけ?」

    シャディク「そこまでわかってるならアイデア成功するだけで謎解きできたことにしてもいいし、仮に失敗しても昼ターンの中ほどあたりで開けられたってことで、隣の部屋にちらっと技能振るくらいは許可するよ」

    四号「ちなみにシャディクはここに鍵あけを使えない。だからとりあえずアイデア振ろうか」

    スレッタ「はい!なぞとき、なぞとき~……!」スレッタアイデア:dice1d100=69 (69) (70)

    ミオリネ「改めてひっどいステータスね、私……」ミオリネアイデア:dice1d100=100 (100) (65)

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 06:54:18

    ※シンプルにミスしました マンガンの周期表は25です 良い子のみんなはこんな初歩的な間違いをしないようにしようね


    ミオリネ「…………」

    スレッタ「み、ミオリネさん、いいことありますよ~!」

    シャディク「えっえー……じゃあ、金庫は問題なく開くよ」


    「彼が2、Heが2ということは、ヘリウムですね? MugはMg、マグネシウムの間にU=ウランが挟まれていると解釈できます。なので12の間に92をはさんで、1-92-2。同じ要領で」

     スレッタはかちゃかちゃと鍵を弄りながらつぶやく。

    「月は、Moonです。マンガンの25で酸素をはさんで、2-8-8-5……」

     かちゃり、と。

     鍵が開く音がする。ミオリネは「見事なものね」と腕を組んでそれを見つめていた。スレッタはえへへ、とはにかむ。

     中はどうやら、財布やらカードやら鍵やら写真やらが入っているようだ。種類は乱雑で、現金は入っていない。人が普段携帯するもののうち、即座に金にならなさそうなものだけを乱雑に突っ込んでおいたようにみえる。

     これと言って特筆すべき代物もない。しかしその中で、ミオリネはふっと、気になるものを見つけた。

    「……これは……」

    「ネックレス、でしょうか?」

     それは、古ぼけて少しだけ錆すらあるネックレスである。他と比べて少し異彩を放っているそれを、ミオリネが手に取り__

     めきょ

    「あっ」

    「あっ」

     ……元々かなり老朽化していたのだろう。

     飾りの部分が、見事にへしゃげた。おそらくロケットなのだろうが、これでは開けそうにない。

    「ご、ごめん……」

    「きっ、気にしないでください、ミオリネさん!」

     スレッタはたしたしとミオリネの背を撫でる

     とりあえず金庫は夕方の会議に持っていこう。スレッタは壊れたネックレスを金庫に戻し、立ち上がった。

    【スレッタ⠀ミオリネ 朝 終了】

    dice1d3=1 (1)

    1:スレッタ「三階のdice1d8=8 (8) を探索します!」

    2:スレッタ「dice1d5=1 (1) のdice1d8=1 (1) に向かいますよ~!」

    3:スレッタ「薬の調合をしましょうか」

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 07:10:13

    五号「さて、焼却炉だね」

    グエル「おい五号、ラウダを襲撃しろ」

    ラウダ「兄さんお座り」

    グエル「はい♡……ってそうじゃねえ!♡」

    チャラン「ギャグか??」

    五号「ミオリネが『スレッタの名を呼んだ』と言っていた死体は、見るからに怪しい格好をしているよ。真っ黒いローブに、恐怖でゆがんだ顔……医学か目星で情報がわかりそうだ」

    ラウダ「なるほど。じゃあ五号と一緒に目星振るから、兄さんとオリジナルは医学でお願い」

    五号「ポ○モントレーナーかな?」

    チャラン「薬飲ませて無理矢理従わせてるのは悪の組織っぽい」

    グエル「クソッ……♡この俺が技能を振るためのわざマシン扱いなんて、屈辱だ……♡」

    ラウダ「別にラジコンだなんて思ってないよ?ただ、今死んでしまうと、少し……そう、少し困るから」

    グエル「おいコイツなんか情報抱えてるぞ! 吐かせるために説得する!!」

    ラウダ「兄さんお手」

    グエル「わん♡……おい遊ぶなぁあああッ!!♡♡」

    グエル医学:dice1d100=87 (87) (70)

    ラウダ目星:dice1d100=10 (10) (70)

    五号目星:dice1d100=93 (93) (90)

    チャラン医学:dice1d100=55 (55) (90)

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 07:27:45

    「ほわあ……♡ようせいしゃんとんでる……♡」

    「ねえグエル大丈夫? ちょっと見えちゃいけないもの見えはじめてない?」

    「くろいやぎのようせい」

    「やっぱだめなやつじゃん」

     グエルと五号がそんなやりとりをしている横で、オリジナルは口元に手を当ててぱちぱちと瞬きをした。

    「死因は大量出血ってとこだな。ただ、状況から見て、自分で自分の喉をかききったと考えるのが妥当だ。どうしてそんなことをしたのかまではわからないが」

    「ふうん……?あっ」

     ラウダはあちこちさぐっていると、焼却炉の中に、スマートフォンと、メモのようなものを見つけた。スマートフォンには何枚かスレッタの写真が入っていて、そういえばミオリネがなにかいっていたな、と思い出す。

     メモのようなものには、『女神の退散』と書かれていた。

    『女神の退散』

     呪文の使用者は1d4のSAN値を使用する。初期成功率は10%、そこから2MPごとに10%ずつ上昇する。MPは近くにいるものが分け与えることができる。呪文をかけるためには対象の3m以内に近づく必要がある。

    「……これは……」

     ラウダはぎゅっと、それを握りしめた。


    グエル「おい五号、ラウダを襲撃する。呪文を握りつぶすぞ」

    ラウダ「兄さん待て」

    グエル「くっ……♡んっ……♡♡」

    ラウダ「いい子だ。あとでおやつをあげようね。今日は誰も襲撃せずにゆっくり眠るんだよ。ついでにこの呪文を見つけたことはdice1d2=2 (2) (1:スレッタとミオリネにも共有するよ 2:共有しないよ)」

    グエル「やっぱり絶対この薬飲んだらだめなやつだっただろおおおおッ!!!!♡」

    dice1d3=1 (1)

    1:ラウダ「このままワインセラーを探索しよう」

    2:ラウダ「dice1d5=3 (3) dice1d8=に向かうよ」

    3:ラウダ「追加の薬作りに挑戦しようかな」

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 08:55:35

    めちゃくちゃ重要そうな情報来たな…
    ロケットの中身は何だったんだろう

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 09:14:06

    集められたのはみんなスレッタの悪夢の儀式の関係者だろうか
    賛同者らしきグエル、巻き込まれた?スレッタ、親族が巻き込まれたラウダと何体か出た死体は儀式の犠牲者か?

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 12:25:02

    そういやよく考えたらまずシャディクをどうにかしない限り
    グエルは誰かを襲撃しても翌日には復活してぐぬぬってならんか?

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 13:31:52

    >>157

    グエル「それもあって襲撃は様子見していた。人数を減らすことは探索の手数が減るのと同義だからな。だが今は襲う価値がある、例えばラウダから退散の呪文を奪い取るとか」

    ラウダ「怖……きもちいいくすりのもうね……」


    チャラン「よし、ワインセラーだな」

    グエル「俺たちの処理が先でいいのか?」

    五号「うん!牛乳瓶は既に見つかったからね~、ここではきみたちは目星が振れるよ」

    ラウダ「わかった。いけっ兄さん、目星」

    グエル「ポケ○ントレーナーやめろ!!」

    チャラン「俺は一応歴史が振れるが、ワインがおいしいやつっていう情報しか出ない、まあようするにハズレだから省略する」

    五号「ねえ飲んでいい?」

    ラウダ「なんでKPが交渉してるの?」

    グエル「ワインはぶどうジュースじゃないんだから、特段甘くはないと思うぞ五号」

    ラウダ「……まあ、アルコールは利用価値がありそうだ。流石にそのまま消毒に使う、みたいなことはできないだろうけど、きもちいいくすりがなくてもワインをたくさん飲んで恐怖を誤魔化す、みたいなロールプレイはできそう」

    グエル「火をつけるのにも使えるしな。度数が強い酒はクトゥルフの持ち物あるあるのひとつとして数えられる(※個人の感想です)」

    チャラン「とりあえず目星だ。目星を振れ」

    五号「僕も参加するよ~!」

    グエル目星:dice1d100=88 (88) (70)

    ラウダ目星:dice1d100=30 (30) (70)

    五号目星:dice1d100=13 (13) (90)

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 13:39:24

    グエルくんさあ…5号のヒモ状態になってない?5号のお世話なしに生きていけなくされてない?

  • 160二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 13:54:09

    すごいね兄さん技能マシンにもなれてないよ!

  • 161二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 14:33:12

    1日目の君一人でいいんじゃないかな状態が嘘のようだ

  • 162二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 14:41:56

    ♡で喘いでるグエルがエロすぎるんだがどうしてくれる

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 16:15:12

     セラーの奥に、隠すように扉がある。

     ラウダがそれを見つけて、「これは……」と近づく。どうやら中には、何らかの書物が厳重に保管されているらしい。書物はラウダたちの知る言語以外で記されているようだが、よく見ると解読用であろうメモも付記されている。うまく扱えば内容を理解できるだろう。

     だが、何故だろうか。

     この書物を見ていると、ゾッとするような、嫌な予感がする。


    グエル「魔導書じゃねえか」

    ラウダ「持って帰って読むかな」

    グエル「らうだ♡おれにわたしてくれてもいいんだぞ♡♡」

    ラウダ「うーん……でも、ありといえばありなんだよね。今の兄さんSANc受けないから、こっちのSANが減らない程度に内容だけ吐かせればいいし」

    グエル「おいラジコンの次は肉盾扱いかよ。もっと兄を敬え。そしてもう少し中身を警戒しろ、もしこれが女神の召喚の呪文だったたどうするんだ」

    ラウダ「ねえオリジナル、読み解くのには何ターン必要? このターンだけで終わる?」

    オリジナル「……いや。このターンだけでは終わらないが、集合には間に合うぞ」

    五号「そうだね~。遠慮なく解読しちゃってよ」

    グエル「……含みのある言い方だな?どうするべきか」

    ラウダ「うーん……」

    dice1d3=3 (3)

    1:ラウダ「ここは公平に行こう。二人で読むよ」

    2:ラウダ「兄さんだけ読んでよ。向こうでワイン飲んでるから」

    3:ラウダ「兄さんはちょっとようせいさんと遊んでて」

  • 164二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 16:19:24

    ラウダSANc:dice1d100=69 (69) (48) dice1d4=4 (4) / dice1d8=1 (1)

    ラウダクトゥルフ神話技能:8→16

    ラウダ呪文:「??」取得

    内容を知った上で

    dice1d3=2 (2)

    1:全員に共有する 

    2:とりあえずグエルにだけ共有する 

    3:共有しない

  • 165二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 16:34:17

    ラウダSAN値:48→47
    グエルクトゥルフ神話技能:0→8

    ラウダ「……んあれ?意外と有用そう」
    グエル「なにがだ?俺はそろそろ現実に帰ってきてもいいのか?」
    ラウダ「ああ。……そうだね、これを知って諦めてもらうのも悪くない」
    グエル「なんのはなし、だ……」
    『復活』
    呪文の使用者は3MPと1d10のSAN値を必要とする。死体を分解して塩と灰の化合物にし、それを組み上げることで、死んだ魂を復活させることが出来る。ただし死体のうちのなにかのパーツが足りない場合、足りない部分を補うために『それらしき』姿にしてしまうかもしれない。
    グエル「……」
    ラウダ「よっぽどバラバラにして屋敷中に撒く、みたいな著しくSAN値の減る行動でもしない限り、仮にシャディクを殺ったとしても復活させることが出来る。諦めた方がいい」
    グエル「なんでこの勢いで俺を詰ませる情報が出てくるんだ?」
    ラウダ「ふふふ。つまりそういうことだよ」
    五号「……そうだね。じゃあ、君たちがそうやって呪文を読んでいると、どこからか音が聞こえてくる」
    チャラン「階段をおりてくる音だ。それに気づいた瞬間、バン、と大きな音を立てて、扉が開いた」

    「__グエル、ラウダ!」
     そこにたっていたのはミオリネだ。やや遅れて、後ろから四号とシャディクも入ってくる。付け加えるなら四号は何故かキツめにぐるぐるまきにされている。彼女は顔を真っ青にして、叫んだ。
    「たすけて、スレッタが……スレッタが、閉じ込められてしまったの!」

  • 166二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 16:48:57

    死体に復活使ってHO変更させる系のかな?
    呪文のSAN消費もお薬でカバーできるならポケモンマスターするしかないな

  • 167二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 17:25:52

    ラウダSANチェック失敗してるのに最低値引いてて逆に運いいな
    スレッタが向かったのは礼拝堂か…いかにも何かありそうだけど
    4号はなんでぐるぐる巻きに?

  • 168二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 21:44:13

    ミオリネ「礼拝堂にいきましょう。絶対何かある」
    スレッタ「そうです、ね~!」
    四号「……スレッタとミオリネが、礼拝堂に行く、で、いいね?」
    シャディク「わかった。そうだね、それなら、厳かな扉を開けると、中に在るのは、所謂教会の一間のような場所だ」

     それらしい雰囲気をしているが、どことなく違和感がある。それは僅かな箇所だが、致命的な違和感だ。スレッタは部屋を見渡してすぐに、壁にかけられている十字架が、すべて逆さになっていることに気づく。
    「な、なんか、へんなかんじ……」
    「本当になんなのよ、この屋敷……?」
     四号は、微笑みを浮かべたままのシャディクを横目に、ゆっくりと奥の像に近づく。山羊の角と四足獣のような臀部を持った大理石の像だ。エランが何事か操作すると、それはゆっくりと動き出す。
    「わあ。こんなところになにかある」
     声に抑揚はない。それはいつものことではあるが、強いて言うなら「いつにも増して」である。
    「え? 何、ですか?」
     スレッタが、そちらに近づいた。そこにあったのは、この空間にはふさわしくない、無骨な金属製のパネルと、隠し扉であった。覗き見てみれば、赤い光が淡く光っている。
    『……クラスA。開錠します』
     スレッタがそれを認識する前に、扉が開く。奥にはどうやら階段が続いているようだ。
    「いったい、ここは……」
     ど、と。
     突き飛ばされる。
     階段に、倒れこむ。スレッタは咄嗟に振り返る。扉が閉まっていく。閉じる。閉じる。手を伸ばす。「ミオリネさん!」届かない。がしゃり。閉じる。最後に見えたのは、読めない表情をしたシャディクと、「スレッタ!」と叫ぶミオリネ。そして、
     __微笑む、四号。
    【四日目 昼 終了】

  • 169二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 21:56:31

    ミオリネ「……ってことがあったのよね。そこから明らかに怪しい四号をシャディクに頼んでぐるぐるまきにして、とりあえずあんたらと集合することにした、ってわけ」

    ラウダ「なるほど。とりあえず、礼拝堂に向かってみる?」

    グエル「俺はそんなことより女神の召喚の呪文を探したいんだが」

    ミオリネ「グエル、お手」

    グエル「ひゃい♡」

    ラウダ「もうっ、ミオリネ、兄さんの飼い主、取らないでよ」

    ミオリネ「いやよ。私もグエルで遊びたい」

    グエル「酷い言い草すぎるだろ」

    ミオリネ「あっ、そういえば、金庫にネックレスが入ってたんだけど、壊しちゃった。何か情報があったらまずいかも。dice1d2=1 (1) (1:見る? 2:とりあえず今はスレッタよね)」

    ラウダ「こっちでは死者を復活させる呪文を見つけた。ただ、SANチェックがそこそこ大きいから、ミオリネは覚えるならきもちいいくすりが到着するのを待った方がいいかも」

    グエル「それよりも、スレッタ・マーキュリーだ。あいつはどうなった?明らかにまずい場所に放り込まれているだろう。無事なのか」

    ラウダ「……どうなの、オリジナル?」

    チャラン「生きてるぞ」

    ラウダ「ざっくりしてるね」

    ミオリネ「なんでわかるの……ああ、特殊能力か。便利ね」

    グエル「俺が襲撃できない理由、これもあるんだよな~!酷い話だ、俺は神に会いたいだけなのに……!」

    ミオリネ「その動機はラスボスなのよ」

    ラウダ「おくすりのもうね」

    五号「とりあえず行動指針を決めよう。スレッタ不在だから夕方の会議はできないよ」

    シャディク「できることとしては、そうだね。呪文の共有、礼拝堂の調査、薬の生成かな」

    ミオリネ「そうね、じゃあ……」

    dice1d3=3 (3)

    1:ミオリネ「復活の呪文が知りたいわ」

    2:ミオリネ「礼拝堂の調査に戻るわよ」

    3:ミオリネ「追加の薬を作りましょう」

  • 170二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 21:58:28

    礼拝堂には絶対なんかあるとは思ってたがこれは話の転換点になりそうだ
    それとも5号みたいに4号にも個別の目的があった?

  • 171二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:02:13

    個別の目的はそれぞれありそうではあるんだよな

  • 172二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:03:04

    1:きもちいいくすり 2:性転換薬

    グエルクトゥルフ神話技能:dice1d100=96 (96) (7) dice1d2=2 (2)

    ラウダオカルト:dice1d100=43 (43) (70/2=35) dice1d2=1 (1)

    四号クトゥルフ神話技能:dice1d100=79 (79) (99) dice1d2=2 (2)


    五号「お。……グエル、ロケットを見たね?」

    グエル「うん?ああ」

    五号「なら、破壊されたネックレスは、グエルが触れると、まるで魔法のようにぱかりと開く。中の写真もぐちゃぐちゃになっていて、ミオリネとラウダが見ても何がうつっているのかは判別できないだろう。だが、グエルにとっては違う。そうして、グエルは……はいっ、目的変更!」

    グエル「今渡さないでほしいんだが」

    ミオリネ「吐きましょうかグエル」

    ラウダ「悪いようにはしないよ」

    グエル「こうなるから」

    シャディク「あはは!まあ、ここでばれても面白くないからね、POW対抗の係数は増やしてあげる。頑張って耐えてね」

    グエル「……はっ?おい、自殺や殺人などの重い命令はできないんだろう!止めろ!!」

    ミオリネ「グエル、♡忘れてるわよ」

    グエル「あ♡ごめんなしゃい♡じゃねえよッ!!♡♡」

    グエルPOW対抗:dice1d100=9 (9) (70)

  • 173二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:23:15

    グエル「ハアッハア……」

    ミオリネ「どうして教えてくれないの?何かやましいことでもあるのかしら」

    ラウダ「ねえ兄さん、可愛い弟のお願いだよ?聞いてほしいな……」

    グエル「リアル説得やめろ!リアル言いくるめやめろ!!」

    ミオリネ「それで、性転換薬ができたけど」

    ラウダ「本日のパーティーグッズだね」

    グエル「おい、俺はファンブルだ。できた薬を叩き割るぞ」

    シャディク「グエルはそうしたいんだよね?じゃあ聞けないなあ……」

    五号「まあきもちいいくすりが完全に回ってトリップ状態、今日の夜は絶対襲撃できないし、仮に出来上がった薬を無理矢理飲まされそうになっても抵抗できない、って感じかなあ」

    チャラン「お前らいい性格してんなあ」

    ラウダ「じゃあこれ誰が飲む?」

    ミオリネ「私はパス。私が男になったら本格的にこの屋敷男しかいなくなる。他に女の子がいて、明日以降また性転換薬ができたら、その時は飲むことを検討しようかな」

    グエル「俺も」

    ラウダ「じゃあ選択肢は『グエル』『ラウダ』『NPCの誰か』『とっておく』かな」

    グエル「話聞いてたか?」

    ミオリネ「そうね、それじゃあ……」

    性転換薬

    dice1d4=4 (4)

    1:グエルが飲む 2:ラウダが飲む 3:NPCdice1d4=2 (2) が飲む 4:とっておく

  • 174二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:30:54

    ミオリネ「まあスレッタを元に戻すために取っておく?」
    グエル「それが一番安牌だろう」
    ラウダ「異議なし。……そういえば、スレッタは今どんな感じなの?」
    シャディク「……ふふ、どうだろうね」

    スレッタ「いきなり何するんです!?」
    四号「ごめんね」
    スレッタ「外には出られない……んですか?」
    四号「出ようと思えば出られるよ。でも君がするべきことは、ここから帰ることじゃなくて、真相を探ることでしょう?」
    スレッタ「は、はい、そう……ですよね。わかりました、じゃあ、階段を上ります」

     スレッタは一歩、また一歩、と階段を上る。
     それは永遠に続くようにも、ほんの一瞬であるようにも思えた。
     歩く。歩く。のぼる。しかしそれは、突然、終わる。
     そこは、強いて言葉を当てはめるのであれば『四階』なのだろう。古めかしい屋敷に似合う、きれいな部屋だ。壁で阻む場所もない、文字通り階層ひとつをつかった、巨大な空間。天蓋つきのベッドや、机や椅子なども置かれており、この屋敷でも一等いい部屋であるように思えた。
     貴賓室__
     そう、まさしくその言葉が似あう部屋だ。しかしスレッタの目は、あらゆる豪奢な調度品に向けられない。ただひとつ、アンティーク調の家具でまとめられた部屋には似つかわしくない、無機質なファイルに向けられていた。
     スレッタは導かれるように、そのページを開く。表題には、こう書かれていた。

    『極秘:警察調書』

     __君は真実を知りたいんだろう?
     その真実が、たとえ君の歓迎するものではなかったとしても。

  • 175二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:42:30

    『……事件直後、当該屋敷周辺で全身に返り血を浴びた状態の容疑者を発見。重度の錯乱状態にあり、こちらの問いかけに対して意味のある回答を得られず、自身を失踪事件の被害者だと主張している。屋敷内の調査により、団体構成員■■名、行方不明になっていた■■名、および身元不明の■■名が発見された。
    団体はかねてより、反社会的な活動を問題視されており、本件もその一環であると考えられている。
    宗教団体『豊穣を讃える嵐』教祖である『スレッタ・マーキュリー』は、心神喪失状態にあり、責任能力を問うことは困難であった__』

    「……あ、」
     スレッタは、思い出す。
     ここは魔女の貴賓室と呼ばれていた部屋だ。そうしてあの扉は、網膜認証で開く。では、なぜ。

    「事件の首謀者は、スレッタ・マーキュリー。君だろう」
     なぜ、あなたは逮捕されたか。
    「わあ。こんなところになにかある」
     なぜ、あなたは網膜認証の扉を開けることができのたか。
    「誰を殺せば、俺を『神様』に会わせてくれるんだ?」
     ……なぜ、あなたは、グエルですら知らなかった「シュブ=ニグラス」という名を知っていたのか?

     語るまでもない。あなたは知っている。
     ううん。薄々、気づいていたんじゃないかな?

     君は、被害者じゃない。
     宗教団体の教祖であり、かつての儀式の首領であるのだから。

     __あなたの真の目的は、『シュブ=ニグラスの招来の呪文を見つける』こと。そして、『たとえどんな犠牲を払っても、あなた自身が壊れてしまったとしても、改めてシュブ=ニグラスを招来する』ことだ。

    【追加能力】
    あなたは四号に命じることで、『夕』ターン以外であっても全員を任意の場所に強制的に召集することができる。この能力により招集された場において、あなたは好きなキャラクターを好きなだけ好きな方法で殺害することができる。この能力はセッション中一度しか使えない。

  • 176二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:43:38

    グエルのHO公開がPL内ボスキャラにしては早すぎるからもっとヤバいのがいるんだろうなと思ってたんだけどこれは

  • 177二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:48:03

    わくわくしてきた

  • 178二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:48:28

    わあぁ…

  • 179二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:54:51

    「それでこの薬どうする? グエルにのませる?」

    「ひゃい♡のみましゅ♡♡」

    「罪悪感湧いてきた。やめておこうよ」

     わいわいとそうやって騒いでいると、がちゃり、と扉が開く。

     ミオリネが真っ先に振り返った。そこに立っていたのはスレッタだ。無表情に、他の探索者たちを見下ろしている。ミオリネは「スレッタ!」と叫んだ。

    「ああ、よかった。無事だったのね、怪我はない?」

    「……」

     スレッタはミオリネをじっと見つめたあと、ふっと柔らかな笑みを浮かべた。

    「ええ。なんにも、なかった、ですよ」

    「スレッタ」

     話しかけてきたのは四号だ。その顔には笑みが浮かんでいる。彼はスレッタの目を、目の奥を覗き込み、微笑む。

    「ようやく、思い出したんだね」

     うれしいよ。


    ミオリネ「なんかあったの?」

    スレッタ「いえ。ほんとうに何もなかったですよ?ちょっとしたビックリ要素だったみたいですね」

    ラウダ「……ふうん」

    グエル「とにかく、そろそろいい時間だ。もうそろそろ眠ろう。というか俺はさっさとこの薬の影響から抜け出したい」

    スレッタ「そうですね~!ふふっ、じゃあ、おやすみなさい……♪」dice1d2=2 (2) (1:四号に神話的なことを教えてもらう 2:とりあえず寝る)

    ミオリネ「おやすみ。いい夢見てね」dice1d2=2 (2)

    グエル「おう。おやすみ」(きもちいいくすり効果で強制就寝)

    ラウダ「おやすみなさい。また明日ね」dice1d2=2 (2)

  • 180二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:55:28

    4号も完全邪神召喚側の存在だなこれは…

  • 181二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 22:59:01

    スレッタの追加能力が完全に儀式用?って感じなので
    今卓の時間制限はスレッタがふさわしい場所と召喚呪文を見つけるまでの間に他PLが屋敷の謎を解く
    って感じですかね?

  • 182二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:01:04

    「ねえ、四号さん」

     スレッタは寝転がりながら、まどろみながら。ぼんやりと、尋ねる。

    「あなたは私の何ですか?」

     四号がスレッタの顔を覗き込み、こてりと首を傾げる。「何、とは?」スレッタは寝返りを打ちながら、緑色の瞳を見つめた。

    「どうしてあなたは私の傍にいてくれるんです?」

    「君の従者だから」

    「どうして私の従者なのです」

     四号はくちを閉じる。

     それからゆっくりとスレッタの手を取り、睫毛を伏せた。それから、……本心からの言葉、だと信じたい、そんな、ほんのりと頬を紅潮させた顔、どこか嬉しそうな顔で、こう、囁いてくる。

    「君のことが好きだからだよ。スレッタ・マーキュリー」


    dice1d3=1 (1)

    dice1d100=49 (49) (??)

    成功の場合dice1d5=5 (5)

  • 183二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:10:26

    4号の目的が何なのか気になるなあ

  • 184二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:12:38

    >>181

    スレッタ「たぶん、そうなります、ね~!今のところ誰が召喚呪文をもってるかはわかりませんけど……」

    シャディク「それと、なんとなく勘付かれている気がするけど、落とし子(便宜上の呼称)を孕まなくても毎日誰かのSAN値が1ずつ減っていくよ。ここも一応、かなり緩くはあるけれど、時間制限要素のひとつかな」


     スレッタは目を覚ます。

     酷い悪夢を見た気がする。だがそれは、あの夢ではない。あなたにとって、神は最早、恐れるべき存在ではないのだから。

     ゆっくりと、上体を起こす。髪をくしゃりとかきあげる。

    「おはよう、スレッタ。今日はどうする?」

    「……四号さん」

     スレッタはじっと、四号のひとみを見つめる。

    「私のことが好きなら。おねがい、きいてくれますね?」

    スレッタSAN値:53→52


    スレッタ「おはようございます!」

    ミオリネ「おはよ。さ、今日はどこを探索しようかな」

    グエル「おいKP、襲撃するにはどうすればいい?」

    ラウダ「うわ兄さん目的バレてるからって堂々と聞いてるよ」

    シャディク「ふふ。皆、ここで行動が変わりそうだね?とりあえずみんな、どうする?……どうしたい、かな?」

    四号「ちなみにもう地下に情報はないから、以降4は庭園に変化だよ」

    スレッタ「私はdice1d4=4 (4) dice1d8=4 (4) を探索します、よ~!(……という名目で、グエルさんを四号さんの『支配』で呼び出して、協力を取り付けます)」

    ミオリネ「じゃあ私はdice1d4=2 (2) dice1d8=8 (8) を探索しようかな」

    グエル「……迷うが。dice1d3=1 (1) (1:襲撃する 2:探索する 3:五号のお菓子の追加を作るぞ。ミニキッチンに向かう)」

    ラウダ「dice1d4=3 (3) dice1d8=4 (4) に行くよ」

  • 185二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:14:19

    実験室は入れないのでラウダの行先再ダイス:dice1d4=3 (3) dice1d8=4 (4)

    グエル「……どうせラウダは俺に殺されるのに、やる必要あるのか?これ」

    ラウダ「抵抗成功する可能性もあるからね。というか兄さんやっぱり呪文握りつぶす気でしょ。させないよ」

  • 186二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:15:16

    再ダイス丸被りで草

  • 187二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:15:25

    どうやっても実験室にいきたいラウダ!!dice1d4=1 (1) dice1d8=4 (4)

  • 188二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:17:59

    ミオリネ襲われ役か?
    シャディクがいる限り大丈夫そうだが

  • 189二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:35:49

    スレッタ儀式の悪夢思い出して90でファンブルだったけど、儀式はもう悪夢ではないなら通常に戻る?継続?

  • 190二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:38:06

    そういえばスレッタは今男のまま?

  • 191二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:41:52

    2個目の性転換薬は使ってないし同じ薬でしか戻らないから男のはず

  • 192二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:17:31

    これ下手したら全員の目的が神の召喚とか一人以外全員神召喚側とかもありうるのでは…?
    その場合でも理由はそれぞれ違いそうだから目的変更ワンチャンありそうだけど

  • 193二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:19:12

    まあ4号なら男でも口説くか…(納得)

  • 194二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:28:18

    そもそも性転換した日の夜に美しいとか言ってますし…

  • 195二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:40:16

    前回でスレミオをエランに両手取りされた結果次に自分が主催した卓で今度はエランをミオリネ以外の専属お助けキャラ固定してるって考えると面白いぞシャディク

  • 196二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 06:16:46

    >>189

    四号「あ、記載を忘れていた。グエル以外の三人はデメリット(×と書かれている能力)を『引き継がない』。妄想する理由がないからね」

    五号「グエルのあまいものをあげないと~ってくだりはシナリオ終了までずっと継続だよ!」


    >>195

    シャディク「たはは。ハーレムなんて許せないよね」

    四号「なんのはなし?」

    五号「えへ……♪」


    シャディク「少し切りは悪いけど、ここで一旦休憩を挟もう。所謂『次スレ』だね」

    チャラン「じゃあ、今日の昼過ぎから夕方くらいに、また集合しよう。またな~」

    スレッタ「……ふふふ、また~♪」

    ミオリネ「あと目的変更踏んでないの私だけか」

    グエル「俺は神を召喚したいだけなのに何故こんな目に」

    ラウダ「大丈夫だよ。みんなで生還しようね」

  • 197二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 11:16:25

    乙梅
    一作目からやっと追いついた〜
    グエルの夜間襲撃って人狼(役職)みたいだし、もしかしてモチーフになってるのかな?
    続きも楽しみです

  • 198二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 17:19:40
  • 199二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 22:21:23

    乙 埋め

  • 200二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 22:53:03

    埋め

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