だからよ！オグ×タマじゃなくてタマ×オグが読みてぇんだよ！

タマがオグリのせいで起きた怪我で引退してしまい、それでオグリがとてつもない負い目を負いつつも、それでもタマはオグリの走る姿が好きだから、走り続けて欲しいんだ。
そんな友人から走りを奪った自分が走り続けることの重さに耐えられず泣きじゃくって弱音を吐露するオグリを母性たっぷりのタマが優しく慰めるとかでもいいんだ！

>>17

17二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 20:33:57

>>16

タマに感情爆発させるオグリか

18二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 21:28:45

普段とのギャップこそが萌えのエネルギーを生む
そんな気がする

19二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 23:55:19

───有馬記念、これが本当のラストラン、そう決めとった
ウチの最後の花道、勝って終わろう、そのはずやったのに

負けた──半バ身差、ただ体がちょっと外側にいただけなのに
並みの相手ならウチの脚でねじ伏せられた、けど相手はオグリや
天皇賞(秋)、ジャパンカップ、そのどちらでも猛烈な末足で追随してきたあいつや

「ははっ、流石はオグリ、やっぱりお前は怪物やなぁ」
ウイニングライブの前の控え室、後ろから話しかけた、せめて軽口でも叩かんと間がもたんわ
「流石のウチも負けを認めるしか─」「違う…」
「ぅえ？」
我ながら間抜けな声が出た、明らかにオグリがおかしい
「いつものタマモクロスじゃなかった…」
今にも泣き出しそうな顔でオグリはそう言った
「タマはあれくらいで抜けるような相手じゃなかった！！」
堰を切ったようにオグリが捲し立てる
「タマはもっと速かった！強かった！私は…天皇賞で負けてから…ずっとタマを追い掛けてきた！！あのタマモクロスに勝つんだって！中央で出会った本物に勝つんだって！！
美浦の合宿でタマのアドバイスだって受け止めた！！どんなトレーニングもやってきた！！それなのに…」
オグリは顔を伏せる
「今日のタマは何か違った……天皇賞やジャパンカップで走ったタマとは何かが違ったんだ……」
足元には涙がこぼれ落ちる
「練習中に怪我をしていたのか？体調が悪かったのか？無理して走ってたんじゃないのか！？」
「私は……ずっと目指していたタマモクロスと全力で戦いたかった……それなのに…そんな状態だったタマに勝ったなんて…私は……卑怯者だ」
普段から想像もできんぐずりようや、大きな声でわんわん泣いとる
けど

>>20

20二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 23:59:25

>>19

「おうおうオグリ、自分が少しばかり強おなったからってウチが弱くなったとは言ってくれるやんけ」

「っ！？違う…！私は…」

「言っとくけど、ウチは五体満足や！！いつでも絶好調やっちゅうねん！！」

言わせてもらうでオグリ！

「そら美浦の水不味くて腹壊したりもした！そっから体調崩したりもした！ガブガブ飲んでたお前の気が知れん！それでもやれることやって、この有馬に全部かけてきたんや！！今出せる万全でここに来とんのや！！」

「レースだって全力や！！出し惜しみなんてするかい！！このタマモクロスの全力を出し切った！！全力全部出し切って───オグリ、お前に負けたんや」

悔しない──なんてウソや、めっちゃ悔しい、せっかくの華々しい引退レースがめちゃくちゃや、でもこれだけは受け入れるしかない

「胸を張れやオグリ　このタマモクロス様に勝った日本一のウマ娘なんやぞ」

「で、でも……」

しゃーないなオグリは…

「だったら証明せい」　「え？」

「こっから先レースで勝ちまくれ、勝って勝って、日本一のウマ娘だって、自分が信じてまうくらい証明せい」

「なんせウチに勝っただけじゃ満足できんようなやつやからな！山ほど勝たんとアカンな！」

「タマ……」

いつの間にかオグリの涙が止まっとる、その息や

「まっ、ウチはオグリに３戦２勝しとるからな！！いくらオグリが他で勝ってもウチの方が強いって寸法や！！」

「なっ！？それではいつまで経ってもタマに越えられないじゃないか！？」

「ワハハハハハ！ウチは転んでもただでは起きへんのや！！」

ステージから歓声が聞こえ出した

「お、時間やな、さっさと日本一のウマ娘の顔

みんなに見せたりや」

「タマ…」

オグリがウチを抱き締める、突然のことで少し呆ける

「ありがとう…タマ」

なんや、そんなこと言われたらウチかて涙出てまうわ

「ははっ、おーきに」

深夜のテンション怖い、長文失礼

>>21

21二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 10:09:05

>>20

良い…