お隣に住んでるバクシンおねえちゃん概念

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:24:53

    「○○くん!
    今日も勉強を見て差し上げましょう!」

  • 2二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:25:17

    教育に悪すぎます…!

  • 3二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:25:19

    やだ!バクシンねえちゃん莫迦なんだもん!

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:26:52

    テレビ越しに見るレースに出てるイケメンお姉ちゃんと目の前のぽわぽわお姉ちゃんがどうしても結びつかなくて脳がバグる少年はアリだと思います

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:26:58

    >>2

    ありとあらゆる意味でな

  • 6二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:28:19

    >>3

    ちょわーーー!?なんてこと言うんですか!こう見えてバクシンお姉さんは賢いんですよ!

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:29:14

    バクシン姉ちゃん、多分だけどトレーナーさんに騙されてるよ…

  • 8二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:30:42

    (またバク姉がなんか言ってる…)

  • 9二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:30:48

    >>7

    「○○君、後でお菓子買ってあげるからこの事は黙っててくれないかい?」

  • 10二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:43:34

    隣に住んでいるバクシンお姉ちゃんはウマ娘だ。
    僕の部屋からでも聞こえるくらい大きな声をいつも隣から響かせて、僕は半ばお姉ちゃんを迷惑な存在だと思っていた。

    「ちょわーっ!」

    バクシンお姉ちゃんは何をするにも慌ただしいし、年下の僕の宿題も分からないくらいアレだ。
    だから僕はバクシンお姉ちゃんの存在があまり僕にとっていいものだとは思えなかった。

    「○○くん!おはようございます!
    さぁ今日も元気に勉学に励んでいきましょう!」

    そして僕と一緒にいつも登校しようとする。
    僕はお姉ちゃんの隣で歩きながら、彼女のおでこに反射する太陽光をいつも直で受けていた。

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 01:49:28

    >>10

    導入が綺麗すぎる+100億点

  • 12二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:02:33

    うるさい顔、うるさい声、うるさいしっぽ…
    ただでさえ年上のお姉ちゃんに話しかけられるという状況が恥ずかしいのに、そのお姉ちゃんがバクシンお姉ちゃんだったら隣で歩いている僕も注目の的になり、恥ずかしさも増すのは必然だった。

    「なぁ、お前といつも登校してるウマ娘のねーちゃんなんなんだよ」

    「お前あの声のデケーねーちゃんと一緒に寝てるってマジ?」

    「ねー、ちゃんと風呂入った?」

    と、僕は毎日のようにクラスメイトからからかわれていた。
    そして、僕がそんな状況にいつまでも耐えきれるわけがないのも必然だった。

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:14:22

    「もうこういうのやめてよ!」

    と、僕がお姉ちゃんに言ってしまったのは冬のある日だった。
    お姉ちゃんはいつものように僕の宿題を見ようと部屋に上がり込んでいた。
    そのお姉ちゃんを見て、僕はついに溜まりに溜まったものを出してしまったのだ。

    「え…あの…」

    バクシンお姉ちゃんは見たこともない顔をして僕の顔を覗きこんだ。
    僕はそんなお姉ちゃんから目を反らしながら、続きを吐き出した。
    いつもいつもうるさいだの、ガキ扱いするなだの…
    感情的になった僕は、いつものバクシンお姉ちゃんの5分の2ほどのおおきさの声を出してしまった。

    「…ッ!」

    僕の全てをバクシンお姉ちゃんに吐き出したあと…
    僕はそのままお姉ちゃんから背を向けて家から飛び出して、近所の河川敷まで走っていった。
    そこは、いつもバクシンお姉ちゃんが下図みたいな顔で走ってトレーニングしてる河川敷だった。
    そこには今僕しかいない。

    「はぁ…」

    僕はしばらくそこで塞ぎ込んだあと…
    お腹が空いたので普通に家に帰った。
    家にいるのは僕の家族だけだった。

  • 14二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:22:47

    次の日の朝…
    うるさい声を耳に入れないまま、僕は玄関を出た。

    「あっ…」

    と、目の前にはバクシンお姉ちゃんがいた。
    僕はビクっとして思わず顔を反らしてしまった。
    僕は決して、お姉ちゃんの耳がしょんぼりと垂れていたのを見たわけではない。

    「あ、あの…!
    ○○くん…!その…ごめんなさい!
    もう迷惑はかけませんので…えっと…
    そ、それでは!」

    バクシンお姉ちゃんは一息のうちにそう言った。
    そして一目散に逃げるように僕の目の前から消えていった。
    そしてそれ以来…
    僕はバクシンお姉ちゃんと話すことは無くなった。

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:30:17

    >>14曇よ…晴れよ…晴れよ…

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:33:15

    「アンタ知ってる?
    隣のバクちゃん、トレセン学園に入ったんだって。」

    僕の母はそう言いながら台所で晩ごはんを作っていた。
    中学に上がった僕は、「へぇ」とだけ返してスマホをいじっていた。

    「あの子足早かったからねぇ、いつかG1で優勝したりするのかしら」

    と、僕は母の独り言を無視しながらスマホをいじっていた。

    「…」

    僕は無意識に今の時期のレース表を検索しかけたが、すぐにやめた。
    僕は母の声と、コトコトという鍋の音だけを耳に入れながら、スマホの画面だけを見つめていた…。

  • 17二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:35:34

    ふぅ…

  • 18二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:38:33

    晴らしてよ!!ねぇ!?晴らしてよ!!!

  • 19二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:39:53
  • 20二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:40:42

    Aくん……? Aくんなのかい……?

  • 21二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:42:29

    続きを書かないで…このまま曇らせで終わらせるのなら…俺が書いてやる!!!

  • 22二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:44:41

    >>21の勇気を見た

  • 23二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:49:01

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:50:10

    >>23

    流れ変わったな

  • 25二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:50:24

    でもよぉ…このまま和解が出来ず、
    ある日の河川敷で楽しそうにトレーナーとトレーニングを行っているバクシンオーを
    遠目から声を掛ける事も出来ずにいるってものキレイじゃないか…?
    いつかの日まで自分に向けられていた笑顔は既に自分に向けられることは無いのを悟るっていうかさ…

  • 26二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:50:28

    「おい○○!
    昨日のキャピタルステークス見たか!?あれお前んちの隣のバクシンのねーちゃんだろ!」 

    と、興奮ぎみに僕に話しかけてきたクラスメイトの彼はどうやらバクシンお姉ちゃんのファンらしい。
    僕は喧嘩にならないように、彼の話を聞いているフリをした。 

    「でさ、バクシンオーがさ…」

    彼の話によると、現在のバクシンお姉ちゃんはマイルでは勝ったことは無いが短距離では無敵を誇る実力の持ち主となっており、今度初のG1挑戦をするらしい。
    そのG1レースは1200メートルのスプリンターズステークス。
    彼の話によると、バクシンオーの勝ちは決まったも同然らしい。
    まぁ、僕はそもそも元からウマ娘のレースには興味無かったのでテキトーに相槌を打っていたが…

    「なぁ○○、一緒に今度のレース見に行こうぜ」

    「…え?」

    僕は彼のその言葉に固まってしまった。

  • 27別人21/11/17(水) 02:50:56

    >>26続き書いてたんかい!!消すわ

  • 28二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 02:58:47

    騒がせてすみません。焦らずゆっくりお書きください。我々はどっぷり堪能します。

  • 29二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:11:04

    「…」

    僕は何故、自分が中山レース場にいるのか理解できなかった。
    僕の隣にいるクラスメイトは、ワクワクが止まらない顔でレース開始を待ち望んでいる。

    (いやマジで…どうしてこうなったんだ)

    僕は、ここにきた経緯を必死になって思いだそうとした。

    「おいパドック見ろよ!お前誰応援する!?」

    と、そんな僕を無視して彼は僕の顔をパドックに向けた。
    そこは出走するウマ娘がポーズを決める場所らしい。

    「え…とりあえずあの娘かな」

    と、僕は適当にパドックから出てきたウマ娘を指さして答えた。
    その娘は他の選手と比べてとても小さく、そしてとても女のコっぽかった。
    その娘は手で花を模したポーズをとっている。

    「あー、彼女か…たしか既にG1を…
    あ!出てきたぞ!」

    と、彼は急にハイテンションでパドックを見た。
    そこに立っていたのは…

    「お姉ちゃん…」

    紛れもなく。紛れもなく、彼女だった。
    勝負服というのだろうか。彼女の名前の通り、桜色の衣装を身に纏ったバクシンお姉ちゃんが、そこにはいたのだった。

  • 30二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:21:19

    ふむ

  • 31二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:27:32

    「おいお前…どうしたんだよ?」

    と彼は僕を見た。どうやら僕は幽鬼の如き表情をしてしばらく固まっていたらしい。

    「いや…なんでも」

    と、僕は適当に彼の話に耳を傾けていた。
    彼は短距離の醍醐味だとかヒシアケボノがでかすぎるだの色々言っていた気がするが、僕はなにも頭に入ってこなかった。

    (お姉ちゃんだ…何も変わってない、あの時のお姉ちゃんだ。)

    そして僕は同時に、何故ここに来たのかぼんやりと思い出していたのだった。

    (僕は…)

    僕は、彼がこのレースを見に行こうと言ったとき…
    何と言って断ろうとしたのか。
    何と言って話を流そうとしたのか。

    「お!各ウマ娘ゲート入りしたぞ!」

    と、彼は僕は見ずに僕の肩を叩いた。
    その瞬間、ガコンという音が僕の耳に入ると同時に、僕は思い出した。

    (違う…僕は…)

    (僕は、即答したんだった。)

    僕は、彼の誘いに迷いなく乗ったことを思い出すと、初めてしっかりとレース場をみた。
    そこには、聞いたこともないような激しい足音が雪崩のように聞こえてきたのだった

  • 32二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:28:52

    いいぞ…いいぞ…

  • 33二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:52:47

    Aくんじゃない……!
    これはAくんじゃないぞ……!

  • 34二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:56:10

     ドドドドド…という激しい音が、あの華奢な少女たちの足音だとは到底信じられなかった。
     まるで地面を殴るかのような踏み込みを見ていると、競争というより格闘技を見ている錯覚に陥る。
    「うおお行けー!バクシンオー!」
     と、隣の彼が叫ぶのも無理はない。
     疾走するウマ娘達の姿がすぐ近くまで見えていたからであった。
     1200とは、これほどまでに短い距離だっただろうか。
    「…!」
     僕は、その通り過ぎる彼女たちをみて何も言えなかった。
     気迫に押された、とでもいうのだろうか。
     彼女たちの内から爆発したエネルギーが、僕の体を通過しているかのように思えた。
     これが、本来のウマ娘という種族の力なのだろう。
    「行けー!…あれ!?」
     と、彼の様子がかわった。
     それは最後の直線で起こった出来事であった。

    「どうしたんだよバクシンオー!伸びないぞ!?」

    そう。彼の話によるとバクシンお姉ちゃんは最後の直線で一気に加速する先行策が強いらしいのだが…
    そのお姉ちゃんの伸びが、かなり苦しかったのだ。

    「っ…!?
    嘘だろおい…!」

    と、その時である。彼の驚愕も当然の事態が目の前で起こった。
    それは…いや、彼女は中団でもがいていたはずだった。
    しかし最後200メートルのところで、まさに鬼のような末脚を爆発させたのだ。

    「大外からグイグイ追い込んだニシノフラワー、ヤマニンゼファーと並んでゴールイン!」

    彼女は…僕がパドックで見た小さなその少女、ニシノフラワーは前方の全員を差し切って一着をもぎとったのだった。

  • 35二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 03:59:18

    ほう

  • 36二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:23:17

    決着は一瞬だった。一瞬のようにも思えた。
    それほどまでに、濃ゆく激しい1200メートルだった。
    レース場には全力を出し切って地面に倒れているウマ娘もいれば、ガクガクと膝を支えてるウマ娘もいる。
    勝者のニシノフラワーは、観客の前で汗だくになりながら笑顔で手を振っている。

    「すげぇ…あれが噂の天才少女か…」

    隣の彼は呆然とニシノフラワーを見ていた。
    そして僕は…

    「ハァ…ハァ…」

    息を切らしながら、地面を見つめているバクシンお姉ちゃんを見ていた。
    距離は遠いが、ここからでもわかるくらい、切迫した顔をしていた。
    スタミナ切れだろうか。お姉ちゃんは最後の直線に伸びることが出来ず、6着だった。

    「バクシンオー、どうしたんだろう…」

    彼は心配そうな目でお姉ちゃんを見ていたが…
    僕はなんだか、心臓に鋭い何かが刺さったような感覚に陥った。

    (あれが…本来のお姉ちゃんの姿なんだ…)

    僕の頭の中では、歯を食いしばりゴールに駆けようとするお姉ちゃんの姿がぐるぐると駆け巡った。
    あれは本当に、『バクシンお姉ちゃん』なのだろうかと。

  • 37二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:35:56

    「○○くん!朝ごはんは食べましたか!?
    さあ行きましょう!」

    気がつけば僕は、あの時のお姉ちゃんとの記憶を思い出していた。
    今思えばお姉ちゃんはお姉ちゃんというより先生みたいだった。
    いや、先生にしては頭がアレだからなんというか…

    「ちょわっ!○○くんは好きなスポーツはないのですか!?
    走ることも特に好きではない!?」

    なんだろう。
    先生というより、お姉ちゃんは…

    「風邪治りましたか?大丈夫です!
    辛くなっても、○○くんには優しいお母さんとお父さん、そしてこの…
    『学級委員長』が、ついていますからね!」

  • 38二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:40:28

    気がつけば、僕は前に立ってるお客さんの壁をくぐり抜けて…
    一番前の観客席まで来ていた。

    「お姉ちゃん!!!!」

    そして僕は、かつてのお姉ちゃんに負けないくらいの大きな声で、そう叫んでいた。

  • 39二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:43:05

    ウェ〜イ!○○くん見てるかぁ〜?
    今から大好きなお姉ちゃんの担当コーナー奪っちゃいま〜す!

  • 40二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 04:56:45

    何故そんなことをしたんだろう。
    何故そんなことを言ったんだろう。
    僕の中では色んな思考がぐるぐるとかけめぐっていた。

    お姉ちゃんを振り向かせて、本当にバクシンお姉ちゃんか確かめるため?
    かつてのお隣だから、一言でもかけたかったから?
    僕が彼女に言ったことを、懺悔したかったから?

    色々な考えが僕の頭の中に混じっていた。
    それが全て正確かもしれないし、それが全て混じったからかもしれない。
    とにかく結果として、僕はお姉ちゃんに向かって叫んだのだった。

    「…」

    普段お姉ちゃんはお姉ちゃんと呼ばれていないのだろう。
    彼女はビックリした顔で僕の方をみた。
    僕は、数年ぶりにお姉ちゃんと目が合った。
    桜の形をした、綺麗な瞳は、間違いなくお姉ちゃんのものだった。

    「…ハイ!
     サクラバクシンオーです!」

    お姉ちゃんはそういいながら、ビシっとポーズを決めて僕の方へと笑顔を見せた。

  • 41二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 05:07:25

    レースが終わり…
    ウマ娘もお客さんもぞろぞろと退場していった。
    僕は前の席にいた人たちにこっぴどく怒られ、クラスメイトには笑われてボロ雑巾みたいになっていた。
    帰りに彼からなんか買おうと言われ、僕はなんとなくはちみーを、彼はバクシンお姉ちゃんのグッズを買っていった。

    「いやー付き合ってくれてありがとな
    なかなか誘う相手いなくてさ」

    「いや…僕も楽しかったよ」

    「なんだかんだバクシンオーかっこよかったよな」

    「うん」

    取り留めのない会話をしたあと、僕達は駅で別れることにした。

    「あれ…お前電車一緒だろ」

    「うん…」

    と、僕は空っぽのはちみーをカバンに入れた。
    僕の帰りは…いや行き先は決まっている。

    「寄るところがあるんだ」

    「…そっか」

    彼はそう言ったあと手を振って僕と別れた。
    僕はスマホを取り出し、目的地を検索する。この時間なら…急げばまだ、間に合うかもしれないからだ。

  • 42二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 05:11:06

    いいぞ…その調子だ…

  • 43二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 05:52:59

    僕は電車から降りたあと、全力で走った。
    僕がウマ娘なら、もっと早く辿り着けるだろうと考えたりしたが、意味は無い。
    ただ、僕は自分の気持ちに素直になりたくなったのだ。

    (僕はただ、知りたかっただけなんだ)

    僕がレースに行くと即決したのも、お姉ちゃんに叫んだのも、それはサクラバクシンオーというウマ娘を知りたかったからなのだ。
    というか、僕はお姉ちゃんのことをなにも知らなかった。
    知らなかったのに、あんなことを言ったことが後悔となっている。
    そもそも何故あんなことを言ったのか。
    それはもう…明確である。

    (お姉ちゃんが、好きだから)

    だから、僕は走っている。
    先に何が起こるか分からないけど…
    でも、僕はお姉ちゃんを知りたくて仕方が無い。
    ウマ娘じゃない人間の僕にだって、ゴールを目指して走ったっていいはずなんだ。

    「トレセン学園まで、あと10分です」

    と、スマホの経路案内のボイスが鳴った。

    終わり

  • 44二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 05:54:09

    zzz…

  • 45二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 07:57:16

    良い

  • 46二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 08:12:10

    う゛お゛お゛お゛お゛お゛ん゛!!
    バグジン゛オ゛ーざん゛が、じあ゛わ゛ぜに゛な゛れ゛でよ゛がっだよ゛お゛お゛お゛!!

  • 47二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 08:21:49

    でもバクちゃん既にトレーナーさんに…
    BSSですか?

  • 48二次元好きの匿名さん21/11/17(水) 10:04:33

    ここから始まるんだな…?驀進王の覚醒が…?!

オススメ

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