私が...トレーナーさんの恋人...？

1◆ZnBI2EKkq.21/11/17(水) 13:18:26

チヨ「カフェさん！見てくれました？！今日のレース！！」
カフェ「ええ、見てましたよ…。しっかりとした素晴らしい走りでした…。」
チヨ「ほんとですかー！！やったー！！」

最近、チヨことサクラノチヨノオーはカフェになついている。ある日に受けたアドバイスが成功してからカフェになついている。カフェもまんざらではないし、トレーナーとしてもうれしい事態だ。

カフェ「あのカーブで少しごちゃついたときによく抜け出せましたね…。」
チヨ「カフェ先輩をみならったんですよー！ほら、弥生賞の時の…」
懐かしい響きだなあ、とお思いながら感傷にふけっているとカフェが俺の袖をぐいぐいと引っぱった。

カフェ「覚えていますか…トレーナーさん…？」
ああ、覚えている。あの時は大変だったなあ。いろんなことが起きすぎて頭パンクしかけたけど、慣れてきたからだいじょうぶになったんだっけ。
カフェ「フフ…そうですね…あれを慣れたという人は初めてでしたよ…。」
彼女は微笑みながら言った。

チヨ「つかぬことを聞きますが。」
カフェ「はい…」
チヨ「二人は恋人なのですか？」

カフェ＆トレ「「！？」」
いや違う、恋人じゃない、そんな仲ではない、ただのトレーナーとウマ娘だよ、愛してるけど。
カフェ「そ、そうですよ…私たちはただの…普通の関係です…お互い信頼して大好きなだけで…」

チヨ「ふーん、そうなんですか。」
チヨは少しに焼けながら
チヨ「お幸せに！」
そういって走って行った。

残された二人は呆然としている、なんて声をかければいいか悩みながら彼女を見ると、顔を真っ赤にした彼女と目が合った。…俺の顔も真っ赤だな…カフェがそっと、俺の手を握った。力強く握り返すと、カフェはそっと寄り添って腕を握った。