【ルートにより閲注】CoCシナリオ『祝福は愛する貴方のために』をやるよ part3

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:32:38
  • 2二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:34:28

    〈データ〉
    スレッタ(翻訳家)
    SAN:50 HP:14/14 アイデア70
    CON:14 SIZ:13 POW:12 INT:14
    ラテン語 歴史 図書館 説得 こぶし 組み付き クトゥルフ神話技能12
    備考:よんごうさんかわいいですね 目的:シュブ=ニグラスを召喚する 四号:クトゥルフ神話技能がとても高い

    ミオリネ(狂儲)
    SAN:24 HP:8 アイデア65
    CON:6 SIZ:10 POW:6 INT:13
    聞き耳 図書館 変装 言いくるめ 回避
    備考:実はピアノが弾ける 目的:??????? シャディク:鍵開け自動成功&護衛

    グエル(医者)
    SAN:12 HP:13/13 アイデア85
    CON:11 SIZ:15 POW:10 INT:17
    目星 医学 応急手当 説得 マーシャルアーツ 槍 クトゥルフ神話技能:7
    備考:偏執症&幻覚&フェティッシュ 目的:シュブ=ニグラスを召喚する? 五号:ティンダロスの猟犬

    ラウダ(超心理学者)
    SAN:31 HP:10 アイデア70
    CON:7 SIZ:12 POW:11 INT:14
    目星 オカルト 生物学 説得 斧 組み付き クトゥルフ神話技能14
    備考:兄さん!兄さん!兄さん!! 目的:???????? チャラン:知識技能が高い

    きもちいいくすり:SANチェックを受けなくなるが、他のPCの命令に従わなければならなくなる。ついでに記号が♡になる。
    性転換薬:ステータスそのまま性転換。現在四号のみ服用している。

    〈かんたん!前卓の振り返り〉
    女体化した四号をかわいいかわいいするスレッタ・マーキュリーvs色々持ち逃げしているミオリネvs真面目にSAN0の危機グエルvs結局こじらせてそうなラウダ

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:36:55

    できれば誰が性転換してるかも整理してほしい

  • 4~回想~23/03/14(火) 14:38:19

     グエルは勘づいている。あのラウダが、グエルの知るラウダではないことに。
     ラウダは思い出す。自分が銀の鍵を使って、この世界にやってきた理由を。

     最初から、死者を甦らせようと思った方が間違っていたのだとしたら。それならばなぜ、ラウダは会いに来てくれた? あのラウダの正体は、何なのだ? ……いや、そんなことはもう、関係ないのかもしれない。興味もない、のかもしれない。何故ならグエルにとって重要なのは最早、あのラウダがグエルにとってのラウダかどうかではなく、ラウダが生きているか、しんでいるか、ただそれだけなのだから。
     ラウダはこの世界の人間ではない。このシナリオにおいて『神』が召喚され、世界がめちゃめちゃになり__グエルも死んでしまった世界から、執念で見つけ出した『銀の鍵』を使ってやって来た。元居た世界ではグエルはこのシナリオには巻き込まれていなかったので、色々と違うことがあるのかもしれない。……それはつまり、未来を変えられる可能性はあるということだ。『銀の鍵』を譲渡することと、かつての世界の様子を伝えることを交換条件として、不思議な精神生命体の協力を取り付ける。真相を暴き、日常をとりもどすために。

     ならばもう、神も死者蘇生もどうでもいい。ただひとつ望むことは、墓から掘り起こしてしまった彼が、安らかに眠ること。
     これは、絶対に負けられない戦いだ。ラウダはたくさんのものを捨てた。本来のラウダにとってのグエルも、捨てた。だから、迷うことはない。ただ前に進むしかない。

     グエルの目的は、『ラウダへの未練を断つに値する何かを見つける』こと。
     ラウダの目的は、『神の召喚を止めるため、屋敷の謎を解きあかす』こと。

    ( あるいはグエルは『ラウダ』を、ラウダは『グエル』を生還させることだ。この条件に、あなた自身を含めたほかのキャラクターの生死は一切関係ない )
    ( ……無論、狙うなとも言わないが )

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:40:47

    グエルとラウダは他人だったかと思ったけど結局兄弟だったの?

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:43:09

    >>5

    兄弟ではあるけどどっちも最初の時点ではそのことを忘れていて

    違う時間軸の存在だから厳密には本当の兄弟ではない…ってことかな?

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:50:56

    >>3

    四号「現在進行形で性転換しているのは僕だけだね」

    スレッタ「あと、私とラウダさんは、一回性転換して、元に戻ってます、よ~……!」

    ラウダ「誠に遺憾。ミオリネと兄さんも被害にあってほしい」

    ミオリネ「無理」

    グエル「やだ」

    >>6

    五号「これだよ!二人とも初手健忘症だったからね。だから最初『HO3とHO4に血縁関係はない』って言ったんだ」

    チャラン「『グエルとラウダに血縁関係がない』とは言ってないからな。若干ずるい感じがあるが。グエルと『弟』には血縁関係がある。パラレルワールドの『弟』がラウダだ」


    「……」

     ラウダはじっと、オリジナルが持つ銀の鍵を見つめる。

    「どうした。惜しくなったか?」

    「ううん。必要ない。兄さんが生きているなら、そんなガラクタいらないんだから」

    「そうか、ガラクタか。言うな」

     オリジナルは笑いながら、銀の鍵を再びしまった。ラウダはぱちぱちと瞬きをして、それから、椅子に腰かける。さすがに椅子で眠ると、疲れがとれない。早く家に帰りたい。……思い出せない。昨日教えてもらったから、真相を解明すれば外に出られる、ということだけは知っているが。これまできっと集めたであろう情報が、何もかも。

     わからないといえばあの……五号というか……名状しがたい少年というか……駄犬と、こちらのグエルのことである。

    「もう!グエルのせいでっ、全部だいなし!グエルに従えって言われてなかったら、今すぐにでもあいつを食い殺してやるのに!あああっ、おなかすいたぁ……!」

    「ん♡あう♡ごごう、歯、あたってる、痛いぃ……♡」

    「ほんとはPOW喪失って永続なんだからね!一時的どころか重ね掛けにもならない時点で温情なんだからね!?あむ」

    「……ヒートアックス、使っていいかな?」

    「物理的なダメージはあまり効果がない」

     静かに言い切ったオリジナルに、ラウダは静かに嘆息した。

    dice1d3=1 (1)

    dice1d100=47 (47) (??)

    成功の場合dice1d5=1 (1)

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 14:51:15

    代償は銀の鍵
    精神生命体ってことはオリジナルは…

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:03:34

    「……」

     スレッタは目を覚ます。

     最近悪夢を見てばかりだ。そういえばこの夢から逃れるために、この屋敷にやってきたのだっけ。……今となっては、何故、こうしているのかすら、よくわからなくなってきた。

     私はどうして、神さまにあいたいんでしょうか?

     ふっと顔を横に向ければ、四号が静かに寝息を立てていた。そういえば四号は人間だと言っていたっけ。今まで寝ているところを見たことはなかったが、その寝顔はどこかあどけない。ほんの少しだけ頬を緩めて、スレッタはそうっと、四号の頬を撫でる。

     甘い皮膚の感触があった。

    スレッタSAN値:49→48


    スレッタ「おはようございます!」

    ミオリネ「おはよう」

    グエル「もう九日目か。真面目にそろそろSAN値がまずい」

    ラウダ「ね」

    スレッタ「それはグエルさんとラウダさんだけでは……?」

    ミオリネ「最初は私が一番SAN値低かったのにね」

    シャディク「……こほん。とにかく、あと探索ができていないのは……『1:食堂』『2:事務室』『3:物置』『4:音楽室』『5:書斎B』『6:寝室A』『7:寝室B』『8:ミニキッチン』だ。残りはいっても情報がないか、もう終わってる謎解きのヒントしかない場所だから省略するね」

    グエル「まだそこそこ残っているんだな。とはいっても、今でそろっている情報の精査もしたい」

    ラウダ「うん。東屋で拾ったノートと、温室で拾ったメモ……どちらも重要そうだ」

    スレッタ「で、でも、だからって探索をおろそかにして、重要な情報を落とすのも、たいへん、です?」

    ミオリネ「薬の生産もしたいしね。さて、皆、どう動く?」

    スレッタ「じゃ、じゃあ、私は……dice1d3=1 (1) (1:dice1d8=5 (5) を探索します 2:ノートを読み直しますよ 3:薬の生産をします)」

    ラウダ「dice1d3=2 (2) (1:dice1d8=8 (8) の探索をする 2:ノートの解読をする 3:温室のメモの謎解きに挑戦する)」

    ミオリネ「私は……そうね、dice1d2=2 (2) (1:スレッタ 2:ラウダ)についていこうかな」

    グエル「きもちいいくすりを飲んでSANc回避しつつ、ミオリネがついていかなかった方についていくぞ」

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:18:42

    スレッタ「書斎Bに来ましたよ~!」

    グエル「なんだかんだ一緒に行動するのは五日目ぶりか?」

    スレッタ「そうですね!なんだかすっごく久しぶりな気がします。シュブ=ニグラスを召喚したい仲間同士、がんばりましょ~!」

    グエル「あ……ああ、そうだな。神様は召喚するべき、だもんな……?うん。うん、もちろんだ」

    スレッタ「グエルさん、目的変更踏んだんです?」

    グエル「なんでもない!」


    「開けてください」

    「……はい……♡」

     グエルが扉を押し開けると、ふわりと埃が舞う。しばらく誰も入っていなかったのかもしれない。目につくのは、本棚と書き物机だ。ごく一般的な書斎に見える。

     そのままグエルがふらふらと部屋の中に入ろうとしたところで、スレッタがぎゅっと首根っこを引っ掴んだ。そのまま半ば壁に押し付けるようにして、スレッタはじっと、グエルを見上げる。

    「誰が入っていいと言いましたか。本当に躾がなっていないですね」

    「あ、あう、ごめんなさ、♡」

    「いいですか。もし私に……教団、真実につながりそうな情報があったら、全て私に伝えたのち消しなさい。わかりましたね?」

    「わかりました、きょうそさま……♡」

    「いい子。うまくできたらご褒美をあげますね」

     スレッタは微笑み、グエルの頬を撫でる。グエルは一瞬心地よさそうにとろりと目を細めたあと、書き物机の探索に取り掛かった。

     あれはグエルに任せておけばいいだろう。スレッタは息を吸って、吐いて、本棚に向き合うことにした。

    「ねえねえ四号、スレッタが怖いよ」

    「そう?僕はこういうスレッタの方が好ましいと思うけどな」

    「趣味悪ぅ」

    「……聞こえてますよ、五号さん、四号さん」

    スレッタ図書館:dice1d100=85 (85) (70)

    グエル目星:dice1d100=29 (29) (70)

    五号目星:dice1d100=82 (82) (90)

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:24:29

    グエルとラウダ、それぞれが別の世界で互いを助けるために動いてたんだな……

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 15:29:02

    相変わらずスレッタの出目がひどい

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 17:45:56

    「うーん、特に何も見つからない、ですね……?」

     スレッタはあちこち見て回る。少なくとも、目につくものはない。あれこれ見て回っていると、ふと。グエルが、「ぅあ」とねこが鳴くような、か細い声をあげた。

    「どうしたんです?」

    「……これ……」

    「え?」

     グエルが握っていたのは、小さな鍵である。

     四号はそれをちらりと見て、「玄関の鍵だね」と言った。

     スレッタとグエルは顔を見合わせる。玄関といえば、そう__

    「……こわしちゃいましたね?」

    「ああ……」

     割と早い段階で、グエルとオリジナルが蹴り壊していたのだった。


    スレッタ「かぎ、あったんですね__」

    グエル「冷静に考えればミオリネがマスターキー持ってるしな。べつに壊す必要もなかったか」

    スレッタ「なにやってるんです?グエルさん」

    グエル「す、すまない……」

    五号「使わないなら五号くんにちょうだい」

    四号「食べるの?」

    五号「おいしいかも」

    四号「まずいよ」

    【スレッタ グエル 九日目 朝 終了】

    dice1d3=1 (1)

    1:スレッタ「このままこの部屋の探索をします」

    2:グエル「dice1d8=2 (2) に移動だ」

    3:スレッタ「グエルさんのために、ついでに人外リトマス紙のために、薬の追加を作りますよ!」グエル「ああ。きもちいいくすりがないとSAN値が死ぬ」

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 17:51:29

    シャディクは鍵開け自動成功なのにそういえば使う機会なかったな

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 18:05:08

    ラウダ「さて、ノートの解読をするよ」

    ミオリネ「あんた図書館持ってないじゃない」

    ラウダ「1ターン全部使ってしっかり読み込むよ。それなら技能はいらないでしょ?」

    チャラン「ああ。許可する」

    ミオリネ「いいの?」

    シャディク「いいよ。水星ちゃんがある程度読んでいただろうから」

    ミオリネ「……わかった。じゃあ私にも内容教えてね」

    ラウダ「もちろん」


     ラウダはぱらぱらとノートのページを捲る。だいたいは意味の分からない言葉の羅列だ。それぞれの従者や、どうやらここにはいない「従者候補」の情報がのせられているらしい。やはり目につくのは、四号に対する記述の雑さだ。その中で、ふと。気になる文を見つけた。

    『寄生虫/生き残りの一人の脳に寄生して逃げようとしていたのを見つけた。彼等は女神を信じてはいなかったはずだけれど、女神を召喚するための儀式が、この子の琴線に触れたのかもしれない。可愛いので従者にしてあげることにした。餌はいらないけど、肉体はただの人間なので気を付けること。本来の状態だと太陽の光で死んでしまうみたいだから、この生き残りは殻として利用する。そうでなくても、昼間は大人しく部屋の中に置いておくように』

    「……たしか。スレッタが、四号は日の光を嫌っていた、と。言っていた、よね……?」

     ラウダは首を傾げる。ミオリネは「そういえば」と頷いた。しかしすぐに、ふるふると首を横に振った。

    「だからといって決めつけるのは早計よ。それに、仮にもし本当に四号にこの『寄生虫』が寄生したとして、どうするの」

    「それは、」

    「それとも、四号の頭を斧でざくざく切って、脳みそに穴をあけて、直接日光をあてるつもりなのかしら……?」

     ミオリネがラウダのひたいを、つつ、と撫でる。

     それで何故か、自分がそうしている様子が、鮮明に思い浮かぶ。ぞっと、する。瞬きの回数が増える。ミオリネはぱっと離れると、「冗談よ」と微笑んだ。

    「それでラウダ、どうする?」

     どこからか、黒い山羊の幻が見えた、ような、気がした。

    ラウダSANc:dice1d100=17 (17) (31) 1/dice1d2=2 (2)

    【ミオリネ ラウダ 朝 終了】

    dice1d3=2 (2)

    1:ラウダ「とにかく、この情報をスレッタに共有しに行く」

    2:ラウダ「……お姫様の謎解きについても、考えてみよう」

    3:ラウダ「いいね それ(狂人の洞察力)」

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 18:15:52

    オリジナルはイス人
    4号はシャン…なのかな

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:14:16

    スレッタ「まだ粘ります!」

    グエル「やるのか?」

    スレッタ「さすがにここの情報が玄関のカギだけってことはないとおもうんです。きっとなにかあるはず、です!それが万が一みつかって、そのままわたしにつながったらまずいので。できますね?グエルさん」

    グエル「まあ、俺は従うしかないんだが……五号、お前もそれでいいな?」

    五号「獲物を殺してくれないご主人さまなんてきらいだもん!つーん」

    四号「五号。きちんとPLに従って」

    五号「その言い方はずるいよ~!」

    スレッタ図書館:dice1d100=35 (35) (70)

    グエル目星:dice1d100=9 (9) (70)

    五号目星:dice1d100=100 (100) (70)


    ラウダ「……お姫様が、死を望む、だっけ?このPCの中でお姫様、というか女の子といったら、スレッタかミオリネ。……仮にお姫様が『屋敷に近い人物』だとしても、あくまで儲でしかない兄さんは除外かな?」

    ミオリネ「そうね。ラウダだって、この屋敷……どころか、この世界の関係者ですらないんでしょう?だとしたら私かスレッタということは確定」

    ラウダ「スレッタが屋敷に深くかかわっているのはまず間違いない。というか四号どうせシャッガイからの昆虫でしょ」

    ミオリネ「いかにもシナリオ制作初心者が連れてきそうな神話生物ね。ニャルと並んで便利屋か何かだと思ってるのかしら?」

    ラウダ「だけどミオリネもひっかかるところが多いんだよね……?兄さんが三人目産んだときSANチェック入ってなかったし」

    ミオリネ「あらためて見るとすごい文面ね。何よ兄さんが三人目を産んだときって。一人でもあってはならないのよ」

    ラウダ「……問題は。これらすべての情報を、ラウダは持っていないことだけど」

    ミオリネ「あっそういえばあんた健忘症引いてたっけ」

    シャディク「まあグエルもこの辺は説明してないだろうしねえ」

    チャラン「ミオリネだって言う気はないでしょ?」

    ラウダ「うああ、考えれば考えるほど詰んでる……!?確実に情報が足りてない……!」

    ミオリネ「がんばって~」

    シャディク「ふふ、そうだね。アイデア……二番目に重要なところがすっぱぬけてるし、ー50かな」

    チャラン「解かせる気ないだろ」

    シャディク「まあね?この段階でそんな簡単に解かれたらたまらない」

    チャラン「……まあ、それもそうか」

    ラウダアイデア:dice1d100=59 (59) (70-50=20)

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:30:41

    ダダこねてファンブる5号よ(最大値)

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:32:32

    シャンって光合成しなかったっけ?

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:34:15

     スレッタはふと、一冊の本に目を留める。
     そこにあったのは、低俗な雑誌だ。どうやらオカルト関連のことが書かれているらしく、その号においては、新興宗教の特集を組んでいるらしい。
    『カルト教団特集!』
     カルトという言葉は『悪しきもの』として通俗的に扱われるが、元来は「儀式」の意味を持つ。この国においては、具体的な定義こそ存在しないものの、宗教的な意図を持って悪事を働く集団のことをカルトと呼称することが多い。国内におけるいわゆる『新興宗教』の教団は、およそ■■■程度存在するとされる。
     過去に実際に起きた事件では、生贄と称して誘拐した被害者の頭を、救済と称して麻酔無しで割り、拷問したということもある。当該事件は犠牲者含めて明るみになったが、そうではないことの方が多いだろう。この国において行方不明者は■■万人だが、そのうちの何人かは、実は既に『カルト教団』の餌食になっているのかもしれない。
     次号はカルト教団『豊穣を讃える嵐』についての取材報告です。
    ※本記事のライターである■■■氏は取材中の不慮の事故により他界されました。ご冥福をお祈りします
    「私消しましたっけ?」
    「……さあ?」
     四号がこてりと首を傾げる。とりあえずこれも、消しておくに越したことはないだろう。抜き取って、しまいこむ。そういえばグエルと五号は何をしているのだろう、と思って、ふと顔をあげると。
    「うええええんっ、おなかすいたよおお、グエルはおいしいけど舐めてるだけじゃ足りないよっ、だけど食べたら怒られちゃう、なまごろしいいい!んぷ、ひっく、ちゅ、ん、じゅう、ぷは、うええええん!」
    「あう、ご、ごう、やめろ……♡あ、あ、あ、ああ、あ……?なにか、かんがえられなく、なって、……ふあふあ、しゅる……?♡」
    「……帰りましょうか」
    「そうだね」
    グエルPOW:10-2=8→6(今日一日のみ)

    ラウダ「だめだニュータイプ的な直感で兄さんが何かこう……割とダメな構図になってる気がして思考に集中できない……」
    ミオリネ「グエルの絵面がアウトなのは今に始まった話じゃないわよ」
    ラウダ「とにかく、今考えても仕方ない。いったんスレッタたちと合流して、四号の処遇について話し合おうか。お姫様がどうとかの謎解きはそれからだ」
    ミオリネ「……そうね」
    【九日目 昼 終了】

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:37:36

    >>19

    母星ではしてたらしいけど地上の日光は有害

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:43:36

    タイルやハンドアウトは幻獣の類で統一されてたけど色欲の象徴ってモロ山羊なんだよなあ…
    シャディクが悪魔でマーメイドってのもピンと来ないところ
    まあ蛇だと考えたら離れてはいないんだけど

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:45:43

    >>19

    四号「ちょっとややこしいけど、シャンが光合成をしていたのは彼等が惑星シャッガイに暮らしていた頃の話だね。地球の日光や大気は逆に毒なんだ。だから昼間は基本動かない、夜のみ動く。>>20 さんが説明している通りだね」

    シャディク「この卓でのシャンは『寄生主の狂気を糧にして栄養を得ている』説を採用しているよ……なんで四号は昼間でも屋内ならぴんぴんしてるのかって?それはその えっと……うん!深いこと気にしちゃいけないと思うな!!」


    スレッタ「合流です!グエルさんと五号さんがアウトな構図になってました」

    ミオリネ「ラウダの直感もそこそこあてになるのね……?」

    グエル「玄関の鍵を見つけた。まあ、もう、多分鍵がかかっている部屋もないと思うが……破壊しなくてもよかったのかもしれないな……」

    ラウダ「……四号は、多分シャッガイからの昆虫に寄生されている。たぶんスレッタは儀式の関係者だよね?シャンに操られていたんじゃないかな」

    スレッタ「え゛ッ……!?な、なにそれ、しらないんですけどぉ……!?」

    ミオリネ「あら。なるほどね、それでどうするの?」

    グエル「全員生還のハッピーエンドを目指すなら、四号の中のシャンを殺すのは必要条件に入ってきそうだな。だが、それにしても、どうやるべきか……?」

    ラウダ「とりあえず今日のぶんの薬を作ろう。仮に四号がシャンだとしても、彼のクトゥルフ神話技能……薬を制作するための技能の高さは有用だ」

    四号「……えへへ」

    五号「おなかすいたああ、うええええん」

    チャラン「落ち着けお前はNPC五号じゃないだろ。ほらお菓子やるから」

    シャディク「ふふ。それじゃあ、何を作るのかな……?」

    1:きもちいいくすり 2:性転換薬

    スレッタクトゥルフ神話技能:dice1d100=46 (46) (12) dice1d2=2 (2)

    グエルクトゥルフ神話技能:dice1d100=50 (50) (7) dice1d2=1 (1)

    ラウダオカルト:dice1d100=44 (44) (70/2=35) dice1d2=1 (1)

    四号クトゥルフ神話技能:dice1d100=65 (65) (99) dice1d2=1 (1)

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:51:57

    兄さんに使う分の薬は確保できそうでよかったねよくないけど
    そういや魔導書読んだ時にラウダは最初からクトゥルフ技能微妙に持ってたけど
    アイテムで時を超えてきた影響なのかな

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 21:57:56

    グエル「俺用か?」

    スレッタ「疑いなく享受していきますね」

    ラウダ「仮に違うっていっても強奪する気だ」

    ミオリネ「グエルのプライド(皮肉)」

    スレッタ「……それで、四号の扱いです。どうします?わたし……どうすれば、いいんですか?四号さんは、たいせつな……おともだち、なのに……」

    ミオリネ「そのままでも、クリア自体はできそうだけど」

    グエル「だが、なんとかすれば事態が進展するであろうことも事実だ。どうしよう?屋外に無理矢理連れ出して拘束して、頭に穴をあけて無理矢理追い出すか?」

    ラウダ「SAN値死ぬよ。そもそもその前に逃げられてしまったらどうする?やるにしても、『という建前で脅して追い出して直接対峙』とかの方が現実的じゃないかな」

    スレッタ「う、うう、どっちにしても、四号さんをできる限り傷つけたくない、です……どうすればいい、でしょうか……?」

    ミオリネ「別に今日やる必要はないと思うわ。今は夕方。日が暮れているし、いったん日を改めるというのもひとつの手段だと思う」

    グエル「いや、俺はできるだけ早く動きたい。主にSAN値がアレだという理由で」

    ラウダ「そうだね。これ以上この屋敷に居座り続けると本格的に廃人化待ったなしだ」

    シャディク「……水星ちゃん、わかるね?」

    四号「君が決めるんだ。君は、僕をどうする。……どうしたい?」

    スレッタ「う、うーん、うーん……」

    dice1d3=3 (3)

    1:スレッタ「あしたの朝。四号さんを拘束して、外に連れ出します」

    2:スレッタ「適度に脅して追い出しましょう。この場で戦います」

    3:スレッタ「……あ、あの。ふと思いついたんですけど……」

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 22:09:59

    ラウダ「どうしたの?」

    スレッタ「多分ですけど、チャランさんってイス人ですよね」

    チャラン「……ほーう?どうしてそう思った」

    スレッタ「知識技能が異様に高いこと。知識技能にない機械修理で咄嗟に『ヒートアックス』なんて武器を作ったこと。このあたりから、推測ですが……」

    チャラン「なるほどな。……それで、そうだとしたら、どうする?」

    スレッタ「メモにありましたよね。『太陽と水星は仲良し』って。『闇の中にも光を齎す』って。チャランさんの技術を使えば、日光を再現して、人体、頭蓋骨や皮膚を通してでも日光を照射できる装置くらい、作れるんじゃないですか?」

    チャラン「お前、何故あいつにそこまで入れ込む。何故あいつを救おうとする?」

    スレッタ「大切なお友達だから。じゃ、不十分ですか?」

    四号「……スレッタ……」

    スレッタ「四号さん。あなたは、……あなたの中身が、無事とはいかないかもしれませんが。少なくともあなたの肉体は、守りますよ」

    四号「スレッタ。……うれしい、ありがとう」

    チャラン「面白い。それなら、夕ターンと夜ターンで、2ターン貰う。明日の朝には完成品を届けよう」

    ミオリネ「ふうん……頑張って」

    シャディク「ふふふ。いいね、そういうの。なんとかしようと足掻く姿、とても好ましいと思うよ」

    スレッタ「……なら、今日はとりあえず、おやすみなさい、ですね。……もしかしたら、今日が『四号』さんと過ごす、最後の夜になるのかもしれない。……後悔は、しないようにしないと……」dice1d2=1 (1) (1:四号に神話的なことを教えてもらう 2:四号とお話しする)

    ミオリネ「おやすみ。……明日がたのしみね」dice1d2=2 (2)

    グエル「おやすみ。ああっ、早く寝たい、とりあえずPOWを元にもどしたい……!」(夜行動禁止)

    ラウダ「あ、じゃあ、チャランのお手伝いをするよ。それで、えっと……dice1d2=1 (1) (1:兄さんおやすみ 2:ひとしきり助手をしたら寝るかな)」

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 22:29:36

    「スレッタ、どうしたの?向こうで何か、話していたけど……」

     スレッタはぎゅっと、四号の頭を抱きしめる。四号はおずおずと、少しためらうように、スレッタの背に腕を回した。スレッタは少しだけ泣きそうになりながら、しかし、ふるふると首を振る。いいん、です。決めたんですから。

    「四号さん、あなたのことを教えてください」

    「僕のこと?」

    「はい。……あなたのこと、もっと知りたい」

     スレッタが四号に頬を寄せれば、四号はぱちりと瞬きをした。体温は、あたたかい。触れた部分は、柔らかい。ほとんどしゃくりあげるようにして抱きしめる。四号は困ったような顔をして、「わかった」と言った。

    「わかった、から。例え何があっても、どうか覚えていてね、スレッタ・マーキュリー」

    スレッタクトゥルフ神話技能:12→13


    「シャディク」

     ミオリネはコップを傾けながら、ちらりと視線だけでシャディクを見やった。シャディクは微笑んだまま頬杖をつき、「なあに?」と尋ねた。

    「あんたはあのなぞかけに、何を託したの」

    「……さあ?」

    「質問を変えるわ。あなたの目的は何?」

     シャディクが睫毛を伏せる。そのままゆっくりと立ち上がり、両手を広げてみせた。

    「きみの幸せだよ、ミオリネ」

     シャディクが微笑む。ミオリネはため息をついて、再びコップを傾けた。

     __ミオリネのベッドのサイドテーブルには、小さなミルクピッチャーが置かれている。


    「よーしつくるぞ。ラウダ、ペンチ」

    「オペかな?」

     すっかり寝静まったグエルと、ひとしきりぐずったあとその腕をあむあむと噛みながら同様に眠りについた五号を見て、オリジナルは腕まくりをする。ラウダはあれこれいいながらも、指示に従う。この調子なら、日が昇るまでには作れそうだ。……わざわざこんなことをする意図がわからない、と言えば、嘘になる。ラウダ自身も、誰かを救うために、常識ではありえないことに頼ったのだから。

    「じゃあ、次は、……」

     不意に。部屋の扉があく。

    「え」

    「こんな夜中まで、悪い子」

     それが誰か、認識する前に。ラウダの意識が、途切れる。

    dice1d100=53 (53) (??)

    成功の場合dice1d5=1 (1)

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 22:51:28

    「……ッうあ!?」

     ラウダははっと目を覚ます。気のせいだろうか、頭がふわふわする、気がする。ついでにいうと、手足がうまく動かせない。すぐに気づく。眼前に、スレッタがいた。スレッタは微笑んで、ラウダの頬を撫でる。

    「普段ならこんなことはしないんですけど。麗しい兄弟愛ですね、それにただやっても、誰も狂気に陥らないのでは、面白くないですね?」

     彼女が立ち上がる。その、後ろに。グエルがいるのを、見て。ラウダは目を見開いた。

    「グエルさん。朝言っていた『ご褒美』、今あげましょうね。大切な弟さんに、しあわせになってる姿を見せてあげましょう」

    「……?♡」

    「兄さん?……兄さん!スレッタ・マーキュリーっ、お前、何して……!」

     グエルは薬が入っているのか、わかっているのかいないのか、ニコニコと笑っている。ラウダは今しがた目の前で起きていることが何なのか、理解できない、……理解したくなくて、顔を真っ青にする。目を逸らそうとする。動かない。目を閉じようとする。動けない。悲鳴を、あげようとする。それすらも、できない。

     手を伸ばす。伸ばすことはできる。だが、届かない。届かないのだ、指先が震える。スレッタはグエルに触れ、汗ばんだ皮膚を重ねて、肉を、骨を、蹂躙している。グエルは抵抗しない。できないのか、しないのか、ラウダには判断できない。あるいは溺れかけているみたいに、スレッタに縋っているようにも見える。わからない。わからない。これは、なんだ?

     ……これは、なんだ。

     濡れた声。猥雑な音。聞きたくない。聞きたくない! なのにラウダは逃げられない。助けることもできない。ただ、見ていることしかできない。

     狂気にのまれたのか、何なのか。ラウダの脳裏で、何かが、バチリ、と弾ける。

     気が付けば、空が白んでいた。

    「おいラウダ、完成したぞ!ふふんっ、さすが俺……ラウダ?」

     ラウダはゆっくりと顔を上げる。それから重い体をひきずるようにして、すやすや眠るグエルに近づき、ブランケットを剥いだ。

     グエルの胎が、微かに熱く、脈打っている。

    ラウダSANc:dice1d100=83 (83) (30) dice1d3=1 (1) /dice1d6=4 (4)

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:06:01

    ラウダSAN値:30→26
    グエル「嘘だろ?」
    ラウダ「ほんとに言ってる??」
    五号「正直一番『マジで?』って言いたいのは僕たちなんだよね」
    チャラン「あと5が出ればコンプじゃねえか。何やってんだ」
    グエル「……いや、ラウダは発狂しなかった。それにチャランが作った器具は完成したんだろう。ならば予定になんらかわりはない、シャッガイからの昆虫消滅作戦を実行する」
    ラウダ「慣れてるね。絶対にそれには慣れちゃいけないんだけどな……ところで、あまり技能値に多大なるマイナス補正がかかると、戦闘に影響が出るわけだけど」
    五号「あ、あう……うーん、じゃあー5でいいよ。いやほんと……」
    チャラン「ちょっと……若干、ほんとか?この状況……」

    スレッタ「おはようございます!」
    ミオリネ「おはよう。今日は四号からシャンを追い出して倒すんだっけ」
    グエル「おはよう」
    ラウダ「おはよう……」
    スレッタ「あっ……その、えっと……」
    ミオリネ「最早察せるものがあるわね。おめでとう」
    グエル「何故俺ばかりこんな……!?」
    ラウダ「……チャラン。作った器具の概要の説明お願い」
    チャラン「ああ。太陽光照射装置『ファラクト』。額に当ててスイッチを押せば、脳に直接日光の情報を送りこむことができる。副作用として使用された人間は、凄まじい勢いで叩きつけられた情報量によって、簡単に表すとデータストームを受けたみたいな状態になる。クトゥルフ的に訳すとSANチェック、さらにPOWが永続でー2となるぞ。見た目としてはビームサーベルみたいな感じだから、使うなら『こぶし』で振ってくれ」
    スレッタ「なるほど。まあ四号さん以外には使用しないでしょうから、デメリットはあまり気にしなくていいですね」
    ミオリネ「そうね。……それで、やるの?」
    グエル「当然だ。あっ、俺はくすりを飲んで参加する」
    ラウダ「過剰戦力かもしれないけど、ヒートアックスを持っていこうかな。もちろんやるよ」
    スレッタ「はい。舞台は、庭園。私は……負けません」

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:09:17

    これ、成功しても失敗してもこの後おくすり作れなくならない?

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:18:17

    期待値が低くなるだけで一応作れるはず
    確実性は低くなるので痛いが

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:47:32

    兄弟でありとあらゆる性癖を網羅していくなあ

  • 33二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:52:00

    これ5番だと誰が出てくるんですかね…?

  • 34二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 00:29:57

    男性陣のSAN値がガンガン減って逝くよ〜〜
    女性陣は可愛いとこもあるのになんでこんなに不気味なの???

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 01:00:18

    世界を渡ってようやく兄と出会えた弟にこの一連を見せつけるダイス神の性癖、激しいなあ…

  • 36二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 01:14:53

    薬で兄のSAN値が減らなくなったら弟の心をガンガン削ってくる…

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 07:00:38

    「スレッタ、ひのひかり、くるしい……」

    「ついてきてください、四号さん」

     外は柔らかな日差しがふりそそいでいる。古めかしい庭園に良く似合う花畑は、作るように指示した覚えこそないが、しかし。この場を、やけに麗しく彩っている。そこに辿り着くと、すう、と一陣の風が通った。

     スレッタは少しだけ、悲しそうな顔をする。あなたにどんな目的があったとしても、あなたが私に優しくしてくれたことには、変わりません。

    「何の話?」

    「だから。きっと、全部が終わったら。今度はもっと色々、あなたのことを教えてくださいね。何がほしいか、何がきれいか、何が好きか」

    「……ッ!?」

     スレッタが『ファラクト』のスイッチを、かちり、といれる。同時に、光の刃が現れる。四号は身構え、逃げようとする。外は快晴だ。逃れようがない。

    「いままで、ありがとうございました」

     微笑む。

     それを合図にするように、腰を落として。真っ直ぐに駆け出した。


    四号「戦闘開始だよ。ビームサーベルをあてるには、四号を『組み付き』で拘束してから『こぶし』に成功しないといけない」

    シャディク「……別にHPをゼロにして殺してもいいんだよ?」

    グエル「俺はスレッタに従う。組み付きを持ってないが、MA槍でノックアウト攻撃でいいか?」

    ラウダ「兄さんがそう言うなら、こっちも」

    ミオリネ「どっちも持ってないから見学」

    五号「僕もかな~、僕の能力殺すのに特化してるからね」

    スレッタ「わかりました!……四号さんは、私が助けます……!」


    『スレッタ』

    攻撃対象:四号 攻撃方法:組み付きdice1d100=77 (77) (70)

    『四号』

    攻撃対象:dice1d3=2 (2) 攻撃方法:神経ムチdice1d100=80 (80) (50)

    (組みつかれている場合振り払いdice1d100=81 (81) (45))

    『グエル』

    攻撃対象:四号 攻撃方法:MA槍dice2d100=59 22 (81) (共に70)

    『ラウダ』

    攻撃方法:四号 攻撃方法:組み付きdice1d100=95 (95)

    (スレッタが組みついている場合抑え込むのに参加するよ)

  • 38二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 07:26:47

    スレッタ「嘘でしょ?」

    ラウダ「そんなあ」

    四号「……」

    グエル「-5補正の存在忘れてたけどそれにしたって成功してるのが俺だけってどういうことだ?」

    ミオリネ「身重のグエルをあまり働かせないであげてほしい」

    五号「『身重のグエル』」

    チャラン「そうであってはならないんだよな」

    シャディク「パワーワードだね」


    「くっ、……!」

    「きゃ、あう、うぅ……」

     どちらかといえば直接戦闘には不慣れなスレッタは、うまく四号を取り押さえることができない。四号も、何やら青白い何かで攻撃しようとするが、するりと外してしまう。ラウダはおそらく戦いに集中出来ていないのだろう、上の空で宙を切る。

     その様子を見ていたグエルが、槍を構えなおしながら、「お前らなあ」と低く言いながら、くるりと槍を回した。穂先を下に、柄を上に構える。これで、少なくとも死ぬことはないだろう。

    「躊躇っているのか。ならば俺に指示をしろ、聞いてやる」

    「っ、グエルさん、四号さんを無力化してください!」

    「……はい、教祖様」

     グエルの頬が薬によってか、僅かに上気する。ラウダは一瞬、「きょうそさま?」と首を傾げた。しかしそれより先に、グエルが四号めがけてつっこむ。

    四号回避:dice1d100=44 (44) (24)

    回避失敗の場合ダメージ:dice3d6=2 5 4 (11)

    ノックアウト判定:dice1d100=63 (63) (四号の現在HPとダメージの値で対抗ロール)

  • 39二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 08:18:43

    四号「これもしかしてぴったり自動気絶?」

    シャディク「嘘でしょ?」

    グエル「勝ち」

    ラウダ「さすが兄さんだね」

    スレッタ「ふふ。それじゃあ、ファラクト、刺しに行きますよ~!」

    四号「待って。……こういう扱いにしても?」

    シャディク「……いいよ。そうしよう」


     四号の体が、ぐらりと倒れる。

     グエルは槍を下ろし、スレッタに場所を譲った。光の刃が向けられる。四号は倒れたまま、くちびるだけをはくはくと動かした。

    「スレッタ・マーキュリー……」

    「四号さん。……楽しかった、ありがとうございます」

     四号は顔を伏せる。それから小さく、呟いた。

    「最初から脆弱な人間のからだなど選ばなければよかった」

    「……え?」

     スレッタは顔をしかめる。四号は笑いながら、続けた。

    「この人間を操って遊ぶのも、お前を狂気に落とすのも楽しかったよ。だがこの屋敷で従者をするならば、あのイス人のように、もっと強い肉体を選べばよかった」

    「何を言っているんですか」

    「そう、たとえば、あの子とか」

     四号は目を見開き、それからくたりと倒れ込む。そのからだから、奇妙な生物が現れた。

     蟲だ。しかしそれは、スレッタの知るどの蟲とも違う。半円形の翅は三角形の鱗で覆われ、光沢のある触肢に覆われている十本の足は腹部の下にぶら下がっている。巻き髭で覆われた顔の中、まぶたのない大きな複眼は、表情などまるで分かるわけもないのに、確かに愉悦に満ちていた。蟲はスレッタに三つの口で笑いかけたあと、日影を縫うようにしてぶうんと飛翔した。そのからだは__、

    「何をするつもりかな?」

     シャディクによって、ぐしゃりと踏みつぶされる。

    「全く、守ってあげた恩も忘れて、一体どういうことなんだか」

     シャディクは微笑みながら、ミオリネに微笑みかける。怪我はない? 勿論。あまりにいつも通りのやり取りはしかし、先程の生物を見たあとだと、逆に異常ですらある。スレッタは、そしてラウダは、それを認識して、ゾッとした何かが背筋を伝うのを感じた。

    スレッタSANc:dice1d100=69 (69) (48) 0/dice1d6=3 (3)

    ラウダSANc:dice1d100=23 (23) (26) 0/dice1d6=5 (5)

  • 40二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 08:30:47

    スレッタのSAN値だけ40代なの凄いな
    ただこれシャンのセリフ的にスレッタに優しくしてた4号=シャンってことになるのか?
    あとシャンが死んだからスレッタの支配が解けてまともになるんだろうか?今までしてきたことに罪悪感を覚えそう…
    今からSAN値チェックめっちゃきそうで怖いよ……

  • 41二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 09:39:48

    そういや4号女体化したままだな…

  • 42二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 12:08:52

    従者がイス人、シャン、ティンダロスってシャディクもいよいよ何者なんだろう…

  • 43二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 12:54:25

    クトゥルフでよく出てくる神話生物…
    そういえばまだミ=ゴさん出てきてませんね

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 13:08:00

    本来従者ポジじゃなく主人側みたいだからなあ

  • 45二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 13:30:20

    対エネミーのシーンでは確か判定無しで制圧してたし、従者シャディクはいちいち怪しすぎる
    なお探索技能の出目

  • 46二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 13:40:55

    シャディクが目星50で振るのはデバフ扱いだったみたいだからな
    メモ書いてんのってシャディクなのかな?

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 19:28:58

     頭から靄が晴れていく。かつてスレッタを操り、四号を操っていた存在はもう居ない。もう、神様を召喚しようとも、思わない。あれは、呼んではいけない存在だ。スレッタはそれを知っている。

    「……んう……」

     膝で眠っていた四号が、かすかに身動ぎする。スレッタは「四号さん!」といって、その頭を撫でた。四号は気持ちよさそうに目を細め、くちびるを半開きにさせた。それから、はっとしたように一瞬目を見開くと、「ごめんね」と低い声で言った。

    「どうして謝るんですか?」

    「許されない、ことをした。僕は君を裏切ったんだ。君を一目見た時から、ついていくときめて。そんな理由で教団に入った僕を、引き立ててくれて。君にとってはただの儲のひとりだったかもしれないけれど、僕にとっては……君は、女神様だった」

    「四号さん……」

    「あれを寄生させられたあとも、意識自体はあったんだ。だけど君が喜んでくれるなら、いい、と、思って……僕は……」

    「いいんです」

     震えるからだで、抱きしめ合う。スレッタは祈るように、囁いた。屋敷の謎をとけば、先着一名は、どんな願いだって叶えてくれるんですよね。

    「わかりました。今から、全てをお話します」

    「スレッタ……」

    「どんな罰だって、……償いで、死ぬことだって。怖くないですよ」

    「なら僕も連れてって。僕のこと、覚えてくれるんでしょう。どうか一緒に、」

    「四号さん」

    「……祝福は、愛する君のために」

     スレッタのひとみから、ぽたりと涙が落ちた。

     声が、震えてしまう。上擦ってしまう。ああ、だめだ。きちんとしないと。だってこれが、

     最後なのだから。

    「この屋敷の謎は、私が__」

    「スレッタ・マーキュリー」

     と。

     言葉をさえぎったのは、ミオリネだ。

     彼女はじっとスレッタを見据え、それから四号に視線を向けた。表情がすとんと抜け落ちたような顔のまま、すうと。両手を広げてみせた。

    「それでこの屋敷から、出る気? ゲームを終わらせる気なのかしら」

     ラウダが怪訝な顔でそちらに目を向ける。一体何を、と問おうとした、ところで。

    「そんなの許さない。あんたたちはこの屋敷で無限に愛し合い続けるの」

     ずきり、と。

     __頭が割れるように痛む。

    スレッタSANc:dice1d100=4 (4) (45) 1/dice1d3=2 (2)

    ラウダSANc:dice1d100=20 (20) (26) 1/dice1d3=3 (3)

  • 48二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 19:35:04

    わー4号の中の人無事でよかった!!
    でもヤバイのやっぱり来ちゃいましたね…
    ラウダさっきから土壇場のSANチェック強いね

  • 49二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 19:46:04

    もしやこのゲームの主催を願ったのはミオミオなんだろうか?ミオミオがお姫様?
    ミオリネ&ラウダVSスレッタ&グエルかと思ってたけど
    スレッタ&ラウダVSミオリネ&グエルになる?

  • 50二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 19:51:04

    スレッタSAN値:45→44
    ラウダSAN値:26→25
     血まみれのスレッタが、たくさんの人間だったものを踏んで、踊るようにくるりとステップを踏み、歌うように唱える。
    「イエ、イエ、シュブ=ニグラス 千の仔を孕みし森の黒山羊よ
     トナルロ、ヨラナルカ 我が生贄を受け取りたまえ」
     空が割れる。スレッタの声に答えるかのように、夜の闇に閉じた天空から、"それ"はズルリと音を立てて舞い降りた。
     その、あまりに冒涜的な姿に。元々拷問されていた犠牲者はショックで、大多数の儲は狂気で自らの喉をかききって、死に至る。スレッタもまた、狂気に陥る。スレッタの中からずるりと這い出た虫が、ほかの生き残りに寄生する。スレッタは逃げる。全てから目を背けて逃げる。
    「……最低」
     誰かの声が聞こえた気がした。
     スレッタ自身の声。

     世界は終焉を迎えた。終わる世界から、ラウダは逃げた。グエルを助けたかった?そんなものは言い訳ではないのか?結局、ラウダにとってのグエルは救えていないのに。
     血まみれのグエルが、ラウダに手を伸ばす。かの神が気まぐれに身動ぎしたことでとんできた瓦礫が、彼の体を押し潰したのだ。「たすけて」。手を伸ばす。届かない。たすけられない。ごめんなさい。
     ああ、最低だ。最悪だ!自分はグエルを裏切ったのだ。一人だけで逃げたのだ。どうしてこんなことをした。蹲って頭を抱えていると、誰かが近づいてくる。
    「どうして殺したの」
     “こちらの世界”の、ラウダ・ニールの姿。

    「「__でも、こんなのは幻だッ!」」
     ぱりん、と。
     何かが割れる音がする。
     ミオリネは驚いたような顔をする。しかしそれから、心底嬉しそうに笑ってみせた。シャディクがぱちぱちと手を叩く。
    「嬉しいわ、それでこそよ」

     一方その頃__
    「グエル~なにあれ」
    「……あ、らうだ……?いたのか……♡」
    「あっだめだ幻覚がダメな方向に作用してトリップしてる」

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:02:57

    謎解きパート突入きた?
    今までのシナリオよりは情報広く拾えてたと思うけど全員生存いけるか全然予想つかない

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:07:37

    二人ともSANチェック突破してるの強いよ…
    グエルは薬がね…

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:10:24

    シャディク「というわけで水星ちゃんの目的は『四号含むできるだけ多くのキャラクターとともに脱出する』になったよ。ただし全員、『屋敷の謎を解く』行為が不可能になった」

    スレッタ「どういうことです?」

    シャディク「それをしようとしたらしただけミオリネがSANチェックを喰らわせてくるよ」

    ミオリネ「別にいいのよ?こっちとしてはね」

    ラウダ「何、その……何?」

    グエル「薬飲んだせいで蚊帳の外なんだが?お前らばかりかっこいいRPしててずるい」

    スレッタ「え、えっと。じゃあ、今は全員、『屋敷の謎を解いて脱出する』が目的、なんですかね?なら協力、できますよね!いったん情報共有しましょう、私は『私がこの屋敷の謎にかかわってる証拠』をいくつかもってます」

    ラウダ「呪文と魔導書を持ってる。『女神の退散』、『復活』……それと、『女神の招来』」

    グエル「おいラウダ何もってやがる!?」

    スレッタ「ラウダさんがもってたんですか!?!?」

    ラウダ「初日の展示室の謎解きでネクロノミコン写本を見つけてね。そこに書いてあった。おかげでSANチェックとクトゥルフ神話技能をプレゼントされちゃった」

    ミオリネ「スレッタは証拠を、ラウダは呪文を隠蔽していたわけか。割とずっと詰んでたのね。私としては好都合だから全然かまわないけど」

    スレッタ「ほんとにミオリネさん何者なんです??」

    グエル「何、その……何?」

    ラウダ「……でも、このままだとじわじわSAN値を削られて全員廃人エンドだよね。それがミオリネの目的なのかもしれないけど。とにかく、なんとかする方法を考えないと」

    四号「あ。……えっと、僕の扱い、だよね。四号は『従者四号』から『エラン・ケレス』になったよ。HP12の普通のNPCとして動く。クトゥルフ神話技能実質自動成功はなくなっちゃったけど、あの頃の記憶がまだ残っているからね。成功値70で薬を作ることができる」

    チャラン「オリジナルは俺なのに。解せない」

    五号「いったん黙ろうねチャラン」

    シャディク「……ふふ。それで、どうする?」

    dice1d3=2 (2)

    1:スレッタ「あっ、女神の退散の呪文がある……ん、ですよね?試してみます?」

    2:ラウダ「真面目に『お姫様』の謎解きについて考えようか」

    3:グエル「ミオリネにきもちいいくすりを飲ませてみるか?」

    【十日目 朝 終了】

  • 54二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:22:12

    召還呪文はやっぱりネクロノミコンに書いてあったのか
    クトゥルフ技能もその影響だったのね

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:27:04

    「……ミオリネ・レンブラン。『お姫様』はあなただね」

    「そうなのかしら、シャディク?そうかもしれないわ。そうだとしたら?」

     ミオリネはちらりとシャディクに視線をやったあと、嫣然と微笑む。ラウダはすっと目を閉じ、考える。

     __お姫様が、君の愛するそれで、『死』を願ったとき。

     ミオリネが、ミオリネの愛するもので、死を願う? 一体、どういうことだ。仮にそれをしたとして、何が起こる? 事態が好転するのか? 仮にミオリネの反応を信じるのであれば、このメモはミオリネ本人も知らなかった可能性が高い。スレッタは四号を庇うように抱きしめながら、ミオリネの方に視線を向ける。

    「ミオリネさん。どうか協力してください。私はあなたのことも、助けたい」

    「だけどスレッタ、あんたは外に出たいんでしょう?ゲーム盤の上で起きたことは、ゲーム盤の外には持ち出せない。この屋敷から出て、日常に帰っていく。でも、私は?」

    「どういう、ことですか」

    「言葉通りの意味よ」

    「質問に答えてください」

    「答えているのだけども」

     ラウダはその様子を見た後、グエルの方に視線を向けた。未だに幻にとらわれたまま、ぽやぽやと笑っている。五号に肩口のあたりをもぐもぐと噛まれているのに一切気にしていない。腕を組みながら、何かこう、昨日の……その……あまり思い出したくないが、あの夢のこともあり、色々と言いたくなるが、全ての感情を堪えて、努めて冷静に理性的になる。

    「兄さんも考えて」

    「? ? ?♡」

    「んみゃ、う。あのねグエル、ラウダはなぞときをかんがえてほしいんだって」

    「……わかった……♡」

     だいぶ危い感じだが、少なくともこちら側に意識が戻ってきたらしい。それで、……謎解き。お姫様が、愛するもの。『死』を願う。

     一体、どういうことだ?

    スレッタアイデア:dice1d100=45 (45) (70-40=30)

    グエルアイデア:dice1d100=12 (12) (85-40=45)

    ラウダアイデア:dice1d100=18 (18) (70-40=30)

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 20:40:53

    ここに来て冴え渡る狂人のアイデアロール

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:03:39

    今更だけど呪文見つけたのラウダでよかったな

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:13:46

    「……少なくとも、『お姫様』が愛するもの、というのは、音楽室にある……ピアノで、間違いないと思う」
    「あら、どうしてそう思ったの?」
    「ミオリネの様子がおかしくなりはじめたのは、ラウンジと音楽室で謎解きをしてきた日からだろう。ラウンジは俺達も見てきたが、そこまでおかしなものはなかった。となれば消去法で、音楽室だ」
     グエルが付け加えれば、ラウダもうなずいた。ミオリネは微笑み、「そうね」と首を傾げる。
    「私も知らないけれど、そうなんじゃない?」
    「だけど、『死を願う』のくだりがわからない。何か楽譜でもあるのだろうか」
    「う、う、うーん……エランさん、わかります……?」
    「……芸術には疎いんだ。ごめんね」
     エランは申し訳なさそうな顔をして、スレッタに身を預ける。ミオリネが辟易したような顔をして、その様子をぐるりと見やった。それからゆるゆるとため息をついて、「それで?」と低く言う。
    「それで、どうするつもりなの」
    「え?」
    「グエル、もう限界じゃない」
    「……う……♡」
     そこでグエルが、崩れ落ちる。よく見れば、額に汗が浮いていた。もう四度目のこととはいえ、そしてすべてを幸福に置き換える薬を服用しているとはいえ、さすがに苦しいものがあるらしい。とはいっても、こんな外で吐かせるわけにはいかない。ラウダが顔を真っ青にして、「五号!」と叫んだ。五号は「はいは~い」と言って、グエルを抱き上げる。
     庭園には、いつの間にか西日が差しこんでいる。
     この屋敷にみんながやってきてから、早十日。
     ミオリネはぼんやり考えながらその後姿を見やり、それからシャディクに視線を向ける。
    「あの謎解きの答え。私にだけ、教えて頂戴」
    「だぁめ。知りたかったら、ミオリネが自分で考えてね?」
     ミオリネは無言でシャディクの腕を小突いた。
    【十日目 昼 終了】

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:29:15

    ミオリネ「さあて、おくすりでもつくるのかしら。作ったとして、飲むのかしら?」

    スレッタ「あう、あうう……でも真面目にミオリネさんをどうにかしないと、バッドエンド……かはわかりませんけど、特にグエルさんは廃人まっしぐら、ですね……?」

    グエル「ああ。薬は飲んでいるけれど、結局のところその場しのぎだ。四号がエランになった以上、安定して供給できるという保証もなくなった。それになんだかんだラウダのSAN値も低くなってきている」

    ラウダ「うっ……それは、そう、だね……今日もこれからそこそこ大きなSANチェックが来ることは確定している。というかなんで兄さんはそのペースで産んでるの……?」

    ミオリネ「ね。私もちょっと予想外」

    スレッタ「ミオリネさん!?」

    グエル「ミオリネぇ!?」

    ラウダ「ミオリネの仕業ってこと?墜ちろサキュバス女ァ!!」

    シャディク「たはは……それじゃあ、今日も薬を作るのかな」

    四号「僕も参加する。99ではなくなったけど、一番技能値が高いのは僕だから」

    五号「そういえば四号はいつになったら男に戻るの?ずっと女の子のままでいるの??」

    チャラン「人数比的にはそっちの方がいいな。いいだろ四号、やれ」

    四号「……dice1d2=2 (2) (1:そっちの方が効率的だもんね。わかった 2:やだよ)」

    スレッタ「と、とにかく、つくります、よ!じゃ、じゃあ、作る薬は……」

    1:性転換薬 2:きもちいいくすり

    スレッタクトゥルフ神話技能:dice1d100=95 (95) (13) dice1d2=1 (1)

    グエルクトゥルフ神話技能:dice1d100=21 (21) (7) dice1d2=2 (2)

    ラウダオカルト:dice1d100=67 (67) (70/2=35) dice1d2=2 (2)

    エラン調剤:dice1d100=78 (78) (70) dice1d2=1 (1)

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:31:38

    クトゥルフの7割は信用出来ない
    はっきりわかんだね

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:33:29

    7割は外れる これは常識

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:46:55

    四号「あうあう」

    チャラン「気にするな。クトゥルフの七割の成功率は30%だから」

    五号「ポ〇モンで例えるならだいもんじやハイドロポンプだもんね」

    シャディク「確率の概念が壊れるね。……あれ、グエル?」

    グエル「あっ あ あ くすり くすりが て 手震える」

    ラウダ「兄さん落ち着いて!兄さん落ち着いて!!あしたっ、あしたまたつくるから!!!!」

    スレッタ「ヤク漬けグエルさん概念……」

    ミオリネ「使用されているのは『きもちよくなるくすり』です!って書くとヤバさが増してくるわね」

    シャディク「ふふふ。じゃあ今日はグエルの出産ぶんのSANチェックだけして眠るかな」

    グエル「ついに描写が省略された。あと出産って明言された」

    ラウダ「決して許してはいけないと思う。」

    スレッタ「きもちいいくすりでハッピーになりながら落とし子を産むグエルさん(完堕ち済み)(SAN値10代)(幻覚偏執症フェティッシュ)……」

    ミオリネ「文字起こしすると改めて本当に酷いわね」

    チャラン「あ。新ルルブ持ってないから実はよくしらないんだが、7版だと不定の狂気って一時間じゃなくて一日の減少量で計算するらしいな。ここだと全部6版で処理しているが、多分落ち着く時間もないだろうし、せっかくだから7版のこの不定ルールも採用するぞ」

    ラウダ「つまり?」

    チャラン「このSANチェックで1以上SAN値が減ったらめでたく不定の狂気追加だ。あとまた健忘症が出たらちょっと扱いめんどくさいから振り直し。おめでとうラウダ」

    ラウダ「決して許してはいけないと思う。」

    スレッタ「と、とにかく!おやすみなさい、です~……!」dice1d2=1 (1) (今日は起きていられないのでブラフです)

    ミオリネ「おやすみ。……ふふ、『素敵な夢』を見てね?」dice1d2=1 (1)

    グエル「死にたくない」(夜行動禁止)

    ラウダ「とても死にたくない」(夜行動禁止)

    スレッタSANc:dice1d100=32 (32) (45) 0/1

    ラウダSANc:dice1d100=89 (89) (25) 0/dice1d3=2 (2)

    失敗の場合ラウダ不定の狂気:dice1d10=5 (5)

    【十日目 夕 終了】

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:50:13

    ラウダーッ!!

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:19:48

    ラウダSAN値:25→23


    ラウダ「終わった」

    グエル「おそろいだな♡何に執着する♡?」

    ラウダ「何故?絶対……絶対おかしい。何かからくりがあるはずだ」

    五号「ないよ。全部そういうお導きだよ」

    チャラン「……不定の狂気、4番と5番は違いが曖昧だ。うちのハウスルールでは前者が『状況や行動』に対して、後者は『人や物』に対して、という解釈でいるんだが。それでお前ら二人ともそろって下手に4番引くより5番引いてるの、マジで女神が邪神すぎるだろ」

    ラウダ「うう、……そうだよね、相手が人かもので固定なら、『この屋敷から脱出する』に執着することはできないんだもんね……?」

    グエル「ほら♡ラウダも可愛い山羊の結晶に執着してくれ♡たぶん四人目は男の子だぞ♡な?♡♡」

    ラウダ「兄さんもしかしてやけになって道連れにしようとしてる????」

    グエル「死なばもろともだ」

    五号「麗しき兄弟愛(笑)」

    チャラン「あー、でも実際、あの状況で発狂したとなると、他の要素をあげるのも難しいんだよな……?『悪夢』『血まみれグエルの幻覚』『さして貴重でもなくなってきた出産シーン』。すごいな、こうしてみると見事に全部グエル関連だ」

    五号「シャンを目撃してもSAN値減らなかったのにね……?露骨だなあ……」

    チャラン「一応選択肢は提示しておく。『1:山羊の結晶』『2:種類としてのグエル』『3:人物としての元の世界のグエル』『4:ヒートアックス』にしておこう」

    ラウダ「最後の選択肢ふざけたよね!?ううっ、でも、それが一番ましなのも事実だ……引くよっ、4!」dice1d4=3 (3)


    「……」

    「スレッタ」

     スレッタは抜け殻のように窓の外を見つめている。エランは少し悩んだあと、そのからだをぎゅうっと抱きしめた。柔らかい。あたたかい。スレッタはゆっくりと、振り返る。

    「僕は知っているよ、君が、本当は心優しい普通の女の子だって」

    「……エランさん……」

    「色々あって、つかれてしまったんだよね。今日はもう眠ろう」

    「眠るまで、傍にいて。手を、繋いでいてくれますか」

    「うん」

     二人は世界から隔絶されたような気になって、身を寄せ合う。いずれ来る終わりに怯えるように、静かに。やがて、ゆっくりと。意識が、闇に溶けていく。

     決して離れてしまいませんように。

    dice1d3=1 (1)

    dice1d100=77 (77) (??)

    成功の場合dice1d5=4 (4)

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:29:26

    ラウダは兄さんに執着しますよねっていう納得を引き出してくるダイス

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:40:21

    スレッタSAN値:45→44


    ラウダ「ふうん。……あれ、この場合目的の処理ってどうなるの?」

    チャラン「元の世界のグエルを救えなかったことから、彼に強い執着を覚えている。ただし、銀の鍵はもう譲渡したから、元の世界に帰ることはできない。彼の未練を晴らすため、『屋敷の謎を解き明かす』行為すら許されない。となるとまあ、こっちのグエルを元の世界のグエルに仕立て上げるしかないんじゃないのか?」

    五号「血縁関係のない赤の他人を兄と呼んで理想の兄にする構図、ボブが登場したての頃にちらっと見たやつじゃん。懐かしいね」

    グエル「懐旧に浸るな なんか凄まじい勢いで状況が悪化した気がする くすりもない たすけてくれ」


    「お、おはよう、ございます……」

     スレッタは目の下に隈をつくりながら起きてきた。酷い、悪夢を見た。内容までは覚えていない。なんとか集合こそできたが、四号にくっついていないとまともに歩けない。

     医者であるグエルは、その様子を見て、心配したような顔をする。不眠は管轄外だが、簡単な問診ぐらいはできるかもしれない。そう思って、歩み寄った。

    「おはよう、大丈夫か?スレッタ」

    「兄さん」

     そこで、ラウダが話しかけてくる。

     ラウダは無表情のまま、グエルをじっと見つめた。

    「『兄さん』は、そんなことしない。でしょ?」

    「は、お前、何を言って……」

    「どうして疑問を持つのかな。あなたは兄さんだ。ラウダ・ニールの、グエル・ジェタークだ。違うかな」

     シャディクが扉を開ける。と、同時に、ミオリネがあくびをしながら入ってきた。そしてその様子を見ると、一瞬ぱちぱちと瞬きをしたあと、「ああ」と手を叩き、目を輝かせる。

    「おはよう。そしてもっと、もっとして。狂気に落ちて。……嬉しいわ」

     そうしてミオリネは、シャディクそっくりの笑みを浮かべてみせた。

    dice1d3=2 (2)

    1:スレッタ「薬生産チャレンジしますよ」

    2:グエル「謎解きだ。アイデア振るぞ」

    3:ラウダ「とりあえず音楽室に移動する?」

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:56:04

    グエル「この謎解きが多分一番重要なのは事実だ。アイデア振るぞ」

    シャディク「情報集めるとかしなくていいの?今の状態だと本当に重要な要素が抜けてるから、-40で振るし……成功してもあげられるのは断片的な情報だけで、クリティカルでも出さないと答えはでないよ?」

    ラウダ「いや、とにかく早くしないと。……成果を焦っているのは自覚している。それでも、焦らなければならないほど、SAN値がまずくなっているのも事実だ」

    スレッタ「そう、ですね。グエルさんとラウダさんのせいで霞んでますけど、初期値が60だったことを考えると、本来SAN値44ってそこそこ危険な領域ですからね……?」

    ミオリネ「ふうん。まあ頑張ってよ。せいぜい、……そう、せいぜい、ね……?」dice1d3=3 (3)

    スレッタ「またダイス振ってる……」

    グエル「今くすりないから俺にあたったら死ぬのでは?」

    ラウダ「あれ?もしかして『兄さん』の生還だけが条件なら兄さんのSAN値がゼロになっても問題ないどころかむしろ好都合なんじゃないかな?ねえチャラン」

    チャラン「凄まじいリアル説得来たな」

    五号「救う素振りくらいは見せてあげてほしい」

    グエル「そうだぞ!何よりSAN0になって物理的に死なない保証はないんだからな!?」

    ミオリネ「殺さないわよ?」

    スレッタ「ミオリネさんが決めるんですね、それ……?」

    シャディク「あー……そうだね、じゃあ、ピアノに関する情報が手に入れられるか、チャランが芸術。ここの成功が最低条件ね。で、他の三人はアイデアー40で、成功したらまた何か情報出してあげるよ」

    チャラン芸術:dice1d100=50 (50) (90)

    スレッタアイデア:dice1d100=2 (2) (70-40=30)

    グエルアイデア:dice1d100=5 (5) (85-40=45)

    ラウダアイデア:dice1d100=82 (82) (70-40=30)

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:58:11

    クリティカルきた

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 00:05:13

    ここでクリティカル出すの「持ってる」なあ

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 00:11:09

    シャディク「??????????????」
    スレッタ「花婿なら、お嫁さんを……信じます!」
    グエル「このグエル・ジェタークが負けてたまるかよ」
    ラウダ「(BGM:祝福)」
    ミオリネ「何の不正よこれ。何の不正よこれ!?」
    四号「シャディクがクリティカルでも出さないとっていうから……」
    五号「これがフラグ回収ってやつ?ここまで鮮やかなのははじめてみた」
    チャラン「……そうだな。じゃあ俺はピアノ……というか音楽について、こんな情報を提示する」

    「関係あるかはわからないが。音階を数えるとき、『ドレミ』で数えるのはイタリア語式なんだ。例えば他だと『いろは』、『ABC』で数える」
     チャランはそう言って、頬杖をついた。
    「あとはまあ、レ・プレリュードっていう交響詩は『人生は死への前奏曲』という考えに基づいて……」
    「足りる」
     そこでふと、スレッタが指をひとつふたつとあげて、はっとしたように顔を上げた。
     グエルも同じことに気づいたのだろう。スレッタと視線をあわせて、頷く。スレッタはミオリネをちらりと見やったあと、こう、つづけた。
    「死を、『DEAD』とするならば。ピアノの音階だけで、入力ができます」
    「レ、ミ、ラ、レ、だな。……一体、これを入力して、どうなるのかまではわからないが」
     やってみる価値はある。
     スレッタが真っ先に立ち上がる。グエルがすぐに続いた。ラウダも、一瞬ぽかんとしたような顔をしたあと、歩き出す。ミオリネは唖然とした顔で、その後姿を見つめていた。
    「……どうして……」
    「何故、って」
     スレッタは振り返る。そうしてにぱ、と笑った。
    「まだおすすめの恋愛小説、教えられていないので!」
    『そう。時間があったら、何が面白いかおしえてね』
     ミオリネの脳裏に、一日目の記憶がよみがえる。ミオリネはくちびるを半開きにさせて、震える。それからほとんどからだを引きずるようにして、ゆっくりと、そのあとをついていった。
    【十一日目 朝 終了】

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:36:48

    「レってこれでしたっけ」
    「こっちのはずだ」
    「二人とも違うよ」
     三人はわいわいと、ピアノに向き合う。しばらくもしないうちに、ミオリネが合流した。スレッタはひとつひとつ、確かめるように音を鳴らす。たどたどしい手つきだ。見るからに、慣れていないことが分かる。ぽーん、ぽーん、ぽーん。
     ぽーん。
     最後の鍵から指を離すと同時に、どこからか、ひらり、とメモが降ってくる。シャディクがかすかに目を伏せた。四号はゆっくりと、メモの内容を読み上げる。
    『クワイエット・ゼロ』
    この薬は人間ではない存在にも効果がある。飲むと一晩の間SAN値が0になったあと、この世界の人間として完全に統合され、翌朝SAN値を元の値に回復する。『山羊の結晶』をひとつ、ターンを一回分使い、完全に正気の、服用する相手を思っている人間が、祝福を込めて祈ることで、ひとつつくることができる。
    「……これ、って……」

    ミオリネ「……」
    シャディク「…………」
    グエル「これ飲めば五号は『HO4ラウダ』を狙う理由がなくなる……のか?」
    五号「そうだよ!非常に癪だけどね!!」
    ラウダ「飲む。幸いにも山羊の結晶は四つもある」
    チャラン「『何故か』な」
    スレッタ「SAN値が0になるってどういう扱いになるんですか?」
    四号「色々あるけど、『復活』の呪文を使った時の1d3を降るよ。ただし効果は一晩限定」
    ミオリネ「わ、わたし、は……」
    グエル「俺は作るぞ。ラウダのことを考えながら祈ればいいんだろ?」
    ラウダ「ありがとう。正直このまま生還してもティンダロスに狙われるエンドになりそうで怖かった」
    スレッタ「わ、わたしもつくり、ます!……これ、たぶん、本来はミオリネさん用……ですよね。ね?おねがい、します。やらせてください」
    ミオリネ「……スレッタ」
    スレッタ「あなたが、何者か。気になるけれど聞きません。私だって酷いこと、たくさんしたから。これでおあいこ、です」
    ミオリネ「あんたね。……ありがとう」
    【十一日目 昼 終了】

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:47:46

    スレッタ「薬作りターンですね」

    グエル「いちおう『夕』って名前のはずなんだがな」

    ラウダ「スレッタと兄さんは『クワイエット・ゼロ』をつくる。残り二人は一応、性転換薬ときもちいいくすりの制作をしようか」

    ミオリネ「ありがとう。……まさか、こんな……」

    シャディク「……よろこんで、くれた?」

    ミオリネ「ええ。とても。……」

    スレッタ「本当にHO2コンビ何があるのか得体がしれなさすぎて怖いですね」

    グエル「というか全員得体がしれないだろ。世が世ならラスボスになれるハンドアウトシリーズじゃねえか」

    ラウダ「宗教団体の教祖&シャン、その狂儲&ティンダロスの猟犬、時間旅行者&イス人……なんで最後が一番まともなの……?」

    四号「それじゃあ、おそらく。これで最後だ。気合い入れて降ろうね」

    ラウダ「もちろん。四号こそ」

    スレッタ「私たちはダイス振りませんが。やります、よ~!」

    グエル「ああ。いよいよ大詰めだな」

    1:性転換薬 2:きもちいいくすり

    スレッタ:『クワイエット・ゼロ』制作(ミオリネ用)

    グエル:『クワイエット・ゼロ』制作(ラウダ用)

    ラウダオカルト:dice1d100=49 (49) (70/2=35) dice1d2=2 (2)

    四号調剤:dice1d100=35 (35) (70) dice1d2=2 (2)

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 07:12:24

     スレッタが指を組み合わせると、結晶がどろりととろけ、さらさらとした、真っ白な……一見、ただの牛乳にも見える液体が完成する。ミオリネはそれを手に取って、震える。やっとというようにくちびるを開いて、「いいの?」と尋ねるように言った。

    「もちろんです。だからきっと、この屋敷から出たら、一緒に本屋さんに行きましょうね」

    「……ありがとう、すれった……」

     ミオリネのひとみから、ぽたぽたと涙が溢れる。その感情と一緒に、なみなみと注がれたそれを飲み込んだ。

     ごくり、と。

     かすかに、喉仏が鳴る。


    「??? 飲むの?これ……」

    「ああ。これでお前が五号に狙われることはなくなる」

    「目の前で獲物が獲物じゃなくなる日が来るとは思わなかった」

    「危険なものではないぞ。断言はしないが」

    「兄さんはそんなことしなむぐ」

    「はいはい、お薬飲もうな~」

    「手馴れてるね、流石医者」

    「小児科か???」


    スレッタ「これで一晩経ったら、ミオリネさんは人間になる。そうすれば、外に出られます、ね?」

    ミオリネ「ええ。……そのはずよ」

    グエル「ああ。そうだ、俺はdice1d2=2 (2) (1:念には念を入れてきもちいいくすりを飲む 2:もうあんな薬は飲まん)」

    ラウダ「そういえば副作用があるんだっけ。大丈夫、かな……?」

    ミオリネ「最後なんだもん。それぐらい甘んじて受けるわ」dice1d3=1 (1) dice1d2=2 (2)

    ラウダ「うん。『弟』を見てた感じ、ちょっと心配だけど、ね……?」dice1d3=2 (2)

    スレッタ「じゃ、じゃあ、私は……dice1d2=1 (1) (1:夜が開けるまで四号さんとお話してます 2:早めに寝ますよ)」

    グエル「さっさと寝る。余計なSANチェックをもらいたくはないからな……?」

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 07:25:44

    ちょっと不穏だけどハッピーエンド見えてきたか……!?

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 07:34:04

    グエルの出産()はどうするんだろ
    ミオリネをなんとかしたしなんとかなるのかな

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 08:59:36

    感動的な展開なのに4号を元に戻す気がないダイス
    ミオリネはこの屋敷の中でしか生きられないような状態だったのかな?
    性転換薬飲んでも効かなかったかもしれんのか

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:07:38

    SAN0で復活の時の1d3ってもしかして副作用のあれ?大丈夫かな…

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:42:46

    「薬の効果は出ているみたいだね?じゃあ今日はもう、ゆっくおやすみ」

     シャディクはミルクピッチャーを遠ざける。もう彼女には不要なものだ。少し、悲しい。ミオリネはゆるゆると息を吐き出して、「シャディク」と名を呼んだ。

    「どうした、のっ、……」

     ミオリネはシャディクを押し倒す。そうしてゆっくりと、その頬に噛み付いた。痛みはない。傷もない。だが、あまりに突然のことで、ショックを受けたような顔をする。ミオリネはそれを見て、にい、と笑った。

    「あんたがそういう顔してるの見るの、すっごく、ゾクゾクする……」

    「な、なに……?どうしたのミオリネ。それやるなら水星ちゃんのとこに行ってよ、ついでにSANチェックプレゼントできるよ」

    「さっきのダイス、スレッタとシャディクで選択したらあんたが出た。つまりそういうことよ」

    「どういうこと!?!?あっ待ってやめ」


     部屋に戻ってからラウダの様子がおかしい。何やら落ち着かない様子で部屋の中をぐるぐるとまわり、横髪を弄くり回す。

    「のどが、かわいた」

    「水でもとってきてやろうか」

    「お腹がすいたんだ」

    「夜食を用意した方がいいか?」

     ラウダはぐるりと振り返る。

     その目が爛々と金色に輝いているのを、認識した瞬間__グエルは、いつか見た夢のように、ラウダに手を取られ、押し倒されていることに気づいた。


    グエル「待て!これあれだろ、夢じゃないからシャレにならないやつだろ!?」

    五号「でも誰も淫魔化の詳細や対策方法手にいれてないじゃん」

    チャラン「諦めろ……と言いたいところだが、問答無用で越えちゃいけない何かを越えるのも可哀想だ。一応ヒントになる情報は二つ拾っているから、対策が思いつくかINT*3で振っていい。対策が実行できるかはラウダのPOW判定だな。両方成功でセーフだ」

    グエル「クリティカル!今日俺はクリティカルを出してきたんだ、そのボーナスで……!」

    ラウダ「あれで謎解きしたんだから無理じゃない?」

    五号「そうだね。大人しく振ってね。まあグエルはINTが高いしラウダはPOWに補正がつく、そのつもりでミオリネと違って相手固定にしたんだし」

    ラウダ「くすり飲んでないから抵抗の余地があってよかったね」

    グエル危機一髪:dice1d100=38 (38) (17*3=51)

    ラウダPOW判定:dice1d100=55 (55) (65)

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:47:14

    どこもカップリング大発生ですね(白目)

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:54:09

    耐えた!珍しい!!

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:54:14

    グエル「偉い!!!」

    ラウダ「補正なかったら危なかった……」

    五号「ちぇ。面白くないの~」

    チャラン「……そうだな。ならグエルは兄さんの洞察力でかつての記憶を思い出す」


     なんだこれは。なんだこれは?悲しいことに“それ”に慣れきってしまった脳は、これから何は起きるのかを否が応にも察する。察してしまう。

     __しかしここでグエルに電流が走る。

     そういえばミオリネは以前、やけに『女神の乳』を持ち逃げしようとしていた。それで何をしていたかは分からないが、仮にこれが『淫魔化』とやらならば、サキュバスを当てられたミオリネと同様の対策が取れるのでは?

    「ラウダ!わかった、お前のごはんをもってきてやる。少し待ってろ!」

    「僕(可愛い!)のごはんは君だよ?」

    「黙れよ五号!今早急に解決せねばならない重大な用事があるんだから……!」

     グエルはラウダの体を押し返し、ぽやぽやしている彼を半ばひきずるようにして部屋を飛び出す。山羊の結晶はまだ二個余っているし、どちらも共用スペースに置いてある。そこから両手で汲み取り、ラウダに差し出した。

    「飲め。これでなんとかなるはずだ。……なんとかなってほしい」

    「?」

     ラウダはそこから、こくり、とひとくち飲んだ。途端に、ラウダの体から力が抜ける。どうやら眠ってしまったらしい。

     ……手のかかる弟だ。

     グエルはラウダをおぶると、部屋に戻る。安らかな寝息を立てる彼をベッドに寝かせると、自分は安楽椅子に座り、静かに目を閉じた。

    「ねえ僕のごはんは?」

    「……俺の腕でもかじってろ」

    「わあい」

    dice1d100=38 (38) (50)

    dice1d2=1 (1)

    dice1d100=6 (6) (??)

    成功の場合dice1d5=3 (3)

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:54:46

    くすり飲んでたら絵面がやばいどころじゃなかったな

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:56:47

    終わりのボーナスモード発生ですがdice1d3=2 (2)

    1:大人しくボーナスモードを享受する

    2:SANcが増えるのは可哀想なので4にスライドする

    3:せっかくなのでまだ出ていない5にスライドする

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 10:35:41

     グエルの意識が浮上する。目の前にはラウダがいる。ラウダは何故かちょっとぼろぼろになっている。

    「な……なんだ?その……」

    「……なんでもないよ。ちょっと、ね」

    「そうか……喉の渇きは収まったか?だめなら……」

    「だめ」

     ラウダは短く言い切る。グエルがこめかみから冷や汗を流しながら、「な、なら、もう一度あれを飲むか?」と尋ねる。ラウダは半ば無理矢理グエルの腕を掴む。ずいと顔を寄せる。抵抗しようにも、できない。ひ、と喉の奥で何かが擦れる。ラウダがぱちぱちと数度瞬きをする。闇の中で沈んでいた茶色い瞳が、グエルのひとみの色を反射してか、青く、輝いた。気がする。

    「いらない」

    「い、いや、でも……」

    「『弟』。ラウダ・ニール。ミオリネ・レンブラン。スレッタ・マーキュリー。……どれが一番あなたのお気に入りか、考えたんだ」

    「え、」

     ラウダが微笑む。吐いた息が、混ざり合うほどの距離だ。ラウダの口許が緩むのを、グエルは呆然と見ていた。

    「手のかかる弟は可愛いでしょ?」

     気がついたら、胸元が寛げられている。

     ラウダは手のひらで、グエルの左の胸を撫でた。ドクドク、嫌に脈打つ。鼓動が、早くなる。そこに、そうっと耳を寄せて、ラウダは夢見るように、囁いた。

    「この身体に、同じ血は流れていないんだよね」

    「……ああ、そうなる、な……?俺の弟は『弟』だけ、だ。……だが」

    「ならいいよね」

    「は?」

     ラウダが微笑む。

    「ねえ『兄さん』。もう一人、欲しいな……?」

     まだもう少し、帰したくないんだ。

     近づいてくる身体に、現実逃避すらできない。悲鳴すら、あげられない。酸素を求めるように、あるいは叩きつけられる感覚によって、グエルの喉から、半ば嬌声めいた悲鳴が漏れた。


    「っあ!?」

     グエルは目を覚ます。ベッドでは相変わらずラウダが眠っている。しかしなんというかこう……その……非常に認めたくないが、からだが、重い。

     恐る恐る自身の腹部に手を当てる。

     熱く、かすかに脈打っている。

    「__結局こうなるのかよおおおお!?!?」

     五号が「ぐえるうるさい、あとごふん……」とぐずりはじめた。

    グエルSANc:dice1d100=37 (37) (12) 1/dice1d3=2 (2)

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 11:40:47

    わーSAN値一桁目前(白目)
    きもちいいくすりで淫魔化した弟と放送禁止な絵面になるのと
    夢の中で弟の顔した人外に落とし子植えつけられるのと
    どう転んでもアウト案件ですね…

  • 86二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:56:24

    グエルSAN値:12→10


    ミオリネ「ありがとう。ありがとう。みんなのおかげで私は人間になれた。本当に嬉しいわ、……ありがとう」

    スレッタ「ミオリネさん……!やくそく、まもってくださいね。ところでグエルさんはどうして表情が死んでるんですか?」

    グエル「……」

    ラウダ「えっと……いよいよ行動技能のマイナス値が指定されなくなったよ」

    スレッタ「あっ……」

    ミオリネ「なんでいい感じで締めようと思ったのにこうなるの?」

    グエル「俺が聞きたい。明らかに何かがおかしい。確率が狂っている」

    ラウダ「兄さんの初期SAN値って50だったよね?なんで1/5減るどころか1/5になってるの??」

    シャディク「……ふふ。じゃあそうだね、君たちが集合すると、シャディクが歩み寄ってくる」


    「おめでとう、おめでとう!君たちはこのゲームの本当のクリア条件を達成した」

     シャディクは笑いながら、手を叩く。ミオリネはそちらを見て、瞬きをしたあと、きっと睨むような表情をする。

    「これは勝負だよ。君たちの誰がこの屋敷の謎を解くことができるか」

     __それとも、『それ以外』の道を選ぶか。

     シャディクはぱちりとウインクをする。と、同時に、その額から、一対の山羊の角が現れた。「ほんとの姿になると、きっとみんなびっくりしちゃうから。ネタばらしはここまでね?」と言いながら。

    「本当に、おめでとう。ゲームは楽しくないといけない。遊ぶのを通じて、仲良くなりたかった。ご褒美も用意してあげたよ。スレッタには再び俺と出会う機会を。ミオリネには人間のお友達を増やす機会を。グエルには失った大切な人と出会う機会を。ラウダは来る予定がなかったから、びっくりしちゃったけど」

     でも、と続けながら、シャディクは口角を上げる。

    「……どれも、君たちは選ばなかった。屋敷の謎に隠された、本当の『真実』を掴みとったんだ。ミオリネが言っていたね。ゲーム盤の上で起きたことはゲーム版の外には持ち出せない。俺は勝者の望みを叶えるよ。君たちは、日常に帰還することができる」

     笑みを深める。

     少しだけ、寂しそうにも見えた。

    スレッタSANc:dice1d100=96 (96) (44) 0/1

    ミオリネSANc:dice1d100=17 (17) (24) 0/1

    グエルSANc:dice1d100=2 (2) (10) 0/1

    ラウダSANc:dice1d100=99 (99) (23) 0/1

  • 87二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:58:58

    ダイス目ー!?

  • 88二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:02:28

    ここでクリティカル引くグエルとファンブる約2名
    夢の中のラウダがぼろぼろだったのはそういうことだったんですね

  • 89二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:11:18

    シャディク人外ポジだろうとは思っていたけどミオリネに噛まれてショック受けてたのちょっとかわいいな

  • 90二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:12:47

    スレッタSAN値:44→43

    ラウダSAN値:23→22


    「……どういう、こと?」

     ミオリネが言えば、シャディクは指を組みながら、言葉通りの意味だよ、と言った。

    「俺の負けだ。そっちの『エラン』も含めて、送ってほしいなら送ってあげる。明けない夜はないんだから」

    「シャディクは、どうするの」

    「シャディクも僕も、ついでにオリジナルも。僕らはゲーム盤の上の存在だよ。外には出られない。出てはいけない」

     五号は諦めたような顔で微笑む。視線の先にはグエルがいる。「君と遊ぶの、とっても楽しかったよ」と、笑いながら。オリジナルも、「俺はもう少しここにいる。そうしたらこれを持って星に帰る、その時には『本物のオリジナル』の精神も返そう」と言った。ラウダはヒートアックスを握りながら、それをじっと見た。

    「改めて、自己紹介をしようか」

     シャディクが、結局破壊された穴から這い出していた、その玄関扉を__大きく開け放つ。

    「俺はシャディク・ゼネリ。この館の主だ。……あるいは、君たちはこう呼ぶだろう、『シュブ=ニグラス』と」

     屋敷の中に清らかな風が吹き込む。シャディクの髪が、角が、朝日を浴びて輝いている。その後ろ姿をじっと見つめて、ミオリネは「シャディク……」と小さく、呟いた。

     そうして振り返ることなく、少しだけ、俯いた。

    「さよなら、みんな。どうかここで起きたことは忘れて、決して夢にも見ないでね」

    dice1d3=3 (3)

    1:屋敷の外に出る

    2:……もう少し、のこっている

    3:グエル「待て!今でたら俺の扱いは!俺の扱いはどうなるんだッ!?」

  • 91二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:19:43

    ボーナスタイム?
    そうですよね産み落としタイムの処理まだですからね…

  • 92二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:32:00

    さっきのSANcが腹のことが気がかりでそれどころじゃないみたいになってそうで笑う

  • 93二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:34:09

    グエルはもう身重のプロだからね()
    そりゃお腹の子供のことちゃんと気にするよね()

  • 94二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:39:57

    4号も結局元に戻れていないのでは…?

  • 95二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 13:43:27

    5が出てたらご本人様が登場してたのだろうか

  • 96二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 14:00:31

    シャディク「いい雰囲気でエンド描写にうつる予定だったんだけどなあ」

    グエル「だって……だってこんなっ、このまま出たら俺と腹の子はどうなる!?」

    スレッタ「せつじつですね」

    ミオリネ「五人目ともなると手馴れてるわね」

    ラウダ「子供に対する執着……」

    シャディク「……あー、もういっか。言っちゃうと、性転換薬を飲めば堕胎できるよ。そもそもそれ用のアイテムだったし」

    五号「人外判定機は実はオマケなんだよね。飲むと『純潔のからだ』になる、つまるところ落とし子ダイスがリセットされる。こっちが本命の効果」

    四号「でも性転換薬できたら僕が優先して飲みたい……」

    チャラン「そういえばお前女体化したままだったな」

    ミオリネ「……」

    スレッタ「どうしたんです、ミオリネさん?」

    ミオリネ「いえ、グエルに産ませるのも、ありかもしれない……と思って」

    グエル「どういうことだ?」

    ミオリネ「このまま出たらエラン四号以外のNPCはロスト……って言っていいのかわからないけど、便宜上ロスト確定。それを何とかする手段は……」

    ラウダ「……『クワイエット・ゼロ』?」

    ミオリネ「ええ。誰かさんのおかげで既に二つはある。あとひとつ……今グエルの腹にあるぶんを足せば、みっつ。ちょうどNPC全員分が作れる」

    グエル「個数で単位を数えるのをやめろ。俺の子だ」

    ラウダ「本当に面白い」

    グエル「間違えた。俺とラウダの子だ」

    ラウダ「思い出したように巻き込まないでほしい」

    スレッタ「う、うーん、どう……します?とりあえず薬を作ってから考えますか?」

    ミオリネ「そうね。シャディク、私たちは十二日目の『朝・昼』ターンを使って薬を作る」

    シャディク「わかった。ミオリネがそういうなら」

    グエル「あれ?ということは俺は性転換薬をのんでいたら産む回数が少なくなっていたのか?」

    五号「……まああの状況だと、グエルが飲むのが最適解だったのは間違いないね」

    1:性転換薬 2:きもちいいくすり

    スレッタクトゥルフ神話技能:dice2d100=43 70 (113) (13) dice2d2=1 1 (2)

    グエルクトゥルフ神話技能:dice2d100=62 52 (114) (7) dice2d2=2 2 (4)

    ラウダオカルト:dice2d100=40 35 (75) (70/2=35) dice2d2=2 2 (4)

    エラン調剤:dice2d100=59 71 (130) (70) dice2d2=2 2 (4)

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 14:04:21

    見事にきもちいいくすりしかできていない…
    ラウダが性転換薬飲まされて生贄にされてたのは性別と純潔の確約のためか

  • 98二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 15:50:11

    エラン「???????」

    シャディク「女神はスレッタ・エランを百合にして帰したいみたいだね」

    五号「本日の不正ダイス」

    チャラン「諦めろ」

    グエル「あもしかして俺産む以外選択肢がない感じか?」

    ラウダ「兄さんきもちいいくすりのんで 早く」

    スレッタ「で、でも……シャディクさん用の薬を作るのはミオリネさん、五号さん用の薬を作るのはグエルさん、チャランさん用の薬を作るのはラウダさん……ですよね。祈りを込めなければいけない関係上、きもちいいくすりをのんだらだめ……なのでは?」

    ミオリネ「先にグエルと誰か一人だけ作って、グエルがくすりを服用してる間に産んだ三つ目で残りをつくる……みたいな感じにすればいけないこともないだろうけど」

    シャディク「もうエンドは近づいてきているんだ、せっかくだから派手にやろうよ。というわけでグエルが五号用の『クワイエット・ゼロ』を作り出すと同時に、グエルの顔が青くなる」

    グエル「決して許してはならない」

    ミオリネ「今回も被害者枠……」

    ラウダ「兄さんちゃんとダイスお清めした??」

    スレッタ「一度塩でも撒いた方がいいかもしれませんね」

    ミオリネ:『クワイエット・ゼロ』制作(シャディク用)

    グエル:『クワイエット・ゼロ』制作(五号用)

    ラウダ:『クワイエット・ゼロ』制作(チャラン用)

    スレッタSANc:dice1d100=10 (10) (43) 0/1

    ミオリネSANc:dice1d100=77 (77) (24) 0/1

    グエルSANc:dice1d100=51 (51) (10) 0/dice1d3=3 (3)

    失敗の場合グエル不定の狂気:dice1d10=9 (9)

    ラウダSANc:dice1d100=85 (85) (22) 0/dice1d3=2 (2)

  • 99二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 15:51:24

    偏執症は既に引いているので引き直しdice1d10=3 (3)

  • 100二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 15:51:53

    とうとう一桁に

  • 101二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 15:55:02

    幻覚も引いてます!むしろ引いてないの出した方がいいかもしれない(最低)

    dice1d7=2 (2)

    1:激しい恐怖症

    2:奇妙な性的嗜好

    3:制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる

    4:心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは復数の四肢の機能障害

    5:短期性の心因反応 (支離滅裂、猛烈、常軌を逸したふるまいなど)

    6:強迫理念にとりつかれた行動

    7:フェティッシュ(追加)

  • 102二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 15:59:22

    マイナス最大値を引きアレな選択肢ばかりを引くグエルのダイス

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 16:03:06

    そういえばNPC陣これまた1d3を引かなきゃならんのか?
    淫魔化は対処法がわかってるからなんとかなるのか

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 16:04:51

    やっぱCoCは発狂してこそですよね!
    なおキャラの偏り

  • 105二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 16:08:15

    ミオリネSAN値:24→23

    グエルSAN値:10→7

    グエル不定の狂気:奇妙な性的嗜好

    ラウダSAN値:22→20


     シャディクはミオリネから受けとった瓶を、震える手で握りしめる。

    「いいの」

    「もちろん」

     ミオリネは微笑んで、シャディクの手を取る。それから静かに目を閉じ、ゆびをひとつひとつ、絡めて。そう、まるで、祈るように。そうっと、呟いた。

    「……祝福は愛する貴方のために」

     その、なんの裏も意図もない、ちょうど口をついてでた、と言わんばかりの言葉に__シャディクはぱちりと目を瞬かせる。

    「それは?」

    「あら、説明が必要かしら」

     ミオリネの笑みに、シャディクは困ったような顔をした。瓶の中身を口に含みながら、ミオリネを見つめる。

    「敵わないな」

     どこか、嬉しそうだった。


    「おおっ、これを飲めば僕は人間になるの?」

    「意味がわからん。原理はどうなってる。……いや、それを考えるだけ無駄か。神とはそういうものだ」

    「うん。……兄さん?」

     ふと、ラウダが。『落とし子』を吐き終えて呆然としているグエルに視線を向ける。グエルはしばらくぼうっとしたあと、五号に「ねえ!」と肩を叩かれて、ようやくはっとしたような顔をする。と、同時に。どこかぼんやりとしていた青いひとみが、とろり、と。

     __恍惚に蕩ける。

    「こどもをうむって、きもちいいな、らうだ」

    「兄さん?」

    「ふふ、もっと、もっと、したい……♡」

    「兄さん!?」

     SAN値が一桁の顔をしているグエルの肩をラウダががしがしと揺する横で、五号とオリジナルが揃って瓶を傾けた。

    シャディク:dice1d3=2 (2)

    五号:dice1d3=1 (1)

    オリジナル:dice1d3=3 (3)

  • 106二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 16:15:03

    グエルこれ日常に帰れますかね??
    見事に全員バラバラだしシャディクが淫魔化引くの正体からだと納得しかない

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 19:19:13

    ここのダイスの女神様はグエルの事が好きすぎる…

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 20:50:58

     シャディクはミルクピッチャーの中身をコップに移すと、こくりと飲んだ。ミオリネはベッドに腰かけて、「飲まなくてもいいのに」と頬杖をついた。
    「どうして?そうしないと俺がどうなるか、わからないよ」
    「さあね。あんたなら、わかるんじゃない」
    「……」
     コップの中身を飲み干す。
     しばらくもしないうちに、まるまるとしたシャディクのひとみが、微かに伏せられる。眦が真っ赤になり、とろりと垂れている。ミオリネは、これを飲んだらすぐに眠ってしまうことを知っている。だから、少しだけ窓の外、星でいっぱいの空を見やったあと、「まだ起きてるの?」と首を傾げた。
     シャディクは椅子に腰かけ、ぽやぽやと眠たそうな顔をする。それからミオリネの手を握り、小さく頷いた。
    「明日から俺はただの人になる」
    「……」
    「それでも、君のそばにいてもいいのかな」
    「馬鹿ね」
     ミオリネはシャディクの手を握り返す。
     手のひらは、ほんのりと温かい。微かに湿っている。
    「そんなの、聞かなくてもわかることでしょう」
     新月だったはずの月が、ほんの少しだけ輝き始めていた。

    「こども、こども、名前は何にするかふぎゃ」
    「兄さん薬飲もうね。こっちも飲むから」
    「あむ、あむ……ふふっ、甘噛みくらいなら、いいよね。でも、抵抗してくれた方が、嬉しいんだけどな……?」
    「うわーー!!なんかっ、なんか無性に喉が渇く!人間の、人間の血がのみたい、なんでそれがわかるのかはわからないはとにかく人間の血液じゃないとこの乾きは癒せない……!」
    「んう、う、う……♡いたいぃ、いたい……しあわせ、だ……♡」
    「……切るなら、耳朶でお願い。神経が少ないから、痛みがない、はず……」
    「オリジナル、首からいってよ首。できれば頸動脈」
    「それ死ぬよな。それ死ぬよな!?くっ、ラウダ、すまない……できるだけ痛みがないようにする……このヒートアックス、だと死ぬよな。うあああどうとでもなれええ!!!」

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 20:59:27

    シャディミオはすごいしっとりハッピーエンドなのになんだこのジェターク周りは温度差で風邪引くわ

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:00:50

    そんな…4号くん大事なものとられたまま現へと帰るがいいしちゃうのか……
    NPCだしシャディクおまけで治してくれないかな

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:14:43

    ラウダ・オリジナル「何とかなれーーッ!!」

  • 112二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:18:30

    5号はまだ根に持ってますね…

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:18:53

    驚くほど耽美さのカケラもない吸血シーンで草なんだ
    今更だけど妹ラウダとオリジナルの関係が謎だった時の、本編で描写薄い同士が三次創作的に盛られた結果の男女バディ感も良かったよ

  • 114二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:23:14

    ジェタークと5号の組み合わせはわりと発見だったわ

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:25:12

    バディじゃないけどラウダとスレッタの終盤の主人公感すこだった

  • 116二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:34:03

    チャラン様終始まともで有能感すごかったけど中身本物のオリジナルと入れ替わってるせいだろうか(ひどい)
    ネタバラシも楽しみだな

  • 117二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:25:12

     新しい朝が来た。
     ミオリネは目を覚ます。ころりと寝返りをうつと、シャディクと目が合った。その額に角はなく、得体の知れない気配もない。ミオリネは微笑み、「おはよう」と言った。
    「おはよう、ミオリネ」
     シャディクは確かめるように立ちあがり、ひとつ、伸びをする。それからふっと窓の外を見る。吹き込んできた風がカーテンを揺らす。あけない夜はないし、覚めない夢はないのだ。
    「最後に、聞いてもいい?」
    「なあに」
    「どうして、そこまでしてくれたの」
    「愛してるから、じゃだめ?」
    「……ありがとう」

    「ふふふ、エランさん、かわいいですね~!エランちゃんってよんでもいいです?」
    「……別にいいよ。そういえばグエル、大丈夫?」
    「あ あ あ……あ……」
    「おおっこれが人間ぼでぃ!五号くんの可愛さに磨きがかかったね~!ふふ、グエル、どう?」
    「五号、今の兄さんに話しかけない方がいい。ちょっとこう……色々とまずい感じの顔になってる」
    「はあ、とにかく、……一見落着、なのか?」

     かくして、八人は屋敷を出て、森を抜けて、元の日常に帰ることになる。
     謎解きゲームは終わりを迎え、かつて化け物だった彼等はただの人間として、それぞれの世界に溶け込んでいく。もちろん少しずつ差異はあるだろう。例えばそこそこ有名な翻訳小説家が、突然三人も居候を増やして、担当を驚かせたりだとか。例えば病院の名物兄弟、行方不明で死亡したとされていた弟が、お友達を連れて帰ってきたりだとか。例えばその兄がちょっとこう……精神的に……やばかったりだとか。
     しかしもし踵を返しても、まるで夢であったかのように、辿りつくことができないだろう。この悍ましい、しかし愛おしい二週間を、きっとスレッタたちは忘れない。何度だって、夢に見る。
     だけど、大丈夫だ。
     もう、悪夢を見ることはない。
     その夢は__彼等と過ごすその夢は、きっと幸せな夢に違いないのだから。
     その夢は__

  • 118二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:33:28

    シャディク「……『祝福は愛する貴方のために』。シナリオクリア、ハッピーエンドだよ。おめでとう!」
    スレッタ「お疲れ様でした~!」
    ミオリネ「お疲れ様。文句なしのハッピーエンドね」
    グエル「ほんとか???」
    ラウダ「SAN値がピンチってレベルじゃないんだけど」
    四号「ねえ僕結局女の子のままなの??」
    五号「ここからはシナリオの裏話を公開していくよ~!」
    オリジナル「……まずはそうだな、エンド条件から行くか。割と細かめだが許してくれ」

    屋敷の謎を解く前にスレッタ・グエル・ラウダの全員落とし子ダイスの成功値が100以上になるorSAN値が0になる→バッドエンドA/シャディク勝利エンド
    ミオリネの目的が変更された状態でスレッタ・グエル・ラウダ全員のSAN値が0になる→トゥルーエンドA/ミオリネ勝利エンド

    ラウダが真相を暴く&ミオリネ目的変更前にスレッタが儀式を完遂させる→ノーマルエンドA/スレッタ大勝利エンド
    スレッタが儀式を完遂させる&ミオリネ目的変更前にラウダが真相を暴き、
     ミオリネがクワイエットゼロを服用している→ノーマルエンドB1/全員生還?エンド
     ミオリネがクワイエットゼロを服用していない→ノーマルエンドB2/ミオリネ監禁エンド
    シュブ=ニグラスの退散の呪文を使い、
     ミオリネがクワイエットゼロを服用している→ノーマルエンドC1/さよならNPCエンド
     ミオリネがクワイエットゼロを服用していない→ノーマルエンドC2/ミオリネ死亡エンド
    ミオリネに『ナイハーゴの葬送歌』を使用する→トゥルーエンドC/すべては灰にエンド

    ・四号の中のシャッガイからの昆虫を殺し、スレッタを正気に戻す
    ・ミオリネがクワイエットゼロを服用している
    ・グエルとラウダに対立フラグを解消している(対立フラグが一度も立っていない場合はノーカン)
    以上全ての条件を達成していると、シャディクは負けを認める。そこで探索者たちを返そうとするので、
     そのまま帰る→トゥルーエンドC/さよならシャディクエンド
     シャディクたちに『クワイエット・ゼロ』を飲ませる→ハッピーエンド/全員生還エンド

  • 119二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:35:39

    ハピエンおめでとうございます!

  • 120二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:38:03

    ハッピーエンドやったー!!
    おめでとうございます!!!
    スレッタの居候3人はエラン、ミオリネ、シャディクかな?
    シャディクミオリネをモデルにした人外×少女の恋愛小説書けば売れるのでは??

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:38:14

    目標が常に脱出側だし、ペアのオリジナルのスキルも屋敷の謎解き適正バリ高だったりで薄々感じてたけど
    今回の真相解明役はラウダだったんだね

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:41:42

    ラウダの周りにラスボス候補しかいない!!!
    ラウダ・オリジナルの狂人ブラコン探索者と常識人外技師のミステリ物バディ感良かった…

  • 123二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:42:08

    うわー大勝利ハッピーエンドだー!
    ハッピー…(グエルの有り様から目を逸らす)

  • 124二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:43:38

    ミオリネ視点だとどういうストーリーだったのか気になるなぁ
    シャディクの正体、途中から知ってたんだよね?

  • 125二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:45:55

    シャディク「シナリオ背景はクソ長になったのでtelegraphでまとめたよ。だいたいシナリオ中に開示してるから特段見る必要もないよ」

    〈真相〉

    真相「これは勝負だよ。君たちの誰がこの屋敷の謎を解くことができるか」

    そもそもこの屋敷の「謎」は、ある少女がネクロノミコン__その中でもシュブ=ニグラスについての記載がなされている写本と出会ってしまったところに端を発する。無垢な少女に拷問をさせるって面白くね?と目をつけたのがシャッガイからの昆虫。虫は少女に寄生し、シュブ=ニグラスを信仰するカルト教団「豊穣を讃える嵐」を立ち上げさせる。この少女こそが、HO1「スレッタ・マーキュリー」であった。

    スレッタは教団の力を使い、世界中から魔導書をかき集める。その過程で復活の呪文も手に入れたが、それは教団の望むものではなかった。(シャン的には)残念ながらアザトース召喚の呪文が書かれた魔導書は見つからなかったが、その過程で着々と資産や資材を集め、僅かながらシュブ=ニグラスの乳を入手、加工する方法を生み出す。

    必要なものは立地と大量の血液。

    立地は確保した。近くにあった古屋敷を一時的な活動拠点として利用し、その奥深くには、「魔女の貴賓室」__教団の幹部格のみが入れる部屋をも用意した。しかし血液が足りない。そこで儲たちは人々を誘拐し、材料とすることにした。この時集められた被害…
    telegra.ph

    四号「……それと、多分みんな一番気になってるであろう、落とし子ダイスだね」

    【落とし子ダイス】

    シナリオ中夜ターンに、眠っているPCをランダムに指定して悪夢を見せる。落とし子ダイスとして1d100 (成功値それまでに見た夢の回数×10) を振り、失敗した場合詳しい内容は記憶しておけないが嫌な予感がしてSAN-1。成功した場合ランダムで指定された別のキャラクターにそういうことされる夢を見てSANc1/1d3。ちなみにこれは別に夢でもなんでもない。パンの大神によってまじでされてる。成功した場合パンの子を孕む。何……?孕んだPCは翌日探索ターン中ずっと体調不良を訴え、会議ターンで『山羊の結晶』を吐き出す。本人はSANc1d6/1d10、周りは1d3/1d6。本人がこのSANcで発狂した場合、狂気は即座に「フェティッシュ:吐き出した宝石」となり、これは自分と(幻覚相手)の子だという深刻な勘違いをする。本来パンの子は全てを破滅に導く美人だが、流石にそれをするわけにはいかないので…… 導入でアイホートの雛埋められるシナリオもあるんだし、多少はね?ちなみに『山羊の結晶』はハッピーエンドのためには必ず必要なアイテムである。サイテー!(サイテー!!) でもパンの大神的にはこれもサービスの一つ。ミオリネには手を出さないくせにコイツはよォ~!!

    ……グエルかラウダが選択されたらどうする?いくらシュブでも男は孕まない?シュブを過信しすぎ?うるせー!SANc1d100/即死ぶつけんぞ!!

    幻覚キャラクター指定表

    1: スレッタ 2:ミオリネ 3:グエル 4:ラウダ 5:自分の相方のエラン(全て網羅した場合のみご本人登場)

    【生贄】

    基本的に↑が誰に与えられるかはコントロールできないが、ベッドサイドのテーブルに『山羊の結晶』が入った皿を置いておくと、必ず対象として選ばれ、また必ず落とし子ダイスで成功する。シュブ乳をおくだけでも必ずえらばれるし、50%上昇する。ハッピーエンドのために結晶の数が足りなかった時用。の予定だった。

  • 126二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:48:14

    【山羊の結晶】
    パンの大神によって孕まされたPCが翌日吐き出す、遊色光沢を持った白色の宝石。という名の、シュブ=ニグラスの乳の結晶。罅割れからシュブ=ニグラスの乳が溢れてくる。な 何を言っているのか分からないと思うが(以下略) 本家シュブ=ニグラスの乳と完全に同一ではなく、加工や遷移によって触れてもそこまで影響がない程度にはなっている。量と保存性を両立したミルキークォーツは最強に見える
    レシピ一覧※すべてミオリネ、シャディク、五号、オリジナルにはきかない
    1:精神安定剤→ただちにSAN値を2d6回復。
    2:生体活性剤→翌日を待たずその場で即座に復活できる。
    3:鈍化薬→その日一日あらゆるSANcが1/2、気絶無効。また、隠し効果として落とし子ダイスの成功値が-10される。
    4:きもちいいくすり→幸福になる。その日一日SANcを受けなくなるが、ほかのPCの命令に何でも従ってしまう。また、隠し効果として、落とし子ダイスの成功値が+10となる。
    5:性転換薬→ステータスそのまま性転換。薬の再服用以外では元に戻らない。また、隠し効果として落とし子ダイスの成功値がリセットされる。
    6:『クワイエット・ゼロ』→人間になる事が出来る。

    【復活】
    割とただの罠。シャディクの使う呪文とはまた別。呪文の使用者は3MPと1d10のSANを必要とする。死体を分解して、塩と灰の化合物にし、それをくみ上げることで、死んだ魂を復活させることができる。ただし組みあがった人間は「嗜虐願望」「淫魔化」「吸血鬼化」のいずれかをする。こうなった場合、クワイエットゼロを服用せずにシナリオを終了すると問答無用でロスト。つまるところ罠。

    グエル「俺ことごとく罠踏んでないか?」
    五号「笑っちゃうよね」
    スレッタ「そうだ、ミオリネさん、ハンドアウト見せてくださいよ。ずっと気になってたんです」
    ミオリネ「え?……ええ、いいわよ」

  • 127二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:52:43

    SAN値回復薬あったんかーい

  • 128二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 22:56:05

    >>127

    ミオリネ「part2の108でクリティカル出したわよね。あそこで見つけたのよ、精神安定剤。その時既に目的変更済みだったから、スレッタに見つかる前に握りつぶした」

    スレッタ「……あの、それもしかして精神分析もちがいない理由でした?」

    グエル「救済措置の破壊」

    ラウダ「おしまい」


    HO2「ミオリネ・レンブラン」&シャディク

    あなたは気付いたらこの屋敷に閉じ込められていた。目の前には一通の招待状が置かれている。いつからこうしていたのか、どうしてそうなったのか、それどころかここに来る前何をしていたのかすらも、全く思いだせない。だがきっと、他三人も同じ境遇なのだろう。あるいは完全に同じでなくとも、似たようなものではあるのだろう。

    この屋敷は、変だ。心を休めることができないはずなのに、何故か懐かしい。ずっとここにいたら、この化け物じみた世界に飲み込まれてしまうのではないか。そうなるまえに、外に出ないと。

    あなたの目的は、『できるだけ早く、この屋敷から脱出する』ことだ。

    シャディク

    ◎彼は死者を蘇らせることができる。屋敷にある死体は即座に、死んだPCや従者はその日の夜ターンに復活させる。

    〇彼はマスターキーを持っている。屋敷内の扉に対して鍵開けを100で振ることができる。

    ×早くこの屋敷から出たいと思うと、どうしても焦ってしまう。探索における目星の成功率が50になる。目星をとっていない場合、シャディクが代理で50で振る。


    スレッタ「これが目的変更前、ですか」

    グエル「……俺がついたとき、招待状の時間よりかなり早めについたはずなのに、既にお前がいたから、なんかおかしいなとは思ったんだが。最初からいたのか」

    ラウダ「シャディクやる気ないね」

    ミオリネ「そうね。……それで、こっちが目的変更後」

  • 129二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:00:10

    なぜ、あなたは眠れないのか。
    なぜ、あなたは屋敷に一人きりなのか。
    なぜ、……ここを、懐かしく感じてしまうのか。
    あなたは思い出す。
    あなたは外なる神、シュブ=ニグラスの娘にして、悍ましき魔女。人間ではない。
    あるいは、理解してしまう。
    このゲーム盤の上で起こったことは、ゲーム盤の外には持ち出せない。スレッタも、グエルも、ラウダも、屋敷の謎を解いたら日常に帰っていく。しかし、あなたは?……あなたは、違う。永遠にここにとらわれたままだ。ならば。
    あなたの真の目的は、『人間になる』こと。……それができないのならば、『他のキャラクター全てをこの屋敷に取り込む』ことだ。
    追加能力
    あなたは人間ではないため、以降特殊な状況でもない限り、何が起きてもSAN値は減らず、HP0で死ぬこともない。また、『朝・昼』ターンは、幻覚を見せることで、1/1d2のSANcを与えることができる。『夕』ターンは、シャディクに指示をすることで、任意の相手を祝福状態(山羊結晶を枕元に置いてるのと同様の状態)にできる。この能力は、どちらか一方を一日に一度しか使えない。
    また、あなたが人間になっていない状態で誰かが脱出しようとした場合、その場にいる全員に1/1d3のSANcを与えることで止めることができる。この能力の使用に制限はない。

    スレッタ「シ ュ ブ = ニ グ ラ ス の 娘」
    グエル「そういえばパンの子がどうとかいう情報あったな~~」
    ラウダ「何、この……何?」
    ミオリネ「私が一番聞きたいわよ。これのせいで女神の乳無しでは眠れなかった、まあ『淫魔化』とやらをしてたのよね」
    ラウダ「あっ、そうだ。この流れで言っておくと、HO4の夜ターンの行動は『屋敷の中の任意の一部屋の探索』だよ。ノートの鍵はこれで手に入れた」

  • 130二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:07:07

    シャディク「ここからは質問タイムだよ。皆どんどん書いてね。何かあるかな」
    ミオリネ「淫魔化や吸血鬼化に関する情報ってあったの?」
    シャディク「淫魔化は『寝室A』に、『サキュバスは枕元にミルクを置いておくと追い払えるという噂がある。だが本当にそうなのだろうか?』という情報がある。吸血鬼化に関しては今回そのまんまつづけたけど、一応浴槽で拾える『血の入った箱』がカギだね。そもそもシュブ=ニグラスの召喚のためには大量の血液が必要なんだけど、それと吸血鬼の餌を兼任してもらった感じ」
    五号「シュブ=ニグラスの招来は、『石の祭壇を血で満たし、そこに大量の血を捧げ、MPを出しながら呪文を唱える』って感じかな。特にここに改変はないよ。ちなみに食堂のテーブルはかつて儀式に使われた祭壇だったから、僕を連れてきてくれれば「かすかに血のにおいがする」ことがわかった」
    四号「嗜虐願望は……対策ないよ、強いて言うならきもちいいくすりだよ。諦めてね」
    グエル「何故こうなった?」
    ミオリネ「愛されてるわね」
    ラウダ「兄さん塩持ってきたよ」

  • 131二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:07:46

    スレッタ(少女時代)儀式→ラウダ(多分大人)死亡→グエル(多分大人)宗教にハマる・ミオリネ誕生
    の順で合ってるのかな?
    つまり年齢順的にはグエル→ラウダ→スレッタ→ミオリネ?
    ミオミオの成長速度がどんなものか分からないけど、ゲーム参加中ミオミオ未成年説ある??

  • 132二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:10:30

    スレッタ「あ。ハンドアウトのあれはなんだったんですか?やっぱり関係あるんです?」
    シャディク「基本は七つの大罪+αから取っただけだよ。一応四号は『次々寄生先を乗り換えて生き続ける不死鳥(ペイルの旗印が鳥だしね!)』、チャランは『色々お手伝いしてくれる妖精』、シャディクは『両性具有のドラゴンとしてのリヴァイアサン(悪魔)』……みたいなイメージはあった。五号は言わずもがなだね」
    チャラン「PCはぶっちゃけ文字数合わせただけで適当だぞ。虚飾はそういったのが設定されてないからラウダを何にするかほんとギリッギリまで迷った。露骨に仲間外れにしたかったが、HO段階で誰かがアイデアクリティカルして『ラウダは元々このシナリオの世界に存在していないのでは?』と勘づかれても悲しいからな。ちょっとグエルに寄せた」
    四号「この卓はアドリブと勢いとその場のノリでキーパリングをするKPによって運営されています」
    五号「それこそ落とし子ダイスなんてあたるたび毎回『どうすればいいの!?』って悲鳴あげながら描写してたからね」

  • 133二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:15:52

    >>131

    スレッタ「年齢はきめてないですよ~!あまり細かく決めるとEDUがどうとかのルールに抵触しちゃうので……」

    グエル「せっかくだから決めておくか。20+dice1d10=6 (6) 歳だ」

    ラウダ「同い年でもいいけど……20+dice1d10=9 (9) 歳かな」

    スレッタ「20+dice1d10=1 (1) 歳です、よ~!!」

    ミオリネ「私は儀式終了後うまれてすぐこうなった。記憶がないのは当然よ、『なにもない』んだもの。年齢で例えるなら未成年どころか赤ん坊レベルじゃないかしら……?ティンダロスの猟犬をエラン顔にしたのと同じ技術で成長させた、って裏設定があるわよ」


    ラウダ「そういえば精神分析持ちの職業が選択肢になかったよね」

    シャディク「順当に行けばそこそこ早い段階で『精神安定剤』が見つかると思っていたからね。山羊の結晶さえあれば、ほんとになんのデメリットもなく無条件でSAN値を2d6回復するチートアイテムだ。そこに精神分析まで加わったら流石に収拾がつかなくなってしまう」

    四号「その点で語るなら、『SANチェックがなくなる』だけで抜本的な解決にはならないうえ、隠し効果で落とし子ダイスの成功率が+10されるきもちいいくすりは罠だね。今回は見つからなかったけど、鈍化薬があれば『これまずいやつなのでは?』と気づいたんじゃないかな」

    五号「このノリで今回出なかった薬を挙げると、『生体活性剤』はミオリネ不在でも死体から情報を得ることができるように、って感じで用意したよ。目的変更時点でミオリネは情報収集に非協力的になるから、その救済措置だね」

    チャラン「ちなみに生体活性剤を使っても『弟』は起きない。正確には、一瞬起きるがまたすぐ眠る……いやほんと、弟の復活は予定外だったんだ……『復活』のペナルティとして設定していたのは、『異常な嗜虐願望=毎晩他PCにSANc』、『淫魔化=女神の乳を飲まないと翌日全ての技能に-10(ミオリネと同じ)』、『吸血鬼化=毎晩他PCのHP-1d10』だ」

  • 134二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:16:15

    と、年下の兄さん……!!

  • 135二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:20:11

    ラウダ「こっちの世界だと兄さんは年下なんだね」
    グエル「そういえばラウダは異世界と入っても、未来からやってきたんだったか。説明がつけられてしまったなァ~!!」
    スレッタ「私実は大学生か何かで翻訳作家は副業説出てきましたね」
    ミオリネ「おすすめの恋愛小説教えてね、なんなら私をモデルにして書いてもいいのよ、初々しい学生さん……?」

    ミオリネ「そういえばラウダが初手ネクロノミコン手に入れてたけど」
    四号「頭抱えたよね」
    チャラン「しかもその後割とすぐに目的変更踏んだから、あの時点で女神を招来してエンディングがほぼ不可能になった。その上健忘症なんて引きやがるからミオリネが目的変更踏む前に屋敷の謎をとくのもまず無理だし……今回、何もかもが噛み合って割と早い段階で『全員SAN0で屋敷に取り込まれるエンド』か『ミオリネを治してハッピーエンドorトゥルーエンド』しか道が無くなってたんだよな」
    五号「ちなみに想定としては、四号=薬作成役&クトゥルフ神話に関する情報提供役、五号=探索たまに戦闘役、オリジナル=謎解き役、のつもりで作っていた。四号は『シナリオの根幹に関わる情報を出してくれるかわりに人間なので肉体面で脆弱』、五号は『安定して情報を手に入れつつ戦闘面で優位に立つがデメリットが大きい』、オリジナルは『ハマれば一気に進めるけど使い所が限られてる』みたいなイメージだよ。今回は綺麗にハマってたけど、そうでなきゃ基本的に四号や五号の方が便利だからね。ちなみにシャディクはやる気がないよ、ミオリネを外に出す気もない」
    シャディク「出目もやる気がなかったね」

  • 136二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:21:28

    このレスは削除されています

  • 137二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:22:14

    人間になった後のシャディクとミオリネは互いに親子愛で深く繋がってる感じ?
    うっかり一線を越えちゃいそうな危うさがあるのがクトゥルフ的。
    あと4号が男に戻れてたらスレッタとは恋愛的なEDになってた?

  • 138二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:40:54

    >>137

    シャディク「元々シャディクからミオリネへの感情が親子愛かどうか自体かなり曖昧だからね。本家でもシュブ=ニグラス関連の相関図ってそんな感じだし」

    ミオリネ「二人はこれからエランと一緒にスレッタの家に居候するんじゃないかしら。そうしてそれぞれ働き始めて、たまに休日が重なったとき、ホットミルクをのみながら『かつての話』をして、眠りにつく。と、思う」

    スレッタ「うーん、どうでしょう……?でも多分、性差でそう大きくエンド描写は変わらなかったと思います。強いて言うなら、『エランちゃんってよんでもいいですか?』が『おともだちになってくれますか?』になってたんじゃないでしょうかね」

    四号「ただつまり、本当に描写自体が変わらなかったのだとしたら、『一晩中お話しながら眠りにつく』だとか『ぎゅってして寝る』だとかの湿度が多少上がったとは思う。基本的に僕たちはあらゆるカプ名を明記しない誓いを立てているからね、それを恋愛と受け取るかは君次第だよ」


    グエル「ラウダへの未練を断つに値するなにか、とはなんだったんだ?」

    シャディク「実はそこは明確には決めていないよ。RPの中で何かあったらそれで!って思ったんだけど、割と唯一それをしてくれそうな水星ちゃんとまともに関わったのが、二人とも目的変更をしたあとだったからな……?というかさあ、なんでフェティッシュなんて引いてるの?執着してます!未練たっぷりです!!って言ってるようなものじゃないか」

    五号「あとは落とし子ダイスの相手指定で選ばれたキャラ、っていうのも考えたよ。相手のみ生還が条件の方は考える余地なくこじらせてるから、ミオリネやスレッタが選ばれた時は裏でいけっ!墜とせ!!とおもってたよ。フェティッシュの時も1/2で僕にくるようにしてるのに結局ラウダに指定が入るし、例のPOWロールもすごい出目で失敗してるし……いやほんと不正やめてよね!?」

    ラウダ「勝ち」

    スレッタ「ほんとに勝ってるんです?」

    ミオリネ「さあ……?」

  • 139二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:42:05

    本当はこんなことしたら駄目だけど…
    スレ主の負担にもなるしひでぇ事だけどッ!
    もしも次があるのなら!!
    今回のPCスレッタとラウダが好きすぎたので継続探索者で他のシナリオ回して欲しい〜〜!!!

    あとこの8人のその後の日常をちょっとだけでも見たい……

  • 140二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:43:21

    スレッタ「ボーナスモードって何がボーナスモードだったんですか?SANcと描写、と言っていましたが」
    シャディク「一番自分の目的に関わってるHOの正体の匂わせだね!グエルの場合は『HO4』、ただし出てくるのはここでいうところの『弟』。改めて見ると「これは本当にグエルの知るラウダか?」は二重の意味でそのまんま書きすぎたね。血まみれなのは既に死んでるから。誰も突っ込んでなかったけど超心理学者が病院にいて、ごく当たり前に会話してるのも、なんだかおかしいからね……?」
    四号「出なかったけれど、スレッタが引いた場合は『黒い山羊の角や手足をもつミオリネが押し倒してくる様子』、ラウダが引いた場合は『怪しげなローブを着たスレッタによって謎の儀式に捧げられる様子』が流れる予定だった。落とし子ダイスの幻覚はシャディクの心ばかりのサービスっていう裏設定があるんだけど……これをサービスとして流すの、神格の倫理観って感じだね」
    シャディク「俺じゃないよ、シュブ=ニグラスだよ!……まあ、グエルが引いた幻覚が、『死に別れた弟』『助けに来てくれたラウダ』『召喚したい神の娘であるミオリネ』『教祖様(with弟)』なのは、確かに神格の倫理観だなと思ったけど」
    ミオリネ「シュブ=シャディク、幻覚を見せてる神=シュブ、三段論法でその倫理観のない幻覚を見せてるのはシャディク、あんたよ」
    スレッタ「うわあ。引きますね。グエルさんが可哀想です」
    ラウダ「そもそも兄さんにあんなことさせたこと自体が許されざることだよね」
    チャラン「ほんと神に愛されてるなあって」
    五号「ジェタークの男は孕みやすいって噂本当だったんだ~って笑っちゃった」
    グエル「まことに屈辱」

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:47:33

    >>139

    スレッタ「ん、へへ……ありがとうございます。継続は主にゴリゴリ減らしまくったSAN値回復の処理がめんどくさいので絶望的ですが、その後のお話は次のシナリオ思いつくorこのスレが落ちるまでの暇つぶしで書く予定ですよ」

    ラウダ「そうだ。この流れで決めておこうか、次のセッションはどうする?」

    シャディク「dice1d3=1 (1) がKP、dice1d3=1 (1) がSKPにしよう」

    ミオリネ「いいわね。……ところでシナリオはあるの?」

    グエル「これから作るぞ。信じ難いことに」

    エラン「……でも。好きなように作ってもいいんだよね?」

    KP(シナリオ傾向)

    1:ミオリネ(RP重視・エモ優先傾向)

    2:エラン(サスペンス・推理・謎解き傾向)

    3:ラウダ(戦闘だ!戦闘!!せんt)

    SKP(シナリオ要素)

    1:スレッタ(シナリオ独自要素)

    2:グエル(割と理不尽なロスト要素)

    3:シャディク(突然の色ボケ要素)

    (イメージ)

    理不尽ロスト(グエル)×戦闘(ラウダ)→アスティカシアの夜明け

    独自要素(スレッタ)×RP(ミオリネ)→星の魔女SEED

    色ボケ(シャディク)×謎解きサスペンス(エラン)→祝福は愛する貴方のために

    ※どの組み合わせになっても、『選択肢によってPvPが有り得るが、全員生還のハッピーエンドも存在する』ように作るよ!なお遅筆

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:49:29

    スレッタ「かぶっちゃったんですけど……」

    ミオリネ「うーん、そうね……」

    dice1d4=2 (2)

    1:スレッタ&ミオリネの再来

    2:KPをdice1d2=1 (1) +1に変更

    3:SKPをdice1d2=2 (2) +1に変更

    4:全面的に引き直しKPdice1d3=2 (2) SKPdice1d3=3 (3)

  • 143二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:53:25

    スレッタ「私とエランさんでやりましょう!いいですか、エランさん?」
    エラン「もちろん。どんなシナリオにする?」
    四号「このエランはどのエランなの?」
    五号「さあ?」
    オリジナル「シュレディンガーのエラン」
    シャディク「……じゃあ、とりあえずこれで一区切りかな。もしかしたらもう少し後日談が続くかもしれないけれど、その時はよろしくね」
    ミオリネ「ええ。今回はハッピーエンドでよかった。じゃあ、またね」
    グエル「ハッピーエンドか?」
    ラウダ「ハッピーエンドなの??」

    (……書き溜めたぶんは以上になります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!レスや応援、考察など、とても励みになりました!!次回作があるかはわかりませんが、もし存在したらその時はまたよろしくおねがいします。最後にもう一度、ありがとうございました!)

  • 144二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:54:10

    最初のボーナスモードでラウダまでがっつりSAN値削られたのはなんでなんですか?

  • 145二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:56:47

    >>144

    ラウダ「あれ、あたかも『兄さんの夢の影響で削られました!』みたいな顔してしれっとSANチェックしたけど、実はネクロノミコン写本を読んだ影響なんだよね。あそこで女神の招来の呪文と、クトゥルフ神話技能を7手に入れたよ」

    チャラン「正確には夜の間に俺が解読、朝イチで内容をラウダに伝えたって感じだ。当時は目的変更もふんでなかったから、グエルの夢はマジで1ミリも関係ないぞ」

    グエル「もっと俺を労わってほしい」

    五号「身重だから?」

    グエル「怒るぞ~~~~」

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:00:00

    復活の文書に書いてあった死にたてから復活して精神病院に送られた奴がエランズの誰かなのかと疑っていたが全然そんなことはなかったぜ

  • 147二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:00:10

    突如三人の居候を抱えるスレッタ大変そうだけど、内二名はバリバリ働いて稼ぎそうだしエランちゃんには癒されそう
    よし、何の問題もないな!

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:00:30

    今回も楽しかったです!更新楽しみすぎて暇あれば新着欄のぞいてました!後日談も楽しみにしてます〜

  • 149二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:00:56

    なるほどありがとうございます
    五号が花と花言葉が三つだったことに言及してましたが本来のPCである三人に対応とかしてたんでしょうか?

  • 150二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:04:42

    今回みんなが踏んだ目的変更ポイント以外に同じような場所は何箇所かあったんでしょうか?
    あとグエルとラウダの対立フラグ解消っていくつかあったみたいですが他の候補ってまだありますか?

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:07:08

    荒ぶるダイスにハラハラしつつ、毎日とても楽しかったです
    後日譚や次シナリオも楽しみに待ってます

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:31:10

    >>149

    四号「そうだよ。赤いカーネーションが母(シュブ=ニグラス)への愛。白いカタバミが決してあなが(ミオリネ)を捨てません。桃色のアスターが(死者に会えるという)甘い夢。サラリと描写で流していたけど、部屋にはそれぞれ対応する花があった」

    五号「見つけたのが僕だからさせなかったけど、ターンひとつつかって読み込む宣言をすれば、ラウダのぶんの花もわかったよ」

    チャラン「青いバラ。奇跡と不可能両方だ。存在しないはずなのに、何故か存在して、戦っている」


    >>150

    シャディク「目的変更ポイントは固定だよ!スレッタは『四階』、ミオリネは『音楽室(+楽譜)』、グエルは『金庫の中のロケット』、ラウダは『ボイラー室の死体』だ。ほかの死体はカモフラージュや情報収集用」

    グエル「俺たちの対立解消フラグは、例の『落とし子ダイスで2回以上ラウダを引く』『ラウダがクワイエット・ゼロを服用する』以外では、『五号を殺した上でシャディクに蘇らせないように頼む』『チャランが五号に銀の鍵を譲渡する』のふたつを想定していたみたいだ」

    ラウダ「だいぶておくれだけど、『ラウダが真っ先に屋敷の謎を解いてシャディクの先着一名の報酬を貰う』でも解消できる。ただしそれが起きてる時点でもう大方ハッピーエンドは無理だね」

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:35:09

    懸念点すっきり解消ハッピーエンドは初めてですね!
    前回はみんな生還できたけどシャディクはちょっと可哀想だったからよかったね…
    兄さんの精神状態?まあ廃人までは行ってないから…ちょっと性癖が破壊されてそうだけど

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:45:48

    正直、今回はヤバいルート入ったと思ってたので、ハッピーエンドに行けたのは驚き

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:52:06

    こっちに来たラウダの元の世界では何があったんだろう
    ラウダの実兄の方のグエルの死因は直接クトゥルフ的なそういうアレ?それとも世界メチャメチャなったから間接的に…?
    あとはその時のSAN減少からラウダがいかにして再起したのかとかも気になるけど、ここ掘り下げたら前日譚で数スレかかりそうですね

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:55:46

    グエルの死因は>>50の幻覚でラウダが見た通りなのかなと

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 01:04:37

    >>156

    本当だ!ていうか読み返してたら>>125の真相であらかた言ってくれてましたね…脳みそスカスカだったよ…

    後日譚待機に移ります ありがとう!

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 02:41:27

    よく考えたら、このシュブ=シャディクは喚ばれたから来ただけで、屋敷に置いていかれたら気の毒だよね…
    悪魔なのも生態も、元々そういう存在というところに善も悪もないな

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 07:08:56

    お疲れ様でした!今回も面白かった
    そういえば『弟』にもクワイエットゼロ服用させてたらラウダ×2エンドもありえたんでしょうか?

  • 160~小説家スレッタマーキュリー~23/03/17(金) 07:09:02

    「喜んで、君は人間になる。そうしてあのお友達と、楽しく生きるんだ」
    「……あんたは、どうするの?」
     笑いながら言うシャディクの手を取って、ミオリネは少し俯く。シャディクは表情を変えない。ただ、「この館の謎解きは楽しんでくれた?」と繰り返すだけだ。
     ミオリネはシャディクの胸倉を掴み、引き寄せる。ぐらりとシャディクのからだがよろめく。まるい頬に、噛み付くようにくちづけた。目を、見開く。ミオリネはつんとした顔をほんの少しだけ赤く染めて、「あんたも一緒に出るに決まってるでしょ」と言う。
    「神は神域から出たらだめ?知ったこっちゃないわ。あんたはその程度で止まるような人間なのかしら」
     シャディクはぱちぱちと数度瞬きをして、それから弾けるように笑った。
     こういうところが、好きになったのだ。いすれ来るはずだった終わりを蹴飛ばして、望む結末を手繰り寄せる、そういう、ところが。好きなのだ。
    「敵わないな」
     シャディクはミオリネを見下ろす。
     ミオリネはシャディクを見上げる。
     二人の影は、ゆっくりと近づき__

    「なにしてるの」
    「っどわあああああ!?」
     ココアを持ったエランが画面を覗き込んできて、スレッタは悲鳴をあげた。
     慌てて最小化を押す。冷や汗を垂らしながら、「あ、ありがとうございます、エランちゃん……」とコップを受け取った。こほんと咳払いしながら、「次の原稿ですよ」と至極真面目な顔で言う。
    「ちょうど次の仕事が、『神さまのために生きる巫女とその神さま』だったんです。偶然にしてもできすぎてるなと」
    「それは僕……というか僕の中の虫が指示したことだ。少しでも神に近づくようにと」
    「ほへえ。そんなことが」
     スレッタはふんわりと頷いて、ココアを一口のむ。その様子を見たエランが頬杖をついて、「敬語、やめてほしい」と言った。
    「えッ!?」
    「従者だし、一緒に暮らしているんだし。『お友達』だし?……それに、よそよそしいのは嫌だな、スレッタ……」
     手を握って上目で見つめられれば、スレッタの頬は見事に真っ赤に染まる。
    「わ、わかりま、……わかったよ、エランちゃん……」
    「エラン」
    「……エラン」
     エランはありがとうと言って小さく頭を下げる。それから思い出したようにつけ加えた。
    「それ、ミオリネとシャディクには見つからないようにした方がいいよ」
    「……ひゃい……」

  • 161~新作の題名:探偵Lの献身~23/03/17(金) 07:30:11

    >>159

    チャラン「そうなるぞ。その場合はエンド処理で一生バチバチしてたかもしれないな」

    五号「……まあ、主にラウダが殺人癖引いたから全てがめちゃめちゃになったんだけどね……?」


    「あ。ラウダさん、おはようございます!」

    「おはよう、スレッタ」

    「元気してたか?四号」

    「……今はエランだよ」

     四人はカフェにて合流すると、しばらく『本題』から逸れるように世間話を続ける。天気の話題から最近の近況、仕事の調子。美少女二人と美青年二人、ともすればダブルデートやらお見合いやらに見えなくもない絵面はしかし、どこか、ぎくしゃくとしている。話題が尽きてついに沈黙が落ちたあたりで、口火を切ったのはエラン・ケレスである。

    「それで、僕はいつになったら男に戻れるの?」

     __実際に性転換薬を飲んだ二人と、超技術を持つ一人。

     今日はそういうあつまりであった。もう『女神の乳』はない。レシピだってぼんやりとしか思い出せない。ラウダは腕を組み、低く、唸るように付記する。

    「兄さん、未だに夜が来る度『産みたい』って……だからもし再現できたら、ひとつ欲しいんだけど」

    「SAN値合計値27の発想ですね」

    「その『だから』に込められた意図は何なの?」

    「ちなみに偏執症はギリ改善したが幻覚もフェティッシュも割とそのままだぞ」

    「ほんとに……兄さんはそんなことしないんだけど?」

    「解釈違い起こしてるじゃないですか」

    「改めて狂気の数がすごいね」

     注文していた飲み物をそれぞれ口にしながらああでもないこうでもないと話すが、一向に実のある解決策は出そうにない。そもそも存在しないのだから仕方ないが。

     ついにはもうエランに関しては諦めなよ、それならグエルだってそのままでいいじゃないか、という意見まで飛び出し始めたところで、ラウダがこめかみに指先を当てて、微かに視線を落とした。

    「……今日はこのあたりで止めておこう。次はいつ集合する」

    「しばらくたてこんでるのでむずかしい、です。いけそうならまた連絡します」

    「わかった。……あ」

     財布を取り出しながら、ラウダはふと顔を上げる。

    「新作、買ったよ。面白かった」

    「ほんとですか!?」

    「うん。バディものの時間遡行サスペンスなんて珍しいね。なんか既視感あったけど」

    「気のせいですよ」

  • 162~ジェターククリニック~23/03/17(金) 12:01:22

     ペトラ・イッタはジェターククリニックで働く事務員だ。今日も今日とて同僚のフェルシー、それから上司にして先輩にあたるラウダと昼食をとっている。
     最近の話題は、もっぱらここで働く医師__グエル・ジェタークでもちきりだ。
     数週間前から何かこう、明らかに様子がおかしい。仕事はきちんとできているようだが、たまにすれ違うと具体的にはSAN値が7くらいの顔でどこかを見ている。あとたまに前触れもなくぶっ倒れてラウダと『五号くん』と名乗る謎の少年に回収されていく。ちょっと怖い。
    「グエル先生、大丈夫なんすか」
    「てかあの子何者なんですか?顔が可愛いことと割と人懐っこいこと以外何も分からないんですけど」
    「五号は駄犬だよ。今は『けいさつかんさん』に憧れて、色々頑張ってるみたい」
    「謎が深まったんすけど」
    「ちょっと前に二週間くらい行方不明になってましたよね、なんかあったんですか……?」
     ラウダは質問には答えず、弁当箱を片付ける。そういえば前はこんなものなかった、とペトラは首を傾げた。あとなんかちょっと大人っぽくなった気がする。こう余裕ある大人の男の色気?的なものがある気がする。具体的には三歳くらい歳を重ねた気がする。ペトラはINTが高かった。
     しかしどうやって問い詰めようか。考えていると、扉が開いた。立っていたのは五号とよく似ているが、しかし決定的に何かが違う青年だ。オリジナル、という、ラウダの友人らしい。
    「みんな、ご苦労。菓子持ってきてやったから食え」
    「あ、オリジナルさん」
    「お疲れ様です~!ゴチになります!」
    「ありがとう。兄さんにも届けてくれる?」
    「そっちにはもう五号が行ってる」
     二人は古馴染みのように短く話す。その様子はやはりどこか違和感があったが、聞くことはしなかった。
     オリジナルが持ってきたお菓子をひとつ、手に取りながら、ペトラはちらりとフェルシーに視線を向ける。何も分かってなさそうな顔で「おいしいです!!」と目を輝かせている。
     ……まあいいや。
     ペトラもお菓子にかぶりついた。ジェターククリニックは今日も平和である。

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:09:24

    5号は警察犬になるのか

  • 164二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:09:44

    改めてグエルの残りSAN値が日常生活の何かの拍子でうっかり消え失せそうな数値だ…

  • 165二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:23:56

    スレッタエランと兄弟は解決しないけどダベるために集まってるっぽくて可愛い
    仲良しですね…
    スレッタの書いた小説売ってほしいな…
    残りSAN値とか年齢差とかぺトラの洞察力が具体的過ぎてすごい

  • 166二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:29:54

    KPシャディクは前セッションのリベンジ果たせて良かったね…
    やり口が全PC相方強制セットなのがシャディクらしくて笑う

  • 167二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:35:44

    お薬がない以上、残りSAN値については回復シナリオにでも突っ込まないとダメじゃないかな

  • 168二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 20:00:32

    探偵Lの献身見て〜〜!!
    絶対映画化待ったなしじゃん!!!

  • 169二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 20:26:32

    そういや年下の兄さんと年上の弟になっちゃったんだな
    行方不明から生還って扱いならラウダの戸籍=弟の戸籍?つまり今後ずっとサバを読み続けることに…?
    ていうかSAN7で労働してるのかわいそすぎる!療養しよ療養

  • 170二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 20:31:14

    >兄さん、未だに夜が来る度『産みたい』って

    こことかまともな人が聞いてたら即精神病院にぶち込まれそうだし脳が理解を拒みそう

  • 171~お知らせ~23/03/17(金) 21:41:06

    エラン「次回のKPです。今……すべてをお話しします……」
    スレッタ「このノリで話すことじゃないんですけどね。次のシナリオを書いてる最中に調子に乗ってあれこれ盛りまくったら、あまりに色ボケ可能性がありすぎるシナリオになったんですね」
    エラン「普通のサスペンスを別枠で制作中だけど、たぶん先に完成するのは色ボケシナリオだ。その場合さきにそっちを回すかも。ごめんね」
    スレッタ「爽やか二枚舌」
    エラン「ちなみにサスペンスの方のシナリオは『宇宙に浮かぶ巨大ホテルを探索する、絶対に「犯人はあなたですね!?」って言えるミステリ風シナリオ』になる予定だよ」
    スレッタ「で、私とエランさんのシナリオですね!まだ何もできていませんが、鞭をいれるために以下にトレーラーを用意しましたよ~!」


    ~中世ヨーロッパ風×魔女狩り×オメガバース~

    『魔女は愛されてはいけない存在だ』
    『残虐なる本性を持った魔女に、裁きを。鉄槌を』
    『魔女を、根絶やしにする!』

    『魔女は愛されるべき存在なんです』
    『たいせつに、してあげなければいけない。違いますか?』
    『魔女を、守ります!』

    舞台となるアスティカシア王国には、三種類の人間がいる。それぞれ『α種』『β種』『Ω種』と呼ばれており、その中でも『Ω種』は特別な魔法の才能があるとされ、魔法使いとして大切に保護されていた。しかしある日、王宮と敵対する教会が『魔女狩り』を宣言してから、状況が一変。Ωが『魔女』として殺されるようになる。同じ王都に暮らすご近所さん、仲良し四人組である探索者たちは集まって、魔女狩りの真相を探ることになる。
    「何かが、おかしい。でも何が?」
    「ああ、どうしてこうなってしまったんだろう、な」
    「じゃあ教えてくれよ。どうしてほしいのか」
    「殺したくない、死にたくないよ、うわあああん……」

    クトゥルフ神話シナリオ『魔女狩りオメガバース(仮)』、鋭意制作中!

  • 172二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 21:47:46

    スレ主筆が速いし才気に溢れまくっている
    めちゃめちゃ楽しみにしています…!

  • 173二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 21:55:07

    あまりにスレ主のシナリオ力の高さに脱帽するしかない。楽しみにしてます

  • 174二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 22:32:06

    後日談ありがとうございます!
    次回も楽しみです
    それとは別になんかまたグエルが妊娠しそうな予感

  • 175二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 10:15:59

    完結お疲れ様です、スレ主のシナリオ構成力と速さに脱帽
    スレッタグエルコンビのダブルクリティカルに唖然とするシャディクにKPあるあるだなって笑っちゃった
    次シナリオも楽しみにしてます

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています