- 1二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 20:46:27
- 2二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 20:46:37
「身内に不幸がありまして」
何となく犯人を察してはいたけど、まさか動機がそれだなんて思いもしなかった。でも読み返してみると伏線はしっかりと用意されていて、唐突にその設定が生えてきた感じは全くしない。これはすごい。
「北の館の罪人」
お?切なくて優しい系?と一瞬勘違いしたけど全然そんなことなかった。語り手の悪意に愕然としたし、やっぱり早太郎は気づいてたのかな。そうなると、絵画に髪の毛が混ざってたのも……
「山荘秘聞」
これまでの二章の物騒さにすっかり騙された。完全にゆき子と同じ推理をしていた。邪推が過ぎた。ミステリー好きの思考回路をよく把握されている。ラストは思わず笑ってしまった。
「玉野五十鈴の誉れ」
祖母がただただクソすぎる。それにしても、本当に五十鈴はそんなことをしたんだろうか。しててもしてなくても怖くていい。誰もが聞いたことがあるだろうそれの意味を覆してしまう米澤さんに鳥肌。
「儚い羊たちの晩宴」
アミルスタン羊の正体は模造画の内容のあたりで薄々察した。「わたしは」で終わっているのが想像を掻き立てられていい。こんな暗い話に魅力を感じた私もまたバベルの会の会員なんだろうな… - 3二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 20:54:00
よし、次は満願だな
- 4二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 20:55:00
自分もこの本好き
ラストの1行でひっくり返すの読者は手のひらの上で転がされてる感あっていい
五十鈴がいいキャラしてた - 5二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 20:56:39
絵画に罪を暴露されるのいいよね
- 6二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 21:48:14
全部最後の1行でひっくり返るのいいよねー……
よねぴやっぱ凄まじいわ