- 1二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:45:03
- 2二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:45:30
私は良いと思う
- 3二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:45:54
続けて?
- 4二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:46:42
お前にしかエミュできないから続けろ
- 5二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:46:45
ヘリオス…卑しいよヘリオス…
- 6二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:47:01
ヘリトレ「(ヤバイめっちゃ良い匂いする)」
- 7二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:50:15
良い…
- 8二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:51:08
ギャル語はわからないので失礼する
- 9二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:52:20
- 10二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:00:15
私の太陽はそんなことしない
- 11二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:00:55
- 12二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:03:33
なんとか言え
- 13二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:04:12
- 14二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:06:44
- 15二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:18:51
トレピを誘惑するヘリオスは解釈違いなんだろうな、パーマー
多分好きならストレートに好きって言う太陽だし - 16二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:20:11
- 17二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 22:20:39
やばたにえんはともかくむり茶漬けってなんなんだ…
- 18二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:52:00
つよつよのトレぴによわよわになるヘリオスかわいい
- 19ヘリトレ(概念23/03/15(水) 23:54:39
「ぴぇ~~~!!っぱ無理!ありよりでも無理!!」
そんなことを叫びながら中庭から飛び出してきた友人は私に気付かないまま、一瞬でどこかへと走り去ってしまった。その頬に差していた赤さを見過ごせるほど能天気な私ではない。
「すっごい顔しちゃってるけど大丈夫?あ、トマトこぼれた」
「あぁ、君か、メジロパーマー……いやティッシュは大丈夫、お気遣いなく。うん」
中庭から逃げ出した友人とは真逆の方向、3月の気候にあってもお昼の時間ともなれば柔らかな陽気に包まれるベンチに座っていたのは友人の担当トレーナーで────やはりというか、その顔もまたミミまですっかり赤くなっていた。
「なんかすっごい勢いで飛び出してったの見えちゃってさ、もしかして何かあったのかなー、なんて」
いつものお節介をしているように見せながらも、自分の声音がいつもより数段冷え込んだ質感を伴っていることに気付いてチクリと胸が痛む。これがどこまでも自分の勝手で、独りよがりで、誰一人として幸せにしない考えだなんてとっくに気付いている。
だから、偶然を装った風な言葉遣いをしたことにすら嫌気が差す。
「トラブルとかそういうことはない!これは断言できるよ……なんというか、思い違いだといいんだけどさ」
「何々~、普段他のコたちからよく相談受けるけど、大人の人から相談受けるのってちょっと新鮮かも。パーマーさんでよければ聞いてあげちゃうよ」
嘘だ。
私が単に聞きたいだけ。それも、本当は聞きたくない事を敢えて聞こうとしている。
「あー、いやしかしこれ生徒に相談していいことなのかな……もちろん、君が信頼できないってわけじゃないんだ。ただなんというか」
「もちろん守秘義務は守るよ」
顔を見ずに、彼の横。おそらく先ほどまで彼女が座っていただろう場所に腰を落とした。ベンチを囲むようにして植えられていたパンジーたちが一斉に私を見つめる。 - 20ヘリトレ(概念23/03/15(水) 23:55:20
「──うん、誰にも言わないよ。ほんとに」
そう口に出した後で、絞られそうに傾いだ耳の根元を両手でつまんで、無理やりにでも引き起こす。彼の右手、握られて形の歪んだサンドイッチからはみ出したトマトが嫌になるほどグロテスクで、思わず目線を上げた。
「そこまで言うなら──いや、でも君ならいいか。うん。ズッ友になら話しても許してくれるかも」
その言葉は言わないでほしいかな。それは私とあの娘のモノだから。
喉元まで出かかった言葉を作り笑顔で押し込める。
「いやー、気のせいかもしれないんだけど。最近ヘリオスが──なんか距離感近くてさ。俺どうしたらいいかわかんなくなっちゃって」
ああ。その惚けた顔。私の太陽にあんなことをさせた、顔。
胃の奥底からどろどろとした汚い色の感情が心に浸透していく。
「──っはは、そっかァ。それはちょーっち困っちゃうね」
「困る、そうだね、困ってるかも。でもやっぱり戸惑いが先に来てるんだ。今までそんなことなかったから……」
恨みならよかった。憎しみでもよかった。怒りでもまだ消化することができた。でも、今私の心に充ちているこの思いを────羨望を、どうやって許せばいいのだろう。
見上げた空、私を照らす太陽はどこまでも眩しくて、明るくて、やっぱり遠かった。
- 21二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:56:56
ムニュッじゃなくてムギュッな辺り胸の大きさを盛る表現をしなかったスレ主はファインプレー
ヘリオスは貧乳((殴 - 22二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 23:57:59
ヘリオスのエミュ上手くできなかったんで>>15 の概念を辻出力しました
アルコールダブルエンジン全開なんでエミュ甘誤字その他あったら失礼
- 23二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:01:32
じめっとして来たな……
- 24二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:56:47
これは良いパーマーSS
- 25二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:58:38
ヘリオスに抱き着かれたらドンキの暖簾かかってるエリアの匂いがしそう
- 26二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 09:19:13
風言語使いは見かけるけどパリピ語使いはまあ見かけんよな
- 27二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 11:13:40
「トレぴー、なーにみてんのー☆」
その言葉を共に、ダイタクヘリオスはトレーナーの背中から彼の手元の資料を覗き見る。
彼の背中からはふわりとひなたのようなヘリオスの香りと体温が伝わってくる。
一瞬の動揺、しかし彼が心の中で首を振り、思い直す。
これがダイタクヘリオスというウマ娘の距離感だ。
一見するとスキンシップが過ぎるように見える。
しかし、ヘリオスは誰に対しても同じように明るく、楽しく接する女の子だ。
女性的な部分も微かに当たってるが大して気にもしてないのだろう。
ならば自分も大人として、トレーナーとして気にするべきでない、と彼は結論づけた。
平静を装いつつ、何事もないように、彼女に資料の説明をする。
ヘリオスはそんなトレーナーの説明を受けつつ、ニコニコと太陽のような笑顔を浮かべていた。
(トッ、トレぴなんで無反応なん!? マジメンブレ案件なんですけど~~!!)
内心は嵐も良いところだったが。
ヘリオスは困惑していた、話が違うと。
こうすればもっと自分のことを意識してくれる、そのはずだったのに。
メジロパーマーは言った、ヘリオスらしく積極的にアタックすれば大丈夫だよ、と。
トーセンジョーダンは言った、がっつり距離縮めれば落ちんじゃね? と。
ナイスネイチャは言った、もっと身体を押し付けてみるとか……えっアタシはムリムリ! と。
しかし、結果はこの有様だ。
(これもうガチでウチ女の子として見られてない……? ぴえん越えてぱおん……!)
ヘリオスの輝きが一瞬だけ曇る。
しかし、それは本当、わずか一瞬だけのこと。
ダイタクヘリオスはこの程度で挫けるような、この程度諦めるようなウマ娘ではない。 - 28二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 11:14:06
どんな塩対応されたとしても、やりたいことに一直線。
押してだめなら、押し倒せ。
その照り付ける太陽の如くのアグレッシブさこそが、ヘリオスの神髄だ。
「もっ、もっとよく見せて欲しい的な? ウェイウェーイ☆」
むぎゅ。
そんな効果音がしそうなほどに、ヘリオスはトレーナーに身体を近づけた。
もはや密着、そう言って良いほどの状態であった。
彼女の胸は押し付けられたことによって形を変え、その感触はダイレクトに伝わる。
しかし、今の彼女にとっては、そこはあまり重要ではなかった。
(あっ……この匂い……しゅき……)
押し付けた身体から伝わる、ごつごつとした感触と、どこか安心する香り。
どんな人混みの中でも嗅ぎ分けられる、自分の、自分だけのトレーナーの匂い。
どこか穏やかな、落ち着いた気分になって、ヘリオスはほっと息をつく。
だが、それは逆に冷静に己を見る機会を与えることとなった。
(……こマ? ウチ過去1ナシよりナシなことしてね?)
もはやヘリオスがトレーナーに背中から抱き着いているような状態。
そのことに気づいた彼女の心臓は、全力で駆け抜けた直後のように高鳴り始める。
(やっ、やばたにえん! やばたにえんのむりよりのむりちゃづけ!!)
ヘリオスは自分の顔が、頭が沸騰しそうなほどに熱くなっていくのを感じる。
誰に対しても距離感の近い彼女といえども、ここまで密着するのは極一部の友人のみ。
それが異性ともなれば、これは初めての出来事だった。
ぐるぐると回る思考、少しばかり汗ばんでくる身体、それにともない増していく羞恥心。 - 29二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 11:14:31
しかし、ヘリオスは気づいてしまった。
トレーナーが、その様子を全く変えていないことに。
一瞬にして、彼女は冷や水をかけられたかのような気分になっていく。
(えっ……マ? ぴえんヶ丘どすこい之助のガチしょんぼり沈殿丸……)
ここまでしてもトレーナーはどこ吹く風。
もはや自分に異性としての興味はないのではないか。
実は自分は女の子としての魅力が薄いのではないか。
彼に意識してもらうなんて、不可能なのではないか。
そんな、絶望にも似た感情がヘリオスを襲い、彼女の目尻を熱くさせる。
泣き出しそうになる寸前、ふと、ヘリオスは気づいた。
後ろから見たトレーナーの耳が――――真っ赤に染まっていることに
「……あはは☆」
思わず、笑みが零れる。
このトレーナーの耳の異変は、間違いなく、自分を意識しているから。
ヘリオスはそれを確信して、凍り付く寸前だった自身のエンジンに再び火を入れる。
彼女のズッ友であるパーマーは言った、ヘリオスは私の太陽だ、と。
(パマちん……ウチはイケない太陽になるっ……!)
本人が聞いたら青ざめそうな決意を胸に秘めて、ダイタクヘリオスは征く。
体勢はそのままで、トレーナーの肩に自身の顎を乗せる。
そして、彼の耳の熱さを確かめるように、顔をぴたりと横にからくっ付けた。
ヘリオス自身の顔を熱さも伝わってしまうのだが、彼女はそんなことお構いなしだ。
流石に驚く彼に対して、彼女は茜色に染まった満面の笑みを向ける。
「ずっしょに、もっと色んなところを魅せてよトレぴー! おけまる~?」 - 30二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:20:40
- 31二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:23:23
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 12:28:24
いいじゃないか、たまにはこういうヘリオスがいたって
- 33二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 18:45:40
いい!凄くいい!
- 34二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 18:54:09
- 35二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 20:50:57
こんなヘリオスもいい
ヘリオスはこんなことしない
心がふたつあるー! - 36二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:48:41
こういうヘリオス、マジありよりのあり超えていまそかりまである!これ見せられたらもう皆爆テンアゲ踊念仏フェスぶち上げっしょ!!!!概念供給あざ☆官位あげるし!
さて良い感じに晴れたしもっかいパーマー湿らせるか
- 37二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 21:58:19
ギャル組で恋バナになってシチーさんやパマちんの惚気を聞きながら
ジョーダンが「そういやヘリオスってそういうガチのマジでラブピな話無くね?」
とか言っちゃうんだよね…