俺はAIでウマ娘のssを描きたいもの

1二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 11:00:13

全然使い方がわからない…

どうやっても劣等生にしかならん…

「強くあれ、華麗であれ、散ることは許されぬ。それが一族の掟であるからして。」
私は生まれた時から、その教えを守れと教えられてきた。
私の家は代々続く名家で、一族は皆優れた能力を持ち、そして強い者が多い。
その中でも私は優秀な方だった。
勉学も武術もレースも、全てにおいて完璧でなければならなかった。
そうでなければ、私の価値がなくなってしまうのだから。
私は物心ついた時にはもう、一族の誰よりも強かった。
しかし、いくら私が優秀であっても、一族の中で一番にならなければ意味がない。
一族の長たる父上は、いつも言っていた。
――お前が一番になれ。お前だけが一族の誇りだ。
だから私は、ずっと努力し続けてきた。
勉強も武術もレースも、何もかもで一番を取り続けた。
だがそれでも、一族の中で最も優れているという称号は得られなかった。
一族の皆は言うのだ。
――お前には期待しているぞ。一族の次なる長となるのは、きっとお前だろう。
私はそれに答えるように頑張った。
もっと頑張らなくてはと思った。
だがそれでも……一族の誰もが認めてはくれなかった。
いつしか、私は一族の中でも落ちこぼれと呼ばれるようになっていた。
他の者は皆、自分の才能を伸ばしていく中、私だけは何の才能もなかったからだ。
そんな私を見かねたのか、父上が言った。
――一族の恥晒しめ！一族の面汚しが！！その言葉を聞いた時、私は理解した。
ああ、やはり私では駄目なのだと。
結局、私は一族にとって必要のない存在だったのだ。