トレーナー君、おかえり。

1二次元好きの匿名さん21/11/18(木) 23:35:22

クククッ…少し前まではこの呼び方だったのに、まだ慣れないのかい？なら、しばらくこの呼び方でいるとするか。
今日は遅くまで仕事していたんだね、お疲れ様。
もちろんビールは冷やしているし、塩茹でした枝豆も用意している。というか君と一緒に食卓を囲むために待っていたんだから、さっさと風呂に入ってきたまえよ。
…なに？私を待たせるのは嫌だから先に食事…
はぁ…ダメじゃないか。君、私が現役の時にはそういうことにうるさかったというのに自分のことになると本当に無頓着になるな。はっきり言うが良くないぞ。第一、汚い足でせっかく綺麗にした床を汚すのはよくないと、君が私に教えてくれたんだろうに。
……わかってくれたか、強く言ってすまなかったね。テレビでも見てのんびり待っているからゆっくり浸かってきたまえ。

…ちゃんと温まったんだろうねぇ？まあいいや、とにかく出そう。君ほど家庭的料理が上手ではないからプルコギと豚汁、あと雑だが野菜炒めだな。豆腐はどうする？ポン酢か醤油か…米は自分でよそってくれ、炊き立てだぞ！
よし…いただきます……フフッ、前は逆だったのに、今は専ら君が私の作った料理を美味しそうに食べるのを見るようになるとはね。……どうだい？今日の分は。…トレーナー君が優しくてよかったよ、食べれるだけ食べたまえ。

……ﾌﾌｯ………ﾜﾀｼｶﾞｱｰﾝ………ﾝ…？あれ……トレーナー君はどこだ…？ここはトレーナー君の部屋で…私はトレーナー君の布団に入って眠っている…？
そうだ、雨が降りそうだからと手の離せないトレーナー君の代わりに私が取り込みに来たんだ。そのままつい眠って……。

…君。いつから帰っていた？
……私が寝たあたりから、か。
ﾌﾌｯ…ハッハッハッハッハ！！！！！
忘れろッ！！！忘れてくれッ！！！そうだ、記憶を消去する薬だ！今からすぐに作ってやるぞ、モルモット君！
あっ、こら、離せ！！！ｶｵﾓﾆｭﾓﾆｭﾌﾙﾅｰ‼︎