【CP・現パロ・閲覧注意】勘違いしちゃダメだよ、ルフィPart5

[1 1◆p53SSBNAT6 23/03/16(木) 23:02:47]

………

[2 1◆p53SSBNAT6 23/03/16(木) 23:03:02]

Part1

【CP・現パロ・閲覧注意】勘違いしちゃダメだよ、ルフィ｜あにまん掲示板

Part4

【CP・現パロ・閲覧注意】勘違いしちゃダメだよ、ルフィPart4｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 23:03:23]

立て乙です

[4 1◆p53SSBNAT6 23/03/16(木) 23:05:18]

マキノ「あら…そうなの？じゃあ何が原因？その様子だと…ただの口喧嘩とかじゃないんでしょう？」

ルフィ「あ…それはよ…」

ダダン「口ごもるくらいだったら言わなくて結構だよ！！痴話喧嘩なんか聞いたって肴にもなりゃしねえよ」

ルフィ「……」

ダダン「何を黙りこくってんだよ気持ち悪いね…そのウタって女にフラれたのかい？だからそんな暗ェ顔してんのかい？虎に襲われてもヘラヘラしてたくせに何を通夜みてェな顔してんだよ！」

ルフィ「むぐ…」

マキノ「ねえルフィ…教えてくれない？私、ウタちゃんからルフィの話…たくさん聞いてきたわ。ルフィの事いっぱいお世話してるって…色んなとこに遊びに行くのに付き合ってるって…」

ルフィ「ウタが…あいつそんな事…」

マキノ「それで…ルフィの事がね、大好きだって」

ルフィ「……」

マキノ「口では言わないけどね？表情を見てたら分かるもの…いつもいつも、幸せそうに話してた。そんなウタちゃんとルフィが気まずそうにしてるのは悲しいわ…二人の事、応援したいの。私に応援させて欲しいのよ。少しずつでいいから…聞かせてくれる…？」

ルフィ「……」

[5 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 23:12:44]

マキノさんはやっぱり頼りになる…

[6 1◆p53SSBNAT6 23/03/16(木) 23:45:17]

ルフィ「…本当に何でもねェんだ！！喧嘩って程じゃねェし…ただその…おれがワガママだから…いっつもウタに世話焼かれるくれェダメだから…小せェ事でウタを怒らせちまった！！そんだけだ！」

マキノ「……」

ルフィ「心配してくれてありがとう！！おれは大丈夫だ！！だからもう…」

ダダン「成長したねお前。いつの間にそんな苦し紛れの笑い顔なんてするようになったんだい？ガキの頃には想像できなかったよ…お前にも誤魔化したい事実ができたって事かい。人は変わるもんだね」

ルフィ「お…おれは本当に…」

ダダン「ガープはお前が母親の腹にいた頃からお前を知ってんだ。マキノはお前のおむつを何回も替えたんだよ。あたしはお前が一番喧しかったクソガキ時代に毎晩飯を用意してやった。それもサボとエースのガキ共まとめてだよ」

ルフィ「おれは……」

ダダン「お前の下手っぴな誤魔化し面なんて赤ん坊の頃を知ってるあたしらにゃ通用しないよ。いい加減観念しやがれ！」

[7 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 23:48:34]

ダダン母ちゃん…

[8 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 00:03:32]

今回はダダンか

[9 1◆p53SSBNAT6 23/03/17(金) 00:09:03]

ルフィ「うぐ…」

ﾋﾟﾛﾘｰﾝ

ルフィ「！」

ダダン「？何の音だい？」

マキノ「携帯だわ。これね？ルフィのスマホから音が…」ﾋｮｲｯ

ルフィ「あ！それは…むぐ！？」

ガープ「何じゃあマキノ！！ウタからか！？わしがルフィを押さえとる間に読み上げろ！！！」

ルフィ「んん……んぐ…！！」

ダダン「強引な事するじゃねェか…メッセージって奴だろう？勝手に見たら怒るんじゃないのかい？」

マキノ「そうですね…ごめんなさいルフィ！後でちゃんとウタちゃんにも謝るわ！ちょっとだけ許してね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ルフィ「んんぐ……！！な、何でマキノ開けられんだそれ！！」

マキノ「サボ君から聞いたのよ？ルフィのスマホのロックは自分とエース君とウタちゃんとルフィ自身の誕生日をローテーションしてるって…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ルフィ「何でみんなそれ知ってんだ！？」

ダダン「お、画面見えたね…何だいこりゃ？『ちゃんと準備してる？』どういう意味だい？どっか遊びにでも行くのかよ？」

ルフィ「……！！」

[10 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 00:12:47]

良いのだ、ルフィエミュするルフィは悪い方向に頑固だから強引にいった方が良いのだ

[11 1◆p53SSBNAT6 23/03/17(金) 00:37:51]

マキノ「準備…もしかしてデートか何かかしら？ふふ…微笑ましいわね二人共！」

ルフィ「や…やめてくれ！！頼むからよ…！！」

ダダン「別におめェらの過去の会話履歴まで遡って見やしねェよ！！今お前達が何話してんのか知りたいだけ…何だい新しいメッセージがすぐ来たね…『サボったりしてないよね？』……偉い心配性じゃねェか。そういう性格なのかい？この娘は？」

マキノ「まあ…少し世話焼きな所は…」

ガープ「飽きっぽい所がバレとるのう…む？また何か来たぞ……『必要な物だけ用意してくれればいいから』…何じゃこりゃ？旅行でも行くのかお前達？」

ルフィ「は…早く返信しねェと…」

マキノ「そんなすぐにしなくても…ウタちゃんってメッセージを分けて送信するタイプなのね？私は通知数が多くなっちゃうから一つのメッセージにまとめてるけど……あら、またメッセージ……『まだ？』『返信は』『見てるよね？』『またお風呂？』『見てるでしょ？』『見てくれてるよね？』『ねえ、返事して』『返事欲しいんだけど』『無視、してる訳じゃないよね？』『怒ってるとかじゃないから』『ルフィと会話したいだけなの』『話したいだけなの』『お願い、ちゃんと待ってるからね』『ルフィ』『ルフィ』『寂しいよ……』『待ってるからね』『私ちゃんと待てるから』『ルフィの事信じてるから』……………………」

ルフィ「……」

ダダン「………な、何か…携帯が勝手にメールしてくれるとか…そういうアプリなのかい？年寄りには分からねェけどよ…」

ルフィ「…『わりぃ、ちょっと風呂入ってた。ごめん、また後でちゃんと全部読んで返信するからよ』……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

『良かった、信じてたよ』『ごめんね、邪魔しちゃったみたいで』『明日の事もあるからちょっと不安になっちゃって…』『でも私大丈夫だからね』『ルフィの事ちゃんと信じてるよ』『大好きだよルフィ』

マキノ「……」

ガープ「愛されとるのうルフィ！！ガハハハ！！！」

[12 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 00:39:08]

盾乙待ってた

[13 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 00:40:53]

ガープだけ呑気で草

[14 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 00:55:45]

さすが現代時空でも野山に子供を放り込む男

[15 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 07:41:41]

ダダンですらドン引きしてそう

[16 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 07:43:25]

ガープ呑気だな……

[17 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 08:07:32]

マキノさんは察した様子…

[18 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 14:31:22]

「お、おう……」ってなるやつだよね
マキノさんたちはどうするのか

[19 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 20:59:21]

最悪の空気感がガープ以外を襲う！

[20 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 22:13:34]

ガープの嫁もウタとは別ベクトルでヤバい女の可能性

[21 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 22:15:23]

珍しくダダン出てきたと思ったら困惑する状態に追い込まれてる
マキノさんが事情の片鱗でも気づけばまだ介入の余地が

[22 1◆p53SSBNAT6 23/03/17(金) 23:17:05]

『ルフィと話せて良かった』
『できれば電話でも話したいかな』
『今夜寝る時以外にも電話しない？』
『電話できる時に連絡して』
『私はいつでもいいから』
『いつでもいいからね』

ルフィ「……」

マキノ「…ウタちゃん、メッセージいっぱい送るタイプだったのね…し、知らなかったわ…ちょっと多すぎるけど…」

ダダン「…ヒマなのかい？この娘は…さっきから1分経たねえ内にメッセージ来てるじゃないか…」

ガープ「文字打つのが早くて羨ましいわい！！わしなんか打つ度に画面にヒビ入るしのう！」

ルフィ「ウタは…こういうのすぐ返さねえと…怒んだ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

マキノ「怒る…？」

ルフィ「う、浮気してんじゃねェかって…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

マキノ「……」

ルフィ「その日に会った奴とか…特に女の子とか…絶対報告しろって……彼氏なら普通だって…」

マキノ「それは……」

ガープ「ボケ老人の介護みたいな事しとるのう！！ぶわっはっはっはっは！！！」

[23 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 23:22:07]

このガープはダメだ..,

[24 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 23:23:04]

ガープこそボケ入ってる？

[25 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 23:44:50]

マキノさんならきっと、この状況を変えられ…変えられるのか…？

[26 1◆p53SSBNAT6 23/03/17(金) 23:55:07]

マキノ「意外と…いえ、予想以上に嫉妬深い所があったのねウタちゃん…夜寝る前ってあるけど…朝起きた時とかも…モーニングコールみたいな事してるの…？」

ルフィ「飯も電話しながら……」

マキノ「……で、でもルフィの事が好きだからこそだと思うわ！ルフィに自分だけを見て欲しいっていう気持ちが強すぎただけよ…！！ルフィの事、困らせたい訳じゃ…」

ルフィ「……」

ダダン「熟々とメッセージ送ってきてるけど熱心だね…よく見りゃお前、連絡先男しかいなくなってんじゃねえか……んん？『もしかして近くに女の人とかいないよね？』…エスパーか何かよ…？もしかしてお前の近くに女がいるだけで物投げたりしねえだろうなこの娘…」

ルフィ「……」

ダダン「すんのかい…」

ルフィ「投げたりはしねえけど……混乱して…泣いて走り出しちまって…そんで…」

マキノ「……」

ルフィ「もう、自分以外の奴とは喋るなって……マジメな顔で…言われた」

マキノ（ルフィの事が好きなだけ…好きなだからつい暴走しちゃっただけ……のはずよね…？）

[27 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 23:58:14]

暴走にしても限度があるだろ貴様ァ！！

[28 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 00:05:32]

ダダンはマトモな感性してるよな…

[29 1◆p53SSBNAT6 23/03/18(土) 00:16:17]

ダダン「おめェにそんな嫉妬深い彼女ができるなんて腰が抜けちまうよ…うん？まだ何か送ってきてるね…一体このバカのどこにそんな惚れ込んだんだか…」

『何度も言うけどちゃんと準備してる？』
『明日の朝なら手伝ってあげるから』

ダダン「よっぽど遊びに行くの楽しみにしてんだねェ…遠足前のガキみてェになって……そういえばお前学校はどうすんだよ？休みじゃねェだろ？休んで遊びに行くのかい？」

ルフィ「あ…いや…えっと…」

ガープ「たまにはそんくらいの息抜き必要じゃろう！帰ったらその倍勉強すりゃええわい！」

『急だったから色々整理するの大変？』
『挨拶とか、どうしてもしたい人がいるなら朝寄っていこうか？』

ガープ「あいさつ？」

ルフィ「……っ」

マキノ「……ルフィ、遊びに行くのは構わないけど、どこに遊びに行くつもりなの？いつ帰ってくるつもりなの？」

ルフィ「そ、それはよ…」

『最後に会っておきたい人がいるなら…教えてね？』

ルフィ「わ…分からねェ…」

[30 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 00:35:42]

全て話したら間違いなく止められるよな

[31 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 06:09:28]

挨拶くらいなら許してくれるのね

[32 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 14:11:50]

ウタは誰かに会っておきたいとかなさそう

[33 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 19:50:50]

マキノさんが必死にウタをフォローしてるのが、なんか愛情を感じる
ウタちゃん、本当にそんな人を捨ててしまうのか

[34 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 21:27:08]

ウタとしては家族も友達も夢も諦められず捨てられないから
現状から「逃げる」ために出て行くって手段を取ろうとしてるんだろうね…

[35 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 02:55:36]

一応維持

[36 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 10:46:06]

今ならまだ引き返せる

[39 1◆p53SSBNAT6 23/03/19(日) 22:41:47]

ダダン「分からねえっておめェ…行く先も分からず出て行くつもりかよ！？自分探しの旅にでも出んのかい？！」

ルフィ「……」

ガープ「自分探しか…わしもいずれ散歩する度に誰かに探されるようになるんかのう…」

マキノ「ガープさん、少し黙っててください」

ダダン「まさかとは思うが夜逃げでもする気かい…？誰かに脅されてんのか…！？それとも心中か…！？」

ルフィ「そんな事ねェ！！」

ダダン「じゃあ心中かい…？今どきのガキが芝居でもあるめェに…」

マキノ「……ウタちゃんが、行こうって言ったのね？」

ルフィ「……」

マキノ「ウタちゃん、ルフィの事本当に好きだものね…ルフィと二人だけになれる所に行きたいって言っても…不思議じゃないわ」

ルフィ「……」

マキノ「今のメッセージを見れば分かるもの…ルフィが側にいないと不安で不安で…仕方ないのよね…？だからルフィと…ずっと一緒にいられる所に行きたいって言ってるんでしょう…？」

[40 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 22:45:48]

ガープマイペースすぎる

[41 1◆p53SSBNAT6 23/03/19(日) 23:00:56]

ルフィ「……」

ダダン「だ、大分ぶっ飛んだ事言う娘だね…本当に現役の大学生かいそいつ…」

ガープ「……」

マキノ「ウタちゃんは…このメッセージの様子だと明日には出ようって言ってるのね…？最後のあいさつって言うくらいだから…もう帰ってくるつもりはないんでしょう…？」

ルフィ「ウタは…ちょっと最近色々ありすぎてオーバーになってるだけなんだ！！付き合い始めたり…一緒に暮らそうってなったりよ…！！だから…！！」

マキノ「でも…こんな事で冗談を言う子じゃないわよね…？今のウタちゃんが本気なのは…あなたが一番分かってるでしょ…？」

ルフィ「それはよ…」

マキノ「ウタちゃんと今までいっぱい話してきたから知ってる…ルフィが女の子と話してるだけでモヤモヤするって…ルフィと付き合い始めて…きっと、そっちの感情も抑えられなくなってしまったのね…？」

ルフィ「……」

[42 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 23:29:40]

やはりマキノさんはウタへの理解度が高い

[43 1◆p53SSBNAT6 23/03/19(日) 23:30:10]

マキノ「それで…ルフィ？あなたはどうするの？」

ルフィ「え…」

マキノ「今のウタちゃんの考えに賛同してるの？ウタちゃんと一緒に出て行くべきだと考えてるの？」

ルフィ「……」

マキノ「ウタちゃんは多分…本当にもう二度と私達の所へ帰って来ない覚悟で言ってるのよ。あなたはどう答えるつもりなの？」

ルフィ「おれは…」

ガープ「仲良く旅にでも行きゃいいじゃろう！！がははは！！！」

ダダン「おいガープ！！マジメな話してんだからふざけた事言ってんじゃ…！！」

ガープ「真面目じゃ」

マキノ「あ…ガープさん…？」

ルフィ「じいちゃん…？」

ガープ「ルフィ。ウタは好きか？」

ルフィ「す…好きだ！！」

ガープ「わしが今ここで、別れると言わねばこの手で殺すと言っても好きだと言えるか？」

ルフィ「な、何言ってんだじいちゃん…！？」

[44 匿名 23/03/20(月) 00:40:19]

待って、怖い怖い

[45 1◆p53SSBNAT6 23/03/20(月) 00:42:53]

ガープ「答えろルフィ。それとも拳で伝えた方が分かりやすいか？」ｸﾞｯ

ルフィ「じ、じいちゃん…？な、何を………へぶっ！！？？」ﾊﾞｷｯ

マキノ「ルフィ！！」

ダダン「ルフィ…！！おいガープ！！！何をとち狂ってんだよ！？」

ルフィ「いでで……」

ガープ「わしの拳は痛いじゃろう。重いじゃろうが…わしがお前達を殴るのに手加減した事は一度もない。わしはいつだって本気じゃ。本気でお前達に愛をぶつけとるんじゃ」

ルフィ「げほっ……じいちゃん…？」

ガープ「相手の愛には全力でぶつかり受け止める。わしは愛ある拳なら刃物でも爆弾でも受け止めるぞ。お前はどうじゃ？ちゃんとウタの愛に答えとるか？」

ルフィ「うぐ……お、おれは……！！」

ガープ「ウタにどう答えれば良いか分からん？わしは分からんなどと考えた事も一度もない。考えるより先に手も出すし口も出すからじゃ。お前も同じじゃろう。お前の事は赤ん坊として生まれる前からずっと見てきた。ウダウダ悩んどる今のお前が不可解で仕方が無い」

ルフィ「……っ」

[46 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 00:49:21]

>>44

トリつけたまんまでレスしてるお前の方がこえーよ、名前欄は空白にしとかないと悪目立ちするぞ

[47 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 01:18:55]

おお、今回はガープがこういう役回りなのか
なんかすごい心強いな

[48 1◆p53SSBNAT6 23/03/20(月) 01:22:02]

ルフィ「……」

マキノ「ガープさん…ルフィにとってウタちゃんは……」

ガープ「ルフィにとってウタがどれだけ大きい存在かは知らん。だから問うた。お前の信条をねじ曲げる程大きい存在なのかと。もう一度聞くぞ。ウタが好きか？」

ルフィ「あ…当たり前だろ！！！ウタは大好きだ！！」

ガープ「…わしに殺されるとしてもか？」

ルフィ「じいちゃんに殺されるのは嫌だけどウタと離れるのはもっと嫌だ！！！」

ガープ「そうか…ウタもお前と離れるのが嫌じゃと言うとる。全て放り出してお前を選ぶと言うとるんじゃ。お前もそうするのか？」

ルフィ「ウタの願いは叶えてェ…！！でも…」

マキノ「でも…？」

ルフィ「……みんなともう会えないのは嫌だ！！今日で最後なんて思いたくねェよ…！！」

マキノ「……そうよね、ウタちゃんも本当はそう思ってるはずよ…なのに答えが出せないから苦しんでるの。ルフィからも自分からも…怖いから逃げてるだけなのよ」

ルフィ「……」

[49 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 07:10:11]

保守

[50 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 13:54:46]

保守

[51 1◆p53SSBNAT6 23/03/20(月) 22:13:54]

ダダン「おめェさっきまでヘラヘラしてた癖に急に殴りつけて説教なんて飛びすぎだろうが！！ボケ老人じゃ済まされねェぞ！？」

ガープ「ルフィがいつまでも寝ぼけた事を言うとるから笑っとったんじゃ！！！揃いも揃って重いだのヤバいだの…それくらい愛ある仲なら普通じゃろうが！！愛する者を唆す輩がおれば半殺しにしたいと思うくらい普通じゃ！！わしなら一国の軍隊が相手でも引かん！！」

ダダン「お前がすでに普通じゃないんだよこのクソジジイ！！」

ガープ「若い時分なら家出の一つや二つするじゃろうが！！わしの息子なんてもう何十年も顔すら見せんわい！！！それに比べりゃ可愛いもんじゃ！！！これがそんな大事か！？」

ダダン「大事だろうが！！おめェ一族の頭のネジが外れすぎてて麻痺してんだよ！！こいつの彼女が言ってんのはほとんど心中じゃねえか！！！」

ガープ「心中が何じゃ！？猛獣が出る野山で野営するのとどっちが危険じゃ！！人が持った刃物ならまだ制圧できるが熊の爪で引っかかれば一溜まりもないぞ！！」

ダダン「ベクトルが違えんだよ！！！ナイフ持った女と腹好かした熊を比べんな！！！」

マキノ「ちょ、ちょっと落ち着いてください二人共…！！」

ルフィ「ぶはっ……ははは…」

ダダン「何笑ってんだいお前！！こっちが真剣に悩んでるってのに…！！！」

ルフィ「わりぃ…何かよ！！やべェ事は変わんねェけど…ちょっと…元気出た！！ありがとう！」

[52 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 22:31:57]

おかしい…
現パロなのに英雄ガープと山賊ダダンの会話ずっとしてる…

[53 1◆p53SSBNAT6 23/03/20(月) 22:49:50]

ガープ「ふふん…わしの愛の鉄拳が効いたようじゃな！！記念にもう一押し行っておくかのう！！！」

ダダン「もう止めときなよ！！元からデキが悪いってのにこれ以上頭の形変形させるつもりかい！？」

マキノ「ルフィ…元気になったのは良いけど、どうすべきか…自分の中で答えは出た…？」

ルフィ「おう！！ウタの事は大好きだけど…おれはおれの言いたい事を言いに行く！！そんだけだ！！他はどうなるか何も分からねェ！！」

ダダン「口滑らして逆上させて刺されるんじゃないよ」

ガープ「包丁持った相手の制圧の仕方は知っとるな？昔薬中のチンピラと喧嘩した事があったじゃろう？力で勝るとも油断するな！」

ルフィ「ありがとうじいちゃん！でも喧嘩しに行くわけじゃねェしよ！！大丈夫だ！！」

ガープ「ふふ…そうか。ルフィ！お前はわしに殺されようともウタは諦めないんじゃろう？お前の愛もよっぽど重いのう！！それを全部ウタにぶつけて来い！！」

ルフィ「分かった！！」

ガープ「話は以上じゃ！！わしは疲れたから寝る！！おやすみ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

ルフィ「おやす…もう寝んのか！？」

ダダン「なんだいこのジジイは…言いたい事だけ言って寝やがったよ…」

マキノ「でもやっぱり…ルフィのお爺さんですね。一緒に話してるだけで、少し元気…貰っちゃった…」ﾌｧｻｯ

ルフィ「…ししし」

[54 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 22:57:01]

これで良い方向に進む…のか？

[55 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 23:00:04]

どうすればいいのかも分からなかったのが
なんとなくでも方向見つけれただけでも
まだ光があるかも

[56 1◆p53SSBNAT6 23/03/20(月) 23:29:49]

ダダン「何だかこっちまで疲れて来ちまったよ…ふぁ……あたしらもしばらくしたら帰るよ。こんな狭い家に四人も寝られないしねェ」

ルフィ「うん…ありがとう！ダダンもマキノも！！何かスッキリした！！」

ダダン「人生相談なんざ受け付けてねェってのに…おいルフィ。おめェまだ仲間とははぐれたくねェとは言ったが…ウタって奴の事も同じくらい大事なんだろう？いざって時は腹括って駆け落ちする覚悟はあんのかい？」

ルフィ「まだ何も分かんねェけど…そん時はそん時だ！後悔しねェように頑張るよ！」

ダダン「まあ離れた田舎にいるあたしからすりゃ家出しようがしまいが同じようなもんだ。死なねェ程度に好きにしなよ」

ルフィ「ししし…田舎のダダンの山かー…懐かしいな！」

ダダン「…あの頃は本当に喧しいクソガキだったねェ…子育てを押しつけられたおめェとエース…それに……家出してきたサボとよ」

ルフィ「……」

ダダン「あいつの実家の事は知ってんだろう？もうほとんど絶縁状態だ」

ルフィ「うん……」

ダダン「サボはもう帰るつもりはねェ…あいつを待ってる家族はあそこにはいねェからだ。だからあいつは二度と帰らない覚悟で家を出たんだ。逃げるのが悪いなんて言わねェよ。だが過去を全部振り切って逃げるってのは事はそういう事なんだ」

ルフィ「……」

ダダン「ウタって奴には…きっと家でアホ面構えて待ってる家族がいるんだろう？親不孝なんざいつでもできるんだ…家出すんなら顔くらい見せときなよって言っときな」

ルフィ「うん…分かった」

[57 1◆p53SSBNAT6 23/03/21(火) 00:00:52]

ルフィ「あ…マキノ…」

マキノ「ご飯、作り置きしておいたから…ちゃんと食べてね」

ルフィ「うん…ありがとう」

マキノ「……家出する事になってもせめてお弁当として持って行ってね？」

ルフィ「そ、それはまだ分からねェって…」

マキノ「ふふ、そうね…」

ルフィ「マキノはやっぱ……」

マキノ「私は…ガープさんやダダンさんみたいに…人としてのメンタルが強い方じゃないから…あんなに力強く、後押しする事はできないわ…できる事なら、どこにも行かないで欲しい。ずっとずっと…私の側で、私のご飯を二人に食べて欲しい。私に二人の笑顔、見せて欲しいもの」

ルフィ「……」

マキノ「でも…それでもね？あなた達が最後に出した答えがそうなら…私はやっぱり応援する。二人の事…大事な弟と、妹みたいなものだもの。どう決断したとしても…背中を押してあげたいのよ」

ルフィ「……っ」

[58 1◆p53SSBNAT6 23/03/21(火) 00:02:17]

ルフィ「マ、マキノ…おれ…」

マキノ「ルフィ…私はね、一緒に生きるって事は…同じ方向を向く事だと思うの」

ルフィ「……？」

マキノ「考え方、感じ方、経験してきた事…人と違って当たり前だわ。それでも血の繋がりもなかった男女が一緒になるには…同じ場所を見ていないとダメだと思う。同じ道を進むのに、別の物が見えてたらダメでしょう？今のルフィとウタちゃんは…同じ場所が見えてる？」

ルフィ「いや……」

マキノ「ルフィ…ガープさんの言うとおり、ルフィはウタちゃんの愛に答えなくちゃいけない。人生をかけた答えを必死に探してるウタちゃんに応えてあげなくちゃいけない。あなたはウタちゃんの恋人なのよ？一緒に悩んで答えを出して、一緒に連れ添って背負っていくの。できるわね？」

ルフィ「うん…」

マキノ「ダダンさんの言ったように…今の環境を捨てるのは並大抵の決断じゃない。本当に全て振り切る覚悟ができてしまったならもう止めない。でもどんな決断であっても…あなた達の事を、幸せを応援したいっていう人がいる事を…忘れないで。どこに行ってしまったとしても…ずっとずっとあなた達の事が大好きな人がここにいるの。分かった…？」

ルフィ「……分かった！」

マキノ「…それと…もし行ってしまう事になっても最後にご飯くらいは食べに来る事！！晩ご飯くらいは食べにきなさい！！いいわね！？」

ルフィ「おう！！分かった！！最後じゃねェけど食いに行く！！」

マキノ「ふふ…待ってる！」

[59 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 06:26:12]

やはりマキノさん…！！
マキノさんは全ての拗らせルウタを解決する…！！

[60 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 08:38:46]

マキノさん、もしやママなのでは？
なんだか良い方向に進みそうだ

[61 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 15:49:43]

マキノママ〜

[62 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 23:32:33]

太陽神モードに入った！！！
ルフィー！！！早く来てくれー！！！

[63 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 00:37:23]

「……」

***

ウタ『はいルフィ、あ～ん！』

ルフィ『あむ…極めて美味だなあ！！ウタが食わせてくれると一段と甘美な食事になるな！！』

ウタ『もう、どこでそんな言葉憶えたの！？調子良いんだから…はい、次は私！あー…』

ルフィ『おう！ほら、あーん！！！』

ウタ『あー…うわっ！！ほっぺ付いちゃった…ルフィ！食べさせるならもうちょっとうまくやってよ！』

ルフィ『ししし！わりぃわりぃ！！』

ウタ『ルフィがちゃんと食べさせてくれるまで私もあーんしてあげないからね！』

ルフィ『んな！？それは嫌だ！！』

ウタ『じゃあ頑張って練習してね～♪』

[64 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 00:51:50]

ウタ『……ねえルフィ、ちょっとね。私から話があるんだけど…』

ルフィ『話？奇遇だな！！実はおれもお前に話があるんだ！！』

ウタ『ふふ…もしかして、同じ事だったりね？……私達さ、この街に来てから…もう随分経ったでしょ…？』

ルフィ『そうだなーもうおれももう大人になったぞ！！』

ウタ『ルフィは年齢だけでしょ！！…同棲もしてから…それなりに時間も経ったし…そろそろ、ね…？』

ルフィ『何がだ？』

ウタ『ゆ…指輪とか……買いに行きたいなって…♡』

ルフィ『あー。そうだな』

ウタ『ま、まだ籍は早いかもだから…！！ま、まずは二人で気に入ったのを選んで…それから新しく住む場所とかも…♡』

ルフィ『ウタ、おれもお前に話す事があるんだ。いいか？』

ウタ『え？？う、うん……指輪の話じゃなくて…？』

ルフィ『ウタ。おれお前と一緒にいんの疲れた。別れてくれ』

ウタ『え……え…？』

[65 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 01:12:35]

ルフィ『ウタといると疲れるんだ。一緒にいても全然楽しくねェ。暇さえありゃベタベタベタベタしてきてよ』

ウタ『だ…だってそれは…ル、ルフィも好きだって…楽しいって…言ってくれたから…』

ルフィ『好きって言わなきゃ機嫌悪くするじゃねェか。何でおれがお前の機嫌取り続けなきゃなんねェんだ』

ウタ『あ……う……ル、ルフィのために…わ、私…料理とか…お、お菓子とか…』

ルフィ『毎日毎日違う感想考えてまで食いたくねェ。不味いって言ったら口利かなくなるし、食い切るまで食わせられるのもうんざりだ』

ウタ『わ……私の事…す、好きだったから…い、一緒に住んでくれたんじゃ…一緒に来てくれたんじゃないの！？』

ルフィ『お前が一番好きだって言えば鬱陶しい監視とかされなくなると思ったんだ。家出して同棲までしたのに全然直らねえし、もうこんな窮屈な生活耐えられねェ』

ウタ『う……ル、ルフィが……！！私だけを…み、見ようとしないから…！！』

ルフィ『お前がおれの事どう思っても勝手だけど何でおれの自由まで奪われなきゃなんねェんだ。おれは奴隷じゃねェ』

ウタ『……』

ルフィ『じゃあなウタ。次付き合う奴にはスマホ見せろとか連絡先消せとか言わない方がいいぞ』

ウタ『ま、待って…待ってよルフィ…！！！お、お願い…捨てないで…！！！』

***

ウタ「う"う"………げほっ…けほ……」

[66 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 01:28:00]

ウタ「げほっ………うう……」

ウタ「……」ｺﾞｸｺﾞｸ

ウタ「……」

ウタ「明日早いんだから…そろそろ…寝ないとなのに…」

ウタ「何でこんな時にばっかり……あんな夢……」

ウタ「……」

[67 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 01:38:48]

ウタ（私は…家族も友達も夢も…投げ出して……一人の男の子を選んだのに…）

ウタ（もし…もしもその人に…今の私を…否定されたら…）

ウタ（私にとっての唯一に……拒絶されたら…）

ウタ「……」

『何でおれの自由まで奪われなきゃなんねェんだ。おれは奴隷じゃねェ』

ウタ「……ふふ」

ウタ「自由を奪うって…何言ってるんだろうね？」

ウタ「ルフィは私が好きで…好きで好きで大好きだから……私と一緒にいるのにね…？」

ウタ「ルフィがそんな事言うわけない…私を傷つけるような事…絶対に言うはずがない……」

ウタ「私がルフィだけを見ようとしてるのと同じように…ルフィだって私しか見えてないはずなんだから…」

ウタ「もう…夢の中だからって…酷いよ？ルフィ…」

[68 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 01:39:24]

『お前と一緒にいんの疲れた。別れてくれ』

ウタ「…お生憎様」

ウタ「ルフィは…そんな事、絶対に言わない。私と別れるなんて…私を悲しませるような事…絶対に言わない…」

ウタ「あんたみたいな…偽物のルフィなんていらない…私に酷い事言うルフィなんて…ルフィじゃない」

ウタ「……大丈夫だよルフィ。私はちゃんと…信じてるから…」

ウタ「ルフィは私のためなら何でもしてくれる…私の言う事、全部叶えてくれる…」

ウタ「ルフィの一番は私だって…一番に選んでくれるのは私だって……信じてるからね、ルフィ…」

[69 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 07:04:06]

恋は盲目というけどもはや全盲…

[70 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 07:10:10]

この「ルフィを信じる」っていうのもウタにとっては一種の逃げだよなあ…
ルフィに直接聞けなくて、今までの言動から自分の心を安定させるためにそう判断しようとしてる

[71 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 10:50:33]

マジで何がどうして現パロ時空でここまで拗らせたんだ……
ルフィ頼むぜ、ウタを救ってくれ

[72 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 20:40:30]

拗れすぎてやばい(語彙力消滅)

[73 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 20:40:46]

ヒェ…

[74 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 21:04:51]

>>71

もしかしてこのパターンで一番怖いのは「なにも」？

[75 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 21:37:45]

原作時空なら兎も角、現代パロ時空でなんでここまで拗れるのは滅多（時と場合による）にない

[76 1◆p53SSBNAT6 23/03/22(水) 23:21:42]

ウタ（寝よう…明日にはもう…出ちゃうんだから…）

ウタ（……）

ウタ（ルフィと一緒に出て行って…ルフィと一緒に住んで…もう……迷わなくていいんだ。苦しまなくていいんだ…）

ウタ（きっと…楽しい夢が…いっぱい見られて……）

***

ルフィ『ウタ！おれの彼女紹介するよ！ほら、こいつだ！』

やめて

ルフィ『ししし…可愛いだろ！！この前告白してよ！オーケー貰えたから付き合い始めた！』

何で他の人に告白してるの

ルフィ『これでもうウタに心配されねェぞ！おれだってちゃんと彼女作れるくらいにはなれたんだからな！』

彼女ならここにいるでしょ

ルフィ『ウタに教えて貰ったデートの仕方とか色々試してみる！今までありがとう！ウタ！』

私以外の女になんてしないでよ

ルフィ『ウタとはもう会わなくていいな。勘違いされちまうしよ』

ルフィはそんな事言わない
あんたなんかルフィじゃない

[77 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:49:12]

自分の言動とか執着心が心のどこかでは間違ってるって分かってるからこういう夢を見るんだろうな

[78 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 00:23:24]

Part2冒頭でルフィが見た夢が返ってきてるような…

[79 1◆p53SSBNAT6 23/03/23(木) 00:26:59]

ウタ「……っ……はっ……………」

ウタ「はぁ……はぁ……」

ウタ「……ははは…」

ウタ「ごめんねルフィ…また変な夢見ちゃった……ルフィがそんな事言うわけないのにね…」

ウタ「ルフィは私の事大好きなはずなんだから……私以外に彼女…？そんなの絶対あり得ないから…」

ウタ「……」

ウタ「寝なきゃ…忘れなきゃ……こんな……こんなの…」ｶﾘｶﾘ…

ウタ「もう後戻りなんてできないんだから…私には…もう…ルフィしか……」ｶﾘｶﾘ…

ウタ「眠れば…眠ればいつもみたいに私の事大好きな…いつもの優しいルフィがいて…いっぱい楽しい事してくれて…」ｶﾘｶﾘ…

[80 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 01:02:48]

な…何をカリカリしてるんれすか…

[81 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 01:14:37]

…もしかしてリスカですかい?

[82 1◆p53SSBNAT6 23/03/23(木) 01:26:39]

ルフィ『ウタ！！見てくれこの指輪！！今度彼女にプレゼントすんだ！！』

何で私にくれないの

ルフィ『はねむーん？ってどこ行きゃいいのかな？飯うまいとこかな？』

何で私と行かないの

ルフィ『来ねェのか結婚式？幼馴染みのウタにはよ、皆の前で歌って欲しいって思ってたんだけどなー…』

何で私に頼むの

ルフィ『ここが今度から二人で住む家だ！良い家だろ！？』

やめて

もうやめて


ルフィ『ウタ！見てくれほら！』

ルフィ『おれ達の新しい』

ｶﾞｼｬﾝ!!!!

ウタ「はあっ……はあ………」

ウタ「……うぅ……うううう………」ｶﾘｶﾘ…

[83 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 01:29:55]

頭掻いてるのかな…手首とか喉には手を出してないといいが

[84 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 07:23:37]

ルフィは自分の事を好きだと行ってくれたけどこのまま重い思い続けたらどこかで縁を切られてしまうのでは？と恐怖してるのか…

[85 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 08:32:20]

追い詰められてるなあ……
間違ってるのは自覚してるんだろうな

[86 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 14:20:02]

大好きだけど間違ってるってわかってるし矛盾で頭ぐちゃぐちゃになって止まれない
最近そんな映画アマプラで見たな…

[87 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 23:34:27]

既視感…

[88 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 23:34:52]

なぜウタちゃんはここまで自分を追い詰める様が似合うのか

[89 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 00:08:45]

でも、みんなさ…こう思ってないか？
胸張って言えるけど、ウタが追い詰められる姿を見るのが…

[90 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 09:56:35]

ほ

[91 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 18:49:31]

何をしているか分からないカリカリが不穏さを掻き立てている……

[92 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 23:52:18]

保守

[93 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 00:01:09]

床をカリカリしてんのか？

[94 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 07:45:05]

思えばこのウタはルフィがいない時はずっと不安定だったな…
ルフィのSNSチェックか鬼LINEしかしてない…

[95 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 15:20:39]

物語も終盤に差し掛かってきたか…

[96 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 20:18:46]

ホシュホシュの実

[97 1◆p53SSBNAT6 23/03/25(土) 23:15:35]

ウタ（何で…何でみんな邪魔してくるの…！？）

ウタ（私はただ…ルフィと…一緒にいたいだけなのに…）

ウタ（夢の中まで…私が何したって言うの！？私にどうしろって言うの！？）

ウタ（……）

『おれ達の新しい……』

ウタ「うるさい…うるさいうるさいうるさいうるさい…！！」

ウタ「もうやめてよ…！！！ルフィの顔で…そんな事…言わないでよ！！」

ウタ「ルフィがそんな事言うわけないんだから…！！私以外の女と何て絶対に…！！」

ルフィ「おうウタ！腹減った！何かくれ！」

ウタ「うるさい…！！お腹空いたんなら勝手に冷蔵庫の中の物食べててよ…！！」

ルフィ「分かった！！」ｶﾞﾁｬｯ

ウタ「私を…私を見てくれないルフィなんて…ルフィじゃない…いらない…！！」

[98 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:18:05]

ルフィさん！？

[99 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:19:37]

ウタ、目を覚ませ

[100 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:57:21]

ご本人来てる、勝ったな

[101 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 00:05:35]

ルフィ「走ってきたら腹減っちまった…ん？美味そうな匂いがすんぞ…！！」ｶﾞｻｶﾞｻ

ウタ「私の物なのに…私だけの物なのに……良い人そうな顔して…みんな本当は悪い女の子なんだ…だから私からルフィを取ろうとして…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ウタ「話に…行けば分かるかな…ちゃんとみんなに教えてあげないと……ルフィと関わってる女の子は全員…」

ウタ「ルフィが愛してるのは私だけだよって…勘違いしちゃダメだって…」

ウタ「ちょっと待っててね…ルフィ……」ｶﾁｬｯ

ルフィ「おう待ってんぞ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウタ「うん、待って……は？」

ルフィ「でもどこ行くんだ？うんこか？うんこならナイフいらねェだろ？」

ウタ「ル……フィ…？」

[102 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 00:08:55]

ナイフ持ってんのはヤベェ...

[103 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 00:24:44]

ウタ「な…何で……あんた…」

ルフィ「来いって言ったのお前だろ。お邪魔します！」

ウタ「玄関…鍵なんて…渡してないでしょ……？」

ルフィ「ずっと前にシャンクスからウタの家だって合鍵貰ってたの忘れてた！！家ん中整理したら見つかってよ！」

ウタ「か…勝手に入ってきて……！」

ルフィ「お前だって勝手に入ったろ！」

ウタ「い、いつからいたの！？私の事、覗き見して…こ、この変態！」

ルフィ「何か急にヘッドホンぶん投げて手首引っ掻き始めたとこからだ。おれのスマホとか勝手に開いてるお前に変態とか言われたくねェぞ！！」

ウタ「うう…そ、それはあんたが心配だから…！！」

ルフィ「お前手首かいてたけど大丈夫か？虫か？腕見してみろ！」ｸﾞｯ

ウタ「や…やめて！み、見ないで！！」

ルフィ「じいちゃんが言ってたぞ！！ほっとくのよくねェって！何か薬塗るか肉食うかして治さねェと……ん？」ﾊﾟｯ

ウタ「あ…イヤ…！！やだ…！！見ないで…！！」

ルフィ「これ…全部引っ掻き傷か？血滲んでるぞ」

ウタ「ち…違うから…これは…蚊に刺されて…不安だったからとかじゃなくて……！！私は普通で…普通だから…！！」

[104 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 00:45:31]

ルフィ「虫に食われたら掻くなっておれに口酸っぱくして言ってたのはウタだろ。ほんで赤くなったらすぐに言えって言ったのもウタだ。忘れちまったのか？」

ウタ「あ…う…だから…違くて…」

ルフィ「あ！よく見りゃお前目の隈すげェぞ！！寝てねェんじゃねェか？！お前今日は家出すんだからしっかり寝とけって言ってたくせによ！」

ウタ「それは…」

ルフィ「わりぃ夢でも見たのか？パンケーキ横取りされる夢とか！！」

ウタ「ち、違う！！見てない！！」

ルフィ「まあお前のパンケーキはおれが食ってんだけどな！なはは！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウタ「な…何勝手に食べてるの…！？」

ルフィ「食って良いって言ったじゃねェか。返せって言われても返せねェぞ」

ウタ「別にいらないよルフィの食べかけなんて！！」

ルフィ「このフルーツ乗ってんのも美味しそうだよな～マキノに教わったのか？」ｶﾞﾁｬｯ　ｶﾞｻｺﾞｿ

ウタ「流れるようにおかわりしないでよ！！」

[105 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 00:55:47]

ルフィ「マキノの作るお菓子はうめェからな～また二人で食べに行こう！チキンレースもしてよ！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウタ「……っ」

ルフィ「あ！パンケーキならケーキレースか…いやパンレースか…？」

ウタ「…何、言ってんのルフィ…マキノさん…？チキンレース…？」

ルフィ「おう！二人でまたマキノの店に、シャンクスも呼んで…」

ウタ「…シャンクスも、マキノさんにも…二度と会わないよ…忘れたの？私達…もう誰とも会わないんだから…」

ルフィ「家出するからか？」

ウタ「そ、そうだよ…二人で、誰も知らない場所に…」

ルフィ「ふーん、誰も知らねェ場所か……ウタはどーしても行きてェんだな？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウタ「…何度も言ってるよ！！もうここいはいたくないって！！逃げたいって！！それともルフィは…！！」

ルフィ「分かった！！じゃあ家出するか！！」

ウタ「イヤなの……え？」

ルフィ「夏休みはまだ先だけどよ！！学校休んでもナミとウソップに頭下げれば勉強教えてくれるだろうしな！エースやサボと野山に放り込まれた時とそんな変わんねェし…ウタが行きてェなら行くか！！」

[106 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 01:35:57]

ルフィ「おう！楽しみだな～行き先も分からねェ旅なんて初めてだ！どこに着くんだろうな～…」

ウタ「……ルフィ？」

ルフィ「帰ったらよ！いっぱい土産とか持って行こう！みんな喜ぶぞ！！」

ウタ「…ルフィ。私の話…聞いてた？勉強なんてしない。帰りもしない。もうみんなにも会わない…ちゃんと、分かってるの…！？」

ルフィ「……」

ウタ「旅行とか遠出とかじゃないの…全部振り切って出て行くの…！！ここにはもう戻らないの…分かってる！？」

ルフィ「しっしっし！！嫌だ！！」

ウタ「…え？」

ルフィ「何で大好きな奴らと会っちゃいけねェんだ！！二度と会わねェなんておれは嫌だ！！」

ウタ「ルフィは…私と付き合ってるんだよ…！？だから私の…！！」

ルフィ「ウタの事は大好きだけど何でも言う事聞くなんて言ってねェ！！」

ウタ「い、言う事聞いてよ……！！これくらい付き合ってれば普通で…」

ルフィ「マキノから聞いたぞ！！付き合ってもスマホの連絡先とか写真とか全部消したりすんのは普通じゃねェって！！こんにゃろ！おれがよく知らねェと思って適当な事言ったな！！」

ウタ「……っ」

ルフィ「5分以内にメッセージ返信も普通じゃねェって聞いた！！待ち受けとかモーニングコールとかは微笑ましいって言ってたけどな！！でもそれ以外はやべェって言ってたぞ！！騙したなァウタ！ししし…」

[107 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 01:56:23]

とりあえず想定してた最悪のケースっぽいのは起こりそうにないので安心した
後は太陽神に任せよう

[108 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 08:33:06]

ルフィのペース
どうやら大丈夫そうだ、よかった……！

[109 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 08:43:57]

このルフィ見たことあるわ
確かONE PIECEって漫画の原作に出てるルフィだわ

[110 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 10:11:32]

いいぞ！もっとやれ！

[111 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 14:01:17]

解放のドラムが…！！！

[112 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 22:15:47]

太陽神に期待!!

[113 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 23:27:07]

ウタ「だ…騙してなんかないよ！！私は…ルフィと幸せになれるように、み、導こうとしただけで…」

ルフィ「嘘つけ！もう騙されねェぞ！！おれなら何でも信じると思ってたなこの野郎！」

ウタ「ち…違う…！！…ルフィだって！！私と楽しい事いっぱいしたいでしょ！？好きな事だけして暮らしたいでしょ！？そのために私は…！！」

ルフィ「楽しいのはいいけどよ、好きな奴らと会えなくなるのはおれは嫌だ！全然楽しくねェ！！そんなの閉じ込められてんのと一緒だ！！窮屈なのは嫌いだぞおれ！」

ウタ「……っ」

ルフィ「二人で行きてェとこあんならどこへでも行くけどよ！二度とみんなと会わねェならおれは行かねェぞ！！」

ウタ「……」

ルフィ「サボもエースもマキノも…みんなが飯作って待ってんだ！だからおれは何が何でも帰るぞ！」

ウタ「分かった」

ルフィ「分かったか！良かった！ウタも話せば分かってくれて…」

ウタ「あんたなんかいらない…」ｺﾞｿｯ

ルフィ「ん？」

ウタ「私の言う事聞かないルフィなんて…ルフィじゃない」ﾊﾞﾁﾁﾁｯ!!!

[114 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:38:42]

なんでだよーーーーー！！！！！

[115 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:41:23]

シャンクスから護身用に貰ったやつはウタウタのスタンガンだったか…

[116 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:45:13]

現パロだから効かないねぇっゴムだからが使えない…

[117 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:48:32]

ルフィにスタンガンかますウタ久しぶりに見たぜ

[118 1◆p53SSBNAT6 23/03/26(日) 23:50:43]

ルフィ「あばばば！？！？」ﾋﾞﾘｯ

ウタ「……」

ルフィ「あが……」ﾄﾞｻｯ

ウタ「玩具みたいな見た目なのにちゃんと効果あるんだね。ごめんね、やっぱり痛かったかな？」ｽﾞｲｯ

ルフィ「う……」

ウタ「……私と二人だけになるのは…イヤ？そんな事ルフィが言うはずない。ルフィは私を傷つけたりしない。そんなのルフィじゃない。ずっとずっと私だけを肯定してればいいのに…変な物でも食べたのかな？」

ルフィ「……」

ウタ「そっか…ルフィはもっと楽しい事がしたいんだね？言うのが恥ずかしくてあんな態度取ったんだ…ワガママだなあ…ふふ、とりあえず二人きりになれる所についたらさ、いっぱいしてあげるから…♡」ｸﾞｲｯ

ルフィ「……」

ウタ「ん…ていうか、ルフィ…ちょっと重い……」ｸﾞｸﾞｯ…

ルフィ「うう……」

ウタ「ゆっくり寝てて良いからね…目が覚めたら二人きりで………あれ？何か軽く…」ｸﾞｯ

ルフィ「いでで……」ﾑｸｯ

ウタ「！？」

[119 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:55:22]

スタンガンに気絶効果はないからな…(謎の知識)

[120 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:57:32]

…ヒトれすよね？この男…

[121 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 00:05:36]

ルフィがウタの理想を否定して拒絶する…
こんな展開去年何かの映画で見た気がするんだよな…

[122 1◆p53SSBNAT6 23/03/27(月) 01:48:51]

ウタ「え……え？」

ルフィ「いてて……雷に打たれたかと思ったぞ…か、体が上手く動かねェ…」

ウタ「な……何で動いて…」

ルフィ「田舎で電気柵に引っかかった時より効いた……でもまだじいちゃんのゲンコツの方がいてェぞ…」

ウタ「こ…この！！」ﾊﾞﾁｯ!!

ルフィ「あだっ！？」ﾋﾞﾘｯ!!

ウタ「この…この…！！倒れてよ…！！」ﾊﾞﾁｯ!!ﾊﾞﾁｯ!!

ルフィ「あぐっ！？うぐっ！？……いてェって！！こんなもんぶん回すなお前！！」ﾊﾞｼｯ!!

ウタ「きゃっ……」ｺﾞﾄｯ

ルフィ「いでで…慣れてねェもん使うな！！おれは痛ェの慣れてるから良いけどお前に当たったらどうすんだ！危ねェだろ！！」

ウタ「はあっ……はあっ………」

ルフィ「け…喧嘩はしたくねェけど…やるんならとことんやるぞ！！本気だぞ！！」

ウタ「…さい…」

ルフィ「うん？」

ウタ「うるさいうるさいうるさい…！！素直に言う事聞いてよ！！私だけの物になってよ！！何でそうしてくれないの！？私だけの…ルフィなのに…！！！」

[123 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 07:59:29]

何故耐えてるんだ…？？

[124 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 08:51:24]

>>123

ガープの息子　理由はこれでいいか？

[125 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 09:40:30]

>>124

ドラゴン「え？」

[126 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 12:59:05]

>>123

『モンキー・D・ルフィ』…

理由はこれでいいか？

[127 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 15:18:39]

早めのホシュ

[128 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 19:26:54]

上のコメの流れちょっと笑った

本音でぶつかり合うことさえできれば、この二人は大丈夫だと思える
ルフィもウタも、お互い想い合っているのは本当なわけだし

[129 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 22:24:09]

どれだけ痛いんだよガープの拳骨！

[130 二次元好きの匿名さん 23/03/28(火) 06:34:12]

自由を愛する男の自由、手に入れたいよなァ…

[133 二次元好きの匿名さん 23/03/28(火) 22:22:01]

ﾜｸﾜｸ

[134 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 08:43:04]

おはようの保守

[135 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 17:08:37]

座して松の実

[136 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 18:20:44]

>>135

待つのみやろww

[137 1◆p53SSBNAT6 23/03/29(水) 21:56:17]

ルフィ「何言ってんだお前！おれはおれだぞ！！誰かのもんじゃねェ！！」

ウタ「うるさい！！あんたは私の物なの！！ルフィは私の事が好きって言ったんだから…ルフィは私の思い通りにしていいの！！何してもいいの！！」

ルフィ「それがおかしいって事くらいおれでも分かるぞ！！！」

ウタ「あれだけ…あれだけあんたの事見張っててあげたのに…！！スマホもSNSも全部チェックして…部屋の中だって変な女の子が入ってないか心配してあげてたのに！！」

ルフィ「やっぱりお前勝手に入ってたな！！何か物が動いたり無くなったりしてたからおかしいって思ってたんだ！！」

ウタ「あんたの周りに悪い女の子が近寄って来ないように…私がずっと気を配ってて上げてたんだよ…！？ルフィと友達になったって言う子がいたら二人きりで呼び出してどういうつもりなのか何が目的なのかちゃんと『お話し』してあげて…全部私はルフィのために…！！」

ルフィ「お前そんな事までしてたのか！友達になってからすぐ『大変だね…』みたいな目で見られたけどそういう事か！！」

ウタ「それもこれも…あ、あんたが私だけを見ようとしないから…！！」

ルフィ「お、おれが悪いって事になってんのか！？」

ウタ「も、もういい…ルフィが私だけを見ないなら…あ、あんたなんか…あんたなんか…！！！」ｽﾁｬｯ

ルフィ「お？」

[138 1◆p53SSBNAT6 23/03/29(水) 22:18:12]

ウタ「うう……はあ…はあ…！！」

ルフィ「ナイフまで持って…あれ、それおれが昔ふざけて遊んでたのと似て…」

ウタ「…ルフィが、くれたんでしょ？自分がいない時はこのナイフが…代わりに私の事守るからって…」

ルフィ「あ、あれ…おれそんな事言ったっけ…？」

ウタ「これだって…ルフィがくれた綺麗なリボンとか…おもちゃの指輪とか…お花でできた髪飾りとか…！！子供の時から、ルフィが私の事好きだからプレゼントしてくれたんでしょう…！？」ｶﾞｻｺﾞｿ

ルフィ「う…うん…えっと…何かあげた気はするけどそんな細かくは…」

ウタ「ルフィがくれたこのマキノさんのお下がりの洋服も…！！！このシャンクスの麦わら帽子を模して作ったマークも…！！ルフィが私だけを愛してるって意味だからくれた物なんじゃないの…！？」ﾄﾞｻﾄﾞｻ

ルフィ「あ…あげたのまだ5歳くらいの時だった気がすんだけど…」

ウタ「私と将来を誓いますって…！！私に指輪まではめてくれたのは…何だったの…！？」

ルフィ「そ…そりゃ確か…ウタが結婚式ってのをやってみたいって言ったから遊びで…」

ウタ「私とは…遊び…？？は…はは…もういい……もういいよルフィ…」

ルフィ「え……？」

[139 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 22:21:08]

（重…）

[140 1◆p53SSBNAT6 23/03/29(水) 22:40:28]

ルフィ「いてて…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…

ウタ「……離してよ。手、血が出てる…」

ルフィ「この手離しちまったら…お前の体にナイフ刺さっちまうぞ」

ウタ「……」

ルフィ「ナイフ…ふざけて顔に刺しちまった事があるから知ってる。すんげェ痛ェし、傷跡も残る。おれはお前の体にそんなもん残してほしくねェ！」

ウタ「……」

ルフィ「みんなだって心配するぞ。シャンクスはよ、お前が料理の練習で指先ちょっと切ったくらいでも大騒ぎすんだ。マキノはお前が熱出た時に心配で一睡もできなかったって言ってた」

ウタ「……」

ルフィ「ベックマンだってルゥだってホンゴウだってヤソップだって…お前の事知ってる奴らはよ。お前に切り傷一つできただけでも心配するんだぞ？そいつらのためにもおれはお前に怪我なんてさせらねェんだ」

ウタ「……」

ルフィ「手離せウタ。こんな事したってお前のしたい事何にも叶わねェ…お前が一番分かってんだろ…？」

[141 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 22:46:00]

修羅場でござるが、吹っ切れてるルフィが頼もしい
ウタちゃんは止まるだろうか

[142 1◆p53SSBNAT6 23/03/29(水) 23:24:10]

ウタ「私の事…心配してくれる人なんていない…自分のために…大切な人達を切り捨てようとしてる私の事なんて…」

ルフィ「切り捨てられたなんて思ってねェ。マキノが言ってたぞ。ウタは多分遅めの反抗期が来てるだけだって」

ウタ「……」

ルフィ「だから飯作って待ってるってよ！シャンクス達もみんな呼んで、おれ達で帰ってくんの待ってるって！」

ウタ「帰れない…もう、逃げたい…逃げたいよ…」

ルフィ「逃げても良いけどよ、おれが必ず見つけて連れ帰るぞ。マキノと約束したからな。世界の果てまでだって探し出す」

ウタ「……」

ルフィ「おれはよ、ウタが好きだ。子供の時からみんなの前で楽しそうに歌ってるウタが好きだった。シャンクスに褒められて嬉しそうな顔してるウタが好きだ！」

ウタ「……」

ルフィ「おれはウタの笑顔が一番好きだ！ほんでもっておれの中でウタの笑顔の時はいつも……歌とシャンクス達がいた！大好きな歌が歌えたから、シャンクス達といられたから…ウタは笑えてたんだなって思ってる！だからウタにはそこから逃げてほしくねェ！！他の何から逃げたって構わねェ！！でもウタの大好きなもんからは逃げさせねェ！おれはウタの事が大好きだからな！」

[143 二次元好きの匿名さん 23/03/29(水) 23:24:13]

叱られたら自傷しそうって書きこんだ記憶はあるが本当にするやつがあるか！！？
(止められる距離でよかった)

[144 1◆p53SSBNAT6 23/03/30(木) 00:32:18]

ルフィ「帰るぞウタ。家出してェならまずはマキノ達にあいさつしねェとだろ！じゃねェと心配しちまうぞ！」

ウタ「やだ…」

ルフィ「おれの事、歌とかシャンクスとかと同じくらい大切って言ってたな！何か照れんな～！それで悩んでるなら全部おれにぶつけろ！一人で抱え込んで夜逃げみてェな事思いつくくらいだったら、さっきみてェに全部おれにぶん投げろ！包丁でもスタンガンでも受け止めてやる！」

ウタ「やめて…」

ルフィ「バラバラになりそうなくらい辛ェんなら…おれに好きなだけ当たれ！ぶつける所がねェなんて言わせねェ。そのためにおれがいんだ。おれのスマホでも部屋でも見てェなら見せるしよ！メッセージでも電話でも…返すの遅れるのが嫌ならずっと一緒にいる！ウタが不安に思う事なんてねェくらいウタの事好きだって近くで言い続ける！」

ウタ「やめてよ…もう……」

ルフィ「じいちゃんに言われたんだ。ウタの事、ちゃんと好きだって全部ぶつけろって…ダダンにはよ、家出すんならせめて顔くらいシャンクスに見させろって言われた！マキノは…飯食いに来いって！おれ達の事、応援するって…ウタとおれの事大好きだって言ってくれたぞ！」

ウタ「やめて…やめてよ……！」

ルフィ「これからは…ずっとおれがそばにいる！朝起きた時から寝る時まで…寝てる時だってずっとだ！それじゃあ嫌か？まだ足りねェか？足りねェならいくらでも足してやるから…他は切り捨てるなんて寂しい事言うな！おれはみんなと笑ってるウタが好きだぞ！」ｷﾞｭｯ

ウタ「うう……」

[145 1◆p53SSBNAT6 23/03/30(木) 00:43:32]

ウタ「やだ…やだあ…」

ルフィ「こんなもんいつまでも持ってんじゃねェ！お前が持つもんじゃねェ！」ﾎﾟｲｯ

ウタ「あ……」

ルフィ「まだ納得できねェか？足りねェか？逃げてェか…？」

ウタ「……したのに…」

ルフィ「ん？」

ウタ「せっかく……がん…ばって…決心したのに…決めたのに…」

ルフィ「うん…」

ウタ「ルフィの事……どんな手使っても…私だけの…物に…」

ルフィ「物にはなれねェけど…おれの恋人はウタだけだ！それは一生変わらねェ！！」

ウタ「そんなの…口だけ……んむ？！」

ルフィ「……」

ウタ「ん……んっ……っは……る、るふぃ…！？」

ルフィ「一生、お前のもんだけだ。どんな事があっても絶対に変わらねェ！それでもまだ不安か？ウタ！」

[146 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 04:08:30]

この男もはや太陽神超えてないか？

[147 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 08:05:46]

Q. ナイフを持ったヤンデレに対処するにはどうしたらいいですか？
A. 太陽神になります

[148 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 08:16:16]

>>147

ルフィ以外に実践できない回答で草

それにしても今回、ウタへの直接的な説得がルフィだけっていうのがなんか感慨深いな

ルフィ頑張ったね

[149 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 09:56:47]

好きな人と夢と家族とで愛情が雁字搦めになってたウタちゃんを
ルフィは本当の意味で『自由』にしようとしてるんすね…
これが『愛の力』ですかMr.プリンス…

[150 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 10:16:30]

さすが開放の戦士

[151 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 13:08:23]

ルフィからキスしたのおそらく初めてなんだろうな
この勢いで骨の髄まで愛していることをわからせてやるんだルフィ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

[153 二次元好きの匿名さん 23/03/30(木) 22:27:08]

ハッピーエンドまで後少し、、、！

[154 二次元好きの匿名さん 23/03/31(金) 00:59:09]

いやぁ…凄いな…
現パロ時空でほぼほぼfilm REDの作品初めて見たわ…いや今までの作品でも似たようなことにはなってたけど、ここまで近い状態に描くってやっぱ凄いこの人…作家の才能とかあるんじゃないかな

[155 二次元好きの匿名さん 23/03/31(金) 01:02:12]

頼む…ウタを救ってくれ…！！

[156 二次元好きの匿名さん 23/03/31(金) 11:26:49]

保守

[157 二次元好きの匿名さん 23/03/31(金) 21:03:57]

ルフィ流石ですわ

[158 二次元好きの匿名さん 23/04/01(土) 07:38:16]

保守

[159 二次元好きの匿名さん 23/04/01(土) 17:00:31]

待ち

[160 二次元好きの匿名さん 23/04/01(土) 22:20:59]

このルフィなら全て上手くまとめてくれると信じてる…！！

[161 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 07:18:02]

どういう結末になるのか…

[162 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 08:15:12]

保守

[163 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 17:25:14]

支援揚げ

[164 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 20:54:55]

ウタ「私…私だけ……絶対…？」

ルフィ「そうだって言ってんだろ！元々ウタ以外の奴とこういう事するなんて言ってねェ！お前が勝手に勘違いしただけだぞ！！」

ウタ「だって…！！だってあんたがずっと私だけを…！！」

ルフィ「おれはずっとお前だけだ。付き合うならお前だって…ずっと決めてた！！別の奴なんて考えた事もねェ！！！」

ウタ「……っ」

ルフィ「お前がチョコくれて嬉しかった！…でも練習だって言ったからちょっと寂しかった。服買いに行ったのも、シャンクスに見せるためって言ったのも、家に泊まれって言われたのも！好きじゃねェって言われたのも！！全部嬉しくて悲しかった！！！お前だけだぞ！！こんなにおれの事かき乱したのはよ！！！」

ウタ「うう……」

ルフィ「お前こそ…シャンクスとか、おれと遊んだ友達とか…よそ見ばっかりしやがって！！お前はおれと付き合ってんだ！！おれの方見ろ！！」

[165 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 21:18:25]

ルフィ「帰るぞウタ。ここ、お前ん家だけどよ。お前の事、待ってる奴ら…いっぱいいる。おれがいっぱい知ってる。おれはそこで楽しそうに歌ってるお前が好きだ」

ウタ「帰れない…」

ルフィ「帰るぞ。みんな待ってんだ」

ウタ「帰れない…もう、帰れない！！いっぱい、酷い事…！！」

ルフィ「酷ェ事されたなんてまだ思ってねェよ。みんなが怒ってると思ってんならおれが一緒に謝ってやる」

ウタ「何も…考えたくないの…！！」

ルフィ「何か考えろなんて言ってねェ。今までと同じによ、何も考えねェでただ楽しく遊べばいいじゃねェか」

ウタ「逃げたい…もう逃げたい…！！」

ルフィ「どーしても逃げてェなら一緒に行く。でもそん時は、マキノが味方してくれるってよ。だからちゃんと会いに行く」

ウタ「……」

ルフィ「シャンクスにだって言いに行くぞ。ウタと付き合うってちゃんと言って…そんで二人でどっか遠くに行くって言う！！まあ娘が家出するってのにシャンクスが黙ってるはずねェけどな！おれは半殺しにされるかもしれねェけど…それでもウタがしてェんだって何とか説得する！！ししし！」

ウタ「な…何でルフィが…」

ルフィ「おれはお前の彼氏だぞ。当然だ！お前の隣にずっといるって決めたんだ！！！お前が後ろにいる限り…おれは逃げねェ！！！一歩も引かねェ！！その覚悟でここに来たんだ！！」

ウタ「……っ」

ルフィ「帰るぞウタ。おれは絶対お前から逃げねェ！！だからお前も夢とか家族とか…おれから逃げんじゃねェ！！おれが逃がさねェけどな！！しっしっし！！」

[166 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 21:56:49]

ルフィ「しっしっし…同じ事じいちゃんに言ったら重いって言われた…もしかしておれ…やんでれ？って奴なのかもな！！」

ウタ「……」

ルフィ「あ…それともめんへらって奴か？ナミから聞いたんだけどよ…」

ウタ「私とルフィの事知ってる人なら…十中八九、私の事そう言うよ…後、あんまり良い言葉じゃないからそれ…」

ルフィ「何だ！そんだけウタもおれの事大好きって事じゃねェか！！！おれは全然嫌じゃねェ！！！」

ウタ「あんた…あんたさ…ほんとバカだよね…」

ルフィ「そんなにバカじゃねェぞおれ！！」

ウタ「バカだよ……普通命懸けるとか…そこまで言う？」

ルフィ「家出しようって言ったお前に言われたくねェ！」

ウタ「スタンガンも包丁も向けた相手に…大好きだとか……本当、本当に…」

ルフィ「もっと怖いもんぶつけられたって大丈夫だぞ！熊に引っ掻かれる方が痛ェからな！」

ウタ「比べないでよ……」

ルフィ「心配すんな！何されたってお前の事、嫌いにならねェよ！お前の事…おれはずっと大好きだ！！」

ウタ「…重いよ、ルフィ」

ルフィ「ししし！ありがとう！」

[167 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 21:59:50]

大団円だーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！！！！！

[168 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 22:18:41]

ウタ「……私も…重いよ。ルフィの思ってる10倍…ううん、100倍くらい」

ルフィ「そっか。でもおれの方がその倍は重いぞ！」

ウタ「勝負じゃないよ……多分、もう変われないよ…？ずっと私…こんなだよ…？」

ルフィ「何で変わんねェといけねェんだ？おれは今までのウタが好きだぞ！」

ウタ「ルフィの事…もっと束縛するかも……もっともっと…私だけ見るように…スマホも電話も…交友関係も…」

ルフィ「今までもずっとそうじゃねェか！ウタのしてェ事、おれは何でも叶えてやる！あ、でもさすがにマキノとかナミとかと話すなってのは難しいぞ！？」

ウタ「毎日…毎日毎日…ルフィが私の事好きだって…不安になるかも…もっといっぱい…迷惑かけるかも…」

ルフィ「ほんじゃ毎日毎日おれがお前の事好きだって言やいいんだな！いつでも言ってやる！」

ウタ「またこうやって…危険な物…持ち出しちゃうかも…」

ルフィ「そん時は全部おれにぶつけろ！毒でも爆弾でも受け止めるからよ！」

ウタ「ねえルフィ…」

ルフィ「何だ？まだ何かあんのか！？」

ウタ「大好きって…言っていい…？」

ルフィ「ししし…そんなもん聞くな！！おれも大好きだぞ！ウタ！」

[169 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 22:22:14]

これが……太陽神…！！！

[170 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 22:26:18]

受け止め切れれば単なる一途な娘になるから…

[171 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 22:33:35]

****
ルフィ「マキノ達んとこ行くの、明日でいいのか？まだ時間あるぞ？」

ウタ「うん…色々…言いに行かないとだけど…今日はもう…疲れちゃった…」

ルフィ「しし…そうだな」

ウタ「あんたの怪我もあったし…良かった。そんな深くなさそうで…」

ルフィ「ツバつけときゃ治るって！」

ウタ「…ごめんなさい」

ルフィ「さっき十分謝っただろ！もう良いよ！」

ウタ「……今日、できれば…」

ルフィ「一緒に寝んだろ？いいぞ！」

ウタ「…怖い夢…ばっかり見るの」

ルフィ「……」

[172 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 22:35:15]

ウタ「ルフィが…私の事、置いて行っちゃう夢。私の事…キライになっちゃう夢…」

ルフィ「絶対ねェから…安心しろ、ウタ」

ウタ「じゃあ…ずっと…一緒にいてくれる…？私と…いつか結婚して…」

ルフィ「結婚して、はねむーん行って、家建てて、家族も増えて、じいちゃんとばあちゃんになっても一緒だ。絶対離れたりなんかしねェ」

ウタ「お婆ちゃんになるのは…まだ想像したくないかな…」

ルフィ「そうか？おれはばあちゃんになってもウタの事大好きだぞ？」

ウタ「ふふ…そっか…」

ルフィ「ふあ…何か眠くなってきた…」

ウタ「ルフィ…」

ルフィ「うん？」

ウタ「…おやすみ」

ルフィ「しし…おやすみ！」

[173 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 22:50:20]

***

「ねえルフィ…起きてる？」

「起きてんぞ」

「ルフィは…これからずっとずっと…私の事、愛してるって言ってくれるんでしょ？」

「何かちょっと違ェけど…でも言って欲しいなら言うぞ！」

「…口だけじゃ信用できない」

「え、じゃあどうすりゃ…」

「さ、さっきみたいに…」

「うん？」

「ルフィから…キ、キスとか…」

「わ、分かった…ちょ、ちょっと恥ずかしいけど…」

「そ…それか…」

「ん？」

「も…もっと先の事とか…」

[174 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 23:07:32]

「さ…先って…」

「んっ……ルフィ…」

「……っ」

「今まで一緒に寝てた時…ルフィ…何か様子が変だったでしょ…？」

「それは…」

「何度か一緒に寝てれば…さ、さすがに私も…分かるよ……」

「……」

「ルフィが…私の事大好きって…行動で…欲しいな…」

「おれ…初めてだから…」

「私もに、決まってるじゃん…」

「……ウタ……んっ…」

「ん……んむ……ちゅう…♡」

「……ぷは……ウ、ウタ…」

「ねえルフィ…『愛してるよ』」

[175 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 23:10:38]

新時代れす…！！！！

[176 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 23:19:30]

！

[177 1◆p53SSBNAT6 23/04/02(日) 23:48:46]

***

「ん…ちゅう………ルフィ…準備できた…？私にここまでさせたんだから…責任取ってよね…？金輪際…私以外の女の子で…興奮しちゃダメだから…♡ほら…もっとキス……ちゅう…♡」

***

「何…？早く脱いでほしいの…？ふふ…そんなに見たいんだ…いいよ？その代わり私以外の女の子とは…二度と口聞かないって約束できる…？……うそうそ、そんなシュンとしないでよ…♪でも見たいなら…ルフィが外して…？」

***

「いい？入れる時はゆっくりね…？痛いってよく聞くし…まあでも…私の方がお姉ちゃんだから…我慢して……………………ひぎゃああああ！！！！あぐ！！い"！！！う、ううう動かないで！！！うぐっ…ぐ……ちょっと！！動くなって言ってんでしょ！！」ﾍﾞｼｯ!!!

***

「……ごめん…ちょっと…びっくりちゃって…ほら…あんただって動いたんだから…引き分けというか……もう大丈夫だから……ちょっと拗ねないでよ……代わりにあんたの好きなように………ん…ちゅ……何？キスしながらいい？ふふ
…はいはい、良いよ…いっぱいしてあげるから…甘えん坊な弟だね…♡」

***

「ん……んむ……んっ……はあ……♡♡……もっと動いてもいいよ…？ルフィ体力余ってるんじゃない…？え…？私に合わせる…？ふふ…♡何それ…そうやってご機嫌取ったって………ダメなんだからね…ちゅう…♡」

***


「……ルフィ、疲れちゃった…？もっと頑張れる…でしょ？」

「ダメだよ…ルフィは…もっともっともっと…いっぱい私の事、愛さないといけないんだから…♡」

[178 二次元好きの匿名さん 23/04/02(日) 23:55:01]

夜明けじゃ！ROMANCE DAWNじゃ！

[179 1◆p53SSBNAT6 23/04/03(月) 00:07:24]

翌朝…

ウタ「んん…もう…朝…？」ﾑｸｯ

ルフィ「ぐがー……」

ウタ「すっかり眠りこけちゃって…まあ、頑張ったもんね…お疲れ様、あなた♡」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ルフィ「ふが……」

ウタ「……」

怖い夢は見なかった
見たのは……

ウタ「……」

ルフィ『ウタ！見れるか？ほら！』

ルフィ『おれとお前の…新しい家族だぞ！！』

ずっと未来の…夢だった

ウタ「ずいぶん先の未来…見えちゃったね」

[180 1◆p53SSBNAT6 23/04/03(月) 00:34:59]

***
ウタ「いい？まずはシャンクス達にちゃんと付き合いますって言いに行くの！それから婚約と結婚の挨拶と…」

ルフィ「分かったって！！朝からずっと同じ事言ってんじゃねェか！」

ウタ「決して覚悟を見せに行くとかじゃないからね！半殺しとか物騒な事言わないでよ！」

ルフィ「分かった！…それよりいいのか？家出。おれはどーしてもってんなら…」

ウタ「いつか…いつかは、ルフィと二人で…もっといっぱい二人の時間が過ごせる所に行きたい。それはやっぱり…叶えたい」

ルフィ「……」

ウタ「でもやっぱり私の事…好きだって言ってくれる人も…切り捨てられない。それも私の…大事な繋がりだから…投げ出したくない。逃げ出したくないなって…」

ルフィ「ししし…そっか！！」

ウタ「だから…これからじっくり考えるよ。イヤな事があっても全部ルフィが受け止めてくれるんでしょ？」

ルフィ「おう！！何でも来い！！」

ウタ「ふふ…じゃあ次女の子と浮気紛いの事したらご飯に毒とかカミソリとか入れちゃうからね」

ルフィ「お、おう！何でも消化してやる！！……お、着いたぞ。マキノー！！！飯食いに来た！！！それとシャンクス！！！おれウタと結婚する！！ほんでいつか二人で出てく！ししし！」

ウタ「ちょ、ちょっと…！！は、早いって…！！まずは付き合う旨を…！！」

シャンクス「ウタ！！！早まった事するんじゃねェ！！！駆け落ちなんて時代じゃねェんだぞ！！！家出してお前生活費はどうすんだ！？！？居場所も分からねェのに仕送りなんてできねェぞ！？学校はどうすんだ！？中退か！？！？ルフィは！？ルフィの身も心も自分の物にする的なあれか！？そんな昼ドラみたいな恋愛、お父さん認めねェぞ！！！」

ベックマン「落ち着け」

[181 二次元好きの匿名さん 23/04/03(月) 00:39:11]

お父シャン落ち着け

[182 二次元好きの匿名さん 23/04/03(月) 06:58:05]

上げ

[183 二次元好きの匿名さん 23/04/03(月) 18:48:33]

保守

[184 1◆p53SSBNAT6 23/04/03(月) 21:57:28]

シャンクス「だってお前！ウタの奴が…！！！おれ達置いて家出しちまうって…！！！」

ベックマン「面をよく見ろ。そして話を聞け。一晩頭が冷やして冷静になったって顔してるだろう？」

シャンクス「でも…でもよ！！ウタはルフィの事大好きだし…！！黙って駆け落ちとかって…！！！」

マキノ「だから話を聞いてあげてください。それに…もしそうなっても背中を押してあげてください。子供達が苦しみながらも自分達で答えを出したんです。ちゃんと真っ直ぐ見てあげてください」

シャンクス「だが…おれはやっぱり…！！」

エース「おいルフィ。しばらく見ねェ間に男の顔になったじゃねェか。ウタと駆け落ちするって本当か？」

ルフィ「しねェ！！ウタとはいつか一緒に住むけど今はしねェ事に決めた！！」

シャンクス「本当か！！？？？」

ウタ「は、はい…ほ…本当です…」

シャンクス「良かった…！！本当に良かった…！！おれは二度とお前の顔見られねェかと…！！！おい野郎共！！！今夜は宴だ！！！」

サボ「騒がしいお父さんだな…？ふふ…」

ウタ「本当にやめてよもう…」

[185 1◆p53SSBNAT6 23/04/03(月) 22:22:31]

マキノ「おかりなさい二人共…良かった…また二人の顔、ちゃんと見られて」

ルフィ「ししし！ただいま！」

ウタ「た…ただいま……そ、それと…いっぱい迷惑かけました…ごめんなさい…」

マキノ「それはあなた達の事、たくさん心配したお父さんに言ってあげて？家出するかもって話したら一睡もしなかったの」

ウタ「あ…うん…」

シャンクス「飲め飲めお前達！！！だっはっは！！！今日は素晴らしい日だぞ！！！」

ウタ「あ…後で言いに行くね……それにやっぱり…マキノさんもありがとう…私の事…どんな事があっても…応援してくれるって…」

マキノ「…ウタちゃん、私ね。今のこのお店出すときに周りの人から最初猛反対されたわ。ルフィのお爺さんやダダンさんにも…経験も少ない女性一人で何ができるのかって…」

ウタ「え……」

マキノ「でも…最後は味方になってくれた。根負けしたって言われたけどね！応援するって…背中を押してくれた」

ウタ「……」

マキノ「…理由は後ろ向きかもしれない。胸を張れる決断ではないのかもしれない。でも…まだ20歳そこそこの女の子が人生で初めてした大きな決断を…私はよく頑張ったって褒めてあげたい。味方だよって言ってあげたい。応援してるって励ましてあげたい！」

ウタ「ｸﾞｽｯ………」

マキノ「よく頑張ったわね…私、こんなに愛情深い女の子のお姉ちゃんで良かったわ！ウタちゃん！」

[186 二次元好きの匿名さん 23/04/03(月) 23:28:07]

マキノさん…！

[187 二次元好きの匿名さん 23/04/03(月) 23:33:38]

マキノさん、ママと言うかもはや聖母

[188 1◆p53SSBNAT6 23/04/03(月) 23:37:47]

エース「彼女同伴で親に挨拶か。いつからそんな律儀になったんだルフィ？」

ルフィ「おれは昔から真面目だぞ！！」

サボ「あの危なっかしかったウタが落ち着いた様で良かったよ…ルフィ、月並みだが幸せにな。これからはしっかりウタが暴走しねェように…スマホとかちゃんと見せた方がいいぞ」

ルフィ「おう！ちゃんと毎日見せてるぞ！！朝晩の電話とか一緒に飯とか気ぃ付けてる！！」

エース「すっかり言いなりじゃねェか…まあ、喧嘩も暴走も程々にな。あ、わりぃ。電話だ。少し抜ける」

サボ「ん？おれもだな…ウタ！よ～～～く知ってると思うが手のかかる弟だ！よろしく頼むぞ！」

ルフィ「何だと！！！」

ウタ「ははは…」

エース「何だイスカ…今日は家族で飯食ってるって言っただろ…え？さっき送ったメッセージの返信がなかった…？ちょっと待て、おれそんな前の奴見逃して…送ったの10分前じゃねェか！………え？5分前には返す約束？だからそれはおれがいつでも見られる時に………分かった、分かった…おれが悪かった…今度お前が行きたがってた遊園地連れてってやるから…ついでに旅行も行きたい？分かった…分かったから電話越しに怒鳴るなよ…」

サボ「だからな…今回は本当に外せなかったんだコアラ……弟の人生が決まるかもしれないってんで……いや、お前とレストランに行くのが嫌だったわけじゃなくてな…？これ昨日の晩も夜通し話して……いや、お前と話すのが嫌なんじゃなくて………埋め合わせは必ずするから……弟とどっちが大切なのって……うん、もちろんお前の事が一番大事だぞ…？え…？心が籠ってない…？じゃあ帰ったらたくさん言うから……ああ、お前の好きな物買ってくから…」

ルフィ「サボもエースも仲良いな！！」

ウタ「……はは、そうだね」

[189 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 00:11:31]

何だこれ…なんなんだこれ…

[190 1◆p53SSBNAT6 23/04/04(火) 00:31:51]

ナミ「こんばんはお二人さん。先日以上の熱愛ぶりだこと」

ウタ「ナミ！来てくれたんだ…あ…えっと…」

ナミ「せめて一言謝りたかったの。私の悪ノリで助長させちゃったようなもんでしょ？本当に…ごめんなさい」

ウタ「う……でも、私こそ…迷惑かけて……」

ナミ「そうねぇ…あんたこれから飛びっ切り大きな迷惑をみんなにかける所だったもんね？はあ…心中紛いの駆け落ちなんて今どきのドラマですらないっつうの…」

ウタ「あう…」

ナミ「……今はそんな事する気は…ない感じかしら？」

ウタ「……みんなを…悲しませるような決断は…やっぱりダメかなって…だからさすがに出て行くのは…」

ナミ「…ウタ、私ね。卒業したらこの街出るわ。ううん…もっと広い世界に行く」

ウタ「……え？」

ナミ「私の夢、測量の勉強をもっともっと頑張って、自分で世界地図を書けるくらいになること。昔、言ったでしょ？」

ウタ「う…うん……」

ナミ「サンジ君は海外のレストランに入って本格的に修行するんだって。ウソップも船乗りになるって言ってたわね？ゾロは…何か有名な剣道家に弟子入りするって言ってたわ。卒業したらみんなバラバラね」

ウタ「……」

ナミ「……今生の別れじゃないんだからそんな顔しないでよ！でも…大人になるってそういう事でしょう？それぞれの夢に向かって歩き出すの。みんな見てる方向が違うもの…それは仕方ない事だわ」

[191 1◆p53SSBNAT6 23/04/04(火) 00:35:38]

ナミ「…ウタ、あんたの夢は？一番大事なものは？一生を添い遂げる相手は？答えなさい。5秒以内」

ウタ「え…！？えっと…ゆ、夢は…私の歌を…好きだって言ってくれる人にたくさん歌を届ける事…」

ナミ「一番大事なものは？」

ウタ「……家族との、繋がり。どれだけ離れていても…シャンクス達の家族でいる事…」

ナミ「…一生を、添い遂げる相手は？」

ウタ「……」ﾁﾗｯ

「だっはっは！！ほらルフィ！！飲め！！お義父さんの言う事が聞けねェのか！？」

「がぶ…！げふ…！！だ、だからおれ酒苦手で…！！」

「ぶわっはっは！！おいルフィ！！酒の次は曾孫の顔じゃぞ！！結納はいつじゃ！？ベビーグッズはちゃんとあるのか！？ちゃんと夜は充実しとるか！？」

「未成年のガキに酒飲ませた上に下ネタぶつけてんじゃねェよこの酔っ払い共！！！」

ナミ「……あんな子供っぽい奴でも…いざという時には、あんたの重っ苦しい愛情を受け止めるくらい頼りになるのよね？」

ウタ「……うん。誰よりも、頼りになるよ。一生を、添い遂げたいくらい…」

ナミ「ルフィなら…きっとあんたがいたい場所を作ってくれる。あんたの今言った欲張りな希望も受け止めてくれる。ここにいて幸せだったって思わせてくれる……だから自信持ちなさい！あんたはそいつの一番になったんだから！スマホなんて見なくても、連絡先消さなくても！ルフィの一番はあんただけ！分かった！？」

ウタ「うん……！！」

ナミ「ま、夫婦仲良く頑張んなさいな！重くて面倒な歌姫様！」

[192 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 02:41:44]

ASLそれぞれ激重な嫁さんの尻に敷かれてるのちょっと笑える
なんにしてもハッピーエンドだ！ ハッピーエンド最高！

[193 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 09:32:22]

イスカとコアラもめんどくさいな……

[194 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 19:20:32]

重い女性が好みな兄弟か

[195 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 22:34:46]

むしろ重い女性に好かれる男共というか…

[196 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 22:51:26]

終わってしまう！！スレもssも終わってしまうぞおお！！！
寂しいいい！！！

[197 1◆p53SSBNAT6 23/04/04(火) 22:55:04]

***

ルフィ「ぶへー…食った食った！！」

ウタ「みんな…本当に大騒ぎしちゃって…まあ楽しかったけど…」

ルフィ「お前の事、大好きな奴らがいっぱいいるって事だ！！良かったな！」

ウタ「そ…そういうのはちょっと恥ずかしいから…」

ルフィ「……ウタ、まだ家出してェか？もしもまだ…お前の決意が変わらねェってんなら、もう一度みんなに話して…」

ウタ「行きたいよ。ルフィと二人だけの世界に行きたい」

ルフィ「……」

ウタ「だけど歌を届ける夢も諦めたくない。シャンクス達ともお別れしたくない。ナミちゃん達とも、大事な友達も…みんなの顔、また見たい！」

ルフィ「……しっしっし！そっか！」

ウタ「ルフィのせいだよ。ルフィがずっと他の子に気があるような素振り見せて…私の事だけ見てくれ無かったから勘違いしちゃったんだよ。勘違いさせた責任取ってよねルフィ」

ルフィ「おれのせいか！？」

ウタ「私の事…こんなに拗らせたんだから…こんな悪い男の子いないんだから…だから…私が今考えた夢、叶えてよね」ｽﾞｲｯ

ルフィ「な、何だ…！？」

ウタ「ねえルフィ、私ね────」

[198 二次元好きの匿名さん 23/04/04(火) 23:13:29]

ナミさんやっぱり良い友達だよなあ…最高の親友だわ

[199 二次元好きの匿名さん 23/04/05(水) 00:15:55]

>>196

またスレ主が新しいスレを建ててくれるさ(無茶振り)…！！楽に行こう…！！

[200 二次元好きの匿名さん 23/04/05(水) 00:18:25]

200ならハッピーエンドれす！！