【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part7

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 09:40:18

    あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレです
    不備があり建て直しました。

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 09:43:41

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 09:46:28
  • 4二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 09:50:49
  • 5二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 09:51:52

    >>4

    訂正ありがとうございます!

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 10:05:12

    https://bbs.animanch.com/board/1682139/?res=196の続き


    去っていく大智を追うわけでもなく、ナーゴ、スナイプ、バッファの3人はその後ろ姿を見ていた。

    リオンの言葉がどこまで本当かはわ分からないが、戦う前の大智の反応を見るに完全にジャマトバックルの負荷はないものではないようだ。だから使ってしまうとジャマト化が進むかもしれないし、ダメージを受けて倒されたりすると体の不調につけ込むように更に進行は進む。

    だからドライバーを取って変身解除させる、という方法はベターだったのかもしれない。

    ニコ「なんだ、ぶっ飛ばさなかったんだ……って、仕方ないよね」

    ニコがやって来てバッファに話しかける。

    ニコ「でも大我や祢音ちゃんはぶっ飛ばさなくてよかったの?あいつ多分逆恨みは続いてるだろうし。」

    ニコはジャマトバックルを使い散々苦しんだバッファの心境を察する

    それにまた一から薬を作るとなると血液の採取やら検査やらをしないと診断ができないのだ。

    スナイプ「薬作るのも骨が折れんだよ、あれはそれぞれの血液とかがないと無理だからな」

    ナーゴ「確かに大智には腹が立ったけど……あの場でとどめを刺すのも違うと思ったんだ。」

    全ての知識がほしい、そのために卑怯な手段で冴始めとする色んな人を傷つけた大智。そしてうまく行かないと逆恨み。本当だったら倒すところだが、リオンに利用された、という事実から倒して傷つけるのはためらわれた。

    そこにバッファの行動が加わる。

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 10:18:09

    >>6

    『助けたわけじゃねぇ。ただ今よりここより先に進もうと考えるなら帰る場所は要るんだ。俺は考えないで行動するからまた迷うかもしれないが帰る場所があるから立ち直って先に進んでいける』

    ジャマトバックルを使い、運営の裏側を知り全ての仮面ライダーの破滅を願ったバッファから結果的に助けられた挙句こんなことを言われ大智は唇を噛む。

    大智「分かったようなことを……」

    『君はどうせ誰かに手を差し伸べてもらわないとどうにもならなくなっただろう⁉︎あのままジャマト化したらどうなるか見たかったし、擬態したジャマトと親友ごっこをする姿も見たかったんだよ‼︎』

    この言葉で傷つくと思ったら彼は気にしなかった。

    それにあんなに傷つけた西馬ニコだって助けが来たと分かれば自分への恨みを言うわけでもなく、喜ぶ始末。

    大智「2人とも主治医がいるからあんな態度が取れるのか?馬鹿馬鹿しい。」

    大智は呟くように言う。

    体に明らかな負担はないが、ジャマトバックルの影響は受けている。

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 10:39:48

    ついに共鳴を果たした永夢と英寿、そしつ或人をジャマトを片付けた面々は見ていた。
    タイクーン「英寿もできたんだ!でも何で或人さんがいるんだろう?」
    2人で起こる共鳴が3人で起きている。そこにタイクーンは疑問を抱く。
    イズが現れ、解説をする
    イズ「浮世英寿様と宝生永夢様は諸事情により普通が不可能な場合がありますが、ゼロワンドライバーバックル……そして或人社長の存在にて安定した共鳴及び強化が可能になります。」
    ナーゴ「そっか、或人さんが間に入ることが解決法だったんだ。」
    バッファ「あいつには更に条件があったと言うことか」
    イズの解説を聞いたブレイブ、スナイプ、レーザーターボは一方で考え込む。
    それは永夢の過去だ。ゲーム病に感染させられ人格が不安定になり、今は落ち着いてはいるがやはり戦闘時にはその名残が出る。英寿側の原因はわからないが、永夢の過去が共鳴を不安定にさせ、発動させなかったのではないかとブレイブ、スナイプ、レーザーターボは考えていた。
    最も、もっと重い過去が永夢にはあるのだが。

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 11:34:44

    大分増えた今までの登場キャラ達!
    ・飛電或人
    ご存知(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音ちゃんとお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げてる祢音ちゃんを助けてから(或人目線では)お友達に。
    なお彼に恋は十年早かったぐらい鈍感だったりする
    ・鞍馬祢音
    ご存知セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音ちゃんを妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!人外疑惑あるけどこのスレ人外多くない?って言うのは禁物
    ・我那覇冴
    ご存知今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速
    あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い
    4スレ目より記憶が戻る。

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 11:37:47

    ・刃唯阿
    ご存知A.I.M.S.の隊長。下の奴らがやりたい放題のため胃痛枠になって3スレ目では遂に幼児退行する。なお祢音ちゃんたちの恋は素直に応援してるためサポートしたりする。
    ・天津垓
    ご存知1000%な社長
    祢音ちゃんたちの恋を知って全力サポートだが基本的には唯阿から見るとやばいためツッコまれる。真面目なときもある。
    ・檀黎斗
    ご存知神にしてゼロワン世界で復活した人
    最近永夢達に復活がバレしばかれるが何かを企んでいる様子
    ・イズ 
    ご存知或人の秘書
    恋愛の応援があれすぎる…。戦闘に参加することもある
    6スレ目で祢音ちゃんが手にする前にキューンのラブレターを全て回収、処分したり、祢音ちゃんに近づこうとしたキューン自身の処分を実行に移したりする
    ・腹筋崩壊太郎
    ご存知お笑いヒューマギア
    アスリートということから冴さん応援派
    ・縁結びマッチ
    ご存知結婚相談ヒューマギア
    恋愛サポートするが或人がアレなため頭悩ます
    ・ソルド9
    ご存知ソルド。唯阿の部下の冴さん派だがやりたい恋の応援がやりたい放題。
    ・ソルド20
    同じくご存知ソルド。こちらは祢音ちゃん派だが以下同文
    ・我那覇澪、潤
    冴さんの妹、弟
    こちらでは妹はしっかり物語、弟はお調子者
    恋愛でうまく行かない姉に苦労する二人組…

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 11:45:57

    エグゼイドライダー達
    ギーツやゼロワン達の(色んな意味で)先輩な人達
    4スレ目から本格的に登場だ‼︎

    ・宝生永夢
    ご存知聖都大学付属病院の小児科医。怒らせたら怖い。
    何か重い過去がある様子。
    ・鏡飛彩
    ご存知聖都大学付属病院の天才外科医
    院長の息子でドライな性格だったが4スレ目のある出来事で景和と打ち解ける。他人の地雷を知らずに踏むことがある。
    ・花家大我
    ご存知元聖都大学付属病院の放射線科医
    今はゲーム病専門の開業医をしている
    ある事情から1人で抱えこみがちだが4スレ目のとある出来事から過去に囚われるのをやめる。
    ・九条貴利矢
    ご存知聖都大学付属病院CR所属の監察医。嘘つき。4スレ目ではとある理由からベロバ側についたふりをして6スレ目で離反。道長の離反のきっかけを作る。ベロバ側からしたら荒らし混乱嫌がらせの元
    ・西馬ニコ
    ご存知大我の翻訳係。天才ゲーマーNとして有名。祢音との交流もある。

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:13:39

    ・浮世英寿
    ご存知スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ、出番が大分増えたが道長からはあまり突っかかられなくなった
    ・桜井景和
    ご存知平和を望む狸、英寿同様4スレ目から活躍するようになり飛彩と交流を持つようになるが飛彩に就活生呼ばわりされてしまったり、地雷を踏まれたりする
    ・吾妻道長
    ご存知暴れ牛、本編ではかなりヤバいところまで行ってしまってる。このスレでも基本的に暴れてばっかだったが3スレ目での幼児退行と唯阿との戦闘や4スレ目の飛彩関連の事件で思うところがあった様子。とうとう4スレ目で貴利矢に唯阿への好意を指摘され振り回される。6スレ目で貴利矢の頑張りにてベロバ側から離反する。
    ・キューン
    ご存知祢音ちゃんのサポーター
    他スレだと毎回キモいと評価されがちで彼女を振り向かせ用と色々思考中だが行動に移そうとするとイズに邪魔されたり廃棄されかかったりしていたことが判明。しかも祢音ちゃんに意を決して接触しようとしたら一色理人に体を乗っ取られ意識を塗りつぶされてしまい何にもできていない。
    ・一色理人
    ご存知かつて或人と敵対したシンクネットの元ボス。今は故人で天国で奥さんと暮らしている。現世に来ることもあり、その時はキューンの体を奪い取って好き勝手している。贖罪から或人の恋をサポートすることを勝手に決める

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:32:11

    敵サイド
    ・五十鈴大智
    ご存知クイズ王
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その1
    今んとこドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す始末
    ・ベロバ
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その2
    ギーツ本編だとすごい敵…なのだがこちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい現在大荒れ中。切り札のヴィジョンドライバーで何とかなるといいね
    ・アズ
    ご存知アークの秘書
    モノホンのアークから大人しくしてろと命令もらったけど時と場合によっては普通にベロバ達を助けに行くぞ!なお作戦は基本的にはうまく行かず毎回阻止されている。6スレ目でアークからとある重要な命令をもらう。
    ・アーク
    ご存知悪意の化身
    5スレ目から本格的に動き出す。何かを企んでいる様子
    なお本人は悪意が好きだからかヤンデレ好き
    ・リオン=アークランド
    元ZAIAの元社長。滅亡迅雷や不破諌を死に追いやった張本人。すでに故人だったがアークにより復活。
    ジャマトグランプリのスポンサーとなり社長としての再起を図る。
    ・??????
    とある新興宗教の残党。全員しょっ引かれムショ送りにされていた。最近誰かの手引きで脱獄したようだが……

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:36:43

    用語

    ・共鳴現象
    ライダー達の間で起こる謎の現象。
    諸々のステータスが爆上がりするが反動で変身不能となる
    だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる
    仲がいいとか絆とかそういうのより、その場のノリが大事
    ゼアがもたらした機能のようだが……?
    一応相手はある程度は決まっている

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 12:45:03

    ザイアと3人の戦いを見ていたアズは嗤う。
    アズ「あらあら、折角アーク様が復活させてあげたのに……偉そうなこと言って結局は小物よね」
    アズは生前の彼を思い出す。自分を利用してソルドに始末させようとしたことを。それは到底アズには許せるものではなかった。
    アズ「だから、今度は私達があなたを利用してあげる……魂が擦り切れるまでね。安心して?何回やられてもあなたは簡単には死なせないから」
    アズは3人に押されているザイアを嘲笑う。
    アズ「……あの馬鹿女からヴィジョンドライバーを奪い取ったら、あのイナゴ共をカゴから出さないとね」

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 13:33:47

    そろそろまたトンチキイベント考えるか…

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 14:00:00

    https://bbs.animanch.com/board/1682139/?res=199

    ザイアを無事に倒し、3人はお互い変身を解除する

    或人「……」

    永夢「どうかしたんですか?」

    或人「え…いや…、……リオンのことが気になってさ…。あいつは悪いこともしたし許されないこともした。でもそれでもあのとき生きてたらその罪を償ってほしかったなって…」

    英寿「……相変わらず甘いなお前は」

    或人「ごめん…、でもそれでもそう思っちゃうんだよな…たとえみんなの仇だとしても…」

    永夢「でもそれは大切なことだと思います。どんな命であってもそれを消していい理由にはならない。罪があるならその罪を生きて償ってくことが命を持った者にとって大切なことですから」

    英寿「ああ、どんな者であっても命と向き合うことをやめ、命を消すことに戸惑いをなくすことをやめたらそれはもう人間じゃなくなる。だからその甘さを捨てるな。それが人間らしさだからな

    或人「永夢さん…英寿さん…ありがとう、そしてごめんあのとき迷惑をかけて…」

    或人はザイアとの初戦後に永夢達に迷惑をかけたことをわび頭を下げる

    永夢「そ、そんな!頭上げてください!彼とは何か因縁あったのはなんとなくわかってますから!だから気にしないでください!」

    或人「でも俺が迷惑をかけたのは事実だから!本当にごめん!」

    英寿「まったく…、変なところで義理堅いなお前。なら今度俺達に何かご飯奢ってくれよな。それでチャラだ」

    永夢「いいですねそれ!僕も何か食べたいですし!或人さんはどうですか!?」

    或人「え、あ、二人がそれで良ければ…」

    永夢「じゃあ決まりですね!」

    英寿「よろしく頼むぞ社長さん♪」

    或人はなんとなく気づいていた。二人が自分にこれ以上あのときのことを気にしないでいいように気を使ってくれてることに。本当ならやめたほうがいいのかもしれないがそれでも二人の優しさをムダにしたくなかった。だから心遣いに感謝しつつそれを受け入れる

    或人「わかった…、ありがとう二人とも」

    或人が感謝を口にすると二人はふっと笑った

    英寿「どういたしまして♪」

    永夢「はい!」

    そして3人は戦いが終わった祢音達のもとまで戻るのであった…

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 14:08:30

    >>17

    英寿「ところでゼロワン、お前雨の中でナーゴと抱きついていたが大丈夫だったか?」

    或人「え…?なんで知ってるの…?」

    永夢「あ、あの…さっき戦闘の際に後ろから見てたと言ってましたよね?実は或人さんが僕達から離れたところから最初の方から僕達後ろに着いてきててそれでその光景を見ちゃって…」

    或人「……まじで?」

    永夢「まじです…」

    英寿「まじ」

    或人「……じゃん」

    永夢「はい?」

    或人「……じゃああのとき慰め方教えてくれても良かったじゃん!俺大変だったよ!?慰め方わからなくてさ!抱きついて!俺セクハラで訴えられたらどうしよう!?」

    永夢「ええ!?そ、そんなこと言われても…当人の責任としか…」

    英寿「なかなか大胆だったなゼロワン♪まぁナーゴからなんか言われたら責任取るんだぞ」

    永夢「ぼ、僕もそう思います!はい!」

    或人「嘘だろぉぉぉぉぉ!?!?」

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 14:39:38

    >>15

    アズは3人が去った後、変身解除させられたリオンの元に近寄る。

    リオン「お前は……」

    アズはリオンを見下す。今までの分のお返しを込めて。

    アズ「ざまあないわね♪だってあなたは所詮飛電或人がいない時じゃないと動けない小物なんだもの♪」

    アズの言葉にリオンは怒りをあらわにする

    リオン「ふざけるな‼︎飛電或人など……あんなおかしなことさえ起こらなければ‼︎」

    リオンは永夢と英寿が現れたことによる共鳴現象を思い出し顔をしかめる。

    アズ「あなたには夢があるんでしょ?ジャマトグランプリのスポンサーになって、叶えられなかった夢を叶えるための夢が」

    アズは妖しく、優しく言う。

    アズ「だから、助けてあげる。あなたが夢を叶えるためにね……」

    アズがそう言うと、リオンの体は禍々しい赤と黒の光に包まれる

    リオン「これは……?」

    リオンは戦いでの傷が回復したことに驚嘆する。

    アズ「言ったでしょう?あなたの夢が叶うまで助けてあげるって……」

    リオン「……」

    そして2人は或人達が知らない間にその場から去っていった。

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 15:01:24

    唯阿「……そうでしたか」
    唯阿はとある場所で衛生省の日向恭太郎審議官、そして祢音の父、鞍馬光聖に会っていた。
    2人から聞いた話では、今この世界で行われているデザイアグランプリは、一般人に存在を秘匿するために光聖が財力にて政府や各省庁に圧力をかけていたのだ。
    唯阿「鞍馬さん、あなたはそこまでして何故」
    唯阿は疑問を光聖に尋ねる
    光聖「私は……娘に愛情を注いでやれなかった、だからデザイアグランプリで願いを叶えて欲しかった。」
    娘1人のためだけにそこまでする父親、その愛情は不器用すぎた。
    恭太郎が口を開く。
    恭太郎「鞍馬さん、あなた愛情の注ぎ方は娘さんに伝わらないかもしれませんが、あなたなりの愛情は注いでいたのではないですか」
    光聖「……そうでしょうか。こんなやり方しかできないのに。それに最近の娘を見ていると…沢山の仲間に囲まれて仲の良い異性までできて楽しそうで……私はデザイアグランプリじゃないと娘は幸せになれないと思っていましたが、それは違っていた……」
    そこに唯阿が口を挟む。光聖はああは言うがきっかけは……
    唯阿「それは違うと思います。娘さんがデザイアグランプリに参加したから、それで世界が広がったんじゃないでしょうか?」
    光聖「確かにデザイアグランプリに参加しなければあの子は……」
    話を黙って聞いていた恭太郎は口を開く。
    恭太郎「鞍馬さん、私がまだ医師として働いていた時……手術をした子で、親とから最低限の愛情を注がれなかった子がいました。その子は自分はいらない子だと思って、自分で全てを終わらせようと思った。あなたは、娘さんに愛情を注げなくても、そのきっかけを作ってあげられたんじゃないでしょうか?」

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 15:10:45

    >>20

    光聖「そんな子が……親は難しいものですね」

    恭太郎「そうです、私もその子に親身になって接しましたが、結局父親との関係は変わらなかった。ただ、あの子は私を父親の代わりとして、ドクターを目指して、今はドクターになっています。」

    光聖「……」

    恭太郎の言葉に唯阿はある人物が頭に浮かぶ。

    唯阿(まさか……その子どもは……)

    もしそうだとしたら合点がいく。何故彼には共鳴現象が起こらなかったのか。彼には無意識の中で高い高い壁を作っているのだ。

    そんな唯阿の考えていることは露知らず、不器用な父親は、光聖は口を開く

    光聖「ならば、なおのことこの世界は壊させてたまるか……‼︎」

    恭太郎「大丈夫ですよ鞍馬さん、私たちも願いは同じです。沢山の命が生きているこの世界を終わらせることは許されません」

    唯阿「……そうですね、私も……人とヒューマギアが手を取り合い生きていく世界を叶えるためにこの世界は守ります。」

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 16:51:10

    >>21

    唯阿はその後A.I.M.S.に帰還する

    唯阿(あの事実を……本人に確認すべきなのか?違っていたらそれでいいが本当なら彼は子どもの頃に恐ろしい事を……)

    唯阿は恭太郎から聞いたとある子どもの話を思い返す。

    そこにソルド20が現れる

    ソルド20「隊長、例の件調査が完了いたしました。」

    唯阿の表情が変わる。

    唯阿「シンクネットの残党か。」

    シンクネット。それはとある闇サイトで、新興宗教と呼んでも過言ではない。何故かと言うと教祖的存在であったエスは身の回りに対して破滅願望のある人間を集め世界を滅ぼして「楽園」を創造すべく、世界規模のテロ活動を開始したからであるであり、その利用者数は全世界で1億人にも及ぶと言う。しかしエス……一色理人の目的は純粋かつ苛烈であった。自らの恋人を奪ったようなアークに近しい悪意のある人間の排除で、世界を滅ぼし、恋人のために楽園を作る計画において、そんな輩を住ませるわけにはいかないから悪意のある人間を集め、善良な市民は楽園へと移住させ、集めた輩には現実世界で死んでもらうという物であったのだった。

    当然アークに近しい者たちだ。エスの目的を知り、とある人物は彼に反旗を翻したりしている。結果的に幹部4人と構成員は逮捕したが、脱獄を許してしまった。

    エスが亡き今、そんな連中が野放しになったら、この世界は破滅へのカウントダウンを刻む。

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 17:19:41

    >>22

    ソルド20「脱獄を行った者は……どうやら刑務官のようです」

    それを聞いた唯阿はため息を吐く。

    シンクネットに集う者はすぐ近くにいたという訳だ

    ソルド9「只今取り調べを行なっております」

    唯阿「灯台下暗し……か」

    それでも構成員の何割かは再度逮捕に成功している。

    しかし幹部4人……それもエスに反旗を翻したベルは逮捕されていない。

    唯阿「調査を続けるしかないな……」

    ソルド9「それと……」

    ソルド9は言いにくそうに唯阿にもう一つの事実を告げる。

    唯阿「……リオン=アークランドが⁉︎」


    天津「あいつは死んだはずじゃなかったのか⁉︎」

    同時に厘から最悪の事実を告げられた天津も驚愕していた。

    そんな天津を他所に、厘は笑っていた。

    厘?「あの不安定な人間も観測に値しなくなった。だとしたらこうするしかない、私のゲームを始めるために……」

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 19:17:27

    一方その頃…
    練習が終わった冴は妹の澪から着信が入っていることが気づき、掛け直す。
    冴「澪?どうしかした?」
    澪「大変‼︎社長さんと祢音さんが雨の中抱き合っていた‼︎」
    冴は思わずスマホを落とす
    冴「え……?」
    ショックを受けてフリーズしているチームメイト達は彼女に恐る恐る声をかけたりするが、反応がない。

    澪と潤は、雨の中抱き合う或人と祢音を見てしまっていたのだった。

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 19:40:39

    翌日貴利矢が所属していた監察医務院にて

    貴利矢「よう、ニッシー‼︎」

    貴利矢の元同僚西脇嘉高は貴利矢の突然の来訪に驚く。

    嘉高「貴利矢、何で……まさかCRクビになったのか⁉︎」

    貴利矢「違うから‼︎自分は差し入れしにきただけ‼︎」

    貴利矢はそう言うと袋を差し出し、嘉高は中身を見る。

    嘉高「全部焼きそばパンじゃないか、しかもこんな量どうするんだよ⁉︎」

    貴利矢にそう問い詰めると、貴利矢はどこか苦々しい顔をする。

    貴利矢「安さにノせられたバカが消費期限見ないで買い込んだんだよ……」

    嘉高「誰だよそいつ……」

    貴利矢「自分の患者、ゲーム病以外のな」

    貴利矢に患者がいると聞いて嘉高は驚く。

    嘉高「じゃあお前主治医なんかやってるのか⁉︎」

    貴利矢「まあね、監察医としての経験とリプログラミングと、後色々……あ、その焼きそばパン消費期限今日までだから皆に配っといて」

    (>>18の後、帰宅後……)

    貴利矢「確かに自分は余ったら焼きそばパン好きなだけ買っていいとは言った」

    貴利矢は山のような焼きそばパンを見ながらため息を吐く。

    道長「じゃあ何の問題があるんだよ、だから」

    貴利矢は焼きそばパンを一つ手に取り更にため息を吐く。

    貴利矢「道長、お前割引にノせられたな」

    貴利矢はそう言い、彼に消費期限が明日だと言う表示を見せる。

    道長「だからそれに何の問題があるって言うんだよ」

    貴利矢「これ全部明日までに食い切らないといけないってことだよ!どうすんだお前こんな量……」

    (一方作業現場では……)

    テツオ「よう、道長‼︎昼飯でも……」

    上司のテツオは彼に話しかけるが異変に気づく。

    道長「俺はいいっす……」

    テツオ「お前何個焼きそばパン食ってんだ⁉︎体力勝負の仕事だけどさ⁉︎」

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 20:27:04

    監察医務院を後にした貴利矢はバイクゲーマーを召喚してとある場所に向かう。
    貴利矢「ここが鏡先生が言っていたメンタルクリニックか……」
    そこは以前飛彩が言っていたシンクネットとやらの幹部である精神科医が勤務していたメンタルクリニックだった。
    貴利矢「ま、もうお縄についちまったから大した情報は得られないかな……」
    貴利矢はメンタルクリニックに入っていく。
    そして、患者のふりをしてその医師に診てもらいたいとごねたが案の定大した情報は得られなかった。
    貴利矢「やっぱダメか……」
    少し落胆している貴利矢に同じくメンタルクリニックにやってきた唯阿が話しかける
    唯阿「九条先生?何してるんだ?」
    貴利矢「あら、隊長さん、もしかして調査?」
    貴利矢の言葉に唯阿はハッとする。ドクターであればシンクネットの精神科医の幹部にすぐ辿り着くと。
    貴利矢「シンクネットとか言う連中の幹部にここのドクターがいたんだろ?」
    唯阿「やはりな……気づいたか」
    貴利矢「でも既にお縄について医師免許剥奪された奴の情報は得られなかったよ。当たり前だよな」
    唯阿「そうか……で、どうやって聞いたんだ?」
    貴利矢「え?そりゃふつ」
    その時メンタルクリニックの看護師がサングラスを忘れたからと出てきて、あの先生は事情があって診察できないので‼︎と言う。
    唯阿「……普通に聞いてないな、恐らく患者のふりをしたんだろ?」
    貴利矢「ま、まあまあ……そうだ隊長さんこれやるからさ‼︎」
    慌てた貴利矢は焼きそばパンを一つ唯阿に差し出す。
    唯阿「どうしたんだ?これ」
    貴利矢「まあ、色々あってね……(あいつには食べきってもらうからな…)」

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 22:02:57

    >>26

    貴利矢「なるほどね、そりゃ倒れない訳だわ」

    貴利矢は焼きそばパンを食べながら唯阿からシンクネットについての話を聞く。

    シンクネットの仮面ライダーは改造ZAIAスペックを用いてステータスを登録しサイトにアクセスする事でナノマシンで構築されたアバターを遠隔操作する機能がある。その上ナノマシンのAIによる自律行動が可能で、仮に倒されてもログアウト扱いとなり、勝手に自動で再ログインされるので変身者には全く影響はなく、他害や自傷行為にあたる戦法も取れる。

    唯阿「だから変身者を見つけ出すのが1番の解決策なんだ。」

    貴利矢「隊長さんお腹空いてんの?まだあるけど、いる?」

    唯阿「あ、ああ……」

    唯阿は2個目の焼きそばパンをもらう。

    唯阿「しかし、九条先生の分は……」

    貴利矢「自分は昨日の夕方から食べてるから気にしないで」

    唯阿(何があったんだ……?)

    貴利矢「でもその機能はぶっ潰されたんだろ?何でまた……」

    唯阿「恐らくアークが関係している。シンクネットの連中はアークに近いような存在だからな……」

    貴利矢「ふーん……社長さんは知ってるの?」

    唯阿「ああ、向こうでも調査はしている。」


    ??「私達のことをコソコソと嗅ぎ回るのはやめてもらおうか。」

    2人が会話していると、毛先が跳ねた白い服に赤いマントを羽織った、顔に回路図のペイントが描かれた赤い目の男が現れた。

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 22:30:04

    >>27

    唯阿「お前は……ベル⁉︎」

    男の姿を確認すると、唯阿はプログライズキーを手にする

    一方で貴利矢はメンタルクリニックに勤めていたという医師の写真を取り出し、男と交互に見る

    貴利矢「ご本人様のご登場でいい?」

    唯阿「ああ、そうだ、シンクネットの幹部のな……お前何故ここにいる⁉︎」

    ベルと呼ばれた男は静かに答える

    ベル「我々の仲間が我々を逃がしてくれたからな……そしてアークの力で再び以前のように戦えるようになったが、今はまだ楽園を創る時ではない」

    ベルは今はことを構える気はないと暗に示す。

    唯阿「お前……まだ楽園などと言っているのか⁉︎」

    ベル「そうだ、今度こそ我々の楽園を創る。スカイタワーでは力試しをさせてもらったが……理想の世界が叶えられそうだ。」

    ベルはそう言うと、どこかに消え去ってしまう。

    唯阿「今はその時ではない、どういう意味だ?」

    貴利矢「この前のスカした社長さんといい、何だか悪ノリしてきてるねぇ……」


    飛電インテリジェンス社長室

    唯阿「そういう訳だ、社長さん」

    或人は唯阿から事情を聞いていた。

    或人「マジかよ……ていうか今はってどういう意味だ?」

    唯阿「それは調査するが……そう言えば社長さん、宝生先生と浮世英寿との共鳴現象成功したらしいな。」

    或人は笑う。

    或人「あれは2人のおかげだよ、俺は……じいちゃんや父さん、たくさんの人やヒューマギアを笑顔にして繋いできたって祢音ちゃんが教えてくれたし、イズが英寿さんにバックルを渡してくれたからできたんだ。だけど」

    唯阿「だけど?」

    或人「なーんかもっと強くなれると思うんだ。あの時もすごかったから……祢音ちゃんや大我さん、景和君や飛彩さん、そして道長さんと貴利矢さんの感覚がわかったけど、もっと強くなれる気がする‼︎」

    唯阿「ああ、そうだな……」

    唯阿は恭太郎から聞いた少年……恐らく宝生永夢のことは言わなかった。

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 23:30:02

    アズ「そう、それでいいのね?」
    アズはすっかり回復したリオンに問う
    リオン「ああ、共鳴現象……もう一組だけ見ていないのがいるからな。しかも片方はジャマトバックルでジャマト化しかけた奴だ、どんな感じか聞くことで、更に改良ができるだろう?」
    あれだけやられたリオンの歪んだ情熱は止まることを知らない。
    アズ「やられてもいいならいいけど……まあいいわ」

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 23:49:45

    1週間後……
    CRにて
    貴利矢「そういや永夢、自分が裏切ったフリした時保険であいつにハイパームテキガシャット作らせただろ?あれってどうしたんだ?」
    貴利矢はもう一つのハイパームテキガシャットについて聞く。
    永夢「それなら厳重に保管してますよ」
    永夢はプロトガシャットなどが保管されたケースを指す。」
    貴利矢「そうかい、迷惑かけたな……ま、あいつには微塵にも感じちゃいないがな」

    一方その頃……
    現場作業を終えた道長は帰路についていた。
    道長「今日はレーザーの奴にこき使われなくてすみそうだな」
    そこにサングラスをかけたひげの生えたスーツを着た男が現れる。
    その姿に道長は見覚えがあった
    道長「お前は……ジャマトグランプリの新しいスポンサーだったか」
    道長は咄嗟に身構える。
    リオン「名前くらい覚えてもらいたいものだな、私はリオン=アークランド。」
    道長「お前……ザイアって奴か。あの時ギーツやゼロワン、エグゼイドにやられて生きてたんだな……」
    リオン「まあ、アークに回復してもらえたからね。ところで共鳴現象もだが……吾妻道長、まず君に聞きたいことがあってね」
    それを聞いて道長は怪訝そうな顔になる。
    道長「はあ?」
    リオン「改良前のジャマトバックルを使った時の感想だよ。それを知ることで兵器の更なる改良が期待できるからね。」
    ジャマトバックルをどうしようもなく使った時の苦しみ、その後も続く苦しみや段々人間でなくなっていくことへの恐れ、ジャマトバックルの影響か失われる人間性、色んな苦しみや痛みがその言葉でフラッシュバックする。

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 00:05:33

    ジャマト化への治療を貴利矢達にしてもらえたがその感情は残っている。
    道長「誰がそんなこと答えるか‼︎」
    リオン「答えてもらわないと困るんだが……治療前に聞けたらよかったよ……じゃあ話題を変えようか、君の共鳴現象の相手の九条貴利矢だが……彼が過去にしたことは知っているかい?
    善意で友人を間接的に殺めてしまったことは」
    『本当のことを知った友人はもう助からないとヤケになって外に飛び出し、そいつが止める間もなく交通事故に遭い、還らぬ人となった。本当のことを話したそいつは後悔して本当のことを言うのは良くないと嘘をついたり、軽い態度を取るようになってしまった。極端だがそれだけそいつの後悔は深いんだ、何をしても本当のことを話した友人は帰ってこない。友人を間接的に殺してしまったという事実は消えないんだ。』
スカイタワーで知った貴利矢の過去を思い出し、道長は頭に血が上るのを感じる。
    リオン「正義というものは残酷だ……」
    道長「それ以上語るんじゃねぇよ……‼︎」

    一方その頃A.I.M.S.にて唯阿はソルド20からリオンの出現を知らされていた。
    唯阿「何が目的だ……⁉︎とにかく九条先生に連絡を‼︎」
    そう叫び唯阿は動く。

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 03:50:21

    その頃祢音は1人服などを見ていた。
    雨の日、或人と抱き合って涙が渇くまで時間を共にしたことがいまだに忘れられない。
    もしかしてそれ以上に発展するのではと期待してしまうのだ。
    結局ニコの件はすぐに解決してしまったし、その後大我に叱咤されて共鳴を起こして戦ったが或人はそれだって周りの皆が助けてくれるということだからいいんだと言う。
    確かにそれでいいのかもしれない。誰かがやってくれるから、と考えたり1人で考えなければいいのだ。
    割と簡単なことだな、と改めて思う。
    祢音「あ、これ或人さんとデートに行った時に良さそう……」
    そればかり考えて服やら靴やらアクセサリーやらを衝動買いしまくり荷物は大変な量になっていた。
    祢音「やっちゃった……」
    でも衝動は止まらない。
    そこに誰かに話しかけられる。
    冴「祢音ちゃん……」
    何とそこには冴が深刻そうな表情を浮かべ立っていた。
    祢音「冴さん⁉︎どうしたの⁉︎」
    冴「あ、あ、或人さんと1週間前抱き合ってたって澪達が……」
    抱き合っていたのを見られていたのか、と祢音は赤くなる。

  • 33二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 04:04:35

    冴「そうだったんだ、それならよか……よくないよ私にも相談してよ‼︎」
    抱き合った経緯を説明すると冴はあっさり納得する。しかも自分にも相談して欲しいとは。
    祢音「冴さぁん……」
    祢音は今度は嬉しさのあまり冴に抱きつく
    冴「ち、ちょっと⁉︎三角関係めちゃくちゃになるから落ち着いて⁉︎」
    (全員が全員に矢印向けてる訳わかんない状態になるから‼︎)
    祢音「だって、冴さん怒るどころか心配までしてくれて……」
    冴「気持ちは分かった分かった‼︎とにかく落ち着いて‼︎」
    冴は優しく祢音を何とか引き剥がす。
    祢音「だから、その……抱き合った時のことが忘れられなくて……」
    冴「爆走して買い物リレーしちゃったんだ……」
    祢音「そうだ、冴さんに似合うものがあったと思うから個室のあるカフェで買ったもの見てくれない?お礼も兼ねて‼︎」
    冴「え、でも……私何もっ」
    冴はまた抱きつかれる。
    冴「抱き癖ついちゃったのか……これは私のせいだな……」
    冴は苦笑する。
    祢音「じゃあ行こう‼︎早く早く‼︎」
    冴「はいはい……」
    深刻なことになるどころか変なことになって冴は混乱していた。

  • 34二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 04:41:44

    >>31

    何故頭に血が上るのか?

    それは貴利矢が悪意なくしたことを『どうして治療なんかしたんだ』と責めて、以前貴利矢が悪意なくしたことで招いてしまった悲劇を掘り起こしたからだ。

    リオン「やれやれ……感情的な意見は求めてないんだが……」

    リオンは呆れたように言う。

    じゃあ何故ジャマトバックルを使った時の感想を聞かせろと来て、それを断ったら関係ない貴利矢の過去について言及してきたのか。わざと誘導しているのだ。

    道長「悪趣味な野郎に答える必要なんかねぇよ」

    道長は吐き捨てるかのように言う。

    リオンはやれやれと言わんばかりに首を振る

    リオン「ジャマトバックルの感想を聞きたかったが……無駄だったようだな。」

    その瞬間街の方から爆発音が聞こえる。

    道長「……っ‼︎」

    それはジャマトが暴れ出した合図。

    リオン「こうすれば九条貴利矢も来るだろう?新しい兵器のアイデアとして共鳴現象をもう一度見たくてね。」

    道長はデザイアドライバーを手にするが、リオンはそれを笑う。

    リオン「ジャマト退治には行かせないさ、私に共鳴現象を見せて欲しいからね‼︎」

    リオンはそう言うとゼツメライズキーを手にする。

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 04:59:22

    貴利矢との件は5スレ目の191と193を参照ください。

    https://bbs.animanch.com/board/1661935/?res=195

  • 36二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 07:38:51

    道長「誰がてめぇの言う通りになんかするか‼︎」
    『SET』
    道長「変身‼︎」
    『ZOMBIE』
    『READY FIGHT』
    しかしリオンは一向に変身しようとしない。
    リオン「だから何回言わせるんだ?私が見たいのは……共鳴現象だとッ‼︎」
    リオンがそう叫ぶとバッファの目の前にナイトジャマトが現れる。それもかつて親友に擬態したナイトジャマトと同じ大きさの個体が。
    バッファ「お前……‼︎」
    リオン「君はこれが懐かしいようだからね、飛電或人に顧客の気持ちに応えるのが大切だと教わったから早速試してみたよ、どうだい?」
    バッファ「ふざけんなっ‼︎」
    ナイトジャマト「ジャッ‼︎」
    ナイトジャマトは七支刀で斬りつけてくる。
    バッファはそれを済んでのところでゾンビブレイカーで受け止め鍔迫り合いとなる。
    バッファ「こんなもん出しやがって……っ‼︎」
    バッファはナイトジャマトを蹴り飛ばすと距離を置く。
    ナイトジャマト「ジャッ⁉︎」
    バッファ「このっ……‼︎」
    そして勢いをつけてゾンビブレイカーで切り付ける。
    バッファ「オラァ‼︎」
    ナイトジャマトは一瞬怯むが七支刀を振り回す
    バッファ「……っ‼︎」
    そのまま肉弾戦に持ち込みたかったが、ナイトジャマトは針を飛ばし、距離を置きつつバッファを攻撃する
    リオン「進化しているだろう?だから新しい兵器が必要なのだよ……」
    針攻撃を喰らったバッファにナイトジャマトが七支刀で斬りかかる

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 07:51:50

    >>36

    貴利矢「オラァ‼︎」

    貴利矢はバイクゲーマーを乗り捨てるとナイトジャマトの背後から蹴りを喰らわし、バッファへの攻撃を止める。

    バッファ「レーザー……」

    リオン「役者が揃ったな……」

    リオンは貴利矢を見て笑う。

    貴利矢「隊長さんから連絡があったんだよ、お前のとこにスカした社長さんが現れたってさ……お前、どうした?」

    貴利矢はバッファの異変に気づき問いかける。

    リオン「改良前のジャマトバックルの使い心地を聞いただけさ」

    その言葉に貴利矢の表情は固くなる。

    貴利矢「あんた……良い性格してんね。でも、それ以外にこいつに何かしただろ、例えばこのジャマトとかさぁ、ねぇ?」

    貴利矢はナイトジャマトを見て何かを察する。

    リオン「人外だな、顧客の気持ちに寄り添っただけだが」

    貴利矢「へえ、そりゃ素晴らしいお心遣いですこと」

    でもそれだけじゃないだろ、と貴利矢がいいかけた時だった

    バッファ「それだけだよ‼︎それ以外には何も……」

    貴利矢「道長、お前何か隠してるな」

    その言葉にリオンは反応する

    リオン「そうだな、隠し事はよくないよな、本当のことを教えてやらないとな」

    バッファ「てめぇ‼︎」

    2人のやり取りで貴利矢はリオンが何をしたのか気づく。

    貴利矢「自分の話をこいつにしたのか」

    リオン「隠し事や嘘はよくないだろう?」

    貴利矢「……本当のことを伝えるのが正しいとは限らねぇんだよ‼︎」

    自身の過去を晒され、自身の患者を傷つけられ貴利矢は憤る。

  • 38二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 11:25:22

    次回予告風SS
    祢音「また冴さんと一緒に戦えるなんて‼︎」
    冴「ありがとう、私にも相談してくれて」
    リオン「やはり技術として取り入れたいシステムだ」
    唯阿「あいつ……何で成長してるんだ⁉︎」
    貴利矢「後10秒であいつを倒すからノってくれない?」
    道長「相談したってどうにもなるもんじゃねぇんだよ‼︎」

  • 39二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 13:16:39

    貴利矢「じゃあ顧客も社長の要望に応えないとな、あんたの理屈ならさぁ」
    貴利矢はガシャットを構えながらリオンにそう言い放つ
    『爆走バイク!』
貴利矢「ゼロ速…変身‼︎」
    レーザーターボ「さあ、ノリノリで行くぜ‼︎……お前もこいつに見せてやろうぜ」
    バッファ「ああ」
    『SET』
    『GAMERDRIVER』
    『DUAL ON』
    『READY FIGHT』
    バッファはゲーマドライバーバックルをデザイアドライバーにセットする。
    リオン「ついに来たか……」
    リオンは恍惚の表情で2人を見ると、手にしていたゼツメライズキーをサウザンドライバーにセットし、もう1つのキーを起動し、展開させる。
    『ゼツメツ!Evolution! 』

    『ミリタリーホーン! 』

    リオン「変身!」 

    『パーフェクトライズ! 』

    『When the five weapons cross, 
the JET BLACK soldier ZAIA is born. 』

    『I am the president.』

    『Presented by ZAIA……』

    ザイア「HAHAHA!!Come on!」
    (一方その頃)
    冴「何か悪いね……それにありがとう、私にも相談してくれて。でもね祢音ちゃん、人前で抱きつくのは……ちょっとね」
    冴は恥ずかしそうに話す。
    祢音「ううん、逆にこっちこそありがとう‼︎これはお礼だと思って‼︎……抱きつくのは、我慢するよ……」
    冴「(気をつけるじゃなくて我慢するなんだ……)」
    祢音の行動を見るうちに冴は噴き出す
    その時、外から爆発音が響いた。

  • 40二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 18:22:09

    レーザーターボ「行くぜ道長!」
    バッファ「当たり前だ!」
    ザイア「Let's have fun!!」
    レーザーターボとバッファは武器を手にザイア、そしてナイトジャマトに立ち向かう
    バッファ「オラァ!」
    ザイア「ぐっ!これが二人分の共鳴現象か!飛電或人達レベルまでとはいかないがそれでもさすがだよ!やはり技術として取り入れたいシステムだ!」
    バッファ「知るか!それよりてめぇは英語喋べるか日本語喋べるかどっちにかしろ!」
    ザイア「悪いなこれが私のスタイルさ!」
    バッファはザイアにダメージを与えにいくがザイアは気にすることなく笑っていた
    一方のレーザーターボはナイトジャマトの攻撃を避けながらガシャコンスパローで斬りつけていた
    ナイトジャマト「ジャ〜!」
    レーザーターボ「おっと!」
    ナイトジャマト「ジャッ!?」
    レーザーターボ「さっさとあんた倒して道長のとこ行ってあの社長さん倒すんだから邪魔すんじゃないの!」
    ナイトジャマト「ジャ〜…」
    そう言ってレーザーターボはガシャコンスパローにガシャットをセットし必殺技を発動しようとするがナイトジャマトが何か取り出す。それを見てレーザーターボは驚く
    レーザーターボ「それは…!?なんでお前が社長さん達のアイテム持ってんだよ!?」
    バッファ「はぁ!?」
    ナイトジャマト「ジャ〜」
    『ベローサ』
    なんとナイトジャマトが取り出したのはプログライズキー、ではなく絶滅種の動物がモチーフのゼツメライズキー
    驚くレーザーターボとそれを聞いたバッファが驚く中ナイトジャマトは体にそれを取り込む。その瞬間ナイトジャマトに元々持っていた七支刀がもう一刀増え二刀流となる
    ザイア「これが新しいジャマトの進化さ、ゼツメライズキー、及びプログライズキーを取り込ませることでそのキーが持つ力を使える。まぁ今はゼツメライズキーと武器だけだがそのうちマギアの能力、そして最終的にプログライズキーの力も使えるようになるはずさ」
    レーザーターボ「なんだよそれ!?あんた本当碌でもないな!これでジャマト達が倒せなくなったらどうするんだよ!?」
    ザイア「心配ないさ!そのときはジャマトの数を調整すれば問題ない!」
    バッファ「てめぇ!そうやってふざけた考えしやがって!その考えごとぶっ潰す!」
    二人が驚いたりザイアのジャマトに対する考えに苛ついてる中ナイトジャマトがレーザーターボとバッファに迫る

  • 41二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 19:18:53

    >>40

    >>40

    レーザーターボ「爆速!」

    
レーザーターボはプロトジェットコンバットガシャットをゲーマドライバーに装着し、プロトコンバットバイクゲーマーレベル0に変身し、飛び上がりナイトジャマトの攻撃を避ける。

    ナイトジャマト「ジャ⁉︎」

    ナイトジャマトは空中からの砲撃を予測して針を飛ばすが、ジェットクリティカルストライクにて相殺される。

    レーザーターボ「なーんてな♪」

    その隙にバッファがナイトジャマトをゾンビブレイカーで薙ぎ払いザイアにぶつける

    ナイトジャマト「ジャ……」

    ザイア「くっ…」

    そこにレーザーターボはプロトシャカリキスポーツをガシャコンスパローに充填し、フライングターボリッパーを発動し黒いエネルギー波を放つ。

    ナイトジャマトは喰らってしまうが、ザイアはなんとか回避するが、そこにバッファが待ち構えていてバーサークローで殴りつけようとし、ザイアは何とか避ける。

  • 42二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 19:47:33

    >>41

    レーザーターボ「あんたの安い考え聞かされて混乱すると思った?」

    プロトスポーツバイクゲーマーレベル0に変身したレーザーターボは沢山の車輪をザイアに食らわせる。

    『C! E! O! ディストラクション……!』

    ザイアも負けじとトリケラトプスゼツメライズキーを押し込み回し蹴りのC. E. O. ディストラクションで応戦するが、そこに隙ができてしまう。

    地面から生えた無数の腕がザイアを拘束する。

    ザイア「何⁉︎」

    バッファ「だからぶっ潰すって言ってるだろうが‼︎」

    そしてバッファはバーサークローによる一撃を叩き込む。

    一方でレーザーターボはナイトジャマトに対してバイクゲーマを召喚しそのままライダーブレイクを繰り出す。

    七支刀は二本とも折れ、ナイトジャマトは倒れる。

  • 43二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 19:59:56

    その頃飛電インテリジェンスでは或人は唯阿からリオンが生きていたことを知り、驚いていた
    或人「なんで、あいつは……」
    この前倒したはずなのに、と。
    そこにイズがモニターを指差す。
    イズ「或人社長‼︎」
    或人「え……?」
    社長室のモニターにノイズが走る。
    そして鮮明になった画面にはリオンの姿が映されていた。
    或人「お前、何で…⁉︎」
    リオン「さあ?何でだろうな?」
    或人「だってお前は今は……」
    リオンはザイアとして戦っているはずだ。
    じゃあ何故リオンがいるのか?或人は混乱する。

    一方、レーザーターボとバッファに反撃されたザイアは何故か笑っていた……

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 20:26:23

    >>43

    戦いを見ていた唯阿は驚く。

    「あいつ……何で成長してるんだ⁉︎」


    そして一方、街中に現れたジャマトをナーゴとロポは協力して倒していた。

    ナーゴ「また冴さんと一緒に戦えるなんて‼︎」

    ロポ「そうだね……って何あれ⁉︎」

    ロポの驚きの声を聞いたナーゴはロポが見ている方を向く。

    ナーゴ「あいつ……缶蹴りの時の‼︎」

    そこには巨大化したナイトジャマトがいたのだ。


    ザイア「ジャマトの成長もバリエーションがないと兵器を開発できないからね、最初からこれが目的だったのさ」

  • 45二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 20:57:54

    >>44

    ザイア「Hey!Let's go!」

    巨大化したナイトジャマトは今度は一般人を襲い、捕らえた人間のエネルギーを奪っていく

    ザイアはその様子を見て笑う。

    ザイア「ジャマトも進化して、そうしたら兵器も進化する……‼︎」

    ザイアはジャマトを使った様々な実験が成功し、高笑いをしていた。

    ザイア「改良前のジャマトバックルの感想が聞けなかったのは残念だが……これはこれでいい‼︎ゼツメライズキーが使えるようになったのだからな‼︎」

    レーザーターボ「お前……ジャマトはお亡くなりになった方から作られているんだぞ⁉︎」

    ザイア「だから何だ?利用できるものは利用するんだよ‼︎」

    レーザーターボ「……‼︎」

    一方であのジャマトに苦戦した記憶があるバッファは忌々しげに呟く

    バッファ「あいつ……‼︎」

    しかしレーザーターボは何か考えている様子だった。共鳴現象は解除されていないのだ。

    レーザーターボ「道長、チャンスが来たらあいつは10秒で倒すからノってくれない?」

    レーザーターボの言葉にバッファは訝しむ。

    バッファ「レーザー、何言って……」

    レーザーターボ「逆転のチャンスはあるんだよ」

    レーザーターボの手にはもう一つのハイパームテキガシャットがあった。

  • 46二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 21:20:09

    >>45

    バッファ「だったら本当にぶっ潰せよ‼︎あいつの弱点は変わってなかったら体の中の缶のはずだ‼︎」

    バッファは巨大化したナイトジャマトに挑む。

    バッファ「あの時はてめぇに苦戦させられたが……今なら‼︎」

    そう叫びゾンビブレイカーで斬りつける。

    エネルギーの増幅で巨大化ジャマトに傷がつく。

    巨大化ジャマト……サボテンジャマトは棘状の光弾を広範囲に打つ。

    レーザーターボ「ノってくれんだな、ありがとよ‼︎」

    (体の中の缶ね……じゃあやっぱりこいつの出番か)

    レーザーターボはガシャコンスパローで光弾を弾きながらハイパームテキガシャットを見る。

    バッファ「オラァ‼︎」

    バッファがもう一度サボテンジャマトを斬りつけた時、レーザーターボはバイクゲーマを召喚してサボテンジャマトの体内に入る。

    ハイパームテキガシャットをゲーマドライバーに挿入して。

    ハイパームテキガシャットは永夢がムテキゲーマーに変身する時に使うが、他のドクターライダーにも恩恵があった。

    それは、10秒間無敵状態になると言うもの。

    レーザーターボ、貴利矢はリオンが現れたと聞いて、もう一つのハイパームテキガシャットを持ちだして戦地に駆け付けたのだった。

    サボテンジャマトの体の中に入り、缶を見つけたレーザーターボはガシャコンスパローを構え、缶を撃つ。

    その途端にサボテンジャマトの体は崩壊し、レーザーターボは10秒と言う時間でサボテンジャマトを倒したのだった。

    レーザーターボ「な、できただろ?」

    バッファ「セコい真似しやがって……」

    バッファがそう軽口を叩いた瞬間、レーザーターボはその場に倒れる。

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 21:34:56

    >>46

    ザイア「実験には成功したが……やはり仕返しはしないとね。」

    ザイアが無敵状態が解除されたレーザーターボを攻撃したのだった。

    貴利矢「くそっ……」

    強制変身解除された貴利矢はその場に倒れる。

    命に別条こそないが病院に連れて行かなければならないレベルの負傷だった。

    バッファ「ザイア‼︎てめぇ……‼︎」

    バッファはそう叫ぶが倒れた貴利矢に動揺し、変身解除してしまう。

    変身解除したリオンは満足げに去っていく。

    道長「おい、レーザー‼︎返事しろって‼︎」

    そう叫んでいる彼を尻目に。


    聖都大学附属病院で治療を受けている貴利矢の病室の前で、祢音は道長に詰め寄っていた。

    祢音「どうしてそんな無理なことしたの⁉︎相談だってしてくれたらいいじゃない‼︎」

    道長「相談したってどうにもなるもんじゃねぇんだよ‼︎」

    道長は祢音と言い合いになる。

    祢音「何それ……‼︎」

    道長「……もう変えられないんだから(俺があいつを、レーザーを傷つけたことは……‼︎)」

    貴利矢の過去を知らずに傷つく言葉を言ってしまったこと。それはジャマトバックルを使ったことによる苦痛より耐え難いものだった。

  • 48二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 21:44:45

    祢音「道長……あなた何か貴利矢さんとあったの?」
    道長「……お前には関係ねぇよ‼︎」
    泣きこそしないが明らかに貴利矢が傷ついて動揺しているのが伝わってくる言葉。
    祢音は黙るしかなかった。
    2人のやり取りを意識のある貴利矢は聞いていた。
    貴利矢(道長の奴、何で治療したんだって言葉まだ気にしてたんだな……自分と淳吾のことを知っていたからか……)

    一方リオン=アークランドについての会議が飛電インテリジェンスで行われることになった……

  • 49二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 22:14:58

    (貴利矢の病室の前で)
    アズ「お久しぶりね、牛さん♪」
    道長「今更何のようだよ、また俺の行く先をみたいって言うのか?」
    アズ「もう興味はないわよ、今の貴方には……誰かを想う善意しかないんだから。」
    道長「……」
    アズ「誰かっていうのは今はもうバルキリーだけじゃない、貴方を救ったレーザーもじゃないの?善意があるから貴方は彼を傷つけたこと、今傷ついている彼を見て後悔して苦しんでるんでしょ?不器用ながらも善意で戦うライダーになっちゃったのは残念だけどね、私もアーク様も」

  • 50二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 22:57:31

    >>49

    道長「じゃあなんで俺のとこ来た?」

    アズ「なに、ただの応援よ、私ザイア嫌いなのよね。アーク様の生みの親みたいなものだけどそれ以外感謝するものないし、何より私を利用してビジネスしようとしたことあるしでとにかく嫌いなのよ。だからあなたには頑張ってほしくてね♪」

    道長「要は代わりに仕返ししろってことか。くだらねえな。言っとくが俺はてめぇの言いなりになるつもりはねぇ。俺は俺のやり方であいつを潰す」

    そう言って道長は貴利矢のお見舞いのために病室に入っていく。それを見たアズは笑顔でつぶやく

    アズ「ええ、あなたはあなたのやり方であいつを潰しなさい。そしたらアーク様の計画もやりやすくなるから。けど本当どうやってあの馬鹿女からベルト取ろうかしら。なんかもう適当にみんなで争って生き残った一人にヴィジョンドライバーあげる約束でもしようかな〜……、あ、いいの思いついた」

    >>48

    唯阿「……ということで以上がリオン=アークランド、というか仮面ライダーザイアの特徴だ」

    飛彩「なるほど…、アビリティを取る上に新しくアークの力も…」

    大我「だが攻略できねぇわけじゃないだろ?厄介だがそこまで強いってわけでもなさそうだからな」

    或人「……」

    唯阿「?社長さん?何かあったのか?」

    或人「え?いやその…実は…」

    或人は先程リオンから連絡が着たことを話した

    唯阿「あいつが!?だがあいつは九条先生と吾妻君が戦って…、もしかしてあれは偽物だったのか…?いやザイアが使うゼツメライズキーを見るに偽物の可能性はない…ならなぜ…」

    英寿「それよりもゼロワン、あいつなんのために連絡してきたんだ?」

    或人「それは…」

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 22:58:13

    貴利矢の親友藍原淳吾にまつわるエピソードと貴利矢と道長のことについて悩む祢音ちゃんのエピソードが書きたくて駆け足気味になってしまいました……

    という訳で次回予告風SS
    祢音「或人さん、誰にも相談してもどうにもならないことってどうしたらいいの……?」
    ニコ「主治医が傷つくのってさ、辛いよね……自分のこと受け入れてくれた人だもん」
    永夢「貴利矢さんは、ドクターだけど真実を知ることを重視していたんだ、何かに追われるように」
    貴利矢「お前は自分と戦ってくれんの?」
    道長「もう透とのことみたいな思い出は作りたくないんだ」

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 23:32:49

    貴利矢は1人病室であることをまた思い出していた。

    貴利矢『バグスターウイルス感染症。命に関わる病気だ。衛生省からこっそり手に入れた機密資料と、お前の症状が一致してるんだ』
    貴利矢はある人物に事実を告げた。親友であった藍原淳吾に。
    淳吾『嘘だって言ってくれよ…!』
    貴利矢『嘘じゃない…』
    淳吾『嫌だよ……俺、死にたくねえよ!』
    貴利矢『淳吾‼︎』

    走り去っていった淳吾と再会した場所は霊安室だった。
    冷たくなった淳吾がそこには横たわっていた、何も言わずに。

    貴利矢「あんな奴なんかに動揺させられるなんてどうかしてるな自分……しかし流石共鳴現象、防御力も上がってるなんてね……2日か3日で退院できるとは……だがあいつは自分と戦ってくれないだろうな」

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 01:06:57

    >>52

    道長「思ったより無事そうだな」

    ノックもなしに病室に入ってきた道長に貴利矢は驚く。

    貴利矢「み、道長⁉︎」

    しかし一瞬で彼はいつもの様子に戻る。

    貴利矢「お陰さんでね。お前は無事でよかったな、自分はこの通りだけどさ……」

    体が痛むらしく、貴利矢は顔を時々しかめながら強がって言う。

    そんな様子の貴利矢に思わず道長は顔を背ける。

    道長「……そんなにボロボロならその減らず口と嘘を言うのやめたらいいんじゃねぇのかよ」

    貴利矢「……お断りだね、それにはノらない。」

    貴利矢は背を向ける。

    自分に背を向けている貴利矢に、道長は少し黙ると意を決したように声をかける

    道長「お前の親友のためにか、それでお前は今こうなったんだろ?」

    貴利矢「‼︎」

    道長が自分と淳吾のことを知ってるのは知っていたが、彼がそこまで踏み込んで来ると思わなかったのだ。現に自分も彼の親友のことは敢えて積極的に聞こうとしなかった。彼の親友に擬態したジャマトが現れても。

    道長「レーザー、お前の親友のことを知らずに俺は……」

    酷いことを言ってごめんと何故か素直に謝ることは出来ない。

    しかし、貴利矢は身体の向きを変え、道長の方を向く。

    貴利矢「いいよ、自分と淳吾のことはお前には関係ないからな」

    口に出せなくても言いたいことは貴利矢には伝わっていたのだろう

    貴利矢「今回のこと幻滅したろ?さっきの秘書さんとの話聞いていたよ、お前はお前のやり方でそれに集中してやればいい」

    道長「ああ、俺は俺のやり方であいつをぶっ潰す」

    道長は貴利矢のベッドに近寄る

    道長「だがそれには一つ条件がある」

    彼の言いたいことを理解した貴利矢は口を開く。

    貴利矢「……お前は自分と戦ってくれんの?」

    道長「勘違いするなよ、他の奴らができてんのに俺だけできねぇのが癪に触るんだよ、それに…… もう透とのことみたいな思い出は作りたくないんだ」

  • 54二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 08:39:28

    >>50

    或人はリオンから連絡を思い出していた

    リオン『お前は私が人間として復活したと思っているのか?』

    或人『それってどういう…いやそういうことか」

    或人はこの状況について似たようなことがあったことを思い出す。それはあるとき警察が社長室に取り調べしにきたときにイズの兄、ワズが助けてくれたことがある。その助け方とは自分が警察を引き付ける間にライズフォンにメールを送信する同時並行というものだった。

    そして今回のリオンのセリフからおそらく戦闘中にこうして通信しているのだと或人は推測だった。

    なにせリオンは普通の人間として蘇ったわけじゃなく…

    或人『お前はヒューマギア、もしくはそれに近い形で復活したんだな』

    リオン『正解だよ。よくわかったな』

    或人『伊達に場数踏んでないんだよ。それでなんの様だ』

    或人は画面越しのリオンを睨みながら狙いを聞く。一方のリオンはそれを気にせずに話し始める

    リオン『やれやれ、短気な社長だ。手短に話すとアズがベロバからヴィジョンドライバーを奪いゲームを始めようと画策している。それを止めてほしくてね』

    或人『何?なんでお前が止める必要がある。お前とアズは協力関係だろ』

    リオン『おいおい忘れたか?奴は人間の絶滅を狙っているが私はそんなことは望んでない。むしろ絶滅されたら困る。なにせ絶滅したらビジネスができなくなるからな。永遠に争い続けその兵器を売りビジネスをする、それが私の狙いだからな』

    或人『結局戦争かよ…!相変わらずだなお前…!』

    リオン『なんとでも言え。それに私のことをコケにしたあいつが嫌いなんだよ。だから少しは困らせようとも思っているがな。まぁいい、さて言いたいことも言ったしそろそろバレてしまうかもしれないからな。ここで通信を切らせてもらおう』

    そう言って通信を切られる

    或人『あ、待て!……切られた…』

    そのことを思い出しながらこのことを話していた

    唯阿「そういうことか…、それにしてもアズのやつヴィジョンドライバーを狙ってたのか…」

    英寿「そのことをわざわざ話すなんて相当あいつら仲悪いらしいな」

    飛彩「だが目的が違うとはいえ奴が癌なのは変わらん。この手で切除するだけだ」

    大我「ああ、次会ったら潰すか」

    リオンとアズの仲が悪いことに呆れながらも改めてリオン打倒に力を入れるメンバーだが肝心のリオンがどこにいるかわからなずこの日はこれで解散となった

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 09:54:02

    このスレだとキューンの盗聴毎回イズに潰されてるな絶対

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 10:46:01

    >>54

    一方その頃……

    景和「えっ⁉︎貴利矢さん大丈夫なの⁉︎」

    祢音から事の顛末を聞かされた景和は驚く。あのリオンとか言う男が変身した仮面ライダーザイアに攻撃されて負傷したのだと言う。

    祢音「3日間くらい入院してたら大丈夫だって」

    景和「そっか……よかった……」

    景和は祢音の様子が違うことに気づく。

    貴利矢が負傷しても命に関わらなかったのに安心する様子がないのだ。

    景和「祢音ちゃん?」

    祢音「私あんな道長初めて見た。ずっとドライでさ……デザグラに参加していた時も、敵対していた時もあんなの見たことなかった。」

    景和「……」

    (貴利矢が負傷した時の回想)

    祢音『やった!缶蹴りの時のジャマト倒したんだ……』

    祢音と冴が駆け付けた時だった

    バッファ『……レーザー……?』

    そこにはバッファと、レーザーターボではなく、傷だらけになった貴利矢が倒れていた。

    バッファ『あ……』

    その現実を理解したバッファは変身解除してしまう。

    変身解除した道長は取り乱して倒れて意識のない貴利矢の身体を揺さぶったり、何回も声をかけてる姿がそこにあった。

    途中で唯阿が駆け付けて貴利矢が搬送されるまで


    祢音「確かに今までのラスボス級のジャマトは共鳴さえ使ったら難なく倒せたから……2人で大丈夫でしょって私も思ってたんだ、だから冴さんと他のジャマト狩ってたらこんなことに……」

    景和「それは誰も悪くないよ、あのリオンって奴が悪いんだ、飛彩さんも言ってたけど、本当に世界の癌みたいな奴だな……」

    祢音「景和はよく飛彩さんと色々話したりするよね、喧嘩もするし……貴利矢さんのことで私と道長喧嘩になったの、相談してくれていたらこんなことにならなかったのにって、冴さんだっているんだから。だけど道長は相談したってどうしようもないことだってあるって」

    景和「喧嘩なんかしてないよ⁉︎ホワイトデーの時のこと謝ってもらっただけで……多分貴利矢さんと何かあったのかな?」

    祢音「周りを頼ってくれてもいいのに、どうしたんだろ、せっかく戻ってきたのに……私分からないよ」

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 13:50:19

    >>53

    お見舞いをし終えた道長は病室から出て来るがそこに意外な人物が来ていた

    道長「お前は…」

    天津「おや君は…久しぶりだね」

    天津が花を持って病室に来ていた

    その光景に道長は天津が貴利矢のお見舞いに来たことを知る

    道長「お前もレーザーの見舞いか…」

    天津「ああ、それよりもすまなかったね、私があのとき来ていれば九条先生も怪我をしなかったはずなのに…」

    道長「気にすることじゃねえ、それに悪いのはザイアのやつだ。あいつぶっ潰してさっさと終わらせる…」

    天津「そうか…君らしいな」

    道長「ああ…」

    そう言って道長は少し顔を下にする

    というのも道長は敵対していたときに天津をこれでもかというほど痛めつけてきたのだ。今は味方になってるとはいえ天津と普通に話すのは気が引けた。しかし天津はそのことを気にしてないのか普通に話してくる。

    そのことに道長はそのことを聞く

    道長「お前は…」

    天津「ん?」

    道長「お前は俺のこと恨んでねぇのか?お前の秘書を人質にして挙げ句にお前を痛めつけたのに…」

    天津「ああ…そのことか。特に気にしてないよ、それよりも君が戻って来たことのほうが嬉しいよ」

    道長「は、はぁ?」

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 14:55:11

    英寿「そんなことがあったのか、バッファの奴そんなこともできるんだな……」
    英寿は永夢から貴利矢を搬送する時のことを聞いていた。
    永夢「ええ、救急車が来るまで刃さんと2人で抑えて……大変でした。」
    貴利矢がザイアのせいで負傷した後、永夢は現場に駆けつけていた。もう一つのハイパームテキガシャットがなくなったことを不審に思ったのだ。それに直前に保管場所を知った人物は貴利矢しかいない。
    永夢は救急車が来るまでの事を語る。
    道長『おい、レーザー‼︎返事しろって‼︎』
    何度もそうやって声をかけるが貴利矢の意識はない
    永夢『貴利矢さん‼︎ダメだ動かしたりしたら‼︎』
    駆け付けた永夢は慌てて止めるが彼は叫び続ける。
    道長『邪魔するな‼︎おい、レーザー‼︎』
    唯阿『仮野さん、救急車を‼︎宝生先生の言うとおりだ‼︎落ち着け‼︎』
    そこに唯阿も加わり、永夢と唯阿に止められるも彼は取り乱したままだった。
    道長『俺は……まだお前に……』
    明日那(ポッピー)『救急です‼︎20代後半の男性1人が全身打撲あり、出血も見られていて……』
    明日那が救急車を要請し、その後貴利矢は搬送されて行った。
    英寿「あんなに敵対心丸出しで突っかかって来た奴がね……変わったもんだ。」
    英寿は貴利矢が搬送されるまでの様子を永夢から聞き少し驚く。
    永夢「家族とか親しい人が急に事故に遭ったりするとそうなる人は多いです。そうじゃない場合もありますが……」
    英寿「あいつはあのままジャマトになって、俺たちと敵対して取り返しのつかない所まで行くと思ったんだがな」
    永夢「人は変わるものですよ、僕だってそうですから……もちろん貴利矢さんだって」
    英寿「友人に真実を告げてから嘘をつくようになったことか」
    永夢は首を横に振る
    永夢「いいえ、僕が研修医の頃初めて会った貴利矢さんは目的のためならどんな嘘でもついて、周りの信頼を失ったりしていた。ですが、貴利矢さんは、ドクターだけど真実を知ることを重視していたんだ、何かに追われるように。」
    英寿「友人の無念を晴らすためになりふり構わずか……本当にどこかの誰かと似ているな。」
    永夢「多分貴利矢さん自身も彼に関わる内に変わったのかもしれませんね。」

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 15:32:57

    景和関連で本編で何かあったら今度は外科医が身体張りそうだな、開業医に頼らずに。偉そうな説教するケケラ一喝しそう

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 16:33:23

    大我「レーザー、てめぇくたばらなかったのか」
    夜、大我が病室を訪れていた。
    貴利矢「花家先生、言ってくれるじゃないの……」
    大我「てめぇらしくねぇな、油断してやられるなんてな」
    大我は憎まれ口を叩きながらベッドの近くの椅子に座る。
    貴利矢「花家先生さぁ、もしニコちゃんにゲーム病になった時どんな感じですか?何て聞く奴出てきたらどうする?」
    大我「ぶっ飛ばすに決まってるだろ」
    貴利矢の質問に大我は即答する。
    貴利矢「だよねぇ、花家先生なら……って前までは思ってたよ」
    貴利矢の言葉で大我は何かを察する
    大我「ザイアの奴がバッファにちょっかいかけたのか」
    貴利矢「ジャマトバックル使ったらどんな感じ、だった?だってさ。自分久しぶりに頭にきちゃってさ」
    自分の患者を傷つけられた主治医は静かに怒り狂っていた。
    貴利矢「だから悪ノリしてこの様さ」
    大我「ざまあねぇな……レーザー、話は変わるがヴィジョンバックルって知ってるだろ?」
    貴利矢「ああ、運営が管理していておバカなスタッフの凡ミスのせいで勘違い女王様が一個持ってるやつね。あれはもう一つあってそれはスカしたゲームプロデューサーが管理してる。あれが2つ揃わないとデザグラ運営が出来なくなるってわけ。それに見たところ勘違い女王様はまだあれを使えていない。」
    大我「何でだよ」
    貴利矢「あれは運営スタッフの指紋認証が必要なんだ」
    大我「……」
    大我は考え込む。
    貴利矢「花家先生どうしたの?」
    大我「そのヴィジョンドライバーだが……」
    大我は貴利矢にヴィジョンドライバーとそれをアズが狙っている事、リオンがアズによるヴィジョンドライバーの奪取を阻止したい事を話す。
    貴利矢「あらら、結構偉いことになったね。もし運営スタッフの指紋でも取られたらかなりまずいよ。」

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 17:30:45

    >>57

    道長は困惑した。散々痛めつけた挙げ句秘書もろとも殺そうとしたのにそれを気にしないどころか戻ってきてくれて嬉しいと。この男が何を言ってるのか道長には分からなかった

    道長「お前何言って…」

    天津「…、少し話をしようか。彼女も聞きたがってるそうだしね」

    そう言って天津の後ろからニコが出て来る

    ニコ「よっ!元気…ってわけじゃないよね」

    道長「お前は…スナイプの」

    天津「さて、ではお見舞いは少しあとにして今は君の話に聞こうか」

    そう言って天津達は場所を病院から移ることになる(その後入れ違いで大我が病室に入り>>60とつながる)

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 17:38:25

    一方場所はとあるカフェ。そこには祢音と祢音に呼ばれた或人がおり道長についての相談を受けていた
    或人「そっか…、道長さんは…」
    祢音「うん…ねぇ或人さん、誰にも相談してもどうにもならないことってどうしたらいいの……?」
    或人「そうだなぁ…」
    祢音「ごめん…或人さんに相談してもしょうがないことなのにね…」
    或人「いやそんなことないよ、俺もそれあったし」
    祢音「え!?」
    祢音は或人の言ってたことに驚く。仲間がいる或人が道長と同じように相談できないことがあったと思わなかったからだ
    或人「そんな驚く?」
    祢音「だ、だって…或人さんってそういうのあったことがあまり聞いてなかったから…」
    或人「まぁ言ってなかったしね。それに道長さんとは悩みも違ったし」
    祢音「そ、そうなんだ…でも意外だな。或人さんにもそういうのあったんだ…」
    或人「うん…」
    或人はアークワンになった頃を思い出す。イズを滅に殺され、そして滅に憎しみを持ってた自分はその滅を庇った迅を殺した。それからというもの自分はもう後戻りできないところまで行ってしまったことを悟りどうすることもできなかったあの頃を。
    祢音「もしかして…嫌なこと思い出させちゃった…?」
    或人「ん?あ、うん…そう…かな…」
    祢音「ご、ごめんなさい!私!そんなこと知らずに!」
    或人「あ、いやいや!ごめん!気にしなくていいよ!それにあれはもう解決したし!大丈夫だから!」
    祢音「でも…」
    或人「……たしかにあのときのことは俺にとっては嫌な思い出だよ。でもそれでもあれは忘れちゃいけない思い出だし、それにあの出来事があるから今の俺があるんだ」
    祢音「或人さん…」
    或人「…って今は相談だよね。俺の場合はある人達が止めようと頑張ってくれたな」
    祢音「ある人達?」
    或人「うん、俺のことを信じてくれたヒューマギアとそのヒューマギアからお願いされたこともあって俺のことを止めようと俺にぶつかってた人が」
    祢音「そんな人達が…」
    或人「でもその時俺ゼロツーになって、一方的にその人のことを無視して通っていったんだけどね」
    祢音「ええ!?それじゃあその人達のやったこと意味ないんじゃ!?」
    或人「ううん。あの出来事がなかったら俺は一度止まって振り返ることはできなかった。悪意を止める方法を気づくことはできなかった。だから意味があったんだ」

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 17:39:03

    祢音「そ、そうなんだ…」
    或人「うん、まぁ要はこういうときは一旦足止めて考えたりすることが大事なんだよ。でもそれは一人じゃ難しいことだと思う」
    祢音「そう…、だよね…、じゃあどうしたら…」
    或人「だから、仲間がいるんだ。今の道長さんは一人じゃない。支えてくれる仲間がそこにいてくれる。祢音ちゃんのときだってそうだったでしょ?」
    或人に聞かれ祢音は思い出す。自分がアークになったとき、或人が助けに来てくれた。だから止まることができた、そして冴とのときもそうだ。一回彼女との友情が壊れたと思ったときも大我やニコが励ましてくれた。だから立ち直ることが出来た。
    そして今の道長も前のように一人じゃない。仲間がいる。そう思うと祢音は自分なりの答えを見つける
    祢音「そっか…、そうだったよね…!ありがとう或人さん!私、私なりの答え少し出たかも!」
    或人「そっか、それならよかった」

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 18:31:40

    >>59

    このスレだとレーザーレイズライザーによる強化?何それ美味しいの?って扱いだから、祢音ちゃんに関しても最終的にニコちゃん経由でブチ切れた大我がキューンぶちのめしそう

    飛彩大我貴利矢はサポーターと対峙してレーザーレイズライザー機能しなくしそう

    既に貴利矢はやってるけどね

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 21:42:11

    CRにて……
    ポッピー「もう!今日は貴利矢が大変なことになって、救急車来るまでなんか取り乱してる人がいてピプペポパニックだよ〜‼︎」
    ポッピーは疲れた様子で嘆く。
    永夢「ポッピーお疲れ様、今日は助かったよ」
    永夢はもう一つのハイパームテキガシャットをさらに厳重に仕舞い込む。
    これが貴利矢に見つからなかったら、もしかしたらあの場にいた祢音や冴と協力して無理矢理にジャマトを倒そうとしなかったかもしれない。
    永夢は貴利矢の治療中の祢音と道長の口論を思い出す。
    ポッピー「ねぇ永夢、貴利矢と一緒にいたあの取り乱してた人って貴利矢の噂の患者?」
    疲れながらもポッピーは永夢に聞く。
    永夢「そうだよ、貴利矢さんが初めて主治医になった患者」
    ポッピー「貴利矢が主治医なんてって思ったけど、貴利矢を搬送する時のあの人の様子見てると何か思い出すんだよね」
    ポッピーの指摘に永夢はピンと来るものを感じた。

    『悪い、お前のこと……診てやれなくて……』
    『えっ…大我?大我⁉︎やだ‼︎大我‼︎』

    永夢「そうだ、グラファイトにやられた大我さんを搬送する時のニコちゃんだ」
    ポッピー「そうそれ!……ってことは貴利矢はちゃんと主治医になれたんだね、あの人にとって」
    永夢とポッピーは苦い思い出を思い出したし、貴利矢が負傷したのだが何故か笑顔になる。

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:19:51

    >>61

    病院の外を出た3人は病院の外にあるベンチに座っていた

    道長「なぁ…さっきの…気にしてないって…」

    天津「ああ、さっきのかい?言葉通りの意味さ」

    道長「お前…なんでそんなこと…俺はお前の…秘書を…」

    天津「そうだね、私ごと殺そうとした」

    道長「……」

    道長は天津の言葉に黙ってしまう。あのときの自分はどうしようもないほど最低だった。しかも関係のない者から貴利矢の心まで傷つけた。そんな自分が今その本人といるのが気まずかった。

    しかし天津はそれをどこ吹く風かのごとく気にせずに話す

    天津「だが今私達は生きている。それは変わらない。それだけで充分さ」

    道長「お前…どうして…」

    天津「人間は間違えることもある。そしてそれに憎むことも…。だがそれは誰にもでもあることだ。問題はそれとどう向き合うかだ。今の君は後悔している。それはどうしようもないのかもしれない。だが君は一人じゃないだろ?支えてくれる先生がいるのだから」

    道長「!」

    天津に言われ道長ははっとする。自分は今まで道を間違えたことがあった。そしてそれで貴利矢も傷つけた。だけどそんな貴利矢は自分を助けようと必死になってくれた。その時から自分はもう一人じゃなくなった、いや一人でいようとすることをやめた。だから助けてくれた主治医のためにも、友のためにもその想いに答えようと自分は前に進んでいる

    道長「ああ…そうだな、俺は一人じゃねえ。だからこそ俺はあいつを…レーザーを傷つけたザイアをぶっ潰す。あのときの後悔をしないためにも」

    天津「そうか、それでニコ君もなにかあるんじゃないのかい?」

    道長の答えにどこか満足した天津は次にニコに話題を振る

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:20:40

    ニコ「ニコ君って言うなし。まあいいや、主治医が傷つくのってさ、辛いよね……自分のこと受け入れてくれた人だもん」
    道長「そうだな…、それに俺はあいつに借りがある。感謝してもしきれねえほどのでかい借りがな。だからそんなやつが傷つけられたのが俺は許せなかった…だが今はあいつは俺が俺なりのやり方でぶっ潰すって決めた」
    ニコ「そっか…、でも忘れないでよ。あんたは一人で戦うかもしれないけど一人じゃない。生きててほしいと思ってる仲間がいる。だから死ぬ気で戦うのはいいけど死ぬつもりで戦わないで。残った人達が傷つくだけだから…」
    道長「お前…、お前もそういう経験あるのか…?」
    ニコ「うん、まあ私は残った側だしそれに今は生きてるから問題ないけどさ。それでもあの頃のことを思い出すとさ死んでほしくないって思うんだ…」
    道長「……そうか、なら安心しろ。俺は死なない。ゾンビっていうのは死なないからな」
    ニコ「なにそれ、あんたゲンムの社長みたいにそのうち変な人にでもなるの?」
    道長「俺をあいつと一緒にするな!流石にあいつみたいになりたくねえよ!」
    天津「なんだと!?我が親愛なるプレジデントが変とはどういうことだ!あの方は素晴らしいぞ!」
    ニコ「いやあいつが素晴らしいとかあんたも十分変だわ!」
    それから子供みたいに喧嘩する3人だったが道長はどこかすっきりとした心があった

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 07:13:31

    >>65

    ポッピー「そんな人だったんだ……」

    貴利矢の患者に興味津々のポッピーに永夢は色々と教える。

    ポッピー「でも敵だからって怖がらせたらダメだよ永夢‼︎」

    話の経緯を聞いてポッピーはプンプンと怒る。

    永夢「うん……それは反省してる。あの人にだって訳があったし、色々苦しんでもいたし……僕だって間違えることはあるけど、ドクターも患者も一生懸命なんだって分かった。」

    ポッピー「皆と仲良くできたらいいのになあ……」

    ポッピーはどこか寂しそうに言う。

    永夢「……」

    ポッピー「で、貴利矢はどんな治療をしたの?」

    永夢「まずジャマト化を治療したんだ。そしたらその人のもう亡くなった親友に擬態したジャマトが出てきて……貴利矢さんもそこはまずいと思ったみたい。」

    ポッピーは続きを促す。

    ポッピー「それで貴利矢はどうしたの?」

    永夢「でもそのジャマトとその人を見ている内に本当の親友じゃないって気づいて、その人にこのままでいいのか聞いたんだ。その人も違和感を覚えていたから……でも偽物だとしても記憶や人格は残っているから、貴利矢さんはその部分が現れるのに賭けて、その人と擬態したジャマトにリプログラミングを行ったんだ。」

    ポッピー「それでそれで?」

    永夢はスカイタワー前の広場で行われた貴利矢の最後の治療を思い出す。悲しくも最後に本音とさよならが言えた別れ。

    永夢「そのジャマトの元になった本当の親友の人格と記憶が戻って……最期に言いたかった言葉とさよならができたんだ。貴利矢さんの狙いはそれだけじゃなくてリプログラミングでその人を人間に戻すことだった。」

    ポッピー「貴利矢は治療をちゃんとしたんだね。でもね永夢、さよならって別れの言葉じゃないよ」

    ポッピーの言葉に永夢は首を傾げる。

    ポッピー「さよならは終わりの言葉じゃなくて、次のステージに進むための大切な言葉なんだよ、いつかまた会えますようにって願いを込めた大切な言葉」

    永夢「……」

    永夢はポッピーが人々を救うために犠牲になったことを思い出す。ポッピーはCRのメンバーやニコに言葉を遺して行った。そう言う願いもあったのだろう。

    永夢「ポッピーがあの時いてくれたら良かったな」

    ポッピーは首を横に振る。

    ポッピー「ううん、その人を貴利矢が支えてあげたからポッピーの出番じゃないよ。だってその人は貴利矢のこと主治医だって認めているんでしょ?」

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 07:44:23

    >>68

    ポッピーは続けてバツが悪そうに言う。

    「でもね永夢、ハイパームテキガシャットが2つあるのって危ないと思うの。だから……折角作ってくれたけど」

    飛彩「そうだ小児科医、ポッピーピポパポの言う通りだ。だからそのガシャットは……」

    手術が終わりCRに来た飛彩も言う。

    永夢「……そうですね」

    ポッピー「じゃあ永夢……ん?」

    永夢「ポッピー、どうかした?」

    ポッピー「ううん、何ともないよ!」


    ベロバ「ハイパームテキガシャット……リオンの奴から2つあるって聞いたのに、これじゃ奪えないじゃない」

    役割が終わった予備のハイパームテキガシャットの破棄に彼女は舌打ちする。その名前の通り舌を使って。そして彼女は去って行った

    (一方病室では……)

    貴利矢「これでよし、っと」

    貴利矢はスマホで何か連絡をしている。

    大我「てめぇ自分の患者をこき使うなよ」

    貴利矢「だって明後日には退院だから明日には持ってきてもらわないとさ。それに自分花家先生と逆だから。主治医だからって花家先生みたいに患者に優しくなんてできないよ」

    大我「なっ……」

    急にニコのことを言われ大我は焦る。

    貴利矢「ま、あいつはこれでいいの……あっ」

    貴利矢の表情が変わる。

    大我「レーザー、どうした?」

    貴利矢はある可能性に気づく。

    貴利矢「あの勘違い女王様、ヤケになってヴィジョンドライバー使って変身しねぇだろうな……」

    大我「そいつで変身もできるのか」

    貴利矢「運営が気に食わないプレイヤーとかを黙らせるのに使うけどね……もちろん指紋認証が必要だけど、ゲームプロデューサー様の動き見てたら識別カードが要るみたいだな。ただなー奪われた運営スタッフが明らかにゲームマスター向いてないご機嫌なオカマだからな……」

    貴利矢は頭を悩ませる。

    大我「てめぇよくそこまで聞き出したな」

    貴利矢「だってあの勘違い女王様、調子に乗ったら自分からペラペラ手の内話すんだもん。あのサポーター用のアイテムだって錦の御旗のように見せびらかしてさ」

    大我「そうなったら今度こそあいつをぶっ潰すか」

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 08:57:49

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  • 71二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 09:48:19

    ジャマトのアジトに戻ったベロバだがハイパームテキは破棄されることがわかりどうすればいいか作戦を考えていた
    ベロバ「どうしたらあいつら倒せる…!?ゼロワンを潰す?どうやって?あいつは高速移動、クラスターセル使うから無理。エグゼイド?いやあいつもハイパームテキがあるから無理。恐らく変身前も無理。ギーツは元々のスペックがあるから無理…どうする…!?考えろ私…」
    大智「……僕が行っても結果は同じか」
    アズ「あら、あなた達どうしたの?そんな怖い顔しちゃって」
    ベロバ「…アズ…!」 ゼロワン達を倒すために考えていたベロバ達の前にアズが現れる。このことにベロバはアズにいつものように怒る…
    ベロバ「あんた今までどこに…!」
    アズ「まあ野暮用ってやつ?それで?今度は何に怒ってるの?」
    大智「仮面ライダー達を倒せなくてイライラしてるだけさ…!あいつらは悔しいが今現在僕らでは勝てない…」
    アズ「なるほどねぇ…」
    (確かに最近共鳴現象も起き始めてからこっちもかなり危機的状況になってる。それにあいつのこともあってヴィジョンドライバーを取ることができない。さてどうしたものか…)
    リオン「ならしばらく私にこの場を任せてもらおうか」
    そこにリオンも現れる。リオンの話を聞いてベロバは鼻で笑う
    ベロバ「あんたが?無理よ。だってあんたゼロワン達に完敗してるじゃない。それにアズから聞いたわよ。あんた生前にもゼロワンの仲間に負けてるそうじゃない。そんなやつに何を任せると…」
    リオン「なに、情報収集さ。敵を知るには何事も情報が必要だ。そのうえで対策を立てる、当たり前のことだ」
    アズ(こいつ、自分が表立って動くことでヴィジョンドライバーを取られないように動いてるわけね。でも俺がムカつくけどそれはそれでありね。なにせこの女を利用するための下準備ができそうだもの)
    リオン「それじゃあ私は吾妻道長にまた会いに行くよ。今の彼の実力を知りたいしね」
    そう言ってリオンは出ていく
    ベロバ「……ま、あいつに期待することはないけど」 アズ「ねぇねぇベロバ?私あなたにお願いしたいことがあるんだけど?」
    ベロバ「は?何急に?てかお願い?なんの?」
    アズ「今度のゲーム、私の考えたやつやってほしいなぁ♪」

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 10:12:46

    3月18日ってお彼岸だったんだ
    退院した貴利矢さん淳吾のお墓参りするね

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 10:20:33

    >>71

    >俺がムカつくけど

    俺がは間違って入れちゃったやつなので無視して大丈夫です

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 10:55:19

    今更だけど登場人物みんな高橋作品キャラだね

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 11:43:46

    >>72

    翌日

    貴利矢「あー‼︎違うよ、このアロハシャツじゃねぇって、ちゃんと連絡しただろ⁉︎」

    貴利矢は病室で退院する時に着るアロハシャツが違うと文句を言う。

    道長「人こき使っておいて何だよそれ!どれもこれも同じに見えるんだよ‼︎大体何枚アロハシャツ持ってんだよ‼︎」

    負けじと道長も言い返す。

    貴利矢「自分の趣味に文句つけんな‼︎……ったく」

    貴利矢は文句を言いながらアロハシャツをしまう。

    その時ふとカレンダーが目に入る。

    貴利矢「……そうか、明日は……」

    急に考え事をし出した貴利矢に道長は訝しむ

    道長「明日何かあるのかよ」

    貴利矢は少し考え事をすると口を開く。

    貴利矢「……道長、明日退院したら寄りたいところがあるんだ、お前も付き合ってくんない?」

    道長「……え?」

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 12:00:00

    このスレではエグゼイド勢の恋愛事情どうなっているんだろう
    大我とニコは付き合ってるのか…永夢とポッピーはキテルのか…

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 12:05:00

    このスレの唯阿さん、不破さんのことどう思っているのかな

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 12:50:04

    >>74

    だからキャラ同士に親和性あるんだな

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 12:55:03

    >>77

    道長→唯阿さん→不破さん ってこと?

    不破さん生死不明だけれど仮に亡くなっているなら死んだ人を越えなくちゃいけない訳で…道長ハードル高くない?

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 13:22:52

    >>75

    そして退院日

    貴利矢「いやー3日間退屈だったな」

    病院の外で貴利矢は背伸びをすると笑う。

    道長「……」

    明るく振る舞う貴利矢を見て道長は黙っている。

    負傷した日に自分の気持ちは言ったが、やはりまだどこか引っかかるのだ。昨日は言いつけもあり、何とか会いに行ったが今日は足取りが重い。

    貴利矢はその様子を横目で見ている。

    貴利矢「さてと……じゃあ行くか」

    貴利矢はそう言うと、目的地へと向かい始める。

    道長もその後を追う。


    道長「ここは……」

    ついた場所は墓地だった。

    貴利矢「ここにいるんだよ」

    貴利矢はそう言うと墓地の中を歩き出す。

    道長「……誰が?」

    答えは薄々分かっていたが、貴利矢に問う。

    貴利矢「自分の友達だよ」

    そう言いながら歩くと一つのお墓の前に着く。

    貴利矢「淳吾、来たぜ」

    危うくお彼岸忘れるところだったと貴利矢は言い、親友のお墓参りをする。

    藍原淳吾、貴利矢がゲーム病のことを正直に話してしまったがためにパニックになり事故に遭ってこの世を去った貴利矢の親友。

    英寿から存在は聞かされており、その存在を知る前に何で治療なんかしたんだと貴利矢を責めるような事を言って、彼の存在を知ってから貴利矢の傷を抉ったことを思い知った。

    貴利矢が本心でしたことを拒絶してしまったのだから。

    だから祢音に何かあったのか聞かれても答えられなかった。話したら芋づる式に貴利矢の過去が晒されるからだ。

    貴利矢「淳吾、今日は自分の患者連れてきたんだわ。」

    黙って見ているだけの道長を指して貴利矢は眠っている親友に言う。

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 13:23:46

    >>80

    貴利矢「自分が主治医になるなんて思ってなかったけど、お前のおかげでこいつを治療できたんだよ」

    貴利矢の発言に道長は驚く

    道長「どういう意味だよ……」

    貴利矢「お前とお前の親友に使ったリプログラミング、あれな……ゲーム病にかかっていて死んだ淳吾の体組織とかから自分が考えて、永夢達がちゃんとした治療法にしてくれたんだ」

    道長「……そうだったのか」

    貴利矢が自分のせいで死なせてしまった親友、彼により今の自分がいると知る。

    貴利矢「考えなしで、突っかかる奴だけどな、優しい奴なんだぜ、親友思いのさ……」

    貴利矢は眠っている親友に話しかけ続ける。

    貴利矢「だから進む道を間違えたり迷ったりするけど、こいつを治療できてよかったよ。ありがとうな、淳吾。今は色々あって大変だけどこいつさ、自分と戦ってくれるって。なあ、淳吾自分も前を見ていいよな?」

    道長「……‼︎」

    やっと聞けた貴利矢の言葉。

    貴利矢「道長、お前何で治療なんかしたんだって言ったことまだ引っかかってんだろ、今のは自分の本心だよ。淳吾のこと気にしてたんだな、お前は友達思いだよ」

    貴利矢は笑ってそう言う。

    道長「俺は……」

    言葉に詰まって言葉が中々出ない。

    道長「お前に酷いことを言ったのに、気にしていないのか?」

    貴利矢「自分が主治医として出来ることをしただけだからな。しかし主治医ってのは大変だね、患者に思わぬ事言われるんだから。でもそいつを背負わないといけない。真実ばっか追いかけて背負うもんがないから背負えたのかな」

    道長「……」

    貴利矢「だからさ、もう辛い思い出は作りたくないんだろ?お互い前向こうぜ。」

    道長「……ああ」

    眠っている貴利矢の親友のお墓参りをして、2人は墓地を後にする。

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 13:27:41

    >>76

    永ポピはあると思うけど、道長→唯阿さんは淡いものかなと思ってる勝手に

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:41:02

    >>81

    貴利矢「付き合ってくれてありがとな道長」

    道長「いや、俺の方こそ…ありがとう」

    自分のことを患者として見てくれてありがとう、その続きの言葉が言えなかった。自分は肝心なときに素直になれないなと少し後悔しながら

    でも言いたいことは彼にも伝わったらしい

    貴利矢「なんだ?あ、もしかしてお礼言いたいのか?いやぁ成長したねこのこの〜!」

    道長「な!?そ、そんなんじゃねぇ!」

    貴利矢「まったく照れちゃって!」

    道長「う、うるせ!」

    貴利矢「はは!……自分の方こそありがとな、こんなやつを主治医にしてくれてさ」

    道長「ふん…、でも今はお前が主治医で良かったと思ってる」

    貴利矢「!そうか…」

    或人「あれ?貴利矢さんに道長さん、珍しいねここで会うの」

    帰り道に偶然或人、イズ、唯阿、天津、ソルド9と20どばったり出会う

    貴利矢「あれ飛電の社長さん達じゃん。こんなところで何してんの?」

    或人「……仲間達に近況報告しに」

    道長「?…ああ、そういうことか」

    道長は察した。以前にアズから聞いたことあるが彼らには同じく仮面ライダーとして戦っていた仲間がいたと。そして今はもういないと…。

    或人「うん…、まぁ今は親のお墓参りにみんな手伝ってもらったんだけどさ」

    道長「親?……そういえばゼロワンお前…」

    或人「そっか、道長さんはアズから聞いてたのか。うん…、子供の頃にね…」

    或人の言葉を聞きそういえばと道長は思いだす。これもアズから聞いたが或人は物心つく前に両親を亡くし、子供の頃に父を模したヒューマギアもデイブレイクで亡くし、そして社長を始める前に祖父も亡くなり天涯孤独だと。

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:42:53

    それを知ってかなんて声をかければいいかわからない道長だったがそこに貴利矢が代わりに話題を切り替えるように声を掛ける
    貴利矢「……なぁあんたらは次どこか行くのか?まだ花持ってるけど」
    唯阿「……ああ、ここにはいない仲間にな」
    貴利矢「……不謹慎かもしれないけどさ、自分達も着いてっていい?」
    唯阿「なに?」
    貴利矢「あんたらには今まで色々世話になったからさ。そのお礼と近況報告も兼ねて」
    唯阿「…別に構わない、きっと彼らも喜ぶさ」
    貴利矢「ならいいな、道長もいいか?」
    道長「…ああ、俺もそいつらに挨拶したいしな」
    貴利矢「なら決まりだな、それじゃあ案内頼むぜ?」
    或人「うん…わかったよ」
    そうして或人達は貴利矢達を連れてとある場所へ連れて行く、そこはヒューマギアの未来のために己を犠牲にした仮面ライダー達と、己のルールに乗っ取り彼らをぶっ潰すために戦ったある仮面ライダーの聖戦の場所であった

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:59:19

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  • 86二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:30:47

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  • 87二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:33:04

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  • 88二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:37:07

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  • 89二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:40:03

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  • 90二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:44:00

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  • 91二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:50:05

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  • 92二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:52:22

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  • 93二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:53:00

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  • 94二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:55:27

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  • 95二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:57:17

    建て直す前のpart7が酷すぎてね

  • 96二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:07:21

    >>76

    大ニコはつかず離れずかな……

    そんなイメージ

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:07:27

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  • 98二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:12:03

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  • 99二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:14:04

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  • 100二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:15:06

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  • 101二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:16:04

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  • 102二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:20:00

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  • 103二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:30:20

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  • 104二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:33:04

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  • 105二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:33:50

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  • 106二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:34:21

    何か殺伐としてるけど続き書いていいですか……?

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:35:59

    >>106

    むしろこの空気変えるために書いたほうがいいと思います

    じゃないと殺伐としたままこのスレ完走するかも

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:36:48

    >>107

    ありがとうございます!書きます!

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:39:01

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  • 110二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:39:59

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  • 111二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:45:20

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  • 112二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:45:30

    >>69

    役目を果たしたハイパームテキガシャットはブランクガシャットに戻る。

    永夢「ありがとう」

    永夢はブランクガシャットに声をかける一方、飛彩は難しい顔をしていた。

    飛彩「小児科医、最近この病院や近隣の病院で血液製剤が紛失している」

    その言葉を聞いた永夢も真顔になる。

    永夢「ええ、知ってます。」

    血液製剤の紛失は医療行為の妨げとなるのは当然のことだ。

    ポッピー「でもそんなことして何になるのかな……」

    飛彩「理由など知るか、売ったり非合法な方法で使ってるかのどちらかだ。こんなことされては治療ができん」

    飛彩は怒りを露わにいい放つ。

    永夢「誰がそんなこと……」


    ベロバ「誰が好き好んでこの世界の人間の血液なんか奪わないといけないのよ」

    彼女は目の前でリオンが赤い液体を体内にチューブで取り込んでいるのを嫌な顔で見る。

    あの時ベロバがCRに侵入していたのはハイパームテキガシャットを奪うためではなかった。それはついでであって、本当の目的は病院にある血液製剤を奪うためだった。

    それもリオンのためにだ。

    それはアズ……いやアークの指示と言っても過言ではない。

    アズ『ヒューマギアに近い体で蘇生したのが相当嫌なようね?だったら……せめて人間らしくしてあげるわよ』

    それだけリオンは人間としての生が捨てられずにいたのだった。

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:50:45

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  • 114二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 21:52:51

    >>112

    そして人間らしく整えたリオンは再び自分の夢を叶えるために動く。ジャマトグランプリのスポンサーになって、兵器を売り出すために。

    彼の歪んだ信念は本当の人間だった頃と変わらなかった。

    リオン「……あそこに奴らが集まっているのか……」

    仮面ライダーの聖戦の場所を遠くから見ながら彼は呟く。

    リオン「奴らには利用価値がある、私の夢のための……理想の世界を叶えるためのな」

    リオンはそう続けて仮面ライダーの聖戦の場所へと向かう。

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:11:56

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  • 116二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:12:39

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  • 117二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:13:15

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  • 118二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:17:06

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  • 119二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:19:26

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  • 120二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:19:52

    >>115

    >>118

    書き手追い出したのはお前らか

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:22:09

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:25:06

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  • 123二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:30:06

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  • 124二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:33:03

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  • 125二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:35:33

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  • 126二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:38:05

    (>>84の道中)

    貴利矢はある疑問に気づく。

    貴利矢「……道長、そう言えば何でお前淳吾のこと知ってたんだ?」

    道長は少し黙ると口を開く。

    道長「誰から聞いたのかしらねぇが、あの時(スカイタワーの時)ギーツから聞いた。」

    貴利矢はその答えを聞いて驚く。

    いつの間に英寿が自分の過去を知っていたのか、話す人間は1人しかいない。

    貴利矢「永夢か……」

    貴利矢は裏切ったフリをするにあたりアズに必要最低限の情報をベロバ側に漏らさないよう取り引きをしていた。

    また、病院での自分の処置中の道長と祢音の口論の内容から祢音が知っている様子もなかった。

    道長「……ギーツの奴、化かしてなかったんだな」

    貴利矢「……スター様に気を遣わせたかな」

    (一方その頃)

    英寿「真実がヒトの人生を狂わせることもある、か」

    景和「何それ?」

    英寿「とある嘘つきの名言だ。」


    永夢『僕が研修医の時、患者にゲーム病だって正直に告知したら貴利矢さんに怒られたんですよ。真実がヒトの人生を狂わせることもあるって』

    英寿『一見正しいことを言っているが実は自分の話をしていたのか』

    永夢『貴利矢さんゼロデイで死んだ友達がいるなんて嘘って言っていたけど……』

    英寿『それすらも嘘だったわけか。……いや、この話使えるかもな』

    永夢『えっ?』


    英寿「まあわからなくていいさ(エグゼイドから聞いたレーザーの過去、まさかあの話がバッファに効くとはな……)」

    景和「だから英寿何の話?」

    祢音「今日は或人さん大事な用事があるからって会うの断られちゃったな……」

    景和「そうだ、貴利矢さんのお見舞い行こうとしたら貴利矢さん早めに病院出たんだった……」

    英寿「今日は彼岸の時期だ。既にいない誰かに会いに行っているのかもな。」

    (>>84に続く)

  • 127二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:39:21

    このレスは削除されています

  • 128二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:42:27

    >>127

    荒らしのせいで書き手さんがんばってるのに台無しにされたんだよ

  • 129二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:48:32

    >>84さん戻ってきてくれないかな…

  • 130二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:49:48

    >>129

    すみませんもうすぐ完成するのでしばらくお待ち下さい

  • 131二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:50:22

    >>130

    お返事嬉しいです‼︎

  • 132二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:50:48

    このレスは削除されています

  • 133二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:52:04

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:56:46

    >>84

    道長「ここは…」

    或人「来たよ…みんな」

    そう言って或人は花を地面に置く

    唯阿「今日はお前達に紹介したい人がいるんだ、私達の強い味方だ」

    そして或人と唯阿が話してる間に貴利矢が天津とイズから事情を聞く

    貴利矢「…なるほど、あんたらの仲間はここで…」

    イズ「はい、ヒューマギアの未来のためにその命を持って償いました」

    貴利矢「それしか方法がなかったとはいえ…聞いてる限りだと気分最悪だよ…」

    イズ「…私が言うのもおかしい話しですが彼らのことを責めないであげてください。彼らには彼らの…」

    貴利矢「わかってるよ、本当に悪いのはあのグラサンCEOだ。滅亡迅雷ってやつらはそれの被害者。けどあいつらはその責任を取るために自らを…全くあんたらはどいつもこいつも自分の命に執着なさすぎなんだよ」

    天津「そうだね…、でも私達は彼らに託されたんだ。想いを。その想いを果たしたいと思うと体が動いてしまうんだ」

    一方で道長も滅亡迅雷が亡くなった場所で話す唯阿を見る。彼女の顔は悲しそうでそれでいて無理に笑ってるかのような笑顔だった。

    道長「あいつ…」

    ソルド9「ここは…隊長にとっても、俺にとっても忘れられない場所だ。ある一人の男がいなくなったんだからな」

    道長「ある男?それって…」

    ソルド9「不破諌、仮面ライダーバルカン。以前に飛電或人や隊長とともに一緒に戦った男だ。彼はこの場所で滅亡迅雷を止める、いやぶっ潰すためにある一人の仮面ライダーが戦った。そして…そのまま…」

    道長「そうか…」

    (だからあいつは…)

  • 135二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:56:58

    ソルド9「俺も彼には短い間だが正義とはなんなのか教えてもらった恩がある。だからこうしてときどき会いに来ている」
    道長「……あいつは、バルキリーは…そいつのことどう思ってたんだ」
    ソルド9「知らん」
    道長「は?いや知らないって…」
    ソルド9「あの人達にどういう感情あったかとかそんなのは知らない。だが少なくとも相棒としてはかけがえのない存在だったと認識してる」
    道長「かけがえのない相棒…」
    ソルド9の話を聞いて道長は改めて唯阿を見る。悲しそうで無理して笑顔になってる唯阿を見て少し心が痛くなる自分がいた。
    悲しそうな顔もそうだが何よりそうさせてもらえるほど彼らには絆があったということは明白だった。
    そんな彼女と不破の絆が少し羨ましいと思ってしまう。
    ソルド9「何を考えてるかわからないがお前はお前らしくいろ。それが隊長も喜ぶ」
    道長「…うるせ、わかってるよ、俺は俺なりのやり方でいる。それだけだ」
    だがだからといってここでも止まるつもりもない。今は無理でもそのうち、彼女を心から笑顔にしたい。そう考え、唯阿たちの元へ行き一緒に拝む。
    唯阿「君は…」
    道長「近況報告だ、知り合いになったんだからそれぐらいしていいだろ?」
    唯阿「ああ、ありがとう」
    そう言う唯阿の顔は先程とは違い少しだけ心からの笑顔になっていた

  • 136二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 22:58:22

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  • 137二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:22:29

    >>135

    一通り拝み終わると唯阿が話しかける

    唯阿「そう言えば、君たちは……あそこの墓地で誰の墓参りをしていたんだ?」

    道長は貴利矢の顔を見る。先程淳吾の墓前で、彼や自分に見せた表情とは打って変わっていつも通りの表情だ。

    唯阿にしても貴利矢にしてもかけがえのない誰かを失っている。どんな理由であってもそれは悲しいことでしかない。それは道長も分かりきっていた。

    2人とも平静を保っているようで、実はそうではない。

    英寿の言葉は不適切だったかもしれないが、それを仮面ライダー全てへの怒りに変えた自分。

    道長「レーザーの知り合いだよ」

    唯阿に対しても藍原淳吾のことは言うつもりはなかった。

    唯阿「九条先生もか……そう言えば九条先生は今日病院を退院したんじゃないのか?しかし、あの時の君の様子は初めて見たよ。あんなに取り乱して私や宝生先生2人がかりで抑えるくらいだったからな」

    唯阿にそう言えば貴利矢が倒れた時の自分を見られていたことを思い出し、道長は俯く。


    その時だった

    リオン「もういない利用価値のない物に対して干渉に浸るのは愚かな行為だな」

    全ての元凶、そして貴利矢を傷つけたリオン=アークランドが現れたのだ。

  • 138二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:33:03

    このレスは削除されています

  • 139二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:40:16

    このレスは削除されています

  • 140二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:50:13

    このレスは削除されています

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:55:03

    このレスは削除されています

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:58:03

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  • 143二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:00:40

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  • 144二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:07:49

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  • 145二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:08:38

    或人「お前っ‼︎」
    或人の怒りに満ちた声でそこにいた全員が身構える。
    リオン「おや……3日しか経ってないのに元気そうだ」
    リオンは貴利矢を見て言う。
    貴利矢「おかげ様でね。あの時はよくも自分の患者を傷つけてくれたな、あんた」
    貴利矢の声に怒りがこもる。
    貴利矢「で、あんたは今度は何しにきたわけ?墓荒らしをしてお亡くなりになった方を傷つけるつもり?」
    貴利矢の発言に唯阿が口を挟む
    唯阿「ちょっと待て、この前お前は吾妻君に何をしたんだ⁉︎」
    唯阿に対してリオンは笑う。
    リオン「ジャマトバックルを使った時の感想を聞いたんだが答えが返ってこなくてね」
    貴利矢「またその話かよ、主治医として拒否させてもらう」
    貴利矢ははっきりとリオンに言い放つ。
    リオンはじゃあ、と話し続ける。
    リオン「じゃあもっと具体的な話をしようか、ジャマトバックルを使って他の仮面ライダーを傷つけていた時どんな気持ちだった?君がジャマト側に付いていたことは知っているんだよ……⁉︎」
    リオンは明らかに道長に対して狙いを定めて揺さぶりをかけていた。
    その時ガシャコンスパローの射撃が彼の頬を掠める
    貴利矢「あんた……悪ノリがすぎるぜ」
    貴利矢はガシャコンスパローを召喚していた。
    リオンの頬から赤い液体が流れる。
    或人「あれって……血⁉︎だってあいつはヒューマギアじゃ……」

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:10:02

    このレスは削除されています

  • 147二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:12:06

    このレスは削除されています

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:15:24

    このレスは削除されています

  • 149二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:17:10

    このレスは削除されています

  • 150二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:19:01

    このレスは削除されています

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:58:55

    え、何これ…
    一気に消えてる 荒らしもそうじゃないのも消えてる

    …怖いこと言っていい?
    一気に消されたレス全部、同じ人が書き込んでいた可能性…

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:10:54

    >>145

    リオンはそんなこと意にも介さず笑って話す

    リオン「ドクターがそんなことをして許されるとでも?」

    しかし貴利矢はガシャコンスパローを構えたままリオンと対峙する

    貴利矢「やっぱりね、鏡先生の言うとおりあんたは檀正宗と同じ……いやあいつには家族への愛情はあった、だからそれ未満だね」

    リオン「何とでも言え……愛情だの……感情などそんなものは兵器には必要ない、そしてこうやって自業自得で存在を消された物には何の利用価値もない‼︎

    貴利矢「ああそうかい、よく分かったよ」

    貴利矢がガシャットを構える。貴利矢が負傷してまた3日しか経っていない。

    唯阿「九条先生‼︎まだ体が……‼︎」

    唯阿がそう叫ぶ。

    このままでは……

    貴利矢「⁉︎」

    その手を道長が掴む

    貴利矢「道長⁉︎」

    道長「このままじゃあの時と同じだ……‼︎てめぇは俺が狙いなんだろ⁉︎じゃあこんなところじゃなくて違う場所でてめぇをぶっ潰してやるよ‼︎」

    そう叫ぶと貴利矢の手を離してデザイアドライバーを取り出す。

    『SET』

    道長「変身‼︎」

    『ZOMBIE』

    『READY FIGHT』

    バッファは変身すると、その場から離れる。

    一方でリオンも変身する。

    バッファ「無謀でもなんでもいい……だがこれ以上好き勝手やらせるか‼︎」

    ザイアは彼を追いかける。

    その様子を見た貴利矢は慌てる

    貴利矢「おい、待てって道長‼︎」

    貴利矢もその後を追う。

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:17:32

    >>151

    明日祝日だから羽目外して荒らしまくってたんじゃないの、本気で

    荒らしのせいでスレ消費したから場合によってはSS抜き出してまたスレ建て直しも考えた方がいいかもね

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:24:14

    >>153

    起き出すであろう朝から昼間また暴れ出したら本当にやった方がいいわ

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:26:00

    >>151

    荒らしも荒らし批判も対立煽りも同じ人が連投…?!

    IP規制できるんだからIP削除できるだろうし、ひとつ消したら同一IPのレス全て削除 は有り得る…

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 01:30:03

    >>155

    ひとりで何やってるんだ過ぎる

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 06:46:57

    >>152

    貴利矢が追いかけた直後他の面々も後に続こうとするがザイアがジャマトを召喚しそれどころじゃなくなっていた。

    とにかく大切な仲間が眠る場所を守らねば。

    或人「……今はあの2人を信じるしかない」

    唯阿「ああ、そうだな」

    2人はそう言うと、他の仲間達と共に変身してジャマトと戦い始める。


    一方

    ザイア「他愛ない……結局偉そうなことを言っておいて一人で共鳴も使わず戦おうなど……HAHAHA!!」

    ザイアは足元に倒れているバッファを見て笑う。

    ザイア「今頃あの場所も……思い出もろとも破壊されているだろうし、あのドクターが来たって病み上がりだ……‼︎」

    ザイアは高笑いをする

    だから自分の馬鹿でかい声のせいで、バッファの動きと、バックルの音声が聞こえなかった。

    高笑いをしている時だった

    バッファ「いい加減うるせぇんだよっ‼︎」

    背後からザイアをゾンビブレイカーで斬りつける。

    その行為にザイアは驚く。

    ザイア「What⁉︎」

    明らかに先程より攻撃力が上がっているのだ。

    油断して傷を負ってザイアはそれを身をもって知る。

    ザイア「攻撃力の増幅……まさか、いやしかしゲーマドライバーバックルは……」

    そう考えている間もなくバッファはバーサークローで殴りかかる。

    ザイア「くっ……やはり使っていたか……っ‼︎」

    ザイアは両腕で攻撃を受け止めながらバッファのデザイアドライバーにゲーマドライバーバックルがセットされてるのを見る。

    いつの間に、それはわざと自分一人で戦うと言って自分と鬼ごっこをしてわざと倒されてザイアが油断した隙、そこしかない。

    バッファ「……俺を変えてくれた奴がいる、俺を強くしてくれた奴がいる、だから簡単には負けるわけにはいかねぇんだよ‼︎」

    そう叫ぶとザイアは推し負け数メートル吹き飛ばされる。ここからが反撃の始まりだ。

    ザイア「くっ……」

    ザイアは立ちあがろうとするがそこを地面から生えた無数の手が拘束する。

    ザイア「調子に乗るなっ‼︎」

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 07:33:34

    >>157

    ライトニングホーネットの雷撃を放つも体が拘束されているため攻撃がままならないためバッファに難なく避けられてしまう。

    それに共鳴現象が起きているなら……

    レーザーターボ「道長、上手くやったな‼︎」

    その相手が現れないわけがないのだ。

    ザイアはいつの間に自分が2人の作戦に乗せられていたのか考えてる

    ザイア「いつの間に……」

    それは貴利矢がガシャットを構えて、変身を道長が止めた時だ。

    小声で2人が作戦を簡単に話していたのだ。

    道長『あいつをぶっ潰すにはあれを使うしかねぇが……』

    配慮されるのは貴利矢の体調。

    共鳴現象を使うにしても負担は必要最低限に抑えたかった。

    貴利矢『じゃあまずここからお前が離れてあのグラサンCEOを違う場所に誘導して追い詰めろ』


    レーザーターボ「まさかこんな簡単にノせられるなんて思ってなかったよ。」

    レーザーターボはガシャコンスパローをチャージしてザイアめがけて撃つ。

    時間がかかりながらも拘束から逃れつつあったザイアはそれをすんでのところでかわす。

    ザイア「そんなラフな攻撃など……っ‼︎」

    しかし、その射撃の軌道上にはバッファがいた。

    バッファ「オラァッ‼︎」

    ザイア「何⁉︎」

    バットの要領でゾンビブレイカーで射撃を撃ち返す。

    それにより攻撃が合わせられ、巨大なエネルギー弾となって拘束されていてなかなか動けないザイアを襲う。

    ザイア「嘘だろう⁉︎」

    ザイアは予想外に予想外の展開に驚愕しつつ、アビリティを駆使してシューティングウルフの狼の頭を模したエネルギー弾を放つがもはや悪あがきでしかなかった。

    レーザーターボ「嘘じゃないっての」

    エネルギー弾をガシャコンスパローで撃ち落とし、簡単に反撃のチャンスは与えない。

    ザイアはアビリティを駆使して抵抗しようとするもレーザーターボの攻撃のせいでそれも潰されてしまったのだから。

    そしてアビリティを使うことで隙ができてしまったのでエネルギー弾の直撃を喰らってしまった。

    ザイアは爆発に巻き込まれ悲鳴をあげる。

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 07:34:47

    >>158

    貴利矢「あいつ逃げたな……」

    爆発痕を見て貴利矢は言う。

    爆破痕には何も残っていない。

    貴利矢「だけど本当うまくやったよお前」

    道長「同じ手に二度も引っかかるかよ……それに簡単に負けてやるつもりもねぇよ」

    一見無謀に見えた行動だったが無謀ではなかったのだった。色んな人により今いる自分の命をくれてやる気など道長には毛頭もない。


    一方リオンは傷だらけになりながらも何とか息を切らしながら逃げていた。

    リオン「ふっ、どうせまた回復してくれるんだろう?」

    リオンは目の前にいるアズに話しかける

    アズ「そうね……」

    アズがそう言った瞬間だった

    リオン「がはっ‼︎」

    リオンは口から血を吐く。

    それを見てアズは何かを察する

    アズ「へえ……あの馬鹿女面白いことしたのね」

    アズはベロバがリオンに投与される血液製剤に毒を混ぜたことに気づく。

    リオン「……あのクソ女がっ‼︎」

    リオンは血を吐きながら叫ぶ。

    アズ(でも……ヴィジョンドライバーを守ってくれる人にそんなことして自分で自分の首を絞めてるのには気づいてないんでしょうね)

  • 160二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:06:07

    一方その頃CRでは……
    飛彩と大我が何かを話していた。
    大我「サポーター、か。レーザーがぶっ潰したあの女も元を正せばバッファのサポーターだったな」
    サポーター、それはデザイアグランプリに関わる仮面ライダーを支援する者である。リアリティショーを楽しむ未来人だ。

    飛彩「ベロバ以外にもいるはずだ、ベロバの場合は自分の目的が優先だったが、他の仮面ライダー……浮世英寿や鞍馬祢音、そして……就活生にも。」
    ケケラ『桜井景和、俺はお前にデザ神になって欲しいんだ』

    大我「一見純粋に応援しているように見えて人の生き死にを楽しんでるクソ野郎か」
    キューン『祢音……私だけは何があっても君の味方だ』

    飛彩「人の命を弄んでいることに気づかない悪趣味な連中だ、ベロバとやってることは変わらん。」
    大我「ああ、場合によっちゃ俺たちもレーザーみてぇにそいつらをぶっ潰してサポーターの地位を剥奪してやらねぇと、あいつらが自由に生きられねぇからな」
    飛彩「ああ、そういう輩は切除しなければならないかもしれんな、例えどんな存在であれこの世界で生きる命だ。それを自分には影響のない場所から応援という名目で弄ぶならば……その妨げになる存在でしかない。」

  • 161二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:33:28

    >>151 >>155

    書き手アンチ→アンチ批判→読み手バッシング→書き手と読み手の対立煽り→対立煽りかとツッコミ→唐突に荒らしは五角関係スレ民と言い出す→今度は派生スレ間での対立煽りか…とレス

    これ全部が同じ人物の自作自演としたら…そいつヤバ過ぎ

  • 162二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:37:44

    このレスは削除されています

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:39:37

    このレスは削除されています

  • 164二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:45:03

    このレスは削除されています

  • 165二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:50:03

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  • 166二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 08:59:49

    >>160

    そして病院の屋上では……


    ジーン「君が仮面ライダーエグゼイド、宝生永夢か」

    青いメッシュが入った髪の青年が永夢の前に現れていた。

    永夢「……君は誰だ?」

    永夢は異様な風貌の青年に警戒する。

    ジーン「俺はジーン。ギーツのサポーターさ」

    永夢はその言葉に反応する。

    永夢「サポーター……ベロバと同じか」

    その言葉にジーンは憤る。

    ジーン「あいつと一緒にするなよ。あいつはデザイアグランプリを破壊した。俺たちは純粋にその時代の仮面ライダーの生き様と死に様を見逃さずに楽しんで、感動していただけ。」

    逆にジーンの言葉に永夢が今度は反応する。

    永夢「生き様と死に様に感動?」

    ジーン「そう、俺たち未来人は、寿命や見た目、生き方全てデザインされてるから……だから自由な時代の仮面ライダーの生き様と死に様に感動していたんだ。」

    永夢は笑顔を浮かべる

    永夢「そうか……未来の人って大変なんだね」

    ジーンが何か言いかけた時、永夢の表情が一変する

    永夢「だから同情するとでも思ったか?お前のやってることは、命を踏み躙ることだ。」

    永夢はハイパームテキガシャットを取り出す。

    ジーンは何かを言い返そうとしたが永夢の気迫に押され、レーザーレイズライザーを構えることしかできなかった。

    永夢「どうした?かかってこいよ。……お前自身が戦え‼︎」

    ジーン「今はそんな気分じゃない、また次会おう……」

    ジーンはそう言ってどこかへ去る。感動という言葉を口に出せずに。

  • 167二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:02:12

    >>159

    戦いが終わり道長と貴利矢は唯阿たちの元へと戻ってきた。どうやら向こうも終わったらしくすでにみんな変身解除していた

    貴利矢「お疲れー」

    天津「ああ、そっちも無事に終わったようだね」

    貴利矢「まぁね♪この場所守れてよかったよ。大切な場所なんだろ?」

    或人「うん…」

    貴利矢が或人と話してる中道長は唯阿と話していた

    唯阿「吾妻君、ここを守ってくれてありがとう」

    道長「そんな気にすることじゃねえ…、俺はあいつが気に入らなかっただけだ」

    唯阿「それでもだ。君がここを守ってくれたおかげで荒らされずに済んだ。だから…ありがとう」

    道長「!」

    そう言って唯阿は感謝として道長の手を握る。それに道長はドキドキしてしまう。それでも今はその手のぬくもりが嬉しかった。そして自分のことを仲間としてみてくれる優しさにも…。

    道長「…こっちこそ俺のこと仲間だと思ってくれてありがとう」(小声)

    唯阿「ん?何か言ったか?」

    道長「な、何でもねえよ、ほら帰るぞ」

    そう言って恥ずかしくなりながら帰る道長に疑問を浮かべながらこっちも帰宅する準備をする

    天津「……愛とは人を変える。彼を見ると改めてそう思えるね」

    ソルド9「……ああ、そうだな」

    (リオン=アークランドをどうにかしないと今後もこのようなことが起きるのか…)

    ソルド20(なら私達のやることは1つだ…。)

    ソルド9・20(あいつを倒す…!それがリオン=アークランドに作られた俺/私達ソルドの責任だ…!)

    そして今回の件を見て、ソルド達はリオンを倒すことを決意する…、もうこれ以上誰も傷つけないようにするために…。

  • 168二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:03:07

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:05:03

    このレスは削除されています

  • 170二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:19:09

    >>134 >>135

    唯阿さんを慮りつつ不破さんとの関係が気になっている道長いい…

    こういう淡い感じ、好き

  • 171二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:26:01

    >>167

    ツンデレ道長かわいい

    素直にお礼を言う唯阿さんもいいね

  • 172二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:30:03

    このレスは削除されています

  • 17317123/03/21(火) 09:39:08

    >>172

    やっぱり唯阿さん、不破さんにクソデカ感情を抱いている…

  • 174二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:50:03

    唯阿さん不破さんに対してはデレのないツンデレだからな…

  • 175二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:50:26

    >>170 >>171 >>172 >>173

    道長→(ツンデレ)→唯阿→(クソデカ感情)→不破 ということですねわかります

  • 176二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:50:36

    >>160

    キューンは祢音ちゃんの正体が分かり次第大我にぶっ潰されていいと思う

    それこそスレ違いの化身だからな

  • 177二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 09:58:14

    このレスは削除されています

  • 178二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 10:05:10

    >>173 >>174 >>175

    クソデカ感情…デレのないツンデレ…

    …道長ガンバッテ…

  • 179二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 10:15:07

    このレスは削除されています

  • 180二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 10:30:03

    このレスは削除されています

  • 181二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 10:50:10

    このレスは削除されています

  • 182二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 14:28:10

    荒れてるけど一応次回予告風SS作って見ました
    ベロバ「今度のジャマグラはザイアを守ることよ」
    リオン「なんとしてでも私の夢を…!」
    ソルド9「あなたには感謝している、俺達を作ってくれて」
    天津「もう終わりにしましょう、CEO」
    英寿「悪いが幕引きの時間だ」
    アズ「ようやく手に入った♪ヴィジョンドライバー♪」

  • 183二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:00:04

    >>155

    荒らしは規制されないよう逐一IPを変えて連投するらしいから消されたレス全て同一犯じゃないと思う思いたい…でないと恐すぎる…

  • 184二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:05:01

    このレスは削除されています

  • 185二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:08:55

    >>182

    最初にやり始めた者ですが書く人が他にもいて嬉しいですね

    こういう時だからこそありがとうございます

  • 186二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:15:15

    このレスは削除されています

  • 187二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:35:00

    愉快犯は帰ってくれないかな…

  • 188二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 15:37:10

    削除されてた!
    スレ主さん管理お疲れ様ですー

  • 189二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 17:07:00

    もうすぐ終わるね…次スレは皆で楽しく盛り上がれるといいなぁ

  • 190二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 17:19:00

    あれ?私のレス消されている?!
    179だけども、何かヤバいこと書いていたかな??
    「道長もう少し素直になろう」みたいな感想だったんだけど…

  • 191二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 17:30:17

    >>190

    172だが、自分のも消されている

    「唯阿さんが素直じゃないのは不破さんにだけ(多分)だから」ってレスしたよ

    なんでだろね…

  • 192二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 17:54:24

    >>190

    >>191

    自分スレ主なんですが出先なのでレスは操作できない状況です…

    次スレは予告してしまうとまた湧くと思いますので、完走後建てようかと思ってます。

  • 193二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 19:27:58

    あのお墓参りの騒動から翌日
    或人「さてと、今日も仕事…って電話だ…、刃さんから?」
    仕事に取り掛かろうとした或人に唯阿から電話がかかりそれに出る
    或人「もしもし刃さん?一体どうした…」
    唯阿「社長さん!ソルド達を見てないか!?」
    或人「え?ソルド達?いや見てないけど…どうしたの?」
    唯阿『あいつら全員どっかに行って連絡が取れなくなった!』
    或人「まじで!?」
    唯阿からの内容に或人は驚く。まさかあのしっかり者達であるソルド達が連絡もなく何処かに行くなど普通はありえないからだ
    或人「どうして…!?刃さんはなにか知ってる!?」
    唯阿「思い当たる節があるが…、もしかしたらあいつら…自分達でリオンのことを倒そうと…!」
    或人「え!?やなんで!?」
    唯阿「社長さんも知ってると思うがソルドは元々リオンの戦争ビジネスのために作られた存在だ。リオンが亡くなり、路頭に迷った者たちをA.I.M.S.で引き取ったんだ」
    そう元々ソルド9やソルド20らソルドはリオンが生前考えていた戦争ビジネスの一環として作られた本来製作禁止の兵士型ヒューマギアである。しかしリオンはソルド達の敵として作った滅亡迅雷に敗れ亡くなり、ソルド達は滅亡迅雷の能力により一気に烏合の衆となったのだが紆余曲折あり現在はA.I.M.S.が彼らを引き取り人類やヒューマギアを守るために活動している
    或人「それは知ったるけどそれと何が…、まさかソルド達は…!」
    唯阿「ああ、おそらくだがリオンの悪事を取るためにリオンに作られた自分達自らでリオンを倒そうとしてるのかもしれない…!」
    或人「それは無茶だ!今のあいつはあの時より確実に強くなって…!」
    唯阿「それはあいつらもわかってるはずだ…!もしかしたら刺し違えてもリオンを…!とにかく私はあいつらを探すから社長さんも探してくれ!」
    或人「わかった!」
    そして唯阿から電話が切れる
    或人「もうあんな悲劇起こしてたまるか…!そうだ!他の人達にも連絡して探してもらおう!」
    その後或人はCRのメンバーからデザグラのメンバーまで事情を説明し探してもらうようにお願いする

  • 194二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 19:30:53

    >>190 >>191

    たまたまアンチとIP被ったとか?

    でも172と179とアンチ…3人もIP被ることあるのかなー あ、177も消されてるな…そしたら4人のIPが被っていた…??

  • 19517223/03/21(火) 19:35:26

    172だけど実は177も自分だ
    レス内容は178とほぼ被ってたから割愛した

  • 196二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 19:37:33

    もう言うのも遅いしこれも同じ穴のムジナだけどあえて言わせてもらうけどいちいち荒らしに反応するレスするのやめたほうがいいよ
    そういうの荒らしが結局喜ぶだけだし何より無駄にレス消費するだけだから。
    荒らしが湧いたら無言でお問い合わせする。これを心がけよう
    そうじゃないとやってることが荒らしと同じだから

  • 197二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:00:00

    このレスは削除されています

  • 198二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:02:03

    このレスは削除されています

  • 199二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:03:27

    >>159の後……

    リオンはベロバに対して激怒していた。

    自分の生命を維持する血液製剤に毒を仕込んでいたからだ。

    自分への殺意を持った女に怒りをぶつける。

    リオン「どういうつもりだ⁉︎血液製剤の中に毒を仕込んだだろう⁉︎」

    しかしベロバはそれを一蹴する。

    ベロバ「知らないわよ、あんたの出来損ないの体に合わなかったんでしょ?大体人間らしさを残したいなんて何で望んだのよ」

    リオン「ふざけるな、今までそんなことなかっただろう⁉︎」

    そこに大智が加勢する。

    大智「まあ人間としての自分を保ちたいのは分かるよ、人間としての感情や考えが無くなってしまうわけだからね、ヒューマギアやソルドを道具として見ていた君が同じ存在に成り果てるのは嫌悪すべきことこの上ないんだから、人間らしい部分が残ってよかったじゃないか、君のおかげで僕のジャマトバックルの副作用もあいつなんかより遥かに抑えられているんだからさ」

    リオンは2人を思い切り睨みつける。絶対に後悔させてやると誓いながら。

  • 200二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:05:08

    このレスは削除されています

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