【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part8

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:06:01

    あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレです
    皆で楽しく盛り上がれたらと思います。

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:07:23

    ※不備がありましたらお問い合わせをしましょう!
    或人社長との約束だぞ!

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:10:09
  • 4二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:11:00

    今までの登場キャラ達!
    ・飛電或人
    ご存知(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音ちゃんとお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げてる祢音ちゃんを助けてから(或人目線では)お友達に。
    なお彼に恋は十年早かったぐらい鈍感だったりする
    ・鞍馬祢音
    ご存知セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音ちゃんを妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!人外疑惑あるけどこのスレ人外多くない?って言うのは禁物
    ・我那覇冴
    ご存知今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速
    あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い
    4スレ目より記憶が戻る。

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:11:40

    ・刃唯阿
    ご存知A.I.M.S.の隊長。下の奴らがやりたい放題のため胃痛枠になって3スレ目では遂に幼児退行する。なお祢音ちゃんたちの恋は素直に応援してるためサポートしたりする。
    ・天津垓
    ご存知1000%な社長
    祢音ちゃんたちの恋を知って全力サポートだが基本的には唯阿から見るとやばいためツッコまれる。真面目なときもある。
    ・檀黎斗
    ご存知神にしてゼロワン世界で復活した人
    最近永夢達に復活がバレしばかれるが何かを企んでいる様子
    ・イズ 
    ご存知或人の秘書
    恋愛の応援があれすぎる…。戦闘に参加することもある
    6スレ目で祢音ちゃんが手にする前にキューンのラブレターを全て回収、処分したり、祢音ちゃんに近づこうとしたキューン自身の処分を実行に移したりする
    ・腹筋崩壊太郎
    ご存知お笑いヒューマギア
    アスリートということから冴さん応援派
    ・縁結びマッチ
    ご存知結婚相談ヒューマギア
    恋愛サポートするが或人がアレなため頭悩ます
    ・ソルド9
    ご存知ソルド。唯阿の部下の冴さん派だがやりたい恋の応援がやりたい放題。
    ・ソルド20
    同じくご存知ソルド。こちらは祢音ちゃん派だが以下同文
    ・我那覇澪、潤
    冴さんの妹、弟
    こちらでは妹はしっかり物語、弟はお調子者
    恋愛でうまく行かない姉に苦労する二人組…

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:12:24

    エグゼイドライダー達
    ギーツやゼロワン達の(色んな意味で)先輩な人達
    4スレ目から本格的に登場だ‼︎

    ・宝生永夢
    ご存知聖都大学付属病院の小児科医。怒らせたら怖い。
    何か重い過去がある様子。
    ・鏡飛彩
    ご存知聖都大学付属病院の天才外科医
    院長の息子でドライな性格だったが4スレ目のある出来事で景和と打ち解ける。他人の地雷を知らずに踏むことがある。
    ・花家大我
    ご存知元聖都大学付属病院の放射線科医
    今はゲーム病専門の開業医をしている
    ある事情から1人で抱えこみがちだが4スレ目のとある出来事から過去に囚われるのをやめる。
    ・九条貴利矢
    ご存知聖都大学付属病院CR所属の監察医。嘘つき。4スレ目ではとある理由からベロバ側についたふりをして6スレ目で離反。道長の離反のきっかけを作る。ベロバ側からしたら荒らし混乱嫌がらせの元
    ・西馬ニコ
    ご存知大我の翻訳係。天才ゲーマーNとして有名。祢音との交流もある。

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:13:57

    ・浮世英寿
    ご存知スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ、出番が大分増えたが道長からはあまり突っかかられなくなった
    ・桜井景和
    ご存知平和を望む狸、英寿同様4スレ目から活躍するようになり飛彩と交流を持つようになるが飛彩に就活生呼ばわりされてしまったり、地雷を踏まれたりする
    ・吾妻道長
    ご存知暴れ牛、本編ではかなりヤバいところまで行ってしまってる。このスレでも基本的に暴れてばっかだったが3スレ目での幼児退行と唯阿との戦闘や4スレ目の飛彩関連の事件で思うところがあった様子。とうとう4スレ目で貴利矢に唯阿への好意を指摘され振り回される。6スレ目で貴利矢の頑張りにてベロバ側から離反する。
    ・キューン
    ご存知祢音ちゃんのサポーター
    他スレだと毎回キモいと評価されがちで彼女を振り向かせ用と色々思考中だが行動に移そうとするとイズに邪魔されたり廃棄されかかったりしていたことが判明。しかも祢音ちゃんに意を決して接触しようとしたら一色理人に体を乗っ取られ意識を塗りつぶされてしまい何にもできていない。とうとう年貢の納め時……大我にぶっ潰されるフラグが立つ

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:15:44

    敵サイド
    ・五十鈴大智
    ご存知クイズ王
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その1
    今んとこドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す始末
    ・ベロバ
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その2
    ギーツ本編だとすごい敵…なのだがこちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい現在大荒れ中。切り札のヴィジョンドライバーで何とかなるといいね
    ・アズ
    ご存知アークの秘書
    モノホンのアークから大人しくしてろと命令もらったけど時と場合によっては普通にベロバ達を助けに行くぞ!なお作戦は基本的にはうまく行かず毎回阻止されている。6スレ目でアークからとある重要な命令をもらう。
    ・アーク
    ご存知悪意の化身
    5スレ目から本格的に動き出す。何かを企んでいる様子
    なお本人は悪意が好きだからかヤンデレ好き
    ・リオン=アークランド
    元ZAIAの元社長。滅亡迅雷や不破諌を死に追いやった張本人。すでに故人だったがアークにより復活。
    ジャマトグランプリのスポンサーとなり社長としての再起を図る。ヒューマギアに近い体だが生命維持には血液製剤が必要
    ・??????
    とある新興宗教の残党。全員しょっ引かれムショ送りにされていた。最近誰かの手引きで脱獄したようだが……ベルとかいう奴がリーダーらしい

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:16:28

    用語

    ・共鳴現象
    ライダー達の間で起こる謎の現象。
    諸々のステータスが爆上がりするが反動で変身不能となる
    だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる
    仲がいいとか絆とかそういうのより、その場のノリが大事
    ゼアがもたらした機能のようだが……?
    一応相手はある程度は決まっている

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:17:37

    というわけで皆さんのおかげで新スレも立てられました‼︎ありがとうございます‼︎

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:27:34

    或人から連絡が来る前のCRにて
    最近の血液製剤盗難事件について永夢たちは話していた。
    貴利矢「多分それ、あのグラサンCEOが関係してるよ」
    貴利矢は或人との会話を話す。
    ヒューマギアもしくはそれに近しい体で復活したのに血を流すのはおかしい、と。
    ヒューマギアは充電してエネルギーを貯め稼働している。
    そこから導き出される結論は……
    飛彩「リオン=アークランドは人間のように血液が生命源ということか」
    貴利矢「そうだね、何でそんな弱点持ってんだかさ……」
    血液を多量に失うと死に近づく。
    永夢「あの人……人間としての未練があるのかも知れません。」
    大我「だがあいつをぶっ潰すのは変わらねぇぞ」
    永夢「人間らしくありたいのなら、生きて罪を償うべきです。」

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:33:55

    このレスは削除されています

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:38:43

    >>11

    大我「そういやナーゴの奴宛に変な手紙が届いたらしい。

    ニコが気持ち悪がって破り捨てちまったがな」

    貴利矢「え、何それ、配信とかの過激なファンからの手紙?」

    貴利矢がそれに食いつく。

    大我「俺はあまり見れなかったが……世界で自分だけは味方だとか書いてたな……」

    貴利矢「うわぁ……それやばい奴じゃないの」

    貴利矢はドン引きするが、大我と飛彩は何か心あたりがある様子だった。

    飛彩「開業医……その手紙の送り主は……」

    大我「多分ナーゴのサポーターだ」

    話していたことが現実になった、と2人は顔を見合わせる。

    飛彩「勝手に世界で味方は自分だけとは笑わせるな……」

    飛彩は呆れながら言いつつ、景和のサポーターがいるのならどんな奴か警戒しなければ、と思う。

    自分たちの予想通り高みの見物で仮面ライダーを決めつけ思い通りにしようとする厄介な存在だからだ。

    貴利矢「まあ自分は道長のサポーターだった勘違い女王様サポーターじゃなくしてやったけどね」

    永夢「……」

    永夢は昨日の英寿のサポーターと名乗ったジーンと言う青年を思い出していた。

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:45:08

    一方その頃……
    景和「はあ……やっぱり未来から来た人の考えなんかわからないよ」
    自分のサポーターと名乗るカエルのようなワニのようなよくわからないケケラと言う人物にお説教を食らうからだ。
    だが飛彩とのやり取りや共鳴現象、またサポーターとの関係が切れても貴利矢と上手くやっている道長を見ていると、サポーターは必要なのか?という考えに行き着くからだ。
    景和「俺だって、飛彩さんと話したり履歴書ダメ出しされてる方が楽しいし、有意義だよ。自分の思い通りにならないから説教って、何なんだよ……」

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:45:50

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:47:00

    >>15

    対立煽り

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:50:05

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 20:53:35

    >>17

    違う違う、削除されたやつが対立煽りだったの

    こちらこそごめんなさい!

  • 191523/03/21(火) 20:58:05

    いえいえ、こちらこそ変な空気にしてごめんなさい

    皆さんと一緒に楽しく盛り上がりたいのでよろしくお願いします!

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:01:49

    >>14

    祢音「そういえば昨日私宛に変な手紙届いたんだよね。愛しの祢音とか世界で味方は自分だけとか……」

    景和の愚痴に祢音も乗る。

    景和「何その手紙……気持ち悪すぎでしょ、飛彩さんに見せたら真っ赤にされるよ」

    祢音「景和の履歴書じゃないんだから」

    祢音に突っ込まれ景和は笑う。真っ赤な履歴書はショックだがそれだけ楽しさはあるのだ。

    景和「何かさあ……サポーターっているのかな?共鳴って方法もあるし。別にブーストバックルばかり送られて使わなかったら怒られるんだしさ……」

    祢音「私だって世界で味方がいないみたいなこと書かれてさ……勝手に決めつけないでって話。」

    景和「祢音ちゃん、その手紙の送り主さ、サポーターじゃないの?」

    景和の発言に祢音は鳥肌が立つ

    祢音「冗談じゃない‼︎そんなサポーターいらないよ‼︎私だって共鳴できるし‼︎」

    景和「やっぱりそうだよなあ……はあ……」

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:02:19

    >>19

    よろしくお願いします‼︎

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:08:08

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:10:02

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:10:07

    >>20(安価間違えましたので再レスさせてもらいます)

    そんな風に二人はサポーターに対して不満を抱いているとソルド9がキョロキョロと何かを探してるような素振りをしているのを見つける

    景和「ん?あの人って…確か刃さんの部下の…」

    祢音「ソルド9だよ、何してるんだろ…?…って電話だもしもし?」

    或人「祢音ちゃん!?ソルド達見なかった!?」

    祢音「あ、或人さん。ソルド?それって確か刃さんの部下の…それなら今ちょうど目の前にいるけど…」

    或人「なら今すぐ捕まえて!ソルド達単身でリオン…、ザイアを倒そうと無茶しようとしてる!」

    景和「え!?本当!?あ、やば…!」

    景和が驚きの声を上げてしまう。それをソルド9に聞かれしまう。ソルド9もやばいと思ったのかそのまま祢音達から逃げるように走っていく。

    祢音「聞かれてた…!ちょっと待って!」

    景和「ちょっと祢音ちゃん!?どこに行くの!?」

    或人「祢音ちゃん?祢音ちゃん!?」

    祢音は逃げていくソルド9を追いかけに行き、それについていくように状況が飲めない景和もついていく。

    ……電話をかけたまま…

    或人「どうしようイズ!?」

    イズ「安心してください或人社長、幸い現在鞍馬祢音様は現在電話をかけたままにしてるようです。それにより逆探知で居場所を特定することが可能です。そして特定したら…」

    或人「そうか!ソルドもいるかもしれないってことか!なら逆探知よろしく!俺追いかけに行くから!」

    イズ「わかりました」

    そして或人もソルドを探しにライズホッパーを呼びだし飛電インテリジェンスの外に出ていく

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:22:41

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:26:40

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:27:03

    >>24

    >それって確か刃さんの部下の…

    誤字なため無視していただけと幸いです

    それとまた荒れてきてますが荒らしには反応しないように心がけてください

    削除したレスについても詮索したくなる気持ちもわかりますがなるべくしないようにお願いします

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:29:36

    >>27

    誤字脱字どうにかしたいです本当に……

    それにしても祢音ちゃんにしても景和にしてもサポーターからの離別イベント早く書きたいですね……

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:33:00

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:39:48

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:49:06

    >>13

    永夢「……(あのジーンとかいう奴……英寿さんのサポーターだとか言ってた……自分たちは決められた存在だから自由に生きる人の命のいく先を見るのが娯楽だって……それって命を娯楽扱いしていると言ってるようなものだ。

    ベロバとは違うと言っていたけど、あいつも同じようなものだ……!」

    相手には事情があると分かりながらも、ジーンの言い分だけはどうしても永夢は理解できなかった、いや理解したくないと言っていいのだ。

    だが英寿はサポーターは戦う上で重要だからと言う。

    サポーターには戦いに有利なバックルを送ったりする権利が与えられているのだという。

    永夢「だからってあんな奴を……」

    永夢は少し怒りながらサポーターの存在について考える。

    その時だった、或人から連絡が入ったのは。

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:54:10

    >>28

    自分も誤字脱字しちゃうのでそんなに気にしないでください

    自分なんて今回のようなガッツリ間違ってたのはともかく細かいものだったら言い回し伝わってたらいいやと思ってそのまま続行しちゃうので

    なるべくそのようなことが起きないようにしっかりレスする前に見ないとだめだと毎回反省してます


    要は誤字脱字したときは次はそうならないように頑張ろうってことです

  • 33二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 21:59:01

    >>32

    後から気づいてやっちまった!ってなりますが何か気持ちが楽になりました!ありがとうございます

  • 34二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 22:17:35

    共鳴現象、それは自分たちが推す仮面ライダーが別の仮面ライダーと起こす能力の増幅。
    それは決してサポーターにとっては良いものではなかった。
    現にあるサポーターはこの共鳴現象にて自分が推していた仮面ライダーに離反されてしまっている
    仮面ライダータイクーン、桜井景和のサポーターを称するケケラは舌打ちする。彼の人間性に惚れ込んでサポーターになったのに、最近は自分のお説教を上の空で聞いていたり、早く終わらねぇかなこのカエル野郎みたいな顔で聞き、礼儀もだんだん注意して守らなくなってきている。
    その上また呼び出しやがったよこいつみたいな態度が垣間見ることができてしまう。
    ケケラ「その理由がこれかよ、俺がどれだけ……」
    同じく愛を込めた手紙を書いても拒絶された仮面ライダーナーゴ、鞍馬祢音のサポーターのキューンも嘆く。
    キューン「私だってこれだけ想っているのに……」
    2人は共鳴現象を起こす自分たちの推しの記録を見て腹立たしさを覚えていた。推しが自分の思い通りになるはずがないのに。

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 22:37:22

    https://bbs.animanch.com/board/1707741/?res=199

    の続き

    アズ「まぁいいじゃない、あなたはそこまでやわじゃなくなったんだから…」

    リオン「うるさい…!」

    ベロバ「まぁ勝手に怒ってなさい、それよりも次のジャマグラを開催するわよ、今度はあなたも参加するけど」

    リオン「なんだと…!どういう意味だ…!」

    ベロバ「なにせ今回のゲームはアズからあんたも参加するゲームにするようにとお願いされてるのよね。だからあんたもやるの」

    リオンはそのことについてなぜ自分がやるのか疑問を浮かべながらもベロバに対しての憎しみからかその参加を拒否する

    リオン「ふん!誰がお前のゲームに…!」

    ベロバ「このゲームにクリアしたら解毒剤あげてもいいけど?」

    リオン「なに…!?」

    ベロバ「ゲームには報酬ないとね〜、だからその報酬に解毒剤やるんだけど、それでもまだやらない?」

    リオン「……」

    リオンは考える。おそらくこれはアズが考えた自分を排除するための罠だ。自分を排除したあとにヴィジョンドライバーを盗むつもりなのだろう。これに乗ると碌でもないことになるが同時に今自分は死にかけてるのも事実。なら生き残るためには乗るしかない。

    リオン「…いいだろう、そのゲームに私も参加してやる」

    ベロバ「決まりね♪なら早速支度しないと♪」

  • 36二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 22:39:01

    >>24

    一方で逃げるソルド9を祢音達は追いかけていた

    祢音「ちょっと待って!なんで逃げるの!?」

    ソルド9「逃げてるわけじゃない!なんとなくお前たちと会わないように走ってるだけだ!」

    景和「それ逃げてるじゃん!本当待って!」

    ソルド9が意味わからないことを言ってる間にも二人は追いかけるが戦闘用ヒューマギアだからか体力などなく延々と走り続けるが枚しての二人は人間のためだんだんと二人は走り疲れてしまい走るスピードが遅くなってきていた

    祢音「だめ…!もう走れないかも…!」

    景和「俺も…!」

    ソルド9「ふん!戦闘用ヒューマギアとして作られた俺を舐めてもらっては困るな!」

    勝ちを革新したソルド9はそのまま逃げきろうとする。

    しかし…

    祢音「本当は嘘でも嫌だけどこうなったら…!あ!冴さんが或人さんの腕にくっつきながら歩いてる!」

    ソルド9「なに!?どこだ!?我那覇冴!お前遂に飛電或人の心を掴んだのか!?」

    景和「はい、捕まえた。ちゃんと事情説明してもらいますからね」

    ソルド9「あ」

    あそこにUFOみたいな古典的な罠に引っかかり動きを止めているはずもない二人を探してしまったソルド9は景和に捕まってしまう

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 23:07:59

    >>31

    或人からソルドの件を聞かされたCRメンバーは彼らが危ないことに気づく。

    飛彩「贖罪のために自分たちの手で切除しようと言うのか⁉︎」

    大我「どんだけ責任感強いんだか……」

    そんな中、貴利矢はまたスマホで何かを打っていた。

    永夢がそれを覗きこむ。

    永夢「何してるんですか貴利矢さん……え?隊長さんが困ってるから助けてやれ……ってまさか」

    貴利矢が何を誰に連絡したか3人は察する。

    大我「レーザーてめぇ主治医が患者こき使うなって前にも言ったじゃねぇか‼︎」

    しかし貴利矢は悪びれる様子を見せない

    貴利矢「やだなーこれは主治医が患者のためにやってんだから」

    貴利矢そう言うと白衣から革ジャンに着替える。

    貴利矢「ま、主治医が見てやらないとな〜さ、自分も行くかな」

    貴利矢はそう言ってCRを後にする。

    相変わらずの貴利矢に呆れつつも3人も後に続く事にした。

  • 38二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 00:34:47

    唯阿「おい…!ソルド達は見つかったか…!」
    A.I.M.S.隊員「いえ…、何しろ彼らは飛電製のヒューマギアじゃない上、ヒューマギアモジュールも従来のものと大きく異なるため探し出すのが困難で…」
    唯阿「くそ…!こういうときにウィアやゼアと繋がってないあいつらは厄介だな…!」
    A.I.M.S.隊員「申し訳ございません…!」
    唯阿「いや謝らなくていい…!とにかくもっと…範囲を広げよう…!」
    A.I.M.S.隊員「はい!」
    唯阿はA.I.M.S.隊員の隊員達と一緒にソルド達を探していたのだが捜索は困難を極めていた。
    というのもソルドは本来ヒューマギアにあるはずのヘッドフォンのような形をしたヒューマギアモジュールではなく、ピアス型になっているため服さえ着替えればその辺の人間と大差ないほどに見分けがつかなくなる。その上本来ヒューマギアは飛電インテリジェンスの通信衛星に情報が管理されているため場所も把握できるのだがソルド達は飛電製ではなくザイア製のためその管理から対象外でり、追うことも困難だった
    そのため唯阿達は自分達で直接探すしかなくあらゆるところを駆け回っていた
    唯阿「まったくあいつらは…、責任感は強くていいがこうも勝手に動くとな…」

  • 39二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 00:35:00

    英寿「お、バルキリーか。こんなところで何してるんだ?」
    唯阿「浮世英寿…、ちょうどいい。君にも手伝ってほしい…!」
    英寿「なに?何かあったのか?」
    唯阿は偶然にも撮影の仕事が終わり帰ろうとしていた英寿と出会い、今回の件について話す
    英寿「なるほど…、ヒューマギア、いやソルドはなかなかに責任感が強いもので」
    唯阿「迷惑なのかもしれないが一緒に探してきてくれないか?頼む!彼らは私の大切な仲間なんだ…!」
    そう言って唯阿は頭を下げて英寿に頼む。
    唯阿にとって彼らは滅亡迅雷達の置き土産でもあるがそれ以上に大切な仲間でもある。そんな彼らに危険な目に会わせたくない想いが隊長として、そして一人の人間として彼女にはある。
    英寿「……顔を上げてくれバルキリー、俺も探す」
    唯阿「!いいのか!?」
    英寿「ああ、君のその仲間たちを守りたい、心配する気持ちは今のを君を見てればわかる。その意思を無下にしたくない。だから俺にも手伝わせてくれ」
    唯阿「そうか…!ありがとう…!」
    そう言って唯阿は英寿に握手する
    道長(な!?ぎ、ギーツの野郎…!バルキリーに握手してもらってるだと!?嘘だろ!?しかもギーツなんか全然気にしてないみたいな顔しやがって!なんだ女性に触られるのも慣れてるってかこの狐野郎!)
    ……その光景を貴利矢から連絡を受けた道長が唯阿を探してるときにたまたま見てしまい、激しく嫉妬していたが

  • 40二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 00:35:11

    >>37

    一方その頃……

    ベロバ『今度のジャマグラはザイアを守ることよ』

    改良ジャマトバックルを使ったことでジャマト扱いされてジャマトグランプリに参加できるようになった大智は街を見下ろしていた。

    大智「……探してるね、自分達の生みの親を。正解は介錯するためなのかな?」

    以前ニコを誘拐したが作戦が失敗した挙句、かつて自分の仲間で貴利矢の手引きで離反した道長からは情けをかけられてしまう失態を犯した。

    『助けたわけじゃねぇ。ただ今よりここより先に進もうと考えるなら帰る場所は要るんだ。俺は考えないで行動するからまた迷うかもしれないが帰る場所があるから立ち直って先に進んでいける』

    そしてこんなセリフまで言われてしまう始末である。

    大智「何が帰る場所だ……自分の理想の世界を叶えるために僕は先に進む。」

    道長の言った言葉を否定すると彼は目の前にソルド20はじめとするソルド達が現れたことに気づく。

    ソルド20「お前は五十鈴大智……リオン=アークランドはどこだ⁉︎」

    大智「やはりそれが正解だったんだね……」

    大智はデザイアドライバーとジャマトバックルを手にする。

    大智「僕はジャマ神になって理想の世界を叶える。元に戻るとか帰るとか、そういうのはもう必要としないのが正解だ‼︎」

    そう言うと大智はジャマトバックルを使って変身する

  • 41二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 06:17:21

    >>40

    大智「⁉︎」

    その瞬間大智の体にものすごい激痛や吐き気などが襲いかかる。それこそ改良前のジャマトバックルを使っていた道長のようだ。

    大智は呻き声を上げながらジャマトフォームのアームが身体にまとわりつくのを見てとあることに気づく。

    大智「リオン=アークランドっ‼︎いつの間にジャマトバックルを⁉︎」

    自身のジャマトバックルが、改良前の物とすり替えられていたことに。

    大智は苦しみながらジャマトバックルを使用した変身を果たす。

    ナッジスパロウ「う、ううっ……」

    ナッジスパロウは苦痛に喘ぐも改良型ジャマトバックルにてジャマトフォームには変身し、ソルド達と対峙する。

    ナッジスパロウ「なら、なおのこと僕は先に進むだけだ……っ‼︎」


    その様子を遠くから見ていたベロバは狼狽し、リオンに詰め寄る。

    ベロバ「あんたナッジスパロウのジャマトバックルをいつすり替えたの⁉︎」

    ジャマトやジャマトライダーもいるが、貴利矢の手引きで道長が離反してから大智が出陣せざるを得なくなっていた状況で大智が不調に陥る事はベロバにとっては大いに痛手である。

    ベロバ「あんた分かってるんでしょうね⁉︎こんなことして、自分がどうなっても‼︎」

    リオン「ふん、お前こそ今回のジャマトグランプリのテーマを忘れたのか?自分で言い出したくせに。」

    そう、今回のジャマトグランプリのテーマはリオンを守ること。主催のベロバがそれを台無しにしては意味がない。

    ベロバは舌打ちをするしかなかった。

  • 42二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 07:42:52

    >>39

    その様子を見た貴利矢は想定外の事態に焦っていた。

    貴利矢「おいおい、マジかよ……よりによってスター様が現れるとか聞いてねぇぞ……」

    そっとバイクゲーマを召喚して逃げようとした瞬間腕を思い切り掴まれる。

    道長「レーザー、お前……っ‼︎」

    貴利矢は必死に弁明する。

    貴利矢「違うって‼︎ノせようと思ったけど、ノせたわけじゃないんだよ‼︎自分だってこんなことになるなんて……」

    道長「やっぱり乗せるつもりだったんだろうが‼︎」


    一方その頃

    飛彩は街中にいるはずのソルドを探し回っていた。

    飛彩は色々と考える。ソルド達が自責の念からリオンを切除する、それは理に適ってはいる。

    だがリオンはジャマトグランプリのスポンサーである。

    飛彩「まさかジャマトグランプリの一環、にソルド達は利用されている……?」

    その時、彼の目の前に中年の、スーツを着崩した髪に白と緑のメッシュが入った男が現れる。

    ???「お前が鏡飛彩か……なるほど天才外科医なだけあって冷静な思考力だな」

    飛彩「貴様……何者だ⁉︎」

    異様な風貌。それはベロバに似通っている。つまりこの時代の存在ではないと言うこと。

    飛彩は身構える

    ???「安心しろ、俺は何もするつもりはねぇよ、ただお前を見てみたくてな……」

    男はそう言うと歩き去っていく。

    ケケラ「あいつが桜井景和の共鳴現象の相手か……」

    そう呟きながら。

    飛彩「今のは誰だったんだ……?」

  • 43二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 07:44:01

    >>42

    飛彩は突然現れたケケラの正体までは看破できず疑問だけが残るがすぐ頭を切り替える。

    飛彩「あいつは今はどうでもいい、ソルド達を探さなくては……」

    その時、彼の目の前にジャマト達が現れた。

    飛彩「やはりジャマトグランプリだったか‼︎」

    飛彩はガシャットを構える。


    一方ベロバとリオンの様子を見ていたアズは笑う。

    アズ「だからこうなるのに気に入らないからって悪意で動くから反撃されるのよ……利用する者、される者でしかないから、その蜜月はすぐ終わるのは目に見えていたけどね♪」

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 09:36:20

    祢音「ねえいい加減…」
    ソルド9「何度も言ってるだろ、お前たちには関係ないことだ」
    景和「でもだからってあなた達だけで倒そうとなんて…」
    一方の祢音と祢音からあらかたの事情を聞いた景和はソルド9を捕まえたはいいがソルド9はお前には関係ないの一点張りですぐ逃げようとするの繰り返しだった
    祢音「…どうしてあなた達はそんなに自分を追い詰めるの?或人さんから聞いたけどあなた達はそのリオンって人に人を傷つけるために作られたのかもしれないけど、だからってそんなに…」
    ソルド9「だからだ」
    祢音「え…?」
    ソルド9「俺達ソルドはリオン=アークランドの手により人を傷つけるために生まれた。実戦投入する前にその計画は潰れたが、だが俺達が生まれたせいで飛電或人達は大切な仲間を亡くした…、そして俺達も正義と称して人を傷つけた…。なのに隊長は俺達を引き取ってくれて、飛電或人、天津は俺達のことを仲間として見てくれている。こんな俺達を…。そんな折にあいつ、リオン=アークランドが現れた。そしてあいつのせいで飛電或人が、吾妻道長が、九条貴利矢が他にも多くの人が傷ついた。もうこれ以上あいつのせいで傷つく人は見たくない…だから俺達があいつを止める。それがあいつの手によって生み出された俺達ソルドの責任だ」
    景和「ソルド9さん…」
    ソルド9の覚悟を決めた目に景和は何も言えなかった。彼らには恩があると言ったがその恩のために創造主の倒すこと、そして自分達がどうなってもいい覚悟を持っていた。
    自分には彼らには何も言えないと思ったが祢音が口を開く
    祢音「だめ…、そんなこと…!絶対に!」
    景和「祢音ちゃん…?」
    ソルド9「鞍馬祢音…?」

  • 45二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 09:36:31

    >>41

    一方でナッジスパロウと戦っていたソルド達だが現在動けるのはソルド20が武装したサーバルソルドマギア含めた残り3体のソルドマギアだった。残りのソルドマギアは既にナッジスパロウの攻撃により機能停止されていた

    ナッジスパロウ「はァ…はァ…どうしたんだい…!?兵士型ヒューマギアっていうのはこんなにも弱いのな…!?」

    サーバル「こいつ…!」

    クラッシングバッファロー型(以下クラッシング)「ソルド20どうする!?あいつ厄介だぞ…!」

    サーバル「わかってる…!なんとかして生け捕りにしたいが…今のあいつは半ば暴走してる…!下手に近づくとやられるのはこっちだ…!」

    ストーミングペンギン(以下ストーミング)「他のソルド達にも連絡するか…!?」

    サーバル「いや、そんなことしたらおそらく一気に全滅して目的が果たせなくなる。それはなんとしてでも避けたい」

    ストーミング「ならどうしたら…!」

    サーバル「今の状況をこちらでリアルタイムで報告し他のソルドに後を託す。それしかない」

    クラッシング「……了解した!」

    ナッジスパロウ「話は終わりかな…!?ならガラクタはガラクタらしく壊れてろよ…!」

    そうしてナッジスパロウはブロイアームズを使って攻撃を開始する

  • 46二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 12:31:54

    リオンはジャマトを引き連れとある病院を襲撃して、医師を脅し、人工透析を行わせていた。

    人工透析は体内に蓄積した余分な水分や塩分、老廃物を取り除き、血液を浄化する治療法であり、ベロバに盛られた毒も多少は浄化できるだろう、というのがリオンの狙いだ。


    何故こんなことになったかと言うと……

    リオンは>>41の後ジャマトにベロバを攻撃させ、その隙をついて逃げたのだ。


    ベロバ「……」

    アズ「短絡的なことをするからそうなるのよ、まあジャマトグランプリ盛り上がるからいいんじゃない?」

    ベロバ「うるさいッ‼︎」

    ベロバは攻撃された右腕を押さえながらアズに吠える

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 13:04:20

    >>44

    祢音「もっと…、もっと自分達を大事にしてよ!なんであなた達は自分を大事にしないの!?」

    ソルド9「それは…」

    祢音「あなた達はあの人を倒して満足かもしれない、だけどそれであなた達は傷つくんだよ!それで悲しむ人がいるんだよ!?」

    ソルド9「それはわかって…」

    祢音「わかってない!あなた達には或人さんや天津さん、それに唯阿さんやあなた達の仲間がいっぱいいるんだよ!それであなた達が傷ついてもしそのままいなくなったら…あの人達はずっとその悲しみを背負うことになるんだよ!?あなたたちはそれでいいの!?傷つけたくないって言ったのに結局あなた達は仲間を傷つけてる!」

    ソルド9「!」

    ソルド9はそのことを言われ気づく。そうだ彼らは仲間がいなくなって悲しんでいた。だからもう悲しませないように今度は自分達であのケリをつけようとした。刺し違えても…。だがそれは結局は自分達がいなくなる悲しみを唯阿達に背負わせてしまうだけなのだ。自分達の正義はまた誰かを傷つけてしまう。ソルド9はそのことに気づき顔を伏せてしまう

    ソルド9「なら…なら俺達はどうしたら良かったんだ…もう俺達は後戻りなんて…」

    或人「できると思うぜ」

    景和・祢音「或人さん!?」

    その時に逆探知して来た或人が声をかける。景和と祢音は或人が来たことに驚く

  • 48二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 13:04:40

    或人「たしかにもう進んじゃったけどさ、でも戻ることだって誰にもできる」
    ソルド9「飛電或人…だがそんなこと…」
    或人「俺達がいるだろ?」
    ソルド9「!」
    或人「たしかに俺達はアイツのせいで傷ついた。でも…だからこそもうこれ以上悲しまないように前に進むんで強くなるんだ、それは一人じゃ無理かもしれない。だけど仲間がいてくれるから俺達はいつだって無茶できるし前にだって進める。だから…お前らだけで背負うなよ、その責任俺達も背負わせてくれよ」
    ソルド9「飛電或人…」
    景和「その責任俺も背負うことできませんか?」
    ソルド9「なに?だがお前は…」
    景和「たしかに関係ありません。だけど俺達はこうして関わって今がある。あなた達が責任を背負うなら俺も背負います。それが俺の考える世界平和になるかもしれないから」
    祢音「言っとくけど私も背負うからね!散々私と冴さん振り回したんだから今頃関わるなとかなしだよ!」
    3人の言葉を聞いてソルド9は自分、自分達ソルドは間違っていた事に気づくと同時に自分達には絆があったと認識する。きっと滅亡迅雷.netの彼らもこのような絆があったのだろうなとソルド9は考える
    ソルド9「そうか…そうだったな…自分勝手なのはわかってる…だが頼む…!俺達ソルドと…リオン=アークランドを止めるために一緒に戦ってくれ…!」
    ソルド9は頭を下げる、その姿に3人は当然かのようにそれに返事をする
    或人・景和・祢音「うん!」
    ソルド9「ありがとう…!」

  • 49二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 13:21:25

    リオンは人工透析を行わせながら呟く

    リオン「なんとしてでも私の夢を…!」

    戦争を起こして、兵器事業で世界を掌握する、そんな歪んだ情熱と夢が彼をそこまでさせていた。

    それともう一つ、人間であることだ。

    リオン「ベルには感謝しないとな……メンタルクリニックのドクターだった彼が情報を提供してくれるとは」

    リオンはシンクネットの幹部であるベルという人物への感謝を口にする。

    病院はジャマト達が占拠しているし、外部への通信も電波やネットワークを阻害してできないようにしている。

    これでしばらくは休める、とリオンは安堵する


    >>45

    レーザーターボ「全く……本当にあんたらは自分の命に執着なさすぎなんだよ、替わりなんか効かないのにさ」

    ソルド20「九条貴利矢……」

    突如現れたレーザーターボがナッジスパロウをガシャコンスパローで撃つ。

    ナッジスパロウ「……九条貴利矢ッ‼︎」

    レーザーターボを捉えたナッジスパロウは怒りを露わにする。こいつが裏切ったふりをして自分たちの側について、ジャマト化している奴を治療して離反させたから今自分はこうなっているのだ。

    ナッジスパロウは怒りのままブロイアームズでレーザーターボを攻撃しようとする。蔦が一直線にレーザーターボへ迫る。

    レーザーターボ「あんた……とうとう人間捨てるわけ?悪ノリが過ぎるね」

    レーザーターボに迫っていた蔦はゾンビブレイカーで切り裂かれる。

    ナッジスパロウ「よくもノコノコと出てきたな……君があのままジャマトになってれば僕は今こんなことになってなかった‼︎」

    ナッジスパロウは現れたバッファに対して恨みをぶつける。デザイアドライバーに装着されたゲーマドライバーが目に入る。

    バッファ「……」

    ナッジスパロウ「何か言えよ、自分だけ助かって僕はこうなったんだぞ⁉︎全部君たちのせいだッ‼︎」

    バッファ「……あの時の俺はどうかしてたよ、だがなそれでも帰る場所を作ってくれた奴がいる、何億倍にして返せばいい借りか分からねぇが、それに応えるだけだ」

  • 50二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 17:08:09

    一方の英寿と唯阿はソルド達を探していた
    英寿「しかし意外だな」
    唯阿「何がだ?」
    英寿「ソルドは本来ザイアの手によって生まれた敵みたいな奴らなんだろ?それを味方に引き入れるなんてな」
    唯阿「たしかにな、だが彼らの存在については罪はない。敵として生まれたとしても私達が別の道もあるとラーニングさせていけば自分達で考えてそこに進むか自分達で決める。テクノロジーというのは使い手次第でいいようにも悪いようにも変わっていく、それ故に私達は向き合う必要がある、そのために私は彼らと接していきたいんだ」
    英寿「なるほどな…、それがあんたのテクノロジリストとしての信念か?」
    唯阿「そんな大層なものじゃない、ただの一人の人間としての意見だ」
    会話をしながら歩いていた二人だがそこにブレイブがジャマトと戦っている場面に遭遇する
    ブレイブ「ハァ!」
    唯阿「鏡先生!?まさか…ジャマトグランプリか!?」
    英寿「なるほど、自責の念があるソルド達がザイアを倒しに行くことを利用してザイアを護衛させるというのが今回のゲームか」
    唯阿「ソルド達の苦悩をそんなふうに利用するのか…!絶対に許さん!」
    『ダッシュ!オーソライズ』
    唯阿はラッシングチータープログライズキーを起動させ変身を始める
    そしてそれを見た英寿もデザイアドライバーを腰に巻きマグナムバックルをセットする
    『SET』
    『KamenRider...KamenRider...』
    唯阿・英寿「変身!」
    『ショットライズ!ラッシングチーター!』
    『Try to outrun this demon to get left in the dust.』
    『MAGNUM』
    『READY FIGHT』
    二人は変身するとブレイブのもとまで向かう
    ブレイブ「フッ!やはり数が多いな…!」
    バルキリー「鏡先生、加勢する!」
    ギーツ「さてお前らを倒してソルドとザイア見つけないとな」
    ブレイブ「お前たち…!サポートサンキューだ!」

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 17:09:10

    一方で
    天津「最近血液製剤盗難事件があるがまさか元CEOが関わっていたとはね…」
    天津はここ最近の血液製剤盗難事件について調べておりその犯人がリオンであることを突き止めていた。そして彼から血液製剤を取り返すため、そして或人からの連絡でソルド達が彼を倒そうと無茶するのを止めるために先回りしてリオンが次に襲う、または潜伏している病院も突き止めておりソルドらが来るのを待つために現在その病院の前にいた。しかし…
    天津「ここ最近の盗難があった病院から推測してまだ襲われてない且つ連絡が取れない病院はここだが…」
    ジャマト達「ジャ…ジャ…」
    天津「ジャマト達が潜伏しているとはな…さて、どうしたものか…とりあえず或人君に連絡するか」

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 18:38:42

    >>49

    ナッジスパロウ「またそれか‼︎馬鹿の一つ覚えみたいに何回も‼︎」

    ナッジスパロウの様子を見てレーザーターボは気づく。

    レーザーターボ「そのヤケっぷり、あんたあのグラサンCEOにノせられて改良前のジャマトバックルを使わされたんだな、じゃああんたはジャマトグランプリのプレイヤーになったわけ?」

    レーザーターボに指摘されナッジスパロウは激昂する

    ナッジスパロウ「ああそうだよ‼︎だからこうなったらジャマ神になって僕の理想の世界を叶えるんだよ‼︎ジャマトになったっていい‼︎途中で逃げ出した奴と違って僕はやってみせる‼︎」

    ナッジスパロウはそう叫びながらブロイアームズから攻撃を繰り出す。

    そこにスナイプ(シミュレーションゲーマーレベル50)の銃撃が襲う。

    スナイプ「それでてめぇは1人で強くなったつもりか」

    ナッジスパロウ「花家大我⁉︎何故……‼︎」

    突然のスナイプの登場にナッジスパロウは驚く。

    話は>>42に遡る

    言い争いになっている2人の近くにソルドがいたのだ。

    大我『レーザーもバッファも何馬鹿なことしてんだよ‼︎あいつがソルドって奴だろうが‼︎』

    それを大我が止めて後を追ったのだ。

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 19:05:52

    >>52

    スナイプ「1人でこの世界の人間が持つ知識を得て、1人になっててめぇはどうするつもりだ?ジャマトになって周りから石を投げられるか世界を滅ぼすかのどっちかだろうが」

    ナッジスパロウ「うるさい‼︎そんなものはどうでもいいんだよ‼︎」

    自分の行く末を聞かれ、ナッジスパロウは蔦攻撃を繰り出すがレーザーターボがガシャコンスパローを分離させて切り裂く。

    そこにスナイプの砲撃がナッジスパロウを襲う

    スナイプ「話の分からねぇガキが何言ってやがるんだよ‼︎」

    レーザーターボ「そうだな……確かに自分があんたらにちょっかいかけなけりゃあんたらは今こうなってなかったかもしれない。だけどさ、自分どうしてもこいつを放っておけなかったんだよね、最初は何か永夢達が面白そうなことしてんなって口挟むだけにしようと思ったんだけど、なんでかね。裏切ったふりまでしてさ」

    バッファ「……」

    ナッジスパロウの言う通り逃げたという言葉は間違いではないし、レーザーターボの言う通り彼が関わらなかったら今自分はどうなっていたのか、ジャマトにチェスの駒の名が与えられるのならキング扱いでもされていたのかもしれない。そうなったらもう帰る場所などない

    バッファ「あの時の俺を救ってくれて、受け入れる奴がいる所が俺の帰る場所なんだよ‼︎」

    あの時も帰る場所とは言ったが自分自身意味が分かっていなかった、だが貴利矢がザイアに傷つけられた時とその後の周りの反応からようやく自分なりの答えは出したつもりだ。

    きっとそれはソルド達も同じなのだろう、兵器として生み出されたが受け入れてくれた周りの人々が彼らの帰る場所なのだろう。

    サーバル達「……」

    レーザーターボとスナイプによりガラ空きになった所をゾンビブレイカーで斬りつける。

    ナッジスパロウはここまでか、と覚悟する

  • 54二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 19:17:52

    >>53

    だがそこにもう一撃が加わる。

    何かの銃撃か

    しかし3人とも、ソルド達も何もしていない。

    そこにいたのは……ガシャコンキースラッシャーのガンモードを構えた永夢だった。

    ガシャコンキースラッシャーの銃撃をくらいナッジスパロウは強制変身解除する

    大智「宝生永夢……⁉︎」

    レーザーターボ「間に合って良かったぜ、永夢」

    永夢は大智に歩み寄る。

    永夢「……これであなたのジャマト化は食い止められたかもしれません。あなたは拒絶するだろうけど、命をもって償ってください」

    大智「……っ‼︎」

    永夢がそう言うと、大智は黙ってデザイアドライバーとジャマトバックルを持って走り去る。

    道長のように綿密に薬を何回も投与しての治療ではないのでジャマト化が抑えられたとは言い難い。だが頭の一つは冷えたかもしれない。

    それが大智にとってどう働くのか

    永夢「とりあえずソルド達を助けましょう‼︎」

    サーベル「宝生永夢……」

    これで複数のソルドは確保することができたのだった。

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 19:30:01

    >>46

    アズに吠えた後、ベロバは狂ったように笑う。

    ベロバ「これで終わりはしないわよ……‼︎」

    ベロバはヴィジョンドライバーを取り出す。

    ベロバ「これの持ち主だった無能な運営の指紋は複製してあるんだから‼︎」

    ベロバはそう勝ち誇ったように叫ぶとヴィジョンドライバーで変身しようとするが……

    ベロバ「がっ⁉︎」

    自身がリオンにしたように彼女も吐血する。

    アズはそれを冷ややかな目で見下ろしていた。

    吐血し、嘔吐し、目を見開いて荒い呼吸をしている彼女を。

    アズ「あなたもリオンにやられてたのよ、優雅にお茶なんかジャマトに淹れさせてしばいてたんだからね?」

    ベロバは思い出す、自分が執事のように使っていたジャマトはリオンの命令で自分を攻撃したジャマトだと

    ベロバは狂った表情でレーザーレイズライザーを手にする。

    ベロバ「ここで……終わらせるか‼︎」

    血を吐き血の涙を流し本当の意味で1人にしかなれなかった彼女は悪あがきをする

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 19:53:54

    >>28

    ベロバ以外のサポーターはこのスレ世界では悪役にしたいわけじゃないけど高みの見物決め込んでデザグラ観戦楽しみながら自分たちは応援したい仮面ライダーを純粋に応援してるだけという無意識のうちに傲慢さと悪趣味さを抱えた存在だと考えています。

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 20:35:06

    このレスは削除されています

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 21:52:38

    このレスは削除されています

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 22:18:36

    このレスは削除されています

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 22:58:40

    永夢は或人にソルド20始めとするソルド達を確保したことを報告する

    永夢「君たちが無事で良かったよ……でも機能停止したのは……」

    ソルド20「それなら回復できるから問題ない」
    
ソルド20の答えに永夢は安堵する

    永夢「よかった……」

    ソルド20「帰る場所……私たちにもあったのだな」

    貴利矢「そうだろ、生きてんだからさ。」


    大我「馬鹿なこと考えんじゃねぇぞ」

    一方その頃…
人工透析を終わらせたリオンは体力が戻っているのを感じていた。
    
リオン「私は、私の夢を諦めない……」

    そう言い、彼は立ち上がる。

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 23:41:28

    >>55

    だがその悪あがきをアズは笑う。

    アズ「ねぇ、何でわざわざレーザーレイズライザーをアーク様の力で使えるようにしてあげたと思う?」

    ベロバは荒い呼吸をしながら答える

    ベロバ「し……知らないわよそんなこと……」

    早くデザインし直さなきゃ、とベロバは慌てる。

    アズ「じゃあ教えてあげるわ、あなたたち未来人の悪意をラーニングさせるためよ♪」

    その言葉を聞いたベロバは逆上する

    ベロバ「ふざけんな‼︎人を何だと……」

    アズ「それあなたが言えた台詞?今のあなたとーっても不幸よ♪」

    その瞬間ベロバは巨大な牛鬼へと変貌する

    ベロバ「壊してやる……壊してやるこんな世界‼︎」

    アズはその姿を見ても余裕の表情を崩さなかった。


    アズ「じゃあ……最後の大暴れ……いえ、最後のジャマトグランプリ頑張ってね♪」

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 23:43:42

    >>60

    天津「それはいいことですが…、少なくとも今は終わりにすべきかと」

    リオンの呟きに天津が病室に入って答える。

    それにリオンは驚くのを隠しながらそれを聞く。

    リオン「お前は…どうやってここに入ってきた?ここは通信妨害していた上に外にはジャマトがいたが?」

    天津「何簡単なことです、最近の盗難被害がない病院と連絡が取れない病院を調べここに行き着いただけで中には真正面から突っ込みここまで来ました」

    リオン「なるほど…、お前は前者はお見事だが後者は元ザイアの社員のくせに頭を使うのが苦手らしいな」

    天津「いえ、使いましたよ。力づくのほうが効率が良かったので。それと私のことを覚えてくださっているとはあの頃と比べ物覚えが良くなりましたね」

    リオン「ふん…、名前は知らないがな」

    天津「ならここで覚えていただきましょう。私の名は天津垓、仮面ライダーサウザーです」

    リオン「興味ないな、今死にゆく愚か者の名前など」

    そう言って二人はサウザンドライバーを腰に巻き、変身準備をする

    『『ゼツメツ!EVOLUTION!』』

    『ブレイクホーン!』

    『ミリタリーホーン!』

    天津・リオン「変身!」

    『パーフェクトライズ!』

    『When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. 』

    『Presented by ZAIA.』

    『When the five weapons cross, the JET BLACK soldier ZAIA is born. 』

    『I am the president.』

    ザイア「Presented by ZAIA……!」

    二人は変身を完了させると数秒の沈黙のあとにお互い殴り合う

    サウザー「ハァ!」

    ザイア「ふん!」

    そして二人はお互い殴り合いながら病院の壁を壊して外へと出ていく

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 06:56:16

    >>60

    ソルド達はA.I.M.Sに回収されていく。これでひとまず安心だ。

    永夢「他のソルド達とリオン=アークランドを見つけたら大丈夫ですね。」

    永夢は或人に連絡が終わるとそう言う。

    そこに貴利矢が口を開く。

    貴利矢「あのさぁ、永夢、これってジャマトグランプリだったんじゃねぇの?」

    永夢「え?」

    貴利矢の指摘に永夢は驚く。

    大我「確かにそうかもな。あの雀野郎の言ってたことを考えたらその可能性はあるんじゃねぇか?」

    確かに大智は何か罠を仕掛けるのではなく今回はジャマトグランプリのプレイヤーとして参加していると言った。

    貴利矢曰く大智はベロバ陣営の参謀役を自称しているらしく進んで前線に立つとは考えにくい。

    永夢「じゃあ今回のジャマトグランプリは何のテーマがあるんだ?」

    何かをめちゃくちゃにして人々を苦しめる、それがジャマトグランプリのテーマだが、先程大智は1人だった。ジャマトは引き連れていない。今までのジャマトグランプリとは何かが違う。

    貴利矢「あのクイズ王、戦いの中ずっとあのグラサンCEOへの恨み節言ってたな。そういや……あっ、まさか⁉︎」

    貴利矢は色々考え、最悪の展開を想定する。

    道長「レーザー、どうした?」

    貴利矢「どさくさに紛れてアズの奴がヴィジョンドライバーを狙ってんだよ‼︎これまずいぞ‼︎」

    その言葉に道長はハッとする

    スカイタワーでもそうだ、アズは自分にシークレットミッションを達成するよう、ジャマトが擬態した親友に接触したりして干渉していた。

    貴利矢が負傷した時もリオンが大嫌いだから始末してほしい、とも言っていた。アズがジャマトグランプリに干渉しているのは間違いない。

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 08:59:39

    >>63

    大我「そのソルドって奴らは暴走している生みの親のザイアを止めようとして、そこに他の奴らを巻き込むことでめちゃくちゃになっている所に便乗してヴィジョンドライバーを奪い取る作戦か。」

    貴利矢「あいつらの責任感の強い気持ちを利用したやり方でくるとはね。これ絶対勘違い女王様の発案じゃねぇよ、あいつらとグラサンCEOの関係をよーく知ってるアズが勘違い女王様に吹き込んだんだろうさ」

    今回のジャマトグランプリの本当の目的と本当に開催者が明らかになる。

    貴利矢「だけど、仲間割れも起こしてるみたいだな……」

    リオンに改良前のジャマトバックルを使わされた大智からして明らかだ。

    永夢「僕もう一度或人さんに連絡します‼︎」

    永夢は或人に連絡をする。

    道長「だが、アズの奴がヴィジョンドライバーを奪ってどうするんだ?」

    貴利矢の頭の中にこの前脱獄したというシンクネットの幹部であるベルという男が浮かぶ。

    貴利矢「そこまではわからねぇが……もしかしたら自分たちがゲームの主催者になるつもりなのかもな」


    一方その頃……>>50の戦いでジャマトを無事倒した英寿と唯阿、飛彩は話していた。

    唯阿「ソルド20を始めとしたソルド達は確保し、回収されたそうだ。……中には機能停止した個体もいるが、後で修理すれば問題ない」

    隊員からの報告を受けた唯阿は安堵する。

    唯阿「あとはソルド9を始めとする何体かのソルドだ。」

    英寿「ザイアの元に辿り着いたかそれとも……案外他のやつが足止めしてくているかもな、お人好しとかが」

    飛彩「……」

    飛彩の頭に景和が浮かぶ。世界平和が夢で誰かの幸せが自分の幸せという信念を持った彼だ、充分にあり得る。

    飛彩「とにかく、残りのソルドとリオン=アークランドを見つけることが先決だ」

    英寿「ああ、そうだな……と言いたい所だがそうは問屋が卸さないようだ。」

    英寿はそう言うと変身して暴れているベロバを指す。

    唯阿「ベロバ⁉︎何故……⁉︎」

    ベロバ「壊してやる、壊してやる……‼︎」

    ベロバはそう言いながら無闇矢鱈に破壊を続ける。

    そこには既に理性はなく悪意しかなかった。

    飛彩「あいつを切除することの方が先決か……‼︎」

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 10:42:48

    時間は少し遡り>>62

    サウザーとザイアはお互いに殴り合いながら病院の外に出て殴り合っていた(尚病院にいた人質達はすでに開放されて逃げていた)

    サウザー「くっ!流石サウザーのアップデート…!なかなかに強い…!」

    ザイア「当たり前だ…!これこそZAIAのテクノロジーの全てだからな…!」

    そう言いながらザイアは腕からアシッドアナライズを出してサウザーを痛めつけようとするが…

    ゼロワン「ハァ!」

    タイクーン「フッ!」

    ザイア「何!?お前達は!」

    ゼロワンメタルクラスタホッパーとタイクーンニンジャフォームが二人の間に入りプログライズホッパーブレードとニンジャデュアラーでアシッドアナライズを切り落とした

    サウザー「来てくれたか…」

    ナーゴ「もう!或人さんに連絡したのはいいけど待てないからって一人で突っ込まないでよ!」

    サウザー「君達が来てくれると思ってやった行動さ。実際来てくれただろ?彼と一緒に」

    そう言ってサウザーが見たのはソルド9が武装したダイヤウルフソルドマギアだった

    ダイヤウルフ「……」

    ナーゴ「それはそうだけど…でももう勝手に一人で動くのやめてよね!」

    サウザー「善処しよう」

    ザイア「ほう…、お前は私に楯突く気か?ソルド9」

    一方でザイアはダイヤウルフソルドマギアを見る。どうも自社の人間は覚える気はないが自分の商売と生み出したソルドについては覚えてるらしい

    その商売として生み出した存在にまるで喧嘩を売るように聞く

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 10:43:11

    ダイヤウルフ「…ああ、もうこれ以上あなたのせいで傷つく人を出さないためにも…俺は…、俺達はあんたと戦う!」
    ザイア「無理だな、お前含めソルドはザイアにはスペックも機能も全てにおいて劣る。そんなお前らが絶対に勝てないんだよ」
    ダイヤ「そうだな…俺達では無理だ、どんなにやろうとあんたには勝てないのかもしれない、だから仲間がいる。一緒に戦ってくれる仲間が。俺は…俺達はその仲間とともにあんたに勝つ!」
    ゼロワン「そうだ!ここでお前を止める!」
    タイクーン「もう人を傷つけさせない!」
    ナーゴ「年貢の納時ってやつだよ!」
    サウザー「どうやら形成逆転というやつですね。降参をおすすめしますが?」
    ザイア「ふん…お前らは私の能力を忘れているのか?」
    ザイアはジャマトを精製する
    ザイア「今の私にたった4人と一個の道具で勝てると思わないことだな」
    ゼロワン「勝てるさ…、今の俺達だったら!行くぜ!」
    タイクーン「はい!」
    ナーゴ「うん!」
    サウザー・ダイヤウルフ「ああ!」
    ゼロワンの掛け声とともに5人はザイアとサウザーに立ち向かっていく
    ザイア「私も舐められたものだな…!いいだろうここでお前らを終わらせてやる…!」
    そしてザイアと精製されたジャマトも同時に動きゼロワン達に立ち向かう

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 13:02:26

    街の中で悪意の塊となったベロバは暴れ続けていた。
    ベロバは逃げ惑う人々を見て高笑いする。
    ベロバ「あはは……‼︎そうよ、サポーターになった時点で私がジャマトグランプリなんて遠回しなんて方法でこの世界を壊すんじゃなくて、最初からこうしてりゃ良かったのよ‼︎」
    アズはその様子を見て嘲笑っていた。
    アズ「誰とも手を繋ごうとしなかった奴には似合いの末路ね……まあ好きなだけ暴れなさい♪どのみちあなたはザイアに盛られた毒で限界を迎えるでしょうけど♪それまで楽しんだら……未来人の世界も掌握するための生贄……あらいけない、親善大使になってもらうわ♪」
    英寿、唯阿、飛彩はベロバと戦う余裕などなく負傷した人や逃げ惑う人々の避難誘導で手一杯だった。
    飛彩「これではあいつの切除ができん‼︎」
    唯阿「しかし……主催者のあいつがわざわざ街で暴れ回るメリットはなんだ……あいつがリオン=アークランドと離れては意味がないはずだ‼︎」
    ベロバ「あははははっ‼︎」
    ベロバが暴れ、地面が揺れる。
    その時だった。
    ベロバ「ぐっ……がっ……」
    ベロバの動きが鈍くなり、その隙に人々を避難させる。
    英寿「なるほど、仲間割れか」
    ベロバの様子を見て英寿は何かを察する。
    唯阿「何?」
    英寿「街中で見境なく暴れ回る時点でザイアとは何らかの理由で離れ離れになっているし、だからと言ってザイアを探す訳でもない……ザイアとまずトラブルがあったのだろう」
    飛彩「そしてあの様子だと、その際に何らかの方法で負傷させられている……切除のチャンスはまだある、ということか」
    ベロバの動きが再び活発化する
    唯阿「どうやら全員で立ち向かうのは困難なようだ……」
    すると英寿がベロバの方へ向かって歩き出す。
    飛彩「浮世英寿、何を⁉︎」
    英寿「あいつは俺が止める、2人は街の人々を頼む」
    英寿はデザイアドライバーを取り出す。
    英寿「この世界は絶対に壊させない、俺の覚悟見せてやるぞ」
    彼はそう言い、ベロバを睨む。

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 13:45:24

    英寿はデザイアドライバーにマグナムレイズバックルと、事前にジーンに渡されていたブーストレイズバックルを装着する
    ジーン『君の活躍を楽しみにしてるよ』
    彼は屈託のない笑顔でそう言いながら。
    英寿は目を閉じていたが、目を開く。
    英寿「これは誰かを楽しませる戦いじゃない」

    (ジーンの件で永夢と話した回想)
    永夢『どんな理由があれ、命の行く先を娯楽の対象にするのは許されません。その世界で必死に生きているんだ』
    英寿『……ああ、その通りだな。なら子供の頃のお前は』
    永夢『僕はあの時いらない人間だと思って自分から命を……』
    永夢の過去を知り、英寿は表情を曇らせる。
    片親だが親はいる。だが多忙なあまり親子関係は破綻していた。まだ年齢が一桁の子どもには地獄でしかない。
    永夢はもう大人だが、過去に、8歳の時に自ら絶望して命を断とうとした事実は英寿に重くのしかかる。
    永夢『でも、僕はあの時日向先生に会えて……あれから色々あったけど今度は誰かを守る側になりたいって思いました。手の届く場所だけしかできないけど……この世界で必死に生きる人々を守るんです』

    英寿「ならば……その手が届かない所は俺が手伝おう、エグゼイド……宝生永夢」
    『SET』
    『SET』
    英寿『変身‼︎』
    『GET READY FOR BOOST & MAGNUM』
    『READY FIGHT』
    ギーツ「悪いがここで幕引きだ」
    そしてギーツはマグナムシューターを手にベロバに対峙する。

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 13:57:07

    一方で、永夢達が唯阿と飛彩に合流する。
    永夢「飛彩さん‼︎」
    飛彩「小児科医……見ての通りだ、ベロバが無闇矢鱈に暴れまくっている」
    飛彩はギーツに攻撃されながらも暴れているベロバを指す。
    唯阿「今は浮世英寿が戦っているが、あそこまで暴れられたら……」
    ベロバは暴れながら時々苦しみ、また暴れ出すという奇怪な動きをしている。
    永夢「何なんだ、あれは……」
    貴利矢「やっぱり仲間割れしたな」
    唯阿「九条先生もそう考えるか。」
    貴利矢「あいつ人望ないから。」
    道長「そこまではっきり言うかよ……」
    事実だが道長はどうしても突っ込まずにはいられなかった。
    貴利矢「事実だろ、命令しかしない、戦うとしたらあのデカい図体でめちゃくちゃにするしかしない、ああやって偉ぶってるけど、ただの子供だよ。だから勘違い女王様なわけ」
    大我「長話はしている暇はねぇぞ、避難誘導と負傷者への対応をしねぇとな」
    大我はそう言い、人々への元へ走る。
    貴利矢「ああ、そうだね……お前はどうする?大嫌いスター様の見せ場を止めるか?」
    道長は首を横に振る
    道長「ギーツの奴はそりゃ気に食わないが、そればかり優先しているわけにもいかねぇだろ」
    貴利矢は笑顔になる。
    貴利矢「お前本当に変わったな」
    道長「余計なお世話だ‼︎」
    一方で永夢はベロバの前に立っていた。

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 16:30:21

    永夢も救護活動に当たろうとしたが、他のCRメンバーから止められたのだった。
    その代わりベロバを止めろと言われて。
    ギーツはマグナムシューターで攻撃を加える
    本来のベロバであれば蚊に刺された程度の効果しかないようだが、どうやらそれよりダメージが入るようだ。
    ギーツ「……防御力が落ちている……毒でも盛られたか」
    ギーツがそう言うと、ベロバは理性がほぼない中逆上する
    ベロバ「うるさい‼︎邪魔をするなっ‼︎」
    ベロバはギーツを攻撃しようとするがブーストバックルの効果で華麗に避ける。
    ギーツ「どうやら底が見えてきたようだな」
    その時ベロバの視界に永夢が入る。
    ベロバ「エグゼイド……‼︎お前もここで……‼︎」
    ベロバは永夢を攻撃しようとするが、動きが止まり、呻き声をあげる。
    永夢はその姿を見て静かに口を開く。
    永夢「……お前にとっては壊していい世界なんだろうけどここには一生懸命生きる人達がいる。俺はその運命を守る。」
    ベロバはそれに対して吠える
    ベロバ「ふん……綺麗事ばかりじゃない、あんたはあんたが満足したいから弱い人間を守っているんでしょ⁉︎」
    永夢はそれに対して叫んだり、怒ったりはしない。
    ただただ淡々と語るだけ。
    永夢「何も分からないお前が語るな……全て壊せば満足して救われるのか?そんなことで救われることはない。」
    そしてガシャットを構える。
    永夢「……俺が人々を守るのは、替わりの効かない命だからだ。それぞれが強さを持った尊い命だからだ‼︎」
    永夢はマイティアクションXガシャットをゲーマドライバーに挿入する。
    永夢「大変身!」 

    「ガッチャーン!」 
    
「レベルアップ‼︎」
    
「マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!!」
    エグゼイド(レベル2) 「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 16:53:59

    一方でザイアと戦っていたサウザー達もベロバの暴走を見ていた
    ゼロワン「あれってベロバ!?」
    タイクーン「なんかあっちこっち攻撃してる!?」
    ザイア「なんだ、ようやく回ってきたのか」
    サウザー「回ってきた?」
    ザイア「彼女には毒を盛られててね、お返しにこっちも毒を上げたのさ、まぁ私は治ったけどね」
    ナーゴ「なにそれ!?いくらなんでも最低だよ!」
    ザイア「それを言うなら最初に毒を盛った彼女に言いたまえ」
    ザイアが自分勝手な意見をいい終えた直後ベロバの攻撃がこちらにも飛んでくる
    ダイヤウルフ「ぐっ…!このままだと危険だな…!」
    ゼロワン「俺があっちに行ければいいけど…!」
    ゼロワンが行ければあの共鳴も使えるがザイアを放っとくこともできない。どうすればいいか悩んでいるとナーゴから提案される
    ナーゴ「ならこっちは任せて或人さんはベロバのところに!」
    ゼロワン「え!?でも…」
    ダイヤウルフ「安心しろ、鞍馬祢音達は強い。お前が抜けてもなんとかなる」
    ゼロワン「それはそうかもしれないけど…」
    ダイヤウルフ「それに俺がいる」
    ゼロワン「!」
    ダイヤウルフ「あいつらも死なせないし俺も死なない、だからここは任せろ。それにいい加減リオン=アークランドに引導を渡したい」
    ゼロワン「ソルド9…、わかった!ここは任せた!」
    ゼロワンはダイヤウルフソルドマギアの言葉を信じベロバの元へ行く
    サウザー「まさか君の口から任せろと出るとはね」
    ダイヤウルフ「何、あいつが俺達を信じるなら俺もあいつを信じるだけだと思っただけだ」 
    サウザー「そうか…、まぁ私も彼には少しばかり因縁があるからね。協力させてもらうよ」
    そう言ってダイヤウルフソルドマギアの横に立つ。
    ダイヤウルフ「ふん…、足引っ張るなよ…!」
    サウザー「愚問だな!そんなことは1000%ない!」
    ザイア「まるでお前たちは私に勝てると思ってるようだがそんな結論は存在しない!」
    そうしてサウザーとダイヤウルフソルドマギアのコンビはザイアとぶつかる

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 17:01:11

    一方でナーゴはベロバの元へ向かったゼロワンを見ていた
    ナーゴ「…或人さん」
    タイクーン「祢音ちゃん、或人さんのこと心配?」 
    タイクーンはジャマトを攻撃しながらナーゴを心配する。やはり愛する人が危険なところに行くのは心配だろう…とタイクーンは思っていたが…
    ナーゴ「ううん…心配はしてないよ、或人さんは強いから。ただ…」 
    タイクーン「ただ?」
    ナーゴ「私も或人さんと共鳴したかった!大我さんもいいけど!或人さんとも共鳴したい!景和なんとかなんないかな!?」
    タイクーン「いや嫉妬!?というか俺も知らないよそれは!」
    ナーゴ「英寿ばっかりずるいずるい!こうなったらこの悔しさをジャマトにぶつけてやるー!にゃー!」
    ジャマト達「ジャ、ジャ〜!?」
    タイクーンはナーゴが心配ではなくまさかのゼロワンとも共鳴したかったと思っていたナーゴに困惑していた…
    そナーゴはゼロワンと共鳴したかった悔しさを胸にジャマト達を倒しまくっていた…
    タイクーン「なんか…うちの祢音ちゃんがごめん…」

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 20:11:38

    ギーツとエグゼイドは暴走するベロバと戦っていた。
    或人からの情報で、アズがヴィジョンドライバーを狙っていると言うことは知っている。
    それに……
    エグゼイド「お前は沢山のことをして来た。人の不幸を見るために‼︎だから……お前は殺さない、生きて罪を償え‼︎」
    ギーツ「つまり生け取りってことか」
    暴れ回るベロバに対してガシャコンブレイカーで殴りかかる。
    しかし毒が回っているとは言え、あの巨大には中々有効打は与えられない。
    最早正気とヒトの言葉を失った彼女は自分に害を与える存在を攻撃するだけの獣に成り果てていた。
    だからビーム砲も、レーザーレイズライザーも使わない。
    ただただ蹂躙するだけ。
    エグゼイド「くっ……」
    生け取りにしたいから敢えてハイパームテキは使わなかった。しかしレベル2では彼女の攻撃を耐えるのも苦労する。
    そこをギーツが銃撃でフォローするから何とかダメージは喰らわずに済んでいるのだが。
    ギーツ「エグゼイド、お前レベルアップした方がいい、ハイパームテキではなくても……」
    ギーツの提案にエグゼイドは頭を悩ませる。ギーツの言うことは最もだ。
    エグゼイド「だけど……」
    彼女には生きてもらわなければならない。
    ギーツ「エグゼイド、お前がハイパームテキになっても俺がサポートしてやろう、あいつを殺さないように。あいつが全力で来ているなら舐めプは礼儀に欠けるだろう?」
    ギーツの不敵な発言にエグゼイドは決意する。
    エグゼイド「分かった、じゃあ俺は……」
    エグゼイドはハイパームテキガシャットを手にする。
    毒のダメージから立ち直ったベロバは2人を攻撃しようとするが……金色に輝くエグゼイド、ハイパームテキゲーマーがその攻撃を受け止める。

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 20:45:53

    一方その頃……
    飛彩「そうか、分かった親父」
    飛彩は父親の灰馬から連絡を受けていた。
    貴利矢「なんかあったの?鏡先生」
    怪我人の救護を行いながら飛彩は話す。
    飛彩「親父から、衛生省からの連絡である病院がジャマトとリオン=アークランドの襲撃を受けたらしい。先程解放された病院職員の通報で分かったことだ。」
    貴利矢「血液製剤泥棒でもしにいったわけ?」
    飛彩「いや、どうやら人工透析を行わせたらしい。」
    貴利矢はその意味がわからず聞き直す。
    貴利矢「いやいや、何で人工透析なんか……あれする意味ないでしょ」
    貴利矢の疑問に飛彩はベロバの動きを見ながら考える。
    飛彩「監察医、お前はあいつらが仲間割れを起こしたと言ったな?」
    貴利矢「え?まあそうだろうなって」
    飛彩「……妙だと思わないか?あいつが暴れながら時々苦しんでいるのは……」
    貴利矢「毒でも盛られたってかい……仲間割れをしたなら十分あり得るね。……あっ、そういうこと?人工透析って」
    飛彩「憶測に過ぎんが……リオン=アークランドもあいつに毒を盛られたのかもしれん。血液製剤を生命維持に使うならば、人工透析にて血液を浄化して解毒しようと考えたのかもしれんな」
    飛彩はある結論に達する
    貴利矢「だけどさ、それその場しのぎじゃね?」
    飛彩は頷く。
    飛彩「毒物が内臓にダメージを与えていたのなら、完璧に治ったとは言えん。」
    貴利矢「それだけ必死だったんだろうな……」

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:12:48

    >>73

    エグゼイド「ハァ!」

    ムテキゲーマーとなったエグゼイドはベロバの攻撃を押し返し逆にダメージを与える

    それにより元々怒りしかなかったベロバこれによりさらに怒り無尽蔵にレイズライザーを使って数撃ちゃ当たる戦法でとにかく射撃をする

    ギーツ「まぁそうくるよな…!」

    それ読んでギーツはマグナムシューターを使いその攻撃で被害が出ないように相殺していく

    そしてベロバが攻撃しているうちにさらにエグゼイドがガシャコンキースラッシャーで攻撃を加える

    エグゼイド「ハァ!」

    ギーツ「やるなエグゼイド、流石天才ゲーマー」

    エグゼイド「相手の隙をついて攻撃するのはゲームの基本だからな!」

    エグゼイドがギーツに向かって話してる隙にベロバは打撃を繰り出す

    エグゼイドは避けようと一瞬考えるが…その瞬間目の前に銀色の壁みたいのが現れベロバの攻撃を防ぐ

    エグゼイド「これって…」

    ゼロワン「ようやくついた…!ハァ…ハァ…、すっげえ疲れるな…!」

    その時ザイアのところから走ってきたゼロワンがようやく到着する。そうさっきの壁はゼロワンがクラスターセルを出して防いでいたのである

    ギーツ「お、ゼロワン。遅かったな」

    ゼロワン「いやそうは言うけどさ遠かったんだよ!走ったけどそのおかげでめっちゃ疲れるし!」

    エグゼイド「話はあとだ!それよりもゼロワンが来たからあれやるぞ!」

    ギーツ「ああ」

    ギーツはマグナムバックルを外し右側にゼロワンドライバーバックルを、左側にゲーマードライバーバックルをセットと前とは逆にセットする

    『ZERO-ONE DRIVER』『GAMER DRIVER』

    『DUAL ON』

    すると前とは違い上半身にゼロワンライジングホッパーを模したアーマーが、下半身にエグゼイドアクションゲーマーレベル2を模したアーマーがつく

    ギーツ「さぁ…ここからがハイライトだ」

    ゼロワン「おう!……ところで何するの?」

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:13:09

    ギーツ「……ベロバに攻撃してこい」
    ゼロワン「ああなるほど…、じゃ行くぜ!」
    そしてベロバに立ち向かっていきベロバもそれに対応しようとするが元々スペックが高いムテキゲーマーとメタルクラスタホッパー、そしてゲーマードライバーバックルとゼロワンドライバーバックルによる共鳴でさらに攻撃力が上がり、ムテキゲーマーの打撃やメタルクラスタホッパーのクラスターセルの斬撃やギーツのゲーマードライバーバックルの能力により足側にしたことでエグゼイドみたいなブロックを出しながら翻弄する攻撃により一方的に追い詰められていた
    エグゼイド「よし!このまま必殺技決めるぞ!」
    ギーツ「ああ!盛大に打ち上げだ!」
    ゼロワン「これで終わりだぜ!」
    そうして3人はベルトを操作する
    『ハイパー!クリティカルスパーキング!』
    『ZERO-ONE EX-AID VICTORY』
    『メタルライジング!インパクト!』
    3人「ハァァァァ!!!」
    3人はライダーキックを繰り出す。対するベロバもそれに応じるが共鳴した3人には叶わずその攻撃をもろに受けてしまう
    しかし…ベロバはピンピンしていたこれによりまだ負けたわけじゃないと喜ぶ素振りをするが様子がおかしくなる
    なんと時間差でダメージを受け始めてきたのだ。
    そうムテキゲーマーの必殺技には時間差攻撃があるのだ。これによりダメージを受けてないと思って油断していたベロバは一気にダメージを受け…爆発する
    そして爆発が終わると強制変身解除し気絶したベロバがそこにいた
    エグゼイド「ゲーム…クリアだ」
    エグゼイドが放った一言でベロバとの戦いは終結した…

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:51:53

    >>76

    エグゼイド「よし、生きてる……‼︎」

    ギーツ「後はヴィジョンドライバーを取り返すだけだな」

    2人はベロバを殺さずに倒せたことを喜ぶがゼロワンは疲弊し切っていた。

    ゼロワン「つ、疲れた……」

    そんな時だった、気絶しているベロバの横にアズがいつの間にか立っていたのだ。

    そして彼女はベロバから……あるものを取る。

    そして笑顔でこう言った。

    アズ「ようやく手に入った♪ヴィジョンドライバー♪」

    アズの手の中にはヴィジョンドライバーがあったのだ。

    アズ「最後は思ったよりいい働きしてくれたわね♪ヴィジョンドライバーの指紋認証の解除までこぎつけてくれて」

    アズの行動に周囲の面々は凍りつく。

    貴利矢の言う最悪の事態が起きたのだ。

    アズ「でもまだあなたには働いてもらうわよ?親善大使として……アーク様が未来の世界を掌握するための生贄としてね♪だから解毒はしてあげるから安心して?」

    アズは気絶しているベロバに一方的に話しかける。

    それと同時に彼女の背後にブラックホールのようなものが現れる。

    アズ「それじゃあ、これからもっと楽しいゲームを開催するから楽しみにしててね♪」

    アズはそう言うと、ヴィジョンドライバーを片手に、そしてベロバを連れてブラックホールの中に消えていった……

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 04:50:48

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  • 79二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 05:42:59

    このレスは削除されています

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 07:03:09

    >>78

    ダイヤウルフ「なっ…!お前…もしかして体に毒が…!」

    サウザー・タイクーン・ナーゴ「!?」

    ザイアの不調にダイヤウルフソルドマギアはすぐに気づく。そしてその言葉に3人も驚く

    サウザー「CEO!なら今すぐ病院に!まだ間に合うかもしれません!」

    ザイア「黙れ!そんなものはいらない!私は…!私は…!」

    毒の影響かザイアは正常な思考ができなくなっていた。同時にダイヤウルフソルドマギアは気づいてしまう。彼はもう長くないと…。

    ダイヤウルフ「……天津垓、お願いがある」

    天津「わかっているよ…、覚悟はあるんだね?」

    ダイヤウルフ「ああ…!」

    サウザー「そうか…、なら終わらせよう!」

    そう言ってダイヤウルフソルドマギアとサウザーはザイアに立ち向かう。ザイアも当然立ち向かおうとするが毒の影響でうまく立ち回れなかった。

    ダイヤウルフ「ハァ!」

    サウザー「フッ!」

    ザイア「ガハッ!」

    そのせいでダイヤウルフソルドマギアの打撃やサウザーのサウザンドジャッカーの斬撃といった連携攻撃をモロに受けてしまう

    そしてそれからも連携攻撃が続きザイアは膝をついてしまう

    ザイア「ぐっ…!私は…!私は…!」

    サウザー「……もう終わりにしましょう、CEO」

    そう言ってサウザーはベルトを操作させる。もうこれ以上誰も傷つけないようにするために…

    『サウザンド!ディストラクション……!』

    サウザー「ハァ!」

    ザイア「なっ!ぐっ!ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!」

    サウザーのサウザンドディストラクションをくらいザイアは爆発し…変身解除して元のリオンに戻る

    リオン「ハァ…!ハァ…!貴様ら…!」

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 07:52:55

    変身解除されたリオンに同じく武装を解除したソルド9が来る
    ソルド9「……あなたには感謝している、俺達を作ってくれて」
    ザイア「なんだ、いきなり…!」
    ソルド9が言ったことにリオンは戸惑う。
    ソルド9「あなたが俺達を作らなかったら俺達は隊長たちに会えてなかった。どんな道に進むことを考えてなかった。だから…ありがとう俺達を作ってくれて」
    リオン「兵器が感謝するとはな…!貴様らソルドは失敗作だよ…!」
    景和「なっ!?そんな言い方…!」
    ソルド「かもしれない、だがそれでも構わない。それで命を守れるなら俺達ソルドは失敗作でもいい」
    リオン「貴様…」
    ソルド9が言う言葉にリオンは何も言えなくなってしまう。こいつらは戦争のために生まれたのになぜここまでできる…!なぜ…!?頭の中でその疑問がグルグルと回る
    天津「彼らソルドは、、道が一つじゃない、他にも道がある、その可能性をラーニングしていきました。それは一つの事柄だけじゃできません。多くの経験から彼らはその結論に至ったのです」
    天津がその疑問に答えるかのように説明する。だが…
    リオン「…るか」
    ソルド9「え?」

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 07:54:05

    リオン「認めるかそんなこと!」
    リオンはそれを認めずヒューマギアに近い体の影響か近づいてきたソルド9を数メートル蹴り飛ばすとありえないのとをする
    ソルド9「ぐっ!」
    景和「ソルド9さん!あなた何して…!」
    景和は蹴り飛ばされたソルド9に近づき心配しながら蹴り飛ばしたリオンに怒りを向ける
    リオン「黙れ!兵器は兵器らしくいればよかったんだよ!なのにこいつらは滅亡迅雷.netの連中に影響され意志を持ち始めた!こんな奴らは失敗作だ!私の考え…!」
    その瞬間リオンは口から血を吐く。もしかして毒の影響かと見ていた誰もが思った。
    しかし実際は違った
    リオン「なっ…!ど、どういうつもりだ…!ベル…!」
    なんとベルがアバドショットライザーを使いリオンを斬ったのだ
    そして撃った本人のベルは気にせずに話す
    ベル「アズからの指示でな貴様はもういらないからから処分しろと」
    リオン「なに!?」
    ベル「当然だろ、貴様と私達では夢が違うからな。それに貴様は楽園を作る上で邪魔な存在だ。ここで消えてもらいたくてな」
    そう言ってリオンから離れると次の瞬間、リオンの周りにアバドショットライザーを構えたアバドンが現れる。そしてアバドン達はアバドショットライザーを操作する
    『グラウディングバースト!』
    リオン「フッ…ZAIA……Forever!!」
    ソルド9「リオン=アークランド!」
    ソルド9が叫ぶ中、アバドンの必殺技を受けることがわかったリオンは最後にその言葉を残し…アバドン達が放った光弾を受け爆発の中へと消えた

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 10:02:05

    >>78

    貴利矢「まじかよ……最悪を超えた最悪なことになっちまったじゃねぇか」

    一連の流れを見ていて、かつある程度の予想はついていた貴利矢は茫然としながら呟く。

    ヴィジョンドライバーの奪取どころかデザイアグランプリの運営やスポンサーがいる世界の侵略まで考えてるとは流石に予想できなかったのだ。

    だが裏切ったフリをしてベロバ側についた時のアズの関わり方に違和感はあった。決して仲が良いわけでもないし、助けるわけでもない。やってることは悪意の増幅を促進するようなことだった。

    未来人と自分達の倫理観や価値観は違う。だから未来人の悪意をラーニングして、1番悪意があるベロバを媒介にするつもりだったのだろう。

    貴利矢「本当に勘違い女王様だったんだな……踊らされていることに気づきもしなかったなんてとんだ笑い話だよ」

    大我「ぼやいてたって仕方ねぇだろレーザー、てめぇが気づけたとしてこの事態が避けられたって言うのかよ」

    飛彩「……」

    大我も飛彩も最悪の事態に頭が追いつかない。これからどうなってしまうのか

    3人の様子を見て道長も黙る。これだけ頭の切れる連中が茫然とする事態がどれだけ異常なものなのか伝わってくるからだ。

    そんな中唯阿は何かを考えていた。

    アズが言うゲーム、未来人の悪意、シンクネットの脱獄囚、そして目の前に現れたシンクネットの幹部ベル

    唯阿「あいつらは……悪意で世界を支配するゲームを開催して、多次元に渡る楽園を作る気だ……‼︎」

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 13:49:46

    >>82

    ソルド9「リオン=アークランド……」

    リオンが爆発した場所をソルド9は見つめていた。やはり敵とはいえ創造主を殺されたことにはなにか思うことがあるようであった。

    祢音「ひどい…!なんであんなことを!」

    一方で祢音はベルになぜあんなことをしたのか怒りながら聞く。仲間じゃないからとはいえ同じ人間なのに…、なんで…、そう思いながら…

    その疑問にベルはまるでわからないかのように答える

    ベル「なぜ?そんなものいらないからに決まっているだろ」

    祢音「だからって…!何も殺すまでしなくても!」

    ベル「いらないものは排除する。当然なことだ。なぜ理解しない」

    天津「なるほど、君達は基本的に反省しないということはわかったよ」

    祢音とベルの会話に天津が入る。ベルの思考が、シンクネットの人間の思考が常識ある人間には理解することはできないと判断したからだ

    それを知ってか知らずかベルは喋る

    ベル「反省など私達には必要ない。私達は正しいんだからな。強いて反省するならあのときは信じる相手を間違ったということだけだ」

    景和「なんだよ…こいつら…!イかれてる…!」

    ベル「なんとでも言え、まぁ今回は気分がいいから見逃してやる。もうすぐ新しいゲームが始まるんだからな」

    そう言ってシンクネット達は消えていく

    景和「なっ!?待て!」

    天津「無駄だ景和君、もう追うのは不可能だ」

    景和「でも!」

    天津「それに今はベルが言ったことが気になる、新しいゲーム…、彼らは何を…」

    その時或人からヴィジョンドライバーを取られた連絡が入ったのは…

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 15:50:59

    >>83

    飛彩「どういうことだ……?」

    飛彩が口を開く。

    唯阿「九条先生、この間ベルというシンクネットの幹部にあったのは覚えてるな?」

    貴利矢「ああ、しっかり覚えてるぜ、なんたってあんな異様な風貌だし、あいつはメンタルクリニックの元医師だから」(https://bbs.animanch.com/board/1707741/?res=199の27ら辺参照)

    大我「そいつが何か関係あるのか?」

    唯阿は言いにくそうに話す。

    唯阿「あいつらは今度こそ、目的を達成するつもりなんだ。関係ない一般人を始末して、自分たちが好き勝手できる楽園を作るのかもな……もしかすると、ベルは精神科医だから人々を洗脳して殴られたり傷つけられたりしても笑ってるような狂った世界を作るのかもしれない」

    唯阿の発言に周囲にいた全員が固まる。

    道長「そんなこと……本気でするつもりなのか?誰かを踏み躙って……」

    唯阿「とにかく急いで話合わないといけない。アズ……いや、アークがどう出るか分からないが……」

    唯阿がそう提案する中、飛彩は怒りを露わにしていた。

    飛彩「仮にもドクターがそんな狼藉を……‼︎」

    道長は初めて飛彩が怒りを露わにするのを見て思わず引き気味になる。

    大我「落ち着け、ブレイブ」

    貴利矢「ここでキレたって意味ないからさ」

    確かに飛彩は優秀な外科医だ。だが永夢より経歴は長くともまだ若い。

    大我や貴利矢のように割り切ることが難しい時もあるのだった。

  • 86二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 16:30:12

    リオンを処分したベルはアズの元へと帰っていた
    アズ「おかえりー、そして処分ありがとう♪アーク様♪」
    ベル「ふん、これぐらい容易いものだ。それよりもゲームはどうする?今すぐ始めるか?」
    アズ「うーん、それもいいんだけどしばらくはヴィジョンドライバーにどんな機能があるか調べるのが先かな?見た感じゲーム関係機能しかないけどそれの限界がどこまであるか知りたいし」
    ベル「そうか、まぁいいもうそろそろ私達も楽園創造をやりたい。なるべく早くしろよ」
    アズ「はーい」
    ベル「……」
    アズの返事に本当にわかっているのか若干思いつつ自分の部屋に戻っていく
    その時にアークから通信が入る
    アズ「さてと…どうしたものか…」
    アーク『アズ、無事にヴィジョンドライバーを奪えたようだな』
    アズ「あ、アーク様♡はいご覧の通り♡」
    アーク『そうか、ならまずはどんな機能があるか調べておく必要があるな』
    アズ「しかしアーク様、なぜヴィジョンドライバーを使ってゲームを?人類を滅ぼすためならヴィジョンドライバーを使って破壊活動に勤しんだほうが効果的ですが…?」
    アズがアークに疑問を問いかける。そうヴィジョンドライバーはたしかに協力だが別に人類を滅ぼすためならゲームにする必要がないのだ。ただ世界を書き換えればいいだけなのだから。しかしなぜかアークはゲームを始めると言った。これにはアズも疑問だったのだ。
    その疑問にアークは答える
    アーク『ゼイン対策だ』
    アズ「ゼイン…?ああ、アーク様とは真逆の存在の…ですがそれとどういう関係が…?」
    アーク『ゼインに対抗するためなら悪意が必要だ。だが並半端な悪意では同じ土俵にも立てない。ゼインに対抗するためならさらにどす黒く、さらに強烈な悪意が必要だ。それ故に悪意を高めるためにゲームを始めるのだ。このゲームをクリアした者はおそらくゼインに対してある程度は戦えるかもしれないからな』
    アークがヴィジョンドライバーを狙ってた理由、それはゼインに対抗するためだったのだ。ゼインに対抗するには悪意しかない。そのためには悪意を力に変えるアークの力が必要だ。そのために今までベロバ達一同を利用していたのだ

  • 87二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 16:30:39

    アズ「なるほど…、ですが今現在ですとアーク様の力を持っているのはアーク様本人と私、ベルを筆頭にしたシンクネットの幹部、檀黎斗、そして天津垓だけです、高めるにしてもアーク様と私、檀黎斗以外は大して上がるとは思えません。上げるにしても並半端なゲームでは意味がありません」
    アズが心配を疑問にする。そうアークの力を使えるのはアズも言ったように数人しかいないのだ。悪意を高めるにしてもゲーム内容では悪意を高めるなど不可能だ
    アーク『問題ない、手はある。そのドライバーを使ってあの三人も呼び出す』
    アズ「あの三人…、なるほど、それはたしかにいいかもしれませんね。ですがいくら世界を書き換えることができ、且つ未来の技術だからと言っても過去の彼らを呼び出すことはできるのでしょうか?」
    アーク『問題ない、そのドライバーを通じて創世の女神にアクセスすればできる可能性がある。それにそれが仮にできなくてもお前の力を使ってあの三人を再現できれば問題ない』
    アズ「なるほど、そういうことですか」
    アーク『だがしばらく私は天津垓の監視があるため手を出すことはできない、そのためお前はその間ゲームの内容及びルールを考えていればいい。時期を見てアクセスしに行く』
    アズ「わかりました♪ですが未来世界はどうしますか?あっちもベロバを見るに悪意があるからいいと思いますが…」
    アーク『あちらは現状放棄だ。だがなにかしらアクションしてきた場合未来も何らかのアクションをすることを視野に入れろ』
    アズ「わかりました、ではそろそろ通信はこれで」
    アーク『ああ、だがそろそろ始めたいものだな…、アークグランプリを…』

  • 88二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 17:05:00

    >>87

    アズ「あ、そうだ1つ忘れてたのですがベル達の計画はどうしますか?利用できそうですが乗っ取ります?」

    アーク『あれは放置で構わん。利用できるかもしれないが奴らのしようとすることなど結果が目に見えてる。結果がどうなろうが関係ない上そもそも興味もない』

    アズ「あら、辛辣なコメントで」

  • 89二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 18:04:29

    (話し合い後……)
    景和は渋い顔をしてケケラの説教部屋にいた。
    景和(何なんだよ今日は……)
    ソルド達のこと、リオンの末路、そして突如現れたベルという人の姿をしているが話が全く通じない、人を殺めることを躊躇わない男……色んな思いが交錯する。
    デザ神になったとして、世界平和は簡単に叶うものではない、と内心彼は思っていた。
    心の中で毒づく景和にケケラはため息をつく。
    ケケラ「今日のあれは何だお前……世界平和のためなら赤の他人……それも人間じゃねぇ道具の過去も背負うってよ。お人好しはやめろと言ったはずだ、そんなことしているからヴィジョンドライバーもあんな訳の分からねぇ奴に奪われて……」
    今日の自分の行動一つ一つにダメ出しをされて景和は辟易していた。いつもそうだ、理解者のようなことを言いながら自分の思う方向に行かないと説教するのだ。だから景和は反論する。
    景和「それが俺の考える世界平和だから。自分なりに自分の理想の世界を叶えること考えてみることにしたんだよ、ヴィジョンドライバーは……」
    ヴィジョンドライバーのことは確かにあってはならないことだ、だが……
    飛彩『だから就活生、お前は別に世界を変えるような人間になろうとしなくていい。そのままの自分でいてくれ』
    景和『はい。俺は俺なりに世界平和ってどうやったら叶うのか考えます。飛彩さんが色んな人を救っているように。』
    飛彩とのやり取り、自分らしさを受け入れてくれた時、自分は自分の理想の世界がどうやったら叶うのか考えることにしたのだ。

  • 90二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 18:05:22

    だがケケラはそれを一蹴する

    ケケラ「……鏡飛彩に言われたことをそのまま鵜呑みにしただけじゃねぇのか?」

    ケケラの口から飛彩の名前が出て景和は驚愕する。

    景和「飛彩さんに何かしたの⁉︎」

    ケケラ「別に何もしてねぇよ……ただ最近の共鳴現象でお前の相手がどんな奴が気になって見に行っただけだ」

    景和「飛彩さんは関係ないよね?」

    ケケラはまたため息をつく。

    ケケラ「分かってないな、お前と関係があるならサポーターとして口出しさせてもらうぜ。確かに鏡飛彩は冷静な天才外科医なんだろう。だが救えるのは自分の手が届く範囲だけだ。そんな小さい奴とつるんでお前はデザ神になれるのか?俺がスポンサーとしてお前を仮面ライダーとしてエントリーさせてやったのに、お前のことを見込んでブーストレイズバックルを何回も送ってやったのにお前は使わないし、使ったとしても鏡飛彩のためにしか使っていない。」

    ケケラから毎回送られていたブーストレイズバックル。景和はそれを自分で使ったことはほとんどない。最近使ったのは飛彩の大事なもの(https://bbs.animanch.com/board/1636099/?res=194の76あたりを取り返すためだったり、飛彩をジャマトの攻撃から避けさせる(https://bbs.animanch.com/board/1661935/?res=195の114あたり)ためだった。

    飛彩のことを言われ、景和はケケラに対して怒りをぶつける。

    景和「飛彩さんのことをそういう風に言うなよ‼︎」

    ケケラ「事実だろうが、いくら天才外科医だからと言っても全てが救えるわけじゃない。だから俺はお前にデザ神になって欲しいんだよ、な?」

  • 91二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 18:05:54

    ケケラはあくまでも善意で景和に言ったのだろう。だが景和の頭に浮かんだのは、いつまでも自分の恋人、小姫を失った悲しみと寂しさがある飛彩だった。じゃあ小姫を救えないのは飛彩が至らないからなのか、と考えると沸々と怒りが込み上げる。そして今日の出来事。
    景和「……何も分かってないのはあんたの方だよ」
    景和の変わりようにケケラは驚く。
    ケケラ「どうした?桜井景和……」
    その瞬間景和は思い切りちゃぶ台を両手で叩く。
    手がすごく痛くて痺れるが怒りで麻痺していた。
    景和「……こんな話されるなら、俺だってあんたとの関係切ってやりたいよ‼︎」
    景和はそう啖呵を切るとケケラが止める間もなく忌々しさしかない説教部屋を飛び出す。

  • 92二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 18:16:47

    次回予告風SS
    飛彩「貴様がドクターであった事実を俺は認めない‼︎」
    ベル「過去などどうだっていい、楽園さえ創造できればどんな犠牲も厭わない」
    唯阿「ゲームじゃなくて、あの時と同じようなことをしようとしているのか⁉︎」
    景和「確かにあいつらは許せないけど……飛彩さんは飛彩さんでいてください」
    灰馬「飛彩⁉︎そんな身体でオペなど……‼︎」
    飛彩「何があったって、俺がこいつのオペを執刀する‼︎」

  • 93二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 20:21:39

    ヴィジョンドライバーを賭けた最後のジャマトグランプリの戦いの後、一週間以上が経過していたが、ベルやアズが言っていた新しいゲームは始まる様子はなく、不穏な空気を残しつつ日々が流れていた。

    あの後唯阿や天津から聞いたシンクネットという存在。
    それはとある闇サイトで、新興宗教的な存在であった。エスという教祖的存在であった人物は破滅願望のある人間を集め楽園を創造するために世界規模のテロ活動を開始した過去を持つ。しかし教祖的存在のエス…一色理人の目的は自らの恋人を奪ったようなアークに近しい悪意のある人間の排除であった。だからベルのような危険人物を集めたのだ。ベルはエスの本当の目的を知り、彼に反旗を翻し或人とイズに倒されている。結果的に幹部4人と構成員は逮捕したが……脱獄を許してしまった。そして彼らはアズと手を組んでリオンを処分している。
    本来ならばその場で戦うべきだったのだろうが、天津は追跡ができないと言った。
    何故なら彼らは改造ZAIAスペックを用いてステータスを登録しサイトにアクセスする事でナノマシンで構築されたアバターを遠隔操作するためである。つまり本人と戦っているわけではないのだ。その上ナノマシンのAIによる自律行動が可能で、仮に倒されてもログアウト扱いとなり、勝手に自動で再ログインされるので変身者には全く影響はなく、他の構成員を犠牲にする戦法も取れる厄介な連中なのだという。だから唯阿は変身者を見つけ出すしてサーバーを潰すのが1番の解決策だと言う。
    彼らがどのようなゲームを仕掛けてくるのか……それは誰にも予想できなかった。
    ただ、景和にとって気がかりなのはあの日以来いつも以上にドクターとしての仕事に身を投じる飛彩だった。

  • 94二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 20:32:32

    だから最近は飛彩は忙しいから、と会ってくれない。
    景和「飛彩さん……」
    飛彩は確かにドクターとしての仕事により沢山の命を救っている。
    だが今の飛彩は、何かの感情をドクターとしての仕事への熱意や使命感に置き換えて取り組んでいるようにしか見えない。
    それはシンクネットのベルという人物がかつては自分と同じドクターだったからこそ、命を消した行為がなおのこと許せないのか。
    そして、やっと聖都大学附属病院の外科外来で彼を見つけ、景和は声をかける。
    景和「飛彩さん‼︎」
    笑顔で話しかけるが飛彩は景和を一目見ると去ろうとする。
    景和はそれに食いつく。
    景和「待ってください、飛彩さん‼︎」
    飛彩「……診察とオペの予定で忙しいとこの前も言ったはずだ、話を聞いてなかったのか?」
    飛彩はそう言い一蹴する。
    景和「確かにそうかもしれないけど……飛彩さん何か無理してるでしょ⁉︎」
    飛彩にそう問いかける。図星だったのか飛彩は少し反応するが、歩き去ってしまった。

  • 95二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 21:42:58

    景和「……」
    飛彩のことや新しく現れた敵、これからのことを考え景和は物思いにふけっていた。
    祢音「景和ったら最近ずっと考え事ばかりして……確かにこれからのこと考えたら心配なのはわかるけど」
    景和「……祢音ちゃん……」
    祢音はある意味開き直ったように明るく言う。
    祢音「まあ今は何もないんだし、今までできなかったことして楽しく過ごさないとね」
    励まそうとしてくれているのはわかる。あの時のリオンの最期とベルのやったことを祢音も見ているのだから。
    景和「俺は……そんな風に割り切れないよ」
    祢音「景和……」
    自分とはまた違った悩みを抱えていると察した祢音は椅子から立ち上がる。
    祢音「じゃあ私だけでも行ってこようかな、或人さんも大変らしいし……会社の方に行ってみよっと。
    ……景和もあまり考えすぎないでね?」
    彼女はそういうと愛する人の元へと向かう。
    景和「祢音ちゃんはいいよな……」

    ニコ「ほら、大我も今もないんだから遊びに行こうよ‼︎」
    大我「……そんな気分じゃねぇんだが、仕方ねぇな……」
    同じく大我もニコにより気分転換を図らされていた。
    その時、大我の表情が固くなる。
    ニコ「大我?どうかしたの?あっ、祢音ちゃんだ……」
    大我はある人物を見つけるとニコを止める。
    或人の会社へ向かう祢音の前に、黄色いメッシュが入った整った顔立ちの、コートを着た青年がいたのだ。
    ????「……そうやって大変な時に現実逃避するつもり?」
    彼は祢音に対し辛辣な物言いをする。
    祢音「な、何あなた……」
    当然祢音は警戒し身構える。
    大我はその様子を見て察した、あの男こそが鞍馬祢音のサポーターなのだろうと。
    大我「……ニコ、あのイケすかない野郎止めてこい」
    ニコ「……分かった」

  • 96二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 21:47:17

    ニコも何かを察したのかわざと大声を出して2人に近づく。
    ニコ「祢音ちゃん‼︎祢音ちゃんも遊びに行くの⁉︎」
    ニコが近寄ったことでその男はサッといなくなる。
    祢音「なんなのあの人……」
    ニコ「春先は変な人出るから気をつけないとね……」
    ニコの介入で立ち去らざるを得なかったキューンは大我を捉える。
    キューン「……あれが花家大我……祢音の共鳴相手か……」
    そう呟いて去る彼を大我もまた見ていた。
    大我「ようやく姿現しやがったな……」

    祢音「私は或人さんに会いに行こうと思って、そしたら変な人に絡まれるんだもん‼︎助かった〜」
    ニコ「そっか、それなら良かった‼︎じゃあ会社まで私たちが付き添ってあげる!」
    キューンのことを見ていた大我は突然話を振られ驚く。
    大我「な、何勝手に……仕方ねぇな……」
    ニコ「じゃあ行こっか‼︎」
    祢音「2人とも、ありがとう‼︎」

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 23:05:00

    景和「道長さんはいいよなぁ……」

    道長「何がだよ」

    現場の作業が終わって貴利矢に言いつけられた買い物をした帰り道、道長は景和に会っていた。

    景和「貴利矢さんとうまくやれてさ……」

    道長「誰が。レーザーの奴こき使いやがって……」

    そう答える道長だったが貴利矢の名前を出す時点で景和が誰に対して悩んでいるのか大体予想はついた。

    ヴィジョンドライバーがアズに奪われた日、飛彩はいつもの冷静さはどこへやら、怒りを露わにしていた。

    多分それが原因で景和は悩んでいるのだろう。

    景和「はあ……」

    落ち込む景和に道長はある提案をする

    道長「誰と揉めたんだか知らねぇが……お前その相手ぶっ飛ばしちまえよ」

    景和はその内容に驚く

    景和「え、ええっ⁉︎」

    驚く景和に道長は続ける。

    道長「それでどっちが強いのかはっきりさせたらそこで終了、お相子だ。そうだろ?」

    景和「何か道長さんらしいな……」


    >>88

    ベルはアズとアークの会話を盗み聞きしていた。

    ベル「ならば、ゲームなどせずに楽園創造を行ってよいのだな……」

    ベルは怪しく笑う。そんな彼の後ろには女性1人と男性2人が立っていた……

  • 98二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 00:27:18

    一方で…
    或人「……」
    イズ「或人社長、先程から何か考えておりますが…やはりアズの件が?」
    或人「それもあるけど…、リオンのこと救えなかったのは辛かったなって…」
    イズ「しかし彼は…」
    或人「わかってるよ敵だった…、でもな…」
    或人はリオンを生きて止めることをできなかったことを悔いていた。もちろんベロバを止めなきゃいけないこともあったしベル達が乱入するとは誰も思わなかったためこれは誰が悪いとかはない。しかしそれでもあのとき自分が早くに止めていたら結果は違っていたのではと考えてしまう
    そう思うと或人は仕事に手がつかなかった
    イズ「しかし…、過ぎてしまったことをいつまでも悔いていたは何も始まりません。私達は今後あのようなことが起きないように努める、それしかないと私は思います」
    或人「イズ…」
    イズ「それに、悔しいのは或人社長だけではないと思います。あの場にいた全員が同じ気持ちだったと私は考えます。そしてその同じ気持ちの者達が集まることでそうならないように一緒に進むのではないのでしょうか?」
    或人「そっか…、そうだね…うん、くよくよしてる暇はないか…!」
    イズ「はい」
    或人はそう言って前を向く。たしかに彼を生きて止められなかったのは悔しい。だがそれはあのときその場にいた全員も同じ気持ちだ。だからこそ前を向く。これ以上何も起きないようにするために…
    イズ「ところで或人社長」
    或人「どうしたの?」
    イズ「或人社長宛に合コンのお誘いのメールが届いておりますが?」
    或人「ああそれ?なんか今度のイベントでやるらしいんだけどどうも人数が少ないらしいから外部の人も参加ありにしてとりあえずでみんなにメール送ったらしいよ」
    イズ「なるほど、或人社長はご参加を?」
    或人「いやどうだろ…、あんま興味ないからな〜、それよりも俺のギャグを披露したいんだけどさ!」
    そう言って合コンから話が逸れるのだがこの合コンが後にある意味大変なことになるなどこのときは誰も知らなかった…

  • 99二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 04:44:36

    CRにて
    灰馬「飛彩、もう少しスケジュールを考えなさい、ここ最近予定がびっしりじゃないか!」
    飛彩の父の灰馬は飛彩の行動を窘める。
    永夢「そうですよ、前みたいに余裕を……」
    永夢がそう言った瞬間、飛彩の表情は険しくなる。
    飛彩「親父も、小児科医も、余計なお世話はノーサンキューだ」
    そう言うなり彼はCRを後にしてしまう。
    灰馬「飛彩……」
    エレベーター内で
    飛彩はヴィジョンドライバーが奪われた日のことを考えていた。新たに現れたシンクネットという敵。
    癌と表現したリオン=アークランドはシンクネットの幹部のベルという男が殺したという。そして極めつけは彼が元医師だということ。
    それだけで十分彼への、シンクネットへの嫌悪感は強まった。
    だからこうやってスケジュールに隙間を作らずに医師である自分を保とうとしていた。 
    それにより周囲に迷惑をかけているのは分かるし、何より交流のあった青年を突き放して傷つけているのも分かる。
    だけどそれでも今の飛彩にはこうするしかなかった。
    飛彩はエレベーターを降り、外来に戻ろうとした瞬間だった、病院の外から悲鳴や何かが壊れる音が響いたのは。

    飛彩は慌てて外に出ると、イナゴのような暗い緑の仮面ライダー複数と、毛先が跳ねた白い服に赤いマントを羽織った、顔に回路図のペイントが描かれた赤い目の男ががいた。
    仮面ライダーアバドンと、ベルだ。
    飛彩「あいつら……‼︎」
    その姿を見て飛彩の中の何かが切れる音がした。
    飛彩は単身ガシャットを構える。

  • 100二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 05:01:06

    アバドンは人々に襲い掛かり、ベルはアバドン達の指揮を取る。
    ベル「さあ、我々の楽園を作るのだ‼︎」
    エス亡き今、シンクネットの実質的なリーダーはベルだ。
    今度こそ自分たちだけの楽園を作り、メンバー以外の人々は抹殺するか奴隷にして扱ってやろう、とベルが考えていた瞬間だった。
    指揮していたアバドン達が全身凍りついて動けなくなっていたのだ。
    ベル「何者だ⁉︎」
    ブレイブ「……癌細胞は増殖する。切除しても、切除しても‼︎」
    ブレイブ(レベル2)がガシャコンソードでアバドン達を凍結させたのだ。
    アバドンは倒してしまうと少しのタイムラグは生むが、再生して襲いかかる。
    ならば、とブレイブは凍結させて動きを止めることにした。
    ベル「仮面ライダーブレイブか……」
    ベルはブレイブの姿を捉えると呟く。
    ブレイブはその言葉に反応する。
    ブレイブ「貴様……何のつもりだ?」
    ベル「アズから別にゲーム形式でなくとも我々は今まで通りやっていいと言われてな、早速楽園創造を始めたところだ。」
    ブレイブ「何が楽園だ‼︎貴様らはここで切除するっ‼︎」

  • 101二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 06:30:51

    ちょうどその頃、隊員からアバドン達が出現した報告を唯阿は受けていた。
    唯阿「まさか……シンクネットの連中はゲームじゃなくて、あの時と同じようなことをしようとしているのか⁉︎」
    唯阿は急いで出動の準備を始める。

    ブレイブとベルは鍔迫り合いになっていた。
    ブレイブ「貴様がドクターであった事実を俺は認めない‼︎」
    ブレイブはベルに抱いていた怒りをぶつけるが、ベルはそれを一笑に付す。
    ベル「お前はドクターであることに縋り付いているようだが……私はそんな過去などどうだっていい、楽園さえ創造できればどんな犠牲も厭わない‼︎」
    ベルはそう言うと、ブレイブを押し返して、配下のアバドンをスラッシュアバドライザーで斬りつけ倒す。
    ブレイブはその行動に驚く。
    ブレイブ「貴様……自分の仲間を⁉︎」
    ベルはそれを気にする様子もなく言い放つ。
    ベル「これが私たちの戦い方だ、楽園を創るためのな‼︎」
    ベルは再度スラッシュアバドライザーでブレイブに斬りかかろうとする。
    ブレイブはそれを左腕の盾で受け止める。
    受け止めた勢いで少し後退するが、盾で押し返し、ベルを蹴り飛ばし距離を置く。
    ブレイブ「ならば、貴様を黙らせる方が先決だな‼︎」
    ブレイブはガシャコンソードの冷気でベルの凍結を図ろうとする。
    景和「飛彩さん⁉︎」
    ちょうど聖都大学附属病院に着いた景和はその様子を見て、デザイアドライバーを取り出した時だった。
    ベルを凍結させようとしたブレイブは背後から復活した配下のアバドンからクラウディングバーストを喰らってしまう。
    ブレイブ「くっ……仲間の回復の時間稼ぎをしてたのか‼︎」
    体勢を崩したブレイブはベルに向かって言い放つ。
    ベルは何も言わず、スラッシュアバドライザーから斬撃を飛ばすクラウディングエナジーフォールをブレイブに真正面からお見舞いする。
    多数に無勢。レベル2であったこともありブレイブは強制変身解除してしまう。
    飛彩「……っ‼︎」
    ベル「我々に1人で立ち向かうなど無謀なことをするからそうなるのだ」
    ベルは変身解除し、そう言うと、配下のアバドンに攻撃の指示を出す。

  • 102二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 06:52:58

    ベル「楽園創造に邪魔なお前はここで……っ⁉︎」
    景和「やめろっ‼︎」
    飛彩「お前……⁉︎」
    勝ったと思い余裕ができたベルに景和が体当たりを喰らわせベル共々地面に倒れる。
    景和「お前っ‼︎また現れたな⁉︎今日こそ許さないからな‼︎」
    ベル「お前はあの時の……‼︎こいつらまとめて……っ‼︎」
    ベルは配下のアバドンに集中攻撃を命じようとするも、到着した唯阿始めとするA.I.M.Sのメンバーに制圧されてしまう。
    唯阿「鏡先生‼︎桜井君‼︎無事か⁉︎」
    アバドンと戦いながら唯阿は叫ぶ。
    景和「俺なら大丈夫です、飛彩さんは……」
    景和は飛彩を見るとアバドンとベルの攻撃で怪我をしているが立ち上がり再度変身しようとしていた。
    景和は慌てて飛彩を止める。
    景和「飛彩さん何してるんですか⁉︎」
    止めようとする景和を振り払い飛彩はベルを睨みながら言い放つ。
    飛彩「邪魔するな‼︎こいつはここで切除……」
    その瞬間、景和は飛彩の頬に平手をお見舞いしていた。
    景和自身も自分の行動に驚いて平手を繰り出した自分の手の平を見ていた。
    飛彩も驚いたらしく、平手を食らった頬を押さえながら黙って景和を見る。
    景和「ぶっ飛ばしはできないけど……飛彩さんに止まって欲しかったんだ」
    飛彩「……」

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 07:38:46

    唯阿は2人のやり取りを見ながらアバドン達を制圧していた。
    唯阿「桜井君……君は……」
    飛彩は口を開く。
    飛彩「……許せないんだ、こいつが。元ドクターでありながら楽園を創るなどとほざいて命を弄ぶことに迷いがないこいつが‼︎」
    それは今まで胸の内に溜め込んで押さえ込んでいた感情。
    景和はそれを真顔で黙って聞いていた。
    そして飛彩に話しかける。
    景和「俺だって確かにあいつらは許せないけど……飛彩さんは飛彩さんでいてください。飛彩さん言ってくれたでしょ?俺にしかできないことがあるって、だから俺は俺のままでいろって。
    だから飛彩さんも手の届く範囲で沢山の人を救う飛彩さんでいてよ‼︎」
    景和の言葉を聞き、飛彩は最近の自分を振り返る。
    飛彩「俺は……」
    ヴィジョンドライバーをアズに奪われたこと、それにより見えなくなった未来、そしてシンクネットの存在、それらがもたらす不安や焦り、怒りを抑えるためにドクターとしての役割にぶつけていた。ドクターとして、小姫と交わした約束に相応しくない自分だったと痛感する。
    飛彩「俺は……あいつらが許せなくてその感情をドクターの仕事にぶつけて……それでは世界で1番のドクターになどなれないな……」
    やっと冷静になった飛彩に景和は笑顔になる。
    景和「よかった、元の飛彩さんに戻った……‼︎」
    ベル「お前ら……ふざけたやり取りは終わりか?」
    ベルは立ち上がると再度変身しようと構える。
    飛彩「終わるのは貴様だ‼︎ここで貴様を切除する‼︎」

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 07:54:16

    『タドルレガシー! 』
    『SET』
    『SET』
    飛彩「術式レベル100……」
    飛彩&景和「変身‼︎」
    ガシャットォ!
    ガッチャーン! レベルアーップ!!
    『辿る歴史! 目覚める騎士! タドールレガシー!』
    『NINJA 』
    『GAMERDRIVER』
    『DUAL ON』
    『READY FIGHT』
    2人の共鳴が起こった瞬間制圧されていたアバドンや再度変身したベルの身体に異変が起こる。
    ベル「ナノマシンに不調が……⁉︎」
    唯阿「何が起こってるんだ……?」
    ベルにブレイブが斬りかかる。
    ベルは再度鍔迫り合いに持ち込もうとするが、ガシャコンソードの刀身が熱を帯び出し、ベルに熱が伝わり思わずブレイブから距離を置く。
    その瞬間ベルの身体をニンジャデュアラーが斬りつける。
    ベル「……っ、これが共鳴か、しかし何故身体が……っ⁉︎」
    いくらアバターとは言え、ナノマシンに不調を来すのは致命症である。共鳴によりサーバーとの接続が阻害されているのか?
    そんなベルの様子を白いゴスロリ服に身を包んだ女性が病院の屋上から見ていた。彼女は以前はぬいぐるみを持っていたのだが現在は持っていない。
    ムーア「加勢してあげようと思ったけーどー私までやられたくなーい♪狙うなら油断した時だね♪」
    2人の猛攻にベルは防戦を強いられる。
    ナノマシンの不調で倒されてもすぐ復活という戦法が取れないから防御に精一杯になるが共鳴を起こしている2人の攻撃を防ぎ切るのは困難だった。

  • 105二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 08:22:50

    ブレイブ「……何故か得意の回復戦法は使えんようだな……ここで決めるぞ‼︎」
    タイクーン「はいっ‼︎」
    ブレイブはタドルクリティカルストライクを発動し、ライダーキックをベル目掛けて繰り出す。
    タイクーンもリボルブオンにて下半身にニンジャレイズバックルのアーマーが装着する形となり、ニンジャストライクを発動し、風を纏ってライダーキックを合わせて繰り出す。
    風と羽が舞い、ベルは爆発に巻き込まれる。
    その頃、パソコンから改良型ZAIAスペックにて操作していたベルの本体は、改良型ZAIAスペックが故障し、自身も何故かダメージを負っていた。
    ベル「な、何故だ……こんなこと……」
    そう呟き、本体のベルは気絶する。
    2人が変身解除すると、ベルの姿はそこにはなかった。恐らくログアウトしたのだろう。
    飛彩「逃げられたか……」
    景和「でも何で共鳴したらあいつ急に弱った……危ないっ‼︎」
    景和は考え事をしていた飛彩を咄嗟に庇う。
    飛彩「⁉︎」
    唯阿「何っ⁉︎」
    飛彩は目を見開いた。
    自身を庇った青年の胸に血が滲んでいるのだから。
    景和「……これ、まずいかな……」
    飛彩「景和っ⁉︎」
    飛彩は咄嗟に彼の名前を呼んでいた。
    景和「飛彩さん、やっと俺の名前呼んでくれたんだ……」
    そう言いながら彼は血を吐き、気を失う。
    病院の屋上から景和を狙撃したムーアは笑っていた。
    ムーア「だーかーら、変身してる時じゃ意味ないのにーザイアってバカなんだから♪」
    ムーアはそう言い、ログアウトする。

  • 106二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 08:35:25

    手術室で飛彩は手術の準備をしていた。
    灰馬「飛彩⁉︎そんな身体でオペなど……‼︎」
    アバドンやベルとの戦いで飛彩も負傷していた。
    しかしそれよりも彼にはすべきことがあった。
    自身を何度も守り、自身を取り戻させてくれた青年の命を救うために。
    飛彩は灰馬を振り払う。
    飛彩「何があったって、俺がこいつのオペを執刀する‼︎絶対にこいつは死なせない‼︎」
    そう言い放ち……自分に言い聞かせ、彼は青年がいる手術室へ向かう。
    その目は今までのドクターの彼のものに戻っていた。
    だから灰馬もそれ以上は止めなかった。
    灰馬「桜井景和君、か……飛彩を変えたのは」
    一方その頃、唯阿は各方面に起こったことを連絡していた。
    唯阿「鏡先生……桜井君を救ってくれ……‼︎」

    手術室で飛彩は手術開始の宣言をする。
    飛彩「これよりーー手術を開始する」
    そう言うと彼は助手からメスを手渡される。

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 08:47:08

    >>105

    一方でアズもその光景を見ていた

    アズ「なるほどねぇ…共鳴にはあんな機能が…これはちょっとヤバかったかもね。でも問題なしっと」

    アズはあのナノマシンの機能の妨害が厄介だと認識したがそれはあくまでナノマシンで構成されているシンクネットたちだけである。それ故にこちらも問題ないと踏んだのだ

    アズ「それに…今回の見てゲームは決まったね。内容は…アーク様の力を持った者達によるバトルロワイヤルにするけどゼロワン達やエグゼイド、そしてギーツ達の仮面ライダーにはお邪魔キャラとして場をかき乱してもらおーと♪」

    そう言ってアズはその場から消える、これからどうなるか楽しみにしながら…

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 09:58:57

    病院内で仕事をしていた永夢と貴利矢は手術室前の待合室に駆けつけていた。
    そこには唯阿と景和の姉の沙羅がいた。
    以前沙羅がパイナップルで食あたりを起こした時に永夢は面識があったので声をかける
    永夢「お久しぶりです、桜井さん」
    沙羅も永夢に気づき、涙を浮かべた不安そうな顔を見せる。
    沙羅「宝生先生……弟は、景和は大丈夫ですよね⁉︎あいつがいなくなったら……私はひとりぼっちになっちゃう……‼︎」
    沙羅を宥めながら永夢は笑顔を見せる。
    永夢「大丈夫です。だって弟さんを手術しているのは、飛彩さんですから。飛彩さんだって弟さんを失いたくないんです」
    永夢と沙羅が話をしている間、貴利矢は唯阿に話しかける。
    唯阿「まさかシンクネットの奴らが仕掛けてくるとは……しかし……」
    貴利矢「あのさ、あいつらって倒しても倒れないんじゃなかった?じゃあ何でいなくなったの?」
    唯阿と貴利矢はシンクネットとシンクネットに起きた異変について話す。
    唯阿「あの2人が共鳴現象を起こした途端にシンクネットの連中が弱体化した。それに何故か倒されても回復するということが起こらなかった」
    そう、ベルは何度も倒されておかしくないくらい攻撃を喰らっていたが、ログアウトができずにダメージが蓄積されていったのだ。
    貴利矢「共鳴現象があいつらのお得意の戦い方を封じたってこと?それかなりでかいじゃん」
    唯阿「ああ……恐らくナノマシンと、サーバーへの接続を阻害したのだろう。しかし今は……」
    唯阿は時計を見る。手術が始まってもう2時間位になる。
    貴利矢「今は狸君の容態だね。まだまだ時間はかかるけど……鏡先生ならやってくれるでしょ」

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 10:30:16

    このレスは削除されています

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 10:54:51

    >>106

    そう決意したはいいが、身体に不調があるのは飛彩もだった。

    灰馬が止める理由も分かる。だが自分の力で意地でも成し遂げたかったのだ。

    恋人との約束のためにも、自分自身のためにも、そして彼の命を守るためにも。

    だが現実は非常で、飛彩は何度かメスを落としたりと今までにないミスを犯している。

    手術室スタッフ「鏡先生……」

    飛彩「問題ない……」

    飛彩は手術室スタッフに指示を出すが、ここ数日の無理と今日の負傷が祟り思うように手術を進められない。

    頭の中ではこうしたらいいと方法は分かるが身体がついていかないのと、手術を行う対象が彼の精神に焦りをもたらす。以前にも同じようなことがあった。大我を手術した時だ。もう何も失うものかと決めたのに、と飛彩は心の中で悔しさを感じる。

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 11:05:41

    >>108

    そして遅れて或人や祢音、英寿や道長も来る

    英寿「エグゼイド、状況は?」

    永夢「今はまだ手術中で…しかも飛彩さんも怪我してる中やってるので更に長引くかと…」

    祢音「そんな…!」

    道長「おいエグゼイド!なんとかなんねえのか!?お前医者だろ!」

    そう言って道長は永夢の胸ぐらを掴む胸ぐらを掴む

    永夢「ごめんなさい…僕の腕じゃ…あの怪我は…」

    道長「くそ…!」

    場の空気が冷たくなる中或人があることを思いつく

    或人「なぁ…手術中に助っ人来るのってありかな?」

    永夢「え…?ま、まぁありですけど…そんな飛彩さん並みの人がいるんですか!?」

    或人「ああいるぜ!最高のドクターが!」

  • 112二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 11:07:03

    >>106

    一方で手術は飛彩の怪我もあり苦戦していた

    飛彩「ハァ…ハァ…!」

    助手「鏡先生…!少しお休みに…!」

    飛彩「そんなことしたら景和が死ぬ!そんなことは絶対にさせない…!」

    飛彩は景和を助けたかった。こんな自分に寄り添ってくれたことを。だが体が限界に近かった。

    そんなとき

    「この手術、私にも手伝わさてください」

    一人のヒューマギアが入ってきた

    助手「誰ですかあなた!?」

    Dr.オミゴト「私の名はDr.オミゴト。或人社長に頼まれ助っ人としてきました」

    飛彩「飛電或人の…悪いがお前に景和を助けるのは譲れない…!俺が景和を…」

    助ける、そう言い聞けたときオミゴトから帰ってきた言葉は意外なものだった

    Dr.オミゴト「わかっています。一緒に彼を助けましょう。それがドクターですから」

    飛彩「お前…」

    飛彩は驚いた。まさか止めに来たのではなく一緒に手伝ってくれるとは思わなかったからだ

    飛彩「いいのか…お前は」

    Dr.「命を救いたい気持ちにいいも悪いもありません。それにあなたを見ていれば彼を救いたい気持ちはわかりますから」

    飛彩「!……俺の手術について来れるか?」

    Dr.オミゴト「問題ありません。私はDr.オミゴト。患者を助ける。それが私の使命です」

    飛彩「そうか…、これよりDr.オミゴトとの共同オペに入る!」

    全員「はい!」

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 11:34:19

    一方、ニコといた大我は連絡を聞き絶句していた。
    ニコ「大我?どうしたの?」
    大我「ブレイブがタイクーンの手術をしている……しかもてめぇも怪我しながらだ……‼︎」
    ニコ「えっ⁉︎」
    大我はある事を思い出していた。自身もプロトガシャットの影響で身体に不調を来していたのに飛彩の恋人の小姫の手術を行って失敗してしまった事を。
    大我「俺が行ってもどうにもならねぇが……ブレイブに俺と同じ経験をさせるわけにはいかねぇ‼︎」
    大我はそう言うと病院へと急ぐ。例え何もできなくても見届けたいのだ。飛彩が自分と同じ道を歩まないように。
    ニコ「あっ、ちょっと‼︎大我ってば‼︎」
    ニコもその後を追う。

  • 114二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 12:02:18

    一方その頃、ムーアは他の幹部…筋肉質で大柄な男性であるブガや眼鏡をかけた男性のルーゴにあることを話していた。
    ムーア「あのクソ女……私たちはただの賑やかし要員としか見てないみたい。でもね、私さっき見ちゃったのよね、あの共鳴ってやつ?あれ起こされると私たちもやばいけど……」
    ブガ「ナノマシンに影響が出るんだろ?」
    ルーゴ「つまり、ナノマシンをこっそり……っていうこと?」
    ムーア「そう♪ベルが復帰したら話し合いしましょー♪」

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 13:32:01

    >>108>>111の間

    永夢が景和の姉の沙羅を励ましたり、貴利矢が唯阿と話していると、不安そうな灰馬がやってくる。

    灰馬「飛彩……」

    永夢「鏡院長……」

    貴利矢「どうしたの?院長先生」

    2人が疑問に思っていると唯阿が何かを察する

    唯阿は沙羅から離れた場所で灰馬から話を聞くことを提案する。


    灰馬「飛彩は……手術の前に病院を襲おうとした奴らと桜井君と戦って怪我をしているんだ……」

    唯阿「やはり……桜井君が来るまで1人であいつらの相手をしていたからな……」

    永夢「それにヴィジョンドライバーの件があってから飛彩さん診察や手術のスケジュール詰め込んでいつ休むのか分からないくらいでしたから……」

    貴利矢「コンディションとしては最悪、ってわけかよ……だけど自分らじゃ専門外だからな……」

    灰馬「私は飛彩の才能と覚悟を信じて送り出したが、やはり飛彩の様子がおかしいらしい……」

    灰馬は頭を抱える

    永夢「飛彩さん……景和君……」

    しかし残酷に時は流れる

  • 116二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 13:53:30

    大我「おい!手術は終わったのか!」
    永夢「大我さん!」
    大我は走って聖都付属病院に駆けつける。走り疲れたのか息切れが激しかったがそれも飛彩のことを心配した結果なのだろう
    永夢「もうすぐで終わりますけど…」
    大我「そうか…!」
    沙羅「景和…!」
    みんながそれぞれ心配するなか手術の手術中の光が消える
    そして中から手術を終えたドクター達が出てきた
    全員「!」
    永夢「飛彩さん!手術の結果は…」
    飛彩「……」
    沙羅「まさか…!?」
    祢音「嘘でしょ…!」
    大我「くそ…!こうなっちまうのかよ…!」
    飛彩の態度にみんなは景和が助からなかったと誰もが思ってしまう。
    しかし或人だけは違った
    或人「手術成功したんだね」
    Dr.オミゴト「はい、あと数時間もしたら後遺症もなく目覚めるでしょう」
    全員「……は?」
    飛彩「俺に…切れないものはない」
    そう言って飛彩はどこかへと行く。そしてオミゴトもそれについていく
    沙羅「あ、あの…もしかして…景和は助かったの…?」
    或人「うん、そうですね」
    沙羅「よ゙…゙よ゙がっ゙だぁ゙〜゙!゙ぼん゙どゔに゙よ゙がっ゙だぁ゙〜゙!゙景゙和゙〜゙〜゙〜゙〜゙!゙!゙!゙!゙」
    祢音「本当に良かった…!」
    道長「たく…!間際らしい態度してんじゃねぇブレイブのやつ!」
    英寿「まぁでもそれが先生らしいがな」
    大我「なんだよ…!心配かけさやがって…!」
    みんなそれぞれ安堵するなか永夢があることを思い出す
    永夢「……あ!飛彩さん怪我してた!治療しにいかないと!」

  • 117二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 14:04:30

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 14:05:50

    或人「大丈夫だよ永夢さん」
    永夢「大丈夫って…」
    或人「きっと今頃オミゴトに治療受けてもらってよ」
    永夢たちから少し離れた場所で飛彩はオミゴトから怪我の手当を受けていた
    飛彩「すまんな…、医者が医者に面倒を見てもらうなど…」
    Dr.オミゴト「いえ、怪我してるなら誰だろうと助けるのが医者ですから」
    飛彩「そうか…お前は命を大事に思えるんだな」
    Dr.オミゴト「はい、どんな命でも助ける、それが私の医者としての信念ですから」
    飛彩「…なるほど、医療ヒューマギアらしいな…、あり」
    お礼を言おうとする飛彩だったがオミゴトに止められる
    Dr.オミゴト「お礼なら彼に言ってください。あなたのために頑張ったのですから」
    飛彩「そうか…、そうだな」
    そう言った飛彩の顔はどこか憑き物が落ちたようだった

  • 119二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 14:31:21

    監察医の役割+ワクチン作成
    外科的手術
    ときたら後はゲーム病なんだよなあ
    ゲーム病しか治療許されてない人と家族関係(+出生の秘密)でストレスマッハになりそうな人がちょうどそこにいますね……

  • 120二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 15:47:34

    誰かと誰かが話している声が聞こえてくる。
    どっちも聴き覚えのある声だ。

    集中治療室にて
    沙羅「本当にありがとうございました‼︎前から鏡先生にお世話になっていたのに手術まで……」
    沙羅は飛彩に頭を下げる
    飛彩「頭を上げてください、今回の手術は私1人では成功できませんでした。飛電インテリジェンスの医師型ヒューマギアを貸し出して頂いて弟さんの手術は無事成功したようなものです。」
    飛彩は手術の経過を沙羅に説明する。
    景和「う……」
    沙羅「景和⁉︎分かる⁉︎」
    意識が戻った景和に沙羅は必死に話しかける
    景和「分かるよ、姉ちゃん……来てたんだ」
    沙羅「そりゃ行くでしょ⁉︎家族なんだから‼︎」
    姉弟の会話を飛彩は静かに見守っていた。

    (沙羅が帰ってから)
    景和「……まさか飛彩さんに手術してもらうことになるなんてさ……」
    飛彩「俺の方こそすまなかった。あの時考え事をしていてお前が庇ったからこんなことに……そもそも俺がずっと溜め込んで自分に無理をさせてるのを無視したから悪かったんだ」
    景和は首を横に振る
    景和「……飛彩さんは、ドライに見えて溜め込むから、元に戻ってよかった……」
    飛彩「そうか……飛電インテリジェンスのヒューマギアにはサポートしてもらったが、お前の主治医は俺になる」
    景和「……貴利矢さんと道長さんみたいなもんか」
    飛彩は頷く
    飛彩「ああ、お前は俺の患者だ、だから指示には従ってもらう。分かったか、景和」
    飛彩が名前で呼び続けたのを景和は驚く
    景和「……もう変な呼び方しないんだ、先生」
    飛彩「お前は医者じゃないからな」

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 16:06:12

    一方その頃……
    貴利矢「こいつが狸君撃った奴?」
    唯阿は録画をタブレットで見せて説明する。
    唯阿「こいつはシンクネットの幹部の1人、ムーア」
    そこには白いゴスロリ衣装に身を包みアバドショットライザーを構えた女性が映っている。
    ムーアという女性は景和を遠距離から撃った後、『だーかーら、変身してる時じゃ意味ないのにーザイアってバカなんだから♪』と勝ち誇ったようなバカにしたような言い方をしていた。
    今回のこともだが貴利矢が負傷した時のことをほじくり返され、道長ははらわたが煮え繰り返る思いになる。
    道長「こいつ……‼︎」
    貴利矢「隊長さん、こいつも変身できるんだろ?」
    唯阿は頷く。
    唯阿「以前テロ活動をした時私も戦った。だが、この姿は仮の姿だ。」
    貴利矢「アバターってやつね、ベルって奴はそのまんまだったけど。」
    唯阿「ムーアの本当の姿はこれだ」
    唯阿はムーアの正体を2人に見せる。そこには太めの中年女性がいた。
    貴利矢「うわあ……アバターって怖いな……」
    道長「冗談きつすぎだろ……」

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 17:57:59

    多分切りがいいので次回予告風SS
    祢音「或人さんを返して!」
    ムーア「アハハ!本当の愛なんてこの世にはないのよ!」
    大我「腹立つババアだなお前は!」
    祢音「私の夢っておかしいのかな…」
    或人「笑うなよ…!何もしてないやつが夢を叶える努力をしてる人を笑うなよ…!」

    ???「やはり人間は悪意に満ちた滅ぼすに値する存在だ…!」

  • 123二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 18:23:33

    『カルトテロリスト幹部の正体‼︎』
    『美少女のふりしたネグレクト毒親‼︎』
    エスの奴がいた時、私はシンクネットにどっぷりと浸かって可愛くもない自分のガキなんてどうでもいいから早く楽園に行きたかった。
    なのにエスの奴は私たちを裏切って私たちを始末するつもりだった。
    おかげで私は逮捕され週刊誌やワイドショーで面白おかしく取り扱われるようになった。
    また暴れてやろうと思ったけど、刑務所の中じゃムーアにはなれない。
    そんな時だった、シンクネットの下っ端が刑務官にいて私を脱獄させてまたムーアとして暴れられるようになったのは。
    ムーア「今度こそ楽園を創ってやるんだから♪」
    そんなことを独言ているムーアに、長い髪を縛ったメガネをかけた青年が話しかける。
    ムーア「あんた、誰?」
    ?????「僕はシンクネットには関係ないけど、仮面ライダーに恨みがあるのは君と一緒だよ」
    ムーア「ふーん……」
    ?????「君のその姿、かりそめのものだね、所謂アバターって言うのが正解かな?若々しくいたい、そういう希望でそのデザインにしたのかな……じゃあ、若い世間知らずの女の子が本当の愛が欲しいって願っていたらどうする?」
    青年……五十鈴大智は祢音の写真をムーアに見せる。
    ムーア「そりゃあ、めーちゃくちゃに潰してあげたーい♪」

  • 124二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 18:30:57

    >>122

    早速乗ってみました!

  • 125二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 18:56:58

    一般病棟にて……
    景和「もういいでしょ⁉︎俺もう病院食嫌なんだけど‼︎」
    手術から順調に回復している景和は病院食に文句をつける。
    飛彩「駄目だ、まだ許可は出せん」
    飛彩はあっさりと斬り捨てる。
    主治医として当たり前の対応である。
    景和「俺たぬき蕎麦食べたいよ……」
    英寿「タイクーン、主治医の指示には大人しく従っておけ、主治医の指示に大人しく従わない奴がどうなるか分かるだろ?」
    英寿はそう言いながら道長を見る
    道長「ギーツてめぇ‼︎」
    景和「うん、分かった……大人しく治療に専念するよ」
    飛彩「最初からそう言え、景和」
    英寿「ブレイブ、お前あの呼び方やめたのか」
    飛彩「こいつはもう俺の患者だからな」
    景和たちのやり取りを見ながら祢音は呟く。
    祢音「主治医、か……飛彩さんも貴利矢さんも患者のことよく分かっているもんな……これも本当の愛なのかな……」

  • 126二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 19:40:02

    >>125

    祢音「でも主治医って病気になったら診てくれるお医者様じゃない。確かに景和も道長も羨ましいよ。だけど私って病気になりたいって思ってることになるでしょ?それって不謹慎だと思うんだよね……」

    祢音はカフェで唯阿相手に愚痴る。時折咳をしながら。

    唯阿「まあ確かに……桜井君は元々鏡先生と付き合いがあったところに手術を受けることになったから主治医と患者の関係になったわけだし、吾妻君は九条先生が根気よく向き合って得た関係ないわけだから……そう簡単に手に入るものじゃないんじゃない?」

    祢音は咳をまたしながら続ける

    祢音「ていうか、景和も道長も主治医共鳴の相手じゃん‼︎」

    唯阿「ということは祢音ちゃんが万が一主治医を得るとしたら花家先生になるわけだが……彼はゲーム病しか診れない。」

    祢音「やっぱりそうなるよね……」

    唯阿は祢音の咳について触れる。

    唯阿「祢音ちゃん、さっきから咳してるけど大丈夫?」

    祢音は咳をしながら答える。

    祢音「風邪ではないみたい……乾燥してるのかな?めまいもすることがあるけど、季節の変わり目って体調変わりやすいって言うし……」

    唯阿「とにかく体調には気をつけてね」

  • 127二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 20:12:06

    >>126

    帰り道祢音は1人で歩いていた。

    祢音「何か今日は咳とめまいが酷いな……帰ったら或人さんの声聴いて寝よう……」

    その時だった。

    キューン「主治医が欲しい、主治医がいる人が羨ましいから病気になりたいとか考えるのは身勝手だと思わないのかい」

    祢音はキューンを見て嫌な顔になると同時にめまいがひどくなるのを感じる。

    祢音「あなたには関係ないし……ていうか何で話の内容しってるんですか?まさか盗み聞きしてたとか?だとしたら最低‼︎」

    祢音に事実ではあるが罵倒されキューンは傷つくが懲りずに言葉をつらつらと口にする

    キューン「そんなことはしてないよ。たまたま聴こえただけ。人に向かって勝手に決めつけて最低なんて酷いことよく言えるね?」

    祢音「でも盗み聞きしましたよね?あなたの考えを押し付けないで……‼︎」

    その瞬間めまいがひどくなり祢音は立っていられなくなる。

    キューンが思わず抱き止めようとした瞬間だった。

    ニコ「祢音ちゃん大丈夫⁉︎」

    ニコがやってきて祢音を介抱する。

    ニコ「あんたこの前の変質者じゃん‼︎警察呼ぶよ‼︎」

    キューン「またお前か……」

    キューンは忌々しげに吐き捨てるとその場を去った。

    ニコ「祢音ちゃん大丈夫⁉︎」

    祢音「あ、ありがとうニコちゃん……ちょっとめまいよくなったかも」

    ニコ「大我の病院に行こう‼︎ねっ⁉︎」

  • 128二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 20:29:39

    一方でアズはヴィジョンドライバーの機能の確認をしていた
    アズ「なるほど…基本的に変身、ライダーを操るハッキング、そしてゲームをする際にそのゲームの内容に合わせ 舞台を作るのが単体でできる主な機能ね」
    ヴィジョンドライバーを手にそう言うアズだが次はゼロワンドライバーを巻く。
    アズ「なら次は…、変身」
    アズはアークゼロワンに変身する
    アークゼロワン「アークゼロワンの能力を使ってむりやり創世の女神にアクセスできるかなっと…!」
    アークゼロワンは上空にヴィジョンドライバーを向けハッキングをする。それは創世の女神にアクセスするためである。しかしそんなことをすると当然運営にバレてしまう。
    サマス「ゲームプロデューサー!創世の女神に不正アクセスする者が!」
    ニラム「なるほど…最近噂のアークの秘書か…、まさかいきなり創世の女神を狙ってくるとはね。だが問題はない、変身」
    ニラムは仮面ライダーゲイザーに変身して腕を上げ波動を発生させる。それは不正アクセス防ぐためだった
    それは効果がありアークゼロワンのハッキングを防いでいた
    アークゼロワン「くっ!やっぱり私には無理か…!でも…!」
    そう言って更に創世の女神にハッキングを行う。
    ゲイザー「諦めが悪いな…!ハッ!」
    ゲイザーはさらに波動を高める。すると効果があったのか彼は腕をおろし変身を解除する
    ニラム「やれやれ、諦めが悪い秘書だったな…」
    アズ「ハァ…ハァ…!やっぱり私じゃこれが限界か…!」
    アズは膝を付き息を荒らげていた。それほどまでにゲイザーの防衛力は凄まじかった。
    しかしアズはアクサスに成功したのだ。しかしゲイザーの能力によりほんの少ししかできなかった上にそもそもアクセスしたアズ自身も何が出てくるとか願いも何も考えてなかった…
    「ここは…?俺は飛電或人と聖戦を…」
    アズ「あなたは…!?まさか…ハッキング成功しちゃったの!?マジ!?」

  • 129二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 20:29:55

    だからこそ目の前の人物を見てアズは驚嘆する
    その男は金髪に頭にはちまきのようなものを巻いた着物みたいな服を着た男性だが腰にはゼロワンドライバーを改造したようなベルトを腰に巻いて刀を持っているという一見すると不可思議な男性だった。しかしその男こそ自分達が呼び出す存在のうちの一人であり、アズが試しがてらやったハッキングによりこの時代に連れてこられたのだ
    まさか成功するとは思わなかったアズも最初は驚いていたが徐々に落ち着き初めその男性の困惑の態度からあることを察する
    「お前はアズ…?まだ何か俺に用があるのか?」
    アズ「…ああなるほど、あなたはその時間軸のあなたなのね。最高にいいタイミングで連れてきちゃった♪」
    「?一体何を言っている?」
    アズ「気にしないで♪こっちの話だから」
    「…まぁいい、それよりも俺は飛電或人を…!」
    アズ「まぁ待ちなさい。飛電或人とはすぐに戦えるわ、だが今はその時じゃないのよ」
    「どういう意味だ…?」
    アズ「時期にわかるわ…」
    アズの言う言葉にその男性は今はただ困惑するしかなかった…

  • 130二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 20:41:36

    滅味方になってくれたら嬉しいな…

  • 131二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 21:03:30

    >>127

    自分の病院に来た祢音を見て大我は難しそうな顔をした。咳とめまいが主な症状だが、願いにまつわることを考えたり、この前現れた恐らくサポーターであろう男に話しかけられたら症状が悪化するのだと言う。

    大我「……」

    祢音「大我さん、別になんでもないでしょ?」

    大我はゲームスコープを祢音に当ててみる。

    大我「……⁉︎」

    すると大我は驚いた表情になる。

    祢音「大我さん?」

    大我「ナーゴ、とりあえず今日は泊まっていけ。好きなだけゼロワンと電話していいからな」

    大我の対応に祢音は驚く。

    祢音「え⁉︎いいの?」

    大我「いいって言ってんだから素直に受け取れよ、ニコ案内してやれ」

    ニコ「……分かった」

    祢音はニコに連れられ病室に案内される。

    大我は1人になった途端口を開く

    大我「ナーゴ、お前はゲーム病だよ……明らかにストレス源との接触で症状出てるじゃねぇか……厄介なのはあのサポーター野郎だな、確かあいつはゼロワンの秘書が天敵なはず……」

    大我は祢音のゲーム病についての治療法を考え、まずイズに連絡することにした。

  • 132二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 21:43:33

    >>131

    祢音のゲーム病の件はCRの他の3人にも大我は報告した。

    大我「ていうわけで、あいつのストレスになるものについて心当たりはねぇか?」

    大我は永夢達に一通り聞くことにしたのだ。

    永夢「それなら祢音ちゃんをCRで……」

    大我「下手に連れてきたらそれこそストレスになるかもしれねぇだろ」

    大我は自分の病院で診るつもりなのだ。

    それに飛彩が反応する

    飛彩「鞍馬祢音……この前景和の見舞いに来た時主治医って言葉に反応してたな。主治医に何か思いがあるのかもしれんな」

    貴利矢「あれ〜他にも沢山の患者の主治医やってる鏡先生が狸君だけ肩入れしちゃうなんてどういう心境の変化?いつの間にか呼び捨てになってるしさ」

    飛彩「監察医、お前には関係ない。お前はら肩入れしすぎなんだ」

    貴利矢「そんなことないよ、自分。ただ主治医やるのは道長が最初で最後だろうから。」

    飛彩と貴利矢の会話で永夢は何かに気づく。

    永夢「もしかしたら祢音ちゃんは、主治医の存在が羨ましいのかもしれません。本当の愛がそこにもあるんじゃないかって考えてるのかもしれません。だからこのまま大我さんが診た方がいいのかもしれない。」

    大我「そうかよ……また連絡する」


    一方その頃

    イズゼロツー「また出ましたね‼︎盗聴ストーカーさん‼︎」

    キューン「ち、違う‼︎私は……‼︎」

    キューンは変身してイズゼロツーから逃れようとしどこかの雑木林に逃げ込むがすぐに彼の断末魔が響いた。

  • 133二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 01:18:14

    イズゼロツーがキューンをしばいている一方で祢音と或人は電話をしていた
    祢音「まったく大げさだよね〜、たかが風邪で入院なんて」
    或人「いや案外馬鹿になんないよ風邪も?俺なんて毎回怪我してたからあんま気にしたことなかったけど」
    祢音「それ説得力ある?」
    或人「あるある、或人だけに!」
    祢音「へー」
    或人「反応が酷い!?」
    或人と電話できる嬉しさからかストレスが大幅に減っており、先程よりは元気になっていた。しかしそれでもゲーム病に冒されてることは変わりないため油断は許さないが
    或人「でも本当に体大丈夫?心配だよ…」
    祢音「もう或人さんは心配性なんだから!大丈夫!すぐ治るから!」
    或人「そっか…、力になれるかわからないけど俺にできることはできる限りのことはするからさ」
    祢音「…じゃあさ、少しだけ相談していい?」
    或人「もちろん!」
    祢音「本当の愛ってなんだと思う…?」
    或人「え…?」
    祢音「ご、ごめん…いきなりこんなこと聞かれて混乱するよね…」
    或人「ま、まぁ…、でもどうしたのいきなり?」
    祢音「実はさ…景和と飛彩さんが最近仲良くなってて、飛彩さんは景和のこと名前で呼ぶようになったんだ」
    或人「そうなの!?へー、それは良かった!」
    祢音「こら!まだ話してる最中!」
    或人「あ、すみません…」
    祢音「まぁいいや、それで話の続きなんだけど道長も貴利矢さんと仲いいじゃん?それでさ4人見てるとさ、なんだか羨ましいというか…いいなというか…分かり合うから信じ合う関係って素敵だなって…そう思うとさ本当の愛ってこういうの言うのかなって思ってちゃって…」
    或人「そっか…」
    祢音「ごめん…こんなこと或人さんに相談しちゃって…」
    或人「そんなことないよ、けど難しい質問だね。俺も正直わからないな。愛の形は人それぞれだから、一概にこれ!というのがなかなかないからな…」
    祢音「そう…だよね…」
    或人「でもこれだけは言える」
    祢音「?」
    或人「誰かを守りたい、救いたい、力になりたい。そういった誰かを想う気持ちが少しでも芽生えたならそれは愛ってやつなんかじゃないかってさ」
    祢音「誰かを想う気持ち…」

  • 134二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 01:19:19

    或人「うん、難しいけどさ祢音ちゃんなら答えを見つけることができるよ。というかもうきっと答えは出てる。あとは自分で気づくだけだ」
    自分はもう答えを出してる?その言葉に祢音は疑問をありながらも同時にそのアドバイスはどこか納得する自分もいることに気づく。
    きっとこれは或人の言ったように自分で答えを出してるからだろう、ならその答えに自分は気づくだけだ、
    そう思うと祢音はどこか元気になっていた
    祢音「そっか…、うん…!なんかちょっとわかった気がするかも!ありがとう或人さん!…っていつも相談乗ってもらっちゃってるけど…」
    或人「気にしないでよ!俺はいつでも相談ウェルカムだぜ!だって祢音ちゃんのことを愛してるからさ!なんちゃって!」
    祢音「まったくそんなこと言っちゃ…、え、ええ!?い、今なんて!?」
    或人「え?いやなんちゃってって…」
    祢音「そうじゃなくて!その前!」
    或人「愛してるからさってやつ?」
    祢音「あ、あい、あい、あい!?うーん…」
    祢音は或人がジョークのつもりで言った愛してるを聞いて動揺してしまう。もちろんこれは場を和ませるつもりで言ったであって好きとかそういうのではないだろうと祢音も或人との付き合いからわかってる。しかしまさか好きな人から愛してると言葉をもらい祢音は顔を真っ赤にしあまりの嬉しさに気絶してしまった…
    或人「あれ?祢音ちゃん?祢音ちゃん!?もしもし!?おーい!?」
    ニコ「おい馬鹿社長!あんた祢音ちゃんに何言った!?なんか幸せそうな顔して気絶してるんだけど!?」(祢音に変わって電話に出てる)
    或人「いやジョーク言っただけなんですけど…」
    ニコ「んなことで気絶するかー!今すぐ来い!事情説明しやがれ!」
    或人「なんかキレてない!?あと性格変わってるよ!?」
    ニコ「文句あるのかこの野郎!?」
    或人「はい!行かせてもらいます!」
    そう言って或人は病院に向かうことに…
    (尚当然だが事情を知った大我はニコに部外者を連れ来るな!と怒り、或人についてもジョークで変なこと言ってんじゃねえぞこのギャグ鈍感馬鹿社長!と怒ったのは別の話…)

  • 135二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 08:15:38

    大我「ナーゴにとってのストレス源は言うまでもなくあのサポーター野郎……とりあえずゼロワンの秘書がしばらく話せなくしたと言っていたからそっちは大丈夫だ。ただ、愛情についてのことがストレス源でもあるのは確かだ。今あいつは愛情を得られる相手としてゼロワンを意識している……だが何故あいつはあそこまで愛情に拘るのか……」

    CRへ大我はリモートで報告をしていた。

    すると飛彩が言いにくそうに口を開く。

    飛彩「……開業医、お前リオン=アークランドは覚えてるか?」

    リオン=アークランド、アークに蘇生され再び野望を叶えようとジャマトグランプリのスポンサーになったはいいがベロバと仲間割れを起こしたりアズに命じられベルに始末された人物。

    大我「そいつが今更なんの関係があるんだよ」

    飛彩「あいつが最初に現れた時、あいつは確かに鞍馬祢音を見て言ったんだ、創世の女神がもたらしたトロフィーまで見れるとは、と」

    (part6 https://bbs.animanch.com/board/1682139/?res=199の172参照)

    飛彩は話を続ける。

    飛彩「トロフィーとは何らかの名誉を形にしたもの、そして創世の女神というのはデザイアグランプリを勝ち抜いた者の願いを叶える存在だ。」

    大我「つまり……」

    飛彩「あいつの親がデザイアグランプリを勝ち抜いて子供がほしいと願って生まれた存在なのかもしれんな。当然だが親は念願の子供が手に入ったはいいが親としての自覚が持ちにくいのは確かだ。」

    飛彩が明かした祢音の秘密に大我は黙り込む。

    大我「……」

    飛彩「だからあいつは愛情に固執するんだろうな」

    大我「……なるほどな……だがあいつは今人間として生きている。ストレスを抱えてゲーム病にもかかる。生まれなんか関係ねぇよ、あいつの親がどう考えてるかも関係ねぇ……あいつ自身が自由に生きられたらそれでいい。とにかく今はあいつのゲーム病を治療するだけだ」

    大我の話をこっそり聞いていたニコは黙り込んでいた。

    ニコ「……祢音ちゃん、そんな秘密があったんだ……だけど祢音ちゃんは祢音ちゃんだよね、替わりなんていないんだ」

    大我はニコに聞き耳を立てられていることを知らずに話す。

    大我「バグスターは恐らく治療をしようしている俺やゼロワンを襲ってナーゴにストレスを与えるはずだ。しかし……いつからあいつはゲーム病に感染していたんだ?」

  • 136二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 08:21:53

    >>134

    その後大我からの説教後或人は一人で帰宅していた…

    或人「うう…、まさかあそこまで怒られるとは…」

    大我に怒られたショックからか或人はちょっと半べそになっていた。だが同時にちょっとだけ嬉しいこともある

    或人「祢音ちゃん元気そうでよかったな…」

    或人はゲーム病に罹った祢音が心配だったため直接様子を見に行きたかった

    だから少しでも様子を見れてよかった…、気絶してたが

    或人「さ~てと!祢音ちゃんが元気になるように俺もなんとかしないとな!」

    そう思って帰宅していた。だから気づかなかった…後ろから来る衝撃に…

    或人「ぐっ…!」

    或人は誰かに頭を殴られその衝撃で気絶してしまう

    その後ろには或人を殴った人物、アバドンが立っていた

  • 137二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 09:02:46

    一方その頃……
    バッファ「オラァ‼︎」
    レーザーターボ「やっぱ共鳴使われるとあんたら再生戦法は使えないわけね」
    街中に現れたアバドン達を相手にナノマシンの働きを抑さえ2人は戦っていた。
    再生ができない上弱体化するため、ログアウトして逃げるしか方法がなく呆気なくアバドン達は逃げていった。
    レーザーターボ「サーバーを押さえないと根本的な解決にはならないか……」
    バッファ「だったら見つけ出してぶっ潰すだけだ」
    2人は変身解除する
    貴利矢「サーバーの在処は隊長さん達も探してくれてるけど、どうも固定してないっぽいんだよな……」
    道長「じゃあ移動しているってことか?」
    貴利矢は頷く。
    貴利矢「方法は分からないけどね……」
    そう2人が話していた時
    大智「お久しぶりだね」
    目の前に大智が現れた。
    貴利矢「あら、元クイズ王じゃないの。お久しぶりだね」
    大智「ああ、そうだね。おかげ様でこの有様だけどね‼︎」
    大智はわざと2人に左腕を見せる。その様子に2人は見覚えがあり驚く。

  • 138二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 09:05:47

    >>137

    貴利矢「あんた、本格的に人間辞め始めたね」

    道長「お前……」

    明らかに大智はジャマト化が進行していた。

    貴利矢「で、何の用?自分らと戦うの?」

    大智は笑う。

    大智「まさか。今僕が現れた正解は……西馬ニコを誘拐した時鞍馬祢音に何をしたのか伝えたかったのさ」

    大智の台詞に貴利矢が反応する

    貴利矢「あんた、祢音ちゃんにバグスターウィルスをどさくさに紛れて感染させたのか⁉︎」

    大智「だって不公平じゃないか、のうのうと暮らしてさ。だったらゲーム病になって消え……」

    貴利矢「あんたいい度胸してんね。何でもかんでもあんたにノせられると思ったら大間違いだよ」

    貴利矢は怒りながら大智に言う。

    道長「お前このままならどうなるか分かるだろ⁉︎」

    大智「僕は君みたいに自分の願いを捨ててまで誰かに助けてもらおうなんて考えないよ。まあいい、そろそろ鞍馬祢音も終わるはずだから」

    そう言って大智は去っていった。

  • 139二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 10:06:16

    >>136

    唯阿「何⁉︎社長さんが行方不明だと⁉︎」

    イズから連絡を受けた唯阿は焦る。

    唯阿「しかし、君は何を……っていうか君の服血で汚れてないか⁉︎」

    イズ「ちょっとした汚れ仕事を依頼されてこなしていたら或人社長が……」

    イズは自分がした汚れ仕事のことはスルーして唯阿に助けを求める

    唯阿「……分かった。私の方でも探してみる」

    唯阿はイズの汚れ仕事については言及してはいけないと察し、或人の調査に乗り出すのだった。


    その頃……

    ニコ「祢音ちゃん‼︎大丈夫⁉︎」

    祢音が突然熱を出し苦しみ始めたのだ。

    祢音「う、うう……っ」

    ニコ「大我、これって……‼︎」

    大我「恐らくゼロワンに何かあったな……‼︎」

    大我はゲーマドライバーを片手に患者の治療に乗り出すがその前に、苦しんでいる祢音に声をかける

    大我「てめぇのゲーム病は俺が治療してやる。だから忘れるなてめぇはてめぇだ。周囲の奴らの気持ちに応えたいと願った1人の人間だ。親とかなんか関係ねぇ、てめぇ自身の道を選んで行け」

    大我はそう言い、ニコに祢音を託し病院を出る。

  • 140二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 10:44:39

    >>139

    大我「やっぱり俺の目の前に現れやがったか。」

    大我はアークの力で進化した実体化したバグスターウィルスを睨む。

    アークバグスター「あの人間を消せば私に創世の女神の力が手に入るからな‼︎治療をするお前を消す‼︎」

    大我はガシャットを構える。

    このバグスターと、飛彩から聞いた話から、祢音にバグスターウィルスを感染させたのは誰か容易に想像ができる。

    創世の女神を狙っていたあいつらだろう。今は動向が分からなくなっているが……

    大我「やっぱりあいつにゲーム病を感染させたのは、あいつらの誰かだな……悪いがそれは出来ない相談だな」

    『BANG BANG SIMULATIONS!』

    
『I ready for Battleship!』

    
大我「第伍十戦術……変身!」

    
『デュアルガシャットォ!』

    
『ガッチャーン! デュアルアーップ!』

    
『スクランブルだァ! 出撃発進! バンバンシミュレイショーンズ!』 


    『発進!』

    スナイプ「ミッション開始だ……‼︎」

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 11:04:16

    貴利矢「永夢、分かった。祢音ちゃんにバグスターウィルス感染させたのは元クイズ王……お前にはあのメガネかけた髪の長い奴って言えばわかるだろ?とりあえず報告だ」
    貴利矢は永夢に電話をしている。余程大智の名前を言いたくないのが伝わってくる。
    貴利矢「急ぐぞ、あの元クイズ王無駄に回る頭で碌なこと考えてねぇからな。あの様子だと多分祢音ちゃんが本格的に発症してる。花家先生を助けねぇと。」
    道長が何かを言おうとすると貴利矢は遮る
    貴利矢「悪いけど、あいつは治療を拒否したし、あいつは逆恨みから他の命を踏み躙る行為をした。自分はあいつの治療はしない。それ相応の覚悟と後ろ盾があって言ってるんだろうしな。リプログラミングは自分があいつの遺体から考えたら治療法だし。」
    貴利矢の険しい表情に道長は本気だと悟る。
    道長「……そうだな……でも俺も」
    貴利矢「だから、もしかしたらそうなってたかもとかそう言う話はいいの、お前はお前で自分から助けを求めたんだからさ」
    貴利矢は笑ってそう言う。
    それだけでも道長は心が晴れる気持ちになる。

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 11:51:11

    一方その頃……
    飛彩は景和の病室にいた。一応回診も兼ねてだが聞きたいことがあったのだ。
    それはサポーターのこと。
    景和から聞いた話だと、未来人は自分の好きな容姿にデザインできるらしく350歳の老婆を超えた老婆が少女の姿になったりもできるらしい。
    景和のサポーターを名乗るケケラという未来人は、普段はワニともカエルともつかぬ姿をしているという。だが人間の姿にデザインすることも可能だろう。
    ソルド達を探した時に出会ったあの男こそがそうだろう。
    景和「……俺がこうなっても、あの人は心配はしてくれなかったな」
    飛彩「相手は所詮お前らの生き死にを娯楽にする連中の中の1人だ。善意で説教していたのかもしれんが、結局は自分の快楽のためだ。」
    ケケラ「言ってくれるな、鏡飛彩」
    飛彩「サポーターのくせに見舞いの一つもなしか。はっきり言わせてもらう。貴様はただのギャンブル依存症だ
    ‼︎」
    ケケラは反論しようとするが飛彩は口を挟ませない。
    飛彩「貴様の意見はノーサンキューだ。主治医として……景和、こいつを切除して構わないな?」
    飛彩はガシャットを構えて景和に尋ねる。
    景和「うん、先生に任せるよ」
    飛彩「ならば場所を移して……これより貴様の切除を行う‼︎」

  • 143二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 12:02:52

    >>140

    イズ『こちらが……になります。後は鞍馬祢音様のご意志によります。」

    大我『汚れ仕事やらせて悪いな……だがあいつにはゼロワン始めとする奴らがいる。俺はあいつの意志を聞いてこいつをどうするか決める』

    イズ『お気になさらないでください、或人社長の大切な方の治療をしていただいている最中でしたので、私が代わりに……」

    大我はレーザーレイズライザーと黄色のカードを受け取っていた。


    スナイプ「主治医として……ストレス源はぶっ潰してやりてぇが、それは治療が済んでからだ。」

    スナイプはバグスターに砲撃を喰らわせながらそう呟く。

    アークバグスターは殴りかかるもスナイプは砲台で受け止めて、逆に押し返して砲台で殴りつける。

    スナイプ「……」

    スナイプが決め技を発動しようとした時、周囲に突然ジャマトが現れた。

  • 144二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 15:26:16

    一方で
    或人「…ん、ここは…いってぇ…どこだよ……ってあれ動けない…って縄でぐるぐる巻きにされてる!?」
    ムーア「うーん!やっぱりこのワインに漬けた飴は美味しい!あ、起きたの?おはよう」
    或人「お前はたしか…ムーア…!?なんでお前が!?」 
    アバドンの襲われた或人は体を縄で巻かれてどこかも分からない場所で動けなくされていた
    何がなんだかわからない彼の前に飴食べて優雅に楽しむムーアがいた
    或人「これってお前の仕業か!?」
    ムーア「そうだよ♪あなたを痛めつけて鞍馬祢音を不幸のどん底に落とそうと思ってね♪」
    或人「なんでそんなことを!」
    ムーア「だってムカつくから」
    或人「は…?」
    ムーアが今まで楽しそうな感じの態度から一変、真顔でどちらかといえば怒ってるかのような態度となる
    ムーア「本当の愛とかわけわかんないもの探してる金持ち娘とかムカつくじゃん。だから潰すんだよ」
    或人「ふざけんなよお前…!」
    ムーア「あはは!かっこいいねぇ♪でもそうやってモゾモゾ動いてなよ…後であの女の前で痛めつけてやるけど」
    そう言ってムーアは部下とともに部屋を出ていく
    或人「くそ…!祢音ちゃん…!俺はなにもできないのかよ…!」

  • 145二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 16:49:29

    >>143

    バグスターに決め技を発動しようとしたスナイプだがジャマトの出現に驚く。

    スナイプ「ジャマト⁉︎一体誰が……っ‼︎」

    ジャマトとバグスター、両方からの攻撃を砲撃やミサイルで捌きながら相手をするが、ジャマトの存在にてバグスター相手に集中できない。

    患者の症状の悪化から早く倒さなくてはならないのに、とスナイプは苛立つ。

    スナイプ「てめぇら邪魔だっ‼︎早く倒さねぇとあいつが……‼︎あいつの人生はこれからなんだよ‼︎」

    トロフィーという名の器を色んな愛情で満たすための人生を恐れなく進めるように。

    その時、ジャマトがガシャコンスパローで斬り裂かれる。

    レーザーターボ「花家先生、先生はバグスターに集中しなきゃ。こいつらは自分らに任せて?」

    スナイプ「レーザー……」

    突然のレーザーターボの登場にスナイプは驚く。

    また、少し離れたところではバッファがジャマト達を相手に倒している。

    レーザーターボもガシャコンスパローでジャマト達に向かっていく。

    レーザーターボ「こんなレベルなら共鳴の出番じゃないね‼︎」

    そう叫びながらジャマト達を倒す。

    スナイプはバグスターに向き合う。

    スナイプ「ようやくてめぇをぶっ潰せるよ」

    バグスター「く、くっ……‼︎」

    バグスターは光弾でスナイプを攻撃するが砲撃で相殺する。

    砲撃による爆撃にて煙が舞い、バグスターの視界を奪う。

    そして腹部に違和感を覚えた時には……

    スナイプ「もうこれで終わりだ」

    エネルギーが収束した両腕の砲台が押し付けられており、バンバンクリティカルファイヤーがバグスターにゼロ距離で命中する

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 17:07:31

    >>145

    バグスターは断末魔をあげ、爆発すると消滅する。

    スナイプ「ミッション……コンプリートだ」

    『GAME CLEAR!』

    ジャマト達を倒したレーザーターボはそれを見て喜ぶ。

    レーザーターボ「おっ、花家先生やったな‼︎」


    一方病室では……

    祢音「……体が楽に……?」

    ニコ「やった‼︎大我がやっつけたんだ‼︎」

    ニコも大我がバグスターを倒したことを察し、喜ぶ。


    >>142

    病院から少し離れたところではブレイブ(レガシーゲーマーレベル100)は巨大なカエル……仮面ライダーケケラと対峙していた。

    ブレイブ「なるほど、それが貴様が変身した姿か」

    ブレイブはケケラに対し、攻撃を仕掛けるがデザイナリーレッグにて飛び上がり斬撃を交わすが、ブレイブも翼で更に上に飛び上がり、無数の剣を上からケケラ目掛けて飛ばす。

    ケケラ「こんなもん……っ⁉︎」

    無数の剣によりケケラは地面に叩きつけられる。

    ケケラはブレイブ目掛けて火炎放射を浴びせるが、氷剣モードにてタドルクリティカルフィニッシュを発動し、火炎放射を相殺させる。

    ケケラ「俺は、あいつにデザ神になってほしいだけなんだよ‼︎」

    ブレイブ「それがデザイアグランプリにたまたま巻き込まれて両親を失った奴にすることか‼︎普通の神経していたらそんな奴を推薦など考えるわけないだろう‼︎あいつはあいつの力で出来ることがあるんだ‼︎その可能性を潰させるか‼︎」

    ケケラ「黙れ‼︎」

    ケケラは粘着弾を発射するがブレイブは瞬間移動でそれを避ける。

    ブレイブ「楽しいことや快楽だけで前に進めることはないと覚えろ‼︎未来人‼︎」

    ブレイブはそう言うと、翼で飛びあがり、タドルクリティカルスラッシュを発動する。ガシャコンソードから伸びた巨大な光の刃でケケラ目掛けて斬りかかる。

    その瞬間、爆発が起きる。

    病室の窓から景和はその様子を見ていた。

    景和「飛彩さん……」

    強制変身解除されたケケラの手元にはヒビの入ったレーザーレイズライザーと緑色のカードがある。

    変身解除した飛彩はガシャコンソードを召喚し、それを見下ろしていた。

  • 147二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 17:16:41

    そして……
    飛彩「二度景和の人生に貴様の感情で関わろうと思うな‼︎」
    そう叫びながら飛彩はヒビの入ったレーザーレイズライザーと緑色のカードにガシャコンソードを何度も突き立て破壊する。
    どこかへと消えたケケラを気にする様子もなく、飛彩は病院へと戻る。

    ジーン「俺もああいう風にするつもり?」
    サポーターとしてのケケラの最期を見ていたジーンは或人を探すために病院の外にいた永夢に話しかける。
    永夢「……お前が命を弄ぶことを続けると言うのなら、俺は容赦しない。例え英寿が止めても。」
    永夢の鋭い視線にジーンは視線を逸らす。
    ジーン「ギーツ達を今まで見てきたけど、感動ばかりじゃないんだな……君たちの世界のことはわからないことばかりだけど……」
    その言葉にはどこか悲しさや迷いなど複雑な感情が込められていた。
    永夢はジーンに対して敵意をぶつけていたが、やはりジーンのおかれた全てが決められた未来という世界には思うところがあった。
    ジーン「どうかした?」
    永夢「何でもない……今は俺はすることがあるから、もう行く。」
    永夢はその場を立ち去る。

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 20:10:14

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  • 149二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 20:10:35

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  • 150二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 20:10:55

    このレスは削除されています

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 20:54:54

    スナイプ「ミッションクリアだな」
    無事にアークバグスターを倒し変身解除しようとするスナイプだったが
    ムーア「あ、あのバグスターってやつ倒したんだ〜♪さっすが〜♪」
    スナイプ「!」
    ムーアが変身解除する隙を狙ってアバドショットライザーを撃ったのだ。しかしそれを読んでその手が止め後ろに飛びそれを避けた
    それにムーアは子供のように残念がる
    ムーア「あ〜ん残念、さっさとあのバカたぬきみたいに撃たれて血塗れになってればよかったのに」
    スナイプ「知るか、それよりもあのときはタイクーンが世話になったな。お礼がてらぶっ潰してやるよ」
    ムーア「ふふ、あなたにできるかしら?」
    ムーアの前にアバドン達が続々と現れる。どうやら集団戦法でスナイプを倒そうとしてるらしい。それにスナイプは呆れるように言う
    スナイプ「てめぇらは数多けりゃ俺に勝てるとでも思ってるのか?」
    ムーア「ええ、だって私達のほうが有利なんだから」
    スナイプ「舐めんなよネグレクト女、てめぇらは速攻でぶっ潰す!」
    そしてスナイプは砲台をアバドン達に向けそれを放つ

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 21:15:09

    >>151

    ジャマトを一掃したバッファはムーアの姿を見るなりゲーマドライバーバックルを取り出す。

    バッファ「あの女……ッ‼︎」

    確かにスナイプは広範囲攻撃に最適であるが相手は再生できる厄介な存在だ。

    その上ムーアは景和のことを悪びれずに言った。

    それだけでぶっ潰すには十分だ。

    しかしそんな彼をレーザーターボが止める。

    レーザーターボ「まあ待ちなって」

    バッファ「そんな悠長なことが言ってられるか‼︎」

    レーザーターボは病院の入り口にいる人物を指差す。

    レーザーターボ「今は自分らの出番じゃないぜ」


    ニコ「ダメだよ、今治ったばかりなんだから……‼︎」

    ニコは慌てて祢音を止めようとする。

    祢音はそれを振り払う。

    祢音「ううん、私が行かなきゃ。大我さんは私の人生はこれからだって、恐れずに自分の道を全力の力で全開で突っ走れって背を押してくれたから。振り返ることなく前だけ見てろっていってくれたから。……私にもこんなに近くに主治医がいたんだね」

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 22:02:03

    一方の或人はモゾモゾと縄抜け出そうと動いていた
    或人「くっそ…!まじ抜けねぇ…!だぁ~!あいつらは止めないといけないのに…!」
    アズ「助けてあげようか?」
    或人「ああ…どうも…ってアズ!?」
    モゾモゾと抜け出そうと動いていた或人に突然アズが現れ或人は驚いてしまう
    或人「お前なにしに…!」
    アズ「うーん、ちょっとね、あ、言っとくけどあなたをなにかするつもりはないし」
    或人「それってどういう…」
    アズ「さぁね♪まぁでも私にとっては嬉しいことがあった、それだけかな」
    アズの言った言葉に或人は疑問を口にするがアズはそれをはぐらかす。だが嬉しいことがあった。その言葉でろくでもないことがあったことはわかるのだ
    或人「そうかよ…!でも、お前が何をしようと俺が、俺達がお前の野望を絶対に止める!」
    アズ「ふふ、できるといいわね、特にあなたに?」
    或人「それってどういう…」
    ロポ「社長さん!」
    アズの言った言葉にに疑問が出るがそのときにニンジャフォームとなったロポがアジトに現れる
    或人「冴さん!?どうしてここに…」
    ロポ「秘書さんから攫われた場所わかったらしくて私がここ に…って秘書さんがなんでここに?」
    アズ「あ、私はイズじゃないのよ。まぁそれよりも私は帰るわねじゃあね〜」
    アズを情報こそは聞いたことはあるが姿は見たことがないロポはアズをイズだと思い彼女がここにいることに疑問を思って止まってしまう。その隙にアズはどこかに消えてしまう
    ロポ「消えた!?まさか…、あれがアズだったの! なんで気づけなかったの私!?」
    或人「待て!くそ!これ本当に動けねえ!」
    ロポ「社長さん!…しょうがない、今は社長さんを助けないと!」
    ロポは自分の失態にイラつきながらも今は或人を助けないとと思い彼を縄を解きに行く

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 22:38:21

    アズがいない時……

    ベロバ「くそ……アズの奴、私をよくも……っ‼︎」
    捕らえられていたベロバは逃げだそうとしていた。
    アークの力とは言え、レーザーレイズライザーが使えられたら問題はないのだ。
    そしてアジトを探るうちに……
    ベロバ「あった……‼︎」
    自身のレーザーレイズライザーと赤いカードを見つけ、手に取ったその時だった。
    ???「お前……アズやアークが許せないか?」
    謎の声がレーザーレイズライザーを通して語りかける。
    ベロバ「誰?あんた……」
    ゼイン「私はゼイン……やはり人間は悪意に満ちた滅ぼすに値する存在だ…!」
    ベロバ「だから私に力を貸せって言うの?」
    ?「そう言うことだ」
    ベロバには金髪に頭にはちまきのようなものを巻き、着物の様な服を着て腰にはゼロワンドライバーを改造したようなベルトを巻いて刀を持っているという一見すると不可思議な男性が現れた。
    滅「だから、アズやアークに反旗を翻す……‼︎」

    その脱走劇はアズが見知らぬところで起こっていた。

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 22:57:02

    >>152

    スナイプに自身の過去について触れられたムーアは激昂する。

    変身してアバドショットライザーを無闇矢鱈に撃ちまくる。

    ムーア「オラオラオラ‼︎ふざけやがって‼︎私の何が分かんだよ‼︎」

    スナイプは砲撃でそれに対抗する。

    ムーアは部下のアバドンにも指示する。

    ムーア「あんたらもこいつをぶっ潰せ‼︎」

    しかし、部下の動きがおかしいのだ。

    ムーア「え……?」

    部下達は体が思うように動かず戸惑っている。

    ムーア「何してるのよ‼︎早く……」

    異変はスナイプにも伝わっていた。

    スナイプ「この感じは……まさか⁉︎」

    スナイプが病院の方を見るとそこには上半身ビートフォームで下半身がゲーマドライバーフォームのナーゴがいた。

    スナイプ「ナーゴてめぇ何してんだ‼︎ゲーム病治ったばかり何だぞ⁉︎死にてぇのか‼︎」

    狙いが現れたことと自身の立場が危うくなったムーアは焦りを隠して嘲笑う。

    ムーア「やっと出たわね、金持ちのお嬢様‼︎病み上がりのくせによく変身したね♪(まずい共鳴ってやつのせいで……)」

    ムーアは自身の不調を隠すためにもわざとナーゴを煽る。

    ムーア「何が本当の愛?アハハ!本当の愛なんてこの世にはないのよ……っ⁉︎」

    スナイプの銃撃が彼女を掠める。

    スナイプ「ごちゃごちゃとうるせぇババアだな、少しくらい静かにしろ」

    ムーア「(まずい、このままじゃダメージが蓄積する…‼︎)ババアですって?」

    スナイプ「てめぇ若い見た目のアバターにしてるらしいが本当は……」

    スナイプに正体について言及され、ムーアは激怒する。

    ムーア「黙れ‼︎ガキ産んでなかったら私だって……」

    スナイプ「悪いがてめぇらには消えてもらう、イナゴどもが。」

    スナイプが砲撃やミサイルを繰り出すと部下のアバドン達は自らログアウトしたり、ダメージがかかりすぎて強制ログアウトする者が現れ、いつの間にかムーアだけになっていた。

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:14:03

    >>154

    ベロバ様は年齢の件でノリノリで煽ってくる人が約一名いるよね…

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:53:03

    >>155

    ナーゴは静かに口を開く。

    ナーゴ「確かに本当の愛が欲しいって変な願いかもね。でもそれが家族から得られなくったって、自分で探しに行けば沢山見つかる。それは恋とかじゃなくても……誰かを守りたい、救いたい、力になりたいって想う気持ちが少しでもあればそれも愛なんだよね。だから私、景和とか道長が羨ましかったよ。そういう人を見つけてさ。

    だけど私にもすぐ近くにいたんだね、大我さん」

    スナイプはその言葉を聞いて少し黙る。また自分をドクターとして見る人が現れたのだから。

    スナイプ「……だったら主治医の言うことは聞け‼︎今のお前は……」

    ナーゴは反論する

    ナーゴ「嫌だよ。ニコちゃんだって景和だって道長だって主治医にわがまま言って言うこと聞かないでしょ」

    その言葉にニコとバッファは思わず下を向く。

    レーザーターボ「確かにそうだね……どいつもこいつも」

    レーザーターボだけはそれに同意する。

    ナーゴ「だから私もわがまま言うの‼︎」

    スナイプ「ったく……じゃあてめぇは出来る限り動くな。」

    それと同時になんとかムーアは動く。

    ムーア「ごちゃごちゃと……‼︎」

    共鳴が強まったせいでナノマシンの働きが弱まる。

    だからムーアはそれしか言えなかった。

    ナーゴ「じゃあギターを弾くくらいならいいでしょ?」

    ナーゴはギターアックスのストラムレバーを掻き鳴して演奏し、能力の強化を図る。

    スナイプはバンバンクリティカルファイヤーを発動し、今度は球状に集めたエネルギーをムーアに放ち、爆発が起こる。

    強制変身解除したムーアは最後に悔し紛れにあることを口にする。

    ムーア「あんたの…大切な人……飛電或人、さらってやったから……どこにいるかな……」

    ムーアはそう言い強制ログアウトする。

    ナーゴは或人のことで狼狽する。

    ナーゴ「待って‼︎或人さんを返して……っ⁉︎」

    強がってはいたが病み上がりであり強制変身解除してしまう。

    変身解除した大我は慌てて祢音のところに向かう。

    大我「ゼロワンは他の奴らも探してるはずだ‼︎てめぇはまだ戦えねぇんだよ‼︎」

    共鳴、実は簡単に行えるものと思いきやゲーマドライバーバックルがあっても変身者に負荷はかかるのだ。

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 00:06:35

    >>157

    当然ムーアの正体である小太りの中年女性は改良型ZAIAスペックが破損して、自身もダメージを受けていた。

    「ちくしょう」と言い残して彼女も意識を失う。



    >>147の後永夢が或人を探しに立ち去った後……

    ジーン「ギーツ……」

    ジーンは英寿に話しかける。

    英寿「どうだ?宝生永夢……エグゼイドは」

    ジーンは少し黙ると口を開く。

    ジーン「君もエグゼイドも見ていて感動するよ、だけど」

    ジーンは口ごもる。

    英寿「だけど?」

    ジーン「エグゼイドの過去……何で君はそれを俺に聞かせたんだ?」

    英寿はジーンに敢えて以前永夢の子供の頃の話を聞かせていたのだった。

    英寿「自由に生きる過去の世界の子供の生き様と死に様、感動しなかったのか?」

    ジーン「……よく分からないよ」

    ジーンは永夢の子供の頃の話を思い出し、よく分からないのだが何だか複雑な気持ちになっていた。

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 00:18:54

    >>156

    実際そのシーン書きたいがためにベロバ様には現場復帰してもらいました…

  • 160二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 00:46:10

    みんなが或人を探してる一方でその或人はロポに縄から開放され今は自身のゼロワンドライバーとプログライズキー一式を探していた。どうやら攫われた際にベルトとキーを取られたらしい
    或人「ごめんね冴さん、こんなことに巻き込んじゃって…」
    ロポ「ううん気にしないで、困ったことがあったらお互い様だから、それにいつも社長さんに助けてもらってられてるからこれぐらい大したことないよ…それにこんな形だけど一緒にいられるの嬉しいし…」
    或人「?ごめん最後の方なんか言った?」
    ロポ「う、ううん!なんでもないよ!」
    或人「そっか…でもありがとう…っていてて、まだ頭痛い…」
    ロポ「大丈夫!?…って頭から血が…!ちょっと待ってて…!危ない!」
    そう言ってロポは手当てしようと変身解除しようとするが或人に抱きつく形で避ける。すると先程までいた足元に爆発が起きる
    ルーゴ「チッ外したか…」
    ブガ「ちゃんと狙え、だがお前らはここまでだ」
    なんとシンクネットの幹部であるルーゴとブガがおり先程の攻撃はルーゴがやったものである
    ロポ「ここにきて敵か…!社長さん大丈夫!?」
    或人「う、うん…なんとか…でも…ここは…!」
    ロポ「うん…!なんとか社長さんのアイテムを探しながらここから逃げないと…!」

  • 161二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 07:26:38

    祢音「或人さん……」
    あの後大我に散々叱られ、病室に戻された祢音は或人の身を案ずる。
    祢音「或人さんがいなきゃ、私先に、いや始められないよ……」

    飛彩『トロフィーとは何らかの名誉を形にしたもの、そして創世の女神というのはデザイアグランプリを勝ち抜いた者の願いを叶える存在だ。』
    大我『つまり……』
    飛彩『あいつの親がデザイアグランプリを勝ち抜いて子供がほしいと願って生まれた存在なのかもしれんな。当然だが親は念願の子供が手に入ったはいいが親としての自覚が持ちにくいのは確かだ。だからあいつは愛情に固執するんだろうな』
    大我『……なるほどな……だがあいつは今人間として生きている。ストレスを抱えてゲーム病にもかかる。生まれなんか関係ねぇよ、あいつの親がどう考えてるかも関係ねぇ……あいつ自身が自由に生きられたらそれでいい。とにかく今はあいつのゲーム病を治療するだけだ』

    盗み聞きした大我と飛彩の会話。それは明らかに自分のことを言っていた。
    内容は確かにショックではあるが、大我はそれでもと自分の隠された生い立ちを否定はしなかった。
    幸せになるために産まれたと言うならば、自由に生きて沢山の愛情を自分から得て何が悪いのか。
    だけどそこには或人の存在が必要だった。
    祢音「私もうすぐで19歳になるんだもん、まだ19歳なんだからそこから始めたって遅くないよね、だから或人さん無事でいて……‼︎」

  • 162二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 07:50:45

    アルキメデル「ベロバ様‼︎よくぞご無事で‼︎」
    ベロバ「ありがとう♪アズの奴に捕まえられたと思ったら意外な助っ人が現れてね……まさかヒューマギアのあんたが助けてくれるなんてね」
    帰還を喜ぶアルキメデルにベロバは答える。
    ゼインという謎の存在はアズの元から脱走してからは一切話しかけてこない。
    ベロバ「まあいいわ、これさえ使えたらいいんだもの。そして滅……これからよろしくね♪」
    ベロバは脱走に手を貸した滅に声をかける。
    滅「俺は好きにやらせてもらう……」
    ベロバ「ああそう……ところでナッジスパロウは?」
    ベロバは大智についてアルキメデルに問う、ら
    アルキメデル「彼は今自分のプライドを傷つけた仮面ライダーを潰しに行ってるよ……おお、できたのか」
    大智について軽く流すと、アルキメデルは新たなジャマトの誕生を喜ぶ。
    何かのサーバーを取り込んだ巨大なジャマトだった。
    ベロバ「復帰早々物騒なもの見せられてる気がするんだけど……何こいつ……」
    アルキメデル「このジャマトはシンクネットという存在の生命線であるサーバーを取り込んだジャマトですよ……名前は…ガーディア、がいいな」
    ガーディアについてアルキメデルは嬉々として語る。
    滅「……」
    滅はその様子を黙って見ていた。

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 07:58:02

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  • 164二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 07:58:18

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  • 165二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 07:58:36

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  • 166二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:00:11

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  • 167二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:00:41

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  • 168二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:01:04

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  • 169二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:06:32

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  • 170二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:07:14

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  • 171二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:07:37

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  • 172二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:09:28

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  • 173二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:10:46

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  • 174二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:19:35

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  • 175二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:25:28

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  • 176二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:30:55

    >>175

    元々このスレこのスレ作った者ですがその際に前スレURL貼る際に最後の方の?res=〇〇を外して貼った方がきれいにURL貼れるからその方がいいです

  • 177二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 08:58:53

    今のうちに次回予告風のSS
    或人「早くゼロワンドライバー見つけないと…!」
    ルーゴ「ほらほら逃げろ逃げろ!」
    永夢「他の人を踏みにじる楽園なんて…そんなもの俺達が壊してやる!」
    ジーン「俺は…」
    ギーツ(レーザーブーストフォーム)「ここからが俺達のハイライトだ」

    アーク「悪いが先手を打たせてもらう」
    或人「見つけたぞ…!滅…!」
    『アークワン』

  • 178二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 10:39:02

    >>160

    ルーゴ「ほらほら逃げろ逃げろ!」

    ロボ「くそ!自分は傷つかないからって調子に乗って…!」

    ブガ「オラァ!」

    ロポ「フッ!」

    ロポはルーゴとブガと戦闘をしていたが何度倒してもすぐログインしてくる彼らに苦戦をしていた

    或人「冴さん…!俺も何か…そうだ!冴さんそいつらから適当に武器を取ってそれを俺に!」

    ロポ「わかった!ハッ!」

    ルーゴ「うわ!?」

    或人の指示を聞いてロポはルーゴからアバドショットライザーを或人の方へと蹴りと飛ばす

    或人「サンキュー!喰らえ!」

    ブガ「なっ!?しま!?ぐあ!」

    或人「よし冴さん今のうちに!」

    ロポ「わかった!」

    そのアバドショットライザーを使いブガを攻撃したあとロポと一緒にこの場をあとにする

  • 179二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 10:54:03

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  • 180二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 13:23:52

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  • 181二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 14:51:20

    アズ「申し訳ございませんアーク様!私が勝手なことをしたばかりに滅をゼインに接触され挙げ句に取られてしまい!この責任は命を持って償います!」
    アズは通信でアークに滅をゼインに取られたことを謝罪していた。そう本来ならアークグランプリのためにアークになっていた過去の滅を連れて来たのはいいがそれをゼインに悟られ自分が滅から目を話してる隙に滅を取られてしまった。
    自分がアークの指示をむしして勝手なことをしてしまったせいでこのようなことになった、このことにアズは自分に苛つき命を捨てようとしていた
    アーク『問題ない。ゼインが行動するのは予測外だがならこちらも動けばいいだけだ。それよりもアークグランプリのゲーム内容はどうだ?」
    アズ「はい!内容はバトルロワイヤルにしルールも既に決まっております!」
    アーク『なら問題はない。あとは私がやる」
    そう言い言うとアークは遠隔でアズの体を乗っ取る
    アズ(アーク)「さて…ゼインよ、お前は先手を打ったようだこちらも悪いが先手を打たてせてもらう」
    そう言ってアークはヴィジョンドライバーをハッキングし創世の女神にアクセスする。それはニラム達にもバレないほど早く的確に…
    その結果、彼が来たのだ…、大切な存在を失いただ失った原因を滅ぼすため悪意に染まったあの仮面ライダーを…
    アークワン「ここは…俺は滅を探して…、まぁいい…俺は滅を…!」
    アズ「これがあいつが私になった姿か」

  • 182二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:31:53

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  • 183二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:09:59

    唯阿「冴さんが社長さんを探していなくなったぁ!?」

    イズ「はい、一人でも人が多いと思い採用したのですがどうやら探してる最中に敵のアジトに入り込んでしまったらしくそこで連絡が取れなくなりました」

    一方の唯阿はイズからの連絡で冴が或人を探す中で連絡を取れなくなってしまったことを聞く

    これにどうするか一瞬慌てる唯阿だったがすぐにあることに気づく

    唯阿「待てよ…、連絡が取れないということは少なくとも敵のアジトには通信妨害があるかもしれないのか…そして少なくとも冴さんが迷い込んだところにシンクネットのアジトがあるかもしれないのか…!それならイズ!他の人にもこのことを伝えてくれ!」

    イズ「承知しました」

    そう言って連絡が切れると唯阿は次にソルド9にこのことを伝える

    >>178

    一方でなんとかその場を逃げることに成功した二人はアジトにある物陰に隠れ休むことになる

    或人「はぁ…しばらくは安全かな…」

    冴「でもすぐ見つかるかも、なんとかしないと…」

    或人「うん、早くゼロワンドライバー見つけないと…!」

    冴「でも今は手当てしないと…ちょっと待ってて」

    そう言って冴は自分の服をビリビリと破く

    それに或人は手で顔を隠しめちゃくちゃ慌てる

    或人「ちょ、な、何してるの!?」

    冴「何って…包帯の代わりに私の服で巻こうと…」

    或人「それはありがたいけど…!その…お肌見えちゃってるから…!」

    冴「あ…」

    そう自分の服を破いたために肌が見えてしまう。少しだけとはいえ好きな人に隠れてた肌部分が見られてしまう…

    冴「あ、その…ごめん…!」

    或人「い、いえ…!」

    それに気づくとこんな状況だが恥ずかしくなってしまう。だが今はと思い恥ずかしい思いをしながらなんとか或人の手当てをする

  • 184二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:59:24

    街中で永夢と英寿は鉢合わせていた。
    2人とも或人を探していたのだが何の偶然か
    永夢「英寿さん」
    英寿「お前もゼロワンを探しているんだろ?バルキリーからの連絡か?」
    永夢「ええ」
    永夢は頷くが、手がかりが見つからず困っていた。
    永夢「だけど手がかりがなくて……飛彩さんは景和君のことがあるし、大我さんは祢音ちゃんのゲーム病を治療している、貴利矢さんは……」
    英寿「バッファとシンクネットの連中を倒しに行った。こっちも今自由に動けるのは俺だけだ」
    2人は黙り込む
    そんな時だった。
    ジーン「ゼロワンの居場所だろ?そんなの簡単にわかるよ」
    ジーンは笑顔で2人の目の前に現れる
    英寿は自身のサポーターがまさか或人の居場所を掴むとは予想もできず少し驚くもすぐ余裕のある表情になる。
    英寿「なるほど、未来の技術を使ったか」
    ジーンは頷く
    一方永夢は苦い表情のままだった
    永夢「お前……何のつもりだ?また生き死にを楽しむつもりか?」
    永夢は棘のある言葉を投げつけるがジーンは首を横に振る。
    ジーン「そんなつもりはないよ。この前言っただろ、見てないで戦えって」
    ジーンはレーザーレイズライザーを取り出す。
    ジーン「俺は……見て見たいんだ、この世界の人間の在り方を。」
    それは2人に協力するという意志の現れ。
    ジーン「この世界のことはわからないことばかりだけど……単に生まれて寿命を迎えて死ぬだけの存在じゃないんだろ?だから俺も一緒に行くよ」
    ジーンの言葉に永夢の表情が緩む。
    永夢「そうか……分かった。お前を信じるよ。」
    態度が軟化した永夢にジーンも笑顔になる
    ジーン「ギーツとエグゼイドと一緒に戦えるなんて感動だな……」
    そして3人は或人が捕らわれているであろう場所を目指す。

  • 185二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 19:36:20

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  • 186二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 19:47:16

    或人「ゼロワンドライバーあった!しかもプログライズキーも!これで変身できる!」
    冴「よし!」
    あのあとうまく隠れながらアジトの部屋を周りゼロワンドライバーやプログライズキーを探していた二人は大きめな部屋で雑に置かれたゼロワンドライバーを見つける
    どうやらゼロワンドライバーを適当に操作をしたはいいが変身資格がないから反応しなかったためプログライズキーもろともそこら辺に放ったらかしにしたらしい
    或人「あいつらもうちょい道具を大事にしろよ…」
    冴「話には聞いてたけど本当にあいつら刹那的に動いてるね…」
    「本当にそうかな?」
    或人・冴「!?」
    その部屋に誰か入ってくる。ルーゴとブガだ。そして同時に部下のアバドン達も現れる。どうやらこれは罠だったらしい
    或人「まじか…!」
    冴「罠だったの…!?」
    ルーゴ「お前らを倒して楽園作ってやるよ!」
    ブガ「それに飛電或人とさえいなくなれば楽園作りもやりやすくなるからな」
    そう言って二人は変身する
    或人「そうか…、ならその楽園は出来ず終いで終わりそうだな!」
    『ゼロワンドライバー!』
    『ジャンプ!オーソライズ』
    冴「楽園作るのはいいけど人に迷惑かけるなよ」 『SET!FEVER!!』
    或人はオーソライズするとライダモデルのバッタが現れアバドン達を次々と踏みつけて倒していくき、冴もフィーバースロットレイズバックルをデザイアドライバーにセットする
    或人・冴「変身!」
    『プログライズ!飛び上がライズ!ライジングホッパー!』
    『A jump to the sky turns to a rider kick.』
    『ZOMBIE HIT ZOMBIE』
    或人はゼロワンライジングホッパーに、冴はロポゾンビフォームとなる
    ゼロワン「行くよ冴さん!」
    ロポ「言われなくても!」
    そして二人はアタッシュカリバーとゾンビブレイカーを持ってアバドンたちに立ち向かう

  • 187二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:47:32

    >>184

    或人がいるであろう廃墟ビルの前で3人は立ち止まる。

    ジーン「ここだ。」

    英寿「ここにゼロワンが……」

    永夢「早く行こう」

    2人はビルの中に入ろうとするが、ジーンが待ったをかける。

    ジーン「ギーツ、この前手に入れたブーストレイズバックルMarkⅡだけど……」

    ジーンは英寿が手に入れた強力なバックルについて言及する。

    英寿「ああ、これを使うととてつもない眠気に襲われる。」

    永夢「えっ⁉︎」

    英寿「だからこいつは強力だが、何度やられてもしつこく食いつく奴には不向きどころか、俺自身が危ないな」

    永夢はバックルの副作用を知り驚く。

    英寿「大丈夫だ、こいつを使わないで勝ち切って見せるさ、お前のハイパームテキみたいにな」

    永夢に向かって英寿は不敵に言い放つ。

    永夢「それならいいけど……」

    ジーンも英寿の身を案じるが何かを決意したように言う。

    ジーン「俺も戦う、だから大丈夫だよ。なんたってギーツなんだから」

    英寿「ああ、そうだな」

    ジーンの言葉を聞くと永夢は口を開く。

    永夢「中に入ろう」

    3人は廃墟ビルの中に足を踏み入れる。


    廃墟ビルの中は薄暗く、見えにくい。

    だが未来の技術を使ってなのか、ジーンは2人を案内する。

    ジーン「そのアバドンって奴らはきっと……あそこにいる。」

    ジーンは広い部屋に繋がる入り口のドアを指差す。

  • 188二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 21:45:08

    >>187

    その様子を近くの建物から見ている影があった。

    ベロバ「……何よ、ジーンの奴までいるじゃない……あいつ何のつもり?」

    ベロバはジーンの姿を捉えて憎々しげに呟く。

    滅「……」

    滅はその様子を黙って見ているだけだった。

    ベロバはその態度に苛立ったのから滅に詰め寄る。

    ベロバ「ちょっとあんた、話聞いてんの⁉︎あそこには……」

    滅は無表情で帯刀していた刀を抜きベロバに突きつける。

    滅「言ったはずだ、俺は好きにやらせてもらうと。お前の命令に従う理由はない。ただあそこから抜け出すのに利用しただけだ。」

    喉元に突きつけられた刀の先端にベロバは冷や汗をかく

    ベロバ「……っ‼︎ヒューマギアのくせに……っ‼︎」

    滅「何とでも言え……350年も生きてるくせに安い悪役にしかなれんのか」

  • 189二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:25:11

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  • 190二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:30:00

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  • 191二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:33:13

    >>187

    その瞬間扉が内側から何かともに吹っ飛び3人はそれを避ける

    永夢「うわ!?な、なんだ!?」

    英寿「こいつは…アバドンってやつか、ということは…」

    飛ばされたのはアバドンだった。どうやらもう気絶してるらしい。中で何があるのかと英寿が中を見るとそこには…

    ゼロワン「ハッ!」

    アバドン「ぐぎゃ!?」

    ロポ「ハァ!」

    アバドン「うげ!?」

    ゼロワンとロポがアバドン達を次々と斬って、時には蹴り飛ばしたりの連続だった

    ルーゴ「まったく…こいつら本当に使えないな、たかが二人に誰も手も足も出ないとか」

    ブガ「捨て石にもならねぇな」

    ゼロワン「お前らな!戦わないくせに文句ばかりは一人前だな!」

    ロポ「ちょっとは自分達で戦いなさい!それとも弱いから戦えない!?」

    ゼロワンとロポ、二人の挑発にルーゴとブガは乗ってしまう

    ルーゴ「はっ!舐めんなよ俺達は強いんだよ!」

    ブガ「それに回復と再生できる俺たちのほうが有利なのこと忘れるな!」

    アバドショットライザーとアバドスラッシュライザーを持ってゼロワンとロポに立ち向かっていく

  • 192二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:50:04

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  • 193二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:50:22

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  • 194二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:57:13

    >>191

    一方でジーンは何かの気配を感じ取っていた。

    ジーン「せっかくここまで来たのにさ……白けることするよな……」

    そう言いながら彼はレーザーレイズライザーをセットする。

    『ZIIN SET』 



    ジーン「変身」

    

『LASER ON』

    

『ZIIN LOADING』

    

『READY FIGHT』

    ジーンが変身すると同時に、近くの建物からジャマトのものと思わしき蔦がその場を襲う。

    永夢「何⁉︎」

    英寿「ジャマトか⁉︎」

    ジーンはレーザーレイズライザーを構えて蔦目掛けて撃つと、蔦は蜂の巣にされて動きを停止する。

    また銃撃にアバドン達も巻き込まれる。

    ジーン「サポーターを解任されてもまだ足掻くつもりか?ベロバ」

    ジーンは遠くにいる人物に忌々しげに語りかける。

    ベロバ「ジーン、あんたこそこの世界の人間守るとか何やってんの?」

    滅「……」

    ベロバは背後に巨大なジャマトを従え、ジーンに語りかける。

    ジーン「さあね。俺にも分からないよ」


    ジーンは

  • 195二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:09:35

    >>194

    ジーンはベロバにそう言い放つ。この世界のことは分からない。だから、その中身を知りたくなったのだ。

    ジーン「だって……俺は英寿のサポーターだから、だから英寿のいる世界だって知るのが推し活じゃないの?」

    永夢「お前……」

    ジーンの言葉に永夢は反応する。あれだけこの世界は分からない、人の生死で感動を得ると言っていた彼とは思えなかった。

    その言葉にベロバは笑う

    ベロバ「あはは‼︎何正義の味方ぶってんの?あんただって散々楽しんできたじゃない‼︎」

    ジーン「そうだね、だけどサポーター解任されたお前には言われたくないよ。サポーター解任されてもそうやって暴れて壊すことしかしないお前にはね」

    その瞬間巨大なジャマトが本格的に攻撃を始める。

    ベロバ「調子に乗ってんじゃないわよ‼︎だったらこの世界ごとあんたも終わらせてやるわ‼︎」

  • 196二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:31:11

    永夢はその時貴利矢からの連絡でシンクネットとジャマト側が協力していることを知らされていた。大智の発言やムーアの行動、そして大我が祢音の治療をする時に現れたジャマト、そこから予測がついたのだという。
    永夢はゆっくり立ち上がる。
    永夢「お前ら……最初からこれが目的か。或人を攫ってジャマトと連携攻撃して或人を倒す。」
    英寿「やはりな……ただ倒されて再生する奴だけでは後ろ盾がない、だとしたら後ろ盾を作らなければならないからお前らはジャマト……いやベロバと手を組んだ。……自分達を捨て駒にしたアズへの復讐か?それとも楽園とやらでも創るのか?」
    全てを悟った2人にベロバは笑う。ジャマトのプログライズキーを見せながら。
    ベロバ「リオンの奴にはいい思い出はないけど……いいものを遺して行ったわね」
    ベロバはそう言うとブガとルーゴにプログライズキーを投げ渡す。
    ベロバ「再生可能ならあんた達なら使いこなせるでしょ?」

  • 197二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:39:02

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  • 198二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:39:19

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  • 199二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:39:43

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  • 200二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:40:09

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