Your love forever

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 15:21:02

    瞳を閉じて 君を描くよ
    それだけでいい

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 15:27:32

    閉じるな

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:34:24

    >>1

    「あのさ、トレーナーさん。もし……もしもだよ? アタシが明日、卒業して居なくなるって言ったら、どうする?」


    桜前線が近づいて来たある日の事、トレーナー室で放たれた突然の言葉に驚いて振り返ると、彼女はどこか寂しそうにはにかんで、こちらを見ていた。


    「あー、ごめん、驚かせちゃって。この時期になるとさ、卒業ソングとか、切ないラブソングとかずっとラジオから流れたり、ドラマとか漫画でもそういう系の話、するじゃん? 商店街の皆も聞かせてくれるんだ。桜色の思い出話、ってヤツ」


    それから彼女は、その”思い出話”の一端を聞かせてくれた。勇気を出して、制服の第二ボタンを貰いに行った話、遠くの学校へ進学するあの子に、想いを伝えに行った話。

    そして、若くして患った病の為に、この場を最後にもう二度と会えないと分かっていても、「また会おう」と笑顔で別れた友達の話。


    「そういうの聞いててさ、思っちゃったんだよね。アタシがいつか、レースを引退して、ここを卒業する日の事」


    膨らんできた桜の蕾を見つめながら話す彼女の話に、敢えて耳を傾ける。けれど、彼女は言いかけた何かを飲み込んだ。


    「トレーナーさんもアタシと随分長い付き合いになったじゃないですか? やっぱ、初めての担当ウマ娘であるネイチャさんとお別れするとなったら寂しいのでは? と思いまして」


    イタズラっぽくはにかみながら、彼女は振り返る。商店街に居る時のような、親しみのある声色。それでも、瞳の奥で彼女は自分の望む答えを求めている。そして、トレーナーにそうさせた自分自身にちょっぴり自己嫌悪。彼女が言うには、自分はそう言う面倒くさい女なのだそうだ。

    それでも、そんな自称”面倒くさいウマ娘”を、このままで終わりたくない、と涙を夕陽に煌めかせた彼女を、キラキラ輝く一等星にしたいと心から願いその手を取ったのは自分だ。だから、答えは最初から決まっていた。彼女が言わせたかどうかなんて、初めから関係無い。

  • 4二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:37:34

    この手ってテイオーのじゃないの?

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:37:47

    「勿論、ネイチャとお別れする事になったら寂しいよ。きっと、これからどんな子を担当したとしても、ネイチャの事が頭を過ぎると思う」
    「あはは、嬉しいなぁ。そんな事言ってたら、次の担当の子が泣くよ?」
    「かもね。でも……」

    そう、それでも。一呼吸置いて、改めてネイチャに向き合う。

    「瞳を閉じれば、ネイチャの姿が浮かんで、きっとそれと一緒に色んな思い出が脳裏に蘇る。トレーナーとしても、俺自身としても、こんなに嬉しい事は無い」
    「ふぇっ……?」
    「例えもし、ネイチャが明日居なくなったとしても、ネイチャとの思い出は永遠に残り続ける。君と出会った日から、今日までの事。何一つ忘れたりしない。だから、寂しいけれど、きっと大丈夫」
    「そっ、そこまで言われると、流石のネイチャさんもちょっと照れると言いマスか……」
    「それに」
    「!」

    そこで、もう一呼吸。こんなにも真っ直ぐに想いを伝えて良いのか、少しだけ迷う。けれど、迷いを振り払って、脚を踏み込んだ。

    「もしも、ネイチャが今も俺の一着だけは誰にも譲らないと思ってくれているなら、これからもずっと、ネイチャとそんな思い出を作りたいと、そう思ってる」

    予防線無しの、真っ直ぐな想い。それは、あの日と同じように、彼女の心に真っ直ぐ届いた。口を震わせ、次の言葉が出て来ないネイチャに、敢えて訪ねる。

    「ネイチャは、どう?」

    その言葉に、ネイチャはハッとしたように首を振るい、瞳から溢れ出た想いの丈を袖で拭った。そして、キラキラ光る瞳を、同じように真っ直ぐ向ける。

    「ああ、もう……そんなの聞いちゃったら、しょうがないじゃん……! アタシも……アタシだって、トレーナーさんとの今日までの事も、勿論これからの事だって、絶対忘れない。そんで、アタシはこんなだから、これからも……ずっと、アタシの事が一番大事だって、言わせ続けるから。覚悟しといて!」

    キラキラとした笑みを浮かべたネイチャの瞳から、もう一粒、一等星がこぼれ落ちる。その想いに、彼は笑顔で応え、飛び込んで来たネイチャをその胸に受け止めた。
    重なった2人の影の向こうでは、春の陽の中で叶った一つの想いを祝うように、今年最初の桜が暖かな風に揺れているのだった。

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:40:19

    元ネタの歌と主題歌の映画の詳細見たらなんか悲恋っぽかったので私の中の商店街がネイチャにそんな思いさせてたまるかと思ってネイトレにハッピーエンドにしてもらいました。
    辻斬り御免。

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:40:21

    >>4

    ネイトレにそんな常識が通用するはずがないだろ

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:46:31

    >>4

    まだ相手が誰か分かんない(改めて考えたら十中八九テイオーだとは思うけど)しネイチャと瞳を閉じて流れるレベルの気持ちぶつけ合う相手と言えばネイトレかなって思ってネイトレで書いちゃった。

    なんかごめん。

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 16:49:34

    まぁ今度のイベントではテイオーかもしれないけどサポカテキストの方はトレーナー宛って事もあるから

  • 10>>123/03/27(月) 17:23:37

    寝て起きたら神SS書かれてる……

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 17:52:44

    前にもこんなスレあったな、スレタイと1に歌詞書いたらSS飛んでくるってやつ

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 17:54:53

    >>1

    チムレのランキングに居ないと思ったらこんなとこにいたのか

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:01:36

    >>4

    別ゲーだけど演技の練習でPらしき男性に脳内変換してるみたいなネタがあるのでそんな感じで行こうそうしよう

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:50:16

    >>ネイチャちゃん結婚おめでとうセール<<

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:03:28

    >>14

    まだ早い!

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:06:25

    テイオーな気もするけどそうなると昼と夜で別の女を引っ掛ける悪のウマ娘になってしまう……

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:08:07

    二人一組っぽいけどテイオーがマックと組んでるならどうするのか謎である

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:10:33

    >>15

    「お聞きになりましたか商店街の皆様、『まだ』だそうです。即ち予定はあるという事です。よってセールは継続で問題ありません」

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 07:22:24

    >>18

    イクノがいつの間にかその場に居てこういう事を言うかと言われたら言う

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 07:34:55

    >>2が先手必勝を発動したからこのスレはもうトレウマスレなんだ、テイネイ推しは申し訳ないけど他スレでやってほしいんだ

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 08:13:19

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