【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part9

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:52:29

    あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレです
    皆で楽しく盛り上がれたらと思います。(もしかすると再スレ立てる事になるかもしれません…)

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:53:13

    ※不備がありましたらお問い合わせをしましょう!
    或人社長とのお約束だぞ!

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:53:57
  • 4二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:55:51
  • 5二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:58:07

    今までの登場キャラ達!
    ・飛電或人
    ご存知(自称)元爆笑お笑い芸人の飛電インテリジェンスの社長。祢音ちゃんとお見合いで知り合い、その後祢音TVの最中にいつものように逃げてる祢音ちゃんを助けてから(或人目線では)お友達に。
    なお彼に恋は十年早かったぐらい鈍感だったりする
    ・鞍馬祢音
    ご存知セレブインフルエンサー。お見合いで或人と知り合いになり、その後いつものようにジョンとベンから逃げたときに或人に助けてもらったのと自分の夢を応援してくれたことがきっかけに恋に…。なおアプローチはすべて或人が祢音ちゃんを妹感覚で見てくるため失敗する。お酒に弱い。そして2スレ目ではアーク堕ちしちゃったことも…。まぁ或人が助けてくれるんだけどね!人外疑惑あるけどこのスレ人外多くない?って言うのは禁物
    前スレでゲーム病を発症し大我に治療してもらう。人外疑惑は飛彩と大我の会話で自身も察するが何とかなりそう。
    ・我那覇冴
    ご存知今年に入ってのデザグラのゲストライダーであえなく脱落しちゃった人類最速
    あるときにヒューマギアを購入したこととそれによる戦いによって或人と出会い彼に恋をする。しかし素直になかなかなれず妹と弟達に慰められる。なおこちらもお酒に弱い
    4スレ目より記憶が戻る。

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:58:49

    ・刃唯阿
    ご存知A.I.M.S.の隊長。下の奴らがやりたい放題のため胃痛枠になって3スレ目では遂に幼児退行する。なお祢音ちゃんたちの恋は素直に応援してるためサポートしたりする。
    ・天津垓
    ご存知1000%な社長
    祢音ちゃんたちの恋を知って全力サポートだが基本的には唯阿から見るとやばいためツッコまれる。真面目なときもある。
    ・檀黎斗
    ご存知神にしてゼロワン世界で復活した人
    最近永夢達に復活がバレしばかれるが何かを企んでいる様子
    ・イズ 
    ご存知或人の秘書
    恋愛の応援があれすぎる…。戦闘に参加することもある
    6スレ目で祢音ちゃんが手にする前にキューンのラブレターを全て回収、処分したり、祢音ちゃんに近づこうとしたキューン自身の処分を実行に移したりする
    ・腹筋崩壊太郎
    ご存知お笑いヒューマギア
    アスリートということから冴さん応援派
    ・縁結びマッチ
    ご存知結婚相談ヒューマギア
    恋愛サポートするが或人がアレなため頭悩ます
    ・ソルド9
    ご存知ソルド。唯阿の部下の冴さん派だがやりたい恋の応援がやりたい放題。
    ・ソルド20
    同じくご存知ソルド。こちらは祢音ちゃん派だが以下同文
    ・我那覇澪、潤
    冴さんの妹、弟
    こちらでは妹はしっかり物語、弟はお調子者
    恋愛でうまく行かない姉に苦労する二人組…

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:02:30

    エグゼイドライダー達
    ギーツやゼロワン達の(色んな意味で)先輩な人達
    4スレ目から本格的に登場だ‼︎

    ・宝生永夢
    ご存知聖都大学付属病院の小児科医。怒らせたら怖い。
    何か重い過去がある様子。
    ・鏡飛彩
    ご存知聖都大学付属病院の天才外科医
    院長の息子でドライな性格だったが4スレ目のある出来事で景和と打ち解ける。他人の地雷を知らずに踏むことがある。前スレで景和の手術をする
    ・花家大我
    ご存知元聖都大学付属病院の放射線科医
    今はゲーム病専門の開業医をしている
    ある事情から1人で抱えこみがちだが4スレ目のとある出来事から過去に囚われるのをやめる。前スレで祢音のゲーム病を治療する
    ・九条貴利矢
    ご存知聖都大学付属病院CR所属の監察医。嘘つき。4スレ目ではとある理由からベロバ側についたふりをして6スレ目で離反。道長の離反のきっかけを作る。ベロバ側からしたら荒らし混乱嫌がらせの元
    ・西馬ニコ
    ご存知大我の翻訳係。天才ゲーマーNとして有名。祢音ちゃんとの交流もある。

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:08:16

    ・浮世英寿
    ご存知スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ、出番が大分増えたが道長からはあまり突っかかられなくなった
    ・桜井景和
    ご存知平和を望む狸、英寿同様4スレ目から活躍するようになり飛彩と交流を持つようになるが飛彩に就活生呼ばわりされてしまったり、地雷を踏まれたりするも前スレでようやく名前呼びされるようになる。
    ・吾妻道長
    ご存知暴れ牛、本編ではかなりヤバいところまで行ってしまってる。(このスレの本人は何それ知らん……怖っとのこと)このスレでも基本的に暴れてばっかだったが3スレ目での幼児退行と唯阿との戦闘や4スレ目の飛彩関連の事件で思うところがあった様子。とうとう4スレ目で貴利矢に唯阿への好意を指摘され振り回される。6スレ目で貴利矢の頑張りにてベロバ側から離反する。
    ・キューン
    ご存知祢音ちゃんのサポーター
    他スレだと毎回キモいと評価されがちで彼女を振り向かせ用と色々思考中だが行動に移そうとするとイズに邪魔されたり廃棄されかかったりしていたことが判明。しかも祢音ちゃんに意を決して接触しようとしたら一色理人に体を乗っ取られ意識を塗りつぶされてしまい何にもできていない。とうとう年貢の納め時……大我にぶっ潰されるフラグが立つ
    ・ケケラ
    ご存知景和のサポーターだったのだが一見まともなサポーターに見えて単なるギャンブル依存症と飛彩に指摘されいつの間にかサポーター解任させられてた
    ・ジーン
    ご存知英寿のサポーター。感動が何より大事。デザグラでの参加者の生き様や死に様で感動を得ていたが英寿との関わりや永夢の過去に思うところがある様子。

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:12:10

    敵サイド
    ・五十鈴大智
    ご存知クイズ王
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その1
    今んとこドクターライダー達にボコボコにされた上に6スレ目ではリオンに利用され、逆恨みからジャマトバックルを使い出す始末
    ・ベロバ
    荒らし混乱嫌がらせの元九条貴利矢の被害者その2
    ギーツ本編だとすごい敵…なのだがこちらだとゼロワンライダーやらエグゼイドライダーがいるせいでなかなかうまく行かずストレスでイライラ!しかも味方になった貴利矢は案の定裏切り道長まで離反させられてしまい大荒れ中してる中リオンと揉めて大暴走。しかも切り札のヴィジョンドライバーまで奪われる始末。350歳なのが判明。
    ・アズ
    ご存知アークの秘書
    モノホンのアークから大人しくしてろと命令もらったけど時と場合によっては普通にベロバ達を助けに行くぞ!なお作戦は基本的にはうまく行かず毎回阻止されている。6スレ目でアークからとある重要な命令をもらうが前スレでとんでもない大ミスをやらかす
    ・アーク
    ご存知悪意の化身
    5スレ目から本格的に動き出す。何かを企んでいる様子
    なお本人は悪意が好きだからかヤンデレ好き
    前スレで大ミスやらかしたアズに変わって本格的に動き出す。
    ・シンクネット
    とある新興宗教の残党。全員しょっ引かれムショ送りにされていた。最近誰かの手引きで脱獄したようだが……ベルとかいう奴がリーダーらしい
    ジャマト側と手を組んでる。

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:18:01

    用語

    ・共鳴現象
    ライダー達の間で起こる謎の現象。
    諸々のステータスが爆上がりするが反動で変身不能となる
    だがゼアにより反動を抑えるバックルが作られ、安定して使えるようになる
    仲がいいとか絆とかそういうのより、その場のノリが大事
    ゼアがもたらした機能のようだが……?
    一応相手はある程度は決まっている
    シンクネットにとっての脅威的な機能を持つ。

    ・主治医
    患者の治療に対して主は責任を有する医師の。患者の身体・健康、その他の状態について最もよく理解している者であることが期待される。
    しかし患者があれこれこき使ったり、消費期限間際の焼きそばパン大量購入したり、病院食食えっつってんのにたぬき蕎麦食わせろと反抗したり、周りがわがままやってんだから私もわがままやっていいよね!ということをしてはいけない。宝生先生とのお約束だぞ!

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:30:53

    前スレのおさらい
    永夢はその時貴利矢からの連絡でシンクネットとジャマト側が協力していることを知らされていた。(ジャマトの攻撃で通信阻害が解除された)
    大智の発言やムーアの行動、そして大我が祢音の治療をする時に現れたジャマト、そこから予測がついたのだという。
    永夢はゆっくり立ち上がる。
    永夢「お前ら……最初からこれが目的か。或人を攫ってジャマトと連携攻撃して或人を倒す。」
    英寿「やはりな……ただ倒されて再生する奴だけでは後ろ盾がない、だとしたら後ろ盾を作らなければならないからお前らはジャマト……いやベロバと手を組んだ。……自分達を捨て駒にしたアズへの復讐か?それとも楽園とやらでも創るのか?」
    全てを悟った2人にベロバは笑う。ジャマトのプログライズキーを見せながら。
    ベロバ「リオンの奴にはいい思い出はないけど……いいものを遺して行ったわね」
    ベロバはそう言うとブガとルーゴにプログライズキーを投げ渡す。
    ベロバ「再生可能ならあんた達なら使いこなせるでしょ?」
    ブガとルーゴはそのプログライズキーを使う。
    ゼロワン「待てっ‼︎」
    そして2人はジャマトライダーの姿が合わさったような姿に変貌する

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 07:33:16

    とりあえず夜中もってよかった

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 08:45:24

    ナノマシンで構成されて、本体には本来ならばダメージが行かないアバドンの特性にはこのプログライズキーは最適であった。
    本体に後遺症を残さないから。
    ジーン「あれだけ変身して戦っていたお前は何で変身しないんだ?」
    ジーンはベロバに疑問を投げかける。サポーター解任されてもまだ使えるんだろ、と
    ベロバ「こんなの私の出番じゃないわ、あんた達が壊れる様を見てあげるわよ」
    本当は違った。アズの元から逃げる時に語りかけてきたゼインという存在が読めないから迂闊にレーザーレイズライザーを使うのは危ないと判断したのだ。
    ブガ「この力だよ‼︎これさえありゃ負けねぇ‼︎」
    ルーゴ「これで楽園が作れるな‼︎」
    ブガとルーゴはジャマトの力を得てゼロワンとロポを攻撃し出す。
    永夢「そうか……お前まだそんなこと言ってるんだな……他の人を踏みにじる楽園なんて…そんなもの俺達が壊してやる!壊れるのを見るのが好きなんだろ⁉︎
    永夢はベロバの発言に反省や和解は望めないと理解し叫ぶ。
    英寿「この前倒したのに性懲りも無く出てきて……そこまでしてまた倒されたいか」
    2人は変身すべく構える。

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 09:05:30

    『ハイパームテキ! 』
    『SET』
    『SET』
    永夢「ハイパー大変身!」
    英寿『変身‼︎』
    『GET READY FOR BOOST & MAGNUM』
    『READY FIGHT』
    輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!
    ハイパームテキエグゼイド!
    2人は変身し、アバドンやジャマトに攻撃を加えていく。
    ジーン「やっぱり感動だよ、ギーツにエグゼイド‼︎」
    ジーンもその様子を見ながら戦っていた。

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 09:43:19

    ゼロワン「うお!?」
    ロポ「くっ!こいつらさっきより強くなってる…!」
    ジャマトのプログライズキーを使用したルーゴとブガにゼロワンとロポは押されていた
    ルーゴ「ははは!さっさとくたばりな!」
    ブガ「あのときの恨み晴らしてやるよ!」
    エグゼイド「させるか!」
    ギーツ「まったく…、お前らは少しは自分達で直接戦おうとは思わないのか…ハッ!」
    しかしここでエグゼイドが間に入りルーゴとブガを殴り飛ばしたあとギーツがマグナムシューターで追撃する
    ゼロワン「二人とも…ありがとう…助かったよ…」
    ロポ「英寿もありがと…えっとそっちの人は…」
    エグゼイド「俺は宝生永夢、仮面ライダーエグゼイドだ!」
    ロポ「そっか…永夢さんもありがとう」
    ギーツ「しかしどうする、あいつらすぐ再生するぞ」
    ギーツがそう言うと先程攻撃したルーゴとブガがすぐ再生していた
    エグゼイド「これじゃハイパームテキでも…」
    ゼロワン「いや方法はある」
    エグゼイド「ほんとうか!?」
    ゼロワンの言葉にエグゼイドは詰め寄る。あの再生に攻略する糸口があればなんとなるかもしれないからだ
    エグゼイドの質問にゼロワンは若干驚きながら答える
    ゼロワン「う、うん…、アバドン達は再生するとき基本的にサーバーが制御なんだ。だからどんな攻撃受けてもサーバーをどうにかしない限りなんともならない」
    エグゼイド「ということは…」
    ギーツ「あのジャマトを倒したほうが良さそうだな」
    そう言ってギーツが見たのは先程攻撃をしてきたシンクネットのサーバーを取り込んだジャマト、ガーディアだった

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 09:44:02

    このレスは削除されています

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 09:55:17

    >>15

    だがどことなくゼロワンは何かの違和感を覚えていた。

    ゼロワン(共鳴を使うべきなのに……何だこの感覚は……)

    その異変はギーツもエグゼイドも察していた。

    一方ゼロワンの様子とレーザーレイズライザーの反応からベロバはあることを思いつく。

    ベロバ「あ、今がゼインの力を使うタイミングなのね♪憎い憎い悪役を倒したい正義の力を思いだしつもらうために」

    ベロバの動きを察したジーンが危ない‼︎と叫んだ瞬間だった。

    ベロバはゼロワン目掛けてレーザーレイズライザーを撃っていた。


    一方その頃…

    アズに憑依したアークはアークワンの異変を見守っていた。

    アーク「過去の自分と共鳴したか……感謝する、ゼイン」

    アークワンの体は透き通ってアークワンのプログライズキーとなってどこかへと飛んでいく。


    ベロバに撃たれたゼロワンは変身解除していた。

    或人「……」

    ロポは慌てて駆け寄る。

    ロポ「社長さん⁉︎大丈夫……っ⁉︎」

    ロポは或人の様子に驚愕した、いや恐怖したと言っても不思議ではない。

    或人「見つけたぞ…滅……」

    或人は憎しみのこもった澱んだ目でガーディアの近くにいる滅を睨みつける。

    その手にアークワンのプログライズキーを持ちながら。

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 10:26:37

    ゼインの力による銃撃に巻き込まれたジーンは変身解除してしまう
    ジーン「生きるのって……こんなに辛いんだな……」
    そう呟くと彼はバランスを崩してビルから落ちそうになるがその手をエグゼイドを掴む。
    ジーン「エグゼイド……」
    驚きの表情でジーンはエグゼイドを見る。
    エグゼイド「確かにお前には俺たちのことはわからないのかも知れない、だけどお前も例え人生が決められていても一つの命なのは変わらないんだ‼︎」
    自分の死という形で人生をデザインしようとした宝生永夢
    そんな彼が人の命を救う医師になるにはどんな生き方があったのか
    ジーンはエグゼイドに引っ張り上げられる。
    ジーン「……助かったよ、ありがとう」
    エグゼイド 「お前は英寿のサポーターなんだろ?生きる目的がちゃんとある……決められた人生から外れようとしてるだろ?」
    ジーン「……」
    ジーンはハッとするいつの間に自分はこの世界の人間のように自由に生きる道を選んでいたのかと。
    しかしそこにギーツが割って入る。
    ギーツ「今はそんな話をしている暇はないようだ……」
    余裕のない様子でギーツは焦りながら言う。
    ギーツが指す先にはアークワンが立っていた……

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 10:50:02

    おぉー始まった~
    スレ主さん、書き手さん、皆さん、盛り上がっていきましょう!

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 11:01:15

    >>18

    エグゼイド「あれは…或人か…?」

    ギーツ「らしいな…ロポが言うにはいきなりあの仮面ライダーになったらしい…」

    エグゼイド「どうして…」

    アークワン「……」

    二人が疑問をよそにアークワンは滅の元へと向かう

    エグゼイド「なっ!?待て或人!」

    ロポ「社長さん!」

    そしてエグゼイドとロポもそれを追うがギーツは違った止まっていたのだ。それは或人からあのとき、初めてアークゼロと接触したときに感じたあの恐怖がアークワンから感じてしまい、動けなくなってしまっていたからだ。

    ジーン「……」

    それを見てジーンはあることを決意する


    一方の滅は…

    滅「来たか…!ようやくこの手でやつを…!迅の仇を…!変身…!」

    『アークスコーピオン』

    『プログライズ!アーク!』

    『 Destruction! Ruin! Despair! Extinction! アークスコーピオン! 』

    『The conclusion after evil climbs the top of the highest mountain of rock.』

    滅もアークワンに対抗…、いや復讐するためにアークスコーピオンプログライズキーを起動させ、ゼロワンドライバーに似たベルト、絶滅ドライバーを使い仮面ライダー滅アークスコーピオンへと姿を変える

    そして同時にアークワンも滅への元へ着く…

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 11:32:53

    アークワンの姿を見たベロバは笑う
    ベロバ「あはは……‼︎ゼロワンの奴にとうとうやってやっ……」
    そのベロバを上空から銃撃が襲いベロバは咄嗟に避け空を睨む
    ベロバ「久しぶりね、レーザー‼︎」
    プロトコンバットバイクゲーマーレベル0になったレーザーターボが挨拶がわりにガドリングをお見舞いしたのだ。
    だがなぜか恐れから狙いが定まらない。
    レーザーターボ「……あんた、生きてたんだなってのは置いといて……社長さんに何した?」
    ベロバ「さあね♪いつもの余裕はどうしたの?」
    レーザーターボ「……」

    一方でブガとルーゴは自分達から狙いが逸れた隙をついてエグゼイド達を攻撃しようとするも、なぜか体が動かない。ベルの一件からナノマシンの不調が起こっているのを2人は察する。
    ブガ「ということは……」
    ルーゴ「まさか……」
    バッファ「何固まってんだよ‼︎イナゴ野郎どもが‼︎」
    バッファは2人をゾンビブレイカーで斬りつけダメージを与えるもレーザーターボ同様どこか恐れがあって優位ではあるが思うように戦えない。共鳴でアバドン達の動きは封じたのに。
    そしてレーザーターボ同様バッファもその原因に気づく。
    アークワンからあの時の恐怖が滲み出ているのだ。
    そしてあの時のように動けなくなっているギーツにも
    バッファ「ギーツ何やってる⁉︎……何か言え‼︎」
    そう叫びながらアバドン達をバッファは何とか倒していく。

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 11:59:07

    祢音は大我の病院でひたすら或人の無事を願っていた。
    祢音「或人さん……」
    大我「シンクネットの連中が絡んでいるなら、今共鳴を使えるレーザー達に行かせるしかねぇ……いいか、てめぇはてめぇだ。あいつを信じると決めたならそれだけ見てりゃいいんだよ」
    いつか飛彩に言ったようなことを言ってるな、と大我は思い出す。

    ギーツ「何回も転生して長い年月を生き続けてきたが……やはりあの悪意には……」
    ギーツはアークワンへの恐怖から動けないままだった。

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 12:00:35

    >>20

    アークワン「滅…!」

    滅「俺はこの時を待っていた…!迅を貴様に殺され復讐できるこのときを…!」

    アークワン「それは俺のセリフだ…!イズを殺したお前を俺は赦さない…!」

    エグゼイド「待てよ!一体どうしたんだよ或人!それにこの人は…!」

    ロポ「社長さんやめて!」

    アークワンに追いついた二人はなんとかして止めようとするがアークワンは二人を見てとんでもないことを言い放つ

    アークワン「お前らは誰だ?」

    エグゼイド「え…?」

    ロポ「な、何言ってるの…?私だよ!我那覇冴!社長さんからヒューマギア購入した人だよ!」

    アークワン「そうか…、未来の俺は君といるのか…、だけど今の俺には関係ないな…」

    ロポ「ほ、本当に何言って…」

    アズ「そいつは過去の飛電或人と一体化している存在だ、そして今の主人格はその過去の飛電或人だ」

    エグゼイド「お前は…!」

    二人が疑問を浮かべる中アークが憑依したアズが来る

    そしてエグゼイドもそれにすぐに気づく

    エグゼイド「どういう意味だ!過去の或人って!」

    アズ「そのままの意味だ。私がゲームのために参加者としてヴィジョンドライバーを使い過去の飛電或人、正確に言うならイズを殺されその復讐心で私と同じ領域に入ったときの飛電或人を連れてきたが滅がいたからか体を乗っ取る形で共鳴してなああなった」

    エグゼイド「な、なんだよそれ…、それに或人がお前になったってどういう…!?」

    アズ「あいつはイズ、初代イズをあの男、滅に殺されていてな。その滅に対する悪意が私の領域に入ったのだ。そして手違いで飛電或人は滅の息子を、迅を殺し、その憎しみから滅もまた私になったのだ」

    ロポ「社長さんが…、そんなことを…!?」

    アズ「本来ならゲーム開始時にあの二人をぶつけさせたかったがこれはこれでいいな、悪意が全盛期の二人がぶつかればどうなるかこの目で確かめるか」

    二人が或人の過去に驚く中アークワンと滅は遂にぶつかってしまう

    アークワン「うおおおおお!!!!」

    滅「はぁぁぁぁぁ!!!!」

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 12:33:39

    >>21

    レーザーターボ「まあね……流石に自分の10倍以上長生きのお方を撃つのもね」

    ベロバ「年の話をするんじゃないよ‼︎」

    ベロバは地雷を踏まれレーザーレイズライザーを撃つが、難なく避けられてしまう。

    レーザーターボ「10分の1未満しか生きてない自分にノせられちゃってさ……あんた今まで何してたわけ?人の不幸ばっか見て過ごしてたの?」

    レーザーターボはベロバの地雷を踏みまくる。それはある意味恐怖から逃れるための行為でもある。

    レーザーターボはサーバーと一体化したジャマト、ガーディアを見る

    レーザーターボ「なるほど、ジャマトと一体化させて移動式にしたか。あの農家のおっちゃんも考えるね」

    レーザーターボはガーディアを破壊すべく攻撃しようとする。

    ベロバ「悪いけど……これ以上私たちは巻き込まれたくないし個人的に胸糞悪いからおいとまするわ」

    ベロバはガーディアを連れ、去っていく。

    レーザーターボ「くそっ……‼︎仕方ない、今はアバドン共だ‼︎」

    レーザーターボは仕方なくバッファに加勢しに行く。

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 12:39:10

    アークワンと滅がお互いゼロワンライダー達の武器を手にぶつかり合っていたが互角に渡り合っていた
    アークワン「ハァ!」
    滅「ぐっ!ハッ!」
    アークワン「ガハ!」
    エグゼイド「なんだよこれ…止める隙がない…!」
    二人の攻防にエグゼイドは戦慄する。前から或人は強いのは理解していた。だがそれは善意というストッパーがあったからだ。だから命を消すということはジャマト以外にはなかったがいざ殺すと決めた相手と戦ってる或人を見て、そして同じように戦う滅を見て命を消すと決めた相手にはあそこまで戦えるのかと一種の恐怖感を覚えていた
    自分は動けない、むしろ動くことができない、そんな悔しさを二人の戦いを見ていて思った
    ……だがロポは違った
    ロポ「やめて!社長さん!」
    なんとアークワンと滅の戦闘中に間に入りは止めに入ったのだ

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 13:16:38

    >>22

    ジーン「ならこのまま恐怖に屈するの?」

    恐怖で動けなくなってしまっていたギーツにジーンが語りかける

    ギーツ「それは…」

    ジーン「君は何度も転生して何度も不幸を味わってきた。でもそれでも君は諦めなかった。お母さんを探すというのを、自分の生まれた意味を知るために。最初は知らなかったけどそんな君に俺は感動してサポーターになったんだ。君を支えたい、そう思えてね」

    ギーツ「お前…」

    ジーン「だから、君の不敗神話、そして新しく進む道を俺に見せてくれ」

    そう言ってギーツにレーザーレイズライザーをカードを抜いた状態で渡す

    ギーツ「……」

    ジーン「それに、早く動かないといいところロポに取られちゃうよ?」

    ギーツ「?それってどういう…!ロポ!」

    >>25

    アークワン「君は…!どけ!君には関係ない!」

    ロポが間に入ったことで一旦攻撃をやめるアークワン、ロポには関係ないと戦闘の場面から追い出そうとするが…

    ロポ「関係ある!社長さんは私を助けてくれた!独りよがりだった私を…、一人だった私に手を伸ばしてくれた!嬉しかった、こんな私でも支えてくれる人がいたから…だから私があなたを止める!もうこんなことしなくていいように!」

    アークワン「俺は止めてほしいなんて思ってない!俺は滅をこの手で…!」

    ロポ「ならなんで悲しそうな顔してるの!?」

    アークワン「!」

    ロポの指摘にアークワンは黙ってしまう

    ロポ「社長さんはたしかにこの人が憎いのかもしれない、でも同時にすごい辛そうにしてる。それは自分が間違ってるって気づいてるからじゃないの。だから彼と戦うときいつも悲しそうな声をだしてる」

    アークワン「それは…」

    ロポ「だからもうやめようこんなこと…、社長さんやあの人が辛いだけだよ…」

    アークワン「うるさい…!うるさい!俺は!滅を…ぐっ!」

    ロポの指摘に動揺するアークワンが突如頭を抑える。それはこの時代の或人がとの共鳴が絶たれ分離しかけているのだ

    アークワン「なんで…!俺は…あいつが憎くないのか…!」

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 13:19:00

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  • 28二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 15:36:08

    しかし滅にとっては目の前にいるのは自分の息子を殺めた敵でしかない。過去の残留思念が今の或人を乗っ取ったという事実などどうでもいいのだ。
    過去の残留思念の方だけしか滅には見えていなかったのだ。
    滅「……ならば諸共に消えろ‼︎」
    滅はロポごとアークワンをアタッシュアローで射ろうとする。

    だがその攻撃をギーツが受ける。
    滅「何……⁉︎」
    滅の攻撃でエントリーフォームになるものの、ギーツは立ち上がる。
    ギーツ「そうだな……伊達に何度も転生してやり直して来たわけじゃない。こんなことに屈するほど俺の覚悟はやわじゃない」
    ギーツはブーストマークⅡレイズバックルと、ジーンから託されたレーザーレイズライザーをデザイアドライバーにセットする。
    『REVOLVE ON』
    『SET UP』 
    ギーツ「変身!」
    『『DUAL ON』』
    『HYPER LINK』
    『LASER BOOST』
    『『READY FIGHT』』

    ギーツ「推し活も命懸けってわけかさあ、ここからが俺達のハイライトだ!」
    そこにはブーストフォームマークⅡの外見に白と青の装甲が追加されたギーツが立っていた。複眼も青に変化している。
    エグゼイド 「あれは……」
    ジーン「どう?俺の命懸けの推し活…推しを少し自分色に染めたよ」
    エグゼイド 「それだけお前も一生懸命なんだな」
    エグゼイドにそう言われ、ジーンは笑う。
    ジーン「命をかけても、ギーツの不敗神話は見逃せないからね」

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 15:58:03

    滅「邪魔をするなら……貴様からだ‼︎」
    滅はギーツに攻撃を仕掛けるが、ベクトル重力操作能力により飛行しギーツは避ける。
    ギーツ「過去の思いが歪んだ形で残るとはな」
    ギーツは以前アークが精製した滅亡迅雷との戦いを覚えていた。あの時彼らは言ったのだ、ヒューマギアの未来を守るため、と。
    なのにここにいる滅は復讐に囚われている。
    向かってくる滅に対し、ベクトル操作を行い触れることなく滅を爆発させる。

    ジーン「やっぱり俺の推しだ‼︎すごいよギーツ‼︎感動だ‼︎」
    ジーンは目を輝かせながら観戦する。
    サポーターの鑑をエグゼイドは見ていた。
    ジーン「あ、そうだ。君の過去……英寿から聞かせてもらったよ……」
    ジーンは少し暗い顔になる。
    エグゼイド「……」
    ジーン「君の過去を聞いて、今日ここにきて生きることの大変さが分かった。」
    エグゼイド「そうか……なら俺からもいいか」
    ジーン「何?」
    エグゼイド「笑顔は健康の証なんだ。これは俺の尊敬する人の言葉だけどな」
    ジーン「じゃあ今の俺は健康ってこと?」
    ジーンは笑う。
    ジーン「それと、今のギーツの姿なら、ゼロワンがいない時でも共鳴ができるはずだ。レーザーレイズライザーの能力で調整ができるはずだから。」

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 16:29:03

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  • 31二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 17:13:26

    ギーツ「任せろ、行くぞエグゼイド」
    エグゼイド「ああ!」
    その瞬間二人のベルトが光る。それは今までなかったが新しい共鳴だった
    二人はそれに一瞬驚きながらも意識を集中させる。するとアークワンが更に苦しみ始める。共鳴によりアークワンの悪意から解放しようとしてる影響である
    アークワン「がっ!?くそ…!やめ、やめろ…!俺は…俺は!」
    冴「社長さん…、或人!私がいる!ここにはいないけど祢音ちゃんもいる!それに他にも多くの人が或人にはついてる!だから…だから戻ってこよう!」
    ロポは変身解除して冴に戻ると手を握り必死に声をかける。もう悪意に飲まれないように…、もうこれ以上悲しまないように…。
    エグゼイド「ああ!俺達がいる!お前が道を間違えそうになったら俺達が何度でも止めてやる!俺はドクターだからな!お前を救えるなら…お前の主治医になる!」
    ギーツ「俺がいる前でこれ以上人は傷つかせない。それは仲間のお前も同じだ。だから元に戻れ!飛電或人!」
    アークワン「がっ!やめ、ぐ、うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
    それに加え二人の説得、そして共鳴の波動によりによりアークワンは更に苦しみ、そしてアークワンからゼロワン、そして或人に戻る…
    或人「ハァ…ハァ…」
    冴「あ、或人…?」
    或人「届いたよ…、みんなの思い…」
    冴「バカ…!心配…したんだから…!」
    冴は或人に抱きつく。それは元に戻った嬉しさから、そしてもう好きな人が苦しまない安心感からだった…
    永夢「ハァ…ハァ…、ゲーム、クリア…ですね…!」
    英寿「…ああ」
    共鳴の影響からか二人は疲れて強制変身解除したが或人を救えたことにより笑顔を浮かべていた

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 17:39:19

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  • 33二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 19:08:08

    アズ(アーク)「ほう、まさか共鳴によって私の領域から元に戻したのか。驚きだな」
    全員「!?」
    アークが憑依したアズがまだこの場にいたことにその場にいた仮面ライダー達は身を構える。まだなにかするつもりなのかと…。しかしアークは考えてることを理解しこれを否定する
    アズ(アーク)「私は今回は戦わない。それよりもお前達に伝えといたほうがいいと思ってな」
    貴利矢「伝えたいこと?何あんた主催のゲーム始めますとか言うつもり?」
    アズ(アーク)「そうだ」
    全員「!?」
    その言葉に更に全員驚く。まさか遂にここでゲームを始めるのかと…。そしてそれを止めなければと…。
    全員がそれぞれ考えてる中アークは気にせずに話す
    アズ「私がやるゲーム、アークグランプリは至ってシンプルだ。私の力を持った者、つまりアークの力を持つ者が参加者であり参加者同士が最後の一人になるまで殺し合うゲームだ」
    永夢「なんだと!?お前何考えて!」
    アズ(アーク)「黙っていろ、お前たち仮面ライダーにはそのゲームのお邪魔キャラとして活躍してもらおう」
    貴利矢「へー、要は自分達もアークグランプリとかいうへんてこなゲームに干渉していいんだ?」
    アズ(アーク)「ああ、そのほうが盛り上がるからな」
    アークの言う言葉にそれぞれこいつはやばいと考える。人の命を掛けて戦うのが面白いなんて普通じゃない…!
    永夢「お前…!命をなんだと思って!」
    アズ(アーク)「興味ないな、それよりも優勝賞品についてだがヴィジョンドライバーだ」
    英寿「なんだと?」
    アークの言葉に英寿が反応する。まさかゲーム進行に必要なアイテムを優勝賞品にするとはどういうつもりなのか

  • 34二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 19:08:59

    その問いに答えることなくアークは続ける
    アズ(アーク)「だがこれを手に入れられるのはアークの力を持っているものだけであり尚且つその優勝者でないと無理だぞ」
    英寿「なら俺達には意味ないだろ?」
    アズ(アーク)「そうでもない、お前達にも参加資格はある」
    冴「それってどういう…」
    その疑問に貴利矢は答えにたどり着く
    貴利矢「そういうことか…、要はゲームにプレイヤーとして参加したかったら他の正規参加者からアーク製のアイテムとかをぶん取っていいってわけか」
    アズ(アーク)「そういうことだ」
    貴利矢の言葉に全員納得する。要はこのゲームはアークの力を持った者達を止めたらいいのだ。そしたらこのゲームも終わる…
    道長「お前をぶっ潰してそれを手に入れる!」
    貴利矢「待て!道長!」
    道長が変身して突っ込みに行き貴利矢も止めるために変身するがアークはそれを避ける
    アズ(アーク)「ふん、ゲーム開始日は順次伝えてやろう」
    そう言ってどこかに消えようとする
    永夢「なっ!?待て!」
    アズ(アーク)「最後に、参加者リストをやる、と言ってもごく少数だがな。それを見てどうするのか考えるんだな」
    そう言って消えてしまった…。参加者リストを残して…
    英寿「あいつ…本格的にやばいな…」
    永夢「でも止めないと…!こんなふざけたゲームなんて…!」
    英寿「そうだな…、だが今は参加者が誰かだ。それを見ないと…」
    そう言って落ちてた参加者リストを見る英寿だったがその内容に目を見開く
    英寿「まじか…」
    永夢「どうしました?」
    英寿「こいつらも参加してるぞ…」
    永夢「こいつら?…え?」
    参加者を見て驚いてる英寿に参加者リストを見て永夢も驚く
    なにせ参加者にアークやアズ、あの滅はもちろん、天津や檀黎斗も入っていたからだ…

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 19:37:27

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  • 36二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 20:34:27

    一方の或人は永夢の手当てが終わって今は地べたに座っていた
    或人「いてて…ああやっぱりアークの力はやばいな…しかも頭もいたいし…」
    冴「大丈夫?」
    或人「うん…冴さん、みんなありがとう、アークになってた俺を救ってくれて」
    そう言って或人は頭を下げようとしたが冴に止められる
    冴「頭下げなくていいよ、それよりも社長さんが無事で良かったから…」
    或人「冴さん…そういえばあのとき俺のこと名前で呼んでたような…」
    冴「あ、そのあれは…その…」
    或人「嬉しかったよ、俺のこと名前で呼んでくれて…」
    冴「そ、そう…?それなら…その、これからも名前で呼んでいい?」
    冴は顔を赤くして精一杯のお願いをする。それは告白ではないがそれでも自分が今できる一世一代のイベントだった
    或人はそれに一瞬驚くがすぐに笑顔で答える
    或人「うん!もちろんだよ冴さん!」
    冴「!あ、或…」
    或人と呼ぼうとしたその時だった
    道長「名前で呼ぶぐらい普通でいいだろ、何緊張してんだ?」
    冴「なっ!?」
    運が悪いのか道長が割入ってしまう。しかも人を気にしてることも言われてしまう。自分が社長さん呼びから或人と名前を呼ぼうとめちゃくちゃ緊張してるのに…!
    貴利矢「ばか!道長!お前何してんだよ!」
    道長「あ?いや俺は…」
    貴利矢が止めに入るがもう時すでに遅し。冴はぷるぷると震えていた。それは怒りでである
    冴「…な」
    道長「あ?」
    貴利矢「やっば…」
    冴「私がどんだけここまで頑張ったと思ってんだ〜!」
    道長「うおおお!!ちょ!何して!」
    貴利矢「これはお前が悪ノリしすぎだぜ!というかなんで自分も追われるの!?」
    冴は道長と貴利矢を暫くの間追いかけ回していたのだった…
    或人「……何だったんだろ?」

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 20:35:14

    一方
    祢音「はっ!?今冴さんと或人さんが仲良くなった気がする!こうしちゃいられない!私も行かないと!」
    大我「いや何言ってんだよ!おまえは大人しくしてろ!」
    ニコ「ちょ、祢音ちゃん落ち着いて!その社長さんとは帰ってきたら甘えていいから!」
    祢音は大我の病院で冴と或人が仲良くなったのを察し病室で暴れておりそれを大我とニコに抑えられていた…

    尚これは余談だが後日、あれから冴は或人と二人きりの時だけは名前で呼ぶようになった
    また道長は貴利矢に名前で呼ぶイベントは大事なんだぞ!隊長さんで想像してみろ!と怒られ自分のやったことに気づき冴に土下座で謝っていた…

  • 38二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 21:21:53

    そして一方のアークはアズから離れまた通信をしていた…
    アズ「私の不手際でこのようなことをしてしまい大変申し訳ございません!」
    アーク『気にするな、本当ならエスも連れてきたかったがゼインが動きだしたなら仕方あるまい。幸い滅は私になっている状態だからまだなんとかなる』
    アズ「しかし…!」
    アーク『それよりもアークグランプリだ。今後は私とお前は敵になる、それはわかっているな』
    アークがアズに釘を刺していく。アークの力を持った者達によるバトルロワイヤル、アークグランプリ。それは参加者全員が敵であり、それはアークやアズも同じであった。
    アズ「わかっております…!今後は私とアーク様は敵同士…!ですので勝つのに利用させてもらいます…!』」
    アーク『ほう…、まさか道具が創造主の私を利用するか…、面白い、今後のゲームが楽しみだな』
    アークグランプリ開始までカウントダウンはもうすぐだった…

  • 39二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 21:28:20

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  • 40二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 22:00:03

    そしてアークグランプリのことはデザイアグランプリの運営達にも伝わっていた…
    ニラム「なるほど…私達の所有物を使って新しいゲームなんてね…!最悪なフィクションだね…!」
    サマス「ですがどうしたら…、このゲーム正規参加するにはアークというもののアイテムや力が必要だと…」
    ニラム「だが同時にこうも言っていた、お邪魔キャラとしてアークじゃない仮面ライダーも参加してもよく、参加者からアイテムを奪って飛び入り参加してもいいと…!なら私も行こう…!そしてアーク製のアイテムを手に入れヴィジョンドライバーを取り返す…!」
    サマス「ゲームプロデューサー自らが…!?」
    ニラムがまさかの参戦することにサマスは驚くがそれをよそにニラムはサマスに指示を出す
    ニラム「そうだ、ケケラ様にレーザーレイズライザーを渡しておいてくれ、彼のはブレイブに壊されているのだろう?」
    サマス「はい…しかしサポーターの方達にも参加を…?」
    ニラム「もちろんだよ、仮面ライダーの力を持っている者なら誰でも参加させよう、幸いサポーターの皆様はまだ参加者がデザ神になるのを諦めてなさそうだからね」
    そう言ってニラムは部屋から出ていく…
    今後どうなるか彼自身も知らぬまま…
    END

  • 41二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 22:21:12

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  • 42二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 22:41:54

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  • 43二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 22:45:02

    切が良さそうなので次回予告SS
    アークグランプリが開始まで時間があるためそれまでに対策を急ぐ仮面ライダー達だったが…
    祢音「或人さんが熱を!?」
    前回の怪我の影響で或人が熱を出してしまう…
    それに祢音が看病するが…
    祢音「えっと…こういうときはおしりにネギさせばいいんだよね」
    或人「どこで覚えたのそんな変なの!?」
    看病が大変なことに!?
    大我「あいつ大丈夫かよ…!」
    ニコ「じゃあ心配ならアドバイスしなよ!」
    主治医達も見守る中できるか看病!

    キューン「看病されたい…」
    イズ「見つけました変態野郎」
    キューン「あ、しま…ぎにゃぁぁぁ!!!!」

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 23:05:39

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  • 45二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 23:20:36

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  • 46二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 23:37:35

    >>44

    祢音「……」

    ニコ「どうしたの祢音ちゃん?そんな顔して」

    そしてその中には祢音もいたが何やらしょんぼりしていた。それにニコが気づき祢音に聞く

    祢音「いや…或人さんも前にアークになってたんだなって…」

    道長「ああ、そうか…」

    景和「俺は見てないけどでも驚いたよ…或人さんもアークになってたなんて…」

    祢音はあのあとシンクネットのアジトで起きたことを英寿達から聞いた。まさか或人がアークになるとは誰も思わず最初は戸惑いを隠せなかった

    道長「そういえばナーゴ…その、お前も…」

    祢音「うん…、私もなってた。だからなんだろうな或人さんがあのとき私に親身になってたんだろうな…自分もアークになってたことあるから…」

    道長が申し訳無さそうに聞くのに祢音は正直に答える。祢音もまだデザグラがあった頃、冴を落としてしまったことによりアークになってしまっておりそれを或人に止めてもらっていたのだ。(
    【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part2|あにまん掲示板あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレです (不備があったため再度立て直しました)前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1381041/五角関係はこちらhttps:…bbs.animanch.com
     参照)

    そのことは当時敵対していた道長や祢音を討伐としたミッションに参加していた景和も覚えている

    景和「そういえば…俺たち飛彩さんや大我さん達主治医のことは色々知ってるのに或人さんたちのことはよくわかってないよね…」

    祢音「あ…」

    道長「そういえばそうだな…」

    景和の何気ない呟きに祢音と道長は気づく。そう景和達は永夢達ドクターライダーたちとは交流を深めていたが逆に或人達ゼロワンライダー達とは個人的な交流がほぼないのだ。それにより彼らの詳しいことはほぼ知らないと言ってもいい。強いて言えばいつも或人といる祢音やアズから色々教えてもらったり貴利矢にからかわれた道長は知っているがそれも数える程度のことしか彼らの詳しいことは知らないのだ

    景和「俺達…一緒に戦ってくれてる身近な人達を蔑ろにしてたのかな…」

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 00:12:42

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  • 48二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 00:42:28

    一方で或人は自分の家で永夢の診断を受けていた…
    或人「ブエークッション!うう…」
    永夢「風邪ですね、おそらくシンクネットのアジトに囚われた際にできた傷にバイキンが入ってそれが熱になったんでしょうね」
    或人「うわーまじかー…、アークグランプリの対策しないといけないのにな…」
    永夢「でも今は体を休めることが先決です、ということで横になってください」
    或人「はーい…、そういえばなんで永夢さんはここに?」
    或人が疑問を問いかける。そう本来なら彼は病院にいるはずだ。それがなんでここに…
    永夢「イズさんから或人さんが体調悪いから見に来てほしいとお願いされたんです」
    或人「そうなんだ…イズにもお礼言わないとな…永夢さんもありがとう…ゴホゴホ…」
    永夢「そんな無理にお礼しなくてもいいですから!それにあのとき言いましたから…僕があなたの主治医になるって。その言葉に嘘を付きたくありません」
    或人「そっか…ありがとう…」
    そう言って或人は眠りにつく
    永夢「寝ちゃったか…それにしても…」
    永夢は或人の部屋を見渡す。前職は(イズ曰く自称)爆笑芸人をやってたとありお笑い用の服があったが自分の部屋より生活感あるなと思っていた
    それと同時に羨ましくとも…。彼には生活感が出るぐらいには家族に愛されていたのだと…
    永夢「…って嫉妬しても何も変わらないな、さてと連絡しないとな…もしもしイズさん?はい…診断したらやはり風邪でした。しばらくは安静にしたほうがいいですが僕このあと別の方の診断があってこれ以上の看病が…え?祢音ちゃんに看病してもらう?いや何言って?ちょっと!?切らないで!?……大丈夫かな…或人さん失礼します…」
    イズの提案に心配なりながらも永夢は或人の家をあとにする…

  • 49二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 01:29:21

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  • 50二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 01:49:07

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  • 51二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 07:04:10

    >>47

    祢音「そ、そ、そんなこと!?いや確かに或人さんと共鳴したいなと思ったことあるけどそれはそれでというかなんというか…いやしたいけど」

    道長「なんだよお前、めんどくせぇな普通に共鳴したいって言えばいいだろ何に戸惑う必要あるんだよ」

    祢音「う、うるさい!こういうのってなんか…こう…勇気いるんだよ!道長も唯阿さんと共鳴できると言ったら普通にできる!?」

    道長「あ?そんなの…できる…にきま…、てててて!!!!!」

    景和「いや壊れてる壊れてる!道長さん壊れてる!」

    好きな人と共鳴できると想像したら嬉しいものだがやはり勇気いるものだ。それをいきなりやれと言われたらこうなるのだろう…、とニコは二人を見てそう思う…というかそう思うことにした。壊れた道長見ながら

    ニコ「まぁともかく!今は社長さんたちのこと調べよう!」

    祢音「うん!……ってごめん電話だ、相手はイズさん?もしもし…」

    気を取り直して或人たちのことについて調べようと思った矢先、祢音のスマホにイズから電話がかかる

    祢音「ええ!?あ、或人さん風邪引いちゃったの!?」

    景和「まじ!?」

    祢音「うん…うん…、わかった、それじゃあ!ごめん!私或人さんの家に行って看病しに行く!」

    景和「あ、ちょっと祢音ちゃん!?…行っちゃった…」

    或人が風邪を引いた、これにより心配になった祢音は或人の家に向かう

    景和「ど、どうする…?」

    ニコ「仕方ないな…私が祢音ちゃん達の様子見に行くから社長さんたちのことは二人で調べてて」

    そう言ってニコは祢音の後を追いに行く

    景和「え…ということは…」

    道長「あばあば…」

    景和「俺壊れた道長さんとしばらく一緒なの…?」

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 08:50:45

    一方で寝ていた或人は夢を見ていた…
    それは幼い頃の記憶…
    其雄「或人は大きくなったら何になりたい?」
    或人「お父さんを心から笑顔にできる人になりたい!」
    其雄「無理だよ、お父さんはヒューマギアだから」
    或人「そんなことないよ!絶対お父さんを心から笑顔にするから!」
    そんな無邪気にもヒューマギアの父を笑顔にしたく奮闘していた日々…そして…
    其雄「或人……。夢に向かって、飛べ……!」
    父との永遠の別れ…

    或人「父さん!…あれ?なんだ夢か…」
    或人が夢から覚めるとそこには永夢が書いてたであろう置き手紙とスポーツドリンクが置いてあった
    手紙の内容は
    『ごめんなさい!僕他の方の診断があって帰ります!祢音ちゃんがお見舞いに来るそうなのでしばらく頑張ってください!』
    或人「そっか…永夢さん帰っちゃったのか…、それで祢音ちゃん来るのか…あはは…こんな格好見せられないよな…」
    熱の影響かどこか元気がない或人だったが祢音が来ることがわかると一応の準備と考え玄関周りの靴をきれいにしたりと最低限迎えることができるようにする
    或人「これぐらいはしないとね…ってあれ、やば…」
    しかし熱の影響もあって体がぐでんぐでんと動いてしまい玄関先で倒れそうになる…。そんなとき
    祢音「或人さん来たよ…って或人さん!?何してるの!?」
    或人「あれ…祢音ちゃん…?来たんだ…いらっしゃい…」
    祢音「そんなこと言ってる暇じゃないから!とにかくベッドに…!」
    タイミングよく祢音が家に入ってきたことでなんとか倒れずに済み祢音にベッドに運ばれる

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 10:29:49

    或人「あはは…ごめんね…こんな格好で…」
    祢音「そんなことないから!とにかく今は…えっと…そうだ!水に濡らしたタオルを!」
    或人をベッドに寝かした祢音は急いでタオルを水に濡らしに行く
    そんな光景に或人はどこか落ち着く
    或人(祢音ちゃんがいてよかったな…寂しくないや…)
    祢音「或人さん!タオル水濡らしてきたよ!」
    或人「ああ…ありがとう…ってバスタオル濡らしちゃったの!?」
    タオルに水を濡らし終えた祢音が戻ってきたためにお礼を言う或人であったがそのタオルに或人は驚く。普通はこういうときに頭にかけるタオルはそこそこ小さい方がいいのだが祢音が持ってきたのはまさかのバスタオルでサイズもそこそこ大きい
    或人「これ頭にかけることできるかな…?」
    祢音「大丈夫!やってみよう!」
    そう言って祢音は或人の頭にバスタオルを置くのだが…
    祢音「よしできた!どうかな或人さん?」
    或人「うん、これ置くというより巻かれてるねミイラかな?」
    祢音は或人の頭、というか顔全体にバスタオルを巻いたのだ(後で聞いたら顔全体を冷やした方がいいかなと思ったらしい)
    それにより或人が頭だけミイラ状態になっていた…
    祢音「ま、まぁこんなのは誤差の範囲内だよ!それよりも頭気持ちよくなった…?」
    或人「いや確かに冷たくて気持ちいいけど…なんか息苦しい…」
    祢音「或人さーん!?」
    顔全体にタオルを巻いたため息が苦しくなりそのまま或人は気絶してしまった…。後にタオルは外れたが

  • 54二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 10:33:47

    >>50

    紗衣子「九条先生、今日はご一緒できてよかったです。」

    貴利矢「いや、自分もこうやって時間取れて良かったなーって」

    穏やかに紗衣子との会話を楽しむ貴利矢だったがその時……

    景和「あっ‼︎貴利矢さん‼︎」

    貴利矢「えっ……狸くん?」

    景和の登場に貴利矢は嫌な予感しかしなかった。

    紗衣子「狸?」

    紗衣子は首を傾げる。

    貴利矢「い、いやなんでもないから……」

    ごまかして乗り切ろうとする貴利矢だが景和は引かない。

    景和「何赤の他人のふりしようとしてるんですか‼︎またそうやって嘘つくんですね‼︎」

    貴利矢「あんたは何かあったら鏡先生のとこ行けばいいじゃないの、ほら」

    紗衣子「えっ……あなた鏡先生と交流があるの?鏡先生の患者さん?」

    紗衣子は景和に尋ねる

    貴利矢「ちょっ……」

    景和「そうですけど今は俺のことじゃないんです‼︎道長さんが‼︎」

    貴利矢は景和が連れてきた道長の様子を見てため息をつく

    貴利矢「自分のプライベートぶっ潰しやがって……この暴れ牛が……」

    景和「っていうか貴利矢さん彼女いたんですか⁉︎道長さん大変だよ貴利矢さん彼女いるって‼︎」

    貴利矢「いやだから今はまだ……」

    紗衣子「暴れ牛って……そこのおかしい人?九条先生……」

    貴利矢「えっ、え……その……」

    貴利矢と紗衣子の様子を見ている内に道長は正気に帰る

    道長「今はってなんだよ‼︎どうせデートしてたんだろうが‼︎」

    貴利矢「やめろ、離せ‼︎この暴れ牛‼︎」

    穏やかな時間は一気に破壊される

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 11:20:31

    >>53

    或人「ぶは!?し、死ぬかと思った…」

    祢音「ご、ごめんね或人さん…」

    或人「い、いや大丈夫だよ!ほら生きてるし!元気元気!…ああ」

    祢音「或人さん!?」

    タオルの件から復活した或人だったがそれに落ち込む祢音に励まそうと無理に元気だとアピールしたがそれが逆効果でありまた横になってしまう

    祢音「どうしたら!?え、えっと…そうだ!こういうときはおしりにネギさせばいいんだよね」

    或人「どこで覚えたのそんな変なの!?」

    祢音は横になった或人を元気にさせようと必死に考えた結果おしりにネギを挿すことを思い出す

    ちなみにこれは民間療法で効果はあるのか未だ分からない

    そんな民間療法を実践しようとする祢音に或人は先程の元気のなさはどこへやら勢いよく起き上がる

    或人「人の尻にネギ挿そうとしないで!一回落ち着こう!他にもあるかもしれないから!」

    祢音「でも…元気にするにはこれしか…大丈夫先っちょだけだから!」

    或人「先でもだめだよ!?ちょ、ズボン下ろそうとしないで!」

    祢音がネギを挿そうとするのを実践しようとするのを全力で止めようとする或人…、この攻防が暫くの間続いた…


    一方で…

    大我「様子を見に来たが…あいつら何してんだよ…」

    ニコ「変な会話が玄関先からでも聞こえる…」

    祢音の跡を追ってきたニコと、ニコから連絡を受けた大我が二人の会話を聞いていた…、というより聞こえていた…

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 11:58:50

    >>54

    (神経衰弱ゲームの舞台となった海沿いの公園にて)

    貴利矢「なるほど、社長さんや隊長さんのことをねぇ……」

    結局あの後道長とつかみ合いの喧嘩になり、カフェから出るように言われ紗衣子とは結局短時間しかいれなかった貴利矢は景和から相談を受けていた。

    本当はカフェを後にしたらここに行きたかったのにと貴利矢は不貞腐れてベンチに座っている道長を見る。

    景和「だから俺たち一緒に戦ってくれる人達に目を向けてなかったなって……これからアークグランプリも始まるんでしょ?だったらなおのこと……」

    貴利矢「そうだな、社長さんや隊長さんのことお前らはよく知らねぇよな……あの人達はこの世界に関わる役割を多く持ってるから、秘密を多く抱えて自分自身をあるがままに出して生きることが難しいんだよ。それこそ自由を求めてフリーズしている未来人みたいなもんだ、だから350年間無駄に生きる奴もいるんだよなぁ……」

    景和「350歳って言う必要あります?」

    貴利矢「直接聞くのは難しいかもしれないけど……あの人達の周りには沢山の味方がいるだろ、狸くんの手術手伝ってくれた医者のヒューマギアとかさ……多分まずあの人達に関わった方がいいかもな、社長さん然り隊長さん然り。

    過去に何があったかを教えてくれたのも社長さんの秘書さんや隊長さんとこの部下のソルドだったし。」

    貴利矢はさて、と立ち上がる。

    貴利矢「おい、道長。今日はよくも自分のプライベートぶっ潰してくれたな、狸くんと聞き込み終わったらこれ帰りに買ってこいよ。自分は病院戻るから」

    貴利矢はメモと金銭を渡す。

    貴利矢「あ、余ったら焼きそばパン……」

    道長「焼きそばパンはもう半年くらい見たくねぇよ‼︎」

    貴利矢「あれはお前が悪ノリしたからだろ。ま、とにかく頑張ってね〜」

    そう言って貴利矢はバイクゲーマを召喚して病院に戻っていった。

    景和「こうやって道長さんと行動するのって神経衰弱ゲーム以来だね」

    道長「そんなの覚えてねぇよ」

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 12:18:10

    >>55

    それからというもの…

    祢音「或人さん!水持ってきた…うわ!」

    或人「祢音ちゃん!?ぶへ!?」

    タオルを変えようと桶に水を入れて持ってくるが転んで或人に水をかけたり…

    祢音「或人さん!ご飯だよ!」

    或人「いやこれご飯というより…ダークマター…」

    祢音「はいあ~ん!」

    或人「待ってそれ食べたらなんか嫌な予感が…○◇△✕☆!?」

    祢音が作ったおかゆ(みたいな謎の黒い物体)を食べて体調を崩すなど散々な目にあっていた…


    一方の玄関先

    大我「あいつ大丈夫かよ…!」

    ニコ「じゃあ心配ならアドバイスしなよ!」

    大我「無茶言うな!?」


    そして祢音のドタバタ看病で或人はすっかり疲れてしまった

    或人「ハァ…ハァ…、祢音ちゃんって実はこういうの初めてだった?」

    祢音「う、うん…ごめん…私だめだよね…」

    或人「そんなことないよ。初めてならしょうがないよ。次頑張ったらいいさ」

    祢音「或人さん…、でも私…だめだよ…」

    或人「…どうしたの祢音ちゃん?なんか元気ないけど…看病なら次頑張れば…」

    祢音「看病だけじゃない…!私はあなたのことを何も知らない!なのに私はいつも或人さんと一緒にいる…!何も知らないのに…のうのうと…!」

    或人「祢音ちゃん…?」

    祢音は泣き出してしまった。自分勝手な涙なことはわかってる。でもそれでも抑えることができなかった。自分はなんでこんなにも何もできないのかと…。何も知らない。ただ一緒にいるだけなんだと…。それが悔しくて…辛くて…気づいたら泣くことしかできなかった…

    或人「……」

    そんな祢音に或人はただ無言で頭を撫でる

    祢音「え…あ、或人さん…?」

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 12:33:23

    祢音ちゃん…wドジっ子かよ…かわゆ

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 12:35:44

    アーク化した或人を救ったのは冴さん(と英寿と永夢)だからねー…気にしているのかなぁ祢音ちゃん…

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 13:25:32

    >>57

    或人「ごめん…祢音ちゃんに何も教えなくて…」

    祢音「そんなことない…、悪いの私だよ…!私は…何も知らなかった…そのせいで或人さんが大変だと思っても何もできなかった…私は…」

    祢音は自責の念に駆られていた。シンクネットに捕まったときもアークになってた或人に対して何もできなかった…。自分は救ってもらったのに…なのにそんな自分はなにもできなかった…。救ったのは冴と英寿と永夢達だった。それが祢音は自分が情けないと思っていたのだ

    祢音「私は…何もできないんだよ…!」

    或人「そんなことない!」

    或人の突然の大声に祢音は驚く

    祢音「あ、或人さん…?」

    或人「あ、ごめん…、でも何もできないなんてないよ。だって今俺のことを看病しようと頑張ってるじゃん」

    祢音「でも私は失敗ばかりで…」

    或人「俺だって失敗ばかりだった。成功したようにも見えて失敗して…それでも成功するように進んだんだ」

    祢音「…なんでそれができたの…?」

    祢音の疑問に或人は笑顔で答える

    或人「諦めたくなかったんだ、どんなことがあっても今あることを精一杯何かをすれば俺の夢に繋がるってそう信じて…。それは今も変わらない、今できることをする。それが俺が進んだ道となって夢を叶えるための道になるから」

    祢音「或人さん…」

    或人「だから…祢音ちゃんも諦めないでよ。今日やったことは失敗だったかもしれない。けどその失敗が成功に繋がって…夢を叶えるための道となって一歩進むかもしらないからさ」

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 13:25:46

    そう言って祢音は頭を撫でる。
    祢音は理解する。或人は今までどんなひどい目にあっても諦めなかったのは自分の夢を諦めなかった、叶うと信じていたからだ。 
    そして同時に思い出す。そんな彼だからこそ自分は彼が好きになったのだ。自分の夢を否定しなかった。自分の夢を応援してくれた。サポートしてくれると…。それが嬉しくて気づいたら彼に恋をしたのだと…。そしてそんな彼の想いに答えようと自分も前に進むために強くなることを決めたことを…。
    だからこそ祢音も改めて決意する。
    祢音「うん…!私…諦めない…!今はだめでも成長してみせる…!或人さんと肩並ばて戦えるように…!」
    そう言う祢音は先程まで泣いてたから笑顔になる
    その顔を見て或人も笑顔になる
    或人「うん、いつもの祢音ちゃんだ…!」
    祢音「えへへ…。じゃあさ…戻ったついでに私に教えてくれる…?或人さんのこと…いっぱい…」
    或人「うん」
    そう言って或人は自分の今までのことを教えたのだった…

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 16:13:32

    大我「看病する側が看病される側に励まされてどうすんだよ」

    大我は2人の話し声を聞きながら話す。

    大我「それに相手を知るためにって過去の話を聞き出すのもな……」

    ニコ「本人が納得してんだからいいんじゃん。大我だって過去の話祢音ちゃんにしたことあったし。」

    大我「あの時は仕方なくだ。」

    ニコ「そうかなー?祢音ちゃん励ますのに必死だったでしょ?」

    (part4
    【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part4|あにまん掲示板あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレです (前スレが見てるうちにすごい勢いで完走したので急いで新しく立てました)bbs.animanch.com

    の151参照)


    >>56の後……

    景和「或人さん達に関わるヒューマギア達とかこの間のソルド達から色々話を聞けて、まだ良くわからないけどさ、あの人達のことも分かってきたって言うか……

    ヒューマギアやソルド達から或人や唯阿のことを聞き、景和は少しでも或人達のことが分かったようで満足気ではあった。自分の手術を手伝ったというDr.オミゴトにも改めてお礼ができたということが何より満足であった。

    景和「でも昔のことはあまり話せるヒューマギアがいなかったな……昔のこととか分かればもっと……」

    そう、例えば飛彩と小姫、大我のこととか

    だがその言葉を道長は遮る。

    道長「過去ばかり詮索したって必ずしもいい方向にはいかねぇよ。今のことが分かればいいんだよ。」

    貴利矢にとっての親友藍原淳吾のこと、あれは多分貴利矢は隠し通したかった過去であるだろうし、唯阿にとっての昔の同僚不破諌、唯阿は何も語らないが、2人とも隠したい過去があるのは確かだ。

    道長「過去ばかり見て痛い目見る時だってあるんだよ」

    景和「……」

    蔑ろにしたから相手のことをよく知ろうと思うのは良いが、過去にまで踏み込むと大怪我につながるのだ。

    道長「だから過去のことは向こうが話す気になるまで待てってことだよ」

    景和「分かった、俺根気強く待つよ」

    今日一日調べて相手のことなど完全にわかることは難しいが、時間をかけてでもと景和は思うのだった。

    ちゃんと相手の口から言葉として聞きたい、突然とってつけたように現れて一方的に友好的だと言われても困惑するだけだし、気味が悪いのだ。

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 16:33:08

    祢音はあれから或人の今まであったことを聞いていた…
    ゼロワンは元々は自分の父、其雄が作ったこと、仮面ライダーになった経緯から飛電インテリジェンスの社長になってからあったこと、会社を追われたり、別の場所で再始動したこと…、その中でアークが復活しゼロツーを作ったこと…、そして滅にイズを殺されたこと…、この他シンクネットとの戦いやソルド達についても多くのことを話したのだった…。
    祢音「そんなことが…」
    或人「うん…」
    祢音「…ごめん…辛いこと思い出せちゃったよね」
    祢音は謝罪する。自分が望んだとはいえその中で或人の辛かった思い出を思い出させしまったからだ
    或人「……そう、だね辛かったことばかりだ…。でもそれで今の俺があるんだ。だから後悔はない」
    祢音「或人さん…」
    或人の辛くとも、だが前に進むことを決意しているその姿に祢音も決意する
    祢音「…なら私も一緒に進んでいい?」
    或人「え…?」
    祢音「私にできることなんて限られてるかもしれない…。もしかしたら何もできないかもしれない…でも…それでも或人さんと進みたい…。もう或人さんが傷つかないようにするために…」
    そう言って或人の手を握る。それに或人は少しだけドキッとしたがだが同時に嬉しかった…。その手の温もりが…
    或人「…そっか、ありがとう祢音ちゃん…」
    祢音「うん…!」
    その時の二人の顔は言うまでもなく笑顔であった…
    或人「まぁ…過去のこと今まで言わなかったの誰にも聞かれなかったから答えなかっただけなんだけどね」
    祢音「いや感動台無しだよ!」

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 16:47:24

    >>63>>62の最中の出来事です

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 17:48:53

    >>62

    道長「まあ本人が今割り切ってたら聞いてもいいかもな、聞かれないから言わないだけってこともあるし」

    景和「その見定めが難しいよ……そういや祢音ちゃん大丈夫かな、色んな意味で」

    それには道長も黙り込む。

    道長「……確かにな……」


    親は生きているが言葉を交わすことを諦めた者、親はもういないが言葉をしっかりと交わし、託された者

    英寿「だから俺は……」

    自分が5回の転生を果たして全ての記憶を有する理由。そこには母親が関わっている。だから生死不明の親に自分について理由を聞きたい。言葉を交わしたいのだ。託されなくてもいい。

    英寿「アークグランプリなど終わらせて自分の願いを叶えるまでだ。」

    今まで出会った親との関わりのある者たちとの出会い。

    新しい道を進むためにも。

    今までの繰り返してきた人生で命が燃え尽きて倒れてもこの情熱と世界を守るという覚悟は消えない。

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 17:49:32

    >>63

    それから時間はあっという間に過ぎ夕方になっていた…

    或人「祢音ちゃん、そろそろ暗くなるけど帰らないくていいの?」

    祢音「え、あ、そうか…でも…」

    祢音は本来なら家に帰るべきなのではと考えていた。というのもこれ以上いると流石に或人に迷惑をかけてしまうのではと思っていたからだ。だが同時に或人のことが心配だからもしこのまま帰ったらこのあと或人がどうなるか分からない。そのため帰りたくないと思ってもいた

    どうしようか悩んでいた祢音だったがすぐに答えを出す

    祢音「…このまま泊まっていい?」

    或人「え…?いや何言って…」

    祢音「今の或人さんを一人にすると大変なことになりそうだからこのまま泊まる」

    或人「いやそんな…」

    祢音「或人さんはいや…?」

    祢音はつぶらな瞳で或人を見つめる。どうも或人はこれに弱いらしく

    或人「うぐ…い、嫌じゃないけど…」

    祢音「じゃあいいよね!決定!」

    泊まることを了承してしまったのだった…


    一方で…

    キューン「はぁ…いいな…俺も祢音に看病されたい…」

    イズ「見つけました変態野郎」

    キューン「あ、しま…ぎにゃぁぁぁ!!!!」

    それを遠目で見ていたキューンが大我からレーザーレイズライザーの件を受け探していたイズにシバかれていたのだった…

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 18:14:53

    >>66

    大我「たく…病人がいる部屋で泊まってんじゃねえよ…帰るぞ」

    ニコ「ふーん…え!?帰るの!?」

    大我のまさかの発案にニコは驚く。まさか医者として病人の家に寝泊まりするのを見過ごすとは思わなかったからだ

    大我「ああ、これ以上ここにいると面倒くせえからな」

    ニコ「ふーん…」

    大我「な、なんだよ…」

    ニコの反応が大我はたじろぐ

    ニコ「いやべっつにー?ただ大我はあの二人なら平気だと信用してるのとイチャイチャした空気苦手なんだなーと思っただけ」

    大我「な!?おま、そんなことない!俺は平気だ!」

    ニコ「あっやしいー♪まぁいいや!他の人にも言いふらしちゃおー!」

    大我「待てニコ!」

    そう言ってニコを追いかける大我…

    そしてその夜…、或人と一緒に祢音も寝ていたがその時祢音は或人の手を握っていた…

    或人が寂しくないようにと思ってのことらしく、最初は或人は拒否したが結局はやってしまった。しかしこれが良かったのかその時の或人は気持ちよさそうに寝ていたのだった…


    そして翌日…

    或人「あ!熱おさまってる!」

    祢音「やったぁ!」

    永夢「いやいくらなんでも早すぎません!?」

    無事に祢音にも風邪が移らずに体調が戻ったのだった…

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 18:37:08

    CRにて
    キューンからイズ経由でレーザーレイズライザーを奪った大我だが、それがいつの間にか消えていたことを永夢達に話していた。
    飛彩「ということは……あのケケラと言う奴はまだサポーターの座に座り続けているわけか」
    大我「それだけじゃねぇ、ギーツのサポーターやバッファの元サポーターは別としてこの2人がこの時代に干渉し、サポートの対象以外にも接触するということは、デザグラ運営がアークグランプリにも干渉するってことだ。」
    貴利矢「まああの350歳は置いといて……350歳攫う時アークの秘書さん未来世界を掌握するためとか不穏なこと言ってなかった?そんなことして運営側はヤバい橋渡ってるの分からないのかね。」
    永夢「……アークグランプリに余計なことをしたから未来世界まで壊すつもりかもしれないってことですか。」
    永夢の頭にジーンの姿が浮かぶ。分からないながらも模索して一生懸命に生きる彼を失わせる訳にはいかない、と永夢は思う。
    大我「まあどの道……ナーゴのサポーターとはいずれ俺自身が向き合わないといけねぇな」
    飛彩「ああ、景和のサポーターがまだサポーターであるのなら俺ももう一度向き合わねばならん」
    ベロバ除き、最悪な結末を迎えないように。

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 18:44:08

    そして…

    唯阿「何?桜井君達が私達のことを知りたがってる?」

    ソルド(9や20じゃない)「はい、なんでもCRのメンバーとは交流を深めてたけど私達は深めてなかったとということで過去について聞きたがってました」

    唯阿「そうか…そういえば彼らには伝えてなかったな…ああー、だが彼らと話すとなるとどうもなー…」

    唯阿はデザグラのライダー達のことは嫌いではない。むしろいい子達だと思っている。だが祢音と道長と元出場者の冴以外に禄に話したことがなくそもそも年下の彼らと何を話せばいいかわからずあまり話してなかったのだ

    どうするか唯阿が悩んでいるとソルド9があるものを持ってやってくる

    ソルド9「隊長、イズからこれをもらいました」

    唯阿「ん?なんだ…って合コン?外部参加者あり?何だこれ?」 

    ソルド9が持ってきたのは以前に或人がもらってた(https://bbs.animanch.com/board/1724584/?res=98)飛電インテリジェンス企画の合コンのチラシだった

    ソルド9「どうも飛電インテリジェンス副社長が企画したそうですが禄にメンバーが集まらず苦し紛れに外部の人も参加者募集してるそうです」

    唯阿「何だそれ…あの人は乱心してるのかな?…だが待てよ…これは使える!ナイスだソルド9!」

    ソルド9「?」

    唯阿は考えた。この合コンを使って彼らと交流を図ろうと! 

    これがどうなるか知らずに…

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 18:58:42

    >>65

    祢音のことを案ずる2人の前にイズが現れる。

    イズ「心配ございません、鞍馬祢音様は無事或人社長の看病をされております」

    イズの言葉に景和は安心する

    景和「よかった……」

    しかしイズの服装に道長はある不穏な点を見つける。

    道長「お、おい……お前の服何か返り血浴びてないか?」

    夕暮れの為最初気づかなかった景和も気づく。

    景和「ほ、本当だ‼︎な、何してきたんですか⁉︎」

    イズはあっさりと答える。

    イズ「とある方に依頼された機密事項です……或人社長に関わる。それでは私はこれで失礼致します。」

    そう言いイズは去っていった。

    景和「或人さんの会社ってヤバいとこなのかな……」

    あらぬ疑いをかけられているとは知らず或人は祢音と過ごしていた。

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 19:38:14

    このレスは削除されています

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 19:43:44

    次回予告風SS
    巻添「福添だよ!」…福添副社長の乱心気味に企画した合コンに参加することになった未成年の祢音とニコを除いだ大人達
    しかし…
    ソルド20「どうも~!ソルド20でーす!」
    ソルド9「お前ら鞍馬祢音と我那覇冴どちらが推しだ、答え次第では戦争だ」
    英寿「なんでだよ」
    景和「お前に俺の何がわかるんだー!」
    道長「おおおおまままええええはな、何色のパンツ履いててて」
    唯阿「何だ吾妻君は変態だったのか?」
    天津「ここは私が盛り上げよう」
    飛彩「さきーー!!!!」
    冴「しゃちょうさ〜ん!私の家に来てよ〜!」(泣)  或人「誰だこの二人に酒飲ませたの!?」
    永夢「もう帰りたい…」
    貴利矢「奇遇だな…自分も…」
    大我「zzz…」
    この合コンどうなる!?

    そして
    祢音「冴さんが或人さんに急接近してる!?」
    零「よっしゃー!そのままチューしろー!」 
    ニコ「ちょっと妹ちゃん落ち着いて!」
    潤「ねぇ帰っていい?」
    イズ「これは…まさにゼアの予測を超えてる!」
    この合コンを見守っていた未成年組もどうなる!?

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 20:27:40

    貴利矢「焼きそばパン買わなくてよかったのか?このデート潰し暴れ牛が」
    昼間の紗衣子との食事を台無しにされた貴利矢は半分怒りながら道長に聞く。
    道長「だから半年くらい見たくねぇって言ってんだろ、ていうか何だその呼び方⁉︎」
    貴利矢「事実を言っただけだぜ〜実際人のデート台無しにしたからなお前」
    貴利矢はいつもの軽い態度で返す。しかし相当根に持ってるようだった。
    道長「昼間のあいつ誰だよ?」
    貴利矢「あの人は自分と一緒にゲーム病の治療の研究してる女医さん。たまたま時間があったから食事でも……ってなったのにどこかの学生時代喧嘩ばかりして過ごした暴れ牛が台無しにしてくれたわけ」
    道長「なっ……‼︎」
    食ってかかる道長を貴利矢は止める。
    貴利矢「まあまあ、お前はまだ20代になったばかりだから先も長い。350歳の婆さん相手にするより、20代の女性の方がいいに決まってるよ、てなわけでこれ。」
    貴利矢はあるメールの画面を見せる。
    道長「合コン⁉︎なんだよいきなり……」
    貴利矢「隊長さんも珍しくノリノリらしいぜ?まあ、主催者は女性に縁のない副社長らしいけど」
    道長「えっ⁉︎」

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 20:57:38

    一方で飛電インテリジェンス
    或人「へー、あの合コン人集まったんだ」
    イズ「はい、刃唯阿様がCRのドクター達からデザイアグランプリの参加者達の浮世英寿様や桜井景和様、吾妻道長様など私達ライダーの関係者を集めてるそうです」
    或人「刃さんが!?というか俺も参加するの!?」
    或人は驚く。まさかあの色恋沙汰より機械に興味ありそうな唯阿が集めてるのとまさか自分が強制参加されてるとは思わなかったからだ
    その驚きにイズは答える
    イズ「なんでもこの合コンの場を借りてCRのドクター達、デザイアグランプリのライダー達、そして私達の交流を深めようとしておりそのために或人社長には参加してほしいと考えてるとのことです」
    或人「あ、そういう…、そういえば俺達祢音ちゃんと冴さんとかは付き合いあるけど他はないよな〜強いて言えば最近だと貴利矢さんと永夢さんかな?」
    唯阿のこの合コンで考えてることを知り自分も参加させたことに呑気に納得した或人だったがあることに気づく
    或人「あれ?そういえばさ合コンってどこでやるの?」
    イズ「ある居酒屋屋さんの大きめな個室です」
    或人「ということはお酒出るんだよね?」
    イズ「はい」
    或人「……祢音ちゃんとニコちゃん参加できなくね?」
    イズ「そうですね」
    或人「……見学してもらう?」
    イズ「そうしましょう、ついでに私も見学します」

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 21:36:26

    景和「えっ⁉︎英寿もあの合コン参加するの⁉︎」
    合コンに参加すると言う英寿に景和は驚く。
    英寿「何がおかしい、タイクーン」
    景和「だって英寿がそんなのに参加するなんて意外すぎて」
    英寿「縁と浮き世は末を待てとはよく言ったものだが、待つのではなく自分から作りに行くのもいいだろう」
    景和「どういう心境の変化?」
    英寿「アークグランプリが始まるから、戦力となる仮面ライダーとはお知り合いにはなっておきたい。普通の考えだろ?」
    英寿の言葉を聞き、景和は呆れたように言う。
    景和「そんなことだと思った……でも英寿がそうやって誰かと関わりを持とうとするなんてね」
    英寿「まあな」
    景和「まさかとは思うけど、あのタキシード着ないよね?」
    英寿「居酒屋だろ?俺だってそれは弁えてるぞ」

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 21:44:38

    そして合コンは他の者たちにも伝わっていた
    永夢「飛彩さんメール見ましたか?」
    飛彩「ああ、合コンなどノーサンキューだ俺には早姫がいる、他の女性など考えられない」
    永夢「そんな固くなることじゃないと思いますけど…合コンとはいってもこれただの僕達と他の人たちの交流会ってありますし…」
    飛彩「だとしても俺参加しない」
    永夢「ええ…、美味しいスイーツもあるのにで」
    飛彩「日時はいつだ交流会に参加しよう、決してスイーツが目的じゃないがな」
    永夢「全部漏れてます飛彩さん…あと少しは糖分控えてください…」
    パラド「永夢合コンってなんだ?」
    永夢「うーん、男女がお酒を飲んだり楽しく話したりするプチイベントかな?」
    ポッピー「おしゃべりするの!?私も行きたーい!」
    黎斗「なんだと!?ポッピーに合コンなどあと二百年」
    ポッピー「黎斗うるさい」(ハンマーで殴る)
    黎斗「ぐへ!?」

    ニコ「私も合コン行きたいんだけど!?」
    大我「お前にはまだ早えよ!というか認めるか参加なんて!」
    ニコ「なんで!あ、わかった、私が他の男に取られないか心配何でしょ?大丈夫だって参加者どいつもこいつも私は興味ないから!」
    大我「……それはそれであいつらが可愛そうだな…」

    天津「なるほど合コンか…その時は私が指揮を取ろう!」
    厘「流石合理的判断です社長」
    さうざー達「わん!」(すごいと褒めてる)
    天津「ということで厘も来てくれると助かるな、流石に私一人では彼らをまとめることはできないのでね」
    厘「当然です、私は天津社長をサポートするのが仕事ですから」

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 21:45:46

    澪「お姉ちゃん聞いたよ!合コンするんでしょ!しかも参加者に社長さんいるって!」(冴に電話)
    冴「なっ!?なんでそのことを!?」
    澪「私の情報網舐めないでよね!ということでお姉ちゃん!ここで社長さんの心をゲットするんだよ!そうでなくてももっと距離を縮める!」
    冴「ええ!?いやでも…私…」
    澪「確かに二人きりの時に名前を呼ぶようになったのは距離をきたのはお姉ちゃんにしてはいいけどそれでもまだまだ!もっと!もっと欲深く行こう!」
    冴「待ってなんで私が二人きりの時に名前で呼んでるの知ってるの?ねぇ澪?聞いてる!?無視しないで!?ちょっと!?」

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 22:42:30

    そして数日後居酒屋の個室
    唯阿「今日はみんなよく集まってくれた、まぁ合コンとは言うが実質ただの交流会だから基本的に気にせずに周りの人と話してほしい、ということで乾杯」
    全員「かんぱーい!」
    唯阿の呼びかけにすべてのメンバーが応え無事に合コンを始めることができたのだった
    或人「いやー、意外とみんな来るもんだね」
    天津「一応未成年の者達も参加してるけど基本は別室にいる」
    祢音やニコ、そしてわがままを言ってなんとか参加した澪にむりやり参加させられた潤といった未成年達も参加しているが彼らは別室でご飯を楽しんでる。間違ってお酒を飲んだりしたら大変ということもあるが何よりこの成人メンバーで何が起きるかわからないため安全確保のため別室に分けられたのだ
    或人「まぁ今は何にせよ…楽しもうか!俺腹減ってるし〜!」
    そう言って或人はテーブルにあったご飯をよそう
    天津「呑気だな或人君は…」
    英寿「サウザー」
    天津「ん?君は…浮世英寿君か。話すのは初めてだね」
    英寿「ああ、この場を借りて俺もあんたに話を聞いてみたくてな、アークの考えについて、そしてなぜあんたがアークグランプリにエントリーされてるのかな」
    天津「なるほど…わかった、私の知ってることすべて話そう」
    天津と英寿が話してる一方でそれぞれが思い思いに話をしていた
    唯阿「これうま!?作った人天才だな!」
    貴利矢「隊長さんバクバク食うね〜、よく太らないな」
    唯阿「こう見えて私は体重管理はしっかりしてるんだ、うっま!?」
    貴利矢「なるほど、それはいいけどせめて喋るか食べるかどっちかにしてくれない?」
    (これ道長大丈夫か?色々と…)
    飛彩「ソルド9とソルド20と言ったか」
    ソルド9「そうたが?」
    ソルド20「何か問題でも?」
    飛彩「いや…ただリオン=アークランドの件についてだが…」
    ソルド9「あれか…別に気にすることはない。俺達が勝手にやって勝手に問題を起こしただけだ」
    ソルド20「むしろすまなかった、こっちの問題に巻き込ませてしまって」
    ソルド達は頭を下げる。やはり自分たちの勝手な行動で巻き込ませたのは責任を感じてるらしい。飛彩は真面目だなと内心思いながら話しを続ける
    飛彩「気にするな、だがお前達、これだけは言っておく。たとえ生まれがどうであろうと命を粗末にするな」
    ソルド9・20「ああ、もう自分達で無茶はしない」
    飛彩「そうか…ならいい」

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 22:46:06

    一方イベントに乗れないもの達……いや、ベロバ達はアジトで話をしていた。
    ベロバ「レーザーの奴また人の歳のこと言ってるね‼︎」
    見た目とは反した実年齢相当の口調でベロバは怒る。
    滅「……」
    とりあえず滅はベロバ達の元に戻ってきたはいいが、ずっと黙ってベロバ達の様子を見ているだけだった。
    ベロバ「まあいいわ、滅も戻ってきたし……何よりガーディアが無事ならあいつらも実体が回復次第また暴れられるでしょ、ナッジスパロウ、あんたもアークグランプリまでに準備していなさいよ」
    着々と準備をしていたベロバ達を見て滅は考える
    滅(確かにゼロワンは迅を殺した……だがあの時のゼロワンは……確か俺たちは……)
    滅は記憶の錯綜に混乱していた。
    大智「大丈夫だよ。かつて檀黎斗と協力関係にあり、九条貴利矢と関係のある人物は押さえている。彼女は一般人だし、西馬ニコと違って九条貴利矢と一緒にいるわけでもない。使い道はあるさ」
    そう言う大智のタブレットには八乙女紗衣子の写真が映し出されていた……
    また一方ではアルキメデルは新しいジャマトの幼体2体の世話に勤しんでいた。

    アズ(アークグランプリが始まったらアーク様が敵になってしまう……もし私が勝ったら、私がアーク様の器になれる……)
    アズは1人あることを考えていた。
    アズ「あの馬鹿女……いやババアからは十分に未来人の悪意をラーニングさせてもらった。未来人の悪意を利用すればいい。幸いデザグラ関係の未来人も茶々を入れる気らしいから利用させてもらうわ。高みの見物でヒトの生き死にを娯楽にする悪意、デザ神になってほしいという一方的な善意という名の傲慢な悪意をね♪」

  • 80二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:08:55

    永夢「今更だけど……道長君元気そうで良かったよ」
    永夢は道長に話しかける。
    永夢「最初は君にかなり酷い態度を取ったけど、君だってああなりたくてなったわけじゃないんだね。あの時は本当にごめん」
    永夢は改まって謝る。
    道長はそんな永夢の態度が意外で慌てる。
    道長「もういい、その話は……」
    永夢「そうならいいんだけど、貴利矢さんのこともう悲しませないでほしいんだ。これからの戦いもあるけど……」
    道長「そんなこと分かりきってんだよ」
    その答えに永夢は笑顔になる。
    景和「しかし、あの時の貴利矢さんの裏切ったフリには乗せられちゃったな、本気で裏切ったと思ったから。」
    永夢「ああ、あれね……薬が全部完成したら貴利矢さんがわざと裏切ったフリして向こう側につく作戦は僕たちは聞かされてたんだ、元々。そしてそれは道長君も知ってる」
    景和「そうなの⁉︎貴利矢さんかなり体張ったんだなぁ…」

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:30:14

    >>78

    天津「アークの目的はゼインを討伐すること。そのために悪意を育てる必要がある」

    英寿「悪意を育てる?それってどういう…いやだからバトルロワイヤルなのか」

    天津「ああ、生き残るために、そして目的のために人間はどす黒くなれる。それをバトルロワイヤル方式にすることでそのどす黒さを高めようとしているのだろう。そして戦闘の経験値もここで育て上げ強くする。それがアークの、そしてこのゲームの目的だ」

    英寿「なるほど、悪意の人工知能は考えることも違うな。それで2つ目の質問だが…」

    天津「ああ、ゼインに対抗するために私も彼の力が使うべきだと思ってね使わせてもらった。だが私は今はあのアークにはなれない」 

    英寿「どういう意味だ?」

    天津「あれはアークが持ってるドライバー、アークドライバーはアークゼロと共有中なんだ。だから彼が動くと自動的に私はあの姿になれない。まぁその辺は彼がベルトを作り置きする可能性があるため関係ないがな」

    英寿「そうか…、最後に一つだけ聞かせてくれ。お前は今なんのために戦う?」

    天津「決まっている、己の罪を償うため、そして平和のために戦う。それだけだ」

    英寿「…そうか、だけど忘れるなよ。死んだら終わりだ」

    天津「ああ、肝に銘じておくよ」


    一方で

    大我「おいゼロワン、お前ナーゴとロポのことどう思ってる?」

    或人「モグモグ…ゴクン、ナーゴとロポって、ああ祢音ちゃんと冴さん?いやどうって言われても一緒に戦ってくれる仲間で友達で…」

    大我「悪かったな聞き方を変える。お前はナーゴ、もしくはロポのことは好きか?」

    或人「好き?まぁ…はい…?」

    大我「……お前今まで恋愛的な意味で誰かを好きなったことあるのか?」

    或人「恋愛的で?いやないですけど…あ!もしかして大我さん、祢音ちゃんと冴さんのファンなんですか!?」

    大我「そんなんじゃねえよ!というかそうじゃなくて!あーもういい!お前はそのまま鈍感でいろ!そして馬に蹴られろ!」

    或人「いやなんで!?」

    大我(こいつ、たぶん鈍感というより…恋愛感情の機能がないのか…?いや流石にそんなことは…じゃあなんで二人の好意に気づかない?)

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:55:08

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  • 83二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:55:23

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  • 84二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:55:36

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  • 85二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:55:48

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  • 86二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:56:04

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  • 87二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:58:01

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  • 88二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:58:14

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  • 89二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:58:43

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  • 90二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:58:58

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  • 91二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:06:35

    >>80

    唯阿「そう言えば桜井君、君ヒューマギアやソルド達に色々聞いて回っていたようだな」

    唯阿は自分達のことを決して悪い意味ではなく、知りたいからと探っていた景和に話しかける

    景和「だって、飛彩さん達の他に刃さん達が協力してくれるから今こうやってみんな無事に生きているわけで……

    俺達刃さん達のこと知らないことばかりで、蔑ろにしていたなって。俺が撃たれた時も……飛彩さんにヒューマギアのDrオミゴトさんが協力してくれたんでしょ?だから俺は生きてるって飛彩さんが言ってました。」

    景和の抱えた想いを聞き、唯阿は頷く。

    唯阿「そうだな……やはりこの場を利用して良かった。でも君が怪我をしているじゃないか」

    それに対し景和は笑う。

    景和「人の幸せが俺の幸せだし、今こうやって生きていたら自分なりの世界平和だって探せるんじゃないかなって。でも俺が傷ついたら、姉ちゃんの他にあんなに心配してくれる人達がいるんですね。」

    2人は飲食をしながら話す。

    飛彩「景和、あまりアルコールは摂るな。体に障るぞ」

    景和「はいはい……」

    景和は笑って流す。

    永夢「飛彩さんをああやってあしらえるの君くらいだよ、景和君」

    唯阿「というか、桜井君手術してから鏡先生への態度が緩くなったよな」

  • 92二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:08:27

    道長「……」
    冴「……」
    一方でこの二人…というか道長は気まずい空気が流れていた
    というのもデザイアグランプリがまだ開催してた頃に道長がロポからバックルを奪い取ったのだ。これだけならまだいいがこのときのゲームで冴は家族を人質に取られており開放のためにジャマトと戦っていたのだがそれを道長が邪魔しバックルを奪い取ったのだ。結局は助かったから良かったがそのことに道長はかなり気にしていた。
    道長「……」
    冴「…あんたさ」
    道長「な、なんだよ…」
    突然冴から話しかけられ道長はビクつく。あのときのことをボロカスにいうのか?いやあれはそう言われても仕方ない。何なら殺されても仕方ない。だが死にたくない。だからせめて殴られる覚悟をしておこう、そう思っていた。しかし…
    冴「なんか食べる?私よそうけど」 
    道長「え…?」
    冴「いや何驚いてるの?ご飯あるんだから当然でしょ」
    道長は驚いた。自分は恨まれているのではないのか?なぜ普通に話しかけるのか?
    道長「お、お前は…俺のこと憎んでないのか…?」
    冴「憎む?なんで?」
    道長「だって俺は…」 
    家族を命の危機に…、そう続けようとしたしかし…
    冴「うん、それは気にしてる」
    道長「!…そ、そう」
    冴「でも、恨んでるとかない」
    道長「!な、なんで…」
    冴「結局責任はあんたより弱かった私にら。だからあのときのことは気にすることはあっても恨んでない、それにもうあんたは私達の仲間なんでしょ。ならいつまでも過去のことウジウジと気にしない、はいどうぞ」
    道長「ロポ…お前は強いな」
    道長は冴の、その心の強さに感服した。彼女は自分を恨んじゃいないどころか自分許していた
    冴「なにそれ?まぁ次に戦うときは勝つのは私だけどね」 
    道長「言ってろ、次も勝つ」
    謝罪はない、だがそれが二人の仲直りの印だった

  • 93二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:08:44

    冴「ところで祢音ちゃんから聞いた話だけどあんた刃さんのこと好きなんでしょ?」
    道長「なっ!?てめぇも知ってるのかよ!?」
    冴「あの人、ガード硬そうだから崩すの大変だけど頑張って」
    道長「余計なお世話だ!それにてめぇはゼロワンのこと好きなんだろ!進展はあったのかよあれから!」
    冴「なっ!?あんた人が気にしてることを!」
    道長「そっちもやっただろうが!」
    この二人…実は意外と似た者同士なのかもしれない

  • 94二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:15:41

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  • 95二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:15:56

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  • 96二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:17:15

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  • 97二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:17:29

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  • 98二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:19:03

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  • 99二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:19:15

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  • 100二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:19:26

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  • 101二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:29:28

    >>93

    貴利矢(やっと謝れたか、あいつ……ま、隊長さんのこと好きなのバラしたの自分なんだよなぁ……)

    part6
    【閲覧注意】ここだけ或人×祢音スレ Part6|あにまん掲示板あにまん限定CP、或人×祢音について語るスレですまだまだ続くよ‼︎bbs.animanch.com

    の13参照

    因みに唯阿への好意を利用して治療したのも貴利矢である。

    英寿「レーザー、まさかお前がバッファを戻すとはな」

    英寿に話しかけられ、貴利矢は振り向く。

    貴利矢「まあね……最初は何か面白そうなことやってんなと思って口出しだけしようと思ったら気づいたら自分が主治医になって治療してんの。休職扱いにしてもらって裏切ったフリしてさ……意味分からねぇけど、自分はこれでよかったと思ってるよ」

    英寿「そうだな……突っかかる奴がいないとなと思っていたから良かったが……あいつあれ以来突っかかる頻度がかなり減ったな」

    貴利矢「リプログラミングは性格かえないはずだけどね」

    英寿「リプログラミング?」

    貴利矢は飲酒しながら答える

    貴利矢「簡単に言えば人間の遺伝子を元に戻すこと。まあ……何故か洗脳解いたりとか色んな効果があるけどね」

    英寿「なるほど……」

    だからあの時の滅亡迅雷は最期に元に戻ったし、今井透を模したジャマトは最期に今井透の部分だけが残ったのか、と英寿は納得する。

  • 102二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 00:55:52

    >>101

    貴利矢は英寿が自分の過去を道長に話したことや、自分の過去を永夢が英寿に話したことは不問とすることにしていた。

    あれがなければ治療が成功しなかったのかもしれないからだ。

    英寿「しかしお前が裏切ったフリをする時のエグゼイド やスナイプの不自然さですぐ裏に何かあるなと思ったよ」

    貴利矢「さすが化かすことが得意なスター様は違うね。あの時は永夢も花家先生もノってくれて助かったよ。あいつらはまんまとノせられちゃうしね……お嬢ちゃんも悪かったよ、巻き込んでさ」

    貴利矢は冴に話しかける

    冴「あの時は本当に裏切ったと思ったけど、祢音ちゃんから聞いたよ。あんたあそこまでするんだね」

    貴利矢「まあ……前も似たようなことあったし、泥被るのは平気だよ、目的さえ果たせたらさ」

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 01:27:24

    景和「え!?或人さん社長になったのおじいちゃんの遺言からなんですか!?」
    或人「いや、実際は違うんだけど概ねはそんな感じかな」
    景和「でも…それでもすごいです…、家族だからって戦えって命令されたようなものなのにそれから逃げなかったなんて…」
    或人「まぁでもたとえじいちゃんに言われなくても俺は戦ってたと思う」
    景和「え…?」 
    或人「あのとき、初めて戦ったあのとき。夢を壊されるのが辛かった。そしてそれを平然と壊してるのに笑ってる奴らが許せなかった。だから戦う力がなくても俺は戦ってた。たぶん父さんやじいちゃんもそれを見越してゼロワンを俺に託したんだろうな…」
    景和「家族の想いってものですね…」
    或人「うん…少なくとも俺はそう思いたい」
    景和「そうですか…」
    或人「…そういえばさ、景和君の夢って素敵だよね」
    景和「え…、そ、そうですか?」
    或人「ああ!だって世界平和を臨んでるなんて今どきじゃ珍しいということもあるけど同時にそれほどまでに平和な世界好きなんだなって思えたよ」
    景和「あ、ありがとうございます…でもこれがなかなか大変で…、一回この夢のこと忘れてたし…夢を叶えるって大変ですね」
    或人「うん…、でもそれが叶ったときすげえ嬉しいし、何よりその時の景色が違って見えるよ、だから俺達は夢に向かって飛ぶんだ。叶えるために一歩一歩進んでさ」
    景和「或人さん…なんか社長ぽいですね」
    或人「ぽいというか社長だよ!今も現役の!」
    景和「あ!ならコネ入社で俺のこと採用というのは!」
    或人「ごめんなさい」 
    景和「速攻で不採用!?」
    このときまではみんなワイワイと楽しんでいた…このときまでは…

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 08:42:01

    冴「なんだか喉乾いたから水でも…ってどれが私の水だ?」
    冴は水を飲もうとテーブルを見たが運が悪く近くのコップには誰かが飲んでる最中であろう焼酎が入ったものと普通の水があった
    冴「私のどれだっけ…」
    唯阿「あ、すまないそれは私のだ」
    唯阿がコップを取った、じゃあ自分のはこれか…そう思って取り飲んだのだが…
    或人「ということで俺のギャグは惜しくも腹筋崩壊太郎のギャグに負けたんだよな」
    英寿「それ惜しくもなんともないだろ、惨敗だ」
    永夢「で、でも勝ちを諦めないのって素敵だと思います!はい!」
    或人「ねぇそれ褒めてる?…って冴さん?」
    或人は永夢と英寿に自分の前職について話していたが突然冴に抱きつかれる
    或人「どうしたの?なんかあった?」
    冴「…るの」
    或人「はい?」
    冴「いつ私の家に遊びに来てくれるの〜!」(泣)
    或人「ええ!?ちょ、ど、どうしたんですか…ってもしかして酒飲んだなこの人!?」
    永夢「ちょ!ど、どうしたんですか!?冴さんいきなり!?」
    英寿「この感じ…なるほどロポは酒に弱くて泣き上戸になるのか」
    永夢「ええ!?」
    唯阿「何!?あ、これ私の焼酎じゃなくて水か!ということは間違って取ったのか!?」
    冴「私寂しいよ〜!たまには会いに来てよ〜!」(泣)
    或人「いや、おち、落ち着いて!?」
    冴が間違って飲んだしまい泣き上戸になったことによりここからカオスになってくる…

  • 105二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 08:46:21

    景和「じゃあ俺看護師になって外科病棟で働くかな……」
    飛彩「それはノーサンキューだ。お前には向いてない。」

    この合コン?というか飲み会の開催者、福添准は静かに怒っていた。
    何故合コンだっつってんのに男女比が明らかにおかしいのか?
    何故仮面ライダーの変身者ばかりが集まったのか?
    何故開催者の自分を差し置き盛り上がっているのか?

    その答えはただ一つ、アークグランプリについて備える為交流をこの機会に図ろうと唯阿がこの飲み会の在り方を塗りつぶして書き換えたからだ。
    いや、もう一つ原因はあった、副社長秘書シェスタと専務取締役山下三造に仕事を任せて客の少ない時間帯を狙って「スパランド品川」で心身を整えている。
    そう、この合コンの参加者募集についても。
    彼自身は決して社長の座を狙うだけの小物ではなく、経営手腕もそれなりのもので飛電インテリジェンスの危機を幾度となく防いできた。
    なのに……
    なのに……

    福添「ふざけるんじゃないよおぉぉっ‼︎」
    彼は居酒屋の個室の中心で理不尽を叫ぶ

  • 106二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 09:40:43

    >>104

    或人達が泣き上戸になった冴をあやしている傍らで

    道長(どうする!?どうやってバルキリーと近づきになる!?くそ!最近話してなかったから何もわからねえ!)

    道長は唯阿と話したいと思っていた。しかしこの男、今まで恋愛などしたことがなかったからか何を喋ったらいいかなやんでる上そもそも緊張して話すことすらできなかった

    それを見かねたか貴利矢が助け舟をだす

    貴利矢「あー、隊長さん、悪いけど道長が話したそうにしてるから相手になってくれねえ?」

    唯阿「今か!?」

    貴利矢「お嬢ちゃんあやすの社長さんがやってくれるから平気でしょ」

    唯阿「大丈夫かそれ…?」

    貴利矢「まぁいいからいいから♪」

    冴をあやすのは酒を飲ませてしまった自分がしたほうがいいと思っていたのだが貴利矢のこれ以上いてもなんか言われそうなため仕方なく道長の元まで行く

    唯阿「よいしょっと…、それで吾妻君、私と話したいそうだが?なんだい?」

    道長(うおおおおおお!?!?!?ば、ばる、ばるるるバルキリーが俺の目の前に!?落ち着け!どうする!?何話す!?)

    「おおおおまままええええはな、何色のパンツ履いててて」

    貴利矢「お前何言ってんの!?」

    道長が緊張のあまりとんでもないことを聞いてしまい貴利矢はツッコむ。いやいくらなんでもこれはない。案の定…

    唯阿「何だ吾妻君は変態だったのか?」

    唯阿からはドン引かれていた

    道長(うわぁぁぁぁぁ!!!!!しまったぁぁぁぁぁ!!!!緊張のあまりとんでもないことをぉぉぉぉ!!!俺のバカヤローーー!!!!)

    貴利矢(こ、ここは自分が軌道修正を!)

    「あ、あー!なんのパンが好きかって聞きたかったんだよな道長!?ごめんねー!こいつ人と話すと緊張しちゃうらしくてさ!」

    唯阿「そ、そうなのか…?それならいいが…」

    貴利矢(あぶねー!!なんとか押し切ったぞ!!つーか道長緊張してるからって何とんでもないこと聞いてんだよ!?)

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 10:19:11

    >>105

    それを天津が宥める。

    天津「まあまあ巻添君……こういう事はよくあるよ」

    確かに飲み会を開催して話が脱線するのはよくある事である。誰かの歓送別会にしたってその人が常に主役ということはない。

    副島「副島だよっ‼︎」

    天津に宥められ、副島はアルコールの勢いもあり泣き出す始末だ

    副島「……合コンをして、いい相手を見つけて…‼︎」

    天津「私も婚活失敗したからその気持ちは分かるよ、あシャンパンを頼むかな」

    大我「洒落た奴だな……」

    ソルド9「ビールは何からできてるんだ?」

    ソルド20「麦芽からだろう」

    ソルド9「発酵!発酵!」

    その傍でソルド9と20は何故かビールの話をしていた。

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 10:52:42

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  • 109二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 10:52:57

    このレスは削除されています

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 11:08:30

    >>104

    そしてその光景をすごい顔で見ていた景和に大我が励ますために近づく

    景和「……」

    大我「ああその…なんだ、お前もその良い出会いがあるよきっとうん…」

    景和「…だ」

    大我「え?」

    景和「お前に俺の何がわかるんだー!」

    大我「うお!?落ち着けタイクーン!?」

    景和「俺なんて生まれてこの方女の子と友達になったことはあれどいい雰囲気になったことはないんだぞこの野郎!?それなのに俺の周りはどいつもこいつもよー!俺の何がわかるってんだ!」

    大我「いやそんなこと言われても…」

    景和「俺も女の子といい雰囲気になりたい!そして触りたい!」

    大我「お前酔ってんのか!?」 >

    >107

    その話を聞いたソルド20がビールの話からこちらへと来る

    ソルド20「桜井景和、お前女性のこと触りたいのか?」

    大我「いや言い方!」

    景和「ああそうさ!触りたいね!」

    大我「いやそうなのかよ!」

    ソルド20「そうか、なら」

    そう言ってソルド20は景和の手を自分の胸に持って触らせる

    それに景和と見ていた大我が数秒フリーズする

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 11:09:07

    景和「……え?」
    ソルド20「これで満足か?」
    景和「あ、いやその…え?」
    大我「いや待て待て!お前何やってんだ!?」
    大我が突然のことに戸惑いを隠せなかった。
    ソルド20は体は機械だが見た目は女性なのだ。それなのに堂々と自分の胸を触らせるといった行動をしている。大我はツッコまずにはいられなかった
    ソルド20「何って見てわかるだろ桜井景和の願望を叶えている」
    大我「ちげえよ!やり方の話してんだよ!何自分の胸触らせてんだよ!」
    ソルド20「安心しろ私達ソルドは性感帯など存在しない、故にエロ本みたいな展開もない」
    大我「そういうことじゃねえよ!タイクーンもなにか…タイクーン?」
    景和「あ、あ、ああ…」
    そして景和は突然の出来事で気絶してしまった
    大我「タイクーン!?」
    ソルド20「おかしいな、前に男が喜ぶことベスト100というのがあったから実践してみたんだが間違いだったか」
    大我「すべてにおいてな!おいしっかりしろタイクーン!?」

  • 112二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 11:44:48

    >>111

    大我「おい‼︎ブレイブ‼︎タイクーンが……えっ?」

    散々既に飲んでいた飛彩は絶叫する。

    飛彩「さきーー!!!!」

    大我「ああ、もうダメだな……」

    呆れ果ててもう何もしたくなくなった大我とその様子をニヤニヤ見ていた英寿にソルド9は突然聞く。

    ソルド9「お前ら鞍馬祢音と我那覇冴どちらが推しだ、答え次第では戦争だ」

    英寿「なんでだよ」

    英寿はくだらないと一蹴するが、大我は祢音のことを考えると、答えようとするが本気なソルド9に引き気味になる。

    大我(ここで真面目に答えたらやべぇ‼︎てか機械も酔うのかよ‼︎)

    ヒューマギアやソルドの進化っぷりに驚く大我だった。

    一方ソルド20は酔いが回り上機嫌になっていた。

    ソルド20「どうも~!ソルド20でーす!」

  • 113二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 12:02:52

    >>112

    めちゃくちゃになった会場に何故か責任感を感じた天津は立ち上がった。

    天津「ここは私が盛り上げよう」

    そして彼は……

    備え付けのカラオケを操作し、曲を入れる。

    天津「私の1000%の歌声を聴かせよう……」

    45歳の男は全力全開で歌い始める。

    自分が若い頃流行っていた歌を……

    副島「おお〜この歌久しぶりに聴いたなぁ…」

    唯一わかる副島だけは乗ってくれたが、他の面々は好き放題やっている。

    しかし天津は気にする事なく歌い続ける。

    唯阿「天津……実は酔ってたんだな……」

    疲れ果てた永夢はぼやく。

    永夢「もう帰りたい…」

    自分が原因だが道長を暴走させてしまった貴利矢もぼやく。

    貴利矢「奇遇だな…自分も…」

    一方で疲れ果てた大我は寝ていた。

    大我「zzz…」

  • 114二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:09:25

    冴「しゃちょうさ〜ん!私の家に来てよ〜!」(泣)
    或人「ああもう泣かないの!ほらいい子いい子!」
    或人は冴をおんぶしてあやしていた
    一方で…
    未成年組の別室
    ここでは普通に食事をしたり、ゲームをしたり楽しんでいたのだが…
    祢音「冴さんが或人さんに急接近してる!?やはりお酒の力か…!私も早くお酒飲める歳になりたい!」
    澪「お姉ちゃん流石だよ!」
    どういうからくりか成人組の個室も見れ、みんな(というか澪と澪の実況に)それに夢中になっていた
    パラド「この子さっきまであんなに敬語使うキャラだったのに…」
    ポッピー「でもお姉ちゃん想いでいい子だよ?」
    潤「文字通りの姉ばかだけどな!」
    ニコ「自分の家族に辛辣すぎない?」
    澪「よっしゃー!そのままチューしろ!」
    ニコ「ちょっと妹ちゃん落ち着いて!」
    祢音「こ、こうなったら私もあそこ行く!」
    ニコ「いや祢音ちゃんまで行ったら場の収集つかなくなるから!」
    この場ではニコがツッコミになっていた…

  • 115二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:14:59

    一方その頃……
    ベル「私はもう戦える……そして新しい力もあるのだろう?」
    ベロバのアジトに現れたベルは、ベロバからジャマトのプログライズキーを受け取る。
    ベロバ「ベル……そう言えばあんたってアークに近い人物なんでしょ?しかもアークのアイテムを使ったことがある……」
    ベロバの意図するところをベルと大智は察する
    ベロバ「アズやアークの勝手になんかさせないよ、私がめちゃくちゃに踏み躙ってあげる」
    ベロバはそう言い、今はレーザーレイズライザーを取り出す。

    一方その頃……
    紗衣子「そうだ、あの人……見たことがある」
    紗衣子は研究を続けながらあることを思い出していた。
    お彼岸の時、彼女は両親の離婚で離れ離れになった父親のお墓参りに来ていた。
    その時紗衣子は見たのだ。貴利矢が来ていたのを。
    話しかけようとした時、貴利矢が誰かと話しているのを見てしまう。
    まだ20代前半の若い青年
    何を話しているのかは分からなかったが、紗衣子は話しかけるのをやめた。
    そしてこの間貴利矢と食事中に乱入してきた人物とその人物が同一人物であることを思い出したのだった。
    紗衣子「九条先生……一体何が……」

  • 116二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:17:25

    先走ってたらすみません!

    最初におふざけで書いた次回予告風SSが進化していて驚きと嬉しさが隠せないです

    ベロバ「あいつらより先に始めてあげるわ♪」
    大智「君さえいなくればゲーム病の再生医療の道は閉ざされる」
    紗衣子「わ、私は……」
    ベル「さあ、ゲームを始めよう」

    アークグランプリに干渉を始めたベロバ、そして仮面ライダーに恨みを持つ大智とベル、アークグランプリに飛び入り参加権のある2人の目的は……

    飛彩「やはり共鳴を封じるために分断を考えたか‼︎しかし、やれることをするしかない……俺に切れないものはない‼︎」
    道長「あんたにどんな過去があるのかは知らねぇが、レーザーはあんたを最後まで見捨てなかったんだろ⁉︎」

    激化する戦い、勝ち切ってみせるには……
    英寿「もう一振りの力が必要だ」

  • 117二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:43:15

    >>114(※最後にこれだけ入れさてください)

    それからというものもうこれ以上は不可能だと判断した唯阿は解散となりみんな帰ることになったのだが…

    とりあえず言えたことは…

    『こいつらと飲み会なんてもう絶対したくない…』

    そして…

    天津「さて…ここでいいだろうアーク」

    厘(アーク)「ああ」

    とある夜の公園にて天津と厘、いや厘を乗っ取ったアークが対面していた彼らが対面しているの唯一つ

    天津「アークグランプリが始まるんだな」

    厘(アーク)「そうだ、言っておくが貴様がゲーム前になにかしようとしたらこいつの命はない」

    アークは厘を人質にしていた。それはアークは自分では動けないためヒューマギアを乗っ取る必要があるのだがそのために人質として、そして仮面ライダーとして動けるように厘を乗っ取ていたのだ

    天津「…わかった、だがまさかお前がさあのとき動かなかったのは意外だったよ」

    アーク「何あそこで動いたらゲーム開始前に私が退場してたかもしれないからな、それだけだ」

    天津「そうか、…だがこれだけは忘れるなよ、厘は必ず私が助ける…!だから死ぬな」

    厘(アーク)「ふん、そうだこれを渡しておこう」

    そう言ってアークが天津に何かを投げ渡す。それは2個目のアークドライバーだった

    天津「これは…」

    天津がアークドライバーを受け取るともうアークは…厘はいなくなっていた。それに天津は寂しさと同時に決意を新たにする

    天津「厘…、私は君を必ず助ける!」

  • 118二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:43:30

    >>115

    そしてベル達の前にアズが現れる

    アズ「ハロー♪」

    ベロバ「あんた…何しに来たの?殺されにでも来たの?」

    まさかの敵の陣営に自ら入ってきたアズに睨みつけながら聞くベロバだがアズは気にせずにベルに話しかける

    アズ「渡しそびれたものがあったのよ、ベル?これあげるわ」

    そう言って渡したのはゼロワンドライバー似ているベルト、エデンドライバーとエデンゼツメライズキーだった

    ベル「これは…」

    アズ「あなたもアーク様になってたのに忘れててね。それだけだから、じゃあね」

    そう言ってアズは消えた

    ベロバ「相変わらずムカつくけど…これには感謝しないとね」

    ベル「ああ…!これがあれば…!」

    滅(俺は…これでいいのか…?)

    その光景に滅は自分のやっていることに疑問を浮かべながら見ているだけだった


    黎斗「アークグランプリか、こんなゲーム私がすぐ絶版にしてやる!」

    一方の黎斗はどこかの屋上でアークグランプリの破壊を目論む

    それぞれの悪意を身に着け、最低最悪のゲーム、アークグランプリが始まる…!

  • 119二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 13:53:13

    追記ありがとうございます‼︎

    八乙女紗衣子には、財前美智彦という父がいた。
    彼は、遺伝子医療の研究施設ネクストゲノム研究所の所長を務めていて、世界で初めて確認されたバグスターウイルスの感染者を被験者として人類を究極の生命体へと進化させる研究を行っていた。
    そして彼に感染したバグスターの分離を目的としたそのオペの最中に突如として暴走したウイルスに感染し部下たちと共に消滅してしまった。
そして彼女の父は電脳世界へと追放されて電脳世界の住人となり、世間では死亡扱いとして処理されていた。 電脳世界でも父は研究を続けて、新型のバグスターウイルスを開発し、現実世界へと舞い戻った彼はDr.パックマンと名乗りパックマンウイルスを街に散布して大規模なパンデミックを引き起こし、自身を追放した人類への復讐と同時に自身の研究を完成させ、全人類を究極生命体へと進化させようと目論み暗躍していた。
    だがその目論見は、かつて被験体にしようとした者に潰されて、父は完全なる消滅を遂げてしまった。
    紗衣子は許せなかった。父を殺したバグスターウイルスを。だから檀黎斗と手を組みバグスターに復讐しようとした。
    だけれども、自分が恨んでいた相手は皆自分を笑顔にしたいと言った。
    そして檀黎斗に裏切られて呆然自失状態となった彼女に手を差し伸べる人物がいた。
    再生医療のため必要な存在であると職員証を首にかけて、自分の役割を思い出させてくれた九条貴利矢だ。
    だからこそ、紗衣子は最近の貴利矢の動向が気になっていた。突然の1ヶ月以上の休職やその後突如現れた青年の存在を。

  • 120二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 14:11:48

    合コンという名の飲み会から数日後……
    紗衣子「九条先生、最近変わったことはありませんでしたか?急に休職したりするし……」
    紗衣子は貴利矢に意を決して問いかける。
    貴利矢は考え事を少しすると、笑顔で答える。
    貴利矢「ああ、あれね……あれは自分の身内にちょっとあってね、心配ありがとうございます」
    明らかに何かを隠している。
    紗衣子「じゃあ、あの暴れ牛って九条先生が言った子は?」
    貴利矢は紗衣子に踏み込まれ、慌てる。
    貴利矢「あ、あいつはちょっと急病になった時自分が対応したくらいだよ」
    紗衣子「……九条先生、何かありましたら相談してくださいね。私は……」
    今までのこともあり彼の助けになれることがあれば助けになりたかった。
    貴利矢「うん、ありがとね」
    紗衣子「……」
    (一方飛電インテリジェンス社長室では……)
    唯阿「意外な来客だな……」
    或人「まさか飲み会で親交深めたと思ったらすぐ来るなんて……」
    唯阿と或人は意外な来客……英寿の訪問に驚いていた。
    英寿「何がおかしい?今日は作戦会議に来た。」
    或人「作戦会議?」
    或人が首を傾げると同時に英寿は話し続ける。
    英寿「共鳴現象のことだ」
    唯阿「共鳴現象がどうかしたのか?」
    英寿は共鳴現象について自分なりの見解を話す。
    英寿「確かにあれは強力なものだが、相手はある程度決まっている。それ故に弱点があるだろう?」
    ゲーマドライバーバックルやゼロワンバックルで安定して反動なく行えていても、共鳴現象には英寿の言うように弱点があった。
    唯阿「確かに……」
    共鳴相手と分断されてしまうとできない点だ。
    或人「じゃあどうしたら……」
    或人も頭を悩ませる。これ以上の解決案を今出すことはできないのだ。
    英寿「これからアークグランプリが始まるなら……決まった相手ほどの力が出なくとも共鳴の垣根は越えなければならない。……だからもう一振りの力が必要なんだよ。俺たちはヒトだから、ヒトの情報を何とかできれば……」

  • 121二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 14:43:34

    >>118

    ベロバ「アズの奴が何を考えているのかは知らないけど……まあいいわ。ベル、ナッジスパロウあんた達戦い合いなさい。」

    これは単純に戦い合えと言っているのではない。

    言葉の裏側を2人とも汲み取っていた。

    ベル「戦い合って、現実世界を破壊する」

    大智「そしてお邪魔キャラの仮面ライダー達を排除する、それが正解だろう?」

    そのための作戦は準備できていた。

    大智「彼女を抑えたら、上手く行くはずだよ」

    その言葉にベロバは笑う。

    ベロバ「ええ。その女……今は善人ぶってるけど過去でやらかしてるのよね……この前のゼロワンのように撃ったら壊れちゃうかしら?」

    ベロバはゼインの力の反応を感じたレーザーレイズライザーを手にする。

    ベロバ「あいつらより先に始めてあげるわ♪」


    一方紗衣子は1人病院内を歩いていた。

    紗衣子(九条先生は何かを隠している……私が前裏切ってパラドやポッピーピポパポに酷いことをしたから……?私が必要だって受け入れてくれたけど、私自身は助けにならないのかしら……)

    紗衣子はそう考えて悩む。

    紗衣子『お前たちは人間様の奴隷なのよ‼︎』

    過去の紗衣子はそう言い放ち、パラド達を痛めつけた。

    その時だった

    ベロバ「随分お悩みね、女医さん?」

    紗衣子の目の前には黒いロングの髪に白とピンクのメッシュが入った濃い目の化粧をしたパンクのような、ゴスロリのような衣装に身を包んだ少女がいた。

    その異様さに紗衣子は固まる。

    紗衣子「あ、あなた誰……?」

    ベロバ「知らなくていいわ、あなたどうせ消えるんだし♪」

    ベロバはそう言うと紗衣子に照準を合わせてレーザーレイズライザーを撃つ。

    紗衣子「……」

    ベロバに撃たれた紗衣子は気絶し、倒れていた。

    ベロバ「さあ、あんた達こいつを連れて行きなさい」

    ベロバはジャマトに命じて紗衣子を連れ去る。

    それは誰も気づかない間に起きた出来事だった

  • 122二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 15:20:35

    >>120

    唯阿「……リアライズを使うのはどうだ?」

    英寿「リアライズ?」

    唯阿の発した言葉に英寿は聞き返す

    或人「いやあれ使うの!?できるのかなぁ…」

    英寿「盛り上がってるところ悪いがリアライズってなんだ?」

    或人「あ、ごめん。リアライズっていうのは…」

    イズ「簡単に説明するとベルトに負担はありますがその代わり個人で共鳴並みの攻撃が可能となる特殊機能でございます。或人社長が以前鞍馬祢音様を止める際に使ったものといえばわかりやすいでしょうか?」

    英寿「ナーゴを?それって…あれか」

    イズの説明に英寿は思い出した。祢音がアークになってた際に或人が止めたがその際にライジングホッパーで止めていたと。英寿はその場にいなかったが今にして思えば恐らくあれはそのリアライズというのを使ってたのだろうと納得する

    英寿「なるほど…それがあればアークに対抗できるか」 

    或人「だけど問題はどう起こすかだ。リアライズにできるのは現状俺だけで他のみんなはできないしそもそもリアライズするにしてもプログライズキー持ってないとできないしなぁ…」

    英寿「結局スタートに戻っただけか…」

    唯阿「すまない…早計だったな…」

    英寿「いや、案が出ただけでも問題ないさ」

    それからも4人は色々考えてみたのだがこれといった案が出てこず時間だけが過ぎていった…

  • 123二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 15:49:31

    祢音「やっぱり私も参加すれば良かった‼︎」
    祢音は飲み会での或人と冴の様子を思い出してはハンカチをギリギリと噛んだり景和をポカポカと叩いたりしていた。
    景和「仕方ないじゃん、祢音ちゃんまだ飲酒はできないんだし、あの場にいても他の人に怒られていたでしょ⁉︎ていうか叩くのやめて⁉︎」
    景和は必死に祢音を止めながら、飲み会でソルド20の体を触らされた事を思い出す。
    景和「酒の勢いがないと異性との関係が作れないのかよ……」
    景和は祢音にポカポカ叩かれながら落ち込む。
    道長も同様に落ち込んでいた。飲み会の場とは言え、なんて事を言ってしまったのか、と
    道長「これじゃバルキリーにあわせる顔がねぇよ……レーザーの奴に乗せられた……」
    実際問題発言をしたのは自分自身だが、道長は貴利矢への恨み節を炸裂させていた。
    景和「そう言えばこの前貴利矢さんと一緒にいた美人の女の人って誰なんだろ?」
    景和は道長が台無しにした食事の場にいた女性を思い出す。
    祢音「え⁉︎誰それ‼︎貴利矢さんの彼女⁉︎」
    景和「彼女かは分からないけど……髪は長くて眼鏡をかけた美人だったな……」
    祢音もその話題に食いつき、景和と盛り上がる。
    道長「レーザーと一緒に仕事している女医だよ、レーザー自身が言ってた。」
    その言葉に2人はさらに盛り上がる
    景和「あんな美人の女医さんいたの⁉︎いいなぁ……」
    祢音「私も見てみたいなあ……」

    一方その頃、聖都大学附属病院では八乙女紗衣子が行方不明になり、大騒ぎになっていた。
    永夢「ダメです、電話も通じないし、居場所がわからないです‼︎」
    永夢はCRで紗衣子の件について報告していた。
    紗衣子はゲーム病で消滅……データ化してしまった人を元に戻す再生医療の研究を担っていた。
    だから紗衣子の存在はかけがえのないものなのだ。
    ポッピー「紗衣子先生どうしたのかな……」
    パラド「せっかく仲良くなったのにな……」
    紗衣子の身を案じる面々を尻目に貴利矢はCRを飛び出す。
    永夢「貴利矢さん⁉︎」
    貴利矢「永夢、悪い‼︎ちょっくら自分八乙女先生探してくるわ‼︎」

  • 124二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 15:50:50

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  • 125二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 15:55:19

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  • 126二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:10:50

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  • 127二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:12:02

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  • 128二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:14:15

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  • 129二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:16:00

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  • 130二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:19:16

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  • 139二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:23:43

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  • 140二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:46:33

    紗衣子はベロバのアジトで目を覚ましていた。
    ジャマトに拘束されていて彼女は狼狽える。
    紗衣子「な、何これ……⁉︎確か私……」
    状況が飲み込めない紗衣子の目の前にベロバと大智が現れる。
    ベロバ「あ、やっと起きた?女医さん♪」
    ベロバの姿を見て紗衣子は全てを思い出す。
    病院内を歩いていたらこの女に銃らしい物で撃たれてそれからの記憶がない。
    あの銃撃で気絶させられて、ここに連れてこられたのだ
    紗衣子「あなた達、何のために私を……」
    大智「仮面ライダーを倒すためさ」
    大智が紗衣子に話しかける
    大智「八乙女紗衣子、聖都大学附属病院で再生医療のリーダーをやっているドクターだね。君がゲーム病で消滅した人々の再生を研究しているんだって?」
    会ったこともない青年に自分のことを言い当てられ紗衣子は焦る。
    紗衣子「何であなたが知ってるの?」
    大智「そういう裏ルートがあるからさ。だから君が過去に何をしたかも知ってるよ?」
    紗衣子「……‼︎」
    大智「君はドクターライダー達に協力するフリをして父親を殺したバグスターを恨んでいた。だから裏切ってCRにいる無害なバグスター達を傷つけたんだろう?そもそも君の父親が非人道的なことをしたり逆恨みをしたりしたから自業自得で父親は死んだんじゃないのかい?
    君は檀黎斗と組んで父親の再生を目論んでいたらしいけど……彼に裏切られた。
    結局君のした事は父親同様の逆恨みで無意味なことだった?それが正解だろう」
    大智の指摘に紗衣子は反論できなかった。
    何故か心が重くなり苦しくなるのだ。
    そんな紗衣子の様子を見てベロバは笑う。
    ベロバ「あはは‼︎効果覿面じゃない‼︎」
    大智はさらに追い込みをかける
    大智「そんな君が、ゲーム病の患者を救うなんてよくできるよね?君さえいなくればゲーム病の再生医療の道は閉ざされるけど、君にそんな資格はないよね?」

    貴利矢「八乙女先生の顔を知ってるのは……道長と狸君か‼︎」
    貴利矢は2人に連絡を入れる。本当ならもっと多方面にも連絡を入れるべきなのだが今はそんな余裕がなかったし、連絡を入れることで広まる期待も込めて。

  • 141二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 17:06:15

    一方その頃……紗衣子のことで盛り上がっていた3人だったが祢音以外の2人に貴利矢から連絡が入る
    景和「あの女医さん行方不明になったの⁉︎」
    道長「話してる側からこれかよ‼︎」
    景和「すぐ探さないと‼︎」
    紗衣子を探しに行こうとする2人に祢音は声をかける。
    祢音「待って‼︎その八乙女先生って人どんな人なの⁉︎急いでいるのはわかるけど、私にも相談してよ‼︎」
    祢音の声に2人は足を止める。
    景和は聖都大学附属病院の医師をスパイダーフォンで検索する。
    景和「再生医療……八乙女……この人だよ‼︎」
    景和は紗衣子の写真を祢音に見せる。
    祢音「綺麗な人……じゃなくて‼︎この人が突然いなくなったんだよね⁉︎私或人さん達にも連絡する‼︎」
    祢音は或人に連絡をする。
    景和「ありがとう祢音ちゃん‼︎」
    道長「行くぞ‼︎」
    アークグランプリ、ジャマト側の動き、そしてシンクネット
    その3つの要素にて紗衣子が単純に行方不明になったとは思えないのだ。

    一方その頃……
    力無く街を彷徨う紗衣子をベロバと大智は見ていた。
    ベロバ「このまま野放しにしたらどうなるかしらね?」
    大智「精神的にかなりのダメージを受けているから自分で自分の命を……って言うのが正解かな?
    僕としては九条貴利矢の友人のように事故がいいけどね」
    2人は虚ろな目で彷徨う紗衣子を笑って見ていた。
    大智「さて、次は……君と戦いながら共鳴を封じて仮面ライダーを倒すとするか」
    大智は後ろにいたベルに話しかける。
    ベル「さあ、ゲームを始めよう」
    ベルはそう言い、エデンゼツメライズキーを手にする。
    大智も笑いながらデザイアドライバーを装着する。

  • 142二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 17:49:13

    一方で飛電インテリジェンスでは未だに共鳴について話し合っていた
    英寿「何かいい案がないものか…」
    唯阿「とはいってもあと思いつくのは…」
    或人「うーん…、あ!あれがある!」
    唯阿「あれ?なんかあったか?」
    或人「そういえば刃さんは知らなかったか、実はね」
    そこに祢音から電話がくる
    或人「あ、ごめん…もしもし祢音ちゃん?どうしたの…え!?貴利矢さんの彼女ぽい人がいなくなった!?」
    電話の内容に或人が話し、それが二人にも聞かれる
    唯阿「彼女ぽい…?……あああの人か」
    英寿「なんだバルキリー知ってるのか?」
    唯阿「ああ、一回だけ見たことある。仲良さそうだったぞ」
    英寿「そうか…だがいなくなったということは…」
    唯阿「十中八九ジャマト側の仕業だろうな」
    或人「わかった、俺達も探すから!名前教えといて!うん…うん…!それじゃ!」
    そして或人が電話を終え、二人にも紗衣子のことが伝わる
    或人「よし!今すぐ探しに…」
    イズ「或人社長!街でナッジスパロウとルシファーが戦い合ってるとの情報が!」
    唯阿「何!?」
    その情報に3人は驚く。まさかアークグランプリが始まったのかと、だが今は紗衣子のことも探さなければ…
    英寿「わかった、ナッジスパロウ達のことは俺とゼロワンで何とかする、バルキリーはその人を探してくれ。A.I.M.S.達を総動員させたらなんとか見つかるかもしれない 
    唯阿「すまない!頼んだ!」
    或人「ああ!任せろ!」
    そして或人と英寿はナッジスパロウ達の元へ、唯阿は紗衣子を探しに別れる

  • 143二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 18:08:58

    街の中ではアバドンやジャマト達が暴れ回っていた。
    景和「くそっ、これじゃあの人を……」
    道長「ごちゃごちゃ言ってる暇なんかねぇよ‼︎」
    生身でアバドンやジャマトを捌きながら2人は紗衣子を探していた。
    何故変身しないのかと言うと、紗衣子と面識があるのは貴利矢以外でこの2人だけだからだ。
    紗衣子をもし見つけたなら……紗衣子も反応してくれるはずだと考えたのである。
    景和「だけどこれじゃ変身しないわけには……」
    その時、A.I.M.S.の隊員達が駆けつけ、アバドンやジャマトに攻撃を加える。
    景和「これなら……‼︎」
    道長「俺はあっちを探すから、お前は別の方を探せ‼︎」
    景和「分かった‼︎」
    そして2人は別れて紗衣子を探す。
    道長(レーザーの大切な奴なら、見つけるしかない……‼︎)

  • 144二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 18:38:18

    ベロバはナッジスパロウとルシファーが戦い合うのを見て笑っていた。
    ベロバ「あはは‼︎もっと派手にやり合いなさい‼︎そう言えばあの女はどうなったかしらね?まあ見張りに滅をつけているから……これでようやくあの九条貴利矢を不幸にできるわ……ん?」
    ベロバはA.I.M.S.の隊員達が駆けつけたのを見つける
    ベロバ「本当動くのは早いのね……でも白けることはさせないわよ♪」
    そしてベロバは久しぶりに変身し、A.I.M.S.の隊員達の前に立ちはだかる。
    ベロバ「私の邪魔しないでよね♪」

  • 145二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:11:25

    一方でその光景をどこかの建物の屋上からアズも見ていた
    アズ「へぇ…、私達を出し抜こうと先にやり始めたのね。ふふ、おもしろいお婆さん。そんなことしなくてもとっくにもう始まってるのに♪」
    滅「見つけたぞアズ」
    その時、アークスコーピオンとなった滅がアズの前へと姿を表す
    アズ「あら、よくわかったわね」
    滅「どうやらアークの力を持ってる者がいたらわかるらしいな。だがそんなものはどうでもいい、貴様を抹殺すればな…!」
    そう言ってカバンアローをアズに構える
    アズ「はぁ…貴方が私に勝てるとでも?」
    滅「だからここにいる!」
    滅はアタッシュアローを射る。しかし…
    アズ「甘いわね、変身」
    『プログライズ!アーク!ライジングホッパー!』
    『A jump to the sky to gain hatred.』
    アズはアークゼロワンとなってそれを防ぐ
    アズ「あなたじゃ私には勝てないこと教えてあげる」
    滅「舐めるな!」

  • 146二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:15:32

    道長「あいつは……‼︎」
    彼の視線の先には白衣を着た、紗衣子がフラフラと歩いていた。
    見つけた、と紗衣子に近寄ろうとした瞬間だった。
    紗衣子がそのまま車道に足を踏み入れる。
    その後ろにはトラックが迫っていた
    道長はとっさに紗衣子の腕を掴んで歩道に引き入れる。
    紗衣子「⁉︎」
    紗衣子もとっさの出来事に驚いていた。
    何考えてんだ、と言おうとした瞬間だった
    紗衣子「……何で邪魔するの?私は……」
    助けた事を否定する言葉を紗衣子は虚ろな目のまま言う。
    かつて自分も貴利矢に同じことを言ったことを思い出し、道長は掛ける言葉が浮かばなかった。
    その上貴利矢の友人の死因と同じ事故で命を落とそうとしたのだ。
    紗衣子「だから私は……‼︎」
    紗衣子はまた車道に向かおうとする。
    道長「……っ‼︎」
    道長は紗衣子の手を引いたまま、建物の陰へと逃げ込む
    とにかく危険から遠ざけたかったのだ。

    建物と建物の隙間に逃げ込んだ道長は息を荒くしながら、地面に座り込んでいる紗衣子を見る。
    紗衣子「……あなた、この前九条先生と一緒にいた時に来たわよね……」
    紗衣子はポツリポツリと話し始める。
    紗衣子「それだけじゃないわよね、お彼岸の時、九条先生と一緒にお墓参りしていたわね」
    そこまで見られていたのかと道長は驚く
    紗衣子「……あなたは……一体……」
    道長「俺は……レーザーの患者だよ」
    紗衣子はその答えに驚く。再生医療の研究にあたる貴利矢が主治医になることなどないのだから
    紗衣子「九条先生の、患者?……まさか……でももういいわ、だって私……今まで逆恨みで周りを傷つけたり踏み躙ったりしたんだもの。再生医療のドクターなんかやる資格ないのよ……九条先生は私が必要だって言ってくれたけど……」
    紗衣子の言葉に今度は道長が驚く。貴利矢は以前にも自分のような奴を救っていたのかと。

  • 147二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:32:09

    >>146

    道長「俺だってあんたと同じだよ、どうしようもないところをレーザーの奴に助けられたんだ、どうやって返したらいいか分からないくらいの貸しがあるんだ……あんたにどんな過去があるのかは知らねぇが、レーザーは俺だって、あんただって最後まで見捨てなかったんだろ⁉︎」

    道長は紗衣子に向かって叫んでいた。

    紗衣子「……‼︎」

    紗衣子は一瞬ビクっとするが、目には生気が戻っていた。

    紗衣子「そうよね……九条先生は私のこと助けてくれたのよね……‼︎」

    紗衣子の様子にもう危険なことはしないだろうと道長は貴利矢に連絡を入れる。

    道長「レーザーか?お前の同僚の女医見つけたからな‼︎」

    道長は貴利矢と少し話すと通話を切る。

    紗衣子「……随分仲良く話すのね、ねぇあなたは何て言うの?」

    紗衣子は笑顔で尋ねる。

    道長は目を逸らすと口を開く。

    道長「……吾妻道長だ」

    紗衣子「吾妻君ね……私は八乙女紗衣子って言うの。ねぇ、私にも出来ることってないかしら?」

  • 148二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 20:11:13

    一方でルシファーとナッジスパロウは戦い合っていた
    ルシファー「ハァ!」
    ナッジスパロウ「フッ!」
    お互いサウザンドジャッカーを手に火花を散らしていたが…
    或人「お前ら!こんなところで争いやがって!」
    英寿「少しは人様の迷惑も考えたらどうだ?」
    ライズホッパーとブーストライカーに乗ってここに来た或人と英寿が駆けつける
    ルシファー「来たか…!」
    ナッジスパロウ「来たねお邪魔キャラ達、邪魔しないでもらおうか?」
    或人「ふざけんな!お前らのやるゲームは俺達が止める!」
    『エブリバディジャンプ!オーソライズ』
    『プログライズ!Let's Rise! Le! Le! Let's Rise! Let's Rise! Le! Le! Let's Rise!』
    英寿「それにお前らの言う事聞くととんでもなさそうだから、あえて無視してやる」
    『SET UP』
    或人・英寿「変身!」
    『メタルライズ! Secret material! 飛電メタル! メタルクラスタホッパー!』
    『 It's high quality.』
    『『DUAL ON』』
    『HYPER LINK』
    『LASER BOOST』
    『『READY FIGHT』』
    或人はゼロワンメタルクラスターホッパーに、英寿はレーザーブーストフォームとなってナッジスパロウ達に立ち向かう

  • 149二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 20:16:36

    >>147

    道長「はあ⁉︎何言ってんだ、あんたは病院に……」

    紗衣子「私だって九条先生の助けになりたい……どうしたの?」

    そこで道長はハッとする

    街中で暴れているアバドンを抑えるには共鳴が必要だ。

    だが貴利矢とは離れた場所にいる

    それは景和も気づいていた。

    景和「あの人が見つかったのはいいけど、この状況をどうにかするには……」

    飛彩は近くにはいない。

    唯一変身して戦っていた祢音も気づいていた。

    ナーゴ(ビートフォーム)「これ……キリがない‼︎大我さんがいないと……‼︎」


    紗衣子の身柄の確保に気を取られ、共鳴相手との分断作戦に嵌められたことに3人はようやく気づく。

  • 150二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:03:01

    しかし現実は非情で、アバドンやジャマトが自分達のところにも来てしまう。
    こうなったら変身しないと紗衣子を守ることはできない。
    道長はデザイアドライバーを取り出す。
    『SET』
    道長「変身!」
    『ZOMBIE』
    『READY FIGHT』
    バッファ「かかってこい、クズ共‼︎」
    そう言うとバッファはジャマトやアドバンを相手に戦い始める。
    紗衣子「暴れ牛ってそういうことね」
    紗衣子はバッファを見て妙に納得していた。
    バッファ「オラァ‼︎」
    ゾンビブレイカーでジャマトやアドバンを斬り伏せたり、バーサクローで殴ったりしてジャマトは倒し切ることができたものの、アドバンは倒しても倒しても再ログインして襲いかかってくる。
    このままでは消耗するのは自分だし、紗衣子の身だって守れない。
    バッファ「だから何だ‼︎」
    それでもバッファはアドバン相手にいたちごっこの戦いを続ける。
    それしか方法がないのだ。
    疲れで一瞬集中力が切れる。
    その時だった。
    紗衣子「きゃあっ⁉︎」
    紗衣子の悲鳴が上がる。
    バッファ「しまった……っ‼︎」
    アバドンの一体が紗衣子に襲いかかる。
    その時だった。
    ブレイブ(レガシーゲーマーレベル100)が紗衣子を襲おうとしたアドバンを倒す。
    紗衣子「鏡先生……?」
    ブレイブ「こんなところにいたか……吾妻道長お前も」
    バッファ「ブレイブ……」
    ブレイブ「やはり共鳴を封じるために分断を考えたか‼︎しかし、やれることをするしかない……俺に切れないものはない‼︎」

  • 151二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:12:40

    紗衣子「共鳴……?」
    バッファはブレイブの言っている意味を理解し困惑する
    決まってない相手との共鳴を行うつもりだ。
    バッファ「ブレイブ、何言ってるんだ……お前はタイクーンの」
    タイクーンの所に行って、共鳴を使えと言いかけるも、
    ブレイブ「今はそんな余裕はない‼︎」
    ブレイブはそれを一刀両断する。
    ブレイブ「アバドンはもちろんだが……シンクネットの幹部が新しい姿で暴れている。しかもベロバまで変身して、だ。飛電或人と浮世英寿が相手をしているが、シンクネットの連中の動きを止めねばこちらまでやられる‼︎」
    ブレイブの言葉にバッファは少し黙る。
    決まってない相手との共鳴、そこにどんなデメリットがあるのか。
    しかし、紗衣子のこともありそんなことは考えていられない。
    バッファ「……」
    『SET』
    『DUAL ON』
    『GAMER DRIVER』
    『READY FIGHT』
    一応共鳴反応は起こるが貴利矢が相手じゃないからかアバドンの動きはあまり抑えられない。
    それに……
    バッファ「……っ‼︎」
    ブレイブ「ぐっ……‼︎」
    自分たちへのバックファイアもあるようだ。
    紗衣子「……」
    紗衣子はその様子を何か考え事をしながら見ていた。
    バッファ「だからっててめぇらはぶっ潰す‼︎」
    ブレイブ「全て切除する‼︎」
    2人はアバドン達に向かっていく。

  • 152二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:07:12

    話は少し戻り>>148

    ゼロワン「ハァ!」

    ルシファー「グハ!…なんてな!そらぁ!」

    ゼロワン「うわ!?こいつ…あの時より強くなってる…!?」

    ゼロワンはプログライズホッパーブレードでルシファーを切るがルシファーはすぐ回復し逆にゼロワンを斬りつける

    ルシファー「当然だ!あのときはサーバーが壊れ実力を発揮できなかったがこれが俺の力だ!」

    ゼロワン「サーバーだよりの時点で実力もクソもないだろ!」

    ギーツ「フッ!」

    ナッジスパロウ「ガハ!?流石だね…!それが創世の女神とサポーターの力ってやつかな?」

    ギーツ「まぁな、それよりも俺達をここに呼び寄せてどういうつもりだ?お前らを見るに本気で殺し合うつもりはなさそうだが?」

    ゼロワン「え!?そうなの!?」

    ギーツの質問にゼロワンは驚く。

    それによりナッジスパロウは説明する

    ナッジスパロウ「この作戦もわかるか、僕達が君たちを呼びつけた理由は唯一つ、共鳴をさせないようにするためさ。あれは特定のライダー同士じゃないとだめなんだろ?仮に他の者同士でも良くても本来の力を発揮できない。だから分断させてもらったよ」

    ゼロワン「まじかよ…!」

    ナッジスパロウの説明にゼロワンを驚愕する。この騒ぎは共鳴できるライダー達を分断させることが目的だったのだ。この作戦にまんまと引っかかってしまいゼロワンは焦る。急いでみんなを集合させようと思うが…

    ナッジスパロウ「集めてもいいけどあれをどうにかしないとまずいんじゃない?」

    ギーツ「あれ?…!ベロバ!?」

    ナッジスパロウが指差すとそこには変身したベロバが暴れているところであった

    ゼロワン「なっ!?あいつもかよ!」

    ギーツ「ここは俺に任せろ、お前はあっちに行け」

    ゼロワン「だけど…いや、わかった!英寿さん無事でいろよ!」

    ゼロワンはここでギーツを一人にさせるとルシファー達を相手にしてしまい倒される心配をするがだがベロバも放って置くこともできずこれを了承しベロバの元へ向かう

    ナッジスパロウ「君一人で僕達に勝てるとでも?」

    ルシファー「お前ごときすぐ滅ぼしてやる!!」

    二人のアークの力を持つライダーにギーツはファイティングポーズを取る

    ギーツ「お前らに不覚を取るほど俺は落ちぶれてないがな」

  • 153二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:46:26

    >>151

    バッファとブレイブは無理筋の共鳴にてアバドン達を何とか強制ログアウトにまで追い込んでいた。

    バックファイアもあり2人は強制変身解除してしまう

    紗衣子「……」

    紗衣子は相変わらず考え事をしているようだった。

    飛彩は疲労から息を荒くしながら言う

    飛彩「やはり、景和じゃないと負荷がかかるのか……だがこれでシンクネットの連中の動きは……‼︎」

    道長「だがこうやって相性の良くない奴とだと反動が……‼︎」

    そんな2人に紗衣子は近寄って話しかける。

    紗衣子「吾妻君、あなたの相性の良い相手って九条先生ね?」

    道長「何でそれが……?」

    紗衣子は今日初めて共鳴現象を見たのに言い当てたのだ。

    紗衣子「ドライバーが違うとかそう言うことじゃなくて、話は単純よ、人間ね、相手によってコンディションは変わるものよ……あなた九条先生と仲良さそうだものね。」

    道長「誰が……」

    紗衣子は話を続ける。

    紗衣子「今の輝きが50%なら……それを100%にしてあげられるかも、そして相性のいい相手となら輝きを120%に引き上げられるかも……今すぐの話じゃないけどね」

    飛彩も道長も紗衣子が何を言っているかわからなかった。

    紗衣子「まあ……私がドライバーとかのシステムに口を挟めたらの話だけど。それにそうだとしても条件があるわ。」

    道長「何だよ」

    紗衣子「九条先生と吾妻君、あなたたちから事情を聞かせてもらうことよ」

    飛彩「……再生医療の技術でどうにかできるのか?」

    紗衣子「そうね……実験は必要でしょうけど。」

    紗衣子がそう言った時、ちょうど貴利矢が駆けつけた。

    貴利矢「道長‼︎それに八乙女先生も無事か⁉︎」

    紗衣子「あら九条先生、ちょっと到着が遅くありませんか?患者さんが大変なことになってますよ?」

  • 154二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:30:07

    一方その頃……
    タイクーン「祢音ちゃん大丈夫⁉︎」
    景和は変身してナーゴと合流してアバドンと戦っていた。
    ナーゴ「うん……本当あいつらしつこい‼︎なんか少し弱ったから頑張れば……」
    その時だった
    スナイプ(シミュレーションゲーマーレベル50)「おい‼︎ナーゴ何悠長なこと言ってやがる‼︎今すぐあれやるぞ‼︎」
    アバドンが弱ったからスナイプが駆けつけたのだった。
    ナーゴ「大我さん‼︎来るの遅い‼︎」
    そう言い、ナーゴはゲーマドライバーバックルを左側にセットする。
    『SET』
    『DUAL ON』
    『GAMER DRIVER』
    『READY FIGHT』
    相性の良い相手との共鳴にてナーゴとスナイプはアバドン達を倒して行く。

    その様子を見ていた紗衣子は呟く。
    紗衣子「あれが100%ね。100%のも見れて良かったわ。
    さて、九条先生に吾妻君、やっぱり先に事情を説明してもらいましょうか?」
    飛彩「監査医に吾妻道長……話した方がいい。」
    そこにちょうど唯阿が辿り着く。
    唯阿「皆無事か⁉︎……あなたが八乙女先生か」
    紗衣子「初めまして。私は八乙女紗衣子です。お願いしたいことがありまして……」
    紗衣子は真剣な表情で唯阿に言う。

  • 155二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 00:15:53

    紗衣子先生が祢音ちゃんにどんなアドバイスするのか気になる……
    恋愛経験もあるだろうし

  • 156二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 00:19:19

    ベロバ「あはは!!!消えなさい!」
    A.I.M.S.隊員達「うわぁぁぁぁ!?!?!?」
    一方でベロバはA.I.M.S.の隊員達、そしてソルド達をその巨体を利用し追い詰めていた
    クラッシング「大丈夫か!?」
    A.I.M.S.隊員「な、なんとかな…!」
    ストーミング「くそ!こっちの装備じゃ効果ないか…!」
    スカウティングパンダ型ソルドマギア(以下スカウティング)「だがなんとしても…!2時の方向からゼロワンが来る!」
    ベロバ「あ?ゼロワン?」
    ベロバが振り返るとそこにはライズホッパーに乗ってこちらに来るゼロワンがいた
    ゼロワン「ハッ!」
    『アルティメットライズ!』
    『アルティメットストラッシュ!』
    ベロバ「ぐっ!ゼロワン…!」
    ゼロワンは早々にベロバにアルティメットストラッシュを放ちベロバにダメージを与える
    ゼロワン「なんとか間に合ったか…!ベロバ!お前いい加減大人しくしろ!こんなことしてもアークの思うつぼだぞ!」
    ゼロワンの指摘にベロバは鼻で笑う
    ベロバ「はっ!そんなもん知っちゃこっちゃない!私はあいつが気に入らないんだよ!あいつさえ潰せればなんでもいい!」
    ゼロワン「お前めちゃくちゃだな!」
    ベロバ「うるさい!それよりもあんたが私に勝てるとでも言うの?アークの意志に負けたあんたが?」
    ベロバは挑発するそれはゼロワンに本気を出させないようにするためだ。或人の負の歴史でもあるアークの意志に負けたことを言えば少しは怒りでいつもと違う動きになると思った。しかし…
    ゼロワン「安い挑発だな」
    ベロバ「…なんですって?」

  • 157二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 00:20:01

    ゼロワンはそれに乗らなかった。それにベロバは苛立つ
    ゼロワン「たしかに俺はアークになった。大事な存在失ってその原因を憎んで、それで事態を悪化させた」
    ベロバ「なら」
    ゼロワン「でも、だからこそ!俺は前に進む!もうあのときのような悲劇を産まないために!俺は、俺達は前に進む!夢に向かって飛ぶために!お前のような奴からみんなの夢を守るために俺は戦う!だからもう止まるつもりはない!」
    ゼロワンの決意にベロバは苛立つ。自分の想像していたことと違うのもそうだが何よりその青臭くともまっすぐな信念が彼女にとっては最高に苛つかせた
    ベロバ「この…調子に乗るんじゃないよ若造が!」
    ベロバはゼロワンに向かってレーザーレイズライザーの射撃を放つがゼロワンはそれに臆することなくあのセリフをベロバに言い放つ。先に立つ者の責任と信念の表れであるあのセリフを
    ゼロワン「ベロバ!お前を止められるのはただ一人!俺だ!!」

  • 158二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 00:55:10

    >>154

    ベロバも大智もいない状態で放置されていたサーバーと一体化したジャマト、ガーディアをタイクーンはニンジャフォームの時の複眼の能力で見つけ出していた。

    タイクーン「ようやく見つけた……シンクネットのサーバー‼︎」

    タイクーンは攻撃を仕掛けようとするがガーディアは蔦で攻撃する。

    スナイプ「食らえっ‼︎」

    共鳴状態にあるスナイプはガーディアにミサイル攻撃を仕掛ける。

    その拍子にタイクーンを狙っていた蔦攻撃は大きくずれてしまう。

    ナーゴ「ここで終わらせるんだから‼︎」

    ナーゴはタクティカルブリザードを発動し、冷気に変化した音を帯びたビートアックスを突進しながら振り回し、ガーディアの体を凍結させる。

    ナーゴ「大我さん‼︎」

    スナイプはゲーマドライバーのレバーを開閉してバンバンクリティカルファイヤー発動する。

    ただでさえ体を凍らされて動けないところをロックオンし複数の砲撃で粉砕したのだった。サーバーごと。

    その瞬間残っていたアバドン達は消えたが何故かルシファーは苦しみつつも消えずにギーツと戦っていた。

    ナーゴ「何であいつは消えないの?」

    その時リオンのことが思い出される。

    スナイプ「あの野郎、アバターとは別にヒューマギアの体も作ってやがる‼︎」

  • 159二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 08:52:27

    ギーツもルシファーとナッジスパロウとの戦いでルシファーが不調になっていたが消えないことに疑問を思い浮かべていたがすぐにわかった
    ギーツ「フッ!」
    ルシファー「グッ!やはりサーバーが壊されたか…!」
    ギーツ「らしいな、それで消えないのが不思議だがその体がヒューマギアだからか?」
    ルシファー「ああ…!どうせサーバーが壊されるのならサーバーからこのヒューマギアに制御を移させてもらった!これさえあればお前らの共鳴など怖くもない!」
    どうやらルシファーはヒューマギアにデータを移すことでサーバーが破壊されても動けるようにしたらしい。それにより今は不調こそあれど自由に動けていた
    ギーツ「だったらその体を破壊したらもうお前は動けなくなるってことだろ?だったら話早い。お前を倒すだけだな」
    ナッジスパロウ「おいおい、僕もいることを忘れないでほしいね!」
    ナッジスパロウが攻撃を仕掛けるがギーツはそれを華麗に避ける
    ギーツ「忘れちゃないさ、さぁ…ここからが、ハイライトだ」
    ルシファー「ほざくな!」
    ナッジスパロウ(ここらが潮時かな…、隙を見て逃げ出すか)
    ルシファーはギーツに激昂して襲い掛かるなかナッジスパロウは逆にどうやら今回は無理と判断したらしく逃げることを考えていた

  • 160二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 09:18:26

    >>154

    唯阿「それは私1人の判断では……だが後から他の人にも聞いてみよう。」

    唯阿は紗衣子の要望に対して個人的にはOKを出したいが、或人達のこともあり保留とした。

    唯阿「でも、多分いい返事は期待できるかと」

    紗衣子「そう?ありがとうございます。」

    再生医療、つまりその分野のエキスパートである紗衣子はヒトの構造など永夢達より遥かに知識が長けているのだ。

    貴利矢「それにしても、自分道長と狸君にしか連絡してないのにあんたら来るの早いね」

    飛彩「俺は小児科医から聞いた。」

    なるほど、と貴利矢は頷く。

    唯阿「私は社長さんに祢音ちゃんから九条先生の彼女のような人がいなくなったと連絡があって来たんだ。」

    唯阿の言葉に紗衣子は慌てる

    紗衣子「か、彼女って……わ、私は……」

    大人の女性らしく振る舞っていた紗衣子は急に少女のようになる。

    貴利矢「彼女のような、ね……」

    貴利矢は道長を睨む。祢音から紗衣子の連絡が行くとしたら紗衣子のことを話したのはこいつだ、とすぐ察した。

    貴利矢「あの時(唯阿への好意を暴露した時)の仕返しってわけ?」

    道長「俺じゃねぇよ‼︎勝手にタイクーンとナーゴの奴が盛り上がっただけだからな‼︎」

    道長は慌てて否定する。

    紗衣子は平静を取り戻すと、口を開く。

    紗衣子「九条先生、この子……吾妻君に助けてもらって話を聞いていたら大体分かったわ、最近のあなたに何があったのか。だからきちんと話を聞かせてほしいの。」

    貴利矢「……」

    部外者だからと心配をかけないように紗衣子には黙っていたが、それが余計に紗衣子を不安にさせていたのだ。

    貴利矢「分かった、八乙女先生。これまでのこと話すよ。」

    道長「……」

    そして貴利矢は紗衣子に何故自分が休職したのか等の理由(part4〜part6)を説明した。

  • 161二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 09:22:34

    >>160

    貴利矢「かくかくしかじかで……っていうこと」

    紗衣子「そんなことがあったんですか……九条先生またどうしようもない人を助けたのね」

    事情を理解した紗衣子は不安が払拭されて笑顔になる。

    紗衣子「だからあなたは九条先生の患者なのね」

    紗衣子は道長に話しかける。

    道長「ああ」

    その時唯阿はあることに気づく。

    唯阿「八乙女先生ってボディタッチ多くないか?」

    貴利矢「あの人は元からそういう人なわけ。最初は鏡先生狙ってアプローチかけたりしてたし。」

    飛彩「そう言えばそうだったな……」

    そう、紗衣子はボディタッチが多いのだ。

    だから先程正気に戻ってからも道長に話しかける時とかにボディタッチをさりげなくしたりしているのだった。

    唯阿「また厄介な人が増えたな……」

  • 162二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 10:35:12

    >>159

    ルシファー「ハァ!」

    ギーツ「甘いな!ハッ!

    ルシファー「ガッ!?

    ルシファーはサウザンドジャッカーで斬りつけに行くがギーツはカウンターを決める

    ギーツ「その武器の使い方がなってないな、サウザーや同じ能力を持ったザイアのほうがまだ使えたぞ」

    ルシファー「黙れ!貴様、いや世界を滅ぼし楽園を作るのは俺だーーー!!!」

    ギーツ「…マザー・テレサは言っていた。『自分たちは皆、神の楽園に憧れている。でも実は自分たちは、いま置かれたところで楽園を味わうことができる』と。今の世界を生きようともしない者が作る楽園なんて作れるわけがない!」

    『BOOST TIME』

    『HYPER BOOST GRAND VICTORY』

    ルシファー「なに!?グハ!?」

    ナッジスパロウ「なっ、しま、ガバ!?」

    ギーツはブーストスロットルマークⅡを捻ってブーストタイムを発動させハイパーブーストグランドビクトリーを発動させる

    それにより超高速でルシファー達を翻弄して連続攻撃を喰らわせる

    ギーツ「これで終わりだ」

    『FINISH MODE』

    『LASER BOOST VICTORY』

    ギーツ「ハァァァァ!!!!」

    そこからさらにレーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを操作し、インプットリガーを引きレーザーブーストビクトリーを発動する

    4人の分身のギーツと共にライダーキックを放つが…

    ナッジスパロウ「仕方ないな…」

    ルシファー「なっ!?貴様何を…」

    ナッジスパロウ「悪いね、僕はまだ死にたくないんでね」

    ルシファー「き、貴様…!ぐ、ぐわぁァァァ!!!!」

    ナッジスパロウが必殺技を受ける前にルシファーを盾にする。ルシファーはもがくがときすでに遅くギーツの必殺技を一人で受け爆散する、その爆発を利用してナッジスパロウは逃げていった…

  • 163二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 12:59:57

    >>157

    ベロバ「誰が止まるか!逆に潰してやる!」

    ベロバはレーザーレイズライザーをゼロワンに向けて放つがゼロワンはそれをクラスターセルの壁で防ぐ

    そしてアタッシュカリバーと分離したプログライズホッパーブレードをゼロワンドライバーにスキャンさせる

    『ファイナライズ!』

    『ファイナルストラッシュ!』

    ゼロワン「ハァ!」 

    そしてファイナルストラッシュを発動させクラスターセルの斬撃を見舞う

    ベロバ「ぐっ!だけどきかないねえ!」

    しかし巨体のベロバには大したダメージにならず、逆にベロバはゼロワンを潰そうと迫ってくる

    ゼロワン「まだまだ!」

    『フィニッシュライズ!』

    『プログライジングストラッシュ!』

    ゼロワン「ハァ!」

    しかしゼロワンはそれを避け空中にベロバの周りにクラスターセルの足場を作りゼロワンはクラスターセルの斬撃のプログライジングストラッシュを放つがまたしてもベロバには効果はない

    ベロバ「ハッ!あんたなにして…!な、なんだ体が動か…!これは!」

    ベロバは攻撃をしようとするが突然動けなくなる。ベロバ本人が驚く中動けなくなった原因を見ると驚愕する。なんと先程必殺技を受けた箇所にバッタとなったクラスターセルがアーマーを食べていたのだ

    ベロバ「な、なんだいこれは!?くそ!邪魔だよ!」

    ゼロワン「隙ありだぜ!」

    ベロバ「なっ!?グフ!?」

    アーマーを食べるクラスターセルを潰そうとするベロバだったがそこにゼロワンが更に斬撃を見舞う。アーマーを食べられた影響でその巨体にダメージが入りやすくなっていた。

    そしてそれを見ていたA.I.M.S達もそれに追撃として射撃する

    ベロバ「ぐっ!お前ら!」

    ベロバがレーザーレイズライザーをA.I.M.S.達に向け射撃するが…

    ゼロワン「させるか!」

    ベロバ「なっ!?邪魔するんじゃないよ!」

    ゼロワンがクラスターセルの壁を作りそれを防ぐ

    そうこうしてるうちにベロバのアーマーはさらにクラスターセルに食べられてしまっていた

    ベロバ「クソ!」

  • 164二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:00:47

    ゼロワン「ベロバ!これで終わりだ!」
    『メタルライジング!インパクト!』
    ゼロワン「ハァァァァ!!!」
    ベロバ「させるか…なっ!?」
    ゼロワンのメタルライジングインパクトを防ごうとバリアを貼ろうとするがそのバリアも足場で作っていたクラスターセル達がバッタとなってそれを食べなくなってしまった。そして…
    ゼロワン「うおおおおお!!!!」
    ベロバ「ぐっ、あぁぁぁああぁ!!!!!」
    メタルライジングインパクトを真正面から喰らい風穴が開く。その瞬間ベロバは爆発し、変身が解除されたのだった…
    ゼロワン「よし…!」

  • 165二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:31:15

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  • 166二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:31:51

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  • 167二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:33:01

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  • 168二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:33:22

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  • 169二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:33:50

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  • 170二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:35:01

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  • 171二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:38:06

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  • 172二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:50:09

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  • 173二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:55:02

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  • 174二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:58:04

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  • 175二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 13:59:42

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  • 176二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:00:16

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  • 177二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:02:32

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  • 178二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:06:07

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  • 179二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:14:11

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  • 180二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:27:41

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  • 181二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:31:31

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  • 182二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:53:17

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  • 183二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:30:15

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  • 184二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:42:06

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  • 185二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:43:13

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  • 186二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 18:55:07

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  • 187二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 19:03:00

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  • 188二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 19:07:57

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  • 189二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 19:49:01

    巻添えで消されてしまったので再掲

    >>164

    しかし何故か変身解除したベロバは笑っていた。

    ベロバ「あはは‼︎あんたこんなことしていていいの⁉︎」

    ゼロワン「どう言う意味だ?」

    ゼロワンは笑っているベロバに問いかける

    ベロバ「あんたたちを誘き寄せるためのあの女よ‼︎あの女にあんたと同じことをして街に放っておいたから……今頃どうなっているかしらね⁉︎」

    ベロバの答えにゼロワンはハッとする。

    元々は八乙女紗衣子の行方不明から今回の事件は始まったのだ。

    何故かベロバにレーザーレイズライザーで撃たれた時或人は過去の自分に意識を塗りつぶされてしまった。

    ならばその人は……

    その時だった

    紗衣子「ごめんなさいね?あなたの思うようにならなくて。私まだ生きているわよ?」

    まさにベロバ達に攫われたはずの紗衣子が現れたのだ。

    紗衣子の生存にベロバも驚く。

    ベロバ「あんた……どうして⁉︎」

    紗衣子「私を見つけ出して助けてくれた人がいるから。確かに私にはどうしようもない過去があるけどね、それでも必要だって言ってくれる人もいれば傷つけたのに受け入れてくれる人達だっている。だから私はドクターの自分を諦めないわよ。」

    紗衣子がそう言い切ると、ベロバはレーザーレイズライザーを構える。

    ベロバ「綺麗事ばかり……‼︎あんたの過去は消えないのよ‼︎」

    再度紗衣子を撃とうとした瞬間、唯阿がレーザーレイズライザーを撃ち落とす。

    唯阿「そこまでだ。悪あがきはやめろ‼︎」

    ベロバ「……っ‼︎」

    紗衣子と唯阿の登場にゼロワンは安堵する

    紗衣子が無事に保護されて身の危険が及ばないようになったのだから。

    ゼロワン「良かった……‼︎」

    ベロバ「滅は⁉︎滅を見張りにつけて仮面ライダー達を分断したのよ⁉︎」

    ベロバは滅が見張としての役割を放棄したことを察し、慌てる。

  • 190二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 20:51:02

    その瞬間だった、ベロバたちの近くに何かが勢いよく落ちてきた
    落ちてきた衝撃に全員衝撃に備える
    ゼロワン「ゲホゲホ…一体何が…!?」
    ゼロワンは土煙晴れてきたなかで落ちてきたものを見て驚愕する
    ゼロワン「滅!?」
    唯阿「なに!?」
    滅「クッ!」
    それはアークスコーピオンとなった滅だったのだ
    ベロバ「滅!?あんた今まで何してたのよ!?」
    滅「だま…れ…!」
    ベロバも意味でどこにいたのか滅に怒りながら聞くが次の瞬間また何かが落ちてくる
    ゼロワン「うわ!?今度は何だよ…って!?」
    アークゼロワン「あら、意外とやるわね。流石悪意が全盛期だったときのあなたね」
    落ちてきた正体はアークゼロワンだった
    それにはベロバ間も驚く
    ベロバ「アズ!?あんたなんで!…いやまさか…!」
    アークゼロワン「そう♪私も参加者だからさっそくやってるの♪まぁ相手がこれだから特になんともないけど」
    ベロバ「うそ、でしょ…」
    ベロバは理解する。自分達がアズ達を出し抜くために先にやり始めたと思ったアークグランプリがもう既に始まってたこと…。そして滅が手も足も手が出ずにボロボロになってることからアズが、アークゼロワンが自分が思ってるより強いということを…
    アークゼロワン「なんか驚いてるけどそれじゃあさっそく滅をやっちゃおうかしらね♪これで参加一人退場♪」
    『アークライジング…!インパクト!』
    アークゼロワン「それじゃ滅、呼び出したばっかで悪いけどさようなら♪」
    滅「まだ…だ…!」
    (くそ…!体が動かない…!俺は…ここで…終わるのか…!?)
    滅が動こうにもダメージによって動くことができなかった。その間にアークゼロワンが手にエネルギー球を溜め、それを滅に放つ…

  • 191二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 21:58:19

    ゼロワン「させるか!」
    滅「!?飛電或人!?」
    ゼロワンが滅の前に立ちクラスターセルの壁を作り攻撃を防ぐ
    ゼロワン「ぐっ!」
    アークゼロワン「これは驚き。あんたがそいつ庇うなんてね。でもバカね、そいつは過去の存在で、イズを殺した存在なのに」
    アークゼロワンも驚いていた。なにせゼロワンが滅を、それもアークになってた時の滅を助けようとしてたからだ。この滅はイズを、大事な相棒を手にかけた存在。それを救うなんてアークゼロワンには到底理解できなかった
    そのアークゼロワンの疑問に攻撃を防ぎながらゼロワンは答える
    ゼロワン「そう、かも、な!だけど!それでも俺は助けるんだよ!これ以上あんな悲劇を産まないために!これ以上俺達が悲しまないために!」
    滅「飛電或人…ぐっ!?な、なんだ…!
    ゼロワンの滅を救う姿勢に滅は何かを思い出そうとしていた…それはあの聖戦、いや二人で悪意を乗り越えたあの出来事…
    滅『どういうつもりだ……!! 何故戦うのをやめた!? 』
    或人『家族を奪われて……怒らない奴なんかいない……! 』
    滅『“家族”……? ああ、そうだ! 迅は……迅は俺の『息子』だった! それを奪ったのはお前だ!! 家族を奪われて、怒らない奴がどこにいる―――ッ!!!』
    或人『 ああ……その通りだ! その怒りを、その悲しみを……お前はもう分かっていたはずだ! 滅!! お前には、心があるんだから!!』
    滅『本当は怖かったんだ……! 俺の中から湧き上がるこの、俺を邪魔するわけのわからないモノが!だから憎かった!! こんなものを教えた人間が!!!」』
    或人『絶対に乗り越えられる…! 『心』があるって解ったんなら!!』
    或人『だって…俺達は“仮面ライダー”だろ?』
    滅『何故……俺を破壊しなかった……?
    或人『……もう、その必要はないだろ?』
    滅「俺は…」
    ゼロワン「うおおおおお!!!!だぁ!」
    ゼロワンはすべてのクラスターセルでさらに壁を作り防御に徹しだ。結果アークゼロワンの必殺技を防いだのだった

  • 192二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 04:52:20

    >>191

    その様子を唯阿や他のライダーに庇われていた紗衣子は見ていた。

    紗衣子「傷つけた相手を守るなんて……」

    唯阿「ああ、社長さんらしい」

    紗衣子は自身の過去を思い出していた。

    父親を殺したバグスターを憎んで、他人を踏み躙ったり、無害なバグスターを痛めつけた過去を。

    だけれども自分が恨んでいた相手達は自分の心を救いたい、笑顔を取り戻したいと言って、バグスターにも心があることを知った。自分はその言葉に戸惑うしかなかった。

    紗衣子「あの人も、心があるから苦しんでいるのね」

    紗衣子は滅の様子を見ながら呟く。

    ベロバのアジトに囚われている時、彼は無表情で無言のままだった。しかし、色々思うところはあったのだ。

    唯阿「ああ……ヒューマギアにだって心はある、色んなことを学習する。社長さんはヒューマギアだって笑顔にしたい、そんな夢に向かって無茶をしても何度も立ち上がって来たんだ。それで人やヒューマギア達を繋いできた。」

    紗衣子「……」

    紗衣子は最初は貴利矢の助けになりたいから、と言っていたが、或人の抱えた思いを知る。

    紗衣子「あの人がドライバーのことを調整しているのよね?」

    唯阿「ああ」

    紗衣子「ならさっきの話……直接あの人と話してみたい。」

    紗衣子は必死に滅を助けようとしている或人を見ながら呟く。

  • 193二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:52:59

    アークゼロワン「ワォ、これは驚き」
    アークゼロワンは自身の必殺技を防いだゼロワンに驚いた。まさかあちらもアークの力を持っているとはいえそのプロトタイプに防がれるとは思わなかったからだ。だがよく思い返してみたらシンクネット事件のときに世界を破壊するビームを五体満足で防いだことあったなと思い出しこれもあり得るかと納得した
    アークゼロワン「まぁでももう一回やれば…」
    ギーツ「させると思うか?」
    『BOOST TIME』
    『HYPER BOOST GRAND VICTORY』
    アークゼロワン「え?あ、しま…ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!」
    アークゼロワンはもう一回必殺技を放ち追撃しようとしたがなんとそこにギーツが駆けつけハイパーブーストグランドビクトリーでアークゼロワンを吹き飛ばした
    滅「貴様は…」
    ベロバ「なっ!?ギーツ!?あんたなんで!?ナッジスパロウやルシファーは!?」
    ギーツ「ナッジスパロウは知らないが、ルシファーならナッジスパロウが俺の必殺技を受けないようにするために盾にしたから今頃壊れてるぜ?」
    ベロバ「なんですって!?くそ!あいつ何やってんのよ!」
    ナッジスパロウのまさかの行動にベロバは驚く
    ゼロワン「これで形勢逆転ってやつだな!」
    ギーツ「負けを認めたほうがいいぞ、特に悪意の秘書」
    アークゼロワン「うーん、たしかにそうね、今回は逃げようかな?それじゃバイバ〜イ!」
    ギーツ「逃がすか…!」
    ギーツが逃げようとするアークゼロワンを追いかけようとするがそれを見越してか紗衣子に光弾を発射したのだった
    紗衣子「!」
    ギーツ「よっと!大丈夫か?」
    紗衣子「え、ええ…ありがとう…」
    ゼロワン「代わりに俺が!」
    それをなんとか超高速で紗衣子の前に立って光弾を防ぐ。そして代わりにゼロワンがアークゼロワンに攻撃をするが…
    アークゼロワン「おっと、残念」
    ゼロワン「なっ!?う、動けねえ…!」
    アークゼロワン「ふふ、それじゃあね♪」
    アークゼロワンがゼロワンに念動力のようなもので動きを封じ、その間に消えていった…
    そしてベロバもその間に逃げ出していたのだった…

  • 194二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 06:44:54

    >>193

    病院に残り紗衣子を探していた永夢は連絡を受け、安堵していた。

    永夢「八乙女先生見つかったって」

    パラド「マジか‼︎」

    ポッピー「良かったぁ……‼︎」

    過去に紗衣子の裏切りで傷つけられた3人は紗衣子の無事に安心していた。

    しかし、連絡はそれだけではなかった。

    永夢「え……?八乙女先生が?」


    変身解除した或人に対して紗衣子は話しかけていた。

    紗衣子「私はドライバーとかのシステムはわからないけど……今日の戦いを見ていたら、あの共鳴って言うのかしら、あれヒトのデータとかがあればどうにか条件を緩和して強化できると思うのよね。私は再生医療に携わっているから、ヒトの遺伝子とかデータには自慢じゃないけどそれなりの知識はあるつもりよ。だから……私にも協力させてくれないかしら?」

  • 195二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 07:41:04

    >>194

    紗衣子のそのお願いに一瞬驚く或人だったがすぐに笑顔でその願いを聞く

    或人「はい!むしろこちらこそよろしくお願いします!……でもその前に」

    紗衣子「?」

    或人はその場に残っていた滅の元まで歩く

    滅「……どういうつもりだ、なぜ俺を助けた…?イズを殺した俺を…」

    或人「…たしかにな、あれは俺も未だにトラウマだよ。何度もお前のことが憎いと思ったよ」

    滅「ならなぜ…!」

    或人「信じたいからだ」

    滅「!」

    或人「俺達は色々間違って、時にぶつかった。でも、俺達は最後には手を取り合うことができた。それは…みんなが俺達のことを信じてくれたからだ、たとえ敵だったとしても手を取り合うことができるって。だから俺もお前と手を取り合いたいんだ。もう傷つけなくていいように、もうあの悲劇が起きないように…」

    滅「飛電或人…」

    そう言って或人は手を伸ばす

    滅は或人のその愚直なほどまっすぐな目を見て何も言えなかった。自分はイズを、或人の大切な存在を自分の一時的な感情で消したのに…、そのせいで目の前にいる人物はアークになってしまったのに…それを許すなんて…

    滅「俺は…お前と手を取り合う資格なんてない…」

    その罪悪感から滅は或人の手を払い除け何処かへと歩き出す。それは自分にも行く道がわからなかった…。

    或人「滅…、俺はお前のこと仲間だと思ってる!だからいつでも来いよ!」

    或人は滅を無理にでも手を取った方がいいいいのではと一瞬考えたが今の彼に必要なのは一人で考える時間なのではないかと考え敢えて手を取らなかった。それはいつか手を取り合うことができると信じたからである

    それを見ていた英寿は唯阿に聞く

    英寿「…いいのか一人にして?あいつは今はアークだぞ?」

    唯阿「ああ…、だが私達も手伝うかもしれないが彼はアークから自らの手で脱却できる。そう信じてる。だから今は一人にさせたい」

    英寿「そうか…、なんだか羨ましいよ貴方達が」

    唯阿「羨ましい?」

    英寿「ああ、アークに、あの悪意にあった者でも信じることができるなんて」

    唯阿「社長さんの馬鹿が移ったのかもな、だがこの馬鹿さも意外と悪くない」

    英寿「そうか…」

    英寿はそう言って空を見る。それは彼にとって愚直なほどのまっすぐな姿勢の眩しさと、彼の一面が見れた嬉しさからなのか、それとも別の理由かはわからなかったが、少なくとも空を見る英寿は笑顔であった

  • 196二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 07:47:15

    このレスは削除されています

  • 197二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:12:47

    >>195

    そしてそこから数分後に祢音達も現場に来る

    祢音「或人さん達大丈夫だった!?」

    或人「うん!なんとかなったよ!」

    英寿「まぁ参加者2名には逃げられたがな」

    景和「でもみんな無事で良かったよ」

    一方で紗衣子と貴利矢は話していた

    紗衣子「ありがとう、貴方の患者がいなかったら私は今頃…」

    貴利矢「いやあんたを救ったのは道長だ。自分じゃない。それに自分は謝るべきで…自分は今回あんたを…」

    紗衣子「いえ、貴方がかれの主治医になってくれたから私はあのとき命を捨てずに済んだんです。だからありがとう」

    紗衣子の笑顔に貴利矢は何も言えなくなった。

    貴利矢「…まったく敵わないね、じゃあせめてお礼でもさせてよ、なんかやんないと性に合わないからね」

    紗衣子「なら今度どこか連れてってくれませんか?場所は貴利矢先生が決めていいので」

    貴利矢「え…それって…もしかしてデートのお誘い?」

    紗衣子「さぁ…どうでしょうね?」

    貴利矢「…わかりましたよ、貴方の満足できる場所に必ず連れて来ますよ」

    紗衣子「ありがとうございます♪」

    そう言って二人は笑い合ったのだった


    祢音(やっぱりあの二人付き合ってるよ!絶対に!わ、私も或人さんと!)

    道長(絶対にあれ付き合ってるだろ!?くそ!レーザーの野郎!自分は付き合ってるからって高みの見物しやがって!俺だってバルキリーと!でもその前にあのときのことを…うわぁぁぁぁ!!!!)

    景和(くそ!やっぱり貴利矢さんも彼女いるじゃねえか!?許させねぇぞ!俺だってあのソルド20さんのお胸を…いや普通に最低だ俺!?)


    紗衣子「…ところであの三人は何を?」

    貴利矢「…若いゆえのお悩みってやつ」

    或人「若いっていいね」

    唯阿「そうだな」

    ソルド20「なんか推しが可愛い反応してる!?これは推せる!」

    貴利矢(いやその原因担ってるのお前らだよ!?というか一人に至っては全く別のこと考えてるじゃねえか!?)

  • 198二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:39:01

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  • 199二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 11:09:29

    とりあえずあるかわからないけど次回予告風SS
    なんとかして無事に紗衣子を守って一安だったがその数日後…
    ソルド20「桜井景和、デートというものに付き合え」
    景和「はぁ……ええ!?」
    ソルド20と景和がデートに!?その真意は…?
    そして
    唯阿「ソルド20のやつ本当に大丈夫なんだろうか…」
    道長(お、俺は今ば、バルキリーとふ、ふた、二人きり!?)
    唯阿と道長が二人を見守ることに!
    一体どうなる!?

  • 200スレ主23/04/01(土) 12:49:18

    スレ主ですが、仕事の休憩中失礼します。

    夜に建て直します。

    なので

    >>199さんお待ちしてます!

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