- 1二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 10:24:25
- 2二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 11:37:50
なんか面白そうなスレ立ってるな
自分が地獄みたいな目に遭ってるにも関わらず、ここのデデデはのんびり暮らしてるからそれを見た3デデデが「どうしてお前だけ」って言って襲いかかる展開ありそう - 3二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 11:40:37
スレタイで興奮してカービィのバトエン検索したが出なくてしょんぼりした
- 4二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 12:06:41
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- 5二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 12:12:18
本編の無事なデデデは別にいるのか、それとも入れ替わりでバドエンの世界に飛ばされてしまったのかどっちなのか
どっちにしてもバドエンデデデに救いなさすぎない? - 6二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 12:30:12
以前真格マホロアが別世界に来たスレを2つほど見た事あるが、あっちはカビハンカービィや店主に可愛がられていたり最終的に元の世界に帰れて多少人格が元に戻ってたりで救いはあったけど、この概念だと国民は既に全員が殺されている(と思う)し自分もダークマター族の術に身体が蝕まれているしでガチで救いようがない
というかこれ大丈夫?アナザーディメンション経由してゼロ襲ってこない? - 7二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 14:25:57
保守
- 8二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:17:24
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- 9二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:56:05
>>1の展開借りてSS書いてみたぞ
………もうどれぐらいこうしているだろうか。空は厚い雲に覆われ、いつまでも止むことの無い雨が降り注ぐ。
「…。」
数十年前ポップスターにダークマター一族の長、ゼロがポップスターに攻め入りあっという間に征服されてしまった。もちろんカービィはおひるねとゴハンのためにヤツらに挑んだが、何とも呆気なく敗れてしまった。
その後ゼロはデデデの身体に取り付き、この星のありとあらゆる生物を死滅させたという。もはやこの星はぺんぺん草すら生えない死の星となってしまった。
『今日も雨が降っているな。どうだ、ここらでこの星を捨てて別の場所へ行こうとするか?たとえばそうだな…リップルスターなんてどうだ』
大王の影から音もなく現れたのはダークマター、ゼロの側近で右腕。1度カービィに敗れ消滅したが、再びゼロによって命を授けられ蘇ったという。
「…いい。…って言っても、お前らは無理やり連れていくんだろ」
『仕方がないでは無いか、もはやこの星には貴様しか生きていないのだから』
「…そうかよ」
もはや彼の顔には生気を感じず、1日中ずっと窓の外を見ながら時間を潰すしか出来なくなってしまった。食べ物を取り返して住民を悪夢から救ってくれた旅人は、もういない。
「…寝る」
『そうか。おやすみ大王、良き悪夢を』
「(…もしも。もしもこんなことにならなければ。今頃俺は何をしているんだろうな…)」
そう言うとダークマターは影に溶けていった。デデデはベッドに転がり、ありもしない幻想に思いを馳せ意識を落とした。
- 10二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:57:01
「…ぅ」
眩しい。爽やかな朝日が顔を照らして…眩しい?何かがおかしい。異変に気づき、意識を覚醒させた。
「…あ!おはようございます大王様!」
自分の目の前にニコニコと笑いながら走ってくる1人のワドルディが。頭にはバンダナを巻き付けており、フレンドリーに話しかける。
「今日もいいお天気ですね」
刹那、あらゆる気持ちが溢れた。何十年ぶりに見る自分や奴ら以外の生き物。眩しい朝日。突然の出来事に脳がパニックになり、気づけばバンダナを付けたワドルディに抱きついていた。
「うわっ!?ど、どうしたんですか急に抱きついてきたり」
「ゼロに乗っ取られて星の国民は皆死んだ。俺と奴ら以外に生きている奴を見るなんて本当に久しぶりなんだ」
「は、はい…?ゼロ?死…?何を言ってるんですか大王様…あ、わかりました!悪い夢を見てしまったのですね。怖かったですね、よしよし」
「…そうだ…今まで見てたのは夢だったんだ…はは…」
「すみません大王様、ぼくこれからお仕事があって…失礼しま」「行くな」
「え?」
「1人にしないでくれ」
「だ、大王様…?なんか今日の大王様、ヘンですよ…?う…ぼ、ぼく、どうすればいいんでしょうか…」
すまん、今の自分ではここまでが限界だ。後は頼んだ - 11二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 16:58:45
カービィなら何らかの方法でバドエン軸のゼロを倒しに行きそうだけれど、どっちにしろその世界の住人が返ってこなければ報われない終わりになりそうだな
- 12二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 17:14:29
お前が作るんだよぉ!
- 13二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 18:39:15
そこにスパデラで逆襲成功した世界線のメタナイトが!
- 14二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:07:48
なんだ!?昏睡状態の大王様が出てきた!
こっちにも大王様がいる!……うわっ!お腹が口みたいに裂けてる!
腹裂け大王様こっちにもいる!
あぶなっ!この大王様はなんかでっかい斧振り回してる!
同じく黒い大王様もいる!
げーっ!べっちょべちょのなんか大王様みたいな見た目のちっこいのが三匹いる!
こっちの大王様は青くてお腹が裂けてて……ねえこれほんとに大王様?ちがくない?
上半身だけモリモリマッチョサンな大王様もいるよーっ!
それの黒い版もいる!
いつもと違うふざけた仮面をつけた大王様が出てきた!?
なんか……この大王様ワイルドだね……?ブタみたいな仮面つけて四つん這いで駆け回って……あちっ! - 15二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:21:13
- 16二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 19:47:22
- 17二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 20:05:26
これ全員まとめてカービィがしばいたら、普通のデデデが大量にいる状態になるんだろうか
- 18二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 20:25:44
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- 19二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 20:27:30
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- 20二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:12:42
- 21二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:49:16
この時空のメタナイトが大王の部下かどうかはわからないけど、あんなに元気だった大王が死んだ魚のような目をして最悪自我すら消滅したのならブチ切れだしてゼロ叩きに行きそう
- 22二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:03:20
- 23二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:20:15
- 24二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:02:04
一番下の大王様の歯磨き粉色版も追加
- 25二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:19:36
- 26二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:33:41
「問題点2。キミ自身をどうするカ」
「……俺、か」
「ソウ。キミダッテ、悪夢と暗闇で飼い殺しはイヤデショ?仲間もみんないないみたいダシ」
「……」
「デモ、『ココ』のデデデ大王を連れて帰ろうとするト、きっと、キミと入れ替わる事にナル。
そうなるト、キミはマタ、悪夢に囚われる事にナル」
「……そう、だな」
「そこで問題点3。キミのいたポップスターをどうするカ、ダヨォ」
「……でも、俺の知ってるポップスターは、もう」
「つまり、滅びなきやイインデショ?キミのポップスターがサ。ポップスターが滅びず、カービィがダークマター達を追い払っテ、キミが平穏無事になれバ、『ココ』の大王と入れ替わっても問題ないヨネ?」
「た、確かに理屈としてはそうかもしれないが。でもどうやって?」
「ダカラ問題点ナンダヨォ!!それが思いつけば苦労しないヨォ!!」
続きはまかせた
- 27二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:52:30
「銀河の大彗星、ギャラクティック・ノヴァにお願いするのサ!」(窓をぶち破って登場)
- 28二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 07:35:41
スレ主だけど、>>9 のバトエン旦那の一人称が『俺様』じゃなくて『俺』なのめちゃくちゃ解釈一致
だってもう偉ぶれるような存在じゃないし部下もいないもんね
- 29二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 12:03:20
- 30二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:43:02
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- 31二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:56:27
>>10の続き
「おーいデデデー!久しぶりにグルメレースしようよー!」
バンダナワドルディは困惑しどうしようかと悩んでいた所、廊下の奥から賑やかそうな声が聞こえてきた。
「(このタイミングでカービィさんが来るなんて!?こんなの見られたらなんて誤解されるか…!)」
「…カービィ」
「大王様!?どこに行かれるんですか!」
カービィの声を聞いたデデデはふらふらと覚束無い足取りで歩き出し、声がした方向へ次第に足を早め走り出す。
「デーデデ!いるなら返事してよー!」
「はぁ、はぁ、はぁ…っあ!」
「わっ!びっくりした…ねぇデデデ!久しぶりに」
「俺が悪かったカービィ!お前をこの手で殺し、メタナイトにも夢の泉へお前を連れていくよう押し付けてしまった!国民も誰一人として……おれ、おれは…」
「ど、どうしたの?急にそんなに捲し立てて。というか今日のデデデなんか白いね…イメチェン?」
「…そうか、わかったぞ」
カービィに出会った途端カービィが話す隙も与えず話続けるデデデ。何か話したと思いきやゆっくり立ち上がり、カービィを見下ろす。
「これは幻覚なんだな…はは、ゼロも随分ひでぇことをしやがる…」
「デデデ…?」
「くそったれが…今すぐ俺の前から消えろ!」
絶叫とも近い叫び声を上げ左手をくいくいと動かす。するとどこからか剣を呼び寄せられ、剣を握った。
「カービィ!って危なっ!?」
「ねぇバンダナ!今日のデデデ明らかにおかしいよ!どうなってるの!?」
「ぼくにもわかりません!」
「なんでわからないのさ!部下なのに!」
「昨日の夜までは普通だったんです!先程お部屋に行ったら訳の分からないことを呟き始めて…!」
「(まるで何かに取り憑かれているみたい…)」
「消えろ…キエロキエロキエロキエロキエロォ!!!」
デデデはぶんぶんと無我夢中で剣を振り回す。カービィはひたすら避けるしかなく、自然と持久戦のような戦いとなっていった。
「ごほっ、げほっ…!っき、かひゅ…」
しばらくカービィが避け続けていると、デデデは徐々にスピードが落ち、過呼吸を起こし始める。動きも鈍り、ついには倒れてしまった。
「だ、大王様ぁ!」
「ひゅ…ひゅ……」
- 32二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:24:17
「…なるほど、そんなことが」
「はい。急にどうしちゃったんですかね…」
その後騒ぎを聞きつけたメタナイトが駆けつけ、今に至る。デデデの方はというと、椅子に座りながら右腕を抑えぶつぶつと何かを呟いていた。
「…せいだ……いてぇ…うぅ…」
「…あんな顔をする大王様は初めてです。きっと、何かあったに違いないのですが…喋りたがらなくて」
「ねぇメタナイト、どうしたらいいかな…」
「そうか。…大王」
「…メタぁ…?」
「少し失礼する」
「!?お、おい…!」
違和感を感じたメタナイトはデデデのマントとガウンの下に潜り込む。そして何かを見つけたのか、そっとデデデから離れた。
「…わかったぞ。バンダナ、カービィ。単刀直入に言う。彼はきみの知っているデデデではない」
「えぇぇぇぇぇ!?」
「どどど、どういうことですか!?」
「違和感を感じ彼の身体を少し調べたのだが…あるものが無くてな」
「あるもの…って?」
「右腕だ」
「右腕!?あ、でも確かにさっきカービィさんと戦ってた時に使ってなかったかも…」
「すごく痛そう…でもどうして?」
「だから言っただろう、このデデデはきみたちが知っているデデデではない。別の時空から迷い込んだか…」
「別の時空…アナザーディメンションのこと?」
「おそらく。そして先程から変に思ったのだ、我々が知っているデデデがいない」
「な、なんと…!それってつまり…」
「この大王と入れ違いで、我々の知っているデデデが別の世界に転送された可能性がある」
「…………。」
「ば、バンダナぁ!?」
メタナイトから告げられたことに驚きのあまり失神してしまうバンダナワドルディだった。 - 33二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:26:34
なんてお労しい
- 34二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 15:33:49
実際に本編がデデ虐やってるみたいなところもあるから…
- 35二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 16:40:31
バトエン旦那ひたすらにかわいそうだな…
幸せになって欲しい - 36二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 19:10:59
保守
- 37二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 20:10:50
バトエンデデデが右腕失った過程のストーリーも見てみたい
- 38二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:43:12
…え?実は重症のカービィさんをメタナイト様に託していた?カービィさんは今夢の泉のチカラで眠っている?夢の泉にそんなチカラがあるんですね…そのために時間稼ぎをして大怪我をした?
ダメじゃないですか!