- 1二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:00:12
- 2123/03/30(木) 21:00:45
- 3二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:55:55
赤く熟した林檎を齧れば溢れるほどの甘い果汁が口腔を満たす。
なんという瑞々しさ。一口で舌下に溜まるほど、二口で喉の渇きが癒えるほどの水気を内包していたらしい。シャキリ、シャキリと心地よい咀嚼音が耳朶を打った。
これは汁気ばかりの物足りない味ではない、爽やかな酸味と芳しい香りを伴った芳醇な甘さがあるのだ。
ああ、なんと旨い林檎だろうか。果樹からもぎ取り、そのまま齧るだけでも――いやそれこそが林檎を最もおいしく蝕する方法なのかもしれない。 - 4二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 21:56:05
しかし、鼻腔に届く甘く香ばしい香りが一瞬で私の考えを乱してしまう。
確かに、確かにそのまま食べても林檎は旨い。あの瑞々しくも甘酸っぱい味は代えがたい美味である。
だが…熱した林檎の強烈な甘みもまた代えがたい美味である。
運ばれてきたのはバターを塗った生地の艶々としたライトブラウンが美しい網目模様のアップルパイだ。
網目から覗くのは熱せられ水気が飛ぶ代りに濃縮された味を得た黄金の林檎たち。
ナイフで切り分け、さらに乗った一切れが目の間に置かれる。
この断面を見よ。カットされた林檎たちがギッシリと生地に敷き詰められているではないか。
濃縮された果汁はまるで蜜のように表面を濡らしている。
熱々のまま手づかみで持ち上げ、大きく口を開けて頬張れば爽やかな甘さを失った林檎の喉を焼く様な甘みが舌を痺れさせる。
なんて――なんて美味しいのか。
サクサクとした食感の生地に挟まれた林檎たちを包むのは滑らかなカスタード。追って広がるバターと甘い甘い林檎の風味。
十分すぎるほど甘い林檎を引き立てるためにあえて砂糖を控えた生地とカスタードのおかげで、しつこさもなく飽きずにもう一口。さらにもう一口と食べ進めてしまう。
こんな罪な甘さがあったなど楽園の果実を食べた二人は知らなかっただろう。 - 5二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:12:31
サンマの塩焼きジュウジュウ 大根おろしショリショリッ
炊き立てご飯パカッフワッ ポン酢トットットッ…
ハムッ ハフハフ、ハフッ!! - 6二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 22:39:36
1が率先して書かんとなかなかなあ
- 7二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 05:33:56
作者が頑張れば頑張るほど目が滑るというか、読み飛ばしたくなる
多分、長文にするんじゃなくて、どれだけ短くするかが肝だと思われる - 8二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 05:34:40
ゴロゴロ野菜のカレー