勇者「殺人犯、お前は追放だ」

1二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 17:03:06

殺人犯「そんな！なんでだよ！」

魔法使い「身に覚えがないわけ？湖のクエストでは途中でいなくなってた癖に」

殺人犯「いや……それは……すぐに戻っただろう⁉︎」

戦士「お前が離れてる隙に依頼人が死んだんだ。斥候役のクセになぜ目を離した？」

殺人犯「ま……まさかあんな一瞬で刺し殺されるとは思ってなかったんだよ！」

神官「あの被害者……どれが致命傷かもわからないほど無惨な姿を見てしまった以上、やはりあなたを許すことはできません。ごめんなさい……」

殺人犯「待ってくれ……頼む、もう一度チャンスを！」

格闘家「黙れ！そもそも普段から気に入らなかったんだ、不気味な仮面や人形など集めおって！」

盗賊「ねー。正直言って変な趣味持ってる奴が勇者パーティにいるって知られるのが嫌っていうか……」

殺人犯「……」

勇者「そういうことだ。わかったら荷物をまとめてギルドハウスを出て行ってくれるか？」

殺人犯「……あぁ、わかったよ」

戦士「ぐっ⁉︎ドアが開かないぞ⁉︎」

魔法使い「ひどい嵐で吊り橋が壊れたらしいわ！外には出られないだろうし追放は少し待ってやった方がいいかしら……？」

盗賊「ねぇ、あのシャンデリア大丈夫？万が一落ちちゃったら光源がなくなっ……あっ！」