【CP】ウタ「うん、私頑張るね」

1123/04/02(日) 20:30:45

想いを伝えあって

ルフィと恋人になれて
たくさんデートもして
たくさんキスもして

たくさんの愛をもらった。

たくさんの愛を返した。

これは私からルフィへ贈る1つの愛情表現。

私は今夜、ルフィに私を捧げる。
私は今夜、1つ大人になる。
私たちは今夜、1つになる。

本で予習もしてきた。
1番可愛い下着を着てきた。
体中を念入りに洗ってきた。

……覚悟も、きっと出来た。

後はその時を2人で待つだけ。

2二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:32:05

期待！

3二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:34:14

待ちます！

4123/04/02(日) 20:35:15

夜の展望台でルフィと手を繋いでお互いを見つめあって小さな声で話す。
私の大切な時間。私たちの大好きな時間。

……でも今夜だけは少し違う。今夜の私は覚悟を決めてきてるから。ただ、"その時"が来るまではいつもみたいにこうして普通のお喋りがしたいって思うのはちょっとワガママかな？…なんてね。

「ね、ルフィはいつ私の事好きになってくれたの？」

「どうだったかなぁ……ちょっと覚えてねェかも」

「ふふ、思い出せないくらい昔から好きだったの？」

「う、うるせェ」

「…かわいいなぁ」

「じゃそういうウタはどうなんだよ」

「私？……ふふ、私ね…実は初めてルフィに会った時ルフィの事ちょっと嫌いだったんだよ」

「そうなのか？」

「うん。船に乗せろーってワガママばっかり言っていつもシャンクスを困らせてる嫌な子って思ってた」

「なんだよそれ」

昔の話をしててもさっきからずっと胸がドキドキしてる。心臓がまるで唄ってるみたいに全然落ち着いてくれない。
ねぇルフィ。私、ルフィの事を想うだけでこんなにドキドキしちゃうんだよ。

5123/04/02(日) 20:40:04

「でもね、ルフィが私の歌を初めて聞いた時に褒めてくれたでしょ？」

「覚えてねェなあ」

「"お前、歌うまいな"って言ってくれたよ。それで私ルフィの事ちょっとだけ見直して……それがきっかけかなぁ…」

「……そっか」

そうやって私たちの出会いから今日に至るまで1つずつ思い出を巡ってお互いの好きな所を1つずつ再確認し合う。
私がルフィの好きな所を1つ言うとルフィも1つ返してくれる。
胸がぽかぽかして頭がふわふわして心がくすぐったくてすっごく幸せな気持ち。

こんな温かい気持ちにさせてくれるなんて、ルフィはなんだか太陽みたいだね。
……なんて、ちょっとカッコつけた言葉だって頭に浮かぶよ。

好きな人と思いを通わせるのって本当に嬉しいんだって事。
好きな人と同じ気持ちでいられる事がこんなに幸せだったんだって事。

全部ルフィが教えてくれたんだ。

6123/04/02(日) 20:45:07

「好き、好きだよ」

「ああ、おれもだ」

一緒の布団の中でルフィと手を繋いで、指を絡めあって、抱き合って、見つめ合って、心を通わせて。
心からいっぱい溢れ出てきた想いを言葉に乗せて1つ1つ紡いでいく。
私はルフィが大好きだって事はちゃんとルフィに届いてる。伝わってる。
でもまだまだ足りない。もっともっと言いたい。伝えたい。愛したい。愛して貰いたい。愛し合いたい。

「愛してるよルフィ。世界の誰よりも」

「……ウタ」

そっと目を閉じるとルフィは優しくキスをしてくれる。
"この先の事"を考えるとちょっと怖いけれどこの温もりがいつも私の心を解きほぐしてくれる。

ああ、私やっぱりルフィが好き。大好き。心の底から愛してる。
そんな私の想いをたくさん込めたキスを何度でもする。

好き。好き。好き。ルフィが大好き。
心からたくさんの好きがこぼれてくる。
なんだか吐息と一緒に気持ちさえ蕩けそう。

私の背中を抱くルフィの力強い腕。
優しくて温かくて愛おしい私の大好きな腕。
温もりと一緒にルフィの気持ちが伝わってくるみたい。

7123/04/02(日) 20:50:16

「……ルフィは本当にカッコよくなったね」

「そうか？」

「ふふ、嘘なんかつかないよ」

そう言って頭を撫でてあげる。
くすぐったそうに笑うルフィが好き。

ちょっと照れくさくなったからルフィのほっぺを触ってみる。もちもちしてて気持ちが良い。ずっと触っていたくなるほっぺ。私の大好きなほっぺ。

「好きだよ、ルフィ」

「おれもだよ」

囁くように、呟くように、でもルフィにだけ届くように。私の想いを言葉にする。何度だってルフィに伝えたい想いがある。

「ずうっと一緒に居ようね」

「ああ、もう離さねえからな」

「…うん、嬉しい…」

蜂蜜みたいに甘くて

木漏れ日みたいに暖かくて

宝石みたいにキラキラした

まるで宝物みたいな私たちだけの時間。

8123/04/02(日) 20:55:09

「そろそろ……する？」

覚悟を決めてルフィにそう告げる。

ああ言っちゃった。言っちゃった。
……ルフィは何て言ってくれるかな。

顔赤くなってないかな。ほっぺがすごく熱い。
心臓、うるさい。うるさい。ルフィに聞こえちゃうよ。
頭も目も緊張とドキドキでグルグルしてきたかも。

よし1回落ち着こう、ウタ。1度深呼吸しよう。
……うん、きっとルフィとなら大丈夫。私たちならきっと大丈夫。だって"アナタと最強"だから。

「……。ああ、お前が良いんなら」

にっこり笑って頭を撫でながらそう言ってくれた事が何だかすごく嬉しくて私まで笑顔になっちゃった。

「うん、私頑張るね」

触れるだけの優しいキスをもう一度してからぎゅっとルフィに抱き着く。

"これ"を超えたら私たちの関係は大きく進む。
きっと元には戻れない。
けれどそれで良い。もう戻らなくて良い。
私はルフィと2人でもっともっと先へ進んでいきたいから。

……私たちはこれから1つになる。

9二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:57:34

おおっ…

10二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:58:00

こういう場合、何を用意したらいいんだろうな
紅茶とかコーヒー、はたまた酒か？

11123/04/02(日) 21:00:05

「うん…来て、ルフィ」

「ああ……痛かったらすぐに言えよ？」

準備を終えたルフィが私の目を見て頭を撫でてくれる。こうやっていつも優しい言葉をかけてくれるルフィが好き。あったかい事してくれるルフィが好き。大好き。

「ふふ、きっと大丈夫だよ。だって私ルフィの事大好きだもん」

言葉ではそう言えたけどホントはすごく緊張してるしちょっと怖い。

でもルフィの真剣な眼差しに見つめられると頭がふわふわして緊張も恐怖もなんだか和らいできた気がする。
とうとう覚悟を決めた私はルフィの全てを受け入

「痛っっった！！！無理無理無理！やめて！1回やめて！ルフィ！！！」

「へ？」

「やめてって言ってんでしょ！怒るよ！」

「わ、悪ィ！」

12二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:01:14

まっ…そうなるわな

13二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:01:56

怒るよ!はひでぇ

14二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:02:27

なんか安心した(していいのか？)

15123/04/02(日) 21:05:12

「あー…痛ったぁ……」

「……」

「えっ……いやちょっと待ってよ初めてってこんな痛いの？なんで…？」

「……」

「……ごめん…今日はちょっともう無理かも」

「えっ」

「本当ごめん。なんかもう気分が乗らないや」

「……」

「ね、今日はもうやめよ？」

「……」

「また今度にしない？ダメ？」

「……おう…」

16二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:06:18

そう答えるしかないよなぁ

17二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:06:20

頑張るってそういう……

18123/04/02(日) 21:10:05

ー翌日の女部屋ー

「…という事があったんだけどナミはどう思う？」

「えぇ……」

「いやまぁ私が痛いの苦手ってのはあると思うけどさ。注射も大嫌いだし」

「……その、一応確認なんだけどさ……する前にウタは…あー……その、準備とかは…？」

「準備？なんの？」

「あー……えっと、ウタが……その、受け入れる為の準備運動的な……そういう事はしたの？」

「……」

ナミにそう聞かれて昨夜の私たちを最初から1つずつ振り返ってみる。
えっと確か……一緒のお布団でイチャイチャして、いっぱいお喋りして、たくさんキスして、それから……。

「……まさか」

「あっ」

「……嘘でしょ…」

終

19二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:12:47

え?!

20二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:16:39

そういえば前戯してませんでしたね…

21二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:17:01

終…？

>>25

22二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:17:31

カットされたと思ってたがそっちじゃない…だと

23二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:20:13

前戯なしで挿れようとすればそりゃ痛いだろうさ
というか行為自体は知ってるのにそこ知らないのか

24二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:29:34

まあ準備さえすれば…入りますよね？

25二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:30:55

>>21

ゾロ！終って言ってるよ！

26二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:32:21

これで終わりだなんて…

27二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:43:40

前戯してないならそりゃ痛いわな

28二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:50:53

ルフィもウタも次回は頑張ってくれ･･･

29二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 01:56:35

すまねぇ！スレ主じゃないし蛇足だろうけど、どうしても続きを書きたかった！

何か問題があったら削除します

その後の二人「はぁ……」
雲一つない晴れやかな空とは正反対の重苦しいため息が聞こえる。
というか私の口から出たものだった。
こちらの気など知った事かとばかりに海鳥が鳴いており、それが非常に腹立たしい。
ウソップに頼んで撃ち落としてもらおうか、何てとんでもない八つ当たりにまで思い浮かべる始末。
本当にやってもらうつもりは無いけど。

「ルフィ……」

ため息の代わりに口から這い出たのは大好きな恋人の名前。
今や四皇の一角に名を連ねる、フーシャ村で出会った幼馴染。
そのルフィこそが私を悩ませる原因である。
原因と言ってもルフィが何か悪い事をした訳じゃない。
…悪いのは、まぁ私だ。

今から丁度一ヶ月前、私はルフィと恋人として次のステップに進む事にした。
キスを済ませたならその次にする事と言うと、そりゃもうアレしかない。
初めては痛いって聞いてたし、恐くないと言えば嘘になる。
でもそんな不安も、ルフィがたくさんキスして頭を撫でて、私を目一杯甘えさせてくれたから和らいでいったのは良く覚えている。
後はもう挿入するだけとルフィのモノを受け入れたのだが、予想外だったのは尋常じゃないくらいに痛かったこと。
いや痛いのは知ってたけど…telegra.ph