- 1二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 22:30:45
三月から四月にかけて、気温が上がっていくのと同時に、日本にはこの季節ならではの風物詩がある。もちろん学園も例外ではなく、正門奥の並木はみんな桃色にドレスアップしている。この景色を見ると、春がやってきたのだと実感させられる。
今日はお休みの日なのだし、ここでお花見をするのもいいけれど、私にはとっておきの絶景スポットがある。知っているのは限られた人たちだけで、トレーナーの他には護衛の方々くらい。お部屋に来たことがある人もご存知かもしれないけれど、お花見をする場所としては認識していないかも。
向かった先はトレーナー室。預かっている鍵でドアを開け、窓際へと進んでいく。新しく設置したばかりのテーブルには、小さな鉢がひとつ。
桜の木をお部屋に植えるのは止められてしまったけれど、代わりに盆栽という形でお迎えしたのです。
窓を開け、爽やかな風を取り込んで。水差しで土を湿らせながら、特等席をひとり占め。小さくも力強さを宿した幹と枝。蕾はほとんど満開で、いまが絶好の眺めに違いない。
とはいえ、満開の桜を見ていられるのもあと少し。これから花びらは散っていき、徐々に青々とした新緑へ変わっていく。さらに季節が進めば、やがて葉は落ちて冬支度が始まるだろう。
花が散るのは悲しいことだという人もいるけれど、私はそうとは思わない。だって、花が咲いていなくても、どんな季節でもその時々だけの姿を見せてくれるから。それに、必ずまた新たな蕾をつける日がやって来る。
「あっ、トレーナー!」
枝の向こう、窓の下に向かって手を振れば、それに応えてトレーナーも手を掲げる。もう間もなく彼もこの部屋に到着するだろう。
そうしたら、この特等席を半分だけ譲ってあげよう。肩を並べて、この絶景をふたり占めにして。
小さな春を、思う存分満喫しましょう! - 2二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 22:37:02
前作
未来へ繋ぐ花束を|あにまん掲示板 デスクに載せられた一枚のカード。弾むような筆跡で『Guess Who!』とだけ書かれていて、その他には何も記されていない。このようなものを目にするのは、ちょうど一年ぶりのことだった。 仕掛け人として…bbs.animanch.com育成序盤のファン数達成イベントから着想を得て書きました
しばらく投稿してなかったなあ、とひとくちサイズで仕上げ
今春から時間が取れなくなってくるけどお嬢のお誕生日には何か出したい
来月のベルちゃんのお誕生日には去年出せなかったやつを完成させたい 間に合うのだろうか
- 3二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 23:04:51
知ってると思うけど>>1で完成してるスレは伸びないんだ
- 4二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 23:07:13
うーん爽やかな春の陽気