- 1二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 21:48:09
「あんまり占いに頼りすぎちゃだめよ?たまには自分の心で決めてみなきゃ。その方が案外上手くいくんだから。
大丈夫。フクはフクが思う以上に出来る子なんだから。
あと、あんまりトレーナーさんに迷惑かけちゃ駄目よ。良い人だから仲を深めたいのはわかるけど、いつも占いを口実にするのはちょっと…
たまには、正直に誘って見なくちゃ。その方がきっとトレーナーさんも喜んでくれるわ。あなた思いな人だもの。
あぁ…もう時間ね。
じゃあねフク。次のレースも絶対勝てるわ!
明るくて可愛い、私の自慢の妹だもの。
ーーちゃんも、ずっと応援してるから……」
そこでいつも夢は終わる。
いつの日からか夢に現れる、シラオキ様じゃない別の誰か。
夢の内容は思い出せないけれど、暖かい気持ちと、頬に伝う涙だけが、大切な誰かがいた事を証明してくれるのだ。
その日は朝の占いも見ずに、フクキタルは心のままに部屋を飛び出した。 - 2二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 21:49:37
悲しいなぁ…
- 3二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 21:51:06
フクキタルスレで切ない気持ちになるとは思わなかった
- 4二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 22:03:00
珍獣の皮を被らないフクキタルは
反則だってそれ - 5二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 22:13:26
普段明るい子が時折見せる儚い部分にオタクは弱いんだ
- 6二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 22:37:00
今更だけどフクの姉貴の喋り方とか完全に捏造しました。フクの明るさが好きだったなら、逆に落ち着いた人かなと。