- 1二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:20:57
「ッ!先生ッ、それ何?!」
どうやら私が咄嗟に隠した錠剤の入った瓶をカヨコは見逃さなかったらしい
「…これはその……なんでもないよ」
「ダメ、ちゃんと答えて…先生のこと心配してるんだから…」
「ウッ、その…コレは…睡眠薬です…」
「...ッ!なんでそんなモノ…」
「その…最近寝付きが悪くてね、他にも安眠グッズは試してるんだけど効果があったのが睡眠薬と抱き枕ぐらいだったから」
できるだけ心配をかけたくなかったから隠していたのだが、もしかしたら逆効果だったのだろうか
「はあ…分かった、じゃあ私が先生を寝かしつけてあげる。ほら、この前、私の声を聞くと落ち着くって言ってたから…」
「…?!いや、それはありがたいんだけど本当にいいの?」
「いいのって何が?明日は特に用事もないし、先生にはいつもお世話になってるからこのぐらいは助けさせてよ…」
「分かったよカヨコ、それじゃあお願いしてもいいかな?」
「うん、任せて、先生」
ベッドの中に入るとその隣に寄り添うようにカヨコもベッドに入り込んでくる
「ねえ先生、もしかしたらさ…私たちが先生の負担になってたのかもね…」
「違うよカヨコ。それだけは絶対に違う」
「そっか…ありがとう、先生…」
私の手を包み込むようにカヨコの手が触れる
「カヨコの手、柔らかくて暖かいね」
「ふふっ…先生の手はちょっと冷たすぎるかな…」
手を包み込む暖かい感触と耳から伝わる脳を溶かすような声に少しづつ瞼が重くなっていく
「いつもお疲れさま、先生…」
意識が暗闇に溶けていく瞬間、そんな声が聞こえた気がした… - 2二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:22:29
シャーレの激務で上手く寝れなくなって睡眠薬を使うようになった先生を寝かしつけてくれるカヨコママを幻視して産み落とした子です
- 3二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:27:03
カヨコに寝かしつけてもらうならやっぱり添い寝+手握り+子守唄は最強コンボだと思う
- 4二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:41:51
先日の者?
- 5二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:44:06
寝つきが悪い先生にシャーレの業務を1日だけサボらせて外に遊びに連れ回してくれるカヨコの記憶が脳内に溢れて来たので出産してきます
- 6二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:45:28
先日のがどれかは分からないけどここ何日か以内のカヨコのスレだったら多分私です
- 7二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:15:07
- 8二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:19:29
「おはよう、先生…。よく眠れた?」
目を覚ますとそこには微笑んでいるカヨコがいた
どうやら深夜に目覚めるようなこともなく朝までたっぷり寝られたようだ
「ああ、昨夜はカヨコのおかげで本当によく眠れたよ」
「そう、それならよかった…。ねえ、先生?今日は全部サボって遊びに出かけてみない?」
「い、いや、流石にサボるのはちょっとね…」
「1日だけちゃんと寝れてもまだまだ疲れは溜まってるでしょ。その様子じゃ仕事も捗らないと思うけど」
「う、確かにそう言われるとそうかもしれない」
「ほら、それじゃあ出かけよう。私のオススメはレコード屋。きっと先生が落ち着いて聞ける曲もあると思う」
レコード屋につくと早速カヨコがオススメの曲を教えてくれた
「この曲はどう……先生?今の先生にヘビーメタルは刺激が強すぎると思ってジャズにしてみたんだけど…」
「うん、確かにこの曲は聞いていて落ち着くね」
「そう言ってもらえてよかった…いつものお礼って言うのもなんだけど、このレコードは私から先生へのプレゼントにする。先生が気に入ってくれたなら、きっと良い曲だろうから…」
カヨコの気遣いのおかげでこれからはゆっくり寝られそうだ - 9二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:21:32
知らない曲でも先生のオススメだからという理由で「きっと私も好きだと思う」とサラッと言ってくるカヨコにキュンキュンした情動を込めました
- 10二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:26:10
さらっと同棲しとる
- 11二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 22:30:05
カヨコが数少ない18歳組の1人なの年齢設定が絶妙すぎる