- 1123/04/10(月) 21:31:52
- 2123/04/10(月) 21:32:34
六花「そろそろ休憩にしない?下のカウンターでお茶でも飲もうよ」
裕太「あ、ありがとう六花…………はぁ。彼女の部屋で勉強教えてもらう彼氏かぁ。考えてみたらちょっと、いやだいぶ情けないよなぁ」
六花「まぁ私も勉強教えながら復習してるみたいな感じだし。あ、そうだ裕太。先に下に行ってて。ちょっと片付けてくから」
裕太「手伝うよ!」
六花「…………女の子の部屋の片付けを手伝う?」
裕太「あ…………」
六花「大丈夫。すぐに済むから。下で待ってて」 - 3123/04/10(月) 21:33:54
六花ママ「あらぁ?響君もう戻って来たの?このまま六花とワンナイトするかと思ってたわぁ」
裕太「お、お邪魔してます…ちょっと勉強見てもらっちゃってて」
六花ママ「おやまあ、学生の本文は勉強。分かってるじゃない。でもさ響君、そんなに成績ヤバいの?」
裕太「…………まあ、色々とあって…………」
六花ママ「ふぅーん…………?」 - 4123/04/10(月) 21:35:02
六花ママ「響君さぁ。ちょぉっとこっち来てくれる?」
裕太「はい?」
六花ママ「そうそうそこ立って、はいエプロン着て。はい出来た。ジャンクショップ『絢』次期店長の響裕太君でーす。パチパチパチパチ」
裕太「え、ええええええっ!?」
六花ママ「いやぁ、私もそろそろこの仕事を引退して好き勝手に生きてみたいのよ。上の子はさっさと家出て大学通っちゃうし、六花もなんやかんやで大学行く予定だしね?この店を任せる後継者が欲しいなーって思ってたわけよ。そしたらまぁ六花ったら、こんな素敵な恋人捕まえちゃって。おまけに将来に不安まで抱えてるなら、コレはもう。他にないでしょ」
裕太「い、いやいやいや!急!!急ですって!!俺、まだ将来の事とか全然!!考えてなくって…………!!」
六花ママ「何よー。ウチの六花捕まえておいて将来の責任取る気ないって訳ぇ?そんな無責任な男だったのぉ?」
裕太「え、えぇっ!?なんでその方向に?」
六花ママ「六花と付き合うって事はこの私の将来の責任も一緒に背負うって事でしょ?」
六花「マ マ ?」 - 5123/04/10(月) 21:35:38
六花ママ「あら六花、聞いてた?」
六花「聞いてたって言うか聞こえてたって言うか!なんで私がちょっと目を話した隙に裕太にダル絡みしてるの!?裕太が困ってるじゃん!!」
六花ママ「ダル絡みなんてしてませんー!私は母親として六花の彼氏の覚悟の程を確かめてたところですー!」
六花「余計な事しないで!裕太の将来とか、私たちの関係とかはこれからゆっくり決めてく話!」
裕太「あ、あの!」 - 6123/04/10(月) 21:36:10
六花ママ「ん?」
六花「裕太?」
裕太「お、俺!別に勉強がダメだとか、大学受験失敗するもか…就職失敗とか…色々とアレな未来は想像しないでもないけど…でも俺、自分なりの未来を想像した時。この店で働いてる姿ってアリなんじゃないかなって思ってるよ。別に失敗した時のセーフティって感じじゃなくて…その…」
六花「ここにジャンクがあるから?」
裕太「それも、ある。だけど俺!この店のこの雰囲気、好きだから。六花が居て、みんなと一緒に色々やって来たこの場所が。だから俺がここで働いて、この店を継いでみたいってのは…………」
六花ママ「ほう…………それはつまり、六花と結婚する気満々と言う?」
六花「ちょっとママ!!それとこれは…………」
裕太「その通りです!!」
六花「うぇぇぇぇぇぇっ!!」
裕太「俺!どんな未来が待ってるかはわからないですけど、六花の事を絶対に幸せにします!!」
六花ママ「うむ!よく言った少年!!」
六花「…………な、なんでこのタイミングで………裕太ぁ!!裕太の馬鹿!!馬鹿馬鹿馬鹿!!!ママも含めてもう知らないからね!!!」 - 7123/04/10(月) 21:37:03
以上です。続きはあんまり考えてない感じ。
- 8二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:37:12
実質プロポーズだ!!
- 9123/04/10(月) 21:40:53
ぶっちゃけ裕太と六花が付き合い始めた時の六花ママのリアクションが知りたい
- 10二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 22:37:01
「えっ、遅っ」